JP2003509966A - 動作アプリケーションセットを動的に切り換えるマルチキャリアシステム - Google Patents

動作アプリケーションセットを動的に切り換えるマルチキャリアシステム

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Abstract

(57)【要約】 複数のサブチャネルを有する通信チャネルを介して通信を行うトランシーバーおよび方法について説明する。特に、前記トランシバーは、第一動作アプリケーションデータセット用の通信データと第二の異なる動作アプリケーションデータセット用の通信データを動的に切り換えることが出来る。前記第一動作アプリケーションデータセット用の通信データの一部として、トランシーバーは、前記第一アプリケーションセット中の一以上のアプリケーションに、サブチャネルを割り当てる。トランシーバーが、第二アプリケーションデータセット用の通信データに動的に移行した場合、トランシーバーは、前記サブチャネルを、前記第二アプリケーションセット中の一以上のアプリケーションに再度割り当てる。ある実施形態において、トランシーバーは、特定のサブチャネル上でそのデータが送信されているアプリケーションの通信条件(communication requirements)に基づき、ビット割り当てテーブル内のサブチャネルのデータレートを変更する。別の実施形態において、トランシーバーは、インターネットアクセスアプリケーション用の送信データを、インターネットアクセスアプリケーション用の送信データおよび音声電話用の送信データへと、動的に切り換えることが出来る。さらに別の実施形態においては、ABCD音声電話信号ビットを、インターネットアクセスアプリケーション又は音声電話アプリケーションからのデータのいずれかとともに送信することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【関連出願の表示】
本明細書は、同時継続中の、2000年3月10日出願の米国特許出願番号0
9/522、869の部分継続出願であり、1999年3月12日出願の米国仮
特許出願番号60/124、222、発明の名称”シームレスレートアダプテイ
ブ(SRA)ADSLシステム”、1999年10月22日出願の米国仮特許出願番号6
0/161/115、発明の名称”アプリケーション履歴を記憶したマルチキャ
リアシステム”、および2000年1月19日出願の米国仮特許出願番号 60
/171、081、発明の名称”シームレスレート変更(SRA)マルチキャリア変
調システムおよびプロトコル”に基づく優先権を主張する。また、本出願は、同
時係属の仮出願であってその全体が参照のために取り込まれる1999年9月1
5日出願の米国仮特許出願番号60/154、116、発明の名称”複数のアプ
リケーションをサポートするトランシーバー”、1999年10月22日出願の
米国仮特許出願番号60/161、115、発明の名称”記憶したアプリケーシ
ョンプロファイルを有するマルチキャリアシステム”、および2000年1月1
9日出願の米国仮特許出願番号60/177、081、発明の名称”シームレス
レート変更(SRA)マルチキャリア変調システムおよびプロトコル”に基づく優先
権を主張する。
【0002】
【発明の分野】
本発明は、マルチキャリア変調を用いた送信システムに関する。特に、本発明
は、複数のアプリケーションをサポートするマルチキャリア送信システムに関す
る。
【0003】
【発明の背景】
デジタル加入者線(DSL)技術は、ツイストペア電話線を介してデジタル情
報の高速な搬送を提供する。通常のDSLは、フーリエ変換を変調/復調エンジ
ンとして採用するマルチキャリ変調フォーマットを用いている。送信方式は、分
離マルチトーン変換(DMT)と言われている。DSLシステムは、送信スペク
トラルを、サブチャネルと呼ばれる複数の周波数帯に分離する。かかるサブチャ
ネルは、情報を送信するため正弦波状のキャリア(sinusoidal carrier)で変調す
ることができる。送信機は、一以上のサブチャネル上に情報ビットを含む出力デ
ータストリームを変調する。受信機は、送信された情報ビットを入力データスト
リームとして修復するため、全てのサブチャネルを復調する。説明を簡単にする
ため、送信器と受信器とをまとめてトランシーバーと呼ぶことにする。
【0004】 DSLシステムは、ある方向への、すなわち家庭から電話局への上流と電話局
から家庭への下流への、データレートが異なる非対称構造(ADSL)において
用いてもよい。DSLシステムは、両方向でのデータレートが相等しい対称構造
において、用いることもできる。
【0005】 ビットエラーレート(BER)の見地から、送信の質は、合成データストリー
ムの範囲内であればサブチャネルごとに変わってもよい。ツイストペア電話線を
介した高速なデジタル情報の搬送だけでなく、アナログ電話、一般型の電話サー
ビス(POTS)もサポートすることもできる。POTS信号は、0−4kHz
の低周波数領域を占有し、デジタルデータは、アプリケーションにもよるが、約
30kHzから数百キロヘルツ又は、数メガヘルツの、より高い周波数領域帯域
を占有する。
【0006】 ADSLは、インターネットアクセス、デジタル化されたボイスコール(digit
ized voice calls)、ビデオオンデマンド、およびビデオ会議、等の様々なアプ
リケーションの使用を可能にする、各アプリケーションは、a)データレート、b)
ビットエラーレート、c)待ち時間、d)通信の対称/非対称、およびe)インパルス
ノイズおよび他の一過性の現象に対する耐性に関して異なる条件を有するので、
通常、トランシバーは、一つのアプリケーションだけを最適化するよう設計され
ている。この結果、あるアプリケーション、例えば、ビデオオンデマンド、用に
最適化されたトランシーバーは、インターネットアクセス等の他のアプリケーシ
ョン用としては、うまく動作しなかった。
【0007】 古典的なトランシバーの構成には、フレーマー/コーダー/インターリーバー
(FCI)ブロック、デジタル変調ブロック、アナログフロントエンド(AFE)ブ
ロック、および通信チャネルが含まれている。FCIブロックが、上述のパラメー
ターの4つのパラメーターのうち3つ、すなわち、ビットエラーレート、待ち時
間、およびインパルスノイズに対する耐性に関してそのほとんどを制御するので
、たいていの場合、特定のアプリケーション用に最適化されるのはFCIブロック
である。多くのトランシーバーが、ビットエラーレート(BER)性能を向上さ
せるため、フォワードエラー訂正(FEC)コード、ブロックおよび/又は従来のコ
ードを用いている。大きなブロックのFECコードとインターリーバーを組み合
わせることにより、インパルスノイズに対する耐性を生じさせることができる。
一方、大きなブロックのFECコードとインターリーバーから生じる不利益とし
ては、システムに、さらに遅れを生じさせてしまうことである。例えば、特定の
アプリケーションに対し、低いBERとインパルスノイズに対する耐性が要求さ
れる場合、トランシーバーは、FECコードとインターリービングを含めるよう
にしてもよい。他のアプリケーション用として、待ち時間が短いことが重要であ
るが、高いBERおよび/又はインパルスノイズによって生じるバーストエラー
(burst errors)については許容できる場合、従来のコードおよび非インターリー
ビング(no interleaving)を用いても良い。
【0008】 デジタル変調ブロック、AFEブロック、通信チャネルが、特定のBERおよ
びマージン用のトランシーバーのデータレートを規定する。デジタル変調ブロッ
クにおける信号処理技術およびシリコンプロセス(silicon processes)の進歩に
よってツイストペア電話線上で達成可能なデータレートが大いに進歩した。かか
る通信帯域の大幅な増加が、一のトランシーバー接続を介して複数のアプリケー
ションを通信する能力を生じさせる。異なるアプリケーションについてそれぞれ
異なる性能要件が求められた場合、複数のアプリケーションを送受信するよう設
計されたトランシーバーが必要となる。また、アプリケーションの第一セット用
の送受信データからアプリケーションの第二セット用の送受信データへと動的に
切り換えるよう設計されたトランシーバーが必要となる。
【0009】
【発明の概要】
本発明の目的の一つは、複数のアプリケーションのサポートを行うことができ
、送受信データを動作アプリケーションのセットとして動的に変更することがで
きるDMTトランシバーを提供することである。本願一の発明によれば、マルチ
キャリアシステムは、通信チャネルを有するとともに、少なくと二つのアプリケ
ーションをサポートすることを特徴とする。
【0010】 現在動作中のアプリケーションセット中の各アプリケーションは、当該アプリ
ケーションと関連するビットを処理する目的で、別のフレーマー(Framer)/コー
ダー(Coder)/インターリーバーブロックに関連づけられる。現在動作中のアプリ
ケーションセット中の各アプリケーションは、当該アプリケーションと関連する
ビットを処理する目的で、別のフレーマー(Framer)/コーダー(Coder)/インター
リーバーブロックに関連づけられる。前記現在動作中のアプリケーションセット
の変更に応じ、前記フレーマー(Framer)/コーダー(Coder)/第二アプリケーシ
ョンと関連づけられたインターリーバーブロックによって処理されるビットを搬
送するため、前記サブチャネルが、変更された現在動作中のアプリケーションセ
ット中の第二の異なるアプリケーションに割り当てられる。
【0011】 ある実施形態において、前記第二アプリケーションに割り当てられたサブチャ
ネル上を搬送されるビット数は、第一アプリケーション用のサブチャネル上を搬
送されるビット数によって変更される。他の実施形態において、前記第二アプリ
ケーションに割り当てられたサブチャネルは、割り当てられた前記第二アプリケ
ーションに割り当てられたビットの第一のサブセットおよび少なくとも他の一の
アプリケーションビットに割り当てられた第二のサブセットを有している。また
、別の実施形態において、前記第一のアプリケーションは、非同期転送モードの
データアプリケーションであり、前記第二のアプリケーションは、音声電話アプ
リケーションである。
【0012】 また、さらに別の実施形態において、前記一のサブチャネルを第二のアプリケ
ーションに割り当てるステップは、当該サブチャネルの周波数に基いて順序づけ
することにより、各サブチャネルを選択するステップ、および、周波数の最も低
いサブチャネルから周波数の最も高いサブチャネルへと繰り返し並べるステップ
を含んでいる。他の実施形態において、前記一のサブチャネルを第二のアプリケ
ーションに割り当てるステップは、当該サブチャネルの周波数に基いて順序づけ
することにより、各サブチャネルを選択するステップ、および、周波数の最も高
いサブチャネルから周波数の最も低いサブチャネルへと繰り返し並べるステップ
を含んでいる。また、別の実施形態において、前記一のサブチャネルを第二のア
プリケーションに割り当てるステップは、当該サブチャネルによって搬送される
ビット数に基いて順序づけすることにより、各サブチャネルを選択するステップ
、および、搬送するビット数が最も少ないサブチャネルから搬送するビットが最
も多いサブチャネルへと繰り返し並べるステップを含んでいる。また、さらに別
の実施形態において、前記一のサブチャネルを第二のアプリケーションに割り当
てるステップは、当該サブチャネルによって搬送されるビット数に基いて順序づ
けすることにより、各サブチャネルを選択するステップ、および、搬送するビッ
ト数が最も多いサブチャネルから搬送するビットが最も少ないサブチャネルへと
繰り返し並べるステップを含んでいる。
【0013】 また、別の実施形態において、前記第二動作アプリケーションセット中のいず
れかのアプリケーションは、ABCD信号ビットのセットを含む複数のビットを
有する音声電話アプリケーションであり、当該ABCD信号ビットは、前記音声
電話アプリケーションの他のビットとは異なり、別のフレーマー/コーダー/イ
ンターリーバーブロックによって処理される。別の実施形態において、前記第二
動作アプリケーションセット中のいずれかのアプリケーションは、ABCD信号
ビットのセットを含む複数のビットを有する音声電話アプリケーションであり、
当該ABCD信号ビットは、前記声電話アプリケーションの前記他のビットとし
て、同じフレーマー/コーダー/インターリーバーブロックによって処理される
【0014】 他の実施形態において、前記第一動作アプリケーションセット中の少なくとも
一のアプリケーションは、前記二動作アプリケーションセット中にも含まれる。
また、他の実施形態において、前記サブチャネルの少なくとも一つは、少なくと
も二つのアプリケーションに割り当てられる。
【0015】 本願の他の発明によれば、マルチキャリアシステムは、通信チャネルを有する
とともに、少なくと二つのアプリケーションをサポートすることを特徴とする。
【0016】 現在動作中のアプリケーションセット中の各アプリケーションは、当該アプリ
ケーションと関連するビットを処理する目的で、別のフレーマー(Framer)/コ 当該アプリケーションと関連づけられた前記フレーマー(Framer)/コーダー(Cod
er)/インターリーバーブロックによって処理されたビットを搬送するため、少
なくとも1のサブチャネルを前記現在動作中のアプリケーションセット中の各ア
プリケーションに割り当てる。前記現在動作中のアプリケーションセットの変更
に応じて、変更された現在動作中のアプリケーションセット中の当該一のアプリ
ケーションと関連づけられた前記フレーマー(Framer)/コーダー(Coder)/イン
ターリーバーブロックによって処理されるビットを搬送するため、以前割り当て
られていなかったサブチャネルを、変更された現在動作中のアプリケーションセ
ット中の一のアプリケーションに割り当てる。
【0017】 本願の他の発明によれば、マルチキャリアシステムは、通信チャネルを有する
とともに、少なくと二つのアプリケーションをサポートする方法であることを特
徴とする。かかるシステムは、第一動作アプリケーションセット中の各アプリケ
ーション毎に遅延時間の異なる経路を用いて、前記第一動作アプリケーションセ
ット中の一以上のアプリケーションに関連するビットを処理する。また、当該シ
ステムは、前記第一動作アプリケーションセット中の一以上のアプリケーション
と関連するビットを搬送するため、サブチャネルを、前記第一動作アプリケーシ
ョンセット中の一以上のアプリケーションに割り当てる。さらに、当該システム
は、第二動作アプリケーションセット中の各アプリケーション毎に遅延時間の異
なる経路を介して、前記第二動作アプリケーションセット中の一以上のアプリケ
ーションに関連するビットを処理するステップへと移行する。また、当該システ
ムは、前記第二動作アプリケーションセット中の一以上のアプリケーションと関
連するビットを搬送するため、前記第二動作アプリケーションセット中の前記一
以上のアプリケーションに対するサブチャネルの割り当てを変更する。
【0018】 本発明のある実施形態において、システムがサブチャネルの割り当てを変更し
た場合、当該システムは、少なくとも一のサブチャネル上を搬送されるビット数
を変更する。本発明の他の実施形態において、システムがサブチャネルの割り当
てを変更した場合、当該システムは、少なくとも一のサブチャネルを、あるアプ
リケーションから第二の異なるアプリケーションに再度割り当てる。また、別の
実施形態において、システムがサブチャネルの割り当てを変更した場合、当該シ
ステムは、少なくとも一のサブチャネルを、前記第二の異なる動作アプリケーシ
ョンセット中の少なくとも二つのアプリケーションに割り当てる。
【0019】 また、さらに別の実施形態において、前記第一動作アプリケーションセットは
、非同期転送モードのデータアプリケーションを含んでおり、前記第二の異なる
動作アプリケーションセットは、前記非同期転送モードのデータアプリケーショ
ンおよび音声電話アプリケーションを含む。別の実施形態において、前記第一動
作アプリケーションセットは、非同期転送モードのデータアプリケーションおよ
び音声電話アプリケーションを含んでおり、前記第二の異なる動作アプリケーシ
ョンセットは、前記非同期転送モードのデータアプリケーション含み、前記音声
電話アプリケーションを含まない。
【0020】 また、他の実施形態において、システムがサブチャネルの割り当てを変更した
場合、当該システムは、前記第一動作アプリケーションセット中のいずれか一つ
の又はその一以上のアプリケーションによって以前使用されなかったサブチャネ
ルを、前記第二の異なる動作アプリケーションセットに割り当てる。さらに、他
の実施形態において、システムがサブチャネルの割り当てを変更した場合、前記
第一動作アプリケーションセット中の少なくとも一のアプリケーションによって
用いられていた少なくとも一のサブチャネルが、前記第二の異なる動作アプリケ
ーションセット中の前記アプリケーションによっては用いられない。
【0021】
【発明の説明】
図1は、本発明の原理を具現化するDSLトランシーバーの代表的な送信器1
00のブロック図を示す。送信器100は、複数のFCIブロック110、11
0’、110’’、110’’’(110と総称する)、複数の動作アプリケー
ション120、120’、120’’、120’’’(120と総称する)、デ
ジタル変調器130、およびアナログ・フロントエンド(AFE)140を備えてい
る。本実施形態においては送信器に関して説明しているが、当業者であれば、本
明細書に含まれる発明の概念は、同じ機能ブロック図を反対の順序にした受信器
にも同様に適用できることが判る。
【0022】 FCIブロック110は、対応するアプリケーション120と通信を行うとと
もに、それぞれのアプリケーションからアプリケーションデータ115、115
’、115’’、115’’’(115と総称する)を送信するよう設計されて
いる。FCIブロックは、アプリケーションデータ用のフレーミング、コーデイ
ングおよびインターリービングのいずれかの組み合わせ、を含んでいる。より詳
しく述べると、各FCIブロック110は、与えられたアプリケーションに対す
るBER、遅延時間(latency)およびインパルス雑音への耐性、の適切な組み合
わせを達成するようアプリケーションデータ115をフレーミング、場合によっ
てはコーデイング及び/又はインターリービング、する過程を含んでいる。
【0023】 デジタル変調器130も、AFE140と通信を行い、当該AFE140は、
通信チャネル150と通信を行う。データを変調する際、デジタル変調器130
は、通信チャネル150の送受信周波数スペクトルをサブチャネルと呼ばれる部
分に分割する。デジタル変調器130は、前記通信チャネルの各サブチャネル上
に変調されるビット数を特定するビット割り当てテーブル(BAT)145とも
交信する。
【0024】 動作中、送信機100は、異なる通信特性を有する複数のアプリケーション1
20を同時にサポートすることができるとともに、第一の動作アプリケーション
セットの変調データと第二の動作アプリケーションセットの変調データを動的に
切り換えることができる。動作アプリケーションセットは、そのために送信器1
00がデータを送信する一以上の固有で現在動作中のアプリケーションセットで
あって異なる種類(unique set of one or more currently active applications
of different types)(例えば、ビデオアプリケーション、インターネットアク
セスアプリケーション、および音声電話アプリケーション)のものを特定する。
【0025】 各アプリケーションセットは、前記アプリケーションセット内の一以上のアプ
リケーションに基づき、信号の送信(および受信)を行うための対応パラメータ
ーセットを有している。各パラメーターセットは、一以上のアプリケーションに
に関する信号を通信チャネルを介してDMT送信する場合の特徴を示す、様々な
パラメーターを含んでいる。
【0026】 かかるパラメーターには、以下のものが含まれる: 送信器100から、および、それに対する通信用データレート(ビット/秒
で表す); アップストリームおよびダウンストリーム通信経路で用いられるトーンの数
(すなわち、サブチャネル); 各サブチャネル上で用いられる最小および最大の直交振幅変調(QAM)コ
ンステレーションサイズ; トレリスコードを含めるか又は排除するかについて; 周期プリフィクス(cyclic prefix)の長さ; リード ソロモン(R−S)コードワードサイズ; インターリーバーが用いられる場合、インターリーバーの深さ; 遅延経路の数、および各遅延経路のデータレート; フレーミングモード(例えば、ITUのADSL伝送規格G922.1は4
つの異なるフレーミングモードを規定している); 各サブチャネル又はBATに割り当てられたビット数; 各トーン、または利得調整テーブル(GAT)に対してなされた利得の微調
整; パフォーマンスマージン;および アプリケーションへのサブチャネルの割り当て。
【0027】 現在動作中のアプリケーションの通信パラメーターを集めることで、ある時点
での送信器100の通信状況が定義される。
【0028】 図2は、三つのアプリケーションをサポートを行う送信器100の実施形態を
示している。送信器100は、三つのFCI専用ブロック110、110’、1
10’’、ADSL変調器ブロック130、AFE140,および通信チャネル
150を備えている。三つのFCIブロック110、110’、110’’は、
対応する三つのアプリケーション:例えば、ビデオアプリケーション260、音
声電話アプリケーション270、およびATM( 非同期転送モード)データ送
信アプリケーション280、からの入力を受ける。三つのFCI専用ブロック1
10、110’、110’’からの出力は、ADSL変調器ブロック130でま
とめて多重化される。再度述べるが、本実施形態は、送信器に関するものである
が、ここで述べたものと逆のコンセプトも、同じ機能ブロック図を反対の順序に
した受信器にも同様に適用することができる。
【0029】 FCIブロック(ビデオFCIブロック)110は、ビデオを送信し、フレー
マーブロック211、R−Sコーダーブロック212、インターリーバーブロッ
ク214、およびトレリスコーダーブロック216を含むよう設計されている。
FCIブロック(音声電話FCIブロック)110’は、音声データを送信し、
マルチプレクサー/フレーマーブロック221、周期冗長性チェック(CRC)
/スクランブラー(SCR)ブロック222、およびハミングコーダーブロック
224を含むよう設計されている。マルチプレクサ/フレーマーブロック221
は、音声電話アプリケーション270、場合によっては音声電話信号化ビット(
ABCDビット)295、からデータを受けとる。FCIブロック(ATMデー
タFCIブロック)110’’は、ATMデータを送信し、マルチプレクサ/フ
レーマーブロック232、周期冗長性チェック/スクランブラー(CRC/SC
R)ブロック234、R−Sコーダーブロック236、およびインターリーバー
ブロック238を含むよう設計されている。マルチプレクサ/フレーマーブロッ
ク232は、ATMデータアプリケーション280、組み込みオペレーションチ
ャネル/ADSLオーバーヘッドチャネル(EOC/AOC)データ285、お
よび、場合によっては、ABDCDビット295からのデータを多重化する。
【0030】 ADSL変調器ブロック130は、直交振幅変調(QAM)エンコーダー24
2および逆フーリエ変換(IFFT)変調器244を備えている。
【0031】 FCI専用ブロック110、110’、110’’の部品は、それらの対応す
るアプリケーション260、270および280の通信条件によって決定される
。例えば、ビデオストリームが解凍された場合、たった一つビットエラーが生じ
ただけで複数のフレームエラーを生じさせてしまうので、圧縮ビデオデータが非
常に低いBER(1E-9未満)とインパルス雑音に対する高い耐性が必要とされる
。R−Sコーダーブロック212は、多数のFEC符号を提供することによって
かかる要求を解決する。トレリスコーダーブロック216は、FEC符号提供機
能を別途与えるために設けられている。圧縮ビデオデータの送信に関し、データ
エラーは大きな問題であるが、ビデオアプリケーションは、長い遅延時間(例え
ば、約100ミリ秒を超える)にも耐えることができる。これは、通常、ビデオ
アプリケーションが双方向性ではないからである。したがって、インターリーバ
ーブロック214は、インターリービングコードワード深さが大きくなるよう構
成することができる。
【0032】 ビデオデータとは違い、双方向性が高いので、音声電話データの送信には、
短い遅延時間(すなわち、約1.5ミリ秒未満)が要求される。したがって、音
声電話FCIブロック110’は、インターリーバーブロックを備えていない。
ビデオとは対照的に、音声電話通信の送信は、大きなブロックFECコードは不
要であることを示す高いBER(1E-3未満)にも耐える。その代わりに、音声電
話FCIブロック110’は、小さいブロックのハミングコーダーブロック22
4を伴って構成される。他の実施形態において、音声電話FCIブロックは、コ
ーデイングを行わない。
【0033】 DSLを介して音声が送信されると、音声電話アプリケーション270は、信
号化情報を提供するため、ABCDビット295を送信する。図2に示すように
、ABCDビットは、帯域内では(in-band)音声電話アプリケーション270か
らのデータ、又は、帯域外では(out-of-band)ATMデータアプリケーション2
80からのデータのいずれかと共に送信することができる。
【0034】 ATMデータ送信は、未加工のデジタル情報を入手し、かかるデータをATM
オーバーヘッド情報を伴うデータを含むATMセルにフォーマットするADSL
システムの典型的な構成である。ATMセルは、ビデオおよび音声電話データを
含む広い範囲のデータを送信するために用いることが出来る。ここで示した例に
おいて、ATMデータアプリケーション280は、インターネットアクセス・ウ
エッブブラウジング・アプリケーションである。TCP/IP再送信プロトコル
を用いているので、インターネットアクセス・ウエッブブラウジングデータ送信
は、ビットエラーを処理することができ、したがって、1E−7未満の中程度の
BERにおいてもうまく動作することができる。 しかし、TCP/IP再送信
プロトコルは、適度の遅延(すなわち、約20ミリ秒)が必要とされ、長い間隔
は許容されない。これらの条件に基づき、R−Sコーダー236は、200バイ
ト程度の中くらいのコードワードサイズを有するよう構成される。インターリー
バー238は、5コードワード程度の、中くらいのインターリービング深さを有
するよう構成される。かかる特定の構成は、例示のためだけに用いられたにすぎ
ず、他の構成であってもインターネットアクセス・ウエッブブラウジング・アプ
リケーションの通信条件を満たす。
【0035】 上記で説明した構成を採用したことにより、ATMデータFCIブロック11
0’’は高い信頼性を有する。ABCDビットは、非常に低いデータレート(2
kbps未満)で搬送され、十分な保護が必要な重要な情報を運ぶ。したがって
、ABCDビットをATMデータFCIブロック110’’によって処理するこ
とは有益である。しかし、もし、ABCDビットを音声電話アプリケーション2
70と同じ遅延時間で送信する必要があるのなら、音声電話FCIブロック11
0’によってABCDビットを処理する方が有益である。
【0036】 動作において、送信器100の通信データレートは、いくつかの要素によって
変化する。かかる要素には、以下のものが含まれる:(1)雑音、選択性フェー
デイング(selective fading)、マルチチャネル、およびインパルス雑音等、のチ
ャネルの状況;(2)サンプリングレート、フィルタリング、雑音、およびハイ
ブリッド等のAFE140の仕様;(3)変調方式、コンステレーションサイズ
、均等化(equalization)、およびエコーチキャンセル等のデジタル変調器130
の仕様。
【0037】 図2において、送信器100は、3つの動作アプリケーション260、270
、および280を有する状況でデータを送信している様子を示している。本発明
の原理によると、送信器100は、例えば、一方のアプリケーションが動作中で
あるような一以上のアプリケーションを有する第二通信状態に基づき、データ送
信をするよう動的に切り換えることが可能である。特に、送信器100が合計2
.5Mbpsのデータレートを有する場合を考えてみる。まず、この2.5Mb
psのうち1.5Mbpsがビデオアプリケーション260に割り当てられる。
音声電話アプリケーション270は、64kbpsの三つのチャネルをサポート
し、これにより、合計192kbpsがそれ自身に割り当てられる。残りの0.
808Mbpsが、インターネットアクセス・ウエッブブラウジング・アプリケ
ーション280に割り当てられる。送信器100が、第二通信状態に基づいて、
動的にデータ送信に切り換えられる場合、2.5Mbpsのデータスループット
の割り当ては、これらのアプリケーションを動作させつづけるサポートを行うた
め、変更される。サブチャネルの割り当てを動的に変更する過程を、以下で詳し
く説明する。
【0038】 サブチャネルの割り当て変更 マルチキャリアモデムにおいて、アプリケーションへサブチャネルを割り当て
るとは、当該アプリケーションに対応するデータビットが、そのサブチャネル上
で変調されることを意味する。現在動作中のアプリケーションのセットが変更さ
れると、送信器100は、現在動作中のアプリケーションに適応するため、アプ
リケーションに対するサブチャネルの割り当てを動的に変更する。サブチャネル
の割り当てについてのかかる動的な変更に、以下の工程のうち1つ以上を含める
こともできる:(1)既に、あるアプリケーションに割り当てられたサブチャネ
ルを、別の第二アプリケーション再度割り当てる;(2)あるアプリケーション
に割り当てられたサブチャネルを二以上のアプリケーションに割り当て、または
、その逆を行う、すなわち、二以上のアプリケーションに割り当てられたサブチ
ャネルを一のアプリケーションに割り当てる;(3)サブチャネル上のビット数
を変更する;および/または(4)まだ使用されていないサブチャネルを二以上
のアプリケーションに割り当て、または、その逆を行う、すなわち、既に割り当
てられているサブチャネルを使用しないようにする。
【0039】 1)サブチャネルの再割り当て 図3は、例示的な実施形態の過程であって、それにより、あるアプリケーショ
ンから別のアプリケーションへとサブチャネルが再度割り当てられる過程を示し
ている。説明の関係上、動作アプリケーションセットには、まず、ATMデータ
アプリケーション280が含まれている。次に、動作アプリケーションセットは
、元のATMデータアプリケーション280に加えて、音声電話アプリケーショ
ン270を含むよう変更される。
【0040】 送信機100は、ATMデータアプリケーション280からのデータを受けと
る(ステップ305)。かかるATMデータは、ATMデータFCIブロック1
10’’により処理される(ステップ310)。デジタル変調器130は、サブ
チャネルを割り当て、前記ATMデータを変調する(ステップ320)。かかる
ATMデータアプリケーション280が動作中のアプリケーションの一つである
場合、送られたサブチャネルATMデータ用に用いられる。サブチャネルにビッ
トを割り当てる代表的な例を、下のテーブル1に示す。サブチャネル13で示し
たように、サブチャネルの質のバラツキにより、サブチャネルのいくつかは使用
されない。AFE140は、変調されたデータ処理し、それらを通信チャネル1
50に伝達する(ステップ325)。
【0041】 テーブル1
【表1】 次に、現在動作中のアプリケーションセットを変更する(ステップ330)。
さらに、送信器は、送信器が元のATMデータアプリケーションに加え音声電話
アプリケーション270からのデータの受信を開始する(ステップ335)とい
う新しい通信状況に入る。音声電話データおよびATMデータは、音声電話FC
Iブロック110’およびATMデータFCIブロック110’’によって処理
される(ステップ340)。FCIブロック110’、110’’から出力され
たデータは、デジタル変調器130においてまとめて多重化される(ステップ3
45)。デジタル変調器130は、サブチャネルを現在送信されているアプリケ
ーション270、280間に再度割り当て、各アプリケーションデータのセット
を、それに対応するサブチャネルのセット上に変調する(ステップ350)。サ
ブチャネルにビットを再度割り当てる代表的な例を、下のテーブル2に示す。
【0042】 テーブル2
【表2】 テーブル1とテーブル2との比較により明らかであるが、サブチャネルの再割
り当ては、新たに動作した音声電話アプリケーション280に、ATMデータア
プリケーション280からの送信に以前用いられたサブチャネルを割り当てるこ
とを含んでいる。特に、サブチャネル番号4および8は、電話がオフフックにさ
れた場合、音声チャネルに対し、動的に割り当てられる。以下に詳しく説明する
ように、サブチャネル番号11は、ATMデータアプリケーション280および
音声電話アプリケーション270の両方に割り当てられる。
【0043】 複数のサブチャネルを単一の電話チャネルに再度割り当てる技術は、複数の電
話チャネルのサポートを行う場合にも拡大して適用することができる。通話を行
うため、新しいチャネルが動作する毎に、新たに64bpsが音声チャネル経路
に割り当てられる。
【0044】 動作アプリケーションセット内のアプリケーションに割り当てられるサブチャ
ネルを選択するため、さまざまなアルゴリズムを用いることが可能である。例え
ば、音声電話アプリケーション270に割り当てられるサブチャネルを選択する
方法の一つに、サブチャネルを調べ、8ビットが割り当てられている最初の二つ
のサブチャネルを選び出す方法がある。かかるサブチャネルの選択には、サブチ
ャネルの周波数又はそのコンステレーションサイズを含むさまざまな要素に基づ
き、サブチャネルを順序づけする方法を用いることができる。別の方法としては
、サブチャネルを調べ、最初の16ビットを音声電話アプリケーションに割り当
てる方法がある。音声電話アプリケーション270に割り当てられたサブチャネ
ルのセットにより、ちょうど16ビットが与えられない限り、サブチャネルのビ
ットのうち、あるものは音声電話アプリケーション270に、またあるものは別
のアプリケーションに割り当てられる。サブチャネルを共有することについては
、以下で詳細を説明する。繰り返すが、サブチャネルの選択には、サブチャネル
の周波数又はそのコンステレーションサイズを含むさまざまな要素に基づき、サ
ブチャネルを順序づけする方法を用いることができる。デジタル変調器130が
サブチャネルを再度割り当て、データを変調した後、AFE140は、変調され
た信号を処理し、それらを通信チャネル150に伝達する(ステップ355)。
【0045】 上述の過程は、ATMデータアプリケーション280から音声電話アプリケー
ション270とATMデータアプリケーション280との組み合わせへ移行した
ことを示している。このことは、電話がオフフック状態になったことを示してい
る。音声電話アプリケーション270とATMデータアプリケーション280と
の組み合わせからATMデータアプリケーション280へ移行する逆の工程につ
いては、上述のステップを逆にすることにより説明する。通常、これには、テー
ブル2に基づく送信を行った後に、テーブル1に基づいた送信に切り換えるステ
ップが含まれる。このことは、電話がオンフック状態に戻ったことを示している
。本実施形態は、送信器について述べているが、本明細書中に含まれる発明の概
念は、同じ機能ブロック図を反対の順序にした受信器にも同様に適用することが
できる。
【0046】 2)サブチャネルの共有 アプリケーリョンへサブチャネルを割り当てる過程の一環として、一のサブチ
ャネルが二つの異なるアプリケーション用データを搬送することが可能である。
このことは、動作アプリケーションセットが変更されてサブチャネルの割り当て
が変更になった場合、一のアプリケーションに割り当てられる一のサブチャネル
が二以上のアプリケーションにも割り当て可能となることを意味する。これと逆
に、二以上のアプリケーションに割り当てられた一のサブチャネルが一のアプリ
ケーションに割り当て可能となる。
【0047】 テーブル3
【表3】 先のサブチャネルの割り当ての変更に関しては、テーブル1およびテーブル3
を参照して説明した。テーブル1のサブチャネル番号4は、ATMデータアプリ
ケーション280用の8ビットのデータを搬送している。テーブル3は、音声電
話アプリケーション270の動作に伴うサブチャネルの割り当てを変更する過程
の一環として、サブチャネル番号4のうち1ビットが、ここで元のATMデータ
アプリケーション280用のデータを搬送し、7ビットが音声電話アプリケーシ
ョン270用のデータを搬送することを示している。音声電話アプリケーション
に割り当てられたサブチャネルであって、テーブル3に示されたサブチャネルは
、最も低い周波数のサブチャネルから、より高い周波数のサブチャンネルへと順
番に並べる順序づけを用いて調べることにより選ばれている。サブチャネルの順
序づけは、最も高い周波数のサブチャネルから、より低い周波数のサブチャンネ
ルへと順番に並べることによっても行うことが可能である。この場合、サブチャ
ネル番号16、15、14、12、11、およびサブチャネル番号10のうち2
ビットが音声電話アプリケーションに割り当てられる(サブチャネル番号13が
未使用のままであると仮定した場合)。サブチャネル番号10の他のビットは、
ATMデータアプリケーション280に割り当てられたままである。サブチャネ
ルの順序づけは、ビットが最も少ないサブチャネルから、より多くのビットを有
するサブチャンネルへと順番に並べることよっても行うことができる。この場合
、サブチャネル番号5、15、3、6、12、2、16、およびサブチャネル番
号1のうち2ビットが音声電話アプリケーションに割り当てられる(ここでも、
サブチャネル番号13が未使用のままであると仮定した場合)。サブチャネル番
号1の他のビットは、ATMデータアプリケーション280に割り当てられたま
まである。さらに別のサブチャネルの順序づけは、ビットが最も多いサブチャネ
ルから、より少ないビットを有するサブチャンネルへと順番に並べることよって
も行うことができる。この場合、サブチャネル番号4、10およびサブチャネル
番号8のうち1ビットが音声電話アプリケーションに割り当てられる。サブチャ
ネル番号8の他のビットは、ATMデータアプリケーション280に割り当てら
れたままである。
【0048】 3)サブチャネルによって搬送されるビット数の変更 ある実施形態においては、サブチャネルの割り当てを動的に変更させる過程の
一環として、通信チャネルを介して現在送信されているアプリケーションのセッ
トに基づきBAT145を変更する。特に、BAT145の再割り当て済みサブ
チャネルは、当該サブチャネルによってそのデータが現在搬送されているアプリ
ケーションの通信特性に基づき、別のビット数を搬送することにって変更しても
よい。例えば、ATMデータが送信された場合、特定のサブチャネルにDMTフ
レーム毎に4ビットが割り当てられ、音声電話データが送信された場合、同じサ
ブチャネルに、DMTフレーム毎に6ビットが割り当てられる。
【0049】 かかる変更は、各アプリケーションごとのそれぞれのBERおよびマージン要件
に基づいて行われる。このマージンは、当該システムが耐え得るものだけでなく
、目標BERをも達成するノイズパワーに対して増加したノイズパワー(dBで
表す)の量として定義される。例えば、通常、ADSLシステムは、1E−7の
BERに対して6dBのマージンを有するように設計され、構成される。このこ
とは、受け取ったノイズパワーが6dBだけ増加したとしても、モデムは、まだ
1E−7のBER要件を満たすことを意味する。かかるマージンは、ノイズ、ク
ロストークおよびインパルスノイズの両方に対し、さらなる耐性を与えるために
用いられる。それぞれがビットエラーに対して異なる耐性を有しているので、複
数の異なるアプリケーションが、それぞれ異なるマージンを要求しても良い。
【0050】 下に示すテーブル4は、サブチャネルに対するビットの割り当て、すなわちB
AT、が送信されているアプリケーションデータのマージンおよびBER要件に
よって決定される場合の一例である。第一コラムおよび第二コラムは、それぞれ
、サブチャネルおよびそれらのSN比を示している。第三コラムから第六コラム
までは、所定のサブチャネルの質およびアプリケーション通信条件下における異
なるBATsを特定している。第三コラムは、全てのサブチャネルに渡って等し
く6dBのマージンと1E−7のBERを有し、ATMデータの送信に適切とな
るよう構成されている。第三コラムの底部に示すように、複数サブチャネルの特
定されたSN比により、所定のBERおよびマージン要件下で、マージンDMT
フレーム毎に合計52ビットを達成することができる。第四コラムは、全てのサ
ブチャネルに渡って等しく4dBのマージンと1E−3のBERを有する音声専
用送信のために構成されている。第四コラムの底部に示すように、複数サブチャ
ネルの特定されたSN比により、所定のBERおよびマージン要件下で、マージ
ンDMTフレーム毎に合計84ビットを達成することができる。
【0051】 第五コラムおよび第六コラムは、本発明よってサブチャネルがどのようにして
再度割り当てられるのかを示している。第五コラムは、ADSL通信チャネル1
50を介して一つの音声電話およびインターネットアクセスアプリケーションが
動作している場合のBATである。ATMデータに割り当てられているサブチャ
ネルは、(d)によって示され、音声電話に割り当てられているサブチャネルは
、(v)によって示さている。
【0052】 テーブル4
【表4】 本発明の動作を示す例としては、インターネットアクセスアプリケーションが
単独で動作しており、その後、音声電話が動作する場合が考えられる。このよう
な場合、トランシーバーは、同じ量のインターネットアクセスのスループットを
失わずに音声電話のスループットを追加することができる。第三、第四および第
五コラムのスループットを比較することにより、本発明のかかる特徴が明らかに
なる。まず、第五コラムのスループットは、第四コラム(音声専用)よりも小さ
いが、第三コラム(インターネットアウセス専用)よりも大きいことが明らかに
なる。次に、64kbpsの音声チャネルが動作すると、インターネットアクセ
スのデータレートが、ほんの32kbps減少する。このことは、特に二つの原
因に起因するものである。最初の原因としては、サブチャネル番号13および1
4のSN比が14dBであり、これにより、これらのサブチャネルは、インター
ネットアプリケーション用に使用できないが、音声電話アプリケーション用に使
用することができることが挙げられる。二番目の原因としては、音声電話アプリ
ケーションに対するマージンが低く、BERの耐性が大きいということは、サブ
チャネル9および12がインターネットアクセスから音声電話に切り換えられた
場合、当該サブチャネルによって搬送されるビット数が増加することを意味する
ことが挙げられる。特に、2ビットから4ビットへと切り換えられたサブチャネ
ル9および6ビットから8ビットへと切り換えられたサブチャネル12がこれに
該当する。
【0053】 第六コラムは、音声チャネルが二つ動作した場合に、どのようにしてBATが
変更されるかを示す。この場合、二つの電話(64X2=128kbps)が通
話をしていると、インターネットアクセスデータレートが、ほんの48kbps
減少する。3つ以上の音声チャネルが通話中である場合、BATも同様に変更さ
れる。
【0054】 第三コラムから第六コラムは、別の動作アプリケーションセットであることお
よびアプリケーションの動作および停止、に伴い、これらいずれかの通信状況間
で移行が可能であることを示している。ある実施形態において、特定のサブチャ
ネル上で搬送されるビット数を変更する方法は、一のBATを動的に変更するも
のである。他の実施形態において、かかる方法は、トランシーバの考え得る限り
の異なった通信状態を表すBAT間での切り換え操作を含んでいる。
【0055】 4)サブチャネルの質によるサブチャネルの使用と不使用 通常、複数の異なるアプリケーションは、サブチャネルの質について異なる要
件を有している。このことは、質の低いサブチャネルを必要とするアプリケーシ
ョンが動作した場合、以前使用されていなかったサブチャネルを動作させればよ
いこと、を意味する。また、このことは、質の低いサブチャネルを必要とするア
プリケーションが停止した場合、質の高いサブチャネルを必要とするアプリケー
ションのみが動作していた場合には当該アプリケーションに割り当てられていた
サブチャネルが使用されなくなること、を意味する。
【0056】 テーブル5は、以前使用されていなかったサブチャネルだけがボイスチャネル
用に用いられる実施形態を示す。このテーブルは、音声をサポートするのに十分
、例えば、1E−3のBERおよび4dBマージンのデータ、であるが、インタ
ーネットアクセスデータには不十分、例えば、1E−7のBERおよび6dBマ
ージンのデータ、なSN比を有する複数のサブチャネルが存在する場合のもので
ある。かかる実例において、サブチャネル番号1から8は、音声アプリケーショ
ンに対して2ビットのサポートを行うことができるが、インターネットアクセス
アプリケーションに対しては0ビットのサポートしかできない。第五コラムは、
一の音声チャネルおよびインターネットアクセスアプリケーションがサポートさ
れている場合のBATを示している。ボイスチャネルは、データ専用モード(第
三コラム)では用いられていなかったサブチャネルを用いるので、音声チャネル
が一つだけ動作している場合、インターネットアクセスのデータレートが低下し
ない。
【0057】 テーブル5
【表5】 この実施形態は、通話中又は非通話の如何に拘わらず、インターネットアクセ
ス経路が影響を受けないという点で、動作に関して大きな効果が得られる。更に
別の音声チャネルが動作すると、インターネットアクセスサブチャネルのいくつ
かを音声電話に対して再度割り当てる必要があり、これにより、インターネット
アクセスアプリケーションレートが低下する。このことは、例示テーブル4に示
されている。本実施形態の他の効果には、インターネットアクセスのデータレー
トが低下しないので、電話がオフフック状態であっても音声チャネルが常に接続
可能である、という効果がある。このことにより、BATが動的に変更されず音
声チャネルの帯域幅が常に割り当てられるので、通話又は非通話を処理するプロ
トコルを簡単にすることができる。
【0058】 第三コラムおよび第五コラムによって示されたBATsは、別の動作アプリケ
ーションセットであることおよびアプリケーションの動作および停止に伴い、こ
れらいずれかの通信状況間で移行が可能であることを示している。かかる移行を
達成する方法については、既に説明している。
【0059】 本発明を、特定の好ましい実施の形態を参照して示し、かつ説明したが、形態
および詳細における種々の変更が、以下の特許請求の範囲によって明確にされた
本発明の精神と範囲から逸脱することなく、なされ得ることは、当業者であれば
理解するであろう。例えば、本発明はDMT変調に関して説明したが、本発明の
原理は、DWMT(ディスクリート・ウェーブレット・マルチトーン)変調へも
適用される。また、ATMパケットの代りにIPフレームを使用して、データを
運ぶことができる。本発明の原理は、アプリケーションの複数のセットをサポー
トするいずれのDMT通信システムへも適用され、ここで、アプリケーションは
時間の経過に伴って動作および停止される。更に、本明細書はADSLで発明を
説明したが、いずれの形態のDSL、すなわちVDSL、SDSL、HDSL、
HDSL2またはSHDSLも使用できることは言うまでもない。先に説明した
いくつかの実施の形態はインターネットおよび音声アプリケーションを含んでい
るが、本発明の原理は、DSLシステムを介して運ばれるアプリケーションのい
かなる組合せ(例えば、在宅勤務、ビデオ会議、高速インターネットアクセス、
ビデオオンデマンド)にも適用されることは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
本発明は、添付した特許請求の範囲によって詳細に特定される。上記で説明し
た本発明の効果だけでなく、本発明の更なる効果も、添付図面に関連する以下の
説明を参照することによって、より深く理解することができる。
【図1】 図1は、複数のフレーマー/コーダー/インターリーバーブロックおよびデジ
タル変調器を備えたトランシーバーのある実施形態を示すブロック図である。
【図2】 図2は、三つのアプリケーション用に構成された三つのフレーマー/コーダー
/インターリーバーブロックおよびデジタル変調器の詳細を示したトランシーバ
ーのある実施形態を示すブロック図である。
【図3】 図3は、ある実施形態のプロセスを示すフローチャートであって、それにより
、トランシーバーが、あるアプリケーションから別のアプリケーションへとサブ
チャネルの割り当てを変更するプロセスを表すものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/177,081 (32)優先日 平成12年1月19日(2000.1.19) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 09/522,869 (32)優先日 平成12年3月10日(2000.3.10) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 デビッド・シー.・ハンター アメリカ合衆国,マサチューセッツ州 01890,ウィンチェスター,マッコール ロード 29 (72)発明者 リチャード・ダヴリュー.・グロス アメリカ合衆国,マサチューセッツ州 01720,アクトン,バルサム ドライヴ 14 (72)発明者 ハリル・パディア アメリカ合衆国,マサチューセッツ州 01845,ノース アンドヴァー,カールト ン レーン 85 Fターム(参考) 5K022 DD01 DD13 5K034 AA20 CC01 CC02 CC05 HH63 KK29 【要約の続き】 を、インターネットアクセスアプリケーション用の送信 データおよび音声電話用の送信データへと、動的に切り 換えることが出来る。さらに別の実施形態においては、 ABCD音声電話信号ビットを、インターネットアクセ スアプリケーション又は音声電話アプリケーションから のデータのいずれかとともに送信することができる。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサブチャネルを有するマルチキャリア通信システムにおいて、少なくと
    も二のアプリケーションをサポートする方法であって、 現在動作中のアプリケーションセット中の各アプリケーションを、当該アプリ
    ケーションと関連するビットを処理する目的で、別のフレーマー(Framer)/コー
    ダー(Coder)/インターリーバーブロックに関連づけるステップ、 当該アプリケーションと関連づけられた前記フレーマー(Framer)/コーダー(C
    oder)/インターリーバーブロックによって処理されたビットを搬送するため、
    少なくとも1のサブチャネルを前記現在動作中のアプリケーションセット中の1
    つのアプリケーションに割り当てるステップ、および 前記フレーマー(Framer)/コーダー(Coder)/第二アプリケーションと関連づ
    けられたインターリーバーブロックによって処理されるビットを搬送するため、
    前記現在動作中のアプリケーションセットの変更に応じて、前記少なくとも1つ
    のサブチャネルを、変更された現在動作中のアプリケーションセット中の第二の
    異なるアプリケーションに割り当てるステップ、を備えたこと、 を特徴とするもの。
  2. 【請求項2】 請求項1にかかる方法において、前記少なくとも一のサブチャネルを前記第二
    アプリケーションに割り当てるステップは、当該サブチャネル上を搬送するビッ
    ト数を変更するステップを含むこと、 を特徴とするもの。
  3. 【請求項3】 請求項1にかかる方法において、前記少なくとも一のサブチャネルを前記第二
    アプリケーションに割り当てるステップは、前記少なくとも一のサブチャネルの
    ビットの第一のサブセットを、前記第二アプリケーションに割り当てるステップ
    、および、前記少なくとも一のサブチャネルの前記ビットの第二サブセットを、
    少なくとも他の一のアプリケーションに割り当てるステップと、を含むこと、 を特徴とするもの。
  4. 【請求項4】 請求項1にかかる方法において、前記第一のアプリケーションは、非同期転送
    モードのデータアプリケーション(asynchronous transfer mode data applicati
    on)であり、前記第二のアプリケーションは、音声電話アプリケーション(voice
    telephony application)であること、 を特徴とするもの。
  5. 【請求項5】 請求項1にかかる方法において、さらに、前記アプリケーションのいずれかに
    割り当てられた一つ以上のサブチャネルを選択するステップを備え、かかる選択
    ステップには、 前記サブチャネルを当該サブチャネルの周波数に基いて順序づけするステップ
    、および 前記一のアプリケーションに適切な数のビットが割り当てられるまで、前記サ
    ブチャネルを、周波数の最も低いものから昇順に繰り返し並べるステップ、を含
    むこと、 を特徴とするもの。
  6. 【請求項6】 請求項1にかかる方法において、さらに、前記アプリケーションのいずれかに
    割り当てられた一つ以上のサブチャネルを選択するステップを備え、かかる選択
    ステップには、 前記サブチャネルを当該サブチャネルの周波数に基いて順序づけするステップ
    、および 前記一のアプリケーションに適切な数のビットが割り当てられるまで、前記サ
    ブチャネルを、周波数の最も高いものから降順に繰り返し並べるステップ、を含
    むこと、 を特徴とするもの。
  7. 【請求項7】 請求項1にかかる方法において、さらに、前記アプリケーションのいずれかに
    割り当てられた一つ以上のサブチャネルを選択するステップを備え、かかる選択
    ステップには、 前記サブチャネルを当該サブチャネルによって搬送されるビット数に基いて順序
    づけするステップ、および 前記一のアプリケーションに適切な数のビットが割り当てられるまで、前記サ
    ブチャネルを、搬送するビットが最も少ないものから昇順に繰り返し並べるステ
    ップ、を含むこと、 を特徴とするもの。
  8. 【請求項8】 請求項1にかかる方法において、さらに、前記アプリケーションのいずれかに
    割り当てられた一つ以上のサブチャネルを選択するステップを備え、かかる選択
    ステップには、 前記サブチャネルを当該サブチャネルによって搬送されるビット数に基いて順序
    づけするステップ、および 前記一のアプリケーションに適切な数のビットが割り当てられるまで、前記サ
    ブチャネルを、搬送するビットが最も多いものから降順に繰り返し並べるステッ
    プ、を含むこと、 を特徴とするもの。
  9. 【請求項9】 請求項1にかかる方法において、前記第二動作アプリケーションセット中のい
    ずれかのアプリケーションは、ABCD信号ビットのセットを含む複数のビット
    を有する音声電話アプリケーションであり、当該ABCD信号ビットは、前記音
    声電話アプリケーションの他のビットとは異なり、別のフレーマー/コーダー/
    インターリーバーブロックによって処理されること を特徴とするもの。
  10. 【請求項10】 請求項1にかかる方法において、前記第二動作アプリケーションセット中のい
    ずれかのアプリケーションは、ABCD信号ビットのセットを含む複数のビット
    を有する音声電話アプリケーションであり、当該ABCD信号ビットは、前記声
    電話アプリケーションの前記他のビットとして、同じフレーマー/コーダー/イ
    ンターリーバーブロックを用いて処理されること、 を特徴とするもの。
  11. 【請求項11】 請求項1にかかる方法において、前記第一動作アプリケーションセット中の少
    なくとも一のアプリケーションは、前記二動作アプリケーションセット中にも含
    まれること、 を特徴とするもの。
  12. 【請求項12】 請求項1にかかる方法において、前記サブチャネルの少なくとも一つは、少な
    くとも二つのアプリケーションに割り当てられること、 を特徴とするもの。
  13. 【請求項13】 請求項1にかかる方法において、現在動作中のアプリケーションのうち変更さ
    れたセットには、ATMデータアプリケーションおよび音声電話アプリケーショ
    ンが含まれていること、 を特徴とするもの。
  14. 【請求項14】 複数のサブチャネルを有するマルチキャリア通信システムにおいて少なくとも
    二のアプリケーションをサポートする方法であって、 現在動作中のアプリケーションセット中の各アプリケーションを、当該アプリ
    ケーションと関連するビットを処理する目的で、別のフレーマー(Framer)/コー
    ダー(Coder)/インターリーバーブロックに関連づけるステップ、 当該アプリケーションと関連づけられた前記フレーマー(Framer)/コーダー(C
    oder)/インターリーバーブロックによって処理されたビットを搬送するため、
    少なくとも1のサブチャネルを前記現在動作中のアプリケーションセット中の各
    アプリケーションに割り当てるステップ、および 変更された現在動作中のアプリケーションセット中の当該一のアプリケーショ
    ンと関連づけられた前記フレーマー(Framer)/コーダー(Coder)/インターリー
    バーブロックによって処理されるビットを搬送するため、前記現在動作中のアプ
    リケーションセットの変更に応じて、以前割り当てられていなかったサブチャネ
    ルを、変更された現在動作中のアプリケーションセット中の一のアプリケーショ
    ンに割り当てるステップ、を備えたこと、 を特徴とするもの。
  15. 【請求項15】 複数のサブチャネルを有するマルチキャリア通信システムにおいて少なくとも
    二のアプリケーションをサポートする方法であって、 第一動作アプリケーションセット中の各アプリケーション毎に遅延時間の異な
    る経路(different latency path)を用いて、前記第一動作アプリケーションセッ
    ト中の一以上のアプリケーションに関連するビットを処理するステップ、 前記第一動作アプリケーションセット中の一以上のアプリケーションと関連す
    るビットを搬送するため、サブチャネルを、前記第一動作アプリケーションセッ
    ト中の一以上のアプリケーションに割り当てるステップ、 第二動作アプリケーションセット中の各アプリケーション毎に遅延時間の異な
    る経路を介して、前記第二動作アプリケーションセット中の一以上のアプリケー
    ションに関連するビットを処理するステップへと移行するステップ、および 前記第二動作アプリケーションセット中の一以上のアプリケーションと関連す
    るビットを搬送するため、前記第二動作アプリケーションセット中の前記一以上
    のアプリケーションに対するサブチャネルの割り当てを変更するステップ、を備
    えたこと、 を特徴とするもの。
  16. 【請求項16】 請求項15にかかる方法において、サブチャネルの割り当てを変更するステッ
    プは、少なくとも一のサブチャネルを、あるアプリケーションから第二の異なる
    アプリケーションに再度割り当てるステップを含むこと、 を特徴とするもの。
  17. 【請求項17】 請求項15にかかる方法において、サブチャネルの割り当てを変更するステッ
    プは、少なくとも一のサブチャネル上を搬送されるビット数を変更するステップ
    を含むこと、 を特徴とするもの。
  18. 【請求項18】 請求項15にかかる方法において、サブチャネルの割り当てを変更するステッ
    プは、少なくとも一のサブチャネルを、前記第二の異なる動作アプリケーション
    セット中の少なくとも二つのアプリケーションに割り当てるステップを含むこと
    、 を特徴とするもの。
  19. 【請求項19】 請求項15にかかる方法において、前記第一動作アプリケーションセットは、
    非同期転送モードのデータアプリケーションを含んでおり、前記第二の異なる動
    作アプリケーションセットは、前記非同期転送モードのデータアプリケーション
    および音声電話アプリケーションを含むこと、 を特徴とするもの。
  20. 【請求項20】 請求項15にかかる方法において、前記第一動作アプリケーションセットは、
    非同期転送モードのデータアプリケーションおよび音声電話アプリケーションを
    含んでおり、前記第二の異なる動作アプリケーションセットは、前記非同期転送
    モードのデータアプリケーション含み、前記音声電話アプリケーションを含まな
    いこと、 を特徴とするもの。
  21. 【請求項21】 請求項15にかかる方法において、前記割り当て変更ステップは、前記第一動
    作アプリケーションセット中のいずれか一つの又はその一以上のアプリケーショ
    ンによって以前使用されなかったサブチャネルを、前記第二の異なる動作アプリ
    ケーションセットに割り当てるステップを含むこと、 を特徴とするもの。
  22. 【請求項22】 請求項15にかかる方法において、前記第一動作アプリケーションセット中の
    少なくとも一のアプリケーションによって用いられていた少なくとも一のサブチ
    ャネルが、前記第二の異なる動作アプリケーションセット中の前記アプリケーシ
    ョンによっては用いられないこと、 を特徴とするもの。
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