JP2003527975A - 強化された溝と負の歯すくいとを備えた金属切断用鋸ブレード - Google Patents

強化された溝と負の歯すくいとを備えた金属切断用鋸ブレード

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JP2003527975A
JP2003527975A JP2001568706A JP2001568706A JP2003527975A JP 2003527975 A JP2003527975 A JP 2003527975A JP 2001568706 A JP2001568706 A JP 2001568706A JP 2001568706 A JP2001568706 A JP 2001568706A JP 2003527975 A JP2003527975 A JP 2003527975A
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イクバル シン
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アメリカン トゥール カンパニーズ インコーポレイテッド
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D61/00Tools for sawing machines or sawing devices; Clamping devices for these tools
    • B23D61/02Circular saw blades
    • B23D61/021Types of set; Variable teeth, e.g. variable in height or gullet depth: Varying pitch; Details of gullet

Abstract

(57)【要約】 金属ワークを切断するための回転鋸ブレード。このブレードは、中心に開口を備えたほぼ円形の主本体プレートと、該プレートの外周回りに配置された複数の隆起した歯支持部材とを含む。各支持部材は、ブレードの回転方向にほぼ対面した歯取付部分と、該歯取付部分から遠のく方向に延びる外周案内部材とを有する。複数のカッティング歯の各々が、歯取付部分に取り付けられる。歯支持部材の各々は、案内部材の各々の間に、ブレードの中心に向けて半径方向内方に延びる溝を形成する。溝は、喉領域と丸まった領域とによって更に定められ、ここに、喉領域は、外周案内部材と歯との間にギャップ幅を形成する。好ましくは、丸まった部分の一部が、喉領域の実質的に前方に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (優先権の主張) この特許出願は、2000年3月21日に出願された、「強化された溝と負の
歯すくいとを備えた金属切断用鋸ブレード」という名称の米国仮出願番号第60
/191,043号について優先権の主張を行う。 (発明の背景) この発明は、薄いゲージ厚の金属シートに切断するための回転鋸ブレードに関
する。より詳しくは、本発明は、金属ワークを効率的に切断するための強化され
た溝構造と歯すくいとの組み合わせを備えた鋸ブレードに関する。
【0002】 工場で金属ワークに切れ目を作るのに、ポータブル電動回転工具がしばしば用
いられる。典型的には、小さなワークをトリミングするために、定置した工具で
歯の無い研削ブレードが用いられるが、長く、より実質的な切れ目を金属に形成
するのに、手持ち式工具と共に別のブレードが用いられる。このような長いカッ
トは、ワークで、より積極的な移動を提供するために歯付きブレードを要求する
。このことは、時間効率が良く、また、ブレードと金属との間の摩擦による熱の
過度な蓄積を防止することができる。
【0003】 歯付きブレードは、典型的には、丸い金属プレートから半径方向に突出する外
周の歯支持体を含む。キックバックを制御し、また、支持体に取付られた歯を案
内するために、しばしば、各歯の前方にアンチキックバックショルダーが設けら
れる。例えば、モレー(Morey)らに付与された米国特許第 5,261,306号のよう
な従来技術で用いられている、このような典型的な構造は、金属を切断すること
に関して適当ではない。金属を切断してシート化するためのこのようなブレード
の使用は、ブレードの寿命を短縮し、ユーザにとって危険でもある。
【0004】 更に、在来のブレード構造又は在来の金属ブレードカッティング構造の劣化に
よって、しばしば、切断が不正確になる。更に、更なる積極的なブレードが金属
で用いられると、摩擦熱や応力による反りによって歯が基準位置から離れてしま
う。このことによって、ワークでの平らでない切刃又は小片化したエッジになっ
てしまう。
【0005】 したがって、積極的に金属を切断する用途の要望に一層向けられたブレード構
造に対する要望がある。
【0006】 (発明の概要) 上記の欠点の一つ又は複数を改善するために、金属ワークを切断するための回
転鋸ブレードの一つの実施の形態を提供する。このブレードは、中心に開口を備
えたほぼ円形の主本体プレートと、該プレートの外周回りに配置された複数の隆
起した歯支持部材とを含む。各支持部材は、ブレードの回転方向にほぼ対面した
歯取付部分と、該歯取付部分から遠のく方向に延びる外周案内部材とを有する。
複数のカッティング歯の各々が、歯取付部分に取り付けられる。歯支持部材の各
々は、案内部材の各々の間に、ブレードの中心に向けて半径方向内方に延びる溝
を形成する。溝は、喉領域と丸まった領域とによって更に規定され、ここに、喉
領域は、外周案内部材と歯との間にギャップ幅を形成する。好ましくは、丸まっ
た部分の一部が、喉領域の実質的に前方に配置される。
【0007】 本発明の他の観点では、回転鋸ブレードの他の実施の形態を提供する。ここに
、複数の隆起した歯支持部材は、ブレードの回転方向にほぼ対面した前方に向い
た歯取付部分と、歯取付部分から後方に遠のく方向に延びるフィンガを備えた外
周案内部材とを有する。カッティング歯の各々は、歯の半径方向最も外側の縁が
ブレードの半径線から約0度〜7度の角度で配置されるように、歯取付部分の各
々に取り付けられる。支持部材、フィンガ、歯のの各々は、喉領域と、ブレード
の外周から半径方向内方に位置する丸まった部分とを備えた溝を実質的に形成す
る。
【0008】 本発明は、また、金属ワークを切断するための方法で具体化される。この方法
は、手持ち式動力工具を用意する工程と、手持ち式工具にほぼ円形のブレードを
取り付ける工程と、動力工具とブレードとを用いてワークを切断する工程とを含
む。ブレードは、中心に開口を備えた本体プレートと、円周方向に離間した複数
の歯支持部材とを含む。支持部材の各々は、ブレードの半径に関して負に傾斜し
た歯取付部分を有し、連続する支持部材は、喉領域と丸まった領域とを備えた溝
を形成する。喉領域は、丸まった領域の円弧の波形よりも実質的に小さなギャッ
プ幅を形成する。
【0009】 したがって、本発明は、薄い金属ワーク効率的に且つ正確に切断することので
きる特有の構造を備えた鋸ブレードを提供する。この負の歯すくい角は、ブレー
ド歯支持体の構造の中に一体化されて、歯がワークの中に滑らかな切断を形成し
つつブレードの全体に一層の強度を提供する。更に、歯支持体間に形成されたス
トッキング形状の溝構造は、リニアな張力を溝の拡大された丸い縁に沿って拡散
し、溝構造及び歯支持体によって生成される応力を効率的に吸収する。
【0010】 上述の一般説明及び以下の詳細な説明は例示であり、特許請求の範囲に記載し
た発明の更なる説明を提供するものであると理解されたい。本発明は、更なる目
的及びこれに伴う利点と共に、添付の図面と次の詳細な説明を参照することによ
り最も良く理解できるであろう。
【0011】 (発明の好ましい実施形態の詳細な説明) 本発明の利点は、添付の図面を参照して次の詳細な説明を読むことにより完全
に明らかになるであろう。
【0012】 図面を参照すると、図1は、40の歯を備えた好ましい実施形態の円形鋸ブレ
ード20の側面図である。他の数の歯であってもよい。この好ましいブレード2
0は、好ましくは、鋸ブレード22を軸に取り付けるために、中心に形成された
5/8インチ穴(15.875mmの穴)24を備えたプレート22を含む。好ま
しくは、金属プレート22は、全体として円形の形状であり、平らな面の工具鋼
から機械加工される。また、ブレード22の厚みは約1.6mm(約0.063イン
チ)である。軸孔24は、手持ち式円形鋸用の標準軸に用いられるものであるの
が好ましい。
【0013】 この実施形態にあっては、複数の隆起した歯支持部材26がプレート20の外
周回りに配置されている。この支持部材26は、各支持部材26の歯取付部分2
7にカッティング歯28を取り付ける進み側部分を含むのが好ましい。各歯は、
炭化物や他の適当な超硬金属から作られるのが好ましい。図2、図3に明瞭に図
示されているように、各歯は、ブレード20の最も外側の広がりに位置する逆刃
の外側切刃31と、接触面33と、底内方面35と、接触面33とほぼ平行に延
びる後面37とを含む。各歯28は、各支持部材26の歯取付部分27の段付き
進み側縁部分29の後面37と底面35の接触ポイントで、鋸プレート22に対
して鑞付け結合されるのが好ましい。
【0014】 歯支持部材26は、歯28の切刃31が描くよりも小さな半径距離で各歯28
からほぼ後方に延びている。支持部材26の最も後方に後退した部分は、次の歯
28に差し向けられたフィンガ32として延びている。支持部材26の最外縁4
0は、歯28の最も外側の切刃よりも小さな半径距離のv形状の円弧又は谷42
を描くのが好ましい。最外縁40の後退した形態によって、各歯28によって切
断がなされた後に、最小量のブレードプレート22が金属ワークの切断部分と接
触する。フィンガ部分32は、更に、このフィンガ部分32の後方の次の歯28
の切断進入の準備のためにガイドとして機能する。
【0015】 歯支持部材26の最外縁40は、ほぼ真っ直ぐに内方に傾斜した部分44と外
方に傾斜した部分46とを含む。各支持部材26の傾斜部分44、46は、頂4
8で合流するのが好ましい。この2つの傾斜部分44、46は角度βで合流する
のが好ましく、角度βは好ましくは170度である。頂48は、シャープな縁か
、約2mmよりも小さな半径を備えた僅かに丸まった部分であるのがよい。好まし
い実施形態では、内方に傾斜した部分44が長さl1を有し、外方に傾斜した部
分46が長さl2を有する。好ましくは、この好ましい実施形態では約5.59
mm(約0.22インチ)である長さl1は、この好ましい実施形態では約3.81
mm(約0.15インチ)である長さl2よりも長い。他の長さ及び角度を用いても
よいが、しかしながら、好ましい実施形態では、これらの数値が最も望ましい結
果を生むことが分かった。
【0016】 好ましい実施形態の歯28は超硬金属材料から作られるの好ましく、カッティ
ング面33の頂角又はすくい角αは、ブレード20の半径と負の関係にある。特
に、カッティング面33のすくい角 は、ブレード20の中心からの半径ライン50に関して約5度である。好ましい
実施形態及び金属ワークを切断する装置に関し、すくい角は、半径ライン50か
ら0度〜7度の範囲が効果的であろうということが分かった。他の歯材料、例え
ば他の硬化金属を用いてもよいことは勿論である。
【0017】 図1に示すように、この好ましい実施形態では、内周が、直径線66で示すよ
うに、直径が約166.12mm(約6.54インチ)である。カット68の円周は
、直径線69で示すように、直径が約184.15mm(約7.25インチ)であり
、直径線69は、歯28の最も外側の切刃31まで延びている。
【0018】 図2、図3を参照して、開放した溝60は、連続的な歯支持部材26間の内方
に形成されている。特に、溝60は、内縁62によって形成されている。内縁6
2は、支持部材26の後部分のフィンガ32の内方に延びる部分32aを有し、
溝60の最大深さの内周64までストッキング形状の形態で連続している。内縁
62は、次いで、連続的な歯の領域及び歯取付部分27に向けて湾曲している。
【0019】 上述したように、フィンガ32は、連続的な歯支持部材26に向けて後方に突
出している。溝60は、最初に、喉領域70によって規定され、この喉領域70
は、フィンガ32の後縁32bと、連続的な歯支持部材26の連続的な歯のカッ
ティング面33との間に延びている。喉領域70はギャップ幅を形成しているの
が好ましい。
【0020】 フィンガ32の後縁32bは内側縁62を含む。内側縁62は、フィンガ32
の下の半径R1を有する第1円弧を規定することによって、溝60の下方部分を
形成する。実質的に半円を描き半径R2を有する進み側円弧62aは、溝60の
進み側部分を構成する。進み側円弧62aは、喉領域70の実質的に前方に配置
されているのが好ましい。進み側円弧62aは下方円弧62bに移行し、この下
方円弧62bは、より長い半径を有するのが好ましい。最後に、下方円弧62b
は、半径R4を有する移行円弧62cを経由して半径方向外方に移行している。
この移行円弧62cは、カッティング面33に連なり、溝60の最終部分を喉領
域70に向けて延長させている。他の半径及び円弧形状を用いてもよく、また、
歯支持の数やブレードのサイズなどを変更してもよいが、この好ましい実施形態
では、現在の値が最も良好な結果を生むことが分かっている。
【0021】 ブレードの半径線に対して0度〜7度の範囲の好ましい角度で歯28の面33
を支持するために、取付部分27は、ブレード20の半径に関して同じ形態で傾
斜しているのが好ましい。図3の好ましい実施形態にあっては、取付部分27は
、歯支持部材26の中に約1.27mm(0.075インチ)内方に延びる切欠き部
分又は段付き部分からなる。歯28に関する他の取付手段の方法を用いてもよい
。例えば、取付部分27の段付き部分を全く用いる必要はなく、図2の第2実施
形態に図示するように、歯28を、段付きの無い面に直接的に鑞付けしてもよい
【0022】 図4は、ブレード20の端縁図である。図示のような好ましい実施形態では、
ブレード20の最大厚みは、各歯28の切刃31の頂の最も外側のポイントにあ
る。d1で示すこの距離は、好ましくは、厚みは約2.019mm(0.0795イン
チ)である。ブレード20は、距離d2で示すように、約1.6mm(0.063イ
ンチ)の均一なプレート厚みの最も小さな厚みを有する。
【0023】 図5、図6は、図1のブレード20の先端部分の端縁図である。図面に示すよ
うに、各歯28は、傾斜した切刃31c、31dを有し、これらは、ブレードの
断面のほぼ中間点からブレード20の縁に向けて延びている。切刃31の他の部
分31a、31bは、ブレード20の回転軸に沿って水平に延びている。この好
ましい実施形態にあっては、交互の歯支持部材26の傾斜した切刃31c、31
dは、夫々、水平部分31a、31bから下方に20度傾斜している。このこと
は、更に、上記図4で角度Pとして示される。
【0024】 使用に際し、ユーザは、シャフト回りの軸孔24を締め付けることによって、
ブレード20を手持ち式又は他のポータブル電動鋸に取り付けるのが好ましい。
ユーザは、次いで、金属ワークを切断するために、ブレード20が図1に示す方
向Tに回転するように鋸を操作する。ブレード20の最大速度は8300RPMで
あるのが好ましい。ブレード20の好ましい速度は、約4000RPMである。
【0025】 上述した好ましい実施形態に様々な変更及び変形をなし得ることは勿論である
。したがって、前述の詳細な説明は、限定するのではなく、例示であり、限定す
るのは、この発明を定義する、全ての等価物を含む特許請求の範囲であることを
指摘する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の回転鋸ブレードの実施形態の平面図である。
【図2】 ブレードから歯を取り除いた変形例の第2実施形態における、図1と同様の鋸
ブレードの外周縁セクションの詳細な平面図である。
【図3】 ブレードに歯を取り付けた状態の、図1の鋸ブレードの外周縁セクションの詳
細平面図である。
【図4】 図1のブレードの端縁図である。
【図5】 図1の実施形態の一つの歯の前方面とこれに関連したブレード構造を示す詳細
図である。
【図6】 図1の実施形態の他の歯の前方面を示す、図5に類似した詳細図である。
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Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属ワークを切断するための回転鋸ブレードであって、 中心に開口を有するほぼ円形の主本体プレートと、 該プレートの外周回りに配置された複数の隆起した歯支持部材とを備え、該支
    持部材の各々が前記ブレードの回転方向にほぼ対面した歯取付部分と、該歯取付
    部分から離れる方向に延びる外周案内部材とを有しており、 各歯が前記歯取付部分の各々に取り付けられる複数のカッティング歯を備え、 前記歯支持部材の各々が、前記案内部材の各々の間に溝を形成し且つ前記中心
    に向けてほぼ半径方向内方に延び、 前記溝の各々が、喉領域と丸まった領域とによって形成され、 前記喉領域が、外周案内部材と歯との間にギャップ幅を形成し、 前記丸まった領域の一部が、前記喉領域の実質的に前方に位置する円弧を構成
    することを特徴とする回転鋸ブレード。
  2. 【請求項2】 前記歯の各々が、前記ブレードの最も外側の部分の切刃と接
    触面とを含み、該接触面が負のすくい角を有することを特徴とする、請求項1に
    記載のブレード。
  3. 【請求項3】 前記接触面が、前記プレートの中心から延びる半径線から約
    5度のすくい角で延びていることを特徴とする、請求項2に記載のブレード。
  4. 【請求項4】 前記歯取付部分が、前記プレートの中心から延びる半径線か
    ら約5度の角度で延びるほぼ真っ直ぐな縁を更に有することを特徴とする、請求
    項1に記載のブレード。
  5. 【請求項5】 前記歯の各々が、前記接触面に対向する後歯面と平行に延び
    る接触面を含み、 前記後歯面が、前記プレートの歯取付部分に設けられ且つ該歯取付部分に整列
    していることを特徴とする、請求項5に記載のブレード。
  6. 【請求項6】 前記丸まった領域が、前記喉領域の前記ギャップ幅の少なく
    とも2倍の半径を有する円弧を含むことを特徴とする、請求項1に記載のブレー
    ド。
  7. 【請求項7】 回転鋸ブレードであって、 中心に開口を有するほぼ円形の主本体プレートと、 該プレートの外周回りに配置された複数の隆起した歯支持部材とを備え、該支
    持部材の各々が前記ブレードの回転方向にほぼ対面し、前方に向けられた歯取付
    部分と、該歯取付部分から後方に離れる方向に延びるフィンガを備えた外周案内
    部材とを有しており、 各歯が、該歯の半径方向最も外側の縁が約0度から7度の角度で配置されるよ
    うに、前記歯取付部分の各々に取り付けられる複数のカッティング歯とを有し、 前記歯支持部材の各々と、フィンガと、歯とが、喉領域と、前記ブレードの外
    周から半径方向内方の丸まった領域とを備えた溝を形成していることを特徴とす
    る回転鋸ブレード。
  8. 【請求項8】 前記丸まった領域が、前記ブレードの内側縁によって形成さ
    れるほぼ長円形状を更に有し、 前記内側縁が、前記溝の半径方向深さよりも実質的に大きな長さを有すること
    を特徴とする、請求項7に記載のブレード。
  9. 【請求項9】 金属ワークを切断する方法であって、 手持ち式動力工具を用意する工程と、 該動力工具にほぼ円形のブレードを取り付ける工程とを含み、前記ブレードが
    、中心に開口を備えた本体プレートと、前記ブレードの半径線に関して負に傾斜
    した歯取付部分を各々備えた複数の円周方向に離間した歯支持部材とを有し、連
    続した前記歯支持部材が喉領域と丸まった領域とを有し、該喉領域が、前記丸ま
    った領域の円弧の半径よりも実質的に小さなギャップ幅を有しており、 前記動力工具と前記ブレードとを用いてワークを切断する工程を含む、 ことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 前記ブレードが、前記歯取付部分の各々に取り付けられる
    カッティング歯を更に含み、 該カッティング歯が、この歯の半径方向最も外側の部分に配置された切刃と、
    前記歯の半径方向最も内側の部分が前記中心から前記切刃まで延びる半径線から
    前記ブレードの切断方向に向けて傾斜するように、前記半径線に関して0度〜7
    度の角度で傾斜した面とを有することを特徴とする、請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記歯支持部材の各々が、各歯取付部分の後部分に隣接し
    た外周案内部材を有し、 該外周案内部材が、前記喉領域の一方の側を形成する後方に突出したフィンガ
    部分を有することを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記フィンガ部分が、前記ブレードの最も外側の円周から
    半径方向内方に外側縁を更に有し、該外側縁が谷形状の凹所を形成していること
    を特徴とする、請求項11に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記溝が、ストッキング形状の開口を更に有することを特
    徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記歯取付部分の各々が、前記歯支持部材内に形成されて
    前記歯の一つを部分的に保持するようになっている段付き部分を更に有すること
    を特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記段付き部分が、少なくとも前記歯の後面及び底面と接
    していることを特徴とする、請求項14に記載の方法。
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