JP2003519040A - 膨張可能な拘束システム用の膨張可能なl字型エアバッグ - Google Patents

膨張可能な拘束システム用の膨張可能なl字型エアバッグ

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JP2003519040A
JP2003519040A JP2001506885A JP2001506885A JP2003519040A JP 2003519040 A JP2003519040 A JP 2003519040A JP 2001506885 A JP2001506885 A JP 2001506885A JP 2001506885 A JP2001506885 A JP 2001506885A JP 2003519040 A JP2003519040 A JP 2003519040A
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airbag
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inflatable
occupant
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ルイス,ドナルド,ジェイ.
ローエンケ,ローエル,ダブリュ.
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ザ ビー.エフ.グッドリッチ カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 車両乗員の腰に取り付けられて管状の帯にて囲まれたシートベルトに対して、膨張可能なエアバッグが折畳まれている。車両の突然の減速によって、エアバッグは膨張してL字形状をなす。このL字形状をは、胴部分と腰部分と腿部分とL字の直立部分から延びる後方の突出部分とを有する。腰部分は搭乗者を圧迫して搭乗者を座席内へ後方に押し、一方、胴部分及び腿部分は搭乗者を座席内へ後方及び下方に押す。エアバッグの折畳み方は、各部分の展開の順序を決定する。空気を抜く部材は、膨張から所定時間経過後にエアバッグ内の圧力を解放する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、一般に安全拘束システムに関し、より詳細には膨張可能な部材をシ
ートベルトに固定させた車両用の乗員安全拘束システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
自動車両、より詳細には自動車に見いだされる乗員安全拘束システムにおける
進歩は、過去数年着実に増加してきている。より詳細には、殆どの車両システム
はシートベルトと共に車両の幾つかの構造部材から展開される一つ以上のエアバ
ッグの組合せを使用している。
【0003】 飛行機のような自動車両において、乗員についての乗員安全拘束システムは依
然としてシートベルトに基づいている。乗員は離陸と着陸との際に、及び、大気
乱流の際に、自分のベルトが自分の周りに固定されることを確かめる。搭乗員メ
ンバ用の安全拘束システムは、それも依然としてシートベルトに基づいているが
、色々な肩ベルトの組合せを加えている。
【0004】 1999年2月16日にDonard Lewisに発行され、Univer
sal Propulsion Company Inc.に譲渡された表題「
Lap Mounted Inflatable Bag and Metho
d of Use」の米国特許No.5,871,230は、ラップ搭載型膨張
バッグを教示し、それを特許化している。このシステムはラップベルトシステム
と、ラップベルトに搭載され、かつ膨張した際にベルトによって拘束される膨張
可能な部材とを含む着席乗員用のものである。この膨張可能な部材は、一つの膨
張可能な部材の表面が乗員の腿及びその下のシートを含むかなりの区域と係わる
ことによって膨張可能な部材の回転を防止または制限すべく機能するように、大
きさを決められ形状が取られる。他の後部表面は、乗員の胴部の移動を拘束する
【0005】 乗員を彼の座席に拘束し、乗員の前方への移動をできる限り減速するように動
作する膨張可能な部材を設けることが、本システムの利点である。これは、乗員
の前面にある如何なる仕切りまたは他の類似の部材への如何なる衝撃をも低減し
かつ制限する。
【0006】 車両の突然の減速時の間に乗員を彼の座席に拘束するために、乗員の胴体、腰
部及び大腿部に対して拘束力を加えることが他の利点である。
【0007】 乗員を危険に曝すことなく、そして結果的に車両が完全に停止した後に乗員を
彼の座席の着座位置に残しながら、乗員の前方への勢いを制御することが更に他
の利点である。
【0008】 頭部損傷基準、HIC(Head Injury Criteria)によっ
て測定されて設けられる保護は今日受け入れられるレベルより十分下であるよう
なシステムを提供することが更に他の利点である。
【0009】 膨張後のある期間、乗員を座席から離れさせるように膨張可能物を収縮させる
ために、膨張可能物を開放する収縮部材を含むことが更に他の利点である。
【0010】 乗員を座席の中で後方及び下方へ押し込むために乗員に圧力を加えるように膨
張可能物の種々な部分の膨張を制御することが更に他の利点である。
【0011】 乗員が以前多くの機会に使用してきた類似のバックル配列により、僅かよりも
少し多めに異なるシートベルトであると、車両乗員に見られることが他の利点で
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明のこれらの利点が車両の突然の減速の間、乗員を座席に拘束する膨張可
能なエアバッグシステムの好ましい実施例に見いだせる。車両は航空機、自動車
またはボートのような如何なる陸上、海上または航空車両でもよい。このエアバ
ッグは膨張されるようになされた織物材料の外被を有する。
【0013】 外被を膨張させる膨張流体を受け入れるために取付けられた先端部、即ち流体
受入れ口が外被に取付けられている。膨張流体は、設計上の配慮に従って多くの
ガスの如何なるものでもよい。この外被の重要性に関して、膨張流体は主にアル
ゴンのような不活性ガスより成る。
【0014】 その膨張状態における外被は一般に側面から及び乗員に対して見るとL字型を
有する。L字型の直立部分は乗員の腰と頚との間の身体を圧迫する胴部分である
。L字型の基部は乗員の腰と彼または彼女の膝との間の身体の大腿部を圧迫する
腿部分である。膨張外被の幅は実質的に乗員の幅であり、もし乗員が細い乗員で
ある場合には幅は乗員の幅よりも大きく、逆にもし乗員が非常に大きい乗員であ
る場合には幅は乗員の幅よりも小さい。こうして膨張外被の幅は実質的に乗員の
幅である。
【0015】 乗員の上胴部に対して強く圧迫するために、膨張外被の後方突出部分がL字型
の直立部分から伸長する。この部分は乗員の頚より下でかつ腰より上の区域で乗
員を圧迫するように動作し、乗員を保持し、もし必要ならば乗員を座席との接触
状態に戻すように増加した力を作り出す。膨張可能な部材は成人乗員の顔面と接
触する状態にはならないということが重要である。
【0016】 シートベルトは外側若しくは前方に向く表面、または乗員から離れた表面であ
る外被の一つの表面に確実に取付けられる。シートベルトは外被の膨張によって
張力を受けるように接続される。取付け点は直立部分と腿部分との中間であり、
それによって膨張外被の部分間に膨張流体の流体連通を行わせる。
【0017】 これら及び他の目的と利点とは以下の図面、詳細な説明及び特許請求の範囲に
明らかになるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
参照記号によって図面を参照し、もし膨張されかつ乗員32の上の所定場所に
あるならば、それがあるであろうように形成された本発明の膨張可能物30即ち
膨張可能な外被の側面図が図1に示されている。膨張可能物30は、車両、それ
が自動車、航空機、ボートまたは他の如何なる車両であるとしても、それの突然
の減速の間に乗員32を座席34中に拘束するエアバッグである。膨張可能物3
0は耐漏洩性または少なくとも抗漏洩性である織物材料の膨張可能な外被を有す
る。流体受け入れ口即ち先端部36が外被膨張用の膨張流体を受け入れるために
膨張可能外被30に取付けられる。膨張流体は典型的には不活性ガスである。
【0019】 膨張可能外被30は図1及び図3に示されるように、一般に乗員32の側面及
びその反対側から見るとL字型を呈する。このL字型は彼または彼女の腰と頚の
中間の乗員32の身体を圧迫するための直立部分即ち胴部分38を有する。L字
型の基部即ち腿部分40は彼または彼女の腰と膝の中間の乗員32の身体の大腿
部を圧迫するためのものである。図5に示されるように、膨張外被30の幅は実
質的に乗員32の幅である。常に同じであるこの幅は、乗員32のサイズに関連
している。典型的な寸法は5百分位数、50百分位数、及び95百分位数の成人
を表す標準試験人形で取られる。
【0020】 膨張外被30の後方突出部分44は、頚より下の区域で乗員32を圧迫するた
めにL字型の直立部分38から伸長する。膨張された膨張可能物30からの乗員
の顔面へのすり傷があってはならないので、図1の膨張可能物30は成人乗員3
2の顔面に接触しない。
【0021】 シートベルト構造体46は、そのベルト帯47を通して直立部分38と腿部分
40との中間の外被30の一つの広域側即ち前部表面48に取付けられる。幾つ
かの図に見られるように、シートベルト帯47は外被30の他の広域側表面即ち
後表面50がシートベルト帯47の後方にあるように、外被30の前表面48に
取付けられる。このことはシートベルト46が乗員32の所定位置にある場合、
シートベルト46の後方の胴部分38と腿部分40との間に膨張流体を連通つま
り流れさせる。シートベルト構造体46はシートベルト帯47、先端部36、脆
性外被52(後に説明する)及び折畳式膨張可能物30を有する。
【0022】 膨張外被30は、一つ以上の縫い目54の列によってシートベルト帯47に取
付けられる。図10に示されるように、縫い目54は、実質的に膨張可能物30
の幅を横切って伸長するジグザグパターンである。縫い目54は図10に示され
るように膨張可能物30の一つの広域側48を通してのみ伸長する。
【0023】 膨張外被30は所定期間膨張流体を保持するために耐漏洩または流体保持性で
あるシームレス織り部材でよい。
【0024】 図10−13と16とに示されるように、閉鎖膨張外被は一緒に折畳まれ、整
合エッジを一緒に結合して外被30を形成する単一シート部材56でよい。
【0025】 膨張可能物30を膨張させるために使用される膨張ガスの圧力と温度とにより
、膨張可能物または外被30の紡績材料は110デニールよりも大きく630デ
ニールよりも小さい。実際には、好ましい実施例において外被30は210デニ
ール未満の紡績材料である。このデニールは、使用される膨張器58が冷却膨張
流体またはガスのみを発生し、かつ熱い残留物を何も持たないので、使用される
。膨張流体の冷たい温度は織物に損傷を与えない。更にこれ以降に示されるよう
に、シートベルト構造体46の周りに包まれた脆性外被52の構造は織物の低デ
ニール値を可能にする。
【0026】 図11を参照して、膨張外被30の開口部60に流体受入れ口即ち先端部36
の取付けが示されている。先端部36は外被30の開口部60に固定して取付け
られた管状部材であり、先端部と外被との交点を耐漏洩性にするように結合され
る。図4に示される矢印61は膨張可能物の中へそしてその内部への膨張流体の
流れを示す。膨張可能物の折畳みに依存して、この流体は胴部分38のような一
つの部分の中に、次いで腿部分40の中に流れることを開始するであろう。帯7
3の後方の膨張可能物の部分もまた膨張し、そして乗員を座席の中に押し戻すよ
うに動作するであろう。
【0027】 図8に示されるように、先端部36は膨張可能物30が膨張するに従い、管状
部材を延長させる少なくとも一つの陥入折畳み62を有する。先端部36の延長
裕度の能力を達成する他の方法は、外被30の内側に陥入折畳み62を置くこと
である。外被30の内側にある陥入62により、膨張可能物30は膨張流体で充
満する際に先端部36は膨張可能物30から出てゆくであろうし、一方膨張可能
物は拡張するので膨張可能物にある開口部60は移動する。更に他の方法は、図
示していないが先端部36をベローズ形状に折畳むことであり、その結果先端部
36が延長した時、ベローズの折畳みは真直ぐになる傾向がある。
【0028】 管状部材36は、BFG事件整理番号1980028を持つ同時係属特許出願
に図示されたもののように、注入器58に確実に結合される。
【0029】 他の実施例では、先端部36は帯47から製造される。この実施例において、
帯47は延長管の形式である。先端部36または帯が膨張流体を携えない場合、
帯47は平坦である。帯47は膨張ガスが逃げられずに、ガスは膨張外被30を
膨張させるために進行するように塗布され、帯47は膨張流体の圧力下で平坦部
材から管状部材へ変化するであろう。
【0030】 膨張外被30内の開口部60は典型的にはシートベルト帯47の下の区域に位
置される。シートベルト帯47は膨張器58にある帯47の端部から外被30の
開口部60にある結合部への流体受入れ口36をそこに取付ける。
【0031】 膨張外被30は図8−9に示されるように、帯47の端部の中間に、シートベ
ルト帯47の前方広域側に折畳まれ、または捲かれている。折畳まれた、または
捲かれた外被30はシートベルト帯47の一つの広域側即ち前側から伸長し、そ
してシートベルト帯47の他の広域側即ち後側にある。このことが図7に示され
、ここでシートベルト構造体46は典型的に彼または彼女の腰で乗員32の身体
を横切って伸長する。
【0032】 図7は、図6のシートベルト構造体46の拡張断面図である。シートベルト構
造体46はそれぞれの端部で座席34に取付けられ、そのフレームまたは構造部
材は車両に取付けられる。先に述べたように、シートベルト構造体46の一つの
端部はシートベルトアンカー64を通して膨張器58に確実に結合され、他の端
部は舌部66及びバックル68を通して座席または座席フレームに確保される。
舌部66及びバックル68は、座席34に入らせかつ離れさせるように座席乗員
32にアクセスさせるために、シートベルト構造体46を開放させておく。
【0033】 図7を参照して、乗員32が座席に居る状態での好ましい実施例のシートベル
ト構造体46が断面図で示されている。膨張可能物30はシートベルト帯47に
折畳まれている。膨張可能物30と帯47との折畳み外被の周りに、またそれを
囲んで脆性管状外被即ちカバー52がある。この脆性配管52は、Hammer
等によって1998年6月18日に出願された出願番号09/099,858を
持ち、Belt System with Inflatable Secti
on Within an Outer Belt Section and
Method of Restraintと表題される同時係属米国特許出願に
示され、かつ特許請求されている。この同時係属出願は、参考文献としてここに
組込まれている。
【0034】 この脆性カバー52は、ベルト帯47の一端でシートベルトアンカー64に固
定され、他端でバックル68または舌部66、典型的には舌部66に固定される
。車両が突然減速した際、前方へ移動する乗員32の慣性の負荷全てを実質的に
受けるのはこのシートベルト帯47である。この際において約700ポンド、3
18kgの負荷は異常ではない。他の方法で述べれば、外被の膨張はベルト帯4
7を非常にきつく引かせ、外被を座席乗員の前面に置くであろう。乗員の前方移
動はベルト帯47の張力作用によって大いに低減されるであろう。
【0035】 膨張の間、折畳まれた膨張可能物30を拡張させるために、脆性管状カバー5
2は折畳まれた膨張可能物30を超えて伸長するレーザ切断部70のような弱化
部分または糸を持つ。好ましい実施例のレーザ切断部を含めて、糸を弱化する多
くの異なる方法が可能である。典型的には、レーザ切断部70は脆性カバー52
の内側で乗員32に向かっている。しかしながらレーザ切断部70は乗員32か
ら離れて脆性カバー52の外側にあることもできるであろう。もし望むならば、
レーザ切断部70はシートベルト構造体46の両側にあることもできるであろう
。何れの場合においても、レーザ切断部70は脆性カバー52を通して伸長せず
、膨張外被30が膨張された際、カバー52を開放させるためにカバー52の糸
を単に弱化させるように働くのみである。このレーザ切断部70は、図13に示
されている。
【0036】 図9に示されるように、胴部分38及び腿部分40が折畳まれ、または捲かれ
る方法は、どの部分38または40が最初に膨張されるべきか、またどの部分3
8または40がそれに続くかを決定するであろう。流体受入れ管36はシートベ
ルト帯47の下であるが縫い目54の外側の外被30中の開口部60に接続され
る。図9に示されるように、外被の一つの広域側のパネル48は乗員32に面し
て帯47の側部に対して位置される。外被30は次いで部分38、40即ち胴ま
たは腿によって折畳まれ、または捲かれる。しかしながら外被30の腰部分は帯
47の後部に位置される。膨張流体が一旦外被30に入ると外被30の腰部分が
先ず膨張し、次いで膨張流体が胴部分38及び腿部分40と連通する。
【0037】 その部分をシートベルト帯に収納するためにその部分を折畳む、または捲く多
くの方法がある。この説明のために、用語「折畳む」及び「捲く」は、折畳むこ
とまたは捲くことのタイプによって互換性をもって使用される。その部分は、図
14に示されるようにかつ略図的に図24jに示されるように、アコーディオン
またはS字形パターンで折畳むことができる。その部分は人が開放端を空気で満
たす際その閉鎖端がその伸長する長さに捲き伸びるために、玩具の閉鎖端が開放
端に捲き戻される吹き出し玩具で見い出されるような仕方で捲くことができる。
一つの部分が他の部分の上に折畳まれまたは捲かれる限り、シートベルト帯47
から最遠の部分は腰部分と共に膨張する最初のものである。図14において、最
上部分である腿部分40は最初に膨張し、そしてアコーディオンの襞が開き始め
るや否や胴部分38は膨張するであろう。もし胴部分及び腿部分38、40を同
時に膨張させることが望ましければ、両部分は図24pと24qとに見られるよ
うに、バンパー捲きにでき、即ち各部分が捲かれまたは折畳まれ、かつ両部分は
互いに突合されまたは図18と24kとに示されるように一緒にアコーディオン
状に折畳むことができる。要するに、どの部分が最初に膨張されるべきかによっ
て、その部分が最上部に捲かれまたは折畳まれる部分であり、かつもし両方が同
時に膨張されるべきであるならばこれらの部分はシートベルト帯47上で横に並
べて置かれまたは図18に示されるようにアコーディオン状に折畳まれる。これ
らの部分がシートベルト帯47の周りに置かれた後、脆性外被カバー52が折畳
まれた膨張外被30の上に置かれ、シートベルト帯の両方に向かってシートベル
ト帯47の下方に伸長する。
【0038】 図21において、第5、第50、及び第95百分位数乗員である乗員32の頭
部71−73の径路がx時間軸とy頭部移行軸との結合からの旋回として示され
ている。好ましい実施例の膨張可能物30の圧力と作動時間とに依存して、乗員
32の頭部は乗員の前の仕切りまたは計器パネル(図示せず)に達することから
拘束される。y軸は膨張流体の量及び乗員32のサイズによる移行距離である。
【0039】 乗員32は自分の尻または骨盤結合部の周りに旋回するので、膨張可能物30
の胴部分38は腿部分40の中に折畳む。乗員32の跳ね返りを最小にするため
に、膨張の後所定時間Tv 82で外被30を収縮することが望ましい。膨張流体
は衝突事象が収まるのに十分な期間に亘って外被内部に留められなければならな
いが、それは、座席から出るために乗員に対する如何なる跳ね返りまたは妨害も
低減するように十分速やかに消散されるべきである。航空機のようなある車両に
おいては火災はしばしば衝突と関連しかつ乗員の死亡への重大な要因であるので
、乗員を容易に出させることは重要である。
【0040】 図20に膨張曲線78が示されている。所定時間Tv 82は図20において2
00ミリ秒未満である。もし図20に示された膨張曲線78が第5百分位数の人
間であるならば、第50百分位数の人間についての膨張曲線はより高い曲線を持
ち、そして第95百分位数の人間は更に高い。
【0041】 もしこのような収縮が外被30中の圧力に基づくものであり、かつもし第5百
分位数の乗員が値、第50百分位数の頭と第5百分位数の曲線との交点を決定す
るのであれば、第95百分位数の乗員は十分に膨張した外被30の恩恵を受けな
いであろう。しかしながら膨張後の所定時間Tv 82において各乗員はサイズに
無関係に図21のy軸である座席から最前方の距離にあるであろう。もし外被3
0がこの時間Tv 82において収縮するならば、乗員32は座席34中に跳ね返
らないであろうし、シートベルト帯47及び膨張可能物は乗員32を拘束するで
あろう。どのように突然の減速が生じるかの特性に無関係に、乗員が座席の後方
から最前方の距離に来る時間は5から95百分位数の乗員まで大きく変動しない
点を図21が示していることに注目することは興味深い。
【0042】 この収縮を達成するために、収縮部材84は外被30と接触状態にある。収縮
部材84は外被を弱化することにより膨張流体を外被30から逃げさせ、バッグ
圧力に外被30を破壊させるように働く。この収縮部材84は外被30と接触し
て置かれ、かつそれに確保される電気的に加熱される要素でよい。他の実施例で
は収縮部材84は、外被30を開放するために所定時間Tv 82において加熱で
きまたは起動できる、外被30と接触する焦電性のヒューズまたは化学的被加熱
物質の一片でよい。収縮部材84の他の形式は、膨張流体の流出を制御するよう
に大きさを決められた外被30中の一つ以上の穴である。収縮部材の更に他の形
式は、僅かなこのようなデバイスのみを挙げるならば、BB即ち小さなボールベ
アリング、ナイフエッジ、点のような機械式であろう。
【0043】 図10−13と図4を参照して、車両の突然の減速の間に乗員32を座席34
に拘束するために車両に使用される一体型の膨張可能なエアバッグ30及びシー
トベルト帯47を製造する方法のステップが示されている。図10−13は、二
分岐出口伸長部83、85を持つ流体受入れ口79の相違を備える、図15に示
されたバッグにも当てはまる。
【0044】 第一ステップは織物材料から外被30の単一平坦パターンを作り、そして切り
出すことである。その材料は、110〜650デニールである。好ましい実施例
において、220デニール未満である。代案では、シームレス外被を織ることに
より外被30を形成できる。
【0045】 次に開口部60が広域側48の長さの中間でその材料に形成され、好ましい実
施例では開口部60は平坦パターン外被の場合に折畳み側シーム86に沿って存
在する。流体受入れ口即ち先端部36は、外被30の開口部60に耐漏洩性の仕
方で取付けられる。
【0046】 二分岐先端部79を持つ外被30において、開口部を形成するステップは折畳
み側シームに沿って帯47の両側に二つの開口部80、81を形成する。膨張可
能物または外被30はシートベルト帯47の後方の通路によって連通状態にある
二つのガスまたは流体充填部分38、40を持つので、部分38または40の一
方がより多くのガス、または高速でガスを受入れるであろう、ということが時々
起こり得る。これにより一方の部分の充填がより早く生じ、バッグが充填するに
つれてシートベルトの締め付けがシートベルトに対して押圧する高バッグ圧力に
よる膨張からベルト後方に通路を生じさせる。二分岐先端部が開口部80に接続
された一方の出口伸長部83、及び開口部81に接続された他方の出口伸長部8
5を持つのは、この理由のためである。この二分岐先端部機構は、図15に示さ
れる膨張可能物の望ましい膨張を達成する。
【0047】 前側及び後側を備える材料の細長い帯47を持つシートベルトは、外被30の
端部の中間の外被に縫い付けられる。縫い付け54は耐漏洩シームを形成する。
シートベルト帯47は胴部分38及び腿部分40の中に外被30を分割するよう
に機能する。シートベルト帯47の後側は、外被の一方の広域側または前表面4
8と接触状態にあり、縫い付け54は外被30のその広域側表面を通してまた細
長いシートベルト帯47を通して伸長する。
【0048】 その材料は次いで実質的に全ての周辺と整合するように、前方及び後方広域表
面48、50の端部から伸長する一つの側部シーム86に沿って折畳まれる。後
方突出部分44となるであろうパターンの最上部は、後方広域側50の上に折畳
み込まれる。次いで折畳まれた平坦パターンが実質的に耐漏洩外被30を作り出
すために周辺に沿って固定される。
【0049】 図8、9に示されるように、腿及び胴部分40、38は折畳まれ、または捲か
れ、腿または胴部分の一方は帯前側の縫い目54の上に位置され、他方の腿また
は胴部分は一つの部分に位置される。二つの部分はシートベルト帯47の前側に
重なり、折畳み外被30を形成する。
【0050】 折畳まれた外被30、流体受入れ口36または二分岐流体受入れ口79及びシ
ートベルト帯47は、次いで脆性外被カバー52の中に囲まれる。ベルトアンカ
ー部材64及びベルト舌部66またはバックル68部材は、シートベルト帯47
の反対側に取付けられる。
【0051】 外被30、流体受入れ口36及びシートベルト構造体46を形成するシートベ
ルト帯47を囲む前に、脆性配管は、切断部70が折畳まれた外被30の一部の
上にかぶさるようにシームレーザ切断部70を脆性外被52上にわたらせる。
【0052】 他の実施例において膨張可能なシートベルト拘束システムは車両が突然の減速
を受ける期間に、乗員を車両の座席に拘束するためのものである。膨張可能な拘
束システムは、車両に固定された乗員座席34を持つ。通常乗員32を支持する
この座席は、胴体部86、頚部87、大腿部89を含む腿部88、胴部86と腿
部88との中間の腰部90及びび膝部91を有する。
【0053】 シートベルト帯47を備えるシートベルト構造体46は、二つの端部分とシー
トベルト構造体46を開放するための舌部66及びバックル68を有する中間部
分とを持つ。一方の端部分はシートフレームに取付けられるかまたは床若しくは
側柱のような車両の他の構造部材に取付けられて、シートベルトアンカー64に
よって座席34の側部に固定され、他方の端部分は舌部66部材を持つ。バック
ル68部材は座席34に接続され、乗員32が座席に居りバックルで留められた
場合に、シートベルト構造体46が彼または彼女の腰を横切り、彼または彼女を
座席に保持する。しばしば衝突センサと呼ばれる第一センサ92は、突然の減速
を表示する電気信号を発生するために車両の突然の減速に応答する。
【0054】 エアバッグ外被30は、帯が自身の両側のエアバッグ外被の一部を持つように
シートベルト帯47の周りに折畳まれる。エアバッグ外被30は、帯の周りに腰
部を持ち、帯の両側に胴部分38及び腿部分40を持つ。
【0055】 エアバッグ外被を膨張させるための膨張流体を受入れるために、流体受入れ口
即ち先端部36、または二分岐先端部79がエアバッグ外被30に取付けられる
。流体受入れ口36は一つの端部において外被30に固定して取付けられた管状
部材である。外被が膨張された場合に管状部材36を延ばさせるために、管状部
材の少なくとも一つの陥入折畳み62またはベローズ折畳み形状が図8に示され
るように管状部材に使用できる。陥入62の位置はシートベルト帯47に沿って
、または外被30の内部にある。二分岐先端部の場合には、もし陥入が外被の内
部にあれば、それは両出口伸長部83及び85の中になければなければならない
。管状部材の他端は、膨張器58に結合される。
【0056】 脆性管状カバーまたは外被52は、エアバッグ外被30、シートベルト帯47
及び流体受入れ入り口36の周りに置かれる。膨張器58は外被30から上流の
膨張流体受入れ口36に結合され、膨張流体をエアバッグ外被30に供給するよ
うに第一センサ92に応答する。膨張流体は最初シートベルト構造体46を張力
状態に締めるために、シートベルト帯47と乗員32との間の折畳まれたエアバ
ッグ外被30の腰部分を膨張させる。図19に示されるように、膨張管36にお
ける圧力は高い値94にまで迅速に上昇し、次いでエアバッグ外被30は拡張し
始め圧力が再び上昇する前に圧力は低い値96に非常に際立って低下する。この
高圧上昇94は、最初は折畳まれておりかつ圧力上昇無しに流体またはガス流を
受入れるに十分な開放容積を未だ持たない外被30によるものである。
【0057】 エアバッグ外被が拡張する際に、それは一般に側部からかつ乗員32に向かっ
て眺めた場合にL字型の外形を持つ。L字型の直立部分38は胴体部86を圧迫
する胴部分38である。エアバッグ外被の後方突出部分44は乗員32の身体を
頚部87の下に、そして乗員の腰部90の上に圧迫するためにL字型の直立部分
から伸長する。L字型の基部は乗員32の腿部88及び膝部91を圧迫する腿部
分40である。
【0058】 外被が拡張する際、胴部分38、後方突出部分44及び腿部分40は、車両の
突然の減速または衝突の間に乗員を座席34の中に押し戻しまた押し下げるため
に、乗員の胴体部86、腰部90及び腿部88に対して圧力を加える。50%百
分位数男性人形での試験において、頭部損傷基準、HICは現在の1000のH
IC標準要求に対して100よりも少なかったことが発見された。
【0059】 エアバッグ外被30は少なくとも一列の縫い目54によってシートベルト帯4
7に取付けられる。好ましい実施例において、縫い目は織物の強度に関して弱い
糸を利用する鋸歯状またはジグザグパターンである。このパターンと縫い目との
利点は、それが脆性を有し、かつ膨張の間シートベルト帯47は外被30の位置
取りと干渉せず、または薄い外被織物に破壊点までの過応力を与えないであろう
というような高延長特性を所有するということである。縫い目54の短い長さは
典型的にバッグの移動を促進することに失敗するであろう。加えて、縫い目は限
定された強度の取付け品であり、要求される外被強化の量を低減する。代案にお
いて、外被は高延長性、脆性接着剤または膠等によってシートベルト帯に取付け
ることができるであろう。
【0060】 エアバッグ外被は、110デニールよりも大きく630デニールよりも小さい
材料から形成される。好ましい実施例において、材料は210デニール未満であ
る。この材料の必要なデニールは、僅かな特性のみを挙げるならば、特性膨張流
体の温度、膨張器58からの高温固体残渣の量、外被の構造、外被内部の圧力、
及び外被をシートベルト帯47に取付ける方法の関数である。好ましい実施例に
おいて、膨張流体の温度は極めて非常に低く、略周囲温度であり、膨張器58は
流体を発生するために使用される化学物質からの固体残渣を持たない全て非毒性
流体またはガスを発生する。
【0061】 膨張可能なシートベルト拘束システムを制御するシステムは、座席34中の乗
員32の存在を示す第二センサ96を追加的に含んでもよい。もし乗員が座席に
居なければこのシステムは外被30を膨張させないであろう。シートベルト構造
体46がその舌部66及びバックル68部材において一緒に結合されることを表
示する他の随意的センサ98もまた存在できる。このセンサ98は全ての意図と
目的とのために、もしベルトが乗員32の周りに位置されず、留められなければ
膨張を防止するであろう。適正に使用されない膨張可能なシートベルト構造体4
6は、膨張流体が外被30中に釈放された際、周囲に移動するであろう。もし車
両の突然の減速があり、そして乗員32が座席におりかつ適切に留めおかれるな
らば、三つのセンサ92、96、98を全て一緒に結合して膨張器58は応答す
るであろうし、膨張流体を供給するであろう。他の全ての組合せは外被の非膨張
に終わるであろう。これらの条件のどれか一つが存在しなければ膨張可能なシー
トベルト構造体46を膨張から防ぐであろう。
【0062】 加えて、膨張可能なシートベルト拘束システムはエアバッグ外被30を開放し
または破裂し、膨張流体を逃げさせる収縮部材84を追加的に含んでもよい。収
縮部材の一つの形式は、外被の表面に、そのサイズと位置とによって外被の膨張
を制御する一つ以上の大きな開口部である。この形式は、計器パネルから展開す
る自動車エアバッグに見られる。これは、圧力が高過ぎずまた膨張器が大きな流
体量を発生するために十分なサイズである場合に、成功する。
【0063】 このようなことは好ましい実施例での場合ではないが、図22に示されるよう
に、収縮部材84の一つの形式は外被と接触する電気的加熱要素100である。
収縮起動デバイス102が加熱要素に取付けられ、加熱要素100に電力を供給
するために操作できる。制御システムは第一センサ92から急速な減速信号に応
答し、センサの状態は座席内の乗員の存在を表示し、乗員は収縮起動デバイス1
02を動作するために留められる。図22の膨張器58は収納ガスを含む如何な
る形式の膨張流体分配システムでもよいということが理解される。
【0064】 膨張外被の収縮は、突然の減速または衝突のパルスの検出の後、ある所定時間
82において生じるべきであるということが発見された。これは外被が乗員の前
方への速度を阻止した後、拘束システムが乗員に最小跳ね返りを生み出すことを
確実にすることである。図20を参照して、システムの外被圧力対時間のグラフ
が示されている。図21に第5、第50及び第95百分位数乗員の頭部71−7
3の移行径路対時間が示されている。適切に留められた各乗員について、図21
は突然の減速信号を受けた後、頭部が移行する距離と時間を示す。システム設計
のゴールはこれらの個人または乗員の頭部が何れも乗員の前部の仕切りに到達し
ないこと、また跳ね返りが過剰でないことである。
【0065】 図20に示される所定期間82を規定し、それを図21に適用して、それが乗
員の頭部73の跳ね返りを低減し、かつ制御するような時間において、外被は収
縮される。異なる百分位数乗員は異なる重量を持つので、外被中の圧力は異なる
。もし穴の先行技術システムが使用されたならば、外被はより重い乗員の移動を
制御するのに十分な圧力を達成しないであろう。圧力作動通気孔は所定圧力で開
放するものであるが、ここで圧力が乗員の重量とサイズと共に変動する場合に、
それは適切に機能しないであろう。外被を収縮させるまた他の方法は織物の織り
方の有孔率を制御することである。この方法において、幾つかの糸の間の間隔は
緊密ではなく、流体が膨張の開始から制御された割合で逃げさせるように制御さ
れる。
【0066】 外被を適切に収縮させるために、第一センサ92に応答する所定時間82の遅
延が加熱要素100を作動させるために採用される。加熱要素は外被30の糸を
弱化させるように動作し、それによって外被を開放または破裂させる。各糸が破
断するので近接する糸は破断糸によって負担されていた負荷を取り上げなければ
ならず、それらは破断し始める。このことは材料が完全に裂かれるか、または裂
け目が裂け目の進行を止めるように動作する強化区域に遭遇するまで継続する。
【0067】 加熱要素100の他のタイプは、外被30と接触状態にあり、焦電性手法を利
用する動作の類似の時間で作動される焦電性のヒューズ材料である。
【0068】 突然の減速信号の受信後の所定時間82における動作の代わりに、時間遅延が
膨張器の開始に対応できる。
【0069】 膨張可能な外被106の更に他の実施例が図23に示される。この実施例にお
いて、一般にL字型の直立部分38から伸長する膨張された外被の後方突出部分
44を備えたL字型を持つ外被の代わりに、この実施例はL字型の基部からの第
二下方突出部分108を有する。この部分108は腰部分90と膝部分91との
中間の乗員の大腿42を圧迫する。加えて、この部分108は大腿42及び膝を
下方に座席34の中へ押し込む追加の力を加える。
【0070】 図24a−24qを参照して、シートベルト帯47に対する外被の色々なタイ
プの折畳み、捲き込み、収納が略図式に示されている。示された図24a−qの
全てにおいて、外被は先ず上記のような帯47の後部または乗員側に置かれる。
図24aと24bとにおいて、胴部分38及び腿部分40の両方はアコーディオ
ン式に折畳まれる。図24aにおいて腿部分40は胴部分38に先んじて展開し
、一方図24bにおいてはその反対が真実であり、胴部分38が最初に展開する
【0071】 図24cでは両部分38、40は上部にある腿部分40と共に時計回りに捲か
れ、そして最初に下方向に展開する。胴部分38は時計回りに捲かれ、そして乗
員の腿に向かって最後に下方向に展開する。図24では展開の順序は図24cと
同じであるが、反時計回りに捲かれた腿部分40は上方向に展開し、一方胴部分
38は反時計回りに捲かれて乗員の後方に展開する。
【0072】 図24eでは、胴部分38は最初に下方に展開し、一方腿部分40は次に下方
に展開する状態で両部分38、40は時計回りに捲かれる。図24fでは、胴部
分38は最初に下方に展開し、一方腿部分40は次に下方に展開する状態で両部
分は反時計回りに捲かれる。
【0073】 図24gでは、腿部分40が最初に下方に展開するように時計回りに捲かれた
状態でアコーディオン式に折畳まれる。図24hでは、胴部分38はアコーディ
オン式に折畳まれ、かつ腿部分40は最初に上方に展開するように反時計回りに
捲かれる。
【0074】 図24i及び24jでは、腿部分40はアコーディオン式に折畳まれ、それら
が最初に展開するように上部にある。図24iでは胴部分38は時計回りに捲か
れ、図24jでは胴部分38は反時計回りに捲かれ、そして腿部分40の後に展
開する。
【0075】 図24kでは、胴部分38と腿部分40との両方がアコーディオン式に折畳ま
れるが、互いに挟み込まれている。この例では膨張流体は帯の後方から各部分を
通して流れるので、両部分38、40は同時に展開する傾向がある。外側の折畳
みは展開する傾向があるので、それらは互いに押し合い、かつ膨張流体の流れに
対する抵抗を低減することによって展開を強化する。
【0076】 図24lでは、両部分は一緒に時計回りに捲かれ、そして両部分は再度下方に
向かって実質的に同時に展開するであろう。図24mでは、両部分は一緒に反時
計回りに捲かれ、そして両部分は再度上方に向かって実質的に同時に展開するで
あろう。
【0077】 図24n及び24oでは、両部分は一緒に取り出され、その部分の外側部でア
コーディオン襞状に巻き合わされ、次いでその部分は一緒に捲かれる。図24n
ではその捲き方は時計回りであり、図24oではその捲き方は反時計回りである
【0078】 図24pでは、胴部分38及び腿部分40の両方が捲かれ、ベルト帯47上に
並べて置かれる。図示されるように、胴部分38は時計回りに捲かれ、腿部分4
0は反時計回りに捲かれる。これらの部分は両方向、時計回りにもまたは反時計
回りにも捲くことができるが、この図24pの重要性はロールをベルト帯47の
前に並べて置くことである。
【0079】 図24qに、胴部分38及び腿部分40の両方がアコーディオン襞状に折畳ま
れ、ベルト帯47上に並べて置かれたバンパー式折畳みが示されている。この図
24qの重要性は折畳み部分をベルト帯47の前に並べて置くことである。
【0080】 図24a−24j及び図24pの各々において、これらの部分を捲く方向はそ
の部分が展開する方向を決定し、シートベルト帯47に対するこの部分の位置は
展開の順序を決定する。図24k−24qの各々において、展開は実質的に同時
であり、一方捲き方の方向はこの部分が上方または下方の何れかに展開するであ
ろう方向を表示する。
【0081】 要約して、ここに記述され、かつ以下に特許請求される膨張可能な拘束システ
ムに使用される膨張可能なエアバッグは少なくとも下記の特性を持つ。 1.乗員の周りでの膨張可能なエアバッグ30、106の膨張作用は、シートベ
ルト帯47を乗員の周りに引っ張るように動作する。このシートベルト引っ張り
は自動的に、乗員の誘導負荷に加えて衝突の間、外被30での圧力に関係する。
2.乗員の周りでの膨張可能なエアバッグ30、106の膨張作用は、乗員を座
席34中に後方及び下方へ事前に抑えるように動作する。 3.乗員の周りでの膨張可能なエアバッグ30、106の位置取りと構造とは、
乗員の下半身及び上半身の移動の両方を低減する。 4.膨張可能なエアバッグ30、106は、乗員の上半身胴部が乗員の上部大腿
部42に向かってシートベルト帯47の周りで回転する際、流体充填外被30を
経て圧縮に抵抗する上半身移動制御を提供する。 5.上半身の移動を制御することによって膨張可能なエアバッグ30、106は
乗員の胸部及び上半身の減速尖頭値を下げる。 6.膨張可能なエアバッグ30、106の構造は、頭部の移動と回転とを低減し
、それによってHIC値を低減するために、後方突出部分44による頭部への支
持を提供する。 7.膨張可能なエアバッグ30、106の構造は、成人が顔面で膨張外被30と
接触しないことを提供し、それによって顔面のすり傷を低減して除去する。
【0082】 以上のように、車両の突然の減速の間に乗員を座席34に拘束する膨張可能な
エアバッグ30、106が説明されてきた。その車両は自動車、航空機、ボート
または乗員に車両に対して前方へ移動させる突然の停止を来たす可能性がある他
の如何なる車両でもよい。膨張可能なエアバッグは低デニール材料から製造され
、かつ一つの端部からの後方突出部分44を含む非常に範囲を限定された形状を
有する。他の実施例106は膨張可能な外被の他の端部からの追加の下方突出部
分108を持つ。後方及び下方は、エアバッグが車両の通常の動作の間着座した
乗員の上の位置にある場合、外被の膨張に対する方向である。
【0083】 また、外被を膨張流体で充填するための膨張可能物の作動を制御するシステム
が説明されかつ示されてきた。膨張外被30を適切に折畳み、それをシートベル
ト帯47に固定することにより、膨張外被の種々の部分の膨張の順序が示されか
つ説明されてきた。
【0084】 膨張可能物が一旦膨張されると、収縮または通気部材84が膨張流体を釈放す
るように外被30を開放するために使用される。通気部材84は一連の適切な大
きさの開口部、または加熱要素100、または外被の織物の制御された有孔率で
よい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バッグを支持する乗員を除いた本発明の膨張可能物の側面図である。
【図2】 腰の周りに膨張可能物を備えて車両座席に座る乗員の側面図である。
【図3】 乗員に対して膨張した膨張可能物を備えた図2と同様の側面図である。
【図4】 乗員またはシートベルトなしに膨張可能物のはめ込み及び膨張可能ガスの径路
を示す図1の膨張可能物の側面図である。
【図5】 膨張可能物が膨張された状態で車両座席に座る乗員の前面図である。
【図6】 乗員の腕を省いた図2の線6−6に沿って取られた断面図である。
【図7】 図6の拡大断面図である。
【図8】 膨張可能物のはめ込みの陥入折畳みを備えたシートベルトの部分的断面図であ
る。
【図9】 図7の線9−9に沿って取られた拡大断面図である。
【図10】 図1の膨張可能物を形成するに先立つパターンの図である。
【図11】 図10のパターンから折畳まれた膨張可能物の乗員の反対側からの平面図であ
る。
【図12】 図10のパターンから折畳まれた膨張可能物の乗員の近接側からの平面図であ
る。
【図13】 脆性配管上にレーザ切断部を備えた平面図である。
【図14】 ベルト帯上に胴部及び腿部の両方を折畳む一つの形式の略式図である。
【図15】 二分岐先端部を示す膨張可能物の側面図である。
【図16】 図10のパターンから折畳まれた二分岐先端部を備えた膨張可能物の乗員の反
対側からの平面図である。
【図17】 図16の線17−17に沿って取られた断面図である。
【図18】 図9と同様であるが二分岐先端部を備えたものである。
【図19】 図1の膨張可能物の膨張における時間と圧力とのグラフである。
【図20】 通気孔が作動されるまでの図1の膨張可能物の膨張における時間と圧力とのグ
ラフである。
【図21】 シートベルトの周りの5百分位数、50百分位数、及び95百分位数の人間旋
回の時間及び距離と圧力とのグラフである。
【図22】 通気部システムの略式図である。
【図23】 バッグを支持する乗員を除いた本発明の膨張可能物の他の実施例の側面図であ
る。
【図24a】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24b】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24c】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24d】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24e】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24f】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24g】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24h】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24i】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24j】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24k】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24l】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24m】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24n】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24o】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24p】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
【図24q】 外被の胴及び腿部分をシートベルト帯上に収納するための折畳みと回転との組
合せの図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 22/26 B60R 22/26 (72)発明者 ローエンケ,ローエル,ダブリュ. アメリカ合衆国 アリゾナ 85284,テン ピー,サウス カチーナ ドライブ,9103 Fターム(参考) 3B087 CD03 CD04 DE04 DE05 DE10 3D018 CB03 CB06 3D054 AA07 AA08 AA25 BB23 CC08 CC10 CC19 CC26 CC27 CC29 CC30 CC50 EE10 EE14 FF11 FF18

Claims (82)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の突然の減速の間に乗員を座席に拘束する膨張可能なエ
    アバッグにおいて、 織物材料の膨張可能な外被と、 前記外被を膨張させる膨張流体を受入れるために前記外被に取付けられた流体
    受入れ口とを備え、 前記膨張した外被はその側部から及び乗員に向かって見た場合にほぼL字型を
    なし、前記L字型の直立部分は乗員の腰と頚部との中間の身体を圧迫する胴部分
    であり、前記L字型の基部は乗員の腰と膝との中間の大腿部を圧迫する腿部分で
    あり、 乗員をその頚部より下の区域で圧迫するために前記L字型の直立部分から伸長
    している前記膨張した外被の後方突出部分と、 前記直立部分の中間の前記外被の表面に取付けられており、自身と乗員との間
    に腰部分を形成し、前記胴部分、腰部分及び腿部分の間に流体を連通させるよう
    にしたたシートベルトとを 備えることを特徴とするエアバッグ。
  2. 【請求項2】 前記外被は一列以上の縫い目によって前記シートベルトに取
    付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  3. 【請求項3】 前記外被は110デニールより大きく630デニールより小
    さい材料であることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  4. 【請求項4】 前記外被は220デニールより小さい材料であることを特徴
    とする請求項3に記載のエアバッグ。
  5. 【請求項5】 前記シートベルトは、その背後の前記外被の前記腰部分の膨
    張によって引っ張り状態に置かれるようになされていることを特徴とする請求項
    1に記載のエアバッグ。
  6. 【請求項6】 前記外被に取付けられた前記流体受入れ口は前記外被に固定
    的に取付けられた管状部材であり、該管状部材は前記外被が膨張する際に前記管
    状部材を延伸させる少なくとも一つの陥入折畳みを有することを特徴とする請求
    項1に記載のエアバッグ。
  7. 【請求項7】 前記陥入折畳みは前記外被の内部に存することを特徴とする
    請求項6に記載のエアバッグ。
  8. 【請求項8】 前記陥入折畳みは前記シートベルトの端部と前記外被の上流
    との中間に存することを特徴とする請求項7に記載のエアバッグ。
  9. 【請求項9】 前記外被に取付けられた前記流体受入れ口は前記外被に固定
    して取付けられた管状部材であり、該管状部材はその長手方向の中間に前記外被
    が膨張する際に前記管状部材を延伸させるベローズ形状を有することを特徴とす
    る請求項1に記載のエアバッグ。
  10. 【請求項10】 前記ベローズ形状は前記外被の内部に存することを特徴と
    する請求項9に記載のエアバッグ。
  11. 【請求項11】 前記ベローズ形状は前記シートベルトの端部と前記外被の
    上流との中間に存することを特徴とする請求項9に記載のエアバッグ。
  12. 【請求項12】 前記流体受入れ口は二分岐出口伸長部を有しており、該二
    分岐出口伸長部は前記シートベルトの両側で前記外被に取付けられていることを
    特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  13. 【請求項13】 前記外被は、前記シートベルトの一方の広域側から伸長し
    て前記シートベルトの他方の広域側に横たわるように、その端部の中間で前記シ
    ートベルトに折畳まれることを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  14. 【請求項14】 前記折畳まれた外被を前記シートベルトの周りで囲む脆性
    管状カバーを追加的に含むことを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ。
  15. 【請求項15】 前記脆性管状カバーは自身を圧力下で破壊させる少なくと
    も一つの弱化部分を有することを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ。
  16. 【請求項16】 前記脆性管状カバーの前記弱化部分は前記折畳まれた外被
    の上に伸長する少なくとも一つのレーザ切断部であることを特徴とする請求項1
    5に記載のエアバッグ。
  17. 【請求項17】 前記少なくとも一つのレーザ切断部は前記脆性管状カバー
    の内側にあって前記折畳まれた外被の上に伸長することを特徴とする請求項16
    に記載のエアバッグ。
  18. 【請求項18】 前記外被は前記腿部分が前記胴部分に先立って膨張される
    ように折畳まれることを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ。
  19. 【請求項19】 前記外被は前記胴部分が前記腿部分に先立って膨張される
    ように折畳まれることを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ。
  20. 【請求項20】 前記外被は前記腿部分と前記胴部分とが同時に膨張される
    ように折畳まれることを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ。
  21. 【請求項21】 前記腿部分と前記胴部分との何れかまたは両方が一連のア
    コーディオン襞状に折畳まれることを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ
  22. 【請求項22】 前記腿及び胴部分はアコーディオン襞状に挟み込まれるこ
    とを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ。
  23. 【請求項23】 前記腿部分と前記胴部分との何れかまたは両方がロール状
    の構成に捲かれることを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ。
  24. 【請求項24】 前記腿部分と前記胴部分とはバンパーロール状の構成に捲
    かれることを特徴とする請求項13に記載のエアバッグ。
  25. 【請求項25】 前記捲かれた胴部分は前記シートベルトに収納され、前記
    アコーディオン型の腿部分は前記捲かれた腿部分に収納され、それによって前記
    膨張流体は前記腿部分を前記胴部分に先立って膨張させることを特徴とする請求
    項18に記載のエアバッグ。
  26. 【請求項26】 前記外被はシームレスに織られた部材であることを特徴と
    する請求項1に記載のエアバッグ。
  27. 【請求項27】 前記外被は、一緒に折畳まれて整合エッジを一緒に結合し
    て外被を形成する単一シート部材であることを特徴とする請求項1に記載のエア
    バッグ。
  28. 【請求項28】 前記膨張流体を前記エアバッグから逃がすための収縮部材
    を追加的に含むことを特徴とする請求項1に記載のエアバッグ。
  29. 【請求項29】 前記収縮部材は前記外被に接触する加熱された要素である
    ことを特徴とする請求項28に記載のエアバッグ。
  30. 【請求項30】 前記収縮部材は焦電性のヒューズであることを特徴とする
    請求項28に記載のエアバッグ。
  31. 【請求項31】 前記収縮部材は不燃焦電性材料の出力であることを特徴と
    する請求項28に記載のエアバッグ。
  32. 【請求項32】 車両の突然の減速の間に乗員を座席に拘束するために車両
    中で使用する一体型膨張可能エアバッグ及びシートベルトを製造する方法におい
    て、 少なくとも二つの広域側表面と開口部とをその端部の中間に有する織物材料の
    外被を形成し、 耐漏洩の仕方で流体受入れ口を前記外被の開口部に取付け、 その端部の中間に前側及び後側を有する材料の細長い帯を持つシートベルトを
    、前記外被の端部の中間に縫い付け、前記シートベルトは前記外被を胴部分、腰
    部分及び腿部分に分割し、前記シートベルトの後側は前記外被の一方の広域側表
    面と接触状態にあり、その縫い付けは前記外被の一方の広域側表面及びシートベ
    ルトを通って伸長し、 前記腿部分及び胴部分が折畳まれた外被を形成する前記シートベルトの前側に
    重なるように、その縫い目上に前記腿または胴部分の一方を、その一方の部分の
    上に前記腿または胴部分の他方を折畳み、 その折畳まれた外被、前記流体受入れ口及び前記シートベルトを脆性配管で囲
    うステップを有することを特徴とする方法。
  33. 【請求項33】 形成するステップは、 織物材料から前記外被の単一平坦パターンを切り出し、 実質的に全ての周辺と整合するために広域側表面の端部から伸長する一つの側
    部シームに沿って前記平坦パターンをそれ自身の上に折畳み、 外被を作り出すために前記折畳まれた平坦パターンをその周辺に沿って確保す
    るステップを含むことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  34. 【請求項34】 折畳むステップに先立って、前記外被の一つの広域側表面
    及び該広域側表面の端部の中間に一つの開口部を切断するステップを挿入するこ
    とを特徴とする請求項33に記載の方法。
  35. 【請求項35】 折畳むステップに先立って、前記外被の一つの広域側表面
    及び該広域側表面の端部の中間に二つの開口部を切断するステップを挿入するこ
    とを特徴とする請求項33に記載の方法。
  36. 【請求項36】 囲うステップに先立って、折畳まれた外被の一部に重なる
    脆性配管上の一部分を弱化させるステップを挿入することを特徴とする請求項3
    2に記載の方法。
  37. 【請求項37】 脆性配管上の一部分を弱化させるステップはレーザ切断シ
    ームによることを特徴とする請求項36に記載の方法。
  38. 【請求項38】 脆性配管上の一部分を弱化させるステップは、管を形成す
    るために平坦材料の少なくとも二つの長手方向エッジを縫うことによって配管を
    形成することによってなされ、前記縫った部分は前記材料よりも弱いことを特徴
    とする請求項36に記載の方法。
  39. 【請求項39】 前記形成するステップはシームレス外被を織ることによる
    ことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  40. 【請求項40】 流体受入れ口をその長手方向に沿って少なくとも一度陥入
    折畳みするステップを追加的に含むことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  41. 【請求項41】 前記陥入は前記流体受入れ口と前記シートベルト端との間
    に存することを特徴とする請求項40に記載の方法。
  42. 【請求項42】 前記陥入は前記外被の内部に存することを特徴とする請求
    項40に記載の方法。
  43. 【請求項43】 前記流体受入れ口の長手方向の一部に沿ってベローズ形状
    を折畳むステップを追加的に含むことを特徴とする請求項32に記載の方法。
  44. 【請求項44】 前記ベローズ形状は前記流体受入れ口と前記シートベルト
    端との間に存することを特徴とする請求項43に記載の方法。
  45. 【請求項45】 前記ベローズ形状は前記外被の内部に存することを特徴と
    する請求項43に記載の方法。
  46. 【請求項46】 車両が突然の減速を受ける期間内で、乗員を座席に拘束す
    る膨張可能シートベルト拘束システムにおいて、 胴体部、頚部、大腿部を含む腿部、前記胴体部及び前記腿部中間の腰部、並び
    に、膝部を有する乗員を通常は支持しており、車両に固定された座席と、 二つの端部と、自身を開放する舌部及びバックル部材を持つ中間部とを有する
    細長い帯を持っており、両端が固定されて乗員を前記座席に保持するためにその
    乗員を横切って伸長するシートベルト構造体と、 信号を発生するために車両の突然の減速に応答する第一センサと、 前記シートベルト帯が前記帯の両側にその一部を持つように、前記シートベル
    ト帯の周りに折畳まれており、前記帯の周りの腰部分、胴部分及び腿部分を有す
    るエアバッグ外被と、 前記外被及び前記シートベルト帯を囲む脆性管状カバーと、 前記エアバッグ外被を膨張させる膨張流体を受入れるために前記エアバッグ外
    被に取付けられた流体受入れ管状入り口部材と、 前記流体受入れ管状入り口に結合されており、前記シートベルトを締めるため
    に前記シートベルトと乗員との間の前記折畳まれたエアバッグ外被の前記腰部分
    を最初は膨張させる膨張流体を前記エアバッグ外被に供給するために前記第一セ
    ンサに応答する膨張器とを備え、 前記エアバッグ外被はその側部から及び乗員に向かって見た場合にほぼL字型
    をなし、前記L字型の直立部分は乗員の前記胴体部を圧迫する前記胴部分であり
    、前記エアバッグ外被の後方突出部分は乗員の前記頚部より下方の身体を圧迫す
    るために前記L字型の直立部分から伸長しており、前記L字型の基部は乗員の前
    記腿部及び前記膝部を圧迫する腿部分であり、 前記エアバッグ外被の前記胴部分、前記腰部分、前記後方伸長部分及び前記腿
    部分は、車両の突然の減速の間に乗員を前記座席中で後方及び下方に押し付ける
    ために、前記胴体部、前記腰部及び前記腿部に対して圧力を加えるようにした
    ことを特徴とする膨張可能シートベルト拘束システム。
  47. 【請求項47】 前記エアバッグ外被は少なくとも一列の縫い目によって前
    記シートベルト帯に取付けられていることを特徴とする請求項46に記載の膨張
    可能シートベルト拘束システム。
  48. 【請求項48】 前記エアバッグ外被は110デニールよりも大きく630
    デニールよりも小さい材料から形成されていることを特徴とする請求項46に記
    載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  49. 【請求項49】 前記エアバッグ外被は220デニールよりも小さい材料か
    ら形成されていることを特徴とする請求項48に記載の膨張可能シートベルト拘
    束システム。
  50. 【請求項50】 前記外被に取付けられた前記流体受入れ口は、前記外被に
    固定的に取付けられた二分岐出口伸長部と前記外被が膨張する際に自身を延伸さ
    せる少なくとも一つの陥入折畳みとを有する管状部材であることを特徴とする請
    求項48に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  51. 【請求項51】 前記外被に取付けられた前記流体受入れ口は、前記外被に
    固定的に取付けられた一つの端と前記外被が膨張する際に自身を延伸させる少な
    くとも一つの陥入折畳みとを有する管状部材であることを特徴とする請求項48
    に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  52. 【請求項52】 前記陥入折畳みは前記外被の内部に存することを特徴とす
    る請求項51に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  53. 【請求項53】 前記陥入折畳みは前記外被と前記膨張器器との中間に存す
    ることを特徴とする請求項51に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  54. 【請求項54】 前記外被に取付けられた前記流体受入れ口は、前記外被に
    固定的に取付けられた一つの端と前記外被が膨張する際に自身を延伸させるベロ
    ーズ形状とを有する管状部材であることを特徴とする請求項46に記載の膨張可
    能シートベルト拘束システム。
  55. 【請求項55】 前記外被に取付けられた前記流体受入れ口は、前記外被に
    固定的に取付けられた二分岐出口伸長部と前記外被が膨張する際に自身を延伸さ
    せるベローズ形状とを有する管状部材であることを特徴とする請求項46に記載
    の膨張可能シートベルト拘束システム。
  56. 【請求項56】 前記ベローズ形状は前記外被の内部に存することを特徴と
    する請求項54に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  57. 【請求項57】 前記ベローズ形状は前記シートベルトの端と前記外被の上
    流との中間に位置されていることを特徴とする請求項54に記載の膨張可能シー
    トベルト拘束システム。
  58. 【請求項58】 前記管状部材の前記他端は前記膨張器に結合されているこ
    とを特徴とする請求項46に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  59. 【請求項59】 前記シートベルト構造体は、前記座席に固定された一方の
    端にアンカー部材を有する前記帯部と、前記帯の他方の端の前記舌部材と、前記
    座席に固定された前記バックルとを持つことを特徴とする請求項46に記載の膨
    張可能シートベルト拘束システム。
  60. 【請求項60】 前記座席での乗員の存在を示す第二センサを追加的に含む
    ことを特徴とする請求項46に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  61. 【請求項61】 前記シートベルト構造体がその舌部材及びバックル部材と
    一緒に結合されていることを示す他のセンサを追加的に含むことを特徴とする請
    求項46に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  62. 【請求項62】 乗員が前記座席に居ることを示する第二センサと、 前記シートベルト構造体がその舌部材及びバックル部材と一緒に結合されてい
    ることを示す第三センサとを追加的に含み、 前記膨張器は膨張流体を前記エアバッグ外被に供給するために前記第一、第二
    及び第三センサに応答するようにしたことを特徴とする請求項46に記載の膨張
    可能シートベルト拘束システム。
  63. 【請求項63】 膨張流体を逃がすために前記エアバッグ外被を開放する収
    縮部材を追加的に含むことを特徴とする請求項46に記載の膨張可能シートベル
    ト拘束システム。
  64. 【請求項64】 前記収縮部材は前記エアバッグ外被と接触する加熱要素で
    あり、前記加熱要素に取付けられており、前記加熱要素を作動させるように操作
    できる収縮起動デバイスと、前記収縮起動デバイスに前記エアバッグ外被を開放
    する起動信号を発生する前記第一センサに応答する制御システムとを備えること
    を特徴とする請求項63に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  65. 【請求項65】 前記制御システムは、膨張器の動作の後の所定期間で前記
    起動信号を発生するために前記第一センサに応答する時間遅延を含むことを特徴
    とする請求項64に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  66. 【請求項66】 前記収縮部材は前記エアバッグ外被と接触する焦電性のヒ
    ューズ部材であり、前記焦電性のヒューズ部材に取付けられており、前記焦電性
    のヒューズ部材を作動させるように操作できる収縮起動デバイスと、前記収縮起
    動デバイスに前記エアバッグ外被を開放する起動信号を発生する前記第一センサ
    に応答する制御システムとを備えることを特徴とする請求項63に記載の膨張可
    能シートベルト拘束システム。
  67. 【請求項67】 前記制御システムは、膨張器の動作の後の所定期間で前記
    起動信号を発生するために前記第一センサに応答する時間遅延を含むことを特徴
    とするる請求項66に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  68. 【請求項68】 前記エアバッグ外被は、前記シートベルト帯の一方の広域
    側から伸長して前記シートベルト帯の他方の広域側に横たわるように、その両端
    の中間で前記シートベルト帯上に折畳まれることを特徴とする請求項46に記載
    の膨張可能シートベルト拘束システム。
  69. 【請求項69】 前記エアバッグ外被は前記胴部分に先立って前記腿部分を
    膨張させるように折畳まれることを特徴とする請求項68に記載の膨張可能シー
    トベルト拘束システム。
  70. 【請求項70】 前記腿部分は一連のアコーディオン型襞で折畳まれること
    を特徴とする請求項68に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  71. 【請求項71】 前記胴部分はロール状の構成に折畳まれることを特徴とす
    る請求項70に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  72. 【請求項72】 前記胴部分は前記シートベルト帯に収納され、前記腿部分
    は前記胴部分に収納され、それによって前記膨張流体は前記腿部分を前記胴部分
    に先立って膨張させることを特徴とする請求項71に記載の膨張可能シートベル
    ト拘束システム。
  73. 【請求項73】 前記エアバッグ外被はシームレスに織られた部材であるこ
    とを特徴とする請求項46に記載の膨張可能シートベルト拘束システム。
  74. 【請求項74】 前記閉鎖外被は、一緒に折畳まれて整合エッジを一緒に結
    合して外被を形成する単一シート部材であることを特徴とする請求項46に記載
    の膨張可能シートベルト拘束システム。
  75. 【請求項75】 膨張可能な外被にあって膨張可能なガスを放出する通気部
    において、 前記膨張可能な外被の一つの表面に取付けられて結合されているヒータと、 一端で前記ヒータに電気的に接続され、前記ヒータから離れて伸長する一対の
    電線と、 前記一対の電線に電気的に接続されており、前記膨張可能な外被に収納された
    膨張可能なガスを放出するために前記膨張可能な外被を開放するように前記ヒー
    タを電気的に作動させる電源を含む制御システムとを 備えることを特徴とする通気部。
  76. 【請求項76】 前記制御システムは前記ヒータの作動を示す所定の信号に
    応答するセンサを更に含むことを特徴とする請求項75に記載の通気部。
  77. 【請求項77】 前記ヒータの作動における時間遅延を挿入するために前記
    制御システムと回路中で電気的に接続される遅延デバイスを更に含むことを特徴
    とする請求項76に記載の通気部。
  78. 【請求項78】 前記ヒータは前記電線の作動と前記膨張可能な外被の開放
    との間の統合的な所定遅延を持つ焦電性のヒューズであることを特徴とする請求
    項76に記載の通気部。
  79. 【請求項79】 車両の突然の減速の間に乗員を座席に拘束するためのシー
    トベルト上に搭載されており、織物材料の外被と、前記外被を膨張させる膨張流
    体を受入れるために前記外被に取付けられている流体受入れ口と、その垂直部分
    及び腿部分間に流体連通をさせる前記外被のそれらの部分の中間で前記外被の表
    面に取付けられているシートベルトとを有する膨張可能なエアバッグを収縮する
    通気部において、 前記エアバッグの膨張に応答するセンサと、 前記エアバッグに結合されたヒータと、 前記ヒータに電気的に接続されており、膨張流体を前記エアバッグから出させ
    る通気孔を前記エアバッグ中に形成するように前記ヒータを電気的に作動させる
    ために前記センサに応答する作動要素を含む制御システムとを 備えることを特徴とする通気部。
  80. 【請求項80】 前記ヒータの作動における時間遅延を挿入するために前記
    制御システムと回路中で電気的に接続される遅延を更に含むことを特徴とする請
    求項79に記載の通気部。
  81. 【請求項81】 前記ヒータは前記電線の作動と前記通気孔の形成との間の
    統合的な所定遅延を持つ焦電性のヒューズであることを特徴とする請求項79に
    記載の通気部。
  82. 【請求項82】 前記ヒータは前記流体受入れ口に隣接して位置されている
    ことを特徴とする請求項79に記載の通気部。
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