JP2003511095A - エネルギー食品 - Google Patents

エネルギー食品

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JP2003511095A
JP2003511095A JP2001530964A JP2001530964A JP2003511095A JP 2003511095 A JP2003511095 A JP 2003511095A JP 2001530964 A JP2001530964 A JP 2001530964A JP 2001530964 A JP2001530964 A JP 2001530964A JP 2003511095 A JP2003511095 A JP 2003511095A
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creatine
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glucose
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フレデリック ゲラルダス ジョーゼフ キング、ロデリック
ウィリアム ゲール、リチャード
エドマンド ジョージ レスター、サイモン
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ガラクトーゲン プロダクツ リミテッド
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Abstract

(57)【要約】 ５〜２０％ｗ／ｗのガラクトースを含む糖類成分と、０〜２５％ｗ／ｗのクレアチンと、炭水化物、繊維および脂肪から選択される任意の追加構成成分とを含む複数糖類を有するエネルギー食品。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】 本発明はガラクトース物質（ｓｕｎｓｔａｎｃｅ ｇａｌａｃｔｏｓｅ）を含
む複数糖類（ｍｕｌｔｉ−ｓａｃｃｈａｒｉｄｅ）を有する高エネルギー食品に
関する。これらの食品は、特にスポーツや他の運動を行う人のための仕事量増加
補助剤として使用されるが、これに限定されるものではない。本発明の製品はま
た、一般大衆により空腹や疲労時にも使用される。
【０００２】 運動により筋肉内外の双方において基質が過度に必要とされる。炭水化物は肝
臓および筋肉の双方でグリコーゲンの前駆物質として、かつ直ちに使用可能なエ
ネルギー源としてとりわけ重要である。したがって、無酸素および有酸素状態で
の短期のエネルギー供給が必要とされる。肝臓および筋肉におけるグリコーゲン
合成に対する直接的または間接的な前駆物質として作用する炭水化物もまた必要
である。筋肉はグリコーゲンの貯蔵が低いか、または最適状態に及ばないと、効
率よく、または高レベルの力を出して機能することができない。運動選手のグリ
コーゲンが消耗すると、能力が低下し効率が劣るようになる。特定の炭水化物を
仕事量増加補助剤として使用すると、グリコーゲンの貯蔵量、および血液グルコ
ースの有効性が増加または維持されることが証明されている。
【０００３】 本発明の食品は咀嚼可能または可食のバー、甘味菓子、クッキー、ビスケット
、トローチまたはチューイングガムからなり得る。咀嚼可能または可食のバーが
好ましい。
【０００４】 本発明によれば、高エネルギー複数糖類食品は３〜３７％ｗ／ｗのガラクトー
スを含む糖類成分と、０〜２５％ｗ／ｗのクレアチンと、必要に応じて炭水化物
、繊維および脂肪から選択される追加構成成分とを含む。
【０００５】 本明細書における量およびパーセンテージは、特に明示しないかぎり重量表示
であり、総計１００％となるように選択される。 ガラクトースの量は、好ましくは５〜２０％であり、より好ましくは５〜１５
％である。
【０００６】 糖類成分はまたグルコースを含む。第１の好ましい実施の形態では、等量のグ
ルコースとガラクトースとが含まれる。第２の好ましい実施の形態では、ガラク
トースの量はグルコースの量より多い。
【０００７】 ガラクトースを使用するといくつかの利点が得られる。ガラクトースはインス
リン産生ではなく、すなわち、それ自体ではインスリン応答を引き起こさない。
そのため、ガラクトースを使用すると同じ量のグルコースよりもインスリン応答
への関連が小さくなる。本発明にかかる製品は糖尿病患者または乳糖不耐者によ
って使用され得る。ガラクトースは直ちに肝臓により使用され、グリコーゲンま
たはグルコースが合成される。他の糖類にくらべ歯に対する侵食性が低い。
【０００８】 必要に応じてクレアチンを使用する。本発明の好ましい実施の形態では１０〜
２５％のクレアチンが組み込まれる。クレアチンを使用する場合、クレアチニン
への変換が阻止されることが好ましい。この変換は自然平衡である。クレアチニ
ンは腎臓により直ちに排出される。クレアチニンへの変換を最小限にするか、ま
たは阻害するために、クレアチンは顆粒または粉末として乾燥した水不浸透性シ
ェル中にカプセル化することが好ましい。この方式では、クレアチンは溶解によ
り胃に放出される。これに代わって、カプセル化の代わり、またはカプセル化に
加えて、クレアチンを層状に形成することにより可食バーの湿った部分から分離
してもよい。例えば、クレアチンを食品バーまたはトローチの独立した層に含有
させてもよい。
【０００９】 本発明にかかる食品は、クレアチンが枯渇している一般的な場合、例えば菜食
主義者や筋肉機能の強化が必要な人、または臨床上助言された人に有効である。 運動により筋肉内外の双方で基質が過度に必要となる。クレアチンリン酸は食
餌クレアチンおよび体内合成の双方から誘導される。クレアチンリン酸は、無酸
素状態での短期エネルギー供給およびミトコンドリアから収縮筋へのエネルギー
伝達には必須である。筋肉はクレアチンの貯蔵が低い、または最適状態に及ばな
い場合、十分にまたは高レベルの力を出して機能することができない。運動選手
のクレアチンが消耗すると、能力が低下し効率が悪くなる。
【００１０】 ガラクトースは純粋成分として提供してもよく、製造中にグルコース、デンプ
ンおよび他の成分と混合される。これに代わって、乳糖の加水分解によって調整
され得るようなグルコース−ガラクトースシロップを使用してもよい。そのよう
なシロップ中のガラクトースの量は、純粋ガラクトースを追加することにより補
填されてもよい。
【００１１】 種々の繊維製品は糖類の放出に影響し、様々な成分の結合に作用して、都合良
く消化を遅らせるため、バー中に繊維を用いると有効である。０〜５％の量を使
用してよい。さらに、製造前に、ガラクトースまたはガラクトース−グルコース
シロップを繊維に吸収させてもよい。このように、ガラクトースの吸収を遅らせ
ることができる。
【００１２】 別の実施の形態では、食品はガラクトースの急激な吸収を促進するために、ガ
ラクトースを含む外部コーティングを有してもよい。 肝臓によるガラクトース摂取およびグリコーゲンの迅速な生成を向上させるに
は、より高濃度のガラクトースを有する調合物が好ましい。ガラクトースの量を
増加させると、グルコースから産生される脂質の量が減少する。ガラクトースは
直接的な脂肪前駆物質ではない。脂質は迅速なエネルギー源を提供しないので好
都合である。
【００１３】 本発明についてさらに実施例を用いて説明するが、本発明を限定するものでは
ない。 以下の表および実施例は本発明にかかる食品組成物の成分の一覧を示したもの
である。これらの生成物は従来の方法によりバー、甘味菓子またはトローチに製
造することができる。
【００１４】 層状構成では、クレアチン粉末または集塊体を硬い乾燥糖質層で被覆し得る。
これに代わって、または加えて、チョコレート含有層を水分バリヤとして使用し
てもよい。クレアチン含有層をバー内に内部層として配置される層状円筒形層と
して設けてもよい。この方式においては、クレアチン含有要素をカプセル化して
もよい。これに代わって、または加えて、繊維、ナッツおよび乾燥果物などの成
分をクレアチン上に積層して、層状構造を形成してもよい。繊維層はシロップを
取り込んで、複合層を形成してもよい。
【００１５】 バーまたは他の食品の最外層は、例えばガラクトース、またはガラクトースと
グルコースまたはスクロースからなる混合物から構成された硬い糖質の単一薄層
からなり得る。そのような糖質層の構成は、バーの一部が胃の中に到達すると直
ちに溶解する。
【００１６】 別の食品では、クレアチン粉末または集塊体は、硬い糖質混合物、チョコレー
トまたはその双方により被覆されて、１００〜５００ｍｇの質量の粒子を形成し
得る。これらは残りの成分と混合され、例えばクッキー内のチョコレートチップ
としてマトリックス内の分散ユニットを形成し得る。そのようなカプセル化され
た構成では、前述したように複数の層を組み込んでもよい。
【００１７】 以下の表は一般的な範囲の好ましい構成成分を含む。
【表１】
【表２】
【表３】
【表４】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 ＥＰ(ＡＴ，ＢＥ，ＣＨ，ＣＹ， ＤＥ，ＤＫ，ＥＳ，ＦＩ，ＦＲ，ＧＢ，ＧＲ，ＩＥ，Ｉ Ｔ，ＬＵ，ＭＣ，ＮＬ，ＰＴ，ＳＥ)，ＯＡ(ＢＦ，ＢＪ ，ＣＦ，ＣＧ，ＣＩ，ＣＭ，ＧＡ，ＧＮ，ＧＷ，ＭＬ， ＭＲ，ＮＥ，ＳＮ，ＴＤ，ＴＧ)，ＡＰ(ＧＨ，ＧＭ，Ｋ Ｅ，ＬＳ，ＭＷ，ＭＺ，ＳＤ，ＳＬ，ＳＺ，ＴＺ，ＵＧ ，ＺＷ)，ＥＡ(ＡＭ，ＡＺ，ＢＹ，ＫＧ，ＫＺ，ＭＤ， ＲＵ，ＴＪ，ＴＭ)，ＡＥ，ＡＧ，ＡＬ，ＡＭ，ＡＴ， ＡＵ，ＡＺ，ＢＡ，ＢＢ，ＢＧ，ＢＲ，ＢＹ，ＢＺ，Ｃ Ａ，ＣＨ，ＣＮ，ＣＲ，ＣＵ，ＣＺ，ＤＥ，ＤＫ，ＤＭ ，ＤＺ，ＥＥ，ＥＳ，ＦＩ，ＧＢ，ＧＤ，ＧＥ，ＧＨ， ＧＭ，ＨＲ，ＨＵ，ＩＤ，ＩＬ，ＩＮ，ＩＳ，ＪＰ，Ｋ Ｅ，ＫＧ，ＫＰ，ＫＲ，ＫＺ，ＬＣ，ＬＫ，ＬＲ，ＬＳ ，ＬＴ，ＬＵ，ＬＶ，ＭＡ，ＭＤ，ＭＧ，ＭＫ，ＭＮ， ＭＷ，ＭＸ，ＭＺ，ＮＯ，ＮＺ，ＰＬ，ＰＴ，ＲＯ，Ｒ Ｕ，ＳＤ，ＳＥ，ＳＧ，ＳＩ，ＳＫ，ＳＬ，ＴＪ，ＴＭ ，ＴＲ，ＴＴ，ＴＺ，ＵＡ，ＵＧ，ＵＳ，ＵＺ，ＶＮ， ＹＵ，ＺＡ，ＺＷ (72)発明者 ゲール、リチャード ウィリアム イギリス国 ＹＯ17 ７ＮＥ ノース ヨ ークシャー モールトン ミドルケーブ ロード 31 (72)発明者 レスター、サイモン エドマンド ジョー ジ イギリス国 ＳＷ11 ３ＴＴ ロンドン モーガンズ ウォーク ソーニー クレセ ント 24イー Ｆターム(参考） 4B018 LB01 LE01 MD14 MD18 MD28 MD47 4B041 LC10 LD10 LK10 LK18 LK33

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 エネルギー複数糖類食品であって、 ３〜３７％ｗ／ｗのガラクトースを含む糖類成分と、 ０〜２５％ｗ／ｗのクレアチンと、 炭水化物、繊維および脂肪から選択される任意の追加構成成分とを含有する食
    品。
  2. 【請求項２】 ５〜２０％のガラクトースと、 ０〜２５％のクレアチンと、 ５０〜７５％の炭水化物と、 ０〜１０％の脂肪と、 ０〜１０％の繊維と、 任意の追加構成成分とからなり、構成成分が総計１００％となる請求項１に記
    載の食品。
  3. 【請求項３】 前記ガラクトースの量が、５〜２０％、好ましくは５〜１５
    ％である請求項１または２に記載の食品。
  4. 【請求項４】 前記糖類成分はグルコースを含む請求項１乃至３のいずれか
    １項に記載の食品。
  5. 【請求項５】 等量のガラクトースとグルコースとを含む請求項４に記載の
    食品。
  6. 【請求項６】 前記ガラクトースの量が前記グルコースの量よりも多い請求
    項３に記載の食品。
  7. 【請求項７】 前記クレアチンの量が１０〜２５％である請求項１乃至６の
    いずれか１項に記載の食品。
  8. 【請求項８】 前記クレアチンは顆粒または粉末としてカプセル化されてい
    る請求項１乃至７のいずれか１項に記載の食品。
  9. 【請求項９】 前記クレアチンがマイクロカプセル化されている請求項８に
    記載の食品。
  10. 【請求項１０】 前記クレアチンが独立した層に含まれる請求項１乃至９の
    いずれか１項に記載の食品。
  11. 【請求項１１】 ガラクトースまたはガラクトースとスクロースとの混合物
    を含む硬い糖質の最外層を有する請求項１乃至１０のいずれか１項に記載の食品
    。
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