JP2003516701A - ディジタル相関の方法及び装置 - Google Patents

ディジタル相関の方法及び装置

Info

Publication number
JP2003516701A
JP2003516701A JP2001544194A JP2001544194A JP2003516701A JP 2003516701 A JP2003516701 A JP 2003516701A JP 2001544194 A JP2001544194 A JP 2001544194A JP 2001544194 A JP2001544194 A JP 2001544194A JP 2003516701 A JP2003516701 A JP 2003516701A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cumulative sum
signal
correlation
code
threshold level
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001544194A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4771637B2 (ja
Inventor
エル ホワイト ケネス
イェー グッディングス クリストファー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koninklijke Philips NV
Original Assignee
Philips Electronics NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Philips Electronics NV filed Critical Philips Electronics NV
Publication of JP2003516701A publication Critical patent/JP2003516701A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4771637B2 publication Critical patent/JP4771637B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/709Correlator structure
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F17/00Digital computing or data processing equipment or methods, specially adapted for specific functions
    • G06F17/10Complex mathematical operations
    • G06F17/15Correlation function computation including computation of convolution operations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/707Spread spectrum techniques using direct sequence modulation
    • H04B1/7073Synchronisation aspects
    • H04B1/7075Synchronisation aspects with code phase acquisition
    • H04B1/70755Setting of lock conditions, e.g. threshold

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Computational Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Mathematical Analysis (AREA)
  • Mathematical Optimization (AREA)
  • Pure & Applied Mathematics (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Algebra (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Position Fixing By Use Of Radio Waves (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 共に一連の数値データ値を含む第1及び第2ディジタル信号を相関させる方法を、コンピュータプログラム、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体(24)、及び装置(21)と共に開示する。この方法は、(a)前記第1ディジタル信号と前記第2ディジタル信号との、対応する数値データ値どうしの積を順次計算して、その累積和を作成するステップと、(b)前記累積和が上限しきい値レベルと下限しきい値レベルの間から偏っていれば、前記累積和を所定量だけ増加または減少させて、前記累積和を前記しきい値レベル間に戻すステップと、(c)相関パラメータを、前記累積和の、前記上限しきい値と下限しきい値の間からの偏りの発生回数の関数として作成するステップとを具えている。前記累積和が前記上限しきい値レベルの上に偏っているか、あるいは前記下限しきい値レベルの下に偏っているかに応じて、前記相関パラメータが増加または減少のいずれかをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明は、ディジタル相関の方法、及びディジタル相関用のコンピュータプロ
グラム、コンピュータで読み取り可能な記憶媒体、及び装置に関するものである
【0002】 (従来技術) 2つのディジタル信号を相関させる必要は、多くの応用で生じる。例えば、全
地球測位システム(GPS)を含めたCDMA型の受信機では、擬似乱数雑音符
号(PRN)と内部的に発生した複製PRN符号との間の符号位相誤差を測定し
て、その後にCDMA信号を取得して追跡するために、これら2つの符号を相関
させる必要がある。
【0003】 こうした信号は1ビット、1.5ビット、2ビット、あるいはそれ以上のビット
形式で表現することができる。しかし、より多くのビットを使用するにつれて回
路がより複雑になり、ソフトウエアで実現する場合には、信号を処理するために
、より大きなマイクロプロセッサのパワーが必要になる。既知のディジタル相関
方法は、とりわけ米国特許第4507748号、第4593378号、第5239496号、及び第530
5245号に開示されている。
【0004】 本発明の目的は、ディジタル相関の有効な代替方法を提供することにある。
【0005】 (発明の開示) 本発明は、第1信号と第2ディジタル信号が共に一連の数値データ値を含む際
に、これらの信号を相関させる方法、及びこの方法を実行するための処理手段を
有する装置を提供するものであり、この方法は、 (a) 前記第1ディジタル信号と前記第2ディジタル信号との、対応する数値デ
ータ値どうしの積を順次計算して、その累積和を作成するステップと; (b) 前記累積和が上限しきい値レベルと下限しきい値レベルの間から偏ってい
れば、前記累積和を所定量だけ増加または減少させて、前記累積和を前記しきい
値レベル間に戻すステップと; (c) 相関パラメータを、前記累積和の、前記上限しきい値と前記下限しきい値
の間からの偏りの発生回数の関数として作成するステップと を具えている。 こうした方法は、ディジタル相関の有効な代替方法を提供するものである。
【0006】 好適例では、前記累積和が前記上限しきい値レベルの上に偏っているか、ある
いは前記下限しきい値レベルの下に偏っているかに応じて、前記相関パラメータ
が増加または減少のいずれかをする。
【0007】 こうした方法では、前記累積和が前記上限しきい値レベルの上に偏っている際
に1だけ増加し、前記累積和が前記下限しきい値レベルの下に偏っている際に1
だけ減少するカウンタとして、前記相関パラメータを好都合に作成することがで
きる。
【0008】 前記累積和をレジスタに記憶する場合には、このレジスタのアンダーフローま
たはオーバフローのいずれをも許容することによって、前記ステップ(b)を実行
することができる。これは簡略化した処理アーキテクチャを用いて行うことがで
きる。
【0009】 前記第1信号を、第3信号のより低ビットの表現とするか、あるいはまた、ア
ナログ信号の低ビット表現として、処理をさらに簡略化することができる。
【0010】 また本発明によれば、目標擬似乱数雑音符号を含む主信号を受信する受信手段
と、前記目標符号に対応する前及び後の複製符号信号を発生して、前記主信号と
、これらの前及び後の複製符号信号とを相関させて、前及び後の相関値をそれぞ
れ戻して、前記目標符号を取得したか否かを特定する符号位相識別子を計算する
ための処理手段とを具えたGPS受信機において、前記主信号と前記前及び後の
複製符号信号との間の相関を、次のステップ: (a) 前記主信号と前記前及び後信号との、対応する数値データ値どうしの積を
順次計算して、その累積和を作成するステップと; (b) 前記累積和が上限しきい値レベルと下限しきい値レベルの間から偏ってい
れば、前記累積和を所定量だけ増加または減少させて、前記累積和を前記しきい
値レベル間に戻すステップと; (c) 前及び後の相関値を、前記累積和の、前記上限及び下限しきい値の間から
の偏りの発生回数の関数として作成するステップと で実行するGPS受信機を提供することもできる。
【0011】 主信号を、目標符号によって変調した搬送波信号として受信する場合には、こ
の方法はさらに、主信号の同相成分(I)及び直角位相成分(Q)を作成するス
テップを具えることができ、ここで、これらのI及びQ成分の各々を、前記前(
E)及び後(L)の複製符号信号と相関させて、それぞれIE、IL、QE、及び
Lの各相関値を作成し、そして符号位相識別子を、IE、IL、QE、及びQL
関数として計算する。
【0012】 これにより、搬送波の位相同期が正確でない環境において、拡張符号位相相関
を作成することができる。
【0013】 理想的には、前記累積和が前記上限しきい値レベルの上に偏っているか、ある
いは前記下限しきい値レベルの下に偏っているに応じて、前記前(E)及び後(
L)相関値が増加または減少のいずれかをする。こうした状況では、前記前(E
)及び後(L)相関値をカウンタにすることができ、前記累積和が前記上限しき
い値レベルの上に偏っている際にはこのカウンタが1だけ増加し、前記累積和が
前記下限しきい値レベルの下に偏っている際にはこのカウンタが1だけ減少する
【0014】 前記累積和をレジスタに記憶させる場合には、このレジスタのアンダーフロー
またはオーバフローのいずれも許容することによって、前記ステップ(b)を実行
することができる。
【0015】 (発明を実施するための最良の形態) 以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。 図1A〜図1Eには、2つの信号についての相関の方法を示し、両信号とも20
×2.5ビットのデータ単位から構成される一連の数値データで表現される。図1
Aの曲線10で表わす、サンプリングしたサイン波に相当する第1基準信号が供
給されている。この信号を、図1Bの曲線11で表わす第2信号と相関させる。
両信号のそれぞれが、2及び−2の最大値及び最小値を有する。
【0016】 この方法によれば、第1及び第2ディジタル信号の対応するデータ値どうしを
乗算して、その結果は図1Cに示すようになる。上述のものと同じビット表現を
有する第1及び第2信号についての理論的な最大値及び最小値はそれぞれ4及び
−4であるが、図1A及び図1Bの第1及び第2信号については、最大値及び最
小値がそれぞれ4及び−2であり、ある程度の相関が見られる。
【0017】 図1Dの曲線13で表わす、これらの積の修正した累積和を作成し、ここでは
累積和が4を超えるかあるいは−4未満である場合には、この累積和をそれぞれ
4だけ減少するか、あるいは4だけ増加する。
【0018】 図1Eに示す論理型の戻り値を作成し、ここで前記累積和を4だけ減少してい
る場合には1を戻し、前記累積和を4だけ増加している場合には−1を戻し、前
記累積和を修正していない場合はゼロを戻す。そして相関パラメータを、前記論
理型の戻り値の総和として作成し、この論理型の戻り値は、図1A及び図1Bに
示す信号を用いれば7に等しくなる。
【0019】 信号毎及び計算段階毎の個々の値を以下の表1に示す。ここで()は、前記累
積和を修正して、この総和を、それぞれ4及び−4の上限及び下限しきい値の間
に戻していることを表わす。
【表1】
【0020】 こうして上述した例では、サイン波の2.5ビット表現、及び前記積の最大と最
小がそれぞれ4と−4であり、かつ前記累積和の上限と下限しきい値がそれぞれ
4と−4である信号表現については、論理出力の総計が7になる。これは、真の
総計7.5に相当し、即ち未修正の全累積和(30)を前記しきい値(4)で割った値に等
しい。
【0021】 図2に、上述した方法を実現可能なコンピュータシステム21を図式的に示す
。このコンピュータシステムは、中央処理装置(CPU)23を有するプロセッ
サ22と、ランダムアクセスメモリ(RAM)24とを具えている。このコンピ
ュータシステムはさらに、ディスプレイ25、キーボード26、マウス27、及
びフロッピー(R)ディスク駆動装置28を具え、これらのすべてが既知の方法
でプロセッサに結合されている。フロッピー(R)ディスク駆動装置29には、
本発明による方法を実行する命令から構成されるコンピュータプログラムを記憶
したフロッピー(R)ディスク29を用意する。あるいはまた、電子装置におけ
るROMのように、コンピュータで読み取り可能な他種の記憶媒体及び対応する
ハードウエアを用いることもできる。
【0022】 こうしたコンピュータシステム21での本発明による方法の実現は、適切なコ
ンピュータプログラミング及び構成、あるいは両者の組合わせによって、ハード
ウエア、ソフトウエアで直ちに達成することができる。もちろん、こうしたプロ
グラミング及び構成は周知であり、通常の当業者が過度の負担なしに達成するこ
とができる。
【0023】 前述したようにGPS受信機では、2つのディジタル信号を相関させる必要が
生じ、ここでは、これら2つの信号間の符号位相誤差を特定してその後にGPS
信号を取得して追跡するために、擬似乱数雑音符号(PRN)を含む入力GPS
信号を内部的に発生した複製PRN符号と相関させる。これを実現するためのG
PS、方法及び装置のもとになる一般原理は既知である。例えば、編集者Kaplan
、"GPS Principles and Applications"、ISBN 0-89006-793-7、Artech House発
行があり、以下これを"Kaplan"と称する。
【0024】 周知のように、各NAVSTAR GPS衛星が2つの周波数の搬送波を送信し、これら
は1次周波数1575.42MHzのL1、及び2次周波数1227.60MHzのL2である。これ
らの周波数の搬送波を、衛星毎に一意のPRN列を有するスペクトラム拡散符号
によって変調し、またナビゲーションデータメッセージによっても変調する。L
1信号はコース/取得(C/A)符号及び精密(P[Y])符号の両者によって変
調するが、L2信号はP[Y]符号のみによって変調する。P[Y]符号は主に軍事
ユーザ用及び特に必要な諸官庁のユーザ用の精密測位サービス(PPS)に関係
するが、C/Aは現在無制約でアクセスされている標準測位サービス(SPS)
に関係する。
【0025】 図3に、本発明による方法を用いたGPS受信機を図式的に示す。アンテナ3
0によってSPS、GPS信号を受信して、これらをプリプロセッサ(前処理器
)31によって前処理し、これは通常、帯域外のRF干渉を最小化するための受
動型帯域通過フィルタリング、前段増幅、中間周波数(IF)へのダウンコンバ
ーティング、及びアナログ−ディジタル変換を行う。結果的なディジタル化した
IF信号は変調されたままであり、利用可能な衛星からのすべての情報をまだ含
んでおり、この信号を12の並列受信チャネル32(図4にはこうしたチャネル
の1つを示す)に供給する。それぞれのディジタル受信チャネルでは、ナビゲー
ション情報の取得目的用の受信プロセッサ33と協働して、衛星信号を取得して
追跡する。取得及び追跡用のこうした方法は周知であり、例えばKaplanの第4章
(GPS Satellite signal characteristics)及び第5章(GPS satellite signal
acquisition and tracking)にある。
【0026】 取得したナビゲーション情報及び送信の到着の時間を用いて、ナビゲーション
プロセッサ34は、慣例のアルゴリズムを用いて受信機の位置を計算して、この
位置をディスプレイ35上に、ユーザに向けて表示する。
【0027】 プリプロセッサ31は通常、ディジタル受信チャネル32を有するフロントエ
ンドのアナログ回路の形態で実現し、受信プロセッサ33及びナビゲーションプ
ロセッサ34は、汎用マイクロプロセッサまたはGPS用途向け集積回路(AS
IC)内に埋め込んだマイクロプロセッサによって実現する。
【0028】 図4に、受信プロセッサと協働する受信チャネルを詳細に示す。入力信号上の
情報を検索するためには搬送波(CW)を除去しなければならず、このことは、
搬送波発生器41を用いて同相(I)及び直角位相(Q)の複製搬送波信号を発
生する受信機によって行う。この複製搬送波は受信信号と同一周波数を有するこ
とが理想的であるが、受信機と軌道衛星との間の相対移動によって発生するドッ
プラーシフトのために、受信機で受信されるGPS信号の周波数は通常、正確な
衛星送信周波数とは異なる。受信した搬送波の周波数を正確に複製するために、
慣例の搬送波位相同期ループ(PLL)を採用することができる。搬送波のドッ
プラーシフト、及び符号位相識別子へのドップラーシフト関連の影響はかなり小
さいので、望ましくはないが、搬送波位相同期ループ段を完全に省略することが
可能である。
【0029】 符号位相同期を獲得するために、符号発生器42によって、PRN列の前(E
)、即時(P)、及び後の複製符号を、受信した搬送波(即ち正のドップラー)
に関連する周波数で連続的に発生する。次に本発明による方法を用いて、この複
製符号をI及びQ信号と相関させて、通常、積分器43でのPRN符号のほぼ全
体にわたる積分によって、3つの同相相関成分(IE、IL、IP)及び3つの直
角位相相関成分(QE、QL、QP)を生成する。
【0030】 この相関の方法は、 まず、主信号と前及び後信号との、対応する数値データ値どうしの積を順次計
算して、その累積和を作成するステップと、 次に、前記累積和が上限しきい値レベルと下限しきい値レベルの間から偏って
いれば、前記累積和を所定量だけ増加または減少させて、前記累積和を前記しき
い値レベル間に戻すステップと、 最後に、前及び後の相関値を、前記累積和の、前記上限しきい値と前記下限し
きい値の間からの偏りの発生回数のカウンタとして作成するステップとを具え、
前記累積和が前記上限しきい値レベルの上に偏っている際にはこのカウンタが1
だけ増加し、前記累積和が前記下限しきい値レベルの下に偏っている際にはこの
カウンタが1だけ減少する。
【0031】 受信プロセッサ44では、式1により符号位相識別子を計算する。 CPD=Σ(IE+QE)2−Σ(IL+QL)2 (式1) ここでは、目標符号のほぼ全体にわたって総計を行う。 次に、符号位相識別子に対してしきい値テスト(判定)を行い、符号位相識別
子がハイである場合には位相整合を宣言する。ハイでない場合には、符号発生器
が、単一チップだけ位相を進めた次の一連の複製を発生して、符号位相識別子を
再計算する。いずれの位相整合の宣言も識別子を再計算することによって有効に
なる。線形位相の掃引により結局、入力PRN符号が内部的に発生した複製の符
号に同期して、これにより符号が取得される。
【0032】 さらに、本発明の教示が、前述したコンピュータシステムまたはGPS受信機
だけでなく、処理手段を具えた他の種類の装置にも当てはまることは当業者にと
って明らかである。例えば、独立した相関装置内のディジタル論理回路を用いて
本発明を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1A〜図1Eは、本発明による方法を示す図である。
【図2】 図1A〜図1Eに示す方法を実現可能なコンピュータシステムを図式
的に示す図である。
【図3】 本発明による方法を用いたGPS受信機を図式的に示す図である。
【図4】 図3のGPS受信機の受信チャネル及び受信プロセッサを詳細に示す
図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 クリストファー イェー グッディングス オランダ国 5656 アーアー アインドー フェン プロフ ホルストラーン 6 Fターム(参考) 5B056 BB23 BB71 5K022 EE02 EE21 EE31

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共に一連の数値データ値を含む第1及び第2ディジタル信号を相
    関させる方法において、 (a) 前記第1ディジタル信号と前記第2ディジタル信号との、対応する数値デ
    ータ値どうしの積を順次計算して、その累積和を作成するステップと; (b) 前記累積和が上限しきい値レベルと下限しきい値レベルの間から偏ってい
    れば、前記累積和を所定量だけ増加または減少させて、前記累積和を前記しきい
    値レベル間に戻すステップと; (c) 相関パラメータを、前記累積和の、前記上限しきい値と前記下限しきい値
    の間からの偏りの発生回数の関数として作成するステップと を具えていることを特徴とする相関方法。
  2. 【請求項2】 前記累積和が前記上限しきい値の上に偏っているか、あるいは前
    記下限しきい値の下に偏っているかに応じて、前記相関パラメータが増加または
    減少のいずれかをすることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記相関パラメータをカウンタとして、前記累積和が前記上限し
    きい値の上に偏っている際には該カウンタが1だけ増加し、前記累積和が前記下
    限しきい値の下に偏っている際には該カウンタが1だけ減少するようにしたこと
    を特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記累積和をレジスタに記憶して、該レジスタのオーバフローま
    たはアンダーフローのいずれをも許容することによって、前記ステップ(b)を実
    行するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記第1信号が、第3ディジタル信号のビット縮小表現であるこ
    とを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記第1信号が、アナログ信号の低ビット表現であることを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 図面を参照して、発明の詳細な説明中に記載した方法。
  8. 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれかに記載の方法を実行するた
    めの命令を具えていることを特徴とするコンピュータプログラム。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のコンピュータプログラムを記憶していることを
    特徴とするコンピュータで読み取り可能な記憶媒体。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のコンピュータで読み取り可能な記憶媒体を具
    えていることを特徴とする電子装置。
  11. 【請求項11】 請求項1から請求項6のいずれかに記載の方法を実行するため
    の処理手段を有することを特徴とする装置。
  12. 【請求項12】 目標擬似乱数雑音符号を含む主信号を受信する受信手段と、前
    記目標符号に対応する前及び後の複製符号信号を発生して、前記主信号を前記前
    及び後の複製符号信号と相関させて、それぞれ前及び後の相関値を戻し、前記目
    標符号を取得したか否かを特定する符号位相識別子を計算する処理手段とを具え
    たGPS受信機において、 前記主信号と前記前及び後の複製符号信号との相関を、 (a) 前記主信号と前記前及び後信号との、対応する数値データ値どうしの積を
    順次計算して、その累積和を作成するステップと; (b) 前記累積和が上限しきい値レベルと下限しきい値レベルの間から偏ってい
    れば、前記累積和を所定量だけ増加または減少させて、前記累積和を前記しきい
    値レベル間に戻すステップと; (c) 前及び後の相関値を、前記累積和の、前記上限しきい値と前記下限しきい
    値の間からの偏りの発生回数の関数として作成するステップと によって行うことを特徴とするGPS受信機。
  13. 【請求項13】 前記主信号の同相(I)及び直角位相(Q)成分を作成して、該同相
    及び直角位相成分の各々を前記前(E)及び後(L)の複製符号信号と相関させて、そ
    れぞれ相関値IE、IL、QE、及びQLを作成して、前記符号位相識別子をIE
    L、QE及びQLの関数として計算することを特徴とする請求項12に記載のG
    PS受信機。
  14. 【請求項14】 前記累積和が前記上限しきい値の上に偏っているか、あるいは
    前記下限しきい値の下に偏っているかに応じて、前記前及び後の相関値が増加ま
    たは減少のいずれかをすることを特徴とする請求項12または請求項13に記載
    のGPS受信機。
  15. 【請求項15】 前記前及び後の相関値をカウンタとして、前記累積和が前記上
    限しきい値の上に偏っている際には該カウンタが1だけ増加し、前記累積和が前
    記下限しきい値の下に偏っている際には該カウンタが1だけ減少するようにした
    ことを特徴とする請求項14に記載のGPS受信機。
  16. 【請求項16】 前記累積和をレジスタに記憶して、該レジスタのオーバフロー
    またはアンダーフローのいずれも許容することによって、前記ステップ(b)を実
    行するようにしたことを特徴とする請求項12または請求項15に記載のGPS
    受信機。
  17. 【請求項17】 図3及び図4を参照して、発明の詳細な説明中に記載したGP
    S受信機。
JP2001544194A 1999-12-11 2000-11-27 ディジタル相関の方法及び装置 Expired - Fee Related JP4771637B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB9929269.0 1999-12-11
GBGB9929269.0A GB9929269D0 (en) 1999-12-11 1999-12-11 Method and apparatus for digital correlation
PCT/EP2000/011831 WO2001042973A1 (en) 1999-12-11 2000-11-27 Method and apparatus for digital correlation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003516701A true JP2003516701A (ja) 2003-05-13
JP4771637B2 JP4771637B2 (ja) 2011-09-14

Family

ID=10866099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001544194A Expired - Fee Related JP4771637B2 (ja) 1999-12-11 2000-11-27 ディジタル相関の方法及び装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6473452B2 (ja)
EP (1) EP1159690B1 (ja)
JP (1) JP4771637B2 (ja)
KR (1) KR100905338B1 (ja)
CN (1) CN100504848C (ja)
DE (1) DE60022319T2 (ja)
GB (1) GB9929269D0 (ja)
WO (1) WO2001042973A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012533080A (ja) * 2009-07-15 2012-12-20 トップコン ジーピーエス,エルエルシー アンテナ・ユニットのセットからの信号を処理するナビゲーション受信機

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3719175B2 (ja) * 2001-08-22 2005-11-24 日本電気株式会社 同期追跡回路
US20050283337A1 (en) * 2004-06-22 2005-12-22 Mehmet Sayal System and method for correlation of time-series data
US8391339B2 (en) * 2006-07-05 2013-03-05 CSR Technology Holdings Inc. Correlator sum method for spread spectrum signal receivers
KR101073408B1 (ko) 2008-03-07 2011-10-17 주식회사 코아로직 위성 신호 추적기의 상관 장치 및 그 방법
FR2940836A1 (fr) * 2009-01-06 2010-07-09 Michelin Soc Tech Procede et dispositif de determination de l'etat de deplacement d'un vehicule

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09261117A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Toyota Central Res & Dev Lab Inc スペクトラム拡散通信用受信機
JP2001044891A (ja) * 1999-03-01 2001-02-16 Sharp Corp 相関器
JP2002513518A (ja) * 1996-07-12 2002-05-08 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ Gps受信器におけるドップラー・レプリカ高調波防止方法

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0086570B1 (en) 1982-02-15 1990-03-14 The Secretary of State for Defence in Her Britannic Majesty's Government of the United Kingdom of Great Britain and Digital signal processor
US4507748A (en) 1982-08-02 1985-03-26 International Telephone And Telegraph Corporation Associative processor with variable length fast multiply capability
US5239496A (en) * 1989-12-27 1993-08-24 Nynex Science & Technology, Inc. Digital parallel correlator
JPH088514B2 (ja) 1991-11-20 1996-01-29 クラリオン株式会社 ディジタル相関装置
US5305349A (en) * 1993-04-29 1994-04-19 Ericsson Ge Mobile Communications Inc. Quantized coherent rake receiver
JP3125644B2 (ja) * 1995-09-13 2001-01-22 松下電器産業株式会社 復調装置
JPH09270827A (ja) * 1996-04-01 1997-10-14 Advantest Corp デジタル直交変調信号のパラメータ測定装置
TW368640B (en) * 1996-12-25 1999-09-01 Hitachi Ltd Image processor, image processing device and image processing method

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09261117A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Toyota Central Res & Dev Lab Inc スペクトラム拡散通信用受信機
JP2002513518A (ja) * 1996-07-12 2002-05-08 ゼネラル・エレクトリック・カンパニイ Gps受信器におけるドップラー・レプリカ高調波防止方法
JP2001044891A (ja) * 1999-03-01 2001-02-16 Sharp Corp 相関器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012533080A (ja) * 2009-07-15 2012-12-20 トップコン ジーピーエス,エルエルシー アンテナ・ユニットのセットからの信号を処理するナビゲーション受信機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4771637B2 (ja) 2011-09-14
DE60022319D1 (de) 2005-10-06
US6473452B2 (en) 2002-10-29
EP1159690B1 (en) 2005-08-31
GB9929269D0 (en) 2000-02-02
CN100504848C (zh) 2009-06-24
WO2001042973A1 (en) 2001-06-14
US20010003821A1 (en) 2001-06-14
CN1346470A (zh) 2002-04-24
DE60022319T2 (de) 2006-06-01
KR100905338B1 (ko) 2009-07-01
EP1159690A1 (en) 2001-12-05
KR20010102084A (ko) 2001-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4757425B2 (ja) コード位相トラッキング方法及び受信機
JP3916671B2 (ja) 相関器における効率のよいサンプリング方法
JP3992294B2 (ja) Gps受信器における取得前の周波数オフセット除去
JP4011854B2 (ja) グローバル測位システムのためのマルチチャンネルディジタル受信機
JP4386464B2 (ja) 電力効率のよい受信器
JP4048566B2 (ja) 信号取得の効率のよいgps受信器
US20070024499A1 (en) Method of Cross-Correlation and Continuous Wave Interference Suppression for GPS Signal and Associated GPS Receiver
US7471717B2 (en) Apparatus and method for acquiring spread-spectrum signals
JP3992744B2 (ja) Gps受信器におけるドップラー・レプリカ高調波防止方法
US8855171B2 (en) Satellite signal acquisition
US7092433B2 (en) Radiofrequency signal receiver with means for improving the reception dynamic of said signals
US20050010362A1 (en) Method and system for locating a GPS correlated peak signal
JP4771637B2 (ja) ディジタル相関の方法及び装置
KR100838945B1 (ko) 특히 고주파 신호 수신기용의 수치제어 발진기
EP2188907B1 (en) Method and device for multipath mitigation
JP2003515748A (ja) コード位相相関のための方法及び装置
US7499485B2 (en) Method and apparatus for detecting GPS data-bit boundaries and detecting GPS satellite-signal reception
KR100810802B1 (ko) 타임 시프트형 신호의 발생 방법
Bose GPS Satellite Signal Acquisition and Tracking
JP2002531965A (ja) Ds−cdma信号用受信機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071127

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20080422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100811

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100831

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101130

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110621

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140701

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees