JP2003523028A - 煙検知器、特にダクト付き煙検知器に関する改良 - Google Patents
煙検知器、特にダクト付き煙検知器に関する改良Info
- Publication number
- JP2003523028A JP2003523028A JP2001558979A JP2001558979A JP2003523028A JP 2003523028 A JP2003523028 A JP 2003523028A JP 2001558979 A JP2001558979 A JP 2001558979A JP 2001558979 A JP2001558979 A JP 2001558979A JP 2003523028 A JP2003523028 A JP 2003523028A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- particles
- smoke
- light source
- size
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B17/00—Fire alarms; Alarms responsive to explosion
- G08B17/10—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means
- G08B17/103—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means using a light emitting and receiving device
- G08B17/107—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means using a light emitting and receiving device for detecting light-scattering due to smoke
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/47—Scattering, i.e. diffuse reflection
- G01N21/49—Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid
- G01N21/53—Scattering, i.e. diffuse reflection within a body or fluid within a flowing fluid, e.g. smoke
-
- G—PHYSICS
- G08—SIGNALLING
- G08B—SIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
- G08B17/00—Fire alarms; Alarms responsive to explosion
- G08B17/10—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means
- G08B17/11—Actuation by presence of smoke or gases, e.g. automatic alarm devices for analysing flowing fluid materials by the use of optical means using an ionisation chamber for detecting smoke or gas
- G08B17/113—Constructional details
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/47—Scattering, i.e. diffuse reflection
- G01N2021/4704—Angular selective
- G01N2021/4711—Multiangle measurement
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/47—Scattering, i.e. diffuse reflection
- G01N2021/4733—Discriminating different types of scatterers
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N21/00—Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
- G01N21/17—Systems in which incident light is modified in accordance with the properties of the material investigated
- G01N21/47—Scattering, i.e. diffuse reflection
- G01N2021/4792—Polarisation of scatter light
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Immunology (AREA)
- Pathology (AREA)
- Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
- Fire-Detection Mechanisms (AREA)
- Optical Measuring Cells (AREA)
Abstract
Description
明は、また、防火エリア若しくは火災ゾーンにおいて、物質の不測の熱分解もし
くは燃焼によって生じる煙の早期検出のために設けられた配管システムに取り付
けるのに適している。 この配管システムは、例えば、換気用配管またはエアコンの配管であって、部
屋の空気の温度または質を制御する用に供するものである。
わずしもダクトに取り付けられる必要はない。本願には、ダクトに取り付けられ
る態様が開示されているが、これは単に説明を分かりやすくするためであり、本
発明の好ましい一態様に過ぎない。したがって、本発明の技術的範囲は、これに
限定されない。
をサンプルとして抽出し、該サンプル中の煙を検出する。そして、煙の濃度が、
その空間に火災が存在することを示す所定の値を超えたとき、警報を鳴らすので
ある。
に設計されており、ダクトに取り付けられて用いられていた。このような検知器
は、ダクトの外部に取り付けられ密封された筐体の内側に取り付けられる。この
筐体は、ダクト内側と適合し、ダクト内部から連続的に少量の空気をサンプルと
して取り入れ、そのサンプル若しくはその一部を隣接して設置される検知器へ送
り込むための直線形状のプローブ対に適合するように構成される。
、問題が起こってくる。このような場合、検出器の感度が下がる結果、生命に危
険がおよぶほど煙が広がる前に適切に警報を出すことができなくなってしまう。
さらに、装置の汚れを防ぐために、虫除けネットやほこり取りフィルタがしばし
ば用いられるが、これは、一般的には、空気の流入量の減少または光学表面の汚
れを防ぐのには適していない。このような検出器は、埃による湿度の上昇、汚れ
、警報装置の誤動作の問題が伴うため、本質的に信頼性に欠けており、また一般
的には、たった一ヶ月の稼動寿命しかない。
高感度の煙検知器が用いられている。この検知器は従来の一点型検知器の感度を
有するので、大量の空気により煙の濃度が低くなった場合にも対応できる。
うので、予想外の汚染や警報装置の誤動作を避ける為には、より性能のよいフィ
ルタを用いる必要がある。
4229885、3023684、3184184、3453784、3400
593、8070891、2774692、4050493、4050393お
よびこれらに対応する外国特許(西ヨーロッパ、北アメリカ、日本およびニュー
ジーランド等)に示されるように、長年にわたって改良されてきた。
空気を吸い込むための吸気装置が用いられる。この吸気装置は、換気ダクトもし
くは長距離用配管システムからの煙の一部を吸い込んでもよい。
が開けられた天井に取り付けられるのが普通である。これにより、部屋から空気
を強制的に吸い込むことができる。これに対して、従来の煙検知器は、空気の自
然対流に頼って、検出チェンバに煙を送り込んでいた。
れる煙検知器は比濁計が理想である。比濁計は、火災時、過熱時、熱分解時およ
び燻り火発生時(通常、炎が出る少なくとも一時間前に発生する)に生成される
全ての大きさの粒子に対して感度が良い。
用い、粒子の存在する検出ゾーンに照射するのが一般的であった。そこで一部の
光が粒子によって散乱され、散乱光は検出強度が十分に確保できるような位置に
配置される受信セル(センサ)に入射する。このような装置の改良品として、さ
まざまな方向に散乱された光を検出するために複数のセンサを設けたものもある
。 複数のセンサからの出力信号から、粒子のサイズ若しくは粒子群の平均サイズ
に関する情報が得られる。しかし、このような従来の装置においては単一波長の
光源が用いられるので、炎をあげて燃える火の中で生成される小さな粒子に対し
ては感度が低いという欠点があった。
、一般に、偏光した単色光の光源として、近赤外波長のレーザを用いる。このよ
うな検知器は、サイズの小さな(光の波長がよりも小さい)粒子に対する感度が
低いかわりに、サイズの大きい粒子に対する感度が高い。よって、このようなレ
ーザを用いた検知器は、完全に比濁計にとって替わることはできない。
光を検出することによって上記の欠点は緩和されるが、単一波長のレーザ光が用
いられていたことにかわりはない。
が、これは単一波長レーザを用いた場合と同様の欠点を有し、炎をあげて燃える
火から出る煙に対する感度が低い。この吸気型検出器のさらに別の欠点としては
、コストが高く、電力消費量が大きく、装置の構造が複雑で、装置のサイズが大
きいという点である。
欠点、すなわち、炎とともに発生する小さな粒子に対する感度が低いという点に
鑑み、更にイオン化タイプの煙検知器を設置したいという要望がある。この検知
器は、具体的には、アメリシウム等の放射性元素を用いてチャンバ内の空気をイ
オン化する。 イオン化煙粒子によってイオン化された空気が移動すると、このチャンバの電
気伝導率は減少し、警報装置が鳴るのである。このような検知器は、炎のなかで
生成される小さな粒子に対する感度が高いが、熱分解や燻り火で生まれる大きい
粒子に対する感度は低い。また、イオン化された空気の流れにより、警報装置が
誤作動してしまうことが多い。したがって、初期火災を検知する能力の低さおよ
びアラームの誤作動の可能性を有する故、イオン化タイプの検知器も比濁計の代
わりとはならない。
光を含む、太陽光と同じような連続スペクトルを持つキセノンランプを用いるも
のもある。連続スペクトルをもつ光源を利用することによって、あらゆる大きさ
の粒子を検出することができ、さらに、煙の質量密度に比例した信号が得られる
ので、これまでのところ最も信頼性のある測定方法となっている。この方法は比
濁計としての機能を十分有するが、火災のタイプを特定することができない。す
なわち、この方法の欠点は、特定の波長を選択しようとすると、複雑になり、コ
ストがかさむ上、機械的に動く色フィルタを用いなければならず、信頼性に欠け
てしまうという点である。加えて、キセノンランプの寿命は4年程度であるので
、ランプの劣化にともなう光強度の調整および高価な高電圧電源が必要になる。
owによる特許番号GB2193570(1980年5月10日)には、第1のレ
ーザビームを用いて浮遊粒子の大きさおよび真球度を計測するために、正確に配
置された少なくとも5つのセンサを設けることが開示されている。第1のレーザ
と同じ波長の第2のレーザビームは、単一の粒子の存在に応じて、第1のレーザ
のゲートをオン/オフするために用いられる。この第2のレーザは、システムの
信号対ノイズ比を向上させるために用いられるのであり、粒子の大きさおよび真
球度を決定するためではない。このようなシステムは非常に高価であり、火災報
知器業界にとって負担が大きい。
86年5月8日)には、二つの光源を用いたガス検知器が開示されているが、こ
れは浮遊粒子を計測するものではない。この発明においては、第1のレーザは、
検出すべきガスの吸収波長の光を出射し、第2のレーザは、参照波長の光を出射
する。ここで参照波長の値は、該吸収波長とわずかに異なるものに設定される。
二つのレーザビームは、(化学工場を取り囲む)大気に無限遠方に照射され、各
々の波長で検出される相対信号強度によって汚染ガスの濃度が分かる。
らかである。急激に燃焼する火では、非常に小さな粒子が非常に多く生成され、
それらは不規則に凝集し、煤を形成する。これに対し、熱分解の初期の段階では
、(高い沸点を持つ)かなり大きな粒子が非常に少量ではあるが生成され凝集し
、大きな半透明の球状エアロゾルが形成されるのが一般的である。 したがって、ゆっくりと数が増えてゆく大きな粒子を長い時間にわたり、注意深
く検出することにより、熱分解なのか燻り火であるのかを判別することができる
。 また、熱分解もしくは燻り火過程を経ずに、早い段階で生成される小さな粒子
が大量に検出されれば、触媒が使われ、早期消化が必要な放火であること分かる
。これら両極端の現象を区別できれば、ビルの管理者、消防隊、または火災警報
システムは、的確な対応を行うことができる。
点で重要である。第1に、検出器は、普通、浮遊粒子を煙として認識する。した
がって、埃の量が増えると警報装置が誤作動してしまう。第2に、たとえ粒子を
判別する手段を導入することによって誤作動の確率を減らしたとしても、汚れの
問題が残る。すなわち、検出器内に埃がゆっくりと堆積するのである。
さないように設けられたマージンを減らすといったことを行うと、検知器の信頼
性に影響を及ぼす。検知器の寿命は、主に汚れによって決まり、したがって定期
的なメンテナンスが欠かせない。汚れを最小限に抑え、且つ煙の粒子を判別でき
る検知器があるならば有用であると考えられる。さらに、埃を識別する機能があ
れば、部屋の綺麗さを監視するのに利用するといった用途も考えられる。この特
別の機能がほしい場合、現在のところ、通常のオフィス環境にさらされた場合非
常に汚れやすいマイクロチップの製造業において用いられるような、非常に高価
な埃粒子測定器を導入するしかない。 頑丈で、サイズが小さく、軽い煙検知器若しくは埃検知器が開発されれば、宇
宙産業への応用も十分に考えられる。
粒子を検出し、粒子の大きさからその粒子を識別する煙検知器を提供することで
ある。 本発明の煙検知器は、エアコンジット若しくは換気ダクトに取り付けるのに適
している。本発明の別の目的は、長い寿命を持ちメンテナンスの回数が少なくて
すむ煙検知器および検知システムを提供することである。 本発明の更に別の目的は、吸気装置を使わない、高感度の煙検知システムを提
供することにある。
少なくとも第1の光と第2の光とを提供する光源と、気体の一部が流れる粒子検
出ゾーンと、第1の光と第2の光とを交互に検出ゾーンに照射するための制御手
段と、検出ゾーン内で粒子によって散乱された光を受光するためのセンサ手段と
、検出ゾーンの状態を指定する出力手段とを有する。
んでいて、該光源は機械的に固定されており、第1の光と第2の光とは独立して
出射される。二つの光は異なった位置から出射され、その偏光は異なっており、
また、一方が短い波長の光でもう一方が長い波長という具合に、波長が異なって
いる。
で他は波長の光を出射する。
フィルタを通してもよいし、レーザダイオード等の偏光状態または波長の少なく
とも一つが異なる光を出射する光源を用いてもよい。
にすることができること、さらに、長い耐用年数を達成しつつ、粒子の大きさに
基づき、さまざまな種類の煙または埃を識別できることがある。
なっていてもよい。
である。また、電気回路による信号の増幅度は、受信センサにおいて、各光源に
よって同じ信号強度の信号が生成されるように調整される。さらに、受信センサ
は、好適な動作バンド幅を持つもの(光源として用いられる波長領域の全てにお
いて感度が最適となるようなもの)が選ばれる。
より、粒子や埃の大きさに関係なく、検出チャンバ内に存在するさまざまな粒子
の種類を非常に高感度で識別することができる。
光源も動作させないことも可能であるし、全ての光源を動作させることも可能で
ある。
、パルス光の絶対振幅および相対振幅はセンサで受信され、煙の濃度および大き
さを決定し、解析を行うことによって煙の種類が特徴付けられるのである。
。該煙検知器および該煙検知方法において、該検知器は本体と、本体に取り付け
られ、空気の一部が流入する検出ゾーンへ出射する2以上の光源と、本体に取り
付けられ、該ゾーンからの散乱光を受信する一以上の受信センサとを有し、光源
はパルス光源であり、各々の波長、偏光または、検出ゾーンに流入する煙および
埃の粒子に衝突する角度は異なり、煙粒子の大きさの範囲、または埃粒子に対応
して散乱され、センサは、少なくとも散乱光の一部を受信すると信号を生成し、
これを解析することによって、煙の濃度および粒子の大きさ若しくは大きさの範
囲が決定される。
)の一部を取り込む吸気口を有する本体と、警報条件を決定する出力手段とを有
する煙検知器が提供される。該検知方法および該検知装置においては、光源を備
えた粒子の検出部と、粒子サイズ識別手段とを有し、所定の期間にわたり選択し
た粒子の大きさ若しくは大きさの範囲を解析することによって、警報条件が決定
される。
る粒子と、大きなサイズもしくはサイズ範囲の粒子とが存在することを検出する
。
なサイズ範囲にある粒子を検出する第1の光源と、相対的に大きなまたは大きな
サイズ範囲にある粒子を検出する第2の光源とを含む。
光とを用いることによって粒子の大きさまたは大きさの範囲を検出する。
に適合した煙検知器が提供される。
の発生に対応した警報条件を決定する方法を提供される。すなわち、気体の一部
が取り込まれ、取り込まれた気体は、光源からの照射光に晒され、粒子の大きさ
を決定する散乱光に基づいて、選択した大きさの若しくは大きさの範囲にある粒
子の数および濃度の変化を所定の期間、計測し、計測の結果、選択した大きさ若
しくは大きさの範囲にある粒子の数または濃度が所定の基準値に収まる場合には
、警報装置を作動させる。
サイズまたはサイズ範囲の粒子を検出する第1の光源と、相対的に大きなサイズ
またはサイズ範囲の粒子を検出する第2の光源とを用いる。
と第2の光源とは交互に動作する。
い波長の光と長い波長の光とが用いられる。
くは青色の光であり、もう一つは赤色若しくは赤外の波長等の波長の長い光であ
る。
ED)から構成される。あるいは、各々の光源に異なる偏光フィルタが設けられ
る。
異なるレーザダイオードから構成されている。
体の一部はダクト内部から吸い込まれ、少なくとも一つの上述した検知器へ送り
込まれる。
決定するために、気体の一部が取り込まれる。
排気口を有するダクト内部に取り付けられたプローブを介して吸い込まれる。
から煙検知装置へ吸い込まれ、検知器チャンバとダクトとの間での十分な圧力差
を生み出すために、ダクト若しくは管はベンチュリ管構造を有してもよい。
の大きさの範囲および火災の種類を検知し区別するために、一以上の波長の光を
用いることである。さらに、粒子の濃度、大きさおよび大きさの範囲を一定期間
の間測定することにより、警報条件が満たされたか否かを示す良い指標になり得
るということに着目していることである。さらに、粒子検出ゾーンに照射する少
なくとも二つの光源と、粒子検出ゾーンの所定の状態を示す出力信号を供給する
検出手段とを有することことにより、一つの受信センサのみで粒子のサイズを識
別することを可能にしていることである。さらに、埃の堆積具合を監視するもし
くは警報の誤動作を防止するために、埃の粒子を検出することである。
軽く、頑丈で、信頼性が高く、メンテナンス回数が少なくてすみ、動作寿命が長
く、高生産既存化学物質の検出に適した装置を用いて、粒子の大きさから粒子を
識別することを目的としている。この目的を達成するために、本発明においては
、一つのセンサと少なくとも二つの光源とが用いられる。単一のセンサと、低ノ
イズ・高感度を実現するために必要な信号増幅器とを用いることで、本システム
の設計が容易になり、製造コストが下がる。また、感度とセンサを付加した場合
の線形性との間における整合性が取れなくなるようなこともない。さらに、複数
のセンサからのノイズの寄与が増大することもない。
たは設置位置(特に検出ゾーン軸に対する入射立体角)若しくはこれらの組合せ
の異なる二つ以上の光源が用いられる。
D)が用いられる。一例としては、430nm(青)と880nm(赤外)の波
長差が2倍もある光を用いることができる。このように波長差が大きいと、粒子
が光に散乱されセンサで検知される場合の信号強度は、どちらの波長の光によっ
て散乱されたかで大きく異なる。これ以外にも、430nm(青)と660nm
(赤)の波長の光の組合せを選択することもできる。525nm(緑)と660
nm(赤)の波長差が小さい光の組合せを選択することも可能であるが、この場
合は粒子の大きさの区別する能力が低下し、小さい粒子に対する感度も落ちてし
まう。
乗に比例して減少する。これは、実際、赤外、可視、紫外の波長をふくむ連続ス
ペクトルをもつキセノンランプを用いて煙を検知する実験によって証明されてい
る。すなわち、炎で生成されるある種の小さな粒子を検出するためには、青色の
波長領域の光が必要であるということが明らかになっている。 したがって、青色の光源を用いることができれば、波長が短い故、長波長の光
では検出できないような小さな粒子に対する感度は高くなる。ここで青又は紫の
レーザダイオードは青色LEDよりも優れているかもしれないが、前者は高価で
あり、光学系の配置が非常に複雑になってしまうため、自動パワー制御が必要に
なり、さらに、温度上昇に対して敏感である。利用しやすい赤色若しくは赤外の
レーザダイオードを組み合わせて用いることは可能かもしれないが、レーザを用
いた場合の欠点に加え、このような長波長の光では、小さな粒子に対する必要な
感度を得ることができない。
くしている(約12度)。高角度出射のLED光はレンズによって集光すること
ができるが、これにはコストがかかり、光学系の配置が複雑になり製品のサイズ
が大きくなってしまう。LED光は、集光したレーザ光に比べるとエネルギー強
度は高くないが、検出ゾーンが大きいため、そこで散乱された光を集光してセン
サへ集めた場合の光の強度は、集光したレーザ光を用いた場合とそう変わらない
。したがって、LEDを用いたシステムの感度は、レーザを用いた場合とほぼ同
じであるにもかかわらず、信頼性を犠牲にすることなくコストを下げることがで
きる。
ードを用いて本発明を構成することも可能である。しかしながら、そのような構
成では、粒子の大きさを区別することはできるが、コストが高くつき、LEDよ
りも温度変化に敏感になってしまう。
プと正対したLEDからの高角度の出射光に適合した、新規な光学チャンバを構
成することによって、残光を完全に吸収しセンサに入るのを防ぐことができる。
このチャンバには、センサと検出ゾーンとの反対側にも光トラップを設けられて
おり、残光が検出されないようになっている。
とで非常に高い感度のシステムが実現する。 さらに、LED同士の距離および、センサと検出ゾーンとの間の距離を狭め、距
離の逆二乗に比例する光強度の減少を最小限にすることによってもシステムの感
度は高まる。 さらに、センサとレンズを組み合わせて用いることで、チャンバ壁表面付近で
散乱された光をできるだけセンサに届かないようにしつつ、検出ゾーンからの散
乱光を集光することができる。制御可能な絞りを用いれば、残光がセンサに入る
のをより一層防ぐことができる。これらの方法を組み合わせることで、システム
は0.01〜0.1%の煙の濃度を検知できる程度の感度を有する。 高角度出射光を用いることことができるということは、コストのかかる集光系を
設置せずに、レーザダイオードを使用することができるということである。
のパルス光源であっても良い。センサは、各波長における各散乱光パルスに対応
した信号を生成する。本システムにおいては、開発段階においてLEDの発光強
度を調整することにより、各波長領域におけるセンサの感度の違いを予め補正し
ておくのが好ましい。信号はデジタルフィルタにより増幅され、信号対ノイズ比
が改善される。さらに、パルス信号の絶対振幅と相対振幅との両方が記録される
。絶対振幅値は粒子の濃度を表しており、相対振幅値は粒子の大きさ若しくは粒
子群の平均的な大きさを表している。レイリーの法則から、ある浮遊粒子の質量
濃度が与えられ、波長の長い光で散乱されるとき、粒子が小さい場合は小さい振
幅信号が得られ、粒子が大きい場合は大きな散乱振幅が得られる。一方、短い波
長の光で散乱されるときは、大きな粒子の場合も小さな粒子の場合も等しい振幅
の信号が得られる。したがって、二つの信号を比較すれば、その粒子が大小を判
定することができるということになる。
子の濃度がゆっくりと上昇する場合は、熱分解や燻り火の発生を示唆している。
反対に、小さな粒子の濃度が急激に上昇する場合は、炎をあげて急速に燃え広が
っていることを示唆しており。さらに、熱分解や燻り火の期間がない場合は、触
媒が用いられたこと(放火等)を示唆している。このような情報を利用すれば、
燻り火の場合と炎が出ている場合とで、発する警報を変えることができる。ある
いは、炎を出して燃えている(こちらの方がより危険である)場合には、警報装
置を作動させる条件の閾値を下げ(すなわち早期に警報を発する)てもよい。
注意する必要がある。検出される濃度は、新鮮な空気によって希釈される度合い
に、また、検出器と出火元の距離に依存する。しかし、本発明の煙の解析方法に
よれば、部屋の環境に応じて、警報装置を動作させる煙の濃度を決定することが
でき、したがって、装置の誤動作を最小限にしつつ早期警報を実施することが可
能である。さらに、本システムは低価格であるので、建物全体にくまなく検出器
を設置することができる。
部屋内の埃の濃度を監視する目的で、粒子の大きさを区別し、浮遊している埃を
測定する。
0aおよび10b(図6参照)を成型することにより作られる。二つのLEDラ
ンプ11は、検出チャンバ12において、センサ13が散乱光を検出できる領域
へ出射されるように配置される。
11からの光が照射されるようになっている。浮遊している煙粒子によって散乱
された光16は、集光レンズ17により集められセンサ13に入る。
光の領域を制限している。吸収用経路(光トラップ)39および40は、それぞ
れ光源11の反対側に設けられ、基本的に、散乱されない全ての光(残光)を吸
収することによって、光源からの光がセンサ13に入ることを防いでいる。さら
に、光トラップ20がセンサの反対側にも設けられ、光源からの光がセンサへ実
質上完全に入らないようになっている。
の流れを作るのが好ましい。この配管システム21は、吸気口23と対面するノ
ズル22を備えており、チャンバ12内の空気の流れを方向づけ、煙の濃度が減
少した場合に、煙が素早くチャンバ内から出るようにするなっている。配管シス
テムの経路には、埃フィルタ33が設けられている。
ルタが取り付けられている空洞部は、検出器を流れる空気のヘッドロス(圧力低
下)を最小限に抑え、寿命の長い大きなフィルタ33を利用できるように設計さ
れている。 何年もの間、わずかな量の微細な埃はフィルタを通過する。フィルタの汚れを
最小限に抑えるため、ノズルおよび吸気口は、チャンバの内壁および光学表面に
堆積する埃の量が最小になるように配置される。
構成においては、光トラップ39および40は新たな配置をとる。さまざまな点
において、図2および図3に示す構成は図1に示すものと実質的に同じである。
したがって、単に、説明が煩雑になるのを防ぐため、図2および図3に示す構成
の詳細な説明は省略する。図2および図3に示す構成は、後方散乱もしくは後方
散乱と前方散乱との組合せ(散乱角が違うものの組合せ)を利用したものである
。
た部材と同一のものには、同一の番号が付されている。図4には、主回路基板P
CB1の好ましい位置が示されている。この位置を取ることで、光源と増幅回路
基板PCB2を含む受光センサとの効率的でかつ低干渉の電気的な接続が実現さ
れる。PCB1との接続に支障が出ない範囲において、煙検知器10の筐体の上
半分10bを分離可能に構成とすれば、セットアップおよびメンテナンスの際に
便利である。
およびベンドを含む、気体の一部を取り入れるための配管システムを示している
。
いる。フィルタは連続気泡発泡体で構成されており、0.1mm程度の比較的大
きな孔を有している。これにより、埃の粒子は、深さのある該発泡体のなかで徐
々に捕獲される。このような大きい孔の素材を用いるということは、万が一フィ
ルタが埃で詰まり、煙に対する検知器の感度の低下をもたらす場合においても、
煙の粒子はフィルタには捕獲されることがないということである。このフィルタ
は、洗浄あるいは交換のために簡単に交換ができるようになっている。
から、検知器の本体と検知器の筐体はねじ止めされていることがわかる。また、
その展開図から、筐体が円形の換気ダクト(平面ダクトよりも複雑になる)によ
うなダクトに取り付けられていることが分かる。接合方法としては、例えば、ね
じ止め、磁石、粘着性テープによるものなどがある。
にも6−6方向が表されている。図8には、PCB1上に取り付けられた外部筐
体が、ガスケット31とともに図示されている。この配置はダクトに取り付ける
のに適しているが、本発明がこれに限定されるわけではない。
り、平面図でガスケットが示されている。このガスケットには、剥がすことので
きる封止材が用いられ、どのような大きさの円形の換気ダクトにも対応できる。
以下の説明は、本発明の一つの好ましい形態に関するものであり、図10(a)
、図10(b)、図10(c)、図10(d)、図11を参照しつつ行うことと
する。また、以下の説明は、それぞれ図13(a)、図13(b)、図14(a
)および図14(k)、図15(a)、図15(b)に示す大容量プローブの場
合および小容量プローブの場合にも同じように当てはまる。
を付するとする。大容量プローブは、ダクト内の気体の流れが比較的速い場合に
用いられる。この場合、吸気口28および排気口29の断面積は、それぞれ小さ
く設計される。すなわち、大量の気体が小さな吸気口で取り込まれるので、本発
明の検知器に流入する気体の体積と実質的に同じになる。同様に、小容量プロー
ブを用いる態様においても、吸気口28および排気口29の断面積は、それぞれ
大きく設計されるが、流入気体の体積は小さいので、大きな開口部から取り込ま
れる気体の量は実質的に同じである。
よびソケット(継ぎ手)で構成され、換気ダクト27から煙を吸い込む。プロー
ブ26は吸気口28および排気口29を含む単一の構成とするのが良い。このよ
うにすると、プローブ26にアクセスするためにダクト壁に開けなければならな
い穴は、漏れ穴30の一つだけですむ。この孔は、高密度気泡発泡体ガスケット
31によって取りはがし可能に密封されている。図10(a)は、図10(c)
におけるC―C方向の断面図である。図14(a)は、図14(c)および図1
4(h)におけるD−D方向の断面図である。図14(b)は、大容量プローブ
の態様における、図14(a)におけるD−D方向の断面である。図14(g)
は、小容量プローブの態様における、図14(a)におけるD−D方向の断面図
である。
り外し可能なヘッドを有するステムを含んでいることがわかる。図14(c)お
よび図14(h)は、それぞれ図14(a)におけるE−E方向の断面図の大容
量プローブの態様および小容量プローブの態様を示す。図10(d)は図10(
a)における線F―Fに沿った断面図である。図14(e)および図14(j)
は、それぞれ、容量プローブの態様と小容量のプローブの態様の平面図である。
ブのヘッドの断面図である。 プローブ26は、内部を気体が一回のみ流入するように設計されたダクトに挿
入するのに適している。このプローブは、吸気口を上流に向け、排気口を下流に
向けた状態で挿入される。また、このプローブは、換気ダクト27内部の空気の
流れに応じて可動ヘッドを動かすことにより、検出チャンバ12を通過する空気
の流量が適切になるように設計されている。この可動ヘッドは、検出チャンバ1
2、配管システム21および埃フィルタ33を組み合わせることから生じる流体
抵抗を打ち消すため、プローブ26の吸気口28および排気口29において、圧
力低下を発生させる。
化が最小になり、プローブの効率は最大となる。これは排気口においても同様で
ある。吸気口および排気口にベンドを設けることによって、ダクトへの流入量に
影響はないので、流量を増やすための手段を新たに設ける必要ない。このように
高い効率が達成されるので、効果的に埃フィルタを使用することが可能になり、
通常のオフィス環境では10年という、長い装置の稼動年数が実現するのである
。稼動年数がこのように長いとはいえども、洗浄および修理の際に、コストがか
かる上きちんと密封するのが難しい取り外し可能なフィルタカートリッジを用い
ずに、検知器本体10を簡単に分解することができるのが好ましい(本質ではな
いが)。さらに、プローブが高効率であるので、換気ダクトの開口部は4m/s
ec程度の低い空気の流速でシステムを動作せせることが可能である。換気ダク
トにおける流速が小さい場合は、別のプローブヘッドが用いられる。このヘッド
は吸気口が大きく設計されており、取り込まれる空気を効率的に加速させ、検知
器の煙に対する高い反応速度が維持される。
ローブ26は、楕円形またはこれに近い形の断面を有しており、ダクト内の流れ
に起因するストローハル数の強制振動を最小限に抑えるとともに、抵抗(換気ダ
クト内の空気の流れに対する制限)を最小限にする。
の同じ形状の円形パイプを用いた場合に比べて、10倍も減少する。図14(b
)〜12kには同様の特徴が示されているが、プローブの容量が違う。翼型形状
ではなく、楕円形を用いる利点は、プローブはどちらの方向にも取り付けること
、および著しく抵抗の増加を招くことなくプローブ全体の幅を小さくすることが
可能であることである。
イズのダクトシステムのニーズに適合させることにより、吸気装置を新たに設け
ることなく、空気の流れを生みだすことができる。ダクト27の内部の圧力は、
ダクト外部の周囲の大気(検知器が通常取り付けられる場所)の圧力と異なって
いても良い。図1〜図8を用いて説明した本発明の好ましい態様において、チャ
ンバの半分は取り外し可能に結合され、この二つは、一つの連続オ−リングシー
ル34によって密封されている。これにより、検出チャンバ内の圧力は換気ダク
トの圧力と等しくなり、外部への漏れ若しくは外部からの漏れを防いでいる。
がなってしまうこともありえる。さらに、検知機から煙が周囲の環境に煙が漏れ
ると、当該環境に設置された他の煙検知器の警報がなってしまう可能性もある。
に小さなダクトまたは配管が用いられた場合、このダクトは必要な圧力低下を生
み出すベンチュリ部によって構成され、検知器内、フィルタ内および配管内での
流量が適切に保たれるようにしてもよい。上述したように、検知器内に通過する
必要があるのはごくわずかな割合の煙であり、検知器の汚れおよびフィルタの目
詰まりを最小にするように、すなわち稼動寿命が最大になるように、この割合は
できるだけ小さく設定される。
す図である。
ンバおよびディフューザダクトを示す図である。
である。
図である。
煙検知器本体に取り付けられたプローブの端面図であり、(c)はプローブのE
−E方向の断面図であり、(d)はプローブの検出器本体から離れた側の端面を
示す図である。
面図であり、(f)は大容量プローブ用アタッチメントであり、(k)は小容量
プローブ用アタッチメントであり、(b)〜(e)および(g)〜(j)は(a
)示すプローブのさまざまな箇所の断面図であり、(a)および(b)は小容量
プローブの側面図である。
明は、また、防火エリア若しくは火災ゾーンにおいて、物質の不測の熱分解もし
くは燃焼によって生じる煙の早期検出のために設けられた配管システムに取り付
けるのに適している。 この配管システムは、例えば、換気用配管またはエアコンの配管であって、部
屋の空気の温度または質を制御する用に供するものである。
わずしもダクトに取り付けられる必要はない。本願には、ダクトに取り付けられ
る態様が開示されているが、これは単に説明を分かりやすくするためであり、本
発明の好ましい一態様に過ぎない。したがって、本発明の技術的範囲は、これに
限定されない。
をサンプルとして抽出し、該サンプル中の煙を検出する。そして、煙の濃度が、
その空間に火災が存在することを示す所定の値を超えたとき、警報を鳴らすので
ある。
に設計されており、ダクトに取り付けられて用いられていた。このような検知器
は、ダクトの外部に取り付けられ密封された筐体の内側に取り付けられる。この
筐体は、ダクト内側と適合し、ダクト内部から連続的に少量の空気をサンプルと
して取り入れ、そのサンプル若しくはその一部を隣接して設置される検知器へ送
り込むための直線形状のプローブ対に適合するように構成される。
、問題が起こってくる。このような場合、検出器の感度が下がる結果、生命に危
険が及ぶほど煙が広がる前に適切に警報を出すことができなくなってしまう。さ
らに、装置の汚れを防ぐために、虫除けネットやほこり取りフィルタがしばしば
用いられるが、これは、一般的には、空気の流入量の減少または光学表面の汚れ
を防ぐのには適していない。このような検出器は、埃による湿度の上昇、汚れ、
警報装置の誤動作の問題が伴うため、本質的に信頼性に欠けており、また一般的
には、たった一ヶ月の稼動寿命しかない。
高感度の煙検知器が用いられている。この検知器は従来の一点型検知器の感度を
有するので、大量の空気により煙の濃度が低くなった場合にも対応できる。
うので、予想外の汚染や警報装置の誤動作を避ける為には、より性能のよいフィ
ルタを用いる必要がある。
4229885、3023684、3184184、3453784、3400
593、8070891、2774692、4050493、4050393お
よびこれらに対応する外国特許(西ヨーロッパ、北アメリカ、日本およびニュー
ジーランド等)に示されるように、長年にわたって改良されてきた。
空気を吸い込むための吸気装置が用いられる。この吸気装置は、換気ダクトもし
くは長距離用配管システムからの煙の一部を吸い込んでもよい。
が開けられた天井に取り付けられるのが普通である。これにより、部屋から空気
を強制的に吸い込むことができる。これに対して、従来の煙検知器は、空気の自
然対流に頼って、検出チェンバに煙を送り込んでいた。
れる煙検知器は比濁計が理想である。比濁計は、火災時、過熱時、熱分解時およ
び燻り火発生時(通常、炎が出る少なくとも一時間前に発生する)に生成される
全ての大きさの粒子に対して感度が良い。
用い、粒子の存在する検出ゾーンに照射するのが一般的であった。そこで一部の
光が粒子によって散乱され、散乱光は検出強度が十分に確保できるような位置に
配置される受信セル(センサ)に入射する。このような装置の改良品として、さ
まざまな方向に散乱された光を検出するために複数のセンサを設けたものもある
。 複数のセンサからの出力信号から、粒子のサイズ若しくは粒子群の平均サイズ
に関する情報が得られる。しかし、このような従来の装置においては単一波長の
光源が用いられるので、炎をあげて燃える火の中で生成される小さな粒子に対し
ては感度が低いという欠点があった。
、一般に、偏光した単色光の光源として、近赤外波長のレーザを用いる。このよ
うな検知器は、サイズの小さな(光の波長がよりも小さい)粒子に対する感度が
低いかわりに、サイズの大きい粒子に対する感度が高い。よって、このようなレ
ーザを用いた検知器は、完全に比濁計にとって替わることはできない。
光を検出することによって上記の欠点は緩和されるが、単一波長のレーザ光が用
いられていたことにかわりはない。
が、これは単一波長レーザを用いた場合と同様の欠点を有し、炎をあげて燃える
火から出る煙に対する感度が低い。この吸気型検出器のさらに別の欠点としては
、コストが高く、電力消費量が大きく、装置の構造が複雑で、装置のサイズが大
きいという点である。
欠点、すなわち、炎とともに発生する小さな粒子に対する感度が低いという点に
鑑み、更にイオン化タイプの煙検知器を設置したいという要望がある。この検知
器は、具体的には、アメリシウム等の放射性元素を用いてチャンバ内の空気をイ
オン化する。 イオン化煙粒子によってイオン化された空気が移動すると、このチャンバの電
気伝導率は減少し、警報装置が鳴るのである。このような検知器は、炎のなかで
生成される小さな粒子に対する感度が高いが、熱分解や燻り火で生まれる大きい
粒子に対する感度は低い。また、イオン化された空気の流れにより、警報装置が
誤作動してしまうことが多い。したがって、初期火災を検知する能力の低さおよ
びアラームの誤作動の可能性を有する故、イオン化タイプの検知器も比濁計の代
わりとはならない。
光を含む、太陽光と同じような連続スペクトルを持つキセノンランプを用いるも
のもある。連続スペクトルをもつ光源を利用することによって、あらゆる大きさ
の粒子を検出することができ、さらに、煙の質量密度に比例した信号が得られる
ので、これまでのところ最も信頼性のある測定方法となっている。この方法は比
濁計としての機能を十分有するが、火災のタイプを特定することができない。す
なわち、この方法の欠点は、特定の波長を選択しようとすると、複雑になり、コ
ストがかさむ上、機械的に動く色フィルタを用いなければならず、信頼性に欠け
てしまうという点である。加えて、キセノンランプの寿命は4年程度であるので
、ランプの劣化にともなう光強度の調整および高価な高電圧電源が必要になる。
owによる特許番号GB2193570(1980年5月10日)には、第1のレ
ーザビームを用いて浮遊粒子の大きさおよび真球度を計測するために、正確に配
置された少なくとも5つのセンサを設けることが開示されている。第1のレーザ
と同じ波長の第2のレーザビームは、単一の粒子の存在に応じて、第1のレーザ
のゲートをオン/オフするために用いられる。この第2のレーザは、システムの
信号対ノイズ比を向上させるために用いられるのであり、粒子の大きさおよび真
球度を決定するためではない。このようなシステムは非常に高価であり、火災報
知器業界にとって負担が大きい。
86年5月8日)には、二つの光源を用いたガス検知器が開示されているが、こ
れは浮遊粒子を計測するものではない。この発明においては、第1のレーザは、
検出すべきガスの吸収波長の光を出射し、第2のレーザは、参照波長の光を出射
する。ここで参照波長の値は、該吸収波長とわずかに異なるものに設定される。
二つのレーザビームは、(化学工場を取り囲む)大気に無限遠方に照射され、各
々の波長で検出される相対信号強度によって汚染ガスの濃度が分かる。
らかである。急激に燃焼する火では、非常に小さな粒子が非常に多く生成され、
それらは不規則に凝集し、煤を形成する。これに対し、熱分解の初期の段階では
、(高い沸点を持つ)かなり大きな粒子が非常に少量ではあるが生成され凝集し
、大きな半透明の球状エアロゾルが形成されるのが一般的である。 したがって、ゆっくりと数が増えてゆく大きな粒子を長い時間にわたり、注意
深く検出することにより、熱分解なのか燻り火であるのかを判別することができ
る。 また、熱分解もしくは燻り火過程を経ずに、早い段階で生成される小さな粒子
が大量に検出されれば、触媒が使われ、早期消化が必要な放火であること分かる
。これら両極端の現象を区別できれば、ビルの管理者、消防隊、または火災警報
システムは、的確な対応を行うことができる。
点で重要である。第1に、検出器は、普通、浮遊粒子を煙として認識する。した
がって、埃の量が増えると警報装置が誤作動してしまう。第2に、たとえ粒子を
判別する手段を導入することによって誤作動の確率を減らしたとしても、汚れの
問題が残る。すなわち、検出器内に埃がゆっくりと堆積するのである。
さないように設けられたマージンを減らすといったことを行うと、検知器の信頼
性に影響を及ぼす。検知器の寿命は、主に汚れによって決まり、したがって定期
的なメンテナンスが欠かせない。汚れを最小限に抑え、且つ煙の粒子を判別でき
る検知器があるならば有用であると考えられる。さらに、埃を識別する機能があ
れば、部屋の綺麗さを監視するのに利用するといった用途も考えられる。この特
別の機能がほしい場合、現在のところ、通常のオフィス環境にさらされた場合非
常に汚れやすいマイクロチップの製造業において用いられるような、非常に高価
な埃粒子測定器を導入するしかない。 頑丈で、サイズが小さく、軽い煙検知器若しくは埃検知器が開発されれば、宇
宙産業への応用も十分に考えられる。
粒子を検出し、粒子の大きさからその粒子を識別する煙検知器を提供することで
ある。 本発明の煙検知器は、エアコンジット若しくは換気ダクトに取り付けるのに適
している。本発明の別の目的は、長い寿命を持ちメンテナンスの回数が少なくて
すむ煙検知器および検知システムを提供することである。 本発明の更に別の目的は、吸気装置を使わない、高感度の煙検知システムを提
供することにある。
この装置は少なくとも第1の偏光光線と第2の偏光光線とを提供する光源と、気
体の一部が流れる粒子検出ゾーンと、前記第1の光線と前記第2の光線とを交互
に検出ゾーンに照射するための制御手段と、前記検出ゾーン内で粒子によって散
乱された光を受光するためのセンサ手段と、前記検出ゾーン内の所定の条件を指
定する出力手段とを有する。
も一つは、相対的に異なる偏光特性の偏光フィルタを通して出射された前記光源
からの光によって供給される。
も一つは、異なる偏光状態を有する光源から供給される。
の少なくとも一が異なる光を出射するレーザダイオードであることを特徴とする
請求項3に記載の粒子検出装置。
浮遊粒子検出装置は機械的に固定されており、前記第1の光源と前記第2の光源
とは独立して光を出射し、前記第1の偏光光線と前記第2の偏光光線とは偏光が
異なっており、前記第1の偏光光線と前記第2の偏光光線とは異なる位置から出
射され、前記第1の偏光光線と前記第2の偏光光線とは波長が異なることを特徴
とする。
。この装置は、本体と、少なくとも第1の光と第2の光とを供給する光源と、気
体の一部が流入する粒子検出ゾーンと、前記第1の光または前記第2の光を交互
に前記検出ゾーンへ照射するための制御を行う制御手段と、前記検出ゾーン内に
おいて粒子によって散乱された光を受光するセンサ手段と、前記検出ゾーン内の
状態を指定する出力手段とを備え、前記本体は、実質的に同じである二つの部分
により構成されることを特徴とする。
領域に対しほぼ反対側から照射される。
は短い波長で他は波長の光を出射する。
でき、さらに、長い耐用年数を達成しつつ、粒子の大きさに基づき、さまざまな
種類の煙または埃を識別できるという効果を有する。
なっていてもよい。
である。また、電気回路による信号の増幅度は、受信センサにおいて、各光源に
よって同じ信号強度の信号が生成されるように調整される。さらに、受信センサ
は、好適な動作バンド幅を持つもの(光源として用いられる波長領域の全てにお
いて感度が最適となるようなもの)が選ばれる。
より、粒子や埃の大きさに関係なく、検出チャンバ内に存在するさまざまな粒子
の種類を非常に高感度で識別することができる。
光源も動作させないことも可能であるし、全ての光源を動作させることも可能で
ある。
、パルス光の絶対振幅および相対振幅はセンサで受信され、煙の濃度および大き
さを決定し、解析を行うことによって煙の種類が特徴付けられるのである。
検知器は、本体と、本体に取り付けられ空気の一部が流入する検出ゾーンへ出射
する2以上の光源と、本体に取り付けられ、該ゾーンからの散乱光を受信する一
以上の受信センサとを有し、光源はパルス光源であり、各々の波長、偏光または
、検出ゾーンに流入する煙および埃の粒子に衝突する角度は異なり、煙粒子の大
きさの範囲、または埃粒子に対応して散乱され、センサは、少なくとも散乱光の
一部を受信すると信号を生成し、これを解析することによって、煙の濃度および
粒子の大きさ若しくは大きさの範囲が決定される。
部を取り込む吸気口を有する本体と、警報条件を決定する出力手段とを有する煙
検知器が提供される。該検知方法および該検知装置においては、光源を備えた粒
子の検出部と、粒子サイズ識別手段とを有し、所定の期間にわたり選択した粒子
の大きさ若しくは大きさの範囲を解析することによって、警報条件が決定される
。
粒子サイズまたはサイズ範囲によって決定される。
はサイズ範囲にある粒子がゆっくりと増加することによって決定される。
イズまたはサイズ範囲の粒子に基づいて決定される。
いサイズまたはサイズ範囲にある粒子が急激に増加するよりも前に、熱分解を示
す短い期間が存在することによって決定される。
埃の量が決定される。
か一に対して供給される。
の又は小さなサイズ範囲にある粒子を検出する第1の光源と、相対的に大きなま
たは大きなサイズ範囲にある粒子を検出する第2の光源とを含む。
長い波長の光とを用いることによって粒子の大きさまたは大きさの範囲を検出す
る。
るのに適合した煙検知器が提供される。
発生に対応した警報条件を決定する方法が提供される。すなわち、気体の一部が
取り込まれ、取り込まれた気体は、光源からの照射光に晒され、粒子の大きさを
決定する散乱光に基づいて、選択した大きさの若しくは大きさの範囲にある粒子
の数および濃度の変化を所定の期間、計測し、計測の結果、選択した大きさ若し
くは大きさの範囲にある粒子の数または濃度が所定の基準値に収まる場合には、
警報装置を作動させる。
ズまたはサイズ範囲の粒子によって決定される。
はサイズ範囲にある粒子がゆっくりと増加することによって決定される。
ズまたはサイズ範囲の粒子によって決定される。
小さいサイズまたはサイズ範囲にある粒子が急激に増加することによって決定さ
れる。
いサイズまたはサイズ範囲にある粒子が急激に増加するよりも前に、熱分解を示
す短い期間が存在することによって決定される。
埃の量が決定される。
か一に対して供給される。
的に小さなサイズまたはサイズ範囲の粒子を検出する第1の光源と、相対的に大
きなサイズまたはサイズ範囲の粒子を検出する第2の光源とを用いられる。
第1の光源と第2の光源とは交互に動作する。
相対的に短い波長の光と長い波長の光とが用いられる。
くは青色の光であり、もう一つは赤色若しくは赤外の波長等の波長の長い光であ
る。
ED)から構成される。あるいは、各々の光源に異なる偏光フィルタが設けられ
る。
異なるレーザダイオードから構成されている。
気体の一部はダクト内部から吸い込まれ、少なくとも一つの上述した検知器へ送
り込まれる。
トから所定の条件を検出するために気体の一部が取り込まれる。
排気口を有するダクト内部に取り付けられたプローブを介して吸い込まれる。
から煙検知装置へ吸い込まれ、検知器チャンバとダクトとの間での十分な圧力差
を生み出すために、ダクト若しくは管はベンチュリ管構造を有してもよい。
さの範囲および火災の種類を検知し区別するために、一以上の波長の光を用いる
ことである。さらに、粒子の濃度、大きさおよび大きさの範囲を一定期間の間測
定することにより、警報条件が満たされたか否かを示す良い指標になり得るとい
うことに着目していることである。さらに、粒子検出ゾーンに照射する少なくと
も二つの光源と、粒子検出ゾーンの所定の状態を示す出力信号を供給する検出手
段とを有することことにより、一つの受信センサのみで粒子のサイズを識別する
ことを可能にしていることである。さらに、埃の堆積具合を監視するもしくは警
報の誤動作を防止するために、埃の粒子を検出することである。
軽く、頑丈で、信頼性が高く、メンテナンス回数が少なくてすみ、動作寿命が長
く、高生産既存化学物質の検出に適した装置を用いて、粒子の大きさから粒子を
識別することを目的としている。この目的を達成するために、本発明においては
、一つのセンサと少なくとも二つの光源とが用いられる。単一のセンサと、低ノ
イズ・高感度を実現するために必要な信号増幅器とを用いることで、本システム
の設計が容易になり、製造コストが下がる。また、感度とセンサを付加した場合
の線形性との間における整合性が取れなくなるようなこともない。さらに、複数
のセンサからのノイズの寄与が増大することもない。
たは設置位置(特に検出ゾーン軸に対する入射立体角)若しくはこれらの組合せ
の異なる二つ以上の光源が用いられる。
D)が用いられる。一例としては、430nm(青)と880nm(赤外)の波
長差が2倍もある光を用いることができる。このように波長差が大きいと、粒子
が光に散乱されセンサで検知される場合の信号強度は、どちらの波長の光によっ
て散乱されたかで大きく異なる。これ以外にも、430nm(青)と660nm
(赤)の波長の光の組合せを選択することもできる。525nm(緑)と660
nm(赤)の波長差が小さい光の組合せを選択することも可能であるが、この場
合は粒子の大きさの区別する能力が低下し、小さい粒子に対する感度も落ちてし
まう。
乗に比例して減少する。これは、実際、赤外、可視、紫外の波長をふくむ連続ス
ペクトルをもつキセノンランプを用いて煙を検知する実験によって証明されてい
る。すなわち、炎で生成されるある種の小さな粒子を検出するためには、青色の
波長領域の光が必要であるということが明らかになっている。 したがって、青色の光源を用いることができれば、波長が短い故、長波長の光で
は検出できないような小さな粒子に対する感度は高くなる。ここで青又は紫のレ
ーザダイオードは青色LEDよりも優れているかもしれないが、前者は高価であ
り、光学系の配置が非常に複雑になってしまうため、自動パワー制御が必要にな
り、さらに、温度上昇に対して敏感である。利用しやすい赤色若しくは赤外のレ
ーザダイオードを組み合わせて用いることは可能かもしれないが、レーザを用い
た場合の欠点に加え、このような長波長の光では、小さな粒子に対する必要な感
度を得ることができない。
くしている(約12度)。高角度出射のLED光はレンズによって集光すること
ができるが、これにはコストがかかり、光学系の配置が複雑になり製品のサイズ
が大きくなってしまう。LED光は、集光したレーザ光に比べるとエネルギー強
度は高くないが、検出ゾーンが大きいため、そこで散乱された光を集光してセン
サへ集めた場合の光の強度は、集光したレーザ光を用いた場合とそう変わらない
。したがって、LEDを用いたシステムの感度は、レーザを用いた場合とほぼ同
じであるにもかかわらず、信頼性を犠牲にすることなくコストを下げることがで
きる。
ードを用いて本発明を構成することも可能である。しかしながら、そのような構
成では、粒子の大きさを区別することはできるが、コストが高くつき、LEDよ
りも温度変化に敏感になってしまう。
プと正対したLEDからの高角度の出射光に適合した、新規な光学チャンバを構
成することによって、残光を完全に吸収しセンサに入るのを防ぐことができる。
このチャンバには、センサと検出ゾーンとの反対側にも光トラップを設けられて
おり、残光が検出されないようになっている。
とで非常に高い感度のシステムが実現する。 さらに、LED同士の距離および、センサと検出ゾーンとの間の距離を狭め、距
離の逆二乗に比例する光強度の減少を最小限にすることによってもシステムの感
度は高まる。 さらに、センサとレンズを組み合わせて用いることで、チャンバ壁表面付近で
散乱された光をできるだけセンサに届かないようにしつつ、検出ゾーンからの散
乱光を集光することができる。制御可能な絞りを用いれば、残光がセンサに入る
のをより一層防ぐことができる。これらの方法を組み合わせることで、システム
は0.01〜0.1%の煙の濃度を検知できる程度の感度を有する。 高角度出射光を用いることことができるということは、コストのかかる集光系を
設置せずに、レーザダイオードを使用することができるということである。
のパルス光源であっても良い。センサは、各波長における各散乱光パルスに対応
した信号を生成する。本システムにおいては、開発段階においてLEDの発光強
度を調整することにより、各波長領域におけるセンサの感度の違いを予め補正し
ておくのが好ましい。信号はデジタルフィルタにより増幅され、信号対ノイズ比
が改善される。さらに、パルス信号の絶対振幅と相対振幅との両方が記録される
。絶対振幅値は粒子の濃度を表しており、相対振幅値は粒子の大きさ若しくは粒
子群の平均的な大きさを表している。レイリーの法則から、ある浮遊粒子の質量
濃度が与えられ、波長の長い光で散乱されるとき、粒子が小さい場合は小さい振
幅信号が得られ、粒子が大きい場合は大きな散乱振幅が得られる。一方、短い波
長の光で散乱されるときは、大きな粒子の場合も小さな粒子の場合も等しい振幅
の信号が得られる。したがって、二つの信号を比較すれば、その粒子が大小を判
定することができるということになる。
子の濃度がゆっくりと上昇する場合は、熱分解や燻り火の発生を示唆している。
反対に、小さな粒子の濃度が急激に上昇する場合は、炎をあげて急速に燃え広が
っていることを示唆しており。さらに、熱分解や燻り火の期間がない場合は、触
媒が用いられたこと(放火等)を示唆している。このような情報を利用すれば、
燻り火の場合と炎が出ている場合とで、発する警報を変えることができる。ある
いは、炎を出して燃えている(こちらの方がより危険である)場合には、警報装
置を作動させる条件の閾値を下げ(すなわち早期に警報を発する)てもよい。
注意する必要がある。検出される濃度は、新鮮な空気によって希釈される度合い
に、また、検出器と出火元の距離に依存する。しかし、本発明の煙の解析方法に
よれば、部屋の環境に応じて、警報装置を動作させる煙の濃度を決定することが
でき、したがって、装置の誤動作を最小限にしつつ早期警報を実施することが可
能である。さらに、本システムは低価格であるので、建物全体にくまなく検出器
を設置することができる。
部屋内の埃の濃度を監視する目的で、粒子の大きさを区別し、浮遊している埃を
測定する。
aおよび10b(図6参照)を成型することにより作られる。二つのLEDラン
プ11は、検出チャンバ12において、センサ13が散乱光を検出できる領域へ
出射されるように配置される。
11からの光が照射されるようになっている。浮遊している煙粒子によって散乱
された光16は、集光レンズ17により集められセンサ13に入る。
光の領域を制限している。吸収用経路(光トラップ)39および40は、それぞ
れ光源11の反対側に設けられ、基本的に、散乱されない全ての光(残光)を吸
収することによって、光源からの光がセンサ13に入ることを防いでいる。さら
に、光トラップ20がセンサの反対側にも設けられ、光源からの光がセンサへ実
質上完全に入らないようになっている。
の流れを作るのが好ましい。この配管システム21は、吸気口23と対面するノ
ズル22を備えており、チャンバ12内の空気の流れを方向づけ、煙の濃度が減
少した場合に、煙が素早くチャンバ内から出るようにするなっている。配管シス
テムの経路には、埃フィルタ33が設けられている。
ルタが取り付けられている空洞部は、検出器を流れる空気のヘッドロス(圧力低
下)を最小限に抑え、寿命の長い大きなフィルタ33を利用できるように設計さ
れている。 何年もの間、わずかな量の微細な埃はフィルタを通過する。フィルタの汚れを
最小限に抑えるため、ノズルおよび吸気口は、チャンバの内壁および光学表面に
堆積する埃の量が最小になるように配置される。
構成においては、光トラップ39および40は新たな配置をとる。さまざまな点
において、図2および図3に示す構成は図1に示すものと実質的に同じである。
したがって、単に、説明が煩雑になるのを防ぐため、図2および図3に示す構成
の詳細な説明は省略する。図2および図3に示す構成は、後方散乱もしくは後方
散乱と前方散乱との組合せ(散乱角が違うものの組合せ)を利用したものである
。
た部材と同一のものには、同一の番号が付されている。図4には、主回路基板P
CB1の好ましい位置が示されている。この位置を取ることで、光源と増幅回路
基板PCB2を含む受光センサとの効率的でかつ低干渉の電気的な接続が実現さ
れる。PCB1との接続に支障が出ない範囲において、煙検知器10の筐体の上
半分10bを分離可能に構成とすれば、セットアップおよびメンテナンスの際に
便利である。
およびベンドを含む、気体の一部を取り入れるための配管システムを示している
。
いる。フィルタは連続気泡発泡体で構成されており、0.1mm程度の比較的大
きな孔を有している。これにより、埃の粒子は、深さのある該発泡体のなかで徐
々に捕獲される。このような大きい孔の素材を用いるということは、万が一フィ
ルタが埃で詰まり、煙に対する検知器の感度の低下をもたらす場合においても、
煙の粒子はフィルタには捕獲されることがないということである。このフィルタ
は、洗浄あるいは交換のために簡単に交換ができるようになっている。
から、検知器の本体と検知器の筐体はねじ止めされていることがわかる。また、
その展開図から、筐体が円形の換気ダクト(平面ダクトよりも複雑になる)によ
うなダクトに取り付けられていることが分かる。接合方法としては、例えば、ね
じ止め、磁石、粘着性テープによるものなどがある。
にも6−6方向が表されている。図8には、PCB1上に取り付けられた外部筐
体が、ガスケット31とともに図示されている。この配置はダクトに取り付ける
のに適しているが、本発明がこれに限定されるわけではない。
り、平面図でガスケットが示されている。このガスケットには、剥がすことので
きる封止材が用いられ、どのような大きさの円形の換気ダクトにも対応できる。 以下の説明は、本発明の一つの好ましい形態に関するものであり、図10(a
)、図10(b)、図10(c)、図10(d)、図11を参照しつつ行うこと
とする。また、以下の説明は、それぞれ図13(a)、図13(b)、図14(
a)および図14(k)、図15(a)、図15(b)に示す大容量プローブの
場合および小容量プローブの場合にも同じように当てはまる。
を付するとする。大容量プローブは、ダクト内の気体の流れが比較的速い場合に
用いられる。この場合、吸気口28および排気口29の断面積は、それぞれ小さ
く設計される。すなわち、大量の気体が小さな吸気口で取り込まれるので、本発
明の検知器に流入する気体の体積と実質的に同じになる。同様に、小容量プロー
ブを用いる態様においても、吸気口28および排気口29の断面積は、それぞれ
大きく設計されるが、流入気体の体積は小さいので、大きな開口部から取り込ま
れる気体の量は実質的に同じである。
よびソケット(継ぎ手)で構成され、換気ダクト27から煙を吸い込む。プロー
ブ26は吸気口28および排気口29を含む単一の構成とするのが良い。このよ
うにすると、プローブ26にアクセスするためにダクト壁に開けなければならな
い穴は、漏れ穴30の一つだけですむ。この孔は、高密度気泡発泡体ガスケット
31によって取りはがし可能に密封されている。図10(a)は、図10(c)
におけるC―C方向の断面図である。図14(a)は、図14(c)および図1
4(h)におけるD−D方向の断面図である。図14(b)は、大容量プローブ
の態様における、図14(a)におけるD−D方向の断面である。図14(g)
は、小容量プローブの態様における、図14(a)におけるD−D方向の断面図
である。
り外し可能なヘッドを有するステムを含んでいることがわかる。図14(c)お
よび図14(h)は、それぞれ図14(a)におけるE−E方向の断面図の大容
量プローブの態様および小容量プローブの態様を示す。図10(d)は図10(
a)における線F―Fに沿った断面図である。図14(e)および図14(j)
は、それぞれ、容量プローブの態様と小容量のプローブの態様の平面図である。
ブのヘッドの断面図である。 プローブ26は、内部を気体が一回のみ流入するように設計されたダクトに挿
入するのに適している。このプローブは、吸気口を上流に向け、排気口を下流に
向けた状態で挿入される。また、このプローブは、換気ダクト27内部の空気の
流れに応じて可動ヘッドを動かすことにより、検出チャンバ12を通過する空気
の流量が適切になるように設計されている。この可動ヘッドは、検出チャンバ1
2、配管システム21および埃フィルタ33を組み合わせることから生じる流体
抵抗を打ち消すため、プローブ26の吸気口28および排気口29において、圧
力低下を発生させる。
化が最小になり、プローブの効率は最大となる。これは排気口においても同様で
ある。吸気口および排気口にベンドを設けることによって、ダクトへの流入量に
影響はないので、流量を増やすための手段を新たに設ける必要ない。このように
高い効率が達成されるので、効果的に埃フィルタを使用することが可能になり、
通常のオフィス環境では10年という、長い装置の稼動年数が実現するのである
。稼動年数がこのように長いとはいえども、洗浄および修理の際に、コストがか
かる上きちんと密封するのが難しい取り外し可能なフィルタカートリッジを用い
ずに、検知器本体10を簡単に分解することができるのが好ましい(本質ではな
いが)。さらに、プローブが高効率であるので、換気ダクトの開口部は4m/s
ec程度の低い空気の流速でシステムを動作せせることが可能である。換気ダク
トにおける流速が小さい場合は、別のプローブヘッドが用いられる。このヘッド
は吸気口が大きく設計されており、取り込まれる空気を効率的に加速させ、検知
器の煙に対する高い反応速度が維持される。
ローブ26は、楕円形またはこれに近い形の断面を有しており、ダクト内の流れ
に起因するストローハル数の強制振動を最小限に抑えるとともに、抵抗(換気ダ
クト内の空気の流れに対する制限)を最小限にする。
の同じ形状の円形パイプを用いた場合に比べて、10倍も減少する。図14(b
)〜12kには同様の特徴が示されているが、プローブの容量が違う。翼型形状
ではなく、楕円形を用いる利点は、プローブはどちらの方向にも取り付けること
、および著しく抵抗の増加を招くことなくプローブ全体の幅を小さくすることが
可能であることである。
サイズのダクトシステムのニーズに適合させることにより、吸気装置を新たに設
けることなく、空気の流れを生みだすことができる。ダクト27の内部の圧力は
、ダクト外部の周囲の大気(検知器が通常取り付けられる場所)の圧力と異なっ
ていても良い。図1〜図8を用いて説明した本発明の好ましい態様において、チ
ャンバの半分は取り外し可能に結合され、この二つは、一つの連続オ−リングシ
ール34によって密封されている。これにより、検出チャンバ内の圧力は換気ダ
クトの圧力と等しくなり、外部への漏れ若しくは外部からの漏れを防いでいる。
がなってしまうこともありえる。さらに、検知機から煙が周囲の環境に煙が漏れ
ると、当該環境に設置された他の煙検知器の警報がなってしまう可能性もある。
に小さなダクトまたは配管が用いられた場合、このダクトは必要な圧力低下を生
み出すベンチュリ部によって構成され、検知器内、フィルタ内および配管内での
流量が適切に保たれるようにしてもよい。上述したように、検知器内に通過する
必要があるのはごくわずかな割合の煙であり、検知器の汚れおよびフィルタの目
詰まりを最小にするように、すなわち稼動寿命が最大になるように、この割合は
できるだけ小さく設定される。
す図である。
ンバおよびディフューザダクトを示す図である。
である。
図である。
煙検知器本体に取り付けられたプローブの端面図であり、(c)はプローブのE
−E方向の断面図であり、(d)はプローブの検出器本体から離れた側の端面を
示す図である。
面図であり、(f)は大容量プローブ用アタッチメントであり、(k)は小容量
プローブ用アタッチメントであり、(b)〜(e)および(g)〜(j)は(a
)示すプローブのさまざまな箇所の断面図であり、(a)および(b)は小容量
プローブの側面図である。
Claims (20)
- 【請求項1】 少なくとも第1の光線と第2の光線とを供給する光源と、気
体の一部が流れる粒子検出ゾーンと、前記第1の光源と前記第2の光源とを交互
に検出ゾーンに照射するための制御手段と、前記検出ゾーン内で粒子によって散
乱された光を受光するためのセンサ手段と、前記検出ゾーン内の状態を指定する
出力手段とを有する ことを特徴とする浮遊粒子検出装置。 - 【請求項2】 前記光源は少なくとも2つの光源を含んでおり、前記浮遊粒
子検出装置は機械的に固定されており、前記第1の光と前記第2の光とは独立し
て出射され、前記第1の光と第2の光とは偏光が異なっており、前記第1の光と
前記第2の光とは異なる位置から出射され、前記第1の光と前記第2の光とは波
長が異なる ことを特徴とする請求項1に記載の浮遊粒子検出装置。 - 【請求項3】 本体と、前記本体に取り付けられ、空気の一部が流入する検
出ゾーンへ照射する2以上の光源と、本体に取り付けられ、前記検出ゾーンから
の散乱光を受信する一つの受信センサとを有し、 前記光源は前記検出ゾーンへの照射に適合し、 前記光源から照射される光はパルス光であり、各々の光源から出射される光の
波長、偏光または、検出ゾーンに流入する煙および埃の粒子にあたる角度は異な
り、ある範囲の大きさの煙粒子、あるいは埃粒子によって散乱され、前記センサ
は、少なくとも散乱光の一部を受信すると、信号を生成し解析し、粒子の濃度お
よび大きさ若しくは大きさの範囲を決定する ことを特徴とする粒子検出器。 - 【請求項4】 空気を含む気体の一部を取り入れる吸気口を備える本体と、 警報装置の状態を指定する出力手段と、 光源を備えた粒子検出部と、 粒子サイズ識別手段とを有し、 所定の時間、選択された大きさの粒子の濃度の変化を解析することによって、
前記警報装置の状態を指定する ことを特徴とする粒子検出器。 - 【請求項5】 前記粒子サイズ識別手段は、粒子の相対的な大きさを判別す
る ことを特徴とする請求項4に記載の粒子検出器。 - 【請求項6】 前記粒子サイズ識別手段は、相対的に小さなサイズの粒子を
検出する第1の光源と、相対的に大きなサイズの粒子を検出する第2の光源とを
有する ことを特徴とする請求項4または5に記載の粒子検出器。 - 【請求項7】 前記第1の光源および前記第2の光源は交互に動作する ことを特徴とする請求項6に記載の粒子検出器。
- 【請求項8】 前記粒子検出部は、波長の異なる光を用いて粒子サイズを決
定する ことを特徴とする請求項4至7のいずれか一に記載の粒子検出器。 - 【請求項9】 前記粒子サイズ識別手段は、垂直偏光の光と、水平偏光の光
とを用いて粒子サイズを決定する ことを特徴とする請求項4至7のいずれか一に記載の粒子検出装置。 - 【請求項10】 請求項4至9のいずれか一に記載の粒子検出器を備える煙
検知器。 - 【請求項11】 請求項4至9のいずれか一に記載の粒子検出器を備える埃
検知器。 - 【請求項12】 請求項1、2または3に記載の浮遊粒子検出装置を備える
煙検知器。 - 【請求項13】 請求項4至9のいずれか一に記載の粒子検出器を備え、警
報装置の誤動作を防ぐために埃を区別する ことを特徴とする煙検知器。 - 【請求項14】 熱分解、燻り火または煙の発生に対応した警報の状態を検
知する方法であって、 (a)気体の一部を取り込む過程と、(b)光源から出射された光に前記気体
の一部を吹きつける過程と、(c)前記出射された光を用いて、粒子の大きさま
たは大きさの範囲若しくはその両方を決定する過程と、(d)所定の期間、選択
された大きさの粒子の数また選択された大きさの範囲にある粒子の数またはその
両方、若しくは濃度が変化したか否かを判断する過程と、(e)前記(d)の過
程において、前記計測された数または濃度が選択された基準値の範囲に収まる場
合、警報装置を作動させる過程とを有する ことを特徴とする検出方法。 - 【請求項15】 前記粒子サイズまたはサイズの範囲若しくはその両方は、
粒子の相対的な大きさを用いて定められる ことを特徴とする請求項14に記載の検出方法。 - 【請求項16】 前記粒子の大きさまたは前記粒子の大きさの範囲若しくは
その両方を決定する際において、相対的に小さな粒子または小さな範囲にある粒
子もしくはその両方を検出する第1の光源と、相対的に大きな粒子または大きな
範囲にある粒子もしくはその両方を検出する第2の光源とを用いる ことを特徴とする請求項14または15に記載の検出方法。 - 【請求項17】 前記粒子の大きさまたは大きさの範囲若しくはその両方を
決定する際において、前記第1の光源および前記第2の光源は交互に動作する ことを特徴とする請求項16に記載の検出方法。 - 【請求項18】 前記粒子の大きさまたは大きさの範囲若しくはその両方を
決定する際において、波長の異なる光を用いる ことを特徴とする請求項14至17のいずれか一に記載の検出方法。 - 【請求項19】 請求項14至18のいずれか一に記載の方法を用いて、警
報条件を指定するために動作する粒子または煙のうち少なくとも一を検出する装
置。 - 【請求項20】 気体が流れるダクト等のコンジットに取り付けられるプロ
ーブであって、請求項1至13のいずれか一または19に記載の検出装置、検出
器または検知器へ気体が流れるように構成され、 前記コンジットに挿入される第1の部分を有し、 下流の気体を排気するための排気部とを有し、 前記第1の部分は、上流からの気体を吸い込むための吸気部を備え、 前記吸気部と前記排気部の各々は、流体抵抗を実質的に最小に保ちつつ、該プ
ローブ内の流体の流れ方向を変化させるための曲線部を有する ことを特徴とするプローブ。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
AU5538 | 2000-02-10 | ||
AUPQ5538A AUPQ553800A0 (en) | 2000-02-10 | 2000-02-10 | Improvements relating to smoke detectors particularily duct monitored smoke detectors |
PCT/AU2001/000121 WO2001059737A1 (en) | 2000-02-10 | 2001-02-09 | Improvements relating to smoke detectors particularly ducted smoke detectors |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007191381A Division JP4940038B2 (ja) | 2000-02-10 | 2007-07-23 | 粒子検出器、煙検出器および埃検出器、ならびに、熱分解、燻り火および煙のうちの少なくともいずれかの発生に対応した警報条件を決定する方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003523028A true JP2003523028A (ja) | 2003-07-29 |
JP2003523028A5 JP2003523028A5 (ja) | 2007-10-04 |
Family
ID=3819657
Family Applications (2)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001558979A Pending JP2003523028A (ja) | 2000-02-10 | 2001-02-09 | 煙検知器、特にダクト付き煙検知器に関する改良 |
JP2007191381A Expired - Fee Related JP4940038B2 (ja) | 2000-02-10 | 2007-07-23 | 粒子検出器、煙検出器および埃検出器、ならびに、熱分解、燻り火および煙のうちの少なくともいずれかの発生に対応した警報条件を決定する方法 |
Family Applications After (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007191381A Expired - Fee Related JP4940038B2 (ja) | 2000-02-10 | 2007-07-23 | 粒子検出器、煙検出器および埃検出器、ならびに、熱分解、燻り火および煙のうちの少なくともいずれかの発生に対応した警報条件を決定する方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (3) | US7075646B2 (ja) |
EP (2) | EP1261953A4 (ja) |
JP (2) | JP2003523028A (ja) |
CN (3) | CN101201315B (ja) |
AU (3) | AUPQ553800A0 (ja) |
HK (3) | HK1056034A1 (ja) |
TW (1) | TWI276011B (ja) |
WO (1) | WO2001059737A1 (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1050220A (ja) * | 1996-07-31 | 1998-02-20 | Nec Kansai Ltd | カラー陰極線管の調整装置 |
JP2007509327A (ja) * | 2003-10-23 | 2007-04-12 | マーティン、テレンス、コール | 粒子監視装置の改良とその方法 |
JP2012502260A (ja) * | 2008-09-05 | 2012-01-26 | エックストラリス・テクノロジーズ・リミテッド | 粒子特性の光検出 |
JP2015210188A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 粒子測定装置 |
WO2017022210A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通信装置 |
JP2019505930A (ja) * | 2016-01-18 | 2019-02-28 | ゼネックス・ディスインフェクション・サービシィズ・エルエルシイ | 煙感知器シールドおよび関連する方法 |
Families Citing this family (96)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AUPQ553800A0 (en) | 2000-02-10 | 2000-03-02 | Cole, Martin Terence | Improvements relating to smoke detectors particularily duct monitored smoke detectors |
US7505604B2 (en) * | 2002-05-20 | 2009-03-17 | Simmonds Precision Prodcuts, Inc. | Method for detection and recognition of fog presence within an aircraft compartment using video images |
US7564365B2 (en) * | 2002-08-23 | 2009-07-21 | Ge Security, Inc. | Smoke detector and method of detecting smoke |
DE10246756B4 (de) * | 2002-10-07 | 2006-03-16 | Novar Gmbh | Branderkennungsverfahren und Brandmelder zu dessen Durchführung |
GB2419406B (en) * | 2003-06-26 | 2007-04-18 | Secr Defence | Improvements to fluid borne particle analysers |
AU2007203110A1 (en) * | 2003-10-23 | 2007-07-26 | Martin Terence Cole | Improvement(s) related to particle monitors and method(s) therefor |
CN101135627A (zh) * | 2003-10-23 | 2008-03-05 | 马丁·T·科尔 | 颗粒监测器的室结构及使流体流过颗粒探测区域的方法 |
AU2004201100B2 (en) * | 2004-03-16 | 2009-11-12 | Novar Gmbh | Fire Detection Method and Fire Detector Therefor |
CN100394456C (zh) * | 2004-04-06 | 2008-06-11 | 诺瓦尔有限公司 | 火灾识别方法及实施该方法的火灾报警器 |
SE528152C2 (sv) * | 2005-01-24 | 2006-09-12 | Calectro Ab | Fluiddetektor |
SE528151C2 (sv) | 2005-01-24 | 2006-09-12 | Calectro Ab | Anordning för avkänning av fluid |
US7733234B2 (en) * | 2005-05-16 | 2010-06-08 | Tony Chavers Montgomery | Microprocessor operated, portable early fire detection and prevention device |
JP5203225B2 (ja) * | 2006-02-20 | 2013-06-05 | エックストラリス・テクノロジーズ・リミテッド | インライン煙減衰器 |
WO2008064396A1 (en) | 2006-09-07 | 2008-06-05 | Siemens Schweiz Ag | Improvement(s) related to particle monitors and method(s) therefor |
AU2007324279B2 (en) * | 2006-11-24 | 2012-04-05 | Garrett Thermal Systems Limited | Filter arrangement |
WO2008109933A1 (en) * | 2007-03-09 | 2008-09-18 | Xtralis Technologies Ltd | Particle detection apparatus |
EP2145171B1 (en) * | 2007-05-12 | 2018-12-26 | Roger L. Unger | Compact, low cost particle sensor |
GB2449433B (en) * | 2007-05-21 | 2009-12-09 | Clairair Ltd | Optical gas sensor |
US7847700B2 (en) * | 2007-07-03 | 2010-12-07 | Conforti Fred J | System and method for an optical particle detector |
US7669457B2 (en) * | 2007-07-24 | 2010-03-02 | Honeywell International Inc. | Apparatus and method of smoke detection |
EP2093732A1 (de) * | 2008-02-19 | 2009-08-26 | Siemens Aktiengesellschaft | Vorrichtung und Verfahren zum Detektieren von Rauch durch gemeinsame Auswertung zweier optischer Rückstreusignale |
JP5647108B2 (ja) * | 2008-06-10 | 2014-12-24 | エックストラリス・テクノロジーズ・リミテッド | 粒子検出システムおよび粒子検出器を用いた粒子検出方法 |
AU2015224408B2 (en) * | 2008-09-05 | 2016-05-26 | Garrett Thermal Systems Limited | Optical detection of particle characteristics |
US8941505B2 (en) * | 2008-10-09 | 2015-01-27 | Hochiki Corporation | Smoke detector |
EP2216637B1 (de) | 2009-02-10 | 2012-05-30 | Sensomatik AG | Messrohr für eine Vorrichtung zur Abtastung eines Strömungsmittels |
US20100229627A1 (en) * | 2009-03-12 | 2010-09-16 | Ngk Insulators, Ltd. | Protective equipment for particulate matter detection device |
WO2010124347A1 (en) | 2009-05-01 | 2010-11-04 | Xtralis Technologies Ltd | Improvements to particle detectors |
US8289178B2 (en) * | 2010-01-18 | 2012-10-16 | Volution | Electro/optical smoke analyzer |
GB2496811B (en) | 2010-09-10 | 2018-01-24 | Garrett Thermal Sys Ltd | Duct detector |
DE102011083939B4 (de) * | 2011-09-30 | 2014-12-04 | Siemens Aktiengesellschaft | Auswerten von Streulichtsignalen bei einem optischen Gefahrenmelder und Ausgeben sowohl eines gewichteten Rauchdichtesignals als auch eines gewichteten Staub-/Dampfdichte-Signals |
WO2013123948A1 (en) * | 2012-02-22 | 2013-08-29 | Vkr Holding A/S | A modular smoke ventilation system with serial control points |
US8907802B2 (en) | 2012-04-29 | 2014-12-09 | Valor Fire Safety, Llc | Smoke detector with external sampling volume and ambient light rejection |
US9140646B2 (en) | 2012-04-29 | 2015-09-22 | Valor Fire Safety, Llc | Smoke detector with external sampling volume using two different wavelengths and ambient light detection for measurement correction |
US8947243B2 (en) | 2012-04-29 | 2015-02-03 | Valor Fire Safety, Llc | Smoke detector with external sampling volume and utilizing internally reflected light |
CN103575624A (zh) * | 2012-08-06 | 2014-02-12 | 金济远 | 光学粒子测量装置 |
CN103163053B (zh) * | 2013-02-05 | 2015-04-01 | 中国矿业大学 | 红外煤尘检测装置及方法 |
AU2014277636A1 (en) | 2013-06-03 | 2015-11-19 | Garrett Thermal Systems Limited | Particle detection system and related methods |
EP2848913A1 (de) * | 2013-09-12 | 2015-03-18 | Siemens Schweiz AG | Detektionsgerät zur Feinstaubbestimmung |
JP6407295B2 (ja) | 2013-10-30 | 2018-10-17 | ヴァラー ファイヤー セーフティー, エルエルシー | 外部サンプリング体積および周囲光拒絶を有する煙検出器 |
JP6399780B2 (ja) * | 2014-03-28 | 2018-10-03 | 能美防災株式会社 | 煙感知器 |
US9679468B2 (en) * | 2014-04-21 | 2017-06-13 | Tyco Fire & Security Gmbh | Device and apparatus for self-testing smoke detector baffle system |
DE102015004458B4 (de) | 2014-06-26 | 2016-05-12 | Elmos Semiconductor Aktiengesellschaft | Vorrichtung und Verfahren für einen klassifizierenden, rauchkammerlosen Luftzustandssensor zur Prognostizierung eines folgenden Betriebszustands |
EP2963627B1 (de) * | 2014-07-04 | 2016-05-18 | Amrona AG | Anordnung zum Abschwächen auftreffenden Lichts eines Strahlenbündels |
CN104089930B (zh) * | 2014-07-30 | 2017-11-03 | 武汉菲舍控制技术有限公司 | 一种激光后散射式烟尘监测系统 |
EP3096130B1 (de) * | 2014-10-13 | 2021-05-26 | Universität Duisburg-Essen | Vorrichtung zur identifikation von aerosolen |
CN104459817B (zh) * | 2014-12-16 | 2017-01-25 | 公安部沈阳消防研究所 | 一种火灾征兆探测装置及方法 |
DE102014019172B4 (de) | 2014-12-17 | 2023-12-07 | Elmos Semiconductor Se | Vorrichtung und Verfahren zur Unterscheidung von festen Objekten, Kochdunst und Rauch mit einem kompensierenden optischen Messsystem |
DE102014019773B4 (de) | 2014-12-17 | 2023-12-07 | Elmos Semiconductor Se | Vorrichtung und Verfahren zur Unterscheidung von festen Objekten, Kochdunst und Rauch mittels des Displays eines Mobiltelefons |
CN104655539B (zh) * | 2015-03-20 | 2018-05-29 | 安费诺(常州)连接系统有限公司 | 双通道粉尘浓度传感器及其粉尘浓度检测方法 |
RU2655225C1 (ru) * | 2015-04-17 | 2018-05-24 | Конинклейке Филипс Н.В. | Обработка пыли |
CN104914026B (zh) * | 2015-06-12 | 2018-08-07 | 艾欧史密斯(中国)热水器有限公司 | 粉尘浓度检测方法及粉尘浓度传感器 |
CN106110799A (zh) * | 2015-06-29 | 2016-11-16 | 崔子扬 | 一种用于废气吸收过滤的净气装置及气体净化检测机构 |
US9792793B2 (en) * | 2015-07-13 | 2017-10-17 | Hamilton Sundstrand Corporation | Smoke detector |
CN105352860B (zh) * | 2015-10-23 | 2018-12-04 | 上海智觅智能科技有限公司 | 一种红外粉尘传感器的数据处理方法 |
CN105513254A (zh) * | 2015-11-30 | 2016-04-20 | 无锡拓能自动化科技有限公司 | 基于粒子测量的早期火灾报警系统 |
AU2017228427B2 (en) | 2016-03-04 | 2019-10-03 | Xenex Disinfection Services, Llc. | Smoke detectors with light shields and alarm systems including such |
US10769921B2 (en) | 2016-08-04 | 2020-09-08 | Carrier Corporation | Smoke detector |
EP3287999A1 (de) * | 2016-08-25 | 2018-02-28 | Siemens Schweiz AG | Verfahren zur branddetektion nach dem streulichtprinzip mit gestaffelter zuschaltung einer weiteren led-einheit zum einstrahlen weiterer lichtimpulse unterschiedlicher wellenlänge und streulichtwinkel sowie derartige streulichtrauchmelder |
CN106546520B (zh) * | 2016-10-27 | 2019-06-14 | 中国航天空气动力技术研究院 | 燃粉浓度测量装置和测量方法 |
CN106770902A (zh) * | 2016-12-28 | 2017-05-31 | 中国科学院合肥物质科学研究院 | 一种用于电子烟吸烟机的抽吸终止装置 |
CN106596208B (zh) * | 2017-02-13 | 2023-11-28 | 谢文生 | 一种烟气取样装置及流场诊断方法 |
EP3392855B1 (de) * | 2017-04-19 | 2021-10-13 | Siemens Schweiz AG | Verfahren und vorrichtung zum abgleich eines rauchmelders |
CN107036948A (zh) * | 2017-05-16 | 2017-08-11 | 珠海格力电器股份有限公司 | 检测粉尘浓度的方法、装置和系统 |
US10600301B2 (en) * | 2017-05-31 | 2020-03-24 | Vistatech Labs Inc. | Smoke device and smoke detection circuit |
US10739323B2 (en) | 2017-10-17 | 2020-08-11 | Pierre Desjardins | Interconnecting detector |
EP3483585B1 (en) | 2017-11-13 | 2022-06-29 | Carrier Corporation | Air particulate detection system |
JP6954373B2 (ja) * | 2017-12-12 | 2021-10-27 | 日本電気株式会社 | トンネル内火災時制御システム |
CN110070691A (zh) * | 2018-01-24 | 2019-07-30 | 上海云杉信息科技有限公司 | 一种烟雾报警方法及系统、存储介质及终端 |
JP7203500B2 (ja) * | 2018-03-13 | 2023-01-13 | 古河電気工業株式会社 | 火災煙検知装置 |
WO2019234978A1 (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | ホーチキ株式会社 | 感知器 |
KR101931160B1 (ko) * | 2018-06-15 | 2018-12-20 | (주)지에스티 | 에스엠디 라인 통합 관리 시스템 |
WO2020005375A1 (en) * | 2018-06-29 | 2020-01-02 | Carrier Corporation | Multipurpose air monitoring device |
CN108765857A (zh) * | 2018-08-03 | 2018-11-06 | 黑子信息科技(广东)有限公司 | 一种火灾报警系统 |
CN113508288A (zh) * | 2018-09-28 | 2021-10-15 | 西门子瑞士有限公司 | 具有波长选择偏振器的散射光烟雾探测器以及这种偏振器的合适用途 |
DE102018216909A1 (de) * | 2018-10-02 | 2020-04-02 | Robert Bosch Gmbh | Optische Brandsensorvorrichtung und entsprechendes Branderfassungsverfahren |
CN109596466A (zh) * | 2018-12-25 | 2019-04-09 | 复旦大学 | 一种模拟生物质露天燃烧且可测量气态污染物浓度的大气气溶胶烟雾系统 |
CN109596482A (zh) * | 2018-12-28 | 2019-04-09 | 复旦大学 | 一种测量颗粒物化学组分的大气气溶胶烟雾系统 |
CN109615816A (zh) * | 2019-01-31 | 2019-04-12 | 中磊电子(苏州)有限公司 | 可避免假警报的烟雾检测器 |
CN110033588B (zh) * | 2019-04-30 | 2023-12-12 | 国网安徽省电力有限公司淮北供电公司 | 一种采样管、火灾探测设备及预警系统、预警方法及装置 |
US20220244160A1 (en) * | 2019-06-11 | 2022-08-04 | Ams Ag | Optical particle sensor |
US11543057B2 (en) * | 2019-07-09 | 2023-01-03 | Honeywell International Inc. | Universal pipe sleeve junction for an aspirated smoke detection system |
EP3828529A1 (en) | 2019-11-27 | 2021-06-02 | Carrier Corporation | Smoke detector for aspiration smoke detector system |
US11302166B2 (en) * | 2019-12-02 | 2022-04-12 | Carrier Corporation | Photo-electric smoke detector using single emitter and single receiver |
EP3907714B1 (en) | 2020-05-08 | 2024-02-21 | Carrier Corporation | Condensation prevention in an aspirating smoke detection system |
EP3907715A1 (en) | 2020-05-08 | 2021-11-10 | Carrier Corporation | Detection of a clogged filter in an aspirating detection system |
CN111540158B (zh) * | 2020-05-27 | 2023-08-15 | 深圳市高新投三江电子股份有限公司 | 一种带有凝露识别功能的烟感报警器及使用方法 |
CN111951514A (zh) * | 2020-08-03 | 2020-11-17 | 深圳职业技术学院 | 一种基于图像识别的烟雾检测装置 |
US11506586B2 (en) | 2020-08-17 | 2022-11-22 | Carrier Corporation | Photoelectric smoke sensor tube |
US11990022B2 (en) | 2020-10-30 | 2024-05-21 | Honeywell International Inc. | Self-testing duct environment detector |
CN112669559B (zh) * | 2020-12-16 | 2022-03-18 | 湖南小快智造电子科技有限公司 | 电器火灾探测器 |
CN112950889A (zh) * | 2021-02-23 | 2021-06-11 | 江苏工程职业技术学院 | 一种电子设备烟雾浓度检测系统 |
US11761875B2 (en) * | 2021-06-01 | 2023-09-19 | Honeywell International Inc. | Adjusting for air flow temperature changes in an aspirating smoke detector |
CN113866351B (zh) * | 2021-08-31 | 2024-04-12 | 应急管理部上海消防研究所 | 一种用于工业烟气排放的检测装置 |
CN114399881B (zh) * | 2021-10-21 | 2023-08-22 | 国网山东省电力公司电力科学研究院 | 一种早期火灾识别方法及系统 |
CN115235963A (zh) * | 2022-05-25 | 2022-10-25 | 中国船舶重工集团公司第七0三研究所 | 一种可自校正的线性吸气式感烟探测器 |
CN116678798B (zh) * | 2023-06-10 | 2024-01-19 | 青岛环瑞自动化科技有限公司 | 一种高精度工业粉尘检测仪及其使用方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2273769B (en) * | 1992-12-15 | 1996-08-28 | Stephen Henry Ellwood | Proportional light scattering sensor |
Family Cites Families (55)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CH417405A (de) * | 1964-07-14 | 1966-07-15 | Cerberus Ag Werk Fuer Elektron | Vorrichtung zur Feststellung von Aerosolen in Luft |
US3616410A (en) * | 1968-09-23 | 1971-10-26 | Leonid Davidovich Shtoffer | Partial gas pressure transducer |
US3982130A (en) * | 1975-10-10 | 1976-09-21 | The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force | Ultraviolet wavelength smoke detector |
FR2357888A1 (fr) | 1976-04-01 | 1978-02-03 | Cerberus Ag | Detecteur de fumee |
SE7604502L (sv) | 1976-04-15 | 1977-10-16 | Ericsson Telefon Ab L M | Optisk branddetektor |
CH641584A5 (de) * | 1979-02-26 | 1984-02-29 | Cerberus Ag | Brandmelder. |
EP0026046B1 (en) * | 1979-09-05 | 1988-01-13 | Imperial Chemical Industries Plc | Method of and apparatus for monitoring gaseous pollutants |
BE881812A (nl) * | 1979-12-17 | 1980-06-16 | Cerberus Ag | Meldingsstelsel |
EP0076338A1 (en) | 1981-10-05 | 1983-04-13 | Gamewell Corporation | Broad-spectrum particle detector |
AU573594B2 (en) | 1983-07-04 | 1988-06-16 | Vision Systems Limited | Smoke detection apparatus |
US4608556A (en) * | 1983-07-04 | 1986-08-26 | Cole Martin T | Smoke detection apparatus |
AU573243B2 (en) | 1983-08-12 | 1988-06-02 | Vision Systems Limited | Pollution detecting apparatus |
AU577538B2 (en) | 1983-08-12 | 1988-09-29 | Vision Systems Limited | Optical smoke detectors |
AU575845B2 (en) | 1983-08-12 | 1988-08-11 | Vision Systems Limited | Light absorber for smoke detector |
AU577551B2 (en) | 1983-10-21 | 1988-09-29 | Vision Systems Limited | Improvements relating to smoke detection apparatus |
US4637735A (en) * | 1984-01-10 | 1987-01-20 | Factory-Mutual Research Corporation | Bench-scale material flammability test apparatus and process for measuring flammability |
AU576361B2 (en) | 1984-05-09 | 1988-08-25 | Vision Systems Limited | Solid state anemometer and optical air pollution monitor |
CA1251948A (en) | 1984-05-09 | 1989-04-04 | Martin T. Cole | Improvements relating to solid state anemometers and temperature gauges |
NZ212002A (en) | 1984-05-09 | 1988-07-28 | Martin Terence Cole | Zener diode anemometer |
GB2193570B (en) | 1986-08-05 | 1990-01-24 | Secr Defence | Analyser for airborne particles |
US4906978A (en) * | 1986-12-24 | 1990-03-06 | Cerberus Ag | Optical smoke detector |
US5392114A (en) | 1988-03-30 | 1995-02-21 | Cole; Martin T. | Fluid pollution monitor |
US4854705A (en) | 1988-04-05 | 1989-08-08 | Aerometrics, Inc. | Method and apparatus to determine the size and velocity of particles using light scatter detection from confocal beams |
US5104221A (en) | 1989-03-03 | 1992-04-14 | Coulter Electronics Of New England, Inc. | Particle size analysis utilizing polarization intensity differential scattering |
JP2740262B2 (ja) * | 1989-05-16 | 1998-04-15 | 消防庁長官 | 粒径計測型煙感知器 |
AU653735B2 (en) | 1990-06-19 | 1994-10-13 | Vision Systems Limited | Gaseous fluid aspirator or pump |
EP0535102B1 (en) * | 1990-06-19 | 1995-11-29 | COLE, Martin Terence | Gaseous fluid aspirator or pump |
NL9001415A (nl) * | 1990-06-21 | 1992-01-16 | Ajax De Boer B V | Optische rook-, aerosol- en stofdetector en brandmeldingsapparaat met optische detector. |
GB9014015D0 (en) * | 1990-06-23 | 1990-08-15 | Dennis Peter N J | Improvements in or relating to smoke detectors |
US5451929A (en) * | 1991-07-02 | 1995-09-19 | Newtron Products Company | Smoke alarm and air cleaning device |
JP3071902B2 (ja) * | 1991-10-31 | 2000-07-31 | ホーチキ株式会社 | 火災報知装置 |
GB2259763B (en) * | 1991-09-20 | 1995-05-31 | Hochiki Co | Fire alarm system |
WO1993008461A1 (en) * | 1991-10-14 | 1993-04-29 | I.E.I. Pty. Ltd. | Improvements relating to a sampling chamber for a pollution detector |
AU666881B2 (en) | 1991-10-14 | 1996-02-29 | Vision Systems Limited | Improvements relating to a sampling chamber for a pollution detector |
JPH06109631A (ja) * | 1991-10-31 | 1994-04-22 | Hochiki Corp | 火災報知装置 |
WO1993023736A1 (en) * | 1992-05-11 | 1993-11-25 | I.E.I. Pty. Ltd. | Improvements relating to smoke detection scanning apparatus |
AU670082B2 (en) | 1992-05-11 | 1996-07-04 | Vision Systems Limited | Improvements relating to smoke detection scanning apparatus |
AU667102B2 (en) | 1992-05-14 | 1996-03-07 | Vision Systems Limited | Gas sampling point for smoke/pollution detection systems |
US5502434A (en) * | 1992-05-29 | 1996-03-26 | Hockiki Kabushiki Kaisha | Smoke sensor |
GB9212060D0 (en) * | 1992-06-04 | 1992-07-22 | Appleby David | Obscuration sensor |
CH684556A5 (de) * | 1992-09-14 | 1994-10-14 | Cerberus Ag | Optischer Rauchmelder. |
US5352901A (en) * | 1993-04-26 | 1994-10-04 | Cummins Electronics Company, Inc. | Forward and back scattering loss compensated smoke detector |
US5576697A (en) * | 1993-04-30 | 1996-11-19 | Hochiki Kabushiki Kaisha | Fire alarm system |
DE4316081C1 (de) * | 1993-05-13 | 1994-08-04 | Heinkel Ind Zentrifugen | Vorrichtung zur Durchführung einer Gewichtsmessung bei Zentrifugen |
DE4414166C1 (de) * | 1994-04-22 | 1995-12-07 | Lorenz Mesgeraetebau | Verfahren und Vorrichtung zur Messung der Lichtstreuung an Partikeln |
AUPN965896A0 (en) | 1996-05-03 | 1996-05-30 | Vision Products Pty Ltd | The detection of airborne pollutants |
GB2319604A (en) | 1996-11-25 | 1998-05-27 | Kidde Fire Protection Ltd | Smoke and particle detector |
JPH1123458A (ja) | 1997-05-08 | 1999-01-29 | Nittan Co Ltd | 煙感知器および監視制御システム |
CA2339170A1 (en) | 1998-07-31 | 2000-02-10 | Gsbs Development Corporation | Light scattering smoke detectors |
US6316410B1 (en) * | 1999-09-22 | 2001-11-13 | National Research Council Of Canada | Parathyroid hormone analogues for the treatment of osteoporosis |
US6414746B1 (en) | 1999-11-24 | 2002-07-02 | Advanced Scientific Concepts, Inc. | 3-D imaging multiple target laser radar |
US6225910B1 (en) * | 1999-12-08 | 2001-05-01 | Gentex Corporation | Smoke detector |
AUPQ553800A0 (en) * | 2000-02-10 | 2000-03-02 | Cole, Martin Terence | Improvements relating to smoke detectors particularily duct monitored smoke detectors |
US6469623B2 (en) * | 2001-01-26 | 2002-10-22 | Gentex Corporation | Smoke detector maintenance and verification tool |
US6452399B1 (en) * | 2001-01-29 | 2002-09-17 | Xerox Corporation | Modulator base for electrostatic voltmeter modulator assembly |
-
2000
- 2000-02-10 AU AUPQ5538A patent/AUPQ553800A0/en not_active Abandoned
-
2001
- 2001-02-09 TW TW090102861A patent/TWI276011B/zh not_active IP Right Cessation
- 2001-02-09 WO PCT/AU2001/000121 patent/WO2001059737A1/en not_active Application Discontinuation
- 2001-02-09 EP EP01903514A patent/EP1261953A4/en not_active Ceased
- 2001-02-09 EP EP07019155A patent/EP1868173A3/en not_active Withdrawn
- 2001-02-09 CN CN2008100022518A patent/CN101201315B/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-02-09 CN CNB2005100825753A patent/CN100454349C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-02-09 US US10/203,454 patent/US7075646B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2001-02-09 CN CNB018066127A patent/CN1211764C/zh not_active Expired - Fee Related
- 2001-02-09 AU AU2001231426A patent/AU2001231426B2/en not_active Ceased
- 2001-02-09 AU AU3142601A patent/AU3142601A/xx active Pending
- 2001-02-09 JP JP2001558979A patent/JP2003523028A/ja active Pending
-
2003
- 2003-11-12 HK HK03108204A patent/HK1056034A1/xx not_active IP Right Cessation
-
2006
- 2006-01-13 US US11/332,727 patent/US7508313B2/en not_active Expired - Fee Related
- 2006-06-29 HK HK06107376.3A patent/HK1087235A1/xx not_active IP Right Cessation
-
2007
- 2007-07-23 JP JP2007191381A patent/JP4940038B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2007-08-23 US US11/843,859 patent/US20070285264A1/en not_active Abandoned
-
2008
- 2008-11-24 HK HK08112857.9A patent/HK1121526A1/xx not_active IP Right Cessation
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2273769B (en) * | 1992-12-15 | 1996-08-28 | Stephen Henry Ellwood | Proportional light scattering sensor |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1050220A (ja) * | 1996-07-31 | 1998-02-20 | Nec Kansai Ltd | カラー陰極線管の調整装置 |
JP2007509327A (ja) * | 2003-10-23 | 2007-04-12 | マーティン、テレンス、コール | 粒子監視装置の改良とその方法 |
JP2011047954A (ja) * | 2003-10-23 | 2011-03-10 | Martin Terence Cole | 粒子検知器用室構成、粒子検知器、煙検知器、および粒子検知器の検知区域に流体を流す方法 |
JP2012502260A (ja) * | 2008-09-05 | 2012-01-26 | エックストラリス・テクノロジーズ・リミテッド | 粒子特性の光検出 |
JP2016020902A (ja) * | 2008-09-05 | 2016-02-04 | エックストラリス・テクノロジーズ・リミテッド | 粒子特性の光検出 |
JP2015210188A (ja) * | 2014-04-25 | 2015-11-24 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 粒子測定装置 |
WO2017022210A1 (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通信装置 |
JP2017033259A (ja) * | 2015-07-31 | 2017-02-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 通信装置 |
JP2019505930A (ja) * | 2016-01-18 | 2019-02-28 | ゼネックス・ディスインフェクション・サービシィズ・エルエルシイ | 煙感知器シールドおよび関連する方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
AUPQ553800A0 (en) | 2000-03-02 |
HK1087235A1 (en) | 2006-10-06 |
EP1868173A3 (en) | 2009-03-18 |
CN100454349C (zh) | 2009-01-21 |
CN101201315B (zh) | 2012-03-07 |
JP4940038B2 (ja) | 2012-05-30 |
AU2001231426C1 (en) | 2001-08-20 |
EP1261953A4 (en) | 2005-04-06 |
AU2001231426B2 (en) | 2006-01-12 |
HK1056034A1 (en) | 2004-01-30 |
US20070285264A1 (en) | 2007-12-13 |
CN1716328A (zh) | 2006-01-04 |
EP1261953A1 (en) | 2002-12-04 |
CN1418358A (zh) | 2003-05-14 |
US7075646B2 (en) | 2006-07-11 |
WO2001059737A1 (en) | 2001-08-16 |
CN101201315A (zh) | 2008-06-18 |
US20060114112A1 (en) | 2006-06-01 |
TWI276011B (en) | 2007-03-11 |
AU3142601A (en) | 2001-08-20 |
EP1868173A2 (en) | 2007-12-19 |
HK1121526A1 (en) | 2009-04-24 |
CN1211764C (zh) | 2005-07-20 |
US20030011770A1 (en) | 2003-01-16 |
JP2007265457A (ja) | 2007-10-11 |
US7508313B2 (en) | 2009-03-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003523028A (ja) | 煙検知器、特にダクト付き煙検知器に関する改良 | |
AU2001231426A1 (en) | Improvements relating to smoke detectors particularly ducted smoke detectors | |
US7551277B2 (en) | Particle monitors and method(s) therefor | |
EP2112639B1 (en) | Improvement(s) related to particle detectors | |
AU2007203107B2 (en) | Improvement(s) related to particle monitors and method(s) therefor | |
AU2006201261A1 (en) | Improvements Relating to Smoke Detectors Particularly Ducted Smoke Detectors | |
CA2598745A1 (en) | Improvement(s) related to particle monitors and method(s) therefor | |
AU2008202548A1 (en) | Improvements Relating to Smoke Detectors Particularly Ducted Smoke Detectors |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070807 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20080122 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20080123 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080205 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100512 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100811 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100818 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20100910 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20100917 |
|
A601 | Written request for extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601 Effective date: 20101012 |
|
A602 | Written permission of extension of time |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602 Effective date: 20101019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20101217 |
|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20101227 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20101228 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20110111 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111215 |