JP2003520223A5 - - Google Patents

Description

【特許請求の範囲】
【請求項１】 薬物を患者に経口投与するための組成物であって、以下：
該組成物の摂取の直後に第一の用量の該薬物を放出する形態の、第一の成分；および
該第一の用量の放出後の第二の時点において第二の用量の該薬物を急速に放出する形態の、第二の成分、
を含有し、
ここで、該第一および第二の用量が、該薬物のマルチスパイク薬物速度論的プロフィールを提供し、そしてここで、該急速な放出が、水への曝露の際に、該第二の用量の該薬物が胃腸管を通して吸収され得るように該第二の用量の該薬物を即座に分散または露出する、気体試薬のバーストを発生する試薬の使用によって達成されることを特徴とする、組成物。
【請求項２】 前記薬物がメチルフェニデートであることを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
【請求項３】 味マスキング物質を含有することを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
【請求項４】 前記第二の成分の前記薬物が、腸溶コーティングされており、そして該腸溶コーティングの溶解に続いて、細分された形態で急速に放出されることを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
【請求項５】 前記第二の成分が、酸および乾燥粉末を含むペレットまたは微小球の形態であり、ここで、該乾燥粉末および酸が、水との接触の際に、二酸化炭素を形成し該二酸化炭素を放出することを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
【請求項６】 前記酸が食用酸であり、そして前記乾燥粉末がベーキングパウダーであることを特徴とする、請求項５に記載の組成物。
【請求項７】 結合剤を含有する、請求項５に記載の組成物であって、該組成物が、固体または半固体の食品またはキャンディーの形態であることを特徴とする、組成物。
【請求項８】 ペースト、ゼリー、懸濁液、または急速に溶解するオブラートの形態であることを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
【請求項９】 ゼラチン状の固体の形態であることを特徴とする、請求項１に記載の組成物。
【請求項１０】 薬物投薬ディスペンサーであって、以下：
薬物を患者に経口投与するための組成物であって、該組成物は、以下：
該組成物の摂取の直後に第一の用量の該薬物を放出する形態の、第一の成分；および
該第一の用量の放出後の第二の時点において第二の用量の該薬物を急速に放出する形態の、第二の成分、
を含有し、
ここで、該第一および第二の用量が、該薬物のマルチスパイク薬物速度論的プロフィールを提供し、そしてここで、該急速な放出が、水への曝露の際に、該第二の用量の該薬物が胃腸管を通して吸収され得るように該第二の用量の該薬物を即座に分散または露出する、気体試薬のバーストを発生する試薬の使用によって達成され、そして
該組成物がペーストまたはゲルの形態であることを特徴とする、組成物；ならびに
測定された用量の該組成物を供給するための、圧縮可能デバイス、
を備える、ディスペンサー。
【請求項１１】 薬物の投与を必要とする患者に薬物を投与するための組成物であって、該組成物は、
該組成物の摂取の直後に第一の用量の該薬物を放出する形態の、第一の成分；および
該第一の用量の放出後の第二の時点において第二の用量の該薬物を急速に放出する形態の、第二の成分、
を含有し、
ここで、該第一および第二の用量が、該薬物のマルチスパイク薬物速度論的プロフィールを提供し、そしてここで、該急速な放出が、水への曝露の際に、該第二の用量の該薬物が胃腸管を通して吸収され得るように該第二の用量の該薬物を即座に分散または露出する、気体試薬のバーストを発生する試薬の使用によって達成されることを特徴とする、組成物。
【請求項１２】 前記薬物がメチルフェニデートであることを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
【請求項１３】 前記第二の用量が、前記第一の用量の放出の２〜８時間後に放出されることを特徴とする、請求項１２に記載の組成物。
【請求項１４】 前記組成物が、ペーストまたはゲルの形態であり、そして測定された用量の該組成物を供給するための圧縮可能なデバイスを使用して投与されることを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
【請求項１５】 前記組成物が、正しい投薬形態を提供するために配分され得る固体または半固体の形態であり、そしてその処置を必要とする患者への投与時に配分されることを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
【請求項１６】 前記第二の成分が、酸および乾燥粉末を含むペレットまたは微小球の形態であり、ここで、該乾燥粉末および酸が、水との接触の際に、二酸化炭素を形成して該二酸化炭素を放出することを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
【請求項１７】 前記酸が食用酸であり、そして前記乾燥粉末がベーキングパウダーであることを特徴とする、請求項１６に記載の組成物。
【請求項１８】 前記組成物が、固体または半固体の食品またはキャンディーの形態であることを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
【請求項１９】 前記組成物が、ペースト、ゼリー、懸濁液、または急速に溶解するオブラートの形態で投与されることを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。
【請求項２０】 前記組成物がゼラチン状固体の形態で投与されることを特徴とする、請求項１１に記載の組成物。