JP2003513433A - 変成器を設けたラインコード - Google Patents
変成器を設けたラインコードInfo
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/66—Structural association with built-in electrical component
- H01R13/6608—Structural association with built-in electrical component with built-in single component
- H01R13/6633—Structural association with built-in electrical component with built-in single component with inductive component, e.g. transformer
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/24—Magnetic cores
- H01F27/255—Magnetic cores made from particles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】
変成器を設けたラインコードを開示する。変成器は、強磁性材料の磁心と、磁心の周りに設けた1次コイル及び2次コイルとを具える。1次コイル及び2次コイルの双方の1個の巻回上の任意の2点間の距離が常にラインコード断面の最長軸の長さの2倍より小さくなるように、磁心及びコイルの形状を選択する。
Description
【0001】
本発明は、第1及び第2端部を有するラインコードであって、強磁性材料の磁
心を具える変成器を設け、その磁心の一部の周りに1次コイルとして第1ワイヤ
が巻かれ、前記磁心の一部の周りに2次コイルとして第2ワイヤが巻かれ、前記
第1ワイヤの両端が前記ラインコードの第1端部に延在し、前記第2ワイヤの両
端が前記ラインコードの第2端部に延在したラインコードに関するものである。
このタイプのラインコードは、特に旅行で用いられる携帯装置に使用される。そ
の例は、携帯電話機、携帯型コンピュータ及びひげそり器である。
心を具える変成器を設け、その磁心の一部の周りに1次コイルとして第1ワイヤ
が巻かれ、前記磁心の一部の周りに2次コイルとして第2ワイヤが巻かれ、前記
第1ワイヤの両端が前記ラインコードの第1端部に延在し、前記第2ワイヤの両
端が前記ラインコードの第2端部に延在したラインコードに関するものである。
このタイプのラインコードは、特に旅行で用いられる携帯装置に使用される。そ
の例は、携帯電話機、携帯型コンピュータ及びひげそり器である。
【0002】
冒頭で説明したタイプのラインコードは、米国特許番号第5,539,369
号から既知である。この特許は、軸が整列した複数のトロイドからなる磁心を有
するラインコード変成器を有するラインコードを記載している。そのようなトロ
イドは行を形成する。この変成器の1次コイルは、トロイドの行の周りに巻かれ
たワイヤからなる。このために、このコイルを構成する導電ワイヤは、トロイダ
ルの行の内外で軸線方向に複数回巻かれる。2次コイルは、同様に巻かれたワイ
ヤからなる。
号から既知である。この特許は、軸が整列した複数のトロイドからなる磁心を有
するラインコード変成器を有するラインコードを記載している。そのようなトロ
イドは行を形成する。この変成器の1次コイルは、トロイドの行の周りに巻かれ
たワイヤからなる。このために、このコイルを構成する導電ワイヤは、トロイダ
ルの行の内外で軸線方向に複数回巻かれる。2次コイルは、同様に巻かれたワイ
ヤからなる。
【0003】
既知のラインコードは、実際には何らかの顕著な欠点を有する。これらコード
は、消費者の使用中に、許容できない程度の高い割合で不都合が生じる。上記特
許に記載されているラインコードの製造方法も非常にめんどくさいものとなる。
この方法において、個別のワイヤピースを設け、それらを互いに安定させている
。
は、消費者の使用中に、許容できない程度の高い割合で不都合が生じる。上記特
許に記載されているラインコードの製造方法も非常にめんどくさいものとなる。
この方法において、個別のワイヤピースを設け、それらを互いに安定させている
。
【0004】
本発明の目的は、上記欠点を除去することである。特に、本発明の目的は、容
易に製造することができる耐久性を有するラインコードを提供することである。
易に製造することができる耐久性を有するラインコードを提供することである。
【0005】
本発明によれば、本発明のこれら及び他の目的を、前記1次コイル及び2次コ
イルの両方の1個の巻回上の任意の2点間の距離が前記ラインコード断面の最長
軸の長さの2倍より小さくなるように、前記磁心及びコイルの形状を選択したこ
とを特徴とする冒頭で説明したタイプのラインコードを用いて達成する。
イルの両方の1個の巻回上の任意の2点間の距離が前記ラインコード断面の最長
軸の長さの2倍より小さくなるように、前記磁心及びコイルの形状を選択したこ
とを特徴とする冒頭で説明したタイプのラインコードを用いて達成する。
【0006】
本発明は、コードを著しく折り曲げたとき、既知の変換器の延長したコイルの
周りに巻かれたワイヤが容易に損傷を受けるおそれがあるという経験によって得
られた認識に基づくものである。特に、旅行に持っていく装置は、しばしば荷造
りされ及び荷造りが解かれ、この際、ラインコードは通常著しく変形される。そ
のような状況下で、ワイヤが破損されるおそれが高くなる。
周りに巻かれたワイヤが容易に損傷を受けるおそれがあるという経験によって得
られた認識に基づくものである。特に、旅行に持っていく装置は、しばしば荷造
りされ及び荷造りが解かれ、この際、ラインコードは通常著しく変形される。そ
のような状況下で、ワイヤが破損されるおそれが高くなる。
【0007】
本発明を用いることによって、巻かれたワイヤはもはや、コードの長手方向に
対して折り曲げられない。これによって、コード中のワイヤが破損されるおそれ
が著しく減少する。
対して折り曲げられない。これによって、コード中のワイヤが破損されるおそれ
が著しく減少する。
【0008】
本発明によるラインコードの好適例は、前記磁心が、前記ラインコードの長さ
の少なくとも50%に亘って延在し、第1及び第2端部を有し、前記1次コイル
を前記磁心の第1端部の位置に配置するとともに、前記2次コイルを前記磁心の
第2端部の位置に配置する。これによって、1次コイル及び2次コイルの寸法を
制限するだけでなく、入力ワイヤ及び出力ワイヤの長さも短くなる。その結果、
コードが破損されるおそれが更に少なくなり、コードの信頼性が更に高くなる。
の少なくとも50%に亘って延在し、第1及び第2端部を有し、前記1次コイル
を前記磁心の第1端部の位置に配置するとともに、前記2次コイルを前記磁心の
第2端部の位置に配置する。これによって、1次コイル及び2次コイルの寸法を
制限するだけでなく、入力ワイヤ及び出力ワイヤの長さも短くなる。その結果、
コードが破損されるおそれが更に少なくなり、コードの信頼性が更に高くなる。
【0009】
本発明の好適例によれば、前記磁心を可撓性材料によって構成したことを特徴
とする。このようにして、コード長の大部分を磁心に結び付けることができ、そ
の結果、入力ワイヤ及び出力ワイヤを短くすることができる。さらに、これによ
って、他の拒絶の原因を回避することができる。米国特許第5,539,369
号に記載されたラインコードのトロイドは、圧力をかけられると粉々になるおそ
れがある。これは、人が偶然にラインコード上にたった場合に容易に起こるおそ
れがあり、この状況は、通常の使用下で複数回発生し得る。可撓性の磁心を用い
ることによって、この磁心が破壊されるおそれはない。
とする。このようにして、コード長の大部分を磁心に結び付けることができ、そ
の結果、入力ワイヤ及び出力ワイヤを短くすることができる。さらに、これによ
って、他の拒絶の原因を回避することができる。米国特許第5,539,369
号に記載されたラインコードのトロイドは、圧力をかけられると粉々になるおそ
れがある。これは、人が偶然にラインコード上にたった場合に容易に起こるおそ
れがあり、この状況は、通常の使用下で複数回発生し得る。可撓性の磁心を用い
ることによって、この磁心が破壊されるおそれはない。
【0010】
可撓性の材料を、熱可塑性バインダー又は反応性バインダーとする。特に、ポ
リウレタンは良好な選択である。これら材料は、可撓性が高く、耐久性があり、
かつ、容易に利用できる。これら材料は、成形可能(molding mass)であるととも
に熱可塑性(thermoplast)を有するので利用できる。シリコンも可能である。そ
の材料は、非常に固く、かつ、寿命が長い。他の関心のある材料はポリアミドで
ある。プロセス中に上記材料よりも低い粘性を有する種々のポリアミドも利用で
きる。これによって、磁心の製造が簡単になる。
リウレタンは良好な選択である。これら材料は、可撓性が高く、耐久性があり、
かつ、容易に利用できる。これら材料は、成形可能(molding mass)であるととも
に熱可塑性(thermoplast)を有するので利用できる。シリコンも可能である。そ
の材料は、非常に固く、かつ、寿命が長い。他の関心のある材料はポリアミドで
ある。プロセス中に上記材料よりも低い粘性を有する種々のポリアミドも利用で
きる。これによって、磁心の製造が簡単になる。
【0011】
好適には、前記可撓性材料が、磁束通過材料(magnetic flux-conducting mate
rial)及びポリマーを含む混合物からなる。ポリマーは、所望の可撓性を提供す
る。好適には、、磁束通過材料を軟磁性体とする。適切な磁性材料をフェライト
とする。これは、49−149kHzの内部周波数(internal frequency)を有す
る変成器において十分な機能を有するような高い抵抗を有する。これは、携帯装
置で用いられる変成器に対して好適な範囲である。周波数が低くなるに従って、
変成器の大きさが大きくなる。周波数が高くなるに従って、周辺の装置の妨害が
大きくなり、エネルギーの消失が大きくなる。したがって、好適例において、前
記磁束通過材料がフェライトを含む。磁性材料及びポリマーの混合物を使用する
他の利点は、その材料を成形によって製造することができることである。その成
形プロセスを、モールディング(molding)、プレッシング(pressing)、射出成形
又は反応性射出成形(reactive injection molding)とすることができる。したが
って、その材料の磁心を、焼結(sinter)及び/又は研磨を必要とする通常の材料
の磁心に比べて更に容易に製造することができる。
rial)及びポリマーを含む混合物からなる。ポリマーは、所望の可撓性を提供す
る。好適には、、磁束通過材料を軟磁性体とする。適切な磁性材料をフェライト
とする。これは、49−149kHzの内部周波数(internal frequency)を有す
る変成器において十分な機能を有するような高い抵抗を有する。これは、携帯装
置で用いられる変成器に対して好適な範囲である。周波数が低くなるに従って、
変成器の大きさが大きくなる。周波数が高くなるに従って、周辺の装置の妨害が
大きくなり、エネルギーの消失が大きくなる。したがって、好適例において、前
記磁束通過材料がフェライトを含む。磁性材料及びポリマーの混合物を使用する
他の利点は、その材料を成形によって製造することができることである。その成
形プロセスを、モールディング(molding)、プレッシング(pressing)、射出成形
又は反応性射出成形(reactive injection molding)とすることができる。したが
って、その材料の磁心を、焼結(sinter)及び/又は研磨を必要とする通常の材料
の磁心に比べて更に容易に製造することができる。
【0012】
実際には、本例を、前記磁心が、平坦な折り畳みリング(flat-folding ring)
を具え、前記1次コイル及び2次コイルを、互いに最も遠くなるようなリングの
位置に配置したことを特徴とするラインコードとして実現することができる。こ
れは、磁束線を自動的にリングに閉じ込めて変換を簡単にするという利点を有す
る。これによって、変換の際のエネルギー損失を著しく減少させる。
を具え、前記1次コイル及び2次コイルを、互いに最も遠くなるようなリングの
位置に配置したことを特徴とするラインコードとして実現することができる。こ
れは、磁束線を自動的にリングに閉じ込めて変換を簡単にするという利点を有す
る。これによって、変換の際のエネルギー損失を著しく減少させる。
【0013】
可撓性の磁心を用いた上記例を、前記磁心を棒状にし、前記1次コイルを前記
棒の第1端部に配置するとともに、前記2次コイルを前記棒の第2端部に配置し
、前記磁心の周りの可撓性の磁気性を有する管状エンベロープが、磁力線の折り
返し経路を形成するようにしたことを特徴とするラインコードとして実現するこ
とができる。磁束線は、同軸構造となるように管状エンベロープに閉じ込められ
る。これは、棒状の磁心が折り畳みリングよりも強固であるという重大な利点を
有する。本例では、強力な折り曲げに起因するクラックすなわち破損のおそれが
著しく少なくなる。使用中にコードを折り曲げることによって磁心に悪影響を及
ぼすが、この磁心によってこのような不都合を克服することができる。
棒の第1端部に配置するとともに、前記2次コイルを前記棒の第2端部に配置し
、前記磁心の周りの可撓性の磁気性を有する管状エンベロープが、磁力線の折り
返し経路を形成するようにしたことを特徴とするラインコードとして実現するこ
とができる。磁束線は、同軸構造となるように管状エンベロープに閉じ込められ
る。これは、棒状の磁心が折り畳みリングよりも強固であるという重大な利点を
有する。本例では、強力な折り曲げに起因するクラックすなわち破損のおそれが
著しく少なくなる。使用中にコードを折り曲げることによって磁心に悪影響を及
ぼすが、この磁心によってこのような不都合を克服することができる。
【0014】
本発明によるラインコードの他の好適例は、前記ラインコードをらせん状にし
たことを特徴とする。この場合、磁心もらせん状である。1次コイルは磁心の第
1端部の周りを巻かれ、2次コイルは磁心の第2端部の周りを巻かれる。本例の
利点は、らせん状のコード中の磁心は直線コードの場合に比べて可撓性が著しく
低くてもよい。その結果、磁心を低コストで製造することができる。
たことを特徴とする。この場合、磁心もらせん状である。1次コイルは磁心の第
1端部の周りを巻かれ、2次コイルは磁心の第2端部の周りを巻かれる。本例の
利点は、らせん状のコード中の磁心は直線コードの場合に比べて可撓性が著しく
低くてもよい。その結果、磁心を低コストで製造することができる。
【0015】
ラインコードの一例は、前記ラインコードが、ひずみ開放グロネットを通じて
コードを安定させるプラグを具え、前記変成器を前記ひずみ開放グロネットに収
容したことを特徴とする。ひずみ開放グロネットは、変成器を組み込むことによ
って著しく増大しない所定の最小スペースを占有する。ラインコード内のスペー
スは、ひずみ開放グロネットに変成器を収容することによって更に有効に利用さ
れる。
コードを安定させるプラグを具え、前記変成器を前記ひずみ開放グロネットに収
容したことを特徴とする。ひずみ開放グロネットは、変成器を組み込むことによ
って著しく増大しない所定の最小スペースを占有する。ラインコード内のスペー
スは、ひずみ開放グロネットに変成器を収容することによって更に有効に利用さ
れる。
【0016】
ラインコードを、延長コードによって所望の長さまで延長することができる。
【0017】
【発明を実施するための最良の形態】
本発明のこれら及び他の態様を、以後説明する実施の形態を参照して明らかに
する。
する。
【0018】
図1は、変成器12の磁心11が環状形を有する本発明によるラインコード1
0の実施の形態の一部の線図的な断面である。変成器12の1次コイル13及び
2次コイル14を環状の磁心11に巻く。任意の妨害なく及び磁芯11を損傷す
ることなくコード10を曲げることができるように、磁心11を可撓性材料で形
成する。
0の実施の形態の一部の線図的な断面である。変成器12の1次コイル13及び
2次コイル14を環状の磁心11に巻く。任意の妨害なく及び磁芯11を損傷す
ることなくコード10を曲げることができるように、磁心11を可撓性材料で形
成する。
【0019】
図2は、変成器22の磁心21が棒形状の本発明によるラインコード20の実
施の形態の一部の線図的な断面である。変成器22の1次コイル23及び2次コ
イル24をそれぞれ、棒形状の磁芯21の端部に巻く。変成器22の磁束線を閉
じ込めるために、エンベロープ25を磁心21の周りに設けて、同軸構造を得る
。
施の形態の一部の線図的な断面である。変成器22の1次コイル23及び2次コ
イル24をそれぞれ、棒形状の磁芯21の端部に巻く。変成器22の磁束線を閉
じ込めるために、エンベロープ25を磁心21の周りに設けて、同軸構造を得る
。
【0020】
十分な機能を有するラインコードの一例は以下の寸法を有する。1次コイルは
3cmの長さl1を有するとともに、その巻数を330とする。2次コイルは長
さl3を有するとともに、その巻数を114とする。2個のコイル間に、コイル
が巻かれていない1cmの長さl2の磁心の部分が存在する。この場合、磁心は
約5cmの長さを有する。磁心は5mmの直径を有する。1次コイル及び2次コ
イルはそれぞれ、5−8.5cmの直径を有する。この図は、1次コイル及び2
次コイルの直径がそれぞれラインコード断面の最長軸の長さ(この場合は径であ
る)の2倍より小さいことを示す。
3cmの長さl1を有するとともに、その巻数を330とする。2次コイルは長
さl3を有するとともに、その巻数を114とする。2個のコイル間に、コイル
が巻かれていない1cmの長さl2の磁心の部分が存在する。この場合、磁心は
約5cmの長さを有する。磁心は5mmの直径を有する。1次コイル及び2次コ
イルはそれぞれ、5−8.5cmの直径を有する。この図は、1次コイル及び2
次コイルの直径がそれぞれラインコード断面の最長軸の長さ(この場合は径であ
る)の2倍より小さいことを示す。
【0021】
エンベロープは1.4mmの厚さの壁を有する。全体的なラインコードは、約
1cmの直径を有する。この場合、粉末状のMnZnフェライト約54容量%か
らなるポリマー−フェライト混合物(polymer-ferrite composite)を磁心に用い
る。この割合のフェライトでは、1次コイル及び2次コイルに対して選択した巻
数で十分な変換を行うのに十分な磁気誘導が得られる。
1cmの直径を有する。この場合、粉末状のMnZnフェライト約54容量%か
らなるポリマー−フェライト混合物(polymer-ferrite composite)を磁心に用い
る。この割合のフェライトでは、1次コイル及び2次コイルに対して選択した巻
数で十分な変換を行うのに十分な磁気誘導が得られる。
【0022】
図3は、変成器がコードのらせん部に存在する本発明によるラインコードの実
施の形態の一部の線図的な断面である。1次コイル30及び2次コイル31を、
らせん状の磁心32の周りに巻く。弾力のある形状の特性のために、この磁心は
、棒形状の磁心に比べて低い可撓性でよい。
施の形態の一部の線図的な断面である。1次コイル30及び2次コイル31を、
らせん状の磁心32の周りに巻く。弾力のある形状の特性のために、この磁心は
、棒形状の磁心に比べて低い可撓性でよい。
【0023】
図4は、変成器43をひずみ開放グロメット44に収容した本発明によるライ
ンコード42の実施の形態のプラグ41の線図的な断面である。プラグ41はラ
インコード42に接続されている。ラインコードを著しく曲げることができない
ようにするために、ひずみ開放グロメット44が、プラグ41の頭部とラインコ
ート42との間に存在する。変成器43は、このひずみ開放グロメット44に収
容されている。その結果、変成器43は追加のスペースを占有しない。
ンコード42の実施の形態のプラグ41の線図的な断面である。プラグ41はラ
インコード42に接続されている。ラインコードを著しく曲げることができない
ようにするために、ひずみ開放グロメット44が、プラグ41の頭部とラインコ
ート42との間に存在する。変成器43は、このひずみ開放グロメット44に収
容されている。その結果、変成器43は追加のスペースを占有しない。
【図1】 変成器の磁心が環状形を有する本発明によるラインコードの実施の形
態の一部を線図的に示す。
態の一部を線図的に示す。
【図2】 変成器の磁心が棒形状の本発明によるラインコードの実施の形態の一
部を線図的に示す。
部を線図的に示す。
【図3】 変成器がコードのらせん部に存在する本発明によるラインコードの実
施の形態の一部を線図的に示す。
施の形態の一部を線図的に示す。
【図4】 変成器をひずみ開放グロメットに収容した本発明によるラインコード
の実施の形態のプラグを線図的に示す。
の実施の形態のプラグを線図的に示す。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 ピーター イェー エム シュミット
オランダ国 5656 アーアー アインドー
フェン プロフ ホルストラーン 6
(72)発明者 ピーター イェー ファン デル ザーフ
オランダ国 5656 アーアー アインドー
フェン プロフ ホルストラーン 6
(72)発明者 マルティヌス アー エム ヘイス
オランダ国 5656 アーアー アインドー
フェン プロフ ホルストラーン 6
(72)発明者 ヘリアン エフ アー ファン デ ワー
レ
オランダ国 5656 アーアー アインドー
フェン プロフ ホルストラーン 6
Fターム(参考) 5E021 FA03 FA14 FB07 FB21 FC33
MA18 MA40
Claims (9)
- 【請求項1】 第1及び第2端部を有するラインコードであって、強磁性材料の
磁心を具える変成器を設け、その磁心の一部の周りに1次コイルとして第1ワイ
ヤが巻かれ、前記磁心の一部の周りに2次コイルとして第2ワイヤが巻かれ、前
記第1ワイヤの両端が前記ラインコードの第1端部に延在し、前記第2ワイヤの
両端が前記ラインコードの第2端部に延在したラインコードにおいて、前記1次
及び2次コイルの両方の1個の巻回上の任意の2点間の距離が前記ラインコード
断面の最長軸の長さの2倍より小さくなるように、前記磁心及びコイルの形状を
選択したことを特徴とするラインコード。 - 【請求項2】 前記磁心が、前記ラインコードの長さの少なくとも50%に亘っ
て延在し、第1及び第2端部を有し、前記1次コイルを前記磁心の第1端部の位
置に配置するとともに、前記2次コイルを前記磁心の第2端部の位置に配置した
ことを特徴とする請求項1記載のラインコード。 - 【請求項3】 前記磁心を本質的に可撓性の材料によって構成したことを特徴と
する請求項1又は2記載のラインコード。 - 【請求項4】 前記本質的に可撓性の材料が、磁束−通過材料及びポリマーを含
む混合物からなることを特徴とする請求項3記載のラインコード。 - 【請求項5】 前記磁束−通過材料がフェライトを含むことを特徴とする請求項
4記載のラインコード。 - 【請求項6】 前記磁心が、平坦な折り込みリングを具え、前記1次コイル及び
2次コイルを、互いに最も遠くなるようなリングの位置に配置したことを特徴と
する請求項3,4又は5記載のラインコード。 - 【請求項7】 前記磁心を棒状にし、前記1次コイルを前記棒の第1端部に配置
するとともに、前記2次コイルを前記棒の第2端部に配置し、前記磁心の周りの
本質的に可撓性である磁気性を有する管状エンベロープが、磁力線の折り返し経
路を形成するようにしたことを特徴とする請求項3,4又は5記載のラインコー
ド。 - 【請求項8】 前記ラインコードをらせん状にしたことを特徴とする請求項1か
ら7のうちのいずれか1項に記載のラインコード。 - 【請求項9】 前記ラインコードが、ひずみ開放グロネットを通じてコードを安
定させるプラグを具え、前記変成器を前記ひずみ開放グロネットに収容したこと
を特徴とする請求項1記載のラインコード。
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