JP2003526744A - 手 袋 - Google Patents

手 袋

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JP2003526744A
JP2003526744A JP2001566380A JP2001566380A JP2003526744A JP 2003526744 A JP2003526744 A JP 2003526744A JP 2001566380 A JP2001566380 A JP 2001566380A JP 2001566380 A JP2001566380 A JP 2001566380A JP 2003526744 A JP2003526744 A JP 2003526744A
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seam
plastic sheet
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JP2001566380A
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ブリンクマン・フリッツ
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ノルデニア ドイチュラント パシメックス ゲーエムベーハー
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D19/00Gloves
    • A41D19/0055Plastic or rubber gloves
    • A41D19/0068Two-dimensional gloves, i.e. obtained by superposition of two sheets of material
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D19/00Gloves
    • A41D19/01Gloves with undivided covering for all four fingers, i.e. mittens
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A41WEARING APPAREL
    • A41DOUTERWEAR; PROTECTIVE GARMENTS; ACCESSORIES
    • A41D19/00Gloves
    • A41D19/0044Cuff portions
    • A41D19/0048Cuff portions with cuff securing features

Abstract

(57)【要約】 本発明は、−1枚は手の甲側の外面を形成し、1枚は手のひら側の内面を形成している、少なくとも2枚の基本的に均質なプラスチックシートを備え、−外面そして/または内面の外側表面に設けられ、少なくとも1つの流体が供給され、特に吹き付けられ、そして/または浸漬され、そして/または含浸されている、少なくとも1つの吸収体外層を備え、−プラスチックシートを、少なくとも横方向の縁部に沿って相互に永久接合すると共に、指の部分の反対側に設ける手袋の開口が、流体の浸透に対して基本的にシールされ、そして手袋の使用時に、露出され、そして/または開かれる、手袋、特に1回使用または使い捨ての手袋に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 この発明は、 1枚は手の甲側の外面を形成し、1枚は手のひら側の内面を形成する、少なく
とも2枚の基本的に均質なプラスチックシートを備え、 外面そして/または内面の外側表面に設けられ、少なくとも1つの流体を供給
され、特に吹き付けられ、そして/または浸漬され(soaked)、そして/または含
浸された(impregnated)、少なくとも1つの吸収体外層を備えている、 手袋、特に1回使用または使い捨ての手袋に関する。
【0002】 「手袋」という語はここでは、手袋とミットの両方を含むことを意図している
。このような1回使用または使い捨ての手袋は、基本的にプラスチックで構成さ
れ、たとえばあらゆる種類のクリーニングの目的、たとえば人間の衛生目的、ま
た衰弱したあるいは寝たきりの人の洗浄に用いられる。
【0003】 クリーニングや洗浄を行う人の仕事を容易にするために、吸収体外層、通常は
内面に付加した表面層、に、前もって少なくとも1つの流体(たとえばクリーニ
ングか洗浄かどちらかのための流体)を、吹き付けそして/または浸漬そして/
または含浸して供給する。
【0004】 これらの手袋は、特に1回使用または使い捨てのアイテムであるという一貫性
のため、スペースと、包装材料、保管スペースを節約するように、しばしばマル
チ−パック(multi-packs)で供給される。そしてたとえば、10枚パックかそれ
より少ないかまたはより多い数の手袋を、折り畳んでまたは巻いてそして/また
は積み重ねた状態で供給する。
【0005】 ここで、手袋の外層に供給される流体が、時間の経過により手袋の開口に浸透
するという危険が存在するが、これは特に健康上の理由から好ましくない。
【0006】 上記のような効果的でない不適切な見地から、本発明の課題は、外層に供給さ
れたいかなる流体も常に手袋の内側へ浸透せず、かつ簡単に安価に製造できるこ
のような手袋、特に1回使用または使い捨ての手袋を、さらに進ませ開発するこ
とにある。
【0007】 この課題は、本発明で開示する最初に言及するタイプの手袋によって達成され
る。そこでは、流体の浸透に対して基本的にシールされ、そして手袋の使用時に
、露出され(exposed)そして/または開かれる手袋の開口を指の部分の反対側に
設けると共に、プラスチックシートを、少なくとも横方向の境界部分に沿って相
互に基本的に永久接合する。
【0008】 従ってこの発明では、手袋の外側表面に、好ましくはその内面の外側表面のみ
に、紙の、あるいは(紙の)不織材料の、適当な「超吸収体(superabsorbent)」外
層を設ける。この紙層または不織層は非常に薄く保つことができるので、かなり
の量の材料を節約できる。
【0009】 通常、内面の外側表面に設けられる吸収体外層に、少なくとも1種類の流体、
たとえばクリーニングまたは洗浄用の流体を、吹き付けそして/または浸漬そし
て/または含浸して供給する。このため、手袋の開口を流体の浸透に対して基本
的にシールし、そして手袋の使用時に、露出しそして/または開けるようにする
【0010】 結果として、手袋、特に1回使用または使い捨て手袋は、個々に開示される驚
くべき方法で製造される。ここで手袋は簡単にかつ安価に製造でき、そのデザイ
ンにより、手袋の外層に含まれるいかなる流体をも、時間の経過によって手袋の
内側への浸透することを確実に防止する。
【0011】 本発明の好ましいさらなる実施例では、少なくとも1つの帯片を手袋の開口に
沿って設置し、または手を挿入する方向と基本的に直角に延びる手袋の開口の部
分に配置し、そして特に、指の部分と反対側の、内面の端部に沿って取り付ける
(この「指の部分」という語は、親指と4本の残りの指、人差し指と中指、薬指
、小指、を入れる部分を含むものとする)。
【0012】 この帯片は、基本的に手袋の全幅を横切って効果的に延び、そして、たとえば
基本的に不透明(opaque)であるか、または透明(transparent)であってもよい。
そしてこの帯片は、特に、外面であるプラスチックシートを、手袋の開口に沿っ
てまたは手袋の開口の部分で、内面であるプラスチックシートに付着させるため
に設けられる。それによって手袋の開口の、永久的な、特に耐流体性のシールが
保証される。
【0013】 本手袋の特に効果的な追加の実施例では、さらに、たとえば接着により、そし
て/または溶着や圧着などの接合により、またはシーリングにより、プラスチッ
クシートを、手袋の開口の縁部で相互に永久接合する。
【0014】 好ましい実施例では、手袋を使用する時に手袋の内側へアクセスできるように
、手袋の開口に沿ってまたは手袋の開口の部分で、外面であるプラスチックシー
トに少なくとも1つの切り込み線(score line)または切り取り線(tear line)を
設ける。この線は、手を挿入する方向と基本的に直角方向に延び、外面であるプ
ラスチックシートと内面であるプラスチックシートと外層との、接着による、そ
して/または溶着や圧接などの接合による、そして/またはシールによる接合の
前に、適宜に作られる。この線を、手袋の開口の縁部にある、プラスチックシー
トの基本的に流体−不浸透性である永久接合よりも指の部分の近くに、そしてそ
の線に沿って手袋の開口が開くようにデザインする。従って、この切り込み線ま
たは切り取り線を開くことにより、手を手袋の内側の挿入方向へ挿入できる。
【0015】 本発明の別の個々の効果的な実施例では、外面であるプラスチックシートと、
内面であるプラスチックシート、そして外層とに、少なくとも1つの切り込み線
または切り取り線を設ける。この線は、手袋の開口に沿ってまたは手袋の開口の
部分に、手の挿入方向に対して基本的に直角方向に設置される。そしてこの線は
、手袋の開口の部分の、プラスチックシートの基本的に流体−不浸透性の永久接
合よりも、指の部分の近くにあり、手袋の開口に沿って開くようにデザインされ
ている。
【0016】 手袋の全ての層(プラスチックシートと外層の両方)を含む、この基本的に「貫
通した」切り込み線または切り取り線のために、手袋の使用時に、切り込み線ま
たは切り取り線に沿って手袋の開口に隣接する手袋の部分を分離することにより
、手袋の開口へ容易にアクセスできる。
【0017】 上記の切り込み線または切り取り線は、手袋の全幅を実質的に横切って延長で
きるので、手袋の内側への完全なアクセスが容易になる。切り込み線または切り
取り線の取り扱いを簡単にするために、これらを基本的に直線の形状にする。
【0018】 特に効果的に本発明をさらに発展させる必要があれば、切り込み線または切り
取り線を、シールした部分またはシールした線としてデザインしてもよい。代わ
りのまたは補足的アプローチとして、切り込み線または切り取り線を、特にハー
ド−プレス(hard-press)した部分またはハード−プレスした線として同様にデザ
インしても良い。切り込み線または切り取り線を、同様に、ローレット切り装置
を用いて達成できる(ローレット切り部分またはローレット切り線として);そし
て端的に、別の考えられるアプローチでは、少なくとも1つの切り取り点線処理
(perforation process)により、切り込み線または切り取り線を作る。
【0019】 この手袋の別の特に効果的なさらなる実施例では、指の部分と反対側の、外面
の端部と、指の部分と反対側の、内面の端部とをずらして配置する。このアプロ
ーチにより、手袋の使用者は、2枚のプラスチックシートが相互に付着している
時に必要に応じて、重なった端部を簡単に掴むことができ、2枚のプラスチック
シートを容易に引き離せるので、特に楽に手袋へ手を挿入できる。
【0020】 上記に関係なく、または上記に関連して、本発明の1つの効果的な実施例では
、少なくとも1つの任意な再密閉可能な閉じ具を、手袋の開口に沿って、または
手袋の開口の部分に配置する。この閉じ具は基本的に、手袋の開口を露出しそし
て/または開く機能を有し、実際には、手の挿入方向に基本的に垂直な方向に延
び、そして特に、手袋の開口の全幅を基本的に横切って延びる。
【0021】 この閉じ具は、たとえばいわゆる「ミニ−グリップ(mini-grip)」システムの
形で、プラスチック(たとえばプラスチックシートとして)で、効果的に構成され
る。ここでこの閉じ具に、一方のプラスチックシートの内側に少なくとも1つの
帯片と、他方のプラスチックシートの内側に、少なくとも1つの溝を有する帯片
受容手段とを設ける。
【0022】 上記に対する代替の、または補足的なアプローチとして、閉じ具を同様に、少
なくとも1つの接着テープとして、そして/または少なくとも1つの接着ラベル
として、そして/または少なくとも1つの接着フラップ(flap)、そして/または
少なくとも1つのテープとして任意にデザインできる。
【0023】 本発明の任意の実施例では、閉じ具はバリ(burr)状のもので、ベルクロ(Velcr
o)型のデザインを有する。ベルクロ型の密閉原理による閉じ具は繰り返し開閉で
きるので、従って手袋を再び密閉できる。その結果、このタイプの閉じ具は容易
に繰り返し使用できる。
【0024】 この性能は、少なくとも1つの接着テープと、そして/または少なくとも1つ
の接着ラベルと、そして/または少なくとも1つの接着フラップ、そして/また
は少なくとも1つのテープとによる閉じ具と同じく、少なくとも1つの「ミニ−
グリップ」システムによる閉じ具にも同様に付与される。
【0025】 本発明の特に効果的なさらなる実施例では、外面であるプラスチックシートと
内面であるプラスチックシートとの間の手袋の開口の部分で、手の挿入方向と基
本的に垂直な方向に延びる、少なくとも1つの接着部材を設けてもよい。この接
着部材は、実質的に手袋の全幅を横切って延び、同様に閉じ具として効果的に機
能する。
【0026】 これに関して好ましい接着部材は特に、 −少なくとも1つのコールド−セッティング接着剤(cold-setting adhesive)
あるいはコールド−セッティング糊材(cold-setting glue) −少なくとも1つのサーモセッティング接着剤(thermosetting adhesive)(い
わゆるホットメルト接着剤(hot-melt-adhesive))である。
【0027】 本発明の別の効果的なさらなる実施例では、少なくとも1つの流体が供給され
た、すなわちたとえば吹き付けされた、そして/または浸漬された、そして/ま
たは含浸された吸収体外層が、静的に帯電可能(statically chargeable)で、特
に静電的に帯電可能(electrostatically chargeable)、そして/または静磁場的
に帯電可能(magnetostatically chargeable)である。従って、高度に静的に帯電
可能な外層材料の使用により、汚物そして/または塵が確実に外層に蓄積するの
で、手袋が汚物そして/または塵を拭うのにも、同様に効果的に適するようにな
る。これは、粉状の鉄のフィリングを外層に供給することにより、特に効果的に
達成される。
【0028】 たとえば、本発明を美容用の手袋そして/または医療用の手袋として使用する
時には、病原菌またはそれに類するものの蓄積を確実に防止するために、本発明
の好ましい実施例では、外層に少なくとも1つの消毒(disinfecting)そして/ま
たは殺菌性の(germicidal)添加物を、例えば外層へ付加する消毒剤の形で添加物
として付加する。
【0029】 これに関する著しい効果は、このような消毒する、そして/または殺菌性の添
加物を非常に正確に添加できるということで、これらの1つの可能な例として、
(紙の)不織材料へ組み込まれる、粉状に挽いたスパイス(spices)が考えられる。
【0030】 実用的なアプローチでは、既に触れたように、紙または不織材料を含む吸収体
外層を有し、溶着や圧接などの接合が可能なそして/またはシール可能なプラス
チックシートを設ける。このプラスチックシートは、好ましくはポリエチレン(
PE)からなり、この材料は、所定の環境下で液体に対する不透過性を維持する
と共に、空気を透過できるという効果を備える。これに対しポリプロピレン(P
P)は、所定の要求が満たされれば、液体を透過せず、しかしながら、空気を透
過するだろう。
【0031】 本発明の効果的なさらなる実施例では、少なくとも1枚のプラスチックシート
は、少なくとも所定の部分において微細孔を有する。これは、空気の入れ替えは
できるが、いかなる流体の交換もできないので、従って多少呼吸できる手袋を作
れる。従って、手袋内で起こりうる不快な手の発汗を防止できるという、良い結
果が得られる。
【0032】 基本的に均質なプラスチックシートは、上から見て、好ましくは長方形のデザ
インにできる。長手方向に延びる折り畳まれた端部が、挿入された手の指先部分
の手袋の先端面を形成し、折り畳まれた端部の反対側の2つの端部が手袋の開口
を形成するように、プラスチックシートを、長手方向に延びるチューブ形状のプ
ラスチックウェブから単純な方法で形成する。従って手袋を、横向きに配向した
状態で、相互に隣接して配置する。
【0033】 折り畳まれた端部の箇所では、溶着や圧接などの接合によるシームまたはシー
リングシームを設ける必要がないので、従って手袋の製造が単純化される。横方
向の縁部に沿ってのみ、そして手袋の開口の縁部では任意に、均質なプラスチッ
クシートを、接着結合により、そして/または溶着や圧接などの接合により、そ
して/またはシーリングにより、基本的に流体不浸透性に適宜に永久接合する。
しかし手袋を、効果的に直角方向に、すなわち連続的に配向させて、巻きながら
プラスチックウェブから形成してもよい。
【0034】 別の効果的なデザインとして、手に対する、基本的に長方形の内部空間または
基本的に円形または少なくとも円形の内部空間に代わる、実際の手袋(指のため
の6箇所までの受容部、または同時に2本またはそれ以上の指に同時に適応する
受容部、を有する)を形作るために、またはミットを形作るために、横方向の境
界部分から、そして/または折り畳んだ端部から所定の距離のところの少なくと
も1部分に、溶着や圧接などの接合によるシームまたはシールされたシームを設
ける。このデザインにより、手袋は、握り易くより使い易くなり、かつ操作が容
易になる。
【0035】 上から見て指の部分の両側に、親指に適応するように、効果的に、溶着や圧接
などの接合によるシームまたはシールされたシームで親指の部分を設けても良い
。このアプローチでは、左手用の手袋と右手用の手袋とを別個に製造する必要が
なく、さらに、各手袋は左右どちらの手にも着用できるので、外層が手袋の内面
に適合する。
【0036】 本発明の別の効果的な実施例では、2枚の均質なプラスチックシートの外層と
反対側に、少なくとも1枚の追加の均質なプラスチックシートを加える。この追
加のプラスチックシートを、溶着や圧接などの接合による、またはシールされた
別のシームにより、少なくとも隣接するプラスチックシートへ接合する。この追
加のシームは、手袋を形作るかまたはミットを形作る、溶着や圧接などの接合に
よるシームまたはシールされたシームから所定の距離で、しかし基本的にそれら
と平行に配置される。
【0037】 溶着や圧接などの接合による、またはシールされた追加のシームはここで、第
1の、溶着や圧接などの接合によるシームまたはシールされたシームより大きい
領域を占めることになり、2枚の隣接する均質なプラスチックシートの各間に各
1つの手袋が、しかし異なるサイズで形成される。これにより手袋は、非常に大
きい手かまたは非常に小さい手のどちらでも楽に使用できる。
【0038】 2つまたはそれ以上の1回使用または使い捨ての手袋を、好ましくは、プラス
チックウェブ上でそれらが隣接または連続して配向するように、プラスチックウ
ェブの長手方向に設ける。ここで個々の手袋は、長手方向に対して直角に配置さ
れた、少なくとも1本の直線状の切り取り点線に沿って容易に分離できる。この
アプローチにより、本発明において手袋を、長手方向に巻くことができ、そして
個々にディスペンサにより分配できる。
【0039】 本発明の手袋を特に効果的にさらに発展させるために、手の挿入方向に対して
基本的に垂直に延びる、少なくとも1つの固定帯片(fixation strip)または封止
帯片(closing strip)を有する、少なくとも1つの固定閉じ具(locking closure)
を設けるのが好ましい。好ましいアプローチでは、従って、手袋のいわゆる「カ
フ(cuff)」の部分に、少なくとも1つの固定または封止帯片を形成し、それによ
り手袋の開口を、手を挿入した後に封止する。
【0040】 手袋の開口の部分、いわゆるカフの部分に固定閉じ具を配置することには、2
つの効果がある。第1に、必要な材料が既にプラスチックシートにより供給され
ているので、別に帯片用のいかなる追加の材料も必要でない。そして第2に、手
袋の開口の部分に固定閉じ具とそれに伴う封止機能を設ける事により、手が手袋
の外へ滑り出ることを確実に防止できる。というのは、手袋の開口の部分にある
、どちらかといえば固定されずにパタつく傾向がある、極端な条件下では好まし
くなく破れるカフの部分を、固定閉じ具により、固定でき、また封止できるから
である。
【0041】 1つの特殊な実施例では、固定または封止帯片は2つの端部を有し、ここで好
ましくは、手袋の開口の一方に1つの端部を設け、他方に他の端部を設ける。手
袋の開口に関する特に効果的な封止機能が、ここで、1つの端部を他の端部に対
して折り曲げることができ、そして端部が相互に分離可能に固定できるときに達
成される。
【0042】 これに関して、一方の端部を、クリアに開く部分(clear opening section)を
有する少なくとも1つの受容部材として、そして他方の端部を、その開く部分に
適合し、開く部分に挿入される挿入部材としてデザインしてもよい。効果的には
、挿入部材が、その開く部分を含む受容部材へ挿入でき、受容部材に対して分離
可能に固定できるので、従って、挿入部材を、受容部材の方へ折り曲げることが
でき、そして受容部材に対して分離可能に固定できる。
【0043】 上記に大筋を記載した、ロックして固定する機能は、従って、例えば受容部材
を手袋の開口の一方に設け、挿入部材を手袋の開口の他方に設けたときに、好ま
しくは手袋の開口の部分が封止されるように働く。この配置により、確実に、挿
入部材を受容部材に対して折り曲げる事ができ、受容部材に対して分離可能に固
定できる。
【0044】 上記に代わりまたは補って、固定または封止帯片は、少なくとも1つの接着ス
ポット(spot)、または少なくとも1つの接着帯片、または少なくとも1つのテー
プによって結ぶことができ(knottable)、そして/または縛ることができ(tieabl
e)、そして/または分離可能に固定できる。
【0045】 本発明の特に効果的なさらなる実施例では、外層に少なくとも1つの支持帯片
を設ける。この支持帯片は、まず第1に、特に本発明の手袋が長手方向に巻きを
解かれて、ディスペンサにより個々に分配される時に、安定させる機能を有し、
第2に、特に支持帯片を、材料を節約するアプローチとして、外層を形成するプ
ラスチックシートの代わりに設けるとき、手袋の保持具として使用できる。
【0046】 後者の場合、使用者の手が、支持帯片と内面を形成するプラスチックシートの
間に挿入され、すなわち、支持帯片が、手の甲を上から押さえる保持帯片や保持
具として機能する。
【0047】 本手袋の特に効果的なさらなる実施例では、閉じ具と固定閉じ具とが同一にそ
して/または1片で、そして/または足し合わされた形でデザインされるので、
閉じ具と固定閉じ具に必要な材料が、既にプラスチックシートにより供給される
か、または切り抜かれるのみであるから、追加の材料を節約できる。
【0048】 本発明の追加の実施例と、特徴、効果とを、本手袋の6個の実施例を例示する
、図1から図11を参照して、以下に示す。
【0049】 本発明の同一または同様の部材や特徴は、図1から図11において同じ参照番
号で示す。
【0050】 図1において5は、本発明の第1の実施例の、1回使用または使い捨て手袋を
示す。この手袋は、上から見て長方形の、2枚の均質なプラスチックシート6,
7を有する。それらは、境界部分8で接着による結合、または溶着や圧接等の接
合により永久接合され、手袋の開口11を開くと共に、外面9と内面10とを形
成する。
【0051】 さらに、手袋5の内面10の外側表面に、紙(不織材料)からなる吸収体の外層
12を設ける。この外層に、本手袋5と50の後述する実施例の外層12のよう
に、吹き付けや浸漬、含浸により、流体、特にクリーニングまたは洗浄用の流体
を供給する。
【0052】 また、プラスチックシート6,7は、微細孔を有するポリエチレン(PE)から
なるので、手袋5は、空気が交換でき基本的に通気性を有する。これは、手袋中
で手のいかなる不快な汗かきも防止できるという積極的な効果を有する。
【0053】 均質なプラスチックシート6,7は、長手方向13に延びる、折り曲げられた
筒状のプラスチックウェブから形成される。ここで折り曲げられた端部14が、
長手方向13に手袋5の指先部分の先端面を形成し、折り曲げられた端部14の
反対側の2つの端部15,16が手袋の開口11を形成する。
【0054】 図2(図1の線II−IIに沿った図)に示すように、外面9の、指の部分30と反
対側の端部15を、内面10の、指の部分30と反対側の端部16からずらして
設ける。
【0055】 このデザインにより、手袋の使用者は、相互に付着した2枚のプラスチックシ
ート6,7の、重なっている端部を簡単に掴んで、容易に2枚のプラスチックシ
ートを引き離すことができるので、手袋5内へ手を楽に挿入できる。
【0056】 手袋5の外層12に供給された流体が、時間の経過により手袋の使用前に、手
袋の開口11を通って手袋の内側へ浸透するのを防止するために、手袋の開口1
1に沿って接着テープ形状の閉じ具80を配置する。このテープは、手袋の開口
11を露出し、開くために取り外し可能で、手を挿入する方向に対して基本的に
直角な方向に、さらに手袋の開口11の全幅に沿って延びる(図1と図2参照)。
【0057】 均質なプラスチックシート6,7を、溶着や圧接などの接合やシーリングによ
り、横向きの境界部分8に沿って接合する。さらに、境界部分8から、そして/
または折り曲げられた端部14から所定の距離の所に配置されたシーリングシー
ム(第1の実施例では図1から図3にミット形で示す)を、所定の部分に設ける。
【0058】 図1に示すように、1回使用または使い捨ての複数の手袋5を、プラスチック
ウェブの長手方向13に、相互に隣接して設ける。各手袋は、相互に接続されて
いるが、長手方向13に対して基本的に直角に延びる直線状の切り取り点線18
により、容易に分離可能である。
【0059】 図1から図3に同様に示すように、2つの平行な支持帯片23a,23bを、
手袋5の外面9上に設ける。これらの支持帯片23a,23bは、まず第1に、
特にこの発明の手袋5が長手方向13に巻きを解かれ(図1と図2参照)、ディス
ペンサにより別個に分配された時に、安定化する機能を有する。第2に、支持帯
片23a,23bを手袋5の保持具として使用でき、特にこの発明の基本的アプ
ローチでは、支持帯片23または支持帯片23a,23bを、外面9を形成する
プラスチックシート6の代わりに設ける。
【0060】 後者の場合使用者は、支持帯片23a,23bと内面10を形成するプラスチ
ックシート7との間に手を挿入し、すなわち支持帯片23a,23bが、手の甲
上に装着され、保持帯片または保持具として機能する。
【0061】 図1から図3のそれらとは異なる別の第2の実施例では、手袋5を相互に隣接
させて横向きに配置する第1の実施例とは異なり、手袋50を長手方向13に相
互に隣接させ連続して配置する。ここでは、手袋50の指先に隣接する先端部に
、長手方向13に対して直角に延びるシーリングシーム8を設ける。このシーリ
ングシーム8と平行に、しかし手袋50の先端部と離れて向かい合う部分に、分
離時に手袋の開口11を形成する、直線状の切り取り点線18を設ける。
【0062】 図4に示すように、手袋50のシーリングシーム17が、上から見て指の部分
30(小指と薬指、中指、人差し指で定められる)の両側に、1本の親指に適応す
る各1個の親指の部分51の輪郭を描く。従って手袋50が、長手方向13に対
して左右対称に形成される。
【0063】 図4に示すように、帯片40を、手袋の開口11の部分に、手を挿入する方向
と垂直方向に設ける。手袋50のほぼ全幅に沿って延び、不透明(opaque)である
この帯片40を、手袋の開口11の部分でプラスチックシート6がプラスチック
シート7へ付着するように設ける。そして、手袋が使用されるまで、手袋の開口
11を、耐久的に、特に流体が浸透しないように確実に封止する。それにより、
手袋50を巻いた状態で保管している時に、手袋50の外層12に含浸した流体
が、手袋の開口11を通して手袋の内側へ浸透しないことを保証する。
【0064】 図4にさらに示すように、手袋の開口11の部分で手の挿入方向に対して垂直
に延びる固定または封止帯片19に、固定閉じ具を設ける。この固定または封止
帯片19は、帯片40と接合され、すなわちシングルピースとして又は結合した
形でデザインされる(図4参照)。従って、帯片40と固定または封止帯片19と
の両方に必要な材料が、すでにプラスチックシート7により供給されるか、また
は切り抜かれるのみなので、材料が節約できる。
【0065】 固定または封止帯片19は2つの端部19a,19bを有し、1つの端部19
aを、図4で手袋の開口11の左側に設け、他の端部19bを、図4で手袋の開
口11の右側に設ける。
【0066】 手袋50のいわゆる「カフ」の部分に配置され、手を手袋50に挿入した後に
それにより手袋の開口11を閉じることができる、この固定または封止帯片19
の含むものには2つの効果がある。第1に、固定または封止帯片19に必要な材
料が既にプラスチックシート6,7により供給されるか、または切り抜かれるだ
けなので、いかなる追加の材料も必要ない。第2に、手袋の開口11の部分に、
固定または封止帯片19とそれに付随する封止機能を設けることにより、手が手
袋から滑り出るのを防止する。これは、固定されずにパタつき、極端な条件下で
は好ましくなく破れる傾向がある、いわゆる手袋の開口11の部分であるカフの
部分が、固定または封止帯片19により固定でき、かつ封止できるからである。
【0067】 図4に示す特別なデザインでは、1つの端部19aを、図4で手袋の開口11
の左側に設け、他の端部19bを図4で手袋の開口11の右側に設ける。
【0068】 ここで、1つの端部19aが他の端部19bの方へ折り曲げ可能ということと
、2つの端部19a,19bが、珪素を添加したカバーで覆われて前もって汚染
防止されている2つの接着帯片により、相互に分離可能に閉じることができると
いうこととにより、手袋の開口11のための特に効果的な封止機能が達成される
【0069】 さらに図5に断面で示すように、追加のシーリングシーム21を有する、追加
の均質なプラスチックシート20を、殺菌性の添加物を供給した静電的に帯電可
能な外層12と反対側の、手袋50の外側表面の2枚のプラスチックシート6,
7に付け加える。このシーリングシーム21は、シーリングシーム17より広い
範囲を囲み、後者にほぼ平行に所定の距離を保って配置される。この結果、手袋
の開口52を有する追加の手袋が、1段階の処理で製造される。この手袋は、2
枚の均質なプラスチックシート6,7から形成される手袋よりも大きいデザイン
となる。
【0070】 手袋50を寸法安定性のより高いデザインにするために、安定化接合22を、
シーリングシーム17の外側部分(図1から図3の第1の実施例参照)、または第
2のシーリングシーム21の外側(図4と図5の第2の実施例参照)に設ける。こ
の接合は、第2の実施例に示すようにシーリングシームとしてデザインされる。
【0071】 その結果、切り取り点線18に沿って分離される、上から見て長方形の部分の
、実際の手袋5または50のまわりに残る外側部分が、安定し、手袋5または5
0の使用の妨げとならない。
【0072】 手袋5の第3の実施例(図6:上面視参照、図7:図6のVII−VII線に沿った
図参照)では、プラスチックシート6,7は、横方向の境界部分に沿ってだけでな
く手袋の開口11に隣接する縁部でも、基本的に流体−不浸透性にシーリングに
より永久接合される。
【0073】 ここで、内面10の外側表面に付け加えられた吸収体外層12に洗浄用流体を
吹き付けるので、手袋の開口11を、流体の浸透に対して基本的にシールし、使
用時に開くようにデザインする。
【0074】 ここで手袋の使用時に手袋5の内側へアクセスするために、手袋の開口11の
部分の、外面9であるプラスチックシート6に切り取り線60を設ける。手を挿
入する方向と直角に延びるこの切り取り線を、プラスチックシート6とプラスチ
ックシート7と外層12とをシーリングにより接合する前に形成する(図7参照)
【0075】 この切り取り線60は、切り取り線60に沿って開くようにデザインされた手
袋の開口11の縁部にある、プラスチックシート6,7の基本的に流体−不浸透
性の永久接合よりも、指の部分30に近いところにある(図6参照)。従って、こ
の切り取り線60を開くことにより、手を手袋5の中の挿入方向へ挿入できる。
【0076】 図6に同様に示すように、切り取り線60を、シーリングシームにより定めら
れる手袋5の幅を横切り、手袋5の内側と可能な限り完全にアクセスするように
設ける。操作を簡単にするために、切り取り線60に直線状の形を選ぶ。
【0077】 手袋5の第4の実施例(図8:上面視参照、図9:図8のIX−IX線に沿った図
参照)では、プラスチックシート6,7を、横方向の境界部分だけでなく手袋の開
口11の縁部でも、基本的に流体−不浸透性に、シーリングにより永久接合する
【0078】 ここで、内面10の外側表面に付け加えた吸収体外層12に洗浄用流体を吹き
付けるので、手袋の開口11を、流体の浸透に対して基本的にシールし、手袋5
の使用時に開くようにデザインする。
【0079】 手袋の使用時に手袋5の内側へアクセスするために、外面9であるプラスチッ
クシート6と内面10であるプラスチックシート7と外層12との手袋の開口1
1の部分に、切り取り線70を設ける。ここで切り取り線を、手の挿入方向に対
して垂直に延ばし、ローレット切りで作る(図9参照)。
【0080】 この切り取り線70は、切り取り線70に沿って開くようにデザインされた手
袋の開口11の縁部にある、プラスチックシート6,7の基本的に流体−不浸透
性の永久接合よりも、指の部分30に近いところにある(図8参照)。
【0081】 均一に手袋5の全ての層(プラスチックシート6とプラスチックシート7、外
層12)を含む、この基本的に「貫通する」切り取り線70を設けることにより(
図9参照)、手袋5の使用時に、手袋の開口11が属する手袋5の部分を切り取
り線70に沿って分離して、手袋の開口11へ容易にアクセスできる。
【0082】 図8に同様に示すように、手袋の内側に完全にアクセスし、手袋の開口11に
属する切り取り線70に沿って手袋5の部分を分離するために、手袋5の全幅を
横切って切り取り線70を設ける。操作を簡単にするために、切り取り線70に
直線状の形を選択する。
【0083】 手袋5の第5の実施例では(図10:横から見た断面図参照)、再び密閉できる
閉じ具80を手袋の開口11に沿って配置する。ここでこの閉じ具を、手の挿入
方向に対し垂直に、手袋の開口11の全幅を横切って設ける。
【0084】 この閉じ具80は、いわゆる「ミニグリップ(mini-grip)」システムの形状を
した、プラスチックシート6,7のような、プラスチックからなる。ここで閉じ
具80に、1方のプラスチックシート6の内面に帯片810と、他方のプラスチ
ックシート7の内面に、溝があり帯片810を受容し帯片810と係合する手段
820とを設ける。このいわゆる「ミニグリップ」システム形状の閉じ具80は
、容易に繰り返し使用できる。
【0085】 手袋5の第6の実施例では(図11:横から見た断面図参照)、手袋の開口11
の部分の、外面9であるプラスチックシート6と内面10であるプラスチックシ
ート7との間に、手の挿入方向と基本的に垂直に延びる接着剤として、接着部材
90を設ける。この接着剤は、基本的に手袋5の全幅を横切って延び、同様に密
閉手段として機能する。
【0086】 第6の実施例の場合(図11参照)−そして同様に図1から図10の前記の5つ
の実施例では、スペース、従って包装材料と保管スペースを節約するために、手
袋5を、折り畳んで、巻いて、そして/または積み重ねた状態で保管する。
【0087】 接着部材90は、時間の経過により、手袋5の外層12に含浸された流体が、
手袋の開口11から手袋5の内側へ浸透すること、特に健康上の理由から好まし
くない結果を、確実に防止する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例の、長手方向に対して横向きに相互に隣接して配置され
る、1回使用または使い捨ての複数の手袋の、概略斜視図
【図2】 図1の線II−IIに沿った図
【図3】 図1の線III−IIIに沿った図
【図4】 第2の実施例の、長手方向に連続して相互に隣接配置される、1回使
用または使い捨ての複数の手袋の、概略斜視図
【図5】 図4の線V−Vに沿った図
【図6】 本発明の手袋の、第3の実施例を上から見た図
【図7】 図6の線VII−VIIに沿った図
【図8】 本発明の手袋の、第4の実施例を上から見た図
【図9】 図8の線IX−IXに沿った図
【図10】 本発明の手袋の、第5の実施例を横から見た断面図
【図11】 本発明の手袋の、第6の実施例を横から見た断面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 100 40 210.0 (32)優先日 平成12年8月17日(2000.8.17) (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW 【要約の続き】

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚が手の甲に接する外面(9)を形成し、1枚が手のひらに
    接する内面(10)を形成する、少なくとも2枚の基本的に均質なプラスチックシ
    ート(6,7)を有し、 外面(9)そして/または内面(10)の外側表面に付け加えられ、少なくとも1つ
    の流体を供給され、特に吹き付けられ、そして/または浸漬され(soaked)、そし
    て/または含浸された(impregnated)、少なくとも1つの吸収体外層(12)を有
    し、 プラスチックシート(6,7)が、流体の浸透に対して基本的にシールされ、手袋
    が使用される時に露出され、そして/または開かれる、指の部分(30)の反対側
    にある手袋の開口(11)を備えると共に、少なくとも横方向の境界部分に沿って
    相互に永久接合されている、 手袋、特に1回使用のまたは使い捨ての手袋(5,50)。
  2. 【請求項2】 少なくとも1つの帯片(40)が、手の挿入方向に対して基本
    的に直角に延びる手袋の開口(11)の部分に、または手袋の開口(11)に沿って
    設置されていることを特徴とする、請求項1の手袋。
  3. 【請求項3】 帯片(40)が、指の部分(30)と反対側の、内面(10)の端
    部(16)に取り付けられていることを特徴とする、請求項2の手袋。
  4. 【請求項4】 帯片(40)が、手袋(5,50)の基本的に全幅を横切って延
    びていることを特徴とする、請求項2または3の手袋。
  5. 【請求項5】 プラスチックシート(6,7)が、基本的に永久接合されてお
    り、手袋の開口(11)の縁部で流体−不浸透性であることを特徴とする、請求項
    1から4の少なくとも1つの手袋。
  6. 【請求項6】 外面(9)であるプラスチックシート(6)に、手袋の開口(1
    1)に沿って、または手袋の開口(11)の部分で、手の挿入方向と基本的に直角
    に延びる、少なくとも1つの切り込み線(score line)または切り取り線(tear li
    ne)(60)が設けられ、この切り込み線または切り取り線(60)が、手袋の開口(
    11)の縁部に配置された、プラスチックシート(6,7)の基本的に流体不浸透性
    の永久接合よりも指の部分(30)の近くにあり、かつそれに沿って手袋の開口(
    11)が開くようにデザインされていることを特徴とする、請求項1から5の少
    なくとも1つの手袋。
  7. 【請求項7】 手袋の開口(11)に沿って、または手袋の開口(11)の部分
    で、外面(9)であるプラスチックシート(6)と内面(10)であるプラスチックシ
    ート(7)と外層(12)とに、手の挿入方向と基本的に直角に延びる、少なくとも
    1つの切り込み線または切り取り線(70)が設けられ、この切り込み線または切
    り取り線(60)が、手袋の開口(11)の縁部に設けられた、プラスチックシート
    (6,7)の基本的に流体不浸透性の永久接合よりも指の部分(30)の近くにあり
    、かつそれに沿って手袋の開口(11)が開くようにデザインされていることを特
    徴とする、請求項1から6の少なくとも1つの手袋。
  8. 【請求項8】 切り込み線または切り取り線(60,70)が、手袋(5,50)
    の全幅を横切って延びていることを特徴とする、請求項6または7の手袋。
  9. 【請求項9】 切り込み線または切り取り線(60,70)が、基本的に直線
    状であることを特徴とする、請求項6から8の少なくとも1つの手袋。
  10. 【請求項10】 切り込み線または切り取り線(60,70)が、 シールされた部分として、またはシールされた線として;そして/または プレスされた部分として、またはプレスされた線として、特にハード−プレスさ
    れた部分として、またはハード−プレスされた線として;そして/または ローレット切りされた部分として、またはローレット切りされた線として;そし
    て/または 少なくとも1つの切り取り点線(perforation)として デザインされていることを特徴とする、請求項6から9の少なくとも1つの手袋
  11. 【請求項11】 指の部分(30)と反対側の、外面(9)の端部(15)が、指
    の部分(30)と反対側の、内面(10)の端部(16)から、ずらして配置されてい
    ることを特徴とする、請求項1から10の少なくとも1つの手袋。
  12. 【請求項12】 少なくとも1つの閉じ具(80)が、手袋の開口(11)に沿
    って、または手袋の開口(11)の部分に設置されていることを特徴とする、請求
    項1から11の少なくとも1つの手袋。
  13. 【請求項13】 閉じ具(80)が、手袋の開口(11)を露出し(exposing)、
    そして/または開く目的のために、除去できることを特徴とする、請求項12の
    手袋。
  14. 【請求項14】 閉じ具(80)が、手の挿入方向に対して基本的に直角に延
    びていることを特徴とする、請求項12または13の手袋。
  15. 【請求項15】 閉じ具(80)が、手袋の開口(11)の全幅を基本的に横切
    って延びていることを特徴とする、請求項12から14の少なくとも1つの手袋
  16. 【請求項16】 閉じ具(80)が、再び密閉できるようにデザインされてい
    ることを特徴とする、請求項12から15の少なくとも1つの手袋。
  17. 【請求項17】 閉じ具(80)が、プラスチックで作られていることを特徴
    とする、請求項12から16の少なくとも1つの手袋。
  18. 【請求項18】 閉じ具(80)が、一方のプラスチックシート(6,7)の内
    側表面上に少なくとも1つの帯片(810)と、他方のプラスチックシート(6,7
    )の内側表面上に溝のある受容手段(820)とを備えていることを特徴とする、
    請求項12から17の少なくとも1つの手袋。
  19. 【請求項19】 閉じ具(80)が、少なくとも1つの接着テープとして、そ
    して/または少なくとも1つの接着ラベルとして、そして/または少なくとも1
    つの接着フラップ(flap)として、そして/または少なくとも1つのテープとして
    デザインされていることを特徴とする、請求項12から18の少なくとも1つの
    手袋。
  20. 【請求項20】 閉じ具(80)が、ベルクロ−タイプのデザインであること
    を特徴とする、請求項12から19の少なくとも1つの手袋。
  21. 【請求項21】 外面(9)であるプラスチックシート(6)と内面(10)であ
    るプラスチックシート(7)との間の手袋の開口(11)の部分に、手の挿入方向に
    対して基本的に直角に延びる、少なくとも1つの接着部材(90)が設けられてい
    ることを特徴とする、請求項1から20の少なくとも1つの手袋。
  22. 【請求項22】 接着部材(90)が、手袋(5,50)の基本的に全幅を横切
    って延びていることを特徴とする、請求項21の手袋。
  23. 【請求項23】 少なくとも1つの接着剤が、接着部材(90)として設けら
    れていることを特徴とする、請求項21または22の手袋。
  24. 【請求項24】 接着剤が、 少なくとも1つのコールド−セッティング(cold-setting)接着剤またはコールド
    −セッティング糊(glue)、 そして/または 少なくとも1つのサーモセッティング(thermosetting)接着剤(いわゆるホット−
    メルト接着剤) であることを特徴とする、請求項23の手袋。
  25. 【請求項25】 外層(12)が、内面(10)の外側表面のみに付け加えられ
    ていることを特徴とする、請求項1から24の少なくとも1つの手袋。
  26. 【請求項26】 外層(12)が、紙または不織材料から作られていることを
    特徴とする、請求項1から25の少なくとも1つの手袋。
  27. 【請求項27】 外層(12)が、静的に帯電可能で、特に静電的に帯電可能
    で、そして/または静磁場的に帯電可能であることを特徴とする、請求項1から
    26の少なくとも1つの手袋。
  28. 【請求項28】 外層(12)が、粉状の鉄のフィリングを含んでいることを
    特徴とする、請求項27の手袋。
  29. 【請求項29】 外層(12)が、消毒のための、そして/または殺菌性の少
    なくとも1種類の添加物を含んでいることを特徴とする、請求項1から28の少
    なくとも1つの手袋。
  30. 【請求項30】 プラスチックシート(6,7)が、接着結合により、そして
    /または溶着や圧接などの接合により、そして/またはシーリングにより、相互
    に接合されていることを特徴とする、請求項1から29の少なくとも1つの手袋
  31. 【請求項31】 プラスチックシート(6,7)が、横方向の境界部分(8)に
    沿って相互に接合されていることを特徴とする、請求項30の手袋。
  32. 【請求項32】 プラスチックシート(6,7)の少なくとも1枚が、ポリエ
    チレン(PE)、そして/またはポリプロピレン(PP)、そして/または共重合体
    で作られていることを特徴とする、請求項1から31の少なくとも1つの手袋。
  33. 【請求項33】 プラスチックシート(6,7)の少なくとも1枚が、少なく
    とも所定の部分で、微細孔を有していることを特徴とする、請求項1から32の
    少なくとも1つの手袋。
  34. 【請求項34】 プラスチックシート(6,7)が、上から見て、基本的に長
    方形、または基本的に円形すなわち丸くされたデザインであることを特徴とする
    、請求項1から33の少なくとも1つの手袋。
  35. 【請求項35】 プラスチックシート(6,7)が、長手方向(13)に延びて
    いる、折り曲げられた筒状のプラスチックウェブから形成されていることを特徴
    とする、請求項1から34の少なくとも1つの手袋。
  36. 【請求項36】 長手方向(13)に延びる折り曲げられた端部(14)が、手
    袋(5,50)の指先部分の先端面を形成し、 折り曲げられた端部(14)と反対側の2つの端部(15,16)が、手袋の開口(1
    1)を形成している ことを特徴とする、請求項35の手袋。
  37. 【請求項37】 2つまたはそれ以上の手袋(5,50)が、相互に隣接して
    、かつプラスチックウェブの長手方向に対して直角に配向されて設けられ、且つ
    手袋(5,50)が、長手方向(13)に対して直角に設置された少なくとも1つの
    直線状の切り取り点線(18)により、容易に分離できるように、相互に接合され
    ている ことを特徴とする、請求項35または36の手袋。
  38. 【請求項38】 プラスチックシート(6,7)が、長手方向(13)に延びる
    プラスチックウェブから形成されていることを特徴とする、請求項1から34の
    少なくとも1つの手袋。
  39. 【請求項39】 手袋(5,50)の指先部分の先端面と、その面と反対側の
    手袋の開口(11)とが、相互に所定の距離を開けていることを特徴とする、請求
    項38の手袋。
  40. 【請求項40】 2つまたはそれ以上の手袋(5,50)が、プラスチックウ
    ェブの長手方向に連続的に配向されて設けられ、かつ 複数の手袋(5,50)が、長手方向(13)に対して直角に設置された少なくとも
    1つの直線状の切り取り点線(18)により、容易に分離可能で、それにより手袋
    の開口(11)が形成されるように相互に接合されている ことを特徴とする、請求項38または39の手袋。
  41. 【請求項41】 少なくとも1つの、溶着や圧接などの接合によるシームま
    たはシーリングシームが、切り取り点線(18)から所定の距離を有して設けられ
    、そのシームが、手袋(5,50)の指先部分の先端面を形成し、プラスチックシ
    ート(6,7)を相互に接合していることを特徴とする、請求項37または40の
    手袋。
  42. 【請求項42】 切り取り点線(18)で繋がった複数の手袋(5,50)が、
    長手方向(13)に巻き上げられ、ディスペンサにより個々に分配できることを特
    徴とする、請求項37または40,41の少なくとも1つの手袋。
  43. 【請求項43】 プラスチックシート(6,7)が、少なくとも1つの、溶着
    や圧接などの接合によるシームまたはシーリングシーム(17)を有し、このシー
    ムが少なくともある部分において、横方向の境界部分(8)から、そして/または
    折り曲げられた端部(14)から所定の距離で設置され、実際の手袋またはミット
    を形成していることを特徴とする、請求項1から42の少なくとも1つの手袋。
  44. 【請求項44】 溶着や圧接などの接合によるシームまたはシーリングシー
    ム(17)が、上から見て指の部分の両側に、親指に各々適合する1つの親指の部
    分(51)を有していることを特徴とする、請求項43の手袋。
  45. 【請求項45】 少なくとも1枚の追加の均質なプラスチックシート(20)
    が、外層(12)と反対側のプラスチックシート(6,7)に付け加えられ、且つこ
    の追加のプラスチックシートが、溶着や圧接などの接合によるシームまたはシー
    リングシーム(17)から所定の距離で設置されている、追加の溶着や圧接などの
    接合によるシームまたはシーリングシーム(21)により、少なくとも隣接するプ
    ラスチックシート(6)へ接合されていることを特徴とする、請求項1から44の
    少なくとも1つの手袋。
  46. 【請求項46】 追加の、溶着や圧接などの接合によるシームまたはシーリ
    ングシーム(21)が、溶着や圧接などの接合によるシームまたはシーリングシー
    ム(17)よりも、大きい範囲を占有しまたは囲んでいることを特徴とする、請求
    項45の手袋。
  47. 【請求項47】 溶着や圧接などの接合によるシームまたはシーリングシー
    ム(17)により、そして/または、追加の、溶着や圧接などの接合によるシーム
    またはシーリングシーム(21)により占有され、または囲まれた部分の外側に、
    少なくとも1つの安定化接合(22)が設けられていることを特徴とする、請求項
    1から46の少なくとも1つの手袋。
  48. 【請求項48】 安定化接合(22)が、少なくとも1つの接着シーム、そし
    て/または少なくとも1つの溶着や圧接などの接合によるシーム、そして/また
    は少なくとも1つのシーリングシームにより設けられていることを特徴とする、
    請求項47の手袋。
  49. 【請求項49】 手袋(5,50)が、手袋の開口(11)の部分に、手の挿入
    方向に対して基本的に直角に延びる少なくとも1つの固定帯片(fixation strip)
    または封止帯片(closure strip)(19)と共に、少なくとも1つの固定閉じ具(lo
    cking closure)を備えていることを特徴とする、請求項1から48の少なくとも
    1つの手袋。
  50. 【請求項50】 固定帯片または封止帯片(19)が、2つの端部(19a,1
    9b)を備えていることを特徴とする、請求項49の手袋。
  51. 【請求項51】 1つの端部(19a)が手袋の開口(11)の1方の端に設け
    られ、且つ他の端部(19b)が手袋の開口(11)の他方の端に設けられているこ
    とを特徴とする、請求項50の手袋。
  52. 【請求項52】 1つの端部(19a)が他の端部(19b)の方へ折り曲げ可
    能で、且つ端部(19a,19b)が分離可能に相互に固定できることを特徴とす
    る、請求項50または51の手袋。
  53. 【請求項53】 1つの端部(19a)が、クリアに開く部分を有する少なく
    とも1つの受容部材としてデザインされ、且つ 他の端部(19b)が、開く部分に挿入するための、開く部分に適合する挿入部材
    としてデザインされていることを特徴とする、請求項50から52の少なくとも
    1つの手袋。
  54. 【請求項54】 固定または封止帯片(19)を、接着剤により、または少な
    くとも1つの接着スポット(spot)により、または少なくとも1つの接着帯片によ
    り、または少なくとも1つのテープにより、結ぶことができ(knottable)、そし
    て/または縛ることができ(tieable)、そして/または分離可能に固定できるこ
    とを特徴とする、請求項49から53の少なくとも1つの手袋。
  55. 【請求項55】 少なくとも1つの支持帯片(23)が外面(9)上に設けられ
    ていることを特徴とする、請求項1から54の少なくとも1つの手袋。
  56. 【請求項56】 2つの略平行な支持帯片(23a,23b)が設けられてい
    ることを特徴とする、請求項55の手袋。
  57. 【請求項57】 支持帯片(23)が、外面(9)を形成するプラスチックシー
    ト(6)の代わりに設けられていることを特徴とする、請求項55または56の手
    袋。
  58. 【請求項58】 閉じ具(80)と固定閉じ具とが、同一に、そして/または
    1片で、そして/または足し合わされた形でデザインされていることを特徴とす
    る、請求項12から20の少なくとも1つと、請求項49から57の少なくとも
    1つの手袋。
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