JP2003525042A - セルロースをベースとする蛇腹状に収縮された食品用管状ケーシング - Google Patents
セルロースをベースとする蛇腹状に収縮された食品用管状ケーシングInfo
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- A22C—PROCESSING MEAT, POULTRY, OR FISH
- A22C13/00—Sausage casings
- A22C13/0013—Chemical composition of synthetic sausage casings
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Food Science & Technology (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 本発明はセルロースをベースとする食品用管状ケーシングよりなる蛇腹状蛇腹状ケーシングに関する。このケーシングはNMMO法に従って製造される。蛇腹状ケーシングは特に安定しており、それ故に完全自動充填装置、例えば煮沸したまたは茹でたソーセージを製造するために使用される装置に適している。
Description
【0001】
本発明は、セルロースをベースとする蛇腹状に収縮された食品用管状ケーシン
グに関する。このものは特に小型ソーセージの製造に適する。
グに関する。このものは特に小型ソーセージの製造に適する。
【0002】
食品用ケーシング、特にソーセージ用ケーシングはしばしば、それぞれ約15
〜50mのケーシングが20〜60cmの長さの蛇腹状ケーシング(英語で”s
ticks”)に折りたたまれている状態で使用される。ソーセージの人造皮の
蛇腹状収縮(Raffen) (増層化(Aufstocken)とも称する)は久しい以前から知ら
れており、一般的専門文献並びに特許文献に掲載されている(例えば、G. Effen
bergerの研究論文、Wursthuellen-Kunstdarm, H.Holzmann Verlag GmbH & Co. K
G. Bad Woerishofen, 第2版(1991) 、第58〜60頁] 。いわゆる蛇腹状収縮処理
機械(Raffmaschinen) で行われる。蛇腹状収縮処理前にケーシングを横にしそし
て巻きとられる。次いでこれを巻いた状態の物から引き出し、膨らませそして蛇
腹状収縮処理機械の蛇腹状収縮処理ドーム(Raffdom) に着付ける。その際に蛇腹
状収縮処理用ドームの外径は生成すべき蛇腹状ケーシングの内径を決める。蛇腹
状収縮処理はケーシングに対して高い負荷をかける。それ故に蛇腹状収縮処理の
直前または間にこれに通常内側から、外側からまたは両側から水および/または
油を噴霧するかまたは柔軟にするために湿らせる。これによって蛇腹状収縮物に
ひび割れが生じるのが防止される。蛇腹状収縮処理装置自体は全く色々に形成さ
れていてもよい。例えば外部が滑らかであるかまたはギザギザしていてもよい蛇
腹状収縮処理用歯車、その他に回転式ベルトも公知である。所望のメーター数が
蛇腹状収縮された時に、ケーシングを切断する。そうして製造された蛇腹状ケー
シングはできるだけ形状安定性がありそして自己支持性があるべきである。それ
にもかかわらず、保存および運搬のためには、しばしば再包装を行う( 一般にネ
ットまたはフィルム) 。最後に形状安定性のケーシング上で蛇腹状収縮処理され
たケーシングも公知である。この蛇腹状ケーシングはソーセージ用挽き肉を詰め
る際に再び蛇腹状部が消える。その際にしばしば蛇腹状ケーシングを貯蔵容器に
入れて置き、そこから次に個々の蛇腹状ケーシングを自動的に取りだしそして高
速充填装置の充填管に滑り混ませる。この場合、蛇腹状ケーシングが破れず、し
かも洗浄した際にも破れないことが非常に重要である。さもないと、費用をかけ
て手で除かなければならない障害物がラインに発生する。
〜50mのケーシングが20〜60cmの長さの蛇腹状ケーシング(英語で”s
ticks”)に折りたたまれている状態で使用される。ソーセージの人造皮の
蛇腹状収縮(Raffen) (増層化(Aufstocken)とも称する)は久しい以前から知ら
れており、一般的専門文献並びに特許文献に掲載されている(例えば、G. Effen
bergerの研究論文、Wursthuellen-Kunstdarm, H.Holzmann Verlag GmbH & Co. K
G. Bad Woerishofen, 第2版(1991) 、第58〜60頁] 。いわゆる蛇腹状収縮処理
機械(Raffmaschinen) で行われる。蛇腹状収縮処理前にケーシングを横にしそし
て巻きとられる。次いでこれを巻いた状態の物から引き出し、膨らませそして蛇
腹状収縮処理機械の蛇腹状収縮処理ドーム(Raffdom) に着付ける。その際に蛇腹
状収縮処理用ドームの外径は生成すべき蛇腹状ケーシングの内径を決める。蛇腹
状収縮処理はケーシングに対して高い負荷をかける。それ故に蛇腹状収縮処理の
直前または間にこれに通常内側から、外側からまたは両側から水および/または
油を噴霧するかまたは柔軟にするために湿らせる。これによって蛇腹状収縮物に
ひび割れが生じるのが防止される。蛇腹状収縮処理装置自体は全く色々に形成さ
れていてもよい。例えば外部が滑らかであるかまたはギザギザしていてもよい蛇
腹状収縮処理用歯車、その他に回転式ベルトも公知である。所望のメーター数が
蛇腹状収縮された時に、ケーシングを切断する。そうして製造された蛇腹状ケー
シングはできるだけ形状安定性がありそして自己支持性があるべきである。それ
にもかかわらず、保存および運搬のためには、しばしば再包装を行う( 一般にネ
ットまたはフィルム) 。最後に形状安定性のケーシング上で蛇腹状収縮処理され
たケーシングも公知である。この蛇腹状ケーシングはソーセージ用挽き肉を詰め
る際に再び蛇腹状部が消える。その際にしばしば蛇腹状ケーシングを貯蔵容器に
入れて置き、そこから次に個々の蛇腹状ケーシングを自動的に取りだしそして高
速充填装置の充填管に滑り混ませる。この場合、蛇腹状ケーシングが破れず、し
かも洗浄した際にも破れないことが非常に重要である。さもないと、費用をかけ
て手で除かなければならない障害物がラインに発生する。
【0003】
充填後に必要とされるソーセージの分割およびソーセージ末端の閉鎖または結
束は通常の様に同様に機械的に行う。この様にしてなかでも小型ソーセージも製
造される。この場合小型ソーセージ用挽き肉の分割は充填装置のポンプによって
行われる。送り工程をそれぞれに中断する場合には、捻ることによって相応する
小型ソーセージの長さを得る。工程全体は完全自動化されて高速で進行する。こ
うして製造される小型ソーセージの鎖を同様に機械的に適当なフレームに吊るし
、その上で次い小型ソーセージを別の処理段階に直接的に送る。この茹でたソー
セージの場合にはケーシングは充填助材および製造助材として利用されそして小
型ソーセージを煮沸または茹で( 場合によっては燻製処理し) そして冷やした後
に、袋、ガラス容器または缶詰に包装する前に自動的皮剥き装置で除かれる。
束は通常の様に同様に機械的に行う。この様にしてなかでも小型ソーセージも製
造される。この場合小型ソーセージ用挽き肉の分割は充填装置のポンプによって
行われる。送り工程をそれぞれに中断する場合には、捻ることによって相応する
小型ソーセージの長さを得る。工程全体は完全自動化されて高速で進行する。こ
うして製造される小型ソーセージの鎖を同様に機械的に適当なフレームに吊るし
、その上で次い小型ソーセージを別の処理段階に直接的に送る。この茹でたソー
セージの場合にはケーシングは充填助材および製造助材として利用されそして小
型ソーセージを煮沸または茹で( 場合によっては燻製処理し) そして冷やした後
に、袋、ガラス容器または缶詰に包装する前に自動的皮剥き装置で除かれる。
【0004】
セルロースをベースとする食品用管状ケーシングの製造は従来には主としてビ
スコース法によって行われていた。この場合にはセルロースキサントゲナート溶
液(=粘性)を環状スリットノズルを加圧下に通して押し出す。次に種々の沈殿
−および洗浄浴において粘性状態からセルロースの再生を行う。最初の沈殿浴は
一般に硫酸ナトリウム/硫酸- 水溶液(いわゆるミューラー浴(Muellerbad) )
である。沈殿させるために硫酸アンモニウム/硫酸ナトリウム/硫酸- 水溶液浴
も利用される。再生されたセルロースよりなる管状物を次いで洗浄し、場合によ
っては可塑剤(例えばグリセリン)で処理し、内部および/または外部を(例え
ば僅かに皮が剥けるまで)含浸処理し、所定の最終水分含有量まで乾燥しそして
巻き取る。巻いた製品を次いで上述の通り断片毎に蛇腹状収縮処理する。しかし
ながらビスコース法に従って製造されているセルロース製管状ケーシングの未洗
浄のまたは洗浄済みの蛇腹状ケーシングの機械強度はしばしば未だ不十分である
。
スコース法によって行われていた。この場合にはセルロースキサントゲナート溶
液(=粘性)を環状スリットノズルを加圧下に通して押し出す。次に種々の沈殿
−および洗浄浴において粘性状態からセルロースの再生を行う。最初の沈殿浴は
一般に硫酸ナトリウム/硫酸- 水溶液(いわゆるミューラー浴(Muellerbad) )
である。沈殿させるために硫酸アンモニウム/硫酸ナトリウム/硫酸- 水溶液浴
も利用される。再生されたセルロースよりなる管状物を次いで洗浄し、場合によ
っては可塑剤(例えばグリセリン)で処理し、内部および/または外部を(例え
ば僅かに皮が剥けるまで)含浸処理し、所定の最終水分含有量まで乾燥しそして
巻き取る。巻いた製品を次いで上述の通り断片毎に蛇腹状収縮処理する。しかし
ながらビスコース法に従って製造されているセルロース製管状ケーシングの未洗
浄のまたは洗浄済みの蛇腹状ケーシングの機械強度はしばしば未だ不十分である
。
【0005】
それ故に本発明の課題は、セルロース製管状ケーシングよりなる蛇腹状ケーシ
ングの機械的安定性を改善することである。この課題は、ビスコース法に従って
製造されるセルロース製ケーシングの代わりにN−メチル−モルホリン−N−オ
キシド(NMMO)−法で製造されたケーシングを蛇腹状ケーシングとするため
に使用することによって解決される。
ングの機械的安定性を改善することである。この課題は、ビスコース法に従って
製造されるセルロース製ケーシングの代わりにN−メチル−モルホリン−N−オ
キシド(NMMO)−法で製造されたケーシングを蛇腹状ケーシングとするため
に使用することによって解決される。
【0006】
従って本発明の対象は、これに従って、セルロースをベースとする食品用管状
ケーシングよりなる蛇腹状ケーシングにおいて、ケーシングがNMMO法で製造
されていることを特徴とする、上記蛇腹状ケーシングである。
ケーシングよりなる蛇腹状ケーシングにおいて、ケーシングがNMMO法で製造
されていることを特徴とする、上記蛇腹状ケーシングである。
【0007】
好ましくはケーシングは(蛇腹状収縮されていない状態で)14〜50mm、
好ましくは16〜25mmの公称内径を有している。このものは特にソーセージ
を製造する際にソーセージの人造皮として特に適している。この場合、蛇腹状ケ
ーシングは約30〜70m、好ましくは約40〜60mのケーシングを包含する
。
好ましくは16〜25mmの公称内径を有している。このものは特にソーセージ
を製造する際にソーセージの人造皮として特に適している。この場合、蛇腹状ケ
ーシングは約30〜70m、好ましくは約40〜60mのケーシングを包含する
。
【0008】
(蛇腹状収縮されていない)セルロース管状ケーシングのNMMO法に従う製
法は自体公知である(WO97/31970)。この場合、セルロースが動物ア
ミンの酸化物状態で化学的に変化せずに(即ち誘導体化することなしに)溶解性
であるという事実が利用される。N−メチル−モルホリン−N−オキシド(以下
、NMMOと称する)は動物アミンの特に適する酸化物として実証されている。
この方法の大きな長所は、工業的に余り費用が掛からずかつ環境をあまり汚染し
ない(特にビスコース法の場合に必要とされた二硫化炭素を省くことができる)
ことである。セルロース溶液を製造するためにセルロース(例えば木材または木
綿からのそれ)を室温で60重量%のN−メチル−モルホリン−N−オキシド溶
液中で撹拌下にかき混ぜる。次いで高温減圧下に、残留物が実質的にもはやセル
ロースとNMMO−一水和物だけより成るまでの間、水を蒸発させる。次いで溶
剤は87.7重量%までNMMOよりなりそして残りは水よりなる。このセルロ
ースをその中で約90〜105℃の温度で完全に溶解する。減圧下での撹拌およ
び加温状態で次に更に水を排除し、その結果紡糸溶液におけるセルロースのため
の溶剤は90.5〜93.5重量%のNMMOと9.5〜7.5重量%の水より
なる。セルロースの割合は紡糸溶液の重量を規準として6〜15重量%である。
NMMO法の別の長所は、セルロース鎖の長さが実質的に変化しないままである
ことである(一般に400〜650の平均重合度である)。これと反対にビスコ
ース法の場合には顕著な鎖分解が生じる。ケーシングの特に有利な性質を調整す
るためには、紡糸浴を他の成分と混合することも合目的的である。合成ポリマー
またはコポリマー並びに糖エステルが適している。これらは先ず第一に永久(”
プライマー”)可塑剤として作用する。その他にこれらはセルロースの結晶化傾
向を低減させる。これらの追加成分の割合は乾燥セルロースの重量を規準として
25重量%まで可能である。しかしながら一般にこれらの成分の割合は約1〜2
0重量%より多くない。
法は自体公知である(WO97/31970)。この場合、セルロースが動物ア
ミンの酸化物状態で化学的に変化せずに(即ち誘導体化することなしに)溶解性
であるという事実が利用される。N−メチル−モルホリン−N−オキシド(以下
、NMMOと称する)は動物アミンの特に適する酸化物として実証されている。
この方法の大きな長所は、工業的に余り費用が掛からずかつ環境をあまり汚染し
ない(特にビスコース法の場合に必要とされた二硫化炭素を省くことができる)
ことである。セルロース溶液を製造するためにセルロース(例えば木材または木
綿からのそれ)を室温で60重量%のN−メチル−モルホリン−N−オキシド溶
液中で撹拌下にかき混ぜる。次いで高温減圧下に、残留物が実質的にもはやセル
ロースとNMMO−一水和物だけより成るまでの間、水を蒸発させる。次いで溶
剤は87.7重量%までNMMOよりなりそして残りは水よりなる。このセルロ
ースをその中で約90〜105℃の温度で完全に溶解する。減圧下での撹拌およ
び加温状態で次に更に水を排除し、その結果紡糸溶液におけるセルロースのため
の溶剤は90.5〜93.5重量%のNMMOと9.5〜7.5重量%の水より
なる。セルロースの割合は紡糸溶液の重量を規準として6〜15重量%である。
NMMO法の別の長所は、セルロース鎖の長さが実質的に変化しないままである
ことである(一般に400〜650の平均重合度である)。これと反対にビスコ
ース法の場合には顕著な鎖分解が生じる。ケーシングの特に有利な性質を調整す
るためには、紡糸浴を他の成分と混合することも合目的的である。合成ポリマー
またはコポリマー並びに糖エステルが適している。これらは先ず第一に永久(”
プライマー”)可塑剤として作用する。その他にこれらはセルロースの結晶化傾
向を低減させる。これらの追加成分の割合は乾燥セルロースの重量を規準として
25重量%まで可能である。しかしながら一般にこれらの成分の割合は約1〜2
0重量%より多くない。
【0009】
次いでDMMO/セルロース−溶液を環状スリットノズルによって下方に押し
出される(紡がれる)。環状スリットノズルにおける紡糸溶液の温度は約85〜
105℃であるのが好ましい。環状スリットは一般に0.1〜2.0mm、特に
好ましくは0.2〜2.0mmの幅である。その際にこの幅は”遅れ"(流出流速
度と排出速度との商) に適合していなければならない。
出される(紡がれる)。環状スリットノズルにおける紡糸溶液の温度は約85〜
105℃であるのが好ましい。環状スリットは一般に0.1〜2.0mm、特に
好ましくは0.2〜2.0mmの幅である。その際にこの幅は”遅れ"(流出流速
度と排出速度との商) に適合していなければならない。
【0010】
次いで押出の際に生じる最初の管状物は環状スリットノズルと沈殿浴の表面と
の空間域において横方向に延伸される。ブロー成形が行われるその空間域は1〜
50cm、特に好ましくは2.5〜20cmである。これはブロー成形に従う管
状フィルムの直径(内径)にも左右される。ブロー成形は加圧空気または他の相
応する圧力のもとにあるガスが引き起こす。これらのガスはノズル本体の開口を
通して管状物の内部に入ってい行く。横方向が延伸されることによって環状物の
横方向強度が著しく向上する。紡糸浴中に入った後にノズル本体中の適当な装置
によって紡糸浴溶液はセルロース管状物の内部にも入り込む。これによって環状
物は迅速に強化され、同時に管状物の内側の癒着が防止される。
の空間域において横方向に延伸される。ブロー成形が行われるその空間域は1〜
50cm、特に好ましくは2.5〜20cmである。これはブロー成形に従う管
状フィルムの直径(内径)にも左右される。ブロー成形は加圧空気または他の相
応する圧力のもとにあるガスが引き起こす。これらのガスはノズル本体の開口を
通して管状物の内部に入ってい行く。横方向が延伸されることによって環状物の
横方向強度が著しく向上する。紡糸浴中に入った後にノズル本体中の適当な装置
によって紡糸浴溶液はセルロース管状物の内部にも入り込む。これによって環状
物は迅速に強化され、同時に管状物の内側の癒着が防止される。
【0011】
防止浴自体はNMMO−含有水溶液である。この溶液は約10〜20重量%の
NHHOを含有している。NMMOは紡糸浴から実質的に定量的に回収され、再
利用される。消費されたNMMO水溶液は例えばイオン交換塔で精製される。次
いで水を、NMMO濃度が60重量%に達するまで減圧下に除くことができる。
このNMMO溶液を紡糸浴を造るために再度利用される。
NHHOを含有している。NMMOは紡糸浴から実質的に定量的に回収され、再
利用される。消費されたNMMO水溶液は例えばイオン交換塔で精製される。次
いで水を、NMMO濃度が60重量%に達するまで減圧下に除くことができる。
このNMMO溶液を紡糸浴を造るために再度利用される。
【0012】
更に補強するために、平らに置いた管状物を更に高いNMMO含有量の沈殿槽
に送ることも合目的的である。この沈殿槽のNMMO含有量が未だ約10〜20
重量%である場合には、次の槽において減少させる。温度は槽から槽へと上昇さ
せそして最後の槽では約70〜80℃に達する。沈殿域に続いて、一般に40〜
60℃に加温された水が充填された槽に接続し、そこにおいてNMMOの最後の
痕跡量を管状物から洗い落とす。これに続いていわゆる可塑剤槽に連結してもよ
い。この槽はセルロースのための可塑剤の水溶液を含有している。好ましくはポ
リオールおよびポリグリコール、特にグリセリンが適する。この水溶液は一般に
約5〜30重量%、特に6〜15重量%の可塑剤または上記可塑剤の混合物を含
有している。可塑剤槽の温度は一般に20〜80℃、特に好ましくは30〜70
℃である。その後に管状物を膨らませた状態で乾燥器に通し、その際に熱風乾燥
器が特に適していることが判っている。低下していく温度のもとで乾燥するのが
合目的的である(初めの約150℃から乾燥器出口の約80℃まで)。乾燥の際
に膨張値は乾燥条件およびグリセリン含有量次第で130〜180%、好ましく
は140〜170%に減少する。管状物は一度達成された横方向の値を変更しな
いために、乾燥の際に特に好ましくは元の内径にブローするのが好ましい。
に送ることも合目的的である。この沈殿槽のNMMO含有量が未だ約10〜20
重量%である場合には、次の槽において減少させる。温度は槽から槽へと上昇さ
せそして最後の槽では約70〜80℃に達する。沈殿域に続いて、一般に40〜
60℃に加温された水が充填された槽に接続し、そこにおいてNMMOの最後の
痕跡量を管状物から洗い落とす。これに続いていわゆる可塑剤槽に連結してもよ
い。この槽はセルロースのための可塑剤の水溶液を含有している。好ましくはポ
リオールおよびポリグリコール、特にグリセリンが適する。この水溶液は一般に
約5〜30重量%、特に6〜15重量%の可塑剤または上記可塑剤の混合物を含
有している。可塑剤槽の温度は一般に20〜80℃、特に好ましくは30〜70
℃である。その後に管状物を膨らませた状態で乾燥器に通し、その際に熱風乾燥
器が特に適していることが判っている。低下していく温度のもとで乾燥するのが
合目的的である(初めの約150℃から乾燥器出口の約80℃まで)。乾燥の際
に膨張値は乾燥条件およびグリセリン含有量次第で130〜180%、好ましく
は140〜170%に減少する。管状物は一度達成された横方向の値を変更しな
いために、乾燥の際に特に好ましくは元の内径にブローするのが好ましい。
【0013】
乾燥を止めた後に管状物を再び、管状物の総重量を規準として8〜20重量%
、特に好ましくは16〜18重量%の水分含有量に湿らせる。次いで絞りロール
対によって平らにして巻き取る。初期の使用目的に応じてこのケーシングを更に
その内側および/または外側に含浸処理または被覆、例えば液体蒸気含浸処理、
蛇腹状ケーシング安定性または易剥離内側調製性を更に向上させるための仕上げ
処理を行ってもよい。
、特に好ましくは16〜18重量%の水分含有量に湿らせる。次いで絞りロール
対によって平らにして巻き取る。初期の使用目的に応じてこのケーシングを更に
その内側および/または外側に含浸処理または被覆、例えば液体蒸気含浸処理、
蛇腹状ケーシング安定性または易剥離内側調製性を更に向上させるための仕上げ
処理を行ってもよい。
【0014】
充填管への蛇腹状ケーシングの滑り性を改善し、かつケーシングを遅れて剥が
す際にソーセージによって形成される特有の皮を損傷することなしに除くことが
できることを保証するために、ケーシングにその内側に含浸物または被覆を設け
ることも合目的的であることが判っている。この含浸物および被覆物は乾燥工程
の前にまたは蛇腹状収縮処理ドームで蛇腹状収縮処理する間に適用することがで
きる。例えば水溶性セルロースエーテル(米国特許第3、898,348号明細
書)を、レシチンおよびアルギン酸エステル、キトサンおよび/またはカゼイン
(ヨーロッパ特許出願公開(A)第502,431号明細書=米国特許(A)第
5,358,784号明細書)を、アニオン性および非イオン性の水溶性セルロ
ースエーテルと滑剤との混合物(ヨーロッパ特許出願公開(A)第180,20
7号明細書)またはレシチンとポリテトラフルオロエチレンとの混合物(ヨーロ
ッパ特許出願公開(A)第635,213号明細書)を被覆することは公知であ
る。
す際にソーセージによって形成される特有の皮を損傷することなしに除くことが
できることを保証するために、ケーシングにその内側に含浸物または被覆を設け
ることも合目的的であることが判っている。この含浸物および被覆物は乾燥工程
の前にまたは蛇腹状収縮処理ドームで蛇腹状収縮処理する間に適用することがで
きる。例えば水溶性セルロースエーテル(米国特許第3、898,348号明細
書)を、レシチンおよびアルギン酸エステル、キトサンおよび/またはカゼイン
(ヨーロッパ特許出願公開(A)第502,431号明細書=米国特許(A)第
5,358,784号明細書)を、アニオン性および非イオン性の水溶性セルロ
ースエーテルと滑剤との混合物(ヨーロッパ特許出願公開(A)第180,20
7号明細書)またはレシチンとポリテトラフルオロエチレンとの混合物(ヨーロ
ッパ特許出願公開(A)第635,213号明細書)を被覆することは公知であ
る。
【0015】
圧縮されて蛇腹状ケーシングとなるケーシングは一方の末端で既に閉鎖部を有
していなければならず、従って充填物は充填台に落ちることがなく、ソーセージ
挽き肉の漏れ出しが阻止されるが、空気の漏れ出しは阻止されない。さもないと
内部における圧力平衡が妨害される。追加的な別の閉鎖材料、例えば合成樹脂製
または金属製のクリップまたはクランプを用いる場合には、これらが小型ソーゼ
ージ内に挽き肉と一緒に入り込んでしまうという危険が常にある。それ故に、捻
じることによるかまたは結節を造ることによって充填材料自体で閉鎖部を形成す
るのが有利である(ドイツ特許(C)第1,297,508号明細書、ドイツ特
許(B)第1,532,029号明細書、ドイツ特許(C)第2,317,86
7号明細書、ヨーロッパ特許出願公開(A)第129,100号明細書)。
していなければならず、従って充填物は充填台に落ちることがなく、ソーセージ
挽き肉の漏れ出しが阻止されるが、空気の漏れ出しは阻止されない。さもないと
内部における圧力平衡が妨害される。追加的な別の閉鎖材料、例えば合成樹脂製
または金属製のクリップまたはクランプを用いる場合には、これらが小型ソーゼ
ージ内に挽き肉と一緒に入り込んでしまうという危険が常にある。それ故に、捻
じることによるかまたは結節を造ることによって充填材料自体で閉鎖部を形成す
るのが有利である(ドイツ特許(C)第1,297,508号明細書、ドイツ特
許(B)第1,532,029号明細書、ドイツ特許(C)第2,317,86
7号明細書、ヨーロッパ特許出願公開(A)第129,100号明細書)。
【0016】
末端閉鎖部は、特別な鋏で蛇腹状ケーシングの短い断片を引き出しそして短く
方向転換させた後に蛇腹状ケーシング内部に押し込むことによってもしばしば造
られる。もう一つの可能な方法は、特別に形成された撃鉄で蛇腹状ケーシングの
最後の数ミリメータを変形させそして同時にその内腔に差し込むものである。
方向転換させた後に蛇腹状ケーシング内部に押し込むことによってもしばしば造
られる。もう一つの可能な方法は、特別に形成された撃鉄で蛇腹状ケーシングの
最後の数ミリメータを変形させそして同時にその内腔に差し込むものである。
【0017】
NMMO法に従って製造されたセルロースケーシングを蛇腹状収縮処理するこ
とは当業者に知られている方法で行うことができる。蛇腹状ケーシングの改善さ
れた粘着性の上記の効果は特定の蛇腹状収縮処理方法に左右されない。蛇腹状収
縮処理に適する方法は例えばドイツ特許(B)第1,268,011号明細書、
同第1,632,137号明細書、ドイツ特許(C)第1,632,139号明
細書、ドイツ特許出願公開(A)第2,231,144号明細書、同第2,23
1,145号明細書および同第2,236,600号明細書に記載されている。
とは当業者に知られている方法で行うことができる。蛇腹状ケーシングの改善さ
れた粘着性の上記の効果は特定の蛇腹状収縮処理方法に左右されない。蛇腹状収
縮処理に適する方法は例えばドイツ特許(B)第1,268,011号明細書、
同第1,632,137号明細書、ドイツ特許(C)第1,632,139号明
細書、ドイツ特許出願公開(A)第2,231,144号明細書、同第2,23
1,145号明細書および同第2,236,600号明細書に記載されている。
【0018】
詳細な実験で、この方法で製造されたセルロースケーシングがその構造および
その性質において再生されたセルロースよりなる従来公知のケーシングと相違し
ていることが判った。
その性質において再生されたセルロースよりなる従来公知のケーシングと相違し
ていることが判った。
【0019】
しかしながこの相違は収縮処理された蛇腹状ケーシングの場合にも明らかに認
められることはら驚くべきことであった。
められることはら驚くべきことであった。
【0020】
この相違を収縮処理された蛇腹状ケーシングの場合に明らかにするために、ケ
ーシングの表面構造を実験した。その際に、本質的相違が存在することが判った
。例えばNMMO法で製造されたケーシングはビスコース法で製造されたものよ
りも非常に滑らかな表面を有している。原子間力顕微鏡(atomic force microsc
ope, AFM)で得られる写真でこの相違は明らかに見える。
ーシングの表面構造を実験した。その際に、本質的相違が存在することが判った
。例えばNMMO法で製造されたケーシングはビスコース法で製造されたものよ
りも非常に滑らかな表面を有している。原子間力顕微鏡(atomic force microsc
ope, AFM)で得られる写真でこの相違は明らかに見える。
【0021】
図1はビスコース法(硫酸ナトリウム/硫酸−沈殿浴を使用する)で製造さ
れた洗浄済みの、再生セルロース製管状物の表面のAFM−写真を示している
。X−軸およびY−軸はそれぞれ20μmの間隔で区分されており、Z−軸は
500nm(0.5μm)の間隔で区分されている(図2においても同じ)。
【0022】
それ故にこのレリーフは過剰に高く図示されている。表面の最も高い点と最も
低い点との距離は1000nmより大きい。
【0023】
図2はNMMO−法で製造された洗浄済みの、再生セルロース製管状物の表
面のAFM−写真を示している。表面は実質的に平らである。単独でのみ高み
がみられる。表面の最も高い点と最も低い点との距離は500nmより明らか
に小さい。
【0024】
ビスコース法の場合にはMueller浴の代わりに硫酸アンモニウム/硫酸
ナトリウム/硫酸−沈殿浴を使用した場合には、表面の粗さが更に遥かに増加す
る。この方法で製造されたケーシング(例えばTrificel社、Brasi
lienから入手できる)は特に低い機械的安定性の収縮処理された蛇腹状ケー
シングである。この蛇腹状ケーシングは、340g以上の重量が負荷されると破
れた。沈殿浴としてMueller浴を使用してビスコース法で製造されるセル
ロース製ケーシングは600〜約1100gの破断強度を有する蛇腹状ケーシン
グをもたらす。これに対して本発明の蛇腹状ケーシングは同じ種類の蛇腹状収縮
物の場合に、破断する前に1600gまで、一般には1200〜1500gの負
荷をかけられる(破断強度の測定法は実施例1の所を参照)。本発明の収縮処理
された蛇腹状ケーシングの向上した安定性は、蛇腹状収縮の折り目が強く粘着さ
れるケーシングの非常に滑らかな表面に起因すると想定される。
ナトリウム/硫酸−沈殿浴を使用した場合には、表面の粗さが更に遥かに増加す
る。この方法で製造されたケーシング(例えばTrificel社、Brasi
lienから入手できる)は特に低い機械的安定性の収縮処理された蛇腹状ケー
シングである。この蛇腹状ケーシングは、340g以上の重量が負荷されると破
れた。沈殿浴としてMueller浴を使用してビスコース法で製造されるセル
ロース製ケーシングは600〜約1100gの破断強度を有する蛇腹状ケーシン
グをもたらす。これに対して本発明の蛇腹状ケーシングは同じ種類の蛇腹状収縮
物の場合に、破断する前に1600gまで、一般には1200〜1500gの負
荷をかけられる(破断強度の測定法は実施例1の所を参照)。本発明の収縮処理
された蛇腹状ケーシングの向上した安定性は、蛇腹状収縮の折り目が強く粘着さ
れるケーシングの非常に滑らかな表面に起因すると想定される。
【0025】
DIN4768に従って測定された算術平均粗面値Ra はNMMO−法で製造
されたケーシングの場合には約5〜14nmであり、これに対してビスコース法
で製造されたものは70から140nmの範囲内である。
されたケーシングの場合には約5〜14nmであり、これに対してビスコース法
で製造されたものは70から140nmの範囲内である。
【0026】
更に光学顕微鏡写真は、NMMO−法で得られるケーシングが非常に高い密度
を有する再生セルロース製膜を有していることを示す。これがケーシングに高い
強度をもたらしているかまたは同じままの強度の場合には小さい壁強度を可能と
している。
を有する再生セルロース製膜を有していることを示す。これがケーシングに高い
強度をもたらしているかまたは同じままの強度の場合には小さい壁強度を可能と
している。
【0027】
更に滑らかな表面はケーシングを容易に剥がせるようにもしている。それ故に
ケーシングの内側に通例の様に易剥離性調製物を減らせるかまたはそれどころか
全く省くことも可能である。
ケーシングの内側に通例の様に易剥離性調製物を減らせるかまたはそれどころか
全く省くことも可能である。
【0028】
更にケーシングの界面動電位(ζ−電位)も測定した。これの大きさは膜と液
相との間の界面での電荷挙動を説明している。これから表面の性状および性質に
関する結論が導かれる。更に、何故電界質およびそれのpH値が表面に影響を及
ぼすのかに関する情報が与えられる。水性媒体中では、膜表面でのポリマーの官
能基の解離によってまたは電解質溶液からの員の特異的吸着によって引き起こさ
れる膜表面の電気的負荷が観察される。これから得られるポリマー部の極性は電
気的二重層の形成の原因になっている。この電気的二重層の電位は直接的には測
定できない。それ故にζ−電位が電気的性質を特徴付けている。電位は、解離性
基を持つ膜表面および電界質溶液が互いに接面運動するやいなや発生する。これ
は膜表面のネット電荷密度に相当する。ζ−電位を説明するためのHermho
ltz−Smoluchowiski−式を以下に記す: ζ = 4ΠηkEs ε0 DΔP 式中、ζ はゼータ電位[V]を、 Es は電流電位[V]を、 k は比伝導度[Ω-1・cm-1]を η は動粘度[Pa・s]を ε0 は官能定数[C・V-1・cm-1]を ΔPは圧力差[Pa]をそして D は誘電定数を意味する。
相との間の界面での電荷挙動を説明している。これから表面の性状および性質に
関する結論が導かれる。更に、何故電界質およびそれのpH値が表面に影響を及
ぼすのかに関する情報が与えられる。水性媒体中では、膜表面でのポリマーの官
能基の解離によってまたは電解質溶液からの員の特異的吸着によって引き起こさ
れる膜表面の電気的負荷が観察される。これから得られるポリマー部の極性は電
気的二重層の形成の原因になっている。この電気的二重層の電位は直接的には測
定できない。それ故にζ−電位が電気的性質を特徴付けている。電位は、解離性
基を持つ膜表面および電界質溶液が互いに接面運動するやいなや発生する。これ
は膜表面のネット電荷密度に相当する。ζ−電位を説明するためのHermho
ltz−Smoluchowiski−式を以下に記す: ζ = 4ΠηkEs ε0 DΔP 式中、ζ はゼータ電位[V]を、 Es は電流電位[V]を、 k は比伝導度[Ω-1・cm-1]を η は動粘度[Pa・s]を ε0 は官能定数[C・V-1・cm-1]を ΔPは圧力差[Pa]をそして D は誘電定数を意味する。
【0029】
NMMO−法で製造されたセルロース製ケーシングの場合には、ζ−電位は6
〜10.5のpH−範囲内で約−5〜−25mVである。3.5〜5.5のpH
−範囲内ではこれは約+18〜−15mVである。
〜10.5のpH−範囲内で約−5〜−25mVである。3.5〜5.5のpH
−範囲内ではこれは約+18〜−15mVである。
【0030】
本発明の収縮された蛇腹状ケーシングは高速充填機械での加工に特に適してい
る。従って破損した蛇腹状ケーシングによる上記の製造妨害はもはや生じず良好
である。この蛇腹状ケーシングは充填機角状部で問題無く蛇腹状部が消えそして
ソーゼージ挽き肉が充填される。本発明の蛇腹状ケーシングは煮沸ソーセージま
たは茹でたソーゼージを製造する際に、特に小型ソーセージを製造する際に適し
ている。小型ソーセージからケーシングは公知の様に茹でた後に自動的皮むき装
置で除かれる。
る。従って破損した蛇腹状ケーシングによる上記の製造妨害はもはや生じず良好
である。この蛇腹状ケーシングは充填機角状部で問題無く蛇腹状部が消えそして
ソーゼージ挽き肉が充填される。本発明の蛇腹状ケーシングは煮沸ソーセージま
たは茹でたソーゼージを製造する際に、特に小型ソーセージを製造する際に適し
ている。小型ソーセージからケーシングは公知の様に茹でた後に自動的皮むき装
置で除かれる。
【0031】
以下の実施例によって本発明を更に詳細に説明する。百分率は他の指摘が内限
り、重量%である。
り、重量%である。
【0032】
実施例1:
18mmの内径のセルロース製ゲル管状物をアミノキシド法に従って製造しそ
してグリセリンで可塑化する。乾燥直前に乾燥路の入り口で該管状物を 1.0%のカルボキシメチルセルロース、 1.0%のソルビタン−トリオレエート、 0.5%のモノ−およびジグリセリドの混合物および 97.5%の水 よりなる溶液を用いて公知の゛バブルコーティング法”に従って含浸処理する。
この含浸処理は遅れ剥離(易剥離含浸処理(easy-peel-impraegnierung))を容易
にする。乾燥路に入れる前に絞りロール対を置き、これが過剰の含浸溶液を戻す
。
してグリセリンで可塑化する。乾燥直前に乾燥路の入り口で該管状物を 1.0%のカルボキシメチルセルロース、 1.0%のソルビタン−トリオレエート、 0.5%のモノ−およびジグリセリドの混合物および 97.5%の水 よりなる溶液を用いて公知の゛バブルコーティング法”に従って含浸処理する。
この含浸処理は遅れ剥離(易剥離含浸処理(easy-peel-impraegnierung))を容易
にする。乾燥路に入れる前に絞りロール対を置き、これが過剰の含浸溶液を戻す
。
【0033】
乾燥器中で管状物を膨らませた状態で最初に7〜8%の湿分含有量に乾燥し、
次いで水を噴霧することによって16〜18%の湿分含有量にしそして巻き取る
。中間貯蔵は耐候試験室で行う。次の蛇腹状収縮処理の際に管状物をロールから
引き抜きそして約50mの長さの断片で公知の蛇腹状収縮処理の方法の一つに従
ってパラフィン油の塗布下に約40cmの長さの蛇腹状ケーシングを成形する。
この蛇腹状ケーシングを1,500gの加重に耐える。
次いで水を噴霧することによって16〜18%の湿分含有量にしそして巻き取る
。中間貯蔵は耐候試験室で行う。次の蛇腹状収縮処理の際に管状物をロールから
引き抜きそして約50mの長さの断片で公知の蛇腹状収縮処理の方法の一つに従
ってパラフィン油の塗布下に約40cmの長さの蛇腹状ケーシングを成形する。
この蛇腹状ケーシングを1,500gの加重に耐える。
【0034】
破断強度は、15cmの長さの一部材料に負荷が掛からないままであるように
蛇腹状ケーシングを水平に置くことによって破断強度を測定する。この一部材料
の中間の上に針金の環(針金の直径:約2mm)を置き、蛇腹状ケーシングが破
断するまでの間、ますます多い加重を負荷する。いかなる重量に蛇腹状ケーシン
グが耐えるかを測定した。この測定方法は以下の実施例でも使用した。
蛇腹状ケーシングを水平に置くことによって破断強度を測定する。この一部材料
の中間の上に針金の環(針金の直径:約2mm)を置き、蛇腹状ケーシングが破
断するまでの間、ますます多い加重を負荷する。いかなる重量に蛇腹状ケーシン
グが耐えるかを測定した。この測定方法は以下の実施例でも使用した。
【0035】
続く段階で蛇腹状ケーシングに末端閉鎖部を設ける。この目的のために個々の
蛇腹状ケーシングを相応する成形方向に滑らせそして最後の折りたたんだ部分を
機械的変形下に蛇腹状ケーシングの穿孔に押し込む。次いで蛇腹状ケーシングを
シートで包装し、ボール箱に入れる。このシートは、蛇腹状ケーシングが消費者
のところで破ることなく取り出せ、自動充填装置の収容手段中に搬入できるよう
に成形されている。
蛇腹状ケーシングを相応する成形方向に滑らせそして最後の折りたたんだ部分を
機械的変形下に蛇腹状ケーシングの穿孔に押し込む。次いで蛇腹状ケーシングを
シートで包装し、ボール箱に入れる。このシートは、蛇腹状ケーシングが消費者
のところで破ることなく取り出せ、自動充填装置の収容手段中に搬入できるよう
に成形されている。
【0036】
実施例2:
実施例1の所に記載した易剥離溶液の代わりに
38%の酸性霧状液(Enviro(R) 24P、製造元:Red Arrow
、Manitowoc、Wisconsin)、
1%のレシチン、
1%のクロム脂肪酸錯塩(Montacell(R) )、
10%のグリセリンおよび
50%の水
よりなる霧状液調製物を使用する点を除いて実施例1を繰り返す。これを用いて
製造された含浸処理液で、易剥離性が保証されそして同時に、霧状物の芳香がソ
ーセージ用挽き肉の表面に移せる。この蛇腹状ケーシングは1420gの加重で
破断した。
製造された含浸処理液で、易剥離性が保証されそして同時に、霧状物の芳香がソ
ーセージ用挽き肉の表面に移せる。この蛇腹状ケーシングは1420gの加重で
破断した。
【0037】
実施例3:
セルロース製ゲル管状物を実施例1に従って製造するが、この場合には内部調
製物を用いない。このケーシングを8〜10%の残留湿分含有量に乾燥した。
製物を用いない。このケーシングを8〜10%の残留湿分含有量に乾燥した。
【0038】
耐候試験室での中間貯蔵の後に管状物をロールから引き抜き、蛇腹状ケーシン
グ化を行う。次の蛇腹状収縮処理の際に管状物をロールから引き抜きそして蛇腹
状収縮処理する。この場合には蛇腹状収縮処理ドームで 10.0%のレシチン、 33.0%のプロパン−1,2−ジオール、 0.4%のポリオキシエチレン−ソルビタン−モノオレエート(Tween (R) 80), 0.2%のポリエチレングリコール−モノアルキルエーテル(Genapol (R) 80) (HO-[CH2-CH2-O] n -[CH2]m -CH3 (式中、平均してnは8で、mは12である) 12.5%のシリコーン油分散物、 3.0%の小麦蛋白質(Amypro(R) SWP)、 2.5%のポリテトラフルオロエチレン分散物および 38.4%の水 よりなる水溶液をケーシングの内側に噴霧する。この組成物は、有効物質の所望
の表面濃度のもとで蛇腹状ケーシングが16〜18%の湿分含有量に増加するよ
うに選択する。次の段階の閉鎖および包装は実施例1におけるのと同様にう。こ
の蛇腹状ケーシングは1350gの負荷に耐える。
グ化を行う。次の蛇腹状収縮処理の際に管状物をロールから引き抜きそして蛇腹
状収縮処理する。この場合には蛇腹状収縮処理ドームで 10.0%のレシチン、 33.0%のプロパン−1,2−ジオール、 0.4%のポリオキシエチレン−ソルビタン−モノオレエート(Tween (R) 80), 0.2%のポリエチレングリコール−モノアルキルエーテル(Genapol (R) 80) (HO-[CH2-CH2-O] n -[CH2]m -CH3 (式中、平均してnは8で、mは12である) 12.5%のシリコーン油分散物、 3.0%の小麦蛋白質(Amypro(R) SWP)、 2.5%のポリテトラフルオロエチレン分散物および 38.4%の水 よりなる水溶液をケーシングの内側に噴霧する。この組成物は、有効物質の所望
の表面濃度のもとで蛇腹状ケーシングが16〜18%の湿分含有量に増加するよ
うに選択する。次の段階の閉鎖および包装は実施例1におけるのと同様にう。こ
の蛇腹状ケーシングは1350gの負荷に耐える。
【0039】
実施例4:
実施例3の所に記載した水性組成物の代わりに
37.7%の霧状液体(Zesti Smoke Code(R) 10)、
4.3%のNaOH、
1.8%のアルギナート、
10.1%のレシチン、
3.0%のGenapol (R)および
43.1%の水
よりなる溶液を噴霧する。この含浸処理は易剥離効果の他に同時に霧状物の芳香
での仕上げ処理を実現する。この蛇腹状ケーシングは1250gに耐えることが
できた。
での仕上げ処理を実現する。この蛇腹状ケーシングは1250gに耐えることが
できた。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成14年3月25日(2002.3.25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
本発明の対象は、これに従って、セルロースをベースとする食品用管状ケーシ
ングよりなる蛇腹状ケーシングにおいて、ケーシングがNMMO法で製造されて
おり、DIN4768に従って測定された算術平均粗面値Ra が5〜14nmの
範囲内であり、そして末端に穿孔を明けそして穿孔のある部分を蛇腹状ケーシン
グ内部に押し込むかまたは特別に形成された撃鉄で蛇腹状ケーシングの最後の数
ミリメータを変形させそして同時に蛇腹状ケーシングの内腔に変形部分を差し込
むことによって閉鎖することを特徴とする、上記方法である。
ングよりなる蛇腹状ケーシングにおいて、ケーシングがNMMO法で製造されて
おり、DIN4768に従って測定された算術平均粗面値Ra が5〜14nmの
範囲内であり、そして末端に穿孔を明けそして穿孔のある部分を蛇腹状ケーシン
グ内部に押し込むかまたは特別に形成された撃鉄で蛇腹状ケーシングの最後の数
ミリメータを変形させそして同時に蛇腹状ケーシングの内腔に変形部分を差し込
むことによって閉鎖することを特徴とする、上記方法である。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF
,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,
ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G
M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ
,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,
MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,
AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C
H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE
,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,
HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K
P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU
,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,
NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S
G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ
,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW
(72)発明者 ネーエフ・ライナー
ドイツ連邦共和国、ヴィースバーデン、ア
ム・シュロスパルク、85
(72)発明者 ベルクホフ・クラウス
ドイツ連邦共和国、ルドルシュタット、ア
ム・バーンダム、3ベー
(72)発明者 アイラース・マルクス
ドイツ連邦共和国、ルドルシュタット、ア
ン・デン・ラーゲン・ベルゲン、7
(72)発明者 マーロン・ラインハルト
ドイツ連邦共和国、ルドルシュタット、ア
ム・ゲンゼバッハ、54
Claims (13)
- 【請求項1】 セルロースをベースとする、食品管状ケーシングよりなる蛇
腹状ケーシングにおいて、ケーシングがNMMO法で製造されていることを特徴
とする、上記蛇腹状ケーシング。 - 【請求項2】 ケーシングが環状スリットノズルと紡糸浴の表面との間の空
間域でブロー法によって横方向に延伸されている、請求項1に記載の蛇腹状ケー
シング。 - 【請求項3】 セルロースが300〜700、好ましくは400〜650の
平均重合度DPを有する請求項1または2 に記載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項4】 ケーシングがセルロースの重量を規準として25重量%まで
の更に高分子量で極性の小さい化合物を含有する、請求項1〜3のいずれか一つ
に記載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項5】 他の高分子量で極性の小さい化合物が合成のポリマーまたは
コポリマーである、請求項1〜4のいずれか一つに記載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項6】 ケーシングが14〜50mm、好ましくは16〜25mmの
公称内径を有する、請求項1〜5のいずれか一つに記載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項7】 約30〜70m、好ましくは約40〜60mのケーシングを
包含する、請求項1〜6のいずれか一つに記載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項8】 ケーシングが8〜20重量%、好ましくは16〜18重量%
の水を含有する、請求項1〜7のいずれか一つに記載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項9】 ケーシングが可塑剤、好ましくはグリセリンを含有する、請
求項1〜8のいずれか一つに記載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項10】 ケーシングが外側および/または内側に含浸剤または被覆
物を有する、請求項1〜9のいずれか一つに記載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項11】 末端閉鎖部を有する、請求項1〜10のいずれか一つに記
載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項12】 6〜10.5のpH域でのζ−電位が約−5〜−25mV
であり、3.5〜5.5のpH域では約+18〜−15mVである、請求項1〜
11のいずれか一つに記載の蛇腹状ケーシング。 - 【請求項13】 煮沸したソーセージまたは茹でたソーゼージを製造する際
に、特に小型ソーセージを製造する際に充填装置上で請求項1〜12のいずれか
一つに記載の蛇腹状ケーシングを使用する方法。
Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
DE10009979A DE10009979A1 (de) | 2000-03-03 | 2000-03-03 | Geraffte, schlauchförmige Nahrungsmittelhülle auf Basis von Cellulose |
DE10009979.3 | 2000-03-03 | ||
PCT/EP2001/001831 WO2001064040A1 (de) | 2000-03-03 | 2001-02-19 | Geraffte, schlauchförmige nahrungsmittelhülle auf basis von cellulose |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003525042A true JP2003525042A (ja) | 2003-08-26 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001562949A Withdrawn JP2003525042A (ja) | 2000-03-03 | 2001-02-19 | セルロースをベースとする蛇腹状に収縮された食品用管状ケーシング |
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Country | Link |
---|---|
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EP (1) | EP1274313A1 (ja) |
JP (1) | JP2003525042A (ja) |
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DE (1) | DE10009979A1 (ja) |
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WO (1) | WO2001064040A1 (ja) |
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DE10207042A1 (de) | 2002-02-20 | 2003-09-11 | Kalle Gmbh & Co Kg | Raupenförmige Verpackungshülle und Verfahren zur Herstellung einer gerafften Verpackungshülle |
DE10231810A1 (de) * | 2002-07-15 | 2004-02-05 | Kalle Gmbh & Co. Kg | Schlauchförmige, essbare Nahrungsmittelhülle, hergestellt nach dem Aminoxidverfahren |
DE10248332A1 (de) * | 2002-10-17 | 2004-04-29 | Kalle Gmbh & Co. Kg | Nahtloser Folienschlauch, Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung eines nahtlosen Folienschlauches |
DE10339802A1 (de) | 2003-08-27 | 2005-03-24 | Kalle Gmbh & Co. Kg | Eigenstabile Raffraupe aus einer schlauchförmigen Nahrungsmittelhülle auf Basis von synthetischen Polymeren und deren Verwendung |
DE10339801A1 (de) | 2003-08-27 | 2005-03-24 | Kalle Gmbh & Co. Kg | Eigenstabil geraffte Nahrungsmittelhülle aus Kunststoff |
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