JP2003523496A - 空気圧駆動gm型ディスプレーサを有する低振動冷却装置 - Google Patents

空気圧駆動gm型ディスプレーサを有する低振動冷却装置

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ラルフ シー. ロングスウォース、
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インターマグネティクス ゼネラル コーポレイション
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    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
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Abstract

(57)【要約】 GM型ディスプレーサは、それが、シリンダエンドキャップとぶつかる前に、行程の底部に達したときに衝撃エネルギーを吸収するエラストマ「O」リングを高温端部に有する。ディスプレーサが、エキスパンダの内部機構にぶつかる前に行程の頂部に達したときに、他のエラストマ「O」リングがディスプレーサの運動エネルギーを吸収する。2つの吸収器は共に、周囲温度であるか、あるいは周囲温度に近い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の背景】
本出願は、GMディスプレーサ/蓄熱器における振動の低減に関し、特に、空
気圧駆動GMディスプレーサ/蓄熱器における振動低減に関する。GM型の低温
冷凍機は、高圧ガス状冷媒を膨張させて極端に低い温度を実現する際の主要な要
素として多段ディスプレーサ/蓄熱器を含む。
【0002】 様々な空気圧駆動および機械駆動ディスプレーサと、そのようなディスプレー
サの、低温システムにおける動作および低温を実現する際の動作について説明し
た従来技術が数多くある。たとえば、基本的な動作原則は、1959年9月29
日に発行された最初のGifford−McMahon(GM)特許第2906
101号に記載されている。引用によって本明細書に組み込まれているこの特許
では、ディスプレーサは従来型のクランク機構によってシリンダ内で駆動される
。したがって、連接棒、クランクシャフトなどの補助機器を用いて低温冷凍が行
われ、ディスプレーサが循環的に動作させられる。これらの機械的部品は、多く
の例で望ましくなく、必要なメンテナンスまたは修理間の時間を短くする機械的
振動を発生させる。
【0003】 本発明者によって1971年11月16日に発行され、引用によって本明細書
に組み込まれている特許第3620029号は、ディスプレーサの機械的駆動を
空気圧駆動で置き換えた特許である。このような空気圧駆動により、他の設計と
同様にクランク型駆動またはカム型駆動に伴う機械的な問題がほぼ解消され、シ
ステムの動作寿命が延びている。しかし、空気圧駆動ディスプレーサを使用する
ことにより、他の機械的問題、すなわち、騒音および振動が発生する問題が生じ
ている。これらの問題は、冷凍サイクルの熱力学作用にも原因がある。
【0004】 機械駆動または空気圧駆動ディスプレーサ/エキスパンダにおいて、ディスプ
レーサは、シリンダ内で往復運動するピストンを備えている。ピストンがシリン
ダの「底部」と呼ばれている部分に移動するときは、すきま量がゼロになるか、
できるだけその量に近くなることが熱力学的に望ましい。したがって、ディスプ
レーサの運動が慎重に制御されないかぎり、ディスプレーサピストンとシリンダ
の閉鎖端部とが衝突する恐れがある。このような衝突は騒音および振動を生じさ
せる。またはディスプレーサが逆方向に移動する際、慎重に制御しないかぎり、
ディスプレーサがその行程の「頂部」に来たときに衝突が起こる可能性がある。
さらなる騒音および振動が生成される。(「頂部」、「底部」、「上方」、「下
方」などの語の使用は、必ずしも物理的な向きを示すものではない。あらゆる向
きが使用される。) 最初のGM特許第2906101号は、矩形圧力容積(P−V)図について説
明しているが、実際には、熱力学の観点から、ディスプレーサが頂部に到達する
前に入口弁を閉じるのが最もよい。これによって、エキスパンダ内のガス圧は、
ディスプレーサが頂部に到達する前に降下する。同様に、ディスプレーサが底部
に到達する前に排気弁を閉じるのが最もよい。これによって、ディスプレーサが
底部に到達する前に圧力が上昇する。空気圧駆動エキスパンダでは、この場合、
ディスプレーサは、行程の終了位置に到達する前に減速する。
【0005】 サイクル効率を高め、ディスプレーサとその周囲との衝突を防止するか、ある
いは衝突が起こる場合には衝撃によって起こる振動を低減させるために、多数の
振動絶縁システムが開発されている。これらのシステムには電気的概念と機械的
概念の両方が含まれている。
【0006】 たとえば、ディスプレーサの運動の上端および下端でのディスプレーサの運動
を制限するために反発磁石が使用されている。エラストマ振動吸収器が使用され
ある程度の成功を収めている。しかし、これらの装置は、ディスプレーサ運動の
高温端部でのみ有効であり、低温で有効に動作することはできない。したがって
、低温端部での衝撃力は、たとえば、低温に耐えることのできるデルリンプラス
チックパッドを使用して吸収されている。しかし、デルリン吸収装置を使用する
際には依然としてかなりの衝撃振動問題がある。このような衝撃および振動は、
極低温磁石を使用するMRI装置で得られる画像の画質および解像度に影響を与
えることが知られている。
【0007】 空気圧駆動を簡略化し、動作寿命を延ばし、動作時の振動を低減させ、熱力学
サイクルの効率を高めるという利点を有する改良されたエキスパンダが必要であ
る。
【0008】
【発明の概要】
本発明によれば、GMエキスパンダ内のディスプレーサは、行程の頂部および
底部にぶつかる前にディスプレーサの速度を低下させる空気圧駆動装置を有する
。この速度制御は、ディスプレーサがその行程の約3分の2だけ走行した後で吸
気弁および排気弁を閉じることによって実現される。これにより、駆動圧差が小
さくなり、ディスプレーサは、シリンダの頂部(高温端部)および底部(低温端
部)にぶつかる前に減速する。
【0009】 従来、往復運動するディスプレーサの衝撃エネルギーの一部を吸収するために
、デルリンを機械加工することによって得られたバンパがシリンダの頂部および
底部に設置されている。過去数年の間に、製造業者は、温度が室温に近い上端で
の衝撃エネルギーを吸収するために「O」リングまたは同等なエラストマ材料の
使用を開始している。残念なことに、エラストマ材料は低温端部温度でどれも剛
性になり、したがって、デルリンを機械加工することによって得られたバンパが
引き続き低温端部で使用されている。
【0010】 本発明では、エラストマ「O」リングまたは他のエラストマ形状が高温端部で
使用され、このエラストマ「O」リングまたは他のエラストマ形状は、ディスプ
レーサが、シリンダエンドキャップにぶつかる前に行程の底部(低温端部)に到
達したとき、衝撃エネルギーを吸収するために使用される。また、ディスプレー
サが、エキスパンダの内部機構にぶつかる前に行程の頂部に到達したとき、他の
エラストマ「O」リングがディスプレーサの運動エネルギーを吸収する。2つの
「O」リングを使用することによって実現される振動の低減により、MRI信号
に加えられる電気的雑音が50%よりも多く低減されることが報告されている。
【0011】 したがって、本発明の目的は、機械的振動および騒音の発生が低い改良された
エキスパンダ/ディスプレーサを提供することである。
【0012】 本発明の他の目的は、空気圧駆動され、そのため、より長い動作寿命および簡
略化された構成を有する改良されたエキスパンダ/ディスプレーサを提供するこ
とである。
【0013】 本発明の他の目的は、比較的効率の高い冷凍サイクルを実現する改良されたエ
キスパンダ/ディスプレーサを提供することである。
【0014】 本発明の他の目的および利点は明細書から明らかになろう。
【0015】 したがって、本発明は、以下に記載された構成で例示される構成の特徴、要素
の組合せ、および部品の配置を有しており、本発明の範囲は特許請求の範囲に示
されている。
【0016】 本発明をより完全に理解するために、添付の図面を検討しながら以下の説明を
参照されたい。
【0017】
【好ましい実施形態の説明】
従来技術(図1a)では、2段空気圧駆動GM型エキスパンダ10は、たとえ
ばステンレススチール製の円形シリンダ組立体12と、互いに連結され、シリン
ダ組立体12内で往復運動できるように取り付けられた第1段ディスプレーサ/
蓄熱器14および第2段ディスプレーサ/蓄熱器16とを、当技術分野で公知の
構成で備えている。
【0018】 当技術分野で公知あり、本発明の新規の部分ではないディスプレーサ/蓄熱器
の特徴については、本明細書では詳しく説明しない。
【0019】 駆動ステム18は、たとえばねじによって、第1段ディスプレーサ/蓄熱器1
4に固定的に連結されている。弁組立体20は、高圧の入口22から低圧の出口
24への冷凍ガス、たとえばヘリウムの流れを制御し、回転弁26、弁モータ2
8、および弁棒30を備えている。弁棒30のフランジ33を貫通する固定オリ
フィス32は、弁組立体20内にあるサージボリューム34に連結されている。
弁組立体20はシリンダ組立体12に固定的に連結されている。
【0020】 図1aは、ディスプレーサが、当技術分野で知られているように、行程の「頂
部」で「上方」にある状態を示している。すなわち、第1段ガス容積36および
第2段ガス容積38がエキスパンダ内にある。(ディスプレーサ組立体14、1
6は図1aの左側にある)。バンパ40は、ディスプレーサ14に連結されてお
り、ディスプレーサ14がシリンダ組立体12のエンドキャップ42と直接衝突
するのを防止している。この装置は、バンパ40がキャップ42に押し付けられ
たときに、第2段ディスプレーサ16がエンドキャップ43に接触しないような
寸法にされている。バンパ40は、衝撃吸収材料で作られている。しかし、極め
て低い動作温度のために、材料の選択肢は限られている。通常、低温バンパ40
には、機械加工されたデルリン(Dupont社の商標)、すなわちアセチル樹
脂が使用される。
【0021】 図1aに示すようにディスプレーサ14、16が上方にあるとき、駆動ステム
18と弁ステム30との衝突の衝撃および振動はエラストマ「O」リング44に
よって低減される。保持器46は、「O」リング44を弁棒30の溝にはめ込ん
だ状態に維持し、さらに駆動ステム18を弁棒30から分離している。このよう
な保持器は、弁棒30の溝が「O」リング44を保持できるか、あるいは「O」
リングの代わりに他の形状の材料リングが使用されるときには、この構成の必要
な特徴ではない。たとえば、図示されている「O」リング/保持器の代わりにT
字形リングおよびありみぞを使用することができる。「O」リング44は弾性で
あり、たとえば、ブナNゴムなどのエラストマで作られている。複数の「O」リ
ングを使用することができる。これらの「O」リングは、以下に論じるように冷
凍効果がもたらされるガスチャンバ36から離れた位置に配置され、室温または
室温に近い温度になるであろう。したがって、エラストマなどの弾性材料が、デ
ィスプレーサが上方位置に移動したとき(図1a)のバンパに使用することがで
き、移動するディスプレーサからエネルギーを吸収するうえで非常に有効であり
、したがって、騒音および振動を低減させる。
【0022】 一般的に言えば、「O」リングによって吸収できるエネルギーは、圧縮される
材料の体積に比例する。圧縮はリングの疲労を防止するように制限される。
【0023】 シリンダ組立体12内の弁棒30の外面上にスラックキャップ48がスライド
可能に取り付けられている。
【0024】 基本動作原理は、機械駆動されるディスプレーサを使用する最初のGiffo
rd−McMann(GM)特許第2506101号に記載されている。本発明
者の特許第3620029号は、弁組立体20によってガス圧が循環させられる
ときに、サージボリュームに流れサージボリュームから流れるガスにより、ディ
スプレーサが直接的な機械駆動なしに往復運動するための手段について説明して
いる。
【0025】 図1bは、残留するすきま容積を除いてチャンバ36、38のガス容積がなく
なるようにディスプレーサ組立体14、16が(右側に)下方/底部位置に並進
していることを除いて図1aと同じ構成を示している。低温バンパ40は、シリ
ンダ組立体12のエンドキャップ42に直接接触しており、エンドキャップ43
の所のすきま容積は、ディスプレーサ16とエンドキャップ43が衝突しない状
態でできるだけ小さくなっている。駆動ステム18は、Oリング44および保持
器46から分離されている。
【0026】 連続的な動作では、シリンダ組立体上のエンドキャップ42、43の近傍にお
いて、低温ヘッドを2つの異なる温度レベルで、すべて公知のように利用するこ
とができる。
【0027】 図2aは、上方(頂部)位置にあり、すなわちチャンバ36、38の容積が最
大である本発明によるエキスパンダ10’を示している。図2bは、図のように
ディスプレーサ14、16が右側に移動した後の、内部容積36、38がほぼな
くなる下方(底部)位置にある同じエキスパンダ10’を示している。図1a、
1bおよび図2a、2bの実施形態間の主な違いは、従来技術の機械加工された
低温デルリンバンパ40が、ディスプレーサ組立体14、16の上方側(高温)
に位置する第2のOリングバンパ54と交換されていることである。
【0028】 具体的には、「O」リング54(図4)は溝付きホルダ56内に保持されてい
る。保持器58は、通常デルリンで作られており、Oリング54をホルダ56の
溝の中に維持するが、バンパおよび溝に他の断面が使用されるときには必要とさ
れないであろう。ディスプレーサ組立体14、16が上方位置(図2a)から下
方位置(図2b)へ移動すると、ディスプレーサ組立体14、16の運動は、駆
動ステム18’のフランジ60がバンパ/保持器の組合せ54、58と接触する
ことによって停止させられる。バンパ54は、弾性材料、たとえば、ブナゴムな
どのエラストマであり、組立体全体は、ディスプレーサ14、16の往復運動行
程のいずれの終了位置でも、ディスプレーサとそれぞれのエンドキャップ42、
43とが直接物理的に接触することがないような寸法になっている。
【0029】 エラストマバンパ44、54は、従来技術のデルリンバンパよりもかなり多く
のエネルギーを吸収する。往復運動行程の両方の終了位置でエラストマバンパを
使用できるため、従来技術(図1a、1b)と比べて、このようなエキスパンダ
を含む冷却システムの動作時の騒音および振動が大幅に低減される。
【0030】 動作サイクルについて以下に説明する。本発明のディスプレーサ組立体14、
16は空気圧によって駆動される。直接的な機械駆動の欠点が解消され、エキス
パンダの寿命が大幅に延びる。
【0031】 動作サイクルについて図5の圧力容積図を参照して説明する。図示されている
圧力および容積はそれぞれ、チャンバ36、38の状態を表している。通常、ヘ
リウムガスを使用する際、圧縮機からの高圧Phは約2mpa(300psi)
である。圧縮機への低圧P1は約0.8mpa(117psi)であり、サージ
ボリューム34中の圧力Psは約1.5mpa(220psi)である。
【0032】 図2aは、行程の頂部にあるディスプレーサ組立体14、16を示している。
この組立体は、高圧ガス(ヘリウム)が充填されており、図5の点1に表されて
いる。弁26が旋回し、それによって、ガスは低圧ガス出口24を介して圧縮機
(図示せず)に戻ることができる。第1段ディスプレーサ14とスラックキャッ
プ48との間の減圧によって、サージボリューム34からのガスは、オリフィス
32を通って流れ、スラックキャップ48を右側(下向き)に押す。スラックキ
ャップ48がディスプレーサ14にぶつかる前に、ディスプレーサシリンダ12
内のガス圧は約Plに降下し、すなわち、圧縮機に圧力を戻す。
【0033】 弁26が出口24の低圧力に開くと、装置の前のサイクルによって低温になっ
ているチャンバ36、38内の高圧ガスが、ディスプレーサ/蓄熱器14、16
の蓄熱器部分を通って出口24の方へ流れる。したがって、ディスプレーサ/蓄
熱器組立体14、16がまだ移動していないにもかかわらずチャンバ36、38
内の圧力が降下する。したがって、プロセスは、容積の変化なしに図5における
点1から点2に移動する。(図6を参照)圧力が降下しガスが出口24の方へ流
れるときのチャンバ36、38内のガスの膨張によって、ガスの温度が低下し、
使用時にディスプレーサ/蓄熱器組立体14、16の各段でシリンダ組立体12
の外部に連結されるヒートステーションに取り付けられる熱負荷から熱が除去さ
れる。
【0034】 ガスは引き続き、圧力Psでサージボリューム34からオリフィス32を通っ
て流れる。出口24でのPsとPlの間の圧力差によってスラックキャップ48
が押され、それによってディスプレイ組立体14、16が下向き(右側)に押さ
れる。低圧ガスは、ディスプレーサ駆動ステム18’、具体的にはフランジ60
が、中間保持器58を介して作用する第2のバンパ54にぶつかるまで、引き続
き、ヒートステーション及び蓄熱器と熱伝導関係にエキスパンダ10’から流出
する。これはP−V図(図5)の点3であり、この状態は図2bに物理的に示さ
れている。実際には、ディスプレーサ組立体14、16が行程の底部に到達する
前に、回転弁26が低圧出口24との連結部を閉鎖し、したがって、ディスプレ
ーサ組立体14、16がバンパ54にぶつかる前にディスプレーサの速度が低下
する。
【0035】 次に、弁26が回転し、高圧ガスを入口22からディスプレイ組立体14、1
6に放出する。最初、スラックキャップ48は、この高圧ガスを下端に有し、サ
ージタンク34からのより低い圧力のガスPsを上端に有しており、図2a、2
bで上向き(左側)に移動する。しかし、スラックキャップの縁部62(図4)
は、ショルダ64(図4)で駆動ステム18’と接触するまで、駆動ステム18
’および連結されたディスプレーサ/蓄熱器組立体14、16と接触せず、それ
らを動かすることはない。したがって、スラックキャップ48が駆動ステム18
’に係合するまでの遅延により、ディスプレーサ組立体14、16が動き始める
前に、チャンバ36、38および蓄熱器内の圧力がPhまで蓄積される。この圧
力蓄積は、図5における点3から点4までの一定の容積で示されている。
【0036】 スラックキャップ48は、引き続き移動し、ディスプレーサステム18’に係
合し、さらに、駆動ステム18’が中間保持器46を介してバンパ44とぶつか
るまで、スラックキャップの上方に閉じ込められたガスがオリフィス32を通し
てサージボリューム34に流入するにつれてディスプレイ組立体14、16を上
向き(左側)に引っ張る。流入するガスが蓄熱器組立体およびチャンバ36、3
8を加圧するにつれて、蓄熱器を通って流れるガスが冷却される。それによって
、ディスプレーサ組立体14、16の冷却端部の容積36、38に高圧の低温ガ
スが充填される。したがって、サイクルはP−V図の点1に戻る。弁26による
高圧ポートは、ディスプレーサ組立体14、16が頂部にぶつかる前に閉じ、そ
れにより、ディスプレーサ/蓄熱器組立体14、16の速度はバンパ44にぶつ
かる前に低下する。
【0037】 上記で指摘した圧力レベルおよびヘリウム冷媒ガスを用いた場合、熱負荷が加
えられないとき、温度は通常、第2段で約10Kであり、第1段で30Kである
【0038】 図2aは、P−V図の点1を機械的に示している。矢印は、ガスが出口24を
通って流出する際の点1と点2の間のガス流を示している。
【0039】 図2bは、P−V図の点3での物理的状態である。矢印は、P−V図の点3−
4−1間の装置の充填中のガス流パターンを示している。
【0040】 当業者には明らかなように、ディスプレーサ/蓄熱器14、16は、チャンバ
36、38内のガスによって並進させられることはなく、スラックキャップ48
によって押し下げられ引き上げられる。スラックキャップ48は、一端で、オリ
フィス32からのガスおよびオリフィス32へのガスの作用を受け、他端で、駆
動ステム18’の開口部66からのガスおよび該開口部66へのガスの作用を受
ける。
【0041】 当業者なら、本発明による実施形態(図2a、2b)の動作の説明を、図1a
、1bに示されている従来技術の実施形態の動作に容易に適用することができる
。熱力学的には、この2つの実施形態はかなり類似している。
【0042】 本発明の構成は、振動低減バンパ44と騒音低減バンパ54が共にエキスパン
ダ装置10’の高温部分に位置しているという大きな利点を有する。したがって
、2つのバンパは共に、極めて弾性の、たとえばブナNゴムで作られた「O」リ
ングにすることができ、低温で動作する必要があるという理由でより低い弾性の
材料、たとえばデルリンを使用する必要はなくなる。さらに、振動および騒音が
低減される。
【0043】 十分な性能を実現した本発明によるエキスパンダの物理的態様は以下のとおり
である。
【0044】 シリンダ長−200mm、第1段、135mm、第2段 シリンダ内径−80mm、第1段、20mm、第2段 ディスプレーサ重量−1700g 動作速度−2.4Hz(144rpm)、(ディスプレーササイクル) 「O」リングバンパ−内径1.11”、断面0.139”、ブナN。許容たわ
みは0.035”である。
【0045】 上述の実施形態では、吸収器44、54はシリンダ組立体12に対して固定位
置にある。本発明による代替実施形態(図示せず)では、吸収器は、ディスプレ
ーサ組立体14、16と共に移動し、シリンダ組立体12に対して固定された表
面にぶつかることができる。たとえば、吸収器54は、フランジ60に埋め込ん
で取り付けることができ、フランジ56の向かい合う平坦な表面に衝突すること
ができる。吸収器44は、駆動ステム18’に埋め込んで取り付けることができ
、弁棒30の向かい合う平坦な表面に衝突することができる。
【0046】 したがって、上述の目的、および上記の説明から明らかになる目的が効率的に
実現され、それに対して、本発明の趣旨および範囲から逸脱せずに上記の構成に
ある種の変更を加えられることが理解されよう。上記の説明に含まれ添付の図面
に示されたすべての事項は、例示的な意味で解釈されるものであり、制限的な意
味で解釈されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 「頂部」位置にある従来技術の空気圧駆動GM型エキスパンダの断面図である
【図1b】 「底部」位置にある図1aのエキスパンダを示す図である。
【図2a】 「頂部」位置にある本発明による空気圧駆動GM型エキスパンダの断面図であ
る。
【図2b】 「底部」位置にある図2aのエキスパンダを示す図である。
【図3】 図2aおよび2bの実施形態で使用されるシリンダ組立体を示す図である。
【図4】 本発明によるバンパ組立体の拡大断面図である。
【図5】 図2aおよび2bのエキスパンダのある段での冷凍サイクルを示す圧力容積(
P−V)図である。
【図6】 本発明の吸収器組立体におけるディスプレーサの変位と時間の関係を示すグラ
フである。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低温冷凍システムで使用できるGM型のエキスパンダであっ
    て、 前記冷凍システム内の少なくとも1つの低温ヘッドとして働き、長手方向軸を
    有するシリンダと、 前記シリンダ内で前記シリンダの低温ゾーンと高温ゾーンとの間に軸方向に延
    びており、前記シリンダ内の第1の行程終了位置と第2の行程終了位置との間で
    軸方向に往復運動することができるディスプレーサ組立体と、 前記ディスプレーサ組立体の第1の軸方向への前記往復運動を前記第1の終了
    位置で停止するように前記シリンダおよび前記ディスプレーサ組立体の一方に対
    して固定されている第1の機械的手段と、 前記ディスプレーサ組立体の第2の軸方向への前記往復運動を前記第2の終了
    位置で停止するように前記シリンダおよびディスプレーサ組立体の一方に対して
    固定されている第2の機械的手段とを有し、 前記第1の機械的手段は、前記ディスプレーサ組立体が前記第1の終了位置に
    あるときに前記シリンダおよびディスプレーサ組立体の前記一方と他方との間に
    連結された第1の衝撃吸収器を備え、 前記第2の機械的手段は、前記ディスプレーサ組立体が前記第2の終了位置に
    あるときに前記シリンダおよび前記ディスプレーサ組立体の前記一方と他方との
    間に連結された第2の衝撃吸収器を備え、 前記第1および第2の吸収器は、前記第2の終了位置よりも前記第1の終了位
    置の近くに位置しているエキスパンダ。
  2. 【請求項2】 前記吸収器は弾性である、請求項1に記載のエキスパンダ。
  3. 【請求項3】 前記エキスパンダの通常の動作時の前記第1の終了位置はほ
    ぼ室温である、請求項1に記載のエキスパンダ。
  4. 【請求項4】 少なくとも1つの前記吸収器はエラストマ材料を備えている
    、請求項2に記載のエキスパンダ。
  5. 【請求項5】 前記エラストマ材料はOリングの形である、請求項4に記載
    のエキスパンダ。
  6. 【請求項6】 前記吸収器は前記シリンダに対して所定の位置に固定されて
    いる、請求項2に記載のエキスパンダ。
  7. 【請求項7】 前記ディスプレーサ組立体は、前記終了位置で、前記シリン
    ダの一部であるエキスパンダ要素から軸方向に間隔を置いて配置され、前記シリ
    ンダに対して固定されている、請求項1に記載のエキスパンダ。
  8. 【請求項8】 前記第1および第2の吸収器はほとんど同じ温度であり、前
    記温度は周囲温度であるか、あるいは周囲温度に近い、請求項1に記載のエキス
    パンダ。
  9. 【請求項9】 前記ディスプレーサ組立体を往復運動させる駆動手段をさら
    に有し、前記駆動手段は、第1の駆動行程では前記ディスプレーサ組立体を前記
    第1の方向へ押し、第2の駆動行程では前記ディスプレーサ組立体を前記第2の
    方向へ引っ張る、請求項1に記載のエキスパンダ。
  10. 【請求項10】 前記駆動行程の軸方向長さは、前記ディスプレーサが前記
    第1の終了位置と前記第2の終了位置との間で移動する際の走行距離よりも大き
    い、請求項9に記載のエキスパンダ。
  11. 【請求項11】 前記駆動手段は、前記第1の駆動行程の最初の部分ではデ
    ィスプレーサ組立体を押さずに前記ディスプレーサ組立体に対して移動し、前記
    第1の駆動行程の残りの部分では前記ディスプレーサ組立体を押す、請求項9に
    記載のエキスパンダ。
  12. 【請求項12】 前記駆動手段は、前記第2の駆動行程の最初の部分では前
    記ディスプレーサ組立体を引っ張らずに前記ディスプレーサ組立体に対して移動
    し、前記第2の駆動行程の残りの部分では前記ディスプレーサ組立体を引っ張る
    、請求項9に記載のエキスパンダ。
  13. 【請求項13】 前記駆動手段は空気圧によって移動させられる、請求項9
    に記載のエキスパンダ。
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