JP3600189B2 - パケット送受信装置及びパケット伝送方法 - Google Patents

パケット送受信装置及びパケット伝送方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パケット送受信装置及びパケット伝送方法に関し、特に無線通信に用いて好適なパケット送受信装置及びパケット伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネット上においてパケットを伝送するために使用される代表的なプロトコル(通信手順)として、RTP(Real−time Transport Protocol)や、UDP(User Data Protocol)や、IP(Internet Protocol)があり、パケット伝送では、これらのプロトコルを組み合わせて用いるのが一般的である。また、これらのプロトコルは、IETF(Internet Engineering Task Force)によって標準化されている。
【0003】
上記各プロトコルにおいては、送信データにヘッダとして以下に示すような情報が付加されてパケットが生成される。すなわち、まず、RTPでは、データの順序を示すシーケンス番号(以下必要に応じて「SN」と省略する)と、時間情報であるタイムスタンプ(以下必要に応じて「TS」と省略する)などがデータに付加されてRTPパケットが生成される。
【0004】
次いで、UDPでは、受信側におけるポート番号がRTPパケットに付加されてUDPパケットが生成される。次いで、IPでは、受信側のインターネット上におけるアドレス(IPアドレス)がUDPパケットに付加されてIPパケットが生成される。そして、このIPパケットが受信側へ送信される。
【0005】
これらのRTP,UDP,IPによって付加されるヘッダのうち、TS及びSNは、パケットを送信する毎に変化する動的な情報である。また、その他の情報は一旦通信が開始された後は不変となる静的な情報(STATIC情報)である。
【0006】
このようなヘッダはプロトコル毎に付与されるので、複数のプロトコルで通信が行われる場合には、ヘッダ部分が長くなってしまい、パケットの伝送効率が悪くなる。このため、ヘッダを圧縮して送信することによりパケットの伝送効率を高める技術としてヘッダ圧縮技術がある。
【0007】
RTP,UDP及びIPにおいて付加される各ヘッダの圧縮方法については、IETFによりRFC(Request For Comments)2508として規定されている。RFC2508で規定されたヘッダ圧縮方法は、主にインターネットなどの有線でのパケット伝送向けに規定されたものである。
【0008】
これに対して、主に携帯電話網などの無線でのパケット伝送向けに現在IETFで提案されているヘッダ圧縮方法として、ROHC(RObust Header Compression)がある。この方法は、無線区間においては、有線区間に比べてパケット伝送中の誤り発生率が高くなる傾向があることを考慮したものであり、伝送中に生じた誤りに対して高い耐性を持つことを特徴とするヘッダ圧縮方法である。
【0009】
また、無線区間では、有線区間に比べて使用できる周波数帯域が狭いため、ROHCでは、RFC2508で規定されたヘッダ圧縮方法に比べて、さらにヘッダの圧縮率を高めている。なお、ROHCは、IETFにおいて、draft−ietf−rohc−rtp−09.txtが標準化作業中である。
【0010】
このROHCでは、図6(a),(b)に示すように2種類のヘッダが存在し、それぞれ非圧縮(IR)パケット、圧縮(SO)パケットと呼ばれる。図6(a)に示すIRパケットのヘッダには、通信中は不変なパラメータ(IPアドレスやポート番号など:静的情報)、通信中に変化するパラメータ(SN,TSなど)、及び受信側がヘッダを復元した時に正しく復元できたかどうかを検査するCRC(Cyclic Redundancy Check)ビットが含まれている。
【0011】
これらの静的情報、TS、及びSNは、所定の間隔毎に送信されることが多い。図6(b)に示す圧縮パケットは、IPアドレス、ポート番号、TS、及びΔTS(TS増加分)を含まず、圧縮シーケンス番号(以下必要に応じてSN’と省略する)とCRCビットを含む。このSN’は、本来16ビットであるSNのうち下位の数ビットのみで表されたものである。
【0012】
ROHCでは、具体的に以下のようにしてヘッダを圧縮する。すなわち、IPアドレスやポート番号などを含む圧縮しないヘッダは、伝送単位毎に送信せず所定の間隔で送信する。また、SNの増加分とTSの増加分との間に一定の規則性がある場合には、SNのみを送信し、受信側でSNの増加分からTSの増加分を算出する。
【0013】
さらに、SNについては、SOパケットにより下位の数ビットのみを送信し、桁上がりが発生したときにのみすべてのSNのビットを送信する。この場合、送信側では、コンテキストと呼ばれる参照情報を参照してヘッダの圧縮を行い、受信側では、送信側で用いられたコンテキストと同じコンテキストを参照してヘッダの復元を行う。この場合、参照情報は、前回送信したヘッダの情報を指す。
【0014】
ここで説明した非圧縮パケット及び圧縮パケットを送信する場合、パケットで送信するデータの種類を識別するコンテキスト識別子CID(Context Identifier)をパケットの先頭に付加する。
【0015】
このCIDをパケットに付加して送信し、受信側においてパケットに付加されたCIDを参照して同じCIDをもつパケットを同じメディアのパケットとし、異なるCIDをもつパケットを異なるメディアのパケットと識別することにより、メディア別にパケットを区別することができ、一つの回線で複数のメディアのデータを送信することができる。
【0016】
例えば、データストリームとして、一つの回線上で音声と動画の2種類のメディアのデータを送信する場合、音声のデータと動画のデータは、別々のコンテキストを持つため、それぞれのデータストリーミング毎に異なるCIDが付加されて送信される。
【0017】
図7は、CIDの一例を示す図である。図7において、送信されるRTPパケットは、ビデオやオーディオといったメディアの種類別に別々のコンテキストを持つ。すなわち、データを送る際に用いる静的情報と、動的情報がビデオのデータとオーディオのデータで異なる。
【0018】
ここで、静的な情報とは、あるデータを送る場合に不変な情報であり、具体的には、送信元IPアドレス、宛先IPアドレス、送信元ポート番号、宛先ポート番号等がある。また、静的情報とは、あるデータを送る場合にパケット毎に異なる情報であり、具体的にはパケットのSN等がある。
【0019】
図7は、ビデオとオーディオの異なる2種類のメディアのデータが、異なる送信元IPアドレスから同じIPアドレスに送信される例である。ここでは、ビデオのデータは、送信元のIPアドレスが「133.0.0.1」であり、オーディオのデータは、送信元のIPアドレスが「133.0.1.127」であり、送信元IPアドレスが異なる。そして、ビデオのデータ、オーディオのデータ共に宛先IPアドレスは、「133.100.100.100」である。
【0020】
また、送信元ポート番号は、ビデオのデータが「56」、オーディオのデータが「60」と異なる。そして、送信先ポート番号は、ビデオのデータが「120」、オーディオのデータが「122」と異なる。
【0021】
ここで、ビデオのデータ及びオーディオのデータは、それぞれ複数のパケットに分けられて送信される。そして、それぞれのパケットにSNを設定してパケットの順序を示す。さらに、SNは、CID毎に異なる番号が振られる。
【0022】
例えば、CID=「2」のビデオのデータは、SN=「1」、「2」、「3」、「4」、…が設定され、CID=「5」のオーディオのデータは、SN=「64」、「65」、「66」、「67」、…が設定される。
【0023】
設定されたCIDがパケットに付加される例について説明する。図8は、パケット構成の一例を示す模式図である。図8では、横方向にパケット1バイトあたりの各ビットの内容を示し、縦方向に1バイト単位でパケットを表現している。パケットの先頭には、圧縮パケット、非圧縮パケットにかかわらず、CIDを含む1バイトのヘッダが付加される。図8(A)は、1バイトのヘッダの中に4ビットのCIDが含まれる場合の配置の一例である。図8では、ヘッダ1バイトのうち下位のビットがCIDを格納するCIDフィールドとなっている。例えば、CID=「5」の場合、「5」を2進数化した「0101」がCIDフィールドに格納される。図8(B)は、CID=「5」の場合のパケットの例を示す。そして、2バイト目以降にパケットが格納される。格納されるパケットは、圧縮パケットまたは非圧縮パケットどちらでもよい。
【0024】
次に、圧縮パケットの構成について説明する。図9は、圧縮パケットのヘッダの構成の一例を示す模式図である。図9では、横方向にパケット1バイトあたりの各ビットの内容を示し、縦方向に1バイト単位でパケットを表現している。
【0025】
図9(A)は、UOR−0パケットの構成の一例を示す模式図である。図9(A)では、1バイトのパケットの0ビットに「0」、1ビットから4ビットにSN、5ビットから7ビットにCRCをそれぞれ格納する。
【0026】
図9(B)は、UOR−2パケットの構成の一例を示す模式図である。図9(B)では、1バイト目のパケットの0ビットから2ビットに「110」、1バイト目の3ビットから2バイト目の0ビットにTS、2バイト目の2ビットにM、2バイト目の2ビットから7ビットにSN、3バイト目の0ビットに「0」、3バイト目の1ビットから7ビットにCRCをそれぞれ格納する。
【0027】
図9(C)は、拡張UOR−2パケットの構成の一例を示す模式図である。図9(C)では、1バイト目のパケットの0ビットから2ビットに「110」、1バイト目の3ビットから2バイト目の0ビットにTS、2バイト目の2ビットにM、2バイト目の2ビットから7ビットにSN、3バイト目の0ビットに「1」、3バイト目の1ビットから7ビットにCRCをそれぞれ格納する。
【0028】
図9に示すように、圧縮パケットでは、パケットの形式によってSNのサイズが異なり表現可能なSNの範囲も異なる。そこで、表現可能なSNが小さいパケットの形式では、SNではなくSN’のみを送信する。
【0029】
次に、圧縮パケットを用いた場合の通信について説明する。図10は、圧縮パケットの通信におけるやり取りの一例を示すシーケンス図である。
【0030】
以下、図10を用いて、パケットを圧縮して送信する圧縮側と圧縮されたパケットを受信して復元する復元側との通信のやり取りについて説明する。
【0031】
最初に、SN=50のパケットが送信され、次にSN=51のパケットが送信される場合、送信するパケットは、直前のパケットのSNが1増加したSNで送信されるので、SNのサイズが4ビットであるUO−0を用いて圧縮することができる。
【0032】
同様に、SN=51のパケットが送信され、次にSN=52のパケットが送信される場合、送信するパケットは、直前のパケットのSNが1増加したSNで送信されるので、SNのサイズが4ビットであるUO−0を用いて圧縮することができる。
【0033】
次に、SN=52のパケットが送信され、次にSN=3のパケットが送信される場合、送信するパケットは、直前のパケットのSNが49減少したSNで送信されるので、SNのサイズが4ビットであるUO−0ではSNの変化を表現できない。そこで、拡張UOR−2を用いて圧縮し、送信する。
【0034】
次に、SN=3のパケットが送信され、次にSN=53のパケットが送信される場合、送信するパケットは、直前のパケットのSNが50増加したSNで送信されるので、SNのサイズが4ビットであるUO−0ではSNの変化を表現できない。そこで、UOR−2を用いて圧縮し、送信する。
【0035】
このように、SNの変化幅に合わせて表現可能なヘッダ圧縮方式を選択し、ヘッダのサイズを縮小する。
【0036】
ここで、ヘッダの圧縮に用いられるUOR−0、UOR−2、及び拡張UOR−2が表現可能なSNの範囲を説明する。
【0037】
SN=v(vは任意の正の整数)であるパケットを圧縮する場合、ROHCでは、vが式(1)に示す関数fの範囲内であることを規定している。
f(v_ref,k)=[v_ref−p,v_ref+(2−1)−p]…(1)
ここで、V_refは、直前に送信したパケットのSNを示す。また、SNが4以下の場合、Pは1となり、SNが4より大きい場合、Pは1となり、SNを表現するビット数をbits(SN)として、2bits(SN)−1で表される。
【0038】
従って、UO−0では、SNが4ビットで表されるので、vは式(2)の範囲内である必要がある。
f(v_ref,4)=[v_ref−1,v_ref+14]…(2)
また、UO−2では、SNが6ビットで表されるので、vは式(3)の範囲内である必要がある。
f(v_ref,6)=[v_ref−1,v_ref+62]…(3)
また、拡張UO−2では、SNが14ビットで表されるので、vは式(4)の範囲内である必要がある。
f(v_ref,14)=[v_ref−511,v_ref+(214−1)−511]…(4)
【0039】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の装置においては、パケットの順序が入れ替わりSNの値が単調増加せずに減少する、または大きな値で増加する場合、SNの表現できる範囲が大きいパケット形式を用いて送信する。この結果、SNに大きな領域を必要とするパケット形式でデータを伝送することになり、圧縮効率が悪くなるという問題がある。
【0040】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、圧縮効率の良いデータ伝送を行うことのできるパケット送受信装置及びパケット伝送方法を提供することを目的とする。
【0041】
【課題を解決するための手段】
本発明のパケット送信装置は、送信するパケットのシーケンス番号と直前に送信したパケットのシーケンス番号の大小を比較するSN検査手段と、前記SN検査手段の比較結果に基づいてコンテキスト識別番号を選択して送信データに付加するCID選択手段と、前記送信するパケットのシーケンス番号を含むヘッダを圧縮するヘッダ圧縮手段と、前記圧縮されたヘッダと、前記コンテキスト識別番号を付加された送信データとをパケット単位で送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
【0042】
本発明のパケット送信装置は、前記CID選択手段は、前記SN検査手段の比較結果において、送信するパケットのシーケンス番号が直前に送信したパケットのシーケンス番号から所定の範囲を越えて変化している場合、直前に送信したパケットと異なるコンテキスト識別番号を選択する構成を採る。
【0043】
本発明のパケット送信装置は、前記CID選択手段は、前記SN検査手段の比較結果において、送信するパケットのシーケンス番号が直前に送信したパケットのシーケンス番号より小さい場合、直前に送信したパケットと異なるコンテキスト識別番号を選択する構成を採る。
【0044】
これらの構成によれば、分割したパケットの順序を示すシーケンス番号に基づいてコンテキスト識別番号を選択して送信データに付加することができるので、圧縮効率の良いデータ伝送を行うことができる。
【0045】
本発明のパケット受信装置は、パケットのシーケンス番号を含むヘッダと、コンテキスト識別番号を付加されたデータとをパケット単位で受信する受信手段と、前記受信されたデータに付加されているコンテキスト識別番号を取り出すCID識別手段と、コンテキスト識別番号毎に独立して前記シーケンス番号を復元するヘッダ復元手段と、前記復元されたシーケンス番号順にパケットを並べ替えてデータを合成する合成手段と、を具備する構成を採る。
【0046】
この構成によれば、圧縮されたシーケンス番号をコンテキスト識別番号毎に独立して復元することができるので、圧縮効率の良いデータ伝送を行うことができる。
【0047】
本発明のパケット伝送方法は、送信するパケットのシーケンス番号と直前に送信したパケットのシーケンス番号の大小を比較するステップと、前記比較の結果に基づいてコンテキスト識別番号を選択して送信データに付加するステップと、前記送信するパケットのシーケンス番号を含むヘッダを圧縮するステップと、前記圧縮されたヘッダと、前記コンテキスト識別番号を付加された送信データとをパケット単位で送信するステップと、を有するようにした。
【0048】
この方法によれば、分割したパケットの順序を示すシーケンス番号に基づいてコンテキスト識別番号を選択して送信データに付加することができるので、圧縮効率の良いデータ伝送を行うことができる。
【0049】
本発明のパケット伝送方法は、パケットのシーケンス番号を含むヘッダと、コンテキスト識別番号を付加されたデータとをパケット単位で受信するステップと、前記受信されたデータに付加されているコンテキスト識別番号を取り出すステップと、コンテキスト識別番号毎に独立して前記シーケンス番号を復元するステップと、前記復元されたシーケンス番号順にパケットを並べ替えてデータを合成するステップと、を有するようにした。
【0050】
この方法によれば、圧縮されたシーケンス番号をコンテキスト識別番号毎に独立して復元することができるので、圧縮効率の良いデータ伝送を行うことができる。
【0051】
本発明のパケット伝送方法は、データを複数のパケットに分割して伝送するパケット伝送方法であって、送信側で、送信するパケットのシーケンス番号と直前に送信したパケットのシーケンス番号の大小関係に基づいてコンテキスト識別番号を選択し、パケットのシーケンス番号を含むヘッダを圧縮し、前記圧縮されたヘッダと、前記コンテキスト識別番号を付加された送信データとをパケット単位で送信し、受信側で、圧縮されたシーケンス番号をコンテキスト識別番号毎に独立して復元し、復元されたシーケンス番号順にパケットを並べ替えてデータを合成するようにした。
【0052】
この方法によれば、送信側で、分割したパケットの順序を示すシーケンス番号に基づいてコンテキスト識別番号を選択して送信データに付加することができ、受信側で、圧縮されたシーケンス番号をコンテキスト識別番号毎に独立して復元することができるので、圧縮効率の良いデータ伝送を行うことができる。
【0053】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、データを複数のパケットに分割して伝送するパケット通信において、送信側で、分割したパケットの順序を示すシーケンス番号を、圧縮可能な範囲で複数のコンテキストに割り振り、コンテキスト単位で圧縮して送信し、受信側で、圧縮されたシーケンス番号をコンテキスト単位で復元することである。
【0054】
最初に、送信側について説明する。図1は、本発明の一実施の形態に係るパケット送受信装置の構成を示すブロック図である。
【0055】
図1において、パケット送受信装置100は、SN検査部101と、CID選択部102と、CRCビット算出部103と、ヘッダ圧縮部104と、送信パケット記憶部105と、送信部106と、アンテナ107とから主に構成される。
【0056】
SN検査部101は、送信データをパケット単位でSNを監視し、送信対象のパケットのSNと直前に送信対象となったパケットのSNを比較する。そして、比較結果と送信データ(パケット)をCID選択部102に出力する。
【0057】
CID選択部102は、SN検査部101から出力された比較結果に基づいてCIDを選択して送信データに付加し、ヘッダ圧縮部104に出力する。具体的には、CID選択部102は、一つのデータストリーム(メディア)に複数のCIDを選択し、直前に送信したパケットと送信するパケットのSN変化量が圧縮ヘッダで表現できない場合、直前のパケットと異なるCIDを付加する。
【0058】
例えば、画像データに対してCID=1からCID=5を使用し、音声データに対してCID=6からCID=10を選択して送信データに付加する。付加するCIDについては後述する。
【0059】
また、CID選択部102は、一つのデータストリームに割り振ったCIDの情報を、ヘッダ圧縮部104を介して送信部106に出力し、通信相手に送信する。このCIDの情報を送信するタイミングは特に限定されず、データを送信する直前に予め送信しても良いし、一つのデータストリームで複数のCIDを使用する時に送信しても良い。
【0060】
CRCビット算出部103は、送信データに含まれるヘッダ情報からCRCビットを算出してヘッダ圧縮部104に出力する。
【0061】
ヘッダ圧縮部104は、SN検査部101から出力された比較結果と後述する送信パケット記憶部105に記憶されているパケット情報からヘッダの圧縮形式を決定し、SNとCRCビットとを含むヘッダを圧縮し、送信データと繋ぎ合わせて送信部106に出力する。また、ヘッダ圧縮部104は、送信するパケットを送信パケット記憶部105に出力する。
【0062】
送信パケット記憶部105は、送信したパケットを記憶する。具体的には、送信パケット記憶部105は、直前に送信したパケットを記憶する。
【0063】
送信部106は、送信するパケットにD/A変換、符号化、変調、及び無線周波数に周波数変換を行いアンテナ107を介して送信する。アンテナ107は、送信部106から出力された信号を無線信号として送信する。
【0064】
次に、本実施の形態に係るパケット送受信装置100の動作について説明する。図2は、本実施の形態に係るパケット送受信装置の動作の一例を示すフロー図である。
【0065】
ステップ(以下「ST」という)201では、SN検査部101が、送信対象のパケットのSNが直前に送信したパケットのSNより小さいか否かを判断する。送信対象のパケットのSNが直前に送信したパケットのSNより小さい場合、ST202に進む。また、送信対象のパケットのSNが直前に送信したパケットのSNより大きい場合、ST205に進む。
【0066】
ST202では、CID選択部102が、直前に送信したパケットと異なるCIDを選択する。ST203では、ヘッダ圧縮部104が拡張ヘッダを作成する。例えば、拡張UOR−2形式でヘッダを作成する。ST204では、送信部106がパケットを無線信号に変換して送信する。
【0067】
ST205では、SN検査部101が、送信対象のパケットのSNから直前に送信したパケットのSNを減算した結果が所定の値以上であるか否かを判断する。ここで所定の値は、圧縮ヘッダで表現できるSNの範囲等を示す。送信対象のパケットのSNから直前に送信したパケットのSNを減算した結果が所定の値以上である場合、ST206に進む。また、送信対象のパケットのSNから直前に送信したパケットのSNを減算した結果が所定の値以上でない場合、ST207に進む。
【0068】
ST206では、CID選択部102が、過去に送信したパケットでSNの値が送信対象のパケットのSNから所定の値以内の範囲にあるパケットと同じCIDを選択し、ST208に進む。ここで、所定の値は、圧縮ヘッダで表現できるSNの範囲等を示す
【0069】
ST207では、CID選択部102が、直前に送信したパケットと同じCIDを選択する。ST208では、ヘッダ圧縮部104が圧縮ヘッダを作成する。例えば、UOR−0形式でヘッダを作成し、ST204に進む。
【0070】
次に、受信側について説明する。図3は、本発明の一実施の形態に係るパケット送受信装置の構成を示すブロック図である。
【0071】
図3のパケット送受信装置300は、アンテナ301と、受信部302と、抽出部303と、CID識別部304と、復元部305−1〜305−3と、CID情報記憶部306と、合成部307とから主に構成される。
【0072】
アンテナ301は、無線信号を受信して受信部302に出力する。受信部302は、アンテナ301を介して受信された信号に周波数変換、復調、復号処理、及びA/D変換を施し、得られた受信パケットを抽出部303に出力する。
【0073】
抽出部303は、受信パケットのうち、データストリーム毎に割り当てた複数のCID情報を抽出してCID情報記憶部306に出力する。
【0074】
CID識別部304は、受信パケットからCIDを取り出してCIDと受信パケットとを復元部305−1〜305−3に出力する。
【0075】
復元部305−1〜305−3は、それぞれCID毎に独立して受信パケットのSNを復元する。そして、復元部305−1〜305−3は、復元したSNの順にパケットを並べ直して合成部307に出力する。
【0076】
CID情報記憶部306は、同じデータストリームで用いるCIDの情報を組み合わせて記憶し、記憶したCIDの組み合わせの情報を合成部307に出力する。
【0077】
合成部307は、同じデータストリームが用いる複数のCIDの受信パケット同士でSN番号順に受信パケットを並べ直して、受信データを復元する。
【0078】
以下、復元部305−1〜305−3の内部構成について説明する。復元部305−1〜305−3は、それぞれヘッダ復元部311と、CRC部312と、コンテキスト更新部313と、バッファ314とから主に構成される。 ヘッダ復元部311は、後述するバッファ314に保存された参照情報(コンテキスト情報)を参照して受信パケットのヘッダを復元する。ヘッダ復元部311は、CID識別部304から出力されたCID毎に独立してSNの復元を行ってヘッダの復元を行う。SNの復元されたパケットは、CIDに関係なく順序を元に並べ直すことができる。
【0079】
CRC部312は、受信パケットに含まれるCRCを用いて誤り検出及び誤り訂正を行う。また、CRC部312は、受信パケットに誤りが検出されなかった場合、受信信号のヘッダ情報をコンテキスト更新部313に出力して、コンテキスト情報の更新を要求する。そして、CRC部312は、受信パケットに誤りが検出されなかった場合、受信パケットをヘッダ情報と共に合成部307に出力する。
【0080】
コンテキスト更新部313は、CRC部312からコンテキストの更新を要求された場合、CRC部312から出力されたヘッダ情報をバッファ314に出力してバッファ314に記憶するコンテキストを更新する。
【0081】
バッファ314は、コンテキスト更新部313から出力されたヘッダ情報を記憶する。また、バッファ314は、コンテキスト更新部313からのコンテキスト要求に応じて記憶するコンテキストをコンテキスト更新部313から出力されたヘッダ情報で更新して記憶する。
【0082】
次に、本実施の形態に係るパケット送受信装置300の動作について説明する。図4は、本実施の形態に係るパケット送受信装置の動作の一例を示すフロー図である。
【0083】
ST401では、受信部302がパケット単位で送信された無線信号を受信する。ST402では、CID識別部304が、受信したパケットのCIDが直前に受信したパケットのCIDと同じか否かを判断する。受信したパケットのCIDが直前に受信したパケットのCIDと異なる場合、ST402に進む。また受信したパケットのCIDが直前に受信したパケットのCIDと同じ場合、ST403に進む。
【0084】
ST402では、ヘッダ復元部311が、受信したパケットと同じCIDのパケットを参照して、SNを算出する。ST403では、ヘッダ復元部311がヘッダを復元する。
【0085】
ST404では、合成部307が、同じデータストリームが用いる複数のCIDの受信パケット同士でSN番号順に受信パケットを並べ直して、受信データを復元する。
【0086】
次に、本実施の形態のパケット送受信装置を用いた通信のやり取りについて説明する。図5は、本実施の形態に係るパケット送受信装置における通信のやり取りの一例を示すシーケンス図である。
【0087】
図5では、パケット送受信装置100からパケット送受信装置300にパケットを送信するやり取りについて説明する。
【0088】
最初に、CID=2、SN=50のパケットが送信され、次にSN=51のパケットが送信される場合、送信するパケットは、直前のパケットのSNが1増加したSNで送信されるので、SNのサイズが4ビットであるUO−0を用いて圧縮することができるのでCID=2を使ってSN=51のパケットを圧縮し、送信する
【0089】
同様に、CID=2、SN=51のパケットが送信され、次にSN=52のパケットが送信される場合、送信するパケットは、直前のパケットのSNが1増加したSNで送信されるので、SNのサイズが4ビットであるUO−0を用いて、CID=2で圧縮することができる。
【0090】
次に、CID=2、SN=52のパケットが送信され、次にSN=3のパケットが送信される場合、送信するパケットは、直前のパケットのSNが49減少したSNで送信されるので、SNのサイズが4ビットであるUO−0ではSNの変化を表現できないので拡張UOR−2を用いて圧縮する。
【0091】
次に、CID=5、SN=3のパケットが送信され、次に、SN=53のパケットが送信される場合、送信するパケットは、直前のパケットのSNが50増加したSNで送信される。ここで、パケット送受信装置100は、過去に送信したパケットのCIDを参照し、送信するパケットと同じCIDで送信したパケットであるCID=2、SN=52からの増分1をUOR−0で表現した圧縮パケットを送信する。
【0092】
このように、本実施の形態のパケット送受信装置によれば、送信側で、分割したパケットの順序を示すシーケンス番号を、データストリームを識別するコンテキスト単位で圧縮して送信し、受信側で、圧縮されたシーケンス番号をコンテキスト単位で復元することにより、圧縮効率の良いデータ伝送を行うことができる。
【0093】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。例えば、上記実施の形態では、パケット伝送をパケット受信装置及びパケット送信装置として行う場合について説明しているが、これに限られるものではなく、このパケット伝送をソフトウェアとして行うことも可能である。
【0094】
例えば、上記パケット伝送を行うプログラムを予めROM(Read Only Memory)に格納しておき、そのプログラムをCPU(Central Processor Unit)によって動作させるようにしても良い。
【0095】
また、上記パケット伝送を行うプログラムをコンピュータで読み取り可能な記憶媒体に格納し、記憶媒体に格納されたプログラムをコンピュータのRAM(Random Access memory)に記録して、コンピュータをそのプログラムにしたがって動作させるようにしても良い。
【0096】
このような場合においても、上記実施の形態と同様の作用及び効果を呈する。
【0097】
本発明のパケット受信装置やこのパケット受信装置と無線通信するパケット送信装置は、ディジタル無線通信システムにおいて使用される通信端末装置または基地局装置、例えば音声通信や画像通信を行う通信端末装置や、音声通信や画像通信を行う通信中継装置などに適用することができる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のパケット送受信装置及びパケット伝送方法によれば、送信側で、分割したパケットの順序を示すシーケンス番号をコンテキスト単位で圧縮して送信し、受信側で、圧縮可能な範囲で複数のコンテキストに割り振り、コンテキスト単位で圧縮されたシーケンス番号を復元することにより、圧縮効率の良いデータ伝送を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るパケット送受信装置の構成を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係るパケット送受信装置の動作の一例を示すフロー図
【図3】本発明の一実施の形態に係るパケット送受信装置の構成を示すブロック図
【図4】上記実施の形態に係るパケット送受信装置の動作の一例を示すフロー図
【図5】上記実施の形態に係るパケット送受信装置における通信のやり取りの一例を示すシーケンス図
【図6】パケットの構成を一例を示す模式図
【図7】CIDの一例を示す図
【図8】パケット構成の一例を示す模式図
【図9】圧縮パケットのヘッダの構成の一例を示す模式図
【図10】圧縮パケットの通信におけるやり取りの一例を示すシーケンス図
【符号の説明】
101 SN検査部
102 CID選択部
103 CRCビット算出部
104 ヘッダ圧縮部
105 送信パケット記憶部
106 送信部
302 受信部
303 抽出部
304 CID識別部
305−1〜305−3 復元部
306 CID情報記憶部
307 合成部
311 ヘッダ復元部
312 CRC部
313 コンテキスト更新部
314 バッファ

Claims (7)

  1. 送信するパケットのシーケンス番号と直前に送信したパケットのシーケンス番号の大小を比較するSN検査手段と、前記SN検査手段の比較結果に基づいてコンテキスト識別番号を選択して送信データに付加するCID選択手段と、前記送信するパケットのシーケンス番号を含むヘッダを圧縮するヘッダ圧縮手段と、前記圧縮されたヘッダと、前記コンテキスト識別番号を付加された送信データとをパケット単位で送信する送信手段と、を具備するパケット送信装置。
  2. 前記CID選択手段は、前記SN検査手段の比較結果において、送信するパケットのシーケンス番号が直前に送信したパケットのシーケンス番号から所定の範囲を越えて変化している場合、直前に送信したパケットと異なるコンテキスト識別番号を選択することを特徴とする請求項1に記載のパケット送信装置。
  3. 前記CID選択手段は、前記SN検査手段の比較結果において、送信するパケットのシーケンス番号が直前に送信したパケットのシーケンス番号より小さい場合、直前に送信したパケットと異なるコンテキスト識別番号を選択することを特徴とする請求項2に記載のパケット送信装置。
  4. パケットのシーケンス番号を含むヘッダと、コンテキスト識別番号を付加されたデータとをパケット単位で受信する受信手段と、前記受信されたデータに付加されているコンテキスト識別番号を取り出すCID識別手段と、コンテキスト識別番号毎に独立して前記シーケンス番号を復元するヘッダ復元手段と、前記復元されたシーケンス番号順にパケットを並べ替えてデータを合成する合成手段と、を具備することを特徴とするパケット受信装置。
  5. 送信するパケットのシーケンス番号と直前に送信したパケットのシーケンス番号の大小を比較するステップと、前記比較の結果に基づいてコンテキスト識別番号を選択して送信データに付加するステップと、前記送信するパケットのシーケンス番号を含むヘッダを圧縮するステップと、前記圧縮されたヘッダと、前記コンテキスト識別番号を付加された送信データとをパケット単位で送信するステップと、を有することを特徴とするパケット伝送方法
  6. パケットのシーケンス番号を含むヘッダと、コンテキスト識別番号を付加されたデータとをパケット単位で受信するステップと、前記受信されたデータに付加されているコンテキスト識別番号を取り出すステップと、コンテキスト識別番号毎に独立して前記シーケンス番号を復元するステップと、前記復元されたシーケンス番号順にパケットを並べ替えてデータを合成するステップと、を有することを特徴とするパケット伝送方法
  7. データを複数のパケットに分割して伝送するパケット伝送方法であって、
    送信側で、送信するパケットのシーケンス番号と直前に送信したパケットのシーケンス番号の大小関係に基づいてコンテキスト識別番号を選択し、パケットのシーケンス番号を含むヘッダを圧縮し、前記圧縮されたヘッダと、前記コンテキスト識別番号を付加された送信データとをパケット単位で送信し、
    受信側で、圧縮されたシーケンス番号をコンテキスト識別番号毎に独立して復元し、復元されたシーケンス番号順にパケットを並べ替えてデータを合成するパケット伝送方法。
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