JP2003515262A - 複数の回転アンテナを用いた基地局ビーム掃引方法および装置 - Google Patents

複数の回転アンテナを用いた基地局ビーム掃引方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】システムの基地局と加入者局の必要な送信電力を低減するためにビームステアリング技術を用いることにより改良された能力の無線システムを提供すること。 【解決手段】回転するアンテナアセンブリ上に取り付けられた複数の指向性アンテナ群を介して基地局が無線信号群を送受信する無線通信のための方法および装置。各指向性アンテナ群からの信号ビーム群は複数セクタ有効範囲を介して1つの角方向に掃引する。信号ビームが1つのセクタから他のセクタを横切る時、その信号ビームに相関する順方向および逆方向リンク信号の経路選択は出て行くセクタから入るセクタに切り替えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は無線通信に関する。特に、この発明はマルチユーザ無線通信システ
ムにより多くの容量を供給するためにビーム掃引技術を使用するための新規な装
置に関する。
【0002】
【関連技術の記載】
近年の通信システムは種々のアプリケーションをサポートする必要がある。そ
のような1つの通信システムは、「広域スペクトル拡散セルラシステムのための
TIA/EIA/IS−95移動局−基地局互換性規格」(以下IS−95と呼
ぶ)に準拠する符号分割多元接続(CDMA)システムである。CDMAシステ
ムは地上波リンクを介してユーザ間で無線音声およびデータ通信を可能にさせる
。多重アクセス通信におけるCDMA技術の使用は、この発明の譲受人に譲渡さ
れ、参照することによりこの明細書に組み込まれる米国特許第4,901,30
7号(発明の名称:「衛星または地上波レピータを用いたスペクトル拡散多重ア
クセス通信システム」)および米国特許第5,103,459号(発明の名称:
「CDMAセルラ電話システムにおける波形発生のためのシステムおよび方法」
)に開示されている。
【0003】 国際電気通信連合は最近無線通信チャネルに対する高レートデータおよび高品
質音声サービスを提供するための提案方法の提出を要求した。これらの提案の第
1は、電気通信産業協会により発行された「cdma2000 ITU−R R
TT 候補提案」(以下cdma2000と呼び参照することによりこの明細書
に組み込む)である。基本的および補足的チャネルに対してユーザデータ(非音
声データ)を送信する方法はcdma2000に開示される。
【0004】 CDMAシステムにおいて、ユーザは1つ以上の基地局を介してネットワーク
と通信する。例えば加入者局のユーザは、逆方向リンクを介して基地局にデータ
を送信することにより地上にあるデータネットワークと通信する。基地局はその
データを受信し基地局コントローラ(BSC)を介して地上にあるデータネット
ワークに対してデータの道順を決める。順方向リンクは基地局から加入者局への
送信のことであり、逆方向リンクは加入者局から基地局への送信のことである。
IS−95システムにおいて、順方向リンクと逆方向リンクは別箇の周波数が割
当てられている。
【0005】 加入者局は通信中に少なくとも1つの基地局と通信する。CDMA加入者局は
ソフトハンドオフの期間複数の基地局と同時に通信することができる。ソフトハ
ンドオフは以前の基地局とのリンクを切断する前に新しい基地局とのリンクを確
立するプロセスである。ソフトハンドオフ期間に1つ以上の基地局を介して加入
者局と通信を行なうための方法とシステムは、この発明の譲受人に譲渡され、参
照することによりこの明細書に組み込まれる、米国特許第5,267,261号
(発明の名称:「CDMAセルラ電話システムにおける移動体補助ソフトハンド
オフ」)に開示されている。ソフタハンドオフは同じ基地局によりサービスされ
る複数のセクタを介して通信を生じるプロセスである。ソフタハンドオフのプロ
セスは、この発明の譲受人に譲渡され、参照することにより組み込まれる同時係
属米国特許第5,625,876号(発明の名称:「共通基地局のセクタ間でハ
ンドオフを実行するための方法および装置」)に詳細に記載されている。
【0006】 無線データアプリケーションの高まる需要に対して、非常に効率の良い無線デ
ータ通信システムの必要性がますます重要になってきた。IS−95規格は順方
向リンクおよび逆方向リンクに対してトラフィックデータおよび音声データを送
信することができる。固定サイズの符号チャネルフレーム内のトラフィックデー
タを送信するための方法は、この発明の譲受人に譲渡され、参照することにより
この明細書に組み込まれる米国特許第5,504,773(発明の名称:「送信
のためのデータのフォーマッティングのための方法および装置」)に詳細に記載
されている。IS−95規格に従って、トラフィックデータまたは音声データは
、継続時間が20ミリ秒でデータレートが14.4Kbps(キロビット/秒)
の符号チャネルフレームに分割される。
【0007】 音声サービスとデータサービスとの間の重要な差異は音声サービスが厳しいか
つ固定の遅延要件を課すことである。一般的に、音声フレームの全体の一方向の
遅延は100msec未満でなければならない。それにひきかえ、データ遅延は
、データ通信システムの効率を最適化するために使用される可変パラメータにな
り得る。音声サービスにより許容される遅延よりも極めて大きな遅延を必要とす
る、より効率的なエラー訂正符号化技術を利用することができる。
【0008】 データ通信システムの品質と有効性を測るパラメータは、データパケットを送
信するために必要な送信遅延とシステムの平均スループットレートである。送信
遅延はデータ通信においては、音声通信が持つのと同じインパクトを持たないが
、データ通信システムの品質を測定するための重要な尺度である。平均スループ
ットレートは通信システムのデータ送信能力の効率性の測定値である。無線リン
クにデータサービスを供給するための例示システムは、この発明の譲受人に譲渡
され、参照することによりこの明細書に組み込まれる米国同時係属出願第08/
963,386号(発明の名称:「より高いレートパケットデータ送信のための
方法および装置」)に記載されている。
【0009】 CDMA通信システムにおいて、信号の送信エネルギーが信頼性性能要件を満
足する最小値に維持されるとき、能力は最大となる。信号の受信における信頼性
は受信機における搬送波対干渉比(C/I)に依存する。従って、受信機におい
て一定のC/Iを維持する送信電力制御システムを提供することが望ましい。そ
のようなシステムは、この発明の譲受人に譲渡され、参照することにより、この
明細書に組み込まれる米国特許第5,056,109(’109特許)(発明の
名称:「CDMAセルラ電話システムにおける送信電力を制御するための方法お
よび装置」)に詳細に記載されている。
【0010】 ’109特許において、C/I(’109特許では信号対雑音比と呼んでいる
)が受信機において測定され単一しきい値と比較される閉ループ電力制御システ
ムが記載されている。測定されたC/Iがしきい値を超えると、送信機にその送
信電力を低減するように要求する電力制御コマンドが送られる。逆に、測定され
たC/Iがしきい値未満のとき、送信機にその送信電力を増大するように要求す
る電力制御コマンドが送信される。C/Iは信号の受信の信頼性を決定する唯一
の要因ではないので、’109特許はまた目標の信頼性を満足するためにしきい
値を変える外部ループ電力制御システムも記載する。
【0011】 セルラシステムにおいて、あるユーザの搬送波対干渉比(C/I)は有効範囲
内のそのユーザのロケーションの関数であることは良く知られている。所定レベ
ルのサービスを維持するために、TDMAシステムおよびFDMAシステムは周
波数再使用技術の手段を取る。すなわち、すべての周波数チャネルおよび/また
はタイムスロットが各基地局において使用されるわけではない。CDMAシステ
ムにおいては、同じ周波数割当てが各セルにおいて再使用され、それにより全体
の効率を改善する。あるユーザの加入者局が獲得するC/Iは基地局からユーザ
の加入者局へのこの特定のリンクに対してサポート可能な情報レートを決定する
【0012】 負荷がかけられたCDMAシステムにおける信号干渉の大部分は、負荷のかけ
られたシステム固有の送信によって生じることが、基地局および加入者局の双方
から良く知られている。基地局から加入者局への送信は順方向リンク送信とも呼
ばれるが、その固有のセルおよび隣接するセル内に干渉を生じる。加入者局から
基地局への送信は逆方向リンク送信とも呼ばれ他の加入者局の逆方向リンク信号
に干渉を生じる。信頼性のある通信を可能にするC/Iを維持するために、負荷
のかけられた基地局および加入者局は干渉に打ち勝つためにさらに電力を送信す
る。無線通信チャネルの能力は順方向リンクおよび逆方向リンクで送信された電
力の和を制限する。従って、各加入者局に対して順方向または逆方向リンクで送
信される電力が多ければ多い程システムがサポートできる加入者局は少なくなる
。それゆえ、C/Iを犠牲にすることなく順方向および逆方向リンク電力を低減
する方法を確認する必要がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明はシステムの基地局と加入者局の必要な送信電力を低減するためにビ
ームステアリング技術を用いることにより改良された能力の無線システムを提供
する。改良された無線システムの基地局は、幅の狭い信号ビームに沿って順方向
リンク信号を送信することにより隣接するセルに生じる干渉を減少させる。隣接
するセルまたはセクタに位置する加入者局 順方向リンクおよび逆方向リンク上での搬送波対干渉比(C/I)を改善する
ために、セクタの広いビーム範囲の代わりにあるいはそれに加えて狭い移動信号
ビームを利用する基地局設計が提案された。例えば、そのような基地局は、いず
れかの時点で各セクタの一部分をカバーする狭い信号ビームを用いてそのセクタ
内の加入者局に信号を送信するかもしれない。
【0014】 信号ビーム内を移動する逆方向リンクは、その信号ビームの外側から発生する
信号からの干渉をほとんど受けない。何故なら信号ビームの外側から発生する信
号は指向性アンテナにより大きく減衰するからである。従ってそのような逆方向
リンク信号は広い信号ビームの場合に必要な電力よりも低い電力で送信すること
ができ、隣接する有効範囲への干渉を低減する。
【0015】 順方向リンクに関しては、狭いビームを介して送信することは、送信基地局が
隣接する有効範囲に生じる干渉を低減する。無線通信システムの複数の基地局が
狭い信号ビームを介して送信すると、各基地局によりその隣接基地局に生じる平
均干渉を低減する。この干渉の低減は順方向リンク信号がより低い電力で確実に
送信されることを可能にする。
【0016】 上述したように、より低い送信電力で確実に通信を行なうことができることに
より無線通信システムの能力を増大させる。それゆえ、狭いビームを介して無線
通信を容易にする方法および装置が大いに望まれる。さらに、有効範囲を信頼性
を有して着実に掃引する信号ビームを提供する方法が大いに望まれる。基地局が
一般的な3つのセクタに分割されるとき、いずれかの時点において各セクタを介
して掃引する少なくとも1つの信号ビームを持つことが望ましい。そのような信
号ビームが常にセクタを介して同じ方向に掃引するなら相対的に均一な範囲が提
供される。
【0017】 信号ビームが120度のセクタ範囲を介して同じ方向に掃引するために、信号
ビームは各掃引の後1つのセクタから他のセクタへジャンプできる必要がある。
言い換えれば、信号ビームはセクタ有効範囲を介して一方のエッジから反対のエ
ッジまで掃引し、すぐに再び第1のエッジで掃引を開始しなければならない。そ
のような信号ビームの移動は、位相アンテナアレイを用いるような非機械的ビー
ムステアリング機構を用いて可能であるが、そのような非機械的方法は高価であ
り実装が複雑である。信号ビームをステアリングするのに回転指向性パラボラア
ンテナのような機械的手段を使用する方が安価である。物理的に回転を伴う問題
は、120度セクタの一方のエッジから他方のエッジに迅速に変わるように、大
きな突然のビームアングル変化を行なうことは非常に困難である。
【0018】 この発明の好適実施形態は、一般的な3セクタセルの各セクタを介して着実に
掃引する3つの信号ビームを提供する。従って一方向へのビーム掃引は各セクタ
のすべての部分の相対的に均一なビーム範囲を提供する。好適実施形態において
、各アンテナは他からほぼ120度の角度で指向されるようにアンテナアセンブ
リ上に取り付けられた3つの指向性パラボラアンテナから3つの信号ビームを発
する。このアンテナアセンブリが一般的な3セクタセルの中心において回転する
と、その結果、3つの信号ビームは同時にセクタ境界を横断する。
【0019】 好適実施形態において、各セクタに対して順方向および逆方向リンク通信に関
連する基地局機器は信号スイッチに接続される。信号スイッチはいずれかの時点
において3つのパラボラアンテナの1つを介して順方向および逆方向リンク信号
の各セクタへの道順を決める。3つの信号ビームがセクタ間の境界を掃引すると
、各セクタのための基地局機器へおよび基地局からの信号の経路を、ビームが丁
度セクタに入るパラボラアンテナに変える。言い換えれば、各信号ビームが一方
のセクタから他方のセクタを横切るとき、そのビームのための信号は信号ビーム
が出て行くセクタから入るセクタに切替えられる。単一セクタのための基地局機
器の立場から、セクタの信号ビームはセクタの一方のエッジから他方のエッジに
均一に掃引し、そしてすぐに再びセクタの第1エッジに位置を変更する。
【0020】 信号ビームの掃引をここではビーム掃引と呼び、ビーム掃引を採用する基地局
をここではビーム掃引基地局と呼ぶ。
【0021】
【発明の実施の形態】
この発明の特徴、目的および利点は、同一部には同符号を付した図面とともに
下記に述べる詳細な説明からより明らかとなる。
【0022】 図1aはこの発明の実施形態に従って各セクタ104の信号のブロードキャス
ト範囲を提供するためにブロードビームアンテナ101を使用するセクタ化され
た基地局102の図である。この一般的なセクタ化された基地局構成は、この発
明の好適実施形態が構築される開始点としての役目をする。一般的なセクタ化さ
れたCDMA基地局と同様に、セクタ104aのブロード範囲は、2つのブロー
ドビーム指向性アンテナ101aを介して供給される。一般的な構成において、
両方のアンテナは逆方向リンクダイバーシチ受信に使用されそして1つのみが順
方向リンク送信に使用される。この発明の好適実施形態において、ブロードビー
ムアンテナ101は狭い信号ビームが適切でない信号に対して使用される。ブロ
ードビームを用いて最善に送信されるCDMA信号の例は、パイロット、同期、
および基本チャネルを含む。
【0023】 図1bは基地局102がトリプルビームアンテナ112を介して無線で加入者
局110と通信する図である。3つの指向性アンテナ108がトリプルビームア
ンテナ112に機械的に取り付けられる。3つの指向性アンテナ108は互いに
120度の角度でトリプルビームアンテナ112の中心から放射状に外方向に指
向された放射パターン106(ここでは信号ビームとも呼ぶ)を有する。トリプ
ルビームアンテナ112は、3つの信号ビーム106の1つが常に3つのセクタ
有効範囲104の各々を横切って掃引するように回転する。
【0024】 図示例において、両方の加入者局110がベータセクタ104bの有効範囲内
に位置する。ビームの掃引はいずれの方向にも有効であるが、この説明のために
、トリプルビームアンテナ112(ここではアンテナアセンブリとも呼ぶ)は時
計方向に回転すると仮定する。従って、各信号ビームは、セクタアルファ104
aを掃引し、次に、セクタベータ104bを掃引し、次にセクタガンマ104c
を送信し、再びアルファ104aで掃引を開始する。各指向性パラボラアンテナ
104は各異なるセクタ104内で指す時間の1/3の時間を費やす。
【0025】 図において、信号ビーム106aは加入者局110bに向けて掃引している。
図示するように、加入者局110bは信号ビーム106の範囲内にはない。従っ
て、加入者局110bへのまたは加入者局110bからの信号送信は強いまたは
高電力信号を必要とする。信頼性レベルを得るために高電力送信が必要なとき、
その送信は非効率であると考えられる。それにひきかえ、加入者局110aは信
号ビーム106b内に位置し、トリプルビームアンテナ112を介して効率よく
信号を送信および受信することができる。
【0026】 この発明の好適実施形態は音声およびデータトラフィックの組合せが基地局と
加入者局との間で送信されるCDMAシステムである。遅延を認めない音声トラ
フィックは、全体のセクタ104を広くカバーする静止ブロードビームアンテナ
101を用いて送信される。インターネットデータのような高速データ送信はし
ばしばエラー制御プロトコルを利用し、それゆえ遅延に対してより寛容である。
cdma2000において、音声トラフィックは基本チャネルを介して送信され
、非音声データは補足チャネルを介して送信される。好適実施形態において、パ
イロットチャネル信号と基本チャネル信号はブロードビームアンテナ101を介
して送信される。補足データはトリプルビームアンテナ112を介して送信され
る。他の実施形態において、基地局102は、ブロードビームアンテナ101と
トリプルビームアンテナ112の組合せを介して補足データを送信および受信す
る。
【0027】 信号が指向性アンテナ108bを介して受信されると、信号ビーム106bの
外側に位置する加入者局110bからの送信は、信号ビーム106b内に位置す
る加入者局110aにより送信される信号に最小の干渉を生じる。狭いビームの
外側からの低減された干渉のために、加入者局110aはその信号をより低い電
力で送信することができ、それにもかかわらず、基地局102により確実に受信
される。逆方向リンク電力におけるこの低減は基地局並びに隣接するセルのセル
有効範囲の能力を増大させる。
【0028】 狭い信号ビームを介した送信はまた確実な受信のために必要な順方向リンク電
力も低減する。信号ビーム106aが相対的に狭いとき、セクタ有効範囲104
bのうちビーム内部にあるよりもビーム外部にあるほうが大きい。従って、平均
して、基地局102は隣接する基地局に対してより少ない干渉を生じる。複数の
基地局が狭い信号ビーム上に補足チャネルを送信するシステムにおいて、順方向
リンク電力のこの低減は全体のシステム能力を増大させる。
【0029】 例示実施形態において、指向性アンテナ108は相対的に狭いアンテナ放射パ
ターン106を持つパラボラアンテナである。例えば例示実施形態において、各
指向性アンテナ108は30度の1/2電力ビーム幅アンテナである。3つの指
向性アンテナは、各アンテナが他のアンテナの各々からほぼ120度の方向を指
すように回転アセンブリに機械的に接続される。この結果得られるアセンブリは
、モータ(後の図面に示される)の頂上に取り付けられる回転トリプルビームア
ンテナ112である。モータはトリプルビームアンテナ112を連続的に一方向
に回転する。トリプルビームアンテナ112が回転すると、アンテナ放射パター
ンまたは信号ビーム106も回転し、基地局102の有効範囲の3つの個別の領
域をカバーする。この発明は指向性パラボラアンテナに限定されないことを当業
者は理解するであろう。コリニアアレイアンテナ(直線アンテナ列アンテナ)あ
るいはフェーズアレイアンテナのような代替アンテナを、各信号ビーム106を
形成するために回転プラットホームに取り付けることができる。
【0030】 また、この発明は3つの信号ビームあるいは指向性アンテナに限定されないこ
とは当業者に理解されるであろう。この発明から逸脱することなく、いかなる数
の信号ビームあるいは回転指向性アンテナを用いてセクタをカバーできる。また
、この発明に従う複数のビームアンテナの使用は、この発明から逸脱することな
くセクタ有効範囲104の形状の変形を可能にする。例えば、アルファセクタ1
04aは基地局102の範囲の180度部分をカバーし、ベータセクタ104b
およびガンマセクタ104cは90度セクタを表すことができる。
【0031】 図2aはこの発明の実施形態に従って構成された低電力スイッチ202および
トリプルビームアンテナ112を用いた基地局送信機装置の図である。図示する
例示実施形態において、送信機204aはアルファセクタに相当し、送信機20
4bはベータセクタに相当し、送信機204cはガンマセクタに相当する。各指
向性アンテナ108は高電力増幅器(HPA)208に接続され、そして、信号
スイッチ202に接続される。トリプルビームアンテナはモータ210の頂上に
取り付けられ、モータ210は一方向に連続的にトリプルビームアンテナ112
を回転する。
【0032】 トリプルビームアンテナ112が回転すると、各指向性アンテナ108の信号
ビーム106が3つの異なるセクタ104の各々を掃引する。信号スイッチ20
2は、アルファセクタ104aに信号ビーム106を持つ指向性アンテナ108
を介して信号が常に送信されるように送信機204aからの信号を方向づける。
同様に、信号スイッチ202は、ベータセクタ104bを目標とする指向性アン
テナ108がどれであっても送信機204bからの信号の経路を決定する、そし
てガンマセクタ104cを目標とする指向性アンテナ108がどれであっても送
信機204cからの信号の経路を決定する。例えば、図1に示される時点で、送
信機204aからの信号はアルファセクタ104aに位置する信号ビーム106
aを介して送信されるようにHPA208aおよびアンテナ108aを介して経
路が決定される。送信機204bからの信号はアルファセクタ104bに位置す
る信号ビーム106bを介して送信されるように、HPA208bおよびアンテ
ナ108bを介して経路が決定される。送信機204cからの信号は、アルファ
セクタ104cに位置する信号ビーム106cを介して送信されるようにHPA
208cおよびアンテナ108cを介して経路が決定される。
【0033】 制御プロセッサ206はどの送信機信号を各HPA108に経路選択させるか
およびいつ経路選択を変更するかを示す制御信号を信号スイッチ202に送信す
る。例示実施形態においては、基地局102の有効範囲は3つの120度セクタ
104に均等に分割される。制御プロセッサ206は、すべての3つの信号ビー
ムがセクタ境界を横切るときすべての3つの信号の経路選択が切り替わるように
信号スイッチ202に制御信号を送信する。3つの信号ビーム106が互いに1
20度離間して向けられるトリプルビームアンテナ112の場合、すべての3つ
の送信機204と3つのHPA208との間の接続は同時に切り替わるであろう
【0034】 例示実施形態において、信号スイッチ202への制御信号のタイミングを、ト
リプルビームアンテナ112を回転する角位置に基づいて決定する。制御プロセ
ッサ206は角位置信号をモータ210から受信する。好適実施形態において、
この角位置信号は、セクタが変化し、どのアンテナがどのセクタに割当てられる
べきかのときのみ制御プロセッサ206に知らせる。例えば、モータ210は、
アルファおよびベータ、ベータおよびガンマ、ガンマおよびアルファ間の境界を
指向性アンテナ108aが横切る時を示す信号を送信する。そのような情報は、
制御プロセッサ206が、すべての3つの送信機204からすべての3つのHP
A208への信号の経路を適切に調節するのに十分である。
【0035】 代替実施形態において、モータ210はさらに詳細な角位置情報を制御プロセ
ッサ206に送信する。そのような信号によって、制御プロセッサ206はセク
タ104の相対的サイズを調節することができる。上述した例において、アルフ
ァセクタ104aは基地局102の範囲の180度部分をカバーし、ベータセク
タ104bとガンマセクタ104cは90度のセクタを表す。互いに120度離
間したビームを有したトリプルビームアンテナを用いた実装において、これは、
ある時期において、ベータセクタ104bとガンマセクタ104cはビーム掃引
を持たないことを意味する。しかしながら、アルファセクタ104aは時々2つ
のビーム掃引を持つことがある。
【0036】 モータ210はアンテナアセンブリ112を回転できるものであればどのよう
なデザインのものでもよい。モータ210は連続的に掃引できるかあるいは所定
の回転角ステッピングすることができる。アンテナアセンブリを回転することの
できるモータの設計はこの分野において良く知られており、この発明の範囲を逸
脱することなくいずれの設計をも使用することができる。
【0037】 他の代替実施形態において、制御プロセッサ206は制御信号をモータ210
に送り、回転速度を加速または減速する。この加速および減速は、基地局102
の有効範囲内にパターンをロードすることを含むいくつかの可能な基準のいずれ
かに基づく。
【0038】 他の代替実施形態において、制御プロセッサ206は、モータ210から角位
置信号を受信することなく信号スイッチ202の経路選択を制御する。この代替
実施形態において、制御プロセッサ206はセクタからアンテナへの信号の経路
選択を、特定の加入者局から受信した電力制御信号のような基準にもとづいて、
あるいは制御プロセッサ206内の内部タイマに基づいて決定する。独立した内
部タイマが用いられた場合、セクタ104の配置は時間の関数として移動可能で
あり、これは望ましい場合もあるし、望ましくない場合もある。
【0039】 図2bはHPA208と指向性アンテナ108との間に配置された高出力スイ
ッチ212を用いた代替実施形態の図である。送信機204からの低電力信号を
信号スイッチ202を介してHPA208の入力に経路選択する代わりに、高出
力スイッチ212がHPA208の増幅された出力をアンテナ108に経路選択
する。HPA208からアンテナ108への経路選択は上述したように制御プロ
セッサ206からの同じ信号に基づく。図2aの装置において、アンテナ108
を介して送信された結果の信号は、図2bの装置におけるそれと一般に同じであ
る。
【0040】 図3は信号ビーム106の位置にもとづいて、1つのCDMAセクタモジュー
ル302から適切なアンテナ送信モジュール322へ信号を経路選択するための
CDMA基地局装置のブロック図である。例示実施形態において、デジタル信号
スイッチ324は双方向であり、制御プロセッサ206からの信号にもとづいて
、CDMAセクタモジュール302と種々のアンテナ送信モジュール322との
間の順方向リンク信号および逆方向リンク信号の両方を経路選択する。例示実施
形態において、制御プロセッサ206はモータ210から角位置情報を受信する
【0041】 各アンテナ送信モジュール322は指向性アンテナ108とダイプレクサ32
0を含む。ダイプレクサ320は順方向リンクおよび逆方向リンクの異なる周波
数信号を互いに干渉することなくアンテナを介して供給可能にする。順方向にお
いて、デジタル信号スイッチ324からの複素デジタル信号は送信機326に供
給される。送信機326において、信号は変調され、アナログに変換されRF搬
送周波数にアップコンバートされる。送信機326からのアップコンバートされ
た信号はHPA208に供給される。HPA208は信号を増幅し、ダイプレク
サ320およびアンテナ108を介して送信する。逆方向リンクアナログ信号は
アンテナ108を介して受信され、ダイプレクサ320を介して供給され、その
後受信機328に供給される。受信機328において、逆方向リンク信号は、デ
ジタル信号スイッチ324に供給される前にダウンコンバートされ、サンプリン
グされる。
【0042】 CDMAセクタモジュール302は1つのセクタ104に関連する順方向リン
ク信号および逆方向リンク信号を処理する。順方向リンクフレームは順方向エラ
ー訂正(FEC)モジュール304に供給される。モジュール304はFECコ
ードにもとづいてフレームを符号化する。FECモジュール304は、ターボコ
ーディング(turbo-coding)、コンボルーションコーディング(convolutional cod
ing)、あるいは他の形態のソフトデシジョンまたはブロックコーディングを含む
いくつかの順方向エラー訂正技術のいずれかを使用する。その結果として得られ
た符号化されたフレームは、FECモジュール304によりインターリーバ(int
erleaver)306に供給される。インターリーバ306はデータをインターリー
ブして、時間ダイバーシチを送信された信号に供給する。インターリーバ306
は、ブロックインターリーブ(block interleaving)およびビットリバースインタ
ーリーブ(bit reversal interleaving)のような多数のインタリーブ技術のいず
れかを使用する。インターリーバ306の出力はバイナリであり、シグナルポイ
ントマッピングモジュール308に供給され、バイナリサンプルストリームが複
素デジタルサンプルのストリームに変換される。複素デジタルサンプルのストリ
ームはつぎにウオルシュスプレッダ310においてウオルシュチャネルを用いて
拡散される。この発明の好適実施形態において、ウオルシュスプレッダ310に
より行なわれるウオルシュ拡散はCDMA補足チャネルに相当する。ウオルシュ
拡散の後、ウオルシュスプレッダ310の出力は擬似ノイズ(PN)スプレッダ
312に供給され、PNコードを用いて拡散される。次に、PNスプレッダ30
8の出力はデジタル信号スイッチ324に供給され、1つ以上のアンテナ送信モ
ジュール322に導かれる。デジタル信号スイッチ324はまた複素逆方向リン
クサンプルストリームを1つ以上のCDMAフィンガー復調器380に供給する
。フィンガー復調器380において、逆方向リンク信号はPN逆拡散され、復調
され、復号される。
【0043】 好適実施形態において、PNスプレッダ312はウオルシュスプレッダ310
の複素出力を複素PNコードと乗算する複素PNスプレッダである。他の実施形
態において、PNスプレッダ312はウオルシュスプレッダ310の複素出力を
実数の(複素数でない)PNコードと乗算する。
【0044】 当業者はシグナルポイントマッピングモジュール308はこの発明から逸脱す
ることなく、種々のマッピング機能のいずれかを実行することができる。シグナ
ルポイントマッピングモジュール308においてたぶん採用されるマッピング機
能はバイナリフェーズシフトキーイング(BPSK)、1/4位相シフトキーイ
ング(QPSK)あるいは8−aryフェーズシフトキーイング(8PSK)を
含む。
【0045】 図3に示すCDMAセクタモジュール302の部分は単一セクタ104内に無
線通信サービスを可能にする。図示するように、デジタル信号スイッチ324は
PNスプレッダ312から2つの順方向リンク信号を受信し、2つの逆方向リン
ク信号をフィンガ復調器330に供給する。各信号対は複素信号ストリームの実
数成分と虚数成分を表す。1つの順方向リンク複素信号ストリームと1つの逆方
向リンク複素信号ストリームの信号セットは、デジタル信号スイッチ324によ
り同時に切り替えられる単一セクタ104に関連する信号を構成する。言い換え
れば、デジタル信号スイッチ324は常に所定のセクタに関連する順方向リンク
複素信号ストリームを、同じセクタに関連する逆方向リンク複素信号ストリーム
と同じセットのアンテナ送信モジュール322に経路選択する。単一のセクタに
対する順方向リンクストリームおよび逆方向リンクストリームは合わせてセクタ
信号ストリームと呼ばれる。デジタル信号スイッチ324とセクタに関連するハ
ードウエアまたは装置との間でセクタ信号ストリームを運ぶのに使用される接続
はセクタ接続と呼ばれる。
【0046】 好適実施形態において、CDMAセクタモジュール302は3つのセクタにサ
ービスを可能にするのに適切なさらなるハードウエアを含む。例えば、FECモ
ジュール304、インタリーバ306、シグナルポイントマッピングモジュール
308、ウオルシュスプレッダ310およびPNスプレッダ312は各サポート
されたセクタに対して2重化される。そして複素信号のさらなるセットはPNス
プレッダ312によりデジタル信号スイッチ324に供給される。フィンガ復調
器330の共通のたまりは3つのすべてのセクタに対して逆方向リンクサービス
を提供するように使用される。各フィンガ復調器330はデジタル信号スイッチ
324により3つのアンテナ送信モジュール322の各々から経路選択された3
つの複素サンプルストリームにアクセスする。この構成は、単一加入者局110
により送信された信号を、ソフタハンドオフ技術を用いて複数のセクタにより復
調することを可能にする。
【0047】 上述したように、この発明においてセクタの数は最大3に限定されない。また
、セクタの数はアンテナ送信モジュール322の数と同じである必要はない。例
えば、代替実施形態において、6個の指向性アンテナが回転アセンブリに互いに
60度の角度で取り付けられる。他の実施形態において、基地局102は3つの
セクタ104に対してサービスを提供する6つのアンテナ送信モジュール322
から構成される。制御プロセッサ206は、各セクタ104がいずれかの時点に
おいて、正確に2つのビーム106掃引を持つように、デジタル信号スイッチ3
24に信号を経路選択させる。
【0048】 図4はこの発明の実施形態に従って、複数のセクタから複数のアンテナ送信サ
ブシステムへの信号の経路選択を調整する方法のフローチャートである。フロー
チャートのスタート402において、アンテナアセンブリ112は初期角位置あ
るいはビーム角にあると仮定する。また、セクタ信号ストリームは一般にセクタ
あたり1つであるが、信号スイッチ324を介してアンテナ送信サブシステム3
22に経路選択される。アンテナアセンブリ112の角位置あるいはビーム角は
、モータ210の移動の結果としてインクリメントする。
【0049】 例示実施形態において、信号スイッチ324を介して信号の経路選択を変更す
るための判断406は、信号ビーム106が1つのセクタ104から他のセクタ
に掃引することをビーム角が示しているか否かにもとづいている。例えば、新し
いビーム角は、信号ビーム106bがベータセクタ104bからガンマセクタ1
04cに掃引したことを示すことができる。信号ビーム104がセクタ境界を横
切ったと判断すると、その信号ビームに関連するアンテナ送信サブシステム32
2を介して送受信された信号はCDMAセクタモジュール302の適切なセクタ
接続に再経路選択408されなければならない。
【0050】 ビーム角の変化に応答して必要な再経路選択調整が成されると、アンテナアセ
ンブリ112のビーム角が再び変化する。
【0051】 図5はこの発明の好適実施形態に従って信号を送信するために使用される方法
のステップのフローチャートである。好適実施形態は、上述したアンテナアセン
ブリ112を用いて基地局からCDMA順方向リンク信号を送信する際に使用さ
れる。信号はステップ502を開始する前に発生され、信号ビーム106を有す
る1つ以上の指向性アンテナ108を介して送信することで終結522する。
【0052】 発生されたベースバンドデータは、上述したFECコーダ304およびインタ
リーバ306により順方向エラー訂正(FEC)符号化504され、インターリ
ーブ506される。結果として得られたインタリーブされたデータは次にシグナ
ルポイントマッピングモジュール308によりシグナルポイントマッピング50
8を用いて複素値にマッピングされる。その結果得られた複素サンプルストリー
ムはウオルシュスプレッダ310によりウオルシュ拡散を用いて拡散510され
る。ウオルシュ拡散データは次にPNスプレッダ312により、擬似ノイズ(P
N)拡散512を用いて拡散される。PN拡散信号ストリームは適切な送信機ま
たは送信機群326に経路選択される514。経路選択された信号の各々は送信
機(送信機群)326によりRFにアップコンバートされ516、HPA(HP
As)208により増幅される518。次に信号は信号ビーム(信号ビーム群)
および指向性アンテナ108を介して送信される520。上述したように、この
発明から逸脱することなく、異なる種類のFECエンコーディング504、イン
タリービング506、シグナルポイントマッピング508、およびウオルシュス
プレディング510を使用することができる。
【0053】 図6はこの発明の好適実施形態に従って信号を受信するために使用される方法
のステップのフローチャートである。好適実施形態は、上述したアンテナアセン
ブリ112を介して逆方向リンク信号を受信しデコードするために好適実施形態
に従って構成されたCDMA基地局により使用される。
【0054】 信号は1つ以上の信号ビーム106および指向性アンテナ(アンテナ群)10
8を介して受信される。受信された信号は受信機328によりRFからベースバ
ンドにダウンコンバートされる。ダウンコンバートされた信号は次に1つ以上の
セクタ接続を介して1つ以上のフィンガ復調器330に経路選択される608。
【0055】 各フィンガ復調器330において、CDMA技術を使用してCDMAデータフ
レームをデコードする。これらの技術は、受信された信号フィンガのサーチ61
0、設置された1つ以上のフィンガの逆拡散612、PN拡散信号のウオルシュ
デコーディング、および結果として得られた複素サンプルストリームをバイナリ
データストリームにデマッピング616することを含む。デマップされたバイナ
リストリームはデインタリーブ618され順方向エラー訂正(FEC)技術を用
いてデコード620され、受信されたフレームの正当性が決定される。1つ以上
の正当なフレームを受信することに伴い、さらに信号を受信する際にプロセスは
継続する604。
【0056】 順方向リンク送信のように、リストアップされたステップは、この発明から逸
脱することなく種々の利用可能な技術を用いて行なうことができる。例えば、ス
テップ612および614におけるPN逆拡散およびウオルシュ逆拡散は実数ま
たは複素数であり得る。シグナルポイントデマッピング616は、バイナリフェ
ーズシフトキーイング(BPSK)、1/4位相シフトキーイング(QPSK)
または8−aryフェーズシフトキーイング(8PSK)を含む種々のマッピン
グのいずれかを使用することができる。デインタリーブステップ618はブロッ
クインタリーブおよびビットリバーサルインタリーブのような種々のインタリー
ブのいずれかを使用することができる。FECデコーディングステップ620は
、ターボコーディング(turbo-coding)、コンボルーションコーディング(convolu
tional coding)、あるいは他の形態のソフトデシジョンまたはブロックコーディ
ングのような種々のデコーディングのいずれかを使用することができる。
【0057】 好適実施形態の上述の記載は当業者がこの発明を作成しまたは使用することを
可能にする。これらの実施形態に対する種々の変形例は当業者には明らかであり
、ここに定義された包括的原理は発明力の使用なしに他の実施形態に適用可能で
ある。従って、この発明は、ここに示した実施形態に限定されることを意図した
ものではなく、ここに開示した原理おおよび新規な特徴に一致する最も広い範囲
に一致する。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 この発明の一実施形態に従って各セクタにおいて信号のブロードキャスト範囲
を供給するためにブロードビームアンテナを使用するセクタ化された基地局を有
する通信システムの図である。
【図1b】 この発明の実施形態に従って、加入者局に補足チャネル信号を送信するために
、トリプルビームアンテナを使用するセクタ化されたビーム掃引基地局を有した
通信システムの図である。
【図2a】 この発明の実施形態に従って構成された低電力スイッチおよびトリプルビーム
アンテナを用いた基地局送信機装置の図である。
【図2b】 この発明の実施形態に従って構成された高電力スイッチおよびトリプルビーム
アンテナを用いた基地局送信機装置の図である。
【図3】 この発明の実施形態に従って構成された3つのセクタの1つをカバーするため
にトリプルビームアンテナを用いたCDMA基地局装置のブロック図である。
【図4】 この発明の実施形態に従って複数のアンテナから複数のアンテナ送信サブシス
テムへの信号の経路を調節する方法のフローチャートである。
【図5】 この発明の好適実施形態に従って信号を送信するために使用される方法のステ
ップのフローチャートである。
【図6】 この発明の好適実施形態に従って信号を受信するために使用される方法のステ
ップのフローチャートである。
【符号の説明】
101・・・ブロードビームアンテナ 102・・・基地局 104・・・セクタ 106・・・放射パターン 108・・・指向性アンテナ 110・・・加入者局 112・・・トリプルビームアンテナ 202・・・信号スイッチ 204・・・送信機 206・・・制御プロセッサ 208・・・高電力増幅器 210・・・モータ 212・・・高出力スイッチ 302・・・CDMAセクタモジュール 304・・・順方向エラー訂正(FEC)モジュール 306・・・インターリーバ 308・・・シグナルポイントマッピングモジュール 310・・・ウオルシュスプレッダ 312・・・擬似ノイズ(PN)スプレッダ 320・・・ダイプレクサ 322・・・アンテナ送信モジュール 324・・・デジタル信号スイッチ 326・・・送信機 328・・・受信機 330・・・フィンガ復調器 380・・・フィンガ復調器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW Fターム(参考) 5J021 AA03 AA10 DA02 DA07 DB05 EA04 FA13 FA26 FA29 FA31 GA02 GA08 HA01 HA02 HA06 HA10 JA07 5K022 EE02 EE32 5K059 AA08 AA12 BB08 CC04 DD02 【要約の続き】

Claims (55)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記手段を具備する無線通信アンテナ: 第1の所定数の指向性アンテナからなるアンテナアセンブリ、前記第1の所定
    数の指向性アンテナは、前記各アンテナの放射パターンが前記アンテナアセンブ
    リの中心から放射状に外に向かうように前記アンテナアセンブリにアセンブルさ
    れる; 前記アンテナアセンブリに機械的に接続され、軸の回りに前記アンテナアセン
    ブリを回転させるモータ;および 前記指向性アンテナの各々と第2の所定数のセクタ接続との間の信号を経路選
    択する信号スイッチ。
  2. 【請求項2】 パイロットチャネル信号を送信するためのブロードビームア
    ンテナをさらに具備し、前記パイロットチャネル信号は前記アンテナアセンブリ
    を介して送信された信号に対してコヒーレントに送信される、請求項1の基地局
  3. 【請求項3】 前記信号スイッチはデジタル信号スイッチである、請求項1
    の基地局。
  4. 【請求項4】 前記指向性アンテナは30度ハーフパワーアンテナである、
    請求項1の基地局。
  5. 【請求項5】 前記指向性アンテナはパラボラアンテナである、請求項1の
    基地局。
  6. 【請求項6】 前記指向性アンテナは直線アンテナ列アンテナである、請求
    項1の基地局。
  7. 【請求項7】 前記第1の所定数は3より大きい、請求項1の基地局。
  8. 【請求項8】 前記第1の所定数は3である、請求項1の基地局。
  9. 【請求項9】 前記放射パターンは互いにほぼ120度で前記アンテナアセ
    ンブリから放射する、請求項8の基地局。
  10. 【請求項10】 前記第2の所定数は3である、請求項1の基地局。
  11. 【請求項11】 前記第1の所定数は6である、請求項10の基地局。
  12. 【請求項12】 アナログRF信号を増幅し、増幅された信号を出力する高
    電力増幅器をさらに具備し、前記信号スイッチは前記増幅された信号を前記高電
    力増幅器から前記指向性アンテナに経路選択する、請求項1記載の基地局。
  13. 【請求項13】 セクタ経路選択信号を発生するための制御プロセッサをさ
    らに具備し、前記信号スイッチは、前記セクタ経路選択信号に基づいて前記セク
    タ接続の少なくとも1つから前記指向性アンテナに信号を経路選択する、請求項
    1の基地局。
  14. 【請求項14】 第1の所定数の高電力増幅器をさらに具備し、各高電力増
    幅器は前記指向性アンテナの1つと前記信号スイッチとの間に配置され、前記各
    高電力増幅器は前記信号スイッチからアナログRF信号を受信し、前記アナログ
    RF信号を増幅して、増幅された信号を出力する、請求項1の基地局。
  15. 【請求項15】 第1の所定数の送信機をさらに具備し、各送信機は前記高
    電力増幅器の1つと前記信号スイッチとの間に配置され、前記信号スイッチから
    ベースバンド信号を受信し、前記ベースバンド信号をアップコンバートして前記
    アナログRF信号を出力する、請求項14の基地局。
  16. 【請求項16】 セクタ経路選択信号を発生する制御プロセッサをさらに有
    し、前記信号スイッチは前記セクタ経路選択信号に基づいて前記セクタ接続の少
    なくとも1つから前記各指向性アンテナに信号を経路選択する、請求項14記載
    の基地局。
  17. 【請求項17】 前記モータは角位置信号を前記制御プロセッサに供給し、
    前記セクタ経路選択信号は前記角位置信号に基づく、請求項16の基地局。
  18. 【請求項18】 第1データ信号のPN拡散を行ない、PN拡散信号を出力
    し、前記信号スイッチにより経路選択するために前記セクタ接続の少なくとも1
    つに前記PN拡散信号を供給する擬似ノイズ(PN)スプレッダをさらに具備す
    る、請求項14の基地局。
  19. 【請求項19】 前記PNスプレッダは実数PNコードにより前記第1デー
    タ信号を増幅するための実数PNスプレッダである、請求項18の基地局。
  20. 【請求項20】 前記PNスプレッダは前記第1のデータ信号を前記複素P
    Nコードと乗算するための複素PNスプレッダである、請求項18の基地局。
  21. 【請求項21】 ブロードビームアンテナをさらに具備し、前記PNスプレ
    ッダはさらにパイロット信号を拡散し、PN拡散パイロット信号を出力し、前記
    PN拡散パイロット信号は前記ブロードビームアンテナを介して送信される、請
    求項18の基地局。
  22. 【請求項22】 第2データ信号を受信し、ウオルシュコードと乗算し、前
    記第1データ信号を出力するウオルシュスプレッダをさらに具備する、請求項1
    8の基地局。
  23. 【請求項23】 前記ウオルシュコードは補足チャネルウオルシュコードで
    ある、請求項16の基地局。
  24. 【請求項24】 前記セクタ接続の少なくとも1つからダウンコンバートさ
    れた逆方向リンクサンプルストリームを受信し、前記ダウンコンバートされた逆
    方向リンクサンプルストリームのPN逆拡散を行いPN逆拡散逆方向リンク信号
    を出力する1つ以上のCDMAフィンガデモジュレータをさらに具備する、請求
    項14の基地局。
  25. 【請求項25】 下記工程を具備する情報信号の送信方法: 第1指向性アンテナの角位置に基づいて、第1の所定数の順方向リンク信号群
    の1つの順方向リンク信号を第2の所定数の指向性アンテナ群の第1指向性アン
    テナに経路選択する;および 前記1つの順方向リンク信号を前記第1指向性アンテナに対応する信号ビーム
    を介して送信する。
  26. 【請求項26】 ブロード信号ビームを介してパイロットチャネル信号を送
    信する工程をさらに具備し、前記パイロットチャネル信号は前記第1の所定数の
    順方向リンク信号群の少なくとも1つに対してコヒーレントである、請求項25
    の方法。
  27. 【請求項27】 前記信号ビームは、前記第1の所定数の互いに素なセクタ
    有効範囲を介して掃引するように時間に対して前記角位置を調節する工程をさら
    に具備する、請求項25の方法。
  28. 【請求項28】 前記第1の所定数のセクタ有効範囲の2つの間の境界に対
    して前記信号ビームの掃引に基づいて前記1つの順方向リンク信号を前記第2の
    所定数の指向性アンテナ群の第2の指向性アンテナに経路選択する工程をさらに
    具備する、請求項27の方法。
  29. 【請求項29】 前記第1の指向性アンテナはパラボラアンテナである、請
    求項25の方法。
  30. 【請求項30】 前記第1の指向性アンテナは直線アンテナ列アンテナであ
    る、請求項25の方法。
  31. 【請求項31】 前記第2の所定数は3より大きい、請求項25の方法。
  32. 【請求項32】 前記第2の所定数は3である、請求項25の方法。
  33. 【請求項33】 前記指向性アンテナは互いにほぼ120度で軸から外へ放
    射状に向けられている、請求項32の方法。
  34. 【請求項34】 前記第1の所定数は3である、請求項25の方法。
  35. 【請求項35】 前記第1の所定数は6である、請求項34の方法。
  36. 【請求項36】 擬似ノイズ(PN)逆拡散信号を擬似ノイズ拡散し前記1
    つの順方向リンク信号を形成する工程をさらに具備する、請求項25の方法。
  37. 【請求項37】 前記PN拡散の工程は実数PN拡散であり、前記PN逆拡
    散信号は実数PNコードにより乗算される、請求項36の基地局。
  38. 【請求項38】 前記PN拡散の工程は複素PN拡散であり、前記PN拡散
    信号は複素PNコードと乗算される、請求項36記載の基地局。
  39. 【請求項39】 ウオルシュコードを用いてウオルシュ逆拡散信号をウオル
    シュ拡散する工程をさらに具備し、前記PN逆拡散信号を形成する、請求項36
    記載の方法。
  40. 【請求項40】 前記ウオルシュコードは補足チャネルコードウオルシュで
    ある、請求項39の方法。
  41. 【請求項41】 下記工程を具備する情報信号の受信方法: 第1の所定数の指向性アンテナ群の第1の指向性アンテナに対応する第1信号
    ビームを介して第1逆方向リンク信号を受信する;および 前記第1の所定数の指向性アンテナ軍の角位置に基づいて、前記第1逆方向信
    号を、第2の所定数のセクタ接続群の第1セクタ接続を介してフィンガ変調器に
    経路選択する。
  42. 【請求項42】前記第1の信号ビームは、前記第2の所定数の互いに素なセ
    クタ有効範囲を介して掃引するように時間に対して前記角位置を調節するステッ
    プをさらに具備する、請求項41の方法。
  43. 【請求項43】 前記信号ビームが前記第2の所定数のセクタ有効範囲の間
    の境界に対して掃引するとき第2のセクタ接続を介して経路選択されるように前
    記第1逆方向リンク信号の前記経路選択を調節する工程をさらに具備する、請求
    項42の方法。
  44. 【請求項44】 前記1つの指向性アンテナはパラボラアンテナである、請
    求項41の方法。
  45. 【請求項45】 前記1つの指向性アンテナは、直線アンテナ列アンテナで
    ある、請求項41の方法。
  46. 【請求項46】 前記第1の所定数は3より大きい、請求項41の方法。
  47. 【請求項47】 前記第1の所定数は3である、請求項41の方法。
  48. 【請求項48】 前記第1の所定数の指向性アンテナ軍は互いにほぼ120
    度で軸から外方向に放射状に向けられている、請求項47の方法。
  49. 【請求項49】 前記第2の所定数は3である、請求項41の方法。
  50. 【請求項50】 前記第1の所定数は6である、請求項49の方法。
  51. 【請求項51】 前記第1の逆方向リンク信号を擬似ノイズ(PN)逆拡散
    し、PN逆拡散信号を形成する工程をさらに具備する、請求項41の方法。
  52. 【請求項52】 前記PN逆拡散の工程は実数PN逆拡散であり、前記第1
    の逆方向リンク信号は実数PNコードと乗算される、請求項51の基地局。
  53. 【請求項53】 前記PN逆拡散は複素PN逆拡散であり、前記第1の逆方
    向リンク信号は複素PNコードと乗算される、請求項51の基地局。
  54. 【請求項54】 ウオルシュコードを用いて前記PN逆拡散信号をウオルシ
    ュ逆拡散し、ウオルシュ逆拡散信号を形成するウオルシュ逆拡散の工程をさらに
    具備する、請求項51の方法。
  55. 【請求項55】 前記ウオルシュコードは補足チャネルウオルシュコードで
    ある、請求項54の方法。
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