JP2003519965A - 信頼できないネットワークが存在する場合にロバストなip/udp/rtpヘッダ圧縮を達成するシステム及び方法 - Google Patents

信頼できないネットワークが存在する場合にロバストなip/udp/rtpヘッダ圧縮を達成するシステム及び方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 信頼できないネットワークのパケットの紛失やエラーの発生時にIP/UDP/RTPヘッダを正しく再構成するためのロバストなIP/UDP/RTPヘッダ圧縮メカニズムが提供される。 【解決手段】 上記ヘッダ圧縮メカニズムは、RFC2508に類似の処理を行うために実現された圧縮/解凍装置であるが、紛失の多い、エラーし易いネットワークで使用する際にロバスト性を処理できるように特別に設計された圧縮/解凍装置を含むことも可能である。上記ロバストなヘッダ圧縮方式の要件として、フィールドの2次差がノンゼロである場合、ノンゼロの2次差を持つ或る特定のRTTパケットを新しい1次差と共に伝送することが求められるだけでなく、(a)ある時間が、チャンネル特性(リンク・ラウンド・トリップ時間RTP/パケット間分離など)のような係数により予め定められているか、(b)新しい1次差が正しく受信された旨の肯定の確認が圧縮装置により受信される限り、上記新しい1次差と共に後続パケットの伝送も求められる。さらに、新しい1次差の通信時間中、対応するRTPフィールドがノンゼロの2次差を用いて再び変化した場合、これら2つの1次差を高い信頼性で通信する単純な手段としてこれら2つの1次差をまとめて後ろに付加することができるように“新しい”1次差は元の1次差と組み合わされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ・ネットワークにおけるデータの圧縮と解凍に関し、具体的
には、信頼できないネットワークが存在する場合にロバストなIP/UDP/R
TPヘッダ圧縮を達成するシステム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
最近、インターネットの利用が増加した結果、ネットワーク容量の不足が生じ
て、従来のアプリケーションのパフォーマンスに対して否定的影響を与えるよう
になっている。同時に、テレビ会議やボイス・オーバーIP(VoIP)を含む
双方向型オーディオ及び/又はビデオなどの、タイムリなデータ配信並びにはる
かに改善されたサービス品質が要求される新しいアプリケーションが現れてきた
。テレビ会議やボイス・オーバーIP(VoIP)のような、様々なタイプのネ
ットワーク用リアルタイム・アプリケーション間でのインターオペラビリティ(
相互運用性)を得るためにリアルタイム転送プロトコル(RTP)が利用されて
きた。インターネット・プロトコル(IP)ベースのリアルタイム・マルチメデ
ィア用として、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP/IP)の上位でR
TPを使用して、“RTP:リアルタイム・アプリケーション用トランスポート
・プロトコル”(Henning Schulzrinne, Stephen L. Casner, Ron Frederick, a
nd Van Jacobson共著、インターネットの技術標準文書(RFC)1889年、
1996年1月)に記述されているような多重化及びチェックサム・サービスの
利用が可能である。しかし、ダイアルアップ・モデムのような低速回線を介して
伝送を行う場合、容認できる双方向型の応答と回線効率にとってRTPヘッダが
大きくなりすぎるかもしれないという懸念がある。例えば、インターネット・プ
ロトコル・バージョン4(IPv4)では、IP/UDP/RTPを含むヘッダ
・フィールドは、パケット当たり40バイトを占めることができる。同様に、イ
ンターネット・プロトコル・バージョン6(IPv6)では、このようなヘッダ
・フィールドはパケット当たり60バイトを占めることができる。音声ペイロー
ドを(20msのGSM符号化音声に対応する)36バイトほどの小さなものと
することも可能な通話用音声のようなリアルタイム・アプリケーションでは、こ
のヘッダ・オーバーヘッドはきわめて大きなものである。従って、リアルタイム
・アプリケーションではこのようなヘッダ・オーバーヘッドを大幅に減らす必要
がある。
【0003】 現在、ヘッダ・オーバーヘッドを低減して、低速及び中速リンクでの帯域の効
率的な利用を可能にするための、IP/UDP/RTPデータグラムのヘッダ圧
縮に利用可能なヘッダ圧縮手法はほとんどが存在しない。このようなヘッダ圧縮
手法の最も最近の例が、“低速シリアルリンク用IP/UDP/RTPヘッダの
圧縮”(Stephen L. Casner及びVan Jacobson、RFC2508、1999年2
月)に記載されている。IP/UDP/RTPデータグラムのヘッダを圧縮して
、2〜4バイトまでヘッダ・オーバーヘッドを低減する圧縮/解凍装置を備えた
ヘッダ圧縮メカニズムが提供されている。このヘッダ圧縮方式は、IPヘッダの
ほとんどのフィールドが、接続寿命(すなわちセッションの長さ)の間パケット
・ストリームの中で一定のままであるという観察に基づくものである。したがっ
て、解凍装置で圧縮状態を保持することにより、また、(エラー検出及びパケッ
ト紛失検出用として使用するセッション・コンテキスト識別子と小さなシーケン
ス番号のような)最低量のヘッダ・オーバーヘッドを圧縮装置から解凍装置へ単
にトランスポートすることにより、ヘッダ圧縮を達成することも可能である。R
FC2508によれば、解凍装置での圧縮状態は、すべてのパケットで変化する
フィールド、及び、すべてのパケットで変化しないフィールドを含む未圧縮のヘ
ッダ・フィールドに対応するようにしてもよい。(発信元と宛先のIPアドレス
及びポート番号のような)変化しないフィールドの場合、解凍装置は、圧縮状態
で保存されている対応フィールドを単に加算するだけでよい。しかし、変化する
フィールドの場合、解凍装置は、圧縮パケット・ヘッダで送られる情報に依拠す
ることができる。典型的には、圧縮パケット・ヘッダの中に内包される情報は、
前回のパケット内のフィールドの値(すなわち変化するフィールドのノンゼロの
2次差のみに関する変化の差)を含み、変化したフィールド自身を含むものでは
ない。
【0004】 一般的処理を行うために、変化しないフィールドのコンテキスト状態及び変化
するフィールドの1次差が解凍装置により確立されるまで完全なIP/UDP/
RTPヘッダを解凍装置へ伝送することにより圧縮装置は始動する。いったんコ
ンテキスト状態が確立されると、2次差(デルタ)がノンゼロである限り、圧縮
装置は差(特に、RTPタイム・スタンプやRTPシーケンス番号などのような
RTPヘッダ・フィールドに対応する差)を伝送する必要はなくなる。パケット
からパケットへのRTPヘッダの2次差(デルタ)がゼロである場合、解凍装置
は、各圧縮パケットが受信されたとき、前回のパケットを表す保存されている未
圧縮ヘッダに1次差を単純に加算することにより、情報ロスのないパケットの再
構成(復元)が可能となる。通信の必要があるのはただ、圧縮装置と解凍装置と
の間のパケット紛失を検出するためのセッション・コンテキスト識別子(ID)
と小さなシーケンス番号(RTPシーケンス番号とは関連しない)だけである。
例えば、パケット#1、#2、#3のRTPタイム・スタンプが、20から40
、60へと変化する場合、20と40及び40と60との間の1次差は20であ
る。初期値20が既知である場合、2次差がゼロであることが圧縮ヘッダ内の適
切なフィールドによって示されていれば、解凍装置はパケット#3の正しい増分
値を単に加算するだけでよい。
【0005】 一方、いくつかのフィールドのRTPヘッダの2次差(デルタ)がゼロでない
場合、コンパクトな符号化を用いてそれらのフィールドだけの新しい1次差を通
信しなければならない。これらの新しい1次差の値は、解凍装置のセッション・
コンテキスト内の未圧縮ヘッダ内の対応フィールドに加算され、次いで、セッシ
ョン・コンテキストの中にはっきりと保存されて、2次差(デルタ)がゼロであ
る各後続パケット内の対応フィールドに再び加算される。後続パケット内で1次
差が変化する度にその差が伝送され、セッション・コンテキストの更新に利用さ
れる。
【0006】 しかし、インターネット共同体に利用可能なインターネット用の規格プロトコ
ルが含まれるRFC2508及びその他のRFC文書に記載されているようなヘ
ッダ圧縮方式は、帯域が不足し、多くのリンク・エラーや長いリンク待ち時間が
生じる(セルラ無線ネットワークのような)環境での処理には適していない。パ
ケットの紛失に起因して、解凍装置が、RTPタイム・スタンプやRTPシーケ
ンス番号のような間違ったヘッダ情報を受信に成功した次のパケットに加算する
可能性がある。同様に、圧縮パケット・ヘッダがエラーになった場合、RTPパ
ケットの同様の間違った再構成が結果として生じる可能性がある。例えば、1フ
ィールド(または複数のフィールド)の新しい1次差を含むパケットが(おそら
くエラーに起因して)紛失したと考えられる場合、解凍装置が圧縮装置に通知す
るか、必要な1次差の再送に圧縮装置が成功するまで後続パケット用ヘッダの正
しい再構成はできなくなる。この回復段階中、ヘッダの再構成を行うために伝送
済みパケットと伝送中パケットの処理を行うことはできない。ボイス・オーバー
IP(VoIP)やテレビ会議のようなリアルタイム・アプリケーションの場合
、プレイアウト・デッドライン(play-out deadline)の期限切れに起因してこ
れらのパケットは破棄される可能性がある。例えば、(基地局のような)無線ア
クセス・ポイントから移動機への1方向遅延(または基地局から移動機へ、次い
で基地局へもどる120msのラウンド・トリップ遅延)の60msを持つセル
ラ・リンク、及び、トーク・スパート(talkspurt)中の20msの音声パケッ
ト間でのパケット間(inter-packet)分離について考えてみよう。トーク・スパ
ートの開始時に、一番最初のパケットのRTPタイム・スタンプは、無音間隔に
起因してその2次差がノンゼロとなるように増分する。したがって、この一番最
初のパケットで解凍装置へ新しい1次差を通信しなければならない。パケットが
エラーに起因してなぜか紛失した場合、解凍装置が故障に関する情報を圧縮装置
に与えるまで、次の3個のパケット(60ms/20ms)の再構成を行うこと
はできない。この故障時間中、(トーク・スパートが少なくとも6個のパケット
で持続すると仮定した場合)別のさらに3個のパケットが圧縮装置により伝送さ
れたであろう。解凍装置によって正しい1次差が受信されるまでこれら6個のパ
ケットはすべて待機する必要があり、その結果、プレイアウト・デッドラインの
期限切れのために破棄される可能性がある。
【0007】 したがって、信頼できないネットワークが存在する際のロバストなIP/UD
P/RTPヘッダ圧縮方式に対する要望が存在する。さらに、ヘッダ・パケット
の紛失やエラーの発生時に正しく再構成を行うことが可能な方式が必要とされて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の様々な実施例は、パケットの紛失やエラーの発生時に、
IP/UDP/RTPヘッダの正しい再構成が可能なロバストなIP/UDP/
RTPヘッダ圧縮メカニズムと手法を目的とするものである。このヘッダ圧縮メ
カニズムには、RFC2508に類似して処理を行うように実現される圧縮/解
凍装置であって、紛失が多く、エラーし易いネットワークで使用される場合、ロ
バスト性を処理できるように特別に設計された圧縮/解凍装置が含まれ、パケッ
トの紛失やエラーの発生時にヘッダの正しい再構成が可能となる。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明の1つの態様によれば、上記ロバストなヘッダ圧縮方式の要件として、
フィールドの2次差がノンゼロである場合、ノンゼロの2次差を持つ或る特定の
RTPパケットを新しい1次差と共に伝送することが求められるだけでなく、(
a)ある時間が、チャンネル特性(リンク・ラウンド・トリップ時間RTP/パ
ケット間分離など)のような係数により予め定められているか、(b)新しい1
次差が正しく受信された旨の肯定の確認が圧縮装置により受信される限り、その
新しい1次差と共に後続パケットを伝送することが求められる。その結果、後続
パケットの“自制”が保証され、たとえ2次差をノンゼロとなるようにしたパケ
ットが紛失しても、解凍装置は該後続のパケットのヘッダの正しい再構成を行う
ことが可能となる。
【0010】 本発明の別の態様によれば、ロバストなヘッダ圧縮方式の要件として、対応す
るRTPフィールドが1次差の通信時間中ノンゼロの2次差と共に再び変化した
場合、これら2つの1次差を高い信頼性で通信する単純な手段としてこれら2つ
の1次差をまとめて後ろに付加することができるように“新しい”1次差は元の
1次差と組み合わされる。しかし、本発明は効率を図る目的で1次差を組み合わ
せる別の手段を除外するものではない。
【0011】
【発明の実施の形態】
単に例として添付されている図面を参照しながら以下のパラグラフで本発明に
ついてさらに具体的に説明する。
【0012】 本発明のさらに完全な理解、及び、本発明の付随する利点の多くは、添付図面
と関連して考察し、以下の詳細な記述を参照して同発明をより良く理解したとき
容易に明らかになる。上記添付図面では同じ参照記号により、同じまたは類似の
構成要素が示されている。
【0013】 本発明は、すべてのタイプのデータ・ネットワークとリアルタイム通信サービ
スと共に使用するために適用可能である。例えば、データ・ネットワークは、ボ
イス・オーバーIP(VoIP)やテレビ会議(ビデオ・オーバーIP)のよう
なリアルタイム・アプリケーション用として利用される、イーサネット(登録商
標)・ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、非同期転送モード(ATM
)、フレーム・リレー及びインターネットを含むパケット・ネットワークであっ
てもよい。上記とは別に、このようなデータ・ネットワークは、旧来の電話サー
ビス(POTS)、公衆電話交換網(PSTN)、総合デジタル通信網(ISD
N)、移動通信ネットワーク、衛星ネットワーク、及び、地上デジタルTVや無
線、セルラ、短距離用無線(ブルートゥース、RFプロトコル、無線LAN)ネ
ットワークなどのネットワークを含む私設ネットワークまたは公衆ネットワーク
であってもよい。しかし、説明を単純にするために、本解説では、ボイス・オー
バーIP(VoIP)やテレビ会議(ビデオ・オーバーIP)のようなリアルタ
イム・アプリケーションのための様々な構成から成る単純なデータ・ネットワー
クが主として中心となる。但し、本発明の範囲と実現はこのようなデータ・ネッ
トワークに限定されるものではない。
【0014】 図面、特に、図1の発信側端末20と受信側端末30からなる、本発明の実施
例に従う単純なデータ・ネットワークに注意されたい。図1に図示のように、帯
域限定リンク10を利用して発信側端末20を受信側端末30と接続するように
することも可能である。帯域限定リンク10はダイアルアップ・モデムまたは高
周波(RF)無線リンク(セルラ・リンク)などの低速回線を表すものであって
もよい。上記とは別に、帯域限定リンク10は、インターネット・サービス・プ
ロバイダ(ISP)のIPベースのネットワーク、インターネット、例えば、公
衆電話交換網(PSTN)、総合デジタル通信網(ISDN)及び発信側端末2
0と受信側端末30との間の通信を可能にするその他のアクセス・ネットワーク
・インフラ・ストラクチャ(ANI)などを含む様々な発信側ネットワーク及び
着信側ネットワークを含むものであってもよい。帯域限定リンク10がセルラ・
リンクに対応する場合、発信側端末20及び受信側端末30は移動端末装置と基
地局にそれぞれ対応するようにすることも可能であり、また、その逆も可能であ
る。
【0015】 発信側端末20には、例えば、少なくともホスト22とネットワーク・インタ
ーフェース・コントローラ(NIC)24とが含まれる。同様に、受信側端末3
0には、例えば、少なくともホスト32とネットワーク・インターフェース・コ
ントローラ(NIC)34とが含まれる。複数のホストが発信側端末20と受信
側端末30に含まれるようにしてもよい。各ホストは、帯域限定リンク10を介
して発信側端末20から受信側端末30へデータ・パケットを伝送するIP電話
やスタンド・アローン型PCに対応するようにしもよい。
【0016】 発信側端末20では、ホスト22は、ネットワーク・インターフェース・コン
トローラ(NIC)24へ転送するデータを生成する。発信側端末20のNIC
24は、例えば、ユーザ・データグラム・プロトコル(UDP/IP)の上位で
用いられるリアルタイム転送プロトコル(RTP)を利用してホスト22からの
着信データをデータ・パケットに変換し、帯域限定リンク10を介してこれらの
データ・パケットを注入する。帯域限定リンク10がIPベースのネットワーク
である場合、そのデータ・パケットのレートはIPベースのネットワーク10を
介して注入されて、外へ向かうデータ・フローパケットの制御と管理がNIC2
4により行われ、IPベースのネットワーク10における輻輳状態の回避及びデ
ータ・パケット帯域の使用の限定が図られる。IPベースのネットワーク10は
着信データ・パケットを受け取り、次いで、ヘッダに含まれる情報に従って受信
側端末30へ同着信データ・パケットを転送する。受信側端末30のNIC34
は、IPベースのネットワーク10からこれらのデータ・パケットを受け取り、
同データ・パケットをデータに変換し、次いでホスト32へ該データの転送を行
う。
【0017】 図2A〜2Bは本発明の実施例に従う単純なデータ・ネットワークで利用する
例示データ・パケットを示すものである。図2Aに図示のように、例示データ・
パケット100は、データ・ペイロード130のセグメントと、データ・ペイロ
ード130の前に付加される小さなヘッダ120とから構成される。パケット1
00は、ボイス・オーバーIP(VoIP)またはビデオ・オーバーIPのリア
ルタイム・トラフィックを表すものであってもよいが、これに限定されるもので
はない。例えば、ヘッダ・セグメント120には、IPアドレス・フィールド(
一般にネットワークIDとホストIDとから成る32ビット・グローバル・イン
ターネット・アドレス)と、IPのどのバージョンがIPパケットの中に表され
ているか(例えばIPバージョン4及びIPバージョン6など)を指定するため
に使用されるバージョン・フィールドと、様々なサービス品質を提供するIPベ
ースのネットワークでのIPパケットの処理方法を指定するために使用されるサ
ービス・フィールドのタイプと、伝送エラーの検証に使用されるヘッダ・チェッ
クサム・フィールドとが含まれる。フラグとフラグメント・オフセット・フィー
ルド、合計長フィールド、IDフィールド、TTL(time to live)フィールド
と、プロトコル・フィールドなどのその他のIPフィールドをこのようなヘッダ
の中に含めてもよい。インターネット・プロトコル・バージョン4(IPv4)
では、IP/UDP/RTPを含むヘッダ・フィールドはパケット当たり40バ
イト、また、インターネット・プロトコル・バージョン6(IPv6)の場合に
は、パケット当たり60バイトを占めることが可能である。ヘッダ・オーバーヘ
ッドは、データ・ペイロードに比べて一般に相当の大きさになり、特に、実際の
音声ペイロードが36バイト(20msのGSM符号化音声に対応する)ほどの
小さなものである場合もある通話用音声のような、ユーザ・データグラム・プロ
トコル(UDP/IP)の上位で使用されるリアルタイム転送プロトコル(RT
P)が用いられるリアルタイム・アプリケーションの場合には、ヘッダ・オーバ
ーヘッドは相当の大きさのものになる。
【0018】 図2Bは、IPヘッダ122と、UDPヘッダ124と、RTPヘッダ126
、及び、例えば、図2Aに図示の音声サンプルなどを含むデータ・ペイロード1
30の組合せを含む例示ヘッダ・セグメント120を示す。
【0019】 図3は、本発明の実施例に従う、未圧縮フォーマットの例示RTPヘッダ12
6を示す。図3に図示のように、未圧縮のRTPヘッダ126にはタイム・スタ
ンプ(T)310と、シーケンス番号(SN)312と、その他のフィールド3
14とが含まれる。IPネットワークのパケット交換型の性質(図1を参照)に
起因して、RTPパケットが間違った順序で着信する場合がある。受信側端末3
0でシーケンス番号312を使用して、RTP音声サンプルを正しい順序に組み
立てることも可能である。しかし、RTPパケット内のシーケンス番号は、フィ
ールドのいずれの非線形変化(音声信号の無音間隔)も反映しない場合がある。
したがって、タイム・スタンプ(T)310を設けて各パケットの相対的タイミ
ングを示すようにしてもよい。
【0020】 前述したように、各RTPパケット内のIP/UDP/RTPヘッダにより供
給される40〜60バイトのヘッダ・オーバーヘッドが大きすぎる場合もある。
特に、RTPタイム・スタンプがあまりに大きな負担となるためダイアルアップ
・モデムや帯域限定リンクなどのような低速回線を介してRTPパケットがトラ
ンスポートを行うことができなくなる場合もある。したがって、図1に図示のデ
ータ・ネットワークの発信側端末20のNIC24の中には(またエンド・ツー
・エンド・ベースの双方向通信用受信側端末20のNIC34の中にも)、一般
に、発信側端末20と受信側端末30においてヘッダ圧縮を行うヘッダ圧縮メカ
ニズム26と36が含まれる。上記メカニズムは、ダイアルアップ・モデムまた
は帯域限定リンクなどのような低速回線を介する作動時に、容認できる双方向型
の応答と回線効率のためにヘッダのオーバーヘッドの低減を図るものである。ヘ
ッダ圧縮メカニズム26と36に、IP/UDP/RTPデータグラムのヘッダ
を圧縮する圧縮/解凍装置を設けて、2〜4バイトまでヘッダ・オーバーヘッド
を低減するようにしてもよい。CやC++のような高水準プログラム言語と汎用
コンピュータを用いて標準的プログラミング方法により構成されるハードウェア
及び/又はソフトウェアによりヘッダ圧縮メカニズム26と36を実現して、ヘ
ッダ圧縮を達成するようにしてもよい。ソフトウェア・モジュールによりヘッダ
圧縮メカニズム26と36を実現する場合、EPROM、EEPROMなどの半
導体記憶装置、フラッシュメモリ・デバイス、磁気ディスク(固定ディスク、フ
ロッピー(登録商標)・ディスク、リムーバブル)、テープなどのその他の磁気
媒体及びCD−ROMディスクなどのような光媒体を含む有形の媒体(但しこれ
らに限定されるものではない)上にこのようなソフトウェア・モジュールを設け
ることも可能である。ホストのネットワーク・インターフェース・カードと共に
このようなソフトウェア・モジュールをバンドルしてもよい。上記とは別に、ヘ
ッダ圧縮メカニズム26と36は、ファームウェア・モジュールまたはホストに
組み込みが可能な包括的なハードウェア/ソフトウェア・モジュールとして利用
できるものであってもよい。さらに、ヘッダ圧縮メカニズム26と36とは、R
FC2508に類似の機能を行うために実現可能であるが、セルラ無線ネットワ
ークのような多くのリンク・エラーや長いリンク待ち時間が生じることを特徴と
する、紛失が多く、エラーし易いネットワーク環境で使用される場合、アドレス
のロバスト性を処理できるように特別に設計されて、パケットの紛失やエラーの
発生時にヘッダの正しい再構成が図られるようになっている。
【0021】 図1に図示の発信側端末と受信側端末及びリンクの具体的な数と構成は、帯域
が不足し、エラーが稀ではない場合もあるデータ・リンクを介してデータ・パケ
ットのヘッダ圧縮と伝送を行うヘッダ圧縮方式が利用される例示データ・ネット
ワークとして単に示されているものにすぎない。すべてのタイプのデータ・ネッ
トワークにおいてどのような数の端末装置、交換機、リンクから成る多種多様な
実現例と構成例が可能である。
【0022】 ヘッダ圧縮処理を行うために、RFC2508に記載されている方法と同じ方
法で、変化しないフィールドのコンテキスト状態並びに変化するフィールドの1
次差が解凍装置36により確立されるまで、受信側端末30の解凍装置36へ完
全なIP/UDP/RTPヘッダを伝送することにより発信側端末20の圧縮装
置26は始動する。すなわち、コンテキスト状態が確立されると、2次差(デル
タ)がノンゼロでない場合、発信側端末20の圧縮装置26は、1次差(特に、
例えば、RTPタイム・スタンプとRTPシーケンス番号などのようなRTPヘ
ッダ・フィールドに対応する差)を伝送する必要はなくなる。パケットからパケ
ットへのRTPヘッダ(またはデータ・パケットのIP/UDPヘッダ)の2次
差(デルタ)がゼロである場合、各圧縮パケットが受信されたとき、受信側端末
30の解凍装置36は、前回のパケットを表す保存された未圧縮ヘッダに1次差
を単に加算するだけで、情報の紛失が皆無のパケットの再構成が可能となる。
【0023】 いずれかのフィールドのRTPヘッダの2次差(デルタ)がノンゼロである場
合、発信側端末20の圧縮装置26は、RFC2508に記載の方法で、対応フ
ィールドの新しい1次差を伝送するように機能する。しかし、RFC2508に
加えて、(帯域が不足し、多くのリンク・エラーと長いリンク待ち時間が生じる
可能性があるセルラ・ネットワークまたは無線ネットワークのような)紛失が多
く、エラーし易い、信頼できないネットワークで使用する場合、ヘッダ圧縮メカ
ニズム26と36がロバスト性を処理できるように特別に設計され、実現されて
、パケットの紛失やエラーの発生時にヘッダの正しい再構成が行われる。
【0024】 一般に、本発明のヘッダ圧縮方式の要件として、フィールドの2次差がノンゼ
ロである場合、ノンゼロの2次差を持つ或る特定のRTPパケットを発信側端末
20の圧縮装置26から新しい1次差と共に伝送することが求められるだけでな
く、(a)ある時間が、チャンネル特性(リンク・ラウンド・トリップ時間RT
P/パケット間分離など;ラウンド・トリップ時間RTTとは、データ・パケッ
トまたはフレームが発信側端末20から受信側端末30までどれだけの長さを進
むかを示す推定値である)のような係数によって予め定められているか、(b)
新しい1次差が正しく受信された旨の肯定の確認が発信側端末20の圧縮装置2
6により受信される限り、その新しい1次差と共に後続パケットの伝送も求めら
れる。上記要件によって、後続パケットの“自制”が保証され、たとえ2次差を
ノンゼロとなるようにしたパケットが紛失しても、受信側端末30の解凍装置3
6による該後続パケットのヘッダの正しい再構成を行うことが可能となる。
【0025】 本発明の別の態様によれば、対応するRTPフィールドが1次差の通信時間中
ノンゼロの2次差と共に再び変化した場合、これら2つの1次差を高い信頼性で
通信する単純な手段としてこれら2つの1次差をまとめて後ろに付加することが
できるように“新しい”1次差は元の1次差と組み合わされる。しかし、本発明
は効率を図る目的で1次差を組み合わせる別の手段を除外するものではない。
【0026】 ここで図4A〜4Bを参照しながら、変化するフィールドのための、発信側端
末20の圧縮装置26及び受信側端末30の解凍装置36の機能、及び、パケッ
トの紛失やエラーの発生時にヘッダを正しく再構成できる方法の諸例について以
下本明細書で説明する。
【0027】 単一の変化するフィールドの場合、xnを発信側端末20の圧縮装置26が伝
送しなければならないフィールドgnの1次差符号値(すなわち1次差の符号化
された値)とする。なぜなら、該符号値は、パケットpnの中で通常の予想値と
は異なる量だけ変化し、受信側端末30の解凍装置36による受信に成功しなか
ったからである。
【0028】 Xn=x(n−1)*f(n−1,n)*Xnかつx(n+1)=Xn*f(n,n+
1)*x(n+1)と定義する。但し、f(i,j)は、Xnとx(n+1)とからXn(共
通入力)を計算し、所定のXnとXn、x(n-1)の一意的計算を可能にするもので
ある。さらに、f(i,j)は、入力xnまたはx(n-1)のうちのいずれか一方が
ゼロの場合、Xn=ノンゼロ入力を設定するようにするものである。
【0029】 f(i,j)の最も単純な形は、“アペンド(append)”関数であり、これは
存在するフィールドに単に冗長性をつけ加えるだけの関数である。例えば、上記
のXnはx(n-1)とxnの双方から構成されるものであってもよい。さらに優れた
関数を利用してもよい。しかし、関数の複雑さとXnを表すために必要とされる
ビットの減少との間でトレードオフが行われる。
【0030】 発信側端末20の圧縮装置26は、たとえ対応フィールドg(n+1)が予想量と
は異なる量しか変化しない場合であっても(この場合x(n+1)はゼロになる)、
パケットpnに対応するXnと、p(n+1)に対応するx(n+1)の計算を行うことが可
能である。発信側端末20の圧縮装置26は、xnの代わりにpnでXnを伝送し
、x(n+1)の代わりにp(n+1)でX(n+1)を伝送する。
【0031】 パケットpnが紛失し、p(n+1)とp(n+2)とが受信された場合、x(n+1)の計算
が可能となり、X(n+1)が既知となるためXnの計算も可能となる。したがって、
パケットpnの紛失がヘッダの正しい再構成に影響を与えることはない。その結
果、単一パケットの紛失に対する保護を行うことが可能となる。
【0032】 f(i,j)が“アペンド”関数以外の場合、Xnの計算をXnとx(n-1)だけ
に限定する必要はない。xnは上記すべてのxiの関数とすることができる。但し
、対応する関数f(i,i−j)が存在する限り、任意のi−jの値についてi
=i,i−1,i−2,...i−jである。任意の2つのXiとX(i+1)から、共
通入力xi、x(i-1)、x(i-2)、...、x(i-j)をxiとx(i+1)から別個に計算す
ることができる。このような場合、フィールドの変化が生じたとき、パケット紛
失のバーストに対する保護を目的として、発信側端末20の圧縮装置26はx(i -j) までxi値を計算しなければならない。
【0033】 f(i,j)が“アペンド”関数であるとき、本発明の1つの態様として記述
される要件により、バースト・パケット紛失に対する保護が行われる。すなわち
、フィールドの2次差がノンゼロである場合、ノンゼロの2次差を持つ或る特定
のRTPパケットを新しい1次差と共に伝送することが求められるだけでなく、
(a)ある時間が、チャンネル特性(リンク・ラウンド・トリップ時間RTP/
パケット間分離など)のような係数によって予め定められているか、(b)新し
い1次差が正しく受信された旨の肯定の確認が圧縮装置により受信される限り、
上記新しい1次差と共に後続パケットの伝送も求められる。
【0034】 図4A〜4Bに図示のように、変化するフィールドのための、発信側端末20
の圧縮装置26及び受信側端末30の解凍装置36のについて以下説明する。図
4Aでは、本発明の実施例に従う、圧縮フォーマットでの例示RTPパケット1
00の中に、コンテキスト識別子(ID)フィールド、タイム・スタンプ(T)
フィールドが変化しているかどうかを示すフラグ“T”により示されるタイム・
スタンプ(T)フィールド及びシーケンス番号(SN)を含むようにしてもよい
。残りのフィールドは図を明瞭にするために示されていない。
【0035】 Tは、RTPタイムスタンプ・フィールドが(RFC2508に記載されてい
るような)予想値とは異なる値だけ変化したかどうかを示すために使用するビッ
トとする。
【0036】 圧縮ヘッダにおいて、デルタ・タイムスタンプ(RTPタイム・スタンプの1
次差の符号化された値)=シーケンス番号snを持つパケットpnに対応するXn
、かつ、T=1とする。受信側端末30の解凍装置36からパケットpnが紛失
したと仮定する。この紛失は、シーケンス番号s(n+1)を持つ次のパケットp(n+ 1) が着信したとき、受信側端末30の解凍装置36により検知可能である。
【0037】 p(n+1)でT=0の場合、受信側端末30の解凍装置36は、上記方法論に従
って発信側端末20の圧縮装置26が配置したであろうデルタ・タイムスタンプ
・フィールドをまだ探索している(前回のパケットが紛失したため)。デルタ・
タイムスタンプ・フィールドはXnを含むことになる。解凍装置36はx(n+1)
らXnを取得する。
【0038】 次に、図4Bに図示のように、T=1の場合、受信側端末30の解凍装置36
はデルタ・タイムスタンプ・フィールドの探索を求められる。しかし、当該フィ
ールドに含まれる値がx(n+1)になるため、“f(i,j)”関数が“アペンド
”関数でない関数の場合、受信側端末30の解凍装置36はデルタ・タイムスタ
ンプ(Xn)の実際の値を計算することはできない。f(i,j)が“アペンド
”関数でない関数の場合、受信側端末30の解凍装置36は追加パケット・タイ
ムの間待機を余儀なくされる。“f(i,j)”関数が単に2つの1次差を連結
するにすぎない“アペンド”関数である場合、待機は本質的なことではないとい
う点に留意されたい。
【0039】 f(i,j)が“アペンド”関数でない関数の場合であって、かつ、後続パケ
ットp(n+2)の着信が成功したと仮定すると、受信側端末30の解凍装置36は
(x(n+1)とx(n+2)内の)共通入力x(n+1)を復号化することができる。x(n+1) が既知であるため、受信側端末30の解凍装置36はデルタ・タイムスタンプX n 並びにx(n+2)の計算を行うことも可能となる。図4Bに図示のように、フィー
ルド情報の再構成が成功するまで、受信側端末30の解凍装置36は追加パケッ
トの着信を待機しなければならない。この待機時間は、同様に、バースティなパ
ケットの紛失が生じる場合と同じで(かつ一定)ある。
【0040】 図5A〜5Dは、図4A〜4Bに図示の発信側端末20の圧縮装置26、及び
、受信側端末30の解凍装置36の機能に従うデータ・パケットの様々なパケッ
ト・ヘッダ・フォーマットを例示する図である。これらのパケット・ヘッダ・フ
ォーマットはf(i,j)が“アペンド”関数であると仮定して示されるもので
ある。特に、図5Aは2次(SO)差がゼロの場合のデータ・パケットのヘッダ
・フォーマットを例示する図である。データ・パケット100のヘッダ・セグメ
ント120(図2Aを参照)には、(RFC2508に記載のものと同じであり
、セルラ方式ネットワークなどのような或る種のネットワークでは暗黙のうちに
了解され、オプションとする場合もある)コンテキスト識別子(ID)フィール
ドと、4ビット・シーケンス番号フィールドとを含めてもよい。図5Aに示され
るヘッダ・フォーマットは、2次(SO)差がゼロのとき、RFC2508に記
載の方法で発信側端末20の圧縮装置26から受信側端末30の解凍装置36へ
通常伝送される。
【0041】 図5Bは、パケット“n”の2次(SO)差がノンゼロ(NONJEND)で
ある場合のデータ・パケットのヘッダ・フォーマットを例示する図である。図5
Bに図示のように、データ・パケット100のヘッダ・セグメント120は、4
ビット・コンテキスト識別子(ID)フィールドと、パケット“n”の4ビット
・シーケンス番号(n)フィールドと、(RTP圧縮ヘッダ、フル・ヘッダなど
の)パケットタイプを特定する3ビット・パケットタイプ・フィールドと、伝送
中の1次(FO)差がノンゼロの2次(SO)差を持つパケットについての差で
あるか、あるいは、該パケットの後続パケットについての差であるかを示す1ビ
ット再転送(ReTX=0)ビットと、変化したフィールドを特定する、RFC
2508に記載のような4ビットの組合せ(MSTI:マーカービット、シーケ
ンス番号、タイム・スタンプ、IP−ID)フィールドと、ノンゼロの2次(S
O)差を持つRTPフィールドの1次(FO)差を含む可変長フィールドと、を
含むものであってもよい。例えば、タイム・スタンプ(T=1)が図4Aに図示
されているように変化したとき、図5Bに図示のようなヘッダ・フォーマットは
、発信側端末20の圧縮装置26から受信側端末30の解凍装置36へ伝送され
る。
【0042】 図5Cは、図5Bに図示の、(パケット“n+1”などの)パケット“n”に
後続するパケット内の一次(FO)差を反復する際のヘッダ・フォーマットを例
示する。図5Cに図示のように、データ・パケット100のヘッダ・セグメント
120は、コンテキスト識別子(ID)フィールドと、パケット“n+1”のシ
ーケンス番号(n+1)フィールドと、(RTP圧縮ヘッダ、フル・ヘッダなど
の)パケットタイプを特定するパケットタイプ・フィールドと、伝送中の1次(
FO)差がノンゼロの2次(SO)差を持つパケットについての差であるか、あ
るいは、該パケットの後続パケットについての差であるかを示す再転送(ReT
X=1)ビットと、変化したフィールドを特定するRFC2508に記載のよう
なMSTIフィールドと、パケット“n”のシーケンス番号(n)フィールドと
、パケット“n”のRTPフィールドの1次(FO)差を示す可変長フィールド
と、を含むものであってもよい。例えば、タイム・スタンプ(T=0)が図4A
と4Bに図示されているように変化しなかったとき、図5Bに図示のようなヘッ
ダ・フォーマットは、次のパケット(n+1)または(n+2)との関連で、発
信側端末20の圧縮装置26から受信側端末30の解凍装置36へ伝送される。
【0043】 図5Dは、パケット“n”の1次(FO)差の通信中、パケット“n+k”(
または図4Bを参照して説明したように“n+1”)の2次(SO)差がノンゼ
ロである場合のヘッダ・フォーマットを例示する図である(図5Bと5Cの組合
せなど)。図5Dに図示のように、データ・パケット100のヘッダ・セグメン
ト120は、コンテキスト識別子(ID)フィールドと、パケット“n+k”の
シーケンス番号(n+k)フィールド(または図4Bを参照して説明したように
、パケット“n+1”の“n+1”フィールド)と、(RTP圧縮ヘッダ、フル
・ヘッダなどの)パケットタイプを特定するパケットタイプ・フィールドと、伝
送中の1次(FO)差がノンゼロの2次(SO)差を持つパケット“n+k”(
または図4Bを参照して説明したように、“n+1”)についての差であること
、あるいは、該パケットの後続パケットについての差であることを示す再転送(
ReTX=0)ビットと、変化したフィールドを特定するRFC2508に記載
のような、ビット組合せ(MSTI)フィールドと、パケット(n+k)(また
は図4Bを参照して説明したようにパケット“n+1”)についての1次(FO
)差を示すフィールドと、パケット“n”のシーケンス番号(n)フィールドと
、パケット“n”のタイプを特定する別のパケットタイプ・フィールドと、ノン
ゼロの2次(SO)差を持つパケット“n”のフィールドであることを示す再転
送(RxTx=1)ビットと、変化したフィールドを特定する、RFC2508
に記載されているような別のビット組合せ(MSTI)フィールドと、パケット
(n)の1次(FO)差を示すフィールドと、を含むものであってもよい。例え
ば、図4Bに図示のように、タイム・スタンプ(T=1)が変化したとき、図5
Dに図示のようなヘッダ・フォーマットは、次のパケット(n+1)と関連して
発信側端末20の圧縮装置26から受信側端末30の解凍装置36へ伝送される
【0044】 前述したように、図1に図示の発信側端末20と受信側端末30は単に例示の
データ・ネットワークとして設けられるものである。すべてのタイプのデータ・
ネットワークで任意の数の端末装置、交換機、リンクから成る多種多様な実現例
及び構成例が可能である。例えば、ヘッダ圧縮用として設けられたヘッダ圧縮メ
カニズムを含む、発信側端末と受信側端末から成るこのようなデータ・ネットワ
ークの1つの推奨利用実現例として、図6に図示のようなボイス・オーバーIP
とテレビ会議のようなリアルタイム・アプリケーション用セルラ方式ネットワー
クを挙げることもできよう。帯域限定リンク10は、セルラ通信を行うための、
IPネットワーク12とアクセス・ネットワーク・インフラ・ストラクチャAN
I14とANI16との組合せとすることも可能である。発信側端末20は、R
TP/UDP/IPを実行し、IPネットワーク12及びANI14と16を介
する伝送用のパケット化された音声サンプルをRTPパケットで供給するホスト
PCまたは同種のものであってもよい。受信側端末30は、ANI14を備えた
セルラ通信用の移動端末装置であってもよい。各端末20と30はRTPパケッ
ト用の発信側端末か受信側端末のいずれかとすることができる。
【0045】 端末20には、(例えばIPアドレス、ポート番号などを含む)この端末をR
TPパケット用の発信元または宛先のいずれかとして特定するRTPエンドポイ
ント22を含むことも可能である。IPネットワークが例として示されているが
、代わりに別のタイプのパケット交換方式ネットワークや同種のネットワークの
利用も可能である。また端末20には、タイム・スタンプ生成用ローカル・タイ
マ24も含まれる。
【0046】 アクセス・ネットワーク・インフラ・ストラクチャ(ANI)14をIPネッ
トワーク12と接続してもよい。無線周波数(RF)リンク50を介して移動端
末装置30をANI14と結合してもよい。RFリンク50には(端末30から
ANI14への)上り回線52と(ANI14から端末30への)下り回線54
とが含まれる。ANI14は、ある領域で、1以上の無線(すなわち無線周波数
)端末(端末30を含む)をIPネットワーク12とインターフェースすること
も可能である。これには(IPネットワーク12から出力される)有線信号と、
(端末30へまたは端末30から出力される)無線すなわちRF信号との間の変
換が含まれる。したがって、IPネットワーク12から受信したRTPパケット
をRFリンク50を介して移動端末装置30へ伝送することがANI14により
可能になり、さらに、IPネットワーク12を介して移動端末装置30から端末
20などのような別の端へRTPパケットの伝送を行うことが可能となる。
【0047】 本発明の実施例によれば、ANI14には、各々がタイマ42を含む1以上の
ANIアダプタ(ANI_AD)40を含むことが望ましい。RFC2508に
類似したヘッダ圧縮処理を行うための、本発明の実施例に従うロバストなIP/
UDP/RTPヘッダ圧縮方式であるが、図1〜4を参照して説明したように、
紛失の多い、エラーし易いネットワークで使用する際、パケットの紛失やエラー
の発生時にロバスト性を処理するIP/UDP/RTPヘッダ圧縮方式を用いて
各ANI_AD40が構成され、実現されて、ヘッダの正しい再構成を行うこと
が可能となる。ANI_AD40は(下り回線の伝送に先行して)ヘッダ圧縮を
実行し、次いで(上り回線の伝送後)解凍を実行することが可能である。IPネ
ットワーク12から受信したRTPパケット用ヘッダ(またはタイム・スタンプ
のような1以上のヘッダ・フィールド)は、下り回線54を介する移動端末装置
30への伝送に先行してANI_AD40により圧縮され、移動端末装置30か
ら受信したパケット・ヘッダはIPネットワーク12への伝送前にANI_AD
40により解凍される。したがって、各ANI_AD40はヘッダ圧縮装置/解
凍装置と考えることもできる。また各ANI_AD40は、IPネットワーク1
2とつながる領域の範囲内の特定のエリアまたは異なるエリア内に位置する端末
をインターフェースすることも可能である。
【0048】 ANI_AD40は、タイマ・ベースの解凍手法を実現するためのタイマ42
を含むことも可能である。また、IPネットワーク12とつながる追加領域に位
置する別の端末をインターフェースするために追加のANIを設けることも可能
である。
【0049】 移動端末装置30は、RTPパケットの発信元及び/又は宛先(受信装置)で
あるRTPエンドポイント132を含むことも可能である。移動端末装置30は
、(上り回線52で伝送されるパケットに対する)ヘッダ圧縮、及び、(下り回
線54を介して受信されるパケットに対する)解凍を実行するターミナル・アダ
プタ(term_AD)36を含むことも可能である。したがって、ターミナル
・アダプタ(term_AD)は、ANI_ADと類似のヘッダ圧縮装置/解凍
装置と考えることもできる。
【0050】 また、ターミナル・アダプタ(term_AD)36にはカレント・ヘッダの
RTPタイム・スタンプの近似値(または推定値)を計算するタイマ34も含ま
れる。次いで、ターミナル・アダプタ(term_AD)36は、RTPヘッダ
内の追加情報を利用してタイム・スタンプの近似値の微調整または補正を行う。
ローカル・タイマ及び圧縮されたタイム・スタンプを利用して、各RTPヘッダ
の正しいタイム・スタンプの再生が可能となる。各々がそれ自身のRTPエンド
ポイント、ターミナル・アダプタ及びタイマを含む別の端末を設けることも可能
である。
【0051】 上述のように、本発明は、信頼できないネットワークが存在する場合にロバス
トなIPヘッダ圧縮を達成するためのロバストなヘッダ圧縮方式を好適に提供す
るものである。この提案された方式は、パケット紛失に対して必要な所望の保護
に基づいて弾力的に適用することも可能である。奇数ビットの保護(但しこの場
合ペイロードに対してヘッダへの保護)を行う、例えば音声符号化時などに利用
される手法と類似の手法を用いることによりビット誤りに対する保護を行うこと
も可能である。
【0052】 本発明の推奨実施例と考えられるものを例示し、説明したが、様々な変更及び
修正を行うことも可能であること、及び、本発明の真の範囲から逸脱することな
く本発明の要素の代わりの均等物を用いることも可能であることを当業者は理解
するであろう。さらに、多くの修正を行って、本発明の中心となる範囲から逸脱
することなく、特定の状況を本発明の教示に適合させることも可能である。した
がって、本発明の実行のために熟慮されたベストモードとして開示した特定の実
施例に限定されるものではなく、本発明は添付の請求項の範囲に属するすべての
実施例を含むものであることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例に従う、帯域限定リンクを介してヘッダ圧縮及びデータ通信を
行うために設けられたヘッダ圧縮メカニズムを含む、発信側端末と受信側端末と
からなる例示データ・ネットワークを示す。
【図2A】 本発明の実施例に従う、例示データ・ネットワークで使用する例示データ・パ
ケットを示す。
【図2B】 本発明の実施例に従う、例示データ・ネットワークで使用する例示データ・パ
ケットを示す。
【図3】 本発明の実施例に従う、未圧縮フォーマットでのデータ・パケットの例示RT
Pヘッダ・セグメントを示す。
【図4A】 本発明の実施例に従う、変化するフィールドのための、発信側端末の圧縮装置
と受信側端末の解凍装置の機能を例示する。
【図4B】 本発明の実施例に従う、変化するフィールドのための、発信側端末の圧縮装置
と受信側端末の解凍装置の機能を例示する。
【図5A】 本発明の実施例に従う、データ・パケットの様々なパケット・ヘッダ・フォー
マットを例示する。
【図5B】 本発明の実施例に従う、データ・パケットの様々なパケット・ヘッダ・フォー
マットを例示する。
【図5C】 本発明の実施例に従う、データ・パケットの様々なパケット・ヘッダ・フォー
マットを例示する。
【図5D】 本発明の実施例に従う、データ・パケットの様々なパケット・ヘッダ・フォー
マットを例示する。
【図6】 本発明の実施例に従う、ヘッダ圧縮用、並びに、セルラ・リンクを介するデー
タ通信用として設けられたヘッダ圧縮メカニズムを含む、発信側端末と受信側端
末とからなるIPベースのネットワークの1つの推奨利用実現例を例示する。
【符号の説明】
10 帯域限定リンク(IP) 20 発信側端末 22 ホスト 24 NIC 26 圧縮装置/解凍装置 30 受信側端末 32 ホスト 34 NIC 36 圧縮装置/解凍装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA, ZW Fターム(参考) 5K030 HA08 HB12 HB15 LA07 LD08 5K034 AA05 DD01 EE11 HH01 HH02 HH05 HH12 HH61 【要約の続き】 ールドがノンゼロの2次差を用いて再び変化した場合、 これら2つの1次差を高い信頼性で通信する単純な手段 としてこれら2つの1次差をまとめて後ろに付加するこ とができるように“新しい”1次差は元の1次差と組み 合わされる。

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ・ネットワークにおいて、 帯域限定リンクを介して伝送されるデータ・パケットのヘッダの圧縮/解凍を
    行うヘッダ圧縮/解凍装置を具備する第1のノードと、 前記帯域限定リンクを介して伝送されるデータ・パケットのヘッダの圧縮/解
    凍を行うヘッダ圧縮/解凍装置を具備する第2のノードと、を具備し、 変化しないフィールドのコンテキスト状態を最初に確立し、さらに、前記第1
    のノードと前記第2のノードのうちの一方の圧縮装置と、前記第1のノードと前
    記第2のノードのうちの他方の解凍装置との間の変化するフィールドの1次差を
    確立し、次いで、任意のフィールドの2次差がノンゼロであるとき、新しい1次
    差と共にノンゼロの2次差を持つ特定パケットを、上記新しい1次差が受信され
    た旨の肯定の確認が上記圧縮装置により受信されるまで、もしくは、所定期間の
    期限切れまで、上記新しい1次差を持つ当該後続パケットと共に伝送することに
    より、ヘッダの圧縮と再構成とを行うことを特徴とするデータ・ネットワーク。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のデータ・ネットワークにおいて、データ・
    パケットのラウンド・トリップ時間とパケット間分離時間との商として前記所定
    期間を設定することを特徴とするデータ・ネットワーク。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のデータ・ネットワークにおいて、前記第1
    のノードを前記第2のノードと接続するために設けた前記帯域限定リンクが、ダ
    イアルアップ・モデムのような低速回線に対応することを特徴とするデータ・ネ
    ットワーク。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のデータ・ネットワークにおいて、前記第1
    のノードを前記第2のノードと接続するために設けた前記帯域限定リンクが、セ
    ルラ・リンクに対応することを特徴とするデータ・ネットワーク。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載のデータ・ネットワークにおいて、前記第1
    のノードを前記第2のノードと接続するために設けた前記帯域限定リンクが、イ
    ンターネット・サービス・プロバイダ(ISP)のIPベースのネットワークと
    、インターネットと、例えば公衆電話交換網(PSTN)、総合デジタル通信網
    (ISDN)、及び、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の通信を可能
    にするその他のアクセス・ネットワーク・インフラ・ストラクチャ(ANI)な
    どを含む様々な発信側ネットワークと着信側ネットワークと、に対応することを
    特徴とするデータ・ネットワーク。
  6. 【請求項6】 請求項1に記載のデータ・ネットワークにおいて、ノンゼロ
    の2次差を持つ上記対応フィールドが上記1次差の通信時間中再び変化したとき
    、上記圧縮装置が、上記解凍装置へ伝送するために上記新しい1次差を上記元の
    1次差と組み合わせることを特徴とするデータ・ネットワーク。
  7. 【請求項7】 請求項1に記載のデータ・ネットワークにおいて、前記デー
    タ・パケットの各々が、タイム・スタンプとパケット・シーケンス番号とを有す
    る少なくともヘッダ・フィールドを含むことを特徴とするデータ・ネットワーク
  8. 【請求項8】 請求項7に記載のデータ・ネットワークにおいて、前記ヘッ
    ダ圧縮メカニズムを実行して、上記パケットの紛失やエラーの発生時に前記デー
    タ・パケットのヘッダを正しく再構成するようにすることを特徴とするデータ・
    ネットワーク。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載のデータ・ネットワークにおいて、前記ヘッ
    ダが、上記インターネットでのリアルタイム通信のために、及び、ボイス・オー
    バーIPとテレビ会議などのようなアプリケーションのために用いられるIP/
    UDP/RTPヘッダであることを特徴とするデータ・ネットワーク。
  10. 【請求項10】 請求項8に記載のデータ・ネットワークにおいて、上記コ
    ンテキスト状態が確立された後、上記対応する2次差がノンゼロでない限り、変
    化するフィールドの上記1次差の伝送を終了するために前記ヘッダ圧縮メカニズ
    ムを実行することを特徴とするデータ・ネットワーク。
  11. 【請求項11】 パケット・ネットワークにおいて、 各パケットがヘッダ・フィールドを含む複数のパケットを供給する発信側端末
    と、 受信側端末と、 上記発信側端末と上記受信側端末との間で接続を行う帯域限定リンクと、を具
    備し、 上記発信側端末または上記受信側端末の少なくとも一方のネットワーク・イン
    ターフェース・コントローラが、ヘッダの圧縮と再構成を行うための、該コント
    ローラにインストールされたヘッダ圧縮メカニズムを具備し、前記ヘッダ圧縮メ
    カニズムは、変化しないフィールドのコンテキスト状態、並びに、変化するフィ
    ールドの1次差を確立し、次いで、任意のフィールドの2次差がノンゼロである
    とき、新しい1次差と共にノンゼロの2次差を持つ特定パケットを、上記新しい
    1次差が受信された旨を示す肯定の確認が受信されるまで、もしくは、所定期間
    の期限切れまで、上記新しい1次差を持つ当該後続パケットと共に伝送すること
    を特徴とするパケット・ネットワーク。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載のパケット・ネットワークにおいて、デ
    ータ・パケットのラウンド・トリップ時間とパケット間分離時間との商として前
    記所定期間を設定することを特徴とするパケット・ネットワーク。
  13. 【請求項13】 請求項11に記載のパケット・ネットワークにおいて、前
    記第1のノードを前記第2のノードと接続するために設けた前記帯域限定リンク
    が、ダイアルアップ・モデムのような低速回線に対応することを特徴とするパケ
    ット・ネットワーク。
  14. 【請求項14】 請求項11に記載のパケット・ネットワークにおいて、前
    記第1のノードを前記第2のノードと接続するために設けた前記帯域限定リンク
    が、セルラ・リンクに対応することを特徴とするパケット・ネットワーク。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載のパケット・ネットワークにおいて、前
    記第1のノードを前記第2のノードと接続するために設けた前記帯域限定リンク
    が、インターネット・サービス・プロバイダ(ISP)のIPベースのネットワ
    ークと、インターネットと、例えば公衆電話交換網(PSTN)、総合デジタル
    通信網(ISDN)、及び、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の通信
    を可能にするその他のアクセス・ネットワーク・インフラ・ストラクチャ(AN
    I)などを含む様々な発信側ネットワークと着信側ネットワークと、に対応する
    ことを特徴とするパケット・ネットワーク。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載のパケット・ネットワークにおいて、ノ
    ンゼロの2次差を持つ上記対応フィールドが上記1次差の通信時間中再び変化し
    たとき、上記圧縮装置が、上記解凍装置へ伝送するために上記新しい1次差を上
    記元の1次差と組み合わせることを特徴とするパケット・ネットワーク。
  17. 【請求項17】 請求項11に記載のパケット・ネットワークにおいて、前
    記ヘッダ・フィールドがタイム・スタンプとパケット・シーケンス番号とを含む
    ことを特徴とするパケット・ネットワーク。
  18. 【請求項18】 請求項11に記載のパケット・ネットワークにおいて、上
    記パケットの紛失やエラーの発生時に前記パケットのヘッダを正しく再構成する
    ために前記ヘッダ圧縮メカニズムを実行することを特徴とするパケット・ネット
    ワーク。
  19. 【請求項19】 請求項11に記載のパケット・ネットワークにおいて、前
    記ヘッダが、上記インターネットでのリアルタイム通信のために、及び、ボイス
    ・オーバーIPとテレビ会議などのようなアプリケーションのために用いられる
    IP/UDP/RTPヘッダであることを特徴とするパケット・ネットワーク。
  20. 【請求項20】 請求項11に記載のパケット・ネットワークにおいて、上
    記コンテキスト状態が確立された後、上記対応する2次差がノンゼロでない限り
    、変化するフィールドの上記1次差の伝送を終了するために前記ヘッダ圧縮メカ
    ニズムを実行することを特徴とするパケット・ネットワーク。
  21. 【請求項21】 信頼できないネットワークが存在する場合に、圧縮装置と
    解凍装置との間でロバストなヘッダ圧縮を達成する方法において、 前記解凍装置が前記データ・パケットの変化しないフィールドのコンテキスト
    状態、並びに、変化するフィールドの1次差を確立するまで、帯域限定リンクを
    介して前記圧縮装置から前記解凍装置へデータ・パケットのヘッダを伝送するス
    テップと、 前記圧縮装置と前記解凍装置との間に上記コンテキスト状態が確立されたとき
    、任意のフィールドの2次差がノンゼロであるかどうかを決定するステップと、 任意のフィールドの2次差がノンゼロであるとき、新しい1次差と共にノンゼ
    ロの2次差を持つ特定パケットを、上記新しい1次差が受信された旨を示す肯定
    の確認が受信されるまで、もしくは、所定期間の期限切れまで、上記新しい1次
    差を持つ当該後続パケットと共に伝送するステップと、を有することを特徴とす
    る方法。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の方法において、データ・パケットのラ
    ウンド・トリップ時間とパケット間分離時間との積として前記所定期間を設定す
    ることを特徴とする方法。
  23. 【請求項23】 請求項21に記載の方法において、前記圧縮装置と前記解
    凍装置とを接続するために設けた前記帯域限定リンクが、ダイアルアップ・モデ
    ムのような低速回線に対応することを特徴とする方法。
  24. 【請求項24】 請求項21に記載の方法において、前記圧縮装置と前記解
    凍装置とを接続するために設けた前記帯域限定リンクが、セルラ・リンクに対応
    することを特徴とする方法。
  25. 【請求項25】 請求項21に記載の方法において、前記圧縮装置と前記解
    凍装置とを接続するために設けた前記帯域限定リンクが、インターネット・サー
    ビス・プロバイダ(ISP)のIPベースのネットワークと、インターネットと
    、例えば公衆電話交換網(PSTN)、総合デジタル通信網(ISDN)、及び
    、前記第1のノードと前記第2のノードとの間の通信を可能にするその他のアク
    セス・ネットワーク・インフラ・ストラクチャ(ANI)などを含む様々な発信
    側ネットワークと着信側ネットワークと、に対応することを特徴とする方法。
  26. 【請求項26】 請求項21に記載の方法において、ノンゼロの2次差を持
    つ上記対応フィールドが上記1次差の通信時間中再び変化したとき、上記解凍装
    置へ伝送するために、上記新しい1次差を上記元の1次差と組み合わせることを
    特徴とする方法。
  27. 【請求項27】 請求項21に記載の方法において、前記データ・パケット
    の各々がタイム・スタンプとパケット・シーケンス番号と有するヘッダ・フィー
    ルドを含むことを特徴とする方法。
  28. 【請求項28】 請求項21に記載の方法において、前記ヘッダが、上記イ
    ンターネットでのリアルタイム通信のために、及び、ボイス・オーバーIPとテ
    レビ会議などのようなアプリケーションのために用いられるIP/UDP/RT
    Pヘッダであることを特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 ホスト可読媒体であって、圧縮/解凍装置を含むホスト・
    システムにより命令が実行されるとき、 前記解凍装置が前記データ・パケットの変化しないフィールドのコンテキスト
    状態、並びに、変化するフィールドの1次差を確立するまで、帯域限定リンクを
    介して前記圧縮装置から前記解凍装置へデータ・パケットのヘッダを伝送するス
    テップと、 前記圧縮装置と前記解凍装置との間に上記コンテキスト状態が確立されたとき
    、任意のフィールドの2次差がノンゼロであるかどうかを決定するステップと、 任意のフィールドの2次差がノンゼロであるとき、新しい1次差と共にノンゼ
    ロの2次差を持つ特定パケットを、上記新しい1次差が受信された旨を示す肯定
    の確認が受信されるまで、もしくは、所定期間の期限切れまで、上記新しい1次
    差を持つ当該後続パケットと共に伝送するステップとによって、遠隔システムの
    圧縮装置と解凍装置との間でロバストなヘッダ圧縮を上記ホスト・システムに行
    わせる命令を含むことを特徴とするホスト可読媒体。
  30. 【請求項30】 請求項28に記載のホスト可読媒体において、データ・パ
    ケットのラウンド・トリップ時間とパケット間分離時間との商として前記所定期
    間を設定することを特徴とするホスト可読媒体。
  31. 【請求項31】 請求項28に記載のホスト可読媒体において、前記第1の
    ノードを前記第2のノードと接続するために設けた前記帯域限定リンクが、低速
    回線かセルラ・リンクのいずれかに対応することを特徴とするホスト可読媒体。
  32. 【請求項32】 請求項28に記載のホスト可読媒体において、ノンゼロの
    2次差を持つ上記対応フィールドが上記1次差の通信時間中再び変化したとき、
    上記圧縮装置が、上記解凍装置へ伝送するために上記新しい1次差を上記元の1
    次差と組み合わせることを特徴とするホスト可読媒体。
  33. 【請求項33】 請求項28に記載のホスト可読媒体において、前記ヘッダ
    ・フィールドが、タイム・スタンプとパケット・シーケンス番号とを含み、上記
    インターネットでのリアルタイム通信のために、及び、ボイス・オーバーIPと
    テレビ会議などのようなアプリケーションのために用いられるIP/UDP/R
    TPヘッダであることを特徴とするホスト可読媒体。
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