JP2003524880A - 回転信号トランスデューサ - Google Patents

回転信号トランスデューサ

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JP2003524880A
JP2003524880A JP2000607856A JP2000607856A JP2003524880A JP 2003524880 A JP2003524880 A JP 2003524880A JP 2000607856 A JP2000607856 A JP 2000607856A JP 2000607856 A JP2000607856 A JP 2000607856A JP 2003524880 A JP2003524880 A JP 2003524880A
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signal
circuit
steering column
airbag
loop antenna
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JP2000607856A
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デヴィッド・クリプ
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メソード・エレクトロニクス・インコーポレーテッド
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B60R21/017Electrical circuits for triggering passive safety arrangements, e.g. airbags, safety belt tighteners, in case of vehicle accidents or impending vehicle accidents including arrangements for providing electric power to safety arrangements or their actuating means, e.g. to pyrotechnic fuses or electro-mechanic valves
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S336/02Separable
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、無線回転信号トランスデューサに関する。無線カップリング装置(56)を通して電力信号および通信信号を送信するための制御回路が設けられている。スクウィブファイアリング回路(62)は、コラム側からホイール側へ、エアバッグ(46)をファイアリングするのに適切な高エネルギー電力信号を変換する。低エネルギー制御回路(54)は、クルーズコントロールなどのような隔離されたホイール側電子装置を動作させるのに適切な信号を、コラム側からホイール側へ生成する。パルス符号化回路(104)は、ホイール側のコマンドを、ホイール側からコラム側へ信号送信するのに適切な低レベル制御信号を伝達する。低エネルギー制御回路(54)およびパルス符号化回路(104)は、信号を弱める相互作用なしに、同時かつ連続的に動作する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、従来技術において知られているような輸送手段(vehicle)の“ク
ロックスプリング(clocksprings)”における電子信号通信のための回転信号ト
ランスデューサ(rotating signal transducer)に関する。
【0002】
【従来の技術】
ステアリングホイールを搭載したエアバッグの出現以来、ステアリングホイー
ルとコラムとの間で多数の電気信号を送信する必要性は、一般には“クロックス
プリング”と称される一連の装置という結果となっており、該クロックスプリン
グは、プラスティック細片内でラミネートされかつハウジング内で巻かれた螺旋
状テープ(spiral tape)からなっており、該螺旋状テープによって、ホイール
回路とコラム回路との間における電気的接触がなされる。ステアリングホイール
が回転すると、このテープは、電気的接触を維持している間に、巻きついたり解
けたりする。
【0003】 テープ長さが有限であるので、クロックスプリングを、その行程の限界点に到
達する前に働かせることができる回転数が制限される。このために、輸送手段の
ステアリングリンケージおよびクロックスプリングテープの両方がセンタリング
されるように、クロックスプリングを輸送手段内に設置する間には特別な注意を
払う必要があり、これにより、ステアリングホイールが回転する場合に、ステア
リングシステムがそのエンドストップに到達する前には、クロックスプリングは
その限界点に到達しない。さらに、ハウジング内におけるテープの動きに関連し
た音響的ノイズが存在し、このことは、あるアプリケーションにおいては好まし
くないことであり得る。
【0004】 本発明は、信号、データ、および電力のためのコネクタ送信システムに関し、
該システムは、固定ハウジングと回転可能なハブとの間におけるデータ転送のた
めの信号のカップリングを供給し、本発明は、より詳細には、ハブがハウジング
に対して無制限に回転することを可能にする効率的なデータ転送および信号カッ
プリングに関する。
【0005】 回転信号トランスデューサまたはクロックスプリングは、スイッチとライトと
エアバッグスクウィブとを備えかつ自動車のステアリングホイールに取り付けら
れた電子回路を、自動車の他の種々の位置に取り付けられた他の感知および制御
電子回路に接続するために用いられる。
【0006】 例えば、ボレン(Bolen)に付与された米国特許第5,061,195号明細
書(1991年)は、クロックスプリングとして説明されているトランスデュー
サを開示しており、該トランスデューサは、自動車のステアリング装置における
相対的に移動可能な部材間における直接的な電気的接続を供給している。このタ
イプのクロックスプリング構成においては、相対的に移動可能な部材間における
電気的接続を供給するために、リボンケーブルが用いられている。このリボンケ
ーブルは、2層のマイラー(登録商標)間に挟まれている導電材料から構成され
ている。ケーブルは、クロックスプリングのハウジング内にコイル状態で雑然と
収容されている。さらに、ケーブルの一端は、クロックスプリングの固定ハウジ
ングに取り付けられ、かつ、ケーブルの他端は、クロックスプリングの回転可能
なハブに取り付けられている。
【0007】 動作において、ハブが回転すると、リボンケーブルはハブの周囲でラッピング
またはアンラッピングする。しかしながら、ハブの回転中にケーブルが損傷を受
けることを防ぐために、リボンケーブルがラッピングまたはアンラッピングして
いる間には、いかなる実質的な張力をもリボンケーブルに加えることができない
。これにより、ケーブルの長さは、ハブを回転させることができる回数を決定す
る。ハブが一方の方向にあまりにも速く回転させられれば、オーバーワウンド(
overwound)状態が発生すると言われており、このことは、著しい量の有害な張
力がケーブルに加えられるという結果となる。
【0008】 過度の張力がケーブルに加えられるのを防ぐためには、ハブがステアリング装
置上に取り付けられる場合にセンタリングされることが必要である。ハブをセン
タリングすることによって、リボンケーブルがオーバーワウンド状態になる前に
ハブが時計方向と反時計方向とに同程度に回転することが可能となる。
【0009】 クロックスプリングがステアリング装置上に取り付けられる場合にハブがセン
タリングされた位置に存在しなければ、ステアリング装置が回転させられ続けて
いる間にケーブルがハブの周囲に完全にラッピングおよび/またはアンラッピン
グされた場合に、ケーブルは損傷を受ける。
【0010】 ステアリング装置上に取り付けられる場合にクロックスプリングがセンタリン
グされることを保証するために、米国特許第08/285,021号明細書に説
明されているような外部ロッキング機構が時々用いられる。これらのロックによ
って、クロックスプリングの設置前におけるハブの制限的な回転行程のみが可能
となっている。外部ロックは、クロックスプリングから除去しかつ廃棄すること
により外される。
【0011】 同様に、ボレン(Bolen)に付与された米国特許第5,171,157号明細
書(1992年)のような、ハブの回転を防ぐための内部ロッキング機構もまた
時々用いられる。内部ロックは、クロックスプリングがステアリング装置に取り
付けられていない場合には常にハブの行程を制限する。内部ロックは、通常は、
ピンにより、または、ステアリング装置により供給される他のアンロックシステ
ムにより外される。クロックスプリングのロックは、クロックスプリングがステ
アリング装置から除去される場合には常に再度取り付けられる。
【0012】 しかしながら、クロックスプリングがステアリング装置から除去され、その後
に再度設置されれば、外部ブロックおよび内部ロックの両方は、いつトランスデ
ューサのハブが適切にセンタリングされるのかを、保証および/または表示し損
なう。
【0013】 クロックスプリングのハブがセンタリングされているかどうかを示す方法を提
供する多くの装置が提案されている。しかしながら、これらの装置は、トランス
デューサの直径サイズを増加させ、かつ/または、ギアまたは他の機構の使用を
必要とし、ハブが回転する場合にこれらの機構は常に一定にまたは相対的に回転
することに起因して、これらの機構の有効寿命は非常に限られている。
【0014】 従来技術のクロックスプリングにより提起されるセンタリングの問題の他に、
クロックスプリングにおいて用いられるリボンケーブルは、ラッピングおよびア
ンラッピング中における振動、衝撃、滑動に起因する望ましくないノイズを生じ
させる。
【0015】 さらに、多導体リボンケーブル内のコンダクタの小さな断面領域および長い全
長は、電圧低下および自己発熱に起因して、電流の流れに関する著しい制約をも
たらす。
【0016】 さらに、回転信号トランスデューサの分野においては、スライディングコンタ
クト(sliding contacts)が公知であるが、電気的ノイズが多く、かつ、データ
転送を遅延させるエラーチェック技術がなければデータ通信転送に関して十分な
信頼性がない。
【0017】 他の回転信号トランスデューサまたはクロックスプリングが、バラスト(Ball
ast)らにより、1998年9月22日に発行された"Connector Transmission S
ystem For Signal Data And Power"という題目の米国特許第5810606号明
細書として提供されている。バラスト氏は、ハウジングと、該ハウジングに対し
て回転可能に保持されているハブと、ハウジングとハブとの間における信号カッ
プリング手段とを有するコネクタアセンブリを示している。信号カップリングは
、光学カップリング、誘導カップリング、無線周波数カップリング、容量カップ
リング、圧力波カップリングのような手段から構成され得る。さらに、このコネ
クタアセンブリは、スライディングコンタクトにより達成することができる電力
カップリング、誘電カップリングされたコイル、容量カップリングされた電極、
または、光学送信器および受信器を、ハブおよびハウジング上に備えている。さ
らに、ハウジングとハブとの間において信号を効率的に送信および受信する方法
が提供されている。この方法は、(1)信号ドライバにより入力信号を得て、駆
動された信号出力を生じさせる段階と、(2)駆動された信号出力をカップリン
グして、カップリングされた信号を生成する段階と、(3)カップリングされた
信号を受信して、出力信号を生成する段階とからなる。さらに、この方法は、出
力信号および入力信号を、それぞれ復号化および符号化する段階をさらに有して
いる。
【0018】 したがって、コネクタ送信アセンブリの回転ハブと固定ハウジングとの間にお
ける信号のカップリングを提供する装置が提案されている。これにより、この装
置は、ハブとハウジング部材とをセンタリングする必要性をなくし、かつ、クロ
ックスプリングにおける導電タイプに関連した望ましくない可聴ノイズを除去し
ている。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
前述のことに鑑みて、本発明の目的は、センタリングを必要としないハブおよ
びハウジングを提供することである。
【0020】 本発明のさらなる目的は、オーバーワウンド状態を除去することである。
【0021】 本発明のさらに他の目的は、コネクタ送信アセンブリのハブとハウジングとの
間における効率的なデータ転送方法を提供することである。
【0022】 本発明の他の目的は、エネルギー貯蔵装置と適切な電子回路とを伴って、クロ
ックスプリングまたは従来の回転コネクタの不都合を伴わずに、ハブ部材上にお
いて種々の信頼性の高い入力および出力機能を実施するシステムを具備するコネ
クタ送信アセンブリのハブとハウジングとの間における効率的な信号、データ、
および電力の転送方法を提供することである。
【0023】 本発明の他の目的は、ステアリングホイールとコラムとの間における信号通信
において用いるためのフェライト回転変圧器を不要にすることである。フェライ
ト回転変圧器は、精巧な機械加工を必要とする高価な部材でありかつ壊れ易いの
で、その製造における、または、自動車のステアリングコラムでの使用における
強い衝撃に耐えることができない。
【0024】 本発明の他の目的、特徴および利点は、添付図面と関連して得られる以下の詳
細な説明から明白となる。
【0025】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、エアバッグスクウィブをファイアリングするために、かつ、
ステアリングホイールから回転変圧器を通ってステアリングコラムへ戻って(ク
ルーズコントロールコマンド信号のような)ドライバ通信を供給するために、か
つ、ドライバにより制御される通信装置を具備するホイール電子装置側のための
電力を供給するために、誘電カップリングされた回路にわたってステアリングコ
ラムからステアリングホイールへ高電力信号を送信するための、自動車ステアリ
ングシステムにおける無線周波数通信システムが提供される。
【0026】 さらに、本発明によれば、前記システムは、並列接続されかつカップリングさ
れた無線周波数インダクタを用い、該無線周波数インダクタは、1次側変圧器と
2次側変圧器との間の相対的な回転角度とは無関係に、1次側と2次側との間の
均一なカップリングを供給する。
【0027】 本発明の一特徴は、変圧器は十分に小さなサイズのものであるので、ステアリ
ングホイール/コラム構造内に実際に組み込むことができ、さらに、エアバッグ
スクウィブ素子をファイアリングするために必要とされる数アンペアを伝達する
ことができる、ということである。
【0028】 他の目的、特徴および利点は、以下の本文および図面に鑑みてより明白となる
【0029】
【発明の実施の形態】
図1は、図2のホイール回路2とともにRF信号を送受信するコラム回路1で
ある。図3は、図4に示される他の回路4とともに送受信する他のコラム回路3
を示している。
【0030】 図1において、発振器20は、ライン30によって1.78MHzクロック信
号をANDゲート32に供給するために、水晶22と、キャパシタ24,26と
、抵抗27と、ドライバ28とを備えている。それに対し、並列接続された抵抗
34およびキャパシタ36は、1%デューティサイクルの16KHz信号をライ
ン38によってORゲート40に供給するための標準的な555タイマー37の
入力に接続されている。ORゲート40は、さらに、ライン42によって供給さ
れるスクウィブファイアリング(squib firing)信号に応答する。ライン42に
よるスクウィブファイアリング信号は、輸送手段内のエアバッグ(図示せず)を
膨張させるべくスクウィブ(squib)46(図2)がファイアリングされるべき
であることを示すために、本発明の回路の外部にある回路により供給される。
【0031】 一実施形態において、ORゲート40は、ライン48によってOR信号を供給
するために、ライン42によって供給されるスクウィブファイアリング信号と、
ライン38によって供給される16KHz信号とによってOR機能を実行する。
OR信号は、16KHz信号がハイである場合にハイ論理レベルを供給するか、
または、ライン42によって供給されるスクウィブファイアリング信号がハイで
ある場合にハイ信号を供給する。ライン48によって供給されるOR信号はAN
Dゲート32と、他のANDゲート50の反転入力とに送信され、該ANDゲー
ト50は、ライン48によるOR信号とライン52によって供給されるパルス検
出信号とをAND演算して、第1AND信号をパルスカウンター54に供給する
。パルスカウンター54は、ホイール側の電子回路(図2)から送信されるコラ
ム無線周波数(RF)アンテナ56によって受信されたパルスをカウントする。
これらのパルスは、クルーズコントロールやデフロストなどのようなステアリン
グホイールによって選択されたスイッチを示すRFパルスである。
【0032】 前記ライン48によるOR信号は、ANDゲート32にも供給され、該AND
ゲート32は、該OR信号と1.78MHzクロック信号とAND演算して、第
2AND信号をライン58によってドライバ60に供給し、該ドライバ60は、
該第2AND信号をMOSFET62に供給する。ライン58によるAND信号
の状態に応じて、MOSFET62は、スクウィブファイアリング信号のための
コマンド、または、RFアンテナ56のノード64への単純なクロック信号のい
ずれかをゲートする。ノード64は、ドレインキャパシタ66(0.033μF
)に連結されており、かつ、ライン67によってパルス検出ダイオード68に連
結されている。
【0033】 前記ノード64上の電圧は、MOSFET62上のドレイン信号の包絡線を示
しており、これにより、ホイール回路から供給されるスイッチパルスは、このノ
ード64における電圧ピークとして現れる。例えば、スイッチ#5のホイール回
路上における選択は、ノード64における一連の6つの電圧パルス(1つはエラ
ーチェックのためのものであり、5つはスイッチ番号を示すためのものである)
を生成することができる。同じシステムについては、(図2のキーパッド102
上で選択される)任意の種類のスイッチを、図1のコラム側回路に供給される多
数のパルスにマッピングするために用いることができる。
【0034】 前記ドレインキャパシタ66およびRFコラムアンテナ56のカップリングの
共振周波数は、1.78MHzである。パルス検出ダイオード68は、ノード7
0とANDゲート50とにパルス検出信号を供給する。ノード70は、並列接続
されたキャパシタ72および抵抗74からなるローパスフィルタに接続されてい
る。パルス検出器68は、キーパッド102上のホイール側スイッチにより送信
されたパルスだけでなく、MOSFET62を通してホイール側電子装置により
送信されたパルスも検出する。これらのパルスを識別するために(そうしなけれ
ば、ホイール側の電子装置が選択スイッチとして不正確に現れることになる)、
ライン52が、1つの反転入力53とともにAND信号52に供給され、これに
より、図1のRFコラムアンテナ56から生じる他の全てのパルスは、ゲート5
2を通過し、かつ、パルスカウンター54へ入る。パルスカウンター54は、直
前直後のパルスを認識するように構成されている。スーパーバイザリースタンド
バイ(supervisory standby)16KHzパルスによってインターリーブされた
16KHzでの遅延パルスのシーケンスは、ホイール回路スイッチの選択により
伝達されかつ図3のコラム回路へ伝達される有効データとして認識される。
【0035】 本発明の第1モードにおいて、ライン42によるスクウィブファイアリングコ
マンドは、エアバッグスクウィブ46をファイアリングするための連続モードへ
MOSFET62をスイッチングするために、ライン30によって供給される1
.78MHz信号と、ANDゲート32においてAND演算される。第2モード
において、ORゲート40は、ライン42によるスクウィブファイアリングコマ
ンドがローであるが16KHz信号がタイマー37によりライン28によって供
給される場合に、論理“1”を供給する。これにより、ANDゲート32は、1
6KHz信号がANDゲート32に供給される場合に、1.78MHz信号をゲ
ートする。このスーパーバイザリースタンドバイモードにおける結果は、1.7
8MHz信号の低デューティパルスが、16KHz信号の周期の間に、MOSF
ET62を通して、かつ、アンテナ56へ供給されるということである。これら
のパルスは、図2に示されるホイール側回路に電力供給するパルスである。
【0036】 前記RFアンテナ56は、コラム側回路から信号を受信する。このことは、ラ
イン58によって供給されるAND信号の状態によって電力信号を供給するか、
または、ライン58によるAND信号がスクウィブファイアリングコマンドを有
していればスクウィブファイアリングコマンドを供給するかのいずれかのためで
ある。RFアンテナ56は、選択されたクルーズコントロールや削除された(de
-selected)クルーズコントロールなどのような種々の状態を示すために、(図
1のキーパッド102上の)ホイール側スイッチにより供給される信号をさらに
受信する。RFアンテナ56のインダクタンスは、通常は、0.1mHである。
【0037】 図2において、ホイールRFアンテナ76は、コラムRFアンテナ56への誘
導カップリング(inductive coupling)によって、スクウィブファイアリングR
F信号と、スーパーバイザリースタンドバイ信号とに応答する。このことは、こ
れらの信号を、図2に示されるホイール側回路に供給するためである。これらは
、図2のホイール側回路への2つの入力である。第3入力は、キーパッド102
からRFアンテナ76に供給される。キーパッド102は、示されているような
もの、または、コマンドを入力するための他の手段のうち任意のものであっても
よい。キーパッド102の等価物は、多機能スイッチまたは他の任意のスイッチ
であり、該スイッチによって、輸送手段の乗客は、コラム側回路へ伝達すべきス
テアリングホイールアセンブリに関するコマンドを入力する。これらのコマンド
は、クルーズコントロールの選択/削除、CD上で選択された局、ソング、また
はビデオを包含する音声またはビデオ装置を制御するための多数の信号のうちの
任意の1つ、ダイヤルまたは再呼び出しすべき電話番号(この番号が音声番号で
あってもファックス番号であっても)、電子メールアドレス、インターネットア
ドレス、ヘッドライトと客室のオーバーヘッドライトとディマーライトを制御す
るためのコマンド、デフロストコマンド、デフォッグコマンド、または、車上の
コンピュータのソフトウェアアプリケーションを(このコンピュータが内部にあ
っても外部にあっても)開き、閉じ、または制御するためのコマンドを包含する
ことができるが、これに制約されるものではない。
【0038】 ホイールRFアンテナ76において受信されたRFエネルギーは、12Vバス
とエネルギー貯蔵キャパシタ82とに接続されているダイオード80により整流
される。キャパシタ82は、EMIを低減させるために12VラインからRF信
号を短絡させるのに役立つ。
【0039】 この12Vソースは、図2のホイール回路へ電力を供給する。他の整流ダイオ
ードであるパルス検出ダイオード84は、ホイールRFアンテナ76の出力(明
確には、該アンテナ76上の信号の包絡線)を調べる。この信号は、ホイール側
回路の論理に関するクロックとして用いられる。この信号は、ノード86から連
続波(continuous wave)検出器88へ供給される。連続波検出器88は、比較
器90と、キャパシタ92と、抵抗94とを備えており、かつ、図1のRFコラ
ムアンテナ上のスクウィブファイアリング信号に対応する安定状態の一定振幅の
連続信号を調べる。このときに、連続波検出器88は、MOSFETスクウィブ
スイッチ96にハイを駆動する。“オン”状態において、スクウィブスイッチM
OSFET96は、RF電流が、グラウンドへ向かって、ループアンテナ76お
よび大容量キャパシタ98(2.2μF)と、スクウィブ46と、MOSFET
96とを通過するために、低いインピーダンスパスを供給する。スクウィブスイ
ッチMOSFET96が“オフ”ポジションにあれば、スクウィブスイッチMO
SFET96は、スクウィブ46がファイアリングされないように高いインピー
ダンスパスを、同じ回路を通して電流に示す。万一、連続波検出器がMOSFE
T96を制御するためにここに存在しなければ、スーパーバイザリースタンドバ
イパルスからのエネルギーは、ホイール側制御回路の代わりにスクウィブへ逸ら
されることになる。
【0040】 キーパッド102上のキーが押されると、スイッチ信号がパルス符号器104
へ送信される。パルス符号器104は、ループアンテナ76により検出されたエ
ネルギーパルス(16KHz,1%のデューティ信号)によってインターリーブ
されるパルスのシーケンスを生成する。パルス符号器104は、図1に示される
コラム側回路により生成されたこれらの16KHzパルスの間のパルスを生成す
る。これらのパルスは、0.033μFキャパシタ108がホイールRFアンテ
ナ76を通してグラウンドへ戻るための最も低いインピーダンスパスを示すパル
ススイッチMOSFET106を活性化する。通常は、12ボルトは、0.03
3μFキャパシタ108にわたって保持される電位である。パルススイッチMO
SFET106が“オン”に駆動されると、キャパシタ108は、そのエネルギ
ーを、ホイールRFアンテナ76を通して放電し、該エネルギーは、コラムRF
アンテナ56(図1)により誘導的に(inductively)検出され、該コラムRF
アンテナ56において、該エネルギーは、パルス検出回路により検出され、かつ
、スイッチを活性化させるものとして認識される。
【0041】 データ転送の間に、検出器88はいかなるパルスをも検出しないので、出力は
ローであり、したがって、スクウィブスイッチ96は“オン”にはならない。ス
クウィブファイアリングのためにループアンテナから生じるエネルギーを検出器
88が検出すれば、検出器88は、スクウィブスイッチ96を駆動させ、これに
より、この間にキーパッド102が活性化されれば、キャパシタ108を通過す
るエネルギー量は極度に低くなる。したがって、スクウィブファイアリングとス
イッチ選択との間における干渉の弱まりが回避される。
【0042】 前記16KHz信号はコラム側MOSFET62に印加され、該16KHz信
号は該MOSFET62を活性化し、これにより、該MOSFET62は、コラ
ムRFアンテナ56を励起するために駆動され、これにより、RFエネルギーが
、ホイール回路に連結されている共振回路に配され、該ホイール回路において、
このエネルギーはダイオード80により整流され、かつ、ホイール側の論理に関
する公称12V信号を供給するためのキャパシタ82に貯蔵される。
【0043】 キーパッド102により送信されたホイール側スイッチングパルスは、16K
Hz信号間において均一に散在され、かつ、押されたホイール側スイッチの数に
対応する。これらのパルスは、コラム側キャパシタ214(0.033μFキャ
パシタ)を放電させ、これにより、クロックRFアンテナ212がオン状態とな
り、この場合に、パルスは、パルス検出ダイオード218により検出されかつカ
ウンター230でカウントされ、これにより、データを輸送手段のコンピュータ
に示すことができる。60ミリ秒毎のパルスは、コラム側からの比較器226に
より調べられるスーパーバイザリースタンドバイパルスである。
【0044】 ノイズ免疫のために、信号隔離された(signal isolated)パルスは、スイッ
チ識別論理のために無視される。2つの連続的なパルスのみが、データを有する
ものとして考慮される。その理由は、一方のパルスが単なるノイズである可能性
があるためである。したがって、スイッチ6が押されると、1次側パルスの受信
の30ミリ秒後に始まる7個の連続的なパルスが見られる。前述のように、イン
バータ53は、コラム回路が自らが生成したパルスを無視しかつスーパーバイザ
リースタンドバイパルス間の期間内のパルスを調べることを保証する。
【0045】 図3は、コラム側回路の図であり、図4は、ホイール側回路の図である。
【0046】 ダイオード218は、パルス検出を補助する。ダイオード218とキャパシタ
224と抵抗220との共通ノード257上における電圧は、MOSFET21
0がスーパーバイザリースタンドバイパルスにおいてファイアリングされる場合
にノードにおいてレップレート(rep rate)(16KHz)にて見られるMOS
FET210上のドレイン信号のピーク包絡線であり、スイッチパルスがホイー
ル回路上で生成される場合に、これらのパルスは、このノード257においても
現れる。
【0047】 分圧器220,222は基準値を供給し、該基準値に対して、他の信号が比較
され、かつ、比較器226 5Vは、パルス検出回路において検出されるこれら
のパルスに対応する論理レベル信号を供給する。
【0048】 前記検出されたパルス信号は、スーパーバイザリースタンドバイパルスを識別
するために、218において検出されるパルスの形で検出されるパルスに対して
ゲートされ、これにより、パルスカウンター230に供給される信号が、ホイー
ル側のスイッチイベントに対応する一連のパルスとなる。アップカウンター23
0は、ホイール側からのこれらのイベントを受信し、かつ、特定のスイッチを示
すためにカウントする。
【0049】 アンテナ250により形成されたタンク回路のために、ドレインソースキャパ
シタ260は、輸送手段内の無線装置のRF受信と干渉し得る周波数を弱める帯
域通過フィルタとして作用する。同様に、アンテナ212,250のためのハウ
ジングは、RFシールドを包含すべきである。
【0050】 RFシールディングを補完するために回路からのある程度の誘導性放射(cond
uctive emission)を伴ってコラム側において入力される12Vの連続インピー
ダンス共通モードチョーク(series impedance commonn mode choke)290が
必要である。
【0051】 キーパッド102は、ライン80上において、図1のコラム側回路から供給さ
れる電圧に応答する。キーパッド102は、ライン84上において、選択された
キーを示すディジタル信号を、パルス符号器86へ供給する。パルス符号器86
は、小容量キャパシタ92を通してRFアンテナ76に接続されている第2MO
SFET90へパルスストリームを供給する。小容量キャパシタ92は、0.0
33μFという例示的な値を有している。
【0052】 図1および図2のアセンブリと同様に、図3および図4の回路は、3つのモー
ドで動作する。第1モードは、スクウィブファイアリングモードである。このモ
ードにおいて、図3のトランジスタ210は、1次コラム側回路上に無線周波数
電力増幅器回路を形成し、かつ、1.78MHz範囲の公称周波数で駆動される
。図3の構成部品212,214は、非常に効率的なクラスE(Class-E)モー
ドで電力増幅器が動作するように、共振タンク回路を具備している。本明細書に
おいて説明された1.78MHzのRF周波数で動作する回路によって、この回
路の動作周波数は、この値に決して制約されるものではない。本発明の動作周波
数の上限は、ループアンテナと、外部容量を備えない電力増幅器MOSFETの
ドレインソース容量との共振周波数である。動作周波数の下限は、コラム回路か
らホイール回路へのエネルギー伝達の効率が不都合に低くなる周波数である。実
際には、この範囲は、1〜10MHzの周波数を包含する。コラム側回路および
ホイール側回路双方のRFコラムアンテナ212およびRFホイールアンテナ2
50は、クロックスプリングハウジング(図示せず)内に取り付けられた導電材
料からなるシングルターンループ、フラットループ、パラレルループ、同軸ルー
プである。通常の動作においては、電力増幅器回路は、図3のコラムアンテナ2
12にわたって、24Vのピークツーピーク(peak-to-peak)RF波形を配する
。二次的に、ホイール側回路のインダクタ250は、コラム側回路のアンテナ2
12に近接しているので、24VのピークツーピークRF信号を印加する。図4
のホイール回路において、この信号の平均振幅は、ダイオード256と、キャパ
シタ260,299と、抵抗258,259とからなる回路により検出される。
この信号の平均振幅が式位置を超過すれば、ACスイッチ210が導電状態に駆
動され、ホイールRFアンテナ250にわたってスクウィブ270を配する。こ
れにより、コラムアンテナ212からのRF電流が、これをファイアリングする
スクウィブ270を通って流れることが可能となる。
【0053】 第2モードにおいて、低い平均電力信号がコラム側電子装置(図3)からホイ
ール側電子装置(図2)へ渡される。電力増幅器トランジスタ20への駆動信号
は、公称16KHz、約1%という低いパーセンテージのデューティの(555
)パルスタイマー216により変調される。これは、少量のエネルギーをコラム
側回路(図3)からホイール側回路(図4)へ送信し、この場合に、RF信号は
、図4の整流ダイオード252により整流される。これは、図4のホイール側制
御回において用いるための公称12VDCレベルを供給する。
【0054】 第3動作モードによって、ホイール側スイッチの閉鎖に関する情報を、アンテ
ナを渡って、輸送手段制御のためのコラム側回路へ送信するすることが可能とな
る。ホイール側のスイッチが押されると、1次側の電力パルス間に収まるように
計時するパルスのシーケンスが生成される。これらのパルスの数量は、閉じられ
たスイッチに割り当てられた数に対応する。約2ミリ秒の持続時間を備えるこれ
らのパルスは、キャパシタを通してホイールRFアンテナ250に連結されてい
るMOSFET286のゲートに印加される。これは、クロックアンテナ212
とキャパシタ214とからなる1次側タンク回路における共振を励起し、この共
振については、ダイオード218を用いて、ピーク検出器/比較器回路により検
出することができる。連続的なパルスをカウントすることにより、対応するホイ
ール側スイッチの閉鎖が導き出される。
【0055】 図3において、発振器200とドライバ202とからなる水晶発振器は、シス
テムのためのクロック信号を供給する。この信号の周波数は、Dフリップフロッ
プ204において半分にされる。Dフリップフロップ204の出力(公称1.7
8MHz論理レベルの矩形波)は、MOSFET208をゲートする。これは、
電力増幅器MOSFET210のゲートへ印加される公称24Vのピークツーピ
ーク信号へ、信号を増幅する。この装置210は、共振部品であるコラムRFア
ンテナ212およびキャパシタ214と協働して、クラスE電力増幅器として動
作する。これにより、MOSFET210が、低いスイッチング損失と75%を
超える効率とを有する電力増幅器として動作することが可能となる。
【0056】 スクウィブファイアリングモードにおいて、電力増幅器210は、連続波モー
ドで動作させられる。通常の動作において、電力増幅器210の唯一の目的は、
ホイール側の論理回路に電力を供給することである。このモードにおいて、電力
増幅器210は、16KHz、1%の正常なデューティ波形で変調される。この
変調信号は、クロック回路216(555タイマー)とにより生成される。タイ
マー216の再設定は、強制的に、電力増幅器210をスクウィブファイアリン
グ270用の連続モードにする。
【0057】 ホイール側回路から制御パルスを検出するために、ダイオード218と、抵抗
220,222と、キャパシタ224と、比較器226とからなるピーク検出器
は、MOSFET210のドレインにおける共振パルスを観測する。このパルス
信号は、MOSFET210がパルスを駆動する間にミュートされ、これにより
、ホイール側回路からのパルスのみが検出される。これらのパルスは、カウンタ
ー230に供給される。ホイール側回路からの連続的なパルスをカウントするこ
とにより、どのホイール側の制御スイッチが押されたのかを判断することができ
る。この情報は、輸送手段の制御電子装置へ中継される。
【0058】 図4において、図3のコラム回路からの電力パルスは、ホイールRFアンテナ
250において受信され、かつ、ダイオード252において整流され、これによ
り、図4のホイール回路に対する公称12Vが供給される。
【0059】 図3のコラム側回路から到達する充電パルスは、ダイオード256と、抵抗2
58と、キャパシタ260と、ドライバ262とからなるピーク検出回路254
において検出される。このピーク検出回路254は、充電パルスの幅に比例する
幅を備える一連のパルスを生成する。電力増幅器回路210(図1)が、該電力
増幅器回路210がスクウィブファイアリングコマンドに応答することになるよ
うな連続モードで動作させられれば、ドライバ262の出力はローとなり、これ
により、ドライバ264の出力はハイとなり、これにより、MOSFET266
が伝導状態に駆動され、これにより、ホイールRFアンテナ250と、キャパシ
タ268と、エアバッグスクウィブ270とを通して、電流伝導のための回路が
閉じられる。
【0060】 図4の左側には、ステアリングホイール制御に対応する6つのスイッチ274
からなるバンク272がある。ダイオードのマトリクス276は、スイッチ27
4のうちのいずれかの閉鎖を、レジスタ278において2進符号化信号に符号化
する。この情報は、カウンター280内にロードされ、かつ、Dフリップフロッ
プ282とバイポーラジャンクショントランジスタ284とからなるパルス回路
をイネーブル状態にする。この回路は、一連の10ミリ秒パルスを、充電パルス
と図3のコラム側回路との間で交流するMOSFET286のゲートへ送信する
。カウンター280上におけるカウントは、そのカウントがゼロになるまで、各
々のパルスによってデクリメントされる。したがって、スイッチ274の閉鎖に
よって、押されたスイッチ274の数に対応する多数のパルスが生成される。(
これは、電話回路において用いられるパルスダイヤリング方法と類似している。
)MOSFET286がパルス送信されて導電状態になると、MOSFET28
6によって、ホイールRFアンテナ250を通してキャパシタ288が放電され
る。このことによって、コラム側回路内の電力増幅器タンク回路の共振が誘導的
生じ、該共振は、該コラム側回路のパルスカウンター回路230において検出さ
れる。各々のパルスの終わりに、キャパシタ288は、MOSFET286から
の次のパルスにおけるエネルギーを放電するために、リセットインダクタ290
を通して12Vに再充電される。
【0061】 図5および図6は、図3および図4の各回路のアンテナ212,250の構成
の詳細を示している。図5は、トランジスタ210をTO−220パッケージト
ランジスタとして示している。アンテナ212,250については、インダクタ
のために残っているトレースを備えた銅クラッドプリント回路材料から構成する
ことができる。アンテナは、直径約4インチ、0.5インチの半径方向のコンダ
クタの厚さを有するシングルターンである。これら2つのアンテナは、これらの
アンテナ間における最小限のエアギャップを有して、クロックスプリングハウジ
ング内において近接して取り付けられている。前記回路は、アンテナ212,2
50間のギャップが3mm迄であれば、良好に動作する。図1の電力増幅器トラ
ンジスタMOSFET210については、寄生インダクタンスを最小限にするた
めに、該MOSFET210に関連するアンテナのギャップの範囲内において直
接的に取り付ける必要がある。
【0062】 この回路から電磁エネルギーを放射するための電位のために、クロックスプリ
ングハウジングについては、導電材料によってシールドする必要がある。
【0063】 図7は、スーパーバイザリー/スタンドバイモード中における回路の動作を示
している。上方の波形(チャンネル2)は、コラム側回路上のパルスタイマー2
30の出力である。このタイマー230は、公称16KHzレートにおいて狭パ
ルスを生成するパルスジェネレータとして設定される。この出力は、74HC4
013 Dフリップフロップに入る。ロー状態で進行するパルス信号は、フリッ
プフロップ204からリセット信号を除去し、該フリップフロップ204が、ク
ロック信号の周波数を半分にする分周器、水晶発振器回路200として作用する
ことを可能にする。この結果、フリップフロップ204の出力は1.78MHz
のパルス変調信号であり、該信号は、ドライバ208により増幅され、かつ、M
OSFET電力増幅器210のゲートに印加される。下方の波形(チャンネル1
)は、このMOSFET210のドレイン波形である。
【0064】 図8は、前述の図7の波形を時刻に関して拡大した図である。上方の波形は、
パルスタイマー信号であり、下方の波形は、MOSFET210におけるドレイ
ン波形である。キャパシタおよびループアンテナインダクタの作用に起因する下
方の波形の共振特性に留意されたい。
【0065】 図9は、スクウィブファイアリングモードにおける回路の動作を示す波形であ
る。上方の波形は、RFドライバMOSFET286のドレインにおける信号で
あり、下方の波形は、電力増幅器MOSFET210のドレインにおける信号で
ある。このモードにおいて、パルスジェネレータはディスエーブル状態にされ、
これにより、RF電力回路が連続波フォーマットで動作することが可能となる。
【0066】 図10は、コラム側におけるパルス検出回路の作用を示すシーケンス図である
。上方の波形は、コラム側におけるダイオード218と抵抗220とキャパシタ
224との共通ノードにおける電圧を示している。MOSFETのドレインにお
ける共振パルスはダイオード218により整流され、この結果、このパルスのシ
ーケンスとなる。
【0067】 図11は、スイッチが図2のホイール側回路において閉じられるときに、共振
パルスのシーケンスがホイールRFアンテナに印加されることを示している。下
方の波形は、ホイール側のパルスシーケンスであり、該パルスシーケンスは、コ
ラム側の充電パルスをインターリーブする。上方の波形は、コラム側のパルス検
出回路の出力であり、該出力は、対応する検出されたパルスを示しており、該検
出されたパルスは、より大きな充電パルスをインターリーブしている。
【0068】 本明細書に説明されている当該の好ましい実施形態に対する種々の変更および
修正が当業者には明白であることが理解されるべきである。このような変更およ
び修正は、本発明の真意および範囲から逸脱することなく、かつ、これに付随す
る利点を減縮することなくなされ得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコラム側回路の図である。
【図2】 本発明のホイール側回路の図である。
【図3】 図1の回路図の変形実施形態である本発明のコラム側回路の図
である。
【図4】 図2の回路図の変形実施形態である本発明のホイール側回路の
図である。
【図5】 本発明のコラム側およびホイール側のRFアンテナを示す図で
ある。
【図6】 図5と同様の図である。
【図7】 スーパーバイザリー/スタンドバイモード中における回路の動
作を示す図である。
【図8】 図7の波形を時刻に関して拡大した図である。
【図9】 スクウィブファイアリングモードにおける回路の動作を示す波
形を示す図である。
【図10】 コラム側におけるパルス検出回路の作用を示すシーケンス図
である。
【図11】 スイッチがホイール側回路において閉じられるときに、共振
パルスのシーケンスがループアンテナ回路の二次コイルに印加されることを示す
図である。
【符号の説明】 46 エアバッグスクウィブ 54 パルスカウンター 56 無線周波数(RF)アンテナ 62 MOSFET 104 パルス符号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 輸送手段のステアリングコラムのための誘導電力およびエ
    アバッグファイアリング回路であって、 ステアリングコラムの輸送手段側の周囲に配置すべき第1ループアンテナと、 第1ループアンテナと並列に、ステアリングコラムのステアリングホイール側
    の周囲に配置すべき第2ループアンテナと、 エアバッグスクウィブをファイアリングするための所定周波数で第1ループア
    ンテナを介してスクウィブファイアリング信号を送信するために、ステアリング
    コラムの輸送手段側に配置すべき発振信号ジェネレータ回路と、 電力受信回路へ電力を供給するための所定周波数で第1ループアンテナを介し
    てパルス化されたタイマー信号を送信するために、ステアリングコラムの輸送手
    段上に配置すべきタイマーと、 第2ループアンテナを介してタイマー信号を誘導的に受信するために、かつ、
    受信された発振信号を、ステアリングコラムのステアリングホイール側の制御回
    路のための電力に変換するために、ステアリングコラムのステアリングホイール
    側に配置すべき電力受信回路と、 第2ループアンテナを介して誘導的に受信されたスクウィブファイアリング信
    号に応答してエアバッグスクウィブをファイアリングするために、ステアリング
    コラムのステアリングホイール側に配置すべきスクウィブファイアリング回路と
    を具備し、 前記第1および第2ループアンテナ間にはギャップが存在することを特徴とす
    る誘導電力およびエアバッグファイアリング回路。
  2. 【請求項2】 前記第1ループアンテナは、導電材料からなるシングルル
    ープを備えることを特徴とする請求項1に記載の誘導電力およびエアバッグファ
    イアリング回路。
  3. 【請求項3】 前記第2ループアンテナは、導電材料からなるシングルル
    ープを備えることを特徴とする請求項1に記載の誘導電力およびエアバッグファ
    イアリング回路。
  4. 【請求項4】 前記第1および第2ループアンテナ間のギャップは、約3
    mmであることを特徴とする請求項1に記載の誘導電力およびエアバッグファイ
    アリング回路。
  5. 【請求項5】 前記第1ループアンテナは、電線からなるシングルループ
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の誘導電力およびエアバッグファイア
    リング回路。
  6. 【請求項6】 前記第2ループアンテナは、電線からなるシングルループ
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の誘導電力およびエアバッグファイア
    リング回路。
  7. 【請求項7】 前記タイマー信号は、約16KHzであることを特徴とす
    る請求項1に記載の誘導電力およびエアバッグファイアリング回路。
  8. 【請求項8】 前記発振回路により生成される発振信号は、約1.7MH
    zであることを特徴とする請求項1に記載の誘導電力およびエアバッグファイア
    リング回路。
  9. 【請求項9】 閉じられたスイッチに対応する独自のパルス信号をパルス
    符号器に対して生成するために、ステアリングコラムのステアリングホイール側
    に配置すべきスイッチと、 受信された独自のパルス信号に応答して所定数のパルスを生成するために、ス
    テアリングコラムのステアリングホイール側に配置すべきパルス符号器と をさらに具備することを特徴とする請求項1に記載の誘導電力およびエアバッグ
    ファイアリング回路。
  10. 【請求項10】 前記パルス符号器の受信されたパルスをカウントするた
    めに、かつ、対応する出力信号を生成するために、ステアリングコラムの輸送手
    段側に配置すべきパルスカウンターをさらに具備することを特徴とする請求項9
    に記載の誘導電力およびエアバッグファイアリング回路。
  11. 【請求項11】 前記タイマーから第1ループアンテナへスクウィブファ
    イアリング信号とクロック信号とを送信するために、ステアリングコラムの輸送
    手段側に配置すべきトランジスタをさらに具備することを特徴とする請求項1に
    記載の誘導電力およびエアバッグファイアリング回路。
  12. 【請求項12】 前記トランジスタは、MOSFETであることを特徴と
    する請求項11に記載の誘導電力およびエアバッグファイアリング回路。
  13. 【請求項13】 前記第1ループアンテナとパルスとの間において、ステ
    アリングコラムの輸送手段側に配置すべきパルス検出器ダイオードをさらに具備
    することを特徴とする請求項1に記載の誘導電力およびエアバッグファイアリン
    グ回路。
  14. 【請求項14】 前記ステアリングコラムの輸送手段側に配置すべきMO
    SFET駆動用連続波増幅器をさらに具備することを特徴とする請求項12に記
    載の誘導電力およびエアバッグファイアリング回路。
  15. 【請求項15】 衝突時にステアリングホイール制御装置に電力供給しか
    つエアバッグをファイアリングするために、輸送手段のステアリングコラム上に
    配置すべき誘導クロックスプリングであって、 ステアリングコラムの輸送手段側の周囲に配置すべき第1ループアンテナと、 第1ループアンテナと並列に、ステアリングコラムのステアリングホイール側
    の周囲に配置すべき第2ループアンテナと、 エアバッグスクウィブをファイアリングするための所定周波数で第1ループア
    ンテナを介してスクウィブファイアリング信号を送信するために、ステアリング
    コラムの輸送手段側に配置すべき発振信号ジェネレータ回路と、 電力受信回路へ電力を供給するための所定周波数で第1ループアンテナを介し
    てパルス状のタイマー信号を送信するために、ステアリングコラムの輸送手段上
    に配置すべきタイマーと、 第2ループアンテナを介してタイマー信号を誘導的に受信するために、かつ、
    受信された発振信号を、ステアリングコラムのステアリングホイール側の制御回
    路のための電力に変換するために、ステアリングコラムのステアリングホイール
    側に配置すべき電力受信回路と、 第2ループアンテナを介して誘導的に受信されたスクウィブファイアリング信
    号に応答してエアバッグスクウィブをファイアリングするために、ステアリング
    コラムのステアリングホイール側に配置すべきスクウィブファイアリング回路と
    を具備し、 前記第1および第2ループアンテナ間にはギャップが存在することを特徴とす
    る誘導クロックスプリング。
  16. 【請求項16】 前記第1および第2ループアンテナのためのインダクタ
    ンスは、約0.1mHであることを特徴とする請求項15に記載の誘導クロック
    スプリング。
  17. 【請求項17】 前記輸送手段のオペレータからの入力を受信するために
    、ステアリングコラムのステアリングホイール側に取り付けるべきスイッチのマ
    トリクスをさらに具備することを特徴とする請求項15に記載の誘導クロックス
    プリング。
  18. 【請求項18】 前記ステアリングコラムのステアリングホイール側に配
    置すべきダイオードのマトリクスをさらに具備し、 ダイオードは、スイッチのマトリクスのうちのいずれかのスイッチの閉鎖を符
    号化するために、スイッチのマトリクスの各々のスイッチに電気的に接続される
    ことを特徴とする請求項17に記載の誘導クロックスプリング。
  19. 【請求項19】 前記符号器は、ダイオードのマトリクスであることを特
    徴とする請求項18に記載の誘導クロックスプリング。
  20. 【請求項20】 前記第1および第2ループアンテナは、各々が、電線か
    らなるシングルループを備えることを特徴とする請求項15に記載の誘導クロッ
    クスプリング。
  21. 【請求項21】 前記ギャップは約3mmであることを特徴とする請求項
    15に記載の誘導クロックスプリング。
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