JP2003511885A - バースト送信用の送信電力のアーティフィシャルランピング - Google Patents

バースト送信用の送信電力のアーティフィシャルランピング

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JP2003511885A JP2001529073A JP2001529073A JP2003511885A JP 2003511885 A JP2003511885 A JP 2003511885A JP 2001529073 A JP2001529073 A JP 2001529073A JP 2001529073 A JP2001529073 A JP 2001529073A JP 2003511885 A JP2003511885 A JP 2003511885A
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シュル、エリック、エイ
ザック、ロバート、エイ
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03GCONTROL OF AMPLIFICATION
    • H03G3/00Gain control in amplifiers or frequency changers
    • H03G3/20Automatic control
    • H03G3/30Automatic control in amplifiers having semiconductor devices
    • H03G3/3036Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers
    • H03G3/3042Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers
    • H03G3/3047Automatic control in amplifiers having semiconductor devices in high-frequency amplifiers or in frequency-changers in modulators, frequency-changers, transmitters or power amplifiers for intermittent signals, e.g. burst signals

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Abstract

(57)【要約】 過渡現象を減少させるために、バースト送信電力増幅器にアーティフィシャルランピング波形のプロフィールが供給される。複数の所定アーティフィシャルランピングプロフィールはプロフィールソースに供給される。バースト送信ランピング期間の始めに、アーティフィシャルランピングプロフィールの1つが選択されて電力増幅器に供給される。アーティフィシャルランピングプロフィールの選択は、バースト送信されるメッセージの第1メッセージシンボルに少なくとも部分的に基づいて行われる。それぞれ異なる可能な第1メッセージシンボルがそれ自身特有の対応アーティフィシャルランピングプロフィールをもち、そのメッセージシンボルが第1メッセージシンボルである場合に、対応波形を用いて電力増幅器の人工的なランピングを行うことが望ましい。ランピング期間の終わりに、メッセージシンボルを受け取るために、電力増幅器への入力はFIRフィルタなどの従来の信号ソースに切り換えられる。そして、信号はアーティフィシャルランピングプロフィールおよびメッセージシンボルに対する電力増幅器の応答に基づいて送信される。電力増幅器を自然ランピングの代わりに人工ランピングすることによって、過渡的隣接チャンネル電力の発生は大幅に抑制される。第1メッセージシンボルに基づくアーティフィシャルランピングプロフィールを選ぶことによって、ランピング期間の終わり近くの位相軌道変化はかなり平坦化され、好ましくない高調波電力レベルの発生が減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) 本発明は無線波バースト送信の分野、特にバースト送信を利用する無線通信装
置におけるランピング送信電力に関するものである。
【0002】 バースト送信を使用する時分割多重セルラ電話などの無線通信装置はタイムス
ロット期間中に送信を行う。大半のシステムにおける送信は、周波数チャンネル
と呼ばれることもある比較的狭い周波数範囲内で行われる。これらの装置では、
干渉を避けるために近接周波数チャンネルの送信電力を制限する必要がある。定
常状態のもとでは、これは既知の手法により達成することができる。しかし、バ
ースト送信の多くの部分は定常状態でないかもしれない。実際、バッテリ駆動の
バースト送信機では、適切なタイムスロット期間中だけ送信機に電源投入し、他
のタイムスロット期間中は送信機の電源を切るのが普通である。したがって、送
信タイムスロット期間に送信するために、送信機を低電力レベル(または切断状
態)から所望送信電力レベルに切り換える必要がある。同様に、送信タイムスロ
ットの終わり近くで送信機を低電力レベルに戻さなければならない。
【0003】 ほとんどの応用面では、タイムスロットの時間が短いため、この送信電力レベ
ルの変更を非常に迅速に行う必要がある。しかし、送信電力レベルが急激に変化
すると、不要な過渡高調波が発生する傾向があり、これが近接周波数チャンネル
への送信電力リークの原因になる。ANSI−136の述語によれば、これは、
急激な送信レベル変化によって不要に大きい過渡的近接チャンネル電力レベル変
化を誘発することを意味する。
【0004】 従来技術では、バースト送信無線通信装置において過渡的隣接チャンネル電力
変化を制限するために、主に2つのアプローチが使われる。これらの方法は共に
、バッテリ駆動無線通信装置の設計上の制約を考慮して、1)高効率点で動作す
る電力増幅器を使用し、2)送信変調器および他の回路の電力消費を最小限にし
、3)費用削減のためにすべての回路構成を単純化している。第1のアプローチ
では、送信電力に許容されたランピング期間に対応する期間後にピーク出力に達
するように設計された有限インパルス応答(FIR)フィルタを使用する。各送
信バーストの始めに、FIRフィルタをリセットして自然にランプアップさせる
ことにより、通常はレイズドルートコサイン(raised-root cosine)応答が得ら
れる。raised-root cosineインパルス応答は、ANSI−136などの関連通信
規格によって規定することが可能であり、他の通信システムでは別の低域通過イ
ンパルス応答を利用することができる。第2のアプローチは、電力増幅器または
RF変調器の利得制御を利用した強制線形ランピング(ramping)に依存する。
この線形ランピング利得制御を行うには、新たな複雑さが加わり、実は、信号の
不連続性に起因して過渡的隣接チャンネル電力が増加することがある。
【0005】 したがって、バースト送信のための改良された送信電力のランピング方法が望
まれている。そのような方法では、複雑な回路構成や高電力を必要とせずに隣接
チャンネル電力を減少させなければならない。
【0006】 (発明の概要) 本発明は、過渡現象を減少させるためにアーティフィシャルランピング波形プ
ロフィール(artificial ramping waveform profile)を電力増幅器に適用する
。アーティフィシャルランピングプロフィールソースに、複数の所定アーティフ
ィシャルランピングプロフィール(artificial ramping profile)が供給される
。ランピング期間の始めに、アーティフィシャルランピングプロフィールの1つ
が選択され、アーティフィシャルランピングプロフィールソースから電力増幅器
に送られる。アーティフィシャルランピングプロフィールの選択は、バースト送
信されるメッセージの第1のメッセージシンボルに少なくとも部分的に基づいて
行われる。それぞれ異なる可能な第1メッセージシンボルがそれ自身特有の対応
アーティフィシャルランピングプロフィールをもち、対応波形を用いて電力増幅
器の人工的なランピングを行うことが望ましい。例えば、第1のメッセージシン
ボルがタイプXならば、それに対応するアーティフィシャルランピングプロフィ
ールXが選択され、第1のメッセージシンボルがタイプYならば、アーティフィ
シャルランピングプロフィールYが選択され、以下同様に選択される。ランピン
グ期間の終わりに、電力増幅器への入力は、メッセージシンボルを受け取るため
にFIRフィルタ等の従来の信号ソースに切り換えられる。そして、アーティフ
ィシャルランピングプロフィールおよびメッセージシンボルに対する電力増幅器
の応答に基づいて信号が送信される。
【0007】 いくつかの実施例では、アーティフィシャルランピングプロフィールの選択は
、送信される第1メッセージシンボルだけではなく、2番目あるいはその次のい
くつかのメッセージシンボルに基づいて行われる。
【0008】 電力増幅器の人工的ランピングを行うことにより、電力増幅器の自然ランピン
グの場合と比較して過渡隣接チャンネル電力の発生を大幅に抑制することができ
る。第1メッセージシンボルに基づいてアーティフィシャルランピングプロフィ
ールを選ぶことにより、ランピング期間の終わり近くでの位相軌道変化はかなり
平坦化され、好ましくない高調波電力レベルの発生を結果的に少なくすることが
できる。また、電力増幅器のバイアス電流を減らした場合にも同様の結果が得ら
れ、バッテリ電力を節約が可能になり、強制線形ランピングに伴う付加的な回路
の複雑さがなくなる。
【0009】 (詳細説明) 以下の記述では説明の便宜上、デジタル信号を送受信可能なセルラ電話を無線
通信装置20の例として説明するが、本発明はそれに制限するものではない。実
際、本発明はアナログ通信かデジタル通信かを問わずバースト送信によって通信
するあらゆる無線通信装置20、例えばセルラ電話、携帯通信端末などに適用す
ることができる。
【0010】 セルラ電話20は一般にコントローラ22、オペレータインタフェース26、
送信機38、受信機50、アンテナアセンブリ58を備えている。オペレータイ
ンタフェース26は一般にディスプレイ28、キーパッド30、制御装置32、
マイクロホン34、スピーカー36を備えている。オペレータはダイヤル番号、
通話状態、その他のサービス情報をディスプレイ28上で見ることができる。オ
ペレータはキーパッド30上で、番号のダイヤル、コマンドの入力、オプション
の選択を行うことができる。制御装置32はコントローラ22およびディスプレ
イ28とキーパッド30とのインタフェースを行う。マイクロホン34はユーザ
が発する音声信号をアナログ電気信号に変換する。スピーカー36は受信機50
からのアナログ電気信号をユーザに聞こえる音声信号に変換する。
【0011】 マイクロホン34からのアナログ電気信号は送信機38に供給される。送信機
38はA/Dコンバータ40、デジタル信号プロセッサ42、位相変調器/RF
増幅器48を含む。A/Dコンバータ40はマイクロホン34からのアナログ電
気信号をデジタル信号に変換する。デジタル信号は、スピーチ符号化器44およ
びチャンネル符号化器46を備えたデジタル信号プロセッサ(DSP)42に送
られる。スピーチ符号化器44はデジタル信号を圧縮し、チャンネル符号化器4
6はエラー検出、エラー修正、シグナリング情報を挿入する。DSP42はDT
MFトーン発生器(図示せず)を備えているか、あるいはDTMFトーン発生器
と関連して動作する。デジタル信号プロセッサ42からの圧縮符号化信号は、図
1で一体ユニットとして表示されている位相変調器/RF増幅器48に送られる
。変調器は信号をRFキャリア上の送信に適した形式に変換する。RF増幅器は
変調器出力をアンテナアセンブリ58から送信するために増幅する。
【0012】 受信機50は受信増幅器52、デジタル信号プロセッサ54、D/A変換器5
6を含む。アンテナアセンブリ58で受信した信号は受信増幅器52に送られ、
受信増幅器において周波数スペクトルがシフトされ、RF信号からデジタル信号
に変換され、低レベルRF信号がデジタル信号プロセッサ54への入力に適した
レベルまで増幅される。
【0013】 デジタル信号プロセッサ54は一般に、チャンネルで壊れた信号の位相および
振幅ひずみを補償するためのイコライザと、受信信号からビットシーケンスを抽
出するための復調器と、抽出されたシーケンスに基づいて送信ビットを判定する
ための検出器とを備えている。チャンネル復号器は受信信号におけるチャンネル
エラーを検出、修正する。また、チャンネル復号器には、スピーチデータから制
御データとシグナリングデータを分離するための論理回路が含まれる。制御デー
タとシグナリングデータはコントローラ22に送られる。スピーチデータはスピ
ーチ復号器で処理され、D/A変換器56に送られる。デジタル信号プロセッサ
42はDTMFトーン検出器(図示せず)を備えているか、あるいはDTMFト
ーン検出器と関連して動作する。スピーチデータはD/A変換器56でアナログ
信号に変換され、スピーカー36に供給され、ユーザに聞こえる音声信号が生成
される。
【0014】 アンテナアセンブリ58は送信機38のRF増幅器と受信機50の受信増幅器
52とに接続される。アンテナアセンブリ58には一般にデュプレクサ60およ
びアンテナ62が含まれる。デュプレクサ60により、アンテナ62を介した全
二重通信が可能になる。
【0015】 コントローラ22は送信機38と受信機50の動作を調整するもので、例えば
普通のマイクロプロセッサで構成することができる。この調整機能には、電力制
御、チャンネル選択、タイミング等、多くの機能が含まれる。コントローラ22
は送信信号にシグナリングメッセージを挿入し、受信信号からシグナリングメッ
セージを抽出する。コントローラ22はシグナリングメッセージに含まれる様々
な基地局コマンドに応答し、それらのコマンドを実行する。ユーザがキーパッド
30からコマンドを入力すると、そのコマンドは実行のためにコントローラ22
に送られる。コントローラ22の指示により、メモリ24に対する情報の読み書
きが行われる。このメモリは揮発性と非揮発性の両部分を含むことが望ましい。
【0016】 図2において従来技術の位相変調器/RF増幅器48が詳細に示されている。
この図では、位相変調器/RF増幅器48への入力は、DSP42などのデータ
発生器99から来るものとして単純化されている。入力はデジタルベースバンド
変調器110aに接続される。ベースバンド変調器110aは、位相インパルス
発生器112と、1対の有限インパルス応答(FIR)フィルタ114i、11
4qを含んでいる。位相インパルス発生器112は、データ発生器99からのシ
ンボルコード列を「I」と「Q」の振幅サンプルで表される位相インパルスに変
換する。IとQサンプルはANSI−136で指定されルートレイズドコサイン
(root-raised cosine)応答を示す各FIRフィルタ114i、114qに供給
される。ベースバンド変調器110aからはIとQのそれぞれ対応する2つの信
号が出力され、それぞれのデジタルアナログ(D/A)コンバータ120i、1
20qに供給される。D/Aコンバータ120i、120qからの出力はI/Q
RF変調器122に供給され、適切な無線周波数チャンネルに周波数変調され
る。変調された信号は電力増幅器124で増幅され、アンテナ62を通して送信
される。全体的に見て、この位相変調器/RF増幅器48の動作は当該技術分野
でよく知られており、本発明を理解する上で更に説明する必要はないだろう。
【0017】 送信されたバースト送信信号は一般に図3で示される形式を取る。電話20は
、あるタイムスロット期間に送信し、他の期間には送信しない。タイムスロット
期間中のバースト送信は送信電力のランプアップ(ramp-up)から始まる。AN
SI−136システムでは、このランプアップ期間は3シンボル期間、すなわち
123.6マイクロ秒に相当する。タイムスロットの始まりをSで示し、ランプ
アップ期間中に送信される最初の2つのシンボルをAとBで表す。ランプアップ
期間は、Iが1でQが0に等しい参照シンボル(C)の送信で終了する。図4参
照。ランプアップ期間中、全体の送信電力は増加傾向になる。すなわちIとQの
平方和が増加する。参照シンボルCの後に、メッセージシンボルが送信される。
メッセージシンボルの送信時、IとQの値の変化によって送信情報が伝送される
。例えば、DQPSK(Differential Quaternary Phase Shift Keying)などに
よって、シンボルに対する位相シフトキーイングを行うことができる。メッセー
ジシンボルの終了時には通常、送信電力は図示されるようなランピングダウンに
よって低電力またはゼロ電力に戻される。送信タイムスロット以外のタイムスロ
ット期間中は、電力増幅器124の出力がゼロ電力であることが望ましい。
【0018】 送信電力が時間的に変動することは明らかである。しかし、メッセージシンボ
ル送信中の変動は一般に、低電力/オフ状態とメッセージシンボル送信中の平均
電力との差に比べてはるかに小さい。換言すれば、ランプアップ変動は比較的安
定した送信コア部分よりもはるかに大きい。例えば、メッセージシンボル送信中
の典型的な電力変動は比較的小さく3dB程度であるが、ランプアップ電力レベ
ル変動は85dB以上になることがある。
【0019】 ANSI−136システムの1つの条件として、タイムスロット(S)の開始
から3シンボル期間以内に参照シンボル(C)と呼ばれる既知のシンボルを送信
する必要がある。したがって、特定の時点で必要な送信電力は先験的に知られて
いる。しかし、次のシンボル、すなわち第1メッセージシンボルは4つの異なる
値のいずれか1つを取り得る。図4からわかるように、ランプアップシンボル(
A、B)から参照シンボル(C)を経て第1メッセージシンボルまで進む位相軌
道において、送信電力に大幅かつ急激な変化が生じる。このような急激な位相軌
道の変化により、送信電力に多くの高次高調波が現れる。その結果、近接周波数
で送信電力が許容以上のレベルになることがある。その場合、従来技術の構成で
は、許容し難い過渡的隣接チャンネル電力が発生しやすい。
【0020】 この状況に対処するため、本発明では少なくとも第1送信メッセージシンボル
に基づいて選択されるアーティフィシャルランピング波形プロフィールを用いて
送信電力を人工的にランピングを行う。図5に示される変形ベースバンド変調器
110bを構成するために、図2の回路にスイッチ130とアーティフィシャル
ランピングプロフィールソース132が付加される。スイッチ130は、D/A
コンバータ120i、120qへの入力をFIRフィルタ114i、114qと
アーティフィシャルランピングプロフィールソース132との間で切り換える動
作をする。アーティフィシャルランピングプロフィールソース132は単なる記
憶装置、例えばROM、フラッシュメモリ等であり、複数の所定のアーティフィ
シャルランピング波形プロフィールを記憶している。送信タイムスロット開始か
ら所定期間中に、これらのアーティフィシャルランピングプロフィールは、FI
Rフィルタ114i、114qからの出力の代わりにD/Aコンバータ120i
、120qに供給される。スイッチ130は、ランピング期間の終了時にD/A
コンバータ120i、120qへの入力を位相インパルス発生器112およびF
IRフィルタ114i、114qの従来の波形ソースに切り換えるための使用さ
れる。
【0021】 送信タイムスロットのスタート(S)直前にデータ発生器99は、送信タイム
スロットバースト送信期間に送信されるメッセージシンボルを作成する。電話2
0は、バースト送信開始前にメッセージシンボルの少なくとも最初の部分を先験
的に認識する。例えば、DQPSK変調の場合を仮定すると、電話20は、4つ
のシンボルのどれが第1メッセージシンボルになるかを認識する。タイムスロッ
トの開始時には、データ発生器99から位相インパルス発生器112にメッセー
ジシンボルが従来の方法で送られる。これらのシンボルは処理され、FIRフィ
ルタ114q、114iに送られるが、フィルタ114i、114qは下流の回
路(例えばD/Aコンバータ120i、120q、RF変調器122、電力増幅
器124)に接続されていない。代わりに、アーティフィシャルランピングプロ
フィールソース132によって下流の回路に入力が供給されている。タイムスロ
ットの開始時には、データ発生器99、または電話20のその他の部分が第1メ
ッセージシンボルのアーティフィシャルランピングプロフィールソース132に
通知する。4つの可能なシンボル(この記述例)のどれが認識されるかに基づい
て、アーティフィシャルランピングプロフィールソース132は、記憶されたア
ーティフィシャルランピングプロフィールから1つを選択して、そのアーティフ
ィシャルランピングプロフィールをスイッチ130経由で下流の回路に出力する
。ランピング期間の終わり、あるいは終わり頃、スイッチ130は入力を従来の
信号路、すなわち、オフラインで「正常に」ランピングアップされているFIR
フィルタ114i、114qからの出力に切り換える。最良の性能を得るために
は、アーティフィシャルランピングプロフィールソース132からの出力は、D
/Aコンバータ120i、120qへの入力を切り換える際にFIRフィルタ1
14i、114qで生成される出力に相当しなければならない。いくつかの実施
例では、この切り換えは参照シンボル(C)の発生時点で行われる。しかし、参
照シンボルCの期間中における切り換えひずみを最小限にとどめるために、参照
シンボルCのわずか前に切り換えることも可能である。要するに、送信信号はア
ーティフィシャルランピングプロフィールから始まり、次に参照シンボル、その
次にメッセージシンボルストリームが続くのが望ましい。あるいは、アーティフ
ィシャルランピングプロフィールに参照シンボルCが含まれていてもよい。
【0022】 以上のように、アーティフィシャルランピングプロフィールソース132には
、複数の人工波形があるはずである。各アーティフィシャルランピングプロフィ
ールの特定の細部は、送信回路を構成する特定にコンポーネント、電力増幅器12
4の直線性、変調方式等に依存する。しかし、各アーティフィシャルランピング
プロフィールの目標は、望ましくない高調波を生成する電力増幅器124から見た
急激な位相軌道変化を緩和することである。例えばDQPSK変調方式の場合を
考えると、図6A、6Bで示されるようにランピング期間中に位相を人工的に遅
らせたり進ませたりすることが可能である。これらの位相コンステレーション図
は、図4の従来のアプローチと比較して、参照シンボルCの時点ではるかに滑ら
かな位相変化を示す。
【0023】 ほぼ全域にわたって線形であるランピングプロフィールは参照シンボルから第
1メッセージシンボルへ移るときに不連続になる傾向があるので、アーティフィ
シャルランピングプロフィールは少なくとも切り換え点の近くで非線形であるこ
とが望ましく、全域にわたって線形であることが更に望ましい。
【0024】 上述のように、保存された複数のアーティフィシャルランピングプロフィール
の1つが、第1メッセージシンボルに依存して選択され、使用される。したがっ
て、第1メッセージシンボルがタイプXならば、それに対応するアーティフィシ
ャルランピングプロフィールXが選択され、第1メッセージシンボルがタイプY
ならば、アーティフィシャルランピングプロフィールYが選択され、以下同様で
ある。選択肢として少なくとも2つの異なるアーティフィシャルランピングプロ
フィールがあり、予測される第1メッセージシンボルと同数だけあることが望ま
しい。したがって、必要条件ではないが、それぞれ異なる第1メッセージシンボ
ルに対応する特有のアーティフィシャルランピングのプロフィールがあることが
望ましい。
【0025】 アーティフィシャルランピングプロフィールは様々な方法で保存することがで
きる。例えば、ランピング期間を3シンボル、サンプリングレートを8バイト/
シンボルとするDQPSKを想定する。このようなシナリオでは、可能な第1メ
ッセージシンボルにそれぞれ必要なバイト数は4×24×2、すなわち、可能な
4つの第1メッセージシンボル数×24サンプル/ランピング期間(8/シンボ
ル×3/ランピング)×2(IとQに対して1ずつ)である。したがって、合計
192バイトが必要になる。もちろん、これ以外のサンプリングレートを使うこ
とも可能である。当該技術分野で周知の送信回路応答シミュレーションによって
最適なアーティフィシャルランピングプロフィールの特定の形を決定することが
可能である。
【0026】 いくつかの実施例では、アーティフィシャルランピングプロフィールソース1
32による特定のアーティフィシャルランピングプロフィールの選択は、第1メ
ッセージシンボルだけでなく次のメッセージシンボルにも基づいて行われる。例
えば、第1メッセージシンボルが同じで第2メッセージシンボルがそれぞれ異な
るバーストメッセージは、それぞれ異なるアーティフィシャルランピングプロフ
ィールを使う。しかし、第1、第2以上のメッセージシンボルに基づいてアーテ
ィフィシャルランピングのプロフィールを選択しようとすると、あらかじめ格納
する所要のアーティフィシャルランピングのプロフィール数が増加することは明
らかであり、その結果、アーティフィシャルランピングプロフィールソース13
2に必要な格納スペースが増加する。理論上は、第3シンボル、第4シンボル等
を含めたアプローチに拡張することができるが、2シンボルを超えて拡張すると
記憶装置の増加に伴ってコストが指数関数的に増加して、その有利性が著しく減
少すると考えられる。
【0027】 上記説明では、ANSI−136TDMAシステムで電話が動作するものと仮
定したが、本発明はそのようなシステムに制限したものではない。むしろ、本発
明は地上波セルラおよび衛星セルラ方式に特に適しており、任意のバースト送信
システムで使用可能である。この記述ではランプアップに関してシンボル数を3
に限定してDQPSK変調を用いたが、特に断らない限り、これに限定するもの
ではない。
【0028】 本発明を利用することによって、過渡的隣接チャンネル電力の発生をかなり抑
制することができる。例えば、ANSI−136システムにおいて、隣接チャン
ネルで送信される過渡的電力を指定の送信チャンネルの電力に対して−26dB
より小さくに保つことができる。同様に、別のチャンネル(すなわち、次に最も
近いチャンネル)で送信される過渡電力を指定の送信チャンネルの電力に対して
−45dBより小さく保つことができる。これはすべて、電力増幅器124のバ
イアス電流を減少させることにより達成可能であり、その結果、バッテリの節電
になり、強制線形ランピングに伴う回路の複雑化を避けることができる。
【0029】 本発明は、ここに記述した以外の特定の方法により、発明の趣旨と基本的特性
から逸脱しない範囲で実施することが可能である。したがって、上記実施例はあ
らゆる点で非限定的な説明手段とみなし、特許請求の範囲で行われるすべての変
更は本発明に包含されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 バースト送信を用いる典型的なセルラ電話無線通信装置。
【図2】 図1の送信回路の一部を示す詳細図。
【図3】 時間対バースト送信電力を示す図。
【図4】 スタート(S)ランプアップ(A、B)と、参照シンボル(C)と、第1メッ
セージシンボル送信の可能な組み合わせ、すなわち4つの可能な第1シンボルオ
プションを示す従来技術によるDQPSKシステムのI、Q位相コンステレーシ
ョン図。
【図5】 本発明の位相変調器/RF増幅器回路の一実施例。
【図6A】 送信パワーランプアップ中に波形が人工的に生成される図5の送信システムの
代表的出力を示すI、Q位相コンステレーション図。
【図6B】 送信パワーランプアップ中に波形が人工的に生成される図5の送信システムの
代表的出力を示すI、Q位相コンステレーション図。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月9日(2001.11.9)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
請求項4】 前記アーティフィシャルランピングプロフィールにIおよび
Q成分が含まれる請求項1記載の方法。
請求項5】 前記選択ステップに先立って、複数の所定の非線形アーティ
フィシャルランピングプロフィールをデジタル形式で移動無線通信装置に保存す
る請求項1記載の方法。
請求項6】 前記送信ステップがANSIにしたがって行われる請求項1
記載の方法。
請求項7】 前記アーティフィシャルランピングプロフィールに複数のラ
ンピングシンボルが含まれ、前記アーティフィシャルランピングプロフィールが
3つ未満のシンボル期間に対応する請求項記載の方法。
請求項8】 更に、前記選択されたアーティフィシャルランピングプロフ
ィールを供給するソースから、前記送信ステップ中に前記バースト送信メッセー
ジを供給するソースへ前記RF変調器への入力ストリームを切り換えるステップ
を含む請求項1記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW Fターム(参考) 5K060 BB05 CC04 CC11 DD04 FF06 FF09 HH01 HH06 HH11 HH31 KK02 LL12 【要約の続き】 る。電力増幅器を自然ランピングの代わりに人工ランピ ングすることによって、過渡的隣接チャンネル電力の発 生は大幅に抑制される。第1メッセージシンボルに基づ くアーティフィシャルランピングプロフィールを選ぶこ とによって、ランピング期間の終わり近くの位相軌道変 化はかなり平坦化され、好ましくない高調波電力レベル の発生が減少する。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のシンボルをバースト送信する方法であって、 (a)少なくとも第1メッセージシンボルを含むバースト送信メッセージを作
    成するステップ、 (b)前記バースト送信メッセージの第1メッセージシンボルに基づいて、複数
    の所定の非線形アーティフィシャルランピングプロフィールから1つを選択する
    ステップ、 (c)前記選択されたアーティフィシャルランピングプロフィールをRF変調
    器に供給して、前記バースト送信メッセージの前に、前記選択されたアーティフ
    ィシャルランピングプロフィールに基づいて前記RF変調器を介してバースト送
    信を行うステップ を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記アーティフィシャルランピングプロフィールに複数のラ
    ンピングシンボルが含まれる請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記バースト送信メッセージに更に第2メッセージシンボル
    が含まれ、前記アーティフィシャルランピングプロフィールの前記選択ステップ
    が少なくとも第1、第2メッセージシンボルに基づいて行われる請求項1記載の
    方法。
  4. 【請求項4】 前記送信ステップにおいて、前記バースト送信メッセージの
    前に、参照シンボルに先行する前記選択されたアーティフィシャルランピングプ
    ロフィールに基づいて前記RF変調器を介してバースト送信が行われる請求項1
    記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記アーティフィシャルランピングプロフィールにIおよび
    Q成分が含まれる請求項1記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記選択ステップに先立って、複数の所定の非線形アーティ
    フィシャルランピングプロフィールをデジタル形式で移動体ユニットに保存する
    請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記送信ステップがANSI−136にしたがって行われる
    請求項1記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記アーティフィシャルランピングプロフィールに複数のラ
    ンピングシンボルが含まれ、前記アーティフィシャルランピングプロフィールが
    3つ未満のシンボル期間に対応する請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】 更に、前記選択されたアーティフィシャルランピングプロフ
    ィールを供給するソースから、前記送信ステップ中に前記バースト送信メッセー
    ジを供給するソースへ前記RF変調器への入力ストリームを切り換えるステップ
    を含む請求項1記載の方法。
  10. 【請求項10】 バースト送信電力のランピングを行う方法であって、 (a)バースト送信メッセージの少なくとも初期部分であって、少なくとも第1
    番目のメッセージシンボルを含む複数のメッセージシンボルの初期部分を作成す
    るステップ、 (b)ランピング期間中に第1の信号路を介してRF電力増幅器に少なくとも部
    分的に非線形なアーティフィシャルランピングプロフィールを供給するステップ
    、 (c)前記ランピング期間後に第2の信号路を介して前記初期部分の前記メッセ
    ージシンボルを前記RF電力増幅器に供給するステップ、 (d)バースト送信中に前記アーティフィシャルランピングプロフィールおよび
    前記メッセージシンボルに応答して、前記RF電力増幅器によって調整された信
    号を送信するするステップ を含む方法。
  11. 【請求項11】 前記RF電力増幅器に供給される前記アーティフィシャル
    ランピングプロフィールが前記第1メッセージシンボルの特性に依存する請求項
    10記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記複数のメッセージシンボルに第2メッセージシンボル
    が含まれ、前記RF電力増幅器に供給される前記アーティフィシャルランピング
    プロフィールが更に前記第2メッセージシンボルの特性に依存する請求項11記
    載の方法。
  13. 【請求項13】 複数のアーティフィシャルランピング電力プロフィールを
    格納しているアーティフィシャルランピングプロフィールソースが前記第1の信
    号路に含まれ、前記RF電力増幅器に供給される前記アーティフィシャルランピ
    ングプロフィールが前記格納されたアーティフィシャルランピング電力プロフィ
    ールから選択される請求項10記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記供給されたアーティフィシャルランピングプロフィー
    ルが実質的に全期間にわたって非線形である請求項10記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記アーティフィシャルランピングプロフィールに所定の
    参照シンボルが含まれる請求項10記載の方法。
  16. 【請求項16】 更に、前記アーティフィシャルランピングプロフィールと
    前記メッセージシンボルとの間の所定参照シンボルを前記RF電力増幅器に供給
    するステップを含む請求項10記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記送信ステップが無線コミュニケーション移動端末によ
    って行われる方法であって、前記供給されたアーティフィシャルランピングプロ
    フィールを含む複数の所定の非線形アーティフィシャルランピングプロフィール
    を前記作成ステップに先立って前記移動端末に保存するステップを含む請求項1
    0記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記送信ステップがANSI−136にしたがって行われ
    る請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 前記第1の信号路にアーティフィシャルランピングプロフ
    ィールソースとスイッチが含まれる請求項10記載の方法。
  20. 【請求項20】 2番目の前記信号路に位相インパルス変調器と、少なくと
    も1つの有限インパルス応答フィルタと、前記スイッチとが順に配置される請求
    項19記載の方法。
  21. 【請求項21】 前記作成ステップにおいて、前記第1メッセージシンボル
    のアイデンティティを前記アーティフィシャルランピングプロフィールソースに
    知らせる請求項13記載の方法。
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