JP2003511753A - 演算処理システム、特に通信装置のための演算処理システム - Google Patents

演算処理システム、特に通信装置のための演算処理システム

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Abstract

(57)【要約】 とりわけ通信制御装置の形態に構成された演算処理システムは、プログラムメモリー(8)にファイルされた命令を実行するための中央演算処理装置(1)を含んでいる。そのために、演算処理装置(1)は、プログラムメモリー(8)からの命令を読み出すための、および、その命令を復号するための通路(2・3)を含んでいる。さらに、異なるプログラムシーケンスを平行して同時に実行するために、平行して同時に操作可能な複数の実行通路(4・5、6・7)があり、このプログラムシーケンスは、命令を読み出して復号するために共通して用いられる通路(2・3)にそれぞれ接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
通信制御装置は、通信送信器、ルーター、または、ゲートウェイ(これらは便
宜上、以下でホストシステムと称される)に用いられる。通例、この通信制御装
置を用いて、通信情報が送受信され、またはこの送受信が制御される。情報を送
信するために、デジタルデータの形態の通信情報がバッファから集められ、続い
て送信バッファに書き込まれる。このとき、また別の情報ビットと共にまとめら
れて書き込まれることもある。続いて、送信バッファの内容(Inhalt)が、変調
装置またはトランシーバーに達する。この変調装置またはトランシーバーは、デ
ジタル送信データを搬送信号に変調し、デジタルからアナログに切り替え、通信
チャネルを介して受信器に送信する。
【0001】 この通信情報は、それぞれ「レイヤー(layer)」と呼ばれる層の形態に構成さ
れたいわゆる通信プロトコルにしたがって処理される。送信方向については、そ
れぞれのレイヤーの入力データは、いわゆるプロトコルヘッダと共に各レイヤー
でまとめられて、下のレイヤーへとさらに伝達される必要がある。それに対して
、受信方向については、プロトコルヘッダが各入力データから読み取られ、その
データがそれぞれ上のレイヤーにさらに伝達される必要がある。したがって、通
信制御装置の主な目的は、例えばホストコンピュータまたはマイクロ制御装置を
介して外部から与えられる制御命令を判断し、実行することに加えて、受信され
たビット流からヘッダ情報を抽出することであり、受信可能なビット流にヘッダ
情報を加えることであり、各データを他のレイヤーへとさらに伝達すること(す
なわち、データ転送)である。
【0002】 通信制御装置の構造に着目した様々な提案が、知られている。この提案は、そ
れぞれの場合において使用される中央演算処理装置(CPU)、メモリー構造、
バス構造、または、命令集合によって本質的に特徴づけられ得る。通信制御装置
構造の1つの典型例が、例えば、「IBMトークンリングローカルエリアネット
ワークのためのA16Mb/sアダプターチップ(A 16Mb/s Adapter Chip for
the IBM Token-Ring Local Area Network)」(J.D. Blair等、IEEE Journal of
Solid-State Circuits、第24巻、1989年12月)に掲載されている。これによると
、上述のデータ転送によって、しばしば通信制御装置に障害が起こる。上述の周
知の構造では、プログラムシーケンスから他のプログラムシーケンスへの切り替
え(「タスクスイッチ」と呼ばれる)にも、結果として比較的時間がかかってしま
うのである。
【0003】 このようなわけで、異なる命令または異なるプログラムシーケンスを平行して
同時に処理する(Abarbeitung)ことができるような構造を有する通信制御装置
が、提案された。例えばアメリカ特許第5,434,976号では、互いに独立
した2つの中央演算処理装置(CPU)を備えている通信制御装置が提案されて
いる。ここでは、それぞれの演算処理装置は、実行される命令を集めて読み出す
ための、および、読み出された命令を復号して実行するための、特有の通路(Pf
ad)を備えている。そして、一方の演算処理装置が、いわゆるMACレイヤー(
「媒体アクセス制御」)としてほぼ機能している間、もう一方の演算処理装置は、
ホスト命令を実行し、データの送受信に関わるバッファメモリーとして機能する
のである。
【0004】 このような周知の構造を用いて通信情報を効果的に処理でき、とりわけ、比較
的速くデータ転送できるにもかかわらず、この通信制御装置には独立した2つの
演算処理装置があるために、チップの所要面積および電力消費量が増えるという
構造上の欠点がある。
【0005】 したがって、本発明の目的は、一方ではチップの所要面積および電力消費量を
減少させる演算処理システム、もう一方では、通信情報の処理に必要な機能を効
果的に速く実行させることを可能にする演算処理システムを、提案することにあ
る。
【0006】 この目的は、請求項1の特徴を有した本発明による演算処理システムによって
解決される。従属請求項には、本発明の有利で好都合な実施形態が示されている
【0007】 とりわけ通信制御装置の形態に構成された本発明による演算処理システムは、
プログラムメモリーに保管された命令を実行するための中央演算処理装置(CP
U)を含んでいる。この演算処理装置は、プログラムメモリーから命令を読み出
すための、および、読み出された命令を復号するための通路を1つだけ含んでい
る。さらに、異なる命令またはプログラムシーケンスを平行して同時に実行する
ために、平行して同時に制御可能な実行通路(Ausfuehrungspfade)を複数備え
ている。これらの実行通路は、命令の読み出しと復号に共通して用いられる通路
に、それぞれ接続されている。
【0008】 このようにして、異なるプログラムシーケンスを平行して同時に処理すること
が、原則的には可能になる。このとき、命令の読み出しおよび復号に共通して用
いられる通路によって、チップの所要面積および電力消費量が最低限に抑えられ
るのである。
【0009】 実行通路の1つが、CPUの通常の計算およびアドレス機能のみを行う一方で
、他の実行通路が、ある特別の機能のみを行うという利点がある。その結果、後
者の実行通路をより簡単に導入でき、実現の費用(Realisierungsaufwand)をさ
らに削減できる。とりわけ、後者の実行通路が、必要な機能を頻繁に発揮できる
利点がある。この機能は(dies)、通信プロトコルを処理する際に、例えばデー
タブロックを移動できるものである(すなわち、データ転送)。
【0010】 データブロックを移動(すなわち、呼び出しまたは保存)するために、適切な
「ブロック移動」命令と同時に、プログラミング可能なオフセット値が与えられる
ように、演算処理システムの命令集合を拡張できることが有利である。このオフ
セット値で、例えば、データブロックは出力ポートに書き込まれるか、または、
入力ポートから読み出される。このとき、1つのビットオフセットが、オフセッ
ト値として特に用いられうる。
【0011】 さらに、異なる伝達率を有するデータバスを用いることによって、低い方の伝
達速度を有するデータバスは、必要な機能をあまり発揮できないかまたはよりゆ
っくりと機能し、一方で、例えば特にデータ転送のように高い方の伝達速度を有
するデータバスは、必要な機能をより頻繁に発揮できるかまたは早く機能できる
。したがって、本発明による実施形態は、1つの演算処理装置に対して1つのデ
ータバスを用いること、あるいは、独立した(separat)2つの演算処理装置に対
して、独立した2つのデータバスを用いることを提案する周知の解決とは、異な
るものである。
【0012】 このように、通信制御装置では、いわゆるペイロードデータが、十分なバンド
幅を備えて高い方の伝達速度を有するデータバスに、速く転送される。一方で、
プロトコルヘッダデータは、速度の遅い方のデータバスを介して処理される。
【0013】 上述した本発明の演算処理システム構造にみられる本発明の他の利点は、とり
わけ、各データバスに異なるビット幅を用いること、および、ポート、レジスタ
ーおよび演算処理システムのRAMデータメモリーに異なるメモリー階層性(Sp
eicherhierarchie)を用いること、同様に、各実行通路および各データバスに異
なる節電機能モードを導入できることである。
【0014】 次に、本発明を、有利な実施形態に基づく付属図を参照しながら詳述する。
【0015】 図1は、本発明の実施形態による中央演算処理装置または中央装置(CPU)
の簡単なブロック図である。
【0016】 図2は、図1に示された演算処理装置を、本発明による演算処理システムに結
合させた図である。
【0017】 図3A−3Cは、図2に示された入力/出力ポートおよびレジスターの拡大図
である。
【0018】 図1に示されているように、例えば通信送信器用の通信制御装置として用いら
れる演算処理装置1(CPU)は、演算処理システムのプログラムメモリー8か
ら命令を読み出して(図1の機能ブロック2)、復号する(図1の機能ブロック
3)ための通路を含んでいる。
【0019】 通信データを処理する際に実施されるデータ転送およびプロトコル処理を最大
限に用いるために、命令が平行して同時に実行される。その際、機能ブロック2
・3を通過後に初めて、この平行線が続き、これは、平行して同時に操作可能な
複数の実行ユニット5・7によって構成されている。特に、図1に示された実施
形態には、異なる命令または異なるプログラムシーケンスを単独で処理するため
に、このような平行して同時に使用される2つの実行ユニット5・7が備えられ
ている。さらに、復号段階3の後に、バッファメモリーまたはレジスター4か6
が、各実行ユニットと関連付けられている。これらのバッファメモリー4・6の
それぞれは情報を保存し、これらの後に続く命令を実行するための実行ユニット
5または7を必要とする。
【0020】 したがって、図1に示された構造により、通路2・3のみが、命令を集めるか
または読み出し、そして復号するために用いられる。この通路は、平行して同時
に操作可能な全実行ユニット5・7に共通して用いられる。それによって、命令
の実施およびプログラミングが簡略化される。
【0021】 この実行ユニット5・7の構造または設計は、異なっていることが好ましい。
この実行ユニットの1つは、実現の経費を削減するためにできるだけ簡単に構成
されている。これにより、制限された機能数または命令数だけを実行することが
できる。その一方で、少なくとも1つの他の実行ユニットは所望の全般性を保ち
、特にあらゆる可能な機能または命令を実行できるものである。このような実施
形態の場合、実行ユニット7は、ある命令を実行するときにのみ、好ましくはデ
ータブロックを移動するための命令を実行するときにのみ用いられているほどに
、はるかに簡略化されている。その一方で、実行ユニット5は、演算処理システ
ムの命令集合を全て実行できる。このように、バッファ6および実行ユニット7
の構造は、バッファ4および実行装置5の構造よりも簡略化されている。
【0022】 すでに言及したように、バッファ4・6は、情報をそのつど一時的に保存する
ために用いられている。このバッファは、それぞれの実行通路で実行される命令
を実施するために必要なものである。複数の過程(Zyklen)(例えば、データブ
ロックの移動命令のように)が続くような命令を実行するとき、それぞれに必要
な情報は、バッファ4または6に保存される。それは、他の命令を平行して同時
に実施するために、機能ブロック2・3を有する通路を空けておくためである。
実行ユニット7がデータブロックの移動命令を実行するためだけに用いられると
、呼び出し命令と保存命令との差によってできる1ビット、データ送受信装置の
アドレス、移動するデータ要素(例えば、バイト)の数、および、場合によって
は次に詳述するオフセット情報(例えば、ビットオフセット情報)が、実行ユニ
ット7に関連するバッファ6に保存される。
【0023】 実行ユニット7のデータ転送が活発な場合、実行ユニット5の実行通路はまた
別のプログラムシーケンス(「タスク」)とともに平行して同時にアクセスされ得
る。各プログラムシーケンスには、その独自の状態変数が割りあてられており、
この状態変数は、「コンテクスト(Kontext)」と呼ばれる各プログラムシーケン
スの状況域(Zustandsraum)をも形成している。活発な各プログラムシーケンス
に対して、それぞれの状態変数(ゼロビット、キャリービット、アドレスポイン
ター等)を保存するための、例えばプログラムカウンタおよびレジスターのよう
な独自のハードウェアーが備えられるべきである。これにより、あるプログラム
シーケンスから他のプログラムシーケンスへ切り替えられるとき、関連する状態
変数とともにそれぞれのハードウェアーが切り替えられ、そして循環消耗(Zykl
enverlust)のないコンテクスト切り替えが可能である。
【0024】 いわゆるマルチタスク操作または並列操作を行うためには、命令集合が必要で
あり、この集合命令は、プログラムシーケンスを始めたり止めたりし、プログラ
ムシーケンスに特有の、優先順位を設定し、または、中にはプログラムシーケン
スに同期する信号を待つという命令を含むものである。実行ユニット5がさらな
る命令を有していない場合、機能ブロック2から機能ブロック5までの全通路の
スイッチ、および、この状態変数に対して関連するレジスターのスイッチを、切
ることができる。同様に、こういったことは、クロックのスイッチを切るという
明確な命令から生じうることである。
【0025】 2つの実行ユニット5・7のそれぞれは異なるプログラムシーケンスに関連付
けられているので、ALU(「論理演算装置」「Algorithmic Logical Unit」)、レ
ジスター、RAMメモリー、および、演算処理システムのデータバス等間の通信
は、簡略化される。データ移動命令が割り込まれる場合は、実行ユニット7にお
けるプログラムシーケンスのデータが、実行ユニット5で処理される他のプログ
ラムシーケンスに、平行して同時に転送されるので、DMAを土台とする演算処
理システム(「ダイレクトメモリアクセス」)と比べて、ソフトウェア内でのより
優れた制御も達成できる。さらに、DMA制御装置を制御する必要はなく、プロ
グラムコードおよび所要電力の削減に寄与する。さらにまた、レジスターまたは
バッファ4・6を何度も使用でき、DMA制御装置に付加的なレジスターを必要
としないので、ハードウェアーの費用はより低下する。
【0026】 すでに言及したように、実行ユニット7は、データブロックの移動命令を実施
するときにのみ、用いられることが望ましい。その一方で、実行ユニット5は、
あらゆる可能な機能または命令を実行できるように、できるだけ全般的に用いら
れている。したがって、通信データを処理するとき、実行ユニット7はデータを
転送するために用いられ、一方で、実行ユニット5は、平行して同時に、加えて
、残りのプロトコル処理を受け継ぐ。データがプロトコル処理と比べて比較的早
く転送される必要があるので、実行ユニット7を比較的高い伝達速度を有するデ
ータバスに接続することが望ましい。次に、このことを図2に基づいて詳述する
【0027】 この中央演算処理装置1は、演算処理システム内で2つのデータバス9・10
と接続している。このとき、データバス9は、データバス10より高い伝達速度
を有している。この演算処理装置1は、データバス9でのみその実行ユニット7
とアクセスしている。その一方で、全般性を有して形成された実行ユニット5は
、2つのデータバス5・7を使用できる。速くデータを転送するために、とりわ
け、本来の通信情報を有する通信プロトコルのいわゆるペイロードデータを移動
させるために、入力/出力ポート11ならびにバッファ/レジスター12は、速
い方のデータバス9に接続している。ポート11は、複合的な(aufwendig)特
殊レジスターとして設計されており、データを送受信するのに適した通信送信器
のトランシーバー14(変調装置とも呼ばれる)のインターフェースとして用い
られている。割り込み制御装置(Interrupt Controller)16は、ポート11か
ら発生した割り込み信号を判断し、あらかじめ設定された割り込み処理にしたが
って中央演算処理装置1を割り込み信号によって制御する。バッファ12は、送
受信されるビット流をバッファ12に書き込むまたは読み出すホストシステム1
5のそれぞれ(すなわち、通信送信器、ルーターまたはゲートウェイ)のための
インターフェースを形成している。例えばRAMメモリーとして設計された(re
alisiert)バッファ12は、演算処理装置1によって構成されうるDMA制御装
置を介して制御されうる。これにより、バッファ12とホストシステム15との
間のデータ転送が、演算処理装置1にとって大きな負担にはならなくなる。それ
に対して、遅い方のデータバス10は、演算処理システムの本来のデータメモリ
ー13と結合している。このデータメモリー13は、RAMマスメモリーの形態
をしており、主として制御情報と通信プロトコルのヘッダ情報との一時的保存に
用いられる。
【0028】 このようにして、いわゆるペイロードデータを転送する際、通信プロトコルを
処理するときに必要なこの構成要素11・12は、プロトコルヘッダデータを処
理するために必要な部分から分離しており、ペイロードデータを速く転送するた
めに、実行ユニット7および速い方のデータバス9が用いられうる。その一方で
、遅い方のデータバス10(および実行ユニット5)を介して、それぞれの通信
プロトコルのヘッダデータが、加えて、平行して同時に処理されうる。
【0029】 図3Aには、シリアルデータ入力部およびパラレルデータ出力部を有するポー
ト11に与えられる信号が、示されている。このポート11は、クロック信号C
LKにしたがってポート11に書き込まれるシリアル入力データD_INを受信
する。さらに、ポート11は、書き込まれたデータのビット位置を示す3ビット
制御情報BPを受信し、同様に、書き込まれたビット領域(Bitfeld)の幅また
は長さを示すまた別の3ビット制御情報BWを受信する。このようにして、ポー
ト11では、ポート11の第1ビット位置に関する長さBPのビットオフセット
で、長さBWのデータブロックが書き込まれる。また別の制御信号として、リセ
ット信号RESETがポート11に供給される。出力部では、nビットを有する
データが、また別の制御信号D_READを介して、平行して同時に読み出され
る。さらに、ポート11にデータが保存される際には、割り込みを生成する割り
込み信号D_READYが必要である。
【0030】 図3Bでは、パラレルデータ入力およびシリアルデータ出力を有するポート1
1に供給される信号が、示されている。このとき、nビットが入力側で平行して
同時に読み込まれ、出力データがシリアル出力されるという点においてのみ、こ
のポートは図3Aで示されるポートとは違う。
【0031】 最後に、図3Cでは、バッファ/レジスター12に供給される信号も、示され
ている。このとき、データ要素がバイトの形式で、バッファ12に書き込み・読
み出しされることが望ましい。さらに、バッファ12で情報を呼び出すための(
zugegriffen werden soll)アドレスをそれぞれ示すアドレス信号ADRが、供
給される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態による中央演算処理装置または中央装置(CPU)の簡単な
ブロック図である。
【図2】 図1に示された演算処理装置を、本発明による演算処理システムに結合させた
図である。
【図3A】 図2に示された入力/出力ポートおよびレジスターの拡大図である。
【図3B】 図2に示された入力/出力ポートおよびレジスターの拡大図である。
【図3C】 図2に示された入力/出力ポートおよびレジスターの拡大図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月29日(2001.11.29)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムメモリー(8)にファイルされた命令を実行するための演算処理ユ
    ニット(1)を備え、 上記演算処理ユニット(1)が、プログラムメモリー(8)から命令を読み出
    すための命令読み出し手段(2)、上記命令を復号するための命令復号手段(3
    )、および、上記命令を実行するための命令実行手段(4−7)を含む演算処理
    システムであって、 上記命令実行手段(4−7)は、異なる命令を平行して実行するために、同時
    に操作可能な複数の実行ユニット(5・7)を含んでおり、 命令読み取り手段および命令復号手段(3)が、全実行ユニット(5・7)に
    共通して備えられていることを特徴とする演算処理システム。
  2. 【請求項2】 上記各実行ユニット(5・7)に、それぞれの実行ユニット(5・7)によっ
    て実行される命令を実行するために必要な情報を保存するための一時保存手段(
    4・6)が関連付けされていることを特徴とする、請求項1に記載の演算処理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 命令実行手段(4−7)の第1実行ユニット(5)は、上記演算処理システム
    のあらゆる可能な命令を実行するように設計され、 上記命令実行手段(4−7)の第2実行ユニット(7)は、いくつかの特殊命
    令のみを実行するように設計されていることを特徴とする、請求項1または2に
    記載の演算処理システム。
  4. 【請求項4】 上記第2実行ユニット(7)は、いくつかの頻繁に使用される命令を実行する
    ように設計されていることを特徴とする、請求項3に記載の演算処理システム。
  5. 【請求項5】 上記第2実行ユニット(7)は、1つの特殊命令のみを実行するように設計さ
    れていることを特徴とする、請求項3または4に記載の演算処理システム。
  6. 【請求項6】 上記第2実行ユニット(7)は、データブロックの移動命令のみを実行するよ
    うに設計されていることを特徴とする、請求項5に記載の演算処理システム。
  7. 【請求項7】 上記第2実行ユニット(7)に関連付けされている一時保存手段(6)に保存
    された情報が、保存または呼び出されるデータブロックの保存アドレスまたは呼
    び出しアドレス、移動されるデータブロックのデータ要素量、データブロックが
    保存されるかまたは読まれる値であるオフセット値、および/または、実行され
    る命令が保存または読み命令に関連するかどうかを特定する制御データを、含ん
    でいることを特徴とする、請求項6および2に記載の演算処理システム。
  8. 【請求項8】 上記演算処理ユニット(1)は、上記第1実行ユニット(5)によって命令が
    しばらく実行されない場合、上記第1実行ユニット(5)に呼び出すパスが命令
    復号手段(3)を介して命令読み出し手段(2)によって一時的に非活動化され
    るように設計されていることを特徴とする、請求項3〜7のいずれかに記載の演
    算処理システム。
  9. 【請求項9】 上記命令実行手段(4−7)の実行ユニット(5)が第1データバス(10)
    と接続し、第2実行装置(5)が第2データバス(9)と接続しており、第1デ
    ータバス(10)の伝達速度が、第2データバス(9)の伝達速度よりも遅いこ
    とを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載の演算処理システム。
  10. 【請求項10】 上記演算処理システム(8)は、遠距離通信プロトコルを処理するように意図
    され、 第1データバス(10)は、上記遠距離通信プロトコルのヘッダデータを処理
    するように意図されている一方で、第2データバス(11)はペイロードデータ
    を速く転送するように意図されていることを特徴とする、請求項9に記載の演算
    処理システム。
  11. 【請求項11】 上記第1データバス(10)に、演算処理システムのデータメモリー(13)
    が接続されており、 上記第2データバス(9)に、少なくとも1つの入力および/または出力ポー
    ト(11)、および/または、少なくとも1つのレジスターまたはバッファ(1
    2)が接続されていることを特徴とする、請求項9または10に記載の演算処理
    システム。
  12. 【請求項12】 上記第2データバス(9)に接続された入力および/または出力ポートが、通
    信送信器の送信ユニットおよび/または受信ユニット(14)と接続されており
    、 上記第2データバス(9)に接続されたレジスターまたはバッファ(12)が
    、通信送信器から送信または受信されるビット流を一時的に保存するために、備
    えられていることを特徴とする、請求項10または11に記載の演算処理システ
    ム。
  13. 【請求項13】 上記第1データバス(10)に接続されている命令実行(4−7)の実行ユニ
    ットが、第1実行ユニット(5)に相当し、および、第2データバス(9)に接
    続されている実行ユニットが、第2実行ユニット(7)に相当することを特徴と
    する、請求項9〜12のいずれか、または、請求項3〜8のいずれかに記載の演
    算処理システム。
  14. 【請求項14】 第1実行ユニット(5)が、上記第2データバス(9)にもアクセスできるよ
    うに、第2データバス(9)とも接続されている一方で、第2実行ユニット(7
    )が第2データバス(9)とのみ接続されていることを特徴とする、請求項13
    に記載の演算処理システム。
JP2001528795A 1999-10-06 2000-10-05 演算処理システム、特に通信装置のための演算処理システム Expired - Fee Related JP3651672B2 (ja)

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DE19948099.0 1999-10-06
PCT/EP2000/009741 WO2001025902A1 (de) 1999-10-06 2000-10-05 Prozessorsystem, insbesondere ein prozessorsystem für kommunikationseinrichtungen

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