JP2640239B2 - プロトスタ−13(17)エン−3,16−ジオン化合物 - Google Patents
プロトスタ−13(17)エン−3,16−ジオン化合物Info
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- JP2640239B2 JP2640239B2 JP2873788A JP2873788A JP2640239B2 JP 2640239 B2 JP2640239 B2 JP 2640239B2 JP 2873788 A JP2873788 A JP 2873788A JP 2873788 A JP2873788 A JP 2873788A JP 2640239 B2 JP2640239 B2 JP 2640239B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は、医薬またはその中間体として有用な利尿作
用を有する新規なプロトスタ−13(17)エン−3,16−ジ
オン化合物に関する。
用を有する新規なプロトスタ−13(17)エン−3,16−ジ
オン化合物に関する。
タクシヤ(沢瀉)は、オモダカ科(Alismataceae)の
サジオモダカ(Alisma plantago−aquatica L.var.orie
ntale SAMUELSSON)の塊茎を乾燥したもので、古来より
利尿の要薬として頻用されてきた生薬である。このタク
シヤに含有される成分としては、これまでに、トリテル
ペノイドのアリソールA,アリソールB、アリソールC、
アルソールA−24−アセテート、アリソールB−23−ア
セテート、アリソールC−23−アセテート、セスキテル
ペノイドのアリスモール、糖類のD−グルコース、D−
フルクトース、シユークロースなどの他、β−シトステ
ロール、アミノ酸、レシチン、コリン、ビタミン類、蛋
白質、でんぷん、カリウム塩などが知られている。本発
明者はタクシヤに含まれる利尿活性成分、抗脂肝作用成
分を探索する過程において、新規化合物を単離又は合成
することに成功した。
サジオモダカ(Alisma plantago−aquatica L.var.orie
ntale SAMUELSSON)の塊茎を乾燥したもので、古来より
利尿の要薬として頻用されてきた生薬である。このタク
シヤに含有される成分としては、これまでに、トリテル
ペノイドのアリソールA,アリソールB、アリソールC、
アルソールA−24−アセテート、アリソールB−23−ア
セテート、アリソールC−23−アセテート、セスキテル
ペノイドのアリスモール、糖類のD−グルコース、D−
フルクトース、シユークロースなどの他、β−シトステ
ロール、アミノ酸、レシチン、コリン、ビタミン類、蛋
白質、でんぷん、カリウム塩などが知られている。本発
明者はタクシヤに含まれる利尿活性成分、抗脂肝作用成
分を探索する過程において、新規化合物を単離又は合成
することに成功した。
本発明は、一般式 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれ、H又はCH3C
O−を表わす。ただし、R4がCH3CO−である場合は、R1、
R2およびR3は、いずれもCH3CO−であり、R2とR3がとも
にCH3CO−である場合はR1はCH3CO−である。上記式
(I)において、核構造に付した数字は、構造位番号で
ある)で表わされる新規なプロトスタ−13(17)エン−
3,16−ジオン化合物を提供するものである。
O−を表わす。ただし、R4がCH3CO−である場合は、R1、
R2およびR3は、いずれもCH3CO−であり、R2とR3がとも
にCH3CO−である場合はR1はCH3CO−である。上記式
(I)において、核構造に付した数字は、構造位番号で
ある)で表わされる新規なプロトスタ−13(17)エン−
3,16−ジオン化合物を提供するものである。
本発明に係る前記式(I)で表される化合物は、ラツ
トにおける経口投与で尿量増加が観察されることから、
利尿剤として用いることができる。
トにおける経口投与で尿量増加が観察されることから、
利尿剤として用いることができる。
本発明に係る前記式(I)において、R1=R2=R3=R4
=Hで表わされる化合物はタクシヤから種々のクロマト
グラフイー、例えば適当な溶媒を選択使用し、シリカゲ
8ルカラムクロマトグラフイーを経て単離することがで
きる。この化合物は、また、既知物質の下記式(IX)で
表されるアリソールCを原料として、常法によるエポキ
シ期開裂反応により、例えばp−トルエンスルホン酸を
用いてこの反応を行うことにより得ることができる。前
記式(I)で表される各化合物は、常法により式(I)
においてR1=R2=R3=R4=Hである化合物のアセチル化
を行い、種々のクロマトグラフイー、例えばシリカゲル
カラムクロマトグラフイーを用い、分画することにより
得ることができる。また、式(1)においてR1=R2=R3
=CH3CO−、R4=Hである化合物(VII)は、下記式(X
I)で表されるアリソールAトリアセテートを酸化する
ことにより製造することができる。前記のアセチル化に
あたつては、通常化学構造中に存在する水酸基をアセチ
ル基に変換するために採択される化学的手段を任意に使
用することができる。例えば、適当な溶媒を、選択使用
し、その溶媒中で式(I)において、R1=R2=R3=R4=
Hである化合物と無水酢酸とを反応せしめて前記のアセ
チル化を行い、反応生成物中からエーテル等の抽出溶媒
を用いて目的物質を抽出し、シリカゲルカラムクロマト
グラフイーで分画、精製することにより各種の化合物下
記式の説明における(II)、(III)、(IV)(V)、
(VI)、(VII)および(VIII)を得ることができる。
上記のアセチル化においては、溶媒の種類およびセチル
化剤の使用量、反応時間、反応温度等の各種の条件を選
択することにより、(II)〜(VIII)の各種の化合物を
得ることができる。
=Hで表わされる化合物はタクシヤから種々のクロマト
グラフイー、例えば適当な溶媒を選択使用し、シリカゲ
8ルカラムクロマトグラフイーを経て単離することがで
きる。この化合物は、また、既知物質の下記式(IX)で
表されるアリソールCを原料として、常法によるエポキ
シ期開裂反応により、例えばp−トルエンスルホン酸を
用いてこの反応を行うことにより得ることができる。前
記式(I)で表される各化合物は、常法により式(I)
においてR1=R2=R3=R4=Hである化合物のアセチル化
を行い、種々のクロマトグラフイー、例えばシリカゲル
カラムクロマトグラフイーを用い、分画することにより
得ることができる。また、式(1)においてR1=R2=R3
=CH3CO−、R4=Hである化合物(VII)は、下記式(X
I)で表されるアリソールAトリアセテートを酸化する
ことにより製造することができる。前記のアセチル化に
あたつては、通常化学構造中に存在する水酸基をアセチ
ル基に変換するために採択される化学的手段を任意に使
用することができる。例えば、適当な溶媒を、選択使用
し、その溶媒中で式(I)において、R1=R2=R3=R4=
Hである化合物と無水酢酸とを反応せしめて前記のアセ
チル化を行い、反応生成物中からエーテル等の抽出溶媒
を用いて目的物質を抽出し、シリカゲルカラムクロマト
グラフイーで分画、精製することにより各種の化合物下
記式の説明における(II)、(III)、(IV)(V)、
(VI)、(VII)および(VIII)を得ることができる。
上記のアセチル化においては、溶媒の種類およびセチル
化剤の使用量、反応時間、反応温度等の各種の条件を選
択することにより、(II)〜(VIII)の各種の化合物を
得ることができる。
化合物(II)、(III)、(IV)(V)、(VI)、(V
II)、(VIII)は、式 (I)において、R1〜R4が下記の意義を有する。
II)、(VIII)は、式 (I)において、R1〜R4が下記の意義を有する。
(II)R1=COCH3, R2=R3=R4=H (III)R2=COCH3, R1=R3=R4=H (IV)R3=COCH3, R1=R2=R4=H (V)R1=R2=COCH3, R3=R4=H (VI)R1=R3=COCH3, R2=R4=H (VII)R2=R3=COCH3 R4=H (VIII)R1=R2=R3=R4=COCH3 上記の酸化反応にあたつては、例えば、適当な溶媒を
選択使用し、その溶媒中で下記式(XI)で表わされるア
リソールAトリアセテートと無水クロム酸を反応せしめ
て上記の酸化を行い、反応生成物中からエーテル等の抽
出溶媒を用いて目的物質を抽出し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイーで精製することにより化合物(VII)
を得ることができる。
選択使用し、その溶媒中で下記式(XI)で表わされるア
リソールAトリアセテートと無水クロム酸を反応せしめ
て上記の酸化を行い、反応生成物中からエーテル等の抽
出溶媒を用いて目的物質を抽出し、シリカゲルカラムク
ロマトグラフイーで精製することにより化合物(VII)
を得ることができる。
以下に本発明に係る新規化合物(I)におけるR1=R2
=R3=R4=Hの化合物及び上記式(II)の化合物の製造
実施例および物性値、分析データを掲げる。
=R3=R4=Hの化合物及び上記式(II)の化合物の製造
実施例および物性値、分析データを掲げる。
〔実施例 1〕 市販のタクシヤ(沢瀉)を粉砕して粉末とし、その粉
末2Kgをメタノール6で3回加熱還流抽出する。抽出
液をろ過後、ろ液を減圧下濃縮乾固し残留物400gを得
る。この残留物を水300mlに溶解し、エーテル300mlで3
回抽出する。エーテル層を1N水酸化ナトリウム100mlで
2回洗浄し、芒硝で乾燥後エーテルを減圧下留去し残留
物58gを得る。この残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフイー(500g)に付し、クロロホルム・アセトン=
1:1(2)で洗浄後、クロロホルム・アセトン=2:3
(1)で溶出する。得られた画分(3.4g)をさらにシ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(300g)に付し、5
%メタノール/クロロホルム(1)で洗浄後、10%メ
タノール/クロロホルム(1)で溶出する。次にこの
溶出物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(n−ヘ
キサン・エタノール=4:1)に付し、粗画分716mgを得
る。この画分を薄層クロマトグラフイー(クロロホルム
・メタノール=10:1)で分離・精製し、式(I)におい
てR1=R2=R3=R4=Hの化合物358mgを得た。
末2Kgをメタノール6で3回加熱還流抽出する。抽出
液をろ過後、ろ液を減圧下濃縮乾固し残留物400gを得
る。この残留物を水300mlに溶解し、エーテル300mlで3
回抽出する。エーテル層を1N水酸化ナトリウム100mlで
2回洗浄し、芒硝で乾燥後エーテルを減圧下留去し残留
物58gを得る。この残留物をシリカゲルカラムクロマト
グラフイー(500g)に付し、クロロホルム・アセトン=
1:1(2)で洗浄後、クロロホルム・アセトン=2:3
(1)で溶出する。得られた画分(3.4g)をさらにシ
リカゲルカラムクロマトグラフイー(300g)に付し、5
%メタノール/クロロホルム(1)で洗浄後、10%メ
タノール/クロロホルム(1)で溶出する。次にこの
溶出物をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(n−ヘ
キサン・エタノール=4:1)に付し、粗画分716mgを得
る。この画分を薄層クロマトグラフイー(クロロホルム
・メタノール=10:1)で分離・精製し、式(I)におい
てR1=R2=R3=R4=Hの化合物358mgを得た。
この化合物の構造は、後述の機器データと実施例2に
おけるアリソールCのエポキシ基開裂反応により得られ
る化合物の機器データが完全に一致することから、決定
された。なお、化合物(II)〜(VIII)は化合物(I)
の構造が決定されているのでいずれも後述の機器データ
より同定された。
おけるアリソールCのエポキシ基開裂反応により得られ
る化合物の機器データが完全に一致することから、決定
された。なお、化合物(II)〜(VIII)は化合物(I)
の構造が決定されているのでいずれも後述の機器データ
より同定された。
〔実施例 2〕 アリソールC(IX)27mgにジオキサン2ml、水1mlおよ
びp−トリエンスルホン酸(1水和物)100mgを加え、
室温で80分間放置する。反応終了後、反応液に水30mlを
加え、エーテル50mlで2回抽出する。次に、エーテル層
を合わせ1N炭酸ナトリウム15mlで2回洗浄し、得られた
残留物30mlをシリカゲルカラムクロマトグラフイーで分
離・精製し、式(I)においてR1=R2=R3=R4=Hの化
合物20mgを得た。
びp−トリエンスルホン酸(1水和物)100mgを加え、
室温で80分間放置する。反応終了後、反応液に水30mlを
加え、エーテル50mlで2回抽出する。次に、エーテル層
を合わせ1N炭酸ナトリウム15mlで2回洗浄し、得られた
残留物30mlをシリカゲルカラムクロマトグラフイーで分
離・精製し、式(I)においてR1=R2=R3=R4=Hの化
合物20mgを得た。
〔実施例 3〕 実施例1で得られた化合物131mgにピリジン10mlおよ
び無水酢酸2mlを加え、室温にて2時間放置する。反応
終了後、水50mlを加えエーテル100mlで4回抽出する。
次に、エーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。
得られた残留物128mgをシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーに付し、1.5%メタノール/クロロホルム、2%
メタノール/クロロホルム及び3%メタノール/クロロ
ホルムで順次溶出し画分(1)、画分(2)及び画分
(3)を得た。画分(1)をエーテルから再結晶し、化
合物(V)18mgを得、その母液を蒸発乾固することによ
り化合物(VI)28mgを得た。画分(2)をエーテルから
再結晶し、化合物(II)9mgを得た。画分(3)をエー
テルから再結晶し、化合物(III)10mgを得、その母液
を蒸発乾固することにより化合物(IV)11mgを得た。
び無水酢酸2mlを加え、室温にて2時間放置する。反応
終了後、水50mlを加えエーテル100mlで4回抽出する。
次に、エーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。
得られた残留物128mgをシリカゲルカラムクロマトグラ
フイーに付し、1.5%メタノール/クロロホルム、2%
メタノール/クロロホルム及び3%メタノール/クロロ
ホルムで順次溶出し画分(1)、画分(2)及び画分
(3)を得た。画分(1)をエーテルから再結晶し、化
合物(V)18mgを得、その母液を蒸発乾固することによ
り化合物(VI)28mgを得た。画分(2)をエーテルから
再結晶し、化合物(II)9mgを得た。画分(3)をエー
テルから再結晶し、化合物(III)10mgを得、その母液
を蒸発乾固することにより化合物(IV)11mgを得た。
〔実施例 4〕 実施例1で得られた化合物153mgにピリジン10mg及び
無水酢酸5mgを加え、室温にて5時間放置する。反応終
了後、水50mlを加えエーテル100mgで4回抽出する。次
に、エーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。得
られた残留物176mgをシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーで分離し、エーテルから再結晶し化合物(VII)37m
gを得た。
無水酢酸5mgを加え、室温にて5時間放置する。反応終
了後、水50mlを加えエーテル100mgで4回抽出する。次
に、エーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。得
られた残留物176mgをシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーで分離し、エーテルから再結晶し化合物(VII)37m
gを得た。
〔実施例 5〕 アリソールA(X)1000mgにピリジン6mgおよび無水
酢酸6mgを加え、室温にて14時間放置する。反応終了
後、水50mlを加えエーテル100mlで4回抽出する。次
に、エーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。得
られた残留物860mgをシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーで分離し、エーテルから再結晶しアリソールAトリ
アセテート(XI)312mgを得た。化合物(XI)は既知物
質でありこの化合物(XI)の物性値および分析データ
は、文献値と一致した。
酢酸6mgを加え、室温にて14時間放置する。反応終了
後、水50mlを加えエーテル100mlで4回抽出する。次
に、エーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。得
られた残留物860mgをシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーで分離し、エーテルから再結晶しアリソールAトリ
アセテート(XI)312mgを得た。化合物(XI)は既知物
質でありこの化合物(XI)の物性値および分析データ
は、文献値と一致した。
1) 融点 231〜233℃ 2) 赤外線吸収スペクトル(CHCl3)分析 3500,1745,1705cmに吸収の極大を示す。
3) 1H−核磁気共鳴スペクトル分析(CDCl3) 4.80(2H,多重線)11位および23位のH 4.60(1H,二重線,J=3.0Hz)24位のH 2.07(3H,一重線)アセチル基由来のメチル基のH 1.96(6H,一重線)アセチル基由来のメチル基のH 0.95〜1.15(24H)メチル基由来のH アリソールAトリアセテート(XI)170mgに酢酸5mlを
加え、冷しながら無水クロム酸の95%酢酸溶液(無水ク
ロム酸200mg/95%酢酸2.5ml)2.5mlを加える。この状態
で3分間撹拌後、室温で7分間撹拌する。反応終了後、
水50mlを加え、エーテル50mlで3回抽出する。次に、エ
ーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。得られた
残留物175mgをシリカゲルカラムクロマトグラフイーで
分離し、エーテルから再結晶し無色プリズム晶の化合物
(VII)27mgを得た。
加え、冷しながら無水クロム酸の95%酢酸溶液(無水ク
ロム酸200mg/95%酢酸2.5ml)2.5mlを加える。この状態
で3分間撹拌後、室温で7分間撹拌する。反応終了後、
水50mlを加え、エーテル50mlで3回抽出する。次に、エ
ーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。得られた
残留物175mgをシリカゲルカラムクロマトグラフイーで
分離し、エーテルから再結晶し無色プリズム晶の化合物
(VII)27mgを得た。
〔実施例 6〕 実施例1で得られた化合物71mgにピリジン3ml及び無
水酢酸2mlを加え、沸騰水浴上で14時間加熱する。反応
終了後、水50mlを加えエーテル100mlで4回抽出する。
次に、エーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。
得られた残留物92mgをシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーに付し、8%アセトン/ベンゼンで溶出される画分
をエーテルから再結晶し化合物(VIII)42mgを得た。
水酢酸2mlを加え、沸騰水浴上で14時間加熱する。反応
終了後、水50mlを加えエーテル100mlで4回抽出する。
次に、エーテル層を合わせ減圧下エーテルを留去する。
得られた残留物92mgをシリカゲルカラムクロマトグラフ
イーに付し、8%アセトン/ベンゼンで溶出される画分
をエーテルから再結晶し化合物(VIII)42mgを得た。
以下に式(I)においてR1=R2=R3=R4=Hである化
合物()および(II)、(III)、(IV)、(V)、
(VI)、(VII)、および(VIII)のそれぞれの物性値
および分析データを示す。
合物()および(II)、(III)、(IV)、(V)、
(VI)、(VII)、および(VIII)のそれぞれの物性値
および分析データを示す。
化合物の物性値および分析データ 1) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3410,1690cm-1に吸収の極大を示す。
3) 1H−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,p
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 217.51(3位のカルボニル基のC) 206.77(16位のカルボニル基のC) 175.93(13位のC) 139.64(17位のC) 78.38(24位のC) 73.23(25位のC) 69.34(23位のC) 68.64(11位のC) 29.19,27.56,27.16,25.41,23.40,23.18,20.41,19.84
(メチル基由来のC) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=505(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の非結晶性粉末。
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 217.51(3位のカルボニル基のC) 206.77(16位のカルボニル基のC) 175.93(13位のC) 139.64(17位のC) 78.38(24位のC) 73.23(25位のC) 69.34(23位のC) 68.64(11位のC) 29.19,27.56,27.16,25.41,23.40,23.18,20.41,19.84
(メチル基由来のC) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=505(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の非結晶性粉末。
ピリジン、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、エー
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
化合物(II)の物性値および分析データ 1) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3410,1735cm-1、1690cm-1に吸収の極大を示す。
3) 1H−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,p
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=547(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の針状結晶。融点210〜212℃。
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=547(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の針状結晶。融点210〜212℃。
ピリジン、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、エー
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
化合物(III)の物性値および分析データ 1) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3420,1735cm-1、1690cm-1に吸収の極大を示す。
3) 1H−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,p
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=547(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の針状結晶。融点182〜183.5℃。
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=547(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の針状結晶。融点182〜183.5℃。
ピリジン、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、エー
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
化合物(IV)の物性値および分析データ 1) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3450,1735,1690cm-1に吸収の極大を示す。
3) 1H−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,p
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=547(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の非結晶性粉末。
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=547(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の非結晶性粉末。
ピリジン、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、エー
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
化合物(IV)の物性値および分析データ 1) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3450,1735,1690cm-1に吸収の極大を示す。
3) 1H−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,p
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=589(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の針状結晶。融点179〜181℃。
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=589(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の針状結晶。融点179〜181℃。
ピリジン、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、エー
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
化合物(VI)の物性値および分析データ 1) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3430,1735,1690cm-1に吸収の極大を示す。
3) 1H−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,p
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=589(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の非結晶性粉末。
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=589(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の非結晶性粉末。
ピリジン、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、エー
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
化合物(VII)の物性値および分析データ 1) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 3490,1735,1690,1642cm-1に吸収の極大を示す。
3) 1H−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,p
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=632(M+1)+ 6) 性状および溶解性 無色、無臭のプリズム晶。融点176〜178℃ ピリジン、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、エー
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
い。水には溶けにくい。
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=632(M+1)+ 6) 性状および溶解性 無色、無臭のプリズム晶。融点176〜178℃ ピリジン、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、エー
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
い。水には溶けにくい。
化合物(VIII)の物性値および分析データ 1) 紫外線吸収スペクトル(エタノール)分析 2) 赤外線吸収スペクトル(KBr)分析 1735,1690cm-1に吸収の極大を示す。
3) 1H−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,p
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=632(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の針状結晶。融点146〜149℃。
pm) 4) 13C−核磁気共鳴スペクトル分析(d5−ピリジン,
ppm) 5) FD−質量分析スペクトル m/z=632(M+1)+ 6) 性状及び溶解性 無色、無臭の針状結晶。融点146〜149℃。
ピリジン、ジメチルスルホキシド、クロロホルム、エー
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
テル、酢酸エチル、エタノール、メタノールに溶け易
く、ヘキサン、水には溶けにくい。
Claims (1)
- 【請求項1】一般式、 (式中、R1、R2、R3およびR4は、それぞれH又はCH3CO
−を表わす。ただし、R4がCH3CO−である場合は、R1、R
2およびR3は、いずれも、CH3CO−であり、R2とR3がとも
にCH3CO−である場合は、R1はCH3CO−である) で表わされるプロトスタ−13(17)エン−3,16−ジオン
化合物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2873788A JP2640239B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | プロトスタ−13(17)エン−3,16−ジオン化合物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2873788A JP2640239B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | プロトスタ−13(17)エン−3,16−ジオン化合物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01207298A JPH01207298A (ja) | 1989-08-21 |
| JP2640239B2 true JP2640239B2 (ja) | 1997-08-13 |
Family
ID=12256737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2873788A Expired - Lifetime JP2640239B2 (ja) | 1988-02-12 | 1988-02-12 | プロトスタ−13(17)エン−3,16−ジオン化合物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2640239B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6570052B2 (ja) * | 2015-02-12 | 2019-09-04 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 | 概日リズム改善剤 |
-
1988
- 1988-02-12 JP JP2873788A patent/JP2640239B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01207298A (ja) | 1989-08-21 |
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