JP2003512691A - プログラム可能制御付きハード・ディスク・ドライブ書込み増幅器回路の構造 - Google Patents

プログラム可能制御付きハード・ディスク・ドライブ書込み増幅器回路の構造

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JP2003512691A JP2001532539A JP2001532539A JP2003512691A JP 2003512691 A JP2003512691 A JP 2003512691A JP 2001532539 A JP2001532539 A JP 2001532539A JP 2001532539 A JP2001532539 A JP 2001532539A JP 2003512691 A JP2003512691 A JP 2003512691A
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洋 竹内
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Abstract

(57)【要約】 磁気記憶装置の書込み増幅器回路は、オーバーシュート制御回路(85)と、上部スイッチ・ドライバ(30)および下部スイッチ(40)に結合された複数の遅延要素(90,95)とを有し、磁気記憶装置内のデータ媒体にデータを書き込む異なる型のヘッドに書込み電流(Iw(t))を供給する機能を書込み増幅器回路に与える。オーバーシュート制御回路と複数の遅延要素とはプログラム可能信号(Td-B,Td-T,Td-P,Ios,Irw)を受ける。したがって、複数のプログラム可能信号の適切な選択は、異なる型のヘッドに関連する複数の応答特性に起因する歪みを書込み電流の制御が減らすことができるようにする。特に、オーバーシュート制御回路はヘッドに供給された書込み電流のオーバーシュートの制御を可能にさせる。オーバーシュート制御回路は、書込み電流のオーバーシュートの継続時間を制御する複数のパルスを有する複数の信号を発生するパルス発生回路(84)と、書込み電流のオーバーシュートの振幅を制御するオーバーシュート電流を発生するオーバーシュート振幅回路(85)とを有する。また、複数の遅延要素(90,95)の各々は、第1のデータ入力信号(WDX2)と第2のデータ入力信号(WDY2)とを有し、上部スイッチ・ドライバおよび下部スイッチ・ドライバに供給される異なるデータ入力信号に遅延を与える。複数の遅延要素(90,95)は増幅器回路によってヘッドに供給される書込み電流の歪みを減らす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願) 本出願は、同時継続出願中の米国暫定出願番号第60/160,800号、1
999年10月21日出願、「プログラム可能制御付きハード・ディスク・ドラ
イブ書込み増幅器回路の構造」の35U.S.C.§119(e)に係る優先権
を主張する。暫定出願番号第60/160,800号、1999年10月21日
出願、「プログラム可能制御付きハード・ディスク・ドライブ書込み増幅器回路
の構造」をここに援用する。
【0002】 (発明の分野) 本発明は、磁気記憶装置内の書込み増幅器回路の分野に関する。より詳しくは
、本発明は、書込み電流を供給しかつプログラム可能な回路を有してデータを磁
気記憶装置に記録するときの応答時間および品質を改善する書込み増幅器回路に
関する。
【0003】 (発明の背景) 従来のハード・ディスク・ドライブなどの磁気記憶装置は、一般に、データの
大量記憶に用いられる。代表的には、従来のハード・ディスク・ドライブは、磁
気媒体と、磁気媒体の表面付近に置かれた誘導要素と、誘導要素に書込み電流を
供給する書込み増幅器回路とを含む。磁気媒体は、通常、アルミニウム合金など
の金属材料からなる1枚以上のディスクを含む。磁化皮膜をディスク表面に堆積
させてデータ媒体とする。
【0004】 一般に、誘導要素はヘッドを含む。ヘッドは、ヘッド下のディスクの表面領域
を磁化する磁界に書込み電流を変換することにより、データをデータ媒体内の小
さな磁化としてディスク上に書き込む。生成された磁界に従って小さな磁化が並
び、「1」が書き込まれる。磁界の極性を反転させると、やはり小さな磁化が反
対方向に並び、「0」が書き込まれる。磁界の極性は、ヘッドに供給される書込
み電流の方向を変えることにより反転する。ヘッドは、一般に、フェライト・ヘ
ッドまたは薄膜ヘッドである。薄膜ヘッドは、一般に、フェライト・ヘッドより
も小さくて軽い。薄膜ヘッドはフェライト・ヘッドよりもディスク表面に近づけ
て置くことができるので、データをディスクに書き込む磁界の強さは小さくてよ
い。
【0005】 図1は従来の書込み増幅器回路100の略図を示す。従来の書込み増幅器回路
は、差動入力信号WDX,WDYと、上部スイッチ・ドライバ30と、下部スイ
ッチ・ドライバ40と、出力端子HX,HYと、Hスイッチ・トランジスタQ1
,Q2,Q3,Q4とを含む。ヘッド50は出力端子HX,HYに結合される。 実際には、差動データ入力信号WDX,WDYは、npnトランジスタQ3お
よびnpnトランジスタQ4を導通させるかどうか、または、npnトランジス
タQ1およびnpnトランジスタQ2を導通させるかどうかを決定する。トラン
ジスタQ3,Q4が導通する場合は、書込み電流Iw(t)がトランジスタQ3
のエミッタから出力端子HXに流れる。書込み電流Iw(t)は、出力端子HX
からヘッド50に入り、出力端子HYに戻る。書込み電流Iw(t)は、出力端
子HYからトランジスタQ4のコレクタに入る。要するに、トランジスタQ3は
書込み電流Iw(t)のソースであり、トランジスタQ4は書込み電流Iw(t
)のシンクである。
【0006】 トランジスタQ1,Q2が導通する場合は、トランジスタQ1は書込み電流I
w(t)のソースであり、トランジスタQ2は書込み電流Iw(t)のシンクで
ある。しかしながら、書込み電流Iw(t)は、出力端子HYを通ってヘッド5
0に入ったのち、出力端子HXに戻る。したがって、ヘッド50を通る書込み電
流Iw(t)の方向は、トランジスタQ3,Q4が導通する状況に関して上述し
た方向の逆である。書込み電流Iw(t)の方向をこのように変えることにより
、データを「1」および「0」としてディスク表面に容易に書き込むことできる
【0007】 上部スイッチ・ドライバ30は、出力端子HX,HYのDC電圧を画定し、H
スイッチ・トランジスタQ1,Q3を制御する。下部スイッチ・ドライバ40は
Hスイッチ・トランジスタQ2,Q4を制御し、書込み電流Iw(t)のDC電
流を決定する。また、下部スイッチ・ドライバ40は可変電流源Iw/Kに結合
される。
【0008】 従来の書込み増幅器回路100は多くの欠点を有する。詳しく述べると、上部
スイッチ・ドライバ30と下部スイッチ・ドライバ40とトランジスタQ1,Q
2,Q3,Q4とは、特定の応答特性がヘッドの構成に依存する場合に、特定の
応答特性を有するヘッド50に書込み電流Iw(t)を供給するように最適化さ
れる。ここで、特定の応答特性がヘッドの構成に依存する。異なる型のヘッドは
異なる応答特性を有するので、特定の型のヘッドの動作に対して最適化された書
込み増幅器回路100は、異なる型のヘッドに用いると最適でないことがある。
また、製造プロセスのプロセス・パラメータは、一般に、書込み増幅器回路10
0が最適化された特定の応答特性とは異なる応答特性を実際に製造されたヘッド
50が有するようにさせる。このように、ヘッド50の応答特性が異なると、磁
気記憶装置の記録速度が遅くなり、書込み電流Iw(t)が歪んでデータ記録誤
りを生じることがある。同様に、製造プロセスのプロセス・パラメータに起因す
る変動があると、一般に、製作された書込み増幅器回路の構成要素が最適な構成
から逸れて、磁気記憶装置の記録速度が低下し、書込み電流Iw(t)が歪んで
データ記録誤りを生じることがある。また、従来の書込み増幅器回路100は、
種々の会社が製造した異なる型のヘッドに書込み電流Iw(t)を供給するのに
適せず、通常は、1つの型のヘッドにだけ書込み電流Iw(t)を供給すること
ができる。各型のヘッド50は特有の応答特性を有するので、書込み増幅器回路
100が最適化された特定の応答特性とは異なる応答特性を有するヘッド50に
従来の書込み増幅器回路100が供給する書込み電流Iw(t)は、歪み、円滑
な立上り時間および立下り時間を有しない。書込み増幅器回路100の性能を最
適化するため、書込み増幅器回路100は、ヘッドの型が異なるためや製造およ
び組み立てプロセスに起因して生じる異なる応答特性を補償しなければならない
【0009】 ハード・ディスク・ドライブ装置が進歩するに従って、一般的な書込みドライ
バ増幅器回路の動作速度が速くなり、書込みドライバ増幅器回路は一層高速で回
路動作を行うことができるようになる。ヘッド50では、かかる進歩のために書
込みドライバ増幅器回路の出力での出力負荷インダクタンスが低下した。かかる
速度の進歩のために、ボンド・ワイヤ、集積回路(IC)パッケージ、およびハ
ード・ディスク・ドライブに結合された可撓ケーブル内の外部出力線などの外部
項目に対する一般的な書込みドライバ増幅器回路の感度が向上した。書込みドラ
イバ増幅器回路を設計するとき、書込み増幅器回路を性能最適に設計するために
、外部項目を含むヘッド・モデルは、必要に応じてコンデンサやインダクタや抵
抗器の分散ネットワークを含む等価回路すなわち分散回路としてモデル化される
。しかし、書込み増幅器回路を実現するとき、ヘッドの実際の性能と外部項目の
特性とは等価回路すなわち分散回路とは異なることがある。この相違があると、
実現された書込み増幅器回路の性能が劣化する。したがって、実現された書込み
増幅器回路の性能を最適化するには、書込み増幅器回路の特性を調整して実際の
書込み電流波形特性を最適化する何らかの制御機能を含めるとよい。
【0010】 また、従来の書込み増幅器回路100が供給する書込み電流Iw(t)は、大
きなアンダーシュートと長いリンギングとを有する。アンダーシュートとリンギ
ングとは、ハードディスク・ドライブのような磁気記憶装置の書込み速度を遅ら
せ、また、ヘッドが書込み電流Iw(t)を磁界に変換するときに、書き込まれ
たデータを歪ませる。したがって、アンダーシュートとリンギングとは、図1に
示すような従来の書込み増幅器回路を含む磁気記憶装置の速度および性能に影響
する。
【0011】 (発明の概要) 磁気記憶装置の書込み増幅器回路は、磁気記憶装置内のデータ媒体にデータを
書き込む異なる型のヘッドに書込み電流を供給する機能を書込み増幅器回路に与
えるために、オーバーシュート制御回路と、上部スイッチ・ドライバおよび下部
スイッチ・ドライバに結合された複数の遅延要素とを有する。オーバーシュート
制御回路と複数の遅延要素とは複数のプログラム可能信号を受ける。したがって
、複数のプログラム可能信号を正しく選択することにより、書込み電流を制御し
て、異なる型のヘッドに関連する複数の応答特性に起因する歪みを減らすことが
できる。
【0012】 詳しく述べると、オーバーシュート制御回路は、ヘッドに供給される書込み電
流のオーバーシュートを制御する。オーバーシュート制御回路は、書込み電流の
オーバーシュートの継続期間を制御する複数のパルスを有する複数の信号を発生
するパルス発生回路と、書込み電流のオーバーシュートの振幅を制御するオーバ
ーシュート電流を生成するためのオーバーシュート振幅回路とを含む。 また、複数の遅延要素はそれぞれ、第1のデータ入力信号および第2のデータ
入力信号を有しかつ上部スイッチ・ドライバおよび下部スイッチ・ドライバに供
給される差動データ入力信号に遅延を与える。複数の遅延要素は、書込み増幅器
回路によってヘッドに供給される書込み電流の歪みを減少する。
【0013】 本発明の1つの態様では、駆動回路を含む書込み増幅器回路と駆動回路に結合
されかつ書込み電流を供給する誘導要素に結合されたスイッチング回路とによっ
て磁気記憶装置内の誘導要素に供給された書込み電流のオーバーシュートを制御
するオーバーシュート制御回路であって、誘導要素が磁気媒体にデータを書き込
む、オーバーシュート制御回路であって、第1のデータ入力信号および第2のデ
ータ入力信号を含む差動データ入力信号を受けて、書込み電流のオーバーシュー
トの継続時間を制御する複数のパルスを有する複数の信号を発生するパルス発生
回路であって、パルス発生回路が継続時間遅延信号を受けて複数のパルスを制御
するパルス発生回路と、パルス発生回路および駆動回路に結合されかつ書込み電
流のオーバーシュートの振幅を制御する差動オーバーシュート出力によりオーバ
ーシュート電流を生成するオーバーシュート振幅回路であって、オーバーシュー
ト振幅回路が、パルス発生回路から複数の信号を受けかつ基準電流制御信号を受
けてオーバーシュート電流を制御するように構成され、また、駆動回路に供給さ
れたオーバーシュート電流が増幅されたオーバーシュート電流をスイッチング回
路で形成させて誘導要素に書込み電流を供給する、オーバーシュート振幅回路と
を含む。
【0014】 本発明の別の態様では、データを磁気媒体に書き込む誘導要素に書込み電流を
供給するための書込み増幅器回路であって、ここで、誘導要素が複数の応答特性
の1つを含み、増幅器回路が、誘導要素に結合されかつ書込み電流を誘導要素に
供給するスイッチング回路と、スイッチング回路に結合されかつ駆動するように
構成された第1の駆動回路と、スイッチング回路に結合されかつ駆動するように
構成された第2の駆動回路であって、電流増幅器を含む第2の駆動回路と、第1
の駆動回路に結合され、かつ、第1のデータ入力信号と第2のデータ入力信号を
含む差動データ入力信号を受けるように、また、第1の遅延信号を受けるように
構成された第1の遅延要素であって、ここで、第1の遅延要素が第1の遅延信号
に対応して第1のデータ入力信号に第1の遅延を与えることにより第1の遅延デ
ータ入力信号を形成し、第1の遅延信号に対応して第2のデータ入力信号に第1
の遅延を与えることにより第2の遅延データ入力信号を形成する、第1の遅延要
素と、第2の駆動回路に結合され、かつ、第1のデータ入力信号と第2のデータ
入力信号を含む差動データ入力信号を受けるように、また、第2の遅延信号を受
けるように構成された第2の遅延要素であって、ここで、第2の遅延要素が、第
2の遅延信号に対応して第1のデータ入力信号に第2の遅延を与えることにより
第3の遅延データ入力信号を形成し、第2の遅延信号に対応して第2のデータ入
力信号に第2の遅延を与えることにより第4の遅延データ入力信号を形成する、
第2の遅延要素とを含む。
【0015】 本発明の更に別の態様では、磁気媒体にデータを書き込む誘導要素に書込み電
流を供給するための書込み増幅器回路であって、ここで、誘導要素が複数の応答
特性の1つを含み、増幅器回路が、誘導要素に結合されかつ誘導要素に書込み電
流を供給するスイッチング回路と、スイッチング回路に結合されかつ駆動するよ
うに構成された第1の駆動回路と、スイッチング回路に結合されかつ駆動する第
2の駆動回路であって、電流増幅器を含む第2の駆動回路と、第2の駆動回路に
結合されかつ書込み電流のオーバーシュートを制御するオーバーシュート制御回
路とを含む。
【0016】 本発明の更に別の態様では、磁気記憶装置は、データを記憶する磁気媒体と、
書込み電流を磁界に変換することにより磁気媒体にデータを書き込む誘導要素で
あって、複数の応答特性の1つを含む誘導要素と、誘導要素に書込み電流を供給
する書込み増幅器回路であって、誘導要素に結合されかつ誘導要素に書込み電流
を供給するスイッチング回路を含む書込み増幅器回路と、スイッチング回路に結
合されかつ駆動するように構成された第1の駆動回路と、スイッチング回路に結
合されかつ駆動するように構成された第2の駆動回路であって、電流増幅器を含
む第2の駆動回路と、第2の駆動回路に結合されかつ書込み電流のオーバーシュ
ートを制御するオーバーシュート制御回路と、書込み増幅器回路に結合されかつ
複数の制御信号および複数の遅延信号を書込み増幅器回路に供給するインターフ
ェースとを含む。
【0017】 本発明の更に別の態様では、磁気記憶装置は、データを記憶する磁気媒体と、
書込み電流を磁界に変換することにより磁気媒体にデータを書き込む誘導要素で
あって、複数の応答特性の1つを含む誘導要素と、誘導要素に書込み電流を供給
する書込み増幅器回路であって、ここで、書込み増幅器回路が、誘導要素に結合
されかつ誘導要素に書込み電流を与えるスイッチング回路と、スイッチング回路
に結合されかつ駆動する第1の駆動回路と、スイッチング回路に結合されかつ駆
動する第2の駆動回路であって、電流増幅器を含む第2の駆動回路と、第1の駆
動回路に結合され、かつ、第1のデータ入力信号および第2のデータ入力信号を
含む差動データ入力信号を受けるように、また、第1の遅延信号を受けるように
構成され、第1の遅延信号に対応して第1のデータ入力信号に第1の遅延を与え
ることにより第1の遅延データ入力信号を形成し、また、第1の遅延信号に対応
して第2のデータ入力信号に第1の遅延を与えることにより第2の遅延データ入
力信号を形成する第1の遅延要素と、第2の駆動回路に結合され、かつ、第1の
データ入力信号および第2のデータ入力信号を含む差動データ入力信号を受ける
ように、また、第2の遅延信号を受けるように構成され、第2の遅延信号に対応
して第1のデータ入力信号に第2の遅延を与えることにより第3の遅延データ入
力信号を形成し、また、第2の遅延信号に対応して第2のデータ入力信号に第2
の遅延を与えることにより第4の遅延データ入力信号を形成する第2の遅延要素
と、書込み増幅器回路に結合され、かつ、複数の制御信号および複数の遅延信号
を書込み増幅器回路に供給するインターフェースとを含む。
【0018】 (好ましい実施の形態の詳細な説明) 本発明の磁気記憶装置は、好ましくは、データを記憶する磁気媒体と、書込み
電流を磁界に変換することにより磁気媒体にデータを書き込む誘導要素であって
、複数の応答特性の1つを含む誘導要素と、書込み電流を誘導要素に供給する書
込み増幅器回路と、書込み増幅器回路に結合されかつ複数の制御信号および複数
の遅延信号を書込み増幅器回路に供給するインターフェースとを含む。インター
フェースは、複数の制御信号と複数の遅延信号とを選択的にプログラムして、磁
気記憶装置の記録速度および信頼性を向上させる。
【0019】 図2は、本発明による磁気記憶装置の書込み増幅器回路200の略図を示す。
簡単のために、図1の書込み増幅器100と同じ構成要素は同じラベルを用いて
いる。 図2に示すように、書込み増幅器回路200は、パルス発生回路84とオーバ
ーシュート振幅回路85とを備えるオーバーシュート制御回路80を含む。オー
バーシュート振幅回路85は、複数の電流増幅器65A,65Bを介して下部ス
イッチ・ドライバ40に結合されている。また、可変電流源Iosがオーバーシュ
ート振幅回路85に結合されている。
【0020】 パルス発生回路84はオーバーシュート振幅回路85に結合されている。また
、パルス発生回路84は第1のデータ・バッファ10に結合されている。更に、
パルス発生回路84は遅延要素82を含む。パルス発生回路84は、第1のデー
タ・バッファ10から出力される差動データ入力信号WDY1,WDX1を受け
る。第1のデータ・バッファ10は差動入力信号WDY,WDXを入力として受
ける。 書込み増幅器回路200は第1の遅延要素90と第2の遅延要素95とを更に
含む。第1の遅延要素90は上部スイッチ・ドライバ30と第2のデータ・バッ
ファ15とに結合されている。第2の遅延要素95は下部スイッチ・ドライバ4
0と第2のデータ・バッファ15とに結合されている。第1および第2の遅延要
素90,95は、第2のデータ・バッファ15から出力される差動データ入力信
号WDY2,WDX2を受ける。第2のデータ・バッファ15は差動入力信号W
DY,WDXを入力として受ける。更に、可変電流源Irwが下部スイッチ・ドラ
イバ40に結合されている。
【0021】 書込み増幅器回路200は、第1の抵抗器Rd1,第2の抵抗器Rd2,第1
のコンデンサCd1および第2のコンデンサCd2を有する制動回路55を更に
含む。制動回路55は、出力端子HX,HYと下部スイッチ・ドライバ40とに
結合されている。制動回路55は、複数の電流増幅器(不図示)を介して下部ス
イッチ・ドライバ40に結合されている。
【0022】 書込み増幅器回路200の他に、磁気記憶装置は、第1および第2の遅延要素
90,95とパルス発生回路84とオーバーシュート振幅回路85と下部スイッ
チ・ドライバ40とに結合されたインターフェース45を含む。好ましくは、イ
ンターフェース45は直列インターフェースである。理解されるように、代わり
に、インターフェース45は他の任意の形式で実現してよい。インターフェース
45は、書込み増幅器回路200による使用のための複数のプログラム可能信号
をプログラムするように構成されている。複数のプログラム可能信号は、第1の
遅延Td_Bと、第2の遅延Td_Tと、継続時間遅延Td_Pと、可変電流源
Ios用の基準電流制御信号と、可変電流源Irw用の基準電流制御信号とを含む。
インターフェース45は、信号sclk,senb,sdataにより磁気記憶
装置から外部のデータを受けるように構成されている。 可変電流源Irw用の基準電流制御信号は、書込み電流Iw(t)のDCバイア
ス電流を制御するのに用いられる。
【0023】 オーバーシュート制御回路80は、書込み増幅器回路200によってヘッド5
0に供給される書込み電流Iw(t)のオーバーシュートを制御し、これにより
本発明の書込み増幅器回路200が種々の型のヘッド50の要求を満たすことが
できるように構成されている。第1の遅延要素90と第2の遅延要素95とは、
上部スイッチ・ドライバ30および下部スイッチ・ドライバ40に与える差動デ
ータ入力信号WDX2,WDY2に遅延を与えて、書込み増幅器回路200が種
々の型のヘッド50に供給される書込み電流Iw(t)の歪みを減らす。オーバ
ーシュート制御回路80と第1および第2の遅延要素90,95とを含むことに
より、書込み増幅器回路200設計に柔軟性が与えられ、種々のヘッドを持つ磁
気記憶装置が最高の性能を得るように支援することができる。
【0024】 制動回路55は、書込み電流Iw(t)に関連するアンダーシュートおよび整
定時間を小さくするためのものである。制動回路55の詳細な説明は、本発明の
発明者による同時出願米国特許出願番号第 号、「制動制御を行う
ハード・ドライブ書込み増幅器回路の構造」に述べられており、これをここに援
用する。
【0025】 図3は本発明によるパルス発生回路84の略図を示す。 パルス発生回路84は、オーバーシュート振幅回路85(図2)に供給される
信号OSNX,OSNY,OSPY,OSPYを発生するように構成されている
。信号OSNX,OSNYは差動信号である。OSPX,OSPYは差動信号で
ある。後で説明するように、パルス発生回路84は複数のパルスを信号OSNX
,OSNY,OSPY,OSPYに加える。複数のパルスは、オーバーシュート
振幅回路85に関して書込み電流Iw(t)のオーバーシュートの継続時間を制
御する。継続時間遅延信号Td_Pは複数のパルスを制御する。
【0026】 パルス発生回路84は、好ましくは、遅延要素82と第1のNAND回路31
0と反転回路340と非反転バッファ350と第2のNAND回路320とを含
む。遅延要素82はノードaに出力を与え、ノードaは反転回路340の入力と
非反転バッファ350の入力とに結合されている。非反転バッファ350の出力
は第1のNAND回路310の第1の入力に結合されている。反転回路340の
出力は第2のNAND回路320の第1の入力に結合されている。第1のNAN
D回路310の第2の入力は信号WDY1を受けるように結合されている。第2
のNAND回路320の第2の入力は信号WDX1を受けるように結合されてい
る。
【0027】 遅延要素82は、好ましくは、複数の遅延回路372,374,376,37
8と、プログラム可能である継続時間遅延信号Td_Pによって制御されるスイ
ッチ360とを含む。または、遅延要素82は、プログラム可能遅延を信号に与
える任意の他の方法で実現されてもよい。遅延回路372,374,376,3
78は、互いに結合されているとともにスイッチ360に結合されており、遅延
要素82の入力と遅延要素82の出力との間に複数の信号経路を与える。遅延要
素82は、差動データ入力信号WDX1を受けるとともに継続時間遅延Td_P
を受けるように構成されている。遅延要素82は差動データ入力信号WDX1に
遅延を与える。この遅延は継続時間遅延信号Td_Pによってプログラムされる
。ノードaは差動データ入力信号WDX1の遅延バージョンを受ける。実際には
、継続時間遅延Td_Pは、複数の信号経路の1つを選択するようにスイッチ3
60を構成する。
【0028】 入力信号WDX1は遅延回路372の入力に結合されている。遅延回路372
の出力はスイッチ360の第1の入力と遅延回路374の入力とに結合されてい
る。遅延回路374の出力はスイッチ360の第2の入力と遅延回路376の入
力とに結合されている。遅延回路376の出力はスイッチ360の第3の入力と
遅延回路378の入力とに結合されている。遅延回路378の出力はスイッチ3
60の第4の入力に結合されている。スイッチ360は、スイッチ360の複数
の入力のどの入力がスイッチ360の出力に結合されるかを制御する継続時間遅
延信号Td_Pを受けるように結合されている。 第1のNAND回路310は、差動データ入力信号WDY1と差動データ入力
信号WDX1の遅延バージョンとを受ける。第1のNAND回路310は、それ
ぞれが1つ以上のパルスを含む差動信号OSNX,OSNYを発生する。信号O
SNYは信号SONXの反転である。
【0029】 反転回路340は、差動データ入力信号WDX1の遅延バージョンを反転させ
るように構成されている。反転回路340の出力のノードbは、差動データ入力
信号WDX1の遅延バージョンの反転バージョンを表す反転信号を受ける。 第2のNAND回路320は、反転回路340の出力からの反転信号と差動デ
ータ入力信号WDX1とを受ける。第2のNAND回路320は、それぞれが1
つ以上のパルスを含む差動信号OSPX,OSPYを発生する。信号OSPYは
信号OSPXの反転である。
【0030】 図4は、本発明によるパルス発生回路84内の一定の位置でのタイミング図を
示す。 時刻T0では、信号WDX1,ノードaの信号,信号OSPYおよび信号OS
NYは全て論理低電圧レベルにあるが、信号WDY1,ノードbの信号,信号O
SPXおよび信号OSNXは全て論理高電圧レベルにある。時刻T1では、信号
WDX1は論理低電圧レベルから論理高電圧レベルに移行する。これに対応して
、時刻T1では、信号WDY1は論理高電圧レベルから論理低電圧レベルに移行
する。遅延要素82によって与えられる遅延Tdのために、信号WDX1,WD
Y1内で起こった変化はノードaおよびノードbでは時刻T2まで見られない。
この遅延Tdにより、時刻T1で始まり時刻T2で終わる期間は、信号OSPX
は論理低電圧レベルに移行し、信号OSPYは論理高電圧レベルに移行する。時
刻T1と時刻T2との差は遅延時刻Tdに等しい。
【0031】 時刻T3では、信号WDX1は論理高電圧レベルから論理低電圧レベルに移行
する。これに対応して、時刻T3では、信号WDY1は論理低電圧レベルから論
理高電圧レベルに移行する。遅延要素82によって与えられる遅延Tdのために
、信号WDX1,WDY1内で起こった変化はノードaおよびノードbでは時刻
T4まで見られない。この遅延Tdにより、時刻T3で始まり時刻T4で終わる
期間は、信号OSNXは論理低電圧レベルに移行し、信号OSNYは論理高電圧
レベルに移行する。時刻T3と時刻T4との差は遅延時間Tdに等しい。同様の
分析が、時刻T5,T6,T7,T8,T9,T10で起こる移行に適用可能で
ある。
【0032】 信号WDX1が論理高電圧レベルに移行しかつ信号WDY1が論理低電圧レベ
ルに移行すると、差動信号OSPX,OSPYは、遅延要素82によって制御さ
れる遅延Tdにより決定されるパルス幅を有するパルスを形成する。信号WDX
1が論理低電圧レベルに移行しかつ信号WDY1が論理高電圧レベルに移行する
と、差動信号OSNX,OSNYは、遅延要素82によって制御される遅延Td
により決定されるパルス幅を有するパルスを形成する。
【0033】 図5は、本発明のオーバーシュート振幅回路85の好ましい実施の形態の詳細
な略図を示す。 オーバーシュート振幅回路85は、pnp入力トランジスタQ10,Q20,
Q30,Q40を含む。入力トランジスタQ10,Q20,Q30,Q40のエ
ミッタは、互いに結合されているとともに可変電流源Iosに結合されている。入
力トランジスタQ30のベースはパルス発生回路84からの差動信号OSNYに
結合されている。入力トランジスタQ10のベースはパルス発生回路84からの
差動信号OSNXに結合されている。入力トランジスタQ20のベースはパルス
発生回路84からの差動信号OSPXに結合されている。入力トランジスタQ4
0のベースはパルス発生回路84からの差動信号OSPYに結合されている。入
力トランジスタQ30,Q40のコレクタは、電流源I1と抵抗器R1の第1の
端子と抵抗器R2の第1の端子とnpnトランジスタQ5のコレクタおよびベー
スとに結合されている。入力トランジスタQ10のコレクタは、抵抗器R1の第
2の端子に結合されており、また、出力信号OSYを供給する。入力トランジス
タQ20のコレクタは、抵抗器R2の第2の端子に結合されており、また、出力
信号OSXを供給する。
【0034】 また、トランジスタQ5のエミッタは、npnトランジスタQ6のコレクタお
よびベースに結合されている。トランジスタQ6のエミッタは、npnトランジ
スタQ7のコレクタおよびベースに結合されている。トランジスタQ7のエミッ
タは接地に結合されている。 入力トランジスタQ30,Q10は電流スイッチの第1の半分を形成する。入
力トランジスタQ20,Q40は電流スイッチの第2の半分を形成する。差動オ
ーバーシュート出力信号OSYは入力トランジスタQ10のコレクタから取り出
される。差動オーバーシュート出力信号OSXは入力トランジスタQ20のコレ
クタから取り出される。トランジスタQ5,Q6,Q7は常に導通している。
【0035】 オーバーシュート振幅回路85は、差動オーバーシュート出力信号OSX,O
SYを通してオーバーシュート電流を発生する。オーバーシュート電流は書込み
電流Iw(t)のオーバーシュートの振幅を制御する。オーバーシュート電流は
、下部スイッチ・ドライバ40内の電流増幅器に送られ、増幅されたオーバーシ
ュート電流を書込み電流Iw(t)をシンク(sink)するHスイッチQ2または
Q4(図2)のコレクタに形成させる。実際には、(入力トランジスタQ30,
Q10,Q20,Q40のベースにそれぞれ与えられる)信号OSNY,OSN
X,OSPX,OSPYの「低」値は各入力トランジスタを導通させる。差動信
号OSNXまたはOSPXが「低」であるときだけ、オーバーシュート電流は差
動オーバーシュート出力信号OSXまたはOSYに発生される。ここで、差動信
号OSNX,OSPXは、パルス発生回路84(図3)の遅延要素82(図3)
によって与えられる遅延Td(図4)により生じるパルスの間だけ「低」である
【0036】 また、オーバーシュート振幅回路85は、可変電流源Iosを制御しかつプログ
ラム可能である基準電流制御信号を受ける。オーバーシュート電流の振幅は可変
電流源Iosの振幅に依存する。したがって、基準電流制御信号はオーバーシュー
ト電流の振幅を制御する。
【0037】 図2を参照すると、第1の遅延要素90は、差動データ入力信号WDY2,W
DX2を受け、差動データ入力信号WDY2,WDX2に遅延を与え、差動デー
タ入力信号WDY2,WDX2の各々の遅延バージョンを上部スイッチ・ドライ
バ30に送る。第1の遅延要素90の遅延は、インターフェース45から受けら
れた第1の遅延信号Td_Tによってプログラムされる。第1の遅延要素90は
複数の遅延回路を備える。当業者に明らかなように、遅延回路は多くの異なる配
列に配置されて第1の遅延要素の機能を行うことができる。第1の遅延要素90
は、パルス発生回路84(図3)の遅延要素82(図3)と同様に実現すること
ができる。
【0038】 第2の遅延要素95は、差動データ入力信号WDY2,WDX2を受け、差動
データ入力信号WDY2,WDX2に遅延を与え、差動データ入力信号WDY2
,WDX2の各々の遅延バージョンを下部スイッチ・ドライバ40に送る。第2
の遅延要素95の遅延は、インターフェース45から受けられた第2の遅延信号
Td_Bによってプログラムされる。第2の遅延要素95は複数の遅延回路を備
える。当業者に明らかなように、遅延回路は多くの異なる配列に配置されること
により第2の遅延要素の機能を行うことができる。第2の遅延要素95は、パル
ス発生回路84(図3)の遅延要素82(図3)と同様に実現することができる
【0039】 第1および第2の遅延信号Td_T,Td_Bは、それぞれが異なる自然共振
周波数を有する異なる型のヘッドに供給される書込み電流Iw(t)の歪みを減
らすように構成されている。したがって、遅延信号Td_T,Td_Bを適切に
変えることにより、異なる自然共振周波数のヘッドに対して、書込み電流Iw(
t)はスムースな立上り時間および立下り時間を有することができる。
【0040】 図6は、本発明による書込み増幅器回路200によって供給される書込み電流
Iw(t)を表す複数の波形を示す。 波形610,620は、第1および第2の遅延信号Td_T,Td_Bがそれ
ぞれゼロの値を有する場合の、本発明の書込み増幅器回路200によって供給さ
れる書込み電流Iw(t)を表す。波形610は、書込み電流Iw(t)の正の移
行によって生じる書込み電流Iw(t)の歪みを示す。波形620は、書込み電
流Iw(t)の負の移行によって生じる書込み電流Iw(t)の歪みを示す。
【0041】 波形630,640は、第1および第2の遅延信号Td_T,Td_Bがそれ
ぞれ0.6nsの値を有する場合の、本発明の書込み増幅器回路200によって
供給される書込み電流Iw(t)を表す。波形640は、書込み電流Iw(t)の
正の移行によって生じる書込み電流Iw(t)の歪みの減少を示す。波形630
は、書込み電流Iw(t)の負の移行によって生じる書込み電流Iw(t)の歪み
の減少を示す。
【0042】 ここに示すように、本発明の書込み増幅器回路200は、異なる特性を有する
書き込みヘッド50で用いるように最適化することができる。プログラムされた
継続時間のパルスをオーバーシュート振幅回路85に与えるパルス発生器84を
用いることにより、書込み電流Iw(t)の特性を変えて遷移中の書込み電流Iw
(t)の歪みを減らすことができる。かかるプログラム可能な機能により、異な
る特性を持つヘッドを有する異なる磁気記憶装置に本発明の書込み増幅器回路2
00を用いることができる。これにより、システム設計者に柔軟性を与え、磁気
記憶装置の高性能の実現を支援することができる。
【0043】 各図面は、単に本発明の特定の実施の形態を示すためのものであって、本発明
の範囲をこの特定の実施の形態に制限するものではない。 本発明について、本発明の構造および動作の原理を理解するのに役立つ詳細を
含む特定の実施の形態について説明した。特定の実施の形態とその詳細について
のかかる参照とは特許請求の範囲を制限するものではない。本発明の好ましい実
施の形態ではバイポーラ・トランジスタを用いる回路として図示して説明したが
、当業者に明らかなように、本発明の回路はCMOSやMOSなどの別のデバイ
ス技術やその他の適当なデバイス技術を用いて実現してよい。当業者に明らかな
ように、本発明の精神および範囲から逸れることなく、例として選択された実施
の形態に種々の変更を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術による書込み増幅器回路の略図を示す。
【図2】 本発明による書込み増幅器回路の略図を示す。
【図3】 本発明によるパルス発生回路の略図を示す。
【図4】 本発明によるパルス発生回路内の一定の位置でのタイミング図を示す。
【図5】 本発明によるオーバーシュート振幅回路の好ましい実施の形態の詳細な略図を
示す。
【図6】 本発明の書込み増幅器回路によって供給される書込み電流を表す複数の波形を
示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AL,AM,AT,AU, AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH,C N,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,EE,ES ,FI,GB,GD,GE,GH,GM,HR,HU, ID,IL,IN,IS,JP,KE,KG,KP,K R,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV ,MA,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO, NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG,S I,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA ,UG,UZ,VN,YU,ZA,ZW (72)発明者 ドン、シャン − チン アメリカ合衆国 カリフォルニア、サンタ クララ、 モンロー ストリート 2250、ナンバー180 (72)発明者 竹内 洋 アメリカ合衆国 カリフォルニア、サニー ヴェイル、 アイブス テラス 481 (72)発明者 小路 法男 神奈川県横浜市都筑区荏田南3−12−17 (72)発明者 成沢 敬二 神奈川県高座郡寒川町岡田3−21−9 Fターム(参考) 5D031 AA04 CC01 CC04 HH05 HH07 【要約の続き】 延要素(90,95)の各々は、第1のデータ入力信号 (WDX2)と第2のデータ入力信号(WDY2)とを 有し、上部スイッチ・ドライバおよび下部スイッチ・ド ライバに供給される異なるデータ入力信号に遅延を与え る。複数の遅延要素(90,95)は増幅器回路によっ てヘッドに供給される書込み電流の歪みを減らす。

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気記憶装置内の誘導要素に供給された書込み電流のオーバ
    ーシュートを書込み増幅器回路によって制御するオーバーシュート制御回路であ
    って、前記増幅器回路が、駆動回路と、該駆動回路および前記誘導要素に結合さ
    れかつ書込み電流を与えるスイッチング回路とを含み、前記誘導要素が磁気媒体
    にデータを書き込む、オーバーシュート制御回路であって、 a.第1のデータ入力信号および第2のデータ入力信号を含む差動データ入力信
    号を受けて、前記書込み電流のオーバーシュートの継続時間を制御する複数のパ
    ルスを有する複数の信号を発生するように構成され、かつ、継続時間遅延信号を
    受けて前記複数のパルスを制御するように更に構成されているパルス発生回路と
    、 b.該パルス発生回路および前記駆動回路に結合され、かつ、前記書込み電流の
    オーバーシュートの振幅を制御する差動オーバーシュート出力によりオーバーシ
    ュート電流を発生するオーバーシュート振幅回路であって、該オーバーシュート
    振幅回路が、前記パルス発生回路から前記複数の信号を受けるとともに基準電流
    制御信号を受けて前記オーバーシュート電流を制御するように構成され、また、
    前記駆動回路に与えられたオーバーシュート電流が、増幅されたオーバーシュー
    ト電流を前記誘導要素に前記書込み電流を与える前記スイッチング回路で形成さ
    せる、オーバーシュート振幅回路と、 を備える、オーバーシュート制御回路。
  2. 【請求項2】 前記パルス発生回路が、 a.前記第1のデータ入力信号を受けるように構成され、かつ、遅延要素が前記
    継続時間遅延信号に対応して前記第1のデータ入力信号に遅延を与えることによ
    り第1の遅延データ入力信号を形成するように前記継続時間遅延信号を受けるよ
    うに構成された遅延要素と、 b.前記遅延要素に結合され、かつ、前記第2のデータ入力信号および前記第1
    の遅延データ入力信号を受け、また、第1の出力信号および第2の出力信号を含
    む第1の差動出力信号を発生する第1のNAND回路であって、前記複数のパル
    スを1つ以上含む第1のNAND回路と、 c.前記遅延要素に結合され、かつ、前記第1の遅延データ入力信号を反転させ
    ることにより反転された第1の遅延データ入力信号を形成する反転回路と、 d.該反転回路に結合され、かつ、前記第1のデータ入力信号および前記反転さ
    れた第1の遅延データ入力信号を受け、また、第3の出力信号および第4の出力
    信号を含む第2の差動出力信号を発生する第2のNAND回路であって、前記複
    数のパルスを1つ以上含む第2のNAND回路とを含む、 請求項1記載のオーバーシュート制御回路。
  3. 【請求項3】 前記オーバーシュート振幅回路が複数の入力トランジスタを
    含み、該複数の入力トランジスタはそれぞれ、前記パルス発生回路によって発生
    された信号の1つに結合されるとともに、前記基準電流制御信号によって制御さ
    れるオーバーシュート基準電流に結合されており、前記オーバーシュート電流が
    前記オーバーシュート基準電流に依存し、前記複数の入力トランジスタが電流ス
    イッチ配列で結合されている、請求項1記載のオーバーシュート制御回路。
  4. 【請求項4】 データを磁気媒体に書き込む誘導要素に書込み電流を供給す
    る書込み増幅器回路であって、前記誘導要素が複数の応答特性の1つを含む、書
    込み増幅器回路であって、 a.前記誘導要素に結合され、かつ、前記書込み電流を前記誘導要素に与えるス
    イッチング回路と、 b.前記スイッチング回路に結合されかつ駆動する第1の駆動回路と、 c.前記スイッチング回路に結合されかつ駆動する第2の駆動回路であって、電
    流増幅器を含む第2の駆動回路と、 d.前記第1の駆動回路に結合され、かつ、第1のデータ入力信号と第2のデー
    タ入力信号を含む差動データ入力信号を受けるように構成されているとともに、
    第1の遅延信号を受けるように構成されている第1の遅延要素であって、該第1
    の遅延要素が、前記第1の遅延信号に対応して前記第1のデータ入力信号に第1
    の遅延を与えることにより第1の遅延データ入力信号を形成し、また、前記第1
    の遅延信号に対応して前記第2のデータ入力信号に前記第1の遅延を与えること
    により第2の遅延データ入力信号を形成する、第1の遅延要素と、 e.前記第2の駆動回路に結合され、かつ、前記第1のデータ入力信号および前
    記第2のデータ入力信号を含む前記差動データ入力信号を受けるように構成され
    ているとともに、第2の遅延信号を受けるように構成されている第2の遅延要素
    であって、該第2の遅延要素が、前記第2の遅延信号に対応して前記第1のデー
    タ入力信号に第2の遅延を与えることにより第3の遅延データ入力信号を形成し
    、また、前記第2の遅延信号に対応して第2のデータ入力信号に前記第2の遅延
    を与えることにより第4の遅延データ入力信号を形成する、第2の遅延要素と、 を備える、書込み増幅器回路。
  5. 【請求項5】 前記第1および第2の遅延信号が、前記書込み増幅器回路に
    よって前記ヘッドに供給された書込み電流の歪みを減らすように構成されている
    、請求項4記載の書込み増幅器回路。
  6. 【請求項6】 前記第1および第2の遅延信号が選択的にプログラム可能で
    ある、請求項4記載の書込み増幅器回路。
  7. 【請求項7】 前記第2の駆動回路に結合されかつ前記書込み電流のオーバ
    ーシュートを制御するオーバーシュート制御回路を更に備える、請求項4記載の
    書込み増幅器回路。
  8. 【請求項8】 前記オーバーシュート制御回路が、 a.第1のデータ入力信号および第2のデータ入力信号を含む差動データ入力信
    号を受けて、前記書込み電流のオーバーシュートの継続時間を制御する複数のパ
    ルスを有する複数の信号を発生するように構成されたパルス発生回路であって、
    継続時間遅延信号を受けて前記複数のパルスを制御するようにさらに構成された
    パルス発生回路と、 b.該パルス発生回路および前記第2の駆動回路の前記電流増幅器に結合され、
    かつ、前記書込み電流のオーバーシュートの振幅を制御する差動オーバーシュー
    ト出力により前記オーバーシュート電流を発生するオーバーシュート振幅回路で
    あって、該オーバーシュート振幅回路が、前記パルス発生回路から前記複数の信
    号を受けるように構成されているとともに、基準電流制御信号を受けて前記オー
    バーシュート電流を制御するように構成され、また、前記第2の駆動回路に与え
    られた前記オーバーシュート電流が、増幅されたオーバーシュート電流を前記誘
    導要素に前記書込み電流を与える前記スイッチング回路で形成させる、オーバー
    シュート振幅回路とを含む、 請求項7記載の書込み増幅器回路。
  9. 【請求項9】 前記パルス発生回路が、 a.前記第1のデータ入力信号を受けるように構成されているとともに、前記継
    続時間遅延信号に対応して前記第1の出入力信号に遅延を与えることにより第5
    の遅延データ入力信号を形成する前記継続時間遅延信号を受けるように構成され
    た遅延要素と、 b.該遅延要素に結合され、かつ、前記第2のデータ入力信号および前記第5の
    遅延データ入力信号を受け、また、第1の出力信号および第2の出力信号を含み
    かつ前記複数のパルスを1つ以上の含む第1の差動出力信号を発生する第1のN
    AND回路と、 c.前記遅延要素に結合され、かつ、前記第5の遅延データ入力信号を反転させ
    ることにより反転された第5の遅延データ入力信号を形成する反転回路と、 d.該反転回路に結合され、かつ、前記第1のデータ入力信号および前記反転さ
    れた第5の遅延データ入力信号を受け、また、第3の出力信号および第4の出力
    信号を含みかつ前記複数のパルスを1つ以上の含む第2の差動出力信号を発生す
    る第2のNAND回路とを含む、 請求項8記載の書込み増幅器回路。
  10. 【請求項10】 前記オーバーシュート振幅回路が複数の入力トランジスタ
    を含み、該複数の入力トランジスタがそれぞれ、前記パルス発生回路によって発
    生された複数の信号の1つに結合されるとともに、前記基準電流制御信号によっ
    て制御されるオーバーシュート基準電流に結合され、前記オーバーシュート電流
    が前記オーバーシュート基準電流に依存し、前記複数の入力トランジスタが電流
    スイッチ配列で結合されている、請求項8記載の書込み増幅器回路。
  11. 【請求項11】 前記スイッチング回路に結合されるとともに、前記第2の
    駆動回路に結合されかつ前記書込み電流のアンダーシュートおよび整定時間を小
    さくする制動回路を更に備える、請求項4記載の書込み増幅器回路。
  12. 【請求項12】 磁気媒体にデータを書き込む誘導要素に書込み電流を供給
    する書込み増幅器回路であって、前記誘導要素が複数の応答特性の1つを含む、
    書込み増幅器回路であって、 a.前記誘導要素に結合され、かつ、該誘導要素に前記書込み電流を供給するス
    イッチング回路と、 b.該スイッチング回路に結合されかつ駆動する第1の駆動回路と、 c.前記スイッチング回路に結合されかつ駆動する第2の駆動回路であって、電
    流増幅器を含む第2の駆動回路と、 d.該第2の駆動回路に結合され、かつ、前記書込み電流のオーバーシュートを
    制御するオーバーシュート制御回路と、 を含む、書込み増幅器回路。
  13. 【請求項13】 前記オーバーシュート制御回路が、 a.第1のデータ入力信号および第2のデータ入力信号を含む差動データ入力信
    号を受け、前記書込み電流のオーバーシュートの継続時間を制御する複数のパル
    スを有する複数の信号を発生するように構成されているとともに、継続時間遅延
    信号を受け、前記複数のパルスを制御するように構成されたパルス発生回路と、
    b.前記パルス発生回路に結合され、また、前記第2の駆動回路の前記電流増幅
    器に結合され、かつ、前記書込み電流のオーバーシュートの振幅を制御する差動
    オーバーシュート出力により前記オーバーシュート電流を発生するオーバーシュ
    ート振幅回路であって、該オーバーシュート振幅回路が、前記パルス発生回路か
    ら前記複数の信号を受けるとともに、基準電流制御信号を受けて前記オーバーシ
    ュート電流を制御し、また、前記第2の駆動回路に供給された前記オーバーシュ
    ート電流が、増幅されたオーバーシュート電流を前記誘導要素に前記書込み電流
    を与える前記スイッチング回路で形成させる、オーバーシュート振幅回路とを含
    む、 請求項12記載の書込み増幅器回路。
  14. 【請求項14】 前記パルス発生回路が、 a.前記第1のデータ入力信号を受けるように構成されているとともに、前記継
    続時間遅延信号に対応して前記第1のデータ入力信号に遅延を与えることにより
    第1の遅延データ入力信号を形成するように前記継続時間遅延信号を受けるよう
    に構成された遅延要素と、 b.前記遅延要素に結合され、かつ、前記第2のデータ入力信号および前記第1
    の遅延データ入力信号を受け、また、第1の出力信号および第2の出力信号を含
    むとともに前記複数のパルスの1つ以上を含む第1の差動出力信号を発生する第
    1のNAND回路と、 c.前記遅延要素に結合され、かつ、前記第1の遅延データ入力信号を反転させ
    ることにより反転された第1の遅延データ入力信号を形成する反転回路と、 d.該反転回路に結合され、かつ、前記第1のデータ入力信号および前記反転さ
    れた第1の遅延データ入力信号を受け、また、第3の出力信号および第4の出力
    信号を含むとともに前記複数のパルスを1つ以上含む第2の差動出力信号を発生
    する第2のNAND回路とを含む、 請求項13記載の書込み増幅器回路。
  15. 【請求項15】 前記オーバーシュート振幅回路が複数の入力トランジスタ
    を含み、該複数の入力トランジスタがそれぞれ、前記パルス発生回路によって発
    生された複数の信号の1つに結合されるとともに、前記基準電流制御信号によっ
    て制御されるオーバーシュート基準電流に結合され、また、前記オーバーシュー
    ト電流が前記オーバーシュート基準電流に依存し、さらに、前記複数の入力トラ
    ンジスタが電流スイッチ配列で結合されている、請求項13記載の書込み増幅器
    回路。
  16. 【請求項16】 a.前記第1の駆動回路に結合され、かつ、前記第1のデ
    ータ入力信号および前記第2のデータ入力信号を含む前記差動データ入力信号を
    受けるように構成されるとともに第1の遅延信号を受けるように構成された第1
    の遅延要素であって、該第1の遅延要素が、前記第1の遅延信号に対応して前記
    第1のデータ入力信号に第1の遅延を与えることにより第2の遅延データ入力信
    号を形成し、また、前記第1の遅延信号に対応して前記第2のデータ入力信号に
    前記第1の遅延を与えることにより第3の遅延データ入力信号を形成する、第1
    の遅延要素と、 b.前記第2の駆動回路に結合され、かつ、前記第1のデータ入力信号および前
    記第2のデータ入力信号を含む前記差動データ入力信号を受けるように構成され
    ているとともに第2の遅延信号を受けるように構成された第2の遅延要素であっ
    て、前記第2の遅延信号に対応して前記第1のデータ入力信号に第2の遅延を与
    えることにより第4の遅延データ入力信号を形成し、また、前記第2の遅延信号
    に対応して前記第2のデータ入力信号に前記第2の遅延を与えることにより第5
    の遅延データ入力信号を形成する、第2の遅延要素と、 を更に含む、請求項12記載の書込み増幅器回路。
  17. 【請求項17】 前記第1および第2の遅延信号が、前記書込み増幅器回路
    によって前記ヘッドに供給される前記書込み電流の歪みを減らす、請求項16記
    載の書込み増幅器回路。
  18. 【請求項18】 前記第1および第2の遅延信号が選択的にプログラム可能
    である、請求項16記載の書込み増幅器回路。
  19. 【請求項19】 前記スイッチング回路および前記第2の駆動回路に結合さ
    れ、かつ、前記書込み電流のアンダーシュートおよび整定時間を小さくする制動
    回路を更に含む、請求項12記載の書込み増幅器回路。
  20. 【請求項20】 磁気記憶装置であって、 a.データを記憶する磁気媒体と、 b.書込み電流を磁界に変換することにより前記磁気媒体にデータを書き込む誘
    導要素であって、複数の応答特性の1つを含む誘導要素と、 c.該誘導要素に前記書込み電流を供給する書込み増幅器回路であって、 i.前記誘導要素に結合され、かつ、該誘導要素に書込み電流を与えるスイッチ
    ング回路と、 ii. 該スイッチング回路に結合されかつ駆動する第1の駆動回路と、 iii.前記スイッチング回路に結合されかつ駆動する第2の駆動回路であって、
    電流増幅器を含む第2の駆動回路と、 iv.該第2の駆動回路に結合され、かつ、前記書込み電流のオーバーシュート
    を制御するオーバーシュート制御回路と、 d.前記書込み増幅器回路に結合され、かつ、複数の制御信号および複数の遅延
    信号を前記書込み増幅器回路に与えるインターフェースと、 を備える、磁気記憶装置。
  21. 【請求項21】 前記オーバーシュート制御回路が、 a.第1のデータ入力信号および第2のデータ入力信号を含む差動データ入力信
    号を受けるように構成され、かつ、前記書込み電流のオーバーシュートの継続時
    間を制御する複数のパルスを有する複数の信号を発生するパルス発生回路であっ
    て、継続時間遅延信号を受けるように更に構成され、かつ、前記複数のパルスを
    制御する、パルス発生回路と、 b.該パルス発生回路および前記第2の駆動回路の電流増幅器に結合され、かつ
    、前記書込み電流のオーバーシュートの振幅を制御する差動オーバーシュート出
    力により前記オーバーシュート電流を発生するオーバーシュート振幅回路であっ
    て、該オーバーシュート振幅回路が、前記パルス発生回路から前記複数の信号を
    受けるように構成され、また、基準電流制御信号を受けるように構成されかつ前
    記オーバーシュート電流を制御し、前記第2の駆動回路に与えられる前記オーバ
    ーシュート電流が、増幅されたオーバーシュート電流を前記誘導要素に前記書込
    み電流を与える前記スイッチング回路で形成させる、オーバーシュート振幅回路
    とを含む、 請求項20記載の磁気記憶装置。
  22. 【請求項22】 前記パルス発生回路が、 a.前記第1のデータ入力信号を受けるように構成され、また、前記継続時間遅
    延信号を受けるように構成されかつ前記継続時間遅延信号に対応して前記第1の
    データ入力信号に遅延を与えることにより第1の遅延データ入力信号を形成する
    遅延要素と、 b.該遅延要素に結合され、かつ、前記第2のデータ入力信号および前記第1の
    遅延データ入力信号を受けるとともに、第1の出力信号および第2の出力信号を
    含む第1の差動出力信号を発生する第1のNAND回路であって、前記第1の差
    動出力信号が前記複数のパルスを1つ以上の含む、第1のNAND回路と、 c.前記遅延要素に結合され、かつ、前記第1の遅延データ入力信号を反転させ
    ることにより反転された第1の遅延データ入力信号を形成する反転回路と、 d.該反転回路に結合され、かつ、前記第1のデータ入力信号および前記反転さ
    れた第1の遅延データ入力信号を受けるとともに、第3の出力信号および第4の
    出力信号を含む第2の差動出力信号を発生する第2のNAND回路であって、前
    記第2の差動出力信号が前記複数のパルスを1つ以上含む、第2のNAND回路
    とを含む、 請求項21記載の磁気記憶装置。
  23. 【請求項23】 前記オーバーシュート振幅回路が複数の入力トランジスタ
    を含み、該複数の入力トランジスタのそれぞれが、前記パルス発生回路によって
    発生された複数の信号の1つに結合されるとともに、前記基準電流制御信号によ
    って制御されるオーバーシュート基準電流に結合され、前記オーバーシュート電
    流が前記オーバーシュート基準電流に依存し、前記複数の入力トランジスタが電
    流スイッチ配列で結合されている、請求項21記載の磁気記憶装置。
  24. 【請求項24】 a.第1の遅延要素であって、前記第1の駆動回路に結合
    し、前記第1のデータ入力信号と前記第2のデータ入力信号を含む前記差動デー
    タ入力信号を受けまた第1の遅延信号を受けて、前記第1の遅延信号に対応して
    前記第1のデータ入力信号に第1の遅延を与えることにより第2の遅延データ入
    力信号を形成し、また前記第1の遅延信号に対応して前記第2のデータ入力信号
    に前記第1の遅延を与えることにより第3の遅延データ入力信号を形成する、第
    1の遅延要素と、 b.第2の遅延要素であって、前記第2の駆動回路に結合し、前記第1のデータ
    入力信号と前記第2のデータ入力信号を含む前記差動データ入力信号を受けまた
    第2の遅延信号を受けて、前記第2の遅延信号に対応して前記第1のデータ入力
    信号に第2の遅延を与えることにより第4の遅延データ入力信号を形成し、また
    前記第2の遅延信号に対応して前記第2のデータ入力信号に前記第2の遅延を与
    えることにより第5の遅延データ入力信号を形成する、第2の遅延要素と、 を更に含む、請求項20記載の磁気記憶装置。
  25. 【請求項25】 前記第1および第2の遅延信号が、前記書込み増幅器回路
    によって前記ヘッドに供給される前記書込み電流の歪みを減らす、請求項24記
    載の磁気記憶装置。
  26. 【請求項26】 前記第1および第2の遅延信号が選択的にプログラム可能
    である、請求項24記載の磁気記憶装置。
  27. 【請求項27】 前記スイッチング回路に結合されるとともに、前記第2の
    駆動回路に結合されかつ前記書込み電流のアンダーシュートおよび整定時間を小
    さくする制動回路を更に含む、請求項20記載の磁気記憶装置。
  28. 【請求項28】 磁気記憶装置であって、 a.データを記憶する磁気媒体と、 b.書込み電流を磁界に変換することにより前記磁気媒体にデータを書き込む誘
    導要素であって、複数の応答特性の1つを含む誘導要素と、 c.該誘導要素に前記書込み電流を供給する書込み増幅器回路であって、 i.前記誘導要素に結合され、かつ、該誘導要素に書込み電流を供給するスイッ
    チング回路と、 ii.該スイッチング回路に結合しかつ駆動するように構成された第1の駆動回
    路と、 iii.前記スイッチング回路に結合しかつ駆動するように構成された第2の駆動
    回路であって、電流増幅器を含む第2の駆動回路と、 iv.前記第1の駆動回路に結合され、かつ、第1のデータ入力信号および第2
    のデータ入力信号を含む差動データ入力信号を受けまた第1の遅延信号を受ける
    ように構成された第1の遅延要素であって、該第1の遅延要素が、前記第1の遅
    延信号に対応して前記第1のデータ入力信号に第1の遅延を与えることにより第
    1の遅延データ入力信号を形成し、また、前記第1の遅延信号に対応して前記第
    2のデータ入力信号に前記第1の遅延を与えることにより第2の遅延データ入力
    信号を形成する、第1の遅延要素と、 v.前記第2の駆動回路に結合され、かつ、前記第1のデータ入力信号および前
    記第2のデータ入力信号を含む前記差動データ入力信号を受けまた第2の遅延信
    号を受けるように構成された第2の遅延要素であって、前記第2の遅延信号に対
    応して前記第1のデータ入力信号に第2の遅延を与えることにより第3の遅延デ
    ータ入力信号を形成し、また、前記第2の遅延信号に対応して前記第2のデータ
    入力信号に前記第2の遅延を与えることにより第4の遅延データ入力信号を形成
    する、第2の遅延要素と、 を含む書込み増幅回路と、 d.該書込み増幅器回路に結合され、かつ、複数の制御信号および複数の遅延信
    号を前記書込み増幅器回路に供給するインターフェースと、 を備える、磁気記憶装置。
  29. 【請求項29】 前記第1および第2の遅延信号が、前記書込み増幅器回路
    によって前記ヘッドに供給される前記書込み電流の歪みを減らす、請求項28記
    載の磁気記憶装置。
  30. 【請求項30】 前記第1および第2の遅延信号が選択的にプログラム可能
    である、請求項28記載の磁気記憶装置。
  31. 【請求項31】 前記第2の駆動回路に結合されかつ前記書込み電流のオー
    バーシュートを制御するオーバーシュート制御回路を更に含む、請求項28記載
    の磁気記憶装置。
  32. 【請求項32】 前記オーバーシュート制御回路が、 a.第1のデータ入力信号および第2のデータ入力信号を含む差動データ入力信
    号を受け、前記書込み電流のオーバーシュートの継続時間を制御する複数のパル
    スを有する複数の信号を発生するパルス発生回路であって、継続時間遅延信号を
    受け、前記複数のパルスを制御するパルス発生回路と、 b.該パルス発生回路および前記第2の駆動回路の前記電流増幅器に結合され、
    かつ、前記書込み電流のオーバーシュートの振幅を制御する差動オーバーシュー
    ト出力により前記オーバーシュート電流を発生するオーバーシュート振幅回路で
    あって、該オーバーシュート振幅回路が、前記パルス発生回路から前記複数の信
    号を受けるように構成されているとともに基準電流制御信号を受けて前記オーバ
    ーシュート電流を制御するように構成されており、前記第2の駆動回路に供給さ
    れた前記オーバーシュート電流が、増幅されたオーバーシュート電流を前記誘導
    要素に前記書込み電流を供給する前記スイッチング回路で形成させる、オーバー
    シュート振幅回路とを含む、 請求項31記載の磁気記憶装置。
  33. 【請求項33】 前記パルス発生回路が、 a.前記第1のデータ入力信号を受けるように構成されているとともに、前記継
    続時間遅延信号に対応して前記第1のデータ入力信号に遅延を与えることにより
    第5の遅延データ入力信号を形成するように前記継続時間遅延信号を受けて受け
    るように構成された遅延要素と、 b.前記遅延要素に結合し、前記第2のデータ入力信号と前記第5の遅延データ
    入力信号を受けるための、また第1の出力信号と第2の出力信号を含みまた1つ
    以上の前記複数のパルスを含む第1の差動出力信号を生成するための第1のNA
    ND回路と、 c.前記遅延要素に結合され、かつ、前記第5の遅延データ入力信号を反転させ
    ることにより反転された第5の遅延データ入力信号を形成する反転回路と、 d.該反転回路に結合され、かつ、前記第1のデータ入力信号および前記反転さ
    れた第5の遅延データ入力信号を受けるとともに、第3の出力信号および第4の
    出力信号を含む第2の差動出力信号を発生する第2のNAND回路であって、前
    記複数のパルスを1つ以上含む第2のNAND回路とを含む、 請求項32記載の磁気記憶装置。
  34. 【請求項34】 前記オーバーシュート振幅回路が複数の入力トランジスタ
    を含み、該複数の入力トランジスタのそれぞれが、前記パルス発生回路によって
    発生された複数の信号の1つに結合されるとともに、前記基準電流制御信号によ
    って制御されるオーバーシュート基準電流に結合され、前記オーバーシュート電
    流が前記オーバーシュート基準電流に依存し、前記複数の入力トランジスタが電
    流スイッチ配列で結合される、請求項32記載の磁気記憶装置。
  35. 【請求項35】 前記スイッチング回路に結合されるとともに、前記第2の
    駆動回路に結合されかつ前記書込み電流のアンダーシュートおよび整定時間を小
    さくする制動回路を更に含む、請求項28記載の磁気記憶装置。
JP2001532539A 1999-10-21 2000-10-17 プログラム可能制御付きハード・ディスク・ドライブ書込み増幅器回路の構造 Withdrawn JP2003512691A (ja)

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