JP2003528487A - トランスポンダ読取りデバイス - Google Patents

トランスポンダ読取りデバイス

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JP2003528487A
JP2003528487A JP2001546049A JP2001546049A JP2003528487A JP 2003528487 A JP2003528487 A JP 2003528487A JP 2001546049 A JP2001546049 A JP 2001546049A JP 2001546049 A JP2001546049 A JP 2001546049A JP 2003528487 A JP2003528487 A JP 2003528487A
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signal
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reading
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Application number
JP2001546049A
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Inventor
パイノル,フレデリック
ヌヴクス,アントワーヌ
Original Assignee
シルス
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K7/00Methods or arrangements for sensing record carriers, e.g. for reading patterns
    • G06K7/0008General problems related to the reading of electronic memory record carriers, independent of its reading method, e.g. power transfer

Abstract

(57)【要約】 読取りデバイス(100)は電力段階と、読取りアンテナの電磁場内に位置する少なくとも1つのトランスポンダ(10)を励起するための電磁場を生成可能にする読取りアンテナ(110)とを有し、トランスポンダは受信アンテナ(11)と、関連する切換えスイッチング手段(12)とを有し、受信アンテナの状態を調節すること、ひいては、読取りアンテナと受信アンテナとの間の結合調節によって読取りデバイスへ情報を伝達することを可能にする。読取りデバイスは、アンテナからの信号において電力段階の電子構成要素に起因するノイズ又はジッタを減少させ、標準信号との比較によって読取りアンテナからの信号の変化から有用な信号を生成するように構成された検波手段を有し、トランスポンダの受信アンテナが事前決定された状態にあるとき、標準信号が読取りアンテナからの信号を表し、前述の有用な信号が受信アンテナの状態変化を表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トランスポンダに記憶されている情報を読取り可能にするか、又は
、これらトランスポンダとの情報交換さえも可能にする読取りデバイスを用いる
トランスポンダによって対象または個人を識別する一般的な方法に関する。
【0002】 更に詳細には、本発明は電力段階およびアンテナのフィールド内に位置する少
なくとも1つのトランスポンダを励起するための電磁界を生成することを可能に
する読取りアンテナを含むタイプの読取りデバイスに関し、本トランスポンダは
、受信アンテナの状態調節を可能にし、ひいては、読取りアンテナと受信アンテ
ナとの間の結合の調節によって読取りデバイスへの情報伝達を可能にする受信ア
ンテナ及び関連スイッチング(切換)手段を有する。
【0003】
【従来の技術】
個別トランスポンダは、読取りアンテナからその操作に必要な電気エネルギー
を受け取る。
【0004】 受信アンテナの状態変化によって引き起こされる結合調節は著しく僅かであり
、かつ寸法の小さいタグがアンテナから遠く離れて位置する場合には、熱的およ
びショットノイズに接近しているので、読取りアンテナの信号から、トランスポ
ンダから発信される情報を表す有用な信号を抽出することは困難である。
【0005】 使用周波数帯域内においては所与の伝達電力を超過してはならず、また、他の
周波数帯域においては一切の高調波が生成されてはならないことが規則によって
規定されているという事実によって前述の困難は増大する。
【0006】 検波を容易にするために搬送波の振幅を減少させることを意図する読取りデバ
イスについては出願第GB2 333 665号から知ることができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
このデバイスは、一方の信号が標準信号である2つの信号を生成するためのハ
イパス(高域)及びローパス(低域)フィルタを有する。このデバイスは電力段
階の電子構成要素に起因するノイズを消去できない。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の主題は、読取りアンテナのフィールド(電磁場)内に配置されたトラ
ンスポンダによって伝達される情報を読み取るに充分な感度を備え、適用規則に
適合可能な新奇読取りデバイスである。 本発明に従った読取りデバイスは、アンテナからの信号に含まれる電力段階の
電子構成要素に起因するノイズ又はジッタを減少させ、かつ標準信号との比較に
よって読取りアンテナからの信号変化から有用な信号を生成するように構成され
た検波手段を有することを特徴とし、本標準信号は、トランスポンダの受信アン
テナが事前決定済み状態にあるときにおける読取りアンテナからの信号を表し、
前述の有用な信号は受信アンテナの状態変化を表す。
【0009】 本発明によれば、標準信号を使用するので、読取りアンテナと受信アンテナと
の間の10−6程度の結合変化を検出することが可能である。
【0010】 本発明の第1実施例において、読取りデバイスは、パルス化されたモードにお
いて読取りアンテナに給電するように構成された切換えスイッチング手段を有し
、検波手段は各パルスの後で読取りアンテナからの信号の減衰復調を実施するよ
うに構成された処理手段を有する。
【0011】 次に、本発明においては、各パルスの後におけるアンテナの揺動が読取りアン
テナと受信アンテナとの間の結合に依存する方法において減衰されるという利点
を有する。
【0012】 この結合に関するあらゆる調節は、トランスポンダによって伝達された情報を
抽出するために読取りデバイスによって検波される減衰の調節を必要とする。
【0013】 この情報は、アンテナを励起するために役立つ電力段階における電子構成要素
からのノイズによってその信号が汚染されないような方法において各パルス後に
読取りアンテナが自由に動揺するという事実に基づいて抽出が比較的容易である
。前述の処理手段は、読取りアンテナからの信号のピーク振幅を事前決定された
疑似期間、例えば第3疑似期間全体に亙って維持するためのピーク検波器を有す
ることが有利である。測定用として選定されたこの疑似期間は信号/ノイズの観
点から最も好ましい期間、または、ピーク振幅が初期振幅の1/eに近い期間で
ある。
【0014】 処理手段の一特定実施形態において、処理手段は、測定用として選定された疑
似期間に先行する事前決定された期間に亙って読取りアンテナからの信号をピー
ク制限するためのピーク制限手段を有する。
【0015】 本発明の他の実施例において、読取りアンテナは低い高調波で構成され、好ま
しくはクラス‐E級スイッチング増幅器によって出力された信号によって励起さ
れ、読取りデバイスはインピーダンス復調を実施するように構成された処理手段
を有する。
【0016】 特定の一実施形態において、読取りデバイスは、読取りアンテナと受信アンテ
ナとの間の結合を調節することにより、受信アンテナの状態変化により誘発され
る読取りアンテナの離調を表す有用な信号を生成させるように構成された方向性
結合器(カプラ)を有する。
【0017】 更に特定の一実施形態において、標準信号は、受信アンテナが事前決定された
状態にあるときに、そのインピーダンスが、既知係数の範囲内において、読取り
アンテナのインピーダンスに等しい補償アームによって獲得される。
【0018】 読取りデバイスは、アンテナのインピーダンスが、既知係数の範囲内において
、補償アームのインピーダンスに等しいときに、トーラス内磁束がゼロになるよ
うな方法において、補償アームと直列連結した第1コイルと読取りアンテナと直
列連結し、かつ第1コイルと逆位相設置された第2コイルとトーラス内の磁束変
動を検出可能にする第3コイルとを含む3個のコイルを備えたトーラス(円環体
)を有することが有利である。
【0019】 特定の一実施形態において、補償アームは、読取りアンテナのインピーダンス
の低速変動に起因するトーラス内磁束を消去する方法において制御される可変構
成要素を有する。
【0020】 他の特定実施形態において、補償アームは、固定値をもつ構成要素を有し、ト
ーラスは、読取りアンテナの低速変動に起因するトーラス内磁束を消去するよう
な方法において電流供給される第4コイルを有する。
【0021】 低い高調波で構成される信号によって読取りアンテナを励起するという事実は
無線周波数スペクトルを汚染する危険性の無い比較的豊富な電流が読取りアンテ
ナに供給されることを可能にする利点を有する。
【0022】 一般的な方法において、読取りアンテナは、遮蔽内に配置された同調キャパシ
タンスによって直列連結された少なくとも2つのコイルに有利に分割される。
【0023】 この遮蔽は、トランスポンダを装備している部品が読取りアンテナ内に通過す
ることを可能にするように、軸方向の少なくとも1つの末端部において開かれて
いても差し支えない。
【0024】 遮蔽は誘導電流を散逸させることの無いように有利に分割される。
【0025】 読取りアンテナを少なくとも2個のコイルに分割するという事実はこれらのコ
イルの端子を位置決めすることを可能にする。これらの端子には、遮蔽体内にお
いて、過電圧が印加され、アンテナの信頼度を更に高くし、迷走効果、ハンド効
果とも呼ばれる静電位の影響、および、湿度に関する感度を低下させ、結果的に
特性値Qを増大させる。
【0026】 更に、読取りアンテナの特定の構成要素には更に低い電圧が印加され、経年変
化による更に良好な結果が得られる。
【0027】 特定の一実施形態において、読取りアンテナは、第2組のコイルによって生成
されるフィールド(電磁場)内に配置された第1組のコイルを有し、これらのコ
イルは4極アンテナを構成するように一緒に連結され、その外部における遠方磁
場は1/dに減少する。
【0028】 このように遠方磁場における急速な減少により、読取りアンテナの間の妨害問
題をひき起こすことなく、同じエンクロージャ内(構内)に幾つかの読取りデバ
イスを配置することが可能である。
【0029】 特定の一実施形態において、読取りアンテナが同調している周波数は100と
150kHzの間、詳細には、119−135kHzに所在し、アンテナにおけ
る比較的広範囲を使用することを可能にする。
【0030】 特定の一実施形態において、受信アンテナが切り換えられる頻度は 読取りア
ンテナが同調される頻度よりも少なくとも16回少ない。
【0031】 読取りアンテナがそれぞれ1個のトランスポンダを装備している複数の部品を
含むコンテナ(容器)を受け入れるように構成されている場合、読取りデバイス
はインピーダンス復調と共に用いられることが好ましく、この場合、読取りアン
テナには低い高調波で構成され、好ましくはE級スイッチング増幅器によって出
力された信号が供給される。
【0032】 この場合、読取りアンテナの伝達電力は比較的高く、読取りアンテナは豊富な
検波量をカバーすることが可能である。
【0033】 他の一実施形態においては、寸法が小さく、かつ低コストを特徴とする読取り
アンテナの使用が意図されている。
【0034】 この場合、読取りデバイスは減衰復調と共に用いられることが好ましい。
【0035】 全ての場合において、読取りデバイスは、読取りアンテナに固定されたゲージ
トランスポンダを有することが有利であり、本ゲージトランスポンダは読取りデ
バイスのテスト期間中活動可能状態にあり、前述のテスト段階が終了したときに
は、おそらく、サイレントモードに置かれるはずである。
【0036】 用いられているトランスポンダが読取り及び書込みタイプである場合、読取り
デバイスは、アンテナのフィールド(電磁場)内に置かれたトランスポンダに情
報を伝達するために、読取りアンテナへの入力を変調可能にするための切換えス
イッチング手段を有することが有利である。
【0037】 全か無か変調の場合、アンテナの揺動を急速に減衰させることが必要であると
きに、読取りデバイスは、読取りアンテナの電磁場内に置かれたコイル、又は、
アンテナの無効エレメントを散逸負荷に連結するための切換えスイッチング手段
を備えた読取りアンテナの揺動を減衰させるための回路を有することが好ましい
。 本発明の更なる主題は既に定義した1組のデバイスである。
【0038】 この場合、デバイスのクロックは有利に同期化される。
【0039】 更に、それらのクロックは、いずれか1つが読取りモードにおいて作動してい
る場合には、他の一切のクロックは書込みモードにおいて作動しないような方法
においてドライブされることが好ましい。
【0040】
【発明の実施の形態】
図1に示す読取りデバイス100は、受信アンテナを比較的少量のエネルギを
吸収する第1の状態から更に大量のエネルギを吸収する第2の状態へパスさせる
ことを可能にする受信アンテナ11及び切換えスイッチング手段12を含むそれ
自体が既知であるタイプのトランスポンダ10から発信される情報を受け取るよ
うに意図されてる。
【0041】 受信アンテナ11の状態の変化シーケンス(順序)は伝達されるべき情報の関
数としてトランスポンダ内部の制御手段13によって決定される。
【0042】 トランスポンダ10は寸法が小さく、直径1cm程度のプラスチック製チップ
内に封入可能である。
【0043】 この種トランスポンダの使用について記述している欧州特許出願第EP847
023号および特許出願第FR2772164号を参照すれば有益なはずである
。 トランスポンダ10は、それ自体が既知である例えばマンチェスターコード
のような特殊コード(符号)を用いて情報を伝達する。
【0044】 読取りデバイス100は、ここに示す例においては134.2kHzに等しい
周波数の信号のゼネレータ(発生器)101を含み、このゼネレータはE級作動
する電力段階(パワーステージ)102に連結されている。
【0045】 それ(前述のゼネレータ)は125kHzにおいても作動可能である。
【0046】 E級スイッチング(切換え)増幅器については雑誌「Electronic
Applications」 No.17、p25等に詳細に記載されている。 電力段階102によって出力される信号はその内容が低い高調波であることを
特徴とする。
【0047】 増幅された信号は、ゼネレータ101の周波数に同調された読取りアンテナ1
10に送られる。この読取りアンテナ110は同調コンデンサ114、インダク
タ115、及び、抵抗器116によって直列構成されている。
【0048】 トランスポンダ10の受信アンテナが状態変化する頻度は、読取りアンテナが
同調設定される頻度の、例えば、16倍、32倍、または64倍未満である。
【0049】 電力段階102によって出力される増幅済み信号は補償アーム120に送られ
る。
【0050】 この補償アームは、ここに示す例においては、キャパシタ121と固定インダ
クタ122と可変インダクタ123と固定抵抗器124と可変抵抗器125の直
列組合わせによって構成されている。
【0051】 補償アーム120のインピーダンスはトランスポンダ10により情報が伝達さ
れていない状態における読取りアンテナ110のインピーダンスの倍数に等しい
。 補償アーム120は読取りアンテナ110と同じ周波数に同調し、その特性
値は実質的にQに等しい。
【0052】 読取りアンテナ110は、トーラス(円環体)130に巻き付けられたコイル
(巻線)131によって電力段階102と連結されている。
【0053】 補償アーム120は、コイル131と同様に、ただし、係数kが例えば2と1
0の間の値であって、補償アームのインピーダンスが読取りアンテナ110のイ
ンピーダンスに等しい場合に、トーラス130内の磁束がゼロであるように、反
対位相にトーラス130に巻き付けれれた132によって電力段階102に連結
されている。
【0054】 一例としてここに示す実施形態においては、補償アーム120における熱によ
る電力損失を限定するために、トーラス130内の磁束がゼロである場合に、補
償アーム120内電流が読取りアンテナ110内電流の約数に等しくなるように
配置構成されている。
【0055】 従って、トーラス130内磁束がゼロである場合に、補償アーム120内電流
が読取りアンテナ110内電流のk倍未満になるように、抵抗器124が選定さ
れる。
【0056】 読取りアンテナ110内電流が補償アーム120内電流に等しい場合にトーラ
ス130内磁束がゼロになるように、kはコイル131の巻回数に対するコイル
132の巻回数の比率に等しい。
【0057】 トーラス内磁束を表す電流を出力するために、第3のコイル133がトーラス
130に巻き付けられている。切換えスイッチング手段12を閉じることによっ
て読取りアンテナ110とトランスポンダ10の受信アンテナ11の間の結合が
調節される場合、読取りアンテナ110のインピーダンスは変化し、トーラス1
30内の磁束はゼロでなく、この磁束は巻線133によって検出される。
【0058】 トーラス130は、読取りアンテナ110内電流と係数kを乗算した後の補償
アーム120電流の間の磁気減算を実施する。
【0059】 この減算作用はゼネレータ101の電子構成要素および読取りアンテナからの
信号S(t)における電力段階102からのノイズを抑圧することを可能にする
。従って、補償アーム120は、搬送波(キャリヤ)を生成するために役立つ電
子構成要素に起因するノイズをアンテナの信号S(t)から除去することを可能
にする標準信号の生成に役立つ。
【0060】 コイル133は処理手段150に接続された増幅器140に連結されている。
この処理手段は、搬送波をπ/2だけ移相した後で増幅器140によって出力さ
れる信号の同期した復調を実施するために増幅器140および乗算器152によ
って出力される信号の同期した復調を実施するための乗算器151を有する。
151において復調された信号170はトランスポンダによって伝達された情報
を表し、マイクロプロセッサ又はこの情報を復号することの出来るあらゆる他の
信号処理手段へ導かれることが可能である。
【0061】 信号170は、可変抵抗器125を制御するために用いられるエラー信号15
4を構成するために153において積分される。 152において復調された信号は、可変インダクタ123を制御するために用
いられる直角位相エラー信号156を構成するために155において積分される
。 図示されていない一変種形態において、補償アームは、同調周波数における
読取りアンテナの実際のインピーダンスよりk倍大きい値に従属する抵抗器のみ
を含む。
【0062】 ただし、この変種形態において、補償アームは、特性値Qおよび検出段階のフ
ィルタによって決定される通過帯域全体に亙ることなく共振周波数においてのみ
、増幅器102からのノイズが完全に除去されることのない正確な基準として役
立つ。
【0063】 ここに図示されている一例において、更に読取りアンテナを表すために、補償
アーム120は可変抵抗器125に加えて可変インダクタ123を含む。
【0064】 補償アームの抵抗器125はエラー信号154をキャンセルするように調節さ
れ、可変インダクタ123の値は直角位相エラー信号156をキャンセルするよ
うに調節される。
【0065】 従って、読取りアンテナ110のインピーダンスにおける低速変動が訂正され
る。これらの低速変動は、例えば、温度、または、アンテナの磁場(フィールド
)内に置かれた物体の性質に起因する。
【0066】 この従属作用はトーラス130内をゼロ磁束に維持することを可能にする。
【0067】 可変抵抗器125はLDR抵抗器であることが有利であり、その値は照度の関
数として変化し、この抵抗器は、例えば、エラー信号154を受け取る発光ダイ
オードのような光源によって制御される。
【0068】 可変インダクタ123は、その一次巻線の負荷がLDR抵抗器であり、直角位
相エラー信号156を受け取る例えば発光ダイオードのような光源によって制御
される変圧器の二次巻線で構成されることが有利である。
【0069】 ここで考察中の例において、用いられる変圧器の一次巻線回数は14であり二
次巻線回数は16である。これらの巻線は巻線回数の自乗当たりのインダクタン
スが1900μHであるトーラスに巻き付けられている。
【0070】 この変圧器は、一次巻線におけるLDRの抵抗値の300から2000Ωまで
の変動に対して、二次巻線において、300から400Ωまでの残余抵抗を伴っ
た100から400μHまでのインダクタンス変動を得ることが可能である。
【0071】 可変インダクタ及び可変抵抗器は、更に、それぞれ、探索する値を得るために
リレーによって直列、及び/又は、並列に切換えられるインダクタのネットワー
ク及び抵抗器のネットワークによって構成可能である。
【0072】 更に、キャパシタ121の代わりに可変キャパシタを使用することが可能であ
り、従って、可変インダクタ123の代わりに固定値をもつインダクタを使用し
ても差し支えない。
【0073】 上述の可変キャパシタは、例えば、所要値を得るために直列、及び/又は、並
列に切換え可能な固定値をもつキャパシタのネットワークによって構成されても
差し支えない。
【0074】 更に、動力付き構成要素を用いることも可能である。
【0075】 この場合、積分器153及び155は用いられない。
【0076】 図2に示す一変種形態においては、第4コイル134がトーラス130に配置
されている。
【0077】 上述のアーム120は補償アーム120’によって置き換えられ、可変インダ
クタ123及び可変抵抗器125は固定値をもつ構成要素によって置き換えられ
ている。
【0078】 コイル134内電流は増幅器164によって制御され、前述の増幅器は加算器
163によって出力される信号を入力として受け取る。
【0079】 この加算器には信号165及び166が供給される。
【0080】 信号165はエラー信号154にクロック信号167を乗算する乗算器161
によって出力される。
【0081】 信号166は、直角位相エラー信号156にπ/2だけ位相シフトされたクロ
ック信号を乗算する乗算器162によって獲得される。
【0082】 信号165は、エラー信号154に比例する振幅をもつクロック信号に対応す
る。
【0083】 信号166は、直角位相エラー信号156に比例する振幅をもつ直角位相クロ
ック信号に対応する。
【0084】 図2に示す実施形態の利点は、補償アーム120’に機械的または光学電子構
成要素が用いられていないことである。
【0085】 コイル134内電流は、読取りアンテナ110のインピーダンスにおける低速
変動に起因するトーラス130内磁束を消去する。
【0086】 図3に示すように、読取りアンテナ110は同調コンデンサ114を介して直
列に連結された2つのコイル115a及び115bに分割されることが好ましい
。 過電圧が印加されるコイルの端末は同調コンデンサ114の端子と合致する
。電気遮蔽体117はコイル115a及び115bの周りに配置され、この遮蔽
体は、トランスポンダを担持する製品の通過を可能にするために、軸方向の端部
に開いている。
【0087】 同調キャパシタ114の端末は遮蔽体117内に容易に配置され、従って、遮
蔽体によって効果的に保護されている。その結果として、静電位および湿度、な
らびに、これら構成要素のエージングによる影響に対して読取りアンテナ110
感度を低下させる。
【0088】 勿論、読取りアンテナは2つ以上のコイルに分割しても差し支えない。
【0089】 一例として図4に示すアンテナ110’は、2つの同調キャパシタ114a及
び114bによって直列連結された3個のコイルを有する。
【0090】 アンテナ外部の遠方磁場を減少させるために、遠方磁場が1/dに低下する
4極アンテナを構成するための周知の方法において連結された第1組のコイル及
び第2組のコイルを使用することが可能である。
【0091】 一例として極めて略図化したアンテナ110’’を図5に示す。
【0092】 このアンテナにおいて、直列連結された一方の2つのコイル115c及び11
5dは、直列連結されたもう一方の2つのコイル115a及び115b磁場内に
配置されている。
【0093】 トランスポンダを担持する物体はコイル115cおよび115dの磁場内に配
置される。
【0094】 幾つかの読取りデバイスが同一エンクロージャ(構内)内で用いられる場合に
は、4極アンテナを用いることにより、1つの読取りアンテナが隣接した読取り
アンテナに及ぼす影響を減少させることが可能である。
【0095】 読取りアンテナ110に送られた電流は低い高調波を含み、従って、規則に適
合する状態において、読取りアンテナ110は高電力を伝達することがあり得る
ことに留意されたい。
【0096】 読取りアンテナと受信アンテナの間の結合変動を軽減するために、更に、読取
りアンテナに供給するための信号を入力301として受け取る方向性結合器(カ
プラ)300を用いるインピーダンス復調デバイスを使用することが可能である
。 この場合、読取りアンテナは出力302に連結される。
【0097】 出力303は、読取りアンテナによって吸収されない反射電力を表す。読取り
アンテナが完全に同調され、当該アンテナの磁場内に配置されたトランスポンダ
の切換えスイッチング手段が開いている場合においては、全てが伝達された電力
であり、方向性結合器300の出力303における電流はゼロである。
【0098】 これとは対照的に、トランスポンダのアンテナの状態が変化する場合には、読
取りアンテナは完全同調を中止し、出力303における電流はも早ゼロではない
。 出力303に現れる信号は、トランスポンダによって伝達された情報を表す
信号を出力するように、処理手段310によって同期的仕方において容易に復調
されることが可能である。
【0099】 図7から9までを参照して、次に本発明の第2の実施形態に従った読取りデバ
イス200について記述することとする。
【0100】 本読取りデバイス200は、ここに記述したアセンブリにおいて268.4k
Hzのクロック信号211を出力する74HC4060タイプの発振器213を
備えたバイナリ(2進)カウンタによって作成された従来型設計のクロック21
0を有する。
【0101】 クロック信号211は74HC4017タイプのデシマル(10進)カウンタ
212に送られる。
【0102】 このデシマルカウンタの出力Q4は、その機能については後で記述されるはず
のパルス信号RST DETECTを供給する。
【0103】 出力Q7は読取りアンテナ230に連結されている電力段階220にパルス信
号を引き渡し、この信号はここで並列RLC回路によって象徴化される。
【0104】 出力Q8はゼロ‐リセット入力RSTへ送られる。
【0105】 カウンタ212が出力Q0からQ4までを走査するときに、出力COは信号P
EAK DETECTを高レベルにおいて出力し、出力Q5からQ8までを走査
するときに、低レベルにおいて出力する。
【0106】 パルスに応答する読取りアンテナの信号S(t)の自由振動を図7に示す。
【0107】 それぞれ疑似期間をもつピーク振幅は減少することに留意されたい。
【0108】 読取りアンテナ230が電力段階220によってパルスモードにおいて励起さ
れると、図8に示す信号S(t)が得られる。
【0109】 読取りデバイス200は、例えば既に述べた例における第3の場合における事
前決定済み疑似期間をもつピーク振幅における切換え時間を表す信号を出力する
ように構成されている。
【0110】 カウンタ212のPEAK DETECT出力がハイ状態にあるときに、読取
りアンテナからの信号S(t)のピークを制限するためにピーク制限手段240
が装備されている。
【0111】 ピーク検出器250は、キャパシタ251の端子において、測定用に選定され
た疑似期間のピーク振幅を表す電圧、即ち、信号S(t)のピーク制限の末端部
に後続する電圧または例に述べた第3の場合の電圧を保持することを可能にする
。 キャパシタ251の電位は、RST DETECTによって制御された初期
化手段260によって、選定済み疑似期間をもつピーク振幅を測定する直前にお
ける事前決定済み電位まで下げられる。
【0112】 キャパシタ251の端子における電圧は演算増幅器252の出力に再び現れ、
高周波妨害を除去するように構成された1組のバンドパスフィルタ270をドラ
イブする。
【0113】 信号は、バンドパスフィルタ270の出力において、演算増幅器281を使用
し、しきい値効果コンパレータ280によって論理形式化される。
【0114】 次に、論理信号は、74HC393タイプの二重2進カウンタ及びNANDゲ
ートによって復号され、バイナリカウンタは、バイナリカウンタ213の出力Q
6により67.1kHzにおいて出力されるクロック信号によってドライブされ
る。
【0115】 読取りデバイス200において、読取りアンテナからの信号S(t)は、その
測定実施時において、電力段階220の電子構成要素からのノイズにより汚染さ
れていない。理由は、測定実施時には電力段階のトランジスタはオフにされてい
て、あたかも読取りアンテナ230は分離済みであるかのように、全てが行われ
ることに因る。その全期間に亙って測定が実施される疑似期間のピーク振幅はこ
の場合には一定であって、即ち電源電圧+VCCに等しい値に選定される標準信
号との比較によって測定される。上述したばかりの読取りデバイス100または
200は、読取りアンテナへの入力の全か無か変調によってトランスポンダのメ
モリ内に情報を記入するために有利に使用される。
【0116】 読取りデバイス100の場合、この変調は、例えば電力段階102へ送られる
信号を切り換えることによって獲得される。
【0117】 読取りデバイス200の場合、読取りアンテナからの伝達遮断は2つのトラン
ジスタ292及び293を含むスイッチング(切換え)手段290によって達成
される。
【0118】 トランジスタ293のベース291へハイ信号を送るとトランジスタ292を
オン及びオフし、その結果として、カウンタ212の出力Q0のゼロリセット入
力RSTへの送信をオン及びオフする。
【0119】 伝達の遮断に際して、読取りデバイスの一般電源から引き出される電流は降下
する。
【0120】 読取りデバイス200の動作を妨害する電圧+VCCの変動を防止するために
、読取りアンテナのフィールドの遮断に際して、トランジスタ293は導通し、
読取りアンテナが伝達作動している時と伝達が遮断されている時における読取り
デバイス200の消費量が実質的に同じであるような値の電流が抵抗器294へ
供給される。
【0121】 勿論、本発明は上述した実施形態に限定されない。
【0122】 例えば、トランスポンダのメモリへ記入するためにトランスポンダのフィール
ド(電磁場)を遮断することが必要な場合に、読取りアンテナの自由動揺を防止
するために、読取りアンテナの揺動の迅速な減衰を保証するデバイスが用いられ
ることが好ましい。
【0123】 当該読取りアンテナ110のコイル115aと結合したコイル191、電流1
92の整流手段、電力散逸手段193、及び、制御回路195によって制御され
る切換え手段194を有する制動装置190を図10に示す。
【0124】 本制御回路195は、読取りアンテナ110へ送られる電流が遮断された直後
にスイッチング(切換え)手段194を閉じるように構成されている。
【0125】 オプションとして、読取りアンテナ110にゲージトランスポンダが添付され
、読取りデバイスの実用性をテストすることを可能にする。このトランスポンダ
はテスト段階の終端において特定の情報を送ることにより、サイレントモードに
置かれるはずである。 更に、詳細には、150kMzより高い周波数、例えば2〜3MHzで作動す
る読取りデバイスを生成することが可能である。
【0126】 補償アーム120は、読取りアンテナ110に匹敵するが、読取り領域の異な
るアンテナによって置き換え可能である。
【0127】 ジュール効果によってアンテナ内で消費される電力は、例えば、検出量の程度
に応じて1と100Wの間に相当する。
【図面の簡単な説明】
本発明の他の特性および利点は制限的意味を持たない実施例として後続する詳
細な記述を読み、次に示す図面を調査することによって明らかになるはずである
【図1】 本発明の第1実施形態に従った読取りデバイスの結線図である。
【図2】 図1に示すデバイスの変種形態を表す結線図である。
【図3】 アンテナの概略結線図である。
【図4】 アンテナの変種形態の概略結線図である。
【図5】 4極アンテナの概略図である。
【図6】 方向性結合器付き概略図である。
【図7】 パルスに後続する読取りアンテナからの信号の変化を示す図である。
【図8】 パルス化モードにおいて励起された場合におけるアンテナからの信号を示す図
である。
【図9】 本発明の第2実施形態に従った読取りデバイスの結線図である。
【図10】 読取りアンテナの揺動を減衰させるデバイスを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 5B035 BB09 CA11 CA23 5B058 CA15 KA29 KA40 5B072 CC08 DD10

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 読取りデバイス(100;200)であって、電力段階と、
    読取りアンテナの電磁場内に位置する少なくとも1つのトランスポンダ(10)
    を励起するための電磁場を生成可能にする読取りアンテナ(110;230)と
    を有し、前記トランスポンダが受信アンテナ(11)と、関連する切換えスイッ
    チング手段(12)とを有し、前記受信アンテナの前記状態を調節すること、ひ
    いては、前記読取りアンテナと前記受信アンテナとの間の結合調節によって前記
    読取りデバイスへ情報を伝達することを可能にし、前記読取りデバイスにおいて
    、前記アンテナからの前記信号において前記電力段階の前記電子構成要素に起因
    するノイズ又はジッタを減少させ、標準信号との比較によって前記読取りアンテ
    ナからの信号の変化から有用な信号を生成するように構成された検波手段を有し
    、前記トランスポンダの前記受信アンテナが事前決定された状態にあるとき、前
    記標準信号が前記読取りアンテナからの前記信号を表し、前記有用な信号が前記
    受信アンテナの状態変化を表すことを特徴とする読取りデバイス。
  2. 【請求項2】 前記読取りデバイスがパルス化モードにおいて前記読取りア
    ンテナ(230)に信号供給するように構成された通信手段(220)を有し、
    前記読取りデバイスが各パルスの後において前記読取りアンテナからの信号の減
    衰復調を実施するように構成された処理手段を有することを特徴とする請求項1
    に記載のデバイス。
  3. 【請求項3】 前記処理手段が事前決定された疑似期間全体に亙って前記読
    取りアンテナからの前記信号の前記ピーク振幅を維持するためのピーク検波器(
    250)を有することを特徴とする請求項1から2までのいずれかに記載のデバ
    イス。
  4. 【請求項4】 前記処理手段が測定用に選定された前記疑似期間に先行する
    事前決定された期間全体に亙って前記読取りアンテナからの前記信号をピーク制
    限するためのピーク制限手段(260)を有することを特徴とする請求項1から
    3までのいずれかに記載のデバイス。
  5. 【請求項5】 前記読取りアンテナが好ましくはE級スイッチング増幅器(
    102)によって出力された低い高調波成分によって構成された信号によって励
    起され、前記読取りデバイスがインピーダンス復調を実施するように構成された
    処理手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  6. 【請求項6】 前記受信アンテナが事前決定された第1状態にあるとき、前
    記標準信号がそのインピーダンスが既知係数の範囲内において前記読取りアンテ
    ナ(110)のインピーダンスに等しい補償アーム(120)によって獲得され
    ることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  7. 【請求項7】 前記補償アーム(120)と直列連結された第1コイル(1
    32)と、前記アンテナのインピーダンスが既知係数の範囲内において前記補償
    アームのインピーダンスに等しいときに、前記トーラス(130)内磁束がゼロ
    であるような方法において前記読取りアンテナ(110)と直列連結され、かつ
    前記第1コイルと逆位相に設置された第2コイル(131)と、前記トーラスに
    おける磁束変動を検出可能にする第3コイル(133)とで構成される3個のコ
    イルを備えたトーラス(130)を有することを特徴とする請求項1から6まで
    のいずれかに記載のデバイス。
  8. 【請求項8】 前記補償アーム(120)が前記読取りアンテナにおけるイ
    ンピーダンスの低速変動に起因する前記トーラス(130)内磁束を消去するよ
    うに制御される可変構成要素(123;125)を有することを特徴とする請求
    項1から7までのいずれかに記載のデバイス。
  9. 【請求項9】 前記補償アーム(120’)が固定値をもつ構成要素を有し
    、前記トーラス(130)が前記読取りアンテナの低速変動に起因する前記トー
    ラス(130)内磁束を消去するように電流供給される第4コイル(134)を
    有することを特徴とする請求項7に記載のデバイス。
  10. 【請求項10】 前記読取りアンテナと前記受信アンテナとの間の結合の調
    節が、前記受信アンテナの状態変化によって誘発された前記読取りアンテナの離
    調を表す有用な信号を生成するように構成された方向性結合器(300)を有す
    ることを特徴とする請求項1に記載のデバイス。
  11. 【請求項11】 前記読取りアンテナが 同調キャパシタ(114)によっ
    て直列連結された少なくとも2個のコイル(115a,115b)に分割され、
    これらのコイルがトランスポンダを装備している部品が前記アンテナ内に通過可
    能であるように軸方向端部の少なくとも1つにおいて開かれた遮蔽(117)内
    に配置されることを特徴とする請求項1から10までのいずれかに記載のデバイ
    ス。
  12. 【請求項12】 前記読取りアンテナ(110’’)が 第2組のコイル(
    115a,115b)によって生成された電磁場内に配置された第1組のコイル
    (115c,115d)を有し、これらのコイルが一緒に4極アンテナを構成す
    るように連結され、前記4極アンテナの外部における遠方磁場を1/dまで減
    少させることを特徴とする請求項1から11までのいずれかに記載のデバイス。
  13. 【請求項13】 前記読取りアンテナの伝送周波数が100から150kH
    zまでの間に所在することが好ましく、前記受信アンテナが切り換えられる頻度
    が16回以下であることを特徴とする請求項1から12までのいずれかに記載の
    デバイス。
  14. 【請求項14】 前記読取りアンテナがそれぞれ1つのトランスポンダを装
    備した複数の部品を含むコンテナを受け取るように構成されていることを特徴と
    する請求項1から13までのいずれかに記載のデバイス。
  15. 【請求項15】 読取りアンテナに固定されたゲージトランスポンダを有し
    、前記トランスポンダがテスト期間中は活動可能状態にあり、前記テスト期間が
    終了したときにはサイレントモードに置かれていることが好ましいことを特徴と
    する請求項1から14までのいずれかに記載のデバイス。
  16. 【請求項16】 用いられている前記トランスポンダが読取り及び書込みタ
    イプであり、前記読取りデバイスが、前記アンテナの電磁場内に配置された前記
    トランスポンダに情報を伝達するように全か無かモードにおいて前記読取りアン
    テナへの供給を変調することを可能にする切換えスイッチング手段を有すること
    を特徴とする請求項1から15までのいずれかに記載のデバイス。
  17. 【請求項17】 前記読取りアンテナの揺動を減衰させ、前記アンテナの揺
    動を急速に減衰させる必要のあるときに前記読取りアンテナの電磁場内に配置さ
    れたコイル(191)または前記アンテナの無効エレメントを散逸負荷(193
    )へ連結する切換えスイッチング手段を備えた回路(190)を有することを特
    徴とする請求項1から16までのいずれかに記載のデバイス。
  18. 【請求項18】 請求項1から17までのいずれかに定義された1組のデバ
    イス。
  19. 【請求項19】 前記デバイスのクロックが同期化されていることを特徴と
    する請求項1から18までのいずれかに記載の1組のデバイス。
  20. 【請求項20】 もう一方のデバイスが読取りモードで作動している場合に
    、いずれのデバイスも書込みモードで作動していないような方法において前記デ
    バイスがドライブされることを特徴とする請求項18および19のいずれかに記
    載の1組のデバイス。
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