JP2003515646A - 押出しフォーム製品 - Google Patents

押出しフォーム製品

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、より丸い形状の気泡を作る押出しポリマーフォーム製造方法等に関する。押出しフォーム製造方法において二酸化チタンとタルクとを一緒に使用することによって、より丸い形状の気泡が作られる。押出しポリマーフォームの製造方法は、ポリマー、二酸化チタン、タルク及び選択的添加剤を含む樹脂混合物を第1の温度まで加熱する段階と、ゲルの発泡を防止するのに十分な第1の圧力の下で、樹脂混合物に1又は2以上の発泡剤を混和して、ゲルを作る段階と、ゲルを第2の温度まで冷却する段階と、ゲルをダイから、より低圧の第2の圧力の領域に押出して、フォームを形成する段階とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 〔発明の分野〕 本発明は、概略的には、押出しフォーム製品の準備方法に関し、更に詳細には
、実質的に丸い気泡寸法を有する押出しフォーム製品の製造方法に関する。
【0002】 〔発明の背景〕 押出し合成樹脂フォームは、断熱材、化粧目的物、包装材等の多くの適用例に
有用な材料である。一般的には、押出しフォーム製品は、樹脂混合物を溶融し、
それと流体発泡剤とを発泡を防止する高温及び圧力の下で完全に混合し、それに
よって、発泡可能ゲルを作り、次いで、ゲルを低圧帯域に押出して、最終押出し
フォーム製品の発泡と形成を引き起こすことによって作られる。
【0003】 押出しフォーム製品の中の気泡の形状は、典型的には、押出し方向と平行なx
−軸線方向、押出し方向と垂直で押出し方向と同じ平面を共有する(水平方向と
も称する)y-軸線方向及びx-軸線方向とy−軸線方向の両方と垂直な(鉛直方向
とも称する)z−軸線方向によって表される。
【0004】 押出しフォーム製造方法中に発泡剤が逃散する仕方のため、気泡は、しばしば
、z−軸線方向即ち鉛直方向に楕円形状をとる。この楕円形状は、最終押出しフ
ォーム製品を機械加工することを困難にするので望ましくない。また、有害なこ
とには、楕円形状は、z−軸線方向方向の楕円形状であるため、z−軸線方向方
向の熱伝導性を増大させる傾向がある。従って、z−軸線方向の楕円形気泡寸法
形状を最小にし且つより丸い形状の気泡を作る押出しフォーム製造方法を見出す
ことが望ましい。
【0005】 二酸化チタン又はタルクは、押出しフォーム製造方法において、核剤として使
用されてきた。二酸化チタン又はタルクは、核剤として、より小さい気泡寸法を
作る傾向があった。しかしながら、押出しフォーム製造方法において、二酸化チ
タンを単独で又はタルクを単独で使用しても、z−軸線方向の楕円気泡寸法形状
を最小にもしないし、より丸い形状の気泡を作りもしない。
【0006】 〔発明の概要〕 本発明によれば、z−軸線方向の楕円形気泡寸法を最小にするのに十分な一定
量の二酸化炭素及びタルクを含有し、それにより、二酸化チタン及びタルクを含
まない類似フォームと比較して、より丸い気泡を生成するポリマーフォームが提
供される。
【0007】 本発明によれば、押出しポリマーフォームの製造方法であって、ポリマーを加
熱して溶融ポリマー材料を形成する段階と、この溶融ポリマーに二酸化チタン及
びタルクを混和する段階と、高圧で発泡剤を混和して、発泡可能ゲルを形成する
段階と、この発泡可能ゲルを最適な発泡温度まで冷却する段階と、冷却した発泡
可能ゲルをダイから低圧領域に押出して、フォームを形成する段階とを有する製
造方法が提供される。二酸化チタン及びタルクを、z−軸線方向の楕円形気泡寸
法を最小にするのに十分な量混和することにより、二酸化チタン及び/又はタル
クを含まない類似フォームと比較して、より丸い形状の気泡を生成する。
【0008】 〔本発明の詳細な説明〕 [押出しフォーム製造方法] 驚くべきことには、押出しフォーム製造方法において二酸化チタンとタルクと
を一緒に使用するとき、z−軸線方向における楕円形気泡寸法形状が減少し、そ
れにより、二酸化チタン及び/又はタルクを含まない類似フォームに比べて丸い
形状の気泡が生じることが分かった。より丸い気泡形状を作るために、本発明の
二酸化チタン及びタルクを、押出しフォーム製品を製造する任意の方法において
混和しても良いけれども、好ましい押出しフォーム製造方法は、ポリマーを含む
樹脂混合物を第1の温度まで加熱し、それにより、可塑化された樹脂を作り、そ
れに1又は2以上の流体発泡剤を混和し、第1の圧力の下で且つ可塑化された混
合物の発泡を防止しながら樹脂混合物内への発泡剤の完全な混合を可能にする条
件の下で、樹脂混合物を完全に混合する。上述した任意の段階における混合は、
押出成形機、ミキサ、ブレンダ等によるような、既知の任意手段によって行われ
る。いったん発泡剤を混和し、それと可塑化された樹脂混合物とを完全に混合し
て出来た組成物を、発泡可能ゲルと称する。次いで、発泡可能ゲルを、(ダイ溶
融温度とも称する)第2の温度まで冷却し、低圧力(第2圧力)の帯域内に押出し
、ゲルを発泡させ、所望の押出しフォーム製品を形成する。
【0009】 第1の温度は、ポリマーを可塑化即ち溶融させるのに十分でなければならない
。従って、第1の温度は、ポリマーのガラス転移温度又は融点であるか、それよ
りも高い。第1の温度は、好ましくは、135℃−240℃(275°F−46
4°F)であり、更に好ましくは、145℃−210℃(293°F−410°F
)であり、最も好ましくは、150℃−165℃(302°F−329°F)であ
る。好ましくは、第2の温度即ちダイ溶融感度は、第1の温度よりも低い。ダイ
溶融温度は、好ましくは、140℃−105℃(284°F−221°F)であり
、更に好ましくは、130℃−110℃(266°F−230°F)であり、最も
好ましくは、125℃−115℃(257°F−239°F)である。
【0010】 第1の圧力は、発泡剤を含有する発泡可能ゲルの予備発泡を防止するのに十分
でなければならない。予備発泡は、低圧力の領域への押出し前の発泡可能ゲルの
望ましくない早期発泡を含む。従って、第1の圧力は、発泡可能ゲルの中の発泡
剤の本質及び量に依存して変化する。1つの実施形態では、第1の圧力は、70
0−6000psia(4.826−41.36MPa)である。他の実施形態で
は、第1の圧力は、840−5000psia(5.791−34.47MPa)
である。好ましい実施形態では、第1の圧力は、1150−4500psia(
7.928−31.02MPa)である。
【0011】 第2の圧力は、フォーム本体への発泡可能ゲルの変換を誘導するに十分である
。1つの実施形態では、第2の圧力は、0−28psia(0−193kPa)で
ある。他の実施形態では、第2の圧力は、1.4−21psia(9.652−
144.7kPa)である。好ましい実施形態では、第2の圧力は、2.8−1
5psia(19.30−103.4kPa)である。
【0012】 [ポリマー] 発泡させられることが可能な任意のポリマーが、樹脂混合物内のポリマーとし
て使用される。ポリマーは、熱可塑性であっても良いし、熱硬化性であっても良
い。適当なプラスチックは、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、アルケニル芳香
族ポリマー、ポリカーボネート、ポリエーテルイミド、ポリアミド、ポリエステ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリメチルメタクリレート、ポリウレタン、ポリイソ
シアヌレート、フェノール類、これらの共重合体及びターポリマー、熱可塑性ポ
リマーブレンド、ゴム改質ポリマー等を含む。適当なポリオレフィンは、ポリエ
チレン、ポリプロピレン及びエチレン共重合体を含む。
【0013】 好ましい熱可塑性ポリマーは、アルケニル芳香族ポリマー材料を含む。適当な
アルケニル芳香族ポリマー材料は、アルケニル芳香族ホモポリマー、アルケニル
芳香族化合物及び共重合可能でエチレン的に不飽和なコモノマーの共重合体を含
む。アルケニル芳香族ポリマー材料は、更に、少割合の非アルケニル芳香族ポリ
マーを含んでも良い。アルケニル芳香族ポリマー材料は、1又は2以上のアルケ
ニル芳香族ホモポリマー、1又は2以上のアルケニル芳香族共重合体、各々1又
は2以上のアルケニル芳香族ホモポリマーとアルケニル芳香族コポリマーとのブ
レンド、又は、これらの任意のものと非アルケニル芳香族ポリマーとのブレンド
だけを含んでいても良い。組成にかかわらず、アルケニル芳香族ポリマー材料は
、50重量パーセントよりも多い、好ましくは、70重量パーセントよりも多い
アルケニル芳香族モノマー単位を含むのが良い。更に好ましくは、アルケニル芳
香族ポリマー材料は、その全体が、アルケニル芳香族モノマー単位によって構成
される。
【0014】 適当なアルケニル芳香族ポリマーは、スチレン、アルファメチルスチレン、エ
チルスチレン、ビニルベンゼン、ビニルトルエン、クロロスチレン及びブロモス
チレンのようなアルケニル芳香族ポリマー化合物から誘導されたアルケニル芳香
族ポリマーを含む。好ましいアルケニル芳香族ポリマーは、ポリスチレンである
。C.sub.2−6アルキル酸及びエステル、アイオノマー誘導体及びC.su
b.4−6ジエンのような少量のモノエチレン的に不飽和の化合物が、アルケニ
ル芳香族化合物と共重合されても良い。共重合可能な化合物の例は、アクリル酸
、メタクリル酸、エタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸、アクリロニトリル、
無水マレイン酸、メチルアクリレート、エチルアクリレート、イソブチルアクリ
レート、n−ブチルアクリレート、メチルメタクリレート、ビニルアセテート及
びブタジエンを含む、好ましい構造体は、実質的に(即ち、95パーセントより
も多い)ポリスチレンを含み、最も好ましくは、その全体がポリスチレンからな
る。
【0015】 押出しフォーム製品の特性は、ポリマーの分子利用の選択によって変質され得
る。たとえば、低密度押出し製品の準備は、低分子量ポリマーを使用することに
よって容易にされ、高密度押出し製品の準備は、より高い分子量の又はより高い
粘度の樹脂を使用することによって容易にされる。
【0016】 [二酸化チタン及びタルク] z−軸線方向の楕円気泡寸法を最小にするのに十分な量の二酸化チタン及びタ
ルクが、押出しフォーム製品に混和され、それにより、二酸化チタン及び/又は
タルクを含まない類似のフォームと比較して、より丸い形状の気泡を作る。類似
のフォームは、同様のポリマー材料組成及び密度のフォームである。典型的には
、二酸化チタンは、ポリマーの0.1乃至5.0重量%、好ましくは、0.2乃
至4.0重量%、最も好ましくは、0.5乃至2.5重量%存在する。典型的に
は、タルクは、ポリマーの0.1乃至5.0重量%、好ましくは、0.2乃至4
.0重量%、最も好ましくは、0.5乃至2.5重量%存在する。
【0017】 [選択的添加剤] 押出しフォーム製品に混和される選択的添加剤は、赤外線減衰剤、可塑剤、難
燃性化学物質、色素、エラストマー、押出物エイド(aid)、酸化防止剤、フィラ
ー、帯電防止剤、UV吸収剤等を含む。これらの選択的添加剤は、発泡可能ゲル
又は出来上りの押出しフォーム製品の所望の特性を得るための任意量含められる
。選択的添加剤は、樹脂混合物に添加されることが好ましいが、選択的添加剤が
押出しフォーム製造方法の変形例として添加されても良い。例えば、選択的添加
剤は、樹脂混合物中にポリマーを作るのに使用されるポリマー化方法の前に混和
されても良いし、その間に混和されても良いし、その後に混和されても良い。
【0018】 可塑剤も、押出しフォーム製造方法において添加されても良く、好ましくは、
押出成形機内の発泡可能ゲルの加工を容易にするために、発泡可能ゲルに添加さ
れる。好ましい実施形態では、可塑剤は、低分子量(約20,000以下の分子
量)の樹脂である。可塑剤の例は、流動パラフィン又はホワイトオイル、水素化
されたココナッツオイル、C4−C20モノアルコールのエステル、高級脂肪酸を
有するジオールグリセリン、スチレン樹脂、ビニルトルエン樹脂、アルファ−メ
チルスチレン樹脂、低級アルコール(1乃至約4の炭素原子を含む)等を含む。1
つの実施形態では、100パーツのポリマー当たり約0.1乃至約20パーツの
可塑剤が、発泡可能ゲルに混和される。好ましい実施形態では、100パーツの
ポリマー当たり約1乃至約15パーツの可塑剤が、発泡可能ゲルに混和される。
【0019】 難燃性化学物質も、押出しフォーム製造方法において添加されても良く、好ま
しくは、出来上りの押出しフォーム製品に難燃特性を与えるために、発泡可能ゲ
ルに添加される。難燃性化学物質は、ヘキサブロモシクロドデカン及びペンタブ
ロモシクロヘキサン、臭素化されたフェニルエーテル、テトラブロモフタル酸の
エステル及びこれらの化合物のような臭素化された脂肪族化合物を含む。1つの
実施形態では、100パーツのポリマー当たり約0.1乃至約5パーツの難燃性
化学物質が、発泡可能ゲルに混和される。好ましい実施形態では、100パーツ
のポリマー当たり約0.5乃至約3パーツの難燃性化学物質が、発泡可能ゲルに
混和される。
【0020】 [発泡剤] 任意適当な発泡剤が、本発明の実施例において使用される。本発明の実施例に
有用な発泡剤は、無機発泡剤、有機発泡剤、化学的発泡剤を含む。適当な無機発
泡剤は、二酸化炭素、窒素、アルゴン、水、空気、窒素及びヘリウムを含む。有
機発泡剤は、1乃至9の炭素原子を有する脂肪族炭化水素、1乃至3の炭素原子
を有する脂肪族アルコール、及び1乃至4の炭素原子を有する完全に又は部分的
にハロゲン化された脂肪族炭化水素を含む。脂肪族炭化水素は、メタン、エタン
、プロパン、n−ブタン、イソブタン、n−ペンタン、イソペンタン及びネオペ
ンタンを含む。脂肪族アルコールは、メタノール、エタノール、n−プロパノー
ル及びイソプロパノールを含む。完全に又は部分的にハロゲン化された脂肪族炭
化水素は、フルオロカーボン、クロロカーボン及びクロロフルオロカーボンを含
む。フルオロカーボンの例は、メチルフルオリド、ペルフルオロメタン、エチル
フルオリド、1,1-ジフルオロエタン(HFC−152a)、1,1,1-トリフル
オロエタン(HFC−143a)、1,1,1,2-テトラフルオロ−エタン(HFC
−134a)、ペンタフルオロエタン、ジフルオロメタン、ペルフロオロエタン
、2,2-ジフルオロプロパン、1,1,1-トリフルオロプロパン、ペルフロオロ
プロパン、ジクロロプロパン、ジフルオロプロパン、ペルフルオロブタン及びペ
ルフルオロシクロブタンを含む。本発明に使用される部分的にハロゲン化された
クロロカーボン及びクロロフルオロカーボンは、塩化メチル、塩化メチレン、塩
化エチル、1,1,1-トリクロロエタン、1,1-ジクロロ-1-フルオロエタン(H
CFC−141b)、1-クロロ-1,1-ジフルオロエタン(HCFC−142b)
、クロロジフルオロメタン(HCFC−22)、1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフ
ルオロエタン(HCFC−123)及び1-クロロ-1,2,2,2-テトラフルオロエ
タン(HCFC−124)等を含む。完全にハロゲン化されたクロロフルオロカー
ボンは、トリクロロモノフルオロメタン(CFC-11)、ジクロロジフルオロメ
タン(CFC-12)、トリクロロトリフルオロエタン(CFC-113)、1,1,1
-トリフルオロエタン、ペンタフルオロエタン、ジクロロテトラフルオロエタン(
CFC-114)、クロロヘプタフルオロプロパン及びジクロロヘキサフルオロプ
ロパンを含む。化学的発泡剤は、アゾジカルボンアミド、アゾジイソブチロ-ニ
トリル、ベンゼンスルホンヒドラジト、4,4-オキシベンゼンスルホニル-セミ
カルバジド、p-トルエンスルホニルセミ-カルバジド、バリウムアゾジカルボキ
シレート、及び、N,N'-ジメチル-N,N'-ジニトロソテレフタラミド及びトリ
ヒドラジノトリアジンを含む。
【0021】 本発明は、特に、高い揮発性又は高い発泡率を有する発泡剤を採用する押出し
フォーム製造方法に有用である。かかる発泡剤は、楕円形状の気泡をz-軸線方
向に沿って生成する傾向がある。かかる発泡剤の例は、無機発泡剤であり、特に
、二酸化炭素である。無機発泡剤、特に、二酸化炭素は、伝統的な発泡剤よりも
環境的に安全であるので、それらの使用が好ましい。
【0022】 [二酸化炭素発泡剤] 本発明の好ましい実施形態では、使用される発泡剤は、多量の二酸化炭素を含
有する。1つの実施形態では、発泡可能ゲルを作るために添加される発泡剤の量
は、ポリマーの重量に基づいて約1重量%乃至約16重量%である。他の実施形
態では、発泡可能ゲルを作るために添加される発泡剤の量は、ポリマーの重量に
基づいて約2重量%乃至約15重量%である。更に他の実施形態では、発泡可能
ゲルを作るために添加される発泡剤の量は、ポリマーの重量に基づいて約3重量
%乃至約10重量%である。好ましい実施形態では、発泡可能ゲルを作るために
添加される発泡剤の量は、ポリマーの重量に基づいて約4重量%乃至約8重量%
である。種々の所望特性を有する押出しフォーム製品を準備するために、発泡剤
混合物の組成に一部依存して、発泡可能ゲルに混和される発泡剤の量の変形例を
使用しても良い。
【0023】 多量の二酸化炭素とは、50重量%よりも多い二酸化炭素を発泡剤が含有する
ことを意味する。1つの実施形態では、発泡剤は、60%重量%よりも多く、特
に65乃至100重量%の二酸化炭素を含有する。他の実施形態では、発泡剤は
、70乃至90重量%の二酸化炭素を含有する。更に他の実施形態では、発泡剤
は、約100重量%の二酸化炭素であるのが良い。
【0024】 発泡剤は、二酸化炭素と少なくとも1つの低級アルコールとの混合物であって
も良い。低級アルコールは、1乃至4の炭素原子を含有するアルキルアルコール
である。低級アルコールは、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロ
パノール及びブタノールを含む。上述の二酸化炭素及び発泡剤混合物は、後述す
るように、追加の選択的で補助的な発泡剤、最も注目に値する空気、窒素及び水
と一緒に使用されるのが良い。
【0025】 発泡剤の特に有用な混合物は、51乃至90%の二酸化炭素と10乃至49%
のエタノールとからなる混合物、60乃至80%の二酸化炭素と20乃至40%
のエタノールとからなる混合物、51乃至90%の二酸化炭素と10乃至49%
のメタノールとからなる混合物、60乃至80%の二酸化炭素と20乃至40%
のメタノールとからなる混合物、51乃至90%の二酸化炭素と10乃至49%
の水とからなる混合物及び60乃至80%の二酸化炭素と20乃至40%の水と
からなる混合物を含む。二酸化炭素と組合される低級アルコールの選択的な使用
により、低級アルコールを含まない二酸化炭素と共に生成された同様の密度の押
出しフォーム製品又はボディと比較して、より大きい気泡寸法(約1%乃至約2
5%大きい寸法)を有する押出しフォーム製品又はボディを提供する。加えて、
二酸化炭素を含む発泡剤ブレンドは、比較可能な密度において、圧縮強度を改良
押出しフォーム製品又はボディに与える。許容できる特性の押出しフォーム製品
が、上述の発泡剤及び発泡剤混合物を使用することによって得られ、ハロ−カー
ボン発泡剤を使用する必要はない。
【0026】 好ましい実施形態では、発泡剤は、ハロゲン発泡剤を含まない。ハロゲン発泡
剤は、クロロフルオロカーボン、フルオロカーボン、軟質クロロフルオロカーボ
ン、フルオロ炭化水素及びクロロフルオロ炭化水素(典型的には、メタン及びエ
タン)のようなハロ−カーボンを含む。ハロゲン発泡剤の特定例は、特に、塩化
メチル、塩化エチル、クロロトリフルオロメタン、ジクロロジフルオロメタン、
1,2,2-トリフルオロ-1,1,2-トリ-クロロエタン、クロロジフルオロメタン
、1,1-ジクロロ-2,2,2-トリフルオロエタン、1-クロロ-1,1-ジフルオロ
エタン、1,1,1,2-テトラフルオロエタン及び1,1-ジクロロ-1-フルオロエ
タンを含む。ハロゲン発泡剤が環境に有害であることがあるので、これらの使用
は望ましくない。
【0027】 本方法に使用される発泡剤混合物を含む発泡剤は、発泡可能ゲルを任意の在来
の仕方で作るために添加される。発泡剤は、発泡可能ゲルを作るのに使用される
ポリマーをポリマー化する前、その間又はその後、発泡可能ゲルを作るために混
和される。1つの実施形態では、発泡可能ゲルは、可塑化された樹脂混合物を含
有する発泡剤を押出成形機のような高温可塑化及び混合装置に直接注入すること
によって作られる。1よりも多い発泡剤を使用するとき、発泡剤の各々は、高温
可塑化及び混合装置に別々に注入されるのが良い。
【0028】 [気泡形状] 本発明の押出しフォーム製品は、以下に定めるようなx−軸線、y−軸線及び
z−軸線を有する。x−軸線方向は、製造方法中にフォーム製品が押出される方
向である。x−軸線方向を押出し方向とも称する。y-軸線方向は、押出し方向
と垂直で押出し方向と同じ平面を共有する。y-軸線方向を水平方向とも称する
。z−軸線方向は、x-軸線方向とy−軸線方向の両方と垂直である。z−軸線
方向を鉛直方向とも称する。
【0029】 押出しフォーム製造方法中に発泡剤が逃散する仕方のため、フォーム内の気泡
は、しばしば、z−軸線方向に沿う楕円形状である。この楕円形状は、x:z定
位を測定することによって定量化される。x:z定位は、x−軸線方向の平均気
泡寸法をz−軸線方向の平均気泡寸法で割り算したものとして定義される。x−
軸線方向の平均気泡寸法及びz−軸線方向の平均気泡寸法は、ASTM D35
76−94によって決定される。
【0030】 本発明の二酸化チタン及びタルクを有する押出しフォーム製品は、二酸化チタ
ン及び/又はタルクを含まない類似フォームのx:z定位と比較して、1.0に
より近いx:z定位を有する。類似フォームは、同様のポリマー材料組成及び密
度のフォームである。
【0031】 [押出しフォーム製品特性] 本発明によって準備された押出しフォーム製品は、以下の特性を有するものと
して一般的に特徴づけられる。
【0032】 一般的には、出来上りの押出しフォーム製品は、典型的には約3.75 lbs/
ft3(60.0kg/m3)よりも小さい、比較的小さい密度を有する。密度は、例え
ば、ASTM D1622−8に従って決定される。1つの実施形態では、押出
しフォーム製品は、0.100乃至3.75 lbs/ft3(1.60乃至60.0kg
/m3)の密度を有する。他の実施形態では、押出しフォーム製品は、0.5乃至
3.68 lbs/ft3(8.00乃至59.0kg/m3)の密度を有する。好ましい実
施形態では、押出しフォーム製品は、1乃至−3.62 lbs/ft3(16.0乃至
58.0kg/m3)の密度を有する。更に好ましい実施形態では、押出しフォーム
製品は、1.5乃至3.56 lbs/ft3(24.0乃至57.0kg/m3)の密度を
有する。
【0033】 一般的には、出来上りの押出しフォーム製品は、典型的には約0.4mmよりも
小さい、比較的小さい平均気泡寸法を有する。平均気泡寸法は、例えば、AST
M D3576−77に従って決定される。1つの実施形態では、押出しフォー
ム製品は、約0.01mm乃至約0.4mmの平均気泡寸法を有する。他の実施形態
では、押出しフォーム製品は、約0.05mm乃至約0.35mmの平均気泡寸法を
有する。好ましい実施形態では、押出しフォーム製品は、約0.1mm乃至約0.
3mmの平均気泡寸法を有する。更に好ましい実施形態では、押出しフォーム製品
は、約0.15mm乃至約0.25mmの平均気泡寸法を有する。
【0034】 一般的には、出来上りの押出しフォーム製品は、典型的には平均気泡寸法から
約0.06mm以内の寸法を有する気泡が約50%よりも多い、比較的均一な平均
気泡寸法を有する。1つの実施形態では、約60%よりも多い気泡が、平均気泡
寸法から約0.06mm以内の寸法を有する。他の実施形態では、約50%よりも
多い気泡が、平均気泡寸法から約0.05mm以内の寸法を有する。更に他の実施
形態では、約50%よりも多い気泡が、平均気泡寸法から約0.045mm以内の
寸法を有する。
【0035】 一般的には、出来上りの押出しフォーム製品は、多量の独立気泡と少量の非独
立気泡とを含む。独立気泡の相対的な量は、例えば、ASTM D2856−A
に従って決定される。1つの実施形態では、出来上りの押出しフォーム製品の気
泡の約70%よりも多い気泡が独立気泡である。他の実施形態では、出来上りの
押出しフォーム製品の気泡の約80%よりも多い気泡が独立気泡である。好まし
い実施形態では、出来上りの押出しフォーム製品の気泡の約90%よりも多い気
泡が独立気泡である。更に好ましい実施形態では、出来上りの押出しフォーム製
品の気泡の約95%よりも多い気泡が独立気泡である。
【0036】 1つの実施形態では、本発明によって作られて出来た押出しフォーム製品は、
任意の方向において、約5%以下の寸法安定性を有する。他の実施形態では、本
発明によって作られて出来た押出しフォーム製品は、任意の方向において、約4
%以下の寸法安定性を有する。好ましい実施形態では、本発明によって作られて
出来た押出しフォーム製品は、任意の方向において、約3%以下の寸法安定性を
有する。更に好ましい実施形態では、本発明によって作られて出来た押出しフォ
ーム製品は、任意に方向において、約2%以下の寸法安定性を有する。
【0037】 本発明の押出しフォーム製品は、表面に取付けることによってその表面を断熱
するのに使用される断熱パネルに形成されるのが良い。かかるパネルは、屋根、
ビルディング、冷蔵庫等のような任意の在来の断熱適用例において有用である。
【0038】 本発明の実施例を以下に示すが、それを限定として解釈すべきではない。
【0039】 〔実施例〕 樹脂混合物を、2.65kg/hrの流量の難燃剤と共に、169kg/hr
の流量で同方向回転2軸押出成形機に供給した。樹脂混合物は、ポリスチレンポ
リマーと、このポリマーに対して2.0重量%の二酸化チタン及び1.2重量%
のタルクとからなっていた。樹脂混合物を押出成形機の中で溶融し、1分当たり
95グラムの流量の二酸化炭素及び1分当たり17グラムの流量のエタノールと
混合した。次いで、出来上った発泡可能ゲルを冷却し、それを低圧領域の中に入
れて発泡させ、厚さ61mm、幅760mm、密度51.2kg/m3の製品を
製造したところ、x:z定位は、1.0であった。
【0040】 〔比較例〕 樹脂混合物を、2.65kg/hrの流量の難燃剤と共に、169kg/hr
の流量で同方向回転2軸押出成形機に供給した。樹脂混合物は、ポリスチレンポ
リマーと、このポリマーに対して1.2重量%のタルクとからなっていた。樹脂
混合物を押出成形機の中で溶融し、1分当たり95グラムの流量の二酸化炭素及
び1分当たり17グラムの流量のエタノールと混合した。次いで、出来上った発
泡可能ゲルを冷却し、それを低圧領域の中に入れて発泡させ、厚さ61.2mm
、幅760mm、密度52.8kg/m3の製品を製造したところ、x:z定位
は、0.9であった。
【0041】 本発明を詳細に且つ好ましい実施形態を参照して説明したけれども、それらの
種々の変更例が、本明細書を読んだ当業者に明らかになることを理解すべきであ
る。従って、ここに開示された本発明は、特許請求の範囲内にあるような変更例
を網羅するものであることを理解すべきである。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月5日(2001.11.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK ,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE, GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,J P,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR ,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK, MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,R O,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ, VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ウィークリー ミッチェル ゼット アメリカ合衆国 オハイオ州 44278 ト ールマッジ ノース エルム アヴェニュ ー 310 (72)発明者 シサー トーマス イー アメリカ合衆国 オハイオ州 44221 カ ヤホガ フォールズ フォールズ アヴェ ニュー 824 Fターム(参考) 4F074 AA16 AA32 AA35 AA70 AA71 AA74 AA78 AC17 AC32 BA01 BA31 BA32 BA33 BA35 CA22 CC04X CC04Y CC05X CC22X CC32X CC32Y CC34X CC34Y 4J002 AA011 AA021 BB001 BC001 BD041 BG061 CG001 CK021 CL001 CM041 DE136 DJ056 FD016 FD327

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押出しポリマーフォームの製造方法であって、 a)ポリマー、二酸化チタン、タルク及び選択的添加剤を含む樹脂混合物を第
    1の温度まで加熱する段階と、 b)第1の圧力の下で、前記樹脂混合物に1又は2以上の発泡剤を混和して、
    ゲルを作る段階と、を有し、前記第1の圧力は、前記ゲルの発泡を防止するのに
    十分であり、 c)更に、前記ゲルを第2の温度まで冷却する段階と、 d)前記ゲルをダイから、より低圧の第2の圧力の領域に押出して、フォーム
    を形成する段階と、 を有する製造方法。
  2. 【請求項2】 前記第1の温度は、135℃乃至240℃(275°F乃至
    464°F)である、請求項1に記載の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の圧力は、4.286乃至41.36mPaである
    、請求項1に記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記製造方法は、ハロゲン発泡剤を使用しない、請求項1に
    記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記発泡剤は、多量の二酸化炭素を含有する、請求項4に記
    載の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記第2の温度は、140℃乃至105℃(284°F乃至
    221°F)である、請求項1に記載の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記第2の圧力は、0乃至193kPaである、請求項1に
    記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記ポリマーに対して0.1乃至5.0重量%の二酸化チタ
    ンが加えられ、前記ポリマーに対して0.1乃至5.0重量%のタルクが加えら
    れる、請求項1に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記ポリマーに対して0.2乃至4.0重量%の二酸化チタ
    ンが加えられ、前記ポリマーに対して0.2乃至4.0重量%のタルクが加えら
    れる、請求項1に記載の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記ポリマーに対しての0.5乃至2.5重量%の二酸化
    チタンが加えられ、前記ポリマーに対して0.5乃至2.5重量%のタルクが加
    えられる、請求項1に記載の製造方法。
  11. 【請求項11】 ポリマー、二酸化チタン、タルクを含み、0.90より大
    きいx:z定位を有する押出しフォーム製品。
  12. 【請求項12】 前記x:z定位は、0.95よりも大きい請求項11に記
    載の押出しフォーム製品。
  13. 【請求項13】 前記ポリマーに対して0.1乃至5.0重量%の二酸化チ
    タンが存在し、前記ポリマーに対して0.1乃至5.0重量%のタルクが加えら
    れている、請求項11に記載の押出しフォーム製品。
  14. 【請求項14】 前記ポリマーに対して0.2乃至4.0重量%の二酸化チ
    タンが存在し、前記ポリマーに対して0.2乃至4.0重量%のタルクが加えら
    れている、請求項11に記載の押出しフォーム製品。
  15. 【請求項15】 前記ポリマーに対して0.5乃至2.5重量%の二酸化チ
    タンが存在し、前記ポリマーに対して0.2乃至2.5重量%のタルクが加えら
    れている、請求項11に記載の押出しフォーム製品。
  16. 【請求項16】 前記ポリマーは、ポリスチレンを含む、請求項11に記載
    の押出しフォーム製品。
  17. 【請求項17】 0.95よりも大きいx:z定位を有するポリスチレンポ
    リマーを含む押出しフォーム製品。
  18. 【請求項18】 前記x:z定位は、約1.0である、請求項17に記載の
    押出しフォーム製品。
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