JP2003519666A5 - - Google Patents
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Description
【特許請求の範囲】
【請求項１】 膵臓障害を処置するための医薬組成物であって、神経毒を含有し、内分泌性および／または外分泌性膵臓組織に神経毒を局所投与し、それによって膵臓障害を処置するための組成物。
【請求項２】 神経毒を約10-3U/kg〜約35U/kgの量で投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項３】 神経毒を約10-2U/kg〜約25U/kgの量で投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項４】 神経毒を約10-2U/kg〜約15U/kgの量で投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項５】 神経毒を約1U/kg〜約10U/kgの量で投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項６】 神経毒がクロストリジウム属細菌によって産生される請求項1に記載の組成物。
【請求項７】 神経毒が、ボツリヌス菌（Clostridium botulinum）、クロストリジウム・ブチリカム（Clostridium butyricum）、クロストリジウム・ベラティ（Clostridium beratti）からなる群から選択される細菌によって産生される請求項1に記載の組成物。
【請求項８】 神経毒が修飾型神経毒である請求項1に記載の組成物。
【請求項９】 神経毒は、天然神経毒と比較して、そのアミノ酸の少なくとも1つが欠失、修飾または置換されている請求項1に記載の組成物。
【請求項１０】 神経毒が組換え生産された神経毒またはその誘導体もしくは断片である請求項1に記載の組成物。
【請求項１１】 膵臓障害が膵炎である請求項1に記載の組成物。
【請求項１２】 膵臓障害が高インスリン症である請求項1に記載の組成物。
【請求項１３】 神経毒がボツリヌス毒素である請求項1に記載の組成物。
【請求項１４】 ボツリヌス毒素を、A型、B型、C1型、D型、E型、F型およびG型のボツリヌス毒素からなる群から選択する請求項1に記載の組成物。
【請求項１５】 神経毒がA型ボツリヌス毒素である請求項1に記載の組成物。
【請求項１６】 膵臓への直接注射によって局所投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項１７】 膵臓障害を処置するための医薬組成物であって、ボツリヌス毒素を含有し、処置に効果的な量のボツリヌス毒素をヒト患者の内分泌性および／または外分泌性膵臓組織に注射し、それによって膵臓細胞からの分泌を低下させ、膵臓障害を処置するための組成物。
【請求項１８】 分泌が膵外分泌である請求項17に記載の組成物。
【請求項１９】 膵臓障害が膵炎である請求項18に記載の組成物。
【請求項２０】 分泌が膵内分泌である請求項17に記載の組成物。
【請求項２１】 膵臓障害が高インスリン症である請求項20に記載の組成物。
【請求項２２】 膵尾に注射する請求項20に記載の組成物。
【請求項２３】 分泌がコリン作動性の影響を受けた分泌である請求項17に記載の組成物。
【請求項２４】 ボツリヌス毒素がA型ボツリヌス毒素である請求項17に記載の組成物。
【請求項２５】 ボツリヌス毒素を、A型、B型、C型、D型、E型、F型およびG型のボツリヌス毒素からなる群から選択する請求項17に記載の組成物。
【請求項２６】 ヒト患者の膵臓障害を処置するための医薬組成物であって、A型ボツリヌス毒素を含有し、A型ボツリヌス毒素を、ヒト患者のコリン作動性の影響を受けた膵臓組織に局所投与し、それによって膵臓組織からのコリン作動性の影響を受けた分泌を低下させ、膵臓障害を処置するための組成物。
【請求項２７】 低血糖性高インスリン症を処置するための医薬組成物であって、A型ボツリヌス毒素を含有し、処置に効果的な量のA型ボツリヌス毒素を、ヒト患者のコリン作動性神経系の影響を受けた膵臓組織に注射し、それによって膵臓組織からのコリン作動性の影響を受けたインスリン分泌を低下させ、低血糖性高インスリン症を処置するための組成物。
【請求項２８】 高血糖性高グルカゴン症を処置するための医薬組成物であって、A型ボツリヌス毒素を含有し、A型ボツリヌス毒素を、ヒト患者のコリン作動性神経系の影響を受けた膵臓組織に注射し、それによって膵臓組織からのコリン作動性の影響を受けたグルカゴン分泌を低下させ、高血糖性高グルカゴン症を処置するための組成物。
【請求項２９】 膵炎に関連する疼痛を処置するための医薬組成物であって、ボツリヌス毒素を含有し、患者の内分泌性および／または外分泌性膵臓組織にボツリヌス毒素を局所投与し、それによって膵炎に関連する疼痛を軽減させるための組成物。
【請求項３０】 膵臓障害を処置し、患者機能を改善するための医薬組成物であって、ボツリヌス毒素を含有し、ヒト患者の内分泌性および／または外分泌性膵臓組織にボツリヌス毒素を局所投与し、それによって、疼痛の軽減、臥床時間の短縮、治癒改善、および歩行運動の増大という要因の1つまたはそれ以上の改善によって決定されるような患者機能の改善をもたらすための組成物。
【請求項１】 膵臓障害を処置するための医薬組成物であって、神経毒を含有し、内分泌性および／または外分泌性膵臓組織に神経毒を局所投与し、それによって膵臓障害を処置するための組成物。
【請求項２】 神経毒を約10-3U/kg〜約35U/kgの量で投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項３】 神経毒を約10-2U/kg〜約25U/kgの量で投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項４】 神経毒を約10-2U/kg〜約15U/kgの量で投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項５】 神経毒を約1U/kg〜約10U/kgの量で投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項６】 神経毒がクロストリジウム属細菌によって産生される請求項1に記載の組成物。
【請求項７】 神経毒が、ボツリヌス菌（Clostridium botulinum）、クロストリジウム・ブチリカム（Clostridium butyricum）、クロストリジウム・ベラティ（Clostridium beratti）からなる群から選択される細菌によって産生される請求項1に記載の組成物。
【請求項８】 神経毒が修飾型神経毒である請求項1に記載の組成物。
【請求項９】 神経毒は、天然神経毒と比較して、そのアミノ酸の少なくとも1つが欠失、修飾または置換されている請求項1に記載の組成物。
【請求項１０】 神経毒が組換え生産された神経毒またはその誘導体もしくは断片である請求項1に記載の組成物。
【請求項１１】 膵臓障害が膵炎である請求項1に記載の組成物。
【請求項１２】 膵臓障害が高インスリン症である請求項1に記載の組成物。
【請求項１３】 神経毒がボツリヌス毒素である請求項1に記載の組成物。
【請求項１４】 ボツリヌス毒素を、A型、B型、C1型、D型、E型、F型およびG型のボツリヌス毒素からなる群から選択する請求項1に記載の組成物。
【請求項１５】 神経毒がA型ボツリヌス毒素である請求項1に記載の組成物。
【請求項１６】 膵臓への直接注射によって局所投与する請求項1に記載の組成物。
【請求項１７】 膵臓障害を処置するための医薬組成物であって、ボツリヌス毒素を含有し、処置に効果的な量のボツリヌス毒素をヒト患者の内分泌性および／または外分泌性膵臓組織に注射し、それによって膵臓細胞からの分泌を低下させ、膵臓障害を処置するための組成物。
【請求項１８】 分泌が膵外分泌である請求項17に記載の組成物。
【請求項１９】 膵臓障害が膵炎である請求項18に記載の組成物。
【請求項２０】 分泌が膵内分泌である請求項17に記載の組成物。
【請求項２１】 膵臓障害が高インスリン症である請求項20に記載の組成物。
【請求項２２】 膵尾に注射する請求項20に記載の組成物。
【請求項２３】 分泌がコリン作動性の影響を受けた分泌である請求項17に記載の組成物。
【請求項２４】 ボツリヌス毒素がA型ボツリヌス毒素である請求項17に記載の組成物。
【請求項２５】 ボツリヌス毒素を、A型、B型、C型、D型、E型、F型およびG型のボツリヌス毒素からなる群から選択する請求項17に記載の組成物。
【請求項２６】 ヒト患者の膵臓障害を処置するための医薬組成物であって、A型ボツリヌス毒素を含有し、A型ボツリヌス毒素を、ヒト患者のコリン作動性の影響を受けた膵臓組織に局所投与し、それによって膵臓組織からのコリン作動性の影響を受けた分泌を低下させ、膵臓障害を処置するための組成物。
【請求項２７】 低血糖性高インスリン症を処置するための医薬組成物であって、A型ボツリヌス毒素を含有し、処置に効果的な量のA型ボツリヌス毒素を、ヒト患者のコリン作動性神経系の影響を受けた膵臓組織に注射し、それによって膵臓組織からのコリン作動性の影響を受けたインスリン分泌を低下させ、低血糖性高インスリン症を処置するための組成物。
【請求項２８】 高血糖性高グルカゴン症を処置するための医薬組成物であって、A型ボツリヌス毒素を含有し、A型ボツリヌス毒素を、ヒト患者のコリン作動性神経系の影響を受けた膵臓組織に注射し、それによって膵臓組織からのコリン作動性の影響を受けたグルカゴン分泌を低下させ、高血糖性高グルカゴン症を処置するための組成物。
【請求項２９】 膵炎に関連する疼痛を処置するための医薬組成物であって、ボツリヌス毒素を含有し、患者の内分泌性および／または外分泌性膵臓組織にボツリヌス毒素を局所投与し、それによって膵炎に関連する疼痛を軽減させるための組成物。
【請求項３０】 膵臓障害を処置し、患者機能を改善するための医薬組成物であって、ボツリヌス毒素を含有し、ヒト患者の内分泌性および／または外分泌性膵臓組織にボツリヌス毒素を局所投与し、それによって、疼痛の軽減、臥床時間の短縮、治癒改善、および歩行運動の増大という要因の1つまたはそれ以上の改善によって決定されるような患者機能の改善をもたらすための組成物。
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