JP2003513757A - 均一な吸引を可能にする連通路を備えた創傷用ドレイン - Google Patents

均一な吸引を可能にする連通路を備えた創傷用ドレイン

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外科的創傷から滲出液を適切にドレナージ可能な創傷用ドレイン装置を提供することを課題とする。 【解決手段】 本発明は、複数のダクト24、複数のルーメン26、及び複数の連通路28を有する創傷用ドレインに関する。ダクト24は、創傷部位からの滲出液に対して創傷用ドレインへの入口をなしている。ルーメン26及びダクト24は、創傷部位からの滲出液に対するチャネルを提供する。連通路28は、ダクト24とルーメン26との間を連通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、埋め込み型の創傷用ドレインに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、外科手術や外科的処置により生じた傷(創傷/外科的創傷)は、外科
手術の終了時に塞がれるかあるいは体の自然治癒の過程で塞がれるかのどちらか
である。外科的創傷からは一般に滲出液(exudates)と呼ばれる排液が生じる。そ
のため、外科的創傷が塞がれる場合には、十分な治癒を促すために、溜まった滲
出液を傷の部位から排出するための手段が採られる。
【0003】 多くの従来の創傷用ドレイン装置では、外科的創傷に対して適切なドレナージ
(drainage)を提供する試みがなされてきた。そのような従来の装置の一つは、管
壁に複数の小さな穴を有する長いチューブからなるドレイン部を有している。外
科的創傷からの滲出液は、通常、これらの小さな穴を介してチューブに入り、チ
ューブのルーメンを通して傷から吸い出される。しかしながら、単一のルーメン
を使用しているので、小さな穴を介して入ってくる組織片や新たな組織の内方成
長(new tissue ingrowth)により詰まる可能性が高くなる。また、このチューブ
の壁部は構造的に弱いので、折れる場合がある。
【0004】 他の従来の創傷用ドレイン装置としては、放射状に突出したストラット部を備
えた中央コアを有するものがある。これらのストラット部は、すべて同じサイズ
となっており、互いに同角度で間隔をあけて配置されている。この創傷用ドレイ
ンの外周は、上記4つのストラット部の各々の端部における複数の張出部によっ
て規定されており、それにより4つのT字型部材を形成している。これらの張出
部とストラット部とが相俟ってドレインの長手方向に伸びる4つの縦方向のルー
メンが形成される。しかしながら、この従来の設計は、創傷用ドレインの全長に
わたって吸引力が均一な分布をなすようにはならない。
【0005】 さらに他の従来の創傷用ドレイン装置は、間隔をおいて設けられた一対のフラ
ンジを備えている。これらのフランジの間には、1つの長手方向のルーメンを有
するウエブが設けられている。このルーメンは、上記フランジを横切って形成さ
れるとともに当該ルーメンと交差する開口部を有している。しかしながら、この
単一のルーメンを有する設計では、閉塞の可能性が高くなり、またこの設計では
、ドレインの長手方向にわたって吸引力が均一な分布をなすようにすることがで
きない。
【0006】 さらに他の従来の創傷用ドレイン装置としては、3つのルーメンを有するカテ
ーテル本体から主として構成されたものがある。このカテーテル本体の基端部に
は、吸引口と洗浄口と空気取り入れ口とを有する3本のチューブを備えたコネク
タが接続されるようになっている。しかしながら、この従来の設計は、流体の逆
流が生じ易くなり、詰まりや空気抜き能力の低下の原因となる。また、この3本
のルーメンを有する構造は、傷口に大きな開口を必要とし、患者に大きな不快感
を与えることになる。
【0007】 さらに他の従来の創傷用ドレイン装置は、2つのルーメンを有している。第1
のルーメンは、創傷部の吸引のために使用される。そして、チェックバルブと抗
バクテリアフィルタとが第2のルーメンと直線上で連通するように配置されてお
り、流体が第2のルーメンを介してフィルタへ逆流することを防止している。し
かしながら、この設計は、創傷用ドレインの長手方向にわたって吸引力が均一な
分布をなすようにすることができない。
【0008】 さらに他の従来の創傷用ドレイン装置は、外科的ドレッシング用の穴の開いた
チューブを有している。このチューブは、中央通路を有する本体を備えている。
この中央通路は、本体に対して90度の円弧をなす間隔で配置された4つの長手
方向に伸びる溝を備えた断面が四つ葉状になっている外観構成の中に設けられて
いる。そして、多数の貫通孔がこれらの溝と中央通路とを連通させている。これ
らの貫通孔は、前記溝の底部に設けられた一連の穴として形成されている。しか
しながら、このような中央通路を用いると、詰りが生じる可能性が高くなる。
【0009】 さらに他の従来の創傷用ドレイン装置は、外科的創傷から排液を排出するため
の多数の平行なルーメンを有している。この設計は、複数の穴と、液体がルーメ
ンに入れるように外壁から内側に伸びる少なくても1つの縦方向のスロットとを
有している。内側の穴によって、詰まったルーメンから液体をそらすようになっ
ている。しかしながら、上記複数の外側の穴とスロットにより新たな組織の内方
成長が生じやすくなる。また、ドレインの長手方向にわたって均一な吸引がなさ
れない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
従って、外科的創傷から滲出液を適切にドレナージできる装置が必要とされて
いる。その装置は、組織の内方成長の可能性を最小限にするとともに、滲出液の
ドレナージが最大限に行えるように設計される必要がある。また、その装置は、
装置の長手方向にわたってほぼ一貫した吸引を行うことができるようにすべきで
あり、しかもストリームライン設計(streamline design)で患者の不快感を最小
限に抑えることができるようにすべきである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
従って、本発明は、外科的創傷から滲出液を適切にドレナージ可能な創傷用ド
レイン装置を提供する。また、本発明は、組織の内方成長の可能性を最小限にす
るとともに、滲出液のドレナージが最大限に行えるように設計されている。さら
に、本発明は、装置の長手方向にわたってほぼ一定した吸引を提供する。さらに
、本発明は、相対的なストリームライン設計を有しているので、患者の不快感を
最小限に抑えることができる。
【0012】 本発明は、複数のダクトと、複数のルーメンと、複数の連通路(portals)を有
する創傷用ドレインを提供する。これらのダクトは、創傷の部位からの滲出液に
対して創傷用ドレインへの入り口をなしている。また、上記ルーメンは、創傷の
部位からの滲出液に対するドレナージ用のチャネル提供する。さらに、上記連通
路は、創傷用ドレインの長手方向にわたってほぼ一定した吸引をなすように構成
されている。
【0013】 隣接する連通路間の距離は、吸引源からより離れた位置にある連通路間の距離
が吸引源の近くに位置する連通路間の距離より小さくなるように変更することが
できる。また、これらの連通路は、吸引源に近い位置にある連通路のサイズが吸
引源から離れた位置にある連通路のサイズより小さくなるようにサイズを変更す
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1は、患者の外科的手術部位または創傷からの排液をドレナージ(drainage)
するための本発明による埋め込み型創傷用ドレインの好適な実施例の斜視図であ
る。この埋め込み型創傷用ドレインは、移行部12及び単一のルーメン部(図示
省略)と一緒に使用されるように設計された埋め込み部10を有している。この
埋め込み部10は、創傷の部位から創傷用ドレインの内部へ通じる通路をなすも
のである。移行部12は、埋め込み部10と液体の受け渡しを行えるようになっ
ており、患者の体外に位置する。単一のルーメン部は、移行部12からの液体を
受け取るようになっており、かつ吸引源(図示省略)に液体を渡すように接続さ
れている。
【0015】 円形埋め込み部10は、細長い管状体14を有している。この細長い管状体1
4は、概略、複数の部分(セグメント)18に分割された環状の外壁16と、外
壁16から径方向内側に位置する中央コア20と、中央コア20と外壁16との
間に延出する放射状の内壁22と、複数の内部連通路(interior portals)28(
図2参照)とを有している。環状の外壁16は、略円形の断面形状を有している
。また、中央コア20と内壁22は、管状体14の長手方向の軸に沿って伸びて
いる。外壁16の各部分(セグメント)18は、一対の内壁22と一体に連結し
ている。また、これら内壁22は、上記中央コア20と一体に連結している。
【0016】 図2には、埋め込み部10の内部を示すために一部が切り欠かれた埋め込み部
10の斜視図が示されている。この埋め込み部10は、概略、複数の長手方向に
伸びるダクト24と、複数のルーメン26と、複数の連通路28とを有している
。好適な実施例では、これらの連通路28は、それぞれ異なったサイズとなって
いる。また、ダクト24は、滲出液が創傷の部位から埋め込み部10へ流れ込め
るようにするものである。連通路28は、ダクト24からルーメン26へ液体を
連通させる。ダクト24及びルーメン26は、滲出液を外に排出するための通路
となっている。
【0017】 図3に示すように、各ルーメン26は、外壁部分18及び中央コア20に連結
した一対の内壁22に囲まれた空間により規定されている。この実施例では、ル
ーメン26は、略三角形状となっている。このルーメン26は、埋め込み部10
の管状体14の長手方向に伸びている。本発明の他の実施例では、外周部に配置
された略三角形状のルーメン26に加えて、管状体14の長手方向に沿って中央
コア20内に伸びる略正方形状の中央ルーメンが設けられている。管状体14の
長手方向に沿って中央コア20内に伸びる中央ルーメンは、他の形状であっても
本発明の範囲内である。
【0018】 長手方向に伸びるダクト24は、管状体14の全長にわたって伸びている。こ
れらのダクト24をなす対向する内壁22は、隣接するルーメン26の内壁22
の外表面30によって規定されている。各ダクト24は、ダクトベース32及び
ダクトエントランス34を有している。ダクトベース32は、略浅いU字型とな
っており、中央コア20に隣接して位置する。ダクトエントランス34は、外壁
16の隣接する部分18の間の空間によって規定されている。本発明の他の実施
例では、ダクトベース32を略浅いV字型としてもよい。
【0019】 各ダクトエントランス34の幅は、ルーメン26の最大幅より実質的に小さく
なっている。また、ダクトエントランス34の最大幅は、ダクトベース32の幅
より小さくなっている。従って、各ダクト24の対向する内側の側壁22は、ダ
クトベース32からダクトエントランス34に向かって外側に向かうに従って、
相互間の幅が狭まるように(収束するように)なっている。この各ダクト24の
対向する側壁22が収束する特徴が、滲出液は埋め込み部10へ十分に流れるが
、成長組織がダクト24に入ることを制限している。好適な実施例として、対向
する側壁が収束するようになっている長手方向に伸びるダクト24について説明
したが、互いに平行な対向する側壁を有する他の形状のダクトも(それだけに限
定されないが)本発明の範囲内である。
【0020】 埋め込み部10は、複数の内部連通路28を有している。これらの連通路28
は、ダクト24からルーメン26へ液体を連通させるようになっている。内部連
通路28の一実施例としては、図4に示すように、各ダクト24が、隣接する2
つのルーメン26に連通する2つの通路36,38を有している。内部連通路2
8の他の実施例を図5に示す。この実施例では、各ダクト24が、すべてのルー
メン26に連通するようになっている。両実施例の連通路28とも、万一ルーメ
ン26が閉塞した場合でも、創傷の部位から出る滲出液を排出する副次的なドレ
ナージ経路を提供する。
【0021】 外壁16にある狭いダクト24のエントランス34は、ドレイン10の外側に
ある創傷の部位からの液体をそのダクトエントランス34を介してダクト24へ
流すことを可能にしている。内部連通路28は、埋め込み部10の外壁16の外
表面に露出していないが、万一ルーメン26のどれかが詰まった場合にダクト2
4からルーメン26へ液体を流す複数の副次的経路を提供する。ダクト24は、
創傷から埋め込み部10への液体の連通をなすと同時に、内部連通路28からの
組織を片寄らせる働きをする。連通路28は、ダクトエントランス34よりもダ
クトベース32及び各ルーメン26の内端よりに配設されている。これらの連通
路28は、成長した組織がルーメン26内に入ることを防止するためにそのよう
な内部位置に設けられている。
【0022】 各連通路28のサイズ及び吸引源からの距離が、吸引量を決定する。一般に、
連通路28のサイズが小さいと部位における吸引量も小さくなり、連通路28の
サイズが大きいと部位における吸引量も大きくなる。本発明の好適な実施例では
、埋め込み部10の基端部42により小さなサイズの連通路28を設け、埋め込
み部10の先端部42により大きなサイズの連通路28を設けている。吸引源か
ら連通路28への距離の関数に従って連通路28のサイズを大きくすることによ
り、埋め込み部10がその全長にわたってより均一な吸引力を有するようにする
ことができる。
【0023】 円形埋め込み部10の好適な実施例は、全部で8個の連通路28を有している
。これら8つの連通路28のそれぞれの直径は、2つのステップ(プロセス)で
決定される。すなわち、第1のステップは、ルーメン26を連通路28へ接続す
るための連通路28からルーメン26への穴の水力直径(hydraulic diameter)(d hole )を以下の式により決定する(単位:インチ)。 dhole = 0.5482(A/P) + (6.4852×10-4)(A/P)(LT―L)3
【0024】 ここで、Aは上記ルーメンの断面積(インチの二乗)、Pは上記ルーメンの周囲
長(インチ)、LTは上記ドレインの全長(インチ)、及びLは埋め込み部10の
開口端から上記連通路の中央までの長さ(インチ)である。
【0025】 第2のステップは、上記連通路の直径(dportal)を以下の式により決定する
(単位:インチ)。
【0026】 dportal = 0.015 + 3.49(Tiw) + 0.9(dhole) ここで、 Tiw は、内壁厚(インチ)である。
【0027】 以上8つの連通路28を持つ円形埋め込み部10における連通路28の直径を
決定する2つのステップについて述べたが、異なる個数の連通路28を持つ円形
埋め込み部10についても本発明の範囲内である。すなわち、異なる個数の連通
路28を持つ円形埋め込み10の連通路28の直径を決定するのに使用するのに
用いられた上記したものと類似の工程も、本発明の範囲内である。
【0028】 使用時には、創傷部位からの滲出液は、埋め込み部10に沿ったあらゆる場所
で多数の長手方向に伸びる狭いダクト24内へ入る。滲出液は、ダクト24を流
れるかあるいは複数の内部連通路28を介してルーメン26へ入るかして、ほと
んど抵抗の無い通路を経由して吸引源のほうへ吸引される。これらの複数の内部
連通路28のサイズは、埋め込み部10の基端部40から創傷部の中に深く入っ
た埋め込み部10の先端部42へ行くに従って徐々に大きくなっている。連通路
のサイズを大きくするのは、吸引源から離れた場所での吸引力の減少を補償する
ためである。これにより、埋め込み部10の長手方向にわたってより効率よく吸
引力を分布させ、また埋め込み部10の全長にわたってより効率的に液体を流す
ことができる。
【0029】 万一、ダクト24及びルーメン26が閉塞して詰まった場合、内部連通路28
は、他の閉塞していないダクト24またはルーメン26を介してその詰まった箇
所の周りの吸引及び液体の排出を行うための副次的経路を提供する。これにより
、患者の創傷からの滲出液のドレナージが妨げられないようになっている。
【0030】 図6には、本発明の原理による埋め込み部10の他の実施例の概要が符号11
0で示される。この実施例では、埋め込み部110が平型となっている。この埋
め込み部110は、長手方向に伸びる管状部112を有しており、また複数の部
分(セグメント)116に分割された略長円形状の環状壁114を有している。
中央部に位置する2つのコア118は、内部の隔壁状の壁120によって横方向
に互いに平行に間隔をおいて設けられており、また管状部112の長手方向にわ
たって伸びている。複数の内壁122もまた管状部112の長手方向に伸び、か
つ1つの中央コアと外壁との間に広がっている。また、サイズの異なる複数の内
部連通路128(図8参照)が埋め込み部110に沿って設けられている。外壁
116の各部は、一対の内壁122と一体に連結されている。これらの内壁12
2は、中央コア118の一方と一体に連結されている。
【0031】 平型埋め込み部110は、概略、複数の長手方向に伸びるダクト124と、複
数のルーメン126と、サイズの異なる複数の連通路128とを有している。ダ
クト124は、滲出液が創傷の部位から埋め込み部110へ流れ込めるようにし
ている。また、連通路128は、ダクト124からルーメン126へ液体を連通
させる。さらに、ダクト124及びルーメン126は、滲出液を外に排出するた
めの通路となっている。
【0032】 図7に示すように、平型埋め込み部110は、断面形状が略長円形となってい
る。埋め込み部110の外周側に位置するルーメン130は、略三角形状となっ
ており、中央側に位置するルーメン132は、略正方形状となっている。その略
正方形状のルーメン132は、主として、穴の直径に影響する流体動力に寄与し
ている。すべてのルーメン126は、埋め込み部110の長手方向にわたって伸
びている。図8は、内部連通路128の一実施例を示す平型埋め込み部110の
一断面である。
【0033】 平型埋め込み部110の好適な実施例は、全部で12個の内部連通路を有して
いる。それらのうちの6つの連通路128が、平型埋め込み部110のどちらか
の側に位置している。12個の内部連通路のおのおのの直径は、以下の2つのス
テップによって決められる。第一のステップは、ルーメン126を連通路128
に接続する穴の水力直径(hydraulic diameter)(dhole)を以下の式によって求
めることである(単位:インチ)。
【0034】 ここで、Asは正方形のルーメン132の断面積(インチの二乗)、Psは正方形
のルーメン132の周囲長(インチ)、及びLは開端部から連通路128の中央
までの長さ(インチ)である。
【0035】 第2のステップは、連通路128の直径(dportal)を以下の式によって求め
ることである(単位:インチ)。 dportal = 3.2052(Tiw) + 0.866(dhole) ここで、Tiwは、内壁122の厚み(インチ)である。
【0036】 以上12個の連通路128を持つ平型埋め込み部110の連通路128の直径
を決める2つの工程について説明してきたが、異なる数の連通路128を持つ平
型埋め込み部110も本発明の範囲内である。すなわち、異なる数の連通路12
8を持つ平型埋め込み部110の連通路128の直径を決めるために使用される
開示されたものと類似の工程も本発明の範囲内である。
【0037】 本発明の他の実施例では、ほぼ同様のサイズの内部連通路が使用される。ここ
では、隣接する連通路間の間隔は、吸引源から連通路までの距離の関数として変
化する。例えば、吸引源により近い隣接する連通路間の距離は、吸引源からより
離れた隣接する連通路間の距離より大きくなっている。結果として、埋め込み部
の先端部における連通路の密度は、埋め込み部の基端部における連通路の密度よ
り大きくなっている。連通路のこのような考えた配置により、埋め込み部の全長
にわたってほぼ均一な吸引力が確保される。
【0038】 本発明の好適な実施例を開示したが、本発明の範囲内で連通路のサイズ、形状
、位置、あるいは数を変更することは可能である。例えば、連通路を2つあるい
はそれ以上の連通路のセットにすることができる。この場合、各セットの個々の
連通路は、同じサイズとなっている。吸引源により近い位置に配置される連通路
のセットは、吸引源からより離れた位置に配置される連通路のセットより小さい
サイズとなっている。さらに、埋め込み部の他の変形例として、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で、ルーメン、ダクト、及び/または連通路の数を変更すること
が可能である。
【0039】 埋め込み部の好適な実施例は、例えば、押出成形のような従来の適切な成形技
術によって製作可能である。埋め込み部の好適な実施例は、実質的に柔軟な材料
によって作製される。このような柔軟な材料は、低ドラメター(durameter)プ
ラスチック、あるいは約40ショアAから70ショアAの範囲の硬さのシリコーン
を含むが、これに限定はされない。円形埋め込み部の好適な実施例としては、1
0Fr(フレンチ)、15Fr及び19Frの3つのサイズで作製されるが、本発明の
要旨に逸脱しない範囲で、他のサイズも作製される。また、他の押出成形技術を
用いることもできる。たとえば、一体型押出成形により作製されるのではなく、
単一のルーメン管に型押器の原型で押された押出形材を使用をすることも可能で
ある。
【0040】 創傷用ドレイン部、埋め込み部、移行部及び単一のルーメン部も連続した押出
成形工程によって作製することができる。すなわち、埋め込み部に要求される長
さが押出された後に移行部が形成される。そして、押出過程が進むと、ダクトへ
のエントランスが材料によって満たされ、連続した周辺部と共に外壁が形成され
る。移行部において封入されたダクトによって形成されるルーメンは、埋め込み
部のダクトと連通している。移行部の製造が終了すると、押出型は、中央コアと
放射状の内壁の成形を終らせ、一つのルーメンだけが残るようにする。この一つ
のルーメンは、移行部のすべてのルーメンと連通している。この単一のルーメン
部は、円筒管形状となっている。この押出成形方式は、「一体成形」と呼ばれる
。上記長円形のドレインでは、移行部の後に、管状部をハブ(アダプタ)を介し
て取り付けるようにしてもよい。この管状部は、吸引源に効率的に接続されるに
十分な長さを有している。
【0041】 図9は、一体の中央コア20を有する円形埋め込み部10における連通路28
を形成する技術の一例を示している。円形埋め込み部10の押出成型の後で、一
対の相対するくさび型の押出型134、136が用いられ、対称な平面上に一対
の相対するダクト24が押し広げられる。図9は、これらの対向するくさび型の
押出型134、136によって押し広げられた後の円形埋め込み部10の一般形
状を示している。その後、連通路28は、好ましくは側壁22及び中央コア20
を通るように従来の押出型によって打ち抜かれ、平行する点線138と140の
間の材料が取り除かれる。すべてのルーメン26及びダクト24は、それにより
横断され、最大数の副次的なドレナージ用通路が得られる。また、連通路28は
、中央コア20が横断されないように形成することもでき、その場合連通路28
は、隣接するルーメン26を隔離している一対の側壁22を通して形成される。
図10に示すように、略三角形状のルーメン26に加えて中央ルーメンを有する
円形埋め込み部10における連通路28を作成するためにもほぼ同様の技術が用
いられる。なお、図中、円形埋め込み部10の外形の点線は、対向するくさび形
の押出型134、136によって押し広げられた後の円形埋め込み部10の形状
を示している。平型埋め込み部110の場合、連通路128は、各中央コア11
8上に個別に形成される。
【0042】 円形埋め込み部10における連通路の他の作製技術が図11〜図13に示され
ている。図11に示すように、円形埋め込み部10は、水平に位置するダクト2
4に安定化ウイング142を挿入することによって所定位置に保持される。この
安定化ウイング142は、パンチ144のための隙間を与えるために、その中央
部に通路(レリーフ)を有している。垂直のダクト24は、連通路28の位置の
間に間隔を空けて配置された一連のレールによって所定位置に保持される。
【0043】 図12は、創傷用円形埋め込み型ドレインに対するパンチ144の位置を示し
た図であり、図13は、創傷用円形埋め込み型ドレインにおけるパンチの動作を
示した図である。連通路の位置で、上部スプレッダ歯(spreader tine)146及
び下部スプレッダ歯148が、回動自在のシリンダ(図示省略)に取り付けられ
ている。この上部スプレッダ歯146及び下部スプレッダ歯148が、垂直のダ
クト24内に挿入される。スプレッダ歯146及び下部スプレッダ歯148は、
垂直のダクト24の平面を基準として約80°〜110°の範囲内で回転する。
そして、パンチ144がシリンダ内で駆動され、連通路28を形成する。連通路
プラグ150を排出するために空気の噴出が用いられる。その後、パンチ144
は、ダクト24から引き出され、また上部スプレッダ歯146及び下部スプレッ
ダ歯148は、ダクト24を2等分する垂直平面上に並ぶようになる。この技術
は、円形埋め込み部10の他の実施例及び平型埋め込み部110の他の実施例に
おいて形成された連通路にも適用できる。
【0044】 以上、適切な実施例について述べてきたが、他の実施例、変形及び変更は当該
技術における技術者にとって自明のものである。したがって、あらゆるそのよう
な実施例、変形及び変更は、添付のクレームの要旨及び範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理に従って作製された円形創傷用ドレインの好適な実施例の斜視図
である。
【図2】 図1に示した円形創傷用ドレインの内部を示した一部切り欠き斜視図である。
【図3】 図1に示した円形埋め込み部の拡大断面図である。
【図4】 図1に示した円形埋め込み部の拡大断面図であり、連通路の実施例を示したも
のである。
【図5】 図1に示した埋め込み部の拡大断面図であり、連通路の他の実施例を示したも
のである。
【図6】 本発明の原理に従って作製された平型創傷用ドレインの他の好適な実施例の部
分斜視図である。
【図7】 図6に示した平型創傷用ドレインの平型埋め込み部の拡大断面図である。
【図8】 図6に示した平型創傷用ドレインの平型埋め込み部の拡大断面図であり、連通
路の実施例を示したものである。
【図9】 中央コアを有する円形埋め込み部における連通路の形成を示す拡大正面図であ
る。
【図10】 中央コアの長手方向に伸びる略正方形のルーメンを有する円形創傷用ドレイン
における連通路の形成を示す拡大正面図である。
【図11】 連通路を開ける準備段階における円形埋め込み型創傷用ドレインの位置決めを
示す一部断面図である。
【図12】 円形埋め込み型創傷用ドレインに対するパンチの位置決めを示す一部除去した
等角図である。
【図13】 円形埋め込み型創傷用ドレインにおける連通路の穴開けを示す一部除去した等
角図である。
【符号の説明】
10 埋め込み部 12 移行部 14 管状体 16 外壁 18 外壁の各部分 20 中央コア 22 内壁 24 ダクト 26 ルーメン 28 連通路 32 ダクトベース 34 ダクトエントランス 36 通路 38 通路 40 基端部 42 先端部 110 埋め込み部 112 管状部 114 壁 116 壁の各部分 118 コア 120 内部隔壁状壁 122 内壁 124 ダクト 126 ルーメン 128 内部連通路 130 ルーメン 132 ルーメン 134 押出型 136 押出型 142 安定化ウイング 144 パンチ 146 上部スプレッダ歯 148 下部スプレッダ歯 150 連通路プラグ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE ,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR, HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,K P,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU ,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX, NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,S G,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW

Claims (63)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸引源に接続される創傷用ドレインであって、 複数のダクトと、 複数のルーメンと、 上記ダクトと上記ルーメンとの間で液体を連通させる複数の連通路とを具備し
    、 上記連通路が、上記創傷用ドレインの長手方向にわたってほぼ均一に吸引を行
    うように配置されていることを特徴とする創傷用ドレイン。
  2. 【請求項2】 吸引源からより離れている上記連通路間の距離は、吸引源に
    より近い上記連通路間の距離より小さいことを特徴とする請求項1に記載の創傷
    用ドレイン。
  3. 【請求項3】 上記連通路は、吸引源により近い連通路が、吸引源からより
    離れている連通路より小さくなるように配置されていることを特徴とする請求項
    1に記載の創傷用ドレイン。
  4. 【請求項4】 上記連通路は、複数のセットで設けられており、上記各セッ
    トの連通路は同じサイズであるとともに、吸引源により近いセットの連通路は吸
    引源からより離れている連通路より小さくなっていることを特徴とする請求項1
    に記載の創傷用ドレイン。
  5. 【請求項5】 上記連通路の各セットは、2つの隣接する連通路を含むこと
    を特徴とする請求項4に記載の創傷用ドレイン。
  6. 【請求項6】 上記ルーメンは、断面略三角形状であることを特徴とする請
    求項1に記載の創傷用ドレイン。
  7. 【請求項7】 上記創傷用ドレインは、断面略円形状であることを特徴とす
    る請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  8. 【請求項8】 上記複数の連通路は、8つの連通路を含むことを特徴とする
    請求項7に記載の創傷用ドレイン。
  9. 【請求項9】 連通路からルーメンへの穴は、以下の式によって求められる
    水力直径(dhole)を有していることを特徴とする請求項8に記載の創傷用ドレ
    イン。 dhole = 0.5482(A/P) + (6.4852×10-4)(A/P)(LT―L)3 ここで、Aは上記ルーメンの断面積(インチの二乗)、Pは上記ルーメンの周囲
    長(インチ)、LTは上記創傷用ドレインの全長(インチ)及びLは吸引源からよ
    り離れた上記創傷用ドレインの端部から上記連通路中央までの長さ(インチ)で
    ある。
  10. 【請求項10】 上記連通路は、以下の式によって求められる連通路直径(
    dportal)を有していることを特徴とする請求項9に記載の創傷用ドレイン。 dportal = 0.015 + 3.49(TiW) + 0.9(dhole) ここで、dholeは上記連通路の水力直径(インチ)であり、TiWは上記ダクトと
    隣接するルーメンとの間の壁厚(インチ)である。
  11. 【請求項11】 上記創傷用ドレインは、さらに、該創傷用ドレインの長手
    方向の軸と平行な中心縦軸を有する中央コアを具備しており、該中央コアは、上
    記中心縦軸が上記創傷用ドレインの中心に沿って伸びるように、上記創傷用ドレ
    イン内に位置していることを特徴とする請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  12. 【請求項12】 上記中央コアは、該中央コアの長手方向に伸びる中央のル
    ーメンを規定していることを特徴とする請求項11に記載の創傷用ドレイン。
  13. 【請求項13】 上記中央コアは、断面略正方形状の正方形ルーメンを規定
    し、上記正方形ルーメンは上記中央コアの長手方向に伸びていることを特徴とす
    る請求項11に記載の創傷用ドレイン。
  14. 【請求項14】 上記複数のルーメンは、断面略三角形状の4つの三角形状
    ルーメンと断面略正方形状の2つの正方形ルーメンとを有しており、上記各正方
    形状ルーメンは、上記2つの三角形状ルーメンの間に位置していることを特徴と
    する請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  15. 【請求項15】 上記創傷用ドレインは、断面略長円形状であることを特徴
    とする請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  16. 【請求項16】 上記複数の連通路は、12個の連通路を含んでいることを
    特徴とする請求項15に記載の創傷用ドレイン。
  17. 【請求項17】 連通路からルーメンへの穴は、以下の式によって求められ
    る水力直径(dhole)を有することを特徴とする請求項16に記載の創傷用ドレ
    イン。 ここで、Asは正方形のルーメンの断面積(インチの二乗)、Psは正方形のルー
    メンの周囲長(インチ)、及びLは吸引源からより離れた上記創傷用ドレインの
    端部から上記連通路の中央までの長さ(インチ)である。
  18. 【請求項18】 上記各連通路は、以下の式によって求められる連通路直径
    (dportal)を有することを特徴とする請求項17に記載の創傷用ドレイン。 dportal = 3.2052(Tiw) + 0.866(dhole) ここで、dhole は連通路の水力直径(インチ)、Tiwは上記ダクトと隣接する
    ルーメン間の壁厚(インチ)である。
  19. 【請求項19】 上記各ダクトはさらに、ダクトエントランス及びダクトベ
    ースとを有しており、上記ダクトエントランスの幅が上記ダクトベースの幅より
    も狭いことを特徴とする請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  20. 【請求項20】 上記各ダクトは、上記各ルーメンと連通していることを特
    徴とする請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  21. 【請求項21】 上記各ダクトは、隣接する上記ルーメンと連通しているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  22. 【請求項22】 上記創傷用ドレインは、柔軟な材料により作製されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  23. 【請求項23】 上記創傷用ドレインは、プラスチック材料により作製され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  24. 【請求項24】 上記創傷用ドレインは、シリコーン材料により作製されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の創傷用ドレイン。
  25. 【請求項25】 上記創傷用ドレインは、約40ショアAから約70ショア
    Aの範囲の硬度の材料を用いて作製されていることを特徴とする請求項1に記載
    の創傷用ドレイン。
  26. 【請求項26】 吸引源に接続される創傷用ドレインであって、 複数のダクトと、 複数のルーメンと、 上記ダクトとルーメンとの間で液体を連通させる複数の連通路とを具備し、 吸引源からより離れた上記連通路間の距離は、吸引源により近い連通路間の距
    離より小さいことを特徴とする創傷用ドレイン。
  27. 【請求項27】 上記ルーメンは、断面略三角形状であることを特徴とする
    請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  28. 【請求項28】 上記創傷用ドレインは、断面略円形状であることを特徴と
    する請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  29. 【請求項29】 上記創傷用ドレインは、さらに、上記創傷用ドレインの長
    手方向の軸と平行な中心縦軸を有する中央コアを具備しており、上記中央コアは
    、上記中心縦軸が上記創傷用ドレインの中心に沿って伸びるように上記創傷用ド
    レイン内に位置していることを特徴とする請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  30. 【請求項30】 上記中央コアが、上記中央コアの長手方向に伸びる中央ル
    ーメンを規定していることを特徴とする請求項29に記載の創傷用ドレイン。
  31. 【請求項31】 上記中央コアが、断面略正方形状の正方形ルーメンを規定
    し、上記正方形ルーメンは上記中央コアの長手方向に伸びていることを特徴とす
    る請求項29に記載の創傷用ドレイン。
  32. 【請求項32】 上記創傷用ドレインは、断面略長円形状であることを特徴
    とする請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  33. 【請求項33】 上記複数のルーメンは、断面略三角形状の4つの三角形状
    ルーメンと断面略正方形状の2つの正方形ルーメンとを有しており、上記各正方
    形状ルーメンは、上記2つの三角形状ルーメンの間に位置していることを特徴と
    する請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  34. 【請求項34】 上記各ダクトはさらに、ダクトエントランス及びダクトベ
    ースとを有しており、上記ダクトエントランスの幅が上記ダクトベースの幅より
    も狭いことを特徴とする請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  35. 【請求項35】 上記各ダクトは、上記各ルーメンと連通していることを特
    徴とする請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  36. 【請求項36】 上記各ダクトが、隣接する上記ルーメンと連通しているこ
    とを特徴とする請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  37. 【請求項37】 上記創傷用ドレインは、柔軟な材料により作製されている
    ことを特徴とする請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  38. 【請求項38】 上記創傷用ドレインは、プラスチック材料により作製され
    ていることを特徴とする請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  39. 【請求項39】 上記創傷用ドレインは、シリコーン材料により作製されて
    いることを特徴とする請求項26に記載の創傷用ドレイン。
  40. 【請求項40】 上記創傷用ドレインは、約40ショアAから約70ショア
    Aの範囲の硬度の材料を用いて作製されていることを特徴とする請求項26に記
    載の創傷用ドレイン。
  41. 【請求項41】 吸引源に接続される創傷用ドレインであって、 複数のダクトと、 複数のルーメンと、 上記ダクトとルーメンとの間で液体を連通させる複数の連通路とを具備し、 吸引源により近い上記連通路のサイズが、吸引源からより離れた連通路のサイ
    ズより小さいことを特徴とする創傷用ドレイン。
  42. 【請求項42】 上記連通路は、複数のセットで設けられ、上記各セットの
    連通路は同じサイズであるとともに、吸引源により近いセットの連通路が、吸引
    源からより離れているセットの連通路より小さくなっていることを特徴とする請
    求項41に記載の創傷用ドレイン。
  43. 【請求項43】 上記連通路の各セットは、2つの隣接する連通路を含んで
    いることを特徴とする請求項42に記載の創傷用ドレイン。
  44. 【請求項44】 上記ルーメンは、断面略三角形状であることを特徴とする
    請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  45. 【請求項45】 上記創傷用ドレインは、断面略円形状であることを特徴と
    する請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  46. 【請求項46】 上記複数の連通路は、8つの連通路を含んでいることを特
    徴とする請求項45に記載の創傷用ドレイン。
  47. 【請求項47】 連通路からルーメンへの穴は、以下の式によって求められ
    る水力直径(dhole)を有していることを特徴とする請求項46に記載の創傷用
    ドレイン。 dhole = 0.5482(A/P) + (6.4852×10-4)(A/P)(LT―L)3 ここで、Aは上記ルーメンの断面積(インチの二乗)、Pは上記ルーメンの周囲
    長(インチ)、LTは上記ドレインの全長(インチ)、及びLは吸引源からより離
    れた上記創傷用ドレインの端部から上記連通路の中央までの長さ(インチ)であ
    る。
  48. 【請求項48】 上記各連通路は、以下の式によって求められる連通路直径
    (dportal)を有していることを特徴とする請求項47に記載の創傷用ドレイン
    。 dportal = 0.015 + 3.49(Tiw) + 0.9(dhole) ここで、dholeは上記連通路の水力直径(インチ)、Tiwは上記ダクトと隣接す
    る上記ルーメンとの間の壁厚(インチ)である。
  49. 【請求項49】 上記創傷用ドレインは、さらに、上記創傷用ドレインの長
    手方向の軸と平行な中心縦軸を有する中央コアを具備しており、上記中央コアは
    、上記中心縦軸が上記創傷用ドレインの中心に沿って伸びるように、上記創傷用
    ドレイン内に位置することを特徴とする請求項44に記載の創傷用ドレイン。
  50. 【請求項50】 上記中央コアは、上記中央コアの長手方向に伸びる中央ル
    ーメンを規定していることを特徴とする請求項49に記載の創傷用ドレイン。
  51. 【請求項51】 上記中央コアは、断面略正方形状の正方形ルーメンを規定
    し、上記正方形ルーメンは上記中央コアの長手方向に伸びていることを特徴とす
    る請求項49に記載の創傷用ドレイン。
  52. 【請求項52】 上記複数のルーメンは、断面略三角形状の4つの三角形状
    ルーメンと断面略正方形状の2つの正方形ルーメンとを有しており、上記各正方
    形状ルーメンは、上記2つの三角形状ルーメンの間に位置していることを特徴と
    する請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  53. 【請求項53】 上記創傷用ドレインは、断面略長円形状であることを特徴
    とする請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  54. 【請求項54】 上記複数の連通路は、12個の連通路を含んでいることを
    特徴とする請求項53に記載の創傷用ドレイン。
  55. 【請求項55】 連通路からルーメンへの穴は、以下の式によって求められ
    る水力直径(dhole)を有することを特徴とする請求項54に記載の創傷用ドレ
    イン。 ここで、Asは正方形のルーメンの断面積(インチの二乗)、Psは正方形のルー
    メンの周囲長(インチ)、及びLは吸引源からより離れた上記創傷用ドレインの
    端部から上記連通路の中央までの長さ(インチ)である。
  56. 【請求項56】 上記各連通路は、以下の式によって求められる連通路直径
    (dportal)を有することを特徴とする請求項55に記載の創傷用ドレイン。 dportal = 3.2052(Tiw) + 0.866(dhole) ここで、dhole は連通路の水力直径(インチ)、Tiwは上記ダクトと隣接する
    ルーメン間との壁厚(インチ)である。
  57. 【請求項57】 上記各ダクトはさらに、ダクトエントランス及びダクトベ
    ースとを有しており、上記ダクトエントランスの幅は上記ダクトベースの幅より
    も狭いことを特徴とする請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  58. 【請求項58】 上記各ダクトは、上記各ルーメンと連通していることを特
    徴とする請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  59. 【請求項59】 上記各ダクトは、隣接する上記ルーメンと連通しているこ
    とを特徴とする請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  60. 【請求項60】 上記創傷用ドレインは、柔軟な材料により作製されている
    ことを特徴とする請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  61. 【請求項61】 上記創傷用ドレインは、プラスチック材料により作製され
    ていることを特徴とする請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  62. 【請求項62】 上記創傷用ドレインは、シリコーン材料により作製されて
    いることを特徴とする請求項41に記載の創傷用ドレイン。
  63. 【請求項63】 上記創傷用ドレインは、約40ショアAから約70ショア
    Aの範囲の硬度の材料を用いて作製されていることを特徴とする請求項41に記
    載の創傷用ドレイン。
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