JP5238523B2 - 動画像符号化装置、動画像復号化装置、および、動画像復号化方法 - Google Patents

動画像符号化装置、動画像復号化装置、および、動画像復号化方法 Download PDF

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Description

本発明は、動画像符号化装置に係り、特に、MPEG2やH.264などの規格により、画素ブロックで画面間または画面内予測をおこなうときに、予測精度を高めるのに用いて好適な動画像符号化装置に関する。
今日、動画像によって伝送されるデータ量は日々増加している。例として、アナログテレビのデータ量を考える。現在の日本の標準テレビジョン放送の場合、画素数は水平方向に720画素、垂直方向に480画素である。各画素は、8ビットの輝度データと、二つの色差データ8ビットを有しており、一秒間の動画は、30枚の画面から構成されている。現在は、輝度のデータに対して、色成分を半分とする形式を用いているため、1秒間のデータ量としては、720×480×(8+8×1/2+8×1/2)×30=124416000ビットとなり、伝送レートとしては、約120Mbpsが必要となる。
しかしながら、現在家庭用ブロードバンドとして普及している光ファイバであっても、100Mbps程度であり、映像を非圧縮で伝送する事はできない。今後、2011年に切り替わる地上デジタルテレビジョン放送のデータ量は、1.5Gbpsと言われており、高効率圧縮技術は今後必要とされる技術の一つであると言える。このような高効率の圧縮技術の規格としては、現在、H.264/AVC(以下、「H.264」と記す)が提案されている。H.264は、ITU−T(International Telecommunication Union Telecommunication Standardization Sector:国際電気通信連合 電気通信標準化部門)のビデオ符号化専門家グループVCEG(Video Coding Experts Group:映像符号化専門グループ)とISO(International Organization for Standardization:国際標準化機構)/IEC(International Electrotechnical Commission:国際電気標準会議)の動画像符号化専門家グループMPEG(Moving Picture Expert Group:動画像符号化専門家グループ)が2001年12月に共同で設立したJVT(Joint Video Team)によって開発された動画像符号化の最新の国際標準である。
ITU−Tでは勧告として、2003年5月に承認されている。また、ISO /IEC JTC 1(Joint Technical Committee:第一合同技術委員会)では、2003年に、MPEG−4 Part 10 Advanced Video Coding (AVC)として標準化されている。
H.264の特徴としては、従来方式のMPEG−2やMPEG−4に比べて約2倍の符号化効率で同程度の画質を実現できること、圧縮アルゴリズムとして、フレーム間予測、量子化、エントロピー符号を採用したこと、携帯電話等の低ビットレートからハイビジョンTV等の高ビットレートまで幅広く利用可能であることなどが挙げられる。
なお、ITU−Tの勧告は、以下の非特許文献1に示されたURLよりダウンロード可能である。
"ITU-T Recommendation H.264 Advanced video coding for generic audiovisual services", [online], 11/2007, TELECOMUNICATION STANDARDIZATION SECTOR OF ITU, [平成20年12月12日検索], インターネット<URL: http://www.itu.int/rec/T-REC-H.264-200711-I/en>
先ず、本発明が解決しようとする課題を説明するために、図1ないし図3を用いて、H.264の予測手法について簡単に説明する。
図1は、H.264のエンコーダの構成図である。
図2は、イントラ予測画像生成処理における参照画素の位置を示す図である。
図3は、H.264におけるブロックにおけるイントラ予測処理の処理順序を示す図である。
H.264では、画面内で予測画像を生成するイントラ予測処理104と画面間で予測画像を生成するインター予測処理105をおこなうことが規定されている。ここで、生成した予測画像と原画像との差分をとり、この差分データに対して、以降の直交変換102、量子化103処理をおこない、量子化後のデータに対して符号化処理110をおこなう。H.264では、差分画像のみを符号化し、伝送することにとって高い符号化効率を実現している。
イントラ予測とは、近接画素間の相関を利用して予測画像の生成する手法である。イントラ予測処理では、予測対象画素の周辺画素との相関によって予測画像を生成しており、予測対象ブロックの左側から右上の画素を利用する。図2には、例として、4x4イントラ予測の予測画像生成に利用する参照画素が示されている。
H.264/AVCでは、4×4画素のブロック単位(以下:4×4ブロック)、8×8画素のブロック単位(以下:8×8ブロック)、16×16画素のブロック単位(以下:16×16ブロック)で予測画像の生成をおこなうことが可能であり、使用可能なモードとして、4x4ブロック/8x8ブロックで各9モード、16x16ブロックで4モードの計22モードが使用可能である。
各々のブロックでの、H.264/AVCのイントラ予測モードは、以下の表1に示されるようになる。
Figure 0005238523
モード0/1は、隣接する画素を使用する予測である。これらは垂直エッジ・水平エッジを含むようなブロックに対して高い予測効率が得られる。モード2は、隣接する画素の平均値を使用する。モード3〜8に関しては、隣接する画素から、2〜3画素ごとに加重平均を求め、予測値として使用するものである。それぞれ、真下を0度として、左45度、右45度、右22.5度、右67.5度、左22.5度、右112.5度の方向のエッジを含むような画像に対して、高い予測効果が得られる。H.264では、これらのイントラ予測モードから最適なモードを選択することにより、高能率な符号化を実現している。一般的には一通りのイントラ予測処理を試行して、最適なイントラ予測モードを選択する手法が用いられる。
なお、詳細には説明しないが、H.264/AVCに規定されている今一つの予測手法であるインター予測は、前後のフレームから予測対象画素の動きベクトルを計算し、予測画像を生成する処理である。
イントラ予測で参照する周辺画素は、図2に示すA−Mの部分であるが、画面端やスライス境界、参照画素がインター予測で符号化されている場合では、参照画素が存在しない、または、スライス境界を越えての参照は禁止されているため、使用できるモードが制限される。また、H.264では図3に示す番号順にイントラ予測の処理を進める。
各予測モードと使用する参照画素は、以下の表2に示されるようになる。
Figure 0005238523
ここで、表2の使用する参照画素から分かるように、4x4イントラ予測の場合、画面端では左側/左上側の画素が存在しないため、モード1/4/5/6/8が使用できない。また、予測対象ブロックの上側がスライス境界の場合では、モード0/3/4/5/6/7は上側/右上側の参照画素がスライス境界を越えての参照となるため使用できない。8x8イントラ予測の場合も、4x4イントラ予測と同様に9つのイントラ予測モードが規定されており、モードによる参照できない画素の対象の制限についても4x4イントラ予測と同様である。16x16イントラ予測の場合、使用可能なモードは、4モードあり、画面端やスライス境界において、参照画素が存在しない、またはスライス境界を越えての参照は禁止されている。
また、上記以外にも予測対象画素ブロックの予測画像生成に必要な参照画素、すなわち、近接する画素ブロックがインター予測によって符号化された場合(H.264では、constrained_intra_pred_flag = ‘1’となる場合) には、当該近接ブロックを参照してイントラ予測画像生成をおこなうことはできないと規定されている。
上記のように、従来方式に従って符号化処理をおこなうと、使用可能なモードに制限が生じるので、生成される予測画像の精度が低下することになる。そして、予測画像の精度が低下することによって、入力画像との差分値が大きくなり、結果として図2の符号化処理110において、モード制限の生じる予測対象ブロックの符号化に必要な符号量が増大するという問題点がある。
伝送帯域が限られた範囲において、特に、低ビットレート伝送では、発生符号量の増大は全体の符号化処理に影響を及ぼすことになる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、その目的は、画素ブロックで画面間または画面内予測をおこなう場合に、発生する符号量を増大させることなく、しかも、予測画像の精度を低下させない符号圧縮をおこなう動画像符号圧縮装置を提供することにある。
本発明の動画像符号化装置の予測処理では、予測対象ブロックに対して、参照画素のいずれかが有効でないときに、参照画素ブロック内の画素に基づいて、有効でない参照画素の画素値を計算し、有効でない参照画素の代わりに、計算された画素値を用いて、予測対象ブロックの予測画像を生成する。
その際に、参照画素ブロック内の一部の画素の平均値と、それからの勾配値を求めて、それらを利用して、対応する参照画素の画素値を求める。
本発明によれば、画素ブロックで画面間または画面内予測をおこなう場合に、発生する符号量を増大させることなく、しかも、予測画像の精度を低下させない符号圧縮をおこなう動画像符号圧縮装置を提供することができる。
H.264のエンコーダの構成図である。 イントラ予測画像生成処理における参照画素の位置を示す図である。 H.264におけるブロックにおけるイントラ予測処理の処理順序を示す図である。 参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係を示す図である。 本発明の一実施形態におけるパディングに使用する画素ラインとパディング対象画素(横方向)の関係を示す図である。 本発明の一実施形態におけるパディングに使用する画素ラインとパディング対象画素(縦方向)の関係を示す図である。 本発明の画像予測におけるパディング処理のアルゴリズムの概要を示す図である。 上側参照画素が有効でない場合のパディング処理の流れを示すフローチャートである。 上側参照画素が有効でない場合の参照画素ブロックと予測対象ブロックを示す図である。 図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、横方向に参照画素のパディング処理(Step1)をおこなうときを説明する図である。 図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、横方向に参照画素のパディング処理(Step2)をおこなうときを説明する図である。 図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、横方向に参照画素のパディング処理(Step3)をおこなうときを説明する図である。 図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、横方向に参照画素のパディング処理(Step4)をおこなうときを説明する図である。 左側参照画素が有効でない場合のパディング処理の流れを示すフローチャートである。 左側参照画素が有効でない場合の参照画素ブロックと予測対象ブロックを示す図である。 図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、縦方向に参照画素のパディング処理(Step1)をおこなうときを説明する図である。 図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、縦方向に参照画素のパディング処理(Step2)をおこなうときを説明する図である。 図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、縦方向に参照画素のパディング処理(Step3)をおこなうときを説明する図である。 H.264におけるデータ階層を示す図である。 H.264におけるアクセスユニットを示す図である。 本発明の画像予測におけるパディング処理を設定したアクセスユニットの例を示す図である。 従来のH.264におけるスライス境界/画面端によってモード制限の生じる画素ブロックを示す図である。 従来のH.264における近接画素がインター予測使用によってモード制限の生じる画素ブロックを示す図である。
以下、本発明に係る一実施形態を、図4ないし図23を用いて説明する。
本発明は、動画像符号化装置による符合圧縮の過程で、画像予測をおこなう場合に、予測対象ブロックの画面の位置条件などにより画素の一参照できない画素に対して、それに対応するデータをパディングして、予測対象ブロックの参照画素として用いるものである。
すなわち、より詳しくは、本発明は、予測画像生成において参照画素の上または左側が有効で、もう一方が有効でない場合に、有効な参照画素ブロックを利用して、画素平均と画素勾配を用いた処理によってパディングすることにより、画面端やスライス端、あるいは、近接画素がインター予測によって符号化された場合においても、予測画像生成モードにより生ずる予測の制限にかかわらず、適切な参照画素を生成する。したがって、上または左側の参照画素が有効な場合に、画面端やスライス境界等においても全モードを使用可能とすることができる。これにより、高精度の予測画像を生成することが可能である。このように、本発明によれば、予測画像と入力画像との差分結果を減少させ、符号化効率を向上させることができる。
以下、図4ないし図7を用いて本発明に係る動画像符号化装置の予測におけるパディング処理の概要について説明する。
図4は、参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係を示す図である。
図5は、本発明の一実施形態におけるパディングに使用する画素ラインとパディング対象画素(横方向)の関係を示す図である。
図6は、本発明の一実施形態におけるパディングに使用する画素ラインとパディング対象画素(縦方向)の関係を示す図である。
図7は、本発明の画像予測におけるパディング処理のアルゴリズムの概要を示す図である。
本発明では、図4に示される予測対象ブロックの上側または左側の予測対象ブロックが参照不可能な場合に、一方の参照画素ブロックから、もう一方の参照画素ブロックをパディング処理する。
より具体的には、図5、図6に示すように、パディング対象画素(502)/(602)に最も近い有効な参照画素ライン(501)/(601)を使用してパディング処理をおこなうものである。ここで、図5には、横方向、図6には、縦方向のパディング対象画素とパディング処理に必要な画素ラインが示されている。
本発明の画像予測におけるパディング処理の基本的な処理は、図7に示されるパディング参照画素ライン704からパディング対象画素(705)を生成することである。先ず、パディング画素ラインの画素平均値(701)を求める。その後、各画素値と画素平均値(701)との勾配(702)を求める。そして、パディング対象画素におけるパディング基準画素(703)を決める。パディング基準画素(703)を基に、各パディング対象画素に対して、パディング基準画素(703)と勾配(702)を加え、最終的なパディング対象画素値とする。図7では横方向について示しているが、縦方向のパディング処理をおこなう場合には、参照画素ラインとパディング対象画素は縦方向の処理となる。
以下、図8ないし図18を用いて本発明の動画像符号化装置の画像予測におけるパディング処理について、詳細に説明する。
図8は、上側参照画素が有効でない場合のパディング処理の流れを示すフローチャートである。
図9は、上側参照画素が有効でない場合の参照画素ブロックと予測対象ブロックを示す図である。
図10は、図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、横方向に参照画素のパディング処理(Step1)をおこなうときを説明する図である。
図11は、図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、横方向に参照画素のパディング処理(Step2)をおこなうときを説明する図である。
図12は、図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、横方向に参照画素のパディング処理(Step3)をおこなうときを説明する図である。
図13は、図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、横方向に参照画素のパディング処理(Step4)をおこなうときを説明する図である。
図14は、左側参照画素が有効でない場合のパディング処理の流れを示すフローチャートである。
図15は、左側参照画素が有効でない場合の参照画素ブロックと予測対象ブロックを示す図である。
図16は、図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、縦方向に参照画素のパディング処理(Step1)をおこなうときを説明する図である。
図17は、図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、縦方向に参照画素のパディング処理(Step2)をおこなうときを説明する図である。
図18は、図4の参照画素ブロックと予測対象ブロックの関係において、縦方向に参照画素のパディング処理(Step3)をおこなうときを説明する図である。
本実施形態の説明においても、H.264/AVCと同様に、図3に示される番号順に、イントラ予測の処理を進めるものとする。また、本実施形態では、4x4イントラ予測の場合を例として示すものとする。本発明の画像予測におけるパディング処理の手法では、有効な参照画素を含むマクロブロックを利用し、画素平均と画素勾配を用いてパディング処理をおこなうものであり、8x8ブロック、16x16ブロックの場合も、本実施形態で説明する4x4ブロックの場合とにおいても同様の手法を用いて、パディング処理をおこなうことができる。
先ず、図9の上側の画素が参照できない場合のパディング処理について説明する。
最初に、図9に示されるように、左側4画素の一番上にある参照画素Iを、参照画素Mの位置にコピーする(図8のStep1)。
次に、左側の参照画素ブロックの一番上の横ライン(図11 i_1-i_4)の画素値の平均値(Ave(i_1〜i_4))を、以下の(式1)に基づいて計算する(Step2)。ここでは、N = 4である。
Figure 0005238523
次に、参照画素ブロックの一番上の横ラインの各画素と、(式1)により求めた平均値との差分である画素勾配値(ΔAve(i_1〜i_4,i_x))を、以下の(式2)に基づいて計算する。ここでは、N = 4である。
Figure 0005238523
そして、(式2)の画素勾配値を、コピーした参照画素Mの画素値に加えて、上側参照画素の値として各対応位置へパディングする(Step3)。図12には、参照画素Aをパディング処理する際の例が示されている。
EFGHの画素値については、予測対象ブロックが、図3に示す1,3,4,5,7,11,13,15の位置においては、右上の参照画素が有効になっていないため、規格上、予測ができないので、図13に示されるように、上側参照画素の一番右側Dの画素値をコピーして、EFGHとする(Step4)。
上記Step1からStep4の処理によって、上側参照画素をパディングする。そして、参照画素が有効となるので、上側参照画素を”available for Intra_4x4 prediction”として、全モードを使用して予測画像を生成する。
次に、図15の左側の画素が参照できないの場合のパディング処理について説明する。
最初に、図16に示すように、上側4画素の一番左側にある参照画素Aを参照画素Mの位置にコピーする(図14のStep1)。
次に、 上側の参照画素ブロックの一番左の縦ラインの画素値(図17 a_1〜a_4)の平均値(Ave(a_1〜a_4))を、以下の(式3)に基づいて計算する。ここでは、N = 4である。
Figure 0005238523
次に、参照画素ブロックの一番左の縦ラインの画素値と、(式3)により求めた平均値との差分である画素勾配値(ΔAve(a_1〜a_4,a_x))を、以下の(式4)に基づいて計算し、その画素勾配値をMの画素値に加えて、左側参照画素の各対応位置へパディングする。ここでは例としてN = 4 とする。
Figure 0005238523
図18には、参照画素Iをパディング処理する際の例が示されている。
上記Step1からStep3の処理によって、左参照画素をパディングする。そして、左側参照画素が有効となるので、上側参照画素のパディング処理同様に参照画素を、”available for Intra_4x4 prediction”として全モードを使用して予測画像を生成する。
最後に、予測対象ブロックの上側と左側の参照画素が共に存在しない場合について述べる。上側と左側の参照画素が共に存在しない場合とは、スライス先頭マクロブロック等がこれに該当する。この場合には、従来のH.264規格と同様に予測対象ブロックの画素値を全て中間値として予測画像を生成する。例として、入力フォーマットが10bitの場合には512となる。
以上述べてきた本発明によるパディング処理によって、予測対象ブロックの上側または左側が存在しない場合においても、H.264で規定されている全モードによって、予測画像を生成することが可能となる。本発明においては、有効な参照画素ブロックからパディング対象画素に最も近いラインの平均値と画素勾配を利用しているため、パディングされた画素には、予測のために有益な画素が復元されることになり、結果として、高精度の予測画像を生成することが可能である。
次に、図19ないし図21を用いてH.264をベースとして本実施形態で説明した画像予測のパディング処理を実施する場合について説明する。
図19は、H.264におけるデータ階層を示す図である。

図20は、H.264におけるアクセスユニットを示す図である。
図21は、本発明の画像予測におけるパディング処理を設定したアクセスユニットの例を示す図である。
H.264のビットストリーム構造は、図19に示されるように、動画像符号化処理をおこなう動画像符号化処理層(1701)/(1702)と、符号化された情報を伝送・蓄積する下位システム(1705)との間に、NAL(Network Abstraction Layer)というレイヤ(1703)/(1704)が規定されており、下位システム(1705)へのビットストリームへの対応付けは、このNALユニットを単位としておこなわれる。この図19には、H.264におけるNALユニットの位置づけが示されている。
そして、ビットストリーム中の情報をピクチャ単位にアクセスするために、いくつかのNALユニットをまとめた一区切りをアクセスユニットという。アクセスユニットの構造は、図20に示されている。AUデリミタ(1801)は、アクセスユニットの先頭を示す開始符号である。SPS(1802)は、PCPの画像のプロファイルやレベルなど、シーケンス全体の符号化に関する情報を含むヘッダである。PPS(1803)は、ピクチャ全体の符号化モードを示すヘッダである。SEI(1804)は、各ピクチャのタイミング情報やランダムアクセス情報なのどの付加情報を含むヘッダである。PCP(1805)は、一つ以上のスライスデータから構成されるNALユニットである。RCP(1806)は、PCPと同じマクロブロックデータを含むNALユニットであり、PCPがエラーによって失われた場合に利用可能とする冗長データである。EOS(1807)は、シーケンスの終了を示す部分である。EOS(1808)はストリームの終了を示す部分である。H.264ではアクセスユニットの順序はAUデリミタ(1801)〜EOS(1808)の順序に並べるように規定されている。
H.264をベースとして、本実施形態で説明した画像予測のパディング処理を実施する場合には、図20に示すSPS(Sequence Parameter Set)(1802)において、イントラパディングを判定するフラグを追加し、デコーダ側では、このフラグ判定を基にして、イントラパディング処理をおこなうか、否かを判断する。SPS(1802)は、PCP(1805)の画像のプロファイルやレベルなど、シーケンス全体の符号化に関する情報を含むヘッダである。H.264においてSPSの最終パラメータは、ビデオの表示情報に関連したデータ構造であるVUI(Video Usability Information)のシンタックス構造が存在するか否かを示すvui_parameters_present_flagである。このvui_parameters_present_flagの後ろに、本発明であるイントラパディング処理をおこなうか否かを示すフラグ(1bit)を付加する。
図21に示されるように、従来のH.264のSPS(1802)の最後に、本実施形態で説明した画像予測のパディング処理に関係するパディング処理判定フラグ(1900)を付加する。デコーダにおいて復号する際には、従来通り、PSP(1803)を、デコード処理した後に、このパディングフラグ情報(1900)をデコードすることによって、パディング処理をおこなうか否かの判定をおこなう。デコーダでは、エンコーダ同様の予測画像生成ブロックを用いることによって、復号可能である。
最後に、図22および図23を用いて、従来のH.264による方法と対比して、本実施形態の画像予測のパディング処理の利点について説明する。
図22は、従来のH.264におけるスライス境界/画面端によってモード制限の生じる画素ブロックを示す図である。
図23は、従来のH.264における近接画素がインター予測使用によってモード制限の生じる画素ブロックを示す図である。
従来のH.264では、イントラ予測を用いた場合にスライス境界や画面端で予測画像生成に使用可能なモードが制限される。例えば、1920*1080の画面サイズで1スライスを1マクロブロックライン(16ライン)とした場合には、4x4画素単位で図22に示すように、画面端と最上位の4x4ブロックにおいて約25%の領域で使用可能なモードの制限が生じる。同様に、8x8画素単位では約50%、16x16画素単位ではすべてのマクロブロックでモード制限が発生するが、本発明ではスライス先頭マクロブロックのみでパディング処理が出来ないため中間値処理をおこなうが、その他のマクロブロックでは予測画像生成に使用モードに制限はないため、高精度の予測画像を生成することが可能である。
またイントラ予測およびインター予測を使用して予測画像の生成をおこなう場合においては、図23に示すように、参照画素ブロックに位置する画素ブロックがインター予測によって符号化される場合(constrained_intra_pred_flag = ‘1’)には、上記状況に加え、モード制限の発生する画素ブロックがさらに増えることが予見されるため、本発明はより効果を発揮する。
101…入力画像、102…直交変換、103…量子化、104…イントラ予測処理、105…インター予測処理、106…再構成画像、107…フィルタ、108…逆直行変換、109…逆量子化、110…符号化処理。

Claims (7)

  1. 画像を基本ブロックに分割して、前記基本ブロックの内の予測対象ブロックに対して、前記予測対象ブロックに同一画面内で近接する第1の参照画素ブロック内の画を参照画素として用い、前記予測対象ブロックの予測画像を生成することによって、動画像符号化のイントラ予測処理をおこなう動画像符号化装置において、
    前記参照画素のいずれかが有効でないときに、
    前記第1の参照画素ブロック以外で前記予測対象ブロックに近接する第2の参照画素ブロックで、前記有効でない参照画素に最も近く且つ同じ向きに並んだ画素複数の画素に基づいて、前記有効でない参照画素の代替値を計算し、前記代替値を用いて、前記予測対象ブロックの予測画像を生成することを特徴とする動画像符号化装置。
  2. 前記有効でない参照画素の各々の代替値は、前記第1の参照画素ブロック内の画素値の勾配と、前記第2の参照画素ブロック内の画素値の勾配との相関に基づいて、計算されることを特徴とする請求項1記載の動画像符号化装置。
  3. 前記有効でない参照画素が前記予測対象ブロックの上側で近接する場合、前記第2の参照画素ブロックは、前記予測対象ブロックの左側に近接するものとし、該第2の参照画素ブロックの一番上の横列の右端の画素の値を、該右端の画素の上側で接している画素にコピーするとともに、前記横列の各画素について前記横列の平均画素値との差分を計算し、該差分に前記コピーした画素値を加えて、前記上側で接している画素の右に並ぶ前記有効でない参照画素のそれぞれに、前記横列の対応位置を保ってパディングすることで、前記予測対象ブロックの予測画像を生成し、
    前記有効でない参照画素が前記予測対象ブロックの左側で近接する場合、第2の参照画素ブロックは、前記予測対象ブロックの上側に近接するものとし、第2の参照画素ブロックの一番左の縦列の下端の画素の値を、該下端の画素の左側で接している画素にコピーするとともに、前記縦列の各画素について前記縦列の平均画素値との差分を計算し、該差分を前記コピーした画素値に加えて、前記左側で接している画素の下に並ぶ前記有効でない参照画素のそれぞれに、前記縦列の対応位置を保ってパディングすることで、前記予測対象ブロックの予測画像を生成することを特徴とする請求項2記載の動画像符号化装置。
  4. 前記有効でない参照画素が前記予測対象ブロックの上側で近接する場合、
    前記上側で接している画素の右に並ぶ前記有効でない参照画素のそれぞれに、前記横列の対応位置を保ってパディングしたときに、前記上側で接している画素で、前記横列の対応が付かない画素には、パディングした画素の内で左端にある画素値を、コピーすることを特徴とする請求項3記載の動画像符号化装置。
  5. 前記動画像符号化装置が符号化したビットストリームのアクセスユニットのヘッダに、前記代替値を用いて、前記予測対象ブロックの予測画像を生成したか否かを示すフラグを含むことを特徴とする請求項2記載の動画像符号化装置。
  6. 画像を基本ブロックに分割して、前記基本ブロックの内の予測対象ブロックに対して、前記予測対象ブロックに同一画面内で近接する第1の参照画素ブロック内の画素列を参照画素として用い、前記予測対象ブロックの予測画像を生成することによって、動画像符号化のイントラ予測処理をおこなう動画像復号化装置において、
    前記参照画素のいずれかが有効でないときに、
    前記第1の参照画素ブロック以外で前記予測対象ブロックに近接する第2の参照画素ブロック内で、前記有効でない参照画素に最も近く且つ同じ向きに並んだ画素列の複数の画素に基づいて、前記有効でない参照画素の代替値を計算し、前記代替値を用いて、前記予測対象ブロックの予測画像を生成し、
    前記有効でない参照画素の各々の代替値は、前記第1の参照画素ブロック内の画素値の勾配と、前記第2の参照画素ブロック内の画素値の勾配との相関に基づいて、計算されることを特徴とする動画像復号化装置。
  7. 画像を基本ブロックに分割して、前記基本ブロックの内の予測対象ブロックに対して、前記予測対象ブロックに同一画面内で近接する第1の参照画素ブロック内の画素列を参照画素として用い、前記予測対象ブロックの予測画像を生成することによって、動画像符号化のイントラ予測処理をおこなう動画像復号化方法において、
    前記参照画素のいずれかが有効でないときに、
    前記第1の参照画素ブロック以外で前記予測対象ブロックに近接する第2の参照画素ブロック内で、前記有効でない参照画素に最も近く且つ同じ向きに並んだ画素列の複数の画素に基づいて、前記有効でない参照画素の代替値を計算し、前記代替値を用いて、前記予測対象ブロックの予測画像を生成するステップを有し、
    前記有効でない参照画素の各々の代替値は、前記第1の参照画素ブロック内の画素値の勾配と、前記第2の参照画素ブロック内の画素値の勾配との相関に基づいて、計算されることを特徴とする動画像復号化方法。
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