JP2003513221A - 再生式再燃焼装置 - Google Patents

再生式再燃焼装置

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JP2003513221A
JP2003513221A JP2001533364A JP2001533364A JP2003513221A JP 2003513221 A JP2003513221 A JP 2003513221A JP 2001533364 A JP2001533364 A JP 2001533364A JP 2001533364 A JP2001533364 A JP 2001533364A JP 2003513221 A JP2003513221 A JP 2003513221A
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chamber
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exhaust gas
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フォイグト,ヨアヒム
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アイゼンマン マシーネンバウ コマンディト ゲゼルシャフト
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    • F23L5/02Arrangements of fans or blowers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23GCREMATION FURNACES; CONSUMING WASTE PRODUCTS BY COMBUSTION
    • F23G7/00Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals
    • F23G7/06Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases
    • F23G7/061Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases with supplementary heating
    • F23G7/065Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases with supplementary heating using gaseous or liquid fuel
    • F23G7/066Incinerators or other apparatus for consuming industrial waste, e.g. chemicals of waste gases or noxious gases, e.g. exhaust gases with supplementary heating using gaseous or liquid fuel preheating the waste gas by the heat of the combustion, e.g. recuperation type incinerator
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Abstract

(57)【要約】 再生式再燃焼装置(1)が公知のように上から下に向かって燃焼室、熱交換物質を充填した幾つかのセグメントに分割されている熱交換室と、熱交換室に応じてセグメントに分割されていて、これらのセグメントがそれぞれ熱交換室のセグメントと連通している分配室(6)と、回転分配器(5)とを有している。回転分配器(5)はその回転位置に応じて、浄化しようとする排ガスのための流入口(3)と熱交換室の少なくとも1つの第1のセグメントとの間の連通、および熱交換室の少なくとも1つの第2のセグメントと浄化ガスのための流出口(74)との間の連通を形成する。この目的のために、回転分配器(5)はその上側に排ガス貫通孔(76)と浄化ガス貫通孔(77)とを具備していおり、両者は互いに角度をずらし、再燃焼装置(1)の軸心から異なる半径方向間隔で配置されている。分配室(6)の下側の隔壁(44)は各々のセグメントに対して排ガスのための第1の貫通孔(80)と、浄化ガスのための第2の貫通孔(81)とを具備している。排ガスのための貫通孔(80)は、再燃焼装置(1)の軸心から回転分配器(5)の排ガス貫通孔(76)と同じ半径方向間隔を有している。同様に、浄化ガス用の貫通孔(81)は、分配室(6)の下側隔壁(44)内で、再燃焼装置(1)の軸心から回転分配器(5)の浄化ガス貫通孔(77)と等しい半径方向間隔に存在している。この構造により、回転分配器(5)およびこれに付属して回転分配器(5)から、および回転分配器(5)にガスを案内する端末装置は、軸方向で特に低くなっており、しかも簡単で廉価に製造できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、再生式再燃焼装置であって、ハウジング内に上から下に向かって、
a)燃焼室と、 b)熱交換物質を充填した幾つかのセグメントに分割されている熱交換室と、 c)熱交換室に応じてセグメントに分割されていて、これらのセグメントがそれ
ぞれ熱交換室のセグメントと連通している分配室と、 d)回転分配器と、を有しており、 この回転分配器がその回転位置に応じて、 da)浄化しようとする排ガスのための流入口と熱交換室の少なくとも1つの第
1のセグメントとの間の連通、および db)熱交換室の少なくとも1つの第2のセグメントと浄化されたガスのための
流出口との間の連通を形成し、 さらに、この目的のために上側に少なくとも1つの排ガス貫通孔と、これに対
して角度をずらして少なくとも1つの浄化ガス貫通孔とを具備している形式のも
のに関する。
【0002】 この種類の再生式再燃焼装置は、たとえばEP0719984A2またはEP
0548630A1に記載されている。これらの再生式再燃焼装置は回転分配器
を有しており、その上側貫通孔はすべて円形ケーキ切片状に形成されていて、い
ずれも同じ半径方向延在長さを有している。 この場合、回転分配器を通って回転分配器を貫通する種々のガスを案内するこ
とは比較的難しく、回転分配器とこれに付属しているガス案内のための端末装置
の軸方向寸法が比較的大きいことを甘受しなければならない。 一般に回転分配器のための駆動ユニットは直接回転分配器に取り付けることは
できず、間挿された駆動軸を介して回転分配器と結合されなければならない。さ
らに回転分配器内の種々の温度が、回転分配器の不均等な膨張を招く恐れがある
【0003】 本発明の課題は、冒頭に記載した種類の再生式再燃焼装置を、回転分配器と、
回転分配器にガスを案内するために利用する端末装置とができるだけ単純に構成
され、特に軸方向で小さく構成されているように形成することである。
【0004】 上記の課題は本発明に従い、 e)回転分配器の排ガス貫通孔と浄化ガス貫通孔とが再燃焼装置の垂直軸心から
異なる半径方向間隔を置いて存在し、 f)分配室の下側隔壁が各々のセグメントに、 fa)再燃焼装置の軸心から回転分配器の排ガス貫通孔と同じ半径方向間隔を有
している排ガスのための第1の貫通孔と、 fb)再燃焼装置の軸心から回転分配器の浄化ガス貫通孔と同じ半径方向間隔を
有している浄化ガスのための第2の貫通孔とを具備していることによって解決さ
れる。
【0005】 したがって本発明に従い、回転分配器の上側に設けた種々の貫通孔は、従来技
術におけるように単にその角位置が異なるだけでなく、再燃焼装置の軸心からの
半径方向間隔も異なっている。これにより回転分配器の上側に設けた貫通孔がす
べて分配室の下側隔壁内の同一の開口部を介して分配室のそれぞれのセグメント
と連通するのではなく、この隔壁内の別個の貫通孔を介して連通しており、これ
らの貫通孔は再燃焼装置の軸心からの半径方向間隔に基づき回転分配器の上側に
設けた1つの特殊な貫通孔に付属している。それにもかかわらず分配室の下側隔
壁内に設けたこれらすべての貫通孔は、ガス流の絞りを排除できるほど十分に大
きい。駆動ユニットは直接回転分配器に取り付けることができるので、全体とし
て軸方向全高が減る。さらに、本発明による回転分配器は等しくない温度の影響
を受けて不均等に膨張する。
【0006】 ほとんどすべての再生式再燃焼装置においては、上記の刊行物に記載されてい
るものも含め、浄化しようとする排ガスと浄化ガスだけでなく、それ以外に掃気
空気も回転分配器を通される。掃気空気は浄化ガスの通過に利用される前に、事
前に排ガスが貫流したセグメントを浄化する。 それゆえこの再生式再燃焼装置の回転分配器は、その回転位置に応じて掃気空
気のための接続口と、熱交換室の少なくとも1つの第3のセグメントとの間の連
通も形成でき、このためにその上側に排ガス貫通孔と浄化ガス貫通孔とに対して
角度をずらして少なくとも1つの掃気空気貫通孔を有している。 このような再生式再燃焼装置は本発明に従い a)回転分配器の掃気空気貫通孔が再生式再燃焼装置の軸心から、排ガス貫通孔
の半径方向間隔および浄化ガス貫通孔の半径方向間隔とは異なる半径方向間隔を
置いて存在しており、 b)各々のセグメントに対する分配室の下側の隔壁が掃気空気のための貫通孔を
有しており、この貫通孔が再燃焼装置の軸心から、回転分配器の掃気空気還流孔
と同じ半径方向間隔を有しているように形成できることが特に有利である。
【0007】 回転分配器の貫通孔がそれらの角位置のみによってではなく、それらの再燃焼
装置の軸心からの半径方向間隔によっても異なるという本発明の原理の利点は、
3種類のガス流を回転分配器に誘導して通す際に特に大きいことが明らかとなる
【0008】 さらに、回転分配器が上側仕切り板と下側仕切り板とを有していて、上側仕切
り板内には排ガス貫通孔と浄化ガス貫通孔とが形成されており、下側仕切り板内
には浄化しようとする排ガスのための流入口と連通している開口部が設けられて
おり、さらに当該回転分配器は隔壁を有していて、この隔壁が両仕切り板を互い
に結合していて、回転分配器内で浄化しようとする排ガスのための貫流室を少な
くとも部分的に仕切っていると合理的である。このような回転分配器は非常に簡
単に形成できる構成要素からなる。これらの構成要素は、たとえば溶接によって
互いに結合でき、そうして種々のガスのために異なる貫流路を形成できる。
【0009】 浄化ガス貫通孔が回転分配器の上側仕切り板内で回転分配器の半径方向外方に
開いている領域を介して環状室と接続されていて、環状室それ自体は浄化ガスの
流出口と連通していると、全高の理由で有利である。これは、浄化ガス貫通孔を
通って軸方向に分配室から下方に貫通する浄化ガスが、回転分配器自体を軸方向
に完全に貫流せずに、回転分配器の内部で半径方向外方に転向されることを意味
する。したがって、このガス流のために、回転分配器の下側ではもはや接続要素
は必要とされない。
【0010】 このために構成は、回転分配器の上側仕切り板が浄化しようとする排ガスのた
めの貫流室を部分的に仕切っている、回転分配器の円筒状の隔壁よりも大きい半
径を有しており、さらに上側仕切り板内の浄化ガス貫通孔が半径方向で隔壁を越
え出ている領域に存在しているようにすることができる。このような回転分配器
には浄化ガスのための本来の意味の貫流室は含まれておらず、それによって製作
コストはさらに減少する。
【0011】 最後に、回転分配器を通して案内される掃気空気で作業する再生式再燃焼装置
に対して推奨される本発明の構成においては、回転分配器が中空のハブを有して
おり、ハブの内室がその下側端部の近傍では掃気空気接続口と連通し、それとは
反対側の端部では回転分配器の掃気空気貫流室と連通しており、この掃気空気貫
流室に回転分配器の上側仕切り板の掃気空気貫通孔が開口している。このように
構成することによって、回転分配器の中空ハブはスペースを節約しながら掃気空
気のための流路として利用される。
【0012】 以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。 図1で、再生式再燃焼装置は、全体が参照符号1で示されている。その基本的
な構造と基本的な作用方式は、以下に別途指摘しない限り、EP0548630
1またはEP0719984A2に記載されており、明確にその参照を求める。
【0013】 図1には再燃焼装置の下側の領域だけが示されているが、ここには浄化しよう
とする排ガスのための流入口3がある。排ガスはほぼ水平に延びている流入管路
4を通って供給される。流入管路4は再燃焼装置のハウジング2を基準にして半
径方向内側の端部が閉じられていて、そこで上方に向けられた開口部50を有し
ている。 この開口部50の上に環状接続板51の開口部52が載っているので、両開口
部50、52を通って排気が上方に貫流できる。接続板51の外側縁部は円筒状
のハウジング壁53を介して、分配室6を下方に閉じている水平に延びた隔壁4
4と結合されている。
【0014】 ハウジング壁53に囲まれて、下方は接続板51で閉じられ、上方は隔壁44
によって閉じられた空間に回転分配器5が収容されており、この回転分配器5は
駆動装置54を利用してハウジング2の軸心を中心に連続的または段階的に回動
できる。回転スライド5は下側の環状仕切り板55と上側の円形仕切り板56と
を有しており、後者の方が前者より直径が大きい。 下側の仕切り板55の外縁部から円筒状壁57が上側の仕切り板56まで延び
ており、このようにして回転分配器5の内部に位置している空間58を仕切って
いる。空間58は半径方向内側では、下に向かって円錐形に細くなっている環状
隔壁59と、回転分配器5の中空ハブ60とによって仕切られている。
【0015】 隔壁59と中空ハブ60とによって囲まれた空間61は、ハブ60の外套面の
上側領域に設けた窓62を通してハブ60の内室と連通している。この内室はま
たハブ60の下側領域に設けた類似の窓63を通して流入室64と連通している
。流入室64それ自体は水平管路65を介して掃気空気接続口66と結合されて
いる。
【0016】 回転分配器5の下側仕切り板55は大きめの開口部67を有しているので、回
転分配器5の内部の空間58はすべての回転位置で接続板51の開口部52を通
して流入管路4と連通できる。 回転分配器5の下側仕切り板55の外側縁部は、ばねリング68を介して剛性
的な圧縮リング69と結合しており、圧縮リング69の下側には1つ以上のシー
リング70が埋設されている。これらのシーリング70はばねリング68によっ
て接続板51の上側面に押し当てられる。このようにすることによって、ばね板
68は軸方向の伸びの差を補償するが、公知の再燃焼装置では別個の補償器が使
用される。
【0017】 ハウジング壁53と回転スライド5の円筒状壁57との間には環状室72が形
成されていて、水平管路73を介して浄化ガスのための流出口74と接続されて
いる。浄化ガスはこの流出口74から、図示されない送風機を利用して吸引され
る。
【0018】 図3に示すように、回転分配器5の上側仕切り板56は仮想的に11個の円形
ケーキ切片状の扇形に分割されており、それぞれ約32.7°の角度を包摂して
いる。これらの扇形の1つでは、仕切り板56の中心の比較的近傍に第1の貫通
孔75が設けられている。貫通孔75は幾何学的に環として理解されてよく、後
に明らかになるように、掃気空気の貫流に用いられる。この開口部75を包含し
ている扇形に続く扇形には貫通孔がない。 しかしこの扇形には、第2の環セグメント状の貫通孔76を有する3つの扇形
が続いている。この開口部76は、後で明らかになるように、浄化したい排ガス
の貫流に用いられる。貫通孔76の半径方向内側に位置している仕切り線は、貫
通孔75の半径方向外側に位置している仕切り線より半径が大きい。
【0019】 回転分配器5の上側仕切り板56の、貫通孔76を包含している扇形には、再
び貫通孔のない扇形が続いている。この扇形には、時計方向で4つの扇形が続い
ており、これらの扇形を貫通して第3の環セグメント状の貫通孔77が延びてい
る。やはり後に明らかになるように、この貫通孔77は浄化空気の誘導に用いら
れる。貫通孔77の弧状の内側仕切り線は、やはり回転分配器5の上側仕切り板
56の中心から、貫通孔76の半径方向外側の仕切り線よりも大きい間隔を置い
て延びている。貫通孔77を包含している、時計方向に見て最後の扇形と、掃気
空気貫通孔75を包含している扇形との間には、再び上側仕切り板56の貫通孔
のない扇形が位置している。
【0020】 回転分配器5の上側仕切り板56の掃気空気貫通孔75は、回転分配器5の隔
壁59によって囲まれた空間61と連通している。上側仕切り板56内の貫通孔
76は、回転分配器5の空間58と連通している。最後に、上側仕切り板56の
浄化ガス貫通孔77が位置している領域は、回転分配器72の円筒状壁57を半
径方向に越え出て、この壁57とハウジング壁53、ひいては浄化ガスのための
接続口74との間の環状空間と連通している。
【0021】 図2に示すように、回転分配器5の上方に位置している分配室6は11個の隔
壁49により、やはり約32.7°の角度を取り囲んでいる11個のセグメント
に分割されている。隔壁49は内側の管部78からハウジング2の壁まで延びて
いる。分配室6を下に向かって閉じている隔壁44は各々の扇形に、分配室6の
1つのセグメントに付属している3つの貫通孔79、80、81を異なる半径方
向間隔で包含している。
【0022】 隔壁44の中心に最も近い貫通孔79は半径方向内側が管部78によって仕切
られていて、半径方向外側の弧状の仕切り線を有しており、その半径は回転分配
器5の上側仕切り板56内の掃気空気貫通孔75の外側仕切り線の半径に等しい
【0023】 この隔壁44の最も内側の貫通孔79の半径方向外側に位置している、各々の
扇形の別の開口部80の半径方向内側の仕切り線は、回転分配器5の貫通孔76
の半径方向内側の仕切り線と半径が等しく、またその半径方向外側の仕切り線の
半径は、この貫通孔76の半径方向外側の仕切り線の半径と等しい。
【0024】 最後に、分配室6の隔壁44の各々の扇形に設けた半径方向最も外側に位置す
る貫通孔81は、半径方向で回転分配器5の上側仕切り板56内の貫通孔77と
同じ領域を覆っている。 分配室6の上方の、図1にもはや図示されていない再燃焼装置1の領域には、
公知のように熱交換室が存在している。熱交換室は、分配室6に応じて11個の
セグメントに分割されている。これらのセグメントは、分配室と熱交換室との間
にある隔壁内の貫通孔を介して分配室6の11個のセグメントと連通している。
最後に、熱交換室の上方には燃焼室があり、その中に一般にはバーナーが配置さ
れている。
【0025】 上述した熱的再燃焼装置の作用は、次の通りである。 浄化しようとする排ガスを流入口3および流入管路4、さらに流入管路4内に
設けた開口部50、接続板51内の開口部52、そして回転分配器5内の下側開
口部67を通って回転分配器5の環状空間58内にもたらされる。ここから浄化
しようとする排ガスが回転分配器5の上側仕切り板56内の貫通孔76を通って
、しかもちょうど回転分配器5の貫通孔76と連通している、隔壁44の扇形内
の貫通孔80を通って分配室6の特定のセグメント内に流入する。
【0026】 次いで、排ガスは分配室6上に位置している熱交換室の対応するセグメントを
横断し、その際に公知のように排ガス中に含まれている不純物の発火点近くまで
加熱される。それから熱交換室の上にある燃焼室内でこれらの不純物の再燃焼が
行われる。これにより不純物を取り除かれた高温の燃焼ガス(ここでは単に「浄
化ガス」と呼ぶ)が、熱交換室の特定のセグメントを通って再び下方に誘導され
、上昇する排ガスによってあらかじめ加熱された熱交換物質との熱交換に入り、
それによって冷却される。 燃焼ガスは熱交換室から出て分配室6の対応するセグメントに入る。これらの
セグメントは、それらの半径方向外側に位置している貫通孔81が、分配室5内
の貫通孔77と連通している。ここから浄化ガスが回転分配器5とハウジング壁
53との間の環状室72内に流入し、そこから管路73および浄化ガス流出口7
4を通って流出する。
【0027】 同時に掃気空気接続口66と管路65を介して浄化な空気(形成された浄化空
気の一部であってもよい)が、流入室64内に導入される。この掃気目的に用い
られる浄化な空気は、さらに窓63を通って回転分配器5の中空ハブ60の内室
に流入し、ハブ60の上側領域の窓62を通って回転分配器5の貫流室61内に
流入し、そこから回転分配器5の上側仕切り板56内の貫通孔75と、これと連
通している分配室6のセグメントの半径方向最も内側に位置している貫通孔79
とを通って上方の熱交換室のセグメントに流入する。ここで掃気空気の働きによ
り、先に排ガスが貫流した際にこのセグメント内に残った排ガスの残滓が、燃焼
室内に洗い出され、そこで再燃焼される。
【0028】 詳しく図示しない実施例では、掃気空気の流れは逆方向に行われる。このとき
掃気空気は掃気空気接続口66を通して吸引される。 回転分配器5の上側仕切り板56内の閉じた扇形は公知のように、分配室6の
下側隔壁44内の貫通孔79、80、81が、回転分配器5の2つの貫通孔75
、76、77と同時に連通し、それによって、浄化機能を損ねるガスバイパスが
形成されることがないようにしている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 再生式再燃焼装置の下側領域の垂直軸方向断面図である。
【図2】 図1の線II−IIによる断面図である。
【図3】 図1の再燃焼装置の回転分配器の平面図である。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 の排ガス貫通孔(76)と同じ半径方向間隔を有してい る。同様に、浄化ガス用の貫通孔(81)は、分配室 (6)の下側隔壁(44)内で、再燃焼装置(1)の軸 心から回転分配器(5)の浄化ガス貫通孔(77)と等 しい半径方向間隔に存在している。この構造により、回 転分配器(5)およびこれに付属して回転分配器(5) から、および回転分配器(5)にガスを案内する端末装 置は、軸方向で特に低くなっており、しかも簡単で廉価 に製造できる。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 再生式再燃焼装置であって、ハウジング内に上から下に向か
    って、 a)燃焼室と、 b)熱交換物質を充填した幾つかのセグメントに分割されている熱交換室と、 c)熱交換室に応じてセグメントに分割されていて、これらのセグメントがそれ
    ぞれ熱交換室のセグメントと連通している分配室と、 d)回転分配器と、を有しており、 この回転分配器がその回転位置に応じて、 da)浄化しようとする排ガスのための流入口と熱交換室の少なくとも1つの第
    1のセグメントとの間の連通および db)熱交換室の少なくとも1つの第2のセグメントと、浄化されたガスのため
    の流出口との間の連通を形成し、 さらに、この目的のために上側に少なくとも1つの排ガス貫通孔と、これに対
    して角度をずらして少なくとも1つの浄化ガス貫通孔とを具備している形式のも
    のにおいて、 e)回転分配器(5)の排ガス貫通孔(76)と浄化ガス貫通孔(77)とが再
    燃焼装置(1)の垂直軸心から異なる半径方向間隔を置いて存在し、 f)分配室(6)の下側隔壁(44)が各々のセグメントに、 fa)再燃焼装置(1)の軸心から回転分配器(5)の排ガス貫通孔(76)と
    同じ半径方向間隔を有している排ガスのための第1の貫通孔(80)と、 fb)再燃焼装置(1)の軸心から回転分配器(5)の浄化ガス貫通孔(77)
    と同じ半径方向間隔を有している浄化ガスのための第2の貫通孔(81)とを具
    備していることを特徴とする再生式再燃焼装置。
  2. 【請求項2】 回転分配器がさらにその回転位置に応じて、掃気空気のため
    の接続口と、熱交換室の少なくとも1つの第3のセグメントとの間の連通を形成
    し、その目的のためにその上側に少なくとも1つの掃気空気貫通孔を有しており
    、この掃気空気貫通孔が排ガス貫通孔と浄化ガス貫通孔とに対して角度がずれて
    いることを特徴とする請求項1記載の再生式再燃焼装置において、 a)回転分配器(5)の掃気空気貫通孔(75)が再生式再燃焼装置(1)の軸
    心から、排ガス貫通孔(76)の半径方向間隔および浄化ガス貫通孔(77)の
    半径方向間隔とは異なる半径方向間隔を置いて存在しており、 b)各々のセグメントに対する分配室(6)の下側の隔壁(44)が掃気空気の
    ための貫通孔(79)を有しており、この貫通孔(79)が再燃焼装置(1)の
    軸心から、回転分配器(5)の掃気空気還流孔(75)と同じ半径方向間隔を有
    していることを特徴とする再生式再燃焼装置。
  3. 【請求項3】 回転分配器(5)が上側の仕切り板(56)と下側の仕切り
    板(55)とを有していて、 上側の仕切り板(56)内には排ガス貫通孔(76)と浄化ガス貫通孔(77)
    と、場合によっては掃気空気貫通孔(75)とが形成されており、 下側の仕切り板(55)内には浄化しようとする排ガスのための流入口(3)と
    連通している開口部(67)が設けられており、 さらに当該回転分配器(5)は隔壁(57)を有していて、この隔壁(57)が
    両仕切り板(55、56)を互いに結合していて、回転分配器(5)内で浄化し
    ようとする排ガスのための貫流室(58)を少なくとも部分的に仕切っているこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の再生式再燃焼装置。
  4. 【請求項4】 浄化ガス貫通孔(77)が回転分配器(6)の上側の仕切り
    板(56)内で回転分配器(5)の半径方向外方に開いている領域を介して環状
    室(72)と接続されており、 環状室(72)それ自体は浄化されたガスの流出口(74)と連通していること
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の再生式再燃焼装置。
  5. 【請求項5】 回転分配器(5)の上側の仕切り板(56)が浄化しようと
    する排ガスのための貫流室(58)を部分的に仕切っている、回転分配器(5)
    の円筒状壁(57)よりも大きい半径を有しており、さらに上側の仕切り板(5
    6)内の浄化ガス貫通孔(77)が半径方向で壁(57)を越え出ている領域に
    存在していることを特徴とする請求項4記載の再生式再燃焼装置。
  6. 【請求項6】 回転分配器(5)が中空のハブ(60)を有しており、ハブ
    (60)の内室がその下側端部の近傍では掃気空気接続口(66)と連通し、そ
    れと反対側の端部では回転分配器(5)の掃気空気貫流室(61)と連通してお
    り、この掃気空気貫流室(61)に回転分配器(5)の上側仕切り板(56)の
    掃気空気貫通孔(75)が開口していることを特徴とする請求項2から5のいず
    れか1項記載の再生式再燃焼装置。
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