JPH05201337A - 自走車両の電力及び情報の伝達装置 - Google Patents
自走車両の電力及び情報の伝達装置Info
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- JPH05201337A JPH05201337A JP4185962A JP18596292A JPH05201337A JP H05201337 A JPH05201337 A JP H05201337A JP 4185962 A JP4185962 A JP 4185962A JP 18596292 A JP18596292 A JP 18596292A JP H05201337 A JPH05201337 A JP H05201337A
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- JP
- Japan
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- transformer
- transmission device
- steering shaft
- capacitor
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R35/00—Flexible or turnable line connectors, i.e. the rotation angle being limited
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/023—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems
- B60R16/027—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements for transmission of signals between vehicle parts or subsystems between relatively movable parts of the vehicle, e.g. between steering wheel and column
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/14—Inductive couplings
- H01F2038/143—Inductive couplings for signals
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F38/00—Adaptations of transformers or inductances for specific applications or functions
- H01F38/18—Rotary transformers
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering Controls (AREA)
- Air Bags (AREA)
- Power Steering Mechanism (AREA)
- Near-Field Transmission Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】自走車両の車体側とステアリングハンドル側と
の間で電力及び情報の伝達を行う装置を改良し、上記電
力を上記ステアリングハンドルに確実に伝達できるよう
にすると共に、上記情報を、上記車体側とステアリング
ハンドル側との間に妨害を受けることなく伝達できるよ
うにする。 【構成】上記車体側に設けられた1次コイルと、上記ス
テアリングハンドル側に設けられかつステアリングシャ
フト3に固定された2次コイル9とから成るトランスフ
ォーマを用いるとともに、上記情報を伝達するためのコ
ンデンサ14を配設する。なおこのコンデンサは、上記
車体側に固定されて上記ステアリングシャフト3を囲繞
する導体片12、13と、上記ステアリングハンドル側
に設けられかつ上記導体片12、13と対向するように
配されると共に、上記ステアリングシャフト3を囲繞し
かつこのステアリングシャフト3に固定された導体片1
2a、13aとから成る。
の間で電力及び情報の伝達を行う装置を改良し、上記電
力を上記ステアリングハンドルに確実に伝達できるよう
にすると共に、上記情報を、上記車体側とステアリング
ハンドル側との間に妨害を受けることなく伝達できるよ
うにする。 【構成】上記車体側に設けられた1次コイルと、上記ス
テアリングハンドル側に設けられかつステアリングシャ
フト3に固定された2次コイル9とから成るトランスフ
ォーマを用いるとともに、上記情報を伝達するためのコ
ンデンサ14を配設する。なおこのコンデンサは、上記
車体側に固定されて上記ステアリングシャフト3を囲繞
する導体片12、13と、上記ステアリングハンドル側
に設けられかつ上記導体片12、13と対向するように
配されると共に、上記ステアリングシャフト3を囲繞し
かつこのステアリングシャフト3に固定された導体片1
2a、13aとから成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体側に設けられてス
テアリングシャフトと1次コイルとを囲繞しかつその断
面が貝殻状であるコア及び、ステアリングハンドル側に
設けられて上記ステアリングシャフトに固定され、この
ステアリングシャフトと2次コイルとを囲繞しかつその
断面が同様に貝殻状であるコアの2部分を設けると共
に、これらのコアを上記ステアリングシャフトと同心に
配しかつ上記コア間には空隙を形成してトランスフォー
マを構成し、自走車両の上記車体側と上記ステアリング
ハンドル側との間における電力及び情報の伝達をこのト
ランスフォーマにて行うようにした装置に関する。
テアリングシャフトと1次コイルとを囲繞しかつその断
面が貝殻状であるコア及び、ステアリングハンドル側に
設けられて上記ステアリングシャフトに固定され、この
ステアリングシャフトと2次コイルとを囲繞しかつその
断面が同様に貝殻状であるコアの2部分を設けると共
に、これらのコアを上記ステアリングシャフトと同心に
配しかつ上記コア間には空隙を形成してトランスフォー
マを構成し、自走車両の上記車体側と上記ステアリング
ハンドル側との間における電力及び情報の伝達をこのト
ランスフォーマにて行うようにした装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自走車両における操縦系統の回転部分に
配設された電気的手段と、車体側に配設されると共に固
定された電気的手段との間の接続は、一般にスリップリ
ングを用いて行われるが、このスリップリングは滑り接
触によって電気的接続を行うために、塵、湿気、腐蝕及
び車体振動の妨害を受け易い。特にエアバッグを用いる
衝撃遮断装置を作動させる手段としては高い信頼性が得
られにくい。
配設された電気的手段と、車体側に配設されると共に固
定された電気的手段との間の接続は、一般にスリップリ
ングを用いて行われるが、このスリップリングは滑り接
触によって電気的接続を行うために、塵、湿気、腐蝕及
び車体振動の妨害を受け易い。特にエアバッグを用いる
衝撃遮断装置を作動させる手段としては高い信頼性が得
られにくい。
【0003】ところでDE−A−3041257に開示
のエアバッグを用いる衝撃遮断装置では、導電性材料を
使用する渦巻ばねから成りかつ1つのハウジングに収容
された回路コネクタが、自走車両における操縦装置の相
対的回転部分に使用されている。
のエアバッグを用いる衝撃遮断装置では、導電性材料を
使用する渦巻ばねから成りかつ1つのハウジングに収容
された回路コネクタが、自走車両における操縦装置の相
対的回転部分に使用されている。
【0004】またこのハウジングは2つの部分すなわ
ち、ステアリングシャフトに固定されて上記渦巻ばねの
巻き芯となる内側部分と、回転しない外側部分とに分れ
ている。なおこの回路コネクタの変形例は、たとえばD
E−A3908179,DE−A−3150427およ
びEP−B−0195833に記載されている。
ち、ステアリングシャフトに固定されて上記渦巻ばねの
巻き芯となる内側部分と、回転しない外側部分とに分れ
ている。なおこの回路コネクタの変形例は、たとえばD
E−A3908179,DE−A−3150427およ
びEP−B−0195833に記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記回路
コネクタは、ステアリングハンドルと一体である制御お
よび表示要素、特にステアリングハンドル及び計器板に
て衝撃を吸収し保護するように構成されたエアバッグ装
置に関し、現在の自動車が直面する要求に最早合致する
ものではない。
コネクタは、ステアリングハンドルと一体である制御お
よび表示要素、特にステアリングハンドル及び計器板に
て衝撃を吸収し保護するように構成されたエアバッグ装
置に関し、現在の自動車が直面する要求に最早合致する
ものではない。
【0006】このため新たな開発は、ステアリングホイ
ールに配設された複数の制御要素からの情報を、車両側
に配設された情報認知装置に非接触な手段で伝達する装
置の方へと向った。そしてこのような装置は、EP−B
−0183580に開示されている。
ールに配設された複数の制御要素からの情報を、車両側
に配設された情報認知装置に非接触な手段で伝達する装
置の方へと向った。そしてこのような装置は、EP−B
−0183580に開示されている。
【0007】すなわちこの装置では、車体側に環状の1
次コイルが設けられ、このコイルはU断面をした貝殻状
のコアで囲繞されている。またステアリングホイール側
には回転可能な環状の2次コイルが設けられ、この2次
コイルも同様に、U断面をした貝殻状のコアで囲繞され
ている。なお上記2つのコイルは、ステアリングシャフ
トと同心に設けられ、しかも2つの貝殻状コア間には空
隙が設けられている。
次コイルが設けられ、このコイルはU断面をした貝殻状
のコアで囲繞されている。またステアリングホイール側
には回転可能な環状の2次コイルが設けられ、この2次
コイルも同様に、U断面をした貝殻状のコアで囲繞され
ている。なお上記2つのコイルは、ステアリングシャフ
トと同心に設けられ、しかも2つの貝殻状コア間には空
隙が設けられている。
【0008】ところで上記ステアリングホイールに設け
られた制御要素からのパルスが常に確実に伝達されるた
めには、上記空隙は変化してはならない。このため上記
1次コイルに対して相対的に回転する上記2次コイルの
回転運動中、上記空隙が一定に維持されるように特別な
手段が必要となる。
られた制御要素からのパルスが常に確実に伝達されるた
めには、上記空隙は変化してはならない。このため上記
1次コイルに対して相対的に回転する上記2次コイルの
回転運動中、上記空隙が一定に維持されるように特別な
手段が必要となる。
【0009】かくしてこの発明の課題は、電力のステア
リングハンドルへの確実な供給と、表示および制御を行
うため、例示すれば警笛およびラジオの制御ためにステ
アリングハンドルからのおよび、ラジオの周波数表示お
よび制御表示のためにステアリングハンドルへの妨害な
き情報の伝達とを保証することにある。
リングハンドルへの確実な供給と、表示および制御を行
うため、例示すれば警笛およびラジオの制御ためにステ
アリングハンドルからのおよび、ラジオの周波数表示お
よび制御表示のためにステアリングハンドルへの妨害な
き情報の伝達とを保証することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、車体側に設
けられてステアリングシャフトを囲繞する導体片と、ス
テアリングハンドル側に、上記導体片と空隙を挾んで対
向し配置されると共に、上記ステアリングシャフトを囲
繞しかつこのステアリングシャフトに固定された導体片
とから成るコンデンサを、2つの部分から成るトランス
フォーマと同心に設けることによって上記課題を解決し
た。
けられてステアリングシャフトを囲繞する導体片と、ス
テアリングハンドル側に、上記導体片と空隙を挾んで対
向し配置されると共に、上記ステアリングシャフトを囲
繞しかつこのステアリングシャフトに固定された導体片
とから成るコンデンサを、2つの部分から成るトランス
フォーマと同心に設けることによって上記課題を解決し
た。
【0011】この発明ではステアリングハンドルに必要
な電力は、貝殻状コアで囲繞されたコイルによって誘導
的に伝達される。なおこのコイルの1次コイルはパルス
によって活性化されるが、このパルスは例えばトランジ
スタのごときスイッチで発生させられ、磁気エネルギを
生む。
な電力は、貝殻状コアで囲繞されたコイルによって誘導
的に伝達される。なおこのコイルの1次コイルはパルス
によって活性化されるが、このパルスは例えばトランジ
スタのごときスイッチで発生させられ、磁気エネルギを
生む。
【0012】この磁気エネルギは、上記パルスが止むと
2次コイルに影響を与え、この2次コイルに電流を発生
する。なおこの電流は、コンデンサその他に供給され
る。
2次コイルに影響を与え、この2次コイルに電流を発生
する。なおこの電流は、コンデンサその他に供給され
る。
【0013】上記電力は、ステアリングハンドル側で整
流回路により直流電圧に変換されると共に、このステア
リングハンドル側に設けられた電子回路によって制御さ
れる。
流回路により直流電圧に変換されると共に、このステア
リングハンドル側に設けられた電子回路によって制御さ
れる。
【0014】上記電力のレベルは、前記スイッチのON
とOFFとの接続時間比で定まる。なお上記ステアリン
グハンドル側で必要とされる電力のみが、制御操作中に
伝達されるであろう。また種々のパルス幅が順次選択さ
れることになる。
とOFFとの接続時間比で定まる。なお上記ステアリン
グハンドル側で必要とされる電力のみが、制御操作中に
伝達されるであろう。また種々のパルス幅が順次選択さ
れることになる。
【0015】次に上記情報は、上記ステアリングホイー
ル側から上記車体側およびその逆方向に上記コンデンサ
を経由して伝達されるが、このコンデンサは前記電力の
誘導による伝達から独立している。なお上記情報は両方
向に伝達されるため、このコンデンサは上記車体側およ
び上記ステアリングハンドル側で、同種類の制御回路お
よび評価回路に接続される。
ル側から上記車体側およびその逆方向に上記コンデンサ
を経由して伝達されるが、このコンデンサは前記電力の
誘導による伝達から独立している。なお上記情報は両方
向に伝達されるため、このコンデンサは上記車体側およ
び上記ステアリングハンドル側で、同種類の制御回路お
よび評価回路に接続される。
【0016】上記磁場による妨害を最小にしかつ高い効
率を確保するために上記貝殻状コア間の空隙は0.3〜
1mmの幅とする。
率を確保するために上記貝殻状コア間の空隙は0.3〜
1mmの幅とする。
【0017】上記コンデンサの空隙は0.2〜0.5m
mの幅であることが必要であるから、このコンデンサの
容量は比較的に小さい。それ故電磁場の妨害を避けるた
め、このコンデンサを活性化する必要がある。
mの幅であることが必要であるから、このコンデンサの
容量は比較的に小さい。それ故電磁場の妨害を避けるた
め、このコンデンサを活性化する必要がある。
【0018】さらに上記情報の伝達は電磁場の妨害を回
避するため、上記トランスフォーマの周波数と同期され
る。
避するため、上記トランスフォーマの周波数と同期され
る。
【0019】ところで上記コンデンサは各2枚が互いに
対向して配される4枚の導体片から成るのがよい。
対向して配される4枚の導体片から成るのがよい。
【0020】また上記コンデンサの導体片は、上記トラ
ンスフォーマの回りに好ましい形で設けられる円筒状ス
リーブから成るのがよい。この場合、スリーブから成る
コンデンサは、トランスフォーマの回りに設けられるの
が合目的々である。なお上記導体片は、前後して同心に
配された穴あき円板から成ることもできる。
ンスフォーマの回りに好ましい形で設けられる円筒状ス
リーブから成るのがよい。この場合、スリーブから成る
コンデンサは、トランスフォーマの回りに設けられるの
が合目的々である。なお上記導体片は、前後して同心に
配された穴あき円板から成ることもできる。
【0021】上記貝殻状コアとしてはフェライトコアが
好ましい。なおこのフェライトコアは高い初期透磁率を
有するから、比較的高い飽和状態の場合に、上記コアか
らの磁場の漏洩を防ぐことになる。さらにこのフェライ
トコアは、高い電気抵抗と低い磁気損失とを有する。
好ましい。なおこのフェライトコアは高い初期透磁率を
有するから、比較的高い飽和状態の場合に、上記コアか
らの磁場の漏洩を防ぐことになる。さらにこのフェライ
トコアは、高い電気抵抗と低い磁気損失とを有する。
【0022】また外部に干渉場を発生させないように、
上記トランスフォーマおよびコンデンサは遮蔽される
が、この遮蔽には鋼板を用いるのがよい。
上記トランスフォーマおよびコンデンサは遮蔽される
が、この遮蔽には鋼板を用いるのがよい。
【0023】次にステアリングハンドルに配設の各触覚
手段で捕捉した情報はカーラジオや速度計の制御に役立
つように車体側に伝達される。また車体側に配設の触覚
手段によって、油量やヘッドライト等のごとき特定の運
転状況が、ステアリングハンドルに設けた表示灯で示さ
れる。さらにカーラジオの周波数やその他の情報を表示
するために、これらの情報をステアリングハンドルに伝
達することもできる。
手段で捕捉した情報はカーラジオや速度計の制御に役立
つように車体側に伝達される。また車体側に配設の触覚
手段によって、油量やヘッドライト等のごとき特定の運
転状況が、ステアリングハンドルに設けた表示灯で示さ
れる。さらにカーラジオの周波数やその他の情報を表示
するために、これらの情報をステアリングハンドルに伝
達することもできる。
【0024】電力はパルスだけで送られるから、上記制
御および表示用の電圧は蓄電器で緩和する必要がある。
この蓄電器は上記スイッチの閉じられている間、電力の
伝達を引き受ける。ところで前記エアバッグ装置に必要
不可欠な電力の貯蔵は次の方法で行われる。すなわちト
ランスフォーマで伝達される電圧は、蓄電器又は電池に
蓄えられる。そして、事故発生の場合この電圧は、コン
デンサから出る信号に基いてガス発生器の点火を行う。
御および表示用の電圧は蓄電器で緩和する必要がある。
この蓄電器は上記スイッチの閉じられている間、電力の
伝達を引き受ける。ところで前記エアバッグ装置に必要
不可欠な電力の貯蔵は次の方法で行われる。すなわちト
ランスフォーマで伝達される電圧は、蓄電器又は電池に
蓄えられる。そして、事故発生の場合この電圧は、コン
デンサから出る信号に基いてガス発生器の点火を行う。
【0025】
【実施例】以下本発明の1実施例につき、図1を参照し
ながら説明する。ステアリングハンドル側に向って開か
れたU断面を持ち、しかもステアリングシャフト3を囲
繞するハウジング4は、ねじ2を介して車体側に設けた
取付用フランジ1にしっかりと、しかも上記シャフト3
と同心に取付けられている。なおこのハウジング4の凹
所には、フェライトから成る貝殻状コア5で囲繞された
環状1次コイル6が存在する。
ながら説明する。ステアリングハンドル側に向って開か
れたU断面を持ち、しかもステアリングシャフト3を囲
繞するハウジング4は、ねじ2を介して車体側に設けた
取付用フランジ1にしっかりと、しかも上記シャフト3
と同心に取付けられている。なおこのハウジング4の凹
所には、フェライトから成る貝殻状コア5で囲繞された
環状1次コイル6が存在する。
【0026】次にステアリングハンドル側では、車体側
に向って開かれたU断面を持つハウジング7が、ステア
リングシャフト3と同心にかつこのステアリングシャフ
ト3に固着されている。なおこのハウジング7内には、
貝殻状コア8によって囲繞された環状2次コイル9が設
けられている。
に向って開かれたU断面を持つハウジング7が、ステア
リングシャフト3と同心にかつこのステアリングシャフ
ト3に固着されている。なおこのハウジング7内には、
貝殻状コア8によって囲繞された環状2次コイル9が設
けられている。
【0027】上記車体側およびステアリングハンドル側
のハウジング4、7の半径方向外方にある脚部10、1
1は、軸方向に延設されて、同心である2個のスリーブ
に形成される。なお上記車体側ハウジング4の脚部10
の内側面と、上記ステアリングハンドル側ハウジング7
の脚部11の外側面とには、互いに接近して対向配置さ
れた2対の導体片12、12a、13、13aが設けら
れる。
のハウジング4、7の半径方向外方にある脚部10、1
1は、軸方向に延設されて、同心である2個のスリーブ
に形成される。なお上記車体側ハウジング4の脚部10
の内側面と、上記ステアリングハンドル側ハウジング7
の脚部11の外側面とには、互いに接近して対向配置さ
れた2対の導体片12、12a、13、13aが設けら
れる。
【0028】図2にはコンデンサの変形例を示した。こ
のコンデンサ14は、互いに接近して対向配置されかつ
導体片として機能する2対の穴あき円板15、15a、
16、16aから成る。なおこれらの穴あき円板のう
ち、一方の円板15a、16aの対はステアリングシャ
フト(図示省略)に固着され、他方の円板15、16の
対は車体側に固着される。
のコンデンサ14は、互いに接近して対向配置されかつ
導体片として機能する2対の穴あき円板15、15a、
16、16aから成る。なおこれらの穴あき円板のう
ち、一方の円板15a、16aの対はステアリングシャ
フト(図示省略)に固着され、他方の円板15、16の
対は車体側に固着される。
【0029】また同図において、上記コンデンサ下方の
点線で囲われた領域には、2部分から成るトランスフォ
ーマ(図示省略)が配される。
点線で囲われた領域には、2部分から成るトランスフォ
ーマ(図示省略)が配される。
【0030】
【発明の効果】この発明は上述のような構成であるか
ら、確実でしかも妨害を受けることのない電力および情
報の伝達が可能になるが、特に雑音や消耗のない複合情
報の伝達が可能となる。
ら、確実でしかも妨害を受けることのない電力および情
報の伝達が可能になるが、特に雑音や消耗のない複合情
報の伝達が可能となる。
【図1】それぞれ2部分から成り、それぞれ一方の部分
がステアリングハンドル側に、他方の部分が車体側に固
着されているトランスフォーマおよびコンデンサの縦断
面図。
がステアリングハンドル側に、他方の部分が車体側に固
着されているトランスフォーマおよびコンデンサの縦断
面図。
【図2】コンデンサの変型例を示す縦断面図。
3 ステアリングシャフト 5 コア 6 1次コイル 8 コア 9 2次コイル 12 導体片 12a 導体片 13 導体片 13a 導体片 15 導体片 15a 導体片 16 導体片 16a 導体片
Claims (10)
- 【請求項1】車体側に設けられてステアリングシャフト
と1次コイルとを囲繞しかつその断面が貝殻状であるコ
ア及び、 ステアリングハンドル側に設けられて上記ステアリング
シャフトに固定され、このステアリングシャフトと2次
コイルとを囲繞しかつその断面が同様に貝殻状であるコ
アの2部分を設けると共に、 これらのコアを上記ステアリングシャフトと同心に配し
かつ上記コア間には空隙を形成してトランスフォーマを
構成し、 自走車両の上記車体側と上記ステアリングハンドル側と
の間における電力および情報の伝達をこのトランスフォ
ーマにて行うようにした装置において、 上記車体側に固定されて上記ステアリングシャフトを囲
繞する導体片12、13、15、16と、 上記ステアリングハンドル側に上記導体片と空隙を挟ん
で対向し配置されると共に、上記ステアリングシャフト
3を囲繞しかつこのステアリングシャフトに固定された
導体片12a、13a、15a、16aとから成るコン
デンサを具備した自走車両における電力及び情報の伝達
装置。 - 【請求項2】上記トランスフォーマの貝殻状コア5、8
間空隙は0.3〜1mmに達し、上記コンデンサの導体
片12、12a、13、13a、15、15a、16、
16a間空隙は0.2〜0.5mmに達する請求項1記
載の伝達装置。 - 【請求項3】上記導体片12、12a、13、13aは
同心に配された円筒状スリーブに形成される請求項1又
は2記載の伝達装置。 - 【請求項4】上記導体片15、15a、16、16aは
前後して配された穴あき円板に形成される請求項1又は
2記載の伝達装置。 - 【請求項5】上記コンデンサは互いに対向してそれぞれ
対をなす少なくとも4枚の上記導体片12、12a、1
3、13a;15、15a、16、16aから成る請求
項1、2、3又は4記載の伝達装置。 - 【請求項6】スリーブから成る上記コンデンサは上記ト
ランスフォーマの回りに設けられる請求項1、2、3、
4又は5記載の伝達装置。 - 【請求項7】上記貝殻状コア5、8はフェライトから成
る請求項1、2、3、4、5又は6記載の伝達装置。 - 【請求項8】上記トランスフォーマ及びコンデンサは好
ましくは鋼により遮蔽される請求項1、2、3、4、
5、6又は7記載の伝達装置。 - 【請求項9】上記情報の伝達は上記トランスフォーマの
周波数と同期する請求項1、2、3、4、5、6、7又
は8記載の伝達装置。 - 【請求項10】上記トランスフォーマはパルスで制御可
能である請求項1、2、3、4、5、6、7、8又は9
記載の伝達装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4120650A DE4120650A1 (de) | 1991-06-22 | 1991-06-22 | Vorrichtung zur uebertragung von elektrischer energie und daten in kraftfahrzeugen |
DE4120650.9 | 1991-06-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05201337A true JPH05201337A (ja) | 1993-08-10 |
JP2956866B2 JP2956866B2 (ja) | 1999-10-04 |
Family
ID=6434525
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4185962A Expired - Lifetime JP2956866B2 (ja) | 1991-06-22 | 1992-06-19 | 自走車両の電力及び情報の伝達装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5498911A (ja) |
EP (1) | EP0520535B1 (ja) |
JP (1) | JP2956866B2 (ja) |
KR (1) | KR930001524A (ja) |
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