JP2003528561A - 改良された電力サブステーション - Google Patents

改良された電力サブステーション

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JP2003528561A JP2001569959A JP2001569959A JP2003528561A JP 2003528561 A JP2003528561 A JP 2003528561A JP 2001569959 A JP2001569959 A JP 2001569959A JP 2001569959 A JP2001569959 A JP 2001569959A JP 2003528561 A JP2003528561 A JP 2003528561A
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    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
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    • H02M5/02Conversion of ac power input into ac power output, e.g. for change of voltage, for change of frequency, for change of number of phases without intermediate conversion into dc
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J3/00Circuit arrangements for ac mains or ac distribution networks

Abstract

(57)【要約】 送電及び配電ネットワークに使用するためのサブステーション(100)が提供される。このサブステーションは、少くとも1つの入力巻線(112,113)と少くとも1つの出力巻線(114〜117)、及び対応するソリッドステート入力スイッチングネットワーク(104)とソリッドステート出力スイッチングネットワーク(105)を有する絶縁高周波変圧器から成る。各ソリッドステート入力スイッチングネットワーク(104)は、送電ネットワークから入力電力波形を受け取り、高周波波形を変圧器の一次巻線に出力する複数の半導体スイッチングデバイスから成る。ソリッドステート出力スイッチングネットワーク(105)は、変圧器の二次巻線(114〜117)から高周波波形を受け取り、サブステーションから出力電力波形を出力する複数の半導体スイッチングデバイスから成る。入力波形から出力波形を創生するために入力及び出力スイッチングネットワーク(104,105)のスイッチングデバイスの作動を制御するための制御手段(110)が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電力サブステーション(変電所、変電設備又は変電装置)の改良に
関し、特に、送電系統及び配電系統に使用するための電力サブステーション(以
下、単に「サブステーション」と称する)に関する。
【0002】
【発明の背景】
重工業ユーザーにおいても、家庭のユーザーにおいても、電力消費量が年々増
大している。電気は発電所(パワーステーション)の中央部署で創生(発電)さ
れるので、電力を長い距離に亘って伝送(送電)し、かつ、分配(配電)するこ
とが必要とされる。
【0003】 交流電源は、それを創生し、次いでそれを1つの電圧レベルから他の電圧レベ
ルに変換することが容易であるため、電力の伝送は、大抵の場合、交流AC電圧
及び電流を用いて行われるが、場合によっては、特に電力を非常に長い距離に亘
って伝送しなければならないような場合はDC送電系統も用いられる。そのよう
なDC送電系統の一例は、約500kvで送電される英国−フランス間のリンク
である。
【0004】 ACネットワークで電力を伝送するときの電圧は、効率を高めるために必然的
に非常な高圧である。英国では、架空送電線での送電は、128kv、160k
v、220kv及び280kvの電圧で行われるのが一般的であるが、他の国で
は、行政による規定や歴史的な理由から様々な異なる電圧が用いられている。一
般に、送電は150kv以上の電圧で行われ、配電は150kvより低い電圧で
行われる。この電圧レベルは、住宅の電圧(通常、三相で400v)より相当に
高いので、送電線から電力を引き出すとき高電圧から低電圧に変換する必要があ
る。
【0005】 電力は、サブステーションで主送電線から取り出されるが、サブステーション
は、主として2つのカテゴリー、即ち、変圧器サブステーションとスイッチング
(切換え)サブステーションに分類される。
【0006】 変圧器サブステーションの役割は、送電線ネットワークの超高電圧から工業団
地や住宅団地のような特定地域への発電及び配電に適する中間電圧へ変換するこ
とである。例えば、英国ではサブステーションは、通常、220kvの入力電圧
を市街地への供給に適する60kvの出力電圧に変換することが要求される。サ
ブステーションは、通常、市街地の外に設置されており、ネットワーク送電線へ
の最初のタップ(取り出しポイント)として機能する。
【0007】 スイッチングサブステーションの役割は、単に、配電ネットワークの一部分か
ら他の部分へ電力を差し向けることである。通常、その仕事は、環状配電ネット
ワークからタップを取ることである。スイッチングサブステーションは、一般に
、電圧を逓昇も逓降もさせない。
【0008】 もちろん、サブステーションは、鉄道ネットワークへの電力の電送及び分配等
の他の役割を果たすこともできるが、一般に、すべてのサブステーションに共通
の特徴は、第1電圧で入力を受け取り、第2電圧で出力を供給することである。
それらの2つの電圧は、通常、高さが異なるが、高さは同じで、伝送遅延のため
に位相が異なる場合もある。
【0009】 現在は、送電系統及び配電系統において高い電力レベルを維持することができ
ることから、AC電力の使用が最も一般的であり、AC電力を使用した場合、サ
ブステーションは、電圧を1つのレベルから他のレベルに変換するための単純な
変圧器を中心として建設することができる。これらのサブステーションは、故障
の場合に、変圧器を隔離して(切り離して)修理を実施することができるように
、回路遮断器(サーキットブレーカ)によって保護される。電力供給の継続を保
証するために、通常は2つの変圧器が並列に設けられ、各々変圧器が回路遮断器
(以下、単に「遮断器」とも称する)を介してネットワークに接続され、一方の
変圧器を通しての電力の伝送(送電)を維持した状態で他方の変圧器を完全に隔
離することができるようになされている。
【0010】 変圧器からの出力電圧を微調整するために、通常、1つ又は複数のタップ切換
え器が設けられる。使用において、出力電圧が周期的にモニターされ、タップ切
換え器が動かされて適正な出力電圧が得られるまで変圧器巻線の1つ又は複数の
巻きが増減される。
【0011】 融通性が限られていることの他に、変圧器依拠サブステーションのもう1つの
欠点は、変圧器設備が極めて大型になり、作動が精巧でないことである。
【0012】 架空線を用いる送電ネットワークに特有の1つの問題は、架空線を通して送る
ことができる電力の量が架空線の状態(例えば、メンテナンス作業中)だけでな
く、天候状態によっても左右されることである。暑い天候では、架空線即ち送電
ケーブル(「送電線」又は単に「電線」又は「ケーブル」とも称する)が膨張し
、地面に向かって垂れ下がる。その結果、架空線を通して送ることができる電力
の量を減少させることになる。又、風のある日には、風がケーブルが発する熱を
放散させるのを助成するので、静穏な日よりも架空線を通して送ることができる
電力の量が増大する。受動変圧器に依拠する既知のサブステーションでは、送電
線を通る電力の流れ(電流)を最適化するには、そのような電流の変動を補償す
るために上流に追加の回路を設ける必要がある。
【0013】 例えば、電流を最適化するのに用いることができるデバイスの1つとして、電
線インダクタンスの変化をバランスさせるために電線に可変リアクタンスを導入
するVAR補償器から成るデバイスがある。しかし、そのようなデバイスの追加
は、システムの複雑さを増大させ、設備コストを増大させることになる。
【0014】
【発明の概要】 本発明の目的は、受動変圧器から成る既知のサブステーションの問題点の幾つ
かを克服する送電及び配電ネットワークに使用するためのサブステーションを提
供することである。
【0015】 本発明の第1の側面においては、送電及び配電ネットワークに使用するための
サブステーションであって、 少くとも1つの入力巻線と少くとも1つの出力巻線を有する単相絶縁高周波変
圧器と、 複数の半導体スイッチング(切換え又は開閉)デバイスから成り、送電ネット
ワークから入力電力波形を受け取るための少くとも1つの入力ノードと、該変圧
器の一次巻線に接続された少くとも1つの出力ノードを画定するソリッドステー
ト高周波入力スイッチングネットワークと、 複数の半導体スイッチングデバイスから成り、該変圧器の二次巻線に接続され
ており、該サブステーションから出力電力波形を取り出すことができる少くとも
1つの出力ノードを画定する少くとも1つの出力側ソリッドステート高周波スイ
ッチングネットワークと、 前記入力ノードに印加された前記入力波形から前記出力ノードで前記出力波形
を創生するために前記入力スイッチングネットワーク及び出力スイッチングネッ
トワークの前記スイッチングデバイスの作動(開閉)を制御するための制御手段
と、 から成るサブステーションが提供される。
【0016】 これによって、本発明は、既知の変圧器式サブステーションに代えて、入力波
形から出力波形を創生するように適当な半導体デバイスを操作する制御手段を備
えた半導体式サブステーションを提供する。
【0017】 本発明に用いられるスイッチング回路及び変圧器に関連して用いられる「高周
波」という用語は、50Hz等の通常の供給電力に対して高いという意味であり
、例えば約1kHz以上の周波数を意味する。
【0018】 このシステムは、スイッチの制御が、入力ノードに印加された電流及び、又は
電圧によって測定される、入力電線の電力の状態に従って行われるという点で能
動的である。
【0019】 本発明のサブステーションは、150kvより高い、又は100kvより高い
、あるいはおそらく10kvよりも高い入力電圧で作動するように構成すること
が好ましい。
【0020】 制御手段は、入力電圧の状態をモニターし、その測定値に従ってスイッチング
デバイスのための制御信号を改変又は発生するようになされた測定手段を含むも
のとすることができる。
【0021】 そのような能動制御システムの使用は、従来技術を上回るいろいろな利点を提
供する。第1に、それは、創生される出力電圧に対する制御を大幅に改善する。
従来の受動変圧器システムでは、出力電圧波形は、変圧器の巻数比によって入力
電圧に対して固定される。しかしながら、本発明のサブステーションでは、出力
は、そのような制限的な態様で変圧器の構造によって左右されることがない。実
際、1:1の巻数比でも使用可能であるが、電圧の変換は、スイッチングデバイ
スの作動だけに依存する。
【0022】 入力側のスイッチングデバイスは、入力供給電源の各位相に対して少くとも1
つの入力ノードを有するブリッジ回路を含むものとすることができる。通常、三
相配電ネットワークに3つの入力ノードが設けられる。入力スイッチングデバイ
スは、タンク回路を構成する共振素子を含むものとすることができ、そのスイッ
チング回路はタンク回路内に電流を維持する働きをする。
【0023】 本発明においては、変圧器は単相変圧器とすることが好ましい。これに対して
、従来技術の受動システムでは、変圧器は、各入力位相ごとに変圧器位相を有し
ていなければならない。従って、三相入力供給電源に対しては、三相変圧器が必
要とされる。
【0024】 単相変圧器が設けられた場合、制御手段は、変圧器の入力側には単一の実質的
に正弦曲線の波形が創生され、変圧器の出力側の半導体スイッチングデバイスは
変圧器の出力から異なる位相の1つ又は複数の波形を再構成するように作動され
るように半導体スイッチングデバイスのスイッチング(開閉)を制御する構成と
することができる。
【0025】 最も好ましい実施形態では、制御手段は、入力電圧の波形とは独立した少くと
も1つの出力波形を創生するように半導体スイッチングデバイスを制御する構成
とする。その場合、ノイズのある入力波形からきれいな波形を創生することがで
きる。これは、受動変圧器サブステーションを用いたのでは達成できない。なぜ
なら、受動変圧器サブステーションは、入力のノイズを出力波形に忠実に再生す
るからである。
【0026】 半導体スイッチングデバイスは、スイッチングデバイスの1つ又は複数個、又
は変圧器、又は制御手段が故障した場合は、電力が変圧器を通して伝送されない
ように変圧器に対して配置することができる。これは、フェールセーフ構成とし
て機能する。一実施形態では、すべてのスイッチングデバイスを同一の状態に強
制的に移動させ、入力波形を変圧器から隔離することによってフェールセーフモ
ードを達成することもできる。
【0027】 本発明の制御手段は、少くとも入力スイッチングネットワークの半導体スイッ
チングデバイスを、サブステーションの入力インピーダンスを供給線の供給イン
ピーダンスにマッチさせるような態様に制御する構成とすることができる。それ
によって、供給線からの電力伝送を最大限にし、受動変圧器依拠システムによっ
て同様の結果を得るためには必要とされる別個のVAR補償器を設ける必要性を
排除することができる。
【0028】 ソース(供給源)インピーダンスは、制御手段の制御により半導体スイッチン
グデバイスの1つ又は複数個のスイッチ(開閉)状態を変更することによってリ
アルタイムで制御することができる。入力(ソース)インピーダンスをモニター
するためのモニター手段を設けることができ、制御手段は、このモニター手段に
応答して作動するようにすることができる。
【0029】 制御手段は、又、入力波形とは位相が異なる出力波形を創生するように半導体
スイッチングデバイスを制御する構成とすることができる。その場合、制御手段
は、例えば出力波形を負荷の需要にマッチさせるために、出力の位相を時間の経
過とともに徐々に変更させるように構成することができる。
【0030】 更に高度の実施形態では、電流ドレインが優先最大限を超えた場合、創生され
る出力電圧を低下させるように構成された制限手段を設けることができる。この
制限手段は、過剰な負荷電流が引き出された場合、電圧を一時的に低下させるた
めに用いることができる。この制限手段は、負荷によって引き出される出力電流
をモニターするためのモニター手段と、その電流が閾値を越えた場合出力電圧を
低下させるように半導体スイッチングデバイスに印加される制御信号を改変する
ための信号改変手段とで構成することができる。
【0031】 いろいろな制限制御を達成するために、システムの高度化の度合(精巧度)を
変えることができる。一実施形態においては、負荷によって引き出される(消費
される)電流の所定定度合の変化率に応答して制御信号を変更することができる
。それによってこのシステムをフューズの機能に似せることができる。
【0032】 本発明のソリッドステートサブステーションは、配電ネットワークの幾つかの
新規な構成を提供するのに用いることができる。
【0033】 従って、本発明の第2の側面によれば、送電及び配電ネットワークであって、 発電機からの電力を伝送するための送電線と、 該送電線に接続された、上記第1の側面によるサブステーションと、 該サブステーションから負荷へ電力を供給するために該サブステーションの出
力に接続された1つ又は複数の配電線と、 から成る送電及び配電ネットワークが提供される。
【0034】 ここで、「負荷」とは、モータや炉などの直接的負荷、あるいは他のサブステ
ーション、あるいは他のネットワークの一部分のことをいう。
【0035】 負荷は、発電機からの交流電圧を伝送するための第2送電線を備えている場合
があり、その場合、サブステーションは、その制御手段が、(第2送電線を含む
)第2ネットワークに供給するために第2ネットワークの電圧の位相と同相の出
力波形を創生するようにスイッチングデバイスのスイッチング(開閉)を制御す
るように構成することができる。従って、供給源からの電力を分かち合うために
互いに位相の異なる、あるいは、周波数さえも異なる2つのネットワークを共通
の供給源に容易に接続することができる。
【0036】 少くとも2つのサブステーションを供給線と出力負荷との間に並列に接続する
ことができる。それによって、一方のサブステーションが故障した場合、一方の
サブステーションを修理のためにネットワークから切り離し、その間他方のサブ
ステーションの作動を継続することができる。
【0037】 各サブステーションの上流に回路遮断器を設けることができ、それによって、
サブステーションを送電線から隔離する(切り離す)ことができる。
【0038】 ネットワークは、消費者向け送電及び配電ネットワークによって構成すること
ができる。この送電線は、例えば145kv又はその前後、又はおそらく220
kv又はそれより高い電圧を供給することができる。
【0039】 負荷は、36kv、又はおそらく20kv、又はそれらの値のどちらよりも高
い電圧で作動するものであってよい。
【0040】 あるいは別法として、上記ネットワークは、電気鉄道システムのための供給ネ
ットワークを構成するものとすることもできる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下に、添付図を参照して本発明の好ましい実施形態を例として説明する。 図1に示された従来技術のサブステーション1は、145kvの電圧の波形を
搬送する2本の入力三相送電線2a,2bと、家庭用供給ネットワークへ配電す
るための36kvの電圧の4本の三相出力線3a,3b,3c,3dの間に接続
されている。
【0042】 図1の左側部分を参照して説明すると、2本の入力送電線2aと2bは、スパ
ー線10によって互いに接続されており、各スパー線(以下、単に「スパー」と
も称する)10は、中央タップ13と、該中央タップ13と各入力送電線2a,
2bとの間に設けられた2つの断路器(電気アイソレータ)11,12を備えて
いる。断路器11と12は、中央タップ13を両方の送電線2a,2bから完全
に隔離する(切り離す)ために両方共に開放させる(即ち、非導通にする)こと
ができる。あるいは、中央タップ13を送電線2a,2bのどちらか一方に接続
するために一方の断路器を閉成する(即ち、導通にする)ことができる。
【0043】 中央タップ13は、供給線即ち入力線20の、三相変圧器21の入力側への取
り出しポイントを構成する。変圧器21の、やはり三相の出力端は、スパー22
を介して4本の三相出力線3a,3b,3c,3dに接続されている。
【0044】 変圧器21を修理又は交換のために供給線20隔離することができるように変
圧器21と中央タップ13との間に回路遮断器23と断路器24が直列に接続さ
れている。
【0045】 変圧器21の下流にも、変圧器21を出力線3a,3b,3c,3dから隔離
することができるように別の回路遮断器25が設けられている。もちろん、平常
稼働中は、回路遮断器23,25は、電流を変圧器21の巻線を通して通流させ
るように閉成されている。
【0046】 更なる保護を与えるために、各出力線3a,3b,3c,3dは、それぞれの
回路遮断器26,27,28,29を介して変圧器21に接続されている。
【0047】 スパート、中央タップと、変圧器と、回路遮断器/断路器の組立体とそっくり
同じものが、図1の右側部分にも設けられ、2つの並列接続回路が形成されてい
る。この構成(2つの並列接続回路)は、一方の変圧器の作動が停止された場合
にも、電力供給の継続を可能にするために必要とされる。
【0048】 図に示されるように、145kvの供給源電圧に対して、各変圧器21が36
kvに逓降させる場合、変圧器21は、通常、60〜90MVA(メガワット)
の電力を扱うことができなければならない。従って、変圧器は極めて大きなサイ
ズとなる。
【0049】 本発明の原理によれば、図1に示された従来技術のサブステーションに代わる
改良されたサブステーションが提供される。本発明のサブステーション100は
、図2に示されている。図2において、三相電流を搬送する接続部分は、3本の
細い平行斜線で示されている。
【0050】 図2のサブステーションの基本的な構成は、2つの(左右の)同じ変圧器回路
を有しているという点に関する限り図1のものと同じである。本発明のサブステ
ーションの主要な相異は、三相変圧器を用いる受動システムではなく、各変圧器
回路が高周波数、例えば約1kHz以上の周波数のスイッチング回路に接続され
た単相変圧器101を備えていることである。説明を簡略にするために、このス
イッチング回路の左半分だけについて説明する。図1の構成部品と同様な部品は
、同じ参照符号で示されている。
【0051】 単相変圧器101は、それぞれ入力スイッチング回路106,104に接続さ
れた2つの入力巻線即ち一次巻線112,113と、それぞれ出力スイッチング
回路105a,105b,105c,105dに接続された出力巻線即ち二次巻
線114,115,116,117を有する。出力スイッチング回路105a,
105b,105c,105dは、それぞれ、出力負荷線3a,3b,3c,3
dに接続されている。サブステーションの信頼性を高め、各負荷への電力供給管
理の融通性を高めるために、それぞれ対応するスイッチング回路に接続された数
個の二次巻線を用いることができる。送電線2a,2bから変圧器101への供
給線20は、入力スイッチング回路104の入力ノード103に接続される。実
際の実施においては、三相送電線に対して、入力スイッチング回路104には3
つの入力ノード103が必要とされる。使用において、変圧器101の入力即ち
一次巻線112又は113は、それぞれの巻線112又は113に適正な波形を
創生させるように制御される入力スイッチング回路106又は104によって駆
動される。この波形は、出力即ち二次巻線114〜117内に複製され、出力ス
イッチング回路105a〜105dは、それらの出力ノード107に目標の出力
波形を創生させるように制御される。
【0052】 入力スイッチング回路104,106及び出力スイッチング回路105は、各
々、ブリッジを形成するように接続された、例えばIGBTのような半導体スイ
ッチングデバイスのネットワーク(回路網)を構成する。
【0053】 図3は、入力スイッチング回路104のための適当なスイッチングネットワー
クの一例を示す。この入力スイッチング回路104は、電力コンバータを構成す
るものであり、半導体スイッチSW1,SW2,SW3,SW4,SW5及びS
W6が、DCリンク電圧(VDC)と三相50Hz、AC波形との間に二方向電
力を流すことができるようにする可逆整流器を構成する。これらのスイッチの作
動は、慣用の高周波パルス幅変調(PWM)法を用いてマーク対スペース比可変
方形波が創生されるようになされ、それらの電圧レベルはDCリンク電圧によっ
て設定される。これらの電圧レベルの平均が、ACフィルターインダクタL
,Lの一端に印加される電圧を規定する。この整流器回路は供給電力だけ
を基準とするので、PWM作用によって創生される3つの電圧の平均は、三相供
給電力の平均電圧に等しくなければならない。PWM作用によって創生される3
つの電圧は、AC供給電力に対して、同周波数で、可変振幅及び位相の三相50
Hz正弦波となる。この振幅及び位相は、インダクタL,L,Lを通る電
流の大きさ及び位相を規定するように制御される。PWM創生電圧を供給電力の
電圧より進ませるか、遅らせるかを制御することにより、電力を供給源へ通すか
、供給源から引き出すかを制御する。同様にして、供給電力の電圧に対するPW
M創生電圧の大きさが、適用される力率修正度を決定する。そのようなコンバー
タの制御は、慣用技術であり、これを実施する方法の詳細な説明については、I
EE会報、Part C,第140巻、No.4、1993年7月刊行に掲載さ
れたショーダー、メータの「最新静止VAR補償装置のベクトル解析と制御」と
題する論文、及び、IEE会報、電力応用部,第146巻、No.5、1999
年9月刊行に掲載されたバラス、ケイドの「間接的電圧検出を用いたPWM整流
器」と題する論文を参照されたい。フィルターキャパシタCの値は、AC供給
電圧源の不均衡電圧に起因する、DCリンク電圧中の100Hz電圧調和成分を
最少限にするように設定しなければならない。
【0054】 半導体スイッチSW7,SW8,SW9,SW10は、高周波変圧器101を
通して二方向電力を流すことができる完全4四分円ブリッジ回路を構成する。電
力ソース(電源)を、他のソースが存在する場合、それらの他のソースとと並列
に高周波変圧器へ供給するには、該変圧器と直列関係に何らかのリアクタンスが
存在していなければならない。変圧器は、別個の部品を必要しないだけのある程
度の自己インダクタンスを有している。2対のスイッチSW7,SW8;SW9
,SW10は、各々、時間とともに変位する方形波を創生するために高周波PW
Mを用いる。2つの方形波間の変位の度合が、変圧器に印加される波形の振幅(
大きさ)を規定する。変圧器に電力を印加する数個の電力源が存在する場合、電
力の流れ(流量)は、変圧器電圧とブリッジスイッチングによって導出される電
圧との位相関系によって規定される直列インダクタLに印加される電圧によっ
て決定される。この動作は、産業応用に関するIEEE会報、第28巻、No.
6,1992年11/12月に掲載された「高電力複動DC−DCコンバータの
性能特性」と題するケラルワラ、ガスコイン、ディバン、ブラウマンの論文に記
載されている動作に類似しているので、詳細はその論文を参照されたい。この文
献に記載された構成では、変圧器の両側にコンバータが配置され、それらのコン
バータ間の位相遅延を用いてスイッチングの動作の改善が図られる。又、プレス
マン著「電力供給のスイッチング設計」マグローヒル、ISBN0−07−05
2236−7、1998年刊には、本発明に用いることができるその他のいろい
ろ型式の電力コンバータが、記載されている。
【0055】 別法として、又、好ましくは、スイッチング回路104は、2000年3月1
8日付で出願された英国特許願GB0006513.6号の優先権を主張した本
出願人の国際特許出願(PCT)の図2を参照して説明されているような共振マ
トリックスコンバータとすることができる。上記国際特許出願に記載された例は
、モータ電力供給のための例であるが、その原理は、本出願のケースにも等しく
適用することができる。
【0056】 再び、図2を参照して説明すると、出力線3a〜3dの三相出力は、目的の位
相及び周波数の波形を「再構成」するように出力スイッチング回路105a〜1
05d内のソリッドステートスイッチングネットワークを制御するために、パル
ス幅変調(PWM)を用いて単相変圧器波形から再構成される。各出力スイッチ
ング回路105は、入力スイッチング回路104の鏡像とすることができるので
、必要に応じて異なる電圧及び電流定格とすることを除いて、これ以上の説明を
要さない。又、出力波形の形状を整形するために既知の平滑回路が設けられる。
【0057】 図2に符号Eで示されるように、本発明のこの実施形態では、バックアップD
Cエネルギー蓄積又は供給の手段を設けることが提案される。電力エレクトロニ
クスに用いられるDCエネルギー蓄積の最も一般的で信頼できる形態は、少量な
いし中程度の量のエネルギー蓄積のためのキャパシタに依存するものであるか、
あるいは、大容量エネルギーのためのバッテリーに依存するものであるが、燃料
電池もバックアップ供給源として用いることができる。そのようなバックアップ
エネルギーシステムは単相変圧器101の二次巻線112を介して作動させるの
が便利であり、エネルギー蓄積デバイスEへの電流の流入量及び蓄積デバイスか
らの電流の流出量を調整する必要がある。従って、エネルギー蓄積デバイスEは
、入力スイッチング回路106を介して変圧器101にインタフェース接続され
る。スイッチング回路106は、例えば、2000年3月18日付で出願された
英国特許願GB0006513.6号の優先権を主張した本出願人の国際特許出
願(PCT)の図1を参照して説明されているようなDC−AC高周波インバー
タから成るものとすることができる。
【0058】 あるいは別法として、入力スイッチング回路106は、図4に示されるように
構成することもできる。この構成では、変圧器101とエネルギー蓄積デバイス
E(図ではバッテリーとして示されている)との間に二方向電力流を流すことが
できるように慣用の完全4四分円ブリッジ回路が用いられている。この回路は、
図3を参照して説明した完全4四分円ブリッジ回路と同じ態様で作動するので、
改めて説明する必要はない。
【0059】 図2に戻って説明すると、入力スイッチング回路104,106及び出力スイ
ッチング回路105は、制御装置110から発せられ、制御線111を通して送
られる制御信号によって制御される。制御装置110は、制御信号を発生する中
央演算処理装置(CPU)から成る。この処理装置は、適当な制御プログラムか
らの命令と、入力線20を通って入力スイッチング回路104へ流れる電流と電
圧を測定する測定デバイスDから線102を通して送られる信号によって表され
る送電線2a,2bの電力供給の状態とに応じて適正な信号を創生する。測定デ
バイスDは、例えば、それ自体は周知である電圧・電流変成器(「変圧器」と総
称される)から成るものとすることができる。
【0060】 制御装置110のための制御プログラムは、変圧器101と同じローカル電力
ネットワークに給電する他の電力ソースが存在する場合、ネットワークの電力の
安定性を助成するように出力線3a〜3dの電流及び、又は電圧を調整するため
に、自然サンプリングモード又はスライディングモード制御等の周知のPWM法
を用いることができる。ここで、発電のために用いられる同期機は、本来的に他
の発電ソースと同期して作動することに留意されたい。そのような同期機又はそ
れが接続されている電力システムに何らかの位相攪乱が生じた場合、同期機の慣
性によって抵抗される、平衡状態を回復しようとする強い力が働く。しかしなが
ら、電力ネットワークが大型になり、複雑化すると、この回復力の性質が、異な
る発電機及び負荷が相互に作用する態様に因り阻害される傾向がある。この点、
本発明の場合、そのような回復力及び慣性が存在せず、位相ロックが電子的に制
御されるので、本発明のサブステーションは、それが接続される電力伝送及び分
配システムの動的安定性に悪い影響を及ぼすことがない。
【0061】 エネルギー蓄積デバイスEの使用を必要とする場合の一例として、時に起こる
ことがある、送電線2a,2bの供給電圧波形に短い(例えば、半サイクルまで
の)断絶が生じた場合を想定すると、そのような断絶(ブレーク)は、測定デバ
イスDによって制御装置110に信号で通報され、制御装置110は、対応する
一次巻線113に波形を創生しないように適当な制御信号によって入力スイッチ
ングデバイス104を切り換えることができ、それと同時に、出力スイッチング
デバイス106も切り換えて蓄積デバイスE(キャパシタ列)から電力の短い(
短時間の)バーストを供給させ、サイクルの欠落部分を埋めることができる。平
常作動が再開されたならば、このキャパシタ列Eは、送電線2a,2bから供給
線20及び一次巻線113を通して取り出されたエネルギーを用いて再充電する
ことができる。
【0062】 単相高周波変圧器と組み合わせてソリッドステート高周波入力及び出力スイッ
チング回路を設けることにより、大きな作用効果が達成される。それらの利点の
幾つかを以下に説明する。
【0063】 (1)整合シンクインピーダンス制御 入力スイッチング回路104のようなコンバータ回路の入力インピーダンスは
、コンバータによって引き出された入力電流をコンバータに印加される電圧と対
比させる尺度となる。先に述べたように、3つの位相の電圧及び電流は、各々、
「スライディングモード制御」と称される技法によって表すことができる。即ち
、3つの位相の各々の振幅が、二次元空間に単一の回転ベクトルとしてマップさ
れる。ここで、平衡三相系の場合はゼロとなるはずの、第3の数字が創生される
ことに留意すべきである。電圧及び電流のベクトルが互いに重なる場合は、コン
バータ回路の入力インピーダンスは抵抗性であり、電流が電圧より前に進んでい
る場合は、入力インピーダンスは並列RC(抵抗−キャパシタンス)ネットワー
クとみなすことができる。電流は、伝送系のインダクタンスのために電圧より遅
れる自然の傾向がある。そのために、コンバータの端子電圧を低下させ、従って
、これを補償するようにソース電圧に対する電流の関係を規定する直接的な方法
によって伝送損(送電損)を減少させることができる。それは、本発明によれば
、各スイッチデバイスのための制御信号を適切に選択することによって簡単に達
成することができる。
【0064】 上述した本出願人の国際特許出願(PCT)の図2に示された回路を考察する
と、スイッチングデバイスがブリッジの形に接続されており、入力インダクタの
電流を規定された態様で調整するようにブリッジ回路のスイッチング(開閉)を
制御することを必要とする。3アームブリッジを有する三相ACシステムを考え
てみると、このインバータの半サイクルごとにそれらのスイッチングデバイスの
スイッチの組合せとして8つの組合せが可能である。スイッチ(開閉)状態は、
「タンク回路」の共振作動を維持するとともに、インダクタンス他の電流を調整
するために、共振回路の半サイクルごとにゼロ電圧に達したとき切り換えること
ができる。(タンク回路は、上記国際特許出願の図2に示され共振マトリックス
コンバータの出力端を通る共振LCネットワークである。)入力電圧Vsが半サ
イクル期間中にごく僅かしか変化しないと仮定すると、インダクタの電流の変化
は、理論的には下式
【数1】によって与えられる。
【0065】
【数1】
【0066】 上式
【数1】において、Vは、スイッチ状態に応じて、ピークタンク回路電圧
の+Vrか、−Vrのいずれかである。電流の変化をスイッチ状態の8つの組合
せについてベクトル空間にマップすれば、六角形として6つの値が得られ、2つ
のスイッチ状態は、六角形の中央ですべて「高」又はすべて「低」を表す。六角
形の向きは、空間内の電圧の位置に関係し、六角形の大きさは、入力インダクタ
Lsの大きさに関係する。これは、任意の特定のスイッチ状態を選択したとき、
その結果得られる電流の変化が基準電流値を最少限の誤差でもって追跡するのに
充分であるように選択することができる。値が大きすぎると、電流に生じる変化
が基準電流値を追跡するのに充分に大きい変化とならず、反対に、値が小さすぎ
ると、各工程において電流に生じる変化が過度になり、入力側に高いレベルの電
流リップルが生じる。
【0067】 (2)フェールセーフの電力保護 高周波変圧器による隔離を用いることの利点は、中間周波数が上昇すると、一
次巻線と二次巻線の間に伝送されることがあるかとエネルギーが減少することで
ある。即ち、一次側のコンバータ回路104をスイッチ動作をしないように停止
することによって、変圧器101の一次巻線から二次巻線へ流れるエネルギーを
無視しうる程度にすることができ、それによって、フェールセーフの回路遮断器
動作が得られる。既知の回路遮断器システムでは、電流の遮断を始動するには何
らかのアクションを起こさなければならないので、遮断器が正常に動作するかど
うかについて常に疑念がつきまとう。本発明によれば、電流の遮断は、何らかの
アクションを起こさせないことによって実行される。これは、アクションを開始
することより本質的に信頼性が高い。更に、この方式は、「フェールセーフ」と
することができる。即ち、1群の選択された信号のうちのどれか1つでも欠落す
れば、コンバータの動作を確実に禁止することができる。
【0068】 システム保護のモードは、サブステーションシステム自体に損傷が惹起される
おそれがある場合のモードと、サブステーションが給電しているシステムに損傷
が惹起されるおそれがある場合のモードに分けることができる。電力の伝送は高
い信頼性を有していなければならないので、電力供給は、変圧器101の二次側
においていろいろなサブかいろに分けられる。出力スイッチング回路105a〜
105dは、常態では電力の流れを制御し、電力の流れを遮断するために入力ス
イッチング回路104を使用するのは、コンバータシステム自体内にのみ発生す
るような破滅的な故障の場合だけである。
【0069】 これらのコンバータが作動する態様は、それが給電している回路内に存在する
最大限の電流に耐えるように定格付けされていることを意味する。それは、R.
M.S.電流負荷に基づくシステムの定格電流よりはるかに高いレベルにある。
負荷は、すべて、変圧器結合されており、1つの変圧器が最初にスイッチオンさ
れたとき、一瞬の間、不平衡な給電を行って飽和状態になり、高い過渡的単一方
向電流を流すことがある。しかし、これは、通常、数サイクル以内に収まる。重
要なことは、制御装置110に組み込まれた給電保護機能が、この過渡的現象の
発生と故障電流とを識別することができることである。通常、関数∫idt(
iは負荷から引き出された電流)が許容レベルを超えて上昇するかどうかを判定
することによって、過渡的過負荷と故障電流とを識別する。かくして、下記の保
護モードを提供することができる。
【0070】 1.変圧器101の二次側の出力スイッチング回路105a〜105dから引き
出された電流が変圧器の一次側の入力スイッチング回路104,106の最大定
格を越えた場合、制御装置110は、入力スイッチング回路を作動禁止にするこ
とができ、二次側へのそれ以上の電力伝送を阻止する。
【0071】 2.負荷からの電流が出力スイッチング回路105a〜105dの定格を越え
た場合、あるいは、入力スイッチング回路104に対して設定されたレベルより
低く設定されたレベルに達したとき、制御装置110は、電流を最大限レベル以
内に維持するように出力電圧を減少させることができる。この状態が過度の時間
(例えば、100msを超える時間)継続すると、出力スイッチング回路を作動
禁止にしなければならない。
【0072】 関数∫idt(iは負荷から引き出された電流)の結果が許容レベル超えて
上昇した場合、出力スイッチング回路105a〜105dを作動禁止にしなけれ
ばならない。このレベルは、負荷システムのR.M.S.定格の電流レベルを表
すように設定することができ、標準短時間の過度電流が負荷システムを作動させ
ることがないように充分に高いレベルとしなければならない。
【0073】 ここに開示した実施形態は、本発明を限定することを企図したものではなく、
他のいろいろな実施形態が可能であることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、電力伝送及び分配ネットワークに使用するための従来技術の受動サブ
ステーションの概略図である。
【図2】 図2は、供給ネットワークに使用するための本発明によるサブステーションの
概略図である。
【図3】 図3は、図2のコンバータ104を具体化するための1つの態様を示す概略図
である。
【図4】 図4は、図2のインバータ106を具体化するための1つの態様を示す概略図
である。
【符号の説明】
1 サブステーション 2a,2b 入力三相送電線、入力送電線、送電線 3a,3b,3c,3d 三相出力線、出力線、出力負荷線 10 スパー線、スパー 11 断路器 13 中央タップ 20 供給線、入力線 21 三相変圧器、変圧器 22 スパー 23,25 回路遮断器 24 断路器 26,27,28,29 回路遮断器 100 サブステーション 101 単相変圧器、変圧器、高周波変圧器 102 線 103 入力ノード 104 インバータ 104 入力スイッチング回路、入力スイッチングデバイス、コンバータ回路、
コンバータ 104,106 入力スイッチング回路 105a,105b,105c,105d 出力スイッチング回路、出力スイッ
チングデバイス 106 入力スイッチング回路、インバータ 107 出力ノード 110 制御装置 111 制御線 112,113 一次巻線 114,115,116,117 二次巻線 200、E エネルギー蓄積手段、エネルギー蓄積デバイス、キャパシタ列 C フィルターキャパシタ D 測定デバイス L,L,L インダクタ、フィルターインダクタ L インダクタ Ls 入力インダクタ SW1,SW2,SW3,SW4,SW5 半導体スイッチ SW7,SW8,SW9,SW10 半導体スイッチ Vs 入力電圧
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年7月15日(2002.7.15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項15】 前記サブステーションの上流に回路遮断器と断路器が設け
られ、該サブステーションの下流に断路器が設けられていることを特徴とする請
求項12〜14のいずれか1項に記載の送電及び配電ネットワーク。
【手続補正書】
【提出日】平成14年10月30日(2002.10.30)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0048
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0048】 図に示されるように、145kvの供給源電圧に対して、各変圧器21が36
kvに逓降させる場合、変圧器21は、通常、60〜90MVA(メガボルトア
ンペア)の電力を扱うことができなければならない。従って、変圧器は極めて大
きなサイズとなる。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0057】 図2に符号Eで示されるように、本発明のこの実施形態では、バックアップD
Cエネルギー蓄積又は供給の手段を設けることが提案される。電力エレクトロニ
クスに用いられるDCエネルギー蓄積の最も一般的で信頼できる形態は、少量な
いし中程度の量のエネルギー蓄積のためのキャパシタに依存するものであるか、
あるいは、大容量エネルギーのためのバッテリーに依存するものであるが、燃料
電池もバックアップ供給源として用いることができる。そのようなバックアップ
エネルギーシステムは単相変圧器101の一次巻線112を介して作動させるの
が便利であり、エネルギー蓄積デバイスEへの電流の流入量及び蓄積デバイスか
らの電流の流出量を調整する必要がある。従って、エネルギー蓄積デバイスEは
、入力スイッチング回路106を介して変圧器101にインタフェース接続され
る。スイッチング回路106は、例えば、2000年3月18日付で出願された
英国特許願GB0006513.6号の優先権を主張した本出願人の国際特許出
願(PCT)の図1を参照して説明されているようなDC−AC高周波インバー
タから成るものとすることができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0061
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0061】 エネルギー蓄積デバイスEの使用を必要とする場合の一例として、時に起こる
ことがある、送電線2a,2bの供給電圧波形に短い(例えば、半サイクルまで
の)断絶が生じた場合を想定すると、そのような断絶(ブレーク)は、測定デバ
イスDによって制御装置110に信号で通報され、制御装置110は、対応する
一次巻線113に波形を創生しないように適当な制御信号によって入力スイッチ
ングデバイス104を切り換えることができ、それと同時に、入力スイッチング
デバイス106も切り換えて蓄積デバイスE(キャパシタ列)から電力の短い(
短時間の)バーストを供給させ、サイクルの欠落部分を埋めることができる。平
常作動が再開されたならば、このキャパシタ列Eは、送電線2a,2bから供給
線20及び一次巻線113を通して取り出されたエネルギーを用いて再充電する
ことができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送電及び配電ネットワークに使用するためのサブステーショ
    ンであって、 少くとも1つの入力巻線と少くとも1つの出力巻線を有する単相絶縁高周波変
    圧器と、 複数の半導体スイッチングデバイスから成り、送電ネットワークから入力電力
    波形を受け取るための少くとも1つの入力ノードと、前記変圧器の一次巻線に接
    続された少くとも1つの出力ノードを画定するソリッドステート高周波入力スイ
    ッチングネットワークと、 複数の半導体スイッチングデバイスから成り、前記変圧器の二次巻線に接続さ
    れており、該サブステーションから出力電力波形を取り出すことができる少くと
    も1つの出力ノードを画定する少くとも1つのソリッドステート高周波出力スイ
    ッチングネットワークと、 前記入力ノードに印加された前記入力波形から前記出力ノードで前記出力波形
    を創生するために前記入力スイッチングネットワーク及び出力スイッチングネッ
    トワークの前記スイッチングデバイスの作動を制御するための制御手段と、 から成るサブステーション。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記入力スイッチングネットワークに印加
    された電流及び、又は電圧に従って前記入力スイッチングネットワーク及び出力
    スイッチングネットワークの前記半導体スイッチングデバイスを制御する構成と
    されていることを特徴とする請求項1に記載のサブステーション。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記入力ノードに流入してくる電力を感知
    するように配置された測定手段から電力状態表示信号を受け取るように接続され
    ており、該制御手段は、該電力状態表示信号の変化に応答して前記入力スイッチ
    ングネットワーク及び出力スイッチングネットワークに信号を発出して該入力ス
    イッチングネットワーク及び出力スイッチングネットワークの半導体スイッチン
    グデバイスのスイッチングを制御する構成とされていることを特徴とする請求項
    1又は2に記載のサブステーション。
  4. 【請求項4】 前記入力スイッチングデバイスは、入力供給電源の各位相に
    対して少くとも1つの入力ノードを有するブリッジ回路を含むことを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のサブステーション。
  5. 【請求項5】 前記制御手段は、 前記変圧器の一次側には単一の実質的に正弦曲線の波形が創生されるように前
    記入力スイッチングネットワークの半導体スイッチングデバイスを制御し、 前記変圧器の二次側の波形から異なる位相の1つ又は複数の出力波形を再構成
    するように前記出力スイッチングネットワークの半導体スイッチングデバイスを
    制御する構成とされていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載
    のサブステーション。
  6. 【請求項6】 前記各制御手段は、入力電圧の波形とは独立した少くとも1
    つの出力波形を創生するように前記半導体スイッチングデバイスを制御する構成
    とされていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のサブステー
    ション。
  7. 【請求項7】 前記各半導体スイッチングデバイスは、前記スイッチングデ
    バイスの1つ又は複数個、又は前記変圧器、又は前記制御手段が故障した場合は
    、電力が該変圧器を通して伝送されないように該変圧器に対して配置されている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のサブステーション。
  8. 【請求項8】 前記制御手段は、少くとも前記入力スイッチングネットワー
    クの半導体スイッチングデバイスを、該サブステーションの入力インピーダンス
    を供給線のソースインピーダンスにマッチさせるような態様に制御する構成とさ
    れていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のサブステーショ
    ン。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記半導体スイッチングデバイスの1つ又
    は複数個のスイッチ状態を変更し、それによって前記ソースインピーダンスをリ
    アルタイムで制御する構成とされていることを特徴とする請求項8に記載のサブ
    ステーション。
  10. 【請求項10】 電流ドレインが所定のレベルを超えた場合、創生される最
    大出力電圧を低下させるように構成された制限手段を含むことを特徴とする請求
    項1〜9のいずれか1項に記載のサブステーション。
  11. 【請求項11】 送電及び配電ネットワークであって、 発電機からの電力を伝送するための送電線と、 該送電線に接続された、請求項1〜10のいずれか1項に記載のサブステーシ
    ョンと、 該サブステーションから負荷へ電力を供給するために該サブステーションの出
    力に接続された1つ又は複数の配電線と、 から成る送電及び配電ネットワーク。
  12. 【請求項12】 前記負荷は、発電機からの交流電圧を伝送するための第2
    送電線を備えており、前記サブステーションの前記制御手段は、前記第2送電線
    を含む第2ネットワークに供給するために該第2ネットワークの電圧の位相と同
    相の出力波形を創生するように前記スイッチングデバイスのスイッチングを制御
    する構成とされていることを特徴とする請求項11に記載の送電及び配電ネット
    ワーク。
  13. 【請求項13】 前記サブステーションは、前記供給線と出力負荷との間に
    並列に接続された2つの変圧器とそれらの変圧器に対応する入力スイッチングネ
    ットワーク及び出力スイッチングネットワークから成ることを特徴とする請求項
    11又は12に記載の送電及び配電ネットワーク。
  14. 【請求項14】 前記サブステーションの上流に回路遮断器と断路器が設け
    られ、該サブステーションの下流に断路器が設けられていることを特徴とする請
    求項14,15又は16に記載の送電及び配電ネットワーク。
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