JP2003516457A - ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミド樹脂ブレンド、製法並びに該樹脂ブレンドから製造される物品 - Google Patents
ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミド樹脂ブレンド、製法並びに該樹脂ブレンドから製造される物品Info
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Abstract
Description
性改良型相溶化ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミド樹脂ブレンドの組成物
に関する。本発明はまた、かかる組成物の製法及び組成物から形成される物品に
関する。
性の組み合わせである諸特性を有し得る。これらの特性には、ポリ(フェニレン
エーテル)が提供する高い熱安定性及びポリアミドが提供する耐溶剤性がある。
ないと二つのポリマーが不相溶となるので相溶化剤の存在が必要である。相溶化
ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミドブレンドの実例は、米国特許第431
5086号(上野等)、同第4659760号(van der Meer)及
び同第4732938号(Grant等)にある。相溶化していないポリ(フェ
ニレンエーテル)−ポリアミドブレンドの形態学的検査を行うと、典型的には、
連続ポリアミド相に第二の相を形成するポリ(フェニレンエーテル)が僅かに分
散したものとなっており、物理的特性が不良な積層構造の巨視的スケールでの形
成をしばしば招いていることがわかる。
の耐衝撃性改良剤が存在するのが通例である。適当な耐衝撃性改良剤には、ポリ
アミドと相溶であるもの、特にポリ(フェニレンエーテル)と相溶であるものが
包含される。これらのブレンドの特性を、光安定剤、難燃剤、熱安定剤、酸化防
止剤及び充填剤のような様々な添加剤の添加によりさらに強化することもできる
。
市場の様々な最終用途物品、特にアンダーフード部品及び様々な外装品について
かかるブレンドが関心を呼んでいる。しかしながら、これらのブレンドには低温
衝撃強さが欠けているため、他の市場でのさらなる応用は幾分限定されている。
これらのブレンドはまた、際立った延性、流動性及び表面外観を有していなけれ
ばならない。従って、低温衝撃強さが改善されており他の有用な物理的特性を兼
ね備えたポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミド組成物への必要性が変わらず
存在している。
ジメチルシロキサン)では約−129℃、典型的なポリブテンでは約−60℃未
満)ため、低温衝撃強さを与えるものと考えられる。加えて、ポリ(ジオルガノ
シロキサン)はまた、ブタジエン系ゴムのような他の添加剤に比べて優れた耐候
性、高い流動性及び改善された難燃性を与えることができる。しかし、ポリ(ジ
オルガノシロキサン)は殆どの熱可塑性樹脂に対して不混和性である。最適なブ
レンドの物理的特性を得るためには、ポリ(ジオルガノシロキサン)は典型的に
は、ブレンド成分として含められるときに相溶化を必要とする。ポリ(ジオルガ
ノシロキサン)を用いる従来の方法では、ブレンド中の1以上の他のポリマーと
相溶である他の熱可塑性樹脂とのブロック共重合体、コア−シェル共重合体又は
グラフト共重合体のような共重合体の形態でブレンドにポリ(ジオルガノシロキ
サン)を加えている。共重合体のアプローチはまた、ブレンドの衝撃性能を特注
調整するのに重要であり得るポリ(ジオルガノシロキサン)を含む相の粒度を調
整する助けとなる。これらのアプローチは有望であるが、ポリ(ジオルガノシロ
キサン)からブロック共重合体、コア−シェル共重合体又はグラフト共重合体を
製造するのに追加経費がかかるので実際的でない。
サン)粉末を用いて熱可塑性樹脂の耐燃性を改善することが報告されている。こ
れらの粉末は、例えば米国特許第3824208号及び同第5153238号に
教示されている方法を用いて、高分子量シリコーンガムを充填剤と共に分散させ
ることにより製造することができる。これらの特許は、かかる粉末が貯蔵安定性
を有しており、無ゲルであると請求している。米国特許第5153238号は、
100〜200℃の温度で強力ミキサー内で混合することにより粉末を製造する
ことを勧めている。また、米国特許第5391594号及び同第5508323
号は、含ポリ(ジオルガノシロキサン)粉末を用いてポリ(フェニレンエーテル
)又はポリアミド等の熱可塑性樹脂の燃焼特性を改善する方法に関するものであ
り、結果として、発煙速度、煙の発生及び有毒一酸化炭素の発生が改善されてい
る。米国特許第5412014号は、含ポリ(ジオルガノシロキサン)粉末と共
に相乗剤としてリン系難燃剤を用いて熱可塑性樹脂の難燃性を改善することに関
するものである。さらに、Buch等は、RM4−7081及びRM4−705
1と称する樹脂改質剤製品を含むポリ(ジオルガノシロキサン)を用いて有機樹
脂の難燃性を改善することを報告している(Fire Retardant C
hem.Assoc.、1993年10月26〜29日、第1〜第15頁、Do
w Corning Corp.,“Silicone−Based Addi
tives for Thermoplastic Resins Provi
ding Improved Fire Properties Such a
s Reduced Heat Release Rate,Reduced
Toxic Gases and Smoke as Measured by
the Cone Calorimeter”)。この論文はまた、他の耐衝
撃性改良剤を添加せずにポリ(フェニレンエーテル)等のエンジニアリング樹脂
の衝撃性能を改善することを開示している。
)ガムから製造される粉末を用いてポリアミド樹脂の衝撃性能を改善することが
米国特許第5610223号の主題となっている。ポリアミド系ブレンドは、ガ
ムの反応性エポキシ又はエステルの官能性に頼ってポリアミド樹脂のアミノ末端
基又は酸末端基との相溶化反応を行っている。この種のアプローチは、予め官能
化されたポリ(ジオルガノシロキサン)ガムの市販入手可能性に依存しており、
これらのガム上で利用可能な官能性の濃度によって制限される。さらに、熱可塑
性樹脂と官能化したガムとの間で共重合体を形成する相溶化反応は、含ポリ(ジ
オルガノシロキサン)ガムの分子量が増大するにつれてシロキサン鎖の易動度に
よって制限される場合もある。
第FR2640632号は、ポリ(ジオルガノシロキサン)をポリエステル又は
ポリアミドと相溶化する方法に関するものであり、耐衝撃性及び表面品質が改善
したと述べている。熱可塑性樹脂は非反応性ポリ(ジオルガノシロキサン)ガム
及び単官能性又は二官能性ポリ(ジオルガノシロキサン)油とブレンドされてい
る。ポリ(ジオルガノシロキサン)ガムは、分子量が300000g/molを
上回る高粘度線状ポリマーであると記載されている。好適実施形態では、ガムは
100〜1000ppmのビニル基を含んでいる。官能化したポリ(ジオルガノ
シロキサン)油はポリアミド末端基又はポリエステル末端基と反応して、共重合
体相溶化剤を形成する。
熱可塑性成形用組成物の物理的特性を改善する方法を開示している。ポリエステ
ル及び/又はポリアミドを、含ポリ(ジオルガノシロキサン)耐衝撃性改良剤及
びエポキシ又はオルトエステルで官能化した化合物とブレンドする。エポキシ又
はオルトエステルで官能化した化合物は、ポリエステル及び/又はポリアミドブ
レンド、並びに耐衝撃性改良剤のための相溶化剤である。耐衝撃性改良剤は、ポ
リ(ジオルガノシロキサン)化合物、無機充填剤、及び選択によりシリコーン添
加剤のような様々な含シリコーン成分の1以上を含有していてよい。含シリコー
ン成分を相溶化剤と組み合わせると、衝撃強さの高いブレンド生成物が得られる
。
ブレンド組成物をある程度までは提供しているが、優れた衝撃強さ、特に低温で
格別なノッチ付きアイゾット衝撃強さを呈しつつ流動性及び良好な表面外観のよ
うな他の主要な物理的特性を保持した高品質部品を形成すべく成形することので
きる相溶化ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミドブレンドは依然として必要
とされている。具体的には、含ポリ(ジオルガノシロキサン)組成物の場合に、
耐衝撃性改良剤としてポリ(ジオルガノシロキサン)のみに頼ったり官能化した
化合物を用いて含ポリ(ジオルガノシロキサン)種を相溶化したりするのではな
いポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミドブレンドが依然として必要とされて
いる。
撃強さを含めた様々な物理的特性が、ポリブテン又はオルガノシロキサン混合物
の添加によって改善されるとの発見に基づいている。さらに具体的には、本発明
者等は、上述のブレンドが1以上の耐衝撃性改良剤を既に含有している場合に、
ブレンドの衝撃強さがポリブテン又はオルガノシロキサン混合物の添加によって
改善されることを期せずして発見した。さらに、かかる組成物は、ブレンドにオ
ルガノシロキサン混合物を相溶化させるための官能化された相溶化剤の添加を必
要としていない。
成物を含んでいる。
基を含む非ポリマー状官能化用化合物、並びに 当該組成物の物理的特性又は表面外観を改善するのに有効な少量の下記の成分
のいずれか、 (E)1以上のポリブテン、又は (F)下記の成分を含んでなるオルガノシロキサン混合物 (i)1以上のポリ(ジオルガノシロキサン)化合物100重量部、 (ii)1以上の無機充填剤0〜約100重量部、及び (iii)1以上のシリコーン添加剤0〜約20重量部。
相溶化ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミド樹脂組成物の製法、並びに該樹
脂組成物から製造される物品も提供する。
化学反応を経たような組成物を包含している。以下、量比が明記されている場合
には、上述のような任意の反応の後に残った量比ではなく元来配合されていた材
料に当てはめられるものとする。
合成することができる。適当なポリアミドには、アミノ基とカルボン酸基との間
に2以上の炭素原子を有するモノアミノ−モノカルボン酸若しくはそのラクタム
の重合、各アミノ基の間に2以上の炭素原子を含むジアミン及びジカルボン酸の
実質的に等モル比での重合、又は上で定義したモノアミノカルボン酸若しくはそ
のラクタムと、実質的に等モル比のジアミン及びジカルボン酸とを併せたものの
重合によって製造される種類のものがある。ジカルボン酸は、その官能性誘導体
例えばエステル又は酸塩化物の形態で用いてよい。
ラクタムの実例には、アミノ基とカルボン酸基との間に2〜16の炭素原子を含
む化合物があり、ラクタムの場合はこれらの炭素原子が−CO−NH−基を含む
環を形成する。アミノカルボン酸及びラクタムの具体例としては、上で触れた6
−アミノカプロン酸、ブチロラクタム、ピバロラクタム、ε−カプロラクタム、
カプリルラクタム、エナントラクタム、ウンデカノラクタム、ドデカノラクタム
、並びに3−及び4−アミノ安息香酸がある。
ルキルジアミン、アリールジアミン及びアルカリールジアミンがある。ジアミン
の例は、トリメチレンジアミン、テトラメチレンジアミン、ペンタメチレンジア
ミン、オクタメチレンジアミン、ヘキサメチレンジアミン(しばしば好ましい)
、トリメチルヘキサメチレンジアミン、m−フェニレンジアミン及びm−キシリ
レンジアミンである。
又は芳香族基を含むものがある。脂肪族の酸がしばしば好ましく、これにはセバ
シン酸、オクタデカン二酸、スベリン酸、グルタル酸、ピメリン酸及びアジピン
酸がある。
由からポリ(ヘキサメチレンアジパミド)及びポリ(カプロラクタム)であり、
以下、前者を「ポリアミド−66」、後者を「ポリアミド−6」と称する。アミ
ン末端基濃度がグラム当たり約20マイクロ当量以上であるポリアミドが、ポリ
(フェニレンエーテル)との共重合体形成を介した相溶化に特に適しているとい
う理由からしばしば好ましい。ポリアミドの混合物も本発明の組成物での利用に
適している。具体的には、様々なアミン末端基濃度を備えたポリアミドの混合物
が適しており、例えば二つのポリアミド−6グレードの混合物若しくは二つのポ
リアミド−66グレードの混合物、又はアミン末端基濃度が異なるポリアミド−
6とポリアミド−66との混合物等である。さらに、ポリアミド樹脂のアミン対
酸末端基比は様々であってよく、また樹脂組成物に含まれるポリアミドの相対粘
度も様々であってよい。多くの場合に、アミン末端基濃度がグラム当たり約60
マイクロ当量以上であるポリアミド又はポリアミドの混合物が特に有用である。
但し、主にカルボン酸で末端停止したポリアミドを用いることも本発明の範囲内
にある。
の式の構造単位を複数で含んでなる公知のポリマーである。
、第一級若しくは第二級の低級アルキル(すなわち炭素原子数7以下のアルキル
)、フェニル、ハロアルキル、アミノアルキル、ヒドロカルボノキシ、又はハロ
ゲン原子と酸素原子とを2以上の炭素原子で隔てるハロヒドロカルボノキシであ
り、各々のQ2は独立に、水素、ハロゲン、第一級若しくは第二級の低級アルキ
ル、フェニル、ハロアルキル、ヒドロカルボノキシ、又はQ1について定義した
ハロヒドロカルボノキシである。最も多くの場合に、各々のQ1はアルキル又は
フェニルであって特にC1-4アルキルであり、各々のQ2は水素である。
好ましい単独重合体は、2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテル単位を
含むものである。適当な共重合体には、上の単位を(例えば)2,3,6−トリ
メチル−1,4−フェニレンエーテル単位と共に含むランダム共重合体がある。
また、ポリ(フェニレンエーテル)に、公知の態様でビニル単量体又はポリスチ
レン及びエラストマー等のポリマーのような材料をグラフト接合することにより
製造された部分を含むポリ(フェニレンエーテル)、並びに低分子量ポリカーボ
ネート、キノン、複素環及びホルマルのようなカップリング剤が公知の態様で二
つのポリ(フェニレンエーテル)鎖のヒドロキシ基との反応を経てさらに高分子
量のポリマーを生成したようなカップリング型ポリ(フェニレンエーテル)も包
含される。
数(IV)が約0.09dl/gを上回り、好ましくは約0.25dl/gを上
回り、さらに好ましくは約0.25〜0.6dl/gの範囲にあり、最も好まし
くは0.4〜0.6dl/gの範囲にある。異なる極限粘度数のポリ(フェニレ
ンエーテル)の混合物も本発明の組成物での利用に適している。かかる混合物に
は、0.12IV樹脂と0.46IV樹脂とを組み合わせた低極限粘度数ポリ(
フェニレンエーテル)樹脂及び高極限粘度数ポリ(フェニレンエーテル)樹脂の
両方を含むものがある。
,6−トリメチルフェノールのような1以上のモノヒドロキシ芳香族化合物の酸
化カップリングによって製造される。かかるカップリングには触媒系が一般的に
用いられており、触媒系は典型的には、銅、マンガン又はコバルト化合物のよう
な1以上の重金属化合物を通常は様々な他の材料と組み合わせて含んでいる。
ルキル末端基を有する分子を含んでなるものである。アミノアルキル基は典型的
には、ヒドロキシ基に対してオルト位に位置している。かかる末端基を含む生成
物は、ジ−n−ブチルアミン若しくはジメチルアミンのような適当な第一級又は
第二級モノアミンを酸化カップリング反応混合物の成分の一つとして配合するこ
とにより得ることができる。また、4−ヒドロキシビフェニル末端基もしばしば
存在しており、この基は典型的には、特に塩化銅−第二級又は第三級アミン系中
に副産物のジフェノキノンが存在しているような反応混合物から得られる。相当
量のポリマー分子、典型的にはポリマーの約90重量%といった大部分を構成す
るポリマー分子が上述の含アミノアルキル末端基及び4−ヒドロキシビフェニル
末端基の少なくとも一方を含んでいてよい。
ェニレンエーテル)が、構造単位又は付随する化学的特徴の多様性に拘わらず現
状で公知のすべてのものを包含していることが明らかであろう。
テル)−ポリアミドブレンドの衝撃強さを改善するものとして公知の任意のポリ
マーであってよい。適当なポリマーの実例は、耐衝撃性ポリスチレン;ポリジエ
ン、例えばポリイソプレン及びポリブタジエン等;二ブロック及び三ブロック共
重合体を含めたスチレン−ジエンブロック共重合体であって、ジエン構造単位が
部分的に又は全体的に水素化されているもの;カルボン酸基又はエステル基を含
むオレフィンポリマー、及びゴム状コアと剛性のシェルとを有しておりカルボン
酸末端基又はその官能性誘導体(例えば無水物基、エステル基、アミド基又はイ
ミド基)を備えたコア−シェルポリマーである。
ブロック共重合体及び様々な酸で官能化したエチレン−プロピレン共重合体(例
えばEP−グラフト−無水マレイン酸)等がある。特に好ましいのは、例えばA
−B−A三ブロック共重合体及びA−B二ブロック共重合体等の所謂エラストマ
ーブロック共重合体である。利用可能なA−B型及びA−B−A型のブロック共
重合体であるゴム添加剤は、1又は2のアルケニル芳香族ブロック、典型的には
スチレンブロックと、ゴムブロック、例えばブタジエンブロックであって部分的
に又は全体的に水素化されていてよいものとで構成される熱可塑性ゴムである。
これらの三ブロック共重合体及び二ブロック共重合体の混合物は本組成物に特に
好ましい。
78254号、同第3402159号、同第3297793号、同第32657
65号及び同第3594452号、並びに英国特許第1264741号に開示さ
れている。A−B及びA−B−Aブロック共重合体の典型種の実例には、ポリス
チレン−ポリブタジエン(SBR)、水素化ポリスチレン−ポリブタジエン(ポ
リスチレン−ポリ(エチレン−プロピレン)としても公知)、ポリスチレン−ポ
リイソプレン、ポリ(α−メチルスチレン)−ポリブタジエン、ポリスチレン−
ポリブタジエン−ポリスチレン(SBS)、水素化ポリスチレン−ポリブタジエ
ン−ポリスチレン(ポリスチレン−ポリ(エチレン−ブチレン)−ポリスチレン
(SEBS)としても公知)、ポリスチレン−ポリイソプレン−ポリスチレン及
びポリ(α−メチルスチレン)−ポリブタジエン−ポリ(α−メチルスチレン)
、並びにこれらの選択的に水素化された形態がある。かかるA−B及びA−B−
Aブロック共重合体は、Phillips Petroleum社から商標SO
LPRENEで販売されているもの、Shell Chemical Co.か
ら商標KRATONで販売されているもの、Dexco社から商標VECTOR
で販売されているもの及び(株)クラレから商標SEPTONで販売されている
ものを含めて多数の販売元から市販されている。
エステルから成る群の1以上の部分を含むエラストマーポリオレフィンのような
官能化エラストマーポリオレフィンも包含される。エラストマーポリオレフィン
の本質的な構造単位は典型的には、エチレン及び1以上のC3-8α−オレフィン
、例えばプロピレン、1−ブテン、1−ヘキセン及び1−オクテン等から誘導さ
れている。エチレン及び1以上のC3-8α−オレフィンが共にポリマーの大部分
を構成しているのであれば、両者の比は重要ではない。
プロピレンゴム又は官能化エチレン−プロピレン−ジエンエラストマーである。
ジエン部分は、エチリデンノルボルネン、1,4−ヘキサジエン又はジシクロペ
ンタジエンのような1以上の非共役ジエンである。これらのエラストマーポリオ
レフィンはそれぞれEPRエラストマー及びEPDMエラストマーとして当技術
分野で公知である。以上に述べたものの混合物のような耐衝撃性改良剤の混合物
も有用である。
ーテル)及び/又はポリアミドと反応可能であってこれにより共重合体分子の形
成を可能にする官能基を有する任意の公知の非ポリマー状化合物であってよい。
かかる官能基には、カルボン酸、無水物、アミド、エステル、オルトエステル、
エポキシド、オレフィン、ハロトリアジン、ホスフェート、ヒドロキシ及びアミ
ノの各基がある。好ましくは、成分Dは、試薬A及び試薬Bの各々と反応可能な
1以上の基を含んでいる。官能化用化合物の例には、無水マレイン酸、フマル酸
、クエン酸、無水トリメリト酸クロライド、グリシジルメタクリレート、メシチ
ルグリシジルクロロシアヌレート、4−アクリロイルオキシメチル−2−メトキ
シ−2−メチル−1,3−ジオキソラン、2−クロロ−4−(2−メトキシ−2
−メチル−1,3−ジオキソラニルメトキシ)−6−フェノキシ−1,3,5−
トリアジン及び2−クロロ−4−(2−ジエトキシホスファトエトキシ)−6−
メシトキシ−1,3,5−トリアジンがある。好ましい相溶化剤には、クエン酸
、フマル酸、リンゴ酸、マレイン酸、無水マレイン酸、イタコン酸、無水イタコ
ン酸、シトラコン酸、無水シトラコン酸、並びにこれらの化合物及び類似化合物
の様々な誘導体の1以上がある。特に好ましい相溶化剤は、無水クエン酸、クエ
ン酸水和物又はクエン酸水溶液を含む。
をある程度まで決める。例えば、酸塩化物のような官能化用化合物はポリ(フェ
ニレンエーテル)と速やかに反応するので、通常は溶液中でポリ(フェニレンエ
ーテル)と最初にブレンドされ、この後に得られた反応生成物が他の成分とブレ
ンドされる。他方、無水マレイン酸、フマル酸及びクエン酸のような化合物は、
溶融物としてポリ(フェニレンエーテル)及び選択により他の成分の1以上と同
時にブレンドしてよく、このときに官能化反応が生ずるようにすると簡便である
。
テル)−ポリアミド用の相溶化剤として作用するがポリブテン(成分E)又はオ
ルガノシロキサン混合物(成分F)をポリ(フェニレンエーテル)又はポリアミ
ドと相溶化させる作用はしないものと考えられる。一実施形態では、本発明は、
オルガノシロキサン混合物又はポリブテンを少量添加することによって耐衝撃性
改良型ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミドブレンドの物理的特性(例えば
低温衝撃強さ)の改善を達成するために、別個の相溶化剤を加える必要はないと
の発見に基づいている。
ーテル)が分散相を構成している限りでは成分A、成分B及び成分Cの比は重要
ではない。一般的には、ポリ(フェニレンエーテル)(成分A)は全組成物の約
20〜60重量%、好ましくは約25〜45重量%となる。ポリアミド(成分B
)の量を40重量%を上回るまで増大させると、典型的には、延性及び流動性が
高まってしばしば好ましい。1以上の耐衝撃性改良剤(成分C)の比は典型的に
は、全組成物の約1〜20重量%、好ましくは約1〜15重量%、さらに好まし
くは約1〜10重量%である。本発明の好適実施形態では、耐衝撃性改良剤は本
質的に、ポリ(フェニレンエーテル)分散相の内部及び/又はその周囲に存在す
る。相溶化剤(成分D)は典型的には、成分A、成分B及び成分Cの合計100
部当たり約0.1〜2.0部の量で存在する。
ブチレンの重合、又は1−ブテン及び/若しくは2−ブテンのようなブテン異性
体を含むイソブチレンに富んだオレフィン流の重合によって製造されるポリマー
である。ポリブテンの主成分は典型的には、下記の式(II)に示すものである。
、重合過程中に生じ得る任意の内部二重結合とを含んでなる。適当なポリブテン
の数平均分子量は(ゲル浸透クロマトグラフィーで決定して)約250〜約30
00であり、好ましくは約350〜約2300である。特に好適な実施形態では
、適当なポリブテンの数平均分子量は約350〜約500である。適当なポリブ
テンの動粘度は(ASTM D445で決定して)38℃で約20〜約300セ
ンチストークスであり、好ましくは38℃で約100〜約150センチストーク
スであってよい。適当なポリブテンの動粘度はまた、(ASTM D445で決
定して)99℃で約20〜約5000センチストークスであり、好ましくは99
℃で約25〜約250センチストークスであってよい。特に好適な実施形態では
、適当なポリブテンの動粘度は(ASTM D445で決定して)38℃で約1
10〜約130センチストークスである。
い。官能性が存在する場合には、ポリブテンの二重結合のすべて又は少なくとも
一部が官能化過程で消費されていてよい。好ましいポリブテンの中和価は、(A
STM D974で決定して)グラムポリマー当たり水酸化カリウム約0.03
mg未満であり、好ましくは0.02mgに概ね等しいかこれ未満である。
上のポリ(ジオルガノシロキサン)化合物、選択により(ii)1以上の無機充填
剤、及び選択により(iii)1以上のシリコーン添加剤を含んでいる。ポリ(ジ
オルガノシロキサン)は通常、ケイ素原子及び酸素原子が交互に並んだ主鎖をケ
イ素原子の位置で様々な有機基で置換したものからなる。ポリ(ジオルガノシロ
キサン)は、単独重合体、ブロック共重合体又はランダム共重合体といった様々
な構造を有していてよい。好ましいポリ(ジオルガノシロキサン)は下記の構造
を有する。
クロアルキル又はアリールを表わしており、かかる基がハロゲン化、特にフッ素
化されていてよく、nは当該化合物の公称重量平均分子量が約100000〜約
1500000〜となるような値とする。好ましいポリ(ジオルガノシロキサン
)は、ポリ(ジメチルシロキサン)から誘導されたものである。さらに好適な実
施形態では、ポリ(ジオルガノシロキサン)の公称重量平均分子量は約8000
00である。
ルガノシロキサン混合物に存在する。ポリ(ジオルガノシロキサン)は、従来の
方法に従って製造されていてよく、例えばGE Silicones社及びDo
w Corning社等から多数市販されている。特に好ましいポリ(ジオルガ
ノシロキサン)には、鎖末端及び主鎖にビニル基を含む針入度800mmのポリ
(ジメチルシロキサン)ガムであるGE Siliconesグレード8848
8−8がある。88488−8ガムの一般式はMVi−DxDVi y−MViであり、約
0.25モル%のVi基を含んでいる。また、一般式がMDxMの針入度800
mmのポリ(ジメチルシロキサン)ガムであるGE Siliconesグレー
ド81366−8も好ましい。
適当な充填剤には、シリカ、アルミナ、チタニア、ウォラストナイト、ケイ酸カ
ルシウム、カーボンブラック、炭酸カルシウム、クレイ、カオリン、ケイ酸アル
ミニウム、ベントナイト、モンモリロナイト、タルク、合成ケイ酸マグネシウム
、ゼオライト、酸化亜鉛、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、木粉、木材セルロー
ス又はこれらの混合物がある。充填剤は、焼成されていてもよいし、且つ/又は
充填剤入り組成物の最終的な特性を改善するのに適当な有機添加剤によって表面
処理及び/若しくは内位添加(インターカレーション)されていてもよい。特に
好ましい充填剤成分は、沈降シリカ又はフュームドシリカであり、好ましくはシ
ラン処理したフュームドシリカである。最も好ましくは、充填剤成分はD4(オ
クタメチルシクロテトラシロキサン)処理したフュームドシリカである。存在す
る場合には、かかるフュームドシリカはオルガノシロキサン混合物中でポリ(ジ
オルガノシロキサン)化合物の重量を基準として約30〜約100重量部の量で
用いられ、最も好ましくは約60〜約70重量部の量で用いられる。
んでいる。適当な添加剤の種別の一つに、下記の構造を有するメトキシ末端シリ
コーンがある。
mは約9である。
ーンである。
mは約7である。かかる化合物はGE Silicones社から市販されてい
る。
ンである。好ましいビニル官能化アルコキシシランには、市販のビニルトリエト
キシシランがある。
ミン基と反応可能な1以上の基(部分)を含んでなる官能化されたポリ(ジオル
ガノシロキサン)を用いることも可能である。かかる基の実例には、アミン基、
エポキシ基及びカルボン酸から誘導された基がある。この観点で、下記の式の1
以上の官能化ポリ(ジオルガノシロキサン)化合物を用いると好ましい場合があ
る。
、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、R12、R13、R14、R15、R16 、R17、R18、R19及びR20は各々互いに独立に、水素原子又は炭素原子数1〜
12のアルキル、アルコキシ、アルケニル、アリール、アラールキル、アルキル
アリールの各基のうちの1であって、かかる基がハロゲン化されていてもよい。
また、式中、X1、X2、X3、X4、X5及びX6は各々互いに独立に、アルキレン
、シクロアルキレン、アリーレン、アラールキレン、アルキルアリーレンのうち
の1を表しており、Z1、Z2、Z3、Z4、Z5及びZ6は各々下記の基のうちの1
を表す。
表し、kの値が1〜10であるもの、 (b)脂肪族又は環式脂肪族のエポキシド、及び (c)カルボン酸基。 但し、官能化ポリ(ジオルガノシロキサン)化合物は、アミン基とエポキシド基
とを同時に含んでいてはならず、またアミン基とカルボン酸基とを同時に含んで
いてはならず、さらにエポキシド基とカルボン酸基とを同時に含んでいてはなら
ない。適当なカルボン酸基には酸無水物基がある。
1又は任意の組み合わせを用いてよい。シリコーン添加剤は、ポリ(ジオルガノ
シロキサン)化合物を基準として0〜約20重量部の量で存在していてよい。好
適実施形態では、上述の添加剤の3つすべてが存在しており、メトキシ末端シリ
コーン及びシラノール末端シリコーンが、ポリ(ジオルガノシロキサン)化合物
の重量を基準として約2.5重量部ずつの量で存在し、ビニルトリエトキシシラ
ンが約0.8重量部の量で存在する。
分F)の量は少量であって、ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミドブレンド
の物理的特性又は表面外観を改善するのに有効な量とする。本書の文脈の範囲内
では、少量とは、オルガノシロキサン混合物又はポリブテンが、耐衝撃性改良剤
すなわち成分Cよりも重量で少量で組成物中に存在することを意味している。好
ましくは、存在する場合には、オルガノシロキサン混合物は耐衝撃性改良剤すな
わち成分Cの約90重量%、さらに好ましくは約60重量%、一層好ましくは約
30重量%、最も好ましくは約15重量%の量で存在する。特に好適な実施形態
では、オルガノシロキサン混合物は、存在する場合には、耐衝撃性改良剤すなわ
ち成分Cの約1〜30重量%の量でブレンド中に存在する。好ましくは、1以上
のポリブテンは、存在する場合には、耐衝撃性改良剤すなわち成分Cの約90重
量%、さらに好ましくは約60重量%、一層好ましくは約30重量%の量で存在
する。特に好適な実施形態では、オルガノシロキサン混合物又はポリブテンは、
耐衝撃性改良剤すなわち成分Cの約15〜30重量%の量でブレンド中に存在す
る。オルガノシロキサン混合物又はポリブテンの有効量は、オルガノシロキサン
混合物又はポリブテンが存在しない対応する組成物の成形部品に比べて、成形部
品の物理的特性、特に低温(すなわち0℃以下)衝撃強さ、又は表面外観が改善
するような量とする。表面外観の改善は、当業者であれば認知しており、ゲート
ブラッシ、表層剥離及びサメ肌等の減少又は解消を包含している。
剤、熱安定剤、光安定剤、成核剤、強化剤、増量剤、ガラス繊維、炭素繊維及び
カーボンフィブリル、クレイ、マイカ及びタルクを含めた微小粒子鉱物のような
充填剤、帯電防止剤、可塑剤、滑剤、並びにこれらの混合物から成る群から選択
される1以上の添加剤を有効量で含んでいてよい。これらの添加剤は当技術分野
で公知であり、またその有効量及び配合の方法も公知である。添加剤の有効量は
広範に変更し得るが、通常は、全組成物の重量を基準として約50重量%強まで
の量で存在する。特に好ましい添加剤には、ヒンダードフェノール、チオ化合物
及び様々な脂肪酸から誘導されたアミドがある。これらの添加剤の好ましい量は
一般的には、組成物の合計重量を基準として約2重量%以下の合計量である。
便な方法を用いて配合してよい。典型的には、ポリ(ジオルガノシロキサン)(
1以上のシリコーン添加剤及び充填剤を含んでいる場合もある)は最初は高粘度
ガム又はゴムの形態にあって、例えば押出し機の供給ホッパーで他のブレンド成
分の中に一様に分散するには適していない場合がある。また、ポリブテンは液体
の形態にあって、例えば押出し機の供給ホッパーで他のブレンド成分の中に一様
に分散するには適していない場合がある。従って、ポリ(ジオルガノシロキサン
)を含むオルガノシロキサン混合物又はポリブテンは好ましくは、樹脂成分(す
なわちポリ(フェニレンエーテル)、ポリアミド又は耐衝撃性改良剤)の1以上
を含んでなる母材に予め分散させて、実質的に易流動性である粉末又はクラム(
crumb)を生成する。本書の文脈の範囲内では、実質的に易流動性であると
は、上述の粉末又はクラムが相分離したり、また例えば押出し機の供給装置を用
いて適当な混合設備に簡便に供給され得ないような程度まで粒子凝集を起こした
りしないことを意味する。代表的な成分比は、母材樹脂約40〜99.9重量%
対オルガノシロキサン混合物又はポリブテンのいずれか約60〜0.1重量%で
ある。母材樹脂は、大表面積粉末の形態の1以上のポリ(フェニレンエーテル)
又は1以上のポリアミドであってよい。例えば、二つの異なる分子量グレードの
母材樹脂を用いてよい。代替的には、母材樹脂が1以上のポリ(フェニレンエー
テル)及び1以上のポリアミドの大表面積粉末の混合物を含んでいてもよい。ポ
リ(フェニレンエーテル)はGE Plastics社から大表面積粉末として
供給されており、押出し物ペレットとして供給されているポリアミドは、(例え
ば)1mm濾網を取り付けた機械的な粉砕機を用いて大表面積粉末になるように
破砕することができる。
用いられる1以上の樹脂の量は、ブレンドに含まれるかかる樹脂の合計量のすべ
てを構成していてもよいし又は一部のみを構成していてもよい。例えば、ポリア
ミド粉末を熱可塑性母材として用いて易流動性粉末を形成する場合には、ポリブ
テン又はオルガノシロキサン混合物を含む易流動性粉末濃縮物の形態でポリアミ
ドのすべて又は一部のみをブレンドに加えてよい。好ましくは、全ポリアミドの
一部のみが易流動性粉末濃縮物の形態で加えられて、残りのポリアミドがペレッ
ト又は粉末の形態で別個に加えられる。
1以上のシリコーン添加剤を含んでいる場合もある)を上で列挙したような無機
充填剤を含んでなる母材に予め分散してもよい。好ましい無機母材はフュームド
シリカである。さらに好ましい無機母材はD4で表面処理した大表面積フューム
ドシリカである。好ましい組成物は、含ポリ(ジオルガノシロキサン)ガム/フ
ュームドシリカ粉末をガム約61.5重量部対フュームドシリカ約38.5重量
部で含んでなる。シリコーン添加剤の存在の有無等の要因に応じて、含ポリ(ジ
オルガノシロキサン)ガム/無機母材分散体が易流動性粉末又はシリコーンゴム
の形態であってもよい。例えば、100重量部(pbw)の0.25モル%ビニ
ル置換ポリ(ジメチルシロキサン)、63pbwのD4処理フュームドシリカ(
表面積約200m2/g)、2.5pbwのメトキシ末端シリコーン液体(Me
OD9OMe)、2.5pbwのシラノール末端シリコーン液体(HOD7OH)
、及び0.8pbwのビニルトリエトキシシランを含んでなるオルガノシロキサ
ン混合物はゴムの形態であってよい。かかるゴムは、上述の樹脂成分の1以上か
ら成る母材に予め分散することにより易流動性粉末に転化させることができる。
い。含ポリ(ジオルガノシロキサン)ガムの適当な大表面積母材中への分散の方
法は、例えば前述の米国特許第3824208号及び同第5153238号に記
載されている。
ポリ(ジオルガノシロキサン)を含むオルガノシロキサン混合物は、適当なミキ
サーを用いて他のブレンド成分と混合してよい。代替的には、高粘度含ポリ(ジ
オルガノシロキサン)ガム自体(1以上のシリコーン添加剤を含んでいる場合も
ある)又は1以上のポリブテンを、ヘンシェルミキサーのような適当なミキサー
中で他のブレンド成分のすべてと混合してもよい。
物のいずれかを含む耐衝撃性改良型相溶化ポリ(フェニレンエーテル)−ポリア
ミド組成物の製法を含んでいる。この組成物の製造は通常、均質ブレンドの形成
のための条件下で各成分を単純にブレンドすることにより行われる。かかる条件
にはしばしば、一軸若しくは二軸のスクリュー型押出し機、又は各成分に剪断を
加えることのできる類似の混合装置での混合を包含している。好ましくは、ブレ
ンド成分に押出し加工を施して溶融コンパウンディングを行い、均質混合したブ
レンドを形成する。射出成形及び熱成形等によって有用な最終形態に形成するた
めには、押出しによって生成される一様なペレットが適している。
くは1以上のポリ(フェニレンエーテル)、1以上の耐衝撃性改良剤、1以上の
ポリアミド及び/又は相溶化剤を予めコンパウンディングしておいてもよい。一
実施形態では、ポリ(フェニレンエーテル)及び相溶化剤すなわち成分Dを別個
の加工工程で反応させることができる。幾つかの特性、例えば衝撃強さ及び延び
等は、ポリ(フェニレンエーテル)及び1以上の耐衝撃性改良剤と、選択により
任意の他の成分、例えば相溶化剤等を、ポリアミド樹脂及び他の成分とのコンパ
ウンディングに先立って最初に予めコンパウンディングしておくことにより強化
される場合があるようである。但し、これらの改善は、相溶化された組成物の粘
度を増大させることを代償として行われる場合もある。加工に別個の複数の押出
し機を用いてもよいが、これらの組成物は好ましくは、多数の供給口を長手方向
に沿って有して様々な成分の添加に対応した単一の押出し機を用いることにより
製造される。押出し機の1以上のガス抜き口から溶融物に対して真空を適用して
組成物中の揮発性不純物を除去するとしばしば有利である。当業者であれば、ブ
レンド時間及び温度、並びに成分の添加を大掛かりな追加実験を行わずに調整す
ることができよう。
ン混合物を、好ましくは易流動性粉末の形態で、他のすべてのブレンド成分と共
に押出し機の最初の供給口へ供給することができる。さらに好ましくは、1以上
のポリブテン及びオルガノシロキサン混合物を、好ましくは易流動性粉末の形態
で、他のブレンド成分の一部と共に押出し機の最初の供給口へ供給し、他のブレ
ンド成分の残部(オルガノシロキサン混合物及びポリブテンを除く)を最初の供
給口の下流に位置する第二の供給口で供給してもよい。最も好ましくは、1以上
の樹脂成分の一部、好ましくはポリアミドの一部(オルガノシロキサン混合物及
びポリブテンを除く)を下流の供給口で供給して、残りのブレンド成分は最初の
供給口で供給する。
の全部又は一部を、好ましくは易流動性粉末の形態で、他のブレンド成分と組み
合わせずに、又は好ましくは他のブレンド成分の一部と組み合わせて最初の供給
口の下流に位置する供給口で供給することができる。最も好ましくは、1以上の
ポリブテン又はオルガノシロキサン混合物を、好ましくは易流動性粉末の形態で
、1以上の樹脂成分、好ましくはポリアミドの一部と共に下流の供給口で供給す
る。この下流の供給口で供給されたポリアミド部分は、ペレット若しくは粉末、
又はペレット及び粉末両方の形態のいずれであってもよい。ポリアミドの残部を
含めた残りのすべてのブレンド成分(オルガノシロキサン混合物及びポリブテン
を除く)は最初の供給口へ供給する。1以上のポリブテン又はオルガノシロキサ
ン混合物が、一般的なポンプ供給設備によって周囲温度で取り扱うのに適した粘
度を有している場合には、これらの材料を純液体として、好ましくはポリアミド
の一部と共に、下流の供給口へ供給してもよい。選択により、上流の供給口及び
下流の供給口の一方又は両方の後に、あらゆる揮発物を除去するためのガス抜き
口、例えば真空ガス抜き口又は大気圧ガス抜き口を装備した押出し機のバレルセ
グメントが位置するようにしてもよい。
ノシロキサン混合物と共に加えて、ポリアミドの残部を別個に加える場合には、
易流動性粉末濃縮物のポリアミドは別個に加えるポリアミドと必ずしも同一のも
のでなくてもよい。例えば、二つの異なる分子量(又は相対粘度)グレードのポ
リアミド−66を、易流動性粉末濃縮物用及び別個に加えるポリアミドの残部用
として用いてもよい。他の適当なポリアミドの組み合わせには、二つの異なるグ
レードのポリアミド−6、ポリアミド−11若しくはポリアミド−12、又はア
リールアルキルポリアミド、又は当業者に公知の他のポリアミドがある。また、
一つの種別のポリアミドをポリブテン及びオルガノシロキサン混合物と共に易流
動性粉末を形成するのに用いて、異なるポリアミドが組成物中の残りのポリアミ
ドを構成するようにしてもよいものと思量される。同様に、オルガノシロキサン
混合物又はポリブテンを予め分散させるための熱可塑性母材としてポリ(フェニ
レンエーテル)を用いる場合には、二つの異なるIVグレードのポリ(フェニレ
ンエーテル)をそれぞれ母材用及び別個に加えるポリ(フェニレンエーテル)の
残部用として用いてもよい。他の適当なポリ(フェニレンエーテル)の組み合わ
せには、ポリ(フェニレンエーテル)プラス2,6−ジメチルフェノール及び2
,3,6−トリメチルフェノールの共重合体がある。
内にあることを明記しておく。かかる物品には、自動車の内装品、外装品及びア
ンダーフード部品、例えばフェンダー、パネル、カバー及びハウジング等がある
。
た。
クロロホルム中で測定した極限粘度数が0.46dl/g。
gで相対粘度(RV)が48(DuPont社から入手したグレードFE370
5)。
gでRVが32(DuPont社から入手したグレードFE3704)。
が40(日本、宇部興産(株)から入手したグレードG1013)。
重合体(すなわちスチレン−[エチレン−ブチレン]−スチレンブロック共重合
体、すなわちSEBS)(日本、(株)クラレから入手したSEPTONグレー
ド8006)。
SBS(Dexco社から入手したVECTORグレードV8508D)。
M D445による)、及び数平均分子量が約435(ゲル浸透クロマトグラフ
ィーによる)のポリブテン(Amoco社から入手したINDOPOLグレード
L−65)。
般式がMVi−DxDVi y−MViで鎖末端及び主鎖に約0.25モル%のVi基を含
んでいる(New York州WaterFordのGE Silicones
社から入手したグレード88488−8)。このガムは、ガム対PA−66−B
を重量/重量比で10:90として、微粉砕したPA−66−Bとヘンシェルミ
キサー中で混合することにより易流動性粉末に転化された。
m及びバレル設定温度288℃で運転して、各組成物に押出し加工を施した。押
出し機には、最初の供給口(すなわち「上流」供給口又は「US」供給口)に続
いて大気圧ガス抜き口が装備されており、また下流の供給口(すなわち「下流」
供給口又は「DS」供給口)に続いて真空ガス抜き口が装備されていた。射出成
形機をバレル設定温度305℃、型温度88℃、冷却時間30秒及び保持時間1
5秒として、乾燥したブレンド押出し物のペレットを標準ASTM試験標本に成
形した。
、クエン酸相溶化剤、及びポリ(ジメチルシロキサン)を含むオルガノシロキサ
ン混合物を重量部で掲げた量で配合した組成物を示している。ポリ(フェニレン
エーテル)対ポリアミド−66対耐衝撃性改良剤対相溶化剤の比は各々の組成物
で同一とした。ポリ(フェニレンエーテル)、耐衝撃性改良剤及びクエン酸のす
べて、並びにポリアミド−66の全量の一部を押出し機の最初の供給口(「上流
」供給口又は「US」供給口と表記)で供給した。純ポリアミド−66ペレット
と、ポリアミド−66/ポリ(ジメチルシロキサン)を含むオルガノシロキサン
混合物の濃縮物を易流動性粉末としたものとの混合物を最初の供給口の下流(「
DS」)に位置する第二の供給口に加えた。上流で供給したポリアミド−66は
ペレットの形態のPA−66−Aであり、その量は全ポリアミド−66の25%
であった。純ポリアミド−66として下流で供給したポリアミド−66もPA−
66−Aであり、その量は全ポリアミド−66の75〜58%であった。濃縮物
の形態でオルガノシロキサン混合物と共に下流で供給したポリアミド−66はP
A−66−Bであり、その量は全ポリアミド−66の0〜17%であった。これ
らの組成物におけるオルガノシロキサン混合物の全量は、全組成物の重量を基準
として0重量%、0.1重量%、0.5重量%及び1.0重量%であった。
ルガノシロキサン混合物を有しておらず、全ポリアミド−66の100%として
PA−66−Aを用いた(25%をUS供給及び75%をDS供給)。第二の対
照ブレンド(対照実施例5)は、オルガノシロキサン混合物を有しておらず、U
S供給した全ポリアミド−66の25%をPA−66−Aとし、DS供給した全
ポリアミド−66の75%をPA−66−A(全ポリアミドの58%)及びPA
−66−B(全ポリアミドの17%)の混合物として有していた。表2は、表1
のブレンドの物理的特性を示す。
粉末濃縮物としてDS供給した e)PA−66の残部はPA−66−BとしてDS供給した
ト破壊のいずれかを示した。
比で(対照実施例1に対する実施例2、3及び4)含む耐衝撃性改良型ポリ(フ
ェニレンエーテル)−ポリアミド組成物中にオルガノシロキサン混合物を増量し
ながら(0.1〜1.0重量%)含ませたブレンドは、室温ノッチ付きアイゾッ
ト衝撃強さが改善され、オルガノシロキサン混合物の量が最大であると破断時引
張り延びが改善され、低温Dynatupエネルギが改善されると共に高剪断速
度での流動性が改善されることが分かる。
同じ比で(対照実施例5に対する実施例4)含む耐衝撃性改良型ポリ(フェニレ
ンエーテル)−ポリアミド組成物中にオルガノシロキサン混合物を含ませたブレ
ンドは、破断時引張り延びが改善され、低温Dynatupエネルギが改善され
、高剪断速度での流動性が改善されると共に、低温Dynatupエネルギの一
貫性が改善される(測定値の標準偏差が小さい)ことが分かる。
TM Dynatupプラック及び引張り試験棒は、ゲートブラッシ又は表層剥
離の形跡を示していなかった。各部品には人目を引く光沢があり、典型的な耐衝
撃性改良型ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミドの表面の不安定性の徴候は
なかった。
6、耐衝撃性改良剤B、無水クエン酸相溶化剤及びポリブテンを重量部で掲げた
量で配合した組成物を示している。ポリ(フェニレンエーテル)、耐衝撃性改良
剤、クエン酸、ポリブテン及びポリアミド−66−Aのすべてを押出し機の最初
の供給口(「上流」又は「US」供給口と表記)で供給した。ポリアミド−6ペ
レットを最初の供給口の下流(「DS」)に位置する第二の供給口に加えた。こ
れらの組成物に配合したポリブテンの全量は、全組成物の重量を基準として約1
.5重量%及び約2.9重量%であった。加えて、実施例6〜8の組成物は、ヨ
ウ化カリウム水溶液及びヒンダードフェノール熱安定剤(各々全組成物の約0.
3重量%の量でUS供給した)を含んでおり、これらの成分は表3に掲げた量を
計算する際には考慮しなかった。
を含まなかった。表4は、表3のブレンドの物理的特性を示す。
ードの混合物を含む耐衝撃性改良型ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミド組
成物にポリブテンを増量しながら加えると、室温ノッチ付きアイゾット衝撃強さ
が改善され、破断時引張り延びが改善され、破断時引張り強さが改善されると共
に、低温Dynatup衝撃全エネルギが改善されていることが分かる。加えて
、Dynatup試験プラックの破壊様式は、ポリブテンの量が増すにつれて脆
性から延性へ次第に移行している。
TM Dynatupプラック及び引張り試験棒は、ゲートブラッシ又は表層剥
離の形跡を示していなかった。各部品には人目を引く光沢があり、典型的な耐衝
撃性改良型ポリ(フェニレンエーテル)−ポリアミドの表面の不安定性の徴候は
なかった。
剤B、無水クエン酸相溶化剤及びポリブテンを重量部で掲げた量で配合した組成
物を示している。ポリ(フェニレンエーテル)、耐衝撃性改良剤、クエン酸及び
ポリブテンのすべて、並びにポリアミド−66−Aの一部を押出し機の最初の供
給口(「上流」又は「US」供給口と表記)で供給した。ポリアミド−66−A
ペレットの残部を最初の供給口の下流(「DS」)に位置する第二の供給口で加
えた。これらの組成物に配合したポリブテンの全量は、全組成物の重量を基準と
して約2.9重量%であった。また、実施例10に類似しておりポリブテンを含
まない対照ブレンドを製造した(対照実施例9)。実施例9〜10の組成物は、
ヨウ化カリウム水溶液及びヒンダードフェノール熱安定剤(各々全組成物の約0
.3重量%の量でUS供給した)を含んでおり、これらの成分は表5に掲げた量
を計算する際には考慮しなかった。表6は、表5のブレンドの物理的特性を示す
。
ニレンエーテル)−ポリアミド組成物にポリブテンを加えると、室温及び低温ア
イゾット衝撃強さが改善され、低温Dynatup衝撃強さが改善されると共に
、破断時引張り延びが改善されることが分かる。
に対する限定であると見做すべきではない。従って、当業者であれば、本発明の
要旨及び範囲から逸脱しない様々な改変、適合変更及び代替構成に想到されよう
。
Claims (23)
- 【請求項1】 下記の成分及びその任意の反応生成物を含んでなる組成物。 (A)1以上のポリアミドを含んでなる連続相、 (B)1以上のポリ(フェニレンエーテル)樹脂、 (C)1以上の耐衝撃性改良用ポリマー、 (D)ポリ(フェニレンエーテル)及びポリアミドと反応可能な2以上の官能
基を含む非ポリマー状官能化用化合物、並びに 当該組成物の物理的特性又は表面外観を改善するのに有効な少量の下記の成分
のいずれか。 (E)1以上のポリブテン、又は (F)下記の成分を含んでなるオルガノシロキサン混合物 (i)1以上のポリ(ジオルガノシロキサン)化合物100重量部、 (ii)1以上の無機充填剤0〜約100重量部、及び (iii)1以上のシリコーン添加剤0〜約20重量部。 - 【請求項2】 前記1以上のポリアミドがポリアミド−66又はポリアミド
−6である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項3】 前記1以上のポリアミドがポリアミド−66及びポリアミド
−6の混合物である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項4】 前記1以上のポリアミドが、異なるアミン末端基濃度を有す
るポリアミド−66樹脂の混合物である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】 前記ポリ(フェニレンエーテル)が、ポリ(2,6−ジメチ
ル−1,4−フェニレンエーテル)又はポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェ
ニレンエーテル−コ−2,3,6−トリメチル−1,4−フェニレンエーテル)
の1以上である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項6】 前記耐衝撃性改良用ポリマーが、スチレン−ブタジエン共重
合体、水素化スチレン−ブタジエン共重合体、スチレン−ブタジエン−スチレン
共重合体、水素化スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体、スチレン−イソプ
レン共重合体、水素化スチレン−イソプレン共重合体、スチレン−イソプレン−
スチレン共重合体及び水素化スチレン−イソプレン−スチレン共重合体から成る
群から選択される1以上の成分である、請求項1記載の組成物。 - 【請求項7】 前記非ポリマー状官能化用化合物が、クエン酸、無水マレイ
ン酸及びフマル酸から成る群から選択される1以上の成分である、請求項1記載
の組成物。 - 【請求項8】 1以上のポリブテンを含む請求項1記載の組成物。
- 【請求項9】 オルガノシロキサン混合物を含む請求項1記載の組成物。
- 【請求項10】 前記オルガノシロキサン混合物が、約0.25モル%ビニ
ル基を含むポリ(ジメチルシロキサン)ガムから実質的に成る、請求項9記載の
組成物。 - 【請求項11】 下記の成分及びその任意の反応生成物を含んでなる組成物
。 (A)1以上のポリアミド−66を含んでなる連続相、 (B)1以上のポリ(フェニレンエーテル)樹脂を当該組成物の全量の約20
〜60重量%で含んでなる分散相、 (C)スチレン−ブタジエン共重合体、水素化スチレン−ブタジエン共重合体
、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体及び水素化スチレン−ブタジエン−
スチレン共重合体から成る群から選択される1以上の耐衝撃性改良用ポリマーを
当該組成物の全量の約1〜約15重量%、 (D)クエン酸を成分A、B及びCの合計100部当たり約0.1〜2.0部
、並びに (E)ポリブテンを前記耐衝撃性改良用ポリマー(C)の約15〜30重量%
。 - 【請求項12】 下記の成分及びその任意の反応生成物を含んでなる組成物
。 (A)1以上のポリアミド−66樹脂を含んでなる連続相、 (B)1以上のポリ(フェニレンエーテル)樹脂を当該組成物の全量の約20
〜60重量%で含んでなる分散相、 (C)スチレン−ブタジエン共重合体、水素化スチレン−ブタジエン共重合体
、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体及び水素化スチレン−ブタジエン−
スチレン共重合体から成る群から選択される1以上の耐衝撃性改良用ポリマーを
当該組成物の全量の約1〜約15重量%、 (D)クエン酸を成分A、B及びCの合計100部当たり約0.1〜2.0部
、並びに (F)約0.25モル%のビニル基を含むポリ(ジメチルシロキサン)ガムを
前記耐衝撃性改良用ポリマー(C)の約1〜15重量%。 - 【請求項13】 請求項1記載の組成物から製造される物品。
- 【請求項14】 自動車の内装品、外装品又はアンダーフード部品である請
求項13記載の物品。 - 【請求項15】 下記の成分及びその任意の反応生成物を含んでなる組成物
の製法: (A)1以上のポリアミドを含んでなる連続相、 (B)1以上のポリ(フェニレンエーテル)樹脂、 (C)1以上の耐衝撃性改良用ポリマー、 (D)ポリ(フェニレンエーテル)及びポリアミドと反応可能な2以上の官能
基を含む非ポリマー状官能化用化合物、並びに 当該組成物の物理的特性又は表面外観を改善するのに有効な少量の下記の成分
のいずれか: (E)1以上のポリブテン、又は (F)下記の成分を含んでなるオルガノシロキサン混合物 (i)1以上のポリ(ジオルガノシロキサン)化合物100重量部、 (ii)1以上の無機充填剤0〜約100重量部、及び (iii)1以上のシリコーン添加剤0〜約20重量部、 であって、当該製法は押出し加工を混合物に施す工程を備えており、該押出し加
工において、前記オルガノシロキサン混合物又は前記ポリブテンが前記樹脂成分
の1以上の少なくとも一部と共に初期供給口の下流に位置する供給口へ供給され
る、製法。 - 【請求項16】 下流で供給される前記樹脂成分の少なくとも一部が1以上
のポリアミド樹脂を含んでなる、請求項15記載の製法。 - 【請求項17】 前記組成物がオルガノシロキサン混合物を含んでなる、請
求項16記載の製法。 - 【請求項18】 下記の成分及びその任意の反応生成物を含んでなる組成物
の製法: (A)1以上のポリアミドを含んでなる連続相、 (B)1以上のポリ(フェニレンエーテル)樹脂、 (C)1以上の耐衝撃性改良用ポリマー、 (D)ポリ(フェニレンエーテル)及びポリアミドと反応可能な2以上の官能
基を含む非ポリマー状官能化用化合物、並びに 当該組成物の物理的特性又は表面外観を改善するのに有効な少量の下記の成分
のいずれか: (E)1以上のポリブテン、又は (F)下記の成分を含んでなるオルガノシロキサン混合物 (i)1以上のポリ(ジオルガノシロキサン)化合物100重量部、 (ii)1以上の無機充填剤0〜約100重量部、及び (iii)1以上のシリコーン添加剤0〜約20重量部、 であって、当該製法は押出し加工を混合物に施す工程を備えており、該押出し加
工において、前記オルガノシロキサン混合物又は前記ポリブテンが他のブレンド
成分と共に初期供給口へ供給され、前記樹脂成分の1以上の少なくとも一部が前
記初期供給口の下流に位置する供給口へ供給される、製法。 - 【請求項19】 下流で供給される前記樹脂成分の少なくとも一部が1以上
のポリアミド樹脂を含んでなる、請求項18記載の製法。 - 【請求項20】 前記組成物が1以上のポリブテンを含んでなる、請求項1
9記載の製法。 - 【請求項21】 下記の成分及びその任意の反応生成物を含んでなる組成物
の製法: (A)1以上のポリアミド−66樹脂を含んでなる連続相、 (B)1以上のポリ(フェニレンエーテル)樹脂を当該組成物の全量の約20
〜60重量%で含んでなる分散相、 (C)スチレン−ブタジエン共重合体、水素化スチレン−ブタジエン共重合体
、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体及び水素化スチレン−ブタジエン−
スチレン共重合体から成る群から選択される1以上の耐衝撃性改良用ポリマーを
組成物の全量の約1〜約15重量%、 (D)クエン酸を成分A、B及びCの合計100部当たり約0.1〜2.0部
、並びに (F)約0.25モル%のビニル基を含むポリ(ジメチルシロキサン)ガムを
前記耐衝撃性改良用ポリマー(C)の約1〜15重量%、 であって、当該製法は押出し加工を混合物に施す工程を備えており、該押出し加
工において、前記ポリ(ジメチルシロキサン)ガムが前記ポリアミドの一部と共
に初期供給口の下流に位置する供給口へ供給される、製法。 - 【請求項22】 下記の成分を含んでなる組成物の低温衝撃強さを高める方
法: (A)1以上のポリアミド−66を含んでなる連続相、 (B)1以上のポリ(フェニレンエーテル)樹脂を当該組成物の全量の約20
〜60重量%で含んでなる分散相、 (C)スチレン−ブタジエン共重合体、水素化スチレン−ブタジエン共重合体
、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体及び水素化スチレン−ブタジエン−
スチレン共重合体から成る群から選択される1以上の耐衝撃性改良用ポリマーを
当該組成物の全量の約1〜約15重量%、並びに (D)クエン酸を成分A、B及びCの合計100部当たり約0.1〜2.0部
、 であって、当該方法は、前記組成物に約0.25モル%のビニル基を含むポリ(
ジメチルシロキサン)ガムを前記耐衝撃性改良用ポリマー(C)の約1〜15重
量%で添加する工程を備えた方法。 - 【請求項23】 下記の成分を含んでなる組成物の低温衝撃強さを高める方
法: (A)1以上のポリアミド−66を含んでなる連続相、 (B)1以上のポリ(フェニレンエーテル)樹脂を当該組成物の全量の約20
〜60重量%で含んでなる分散相、 (C)スチレン−ブタジエン共重合体、水素化スチレン−ブタジエン共重合体
、スチレン−ブタジエン−スチレン共重合体及び水素化スチレン−ブタジエン−
スチレン共重合体から成る群から選択される1以上の耐衝撃性改良用ポリマーを
当該組成物の全量の約1〜約15重量%、並びに (D)クエン酸を成分A、B及びCの合計100部当たり約0.1〜2.0部
、 であって、当該方法は、前記組成物にポリブテンを前記耐衝撃性改良用ポリマー
(C)の約15〜30重量%で添加する工程を備えた方法。
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