JP2003511462A - アンドロスタ−4−エン−17−カルボン酸の製法 - Google Patents

アンドロスタ−4−エン−17−カルボン酸の製法

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JP2003511462A
JP2003511462A JP2001530351A JP2001530351A JP2003511462A JP 2003511462 A JP2003511462 A JP 2003511462A JP 2001530351 A JP2001530351 A JP 2001530351A JP 2001530351 A JP2001530351 A JP 2001530351A JP 2003511462 A JP2003511462 A JP 2003511462A
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スコット・ダブリュー・アッシュフォード
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
    • C07J3/00Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, substituted in position 17 beta by one carbon atom
    • C07J3/005Normal steroids containing carbon, hydrogen, halogen or oxygen, substituted in position 17 beta by one carbon atom the carbon atom being part of a carboxylic function
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07JSTEROIDS
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Abstract

(57)【要約】 本発明の製法は、KSOKHSOSOとの反応によって、式(III)のステロイドケトンをアンドロスタ−4−エン−17β−カルボン酸(IV)に変換する。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 関連出願の相互参照 なし
【0002】 発明の背景 1.発明の分野 本発明の製法は、アンドロスタ−4−エン−17−カルボン酸を製造するため
の新しい方法である。
【0003】 2.関連技術の記載 J. Am. Chem. Soc.,82,1709(1960)は、モノエトキサリルプロゲ
ステロンまたは21−メトキシラリルプロゲステロン(III)を開示する。 Tet. Lett.,36(3) 833(1995)およびJ. Org. Chem.,50,15
44(1985)は、オキソン(oxone)が公知の酸化剤であることを開示する
。オキソンの酸化特性を記載するこのおよび他の論文は、オキソン酸化がエポキ
シドまたはジオール段階にて停止し、それはカルボン酸を生じる二重結合を開裂
しないことを教示する。これには、アルデヒドの酸への、アミンのN−オキシド
への、チオエーテルのスルホキシドまたはスルホンへの、アルケンのエポキシド
への、環状ケトンのラクタムへの酸化が含まれる。オキシレートの酸への変換の
開示はない。
【0004】 国際公開WO90/00515は、セコステロイドの3,5−セコアンドロス
タ−5−オン−3,17β−二酸を得るためのオゾンでの21−ベンジリデンプ
レグン−4−エン−3,20−ジオンの酸化を開示する。本発明の製法は、オゾ
ンを用いない。
【0005】 発明の概要 17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(IV)またはそのア
ニオンの生成物の製法が開示され、該製法は、ステロイドケトン(steroidal ke
tone)(III) [式中、Rは、 (1)−OH、 (2)−OR1−1(式中、R1−1は: (a)C−Cアルキル、 (b)トリメチルシリル、 (c)−CH−φである) よりなる群から選択され、 Rは、 (1)−H, (2)−OR2−1(式中、R2−1は: (a)C−Cアルキル、 (b)トリメチルシリル、 (c)φ−、 (d)−CH−φである)、 (3)−OH、 (4)C−C12アルキル、 (5)C−Cシクロアルキル、 (6)−CO−OR2−3(式中、R2−3は: (a)C−Cアルキル、 (b)C−Cシクロアルキル、 (c)−φである)、 (7)−CO−NHR2−3(式中、R2−3は前記定義に同じである)、 (8)−CO−NR2−42−5(式中、R2−4およびR2−5 は同一
または異なってC−Cアルキルである)、 (9)所望により、1または2個の−F、−Cl、−Br、−CH、−NH 、−NO、−OH、−OCHで置換されていてもよい−φ、 (10)C−Cシクロアルキル、 (11)C−C12アルキルよりなる群から選択される] とKSO KHSO SOとを接触させることを特徴とする。
【0006】 発明の詳細な記載 本発明の製法についての出発物質は、プロゲステロン(I)である。プロゲス
テロン(I)のC−ケトンは、当業者によく知られるごとく保護されなけらば
ならない。エノールエーテルとしてプロゲステロン(I)のCケトンを保護し
て、C−保護プロゲステロン(II)を得ることが好ましい。好ましいエノー
ルエーテルは、メチルまたはエチルのエノールエーテルであり;より好ましいの
は、メチルエノールエーテルである。
【0007】 次いで、該C−保護プロゲステロン(II)を対応するステロイドケトン(
III)に変換する。該ステロイドケトン(III)は、RおよびRの性質
に依存して多数の異なるタイプであり得る。例えば、Rが−OHであって、R が: −CO−OR2−3である場合、該ステロイドケトン(III)は、酸誘導体 ステロイド−CO−CH−CO−COOR2−3(IIIa) アルキルである場合、該ステロイドケトン(III)は、ケトン ステロイド−CO−CH−CO−[C−C12アルキル](IIIb) −Hである場合、該ステロイドケトン(III)は、アルデヒド ステロイド−CO−CH−CO−H(IIIc) −φである場合、該ステロイドケトン(III)は、フェニル誘導体 ステロイド−CO−CH−CO−φ(IIId) −OR2−1である場合、該ステロイドケトン(III)は、エステル ステロイド−CO−CH−CO−OR2−1(IIIe)である。
【0008】 該ステロイドケトン(III)誘導体が対応する互変体形態(III−t) ステロイド−CO−CH=C(OH)−COOR2−3(IIIa−t) ステロイド−CO−CH=C(OH)-[C−Cアルキル](IIIb−t
) ステロイド−CO−CH=C(OH)−H(IIIc−t) ステロイド−CO−CH=C(OH)−φ(IIId−t) ステロイド−CO−CH=C(OH)−OR21(IIIe−t) を有することは当業者には、容易に明らかである。
【0009】 ステロイドケトン形態(III)および対応する互変体形態(III−t)へ
のC−保護プロゲステロン(II)の変換は、当業者によく知られた発明者の
方法により行われる。例えば、酸誘導体(IIIa)を調製することが望ましい
ならば、C−保護したプロゲステロン(II)をトルエン中でジアルキルオシ
キレートおよび25%メトキシド/メタノールのごとき塩基系と接触させ、続い
て塩酸のごとき酸で処理する。事実、好ましいステロイドケトンのモノエトキサ
リルプロゲステロンまたは21−メトキシラリルプロゲステロン(III)が知
られ、J. Am. Chem. Soc.、82,1709(1960)を参照されたし。
【0010】 本発明の製法は、ステロイドケトン(III)またはその互換体(III−t
)とOXONEとを接触させることによって行われる。OXONEは、Dupont C
ompanyの商標であって、KSO KHSO SOをいい;それはペ
ルオキシ一硫酸ナトリウムとしても知られ、Karoの塩としても知られている。本
発明の製法は、何ら塩基なくして行うこともできるが、弱塩基の存在下にて本発
明の製法を行うことが好ましい。塩基は、有機的または無機的のいずれでもよい
。該塩基は、約1ないし約10のpHを有する混合物を生成することが重要であ
り;反応混合物のpHは、約4ないし約9;より好ましくは、約6ないし約8で
あることがより好ましい。操作可能な弱塩基には、炭酸水素塩、炭酸塩、酢酸塩
、水酸化物、リン酸塩、ピリジン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、N,
N−ジメチルピペラジン、モルホリン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペ
リジン、ジメチルアミノピリジン、アニリン、および該アルキル部分が同一また
は異なり、C−Cであるトリアルキルアミンよりなる群から選択される塩基
が含まれる。該弱塩基は、炭酸水素塩、炭酸塩、酢酸塩およびリン酸塩であるこ
とが好ましく;該弱塩基が水性炭酸水素塩であることがより好ましい。操作可能
な溶媒には、水、酢酸エチル、エーテル、DMF、塩化メチレン、THF、C −Cメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール、アセトニトリル、
アセトン、メチルイソブチルケトン、メチル−t−ブチルエーテルおよびその混
合物が含まれ;該溶媒は水、アセトニトリルおよびアセトンであることが好まし
い。本発明の製法は、−30°と約60°との間の温度にて行い;反応温度は、
約0°と約25°との間であることが好ましい。
【0011】 反応がステロイドケトン出発物質(IIIまたはIII−t)に関して、HP
LCまたはTLCによって決定されるごとく完了したことを決定される場合、固
体は、粗反応混合物から(好ましくは、濾過によって)取り出され、次いで、廃
棄ケーキを溶媒(好ましくは、アセトン)ですすぐ。濾液は、デンプン/ヨウ化
物紙で過酸化物について試験し、重亜硫酸ナトリウムで必要なごとくクエンチす
る。混合物のpHは、強酸(好ましくは、硫酸)で4と5の間のpHに調整し、
当業者に知られているごとく仕上げ処理して、所望の生成物を得る。
【0012】 生成物の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(II)は、
オキソエチオコレン酸、3−オキソ−4−エチエン酸、アンドロスタ−4−エン
−17−カルボン酸または3−オキソ−4−アンドロステン−17−β−カルボ
ン酸とも知られ、米国特許第5,650,526号およびSyn. Lett.、6,517
−518(1996)を参照されたし。
【0013】 定義 以下の定義および説明は、本明細書および特許請求範囲の双方を含めたこの全
文書を通して用いた用語についてのものである。
【0014】 定義 全温度は摂氏温度である。 クロマトグラフィー(カラムクロマトグラフィーおよびフラッシュクロマトグ
ラフィー)とは、(支持体、溶出剤)として表される化合物の精製/分離をいう
。適当な画分をプールし、濃縮して(複数の)所望の化合物を得ることと理解さ
れる。 CMRとは、C−13磁気共鳴分光学をいい、化学シフトは、TMSからの低
磁場へのppm(d)で報告される。 NMRとは、核(プロトン)磁気共鳴分光学をいい、化学シフトは、テトラメ
チルシランからの低磁場へのppm(d)で報告される。 THFとは、テトラヒドロフランをいう。 DMSOとは、ジメチルスルホキシドをいう。 医薬上許容されるとは、組成、処方、安定性、患者認容性およびバイオアべイ
ラビリティに関して、薬理学的/毒性学的な観点から患者に、および物理学的/
化学的な観点から製薬化学者に許容されるこれらの特性および/または物質をい
う。 溶媒ペアを用いる場合、用いられた溶媒の比は容積/容積(v/v)である。 溶媒中の固体の溶解度を用いる場合、固体−対−溶媒の比は重量/容積(wt
/v)である。 オキソンは、Dupont Companyの商標であり、KSO KHSO
をいい;ペルオキシ一硫酸ナトリウムとしても知られ、Karoの塩としても知
られている。
【0015】 実施例 さらに技巧を凝らすことなく、当業者ならば、前記の記載を用いて、十分に本
発明を実施できると考えられる。以下の詳細な実施例は、種々の化合物の製法お
よび/または本発明の種々の工程を行う方法を記載し、単に例示として構成され
、何ら前記の開示を限定するものではない。当業者ならば、反応物に関してなら
びに反応の条件および手法および化学量論に関して共に手順からの適当な変形を
即座に認識するであろう。
【0016】 調製例1 21−メトキシアリルプロゲステロン(IIIa−t) 3−ヒドロキシプレグナ−3,5−ジエン−20−オン 3−メチルエーテル(
II、プロゲステロン 3−メチルエノールエステル、10g)をトルエン(4
0ml)に溶解する。ジエチルグリオキシレート(C−O−CO−CO−
O−C、5.75g、5.40ml)、続いてナトリウムメトキシド(25
%、13.9ml)を添加する。反応混合物を35°まで加熱し、TLCによっ
てモニターする。反応が完了した(約3時間)場合、それを塩酸(10.9ml
)でクエンチする。反応混合物をゆっくり一晩撹拌し、下部の水層を取り出し、
pHが>2.5である限りは水で抽出し、次いで、メタノールでトルエンを置換
することによって翌朝仕上げ処理する。混合物を0−5°まで冷却し、濾過する
。ケーキをメタノール/水(15/、2×20ml)で洗浄し、窒素圧力で一晩
乾燥させて、表題化合物を得る。ESI MS[M−H]2431
として計算値=399、実測値 399。
【0017】 実施例1 17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(IV) アセトン(100ml)中の21−メトキシアリルプロゲステロン(IIIa
−t、調製例1、4.0g、10.0ミリモル)および固体炭酸水素ナトリウム(
8.40g、100ミリモル)の激しく攪拌した混合物を0〜5°まで冷却する
。水(60ml)中のオキソン(15.4g、25.0ミリモル)の混合物を21
−メトキシアリルプロゲステロン(IIIa−t)のスラリーに15分間にわた
って添加し、混合物を20〜25°まで温める。反応が完了した場合、固体を濾
過によって粗反応混合物から取り出し、廃棄ケーキをアセトン(50ml)です
すぐ。濾液をデンプン/ヨウ化物紙で過酸化物につきアッセイし、チオ硫酸ナト
リウムで必要なごとくクエンチする。混合物のpHを硫酸(1N)でpH4と5
との間に調整する。次いで、アセトンを減圧下にて除去する。生成物を濾過によ
って集め、水ですすぎ、窒素流下にて乾燥して、粗生成物(II)を得る。
【0018】 粗生成物を還流にてメタノール/水/THF(80/20/10)の溶液に溶
かし、濃縮することによって再結晶させる。スラリーを0〜5°まで冷却し、固
体を濾過によって集め、アセトン/メタノール(10/90)で洗浄し、窒素下
にて乾燥させて、表題化合物を得る;MNR(DMSO、d6、500MHz)
0.66、0.87−0.93、1.04−1.12、1.13、1.48−1.57(
1H、m)、1.48−1.57(2H、m)、1.58−1.73、1.75−1.
81、1.92−2.00(2H、m)、1.92−2.00(2H、m)、1.9
2−2.00(2H、m)、2.00−2.29、2.34−2.43(2H、m)
、2.34−2.43(2H、m)、5.62および11.89δ;CMR(DMS
O−d6、125.77MHz) 13.08、16.83、20.40、23.17
、23.96、31.59、31.92、33.56、35.00、35.11、37
.55、38.14、42.98、53.12、54.41、54.62、123.1
3、170.75、174.75、174.55および197.87 δ。
【0019】
【化3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 スコット・ダブリュー・アッシュフォード アメリカ合衆国49001ミシガン州カラマズ ー、エッジムーア・アベニュー121番 Fターム(参考) 4C091 AA02 BB05 CC01 DD01 EE03 FF01 GG01 HH01 KK01 LL01 MM01 NN01 PA01 PA12 PB01 QQ01 RR09

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(I
    V): 【化1】 またはそのアニオンの製法であって、 ステロイドケトン(III): 【化2】 [式中、Rは、 (3)−OH、 (4)−OR1−1(式中、R1−1は: (d)C−Cアルキル、 (e)トリメチルシリル、 (f)−CH−φである) よりなる群から選択され、 Rは、 (9)−H、 (10)−OR2−1(式中、R2−1は: (a)C−Cアルキル、 (b)トリメチルシリル、 (c)φ−、 (d)−CH−φである)、 (11)−OH、 (12)C1−12アルキル、 (13)C−Cシクロアルキル、 (14)−CO−OR2−3(式中、R2−3は: (d)C−Cアルキル、 (e)C−Cシクロアルキル、 (f)−φである) (15)−CO−NHR2−3(式中、R2−3は前記定義に同じである)、 (16)−CO−NR2−42−5(式中、R2−4およびR2−5 は同
    一または異なってC−Cアルキルである)、 (17)所望により、1または2個の−F、−Cl、−Br、−CH、−N
    、−NO、−OH、−OCHで置換されていてもよい−φ、 (18)C−Cシクロアルキル、 (19)C−C12アルキルよりなる群から選択される] とKSO KHSO SOとを接触させることを特徴とする該製法
  2. 【請求項2】 Rが−OHであることを特徴とする請求項1記載の17β
    −カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(IV)の製法。
  3. 【請求項3】 Rが−CO−OR2−3であることを特徴とする請求項1
    記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(IV)の製法。
  4. 【請求項4】 R2−3がC−Cアルキルであることを特徴とする請求
    項3記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(IV)の製
    法。
  5. 【請求項5】 R2−3がC−Cアルキルであることを特徴とする請求
    項4記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(IV)の製
    法。
  6. 【請求項6】 R2−3がCまたはCアルキルであることを特徴とする
    請求項5記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(IV)
    の製法。
  7. 【請求項7】 当該製法が弱塩基の存在下にて行われることを特徴とする請
    求項1記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(II)の
    製法。
  8. 【請求項8】 該弱塩基が約1ないし約10のpHを生じさせることを特徴
    とする請求項7記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(
    II)の製法。
  9. 【請求項9】 該弱塩基が約4ないし約9のpHを生じさせることを特徴と
    する請求項8記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(I
    I)の製法。
  10. 【請求項10】 該弱塩基が、炭酸水素塩、炭酸塩、酢酸塩、水酸化物、リ
    ン酸塩、ピリジン、ピロリジン、ピペリジン、ピペラジン、N,N−ジメチルピ
    ペラジン、モルホリン、N−メチルモルホリン、N−メチルピペリジン、ジメチ
    ルアミノピリジン、アニリン、および当該アルキル部分が同一または異なって、
    −Cであるトリアルキルアミンよりなる群から選択されることを特徴とす
    る請求項7記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(II
    )の製法。
  11. 【請求項11】 該弱塩基が、炭酸水素塩、炭酸塩、酢酸塩およびリン酸塩
    であることを特徴とする請求項10記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4
    −エン−3−オン(II)の製法。
  12. 【請求項12】 該弱塩基が、水性炭酸水素塩であることを特徴とする請求
    項11記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3−オン(II)の
    製法。
  13. 【請求項13】 当該製法が、約−30ないし約60°の温度範囲にて行わ
    れることを特徴とする請求項1記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エ
    ン−3−オン(II)の製法。
  14. 【請求項14】 当該製法が、約0ないし約25°の温度範囲にて行われる
    ことを特徴とする請求項13記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン
    −3−オン(II)の製法。
  15. 【請求項15】 溶媒が、水、酢酸エチル、エーテル、DMF、塩化メチレ
    ン、THF、C−Cのメタノール、エタノール、プロパノール、ブタノール
    、アセトニトリル、アセトン、メチルイソブチルケトン、メチル−t−ブチルエ
    ーテルおよびその混合物であることを特徴とする請求項1記載の17β−カルボ
    キシアンドロスタ−4−エン−3−オン(II)の製法。
  16. 【請求項16】 該溶媒が、水、アセトニトリルおよびアセトンであること
    を特徴とする請求項15記載の17β−カルボキシアンドロスタ−4−エン−3
    −オン(II)の製法。
  17. 【請求項17】 約2ないし約10当量のKSO KHSO
    が用いられることを特徴とする請求項1記載の17β−カルボキシアンドロ
    スタ−4−エン−3−オン(II)の製法。
  18. 【請求項18】 約3ないし約6当量のKSO KHSO SO が用いられることを特徴とする請求項14記載の17β−カルボキシアンドロ
    スタ−4−エン−3−オン(II)の製法。
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