JP2003520531A - イメージをコード化する方法およびイメージコーダ - Google Patents

イメージをコード化する方法およびイメージコーダ

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JP2003520531A
JP2003520531A JP2001553307A JP2001553307A JP2003520531A JP 2003520531 A JP2003520531 A JP 2003520531A JP 2001553307 A JP2001553307 A JP 2001553307A JP 2001553307 A JP2001553307 A JP 2001553307A JP 2003520531 A JP2003520531 A JP 2003520531A
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バーテリ,ヨーニ
ドブリン,ボグダン−パウル
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Nokia Oyj
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N19/00Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals
    • H04N19/50Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding
    • H04N19/593Methods or arrangements for coding, decoding, compressing or decompressing digital video signals using predictive coding involving spatial prediction techniques

Abstract

(57)【要約】 本発明はデジタルイメージをコード化する方法に関し、本方法において、デジタルイメージはブロック(C、L、U、UL、UR)に分割される。本方法においては、伝送されるべき情報量を減少させるために、ブロック(C)に関する空間予測が実施され、少なくとも1つの予測方法(P1−P13)が定義済みである。本方法においては、前述の隣接ブロック(L、U)の内容に従って予測されるべき既述ブロック(C)の少なくとも1つの隣接ブロック(L、U)に関して分類が決定され、予測方法(P1−P13)は、少なくとも1つの既述分類に基づいて現行ブロック(C)に関して選定される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は請求項1のプリアンブルに従ってイメージをコード化する方法に関す
る。また本発明は請求項12のプリアンブルに従ってイメージをコード化するデ
バイスにも関する。更に、本発明は請求項23のプリアンブルの従ったエンコー
ダと、請求項24のプリアンブルに従ったデコーダと、請求項25のプリアンブ
ルに従ったコウディックと、請求項26のプリアンブルに従った移動ターミナル
と、請求項27のプリアンブルに従ったソフトウェアプログラムを記憶する記憶
媒体に関する。
【0002】 本イメージはあらゆるデジタルイメージ、ビデオイメージ、TVイメージ、ビ
デオレコーダによって生成されたイメージ、コンピュータアニメーション、静止
イメージ、等々であっても差し支えない。一般にデジタルイメージは水平および
垂直線に配列された画素から成り、1つの単一イメージ内のそれらの個数は一般
に数万個である。更に、各画素に関して生成される情報は、たとえば、一般に8
ビットの解像度を持つ画素に関するルミナンス情報、および、色の適用において
は、例えば、クロミナンス信号などのクロミナンス情報も含む。このクロミナン
ス信号は一般に2つの成分Cb及びCrから成り、これらの成分は一般に両方共
8ビットの解像度で伝送される。これらルミナス及びクロミナンス値に基づいて
、ビデオ受信ターミナルのディスプレイデバイスにおける原画素に対応する情報
を形成することが可能である。この例においては、各画素に関して伝送されれる
べきデータ量は非圧縮の24ビットである。従って、1つのイメージに関する情
報の全体量は数メガビットに達する。移動イメージの伝送においては、毎秒数個
のイメージが伝送される。たとえば、TVイメージにおいては、毎秒25個のイ
メージが伝送される。圧縮なしで伝送されるべき情報量は毎秒数十メガビットに
達する。ただし、例えばインターネットデータ網におけるデータ伝送速度(レー
ト)は毎秒64キロビット(kbits)程度であり、従って、このネットワー
クを介して非圧縮リアルタイムイメージ伝送を実際上不可能にする。
【0003】 伝送されるべき情報量を減少させるには、例えばJPEG、MPEG、H.2
63規格などのように、幾つかの異なる圧縮方法が開発されている。ビデオ伝送
におけるイメージ(画像)圧縮はインタフレーム圧縮、イントラフレーム圧縮、
または、これらの組合わせのいずれかとして実施可能である。インタフレーム圧
縮における目的は連続するイメージフレーム内の冗長情報を除去することにある
。一般にイメージは例えば静止している背景のような多量の非変化情報、又は、
例えば徐々に移動するとしても、ゆっくり変化する情報を含む。インタフレーム
圧縮においては、動作補償された予測を利用することも可能であり、この場合の
目的は動いているイメージ内のエレメントを検出することにあり、この場合には
画素値を伝送する代りに運動ベクトル及び予測エラー情報が伝送される。
【0004】 リアルタイムでイメージ圧縮技法の使用を可能にするには、圧縮および圧縮解
除をリアルタイムで実施することが可能であるような十分に高い処理速度を送受
信ビデオターミナルが持たねばならない。
【0005】 幾つかのイメージ圧縮技法においては、イメージ信号が伝送通路に送られるか
、或いは、記憶手段に記憶される以前に、デジタルフォーマットにおけるイメー
ジ信号には離散型コサイン変換(DCT)が適用される。DCTを用いると、周
期信号の周波数スペクトルを計算すること、即ち、時間ドメインから周波数ドメ
インへの変換を実施することが可能である。この文脈における離散的という用語
は変換において連続関数の代わりに個別画素が処理されることを示す。デジタル
イメージ信号における隣接画素は一般に本質的な空間相関性を持つ。DCTの一
特徴は、DCTの結果として確立される係数は実質的に相互関係を持たないこと
である。従って、DCTは効率的な仕方において時間ドメインから(空間)周波
数ドメインへのイメージ信号変換を実施し、イメージデータの冗長度を低下させ
る。従って、変換コード化の使用はインターフレームおよびイントラフレームコ
ード化の両方において冗長度を低下させる効果的な方法である。
【0006】 独立コード化済みキーフレーム(イントラフレーム)に関するスチフイメージ
コード化およびビデオコード化において用いられる現行ブロックを基調とするコ
ード化方法ではブリックを基調とする方法が用いられる。一般にイメージは、或
る種の変換コード化を用いて独立してコード化されるNxMブロックに分割され
る。純粋ブロック基調コード化は画素のインターブロック相関については考慮す
ることなしに特定のブロック内のインター画素相関を低下させるに過ぎない。従
って、高度に相互関係を持つデータに関して非常に効率的なエネルギパッキング
特質を持つ例えばDCTコーディングのような変換基調コーディングを用いる場
合であってさえも純粋ブロック基調コード化はいくぶん高いビットレートを生成
する。従って、現行デジタルイメージコード化規格はブロック間画素値の相関性
も低下させる或る種の方法を開発する。
【0007】 現行デジタルイメージコード化方法は変換ドメインにおける予測を実施する。
即ち、以前のコード化済みブロックを用いて現在コード化されつつあるブロック
のDCT係数を予測することが試みられ、それによって、圧縮方法と結合させる
。一般にイメージブロック内の平均画素値に対応するDCT係数は、以前のコー
ド化済みブロックからの同一DCT係数を用いて予測される。実際の係数と予測
された係数の差はデコーダに送られる。ただし、この方式は平均画素値のみを予
測可能であり、あまり効率的ではない。
【0008】 また、DCT係数の予測は空間的に隣接するブロックを用いても実施可能であ
る。例えば、ブロック内の平均画素値に対応するDCT係数は1つのブロックか
ら左に向かうか、又は、コード化されつつある現行ブロック上に向かうDCT係
数を用いて予測可能である。水平周波数(即ち垂直エッジ)に対応するDCT係
数は現行ブロック上のブロックから予測可能であり、垂直周波数(即ち水平エッ
ジ)に対応する係数は左に位置するブロックから予測可能である。以前の方法と
同様に、実際の係数と予測された係数の間の差はコード化されて、デコーダに送
られる。この方法は数個のブロックを通過する水平および垂直エッジの予測を可
能にする。
【0009】 MPEG−2圧縮において、DCTはブロックサイズ8×8の画素を用いてブ
ロックにおいて実施される。ルミナンスレベルは十分な空間解像度を用いて変換
されるが、クロミナンス両信号はサブサンプリングされる。例えば、16×16
画素のフィールドは8×8画素のフィールドへサブサンプリングされる。ブロッ
クサイズの差は目はクロミナンスの変化をルミナンスの変化と同等に見分けない
という事実に主として起因する。この場合、2×2画素のフィールドは同じクロ
ミナンス値を用いてコード化される。
【0010】 MPEG−2規格は3つのフレームタイプ、即ち、Iフレーム(イントラ)、
Pフレーム(予測済み)、Bフレーム(双方向性)を規定する。Iフレームはイ
メージ自体に含まれる情報に基づいて単独で生成される。この場合、イメージ全
体を形成するために受信端においてIフレームを使用可能である。Pフレームは
一般に最も近い先行IフレームまたはPフレームに基づいて形成される。この場
合、受信段階において、先行Iフレーム又はPフレームは受信されたPフレーム
と共に応対的に使用される。Pフレームの合成に際して、情報量を圧縮するため
に、例えば動作補償が用いられる。Bフレームは先行Iフレーム及び後続Pまた
はIフレームに基づいて形成される。応対的に、受信段階において、先行および
後続フレームの受信が終了するまで、Bフレームを合成することは可能でない。
更に、送信段階において、PフレームとBフレームの順序が変えられる。この場
合、Bフレームに後続するPフレームが先ず受信される。これは受信機における
イメージの復元を加速する傾向がある。
【0011】 従来技術による解決方法において用いられるイントラフレームコード化方式は
非能率的である。この場合、イントラコード化済みフレームの送信は帯域幅過剰
である。これは低ビット速度デジタルイメージコード化利用における独立コード
化済みキーフレームの使用を制限する。
【0012】 本発明は、幾つかの方向から予測の可能性を提供する画素値の予測を包含する
空間予測方式を導入することによって、イメージデータにおける冗長度をどのよ
うにして更に減少させるか、及び、イメージデータの更に効率的なコー化をどの
ようにして実現するかの問題を取り扱う。これは、異なる配向に関する縁の効率
的な予測を可能にし、その結果としてビットレートがかなり節約される。本発明
に従った方法も、ビットレートの更なる節約を提供する適当な予測方法を文脈に
沿って選択する。
【0013】 本発明はイメージ内の画素値の空間的予測を実施する方法を導入する。本文書
の技術的な記述はブロックに基づく静止イメージコード化およびブロックに基づ
くビデオコーダ用に使用できる空間予測に関する方法およびシステムを導入する
。本発明のキーエレメントは多重予測方法と、文脈従属選択と、選定された予測
方法の信号化を使用することである。多重予測方法と、文脈従属選択と、選定さ
れた予測方法の信号化の使用は、従来技術による解決方法に比べて、達成される
べきビットレートの実質的な節約を可能にする。
【0014】 本発明の一目的は、更に高い符号化効率が達成可能であり、コード化済みデジ
タルイメージのビットレートを更に低下可能であるように、デジタルイメージの
コード化および復号を改良することにある。
【0015】 本発明によれば、本目的はイメージデータの空間的予測済みコード化を実施す
るためのエンコーダによって達成される。
【0016】 本発明の第1態様によれば、デジタルイメージをコード化する方法が提供され
、この方法においてはデジタルイメージはブロックに分割され、伝送されるべき
情報量を減少させるためにブロックに関する空間予測が実施されることを特徴と
し、この場合、少なくとも1つの予測方法が規定され、予測されるべき前記ブロ
ックの少なくとも1つの隣接ブロックに関して前記隣接ブロックの内容に従って
分類が決定され、少なくとも1つの前記分類に基づいて現行ブロックに関する予
測方法が選定される。
【0017】 本発明の第2態様によれば、ブロックに分割されるデジタルイメージをコード
化するデバイスが提供される。本デバイスは 伝送されるべき情報量を減少させ
るためにブロックに関する空間予測を実施する手段を有することを特徴とし、こ
こに、少なくとも1つの予測方法が規定され、当該デバイスは更に予測されるべ
き前記ブロックの少なくとも1つの隣接ブロックに関する分類を前記隣接ブロッ
クの内容に従って決定する手段と、少なくとも1つの前記分類に基づいて現行ブ
ロックに関する予測方法を選択する手段を有する。
【0018】 本発明の第3態様に従い、デジタルイメージをコード化するための手段および
デジタルイメージをブロックに分割する手段を有するエンコーダが提供され、本
エンコーダは伝送されるべき情報量を減少させるためにブロックに関する空間予
測を実施する手段を有することを特徴とし、この場合、少なくとも1つの予測方
法が規定済みであり、本エンコーダは更に予測されるべき前記ブロックの少なく
とも1つ近隣ブロックに関して分類を前記隣接ブロックの内容に従って決定する
ための手段と、少なくとも前記1つの分類に基づいて現行ブロックに関して予測
方法を選択する手段を有することを特徴とする。
【0019】 本発明の第4の態様に従い、ブロックに分割されるデジタルイメージを復号す
る手段を有するデコーダが提供され、本デコーダは伝送されるべき情報量を減少
させるためにブロックに関する空間予測を実施する手段を有し、この場合、少な
くとも1つの予測方法が規定済みであり、本デコーダは更に予測されるべき前記
ブロックの少なくとも1つの隣接ブロックブロックに関する分類を前記隣接ブロ
ックの内容に従って決定する手段を有し、少なくとも1つの前記分類に基づいて
現行ブロックに関する予測方法を選択する手段を有することを特徴とする。
【0020】 本発明の第5の態様に従い、デジタルイメージをコード化する手段と、デジタ
ルイメージをブロックに分割する手段と、デジタルイメージを復号する手段とを
有するコウディックが提供され、本コウディックが伝送されるべき情報量を減少
させるためにブロックに関する空間予測を実施する手段と、ここに少なくとも1
つの予測方法が規定済みであり、本コウディックが予測されるべき前記ブロック
の少なくとも1つの隣接ブロックに関する分類を前記隣接ブロックの内容に従っ
て決定する手段と、少なくとも1つの前記分類に基づいて現行ブロックに関する
予測方法を選択する手段手段とを有することを特徴とする。
【0021】 本発明の第6の態様に従い、デジタルイメージをコード化する手段と、デジタ
ルイメージをブロックに分割する手段と、デジタルイメージを復号する手段とを
有する移動ターミナルが提供され、本移動ターミナルが伝送されるべき情報量を
減少させるためにブロックに関する空間予測を実施する手段を有し、ここに少な
くとも1つの予測方法が規定済みであり、本移動ターミナルが予測されるべき前
記ブロックの少なくとも1つの隣接ブロックに関する分類を前記隣接ブロックの
内容に従って決定する手段と、少なくとも1つの前記分類に基づいて現行ブロッ
クに関する予測方法を選択する手段とを有することを特徴とする。
【0022】 本発明の第7の態様に従い、デジタルイメージをコード化するため、および、
デジタルイメージをブロックに分割するための機械実行可能なステップを含むソ
フトウェアプログラムを記憶する記憶媒体が提供され、本ソフトウェアプログラ
ムが更に伝送されるべき情報量を減少させるためにブロックに関する空間予測を
実施する機械実行可能なステップを含み、ここに少なくとも1つの予測方法が規
定済みであり、予測されるべき前記ブロックの少なくとも1つの隣接ブロックに
関する分類を前記隣接ブロックの内容に従って決定するためのステップと、少な
くとも1つの前記分類に基づいて現行ブロックに関する予測方法を選択するステ
ップとを含むことを特徴とする。
【0023】 本発明はコード化されるべきブロックに関する画素の空間予測を実施するため
に隣接ブロックの内容に何等かの方向性が存在するかどうかを決定するための隣
接復号済みブロックが調査されるというアイデアに基づく。次に、この方向性情
報はブロックを分類するために使われる。隣接ブロックのクラスの組合わせに基
づき、次に、適当な予測方法を用いて現行ブロックの内容(画素値)が予測され
る。予測方法はデコーダに合図される。ひずみ対ビットレートセンスにおいてそ
れをすることが効率的であるならば予測エラー情報も同様に送られる。
【0024】 従来技術の解決方法と比較すると、本発明によりかなりの利点が達成される。
本発明に従った方法を用いると、デジタルフォーマットにおいてイメージを伝送
する場合に必要な情報量を減少させることが可能である。
【0025】 一般に、本発明に従った方法はブロックを基調とする静止イメージのコード化
ならびにブロックを基調とするデジタルイメージコーダにおけるイントラフレー
ムコード化に適用可能である。
【0026】 本発明に記述されているイントラフレーム予測方法はブロックを基調とする仕
方において作動し、例えば左から右へ、又は、最上部から底部へ向かう列x列に
よって走査されるNxMブロックを含むイメージフレームに適用可能である。本
発明と関連して他の走査方向も使用可能であることは明白である。空間予測は同
一フレーム内において既に復元済みのブロックを用いて各イントラコード化済み
ブロックに関して実施される。残余エラーは、例えば、現行規格の場合と同様に
DCTを使用することにより任意の適当な方法を用いて圧縮され得る。本発明に
従った方法はモノクローム及びカラーイメージの両方に平等に適用可能であるこ
とも理解されたい。
【0027】 本発明に従ったシステムは図2に示すように2つの主要部分から成る。第一に
予測方法の適当な部分集合文脈従属選択17は隣接復元済みブロックを分類する
ことによって実施される。第二に予測ブロックは選定された部分集合における予
測方法の1つを使用して18組み立てられ、この予測方法はデコーダに合図され
る。
【0028】 予測方法部分集合の文脈従属選択は可能性のある隣接ブロックの方向性分類、
方向性クラスの文脈クラスへのマッピング、及び、適切な予測方法部分集合の文
脈従属選択を含む。
【0029】 下記において、伝送システムにおけるデジタルイメージフレームの送受信は図
1に示すデジタルイメージ転送配置構成に関して記述される。現行フレームは例
えばデジタルビデオカメラの出力として供給される入力データ2として伝送シス
テム1に到達する。現行フレームはその全体が(即ちNxMイメージブロックを
含む完全フレーム)提供されても差し支えなく、この場合にはフレームがが記憶
され、又は、伝送システム1は入力データブロックをブロック別に受け取ること
ができる。フレームのブロックは加算器4に順々に向けられ、ここで、例えば予
測されたブロックからフレームのブロックを減算することによって、1つのブロ
ックの予測エラーが算定される。予測エラーはコーダ5においてコード化され、
デコーダ6において復号される。加算器7において、復号済み予測エラーは予測
されたブロックと合計され、結果はフレームメモリ8に保管される。本発明の方
法に従って空間予測が実施される予測エスチメイタ3は予測と共に使用されるべ
きブロックをフレームメモリ8から受け取る。
【0030】 新規予測ブロックを形成するために、予測エスチメイタ3は現行ブロックの可
能性のある隣接ブロックに何等かの方向性が存在するかどうかを調査する。この
方式を図3aに示す。基準Cは現行ブロックを示し、基準Lは現行ブロックの第
1隣接ブロックを示し、基準Uは現行ブロックの第2隣接ブロックを示す。本発
明のこの有利な実施形態において、第1隣接ブロックは現行ブロックCの左に位
置し、第2隣接ブロックは現行ブロックCの上に位置する。走査順序が左から右
へ、及び、最上部から底部へと異なるならば、第1隣接ブロックLおよび第2隣
接ブロックUはそれぞれ必ずしも現行ブロックCの左および上に位置するとは限
らない。隣接ブロックL、Uは既に復元済みの現行ブロックCに隣接するブロッ
クである。本発明の幾らかの実施形態において、複数のブロックが分類可能であ
り、現行ブロックCに関する予測方法を選択するために使用可能である。ただし
、本発明の好ましい実施形態についての次の記述において、2つの隣接ブロック
L、Uの大きい方が調査されている各ブロックCに関して分類される。更に、隣
接ブロックLまたはUが存在しさえすれば分類は実施される。現行ブロックが一
切の隣接ブロックを持たないならば、本文において後で説明するように、予測方
法の文脈従属選択に際して「非イントラ」として扱われる。
【0031】 また、既に復元されたイントラコード化済みブロックのみを用いて実施される
方法において予測は同様に実施可能である。この場合、イントラコード化済みブ
ロック以外の全てのブロックは「非イントラ」として扱われる。
【0032】 第1隣接ブロックLおよび第2隣接ブロックUはブロック内のイメージ詳細部
の方向性に従って分類される。図2に示すように、方向性クラシファイア19は
画素値勾配を用いて隣接ブロックの方向性を分析する。その結果、各隣接ブロッ
クは出力クラスへマップ20される。本発明の有利な実施形態においては、11
種の出力クラスが存在するが、出力クラスの個数が変化可能であることは明白で
ある。有利であることには、出力クラスはエッジオリエンテーション(縁配向)
k・22.5°、k=0、1、...、7に対応する8種類の方向性クラスD0
からD7、及び、平坦、平滑テクスチャ、及び、粗テクスチャブロックに対応す
る3種の非方向性クラスD8−D10によって構成される。本発明の代替実施形
態においては、方向性クラスの個数およびこれらが画定される方法は変化可能で
ある。
【0033】 図1のシステムにおいて、予測エスチメイタ3は先ず第1隣接ブロックL、及
び/又は、第2隣接ブロックUが存在するかどうかを調査する。これらのブロッ
クのどちらの1つも存在しないならば、当該隣接ブロックはC0ブロック(「非
イントラ」として画定され、即ち、現行ブロックCはフレームの縁または隅に所
在するか、または、イントラブロックで構成される部位(エリア)の縁または入
来部(カマー)に存在する。次に、この記述の後の方に示すように、予測エスチ
メイタ3は現行ブロックCに関して適当な予測方法を選択する。ほかの点では、
予測エスチメイタ3は1つ又は複数のブロックL、Uに関する勾配情報を算定す
る。
【0034】 勾配情報の算定には多くの適当な方法がある。下記において、1つの有利な方
法について記述する。第1に、ブロックL、Uの平均絶対方向性勾配gk、k=
0、1、...、7は次のように定義される:
【0035】
【数3】 ここに、Nはブロックのサイズであり、I(x,y)は画素密度値を表す。指標
x及びyはブロック内部の画素の座標を表し、kは縁配向を表す。予測エスチメ
イタ3は上式に従って勾配値gkを算定する。
【0036】 勾配値gkを用いて、勾配比率rk、k=0、1、...、7は或る特定方向に
おける勾配値と直交方向における勾配値の間の比率として定義される。
【0037】
【数4】
【0038】 数値を敷居値として使用し、次の分類ステップ1−12に有利に従って(1)
及び(2)に定義される絶対勾配値gkおよび勾配比率rkに基づき、ブロックの
分類が実施される。この分類プロセスは各々の隣接ブロックをブロックタイプD
0−D10の第1集合の1つに分類する。本発明はアルゴリズムに使われる値に
限られることなく、次のステップにおけるアルゴリズムに使われる値であること
が好ましい。この方法はあらゆるブロックサイズに同様に適用可能である。
【0039】 本発明のこの有利な実施形態において、分類段階は13ステップを含むが、分
類が異なる数のステップを含むことがあり得ることは明白である。
【0040】 ステップ1 このステップにおいて、ブロックの平坦度がチェックされる。予測エスチメイ
タ3は勾配値g0及びg4を算艇する。これらは水平(0°)および垂直(90°
)イメージ細部に対応する。g0≦2.0、及び、g4≦2.0の両方に関して、
ブロックがクラスD8として分類されるならば、初期分類プロセスは終了する。
そうでない場合には、分類ステップ2が実施される。
【0041】 ステップ2 このステップにおいては、ブロックの平坦度に関して更なるチェックが実施さ
れる。残りの勾配値gkが算定され、最大勾配値gmax=max{gk}が決定さ
れる。最大勾配値gmaxは2.5と比較される。gmax≦2.5であれば、ブロッ
クはD8として分類され、初期分類プロセスは終了する。そうでなければ、方法
はステップ3から継続する。
【0042】 ステップ3 ステップ3においては、明瞭な方向性に関するチェックが実施される。勾配比
率rkが算定され、最小勾配比率rmin=min{rk}ガ決定される。最小勾配
比率が見付かると、対応する指標kminが確定される。rmin≦0.15であれば
、当該ブロックは対応するクラスDkminに分類され、方法はステップ12から
継続しそうでなければ、方法はステップ4から継続する。
【0043】 ステップ4 ステップ4においてはテクスチャに関するチェックが実施される。最小勾配比
率rminは0.6と比較される。rmin≧0.6であれば方法はステップ13から
継続し、そうでないならば、方法は次のステップから継続する。
【0044】
【外1】
【0045】 ステップ6 ステップ6においては、最小勾配比率が方向性クラスD2またはD6に対応す
るかどうか、及び、最小勾配比率が充分に小さいかどうかを決定するために最小
勾配比率がチェックされる。予測エスチメイタ3は第1に勾配比率r(0)の指標
が2又は6であるかを調査する。ここで第1勾配比率r(0)は0.6と比較され
る。r(0)∈{rk|k=2,6}およびr(0)<0.6であれば、当該ブロック
はクラスDk(0)に対応するとして分類され、方法はステップ12から継続し、
そうでなければ、方法はステップ7から継続する。
【0046】 ステップ7 ステップ7においては、予測エスチメイタ3は第2勾配比率r(1)の指標が2
又は6であるかどうかを先ず調査し、ここで第1勾配比率r(0)は0.6と比較
される。r(1)∈{rk|k=2,6}およびr(0)<0.6ならば、当該ブロッ
クはDk(1)に対応するとして分類され、方法はステップ12から継続し、そう
でなければ、方法はステップ8から継続する。
【0047】 ステップ8 ステップ8においては、最小勾配比率がチェックされ、それが方向性クラスD
1、D3、D5、または、D7に対応するかどうか、及び、最小勾配比率が十分
に小さいかが決定される。第1勾配比率r(0)は0.5と比較される。r(0)∈{
k|k=1,3,5,7}及びr(0)<0.5であれば、当該ブロックはDk(0 ) に対応するとして分類され、方法はステップ12から継続する。そうでなけれ
ば、方法はステップ9から継続する。
【0048】 ステップ9 ステップ9においては、第2勾配比率ガチェックされ、それが方向性クラスD
1、D3、D5、または、D7、に対応するかどうか、及び、最小勾配比率が十
分に小さいかどうかが決定される。r(1)∈{rk|k=1,3,5,7}であれ
ば、第1勾配比率r(0)は0.5と比較される。r(0)<0.5であれば、当該ブ
ロックはクラスDk(1)に対応するとして分類され、方法はステップ12から継
続する。そうでなければ、方法はステップ10から継続する。
【0049】 ステップ10 方向性は未だ見付かっていない。従って、方向性をチェックするためにステッ
プ3に用いられ敷居値と比較して(幾分か)更に高い敷居値を用いることが出来
る。これは更に不確実な調査が実施されることを意味する。ステップ10におい
ては、下記の表1に規定された敷居値T1が用いられる。T1に関する値は第1勾
配比率と比較される。表1に規定されているようにr(0)<1であるならば、当
該ブロックはクラスDk(0)に対応するとして分類され、方法はステップ12か
ら継続する。そうでなければ、方法はステップ11から継続する。
【0050】
【表1】
【0051】 ステップ11 方向性は未だ見付かっていない。従ってステップ11において、3つの最小購
買比率がチェックされ、それらが隣接ブロックであるか、及び、最小勾配比率が
中央に位置するかが決定される。この場合、方向性をチェックするためにステッ
プ3の場合と比較して依然として高い敷居値が用いられる。これは更に不確実な
調査が実施されることを意味する。ステップ11では、下記の表2に規定された
敷居値T2が用いられる。次に、第2r(1)に対応する方向性および第3勾配比率
(2)が第1勾配比率r(0)に対応する方向性に関して最も近く隣接し、表2に規
定されているようにr(0)<T2であるならば、当該ブロックはクラスDk(0)
対応するとして分類され、方法はステップ12から継続する。そうでないならば
、方法はステップ13から継続する。
【0052】
【表2】
【0053】 ステップ12 ステップ12はテクスチャ以外の何等かのオリエンテーションにより分類がイ
メージの縁に実際に基づいていることのチェックを実施する。ステップ12は下
記の表3に規定された敷居値T3の値を使用する。表3においては可能性のある
2つのブロックサイズ(8×8、4×4)のみに関する値が示されているが、実
用的な実施形態においては、他のブロックサイズ寸も存在し得る。この場合には
、T3に関するそれぞれの値が規定されている。ステップ12においては、最小
勾配値gmin=min{gk}が調査される。分類およびブロックのサイズに応じて、
敷居値T3は表3から選択される。gmin≦T3ならば、初期分類プロセスが終了
する。そうでないならば、方法はステップ13から継続する。
【0054】
【表3】
【0055】 ステップ13 ステップ13はテクスチャが滑らかか又は粗いかのチェックを実施する。最大
勾配値gmaxは10.0と比較される。gmax≦10.0であるならば、当該ブロ
ックはD9として分類される。そうでないならば、当該ブロックはD10として
分類される。平滑および粗の両テクスチャが同一文脈クラスにマップされるなら
ば、ステップ13は必ずしも必要とはかぎらない。
【0056】 次に、現行ブロックCに関して適当な予測方法の選択21が実施される。本発
明の好ましい実施形態においては、選択段階はマッピング段階によって先行され
る。マッピングの目的は実装のメモリ消費量を減少させることにある。いくらか
の方向性クラスはまとめてマッピングすることが可能である。マッピング段階の
結果として得られるクラスはコンテキスト(文脈)クラスと呼ばれ、C1からC
6で表される。本発明の好ましい実施形態においては、対角線クラスは2つの代
替クラスに組合わされ、一方は底部左から最上部右までの対角性であり、もう一
方は最上部左から底部右までの対角性である。
【0057】 適度および急峻な対角線クラスD5、D6、及び、D7は第1対角線文脈クラ
スC4にマッピングされる。同様に、クラスD1、D2、及び、D3は第2対角
線文脈クラスC2にマッピングされる。更に、滑らかなテクスチャクラスD9及
び粗いテクスチャクラスD10は一緒にマッピングされてテクスチャ文脈クラス
C6を生成する。このマッピングを図4に示す。
【0058】 6種の文脈クラスC1−C6に加えて、更に、「非イントラ」ブロック用に用
いられる1つの更なる文脈クラスC0がある。一般に、「非イントラ」ブロック
はブロックCがイメージ境界に位置する場合には、存在しないブロックである。
イントラコード化済みブロックのみが基準として使用される方法において予測が
実施される場合には、「非イントラ」ブロックの定義はイントラコード化済みで
ないブロックまで拡張される。
【0059】 本発明の好ましい実施形態においては、合計13種の異なる予測方法があり、
8×8ブロックの場合を図5a−5pに示す。他のブロックサイズ及び文脈クラ
スに関する予測方法は同様の仕方において推論可能である。それぞれの場合にお
いて、隣接した復元済みのイントラコード化済みブロックL、U、UL、URを
基準として使用し、原因を示す仕方において予測は実施される。予測のために使
われる領域は図3a及び3bに示すように予測方法に依存する。この場合、ブロ
ックCはコード化されるべき現行ブロックである。予測方法P1−P12の場合
において、予測用に用いられるブロックが属する領域は図3bに示すように4個
の隣接ブロックL、UL、U、Rによって覆われた部位である。予測方法P13
に関しては、図3cに示すように、この領域は比較的大きい。本発明の他の実施
形態においては、予測方法の件数、予測基準として用いられるブロック数、なら
びに、予測を実施するために用いられるブロック内の画素の個数は変化すること
があり得ることを参照されたい。
【0060】 本発明に従った方法の有利な実施形態においては、各文脈クラス組合わせに関
する予測方法で構成される部分集合は定義済みであり、予測方法は各部分集合に
おいて優先順位が決定される(ランク付けされる)。次に、現行ブロックCの内
容を予測ために用いられる予測方法が予測方法の部分集合から選出される。Lお
よびUのように隣接ブロックに関する特定の分類が得られる場合には、部分集合
内の予測方法は相互に異なり、かつブロックCに関して正確な予測を提供する可
能性が最も大きい予測方法に対応する。部分集合に関する1つの有利な定義を下
記の表4に示す。
【0061】 第1隣接ブロックLおよび第2隣接ブロックUに関する文脈分類の結果が効果
的に組合わされている。即ち、ブロックCのために予測方法を選択する際に両ブ
ロックが考慮された。予測方法の部分集合は隣接ブロックL、Uの文脈情報に従
って表4から選出される。表4の各列は、隣接ブロックL、Uに関する或る特定
の対に関する予測方法部分集合および当該部分集合内の予測方法の優先順位(ラ
ンク)を定義する。本文に後で記述するように、予測方法の文脈従属信号を簡素
化するためにランキングが用いられる。例えば、第1隣接ブロックLが文脈クラ
スC2に分類され、第2隣接ブロックUが文脈クラスC4に分類される場合には
、この組合わせに関する部分集合は予測方法P1、P9、P5、P13、P7、
P6(ランキング順)を含む。本文の後の方で述べるように、予測エスチメイタ
3は、この部分集合の中から最も適切な予測方法を選択する。
【0062】
【表4】
【0063】
【表5】
【0064】 次に、明確に規定された予測方法について更に詳細に述べることとする。
【0065】 予測方法 P1 予測方法P1は、ブロックL、UL、U、URの平均画素値からブロックCの
平均画素値を予測する。復元されたブロックL、UL、Uの平均画素値dL、d
UL、dUは次式のように定義される整数除算として計算される:
【0066】
【数5】 ここに、Nはブロックサイズであり、I(x,y)は画素密度値を表し、”//”
は整数値への省略を伴った除算を表す。ブロックCの平均画素値dCは次に示す
規則の集合(疑似コードの形で次に示す)に従って予測される。 全てのブロックL、U、ULが存在する場合に、 dL=dU=dULであればdC=dUL 又は、dUL=dUであれば、dC=dL 又は、dUL=dLであれば、dC=dU 又は、dL=dUである場合に、 クロミナンス予測であれば、dC=dL 又は、|dUL−dL|<4であれば、dC=s(dL+dU−dUL) 又は、dC=dL 又は、dUL<dL<dUであれば、dC=dU 又は、dUL<dU<dLであれば、dC=dL 又は、dU<dL<dULであれば、dC=dU 又はdL<dU<dULであれば dC=dL 又は、dL〈dUL〈dU OR dU〈dUL〈dLであれば、 dC=s(dL+dU−dUL) ブロックL、及び、Uが存在するならば、dC=(dL+dU+1)//2 ブロックL、及び、ULが存在するならば dC=dL 又は、ブロックU、及び、ULが存在するならばdC=dU 又は、ブロックLが存在するならば dC=dL 又は、ブロックUが存在するならば dC=dU 又は、ブロックULが存在するならばdC=dUL 又はd=p ここにpは可能性のある画素値の中央に位置する値であり、例えば、128 ”//”は省略を伴った除算であり、sは値を画素の可能性のある範囲に制限する
切り抜き関数であり、例えば、ルミナンス/クロミナンス値を表すために8ビッ
ト表現を用いるシステムにおいては0と255の間である。その結果、Cに関す
る予測ブロックはdCで与えられる一定値を持つ画素によって満たされる。予測
方法P1を図5aに示す。
【0067】 予測方法P2−P4 予測方法P2からP4までは、右上方向からブロックCへイメージ細目を拡張
することによってブロックCにおける対角形状を予測する。予測は、それぞれ図
5b、5c、5dに示すようにブロックUおよびURの境界における基準画素値
をブロックブロックCへコピーすることによって実施される。灰色で記された基
準画素は1つ又は複数の画素へ接続される。点と線で記された接続は予測された
画素への接続を示し、基準画素の値は接続された全ての予測済み画素にコピーさ
れる。
【0068】 1つ又は複数の基準ブロックは利用可能でないこともあり得るので、即ち、そ
れらの文脈クラスはC0であり得るので、予測は次に示す規則に従って実施され
る。
【0069】 規則1 両方ブロックU及びURがクラスC1―C6の1つに分類されるならば、各々
図5b、5c、5dに示すように画素予測が実施される。予測方法P2(図5b
)に関しては、ブロックURにおけるあらゆる対応する基準画素なしの画素がブ
ロックURにおける右端の基準画素の値に有利に割り当てられる。
【0070】 規則2 ブロックUがクラスC1−C6の1つに分類され、ブロックURがC0として
分類されるならば、ブロックU内に基準画素を有する画素に関する画素予測は図
5b、5c、5dに示すように実施される。残りの画素は基準ブロックUの右下
隅に位置する画素の値に有利に設定される。
【0071】 規則3 ブロックUがC0として分類されるならば、現行ブロックCは画素値の可能性
のある動的範囲の中央に実質的に位置する一定値を持つ画素によって有利に満た
される。例えば、128(ルミナンス/クロミナンス値の8ビット表現を使用す
るシステムの場合)。
【0072】 予測方法P5及びP9 予測方法P5(図5e)及びP9(図5i)はイメージ細目を上或いは左のど
ちらかから現行ブロックC内に伸延することにより現行ブロックCにおける垂直
および水平形状を予測する。どちらの方法(P5またはP9)を選定するかに応
じて、ブロックUまたはLどちらかの境界における基準画素値は、図5eおよび
5iに示すように現行ブロックCにコピーされる
【0073】 基準ブロックの文脈クラスがC0であるならば、現行ブロックCは画素値の可
能性のある動的範囲の実質的に中央に位置する一定値を持つ画素によって有利に
満たされる。この値は例えば128である(ルミナンス/クロミナンス値の8ビ
ット表現を用いるシステムにおいて)。
【0074】 予測方法P6、P7、及び、P8 予測方法P6、P7、および、P8は、それぞれ図5f、5g、及5hに示す
ように左上方から現行ブロックCへイメージ細目を伸延することにより、現行ブ
ロックCにおける対角形状を予測する。予測は、以下の規則に従って、ブロック
L、UL、Uの境界において、基準画素値を現行ブロックC内にコピーすること
により実施される。
【0075】 規則1 全てのブロックL、UL、UがクラスC1−C6の1つに分類されるならば、
現行ブロックCに関する画素予測はそれぞれ図5f、5g、及び、5hに示すよ
うに実施される。
【0076】 規則2 ブロックULおよびUがクラスC1−C6の1つに分類され、ブロックLがC
0として分類されるならば、現行ブロックCに関する画素予測は、ブロックUL
及びLに基準画素を持つ現行ブロックCのこれらの画素に関してそれぞれ図5f
,5g,5hに示すように実施される。現行ブロックCにおける残りの画素には
、ブロックULにおける基準画素部位の左下隅に位置する画素の値が有利に割り
当てられる。
【0077】 規則3 ブロックLおよびULがクラスC1−C6の1つに分類され、ブロックUがC
0として分類されるならば、現行ブロックCに関する画素予測は、ブロックL及
びULに基準画素を持つ現行ブロックCのこれらの画素に関してそれぞれ図5f
、5g、5hに示すように実施される。現行ブロックCにおける残りの画素には
、ブロックULにおける基準画素部位の右上隅に位置する画素の値が有利に割り
当てられる。
【0078】 規則4 ブロックLおよびUがクラスC1−C6の1つに分類され、ブロックULがC
0として分類されるならば、現行ブロックCに関する画素予測はブロックLおよ
びUに基準画素を持つ現行ブロックCのこれらの画素に関して図5f、5g、5
hに示すように実施される。ブロックULに基準画素を持つ画素を図5n、5o
、5pに示す。方法P7の場合には、予測済み画素値は、図5oに示すように、
最も近い整数値に丸められた2つの基準画素値の平均である。
【0079】 規則5 ブロックLがクラスC1−C6の1つに分類され、ブロックULおよびUがC
0として分類されるならば、現行ブロックCに関する画素予測はブロックLに基
準画素を持つ現行ブロックCのこれらの画素に関してそれぞれ図5f、5g、5
hに示すように実施される。現行ブロックCにおける残りの画素には、ブロック
Lにおける基準画素部位の右上隅に位置する画素の値が有利に割り当てられる。
【0080】 規則6 ブロックULがクラスC1−C6の1つに分類され、ブロックLおよびUがC
0として分類されるならば、現行ブロックCに関する画素予測はブロックULに
基準画素を持つ現行ブロックCのこれらの画素に関してそれぞれ図5f、5g、
5hに示すように実施される。ブロックLにおける基準標準画素を持つ電流現行
ブロックCの画素にはブロックULにおける下/左基準画素の値が有利に割り当
てられる。ブロックUに基準画素を持つ現行ブロックCの画素にはブロックUL
における上/右基準画素の値が割り当てられる。
【0081】 規則7 ブロックUがクラスC1−C6の1つに分類され、ブロックULおよびUがC
0として分類されるならば、現行ブロックCに関する画素予測はブロックUに基
準画素を持つ現行ブロックCのこれらの画素に関してそれぞれ図5f、5g、5
hに示すように実施される。現行ブロックCにおける残りの画素には、ブロック
Uにおける基準画素部位の下左隅に位置する画素の値が有利に割り当てられる。
【0082】 規則8 全てのブロックL、UL、LがC0として分類されるならば、現行ブロックC
現行ブロックCは画素値の可能性のある動的範囲の中央に実質的に位置する一定
値を持つ画素によって有利に満たされる。例えば、128(ルミナンス/クロミ
ナンス値の8ビット表現を使用するシステムの場合)。
【0083】 予測方法P10、P11、及び、P12 予測方法P10からP12は、それぞれ図5j、5k、及び、5lに示すよう
にイメージ細目を左から現行ブロックC内に伸延するこよにより現行ブロックC
における対角形状を予測する。予測はブロックLの境界における基準画素値を以
下に示す規則に従って現行ブロックCへコピーすることによって実施される。
【0084】 規則1 ブロックLがクラスC1−C6の1つに分類されているならば、現行ブロック
Cに関する画素予測は図5j、5k、及び、5lに示すように実施される。ブロ
ックL内に基準画素を含まない現行ブロックCの画素は基準画素部位の下右隅に
位置する画素の値で有利に満たされる。
【0085】 規則2 ブロックLがC0として分類されているならば、現行ブロックCは画素値の可
能性のある範囲の実質的な中央に位置する一定値を持つ画素によって有利に満た
される。この値は、例えば128である(ルミナンス/クロミナンス値の8ビッ
ト表現を使用するシステムにおいて)。
【0086】 予測方法P13 予測方法P13は現行ブロックCの画素値に実質的に対応する値を持つ画素範
囲が存在するかどうかを調査することによって隣接イメージの内容から現行ブロ
ックCの内容を予測する。現行ブロックCの予測は図5mに示すように探索範囲
SR内の基準ブロックBから復元済み画素値をコピーすることによって実施され
る。探索範囲SRは水平(x)および垂直(y)変位のリストによって画定され
る。水平変位および対応する垂直変位値(x、y)の各対は現行ブロックCの左
上隅と基準ブロックBの左上隅の座標の間の変位ベクトルを画定する。当該フレ
ーム復元された部分の完全な内部に位置する基準ブロックBに対応するこれらの
変位に関してのみ予測が可能である。8x8ブロックに関する512変位を用い
た変位対の例を表9aおよび9bに示す。この例において、表の走査順序は列毎
に最上左から底部右である。本発明の代替実施形態において、探索範囲は図5m
に示す場合と異なることがあり、かつ/または、基準ブロックBと現行ブロック
の間の変位は異なって定義されることがあり得る。
【0087】 許容された変位のリストはエンコーダ及びデコーダの両方にとって既知であり
、選定済み基準ブロック位置の文脈従属信号連絡を可能にする。
【0088】 予測方法の部分集合の中から予測方法を選択する多くの代替方法がある。使用
すべき部分集合の種々異なる予測方法の実用性を評価するために、例えば、コス
ト関数を定義することができる。コスト関数は特定の予測方法を用いた現行ブロ
ックCの予測に際して発生するエラーに関する情報に基づいて計算されても差し
支えない。このエラーは実画素値と復元された画素値の間の差を表す。一般に、
現行ブロックCにおける各画素に関するエラー値はブロック全体の測定誤差の平
方値をもとめるために二乗して合計される。コスト関数はビット数に関する情報
、即ち、受信機に情報を転送するために必要なビットレートも含むこともあり得
る。コスト関数のエレメント、特にビットレートは、エレメントを強調するため
に重みつけすることも可能である。コスト関数の一例を次に示す: Cx=D+λR (4) ここに、コストCxは各予測方法と関連したひずみDとレートRの重み付けされ
た和として定義され、λは重みつけ係数である。伝送システムが帯域制限されて
いる場合には、重み値は帯域幅がより広い場合よりも一般に更に大きい。式(4
)に関する値は種々異なる予測方法を対象として計算され、コスト関数に関して
最小値を生じる予測方法が選定されることが好ましい。
【0089】 その上、予測エラー情報は受信機への伝送に先立って同様にコード化可能であ
る。有利に、各予測方法に関して定義されたコード化方法で構成された部分集合
がある。コード化方法は予測エラーをコード化するために必要なビット数を最小
限化するように選定可能であることは明確である。例えば、コード化方法の実用
性(ビットレート)が調査される。
【0090】 予測エラーが比較的小さいならば、予測エラー情報は全く伝達する必要がない
かもしれない。
【0091】 図1及び2を再度参照することとし、現行ブロックCを予測するために適当な
予測方法が一旦選定されると、予測エスチメイタ3は選定済み予測方法に従って
空間予測22を実施する。予測エスチメイタ3は復元されたブロックを加算器4
に向け、ここで、復元済みブロックは現行ブロックCの実内容から差し引かれ、
現行ブロックに関する予測エラー情報が生成される。
【0092】 エンコーダ1は選定された予測方法に関する情報をマルチプレクサ9に送り2
3、この場合、方法P13が用いられた場合には変位情報が添付される。問題の
隣接ブロック(U、L)の特定組合わせに関して適切な予測方法で構成される部
分集合におけるランキングによって選定済み予測方法が指示されることは有利で
ある。情報のコード化は可変長コード化を用いて有利に実施される。
【0093】 情報は受信機10へ更に伝送され、ここで、デマルチプレックサ11は受信済
み情報を逆多重化する。受信機10において、予測情報は予測器16に向けられ
る。受信機10はフレームメモリ14も装備し、既に復元されたブロックがここ
に保管されている。新規コード化済みブロックが受信機に到着すると、予測器1
6は受信した現行ブロックCの隣接ブロックU、Lに関して分類ステップを実施
し、既に述べたように、方向性クラスに分類する。次に、予測器16は分類情報
の文脈クラスC1−C6へのマッピングを実施する。その後で、予測器16は予
測方法のランクを調査する。受信機10は表4および5の情報を含み、予測器1
6は文脈クラス組合わせ及びランクに従って正しい予測方法を決定することが可
能である。
【0094】 予測方法が決定されると、予測器16は現行ブロックCを復元し、それをフレ
ームメモリ14に保管することができる。予測エラー情報も同様に受信される状
況においては、当該情報は、必要に応じて、先ずデコーダ12において復号され
、復元されたブロックCの画素値と組合わされる。次に、現行ブロックCは受信
機の出力15に向けられる準備が整えられる。
【0095】 現行ブロックCの予測方法がP13であるならば、現行ブロックCの復元はわ
ずかに異なる仕方において実施される。この場合、受信機10は同様に変位情報
を復号しなければならず、ここに、変位情報は現行ブロックCの値画素値をフレ
ームメモリ14内の復元済み画素値からコピーするために用いられる。
【0096】 予測方法の信号連絡は表5に定義された文脈従属コードに有利に基づく。適切
な予測方法を選定した後で、エンコーダ1は文脈従属部分集合における選定済み
予測方法のランクに対応する可変長コードワードを送る。各予測方法ランクを表
す可変長コードワードの有利な事例を表5に示す。例えば、第1隣接ブロックL
が文脈クラスC3に分類され、第2隣接ブロックUが文脈クラスC1に分類され
、この組合わせに関する予測方法の部分集合から予測方法P9が選定されると、
それぞれのランクは2である。次に、このランクに対応するコードワードは「0
1」である。
【0097】
【表6】
【0098】 受信機10は表4の内容を感知する。即ち、可能な全ての文脈における各ラン
クにどちらの予測方法が対応するか(隣接ブロックL及びUに関するクラスの組
合わせ)が既知である。受信機10は予測エスチメイタ3と同じ文脈情報を導出
できるので、受信機10は受信したコードワードによって表されるランクを正し
い予測方法に関連付け、当該方法に従ってブロックCに関する空間予測を実施す
ることができる。
【0099】 本発明の有利な実施形態において、予測方法P13と関連する水平および垂直
変位の信号による連絡は次のとおりに実施される:
【0100】 ステップ1 フレームの外に部分的または完全に位置するブロックBに対応する水平および
垂直変位(X(i)、Y(i))のこれらの対は表9a、9bの記載から除去さ
れる。有効な対の個数はNvによって表され、除去された後で保持される有効な
対のリストはLvによって表される。
【0101】 ステップ2 ステップ1において作られたリストLv内の選定されたブロックBに対応する
ランクr(1、2、…、Nvの1つである)が算定される。
【0102】 ステップ3 ステップ1において決定されたランクrの値に基づいて、表6に従って価in
dex1が算定される。
【0103】 ステップ4 表6にリストされた値を用いて、値index2=r−OffsetLow(
index1)が算定される。
【0104】
【表7】
【0105】 ステップ5 次に、可変ビットが次のとおりに算定される。Nv<OffsetHigh(
index1)であれば、可変ビットに関する値は、次式を用いて有利に計算さ
れる:bits=[log2(1+Nv−OffsetLow(index1)
)]、ここに[x]はが最も近い整数xを表す。そうでなければ、bits=A
ux長さ(index1)。
【0106】 ステップ6 表7および表8に示される対応する可変長コード化を用いてNvの値に応じて
添字がindex1である可変数がコード化される。このコードワードは図6に
ブロックCW1で示されるデコーダに伝送される。
【0107】 ステップ7 可変ビットが非ゼロであるならば、可変ビットの値に対応するいくつかのビッ
トを用いて、index2の2進表現がコード化され、このコードワードは図6
にブロックCW2で示される受信機に伝送される。
【0108】
【表8】
【0109】
【表9】
【0110】
【表10】
【0111】
【表11】
【0112】 デコーダは有効な変位ベクトル順序付き表を導出できるので、受信したコード
ワードによって表されるランクを正しい変位偏位ベクトルと関係付けることが出
来る。
【0113】 本発明に従った予測方法を実行するブロックは、デジタル信号プロセッサまた
はデジタル信号処理に適した対応する汎用デバイスにおいて特に有利に実装され
、入力データとしての受信した信号に事前決定された処理機能を供給するように
プログラムされることが可能である。本発明に従った測度は個別の信号プロセッ
サにおいて実施可能であり、又は、信号処理のための他の配置構成を含むこの種
プロセッサの動作の一部分であり得る。
【0114】 記憶媒体は本発明に従った方法を実施する機械実行可能なステップを含むソフ
トウェアプログラムを記憶するために使用できる。本発明の有利な実施形態にお
いて、本発明の方法を実施するためにソフトウェアプログラムは記憶媒体から、
例えばプロセッサのようなプログラマブル手段を含むデバイスに読み取り可能で
ある。
【0115】 携帯用ビデオ電気通信装置としての使用を意図し、かつ本発明に従った方法を
適用するための移動ターミナル24は、イメージをディスプレイする少なくとも
ディスプレイ手段25、オーディオ情報を獲得および再生するオーディオ手段2
6、例えばユーザコマンドの入力用キーボード27、移動ネットワークと交信す
る無線部分28、デバイスの動作を制御する処理手段29、情報を記憶するメモ
リ手段30、好ましくは撮影用カメラ31を有利に備える。
【0116】 本発明は前述の実施形態にのみ制限されることなく、添付特許請求項の範囲内
で改変可能である。
【図面の簡単な説明】
添付図面を参照して、本発明について更に詳細に説明することとする。
【図1】 デジタルイメージ伝送システムの構造を示す図である。
【図2】 構成図の形式において本発明の空間予測方法を示す図である。
【図3a】 本発明の有利な実施形態に従って予測用に使用されるブロックを示す図である
【図3b】 本発明の有利な実施形態に従って予測用に使用されるブロックを示す図である
【図3c】 本発明の有利な実施形態に従って予測用に使用されるブロックを示す図である
【図4】 本発明の有利な実施形態に従う文脈クラスへの方向性クラスのマッピングを示
す図である。
【図5a】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5b】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5c】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5d】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5e】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5f】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5g】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5h】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5i】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5j】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5k】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5l】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5m】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5n】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5o】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図5p】 本発明の有利な実施形態に従った予測用に用いられる画素について示す図であ
る。
【図6】 変位情報の伝送に用いられる有利なビットストリームシンタクスを示す図であ
る。
【図7】 本発明に従った方法を実現する携帯用通信装置の概略図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ドブリン,ボグダン−パウル フィンランド国,エフイーエン−00120 ヘルシンキ,イソ−ローベルティンカトゥ 8 ベー 12 (72)発明者 カルツェビッツ,マルタ アメリカ合衆国,テキサス 75038,アー ビング,ヒドゥン リッジ 1224,#3097 Fターム(参考) 5C059 KK00 MA00 MA04 MA23 MC11 PP05 PP16 RC12 SS06 SS20 TA30 TB08 TC02 TC03 TC08 TC18 TC41 TC42 TD08 TD09 TD11 TD13 TD15 TD16 UA02 UA05 UA33 UA39 5C078 AA04 BA35 BA44 CA01 DA01 DA02 5J064 AA02 BA09 BA16 BB13 BC01 BC08 BC14 BC29 BD02 BD03

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デジタルイメージをコード化する方法であって、前記方法に
    おいて、前記デジタルイメージがブロック(C、L、U、UL、UR)に分割さ
    れ、前記方法において、伝送されるべき情報量を減少させるようにブロック(C
    )に関する空間予測が実施され、少なくとも1つの予測方法(P1−P13)が
    規定され、前記隣接ブロック(L、U)の前記内容に従って予測されるべき前記
    ブロック(C)の少なくとも1つの隣接ブロック(L、U)に関して分類が決定
    され、少なくとも1つの前記分類に基づき現行ブロック(C)に関して予測方法
    (P1−P13)が選定されることを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記分類が前記ブロックの方向性情報に基づいて決定される
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ブロックの方向性情報が前記ブロックの画素値に基づい
    て少なくとも1つの勾配値(gk)を計算することによって決定されることを特
    徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記勾配値(gk)が次式によって計算され、 【数1】 ここにNは前記ブロックのサイズであり、I(x,y)は画素密度値を表し、指
    標x及びyは前記ブロック内画素の座標を示し、kはエッジオリエンテーション
    を表すことを特徴とする請求項3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 少なくとも8種の方向性クラス(D0−D7)が異なるエッ
    ジオリエンテーションに関して定義されることを特徴とする請求項4に記載の方
    法。
  6. 【請求項6】 前記分類が更に平坦および平滑テクスチャと粗テクスチャブ
    ロックに対応する3つの非方向性クラス(D8−D10)を含むことを特徴とす
    る請求項1から5のいずれか一つに記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記方法において少なくとも2つの文脈クラス(C0−C6
    )が定義され、マッピング段階が実施され、前記分類情報(D8−D10)が前
    記文脈クラス(C0−C6)の1つにマッピングされることを特徴とする請求項
    1から6のいずれか一つに記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記方法において、予測されるべき前記ブロック(C)の2
    つの隣接ブロック(L、U)に関する分類が前記隣接ブロック(L、U)の内容
    に従って決定され、前記隣接ブロック(L、U)に関する文脈クラス(C0−C
    6)が定義され、前記定義済み文脈クラス(C0−C6)の組合わせに基づいて
    前記現行ブロック(C)に関する予測方法(P1−P13)が選択されることを
    特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記方法においてコスト関数が定義され、前記予測方法の前
    記選択において、 少なくとも2つの予測方法に関する前記コスト関数の値を計算するステップと
    、 前記最小値を見付けるために前記計算済みコスト関数を探究するステップと、 前記コスト関数に関する前記最小値を生成する前記予測方法を選択するステッ
    プと を含むことを特徴とする請求項1から8のいずれか一つに記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記コスト関数が下記表現であることが定義され、 Cx=D+λR コストCxが各々の予測方法と関連した歪みD及びレートRの重み見付け和とし
    て定義され、λが重み付け係数であることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記方法における予測エラーが前記予測済みブロック及び
    前記ブロック(C)の実画素値に基づいて定義され、前記予測エラー情報がコー
    ド化され、前記コード化済み予測エラー情報が伝送されることを特徴とする請求
    項1から10のいずれか一つに記載の方法。
  12. 【請求項12】 デジタルイメージをコード化するデバイスであって、前記
    デジタルイメージがブロック(C、L、U、UL、UR)に分割され、前記デバ
    イスが伝送されるべき情報量を減少させるためにブロック(C)に関する空間予
    測を実施する手段を含み、少なくとも1つの予測方法(P1−P13)が定義済
    みであり、前記隣接ブロック(L、U)の内容に従って予測されるべき前記ブロ
    ック(C)の少なくとも1つの隣接ブロック(L、U)に関する分類を決定する
    手段および少なくとも1つの前記分類に基づいて前記現行ブロック(C)に関す
    る予測方法(PI−P13)を選択する手段を含むことを特徴とするデバイス。
  13. 【請求項13】 前記分類決定手段が前記ブロックの方向性情報を決定する
    手段を有することを特徴とする請求項12に記載のデバイス。
  14. 【請求項14】 方向性情報を決定する前記手段が前記ブロックの画素値に
    基づいて少なくとも1つの勾配値(gk)を計算する手段を有することを特徴と
    する請求項13に記載のデバイス。
  15. 【請求項15】 前記勾配値(gk)が次式によって計算され、 【数2】 ここにNは前記ブロックのサイズであり、I(x,y)は画素密度値を表し、指
    標x及びyは前記ブロック内画素の座標を示し、kはエッジオリエンテーション
    を表すことを特徴とする請求項14に記載のデバイス。
  16. 【請求項16】 少なくとも8種の方向性クラス(D0−D7)が異なるエ
    ッジオリエンテーションに関して定義されることを特徴とする請求項15に記載
    のデバイス。
  17. 【請求項17】 前記分類が更に平坦および平滑テクスチャと粗テクスチャ
    ブロックに対応する3つの非方向性クラス(D8−D10)を含むことを特徴と
    する請求項12から16のいずれか一つに記載のデバイス。
  18. 【請求項18】 前記方法において少なくとも2つの文脈クラス(C0−C
    6)が定義され、マッピング段階が実施され、前記分類情報(D8−D10)が
    前記文脈クラス(C0−C6)の1つにマッピングされることを特徴とする請求
    項12から17のいずれか一つに記載のデバイス。
  19. 【請求項19】 前記方法において、予測されるべき前記ブロック(C)の
    2つの隣接ブロック(L、U)に関する分類が前記隣接ブロック(L、U)の内
    容に従って決定され、前記隣接ブロック(L、U)に関する文脈クラス(C0−
    C6)が定義され、前記定義済み文脈クラス(C0−C6)の組合わせに基づい
    て前記現行ブロック(C)に関する予測方法(P1−P13)が選択されること
    を特徴とする請求項12から18のいずれか一つに記載のデバイス。
  20. 【請求項20】 前記方法においてコスト関数が定義され、前記予測方法(
    P1―P13)の前記選択において、 少なくとも2つの予測方法に関する前記コスト関数の値を計算するステップと
    、 前記最小値を見付けるために前記計算済みコスト機能を探究するステップと、 前記コスト関数に関する前記最小値を生成する前記予測方法を選択するステッ
    プと を含むことを特徴とする請求項12から19のいずれか一つに記載のデバイス
  21. 【請求項21】 前記コスト関数が下記表現であることが定義され、 Cx=D+λR コストCxが各々の予測方法と関連した歪みD及びレートRの重み見付け和とし
    て定義され、λが重み付け係数であることを特徴とする請求項20に記載のデバ
    イス。
  22. 【請求項22】 前記デバイスが前記予測済みブロックおよび前記ブロック
    (C)の実画素値に基づいて予測エラーを定義する手段と、前記予測エラー情報
    をコード化する手段と、前記コード化済み予測エラー情報を伝送する手段とを有
    することを特徴とする請求項12から21のいずれか一つに記載のデバイス。
  23. 【請求項23】 エンコーダ(1)であって、デジタルイメージをコード化
    する手段と、前記デジタルイメージをブロック(C、L、U、UL、UR)に分
    割する手段とを有し、前記エンコーダ(1)が伝送されるべき情報量を減少させ
    るためにブロック(C)に関して空間予測を実施する手段を有し、少なくとも1
    つの予測方法(P1−P13)が定義済みであり、前記エンコーダ(1)が更に
    前記隣接ブロック(L、U)の内容に従って予測されるべき前記ブロック(C)
    の少なくとも1つの隣接ブロック(L、U)に関する分類を決定する手段と、少
    なくとも1つの前記分類に基づいて前記現行ブロック(C)に関する予測方法(
    P1−P13)を選択する手段とを有することを特徴とするエンコーダ。
  24. 【請求項24】 デコーダ(10)であって、デジタルイメージを復号する
    手段を有し、前記デジタルイメージがブロック(C、L、U、UL、UR)に分
    割され、前記デコーダ(10)が伝送されるべき情報量を減少させるためにブロ
    ック(C)に関する空間予測を実施する手段を有し、少なくとも1つの予測方法
    (P1−P13)が定義済みであり、前記デコーダ(10)が更に前記隣接ブロ
    ック(L、U)の内容に従って予測されるべき前記ブロック(C)の少なくとも
    1つの隣接ブロック(L、U)に関する分類を決定する手段と、少なくとも1つ
    の前記分類に基づいて前記現行ブロック(C)に関する予測方法(P1−P13
    )を選択する手段とを有することを特徴とするデコーダ。
  25. 【請求項25】 コウディック(1,10)であって、デジタルイメージを
    コード化する手段と、前記デジタルイメージをブロック(C、L、U、UL、U
    R)に分割する手段と、デジタルイメージを復号する手段とを有し、前記コウデ
    ィック(1,10)が伝送されるべき情報量を減少させるためにブロック(C)
    に関して空間予測を実施する手段を有し、少なくとも1つの予測方法(P1―P
    13)が定義済みであり、前記コウディック(1,10)が更に前記隣接ブロッ
    ク(L、U)の内容に従って予測されるべき前記ブロック(C)の少なくとも1
    つの隣接ブロック(L、U)に関する分類を決定する手段と、少なくとも1つの
    前記分類に基づいて前記現行ブロック(C)に関する予測方法(P1−P13)
    を選択する手段とを有することを特徴とするコウディック。
  26. 【請求項26】 移動ターミナル(24)であって、デジタルイメージをコ
    ード化する手段と、前記デジタルイメージをブロック(C、L、U、UL、UR
    )に分割する手段と、デジタルイメージを復号する手段とを有し、前記移動ター
    ミナル(24)が伝送されるべき情報量を減少させるためにブロック(C)に関
    して空間予測を実施する手段を有し、少なくとも1つの予測方法(P1―P13
    )が定義済みであり、前記移動ターミナル(24)が更に前記隣接ブロック(L
    、U)の内容に従って予測されるべき前記ブロック(C)の少なくとも1つの隣
    接ブロック(L、U)に関する分類を決定する手段と、少なくとも1つの前記分
    類に基づいて前記現行ブロック(C)に関する予測方法(P1−P13)を選択
    する手段とを有することを特徴とする移動ターミナル。
  27. 【請求項27】 記憶媒体であって、デジタルイメージをコード化する機械
    実行可能ステップと、前記デジタルイメージをブロック(C、L、U、UL、U
    R)に分割する機械実行可能ステップとを含むソフトウェアプログラムを記憶し
    、前記ソフトウェアプログラムが更に伝送されるべき情報量を減少させるために
    ブロック(C)に関して空間の予測を実施する機械実行可能なステップを含み、
    少なくとも1つの予測方法(P1―P13)が定義済みであり、更に前記隣接ブ
    ロック(L、U)の内容に従って予測されるべき前記ブロック(C)の少なくと
    も1つの隣接ブロック(L、U)に関する分類を決定するステップと、少なくと
    も1つの前記分類に基づいて前記現行ブロック(C)に関する予測方法(P1−
    P13)を選択するステップとを有することを特徴とする記憶媒体。
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