JP2003518452A - ガス補助式射出成型 - Google Patents

ガス補助式射出成型

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Abstract

(57)【要約】 ガス補助式射出成型を使用した、成型ポリウレタン(又はポリウレタン含有)、特にエラストマー、軟質フォーム及び硬質フォームのような熱可塑性製品の製造。好ましいポリウレタン製品は、可能な場合膨張可能な微小球を含む熱可塑性ポリウレタンである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 ガス補助式射出成型(本明細書中で以後‘GAIM’と呼ぶ)を使用する、成
型ポリウレタン(又はポリウレタン含有)、特にエラストマー、軟質フォーム及
び硬質フォームのような熱可塑性製品の製造。好ましいポリウレタン製品は、熱
可塑性ポリウレタンである。
【0002】 発明の背景 熱可塑性ポリウレタン、本明細書中で以後TPUと呼ぶ、は、公知の熱可塑性
エラストマーである。特にこれらは非常に高い引張及び引裂強さ、低温における
高い可撓性、極めて良好な摩耗及び引掻耐性を示す。これらは、更に油脂及び多
くの溶媒に対する高い安定性、並びにUV照射に対する安定性を有し、そして自
動車及び履き物工業のような多くの最終用途において使用される。
【0003】 軽量材料にういての要求が増加する結果として、低密度TPUを開発する必要
があり、これは、今度は最低でも慣用的な低密度PUと等しい物理的特性を提供
することに対する大きな技術的挑戦を示す。
【0004】 ポリウレタンの靴底及び他の部品を、液体反応物の付加重合反応によって弾性
の固体成型体を製造することはすでに知られている。これまで、使用されている
反応物は、ポリイソシアネート及びポリエステル又はOH基を含むポリエーテル
であった。発泡は低沸点の液体の添加又はCO2によって行われ、これによって
少なくとも部分的に連続気泡を含むフォームを得ていた。
【0005】 TPUの発泡によって材料の重量を減じることは、これまで満足な結果を与え
ていない。アゾジカルボンアミド(発熱)又はナトリウムヒドロカルボネート(
吸熱)基剤の製品のような公知の発泡剤を使用してTPUを発泡させる試みは、
800kg/m3より低い密度で成型することに対して成功していなかった。
【0006】 吸熱性発泡剤の場合、良好な表面仕上がりを得ることができるが、しかし達成
可能な最低の密度は約800kg/m3である。更に、加工は必ずしも一貫して
おらず、そして長い成形品取り出し時間を生じる。比較的低い成型温度のために
、成形品表面において非常に僅かな発泡しか得られないか又は発泡せず、緻密な
厚めの表皮層及び粗い気泡中心部が得られる。
【0007】 発熱性発泡剤を使用することによって、非常に微細な気泡構造を伴なって、よ
り低い密度のフォーム(750kg/m3まで)を達成することができるが、し
かし表面の仕上がりは殆んどの用途について受容不可能であり、そして成形品の
取り出し時間もやはり長い。
【0008】 上記から、短い成形品取り出し時間で製造することができる、改良された表皮
層品質を有する低密度TPUに対する要求が続いていることは明らかである。 ガス補助式射出成型を使用した成型ポリウレタン含有製品の製造が、上記の目
的に合致することを可能にすることが見出されたことは、驚くべきことである。
成形品取り出し時間は有意に減少され、そして工程は低温で行われ、より良好な
バレルの安定性を得ることができる。更に、表皮層の品質及び成形品取り出し時
間を維持又は改善すると共に、更なる密度の減少が得られる。
【0009】 従って本発明は、ガス補助式射出成型を使用することを特徴とする、成型熱可
塑性ポリウレタン製品を製造する方法に関する。 もう一つの態様によれば、ガス注入成型と共にガス対抗圧を使用することによ
る、成型ポリウレタン製品を製造するための方法が提供される。
【0010】 なおもう一つの態様によれば、膨張可能な微小球の存在下で、ガス補助式射出
成型を使用することによる、成型ポリウレタン製品を製造するための方法が提供
される。
【0011】 このようにして得られた低密度熱可塑性ポリウレタン(密度が800kg/m 3 以下である)は、微細な気泡構造、均一な密度分布、非常に良好な表面の外観
、均一な厚みを有する表皮層を有し、そして慣用的なPUと対比される物理的特
性を示し、これらの特性によって、広い範囲の用途に適したものとなる。
【0012】 本発明は、成形品取り出し時に、800kg/m3以下の密度を有する、優れ
た低温動的柔軟特性及び生強度を有するTPU製品を提供する。 “生強度”の用語は、当技術において知られているように、成形品取り出し時
のTPUの基本的結合性及び強度を示す。成型物品、例えば靴底及び他の成型物
品のポリマー表皮質は、90ないし180度の曲げに対して表面の亀裂を示さず
に耐えるために、充分な引張強さ並びに伸び及び引裂強さを保有しなければなら
ない。従来の技術の方法は、この特質を得るために、しばしば最低5分の成形品
取り出し時間を要する。
【0013】 従って、更に本発明は、最低成形品取り出し時間に有意な改良を提供する。即
ち、2ないし3分の成形品取り出し時間が達成でくる。 成形工程にガスを注入することができるように、ガスを加圧することが可能な
別種の装置がある。例は欧州特許第EP467,565号及びEP648,15
7号に引用されている。然しながら、これらのいずれもが成型ポリウレタン、特
に熱可塑性製品の製造には、成功裏には実施されていない。
【0014】 発明の詳細な説明 熱可塑性ポリウレタンは、二官能性イソシアネート混合物とを、少なくとも一
つの二官能性ポリヒドロキシ化合物、更に、所望により連鎖延長剤とを、イソシ
アネート指数が90ないし110の間、好ましくは95ないし105の間、そし
て最も好ましくは98ないし102の間であるような量で反応させることによっ
て得ることが可能である。
【0015】 本明細書中で使用される‘二官能性’の用語は、イソシアネート混合物及びポ
リヒドロキシ化合物の平均官能価が約2であることを意味する。 本明細書中で使用される“イソシアネート指数”の用語は、イソシアネート混
合物中に存在するイソシアネート基を、イソシアネート反応性の水素原子で割っ
た比であり、パーセントで与えられる。言い換えれば、イソシアネート指数は、
混合物中に使用されるイソシアネート反応性水素の量と反応するために、理論的
に必要なイソシアネートの量に対する、混合物中で実際に使用されるイソシアネ
ートのパーセントを表現する。
【0016】 本明細書中で使用されるイソシアネート指数が、イソシアネート成分及びイソ
シアネート反応性成分を含む、実際のポリマー形成工程の観点から考慮されてい
るものとして認めるべきである。改質されたポリイソシアネートを製造する予備
的工程において消費されたいかなるイソシアネート基(当技術においてカシ−又
はセミ−プレポリマーと呼ばれるイソシアネート誘導体を含む)或いは改質され
たポリオール又はポリアミンを製造するためにイソシアネートと反応したいかな
る活性水素も、イソシアネート指数の計算には考慮されない。実際のエラストマ
ー形成段階に存在する遊離のイソシアネート基及び遊離のイソシアネート反応性
水素のみが考慮される。
【0017】 二官能性イソシアネート混合物は、いかなる脂肪族、脂環族又は芳香族イソシ
アネートをも含むことができる。好ましいものは、芳香族ジイソシアネート、そ
して更に好ましくはジフェニルメタンジイソシアネートを含むイソシアネート混
合物である。
【0018】 本発明の方法において使用されるポリイソシアネート混合物は、本質的に純粋
な4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート、或いはこのジイソシアネート
と、一つ又はそれ以上の他の有機ポリイソシアネート、特に他のジフェニルメタ
ンジイソシアネート異性体、例えば2,4’−異性体との、所望により2,2’
−異性体を伴なう混合物からなることができる。ポリイソシアネート成分は、更
に少なくとも95重量%の4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネートを含む
ポリイソシアネート混合物から誘導されるMDI変性体であることができる。M
DI変性体は、当技術において公知であり、そして本発明による使用に対して、
特に前記ポリイソシアネート混合物にカルボジイミド基を導入することによって
、及び/又は一つ又はそれ以上のポリオールと反応させることによって得られる
液体生成物を含む。
【0019】 好ましいポリイシシアネート組成物は、少なくとも80重量%の4,4’−ジ
フェニルメタンジイソシアネートを含むものである。更に好ましくは、4,4’
−ジフェニルメタンジイソシアネート含有率は、少なくとも90、そして最も好
ましくは少なくとも95重量%である。
【0020】 使用される二官能性ポリヒドロキシ化合物は、500ないし20000間の分
子量を有し、そしてポリエステルアミド、ポリチオエーテル、ポリカーボネート
、ポリアセタール、ポリオレフィン、ポリシロキサン、ポリブタジエン、そして
特にポリエステル及びポリエーテル又はこれらの混合物から選択することができ
る。SBS、SIS、SEBS又はSIBSのようなヒドロキシ末端スチレンブ
ロックコポリマーのような他のジヒドロキシ化合物も同様に使用することができ
る。
【0021】 二つ又はそれ以上のこのような又は他の官能価の化合物の、そして全混合物の
平均官能価が約2であるような比の混合物も、更に二官能性ポリヒドロキシ化合
物として使用することができる。ポリヒドロキシ化合物において、実際の官能価
は、例えば末端のある程度の不飽和のために、開始剤の平均官能価より僅かに低
いことができる。従って、混合物の所望する平均官能価を達成するために、少量
の三官能性ポリヒドロキシ化合物が同様に存在することができる。
【0022】 使用することができるポリエーテルジオールは、必要な場合二官能性開始剤の
存在中の、環式オキシド、例えばエチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチ
レンオキシド又はテトラヒドロフランの重合によって得られる生成物を含む。適
当な開始剤化合物は、2個の活性水素原子を含み、そして水、ブタンジオール、
エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、ネオペ
ンチルグリコール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,
6−ペンタンジオール、等を含む。開始剤及び/又は環式オキシドの混合物を使
用することができる。
【0023】 特に有用なポリエーテルジオールは、従来の技術において完全に説明されてい
るような、エチレン又はプロピレンオキシドの、二官能性開始剤に対する同時又
は逐次的付加によって得られるポリオキシプロピレンジオール及びポリ(オキシ
エチレン−オキシプロピレン)ジオールを含む。オキシエチレン単位の全重量に
基づいて、10−80%のオキシエチレン含有率を有するランダムコポリマー、
25%までのオキシエチレン含有率を有するブロックコポリマー及び50%まで
のオキシエチレン含有率を有するランダム/ブロックコポリマー、特にオキシエ
チレン基の少なくとも一部分をポリマー鎖の末端に有するものを挙げることがで
きる。他の有用なポリエーテルジオールは、テトラヒドロフランの重合によって
得られるポリテトラメチレンジオールを含む。更に適したものは、低い不飽和度
(即ち、ジオールのグラム当たり0.1ミリ当量より低い)を含むポリエーテル
ジオールである。
【0024】 使用することができる他のジオールは、先に記載した種類のジオール中の付加
または縮合ポリマーの分散物又は溶液を含む。しばしば‘ポリマー’ジオールと
呼ばれるこのような改質ジオールは、従来の技術において完全に説明されており
、そして高分子ジオール、例えばポリエーテルジオール中の、一つ又はそれ以上
のビニルモノマー、例えばスチレン及びアクリロニトリルのin situの重
合によって、或いは高分子ジオール中の、ポリイソシアネート、及びトリエタノ
ールアミンのようなアミノ−及び/又はヒドロキシ反応性の化合物間のin s
ituの反応によって得られる生成物を含む。
【0025】 5ないし50%の分散されたポリマーを含むポリオキシアルキレンジオールも
同様に有用である。50ミクロンより小さい分散されたポリマーの粒子の大きさ
が好ましい。
【0026】 使用することができるポリエステルジオールは、二価のアルコール、例えばエ
チレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブ
タンジオール、ネオペンチルグリコール、2−メチルプロパンジオール、3−メ
チルペンタン−1,5−ジオール、1,6−ヘキサンジオール又はシクロヘキサ
ンジメタノール或いはこのような二価のアルコールの混合物;と、ジカルボン酸
又はこれらのエステル形成誘導体、例えばコハク酸、グルタル酸及びアジピン酸
又はこれらのジメチルエステル、セバシン酸、無水フタル酸、テトラクロロフタ
ル酸無水物又はテレフタル酸ジメチル或いはこれらの混合物;との反応生成物(
末端にヒドロキシルを有する)を含む。
【0027】 ポリエステルアミドは、エタノールアミンのようなアミノアルコールのポリエ
ステル化混合物中に含めることによって得ることができる。 使用することができるポリチオエーテルジオールは、チオジグリコールを、単
独で縮合するか、或いは他のグリコール、アルキレンオキシド、カルボン酸、ホ
ルムアルデヒド、アミノアルコール又はアミノカルボン酸と縮合するかのいずれ
かによって得られる生成物を含む。
【0028】 使用することができるポリカーボネートジオールは、ジエチレングルコール、
トリエチレングリコール又はヘキサンジオールのようなグリコールを、ホルムア
ルデヒドと反応させることによって調製されるものを含む。適当なポリアセター
ルは、環式アセタールを重合させることによっても調製することができる。
【0029】 適当なポリオレフィンジオールは、ヒドロキシ末端ブタジエンホモ−及びコポ
リマーを含み、そして適当なポリシロキサンジオールは、ポリジメチルシロキサ
ンを含む。
【0030】 適当な二官能性連鎖延長剤は、脂肪族ジオール、例えばエチレングリコール、
1,3−プロパンジオール、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、1,6−ヘキサンジオール、1,2−プロパンジオール、2−メチルプロパ
ンジオール、1,3−ブタンジオール、2,3−ブタンジオール、1,3−ペン
タンジオール、1,2−ヘキサンジオール、3−メチルペンタン−1,5−ジオ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール及びトリプロピレングリ
コール、並びにアミノアルコール、例えばエタノールアミン、N−メチルジエタ
ノールアミン等を含む。1,4−ブタンジオールが好ましい。
【0031】 本発明による方法に適したTPUは、いわゆるワンショットの、セミプレポリ
マー又はプレポリマー法で、成型、押出又は当業者にとって既知のいかなる他の
方法によっても製造することができ、そして一般的にグラニュール又はペレット
として供給される。
【0032】 所望により、少量の、即ち全混合物に基づいて30、好ましくは20、そして
最も好ましくは10重量%までのPVC、EVA又はTRのような他の慣用的な
熱可塑性エラストマーを、TPUに配合することができる。
【0033】 ガス注入法及び機器は、以下の態様の一つ又はそれ以上を含むことができる: ガスは、混合物であることができる。ガスの注入は、混合を援助するために又
は外部から金型に流すために使用することができる。ガスの注入は、本明細書中
で以後‘GARIM’と呼ばれる反応射出成型に適用することができる。注入装
置は:対抗圧;補助ガス注入;及び物理的発泡;の一つ又は全てを同時に供給す
るために使用することができる。ガス注入は、化学薬品/ポリマー加工器機に、
即ち、押出機のバレル中に、反応射出成型装置の原料に、又はポリウレタン配合
物ヘッドに送入することができる。これは、‘ワンバブル’形式で設計するか、
又はポリマー溶融物に物理的発泡剤を導入する方法かのいずれかであることがで
きる。ガスの注入個所以降ではインライン混合装置を使用することができる。
【0034】 成形工程は、以下の態様の一つ又はそれ以上を含むことができる: ガス注入は、金型キャビティーに挿入された管に行うことができる。この管は
、金型に残すか、又は取り外すかのいずれかにすることができる。入り口‘管’
又はガス注入ノズル(又は管)を経由するガスは、表皮質の厚み、固化若しくは
硬化速度、又は表皮質の形成の防止にさえ影響するように、より熱く又はより冷
たくかのいずれかに温度制御することができる。注入された材料の、固体の冷却
された(又は硬化された)‘管’を、ガス注入個所の周囲に意図的に形成するこ
とができる。ガスの‘対抗圧’及びガス注入はいっしょに使用することができ、
発泡材料中の気泡成長の開始及び進行を完全に制御することを可能にする。
【0035】 驚くべきことに、対抗圧を伴なうTPUの発泡が、いかなる対抗圧も伴なわな
い同様な条件下で製造された部品と比較して、溶融流れの経路に沿って慣用的な
TPUと等しい物理的特性を伴なって、より均一な密度分布及び微細な気泡構造
を示すことが見出された。典型的には、TPUの発泡は、発泡剤又は膨張可能な
微小球或いはこれらの組み合わせを伴なって行われる。
【0036】 ガス注入は、使い捨て可能な又は再使用可能な、そして成型された部品中に残
されるか又は取り出されるかのいずれかをされるバルーン中に行うことができる
。GAIM及びGARIMの両方は、‘内側発泡’を可能にするために使用する
ことができる。最初に、注入された材料は、中心部に気泡が形成される間、発泡
が防止される。一旦中心部の気泡からの圧力が除去されたならば、材料は‘内側
’に発泡することができる。ガスの注入は、剥離を補助するために成型された部
品の表面及び金型の壁間に行わうことができる。ガス注入孔は、注入が行われる
前に金型中に他の物質を注入するために使用することもできる、即ち、金型塗布
剤、ペンキ又は金型剥離剤を‘散布’することができる。ガス注入は、複合成型
への適用(例えばSRIM)において使用して、補強材料を通る化学薬品の流れ
を促進し、そして捕捉されたガスの置換を補助することによって、表面の欠陥(
気泡、包含物、不良な浸潤)を減少することができる。特別に設計された金型に
おいて、そして同等な製品の品質を維持しながら、より高い粘度の材料、より高
い分子量の材料、分解温度から隔たった温度で操作されるようなより低い溶融温
度、及びより低い金型温度の使用を可能にするために、注入手段を使用すること
ができる。ガス注入は、金型上に層を形成して、積層物(例えば薄い脂肪族の被
覆、続いて熱可塑性ポリウレタン材料の吹きつけ)を形成するために使用するこ
とができる。注入個所/ゲートの数は、ガスの注入に対する商業的に入手可能な
器機と比較して減らすことができる。ランナー空間を吹き払うことによるランナ
ー廃棄物を減少することができる。注入されたガス/液体/等は、温度を変化さ
せて、製造される部品を加熱/冷却することができる。慣用的な発泡剤及びガス
補助とは異なった比を使用することができる。慣用的な発泡剤によって生成され
る吸熱又は発熱は、ガス注入温度を変化することによって、相殺又は援助するこ
とができる。ポリマーは、更に膨張可能な微小球を含むことができる。
【0037】 いかなる膨張可能な、好ましくは熱的に膨張可能な微小球を本発明において使
用することができる。然しながら、炭化水素、特に脂肪族又は脂環族炭化水素が
好ましい。
【0038】 本明細書中で使用される“炭化水素”の用語は、ハロゲン化されていない及び
一部又は完全にハロゲン化された炭化水素を含むことを意図している。 本発明において特に好ましい(環式)脂肪族炭化水素を含む熱的に膨張可能な
微小球は、商業的に入手可能である。これらは、膨張された及び膨張されていな
い微小球を含む。好ましい微小球は、典型的には10ないし15ミクロンの平均
直径を持つ小さい球形の粒子からなる、膨張されていない又は部分的に膨張され
ていない微小球である。球は、ガスを通さない高分子の殻(例えばアクリロニト
リル又はPVDCからなる)で形成され、(環式)脂肪族炭化水素、例えば液体
イソブタンの微小な液滴をカプセル化している。これらの微小球が、熱可塑性の
殻を軟化し、そしてその中にカプセル化された(環式)脂肪族炭化水素を蒸発さ
せるために充分な高温度(例えば150℃ないし200℃)の熱にさらされた場
合、得られたガスは、殻を膨張し、そして微小球の体積を増加する。膨張した場
合、微小球はその本来の直径の3.5ないし4倍の直径を有し、その結果、その
膨張した体積は、膨張していない状態のその最初の体積より約50ないし60倍
大きい。このような微小球の例は、スェーデンのAKZO Nobel Ind
ustriesによって市販されているEXPANCEL−DU微小球である(
‘EXPANCEL’は、AKZO Nobel Industriesの商標
である)。
【0039】 本発明の一つの態様によれば、ポリマー溶融物中の溶解ガス、最も普通には二
酸化炭素及び窒素の存在が、熱可塑性ポリウレタンの溶融範囲及びレオロジー的
特性を改質するために使用して、膨張可能な微小球の有効性を改良することがで
きることがいまや驚くべきことに見出された。
【0040】 ガスは、多くの方法によってポリマー溶融物に導入することができる: −溶融加工成型機に50ないし150バールの圧力下で注入されるガスとして。
射出成型において、ガスは、バレルに、ノズルに又は直接金型キャビティーに注
入することができる。好ましいものは、ガスを成型機のバレルに注入し、そして
得られた溶融物を混合装置を使用して、ホモジナイズすることである。成型機の
バレル中の溶融物に加えられる圧力によってガスを溶液中に維持する。 −溶融加工成型機中に直接注入される超臨界液体として。再び射出成型において
、このガスは、射出成型機のバレル中に注入し、そして混合装置を使用して、溶
解したガスが溶融物中に完全に分散することを確実にすることができる。加工成
型機中の溶融物に加えられる圧力によってガスを溶液中に維持する。 −高温でガスを放出する化学的発泡剤によって、このような発泡剤は、二酸化炭
素を放出する重炭酸ナトリウム/クエン酸型、又は窒素を放出するアゾジカルボ
ンアミド型である。ここにおいてポリマーの溶融範囲及びそのレオロジーは、化
学的発泡剤及び得られるガスの存在によって影響される。化学的発泡剤は、通常
固体の形であり、そして溶融加工成型機にポリマーと共に加えられる。
【0041】 好ましい態様において、発泡剤が系に加えられ、これは発熱性又は吸熱性発泡
剤或いは両者の混合物のいずれかであることができる。然しながら、最も好まし
くは吸熱性発泡剤が加えられる。
【0042】 発泡熱可塑性樹脂の調製に使用されるいかなる既知の発泡剤も、発泡剤として
本発明において使用することができる。 適当な化学的発泡剤の例は、窒素又は二酸化炭素のようなガス状化合物、ガス
(例えばCO2)形成化合物、例えばアゾジカルボンアミド、炭酸塩、重炭酸塩
、クエン酸塩、硝酸塩、水素化臭素酸塩、炭化物、例えばアルカリ土類及びアル
カリ金属炭酸塩及び重炭酸塩、例えば重炭酸ナトリウム及び炭酸ナトリウム、炭
酸アンモニウム、ジアミノジフェニルスルホン、ヒドラジド、マロン酸、クエン
酸、モノクエン酸ナトリウム、尿素、アゾジカルボン酸メチルエステル、ジアザ
ビシクロオクタン及び酸/炭酸塩混合物を含む。
【0043】 好ましい吸熱性発泡剤は、重炭酸塩及びクエン酸塩を含む。 適当な物理的発泡剤は、揮発性液体、例えばクロロフルオロカーボン、部分的
にハロゲン化された炭化水素又はハロゲン化されていない炭化水素、例えばプロ
パン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン及び/又はネオペ
ンタンを含む。
【0044】 好ましい吸熱性発泡剤は、特に欧州特許出願EP−A158212及びEP−
A211250中で開示されているような、いわゆる‘HYDROCEROL’
発泡剤であり、これはこの名前でいられており、そして商業的に入手可能である
(‘HYDROCEROL’は、Clariantの商標である)。
【0045】 アゾジカルボンアミド型発泡剤が発熱性発泡剤として好ましい。 微小球は、通常100重量部の熱可塑性ポリウレタン当たり0.1ないし5.
0重量部の量で使用される。100重量部の熱可塑性ポリウレタン当たり0.5
ないし4.0重量部の微小球が好ましい。最も好ましくは、微小球は、100重
量部の熱可塑性ポリウレタン当たり1.0ないし4.0重量部の量で加えられる
【0046】 加えられる発泡剤の全量は、通常100重量部の熱可塑性ポリウレタン当たり
0.1ないし5.0重量部である。好ましくは、100重量部の熱可塑性ポリウ
レタン当たり0.5ないし4.0重量部の発泡剤が加えられる。最も好ましくは
、発泡剤は、100重量部の熱可塑性ポリウレタン当たり1.0ないし3.0重
量部の量で加えられる。
【0047】 熱可塑性樹脂の加工において慣用的に使用される添加剤は、更に本発明の方法
において使用することができる。このような添加剤は、触媒、例えば第三アミン
及びスズ化合物、界面活性剤及び発泡安定剤、例えばシロキサン−オキシアルキ
レンコポリマー、難燃剤、帯電防止剤、流動性補助剤、有機及び無機充填剤、顔
料並びに内部用離型剤を含む。
【0048】 本発明の方法によって得ることが可能な発泡熱可塑性ポリウレタンは、例えば
履き物又はハンドルのような一体型表皮質の適用を含む熱可塑性ゴムのいかなる
適用における使用に対しても特に適している。
【0049】 受注生産による熱可塑性ポリウレタンは、本発明による方法を使用して更に効
率よく製造することができる。受注生産による熱可塑性ポリウレタンは、一般的
に熱可塑性樹脂から製造される物品のいずれにも形成することができる。物品の
例は、自動車の内部及び外部部品、例えば内部パネル、バンパー、電気用品の収
納容器、例えばテレビジョン、パーソナルコンピューター、電話、ビデオカメラ
、時計、ノートブックパーソナルコンピューター;包装材料;レジャー用品;運
動用具及び玩具である。
【0050】 異なった種類の製品が、ガス補助式射出成型を使用して製造することができる
。 ガス注入は、発泡の開始及び場所を変化させて、部品内の気泡の方向性を変化
させるために使用することができる。同様に密度の分布を変化させることができ
る。ガス注入は、布被覆又は埋め込みインサートのような現場注入発泡を使用し
て、達成される浸透又は接着性を改良することができる。ガスの圧力(及び/又
は成型温度)は、表皮層の厚み及び表面の明確さを制御するために変化させるこ
とができる。ガス注入は、中空の発泡部品を形成するために使用することができ
る。連続及び独立気泡のフォームの組み合わせを持つ部品を製造することができ
る。中空部品を形成し、そして次いで中空の袋部分にフォームを注入することが
できる。
【0051】 実施例 本発明は、以下の実施例によって例示されるが、しかし制約されるものではな
い: 実施例は、化学的発泡剤及びガス対抗圧を伴なう高圧法を使用した、TPUの
発泡を説明する。全ての実験は、Demag Ergotechから入手した通
常の80トン射出成型機を使用して行った。対抗圧法を行うために特別な金型を
設計し、そして製造した。特注で製造した金型のキャビティーは、金型が閉じら
れた場合に一定の対抗圧を維持することができるようにシールされる。実験に使
用された金型は、二つの可変式インサート及びバーゲートを持つ単一キャビティ
ーの金型である。
【0052】 製造された部品は、直径115mmで、そしてインサートによるが、厚さ8m
m又は4mmの円板である。 ガス装置は、MAXIMATORから入手した、GAIM(ガス補助式射出成
型)に使用される通常の機械であった。対抗圧に使用されたガスは窒素(N2
であった。
【0053】 図1は、対抗圧法を使用した射出成型サイクルの工程を示す。対抗圧は、金型
を閉じると直ぐに蓄積される。対抗圧がキャビティーに設定された後、ポリマー
/ガス溶融物の注入が開始される。キャビティーは、対抗圧を一定に保ちながら
部分的に満たされる。対抗圧の意図は、早まった発泡を抑制し、そしてガスを溶
液中に保持することにある。注入期の後、圧力は周囲圧力に減少される。キャビ
ティー中のポリマー溶融物は膨張し、そしてキャビティーは100%まで満たさ
れる。
【0054】 対抗圧を伴なって製造された発泡TPU部品は、いかなる対抗圧も伴なわない
同様な条件下で製造された部品と比較して、溶融流れの経路に沿って慣用的な発
泡TPUと等しい物理的特性を伴なって、より均一な密度分布及び微細な気泡構
造を示す。
【図面の簡単な説明】
【図1】対抗圧法を使用した射出成型サイクルの工程を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 4F206 AA31 AB02 AG20 AM30 AR025 JA04 JF04 JF06 JL02 JM04 JN11 JN27 JQ81

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ガス補助式射出成型を使用することを特徴とする、成型ポリウレタン製品を製
    造する方法。
  2. 【請求項2】 ガスの対抗圧が、ガス補助式射出成型と共に使用される、請求項1に記載の方
    法。
  3. 【請求項3】 前記成型ポリウレタン製品を製造するための前記ポリマーが、膨張可能な微小
    球を含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 発泡剤が存在する、請求項1、2又は3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記成型ポリウレタン製品が、熱可塑性ポリウレタンである、請求項1ないし
    4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記微小球の量が、熱可塑性ポリウレタンの100重量部当たり1.0ないし
    4.0重量部の間である、請求項3ないし5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記発泡剤の量が、熱可塑性ポリウレタンの100重量部当たり0.5ないし
    4.0重量部の間である、請求項4ないし6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記対抗圧として使用されるガスが、窒素及び/又は二酸化炭素である、請求
    項1ないし7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記微小球が、熱的に膨張可能である、請求項3ないし8のいずれか1項に記
    載の方法。
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