JP2003524186A - Cvdアッセイ - Google Patents

Cvdアッセイ

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JP2003524186A
JP2003524186A JP2001562211A JP2001562211A JP2003524186A JP 2003524186 A JP2003524186 A JP 2003524186A JP 2001562211 A JP2001562211 A JP 2001562211A JP 2001562211 A JP2001562211 A JP 2001562211A JP 2003524186 A JP2003524186 A JP 2003524186A
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Abstract

(57)【要約】 ヒトまたはヒト以外の動物の患者における心臓血管疾患、潜在的心臓血管疾患、巨赤芽球性貧血症、過剰ホモシステイン血症および潜在的不可逆性の神経障害からなる組から選ばれる少なくとも1つの疾患の検出用アッセイ方法を提供する。前記患者からコバラミン含有サンプル中のホロ-トランスコバラミンII(ホロTCII)および葉酸塩両方の濃度、および必要に応じてサンプルの全コバラミン量の評価する。本発明は、またアッセイ方法を行うためのキットを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】
本発明は、血管新生化した患者、たとえばヒトあるいはヒト以外の動物、特に
ほ乳類における潜在的な心臓血管疾患(CVD)検出用のアッセイ方法に関し、特に
、患者によって、CVD症状の発現が顕著となる前に、潜在的な心臓血管疾患の検
出に使用できるアッセイ方法に関する。しかしながら、本発明は、巨赤芽球性貧
血症(megaloblastic anemia)および過剰ホモシステイン血症(hyperhomocysteine
mia)の検出にもまた使用してもよい。また、S-アデノシルメチオニン欠乏に起因
した不可逆的な神経障害の検出にもまた使用することもできる。
【0002】
【発明の技術的背景】
心臓血管疾患は、まだ、ヒト集団のなかで健康障害の主たる原因であり、早期
のまたは予防的な処置、たとえば、食生活の改善、喫煙の低減あるいは休止、規
則的な運動の増加、脂質低下薬剤の処方などが高い成功率を有している。 したがって、治療が規定通り成功する段階を越えて疾患が進行する前に、CVD(
cardiovascular disease)、潜在的CVD、またはCVDへ向かう傾向を検出するため
に使用可能な方法、あるいは疾患がさらに進行するのを抑制するように使用でき
るような方法、特に、徴候が患者または主治医にとり明らかでない早期の段階で
CVDを検出できる方法が必要である。
【0003】 かかる方法は、一般的な集団、あるいは、その集団内の危険にさらされている
状態にあるグループ、たとえば40歳を超えた男性、高ストレス作業に従事する
者、不健康な食生活の患者、喫煙者などをスクリーニングするために使用するこ
とができ、そうした場合、潜在的CVDまたはCVDへ向かう傾向が診断され、早期的
治療が施され、および/または患者はライフスタイルおよび習慣を是正すること
が促される。同様に、CVD、潜在的CVDあるいはCVDへ向かう傾向が検出されると
、患者は、CVDの存在およびその状態を確認するためにさらなる評価、たとえば
身体活動を伴うか伴わない心電図測定(ECG)、心筋血流の放射性アイソトープ
・イメージング、X線(CTなど)心筋血管造影、MR心筋血管造影、または血流
イメージングなどといったより費用の嵩む、または時間がかかる技術を使用する
評価を受けさせることもある。「大まかな篩分け」スクリーニング手法のような
アッセイ方法を使用することによって、そのような費用および時間のかさむ検査
を不必要に使用することは回避でき、そして一方、今のところ発見されていない
CVDが見つかり、健康のダメージが不可逆的となる前に治療される可能性が依然
として増大している。
【0004】 本発明は、また、ヒトあるいはヒト以外の動物、特にほ乳類中における骨髄中
の巨赤芽球の存在によって特徴づけられる巨赤芽球性貧血症を検出するアッセイ
方法にも関する。DNA合成の阻害のために巨大な未熟赤血球が形成される。テ
トラヒドロ葉酸から生成されるメチレンテトラヒドロ葉酸の欠乏は、DNA合成
の低下を招く。
【0005】 本発明は、さらに、ヒトあるいはヒト以外の動物、特にほ乳類における過剰ホ
モシステイン血症を検出するアッセイ方法に関する。過剰ホモシステイン血症は
、ホモシステインの持続する高いレベルによって特徴づけられる。 本発明は、タン白質複合体、ホロ-トランスコバラミンII(ホロTCII)、すな
わちキャリアータン白質トランスコバラミンII(TCII)およびビタミンB12(コバ
ラミン)および/または葉酸塩の複合体は、心臓血管疾患、巨赤芽球性貧血、過
剰ホモシステイン血症用の有効なマーカーであるという理解、特に、血液などの
体液中における異常に低いホロ-TCIIおよび/または葉酸塩のレベルは、CVD、巨
赤芽球性貧血または過剰ホモシステイン血症、あるいはCVDへの感受性を示して
いるという理解に基づく。
【0006】 本発明は、さらにコバラミン欠乏および葉酸塩欠乏はともに、巨赤芽球性貧血
症および過剰ホモシステイン血症を生じるという理解に基づき、両者の欠乏は、
また神経障害にも関係することもある。 不明確さを回避するため、「コバラミン」という用語は、ここでは、「ビタミ
ンB12」と同義語として使用し、体内で生じるもので(適切に存在したときに)
代謝的に活性であるようなビタミンB12のすべての形態(たとえば、シアノコバ
ラミン、5-6-ジメチル-ベンズイミダゾリルシアノコバミド、メチルコバラミン
、5'-デオキシアデノシルコバラミン)を包含する。
【0007】 ビタミンB12(コバラミン)は、食品中に見出されるビタミンB複合体の一部
を形成する水溶性ビタミンである。そのコア分子は、必須であるコバルト原子の
回りを囲む4個のピロール単位のコリン環からなる。コバラミンは、動物によっ
ても植物によっても合成できず、しかも腸で食物から吸収されなければならない
唯一のビタミンである。しかしながら、コバラミンは、肝臓内に蓄えておくこと
ができる。またコバラミンは、微生物、特に嫌気性細菌および酵母によって合成
される。
【0008】 コバラミンは、インビボで補酵素として機能し、コバラミン酵素は、3タイプ
の反応を触媒する;(i)分子内再配列、(ii)メチル化、(iii)いくつかの微生物に
おいてリボヌクレオチドのデオキシリボヌクレオチドへの還元。ほ乳類では、2
つの酵素反応のみ、すなわち、上記(i)と(ii)が、補酵素としてコバラミンを要
求することが知られている。
【0009】 消化のプロセスでは、ハプトコリン(haptocorrin)と呼ばれる唾液タン白質
(その分野では、Rバインダー(R-binder)または集合的にトランスコバラミン
IおよびIIIとも呼ばれる)は、上部胃腸管内で、コバラミンと結合して胃を通り
抜ける複合体を形成する。膵酵素は、コバラミン-ハプトコリン複合体を回腸中
で消化してコバラミンを遊離させ、コバラミンは次に胃粘膜によって分泌される
内因性因子(intrinsic factor)と呼ばれるタン白質と結合して、また複合体を
形成する。コバラミン-内因性因子複合体は、回腸末端の内層において特定レセ
プターに結合する。その際、該複合体が解離因子(releasing factor)によって
解離されると、コバラミンは回腸膜を能動輸送され、血流中へ送り込まれる。
【0010】 コバラミンはいかに検知できる量であっても、遊離状態で体内を循環しない。
おそらく、コバラミンの99%かそこいらは、トランスコバラミン・タン白質(TC I
、IIおよびIII)の一つ、またはアルブミンによって結合されている。 コバラミンを標的の組織へ輸送することのみ責を負うと信じられているタン白
質は、トランスコバラミンII(TCII)であり、それなしではコバラミンが細胞膜を
横切ることができない極めて微量のタン白質である。かかる重要な代謝機能にも
かかわらず、血清コバラミンのうち約6〜25%しか、TCIIと結合しておらず、
大部分はハプトコリンによって運ばれて入る。TCIIは、主として血清、精液、脳
脊髄液に見出され、約40kDaの単一鎖ポリペプチドからなる。コバラミンが結
合したTCII(すなわちホロ-TCII)は、細胞膜上の特定レセプターに結合し、一
旦結合すると、ホロ-TCIIは飲作用(pinocytosis)によって細胞内に取り込まれ
る。コバラミンと結合する他のタン白質は、トランスコバラミンIおよびIIIを含
め、このビタミンが細胞内へ入ることを何ら促進することができないため、ホロ
-TCIIはコバラミンの代謝的に活性なプールを構成する。
【0011】 TCIIは、肝臓、血管内皮、腸嚢胞、マクロファージ、線維芽細胞によって合成
され、大部分は、コバラミンの結合がない、すなわちアポTCIIとして循環してい
る。これは凡そ90分の短い半減期を有している。 全血清コバラミンの約4分の1未満は、TCIIと結合している。残りは、上述の
ように他のトランスコバラミンまたはアルブミンと結合している。非TCII−トラ
ンスコバラミンの機能または役割は明確ではない。しかしそれらはともにコバラ
ミンおよびコバラミン様物質と結合するために、潜在的に有害となるコバラミン
類似物質は、仮にTCIまたはTCIIIと結合しても細胞内に入ることができないとい
う理由により、コバラミンとは競合できないことを保障することにおいて役割を
果たしている。
【0012】 また非TCII−トランスコバラミンは、血液の循環からコバラミン類似物質を除
去するという役割を果たしているか、またはコバラミンの貯蔵としての役目を果
たしている。あるいは、遊離のコバラミンおよびそれらの類似物質が、微生物に
よる利用には有効ではないことを保証するかもしれない。 葉酸塩(アニオン形態の葉酸)は、Bビタミン複合体に属するビタミンであり
、ホモシステインからメチオニンの形成における共同基質として要求される。そ
の還元型であるテトラヒドロ葉酸は、DNA生合成プロセスにおいて必須である
【0013】 したがって、一面から見れば、本発明は、ヒト、あるいはヒト以外の動物の患
者における心臓血管疾患(CVD)、潜在的心臓血管疾患、心臓血管疾患へ向かう傾
向、巨赤芽球性貧血症あるいは過剰ホモシステイン血症を検出するためのアッセ
イ方法を提供することであり、前記方法は、前記患者から得たコバラミン含有サ
ンプル中のホロ-トランスコバラミンII(ホロTCII)の濃度を評価することを含
み、前記サンプルは、具体的には血液、血漿、血清、精液、羊水、および脳脊髄
液などのサンプルであり、好適には血液、血漿、血清のサンプルであり、さらに
好適には、血清サンプルであり、および任意で、さらに前記サンプルの葉酸塩の
濃度を評価する。
【0014】 評価することで、ホロ-TCIIおよび/または葉酸塩の濃度について定量的ある
いは半定量的な数値が定量されることを意味する。これは、たとえば細胞あるい
は分析されない他のサンプル成分を除去するか、サンプルを濃縮または希釈する
か、あるいはホロ-TCIIを固相基質などの分離媒体に移すなどといった処理後に
検査されたサンプルの濃度についての数値であってもよい。
【0015】 あるいは、上記評価は単に定性的であってもよい。すなわち、ホロ-TCIIおよ
び/または葉酸塩の濃度が、予め選択された1つ以上のしきい値、具体的にはア
ッセイによって検出可能なCVDの不存在、アッセイにより検出可能なCVD(または
潜在的CVDもしくはCVDへ向かう傾向)の存在、あるいはCVDの存在・不存在に関
して不確定さを示す数値の上であるか下であるか示すものであってもよい。ホロ
-TCIIおよび/または葉酸塩の濃度に当該しきい値の正確な数値または他の参考
数値は、サンプルの性質、患者の年齢、体重、性別、種に依存しており、様々な
進行段階のCVDがある患者あるいはCVDのない同等の患者をテストすることにより
、所定方法で定量されてもよい。
【0016】 本発明の方法に従って定量(あるいは評価)されるホロ-TCII濃度を示す数値
は、ホロ-TCIIの絶対濃度であってもよく、または、その代わりに、ホロ-TCII濃
度と他のアナライト、たとえば、別のトランスコバラミンまたはホモシステイン
の濃度との指数、比、百分率、または類似の表示であってもよい。望ましい比は
、ホロ-TCII濃度と全コバラミン濃度との間の比である。全コバラミンのアッセ
イは、上記ホモシステインといった他のアナライトのアッセイがそうであるよう
に文献から知られる。
【0017】 本発明のアッセイ方法で使用される生体サンプルは、いずれのコバラミン含有
サンプル、たとえば体液や組織サンプル、あるいは懸濁液などであってもよい。
一般的に、そのサンプルは、尿ではなく、胃腸管から採取されたサンプルでもな
い。好適には、サンプルは、体液、たとえば、精液、脳骨髄液、羊水、あるいは
、より具体的には血液や血液に由来するサンプルである。この場合、分析に使用
されるサンプルは、好ましくは無細胞であり、したがって、血漿、血清が使用さ
れてもよい。サンプルは、本発明のアッセイ方法での使用に先立ち、処理されて
いてもよく、たとえば、緩衝液や他の水性媒体を添加することによって、希釈さ
れていてもよい。
【0018】 ホロ-TCIIのアッセイは公知であり、本発明の方法で使用されてもよいが、ホ
ロ-TCIIがCVDやCVD傾向用のマーカーであるという示唆は、今までにはなかった
。 ホロ-TCIIアッセイの例は、たとえば以下のものに記載あるいは言及されてい
る:Herzlichら,Lab. Invest. 58: 332-337(1988); Markle, Critical Reviews
in Clinical Laboratory Sciences 33: 247-356 (1996); Herbert, Am. J. Clin
. Nutrition 59 (5 Suppl.): 1213S-1222S (1994); Dasら, J. Nutr. Biochem. 2 : 455-464 (1991); van Kapelら,Clin. Chim. Acta 172: 297-310 (1988); Lin
demansらClin. Chim. Acta 132: 53-61 (1983); Nexoら, Scand. J. Lab. Inves
t 37: 723-728 (1997); Morelliら, J. Lab. Clin. Med. 89: 645-652 (1977);
Carmel, Am. J. Clin. Pathol. 62: 367-372(1974); Wickramasingheら,J. Clin
. Pathol. 46: 537-539(1993); Vuら, Am. J. Hematol. 42: 202-211 (1993); B
enhayounら, Acta Haemetol. 89: 195-199(1993); Rothenbergら, Methods in E
nzymology 281: 261-268(1997); およびFrater-Schroederら, 877-880頁「Vitam
in B12」, Zagalakら(Ed), W. De Gruyter, Berlin, 1979。
【0019】 たとえば、Van Kapelら(上記)は、ヘパリンセファロースを使用して他のトラ
ンスコバラミンからTCIIを特異的に分離し、そして、放射性同位体希釈アッセイ
によるホロ-TCIIの定量、ならびに放射性活性コバラミンと結合したTCIIの不飽
和のコバラミン結合能力を測定することで、コバラミンを担持していないTCII濃
度の定量を容易とする方法を開示している。QUSOTMなどの微細シリカを用いる類
似の方法がTCIIを結合するのに用いられ、TCIおよびTCIIIから(アポまたはホロ
いずれかの形態で)それを精製することができる(Dasらを参照(上記))。しか
しながら、ヘパリンセファロースはTCIIのより特異的な結合体(binder)である
と考えられ、しかも、TCIおよびIIIがシリカと、かなりの量で結合することを報
告している研究者もいる(Benhayounら、Acta Haematol. 89:195-199(1993)を参
照)。Toftら(Scand. J. Lab. Invest 54: 62(1994))は、最近、トランスコバ
ラミンIIはセルロースに吸着し、結合T CIIに結合したコバラミンは、標準方法
で定量できることを提案している。
【0020】 Lindemans(上記)に記載されているようにセファロース抗TCIIが使用される
ホロ-TCIIの免疫アッセイは、LindemansらによってClin. Chim. Acta 95: 29-33
(1979)によって開示された手法を用いる。 ホロ-TCIIを定量する臨床業務で現在使用される方法は、シリカにTCIIを吸着
させ、次いで、(たとえばKuemmerleら,Clin. Chem. 38/10:2073-2077(1992)に
記載されたような)免疫アッセイまたは微生物学的アッセイのいずれかを用いて
、コバラミン含量のため結合分率をアッセイすることを含むが、明らかに後者の
方が最適な結果を生じる。この方法は、正確で信頼できる。
【0021】 一般に、評価されるサンプルに加えて、既知含量のホロ-TCIIおよび/または
既知含量の葉酸塩を有する検定用サンプルもまたそのアッセイ方法の実施の際に
、評価される。そうした定量は、検量線をプロットするために使用することがで
き、その検量線から対象のサンプルのホロ-TCII含量および/または葉酸塩含量
を決定することができる。検量線用サンプルの性格、ならびにホロ-TCIIおよび
/または葉酸塩の定量に用いられる変換係数または調整係数の選択は、たとえば
、ホロ-TCIIまたは葉酸塩が実際に使用されるアッセイ技術において検出される
方式、およびアッセイ結果に影響を及ぼす該方法の他の側面、たとえば緩衝液組
成、アッセイ条件などに依存して変化するかも知れない。典型的には、0〜300pm
ol/Lのホロ-TCII含量を有する検量線用サンプルが使用されるであろう。通常ホ
ロ-TCII値が見出されることとなる基準範囲(reference range)は、0〜160pmo
l/Lである。一般に35pmol/L未満の血清ホロ-TCII濃度は、強く欠乏を示唆する。
【0022】 単にホロ-TCII含量ではなく、サンプルの全コバラミン含量を定量するために
は、ある一組のコバラミン標準、好ましくは、80〜800pmol/Lの拡張した濃度範
囲、またはより広い範囲、たとえば0〜1500pmol/Lの標準が、そうした測定が要
求される場合に使用されてもよい。 通常は、0〜45nMの葉酸塩含量を有する検量線用標準が使用されるであろう。3
.4nM未満の葉酸塩濃度は、正常な分布におけるその範囲が3.4と38nMの間にある
ために、低いと考えられる。
【0023】 試験するサンプルについてホロ-TCIIおよび/または葉酸塩含量の定量を得る
ことに加え、サンプル中の全コバラミン含量および/またはサンプル中のアポTC
II含量を定量することは、しばしば望ましい。上述した文献の多くに、どのよう
にこれができるかが記載されている。 サンプル、特に血清サンプルの全コバラミン含量の測定が、サンプリングの時
点まで至る期間中のどんなコバラミンの不均衡(imbalance)をも指示することが
期待される。かかる測定は、ホロ-TCIIレベルおよび/または葉酸塩レベルの評
価と組み合わせて行われてもよく、しかも本発明のさらなる態様を形成する。サ
ンプル中の全コバラミン含量の測定は、好ましくはホロ-TCIIレベルおよび葉酸
塩レベルの両評価を組み合わせて行われ、先に言及した刊行物に記載されたいず
れの方法によって実施することができる。
【0024】 一般に、ヒトにおける血清の全コバラミン含量は200〜600pmol/Lの範囲にあり
、しかもホロ-TCII含量は、通常、その約6〜20%、すなわち30〜160pmol/Lにある
であろう。しきい値は、それよりも下で本アッセイがCVDまたはCVDへ向かう傾向
を示しているとみなされるが、一般に約35pmol/Lであり、より好ましくは約30pm
ol/L、特に好ましくは約20pmol/Lであろう。
【0025】 しかしながら、しきい値は、健常者から初期段階のCVDを経て深刻なCVDにわた
っている類似タイプ(年齢、性別、体重、種など)の患者の範囲から、同一の生
体サンプルタイプに対し同一アッセイ手法を用いて、ホロ-TCIIの定量から、よ
り適切に算出される。より好ましくは、しきい値はより初期の健康な段階にある
同一患者について定量された値である。
【0026】 本発明は、サンプル、好適には血清サンプル中の全葉酸塩およびホロ-TCIIを
好ましくは、同時あるいは連続して測定するデュアル・アッセイシステムに関す
る。葉酸塩の測定は、最初に添加する解離剤あるいは変性剤(水酸化ナトリウム
、シアン化カリウム、ジチオトレイトールを含むもの)により実施される。Co57
放射性同位体で標識されたシアノコバラミンおよびI125放射性同位体で標識ささ
れた葉酸塩を含むデュアル・トレーサーを添加することができ、次いで、固定化
された内因性因子および葉酸塩バインダーを含むデュアル・バインダーの限られ
た量が続いて添加される。同じデュアル・トレーサーおよびバインダーが、ホロ
-TCIIのレベルを定量化するために使用されてもよい。血清中のTCII結合コバラ
ミン濃度は、ホロ-TCIIカリブレータ(calibrator)を用いることによって構築
された標準曲線から定量され、葉酸塩濃度は、既知量の葉酸塩により構築された
標準曲線から決定される。
【0027】 さらなる側面からみると、本発明は、本発明の方法で使用されるアッセイキッ
トを提供し、前記キットは、試薬類および該アッセイ方法を実施するための結果
の解釈用の取扱説明書、および任意にホロ-TCIIおよび/または葉酸塩を含有す
る参照サンプル、および付随的に検出器から構成される。 キットの取扱説明書は、たとえば、ラベル、マニュアル、あるいはリーフレッ
ト形式の取扱説明書の形態であってもよい。しかしながら、かわりにコンピュー
タープログラムやコンピューターディスクのようなデータ担体の形態であっても
よい。
【0028】 検出器をも有する場合は、一般にレポーター種を検出可能なもの、たとえば、
スペクトロメーター、放射線検出器、散乱光検出器などである。 試薬類は、ホロ-TCII定量に適当な試薬類であり、たとえば、ホロ-TCII定量に
関係する、上記に挙げた文献により特定される試薬類である。 本発明は、つぎに限定されない実施例で記載する。
【0029】
【実施例】
【0030】
【実施例1】 ホロ-TCIIおよび循環器障害についての臨床的研究 (i)25人の健康なボランティアから採取した血清、(ii)処置前の90人のPTCA
(経皮経管的冠動脈形成術)患者から採取した血清、および(iii)80人の梗塞後
6日の心筋梗塞患者、およびこれらのうち37人は梗塞後6週間後からも採取し
た血清サンプルについて、ホロ-TCIIおよびホモシステインレベルを測定した。
【0031】 ホロ-TCIIは、TCIIをシリカに吸着させる非特異的方法 (Toftら(1994) Scan
d. J. Clin. Lab. Invest. 54:62-63)を用いて、ならびにホモシステインは、A
xisにより発展させられたIMx方法によって測定した(Shipchandler&Moore(1995)
Clin. Chem.41:991-994)。 ホロ-TCIIについては、35pMがカットオフとして規定され、すなわち35pM未満
の数値は、不足とみなされる。ホモシステインについては、14.6pMがカットオフ
と規定され、14.6pM未満の数値は正常な範囲内にあると考えられる。
【0032】 リスクの見積りとして、オッズ比は、次のようにして算出される:(「正常か
らはずれた」数値をともなうケース)/(疾患の全ケース)を、対照群に関する
同じ比で割ったもの。 1より大きい数値は、リスクが存在することを示している。
【0033】
【表1】
【0034】 ホモシステインに関するオッズ比は、約15μMよりも高いホモシステイン値が
心臓血管疾患に関してより高いリスクと結びついていることを示している多くの
他の研究と合致する。 ホロ-TCIIについてのオッズ比は、ホロ-TCIIに対してもそのようなリスクがよ
り低いけれども関係していることを示している。それらの数値は、おそらく、使
用した非特異的な方法のため、つまりシリカへのTCの吸着のため、過小評価され
ている。6日目のMIに観察された1より小さいオッズ比は、TCIIが急性期タン白
質であることに起因することは最もあり得るし、よって心筋梗塞などのトラウマ
後に、濃度の上昇が予想される。増加したTCII濃度は、ハプトコリンからTCIIへ
のコバラミンの一時的な再分配を惹き起こし、ホロ-TCIIの基調をなす慢性的な
減少いずれも覆い隠してしまう。
【0035】
【実施例2】 ホロ-TCIIの測定ために、血清のアリコートは、同一容量のPBSおよびTCIIに特
異的な抗体で被覆された磁化粒子と30分間混合する。その磁化粒子は強力磁石を
使用して沈降させ、上澄みを除去した。該粒子を一回洗浄し、その後、水酸化ナ
トリウム(0.3M)、シアン化カリウム(100μM)、およびジチオスレイトール(15mM)
を含む解離/変性剤で連続的に処理する。葉酸塩の測定に関しては、血清サンプ
ルは、解離/変性剤で直接処理される。これにより、実質的にすべての結合コバ
ラミンおよび葉酸塩が遊離され、すべてのコバラミンはより安定なシアノコバラ
ミン形態に転化し、内在性の葉酸塩を還元状態に保持する。すべてのサンプルに
、次いで、Co57放射性同位体で標識されたシアノコバラミンおよび、I125放射性
同位体で標識された葉酸塩を含むデュアルトレーサーが添加される。固定化され
た内因性因子(Intrinsic Factor)および葉酸塩バインダーを含むデュアルバイ
ンダーの限定量が、各チューブに添加され、10〜60分間培養される。該バインダ
ーは、固定化様式に依存して遠心分離により沈降されるか、あるいは強力磁石を
用いて沈降される。血清サンプル中のTCII結合コバラミンの濃度は、ホロ-TCII
用カリブレータ(検量標準物質)を用いることによって作成された標準曲線から
定量され、また葉酸塩の濃度は、既知量の葉酸塩により作成された標準曲線から
定量される。
【0036】
【実施例3】 ホロ-TCIIの測定ために、血清アリコートは、同一容量のPBSおよびTCIIに特異
的な抗体で被覆された磁化粒子と30分間混合する。その磁化粒子は強力磁石を使
用して沈降され、上澄みを除去した。該粒子は一回洗浄し、その後、水酸化ナト
リウム(0.3M)、シアン化カリウム(100μM)、およびジチオスレイトール(15mM)を
含む解離/変性剤で処理する。血清の全コバラミンおよび葉酸塩の測定のために
、血清サンプルは、上記解離/変性剤で直接処理される。これにより、実質的に
すべての結合コバラミンおよび葉酸塩が遊離され、すべてのコバラミンはより安
定なシアノコバラミン形態に転化し、内在性の葉酸塩を還元状態に保持する。次
いですべてのサンプルに、Co57放射性同位体で標識されたシアノコバラミンおよ
び、I125放射性同位体で標識された葉酸塩を含むデュアル・トレーサーが添加さ
れる。固定化された内因性因子および葉酸塩バインダーを含むデュアル・バイン
ダーの限定量が、各チューブに添加され、10〜60分間培養される。バインダーは
、固定化様式に依存して、遠心分離により沈降されるか、あるいは強力磁石を用
いて沈降される。血清サンプル中のTCII結合コバラミンの濃度は、ホロ-TCII TC
II用検量標準物質を用いて作成された標準曲線から定量され、かつ血清の全コバ
ラミンおよび葉酸塩の濃度は、既知量のコバラミンおよび葉酸塩により作成され
た標準曲線から定量される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2G045 AA13 AA25 CA25 CA26 CB14 CB30 DA57

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒトまたはヒト以外の動物の患者における心臓血管疾患、潜在的心臓血管疾患
    、巨赤芽球性貧血症、過剰ホモシステイン血症および潜在的不可逆性の神経障害
    からなる組より選ばれる少なくとも1つの疾患を検出するアッセイ方法であり、
    この方法は、該患者のコバラミン含有サンプル中のホロ-トランスコバラミンII
    (ホロTCII)および葉酸塩両方の濃度の評価を含むことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記サンプルが、血液、血漿、血清、精液、羊水、および脳脊髄液からなる組
    より選ばれる液体サンプルであることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記サンプルが、血液サンプルであることを特徴とする請求項1または2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 前記サンプルが、血清サンプルであることを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    かに記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記サンプルが、前期アッセイ方法に使用されるに先立ち、ホロ-TCIIを分離
    するための処理が施されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載
    の方法。
  6. 【請求項6】 さらに、前記サンプル中の全コバラミンレベルの測定を含む、請求項1〜5の
    いずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載の方法に使用されるアッセイキットであって、
    該キットが試薬類および該アッセイ方法の実施用、および結果の解釈用の取扱い
    説明書を含むことを特徴とするアッセイキット。
  8. 【請求項8】 さらに、ホロ-TCIIを含有する参照サンプルを含む、請求項7に記載のアッセ
    イキット。
  9. 【請求項9】 さらに、葉酸塩を含有する参照サンプルを含む、請求項7または8のいずれか
    に記載のアッセイキット。
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