JP2003526985A - 改良された電流ステアd/a変換 - Google Patents

改良された電流ステアd/a変換

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JP2003526985A
JP2003526985A JP2001566275A JP2001566275A JP2003526985A JP 2003526985 A JP2003526985 A JP 2003526985A JP 2001566275 A JP2001566275 A JP 2001566275A JP 2001566275 A JP2001566275 A JP 2001566275A JP 2003526985 A JP2003526985 A JP 2003526985A
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アンデルソン、オラ
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テレフオンアクチーボラゲツト エル エム エリクソン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、電流ステアNビットD/A変換器を使用する方法とD/A変換器とに関し、前記変換器は、共通出力に接続可能なN個の2進重み付け電流源SIk(k=0,1,…,N−1)を含む。各電流源SIkは、並列に接続された等しい大きさの2k個の単位電流源SIunitを含む。ここで、ディジタル入力ビットbi(i=0,1,…,N−1であり、bN-1は最上位ビット(MSB)である。)は、どの電流源SIk(k=0,1,…,N−1)が出力に接続されるかを決定する。本発明の機能は、D/A変換中に、最大電流源SIN-1からの電流IN-1を電流I〜N-1に置換し、ここでI〜N-1=I0+I1+I2+…+IN-2+Iunitである。この式で、Ikは電流源SIkからの電流であり、Iunitは追加の単位電流源からの電流である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の技術分野) 本発明は、一般的には、改良された電流ステア(current-steering)D/A変
換に関し、特に、電流ステアD/A変換器を使用する改良された方法とD/A変
換器とに関する。本発明の方法および変換器は、特に、D/A変換器の線形的階
層電流源不整合による決定論的誤差の補償を含む。
【0002】 (関連技術および発明の背景の説明) D/A変換器は、一般的には、CMOS技術により製造された集積回路で使用
されるが、他の型式の技術でも使用されている。
【0003】 D/A変換器は各種の方法で実現可能である。技術および精度の理由から、多
くの変換器は、出力が変換器の出力または基準端子に向けられる並列接続電流源
を使用する。電流源は、通常、出力トランジスタが全て同じであることが望まし
い複数個の電流ミラーにより形成される。
【0004】 そのようなD/A変換器は、例えば米国特許第5,870,044号、米国特
許第5,162,800号、米国特許第5,870,044号および米国特許第
5,105,193号に記載されている。
【0005】 電流源間の不整合は、高速および高分解能の応用のための電流ステアD/A変
換器では重大な問題である。現在、この問題を解決するために、複雑なレイアウ
ト方式やランダム化技術若しくは動的要素整合(DEM)技術が使用されている
【0006】 (発明の要約) したがって、本発明の目的は、共通出力に接続可能な、N個の2進重み付け電
流源SIk(k=0,1,…,N−1)を含む電流ステアNビットD/A変換器
を使用する方法であって、各電流源SIkが、並列に接続された等しい大きさの
k個の単位電流源SIunitを含み、ディジタル入力ビットbi(i=0,1,…
,N−1,bN-1は最上位ビット(MSB)である)が、どの電流源SIk(k=
0,1,…,N−1)を出力に接続させるべきかを決定して、上述したような電
流源間の不整合の問題を解決するか少なくとも減少する方法を提供することにあ
る。
【0007】 この観点から、本発明の特別の目的は、簡単、高速、正確、精密、効率的、信
頼可能かつ実装が容易で特に低コストであるそのような方法を提供することにあ
る。
【0008】 本発明の他の目的は、最小数の部品を使用して実現できるそのような方法を提
供することにある。
【0009】 その他の中でもこれらの目的は、本発明の第1の態様によると、D/A変換中
に、最大電流源SIN-1からの電流IN-1が電流
【外18】 に置き換えられる方法によって達成される。 ここで、
【数11】 であり、Ikは電流源SIkからの電流であり、Iunitは付加単位電流源からの電
流である。
【0010】 この方法は、最大電流源SIN-1からの電流IN-1を補償するだけであるため、
単純MSB(最上位ビット)較正と呼ばれる。この方法は、好ましくは、D/A
変換器がD/A変換前に較正されるように実現される。較正は、電流IN-1と電
【外19】 とを測定することと、測定された電流間の電流差ΔIを形成し記憶することとを
含む。変換中に実行される置換は、最大電流源の電流IN-1から電流差ΔIを減
算することによって電流
【外20】 を形成することを含む。
【0011】 中でも上述した目的は、本発明の第2の態様によると、D/A変換中にc個の
最大電流源SIN-1,SIN-2,…,SIN-c(cは1よりも大きい整数)からの
電流IN-1,IN-2,…,IN-cが電流
【外21】 に置き換えられる方法によって達成される。ここで、
【数12】 である。この式で、Ikは電流源SIkからの電流であり、Iunitは追加の単位電
流源からの電流である。この方法は、c個の最大電流源SIN-1,SIN-2,…,
SIN-cからの電流IN-1,IN-2,…,IN-cを補償するので、一般化MSB較正
と呼ばれている。
【0012】 本方法は本発明の第1の態様の方法と同様に実現されるが、好ましくは、本方
法はD/A変換前の以下の較正処理により実現される。 電流IN-1,IN-2,…,IN-cおよび電流
【外22】 が測定される。 −電流差
【数13】 が形成される。 −電流差
【数14】 がΔIN-1の一部分として与えられる。
【0013】 置換は、変換中、各電流IN-1,IN-2,…,IN-cから各電流差ΔIN-1,ΔI N-2 ,…,ΔIN-cを減算することによって各電流
【外23】 が形成されることを含む。
【0014】 好ましくは、前記一部分はN個の2進重み付け電流源間の相対不整合の以前の
知識から与えられる。
【0015】 本発明の他の目的は、各々がディジタル入力ビットbi(i=0,1,…,N
−1であり、bN-1は最上位ビット(MSB)である)を受取るN個のディジタ
ル入力と、アナログ出力と、該アナログ出力に接続可能なN個の2進重み付け電
流源SIk(k=0,1,…,N−1)であって、各電流源SIkが、並列に接続
された等しい大きさの2k個の単位電流源SIunitを含む、N個の2進重み付け
電流源SIkとを含み、ディジタル入力ビットが、どの電流源SIk(k=0,1
,…,N−1)がアナログ出力に接続されるべきかを指示する、電流ステアNビ
ットD/A変換器であって、本発明の第1および第2の態様による方法が実現さ
れる、電流ステアNビットD/A変換器を提供することにある。
【0016】 したがって、本発明の第3の態様によれば、追加の単位電流源と最大電流源S
N-1からの電流IN-1を電流
【外24】 に置換する手段とをさらに含むそのようなD/A変換器が提供され、ここで、
【数15】 であり、Ikは電流源SIkからの電流であり、Iunitは前記追加の単位電流源か
らの電流である。
【0017】 本発明の第4の態様によれば、追加の単位電流源と、c個の最大電流源SIN- 1 ,SIN-2,…,SIN-c(cは1よりも大きい整数)からの電流IN-1,IN-2
,…,IN-cを電流
【外25】 に置換する手段とをさらに含むそのようなD/A変換器が提供され、ここで、
【数16】 であり、Ikは電流源SIkからの電流であり、Iunitは前記追加の単位電流源か
らの電流である。
【0018】 本発明のD/A変換器は上述した電流差を形成する電流ミラーを含み、この差
は、並列に接続されたコンデンサおよび複数のトランジスタを含むネットワーク
に記憶され復元される。複数個のトランジスタは、好ましくは、NMOSトラン
ジスタおよびPMOSトランジスタの両方を含む。また、電流源も、好ましくは
、MOSトランジスタである。
【0019】 本発明の主要な利点は、A/D変換を導入することなく完全にアナログ的に実
行可能である点である。
【0020】 本発明の更なる特徴およびその利点は本発明の実施例の以下の詳細な説明から
明らかとなる。 本発明は、以下に与えられた本発明の望ましい実施例の詳細な説明および添付
の図1〜図7から完全に理解でき、添付の図1〜図7は、単に図解用に与えられ
たもので、本発明を限定するものではない。
【0021】 (実施例の詳細な説明) 以下の説明では、説明の都合上かつ限定的な意味ではなく、本発明の完全な理
解を提供するために特定の技術および応用のような具体的な詳細を記載する。し
かしながら、本発明がこれらの具体的な詳細から逸脱した他の実施例でも実施で
きることは当業者には明らかである。他の例では、不要な詳細により本発明の説
明を不明確にしないように、公知の方法および装置の詳細な説明を除いてある。
【0022】 図1aに概略的に示すような電流ステアCMOS D/A変換器は、高速およ
び高分解能の応用に適している。基本構造は帰還ループも演算増幅器も必要とせ
ず、したがって、帯域は大きい。全ての電流は抵抗性負荷(通常は、50オーム
)を通して終端される出力に向けられるため、電力効率は約100%である。図
1aに示すようなNビットD/A変換器は、N個の2進重み付け電流源SIk
k=0,1,…,N−1)を使用することによって構成され、ここで、電流源S
kは電流Ikを発生する。
【0023】 整合を改善するために、各電流源SIkは、それぞれ単位電流Iunitを発生す
る2k個の並列単位電流源SIunitを使用する。ディジタル入力ビットbi(i=
0,1,…,N−1)はどの電流源を出力に接続するかを選択する。b0は最下
位ビット(LSB)であり、bN-1は最上位ビット(MSB)である。したがっ
て、全出力電流は、次式によって与えられる。
【数17】 ここで、X(n)は、サンプリング時間nでの2進入力コードX(n)={bN-1(n
),…,b0(n)}である。
【0024】 重み付け電流源Ikに付随する不整合誤差は、図1bに示すような並列に接続
されたかつ振幅Δkを有する追加の電流源としてモデル化される。
【0025】 また、単位電流源は、図2aに示すように、x方向に2M個の電流源およびy
方向に2N-M個の電流源のアレイに配置されている。
【0026】 不整合誤差のモデル化をここでさらに説明する。上述したように、重み付け電
流源Ikに付随する不整合誤差は、並列に接続されたかつ振幅Δkを有する追加の
電流源としてモデル化される。単位電流源は2進重み付け電流源として同じよう
にモデル化され、したがって、誤差電流源と並列の公称電流源は、次式で表され
る。
【数18】 この記述法では、次式が成り立つ。
【数19】
【0027】 エム.ジェー.エム.ペルグロムらの論文「MOSトランジスタの整合特性」
,固体素子回路のIEEEジャーナル,第24巻,第5号,第1433−9頁,
1989年10月によると、集積MOSトランジスタの不整合は2種類のパラメ
ータ変動の効果として見ることができる。第1種のパラメータ変動はトランジス
タ間に相関がないランダムなものであり、第2のパラメータ変動は、酸化物厚お
よびイオン打ち込みなどがしばしばウエハ上に円形分布を示すことから起因する
決定論的変動である。
【0028】 電流ステアD/A変換器の研究(例えば、エッチ.ジェー.ショウウェナーズ
らの論文「ディジタル・オーディオ用の低電力ステレオ16ビットCMOS D
IA変換器」,、固体素子回路のIEEEジャーナル,第23巻,第6号,第1
290−7頁,1988年12月)は、誤差が非常に良い近似でチップ面積に対
して線形に変化することを示している。これがその通りであるものと仮定すると
、誤差源を次式のように表現することができる。
【数20】 ここで、kxおよびkyは、単位電流源アレイの線形階層化整合特性を記述する定
数である。項(1/2)sgn(a)および(1/2)sgn(b)は、インデック
スa=0またはb=0の単位電流源がないことを補償する。式(3)と式(4)
とを組み合わせると、kxとkyで表現されたΔkの値を得ることができる。これ
らの式は、もちろん、どの単位電流源がある2進重み付け電流源を構成するのに
選択されたかに依存する。
【0029】 図2bは、決定論的線形階層化不整合を抑止するのに悪いことが一般的に知ら
れている方式で、6ビットD/A変換器用の単位電流源を如何に割り当てるかの
一例を示す。しかしながら、このような配列では、異なるΔkは、少なくともN
−M個のMSBに対して、MSBの誤差ΔN-1により容易に表現でき、Nおよび
Mは図2aのようにインデックス付けされていて、誤差評価を簡単化するために
使用され得るものである。
【0030】 以下に、本発明の較正技術について、図3および図4を参照して単純MSB較
正に関して説明する。
【0031】 MSBの多数の単位電源により、これは、多分、最大誤差を有するビットであ
る。単純MSB較正の考え方は、この誤差を以下の置換で除去する。
【数21】 ここで、Iunitは、図2bに示されたダミー単位電源によって得られる。実際に
は、チップ上でこの目的のために利用可能ないくつかの単位電源がある。
【0032】 図3aは、本発明の単純MSB較正のないかつ整合特性定数kx=0およびky =0.1を有する図2bの6ビットD/A変換器に対するランプ応答の図であり
、また、図3bは、本発明の単純MSB較正が使用されたときの同じ変換器に対
するランプ応答の図である。
【0033】 2N-1−1=011...11binaryと2N-1=100...00binaryとの間
の遷移における大きな誤差が除去されたとき、D/A変換器の線形性が非常に増
加していることが分かる。図3aおよび図3b(異なる傾き)から分かるように
MSB較正は利得誤差を導入するが、これはD/A変換器の性能には影響しない
【0034】 式(5)の置換は、電流を測定する必要なく実行可能である。IN-1および電
【外26】 の両者へのアクセスがあるため、次式で示される電流差ΔIは図4aおよび図4
bに示すように電流ミラーを使用して構成できる。
【数22】 電流ΔIは電流メモリに記憶され、動作中は、ΔIがIN-1から減算され、図4
aおよび図4bに示すように、MSB電流源の出力を生成する。
【0035】 この方法の1つの制限は、電流メモリが多分(図6aおよび図6bに示すよう
に)トランジスタの適切なゲート電圧を保持するコンデンサでなければならず、
かつ、このコンデンサは電荷漏れを生じ、ある(例えば、所定の)時間後にD/
A変換器を再較正する必要を生じさせることである。
【0036】 一般化された本発明のMSB較正技術について、以下に説明する。図3aおよ
び図3bにおいて、単純MSB較正技術によるD/A変換器の線形性の大きな増
加が分かったが、第2の最上位ビット(MSB−1)および第3の最上位ビット
(MSB−2)などの遷移にも依然として誤差があり、D/A変換器の所望の性
能を達成するためにはこれらの誤差も減少しなければならない。c個のビット(
単純MSB較正はC=1に対応する。)の較正を仮定すると、式(5)は次式に
一般化される。
【数23】
【0037】 図5aおよび図5bには、前と同じD/A変換器のランプ応答が示されており
、この場合は、c=1(図3bで示したものと同じ例)およびc=2での較正で
あり、図から分かるように、MSBとともにMSB−1を較正することはD/A
変換器の線形性をさらに向上させる。
【0038】 以下に、一般化MSB較正を如何に実現するかについての2つの基本概念を説
明する。1つの方法は、c個のMSBを較正するために、図4aおよび図4bと
同じ種類の回路を使用して式(6)のアルゴリズムを実行して異なる
【外27】 を構成することである。これは、多くの複雑な回路と大きなチップ面積とを消費
し、したがって、上記の不整合モデル化部分で記載したように不整合の知識を使
用することが適切である。線形階層化不整合による誤差はMSBの誤差により表
現できるため、少なくともいくつかのMSBに対する良好な近似として、単純M
SB較正で実行したようにこの誤差電流を構成することのみが必要であり、この
電流を使用して全ての他の補償電流を構成する。この一例として、本説明で一例
として前に使用された6ビットD/A変換器の2つのMSBを較正する。単位電
源を選択するこの方法では、図3aで“b”と記されたMSB−1遷移における
誤差は、図3aで“a”と記されたMSB遷移における誤差により表現でき、b
=a/4である。式(6)を使用すると、次式を得る。
【数24】 図6aおよび図6bでは、式(7)の較正を実現する提案された回路が示されて
いる。較正フェーズでは、コンデンサは、4個の左端のNMOSトランジスタが
電流aを保持するために充電される。すなわち、これらのトランジスタはそれぞ
れドレイン電流a/4を有する。動作フェーズでは、コンデンサは依然として同
じ電荷を保持し、したがって、これらのトランジスタはそれぞれドレイン電流a
/4を有する。これらのトランジスタのうちの1個を使用してIN-2から電流a
/4を減算し、かつ、他の5個を使用してIN-1から電流5a/4を減算する。
図6aおよび図6bの回路が動作するためには、“a”は正の数でなければなら
ない。“a”が負である場合には、較正は、NMOSの代わりにPMOSトラン
ジスタによる同じ回路を使用して実行できる。“a”の符号は未知であるため、
1つがNMOSトランジスタネットワークであり1つがPMOSトランジスタネ
ットワークである2個の較正ネットワークと、“a”の符号(したがって、どち
らの回路を使用するか)を決定する比較器とが必要である。
【0039】 ここで、異なる値の“c”に対してMSB較正を使用したD/A変換器のシミ
ュレーションから周波数領域での結果が、図7を参照して示される。使用された
D/A変換器構造は、図2の6ビットD/A変換器と同じように構成された14
ビットD/A変換器であり、M=8,kx=ky=0.0001の傾きが適用され
ている(LSB/単位電源)。図7では、入力に全振幅の正弦波を与えた異なる
値のCに対するD/A変換器の信号スペクトルが示されている。重要な周波数領
域特性信号対雑音歪率(SNDR)およびスプリアス・フリー・ダイナミックレ
ンジ(SFDR)も図7に示されている。14ビットD/A変換器については、
SNDRは量子化雑音により86dBに制限され、c=2でD/A変換器を較正
することはSNDR=78dBを与え、これは12.5ビットの有効ビット数(
ENOB)に対応し、未補償のD/A変換器と比較して3ビットの改善である。
【0040】 この非常に簡単な較正技術により、非常に高性能のD/A変換器が達成される
【0041】 本説明に記載されたMSB較正により、さもなければ使用される複雑な配置方
式,ランダム化またはDEM技術を使用することなく、D/A変換器の高性能を
得ることができる。
【0042】 較正は完全にアナログで実行でき、不整合誤差は本質的にアナログであるため
、A/D変換器を使用して較正をディジタル領域で実行しないことが好ましい。
なぜなら、これらのA/D変換器は高精度で製造することが困難であり、チップ
上の空間を占有し、電力を消費するからである。
【0043】 上述したような線形的階層不整合の知識を使用すると、多数ビットの誤差は1
ビット(例えば、MSB)の誤差を使用して評価でき、較正回路をさらに簡単化
できる。
【0044】 提案された較正技術の利点は、相対的に大きなMSB電流ではなく、相対的に
小さな補償電流を記憶し復元する点である。電流メモリが電荷漏れを生じると、
最悪の場合には未較正の電流ステアD/A変換器の性能に到達する。代わりに完
全な較正MSB電流が電流メモリに記憶されると、電荷漏れはD/A変換器の性
能にはるかに悪い効果を与える。
【0045】 本明細書で記載された較正技術は、なかでも以下の利点を有する。 ・単純で有効な技術 ・複雑な配置方式,ランダム化またはDEM技術を必要としない。 ・誤差測定またはA/D変換を必要としない。 ・全MSB電流を較正するのではなく相当うまく動作するD/A変換器の小補償
電流を較正することにより、不整合または電荷漏れにより較正が失敗したときに
、誤差が小さくなる。
【0046】 また、電流メモリの電荷漏れは再較正の必要を意味し、不整合も較正回路に影
響する。
【0047】 本発明は複数の方法で変更できることは明らかである。そのような変更は本発
明の範囲からの逸脱とはみなされない。当業者に明らかなそのような変更はすべ
て添付の特許請求の範囲内に含まれるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 電流ステアD/A変換器を概略的に示す。
【図1b】 対応する整合誤差を有する単位電流源を概略的に示す。
【図2a】 決定された方向および位置を有する単位電流源のアレイを概略的に示す。
【図2b】 6ビットD/A変換器の特定ビットへの単位電流源の割当の一例を示す。
【図3a】 本発明の単純MSB較正のない整合特性定数kx=0およびky=0.1を有す
る図2bの6ビットD/A変換器のランプ応答の図である。
【図3b】 本発明の単純MSB較正を使用したときの同じ変換器のランプ応答の図である
【図4a】 純粋にアナログ的に単純MSB較正を如何に実行するかの一例を概略的に示す
【図4b】 D/A変換中に対応する補償を如何に実行するかを概略的に示す。
【図5a,図5b】 本発明の一般化MSB較正を使用したときの整合特性係数kx=0およびky
0.1を有する図2bの6ビットD/A変換器のランプ応答の図であり、図5a
はcを1に設定したとき(これは単純MSB較正と一致する)の一例であり、図
5bはcを2に設定したときの一例である。
【図6a】 純粋にアナログ的に一般化MSB較正(c=2)を如何に実行するかの一例を
概略的に示す。
【図6b】 D/A変換中に対応する補償を如何に実行するかを概略的に示す。
【図7】 異なる数の較正ビット(それぞれ、C=0,1,2,3)に対する整合特性定
数kx=0.0001およびky=0.0001を有する14ビットD/A変換器
の4個の信号トーン・スペクトルを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN, YU,ZA,ZW 【要約の続き】

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電流ステアNビットD/A変換器を使用する方法であって、 電流ステアNビットD/A変換器が、共通出力に接続可能なN個の2進重み付
    け電流源SIk(k=0,1,…,N−1)を含み、各電流源SIkが、並列に接
    続された等しい大きさの2k個の単位電流源SIunitを含み、ディジタル入力ビ
    ットbi(i=0,1,…,N−1であり、bN-1は最上位ビット(MSB)であ
    る)が、どの電流源SIk(k=0,1,…,N−1)が前記出力に接続される
    べきかを決定する、方法において、 D/A変換中に、最大電流源SIN-1からの電流IN-1を電流 【外1】 に置換するステップであって、 【数1】 ここで、Ikは電流源SIkからの電流であり、Iunitは追加の単位電流源からの
    電流である、ステップ、 を含むことを特徴とする、方法。
  2. 【請求項2】 D/A変換の前にD/A変換器を較正するステップであって
    、 該較正するステップが、 電流IN-1および電流 【外2】 を測定するステップと、 測定された電流間の電流差ΔIを生成するステップとを含み、 前記置換するステップが、前記最大電流源の電流IN-1から電流差ΔIを減算
    することによって電流 【外3】 を形成するステップを含む、 請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 電流差ΔIが電流ミラーによって生成される、請求項2記載
    の方法。
  4. 【請求項4】 電流差ΔIが電流メモリに記憶される、請求項2または請求
    項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 電流差ΔIがコンデンサを充電することによって記憶される
    、請求項4記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記較正が所定の時間後に繰り返される、請求項2乃至請求
    項5いずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記電流源が集積MOSトランジスタである、請求項1乃至
    請求項6いずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 電流ステアNビットD/A変換器を使用する方法であって、 電流ステアNビットD/A変換器が、共通出力に接続可能なN個の2進重み付
    け電流源SIk(k=0,1,…,N−1)を含み、各電流源SIkが、並列に接
    続された等しい大きさの2k個の単位電流源SIunitを含み、ディジタル入力ビ
    ットbi(i=0,1,…,N−1であり、bN-1は最上位ビット(MSB)であ
    る)が、どの電流源SIk(k=0,1,…,N−1)が前記出力に接続される
    べきかを決定する、方法において、 D/A変換中に、c個の最大電流源SIN-1,SIN-2,…,SIN-c(cは1
    よりも大きい整数)からの電流IN-1,IN-2,…,IN-cを電流 【外4】 に置換するステップであって、 【数2】 ここで、Ikは電流源SIkからの電流であり、Iunitは追加の単位電流源からの
    電流である、ステップ、 を含むことを特徴とする、方法。
  9. 【請求項9】 D/A変換の前に前記D/A変換器を較正するステップを含
    み、 該較正するステップが、 電流IN-1,IN-2,…,IN-cおよび電流 【外5】 を測定するステップと、 次式で示される電流差ΔIN-1を生成するステップとを含み、 【数3】 前記置換するステップが、各電流IN-1,IN-2,…,IN-cから各電流差ΔIN -1 ,ΔIN-2,…,ΔIN-cを減算することによって各電流 【外6】 を形成するステップを含む、 請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 D/A変換の前に前記D/A変換器を較正するステップを
    含み、 該較正するステップが、 電流IN-1,IN-2,…,IN-cおよび電流 【外7】 を測定するステップと、 次式で示される電流差ΔIN-1 【数4】 を生成するステップと、 電流差ΔIN-1の一部分として、次式で示される電流差ΔIN-2 【数5】 を与えるステップとを含み、 前記置換するステップが、各電流IN-1,IN-2,…,IN-cから各電流差ΔIN -1 ,ΔIN-2,…,ΔIN-cを減算することによって各電流 【外8】 を形成するステップを含む、 請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記一部分が、前記D/A変換器のN個の2進重み付け電
    流源間の相対不整合の以前の知識によって与えられる、請求項10記載の方法。
  12. 【請求項12】 電流差ΔIN-1が電流ミラーによって生成される、請求項
    9乃至請求項11いずれかに記載の方法。
  13. 【請求項13】 電流差ΔIN-1,ΔIN-2,…,ΔIN-cが電流メモリに記
    憶される、請求項9乃至請求項12いずれかに記載の方法。
  14. 【請求項14】 電流差ΔIN-1がコンデンサを充電することによって記憶
    される、請求項13記載の方法。
  15. 【請求項15】 電流差ΔIN-1,ΔIN-2,…,ΔIN-cが、並列に接続さ
    れたコンデンサ制御トランジスタによって各電流 【外9】 を形成するため復元される、請求項14記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記トランジスタが、正である電流差ΔIN-1,ΔIN-2
    …,ΔIN-cに応答するNMOSトランジスタである、請求項15記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記トランジスタが、負である電流差ΔIN-1,ΔIN-2
    …,ΔIN-cに応答するPMOSトランジスタである、請求項15記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記較正が所定の時間後に繰り返される、請求項10乃至
    請求項17いずれかに記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記電流源が集積MOSトランジスタである、請求項10
    乃至請求項18いずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 各々がディジタル入力ビットbi(i=0,1,…,N−
    1であり、bN-1は最上位ビット(MSB)である)を受取るN個のディジタル
    入力と、 アナログ出力と、 該アナログ出力に接続可能なN個の2進重み付け電流源SIk(k=0,1,
    …,N−1)であって、各電流源SIkが、並列に接続された等しい大きさの2k 個の単位電流源SIunitを含む、N個の2進重み付け電流源SIkと、 を含み、 前記ディジタル入力ビットが、どの電流源SIk(k=0,1,…,N−1)
    が前記アナログ出力に接続されるべきかを指示する、 電流ステアNビットD/A変換器において、 最大電流源SIN-1からの電流IN-1を電流 【外10】 に置換する追加の単位電流源および手段を含み、 【数6】 ここで、Ikは電流源SIkからの電流であり、Iunitは前記追加の単位電流源か
    らの電流である、 ことを特徴とする、電流ステアNビットD/A変換器。
  21. 【請求項21】 前記D/Aを較正する較正手段をさらに含み、 該較正手段が、 電流IN-1および電流 【外11】 を測定する手段と、 前記測定された電流間の電流差ΔIを生成する手段とを含み、 前記D/A変換器が、D/A変換中に、前記最大電流源の電流IN-1から電流
    差ΔIを減算することによって電流 【外12】 を形成する手段を含む、 請求項20記載のD/A変換器。
  22. 【請求項22】 前記生成する手段が電流ミラーを含む、請求項21記載の
    D/A変換器。
  23. 【請求項23】 電流差ΔIが、特にコンデンサを含む電流メモリに保持さ
    れる、請求項21または請求項22記載のD/A変換器。
  24. 【請求項24】 前記電流源が集積MOSトランジスタである、請求項20
    乃至請求項23いずれかに記載のD/A変換器。
  25. 【請求項25】 各々がディジタル入力ビットbi(i=0,1,…,N−
    1であり、bN-1は最上位ビット(MSB)である)を受取るN個のディジタル
    入力と、 アナログ出力と、 該アナログ出力に接続可能なN個の2進重み付け電流源SIk(k=0,1,
    …,N−1)であって、各電流源SIkが、並列に接続された等しい大きさの2k 個の単位電流源SIunitを含む、N個の2進重み付け電流源SIkと、 を含み、 前記ディジタル入力ビットが、どの電流源SIk(k=0,1,…,N−1)
    が前記アナログ出力に接続されるべきかを指示する、 電流ステアNビットD/A変換器において、 c個の最大電流源SIN-1,SIN-2,…,SIN-c(cは1よりも大きい整数
    )からの電流IN-1,IN-2,…,IN-cを電流 【外13】 に置換する追加の単位電流源および手段を含み、 【数7】 ここで、Ikは電流源SIkからの電流であり、Iunitは前記追加の単位電流源か
    らの電流である、 ことを特徴とする、電流ステアNビットD/A変換器。
  26. 【請求項26】 前記D/A変換器を較正する較正手段をさらに含み、 該較正手段が、 電流IN-1,IN-2,…,IN-cおよび電流 【外14】 を測定する手段と、 次式で示される電流差ΔIN-2 【数8】 を生成する手段とを含み、 前記置換する手段が、各電流IN-1,IN-2,…,IN-cから各電流差ΔIN-1
    ΔIN-2,…,ΔIN-cを減算することによって各電流 【外15】 を形成する手段を含む、 請求項25記載のD/A変換器。
  27. 【請求項27】 前記D/A変換器を較正する手段を含み、 該較正手段が、 電流IN-1,IN-2,…,IN-cおよび電流 【外16】 を測定する手段と、 次式で示される電流差ΔIN-1 【数9】 を生成する手段と、 電流差ΔIN-1の一部分として、次式で示される電流差 【数10】 を与える手段とを含み、 前記置換する手段が、各電流IN-1,IN-2,…,IN-cから各電流差ΔIN-1
    ΔN-2,…,ΔIN-cを減算することによって各電流 【外17】 を形成する手段を含む、 請求項25記載のD/A変換器。
  28. 【請求項28】 前記一部分を与える手段が、N個の2進重み付け電流源間
    の相対不整合の以前の知識によって構成される、請求項27記載のD/A変換器
  29. 【請求項29】 前記生成する手段が電流ミラーを含む、請求項26乃至請
    求項28いずれかに記載のD/A変換器。
  30. 【請求項30】 前記形成する手段が、並列に接続されたコンデンサおよび
    複数のトランジスタを含む、請求項26乃至請求項29いずれかに記載のD/A
    変換器。
  31. 【請求項31】 前記トランジスタがNMOSトランジスタを含む、請求項
    30記載のD/A変換器。
  32. 【請求項32】 前記トランジスタがPMOSトランジスタを含む、請求項
    30または請求項31記載のD/A変換器。
  33. 【請求項33】 前記電流源が集積MOSトランジスタである、請求項25
    乃至請求項32いずれかに記載のD/A変換器。
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