JP2003517247A - 信号探索方法および装置 - Google Patents

信号探索方法および装置

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JP2003517247A JP2001545459A JP2001545459A JP2003517247A JP 2003517247 A JP2003517247 A JP 2003517247A JP 2001545459 A JP2001545459 A JP 2001545459A JP 2001545459 A JP2001545459 A JP 2001545459A JP 2003517247 A JP2003517247 A JP 2003517247A
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ブイ. ガルモノフ,アレキサンダー
エス. クラフツォバ,ガリナ
アイ. シュキン,ニコライ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CDMAシステムなどの通信システムにおける信号探索を容易にすること。 【解決手段】 基準信号のコード位相は、一つの信号スキャンサイクルを構成するN個の連続相関間隔でN個の可能なコード位相にわたって変更される。複数の相関間隔に対する同一コード位相の相関結果は、コンバイナおよびバッファを用いて連続信号スキャンサイクルにわたって累積され、受信信号中の一つまたはそれ以上の希望信号の存在およびコード位相が、累積相関結果に基づいて決定される。一実施の形態では全ての相関結果が累積される。他の実施の形態では、より大きい値の相関結果だけを累積することによってメモリの要求を軽減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、受信信号と基準信号の相関を用いて信号を探索するための方法およ
び装置に関し、特にCDMA(符号分割多元接続)無線セルラ通信システムにお
いてCDMAを用いて広域信号の存在およびコード位相を探知するための方法お
よび装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CDMA信号を使用する通信システムは、その容量、周波数プランニング、通
信品質、無許可アクセスからの保護、および干渉に対するイミュニティの点で利
点を有する。しかし、CDMAシステムの設計における重要な課題は、受信信号
に含まれる希望信号と局所的に発生する基準信号との間の正確な同期化を達成す
る必要性から生じる。
【0003】 この同期化の第1ステップは、基準信号を構成する疑似雑音(PN)のコード
位相および周波数など、一つまたはそれ以上のパラメータが変動する信号探索プ
ロセスであり、希望信号の存在に関する仮説は順次評価される。これは著しい時
間およびCDMAシステム受信機のハードウェア資源を使用する。
【0004】 さらに詳しくは、オフセット位置または基準信号の状態と呼ばれる基準信号の
パラメータの値の可能なセットごとに、受信信号との相関が実行され、結果とし
て得られる相関値を評価して、それぞれのオフセットまたは位置を持つ希望信号
の存在または不在の見込みが決定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
CDMA無線セルラ通信システムにおける通信信号はフェージングを受け、そ
こでRF信号振幅が低減し位相が変動して、信号探索プロセスの実質的な劣化を
引き起こす。
【0006】 高速信号位相分散または高速フェージングに対抗するために、たとえばムカイ マナブおよびセリザワ ミツムによる「DS−SS Code Acquit
ion in a Rapid Fading Environment(高速
フェージング環境におけるDS−SS符号捕捉)」(IEEE 0−7803−
2742−X/95、281から285ページ、1995年)から、累積間隔T
Aを複数のm個の連続した短い間隔TCOHに分割して、TA=mTCOHとな
るようにすることが知られている。
【0007】 各間隔TCOHの持続時間は、この間隔中に信号の位相が感知されるほど変化
しないように充分に小さくなるように選択され、したがってそれは信号コヒーレ
ンス間隔と呼ばれる。しかし低速フェージングは、それぞれのオフセットを持つ
希望信号の存在または不在を決定するために使用される累積相関結果をその長期
値からかなり相違させることがあり、結果的に脱落または誤り信号検出の確率が
増加する。この欠点を緩和するために累積間隔TAの長さを増加すると、信号探
索時間が望ましくないほど増加する。
【0008】 低速フェージングの効果はダイバーシティ方法、たとえば空間ダイバーシティ
技術を使用することによって低減することができ、空間ダイバーシティでは比較
的独立したフェージング特性を持つ信号が二つまたはそれ以上の間隔配置された
アンテナによって受信され、これらの信号の相関結果が結合される。しかし、こ
れは受信機の複雑さを望ましくないほど増大し、複数の間隔配置されたアンテナ
の使用は、特に小型の携帯用受信機の場合には実用的でない。
【0009】 1996年8月27日に発行された「Sync Acquisition a
nd Tracking Circuit for DS/CDMA Rece
iver(DC/CDMA受信機のための同期捕捉およびトラッキング回路」と
称する米国特許第5,550,811号は、非コヒーレント累積を実行するため
にセレクタスイッチが各位置またはパラメータセットの相関結果を周期的にそれ
ぞれのコンバイナに供給する、低速フェージングを補償するための時間ダイバー
シティ構成を開示している。
【0010】 スイッチング周期はフェージング周期に従って決定されるので、累積相関結果
は信号フェージングに関連して平均される。この構成は、セレクタスイッチ、そ
の制御構成、およびパラメータセットまたは位置の数だけのコンバイナを必要と
し、実現が複雑であるという欠点を持つ。たとえば、IS−95 CDMA無線
セルラ通信システムで基地局からのパイロット信号を探索する移動局の場合、N
=32768個の可能なPNコード位相または位置がある。
【0011】 アンドリュー・J・ビタビによる「CDMA.Principles of
Spread Spectrum Communication(CDMA.ス
ペクトル拡散通信の原理)」(Addison−Wesley Commnic
ation Series, 1995年)の3.4.1節「Single−P
ass Serial Search(単一パス逐次探索)」は、連続する隣接
信号コヒーレンス間隔TCOHのm個の相関推定値が累積間隔TA=mTCOH
中に累積される信号探索法を開示している。
【0012】 800MHzの周波数で1.25MHzの信号帯域幅を持つIS−95 CD
MAシステムでは、レイリーフェージング周期は約20から50msであるのに
対して、アクセスチャネル信号累積間隔の長さは1.2から2.4msである。
したがって、フェージングによる実質的な信号振幅の変動が累積間隔TA内に発
生し得、結果的に脱落および誤り信号検出の確率が増加する。
【0013】 本発明は、CDMAシステムなどの通信システムにおける信号探索を容易にす
ることのできる方法および装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の一態様では、CDMA通信システム用の信号探索装置は、少なくとも
一つの基準信号を発生し、受信信号の位相が相関間隔中に感知されるほど変化し
ないようにそれぞれ充分に短い相関間隔で、基準信号を受信信号と相関させる。
複数の前記相関間隔に対し同一コード位相の相関結果が累積され、受信信号内の
一つまたはそれ以上の希望信号の存在およびコード位相が累積相関結果に従って
決定される。基準信号のコード位相は、1信号スキャンサイクルを構成するN個
の連続相関間隔でN個全部の可能なコード位相にわたって変更される。本発明の
この態様は、これらの機能を実行するための手段、たとえばデジタル信号プロセ
ッサをも提供する。
【0015】 本発明の別の態様は、受信信号を基準信号と相関させ、基準信号の少なくとも
一つのパラメータを変化させて受信信号と基準信号との間でN個の可能なオフセ
ットの異なるオフセットに対し相関結果を生成する信号探索の方法であって、ス
キャンサイクルで、受信信号が感知されるほど変化しない相関間隔中に、受信信
号とそれぞれの各オフセットを持つ基準信号との間の相関からN個の可能なオフ
セットのそれぞれに対しそれぞれの相関結果を生成するステップで、前記少なく
とも一つのパラメータを前記相関の連続する相関の間で変化させて成るステップ
と、連続スキャンサイクルで対応するオフセットを有する複数の前記相関に対し
相関結果を累積して、累積された相関結果から希望信号の存在およびオフセット
を決定することを可能にするステップとを含む方法を提供する。
【0016】 この方法の一実施の形態では、受信信号と基準信号との間でN個全部の可能な
オフセットに対し相関結果を累積する。別の実施の形態では、この方法は、N個
の可能なオフセットのうちのL個に対し最大の相関結果をスキャンサイクルで決
定するステップを含み、ここでLはNより低い整数であり、相関結果は前記L個
のオフセットに対してのみ累積される。
【0017】 さらなる実施の形態は、N個の可能なオフセットのうちJ個づつのグループL
個のそれぞれに対し最大の相関結果をスキャンサイクルで決定するステップを含
み、ここでL=N/Jであり、相関結果は前記L個のグループそれぞれの最大の
相関結果に対してのみ累積される。これら最後の実施の形態のそれぞれにおいて
、それぞれの各オフセットの識別、たとえば位置カウントは、それぞれの累積相
関結果に関連させて格納することができる。
【0018】 本発明のさらなる態様は、CDMA通信システムの受信信号中の希望信号の存
在およびPNコード位相を検出する方法であって、スキャンサイクル中、N個の
相関間隔の連続する間隔でN個の可能なPNコード位相の異なるコード位相を持
つ基準信号を生成するステップと、前記相関間隔中に受信信号を基準信号と相関
させてそれぞれの相関結果を生成するステップと、相関結果の少なくとも幾つか
を連続スキャンサイクルにわたって累積するステップと、累積された相関結果か
ら希望信号の存在およびコード位相を決定するステップとを含む方法を提供する
【0019】 相関結果は各スキャンサイクルのN個全部の相関間隔に対して累積することが
できる。代替的に、相関結果は、スキャンサイクルで最大の相関を有するL個の
相関間隔に対してだけ累積することができ、ここでLはNより低い整数であり、
該方法は前記最大相関を決定するステップと前記L個の相関間隔のそれぞれの識
別をそれぞれの累積相関結果に関連させて格納するステップとを含む。
【0020】 さらなる代替例として、相関間隔は各スキャンサイクルにJ個の相関間隔づづ
のL個のグループを含むことができ、ここでLおよびJは整数であり、かつL=
N/Jであり、相関結果は、J個の相関間隔の各グループ中の相関間隔のうち、
スキャンサイクルで最大の相関を提供する一つに対してだけ累積することができ
、該方法は前記最大相関を決定するステップと、それぞれのグループのJ個の相
関間隔の中から前記最大相関を提供する各相関間隔の識別をそれぞれの累積相関
結果に関連させて格納するステップとをさらに含む。
【0021】 本発明はまた、CDMA(符号分割多元接続)通信システム用の信号探索装置
であって、制御ユニットと、スキャンサイクル中のN個の連続相関間隔のそれぞ
れの間隔でN個のコード位相のうちの異なる位相を持つ基準信号を発生させるた
めに制御ユニットによって制御される基準信号発生器と、各相関間隔が充分に短
いので受信信号の位相は相関間隔中に感知されるほど変化せず、連続相関間隔で
受信信号を基準信号と相関させてそれぞれの相関結果を生成するための相関器と
、制御ユニットに応答して複数のスキャンサイクルで複数の対応する相関間隔の
それぞれに対して相関器からの相関結果を累積して、受信信号中の希望信号の存
在およびコード位相をそこから決定することを可能にするそれぞれの累積相関結
果を生成するためのアキュムレータとを含む信号探索装置をも提供する。
【0022】 後述する探索器の第1の実施の形態では、アキュムレータは、前記N個のコー
ド位相のそれぞれに対する累積相関結果を格納するためのバッファを含む。第2
の実施の形態では、信号探索装置はスキャンサイクルでN個のコード位相のうち
のL個に対し最大の相関結果を決定するためのユニットを含み、アキュムレータ
は前記L個のコード位相のそれぞれに対する累積相関結果およびそれぞれのコー
ド位相を識別する関連カウントを格納するためのバッファを含み、ここでLはN
より低い整数である。
【0023】 第3の実施の形態では、相関間隔は各スキャンサイクルにJ個の相関間隔づつ
のL個のグループを含み、ここでL=N/Jであり、信号探索装置は、スキャン
サイクルでJ個の相関間隔の各グループに対し最大の相関結果を決定し、かつそ
れぞれのグループの対応する相関間隔を識別するカウントを提供するための検出
器をさらに含み、アキュムレータは、L個のグループのそれぞれに対し相関結果
およびそれに関連付けられるカウントを格納するためのバッファと、L個のグル
ープのそれぞれに対し格納された相関結果を少なくとも一つの後続スキャンサイ
クルで前記カウントによって識別される同じコード位相に対する相関結果だけ増
加するためのコンバイナとを含む。この場合、コンバイナは、前記カウントによ
って識別される同じコード位相の相関結果がJ個の相関間隔のそれぞれのグルー
プの最大の相関結果であると検出器が決定した時だけ、格納された相関結果をそ
れぞれの後続スキャンサイクルで増加するように構成することができる。
【0024】 信号探索装置は、累積された相関結果のうち最大の一つまたはそれ以上を決定
して、受信信号中の一つまたはそれ以上の希望信号の存在およびコード位相を決
定するための決定ユニットを含むことができる。
【0025】 本発明の実施の形態は、上述した先行技術に比較して著しい利点をもたらすこ
とができる。特に、それらは実現が単純であり、かつ脱落および誤り信号検出確
率の実質的な改善をもたらすことができ、かつフェージング環境に対するそれら
の相対的イミュニティのため、CDMAセルラ通信システムにおける複数の基地
局からのパイロット信号などの複数の希望信号の検出を容易にすることができる
。後述する第2および第3の実施の形態は低減されたメモリ要件をも持ち、これ
はコード位相の数Nが非常に大きい場合に特に重要である。
【0026】 発明は、添付の図面に関連して述べる例としての以下の説明から一層よく理解
されるであろう。異なる図面における同様の要素は、同一の参照番号によって表
示される。
【0027】
【発明の実施の形態】
図面を参照すると、図1は、たとえばCDMAセルラ通信システムで信号を検
出するための既知の広帯域信号探索装置を示す。該信号探索装置は、基準疑似雑
音(PN)信号発生器10と、相関器12と、アキュムレータ14と、決定ユニ
ット16と、タイミング制御ユニット18とを含む。
【0028】 該信号探索装置は相関器12の入力20に供給される希望RF信号を検出する
ために働き、RF信号は公称搬送周波数f0を持ち、直交位相の二つの成分Iお
よびQの和を含み、これらの成分はそれぞれスペクトル拡散PNシーケンスまた
はPNコードPNIによって変調される。
【0029】 一般的に、かつ以下の説明で想定される通り、PNコード位相は、それを基準
にして信号探索が行われるタイミングパラメータと想定される。しかし、入力信
号周波数fなど、追加のパラメータが関与することがあることは理解することが
できる。いかなる場合も、信号探索を実行するために、探索範囲または不確定域
内でそれぞれのパラメータのセットにそれぞれ対応して、N個のオフセット、位
置、または状態(単に位置におけるバランスと呼ばれる)がそれぞれのセットの
パラメータに対応して設けられる。
【0030】 PNコード位相探索の場合、それぞれのPNコード位相値は各位置に対応し、
N個の位置の隣接位置のPNコード位相間の距離は通信システムの1基本シンボ
ルまたは1チップを超えない。基準信号発生器10はPNコードシーケンスPN
IおよびPNQならびに基準周波数信号cos2 f0tを生成して相関器12
に供給する。ここで、tはタイミング制御ユニット18から供給されるタイミン
グパルスによる時間を表わす。
【0031】 図2を参照すると、相関器12は乗算器22、24、26、28、30および
32、直交位相シフタ34、低域フィルタ(LPF)36および38、インバー
タ40、累積コンバイナ42および44、二乗ユニット46および48、ならび
にコンバイナ50を含む。基準周波数信号cos 2 f0tは、乗算器22で
入力20からの信号を乗算され、位相シフタ34によって移相され、その結果は
乗算器24で入力20からの信号を乗算され、これらの錠前期の出力はそれぞれ
LPF36および38によって低域濾波され、それぞれIおよびQ復調チャネル
信号を生成する。
【0032】 これらの信号はそれぞれ乗算器26および38の第1入力ならびに乗算器28
および32の第1入力に供給される。乗算器26の第2入力にPNコードシーケ
ンスPNIが供給され、乗算器28および30のそれぞれの第2入力にPNコー
ドシーケンスPNQが供給され、乗算器32の第2入力にはインバータ40によ
る極性反転後のPNコードシーケンスが供給される。
【0033】 それぞれの場合に後述する信号コヒーレンス間隔TCOHにわたって、乗算器
26および28の出力は累積コンバイナ42によって結合されて累積され、乗算
器26および28の出力は累積コンバイナ44によって結合されて累積され、そ
れぞれ相関値YIおよびYQを生成する。これらの相関値はそれぞれ二乗器46
および48によって二乗され、該二乗値はコンバイナ50によって加算されて、
信号コヒーレンス間隔TCOHに対する相関推定値Y(Y=YI2+YQ2)を
生成する。
【0034】 m個の連続コヒーレンス間隔に対する相関推定値Yが(非コヒーレント)アキ
ュムレータ14(図1)で累積されて累積値Zを生成し、これは決定ユニット1
6に供給されて(たとえばしきい値との比較により)希望信号が検出されたか否
かに関する決定結果を信号探索装置の出力に生成する。希望信号が検出されなか
った場合には、タイミング制御ユニット18を介して基準信号発生器10のパラ
メータが位置のうちの次の一つに変更され、上述した探索プロセスが繰り返され
る。このプロセスがN個の位置のそれぞれに対して順番に続けられて連続値Z1
ないしZNが生成され、その後も周期的に、希望信号が検出されるまで繰り返さ
れる。
【0035】 図3は、フェージング環境における希望信号の振幅を、フェージングレートに
対して相対的に小さい連続信号コヒーレント間隔TCOHによって表わされた時
間の関数として、曲線52で示す。同じ時間尺度で、図4は、m個の連続信号コ
ヒーレンス間隔TCOHと一致する各持続時間TAのN個の連続累積周期で、持
続時間NTAの総スキャンサイクルに対して、値Z1、Z2、...ZNを決定
するための時間間隔を示す。図4は、m=6の場合についてこれを示す。
【0036】 上述した既知の信号探索装置および方法の欠点は、N個の位置のそれぞれに対
する値Zがm個の連続信号コヒーレンス間隔にわたって決定されることである。
CDMAセルラ通信システムの場合のようなフェージング環境では、信号フェー
ジングがそのような連続間隔内での決定に著しく不利な影響を及ぼすことがある
ので、決定された値Zの実質的なランダム変動(それぞれの各位置に対する長期
平均に比較して)が可能であり、結果として脱落した信号検出および誤まった信
号検出の確率が増加する。
【0037】 これを低減するために、値mを増加することが必要になり、その結果、信号探
索時間およびスキャンサイクル持続時間が比例して増加する。これが今度は、C
DMAセルラ通信システムで、システム内干渉の増加、システムアクセス時間の
増加およびシステム容量の低下を生じる。
【0038】 本発明の第1の実施の形態による信号探索装置が図5に示され、上述の通りと
することのできる基準信号発生器10および相関器12と、コンバイナ62およ
びシリアルバッファ64を含む再循環アキュムレータ60と、決定ユニット66
と、タイミング制御ユニット68とを含む。
【0039】 基準信号発生器10のパラメータを変化させる出力パルスをm個の間隔TCO
Hに1回発生する図1のタイミング制御ユニット18とは対照的に、タイミング
制御ユニット68は間隔TCOHごとに出力パルスを生成して、そのような信号
コヒーレンス間隔ごとに基準信号発生器のパラメータを変更するので、N個全部
の位置または状態にわたるスキャンサイクルはN個の間隔TCHOごとに終了す
る。タイミング制御ユニット68の出力パルスはシリアルバッファ64のクロッ
ク入力Cにも供給される。
【0040】 信号コヒーレンス間隔TCOHごとに相関器12の出力に生成される相関推定
値Yは一つの入力に供給され、シリアルバッファ64の出力ZOUTはコンバイ
ナ62の第2入力に供給され、コンバイナ62はこれらを加算してその出力に結
果ZINを生成し、それはシリアルバッファ64の入力に供給される。図6は、
シフトレジスタのように相互に直列に接続され、間隔TCOHで周期的にクロッ
ク入力Cに供給されるパルスによって全てがクロックされる、それぞれの相関合
計をそれぞれ格納するためのN個のバッファステージ701から70Nを含むシ
リアルバッファ64を示す。最終バッファステージ70Nの出力はシリアルバッ
ファ64の出力ZOUTを構成する。
【0041】 上述した図4と比べることができる図7は、図5の信号探索装置の結果的に得
られる作動を示す。それぞれが持続時間NTCOHでありかつN個の信号コヒー
レンス間隔を含むm個のスキャンサイクルのそれぞれで、基準信号発生器10は
そのN個全部の位置にわたって変更され、シリアルバッファ64のステージ70
の内容はバッファ内を循環的に移動され、それぞれの場合に、それぞれの基準信
号発生器の位置に対して現在の相関推定値Yを持つことによって補足され、コン
バイナ62によって加算される。シリアルバッファ64のバッファステージ70
の内容は最初に零に設定することができ、m個のスキャンサイクル後にm個の信
号コヒーレンス間隔に対して累積される。
【0042】 しかし、図7に示す通り、この累積による対応する値Zi(i=1からN)の
決定は、非隣接信号コヒーレンス間隔に対して行われるので、図3に示す信号フ
ェージングの影響は、平均することによって実質的に低減される。これらの累積
相関値Ziはシリアルバッファ64からその出力ZOUTとして順次便利に供給
され、これらの値のうちの最大の一つ、または最大の幾つかが決定ユニット66
によって決定され、しきい値と比較されて、一つまたはそれ以上の希望入力信号
の存在およびオフセット(コード位相)が決定される。
【0043】 バッファ64から決定ユニット66に順次供給する代わりに、値Ziは(Nの
適切な値に対しては)並列に、または直列と並列の組合せ方式で供給することが
できることは理解できる。さらに、それぞれN個の信号コヒーレンス間隔のm個
のスキャンサイクルの離散グループで探索サイクルを実行する代わりに、値Zi
は、N個の信号コヒーレンス間隔の各スキャンサイクルを進行させながら対話的
に更新させることができることは理解できる。
【0044】 この場合、コンバイナ62にフィードバックされる信号ZOUTは、既知の方
法で加重することによって低減させることができる。いかなる場合も、図5の探
索器によって提供される累積相関値Ziを平均することにより、上述した信号フ
ェージングによる欠点が軽減されることが理解できる。
【0045】 本発明の第2の実施の形態による信号探索装置が図8に示され、上述の通りと
することのできる基準信号発生器10、相関器12、コンバイナ62、およびタ
イミング制御ユニット68と、カウンタ72と、バッファメモリ74と、データ
更新ユニット76と、決定ユニット78とを含む。上述した通り、タイミング制
御ユニット68は各間隔TCOHに対し出力パルスを生成して、それぞれのその
ような信号コヒーレンス間隔後に基準信号発生器のパラメータを変更させるので
、N個の間隔TCOHごとに、N個全部の位置にわたるスキャンサイクルが完了
する。
【0046】 タイミング制御ユニット68の出力パルスは、データ更新ユニット76のクロ
ック入力Cおよびカウンタ72の入力にも供給され、該カウンタはこれらのパル
スを計数して、スキャンサイクル中の現在の位置を表わす位置カウントiを、デ
ータ更新ユニット76に接続されたその出力を介して提供するモジュロNカウン
タである。
【0047】 バッファメモリ74を図9により詳細に示す。上述したようにN個のステージ
を有するシリアルバッファ64とは対照的に、バッファメモリ74は一般的にず
っと小さい数のL個のステップ801から80Lを含み、そのそれぞれが、L個
の相関値Z1からZLのそれぞれ一つおよび関連位置カウントi1からiLのた
めの二つのメモリフィールドを有する。ステージ80のそれぞれのメモリフィー
ルドは、それぞれの信号ZINおよびiINのための入力とそれぞれの信号ZO
UTおよびiOUTのための出力との間に相互に直列に接続されるが、データ更
新ユニット76から供給されるクロック信号C1からCLによって個別にクロッ
クされ、それぞれの信号Z1からZLをデータ更新ユニット76に供給する。
【0048】 データ更新ユニット76はバッファメモリ74からの信号ZOUTおよびiO
UTも供給され、後述する通り零または相関値ZOUTのいずれかである信号を
ライン82に生成する。ライン82の信号はコンバイナ62の第2入力に供給さ
れ、その第1入力には上述したように現在の相関推定値Yが供給され、その出力
はバッファメモリ74への信号ZINを構成する。バッファメモリ74への信号
iINは、カウンタ72からの現在の位置カウントiによって構成される。現在
の相関推定値Yはデータ更新ユニット76にも供給される。
【0049】 後述する通り、数字Lは位置の数Nの5分の1または10分の1程度とするこ
とができるので、バッファメモリ74の容量をシリアルバッファ64のそれより
ずっと小さくすることができる。これは、Nが大きい値の場合には特に重要であ
る。
【0050】 図8の信号探索装置の動作について、ステップ81から87を含む図10のフ
ローチャートと、上部および下部にそれぞれデータ更新の前と後のバッファメモ
リステージの内容をそれぞれ示す図11および12のデータ更新図とを追加的に
参照しながら以下で説明する。
【0051】 ステップ81で、データ更新ユニット76はバッファメモリ74に現在格納さ
れている相関値のうちの最小値ZN(しかし非零)を決定し、これの位置inを
決定する。等しい最小値が二つ以上ある場合、最小値のいずれかの値および位置
が使用される。この決定は、格納されたデータが関与するだけであるので、現在
の相関推定値Yが生成されている間隔TCOH中に実行することができることが
理解できる。
【0052】 後続ステップ82で、ユニット76は、バッファメモリ74の出力から現在の
位置カウントiが位置iOUT(=iL)に等しいかどうかを決定する。N個の
位置の第1スキャンサイクル中の場合のように、それが等しくない場合、ステッ
プ83で、ユニット76は現在の相関推定値Yがバッファメモリ74に格納され
た決定された最小値Znより低いか等しいかどうかを決定する。そうである場合
、現在の位置カウントiに対するデータの更新は行なわれず、図10のフローチ
ャートの出口に到達する。
【0053】 ステップ83で、Y>Znであることが決定されると、次いでステップ84お
よび85が実行され、たとえばn=4、すなわちz4がステップ81で決定され
る最小値であると想定された図11に表わされるのと同様の仕方で、バッファメ
モリ74のデータが更新される。この場合、ユニット76はライン82に零信号
を生成するので、ステップ84によって示される通り、コンバイナ62は現在の
相関推定値Yを相関値ZINとして出力する。
【0054】 ステップ85に示すように、この値およびその位置カウントiIN=iはバッ
ファメモリの第1ステージ801に格納され、バッファメモリステージ801か
ら80n−1の内容はクロックパルスC1からCnによってステージ802から
80nにそれぞれ移動する。バッファメモリステージ80n=804の以前の内
容は上書きされ、クロックパルスCn+1からCLは生成されないので、バッフ
ァメモリステージ80n+1から80Lの内容は変わらない。このようにして、
N個の信号コヒーレンス間隔TCOHの第1スキャンサイクルで、L個の最大相
関推定値Yおよびそれらのそれぞれの位置iがバッファメモリ74のL個のステ
ージに格納される。
【0055】 ステップ82で、現在の位置カウントiが、バッファメモリ74の出力からの
位置iOUT(=iL)に等しいことが決定されると、次いでステップ86およ
び87が実行され、図12に表わすような仕方でバッファメモリ74のデータが
更新される。この場合、ユニット76はライン82に相関値ZOUTを生成する
ので、ステップ86によって示すように、コンバイナ62は現在の相関推定値Y
と相関値ZOUTの和を相関値ZINとして出力する。ステップ87に示すよう
に、次いでクロックパルスC1からCLの生成によってバッファメモリの全ての
ステージが更新される。この場合、該構成はバッファメモリ74に格納された相
関値Z1からZLおよびそれらの位置i1からiLのための再循環アキュムレー
タとして実質的に作動する。
【0056】 各スキャンサイクル中に基準信号発生器10のパラメータが各間隔TCOH後
に変更されて、第1の実施の形態について上述したのと同じフェージングに関す
る利点が提供され、所望の数m個のスキャンサイクル後に、バッファメモリ74
は、L個の位置に対する累積された実質的に最大の相関値および全部でN個の位
置のうちこれらの位置の場所iを含む。
【0057】 次いでこれらの累積相関値Z1からZLおよびそれらの位置i1からiLは、
図8に示すようにバッファメモリ74から直列に、あるいは上述と同様の仕方で
並列または直列−並列に、決定ユニット78へ供給される。決定ユニット78は
、たとえばしきい値との比較によってこれらの値のうちの最大の一つまたは最大
の幾つかを決定して、一つまたはそれ以上の希望入力信号の存在およびオフセッ
ト(コード位相)を決定し、結果的に得られる相関値(希望するならば)および
位置情報iをその出力に供給する。
【0058】 上述した通り、それぞれの位置に対して累積され格納された連続相関推定値が
それぞれの場合にN個の信号コヒーレンス間隔TCOHによって分離されるとい
う事実は、図8の信号探索装置の動作に対するフェージングの効果を低減する。
しかし、第1スキャンサイクルを使用して相関推定値が累積される位置が決定さ
れるので脱落検出確率は高くなり、これは位置Nの数とバッファメモリの容量L
との間の比に依存する。
【0059】 図13はこれに関するコンピュータシミュレーション結果を示し、脱落検出確
率をN=675のレイリーフェージングチャネルについてmの関数として示す。
上の曲線88は図1の既知の信号探索装置の性能を表わし、下の三つの曲線90
は、L対Nの異なる比率に対する図8の信号探索装置の実質的に改善された性能
を表わす。これらの曲線から理解できる通り、図8の信号探索装置は脱落信号検
出確率の実質的な改善をもたらし、それは約N/10の上記のLの値に対して有
意に劣化しないので、バッファメモリ容量を実質的な削減することもできる。
【0060】 本発明の第3の実施の形態による信号探索装置が図14に示されており、この
場合位置カウンタ72がモジュロ−Jカウンタであり、Jが後述する通り整数で
あり、かつ決定ユニット78の位置決定が後述するように変形されていることを
除いては、実質的に上述した通りの基準信号発生器10と、相関器12と、タイ
ミング制御ユニット68と、位置カウンタ72と、決定ユニットとを含む。
【0061】 上述した通り、タイミング制御ユニット68は各間隔TCOHのために出力パ
ルスを生成して、そのような各信号コヒーレンス間隔後に基準信号発生器10の
パラメータを変更する。位置カウンタ72はクロックパルスラインCでこれらの
パルスを計数し、J個のパルスの後に毎回クロックパルスラインC1に出力パル
スを生成する。このラインC1のパルスは代替的にタイミング制御ユニット68
から直接提供することができる。
【0062】 図14の信号探索装置はまた最大値検出器92と、比較および結合ユニット9
4ならびにシリアルバッファ96を含む再循環アキュムレータ94とをも含む。
図15に示す通り、シリアルバッファ98はL個のステージ1001から100
Lを含み、そのそれぞれは、L個の相関値Z1からZLのそれぞれ一つおよび関
連位置カウントj1からjLのための二つのメモリフィールドを有する。ステー
ジ100のそれぞれのメモリフィールドは、それぞれの信号ZINおよびjIN
の入力と、それぞれの信号ZOUTおよびjOUTの出力との間に相互に直列に
接続され、全部共通してクロックパルスラインC1でクロック信号によってクロ
ックされる。
【0063】 図14の信号探索装置は、Nが非常に大きい時、たとえばN=32768の時
に、たとえば幾つかの基地局のパイロット信号を検出するために、複数の信号を
検出する必要がある場合の探索に、特に有利である。後者の場合、異なるパイロ
ット信号のPNコード位相はN個の位置のうちのJ個によって分離される。たと
えば、IS−95セルラ通信システムの順方向パイロットチャネルのPNコード
チップの場合、J=64である。整数J、L、およびNは式J=N/Lによって
関連付けられ、Nの値は必要ならばJおよびLが整数であることを確実にするた
めに増加される。
【0064】 図14の信号探索装置では、最大値検出器92は各信号コヒーレンス間隔TC
OHに対して相関器12から相関推定値Yが、タイミング制御ユニット68から
クロックパルスCが、かつカウンタ72から位置カウントjを供給され、N個の
位置のうちの探索されるJ個の各サブセット内で相関推定値Yの最大の一つYM
AXを決定し、その出力にこの最大相関推定値YMAXおよびこの最大値の位置
カウントjの値jMAXを提供する。
【0065】 このために、図16に示すように、最大値検出器は比較器102と、相関推定
値Yを格納するためのメモリセル104と、関連位置カウントjを格納するため
のメモリセル106とを含む。メモリセル106は最高Jまでの数字だけを格納
する必要があり、最高Nまでの位置カウントを格納するために要求されるビット
数に比較して、相対的に少数のビット数(たとえば、N=32768の場合の1
5ビットに比較して、J=64の場合の6ビット)を必要とすることに注目され
たい。同じことは、シリアルバッファ98のL個のステージ100のフィールド
j1からjLの数にも適用され、結果的に位置カウントを格納するために要求さ
れるメモリ容量の実質的な低減が達成される。
【0066】 比較器102は、各入力相関推定値Yをメモリセル104の現在の内容YMA
Xと比較するように、メモリセル104の入力および出力に結合された入力を有
する。Y>YMAXである場合、比較器102はメモリセル104および106
のイネーブル入力Eに出力を供給し、その書込み入力Wには、大きい方の相関推
定値Yがメモリセル104に格納されかつその位置カウントjがメモリセル10
6に格納されるように、クロックパルスCが供給される。それぞれの位置サブセ
ットを画定するJ個の信号コヒーレンス間隔TCOHの後、格納された最大値Y
MAXおよびその位置jMAXは、必要ならば図示されないクロックバッファを
介して、再循環アキュムレータ94のユニット96に供給される。
【0067】 シリアルバッファ98の出力からの信号ZOUTおよびjOUTならびに最大
値検出器92からの信号YMAXおよびjMAXは、その一つの形を図17に示
すユニット96に供給される。図17に示す通り、ユニット96は比較器108
および110と、スイッチ112と、コンバイナ114と、シリアルバッファ9
8に入力される信号ZINおよびjINのための出力を有するセレクタ116と
を含む。図18はユニット96の動作のフローチャートを示し、後述するステッ
プ121ないし125を含む。
【0068】 比較器108は位置カウントjMAXおよびjOUTを供給されてそれらを比
較し、ステップ121でそれらが等しいと決定された場合、スイッチ112を閉
じて相関推定値YMAXをコンバイナ114の一つの入力に供給し、その別の入
力には相関値ZOUTが供給される。コンバイナ114はその入力を合計して出
力Z1を生成する。セレクタ116は、YMAXとZINを比較する比較器11
0の制御下で、Z1またはYMAXを信号ZINとして、かつjOUTまたはj
MAXを信号jINとして供給する。
【0069】 セレクタ116は、比較器116がYMAX>Z1であると決定した場合を除
いて、図17に示すスイッチ位置を有する。したがって、この場合、図18のブ
ロック122に示す通り、セレクタ116は図示するスイッチ位置を有して、出
力ZIN=Z1=ZOUT+YMAXおよびjIN=jOUT(これはjMAX
にも等しい)を提供する。したがって、最大相関推定値YMAXが、繰り返され
るスキャンサイクルにおける同一位置サブセットで同一位置カウントjMAXと
共に生じる場合には、これらの相関推定値は上述したのと同様の仕方で累積され
る。
【0070】 ステップ121で、jMAXがjOUTと等しくないと決定された場合には、
スイッチ112は開いたままであり、コンバイナ114は信号Z1=ZOUTを
生成する。この場合、比較器110はステップ123でYMAX>Z1であるか
どうかを決定し、そうである場合、ステップ124によって示すように信号YM
AXおよびjMAXがその出力ZINおよびjINにそれぞれ通される代替スイ
ッチ位置を採用するように、セレクタ116を制御する。そうでない場合、比較
器112は、図18でステップ125によって示すように信号Z1=ZOUTお
よびjOUTがその出力ZINおよびjINにそれぞれ通される図示されたスイ
ッチ位置を採用するように、セレクタ116を制御する。
【0071】 上述の通り、それぞれN個の信号コヒーレンス間隔TCOHのm個のスキャン
サイクル後に、シリアルバッファ98の内容は決定ユニット78に順次供給され
、Iが位置サブセットのそれぞれ一つおよび対応するバッファステージ100を
表わす1ないしLの整数である場合に、一つまたはそれ以上の最大値ZIが決定
され、しきい値と比較されて、検出すべき一つまたはそれ以上の信号の存在また
は不在が決定される。それぞれのそのような信号のコード位相または位置はJ(
I−1)+jIであり、ここでjIは決定された最大値に関連付けられる位置カ
ウントまたは値jOUTである。
【0072】 上述の通り、シリアルバッファ98に格納された各相関結果は、それぞれの位
置カウントjMAXが格納された位置カウントjOUTと同一である場合にだけ
増加するので、この場合はこの必要性は必ずしも当てはまらない。代わりに、最
初の信号スキャンサイクル中に、上述した通り最大相関結果YMAXおよびその
位置jMAXを最大値検出器96によって決定することができ、m個の信号スキ
ャンサイクルのうちの後続スキャンサイクルで、それぞれのグループのそれぞれ
の位置カウントjMAXの相関結果Yを、それがそれぞれのスキャンサイクルで
そのグループの最大相関結果であるか否かに関係なく、累積することができる。
しかし、各サブセットにおける最大位置の決定は最初のスキャンサイクルのみに
基づき、累積が利用されないので、検出確率に著しい性能劣化が生じることが予
想される。
【0073】 本発明の実施の形態をカウンタおよび比較器など特定の物理的装置に関して上
で説明したが、これらは置換することができ、本発明の実施の形態は、一つまた
はそれ以上のデジタル信号プロセッサまたはアプリケーション特定的集積回路に
よってより簡単に実現できることを理解することができる。
【0074】 また、発明の範囲から逸脱することなく、例として説明した発明の特定の実施
の形態に対し他の多くの変化、変形、および変更を施すことができることも理解
されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の信号探索装置を示すブロック図である。
【図2】 図1に示した信号探索装置で使用される従来の相関器を示すブロック図である
【図3】 信号フェージングを示すタイムチャートである。
【図4】 図1に示した信号探索装置の動作を示すタイムチャートである。
【図5】 本発明の第1の実施の形態による信号探索装置を示すブロック図である。
【図6】 図5に示した信号探索装置のシリアルバッファを示す概略図である。
【図7】 図5に示した信号探索装置の動作を示すタイムチャートである。
【図8】 本発明の第2の実施の形態による信号探索装置を示すブロック図である。
【図9】 図8に示した信号探索装置のバッファメモリを示す概略図である。
【図10】 データ更新アルゴリズムを示すフローチャートである。
【図11】 図8に示した信号探索装置の動作におけるデータ更新を示す図である。
【図12】 図8に示した信号探索装置の動作におけるデータ更新を示す図である。
【図13】 図8に示した信号探索装置の性能を図1のそれと比較するグラフである。
【図14】 本発明の第3の実施の形態による信号探索装置を示すブロック図である。
【図15】 図14に示した信号探索装置のシリアルバッファを示す概略図である。
【図16】 図14に示した信号探索装置の最大値検出器を示す概略図である。
【図17】 図14に示した信号探索装置の比較および結合ユニットを示す概略図である。
【図18】 図14に示した信号探索装置の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10 基準疑似雑音(PN)信号発生器 12 相関器 14 アキュムレータ 16,66,78 決定ユニット 18,68 タイミング制御ユニット 20 入力 22,24,26,28,30,32 乗算器 34 直交位相シフタ 36,38 低域フィルタ(LPF) 40 インバータ 42,44 累積コンバイナ 46,48 二乗ユニット 50,62,114 コンバイナ 52 曲線 60,94 再循環アキュムレータ 64,98 シリアルバッファ 72 カウンタ 74 バッファメモリ 76 データ更新ユニット 92 最大値検出器 96 比較および結合ユニット 102,108,110 比較器 104,106 メモリセル 112 スイッチ 116 セレクタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,TZ,UG,ZW ),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU, TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ, BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,C R,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES,FI ,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU,ID, IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,KR,K Z,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MA ,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ, PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,S K,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG ,US,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 エル−ターフニ,モハメド ジー. カナダ国,ケー2ジー 5エル1 オンタ リオ州,ネピーン,ブロッキントン クレ セント 72−エフ (72)発明者 ガルモノフ,アレキサンダー ブイ. ロシア連邦,394062 ボロネッツ,リュバ シェフツォバ ストリート 5/1−6 (72)発明者 クラフツォバ,ガリナ エス. ロシア連邦,394030 ボロネッツ,コルツ ォフスカヤ ストリート 39−56 (72)発明者 シュキン,ニコライ アイ. ロシア連邦,394000 ボロネッツ,カール マルクス ストリート 66−50 Fターム(参考) 5K022 EE01 EE31

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号を基準信号と相関させ、前記基準信号の少なくとも
    一つのパラメータを変化させて前記受信信号と前記基準信号との間でN個の可能
    なオフセットの異なるオフセットに対し、それぞれの相関結果を生成する信号探
    索方法であって、 スキャンサイクルで、前記受信信号が感知されるほど変化しない相関間隔中に
    、前記受信信号とそれぞれの各オフセットを持つ前記基準信号との間の相関から
    、前記N個の可能なオフセットのそれぞれに対し、それぞれの相関結果を生成す
    るステップで、前記少なくとも一つのパラメータを前記相関の連続する相関の間
    で変化させて成るステップと、 連続スキャンサイクルで対応するオフセットを有する複数の前記相関に対し相
    関結果を累積して、前記累積された相関結果から希望信号の存在およびオフセッ
    トを決定することを可能にするステップと、 を含むことを特徴とする信号探索方法。
  2. 【請求項2】 前記相関結果が、前記受信信号と前記基準信号との間でN個
    全てのオフセットに対して累積されることを特徴とする請求項1に記載の信号探
    索方法。
  3. 【請求項3】 スキャンサイクルで前記N個の可能なオフセットのうちL個
    について最大相関結果を決定するステップを含み、ここでLがNより低い整数で
    あり、前記相関結果が前記L個のオフセットに対してだけ累積されることを特徴
    とする請求項1に記載の信号探索方法。
  4. 【請求項4】 前記L個のオフセットのそれぞれの識別を前記それぞれの累
    積相関結果に関連させて格納するステップを含むことを特徴とする請求項3に記
    載の信号探索方法。
  5. 【請求項5】 N/Lが、約5ないし10程度であることを特徴とする請求
    項3に記載の信号探索方法。
  6. 【請求項6】 スキャンサイクルで前記N個の可能なオフセットのうちJ個
    づつのL個のグループのそれぞれに対し最大相関結果を決定するステップを含み
    、ここでL=N/Jであり、前記相関結果が前記L個のグループのそれぞれの前
    記最大の相関結果に対してだけ累積されることを特徴とする請求項1に記載の信
    号探索方法。
  7. 【請求項7】 前記最大相関結果のそれぞれの識別を前記それぞれの累積相
    関結果に関連させて格納するステップを含むことを特徴とする請求項6に記載の
    信号探索方法。
  8. 【請求項8】 前記累積相関結果のうち少なくとも最大の一つを決定して、
    希望信号の存在およびオフセットを決定するステップを含むことを特徴とする請
    求項1に記載の信号探索方法。
  9. 【請求項9】 CDMA通信システムの受信信号中の希望信号の存在および
    PNコード位相を検出する方法であって、 スキャンサイクルでN個の相関間隔の連続する間隔でN個の可能なPNコード
    位相の異なるコード位相を持つ基準信号を生成するステップと、 前記相関間隔中に前記受信信号を前記基準信号と相関させてそれぞれの相関結
    果を生成するステップと、 前記相関結果の少なくとも幾つかを連続スキャンサイクルにわたって累積する
    ステップと、 前記累積された相関結果から希望信号の存在およびオフセットを決定するステ
    ップと、 を含むことを特徴とする方法。
  10. 【請求項10】 前記相関結果が各スキャンサイクルでN個全ての相関間隔
    に対し累積されることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記相関結果がスキャンサイクルで最大の相関を有するL
    個の相関間隔に対してだけ累積され、ここでLはNより低い整数であり、 前記方法が前記最大相関を決定するステップと、 前記L個の相関間隔のそれぞれの識別を前記それぞれの累積相関結果に関連さ
    せて格納するステップと、 を含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記相関間隔が各スキャンサイクルにJ個の相関間隔づづ
    のL個のグループを含み、ここでLおよびJは整数であり、かつL=N/Jであ
    り、相関結果が、J個の相関間隔の各グループ中の相関間隔のうちスキャンサイ
    クルで最大の相関を提供する一つに対してだけ累積され、 前記方法が前記最大相関を決定するステップと、 前記それぞれのグループのJ個の相関間隔の中から前記最大相関を提供する各
    相関間隔の識別を前記それぞれの累積相関結果に関連させて格納するステップと
    、 をさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  13. 【請求項13】 CDMA(符号分割多元接続)通信システム用の信号探索
    装置であって、 制御ユニットと、 スキャンサイクル中のN個の連続相関間隔のそれぞれの間隔でN個のコード位
    相の異なる位相を持つ基準信号を発生させるために前記制御ユニットによって制
    御される基準信号発生器と、 各相関間隔が充分に短いので受信信号の位相は前記相関間隔中に感知されるほ
    ど変化せず、連続相関間隔で受信信号を前記基準信号と相関させてそれぞれの相
    関結果を生成するための相関器と、 前記制御ユニットに応答して複数のスキャンサイクルで複数の対応する相関間
    隔のそれぞれに対して前記相関器からの前記相関結果を累積して、前記受信信号
    中の希望信号の存在およびコード位相をそこから決定することを可能にするそれ
    ぞれの累積相関結果を生成するためのアキュムレータと、 を備えたことを特徴とする信号探索装置。
  14. 【請求項14】 前記アキュムレータが、前記N個のコード位相のそれぞれ
    に対する累積相関結果を格納するためのバッファを含むことを特徴とする請求項
    13に記載の信号探索装置。
  15. 【請求項15】 前記N個のコード位相のうちL個に対して最大相関結果を
    スキャンサイクルで決定するためのユニットを含み、前記アキュムレータが前記
    L個のコード位相のそれぞれに対する累積相関結果および前記それぞれのコード
    位相を識別する関連カウントを格納するためのバッファを含み、ここでLがNよ
    り低い整数であることを特徴とする請求項13に記載の信号探索装置。
  16. 【請求項16】 N/Lが約5ないし10程度であることを特徴とする請求
    項15に記載の信号探索装置。
  17. 【請求項17】 前記相関間隔が各スキャンサイクル中にJ個の相関間隔づ
    つL個のグループを含み、ここでLおよびJが整数であり、かつL=N/Jであ
    り、前記信号探索装置が、スキャンサイクルでJ個の相関間隔づつの各グループ
    の最大相関結果を決定し、かつ、それぞれのグループの対応する相関間隔を識別
    するカウントを提供するための検出器をさらに含み、前記アキュムレータが、前
    記L個のグループのそれぞれに対する累積相関結果およびそれらに関連するカウ
    ントを格納するためのバッファと、前記L個のグループのそれぞれに対し前記格
    納された相関結果を少なくとも一つの後続スキャンサイクルで前記カウントによ
    って識別される同じコード位相に対する相関結果だけ増加するためのコンバイナ
    とを備えたことを特徴とする請求項13に記載の信号探索装置。
  18. 【請求項18】 前記カウントによって識別される同じコード位相の前記相
    関結果がJ個の相関間隔のそれぞれのグループの最大の相関結果であると検出器
    が決定した場合にだけ、前記コンバイナが前記格納された相関結果をそれぞれの
    後続スキャンサイクルで増加するように構成されたことを特徴とする請求項17
    に記載の信号探索装置。
  19. 【請求項19】 N=32768であり、かつJ=64であることを特徴と
    する請求項17に記載の信号探索装置。
  20. 【請求項20】 前記累積された相関結果のうち最大の一つまたはそれ以上
    を決定して、前記受信信号中の一つまたはそれ以上の希望信号の存在およびコー
    ド位相を決定するための決定ユニットを含むことを特徴とする請求項13に記載
    の信号探索装置。
  21. 【請求項21】 少なくとも一つの基準信号を発生するための手段と、それ
    ぞれ充分に短いので受信信号の位相が相関間隔中に感知されるほど変化しない前
    記相関間隔で前記基準信号を受信信号と相関させるための手段と、複数の前記相
    関間隔の同一コード位相に対して相関結果を累積するための手段と、前記累積さ
    れた相関結果に基づき前記受信信号中の一つまたはそれ以上の希望信号の存在お
    よびコード位相を決定するための手段とを含む、CDMA(符号分割多元接続)
    通信システム用の信号探索装置であって、前記基準信号のコード位相を1信号ス
    キャンサイクルを構成するN個の連続相関間隔でN個全部のコード位相にわたっ
    て変更させるための制御手段を含み、前記相関結果が複数の信号スキャンサイク
    ルにわたって累積するために格納されることを特徴とする信号探索装置。
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