JP2003524050A - 水と長期間接触する熱可塑性ポリマー用の相乗効果安定剤組成物 - Google Patents

水と長期間接触する熱可塑性ポリマー用の相乗効果安定剤組成物

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JP2003524050A JP2001562619A JP2001562619A JP2003524050A JP 2003524050 A JP2003524050 A JP 2003524050A JP 2001562619 A JP2001562619 A JP 2001562619A JP 2001562619 A JP2001562619 A JP 2001562619A JP 2003524050 A JP2003524050 A JP 2003524050A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、熱可塑性ポリマー、特に水と長期間接触するポリオレフィンパイプおよび他のポリオレフィン成形材料のための、障害アミン安定剤(HAS)、フェノール系抗酸化剤、また適切な場合にはUV吸収剤も含む、相乗効果のある安定剤組成物に関する。これらの混合物は酸化誘導時間(OIT)などの標準試験法により測定されたとき、優れた長期実用性能を示す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、熱可塑性ポリマー、特に水と長期間接触するポリオレフィンパイプ
および他のポリオレフィン成形材料用の、障害(hindered)アミン安定
剤(Hindered Amine Stabilizer、HAS)、フェノ
ール系抗酸化剤、さらに適切な場合には、UV吸収剤も含む相乗効果のある安定
剤組成物に関する。
【0002】 熱可塑性ポリマーならびに特に長期間水と接触する−部分架橋されていること
が多い−ポリオレフィンパイプ、ジオテキスタイルおよび他の成形材料の使いや
すさおよび寿命は、機械的性質、密度、ポリマーの分子量および分子量分布など
の非常に多くのパラメータに影響を受ける。最終用途および使用中の特定の条件
(温度、応力、および環境の影響)に応じて、数十年に上る寿命が保証されるべ
きである。50年を超える想定寿命が新しい傾向である。水の輸送にそれらを使
用する場合、適当な安定剤の添加および安定剤条件によって達成できる特別な要
求が満たされねばならない。熱い湯に入れて置くことによる高温での加速試験条
件でこれらの寄与を求めることができる。重要な技術的評価基準として、酸化誘
導時間(oxidation induction time、OIT)および
機械的安定性がポリオレフィンパイプまたは他のポリオレフィン系成形材料の安
定性を評価するのに用いられている。OITデータによる推定はずっと以前から
従来のオーブンによるエージングの結果に比べてよい結果を与えすぎることが多
いとして議論されているにもかかわらず、OIT試験はそれでもやはり確立され
ており、技術的に重要な評価基準として用いられている。ポリマーマトリックス
内の影響、例えば結晶化度、自由体積、モルフォロジー、ならびに拡散係数と反
応速度の変化は分解メカニズムに変化を引き起こす。それにもかかわらず、特に
PE−MD−およびPE−HD部門で、T=210℃で少なくとも30分のOI
T限界値が要求される。ある特定の技術的要求を満たさねばならない別の技術的
評価基準は黄色度(YI)として求められる色である。水と接触して用いられる
樹脂の特質を判断するさらなる技術的評価基準は、関係する樹脂生産者および最
終物品製造者の標準試験プログラムの一部分である、熱い湯(95℃)に侵漬し
た後の残留安定剤含量である。
【0003】 以下の出版物は前記の問題を扱う: 1)Higuchi,Y.;Nishimura,H.;Tamamura,
H.;Harada,T.大阪ガス株式会社、日本、Proc.Int.Gas
Res.Conf.(1998)、(Vol.3)、67〜75。
【0004】 2)Advanced extraction resistant lon
g−term thermal stabilizers for polyo
lefin pipes(ポリオレフィンパイプ用の先端耐抽出性長期熱安定剤
)、Schmutz,Th.;Kramer,E;Zweifel,H.;Do
rner,G.Ciba Specialty Chemicals,Inc.
、Basel Switz.J.Elastomers Plast.(199
8)、30(1)、55〜67。
【0005】 熱可塑性ポリマーの急速な酸化分解を防ぐ決定的に重要な評価基準の一つは、
長期安定剤を使用することである。それらの効能はパイプ樹脂中の添加剤の相溶
性、溶解性、可動性および移行に依存する。
【0006】 ポリオレフィンパイプおよび他の成形用ポリオレフィン材料などの熱可塑性材
料の優れた長期熱安定性を、立体障害フェノールまたはピペリジン系立体障害ア
ミン安定剤(HAS)を用いることにより達成できる(F.Gugumus、P
olym.Degrad.Stab.44、299、(1994))。また2種
の安定剤の組合せも用いられ、したがって、基本的に最先端のものである。フェ
ノール系抗酸化剤とホスファイトとの組合せが、H.Zweifelにより、「
Stabilization of Polymeric Materials
(ポリマー材料の安定化)」、Springer、Berlin、Heidel
berg、New York、1998、71〜75に記載されている。DE−
A−196 37 181は、フェノール系抗酸化剤、立体障害アミンおよび有
機ホスファイトまたはホスホナイトの安定化混合物を開示している。
【0007】 始めにすでに指摘したように、システムの長期安定性に関して、抽出性媒体と
長期間接触するポリマー基材に用いられる安定剤系を改良するある技術的必要性
がある(移行の問題、加水分解に対する安定性)。
【0008】 特定のフェノール系安定剤とある特定の障害アミン安定剤との適当な組合せに
より、熱い湯を貯蔵した後、水による抽出条件のもとで利用されるポリオレフィ
ンパイプおよび一般のポリオレフィン系成形体の優れた長期熱安定性が得られる
ということが、今や見出された。
【0009】 特別なフェノール成分と通常の立体障害フェノールとある特定の立体障害アミ
ンとの多成分の組合せもまた優れた効果を示した。驚くべきことに、本発明の安
定剤の組合せは最先端のものを凌駕する可能性をもっている。
【0010】 本発明の目的は、 a)少なくとも1種の立体障害アミンを含み、その1つはエピクロルヒドリン
と2,2,4,4−テトラメチル−7−オキサ−3,20−ジアザ−20−(2
,3−エポキシ−プロピル)−ジスピロ−[5.1.11.2]−ヘンエイコサ
ン−21−オンとのポリマー(LS1)でなければならず、その他はポリ−{[
6[1,1,3,3,−テトラメチルブチル]−イミノ]−1,3,5−トリア
ジン−2,4−ジイル][2−(2,2,6,6−テトラメチル−ピペリジル)
−アミノ]−ヘキサメチレン−[4−(2,2,6,6−テトラメチルピペリジ
ル)−イミノ]}(LS2)またはポリ−(N−ヒドロキシエチル−2,2,6
,6−テトラメチル−4−ヒドロキシ−ピペリジル−サクシネート)(LS3)
であり、さらに b)少なくとも1種のフェノール系抗酸化剤 を含む熱可塑性ポリマー用の安定剤組成物であり、 ここで、成分a)の全重量の割合対成分b)の全重量の割合は10:1から1
:5である。
【0011】 好ましい安定剤組成物は、成分b)が、化合物(AO1)から(AO8)、 ビス−[3,3−ビス−(4’−ヒドロキシ−3’−tert.ブチルフェニ
ル)−ブタン酸]−グリコールエステル(AO1)、 テトラキスメチレン(3,5−ジ−tert.ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−ヒドロシンナメート(AO2)、 オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert.ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロピオネート(AO3)、 4,4’,4”−[(2,4,6−トリメチル−1,3,5−ベンゼントリイ
ル)トリス(メチレン)]−トリス[2,6−ビス(1,1−ジメチルエチル)
−フェノール](AO4)、 1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン,1,
3,5−トリス[[4−(1,1−ジメチルエチル)−3−ヒドロキシ−2,6
−ジメチルフェニル]メチル](AO5)、 フェノール,4,4’,4”−(1−メチル−1−プロパニル−3−イリデン
)トリス[2−(1,1−ジメチルエチル)−5−メチル(AO6)、 フェノール,2,6−ビス[[3−(1,1−ジメチルエチル)−2−ヒドロ
キシ−5−メチルフェニル]オクタヒドロ−4,7−メタノ−1H−インデニル
]−4−メチル(AO7)、または ベンゼンプロパン酸,3−(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシ−5
−メチル,−2,4,8,10−テトラオキサ−スピロ[5,5]ウンデカン−
3,9−ジイルビス(2,2−ジメチル−2,1−エタンジイル)エステル(A
O8)、 から選択されるものである。
【0012】 化合物b)が化合物(AO1)、(AO2)または(AO3)あるいはこれら
の何らかの混合物であるものもまた好ましい安定剤組成物であり、化合物b)が
重量比で5:1から1:5、より好ましくは2:1から1:2である化合物(A
O1)と(AO2)の混合物であるものが特に好ましい。
【0013】 非常に優れた安定化特性はまた、さらなる成分c)としての追加のUV吸収剤
が、 メタノン,[2−ヒドロキシ−4−(オクチルオキシ)フェニル]フェニル(
UV1)またはフェノール,2−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2
−イル)−6−(1,1−ジメチルエチル)−4−メチル(UV2)あるいは2
−ヒドロキシベンゾフェノン類、2−(2−ヒドロキシフェニル)−ベンゾトリ
アゾール類、2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−ベンゾトリアジン
類、オキサニリド類、シンナメート類またはサリシレート類 である安定剤組成物により達成され、ここで成分a):成分b):成分c)の重
量比は5:1:1から1:5:5である。
【0014】 化合物(LS1)から(LS3)、(AO1)から(AO8)、(UV1)と
(UV2)は、知られている限りで、以下の化学構造の市販の製品である。 化合物(LS2):
【0015】
【化1】
【0016】 化合物(LS3):
【0017】
【化2】
【0018】 化合物(UV1):
【0019】
【化3】
【0020】 化合物(UV2):
【0021】
【化4】
【0022】 化合物(AO1):
【0023】
【化5】
【0024】 化合物(AO2)
【0025】
【化6】
【0026】 化合物(AO3):
【0027】
【化7】
【0028】 化合物(AO4):
【0029】
【化8】
【0030】 化合物(AO5):
【0031】
【化9】
【0032】 化合物(AO6)
【0033】
【化10】
【0034】 化合物(AO7):
【0035】
【化11】
【0036】 化合物(AO8):
【0037】
【化12】
【0038】 本発明のさらなる目的は、熱可塑性ポリマー、特に水のような抽出性の媒体に
長期間接触するポリオレフィンの安定化に、前記安定剤組成物をポリマーに対し
て0.001重量%から2.000重量%、好ましくは0.020重量%から0
.20重量%の濃度で使用する方法に関する。
【0039】 本発明の別の目的は、ポリマーに対して0.001重量%から2.000重量
%、好ましくは0.020重量%から0.20重量%の前記安定剤組成物を組み
入れることにより、熱可塑性ポリマー、特に水のような抽出性の媒体に長期間接
触するポリオレフィンを安定化する方法である。
【0040】 本発明によって安定化される適切な熱可塑性ポリマーは例えば以下のものであ
る: 1.モノオレフィンおよびジオレフィンのポリマー、例えばポリプロピレン、
ポリイソブチレン、ポリブト−1−エン、ポリ−4−メチルペント−1−エン、
ポリイソプレンまたはポリブタジエン、ならびに例えばシクロペンテンまたはノ
ルボルネンなどのシクロオレフィンのポリマー;さらにポリエチレン(場合によ
っては架橋できる);例えば高密度ポリエチレン(HDPE)、高密度で高分子
量のポリエチレン(HDPE−HMW)、高密度で超高分子量のポリエチレン(
HDPE−UHMW)、中密度ポリエチレン(HMDPE)、低密度ポリエチレ
ン(LDPE)、線状低密度ポリエチレン(LLDPE)、分岐低密度ポリエチ
レン(BLDPE)。
【0041】 ポリオレフィンすなわち前段で例示されたモノオレフィンのポリマー、特にポ
リエチレンおよびポリプロピレンを様々な方法、特に以下の方法により製造する
ことができる。 a)フリーラジカル重合(通常高圧高温のもとで) b)周期律表のIVb、Vb、VIbまたはVIII族の1種または複数の金
属を通常含む触媒を用いる触媒重合。これらの金属は通常、πまたはσ配位であ
りうる酸化物、ハロゲン化物、アルコール化合物、エステル、エーテル、アミン
、アルキル、アルケニルおよび/またはアリールなどの、1つまたは複数の配位
子をもつ。これらの金属錯体は通常、遊離した形で、あるいは例えば活性化され
た塩化マグネシウム、チタン(III)塩化物、アルミナまたは酸化ケイ素など
の担体に固定されて存在する。これらの触媒は重合媒体に可溶または不溶であり
うる。これらの触媒は重合においてそれ自体活性でありうるし、あるいはさらに
例えば金属が周期律表のIa、IIaおよび/またはIIIa族の元素である金
属アルキル、金属水素化物、金属アルキル塩化物、金属アルキル酸化物または金
属アルキルオキサンなどの活性化剤を用いてもよい。活性化剤を例えばさらにエ
ステル、エーテル、アミンまたはシリルエーテル基で変性することができる。こ
れらの触媒系は通常、Phillips、Standard Oil Indi
ana、Ziegler(−Natta)、TNZ(DuPont)、メタロセ
ンまたはシングルサイト触媒(SSC)と名づけられている。
【0042】 2.1)で記載されたポリマーの混合物、例えばポリプロピレンとポリイソブ
チレン、ポリエチレンとポリイソブチレン、ポリプロピレンとポリエチレン(例
えばPP/HDPE/LDPE)の混合物ならびに互いにタイプの異なるポリエ
チレンの混合物(例えばLDPE/HDPE)。
【0043】 3.モノオレフィンとジオレフィン相互の、あるいは他のビニルモノマーとの
コポリマー、例えばエチレン−プロピレンコポリマー、線状低密度ポリエチレン
(LLDPE)およびこれらと低密度ポリエチレン(LDPE)との混合物、プ
ロピレン−ブト−1−エンコポリマー、プロピレン−イソブチレンコポリマー、
エチレン−ブト−1−エンコポリマー、エチレン−ヘキセンコポリマー、エチレ
ン−メチルペンテンコポリマー、エチレン−ヘプテンコポリマー、エチレン−オ
クテンコポリマー、プロピレン−ブタジエンコポリマー、イソブチレン−イソプ
レンコポリマー、エチレン−アルキルアクリレートコポリマー、エチレン−アル
キルメタクリレートコポリマー、エチレン−酢酸ビニルコポリマーおよびこれら
の一酸化炭素とのコポリマーあるいはエチレン−アクリル酸コポリマーおよびそ
れらの塩(イオノマー)ならびにエチレンとプロピレンと、ヘキサジエン、ジシ
クロペンタジエンまたはエチリデン−ノルボルネンなどのジエンとの3元共重合
体;またこのようなコポリマー相互および1)で記載されたポリマーとの混合物
、例えばポリプロピレン−エチレン−プロピレンコポリマー、LDPE−エチレ
ン−酢酸ビニルコポリマー、LDPE−エチレン−アクリル酸コポリマー、LL
DPE−エチレン−酢酸ビニルコポリマー、LLDPE−エチレン−アクリル酸
コポリマー、ならびに交互またはランダムポリアルキレン−一酸化炭素コポリマ
ーおよびこれらのポリマーと他のポリマー、例えばポリアミドとの混合物。
【0044】 4.炭化水素樹脂(例えばC〜C)(それらの水素化変性物(例えばタッ
キファイヤ樹脂)を含む)ならびにポリアルキレンおよびデンプンの混合物。
【0045】 5.ポリスチレン、ポリ(p−メチルスチレン)、ポリ(α−メチルスチレン
)。
【0046】 6.スチレンまたはα−メチルスチレンとジエンまたはアクリル誘導体とのコ
ポリマー、例えばスチレン−ブタジエン、スチレン−アクリロニトリル、スチレ
ン−アルキルメタクリレート、スチレン−ブタジエン−アルキルアクリレート、
スチレン−ブタジエン−アルキルメタクリレート、スチレン−無水マレイン酸、
スチレン−アクリロニトリル−メタクリレート;高耐衝撃性スチレンコポリマー
と別のポリマー、例えばポリアクリレート、ジエンポリマーまたはエチレン−プ
ロピレン−ジエン三元共重合体との混合物;ならびにスチレンのブロックコポリ
マー、例えばスチレン−ブタジエン−スチレン、スチレン−イソプレン−スチレ
ン、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレンまたはスチレン−エチレン/プロ
ピレン−スチレン。
【0047】 7.スチレンまたはα−メチルスチレンのグラフトコポリマー、例えばポリブ
タジエンにスチレン、ポリブタジエン−スチレンまたはポリブタジエン−アクリ
ロニトリルコポリマーにスチレン、ポリブタジエンにスチレンおよびアクリロニ
トリル(またはメタクリロニトリル);ポリブタジエンにスチレン、アクリロニ
トリルおよびメチルメタクリレート;ポリブタジエンにスチレンおよび無水マレ
イン酸;ポリブタジエンにスチレン、アクリロニトリルおよび無水マレイン酸ま
たはマレイミド;ポリブタジエンにスチレンおよびマレイミド;ポリブタジエン
にスチレンおよびアルキルアクリレートまたはアルキルメタクリレート、エチレ
ン−プロピレン−ジエン3元共重合体にスチレンおよびアクリロニトリル、ポリ
アルキルアクリレートまたはポリアルキルメタクリレートにスチレンおよびアク
リロニトリル、アクリレート−ブタジエンコポリマーにスチレンおよびアクリロ
ニトリル、ならびにこれらと6)で記載されたコポリマーとの混合物、例えばA
BS,MBS、ASAまたはAESポリマーとして知られるコポリマー混合物。
【0048】 8.ハロゲン含有ポリマー、例えばポリクロロプレン、塩素化ゴム、塩素化お
よび臭素化イソブチレン−イソプレンコポリマー(ハロゲン化ブチルゴム)、塩
素化またはクロロスルホン化ポリエチレン、エチレンと塩素化エチレンのコポリ
マー、エピクロルヒドリンのホモおよびコポリマー、特にハロゲン含有ビニル化
合物のポリマー、例えばポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニ
ル、ポリフッ化ビニリデン;ならびにこれらのコポリマー、例えば塩化ビニル−
塩化ビニリデン、塩化ビニル−酢酸ビニルあるいは塩化ビニリデン−酢酸ビニル
【0049】 9.α,β不飽和酸およびその誘導体から誘導されるポリマー、例えばポリア
クリレートおよびポリメタクリレート、ポリアクリロニトリル、ポリアクリルア
ミドおよびブチルアクリレートで衝撃改良されたポリメチルメタクリレート。
【0050】 10.9)で記載されたモノマー相互または他の不飽和モノマーとのコポリマ
ー、例えばアクリロニトリル−ブタジエンコポリマー、アクリロニトリル−アル
キルアクリレートコポリマー、アクリロニトリル−アルコキシアルキルコポリマ
ー、アクリロニトリル−ハロゲン化ビニルコポリマーあるいはアクリロニトリル
−アルキルメタクリレート−ブタジエン三元共重合体。
【0051】 11.不飽和アルコールおよびアミンあるいはこれらのアシル誘導体またはア
セタールから誘導されるポリマー、例えばポリビニルアルコール、ポリ酢酸ビニ
ル、ポリステアリン酸ビニル、ポリ安息香酸ビニル、ポリマレイン酸ビニル、ポ
リビニルブチラール、ポリアリルフタレートまたはポリアリルメラミン;ならび
にセクション1に記載のオレフィンとのコポリマー。
【0052】 12.環状エーテルのホモポリマーおよびコポリマー、例えばポリアルキレン
グリコール、ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシドまたはこれらとビ
スグリシジルエーテルとのコポリマー。
【0053】 13.ポリアセタール、例えばポリオキシメチレンおよびコモノマー、例えば
エチレンオキシドを含むポリオキシメチレン;熱可塑性ポリウレタン、アクリレ
ートまたはMBSで改質されたポリアセタール。
【0054】 14.ポリフェニレンオキサイドおよびスルフィド、ならびにこれらとスチレ
ンポリマーまたはポリアミドとの混合物。
【0055】 15.一方では水酸基末端ポリエーテル、ポリエステルおよびポリブタジエン
と、そして他方では脂肪族または芳香族ポリイソシアネート、ならびにそれらの
前駆体とから誘導されるポリウレタン。
【0056】 16.ジアミンとジカルボン酸および/またはアミノカルボン酸あるいは対応
するラクタムから誘導されるポリアミドおよびコポリアミド、例えばポリアミド
4、6、6/6、6/10、6/9、6/12、4/6、12/12、11およ
び12、m−キシレン、ジアミンおよびアジピン酸から出発する芳香族ポリアミ
ド;ヘキサメチレンジアミンとイソフタル酸および/またはテレフタル酸から製
造され改質剤としてのエラストマーは含むかまたは含まないポリアミド、例えば
ポリ−2,4,4−トリメチルヘキサメチレンテレフタルアミドまたはポリ−m
−フェニレンイソフタルアミド。前記ポリアミドとポリオレフィン、オレフィン
コポリマー、イオノマーまたは化学的に結合しているかあるいはグラフト化して
いるエラストマーとの;あるいはポリエーテル、例えばポリエチレングリコール
、ポリプロピレングリコールまたはポリテトラメチレングリコールとのブロック
コポリマー。また、EPDMまたはABSで改質されたポリアミドまたはコポリ
アミド;さらに加工中に縮合したポリアミド(RIMポリアミドシステム)。
【0057】 17.ポリウレア、ポリイミド、ポリアミド−イミド、ポリエーテルイミド、
ポリエステルアミド、ポリヒダントインおよびポリベンゾイミダゾール。
【0058】 18.ジカルボン酸とジアルコールおよび/またはヒドロキシカルボン酸もし
くは対応するラクトンから誘導されるポリエステル、例えばポリエチレンテレフ
タレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリ−1,4−ジメチロールシクロヘ
キサンテレフタレート、ポリヒドロキシベンゾアート、ならびに水酸基末端ポリ
エーテルから誘導されるブロックポリエーテルエステル;さらにポリカーボネー
トまたはMBSで改質されたポリエステル。
【0059】 19.ポリカーボネートおよびポリエステルカーボネート。
【0060】 20.ポリサルホン、ポリエーテルサルホンおよびポリエーテルケトン。
【0061】 21.一方でアルデヒドと他方ではフェノール、尿素またはメラミンとから誘
導される架橋ポリマー、例えばフェノール/ホルムアルデヒド樹脂、尿素/ホル
ムアルデヒド樹脂およびメラミン/ホルムアルデヒド樹脂。
【0062】 22.乾性および非乾性アルキド樹脂。
【0063】 23.飽和および不飽和ジカルボン酸と多価アルコールとのコポリエステルな
らびに架橋剤としてのビニル化合物から誘導される不飽和ポリエステル樹脂、さ
らに低燃焼性のそれらのハロゲン含有変性体。
【0064】 24.置換アクリレート、例えばエポキシアクリレート、ウレタンアクリレー
トまたはポリエステルアクリレートから誘導される架橋性アクリル樹脂。
【0065】 25.メラミン樹脂、尿素樹脂、イソシアネート、イソシアヌレート、ポリイ
ソシアネートまたはエポキシ樹脂で架橋されたアルキド樹脂、ポリエステル樹脂
およびアクリル樹脂。
【0066】 26.脂肪族、脂環式、複素環式または芳香族グリシジル化合物から誘導され
る架橋エポキシ樹脂、例には促進剤を用いるかあるいは用いないで例えば無水物
またはアミンなどの最適化された硬化剤により架橋された、ビスフェノールAジ
グリシジルエーテル、ビスフェノールFジグリシジルエーテルの生成物がある。
【0067】 27.天然ポリマー、例えばセルロース、天然ゴム、ゼラチンおよびポリマー
同族体に化学的に変性されたそれらの誘導体、例えばセルロースアセテート、セ
ルロースプロピオネート、セルロースブチレート、あるいはメチルセルロースな
どのセルロースエーテル;さらにロジンとその誘導体。
【0068】 28.前記ポリマーの混合物(ポリブレンド)、例えばPP/EPDM、ポリ
アミド/EPDMまたはABS、PVC/EVA、PVC/ABS、PVC/M
BS、PC/ABS、PBTP/ABS、PC/ASA、PC/PBT、PVC
/CPE、PVC/アクリレート、POM/熱可塑性PUR、PC/熱可塑性P
UR、POM/アクリレート、POM/MBS、PPO/MBS、PPO/HI
PS、PPO/PA6.6およびコポリマー、PA/HDPE、PA/PP、P
A/PPO、PBT/ABSまたはPBT/PET/PC。
【0069】 29.純粋なモノマー化合物またはそれらの混合物を構成する天然および合成
有機物質、例えば鉱油、動物または植物脂肪、油およびワックス、あるいは合成
エステル(例えばフタル酸エステル、アジピン酸エステル、リン酸エステルまた
はトリメリット酸エステル)系の油、ワックスおよび脂肪、さらに例えば紡糸仕
上げとして用いられる、何らかの望ましい重量分率の合成エステルと鉱油とのブ
レンド、ならびにこれらの水性エマルジョン。
【0070】 30.天然または合成ゴムの水性エマルジョン、例えば天然ゴムラテックスま
たはカルボキシル化スチレン−ブタジエンコポリマーのラテックス。
【0071】 本発明の安定剤組成物または安定化すべき熱可塑性ポリマーは、望ましい場合
にはまたさらなる添加剤も含むことができ、例として抗酸化剤、光安定剤、金属
不活性化剤、耐電防止剤、難燃剤、滑剤、造核剤、酸補足剤(塩基性共安定剤(
costabilizer))、顔料およびフィラーがある。組合わせてさらに
用いることができる適切な添加剤の例が以下に記載される: 1.抗酸化剤 1.1.アルキル化モノフェノール、例えば2,6−ジ−tert−ブチル−
4−メチルフェノール、2−ブチル−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジ
−tert−ブチル−4−エチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−
4−n−ブチルフェノール、2,6−ジ−tert−ブチル−4−イソブチルフ
ェノール、2,6−ジシクロペンチル−4−メチルフェノール、2−(α−メチ
ルシクロヘキシル)−4,6−ジメチルフェノール、2,6−ジオクタデシル−
4−メチルフェノール、2,4,6−トリシクロヘキシルフェノール、2,6−
ジ−tert−ブチル−4−メトキシメチルフェノール、直鎖または側鎖分岐ノ
ニルフェノール、例えば2,6−ジ−ノニル−4−メチルフェノール、2,4−
ジメチル−6−(1−メチルウンデク−1’−イル)−フェノール、2,4−ジ
メチル−6−(1’−メチルヘプタデク−1’−イル)−フェノール、2,4−
ジメチル−6−(1’−メチルトリデク−1’−イル)フェノールおよびこれら
の混合物。
【0072】 1.2.アルキルチオメチルフェノール、例えば2,4−ジオクチルチオメチ
ル−6−tert−ブチルフェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−メ
チルフェノール、2,4−ジオクチルチオメチル−6−エチルフェノール、2,
6−ジドデシルチオメチル−4−ノニルフェノール。
【0073】 1.3.ヒドロキノンおよびアルキル化ヒドロキノン、例えば2,6−ジ−t
ert−ブチル−4−メトキシフェノール、2,5−ジ−tert−ブチルヒド
ロキノン、2,5−ジ−tert−アミルヒドロキノン、2,6−ジフェニル−
4−オクタデシルオキシフェノール、2,6−ジ−tert−ブチルヒドロキノ
ン、2,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−
tert−ブチル−4−ヒドロキシアニソール、3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシフェニルステアレート、ビス(3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシフェニル)アジペート。
【0074】 1.4.ヒドロキシル化チオジフェニルエーテル、例えば2,2’−チオビス
(6−tert−ブチル−4−メチルフェノール)、2,2’−チオビス(4−
オクチルフェノール)、4,4’−チオビス(6−tert−ブチル−3−メチ
ルフェノール)、4,4’−チオビス(6−tert−ブチル−2−メチルフェ
ノール)、4,4’−チオビス(3,6−ジ−sec−アミルフェノール)、4
,4’−ビス(2,6−ジメチル−4−ヒドロキシフェニル)ジスルフィド。
【0075】 1.5.アルキリデンビスフェノール、例えば2,2’−メチレンビス(6−
tert−ブチル−4−メチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(6−t
ert−ブチル−4−エチルフェノール)、2,2’−メチレンビス[4−メチ
ル−6−(α−メチルシクロヘキシル)フェノール]、2,2’−メチレンビス
(4−メチル−6−シクロヘキシルフェノール)、2,2’−メチレンビス(6
−ノニル−4−メチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t
ert−ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(4,6−ジ−ter
t−ブチルフェノール)、2,2’−エチリデンビス(6−tert−ブチル−
4−イソブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス[6−(α−メチルベン
ジル)−4−ノニルフェノール]、2,2’−メチレンビス[6−(α,α−ジ
メチルベンジル)−4−ノニルフェノール]、4,4’−メチレンビス(2,6
−ジ−tert−ブチルフェノール)、4,4’−メチレンビス(6−tert
−ブチル−2−メチルフェノール)、1,1−ビス(5−tert−ブチル−4
−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)ブタン、2,6−ビス(3−tert−ブ
チル−5−メチル−2−ヒドロキシベンジル)−4−メチルフェノール、1,1
,3−トリス(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)
ブタン、1,1−ビス(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフ
ェニル)−3−n−ドデシルメルカプトブタン、ビス(3−tert−ブチル−
4−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)−ジシクロペンタジエン、ビス[2−(
3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルベンジル)−6−t
ert−ブチル−4−メチルフェニル]テレフタレート、1,1−ビス(3,5
−ジメチル−2−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2−ビス(3,5−ジ−t
ert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロパン、2,2−ビス(5−te
rt−ブチル−4−ヒドロキシ−2−メチルフェニル)−4−n−ドデシルメル
カプトブタン、1,1,5,5−テトラ−(5−tert−ブチル−4−ヒドロ
キシ−2−メチルフェニル)ペンタン、エチレングリコールビス[3,3−ビス
(3’−tert−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル)ブチレート]。
【0076】 1.6.O−、N−およびS−ベンジル化合物、例えば3,5,3’,5’−
テトラ−tert−ブチル−4,4’−ジヒドロキシジベンジルエーテル、オク
タデシル 4−ヒドロキシ−3,5−ジメチルベンジルメルカプトアセテート、
トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)アミン、ビ
ス(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6−ジメチルベンジル)ジチ
オテレフタレート、ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベン
ジル)スルフィド、イソオクチル 3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロ
キシベンジルメルカプトアセテート、トリデシル 4−ヒドロキシ−3,5−ジ
−tert−ブチルベンジルメルカプトアセテート。
【0077】 1.7.ヒドロキシベンジル化マロン酸エステル、例えばジオクタデシル 2
,2−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−2−ヒドロキシベンジル)マロネ
ート、ジオクタデシル 2−(3−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−5−メ
チルベンジル)マロネート、ジドデシルメルカプトエチル−2,2−ビス(3,
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネート、ジ−[4−
(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェニル]2,2−ビス(3,5−ジ
−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)マロネート。
【0078】 1.8.芳香族ヒドロキシベンジル化合物、例えば1,3,5−トリス(3,
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)−2,4,6−トリメチ
ルベンゼン、1,4−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベ
ンジル)−2,3,5,6−テトラメチルベンゼン、2,4,6−トリス(3,
5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)フェノール。
【0079】 1.9.トリアジン化合物、例えば2,4−ビスオクチルメルカプト−6−(
3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリ
アジン、2−オクチルメルカプト−4,6−ビス(3,5−ジ−tert−ブチ
ル−4−ヒドロキシアニリノ)−1,3,5−トリアジン、2−オクチルメルカ
プト−4,6−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェノキ
シ)−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス(3,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシフェノキシ)−1,2,3−トリアジン、1,3,5−
トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌ
レート、1,3,5−トリス(4−tert−ブチル−3−ヒドロキシ−2,6
−ジメチルベンジル)イソシアヌレート、2,4,6−トリス(3,5−ジ−t
ert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルエチル)−1,3,5−トリアジン、
1,3,5−トリス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル
プロピオニル)ヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン、1,3,5−トリス(
3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシベンジル)イソシアヌレート。
【0080】 1.10.ベンジルホスホネート、例えばジメチル 2,5−ジ−tert−
ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジエチル 3,5−ジ−ter
t−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル 3,5−
ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホネート、ジオクタデシル
5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルベンジルホスホネート、
3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンジルホスホン酸のモノエチ
ルエステルのCa塩。
【0081】 1.11.アシルアミノフェノール、例えば4−ヒドロキシラウラニリド(l
auranilide)、4−ヒドロキシステアラニリド(stearanil
ide)、オクチル N−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフ
ェニル)カルバメート。
【0082】 1.12.β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオン酸と1価または多価アルコール、例えばメタノール、エタノール、n
−オクタノール、イソオクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオ
ール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコー
ル、トリエチレングリコール、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチ
ル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキザルアミド(
oxalamide)、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、
トリメチルヘキサンジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル
−1−ホスファ−2,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとの
エステル。
【0083】 1.13.β−(5−tert−ブチル−4−ヒドロキシ−3−メチルフェニ
ル)プロピオン酸と1価または多価アルコール、例えばメタノール、エタノール
、n−オクタノール、イソオクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサン
ジオール、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジ
オール、ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリ
コール、トリエチレングリコール、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシ
エチル)イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキザルアミ
ド、3−チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサン
ジオール、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2
,6,7−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
【0084】 1.14.β−(3,5−ジシクロヘキシル−4−ヒドロキシフェニル)プロ
ピオン酸と1価または多価アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−オ
クタノール、イソオクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール
、1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、
ネオペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、
トリエチレングリコール、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチル)
イソシアヌレート、N,N’−ビス(ヒドロキシエチル)オキザルアミド、3−
チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール
、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7
−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
【0085】 1.15.3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル酢酸と1
価または多価アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−オクタノール、
イソオクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、1,9−ノ
ナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネオペンチル
グリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレン
グリコール、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレ
ート、N,N’−ビス−(ヒドロキシエチル)オキザルアミド、3−チアウンデ
カノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール、トリメチ
ロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7−トリオキ
サビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
【0086】 1.16.3,3−ビス(3’tert−ブチル−4’−ヒドロキシフェニル
)酪酸と1価または多価アルコール、例えばメタノール、エタノール、n−オク
タノール、イソオクタノール、オクタデカノール、1,6−ヘキサンジオール、
1,9−ノナンジオール、エチレングリコール、1,2−プロパンジオール、ネ
オペンチルグリコール、チオジエチレングリコール、ジエチレングリコール、ト
リエチレングリコール、ペンタエリスリトール、トリス(ヒドロキシエチル)イ
ソシアヌレート、N,N’−ビス−(ヒドロキシエチル)オキザルアミド、3−
チアウンデカノール、3−チアペンタデカノール、トリメチルヘキサンジオール
、トリメチロールプロパン、4−ヒドロキシメチル−1−ホスファ−2,6,7
−トリオキサビシクロ[2.2.2]オクタンとのエステル。
【0087】 1.17.β−(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)
プロピオン酸のアミド、例えばN,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル
−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヘキサメチレンジアミン、N,N’−
ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニルプロピオニル)
トリメチレンジアミン、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−
ヒドロキシフェニルプロピオニル)ヒドラジン。
【0088】 1.18.トコフェロール、例えばα−トコフェロール、β−トコフェロール
、γ−トコフェロール、δ−トコフェロールおよびこれらの混合物(ビタミンE
)。
【0089】 1.19.アスコルビン酸(ビタミンC)。
【0090】 1.20.アミン系抗酸化剤、例えばN,N’−ジイソプロピル−p−フェニ
レンジアミン、N,N’ジ−sec−ブチル−p−フェニレンジアミン、N,N
’−ビス(1,4−ジメチルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−
ビス(1−エチル−3−メチルペンチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’
−ビス(1−メチルヘプチル)−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジシクロ
ヘキシル−p−フェニレンジアミン、N,N’−ジフェニル−p−フェニレンジ
アミン、N,N’−ジ(ナフチル−2−)−p−フェニレンジアミン、N−イソ
プロピル−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−(1,3−ジメチル
ブチル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−(1−メチルヘプチ
ル)−N’−フェニル−p−フェニレンジアミン、N−シクロヘキシル−N’−
フェニル−p−フェニレンジアミン、4−(トルエンスルホンアミド)ジフェニ
ルアミン、N,N’−ジメチル−N,N’−ジ−sec−ブチル−p−フェニレ
ンジアミン、ジフェニルアミン、N−アリルジフェニルアミン、4−イソプロポ
キシジフェニルアミン、N−フェニル−1−ナフチルアミン、N−(4−ter
t−オクチルフェニル)−1−ナフチルアミン、N−フェニル−2−ナフチルア
ミン、オクチル化ジフェニルアミン、例えばp,p’−ジ−tert−オクチル
ジフェニルアミン、4−n−ブチルアミノフェノール、4−ブチリルアミノフェ
ノール、4−ノナノイル(nonanoyl)アミノフェノール、4−ドデカノ
イルアミノフェノール、4−オクタデカノイルアミノフェノール、ジ(4−メト
キシフェニル)アミン、2,6−ジ−tert−ブチル−4−ジメチルアミノメ
チルフェノール、2,4’−ジアミノジフェニルメタン、4,4’−ジアミノジ
フェニルメタン、N,N,N’,N’−テトラメチル−4,4’−ジアミノジフ
ェニルメタン、1,2−ジ−[(2−メチルフェニル)アミノ]エタン、1,2
−ジ−(フェニルアミノ)プロパン、(o−トリル)ビグアニド、ジ[4−(1
’,3’−ジメチルブチル)−フェニル]アミン、tert−オクチル化N−フ
ェニル−1−ナフチルアミン、モノ−およびジアルキル化tert−ブチル/t
ert−オクチルジフェニルアミンの混合物、モノ−およびジアルキル化ノニル
ジフェニルアミンの混合物、モノ−およびジアルキル化ドデシルジフェニルアミ
ンの混合物、モノ−およびジアルキル化イソプロピル/イソヘキシル−ジフェニ
ルアミンの混合物、モノ−およびジアルキル化tert−ブチルジフェニルアミ
ンの混合物、2,3−ジヒドロ−3,3−ジメチル−4H−1,4−ベンゾチア
ジン、フェノチアジン、モノ−およびジアルキル化tert−ブチル/tert
−オクチル−フェノチアジンの混合物、モノ−およびジアルキル化tert−オ
クチルフェノチアジンの混合物、N−アリルフェノチアジン、N,N,N’,N
’−テトラフェニル−1,4−ジアミノブト−2−エン、N,N−ビス(2,2
,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)ヘキサメチレンジアミン、ビス
(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−4−イル)セバケート、2,2,
6,6−テトラメチルピペリジン−4−オン、2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン−4−オール。
【0091】 2.UV吸収剤および光安定剤 2.1.2−(2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、例えば2−
(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’
,5’−ジ−tert−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(5’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリア
ゾール、2−[2’−ヒドロキシ−5’−(1,1,3,3−テトラメチルブチ
ル)フェニル]ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−tert−ブチル
−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’−
tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール、2−(3’−sec−ブチル−5’−tert−ブチル−2
’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−4’
−オクトオキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5’−ジ−ter
t−アミル−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’,5
’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾト
リアゾール,2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−
オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール
、2−(3’−tert−ブチル−5’−[2−(2−エチルヘキシルオキシ)
カルボニルエチル]−2’−ヒドロキシフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾ
ール、2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキ
シカルボニルエチル)フェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(3’
−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’−(2−メトキシカルボニルエチ
ル)フェニル)ベンゾトリアゾール、2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒ
ドロキシ−5’−(2−オクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾト
リアゾール、2−(3’−tert−ブチル−5’−[2−(2−エチルヘキシ
ルオキシ)カルボニルエチル]−2’−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾー
ル、2−(3’−ドデシル−2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾ
トリアゾール、および2−(3’−tert−ブチル−2’−ヒドロキシ−5’
−(2−イソオクチルオキシカルボニルエチル)フェニル)ベンゾトリアゾール
の混合物、2,2’−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチ
ル)−6−ベンゾトリアゾール−2−イルフェノール];2−[3’−tert
.−ブチル−5’−(2−メトキシカルボニルエチル)−2’−ヒドロキシフェ
ニル]ベンゾトリアゾールとポリエチレングリコール300とのエステル交換反
応生成物;[R−CHCH−COO(CH、ここでR=3’−t
ert−ブチル−4’−ヒドロキシ−5’−2H−ベンゾトリアゾール−2−イ
ル−フェニル。
【0092】 2.2.2−ヒドロキシベンゾフェノン、例えばその4−ヒドロキシ、4−メ
トキシ、4−オクトオキシ、4−デシルオキシ、4−ドデシルオキシ、4−ベン
ジルオキシ、4,2’,4’−トリヒドロキシおよび2’−ヒドロキシ−4,4
’−ジメトキシ誘導体。
【0093】 2.3.置換または無置換安息香酸のエステル、例えば4−tert−ブチル
−フェニルサリシレート、フェニルサリシレート、オクチルフェニルサリシレー
ト、ジベンゾイルレゾルシノール、ビス(4−tert−ブチルベンゾイル)レ
ゾルシノール、ベンゾイルレゾルシノール、2,4−ジ−tert−ブチルフェ
ニル 3,5−ジ―tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、ヘキサデ
シル 3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、オクタデ
シル 3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシベンゾエート、2−メチ
ル−4,6−ジ−tert−ブチルフェニル 3,5−ジ−tert−ブチル−
4−ヒドロキシベンゾエート。
【0094】 2.4.アクリレート、例えばエチル α−シアノ−β,β−ジフェニルアク
リレートまたはイソオクチル α−シアノ−β,β−ジフェニルアクリレート、
メチル αカルボメトキシシンナメート、メチル α−シアノ−β−メチル−p
−メトキシシンナメートまたはブチル α−シアノ−β−メチル−p−メトキシ
シンナメート、メチル α−カルボメトキシ−p−メトキシシンナメートおよび
N−(β−カルボメトキシ−β−シアノビニル)−2−メチルインドリン。
【0095】 2.5.ニッケル化合物、例えばn−ブチルアミン、トリエタノールアミンま
たはN−シクロヘキシルジエタノールアミンなどのさらなる配位子をもつかある
いはもたない、1:1または1:2錯体などとしての2,2’−チオ−ビス−[
4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール]のニッケル錯体、ニ
ッケルジブチルジチオカルバメート、4−ヒドロキシ−3,5−ジ−tert−
ブチルベンジルホスホン酸のメチルまたはエチルエステルなどのモノアルキルエ
ステルのニッケル塩、ケトキシム、例えば2−ヒドロキシ−4−メチルフェニル
ウンデシルケトキシムのニッケル錯体、さらなる配位子をもつかあるいはもたな
い1−フェニル−4−ラウロイル−5−ヒドロキシピラゾールのニッケル錯体。
【0096】 2.6.立体障害アミン、例えばビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジン−4−イル)セバケート、ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン
−4−イル)グルタラート、ビス(2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−
4−イル)サクシネート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン
−4−イル)セバケート、ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン
−4−イル)グルタラート、2,2,6,6−テトラメチルピペリジルベヘナー
ト(behenate)、1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジルベヘナ
ート、1−ヒドロキシエチル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシ
ピペリジンとコハク酸との縮合物、N,N’−ビス−(2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−tert−オクチルア
ミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−s−トリアジンとの縮合物、トリス−(
2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)ニトリロトリアセテート、テ
トラキス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)1,2,3,4−
ブタンテトラオエート(butantetraoate)、1,1’−(1,2
−エタンジイル)−ビス−(3,3,5,5−テトラメチルピペラジノン(pi
perazinone))、4−ベンゾイル−2,2,6,6−テトラメチルピ
ペリジン、4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、
4−ステアリルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジン、4−ステア
リルオキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、4−ステアロイル
オキシ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、ビス(1,2,2,6
,6−ペンタメチルピペリジル)2−n−ブチル−2−(2−ヒドロキシ−3,
5−ジ−tert−ブチルベンジル)マロネート、ビス(1,2,2,6,6−
ペンタメチルピペリジル)2−n−ブチル−2−(4−ヒドロキシ−3,5−ジ
−tert−ブチルベンジル)マロネート、3−n−オクチル−7,7,9,9
−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ[4.5]デカン−2,4−ジオ
ン、ビス(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)セ
バケート、ビス−(1−オクチルオキシ−2,2,6,6−テトラメチルピペリ
ジル)サクシネート、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピ
ペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−モルホリノ−2,6−ジクロロ−1,
3,5−トリアジンとの縮合物、N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチ
ル−4−ピペリジル)ヘキサメチレンジアミンと4−シクロヘキシルアミノ−2
,6−ジクロロ−1,3,5−トリアジンとの縮合物、2−クロロ−4,6−ジ
−(4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,
3,5−トリアジンと1,2−ビス−(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの
縮合物、2−クロロ−4,6−ジ−(4−メトキシプロピルアミノ−2,2,6
,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス−(
3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合物、2−クロロ−4,6−ジ−(4
−メトキシプロピルアミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−
1,3,5−トリアジンと1,2−ビス−(3−アミノプロピルアミノ)エタン
との縮合物、2−クロロ−4,6−ジ−(4−n−ブチルアミノ−1,2,2,
6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンと1,2−ビス−
(3−アミノプロピルアミノ)エタンとの縮合物、2−クロロ−4,6−ジ−(
4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,
5−トリアジンとエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテト
ラミン、ヘキサメチレンジアミン、1,2−ビス−(3−アミノプロピルアミノ
)エタンなどでアミンの1個と全数の間の活性水素原子が置換されたモノ−また
は多官能性アミンとの反応生成物、2−クロロ−4,6−ジ−(4−n−ブチル
アミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,3,5−トリア
ジンとエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ヘ
キサメチレンジアミン、1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンなど
でアミンの1個と全数の間の活性水素原子が置換されたモノ−または多官能性ア
ミンとの反応生成物、2−クロロ−4,6−ジ−(4−n−ブチルアミノ−2,
2,6,6−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンおよび4−t
ert−オクチルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−s−トリアジンとエ
チレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ヘキサメチ
レンジアミン、1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンなどでアミン
の1個と全数の間の活性水素原子が置換されたモノ−または多官能性アミンとの
反応生成物、2−クロロ−4,6−ジ−(4−n−ブチルアミノ−1,2,2,
6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンおよび4−ter
t−オクチルアミノ−2,6−ジクロロ−1,3,5−s−トリアジンとエチレ
ンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ヘキサメチレン
ジアミン、1,2−ビス−(3−アミノプロピルアミノ)エタンなどでアミンの
1個と全数の間の活性水素原子が置換されたモノ−または多官能性アミンとの反
応生成物、2−クロロ−4,6−ジ−(4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジル)−1,3,5−トリアジンおよび4−(4−n−ブ
チルアミノ−2,2,6,6−テトラメチルピペリジル)−2,6−ジクロロ−
1,3,5−s−トリアジンとエチレンジアミン、ジエチレントリアミン、トリ
エチレンテトラミン、ヘキサメチレンジアミン、1,2−ビス−(3−アミノプ
ロピルアミノ)エタンなどでアミンの1個と全数の間の活性水素原子が置換され
たモノ−または多官能性アミンとの反応生成物、2−クロロ−4,6−ジ−(4
−n−ブチルアミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジル)−1,3
,5−トリアジンおよび4−(4−n−ブチルアミノ−2,2,6,6−テトラ
メチルピペリジル)−2,6−ジクロロ−1,3,5−s−トリアジンとエチレ
ンジアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、ヘキサメチレン
ジアミン、1,2−ビス−(3−アミノプロピルアミノ)エタンなどでアミンの
1個と全数の間の活性水素原子が置換されたモノ−または多官能性アミンとの反
応生成物、1,2−ビス(3−アミノプロピルアミノ)エタンと2,4,6−ト
リクロロ−1,3,5−トリアジンとさらに4−ブチルアミノ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジンとの縮合物、N−(2,2,6,6−テトラメチル−
4−ピペリジル)−n−ドデシルスクシンイミド、N−(1,2,2,6,6−
ペンタメチル−4−ピペリジル)−n−ドデシルスクシンイミド、8−アセチル
−3−ドデシル−7,7,9,9−テトラメチル−1,3,8−トリアザスピロ
[4.5]デカン−2,4−ジオン、オリゴマー化された2,2,4,4−テト
ラメチル−20−(オキシラニルメチル)−7−オキサ−3,20−ジアザ−ジ
スピロ[5.1.11.2]ヘンエイコサン−21−オン、オリゴマー化された
1,2,2,4,4−ペンタメチル−20−(オキシラニルメチル)−7−オキ
サ−3,20−ジアザジスピロ[5.1.11.2]ヘンエイコサン−21−オ
ン、オリゴマー化された1−アセチル−2,2,4,4−テトラメチル−20−
(オキシラニルメチル)−7−オキサ−3,20−ジアザ−ジスピロ[5.1.
11.2]ヘンエイコサン−21−オン、3−ドデシル−1−(2,2,6,6
−テトラメチル−4−ピペリジル)ピロリジン−2,5−ジオン、3−ドデシル
−1−(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)ピロリジン−2
,5−ジオン、2,2,4,4−テトラメチル−7−オキサ−3,20−ジアザ
ジスピロ−[5.1.11.2]ヘンエイコサン−21−オン、2,2,4,4
−テトラメチル−7−オキサ−21−オキソ−3,20−ジアザジスピロ−[5
.1.11.2]ヘンエイコサン−3−プロパン酸ドデシルエステル、2,2,
4,4−テトラメチル−7−オキサ−21−オキソ−3,20−ジアザジスピロ
−[5.1.11.2]ヘンエイコサン−3−プロパン酸テトラデシルエステル
、2,2,3,4,4−ペンタメチル−7−オキサ−3,20−ジアザジスピロ
−[5.1.11.2]ヘンエイコサン−21−オン、2,2,3,4,4−ペ
ンタメチル−7−オキサ−21−オキソ−3,20−ジアザ−ジスピロ−[5.
1.11.2]ヘンエイコサン−3−プロパン酸ドデシルエステル、2,2,3
,4,4−ペンタメチル−7−オキサ−21−オキソ−3,20−ジアザジスピ
ロ−[5.1.11.2]−ヘンエイコサン−3−プロパン酸テトラデシルエス
テル、3−アセチル−2,2,4,4−テトラメチル−7−オキサ−3,20−
ジアザジスピロ−[5.1.11.2]ヘンエイコサン−21−オン、3−アセ
チル−2,2,4,4−テトラメチル−7−オキサ−21−オキソ−3,20−
ジアザ−ジスピロ−[5.1.11.2]ヘンエイコサン−3−プロパン酸ドデ
シルエステル、3−アセチル−2,2,4,4−テトラメチル−7−オキサ−2
1−オキソ−3,20−ジアザジスピロ−[5.1.11.2]ヘンエイコサン
−3−プロパン酸テトラデシルエステル、1,1’3,3’5,5’−ヘキサヒ
ドロ−2,2’,4,4’,6,6’−ヘキサアザ−2,2’,6,6’−ビス
メタノ−7,8−ジオキソ−4,4’−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチ
ル−4−ピペリジル)ビフェニル、ポリ−N,N’−ビス−(2,2,6,6−
テトラメチル−4−ピペリジル)−1,8−ジアザデシレン、2,2,6,6−
テトラメチル−4−アリルオキシピペリジンとポリメチルヒドリドシロキサン(
polymethylhydridosiloxane)(分子量4000未満
)との付加物、1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−アリルオキシピペリジ
ンとポリメチルヒドリドシロキサン(分子量4000未満)との付加物、N,N
’−ジホルミル−N,N’−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリ
ジニル)−ヘキサメチレンジアミン、N,N’−ジホルミル−N,N’−ビス(
1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)−ヘキサメチレンジア
ミン、5,11−ビス−(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)
−3,5,7,9,11,13−ヘキサアザテトラ−シクロ[7.4.0.0 ,7 .13,13]テトラデカン−8,14−ジオン、5,11−ビス(1,2
,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)−3,5,7,9,11,1
3−ヘキサアザテトラ−シクロ[7.4.0.02,7.13,13]テトラデ
カン−8,14−ジオン、[(4−メトキシフェニル)メチレン]−プロパン二
酸ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)エステル、[(4
−メトキシフェニル)−メチレン]プロパン二酸ビス−(1,2,2,6,6−
ペンタメチル−4−ピペリジニル)エステル、2,4,6−トリス(N−シクロ
ヘキシル−N−[2−(3,3,4,5,5−ペンタメチルpiperazin
on−1−イル)エチル]アミノ)−1,3,5−トリアジン、4−アミノ−2
,2,6,6−テトラメチルピペリジンおよびオクタデシルアミンと反応させた
、スチレンとメチルスチレンおよび無水マレイン酸とのコポリマー、4−アミノ
−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジンおよびオクタデシルアミンと反
応させた、スチレンとα−メチルスチレンおよび無水マレイン酸とのコポリマー
、2,2’−[(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジニル)イミノ]
ビス[エタノール]をジオール成分とするポリカーボネート、2,2’−[(1
,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジニル)イミノ]ビス[エタノー
ル]をジオール成分として含むポリカーボネート、4−アミノ−2,2,6,6
−テトラメチルピペリジンと反応させた無水マレイン酸とC30までのα−オレ
フィンとのコポリマー、1−アセチル−4−アミノ−2,2,6,6−テトラメ
チルピペリジンと反応させた無水マレイン酸とC30までのα−オレフィンとの
コポリマー、4−アミノ−1,2,2,6,6−ペンタメチルピペリジン、およ
びさらにピペリジンに未反応NH基を有する前記化合物のN−アルキル−および
N−アリール−オキシ、特にα−メチルベンジルオキシおよびCからC18
アルキルオキシ誘導体とを反応させた無水マレイン酸とC30までのα−オレフ
ィンとのコポリマー。
【0097】 2.7.オキザルアミド、例えば4,4’−ジオクチルオキシオキサニリド、
2,2’−ジエトキシアニリド、2,2’−ジオクチルオキシ−5,5’−ジ−
tert−ブチルオキサニリド、2,2’−ジドデシルオキシ−5,5’−ジ−
tert−ブチルオキサニリド、2−エトキシ−2’−エチルオキサニリド、N
,N’−ビス(3−ジメチルアミノプロピル)−オキザルアミド、2−エトキシ
−5−tert−ブチル−2’−エチルオキサニリドおよびその2−エトキシ−
2’−エチル−5,4’−ジ−tert−ブチルオキサニリドとの混合物ならび
にo−およびp−メトキシ2置換とo−およびp−エトキシ2置換オキサニリド
の混合物。
【0098】 2.8.2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−トリアジン、例えば
2,4,6−トリス(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−1,3
,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシフェニル)−4
’,6−ビス(2’,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−
(2,4−ジヒドロキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル
)−1,3,5−トリアジン、2−(2,4−ジヒドロキシフェニル)−4,6
−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2,4−ビス
(2−ヒドロキシ−4−プロピルオキシフェニル)−6−(2,4−ジメチルフ
ェニル)−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−オクチルオキ
シフェニル)−4,6ビス(4−メチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、
2−(2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4
−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロキシ−4−
(2−ヒドロキシ−3−ブチルオキシプロピルオキシ)フェニル]―4,6−ビ
ス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[2−ヒドロ
キシ−4−(2−ヒドロキシ−3−オクチルオキシプロピルオキシ)フェニル]
―4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−
(2−ヒドロキシ−4−トリデシルオキシフェニル)−4,6−ビス(2,4−
ジメチルメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2−[4−ドデシルオキ
シ/トリデシルオキシ−2−ヒドロキシプロポキシ]−2−ヒドロキシフェニル
]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリアジン、2
−[2−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキシ−3−ドデシルオキシプロポキシ)
フェニル]−4,6−ビス(2,4−ジメチルフェニル)−1,3,5−トリア
ジン、2−(2−ヒドロキシ−4−ヘキシルオキシ)フェニル−4,6−ジフェ
ニル−1,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル
)−4,6−ジフェニル−1,3,5−トリアジン、2,4,6−トリス[2−
ヒドロキシ−4−(3−ブトキシ−2−ヒドロキシプロポキシ)フェニル]−1
,3,5−トリアジン、2−(2−ヒドロキシフェニル)−4−(4−メトキシ
フェニル)−6−フェニル−1,3,5−トリアジン。
【0099】 3.金属失活剤、例えばN,N’−ジフェニルオキザルアミド、N−サリチラ
ール−N’−サリチロイルヒドラジン、N,N’−ビス(サリチロイル)ヒドラ
ジン、N,N’−ビス(3,5−ジ−tert−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ルプロピオニル)ヒドラジン、3−サリチロイルアミノ−1,2,4−トリアゾ
ール、ビス(ベンジリデン)オキサリルジヒドラジド、オキサニリド、イソフタ
ロイルジヒドラジド、セバコイルビスフェニルヒドラジド、N,N’−ジアセチ
ルアジポイルジヒドラジド、N,N’−ビス(サリチロイル)オキサリルジヒド
ラジド、N,N’−ビス(サリチロイル)チオプロピオニルジヒドラジド。
【0100】 4.ホスファイトおよびホスホナイト、例えばトリフェニルホスファイト、ジ
フェニルアルキルホスファイト、フェニルジアルキルホスファイト、トリス(ノ
ニルフェニル)ホスファイト、トリラウリルホスファイト、トリオクタデシルホ
スファイト、ジステアリルペンタエリスリトールジホスファイト、トリス(2,
4−ジ−tert−ブチルフェニル)ホスファイト、ジイソデシルペンタエリス
リトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチルフェニル)ペン
タエリスリトールジホスファイト、ビス(2,6−ジ−tert−ブチル−4−
メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビスイソデシルオキシ
ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチル−
6−メチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ビス(2,4,6
−トリ−tert−ブチルフェニル)ペンタエリスリトールジホスファイト、ト
リステアリルソルビトールトリホスファイト、テトラキス(2,4−ジ−ter
t−ブチルフェニル)4,4’−ビフェニレンジホスホナイト、6−イソオクチ
ルオキシ−2,4,8,10−テトラ−tert−ブチル−12H−ジベンゾ[
d,g]−1,3,2−ジオキサホスホシン、6−フルオロ−2,4,8,10
−テトラ−tert−ブチル−12−メチル−ジベンゾ[d,g]−1,3,2
−ジオキサホスホシン、ビス(2,4−ジ−tert−ブチル−6−メチルフェ
ニル)メチルホスファイト、ビス(2,4−ジ−tert−ブチル−6−メチル
フェニル)エチルホスファイト、トリス(2−tert−ブチル−4−チオ(2
’−メチル−4’−ヒドロキシ−5’−tert−ブチル)フェニル−5−メチ
ル)フェニルホスファイト、2,2’,2”−ニトリロ[トリエチル トリス(
3,3’,5,5’−テトラ−tert−ブチル−1,1’−ビフェニル−2,
2’−ジイル)ホスファイト]、ビス[2−メチル−4,6−ビス(1,1−ジ
メチルエチル)フェノール]亜リン酸エチルエステル。
【0101】 5.ヒドロキシルアミン、例としてN,N−ジベンジルヒドロキシルアミン、
N,N−ジエチルヒドロキシルアミン、N,N−ジオクチルヒドロキシルアミン
、N、N−ジラウリルヒドロキシルアミン、N、N−ジテトラデシルヒドロキシ
ルアミン、N、N−ジヘキサデシルヒドロキシルアミン、N、N−ジオクタデシ
ルヒドロキシルアミン、N−ヘキサデシル−N−オクタデシルヒドロキシルアミ
ン、N−ヘプタデシル−N−オクタデシルヒドロキシルアミン、水素化獣脂アミ
ンから調製されたN,N−ジアルキルヒドロキシルアミンがある。
【0102】 6.ニトロン、例としてN−ベンジルα−フェニルニトロン、N−エチルα−
メチルニトロン、N−オクチルα−ヘプチルニトロン、N−ラウリルα−ウンデ
シルニトロン、N−テトラデシルα―トリデシルニトロン、N−ヘキサデシルα
−ペンタデシルニトロン、N−オクタデシルα−ヘプタデシルニトロン、N−ヘ
キサデシルα−ヘプタデシルニトロン、N−オクタデシルα−ペンタデシルニト
ロン、N−ヘプタデシルα−ヘプタデシルニトロン、N−オクタデシルα−ヘキ
サデシルニトロン、水素化獣脂アミンから調製されたN,N−ジアルキルヒドロ
キシルアミンから誘導されるニトロンがある。
【0103】 7.ゼオライトおよびハイドロタルサイト、例えば(登録商標)DHT 4A
。この種のハイドロタルサイトを以下の式で表わすことができ、 [(M2+1−x(M3+(OH)(An−x/nyHO] ここで、 (M2+)はMg、Ca、Sr、Ba、Zn、Pb、Sn、Ni (M3+)はAl、B、Bi Aはn価のアニオン nは1〜4の整数 xは0から0.5の間の値 yは0から2の間の値であり、 AはOH、Cl、Br、I、ClO4−、CHCOO、C COO、CO 2−、SO 2−、(OOC−COO)2−、(CHOHCO
O) 2−、(CHOH)CHOHCOO、C(COO) 2−
(CHCOO) 2−、CHCHOHCOO、SiO 2−、SiO 、Fe(CN) 3−、Fe(CN) 4−、BO 3−、PO 3−、HP
2−である。
【0104】 (M2+)が(Ca2+)、(Mg2+)または(Mg2+)と(Zn2+
の混合物;(An−)がCO 2−、BO 3−,PO 3−;xの値が0から
0.5でyの値が0から2のハイドロタルサイトを用いることが好ましい。以下
の式で表されるハイドロタルサイトを用いることもでき、 [(M2+(Al3+(OH)2x+6nz(An−yHO] ここで、(M2+)はMg2−、Zn2+であるが、より好ましくはMg2+ である。(An−)はアニオンであり、特にCO 2−、(OOC−COO) 、OHおよびS2−からなるグループからのアニオンであり、ここでnはイ
オン価を表す。yは正の数、より好ましくは0から5の間、特に0.5から5の
間である。xおよびzは正の値で、xの場合好ましくは2と6の間であり、zの
場合2より小さくなければならない。以下の式のハイドロタルサイトは特に好ま
しいと見なされるべきものである: Alx6MgOxCOx12HO、 Mg4.5Al(OH)13xCOx3.5HO、 4MgOxAlxCOx9HO、 4MgOxAlxCOx6HO、 ZnOx3MgOxAlxCOx8〜9HO、 ZnOx3MgOxAlxCOx5〜6HO、 Mg4.5Al(OH)13xCO
【0105】 ハイドロタルサイトは、好ましくは全ポリマー配合物に対して0.01から5
重量%、特に0.2から3重量%でポリマーに用いられる。
【0106】 8.チオ相乗効果剤(thiosynergist)、例としてジラウリルチ
オジプロピオネートおよびジステアリルチオジプロピオネートがある。
【0107】 9.過酸化物捕捉剤、例にはβ−チオジプロピオン酸のエステル、例えばラウ
リル、ステアリル、ミリスチルまたはトリデシルエステル、メカプトベンゾイミ
ダゾール、2−メルカプトベンゾイミダゾールの亜鉛塩、亜鉛アルキルジチオカ
ルバメート、亜鉛ジブチルジチオカルバメ−ト、ジオクタデシルモノスルフィド
、ジオクタデシルジスルフィド、ペンタエリスリトールテトラキス(β−ドデシ
ルメルカプト)プロピオネートがある。 10.ポリアミド用安定剤、例にはヨウ素化合物および/またはリン化合物と組
合わせた銅の塩ならびに2価マンガンの塩がある。
【0108】 11.塩基性共安定剤、例にはメラミン、ポリビニルピロリドン、ジシアンジ
アミド、トリアリルシアヌレート、尿素誘導体、ヒドラジン誘導体、アミン、ポ
リアミン、ポリウレタン、高級脂肪酸のアルカリ金属およびアルカリ土類金属塩
、例えばステアリン酸Ca、ステアリン酸Zn、ベヘン酸Mg、ステアリン酸M
g、リシノール酸Na、パルミチン酸K、ピロカテコール酸アンチモンまたはピ
ロカテコール酸スズ、乳酸のアルカリ金属およびアルカリ土類金属塩とさらに亜
鉛塩またはアルミニウム塩がある。
【0109】 12.造核剤、例えば無機物質、例にはタルク、酸化チタンまたは酸化マグネ
シウムなどの金属酸化物、好ましくはアルカリ土類金属のリン酸塩、炭酸塩また
は硫酸塩があり、モノ−またはポリカルボン酸およびその塩などの有機化合物、
例には4−tert−ブチル安息香酸、アジピン酸;ジフェニル酢酸;コハク酸
ナトリウムまたは安息香酸ナトリウムがある;芳香族アルデヒドのアセタールお
よびソルビトールなどの多官能性アルコール、例えば1,3−2,4−ジ(ベン
ジルデン)−D−ソルビトール、1,3−2,4−ジ(4−トリリデン(tol
ylidene))−D−ソルビト−ル、1,3−2,4−ジ(4−エチルベン
ジルデン)−D−ソルビトール、例えばイオン性コポリマー(イオノマー)など
の高分子化合物。
【0110】 13.フィラーおよび強化剤、例には炭酸カルシウム、ケイ酸塩、ガラス繊維
、アスベスト、タルク、カオリン、マイカ、硫酸バリウム、金属酸化物および金
属水酸化物、カーボンブラック、グラファイト、木材粉末および別の天然産物の
他の粉末または繊維、合成繊維がある。
【0111】 14.他の添加剤、例には可塑剤、滑剤、乳化剤、顔料、レオロジー調整剤、
触媒、レベリング補助剤、光増白剤、不燃材、帯電防止剤、発泡剤などがある。
【0112】 15.ベンゾフラノンおよびインドリン、例えばUS−4325863、US
−4338244、US−5175312;US−5216052;US−52
52643、DE−A−4316611、DE−A−4316622、DE−A
−4316876、EP−A−0589839、またはEP−A−059110
2などに記載されたもの、あるいは3−[4−(2−アセトキシエトキシ)フェ
ニル]−5,7−ジ−tert−ブチルベンゾフラン−2−オン、5,7−ジ−
tert−ブチル−3−[4−(2−ステアロイルオキシエトキシ)フェニル]
−ベンゾフラン−2−オン、3,3’−ビス[5,7−ジ−tert−ブチル−
3−(4−[2−ヒドロキシエトキシ]フェニル)−ベンゾフラン−2−オン、
5,7−ジ−tert−ブチル−3−(4−エトキシフェニル)−ベンゾフラン
−2−オン、3−(4−アセトキシ−3,5−ジメチルフェニル)−5,7−ジ
−tert−ブチルベンゾフラン−2−オン、3−(3,5−ジエチル−4−ピ
バロイルオキシフェニル)−5,7−ジ−tert−ブチルベンゾフラン−2−
オン。
【0113】 熱い湯を貯蔵した後あるいはそれと関連する水抽出性条件で使用されるポリオ
レフィン物品に用いられた場合、これらの混合物は酸化誘導時間(OIT)など
の標準試験法により測定されたとき優れた長期実用性能を示す。ポリオレフィン
樹脂を、鋼管または海底ケーブルなどの金属物品への被覆またはラミネート層と
しても適用することができる。
【0114】 特に熱い湯を取扱っている間またはその後の水抽出性条件に曝されるポリオレ
フィン物品を安定化するのに用いられる記載された安定剤系は、ポリマー樹脂か
ら溶出して早期に減少することを防ぐことができる。この挙動は関連物品の長期
安定性を明らかに改善する。
【0115】 水抽出性条件に曝されるポリオレフィン物品を安定化するための到達水準を考
慮すると、このような明白な改善および特定の安定剤の寄与は期待されていなか
った。
【0116】 以下の例は本発明を例示する。
【0117】 実施例 試料の調製と試験 以下の例で「部」および「%」は「重量部」および「重量%」を意味する。
【0118】 ポリエチレン−HDと安定剤との粉体混合物の調製 フラスコで100部のポリエチレン−HD(タイプ PE−HD CRP 1
00、無着色、バイモーダルな分子量分布、製造者:Elenac GmbH、
Frankfurt)を、0.1部のステアリン酸Ca、0.1部のトリス(2
,4−ジ−tert.ブチルフェニル)ホスファイトおよび0.1部のフェノー
ル系成分(AO1またはAO2あるいはこれらのフェノールの1:1混合物のい
ずれか)からなる基本安定剤組成物と混合した。さらに、LS1、LS2または
LS3に基づく光安定剤または光安定剤混合物あるいはUV1またはUV2のよ
うなUV吸収剤を0.2部または0.3部加える。
【0119】 青色に着色された試験試料を用いて、4.1%のPigment Blueお
よび2.8%のTiO(ルチルタイプ)を含む(登録商標)Remafin−
Blueと呼ばれるマスターバッチをさらに2部加えた。
【0120】 添加剤をポリマーの存在下にアセトンに溶解し、後で減圧にして溶剤を揮発さ
せた。
【0121】 1軸押出機(タイプ Brabender、スクリュ径16mm、L/D=2
0)を用いて、T=210〜240℃/125rpmで均一分散化を実施した。
顔料マスターバッチの添加により、同一条件でさらに3回の押出しをおこなった
【0122】 試験試料の作製を、それ自体T=185℃;接触圧力30barで5分;最終
圧力200bar、3分で、蒸気加熱/水冷却水圧プレスを用いて作製されたプ
レス板(300x300mm、厚さ1mm)から、目的の物を打ち抜くことによ
りおこなった。
【0123】 試験手順 熱い湯中への試料侵漬をT=90℃で2ヶ月間実施した。
【0124】 DIN ISO 4892−2(ブラックパネル標準温度:65℃、エネルギ
ー密度 60W/m(λ=300〜400nm)、降雨サイクル 18/10
2;フィルタ:Xenochrome 300)によるXenotest Be
taを適用して、人工風化試験をおこなった。
【0125】 酸化誘導時間(OIT)を、酸素気流(60ml/分)下、20K/分の加熱
速度を用いてT=200℃で実施した。青色着色水用パイプに対するOITの結
果を表1Aおよび1Bに列挙した。
【0126】
【表1】
【0127】
【表2】
【0128】
【表3】
【0129】 試験データは、従来技術に比較して、本発明の安定剤組成物の驚くほど優れた
安定化性能を明白に示している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08L 79/06 C08L 79/06 (72)発明者 ツエー,マテイアス ドイツ国、86368・ゲルストーフエン、ラ ンゲマルクシユトラーセ・88 (72)発明者 クレーンケ,クリストフ ドイツ国、79206・ブライザハ−オーバー −リムズインゲン、クラインガツセ・23 Fターム(参考) 4J002 AA011 BB001 BB021 BB111 BB171 BC001 BD001 BE001 BK001 BL011 BL021 CC031 CD132 CF001 CF184 CG001 CM033 EJ069 EN066 EN076 EU018 EU038 EU177 FD059 FD079

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)少なくとも1種の立体障害アミンを含み、その1つはエ
    ピクロルヒドリンと2,2,4,4−テトラメチル−7−オキサ−3,20−ジ
    アザ−20−(2,3−エポキシ−プロピル)−ジスピロ−[5.1.11.2
    ]−ヘンエイコサン−21−オンとのポリマー(LS1)でなければならず、そ
    の他はポリ−{[6[1,1,3,3,−テトラメチルブチル]−イミノ]−1
    ,3,5−トリアジン−2,4−ジイル][2−(2,2,6,6−テトラメチ
    ル−ピペリジル)−アミノ]−ヘキサメチレン−[4−(2,2,6,6−テト
    ラメチルピペリジル)−イミノ]}(LS2)またはポリ−(N−ヒドロキシエ
    チル−2,2,6,6−テトラメチル−4−ヒドロキシ−ピペリジル−サクシネ
    ート)(LS3)であり、さらに b)少なくとも1種のフェノール系抗酸化剤 を含み、成分a)の全重量の割合対成分b)の全重量の割合が10:1から1
    :5である熱可塑性ポリマー用安定剤組成物。
  2. 【請求項2】 成分b)が化合物(AO1)から(AO8)、 ビス−[3,3−ビス−(4’−ヒドロキシ−3’−tert.ブチルフェニ
    ル)−ブタン酸]−グリコールエステル(AO1)、 テトラキスメチレン(3,5−ジ−tert.ブチル−4−ヒドロキシフェニ
    ル)−ヒドロシンナメート(AO2)、 オクタデシル−3−(3,5−ジ−tert.ブチル−4−ヒドロキシフェニ
    ル)−プロピオネート(AO3)、 4,4’,4”−[(2,4,6−トリメチル−1,3,5−ベンゼントリイ
    ル)トリス(メチレン)]−トリス[2,6−ビス(1,1−ジメチルエチル)
    フェノール](AO4)、 1,3,5−トリアジン−2,4,6(1H,3H,5H)−トリオン,1,
    3,5−トリス[[4−(1,1−ジメチルエチル)−3−ヒドロキシ−2,6
    −ジメチルフェニル]メチル](AO5)、 フェノール,4,4’,4”−(1−メチル−1−プロパニル−3−イリデン
    )トリス[2−(1,1−ジメチルエチル)−5−メチル(AO6)、 フェノール,2,6−ビス[[3−(1,1−ジメチルエチル)−2−ヒドロ
    キシ−5−メチルフェニル]オクタヒドロ−4,7−メタノ−1H−インデニル
    ]−4−メチル(AO7)、または ベンゼンプロパン酸,3−(1,1−ジメチルエチル)−4−ヒドロキシ−5
    −メチル,−2,4,8,10−テトラオキサ−スピロ[5,5]ウンデカン−
    3,9−ジイルビス(2,2−ジメチル−2,1−エタンジイル)エステル(A
    O8) から選択される請求項1に記載の安定剤組成物。
  3. 【請求項3】 成分b)が化合物(AO1)、(AO2)または(AO3)
    あるいはこれらの混合物である請求項2に記載の安定剤組成物。
  4. 【請求項4】 成分b)が、重量比で2:1から1:2の化合物(AO1)
    と化合物(AO2)の混合物である請求項3に記載の安定剤組成物。
  5. 【請求項5】 成分c)として、さらなるUV吸収剤が、 メタノン,[2−ヒドロキシ−4−(オクチルオキシ)フェニル]フェニル(
    UV1)またはフェノール,2−(5−クロロ−2H−ベンゾトリアゾール−2
    −イル)−6−(1,1−ジメチルエチル)−4−メチル(UV2)または2−
    ヒドロキシベンゾフェノン類、2−(2−ヒドロキシフェニル)−ベンゾトリア
    ゾール類、2−(2−ヒドロキシフェニル)−1,3,5−ベンゾトリアジン類
    、オキサニリド類、シンナメート類またはサリシレート類であり、成分a):成
    分b):成分c)が重量比で5:1:1から1:5:5である請求項1から4の
    いずれか一項に記載の安定剤組成物。
  6. 【請求項6】 ポリマー重量に対して0.001から2.000重量%が熱
    可塑性ポリマーに組入れられる請求項1から5のいずれか一項に記載の安定剤組
    成物の使用方法。
  7. 【請求項7】 ポリマー重量に対して0.020から0.20重量%が熱可
    塑性ポリマーに組入れられる請求項1から5のいずれか一項に記載の安定剤組成
    物の使用方法。
  8. 【請求項8】 熱可塑性ポリマーがポリエチレンである請求項6または7に
    記載の使用方法。
  9. 【請求項9】 安定化する量の、請求項1から5のいずれか一項に記載の安
    定剤組成物を加工前または加工中に熱可塑性ポリマーに組入れることを含む、水
    と長期間接触する熱可塑性ポリマーの安定化方法。
  10. 【請求項10】 安定剤組成物が熱可塑性ポリマーに対して0.020から
    0.20重量%の量で添加される請求項9に記載の方法。
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