JP2003509754A - Ccdアレイを用いて読取可能なカードおよびラベル上の微小データスポットをレーザで書込む方法およびシステム - Google Patents

Ccdアレイを用いて読取可能なカードおよびラベル上の微小データスポットをレーザで書込む方法およびシステム

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Abstract

(57)【要約】 光記憶媒体のレーザ記録を利用して光メモリカード(11)およびラベル上にデジタルデータを記録および記憶するための方法およびシステムであり、これにより、更新可能で解像度が高い二次元バーコードが形成される。このバーコードは、広範囲にわたって採用されているPDF−417の二次元バーコードの約15倍から500倍を超えるデジタルデータを記憶する。光記憶媒体はDRAW(書込後直接読取)型であり、後処理は不要である。光記憶媒体はトラック(74)で予めフォーマットされ、記録された微小データスポット(71)の場所が正確に求められる。これら微小データスポット(71)のグループがデータバーを形成し、このデータバーがデータ画素(72、73、82、83)を形成する。その寸法は、微小データスポット(71)と比較して線形的には少なくとも4倍の大きさであり面積では16倍である。データ画素(72、73、82、83)は、CCDアレイといった光検出器アレイを用いて読取可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、CCDアレイなどの光検出器アレイを用いて読取可能な、光メモリ
カードおよびラベル上の微小データスポットをレーザで書込む方法およびシステ
ムに関する。
【0002】
【背景技術】
デジタルデータのレーザ記録は、光メモリカードまたは光メモリテープのよう
に線形的に移動する、回転光メモリディスクまたは光媒体の上に、行なうことが
できる。線形光データ記憶の市場分野には、光メモリカード、二次元バーコード
および映画フィルム上のデジタル音が含まれる。
【0003】 二次元バーコードであるPDF−417(Portable Data File(ポータブルデ
ータファイル))は、データをカード、文書およびパッケージに記憶させる方法
として広範囲にわたり受け入れられている。これは、指紋を含めた図形の符号化
に用いられる。当初は、インターネットの認可に追随してパーソナルコンピュー
タに接続されたレーザプリンタで印刷された切手の形態として使用され始めたも
のである。PDF−417仕様は1991年に開示された。PDF−417は、
最小寸法が約150ミクロンの画像を用いる。初期の、高解像度形態の二次元バ
ーコードは、1985年11月4日に出願され、1987年1月6日に発行され
、Drexler Technology Corporationに譲渡された、「4倍密度光データシステム
(Quad Density Optical Data Systems)」と題される米国特許第4,634,
850号で開示された。これに関連性の高い特許は、これもDrexler Technology
Corporationに譲渡された、1988年11月22日発行の米国特許第4,78
6,792号である。これら2つの特許は、PDF−417の150ミクロンと
いう画像寸法と比較して、画像寸法が3−35ミクロンである、高解像度形態の
二次元バーコードの読取に関する。PDF−417システムに直接関連性のある
特許の例として、1990年から1992年に出願され、1993年および19
94年に発行され、Symbol Technologies Inc.に譲渡された、米国特許第5,2
43,655号、5,304,786号および5,319,181号がある。
【0004】 直径が1から数ミクロンの微小レーザビームを用いて反射光データ記憶媒体に
レーザ記録を行なうことを含む3つの特許が、Drexler Technology Corporation
に譲渡されている。このレーザ記録によって、ピクセル(画素)からなり、そし
てまた、4、9または16の間隔を密にしレーザにより記録された微小スポット
の組からなる、可視画像が作り出される。これらの画素を用いて、人物の肖像画
像を含め目に見える英数字文字または画像を形成する。上記3つのDrexler Tech
nology Corporation特許は、「更新可能マイクログラフィックポケットデータカ
ード(Updatable Micrographic Pocket Data Card)」と題された米国特許第4
,680,459号、「更新可能マイクログラフィックポケットデータカード(
Updatable Micrographic Pocket Data Card)」と題された米国特許第4,81
4,594号および「レーザ撮像識別カード(Laser Imaged Identification Ca
rd)」と題された米国特許第5,421,619号である。
【0005】 データを映画のフィルムに線形光データ記憶することを含む方法および装置が
、以下の7つの米国特許に記載されている。これらの場合、デジタル光データは
映画のデジタル音を表わす。これら特許のうち、米国特許第4,503,135
号および4,603,099号という2つの特許が、Drexler Technologyに譲渡
されている。この分野でSony Corporationに譲渡された特許に、米国特許第5,
471,263号、5,523,996号、5,543,868号および5,6
66,185号が含まれる。関連する映画音声特許の1つでDolby Laboratories
に譲渡されているものとして、米国特許第5,710,752号がある。
【0006】 最近、別の関連特許として「光メモリストライプを用いた電子キャッシュカー
ドのための偽造防止検査法(Anti-Counterfeit Validation Method for Electro
nic Cash Cards Employing an Optical Memory Stripe)」と題された米国特許
第5,932,865号が発行され、Drexler Technology Corporationに譲渡さ
れた。要約書の2つの文が、関連するこの特許の特徴を指摘している。すなわち
、「このような偽造を、検査データがカード上に予め記録されたまたは後で記録
されるスマートカードに、光メモリストライプを結合することによって、禁止で
きる。この光検査データは、光検出器アレイを用いて読取られて、受信者に資金
振替中に送信でき、および/または、局所的に用いて現金引出の制御に用いるこ
とができる。この特許は、CCDアレイを用いて読取可能なデータのレーザ記録
の重要性について説明しているが、本発明の方法は開示してない。
【0007】 典型的な光メモリカードは、2.5ミクロンのスポットを用いトラック間の距
離が12ミクロンである場合に約4メガバイトのデータを記憶する、幅35mm
の反射光メモリ記録ストライプを用いる。読取/書込装置は約2500ドルで販
売されており、こうしたカードのための読取専用装置も高価格である。なぜなら
、低出力レーザダイオードを用いて光カード上のデジタルデータをトラッキング
する際の正確性が要求されるからである。顧客等はこうした光メモリカードのた
めの読取専用装置として低価格なものを求めており、顧客によっては低価格な装
置につながるならば幾分小さなデータ記憶容量も受け入れると考えられる。
【0008】 本発明の目的は、CCDまたはその他の光検出器アレイを用いて読取可能であ
り、かつ、データ記憶容量がPDF−417バーコードの記憶容量の約15倍か
ら500倍を超える範囲である二次元バーコードの、レーザ記録のための方法お
よび装置を考案することである。別の目的は、インターネットおよびイントラネ
ット取引、文書、通信および製品の認証、確認、許可または識別のための、デー
タ画素に基づいた、カードまたはラベル上の二次元バーコードを利用することで
ある。
【0009】 本発明のもう1つの目的は、CCDにより読取られるデータ画素に基いた二次
元バーコードを更新可能にする方法および装置を考案することである。またもう
ひとつの目的は、光メモリカードをある期間中に微小データスポットの読取およ
び書込に用い、同カードをこれ以外の期間中に大きなデータ画素の書込および読
取に利用することである。
【0010】
【発明の概要】
上記の目的は、プラスチックカードまたはマイクロチップもしくは磁気ストラ
イプを含むプラスチックカード、または、接着剤でコーティングされたラベル媒
体に結合された、予めフォーマットされレーザによる記録が可能な光メモリスト
ライプにより、達成されている。レーザ記録材料はDRAW(direct-read-afte
r-writing(書込後直接読取))型であり、レーザデータは後処理動作なしで瞬
時に記憶される。光メモリストライプ上の予めフォーマットされたデータトラッ
クの間隔は、約7ミクロンから20ミクロンであり、好ましくは、その間隔は既
存の市販機器に対応するには光メモリカードのISO標準を表わす約12ミクロ
ンである。
【0011】 レーザにより記録された微小データスポットは、直径が0.6ミクロンから3
ミクロンの範囲にあるとして規定されるが、より典型的には、光メモリカードの
場合直径は約2.5ミクロンである。
【0012】 予めフォーマットされたトラックのレーザトラッキングを利用する読取専用装
置は高価格であるが、線形CCDアレイを用いて大きなデータ画素を含む複数の
トラックを読取る読取専用装置は、適切な設計条件下で低価格にできる。データ
誤りを最小に留めるために、光検出器アレイの少なくとも2つまたは3つの感光
性検出器が各データ画素を読取る必要がある。7から10ミクロンの大きさのデ
ータスポットをCCDアレイとともに用いれば、技術的にはうまくゆくかもしれ
ないが、ここで必要なCCDアレイのコストのため、現在で最も低価格の読取専
用装置は得られないであろう。CCDアレイの価格は、読取るデータスポットの
大きさが10ミクロンを超える場合は低くなるが、光メモリカードのデータ記憶
容量はデータスポットが大きい場合データスポットサイズの2乗分減少する。
【0013】 本発明の目的は、均一的なデータスポット画素すなわち簡単に言えばデータ画
素のアレイを形成することにより達成され、その線形サイズは、適切に配列され
た好ましくは直径約2.5ミクロンのスポットのグループを用いれば、わずか約
7ミクロンまたは50ミクロンを超えるようにできる。より小さなスポットを用
いることも可能であるが、その場合、大きなデータ画素を作成するのにより多く
の数のスポットを用いなければならない。より大きなスポットを用いることも可
能であるが、レーザダイオードの出力は限られており、ビームをより大きな直径
にわたって拡げれば記録効率が低下する。この方法は、2.5ミクロンの一連の
スポットを順次記録する場合においてスポット間の距離が通常の2.5ミクロン
とならないようにし、たとえば長さ25ミクロン幅2.5ミクロンの反射率の低
い連続データバーを形成することを含む。市販の光メモリカードの場合、記録さ
れているスポットは、幅10ミクロンの反射率の高い平らなトラックの中央に記
録されており、このトラックは10ミクロン幅のデータトラックの各エッジに沿
う2ミクロン幅の低反射率境界領域により定められる。したがって、隣接するト
ラックの中央スポット間の距離は12ミクロンである。ここでの目的は、トラッ
クの10ミクロン×25ミクロン領域を高反射率から低反射率に変えてデータ画
素を形成することであるため、最初の2.5ミクロン×25ミクロンのバーを必
ずしも10ミクロンのトラックの中央に記録する必要はない。このバーをトラッ
クのどの場所に記録しても、第2の、また恐らくは第3の、2.5ミクロン×2
5ミクロンのバーを、同じトラックに記録する余裕が残る。したがって、この長
さ25ミクロン幅10ミクロンの反射性トラックにおいて、反射率の低いレーザ
記録データバーが5から7.5ミクロンの幅を占める。残りの未記録のトラック
が恐らくは40%から50%の範囲で高反射率のままとなるであろう。レーザ記
録データバーの反射率は約10%であろう。
【0014】 この手順により、反射率が低下した領域が、幅12ミクロン長さ25ミクロン
で形成される。所望の24ミクロン×25ミクロンデータ画素を作成するには、
上記の手順を繰返して隣接する1つのトラックが2つから3つの同様の低反射率
データバーを含むようにしなければならない。このようにして、1つの24ミク
ロン×25ミクロンデータ画素が、レーザ記録された幅2.5ミクロン長さ25
ミクロンの4つから6つのレーザ記録データバーによって形成され、これらデー
タバーは、各トラックに低反射率のデータバーが2つから3つある、隣接する2
つのトラックにまたがっている。この低反射率の24ミクロン×25ミクロンの
領域が、データ画素と呼ばれ、バイナリ「1」を表わし、同様の大きさの高反射
率データ画素であってレーザにより記録されたデータバーのないものは、バイナ
リ「0」を表わす。ここで目的としているのは、「1」データ画素の反射率と「
0」データ画素の反射率との間のコントラスト比が、およそ1.5:1から2:
1の範囲となるようにすることであり、これは、誤り率の低いデータ検出には十
分である。
【0015】 大きなデータ画素を用いることによって、35mmの記憶ストライプを備えた
光メモリカードの典型的な4メガバイトというデータ容量が減少する。たとえば
、今データ画素が1つしかない場合、24ミクロン×25ミクロンのデータ画素
は通常1トラック当り5つのデータスポットを含みしたがって2つのトラックに
通常10のデータスポットが含まれる。したがって、24×25ミクロン画素の
場合、同じ光メモリカードのデータ画素記憶容量は、35mm幅の光ストライプ
の場合は約10から400キロバイトのファクタに減少し、16mm幅の光スト
ライプの場合は約180キロバイトに減少する。
【0016】 データ記憶容量は減少している。しかしながら、16mmストライプの場合、
PDF−417パッチを用いたプラスチックカードに記憶される2キロバイトの
90倍であり、マイクロチップスマートカードの8キロバイト容量の22倍であ
る。データ記憶容量は、35mmストライプの場合は、約1600キロバイトに
増大し、16mmストライプの場合は、大きさが12.5ミクロン×12ミクロ
ンのデータ画素を用いる場合約720キロバイトに増大する。
【0017】 データ画素をデータ画素カードまたはデータ画素ラベルから読取るための方法
および装置は、CCDアレイまたはそれ以外の光検出器アレイいずれかを必要と
するであろう。光検出器アレイは線形変化のものを用いることができる。その場
合、カードは読取中に移動している必要がある。二次元光検出器アレイの場合、
カードは動いている必要はないがその代わりに電子的に走査されるであろう。二
次元CCDアレイを用いてデータを光メモリから読取ることは、米国特許第4,
745,484号および第4,864,630号に記載されている。線形光検出
器アレイを用いて光メモリを読取ることは、米国特許第4,634,850号に
記載されている。
【0018】 標準的な4メガバイトの光メモリカードを標準のカード読取装置/書込装置と
ともに用いて、データ画素カードを作ることができる。所望のデータをカード上
に2.5ミクロンのデータスポットとして記録できる。次に、ソフトウェアプロ
グラムを、カード読取装置/書込装置を制御するPCにロードし、このカード読
取装置/書込装置が、カード上の所望のデータを読取り、ステップバイステップ
プロセスで微小スポットデータをデータ画素フォーマットに変換する。このデー
タを用いてデータを同じカードにまたは大きなデータ画素の形態で別のカードに
記録することができる。
【0019】 レーザで形成された大きなデータ画素をCCDアレイと共に用い、画素を読取
れば、読取専用装置のコストを、2.5ミクロンデータスポットをトラッキング
するレーザに基づいた読取専用装置の4分の1に減少させることができる。また
、読取専用装置を携帯型にして使用できる。たとえば、個人携帯医療記録を、救
急車内で、または軍医によって、または自動車事故の際に、またはその他災害時
に読む場合に使用できる。データ画素を用いることにより、国境検問所でビザを
その現場で検査官が読取ることができ、デジタル運転免許証の場合は簡単にその
有効性を検査できる。小型で低価格の読取専用装置は、光メモリカード市場を、
家庭で視聴ごとに支払う方式のテレビに、インターネットサービスに、また生活
保護を受けている人々に小売店で購入の許可を与えるのに、開くであろう。また
、カードまたはラベル上のデータ画素に基づく二次元バーコードを、インターネ
ット電子取引、文書、通信および製品の認証、確認、許可または識別に用いるこ
とができる。
【0020】 本発明のもう1つの目的は、CCDで読取られデータ画素に基づく二次元バー
コードを更新可能にする方法およびシステムを考案することである。この目的は
、DRAW(書込後直接読取)レーザ記録材料を用いた、レーザによる記録可能
な光メモリカードを用いることによって達成される。DRAW材料は、レーザビ
ーム照射後瞬時にして記録を行ない、写真のフィルムのような処理動作は不要で
ある。好ましくは、光メモリカードをフォーマットして、データ画素にグループ
化される微小データスポットを正確に所要の場所に簡単に記録できるようにする
。この場所はデータ画素グループにされる。カードのデータ容量に満たない最初
の量のデータを記録することにより、後に新たなデータを加えることができる。
先に示したように、24×25ミクロンのデータ画素を用いた市販の光メモリカ
ード上の16mm光ストライプは、180キロバイトのデータを記憶し、シング
ルスペースでタイピングされた約90ページを表わす。したがって、たとえば、
タイピングされた5ページに等しいものを各データエントリに対して記録する場
合、合計18のこのようなデータエントリを作成可能である。
【0021】 もう1つの目的は、光メモリカードを、ある期間中における微小データスポッ
トの読取りおよび書込みに用いかつそれ以外の期間中における大きなデータ画素
の書込みおよび読取りに用いることである。この目的は、レーザによる読取可能
で、予めフォーマットされた、DRAW(書込後直接読取)材料を用いる光メモ
リカードを用いることによって達成される。記録トラックおよび分離帯を予めフ
ォーマットすることは、成形、プレス、または、Drexler Technology Corporati
onに譲渡された米国特許第4,542,288号および第4,304,848号
に記載された方法によって、可能である。DRAW材料は重要である。なぜなら
、これはレーザ記録後の後処理が不要でありしたがって何ヶ月もまたは何年にも
わたって数百数千のデータエントリが可能であるためである。光メモリカード上
にトラックを予めフォーマットすることは望ましい。その理由は、これによって
、レーザにより書込まれた微小データスポットを正確な場所に配置するのが簡単
になり、こうして、後になってこれらデータスポットを正確にデータスポットグ
ループに整列させ、所要の大きなデータ画素を作ることができるためである。市
販の光メモリカードの標準は、微小スポットをトラックに記録する際には最初に
光メモリストライプの下端に記録することである。したがって、微小データスポ
ットおよび大きなデータ画素双方を書込み読取るためには、大きなデータ画素を
上側のトラックに記録しなければならない。この方法によって、2.5ミクロン
のデータスポットを用いた35mmの光ストライプおよび24×25ミクロンの
データ画素を、たとえば、約2メガバイトの微小データスポットにおよび約20
0キロバイトのデータ画素に記録および記憶できる。
【0022】 光メモリカードが、特に長期間にわたって、傷を与えられる、高温、湿度、薬
品または紫外線にさらされるといったように、厳しい環境条件下に置かれたり誤
って使用された場合、微小データスポットのいくつかが失われる可能性がある。
通常は、誤り検査および訂正(EDAC)システムを用いてこのような状況を補
償する。また、データが失われた場合の主要データのバックアップとして、カー
ド上にさらなる微小スポットデータを冗長記録することができる。この問題に対
するより安全な方策は、重要なデータのいくつかを同じカード上に大きなデータ
画素の形態で冗長記録することである。このように、主要な決定的データが失わ
れた場合に、大きなデータ画素を用いて回復させることができる。
【0023】
【発明を実施するベストモード】
図1を参照して、ほとんどのクレジットカードに共通のサイズの光メモリカー
ド11が示されている。このカードの基板材料13は誘電体であり通常はプラス
チックである。ポリカーボネートが好ましい。ベースの表面仕上げは、好ましく
は10%未満の低い鏡面反射率となるようにする必要がある。
【0024】 基板13はストリップ17を備える。このストリップは典型的には幅35mm
または16mmであり、このカードの長さにわたって延在する。その代わりに、
このストリップのサイズが別のものであってもよくまた別の方向のものでもよい
。このストリップは比較的薄く典型的には60−200ミクロンであるがこれは
重要ではない。レーザ記録材料のストリップをカード11の両側に設けてもよい
。このストリップは、平坦性をもたらす何らかの都合のよい方法でカードに取付
けられる。
【0025】 ストリップ17を、接着剤を用いてカードに接着し、図2に示されるように透
明ラミネートシート76で覆う。このシートはストリップ17を平らにしかつこ
のストリップを埃および傷から守る役割を果たす。シート76は、薄く透明のプ
ラスチックシートラミネート材料または透明ラッカーのようなコーティングであ
る。この材料は、好ましくはポリカーボネートプラスチックからなる。
【0026】 ストリップ17を形成する高解像度レーザ記録材料74は、この材料を薄い基
板上に形成できるのであれば、書込後直接読取(DRAW)光ディスクとして使
用するために開発されている反射性記録材料のうちどんなものでもよい。反射性
材料が透過性材料に対して有利な点は、読取/書込機器がすべてカードの片側に
あり、両側を用いることによってデータ記憶容量を2倍にすることが可能で、か
つ、オートフォーカスが容易な点である。例として、Bont他に対して発行された
米国特許第4,230,939号に記載された高解像度材料は、Bi、Te、I
nd、Sn、Cu、Al、Pt、Au、Rh、As、Sb、Ge、SeおよびG
aといった反射性金属の薄い金属記録層を教示している。
【0027】 好ましい材料は、反射率が高く融点が低いものであり、特に、Cd、Sn、T
l、Ind、Biおよびアマルガムである。有機コロイドにおける反射金属面の
サスペンションも、融点の低いレーザ記録媒体を形成する。銀がこういった金属
の1つである。典型的な記録媒体は、米国特許第4,314,260号、4,2
98,684号、4,278,758号、4,278,756号および4,26
9,917号に記載されており、これらはすべて本発明の譲受人に譲渡されてい
る。
【0028】 選択するレーザ記録材料は、その書込に使用するレーザと両立するものでなけ
ればならない。波長によってはその波長で感度の高い材料と低い材料がある。近
赤外線に対する感度が良いことが好ましい。その理由は、近赤外線は、透明ラミ
ネートシート上の傷および埃から受ける影響が最も小さいからである。選択され
る記録材料は、好ましい信号対雑音比を有し、かつ、使用する読取/書込システ
ムとともにコントラストの高いデータビットを形成するものでなければならない
【0029】 この材料は、長期間にわたり約180°F(82℃)という温度に晒されたと
きにデータを失ってはならない。また、この材料は、最低でも秒速数千ビットで
記録が可能でなければならない。一般的に言えば、これによって、長い加熱時間
を要するまたは熱の存在下での低速化学反応に依存し、僅か秒速数ビットの記録
となるであろう材料の使用が除外される。光データディスク応用例では、多数の
高反射率レーザ記録材料が用いられてきた。
【0030】 データは、反射層そのもののフィールドに微小データスポットを記録し、この
データスポットの反射率を変えることによって、記録される。データの読取は、
周囲の未記録領域の反射フィールドと記録されたスポットとの間の、光反射コン
トラストを検出することによって行なわれる。スポットの反射率が周囲のフィー
ルドの反射率の2分の1未満であれば、コントラスト比は最低2対1となり、こ
れは読取に十分なコントラストを上回っている。ストリップフィールドの反射率
が約40%から50%であり、その反射フィールド中のスポットの反射率が10
%未満であるのが好ましい。これでコントラスト比は4または5対1となる。そ
の代わりに、データを、ストリップの反射率を上げることによって記録してもよ
い。たとえば、記録レーザは、ストリップ上の曇った微小スパイクのフィールド
を溶かして、平らで明るいスポットを作る。この方法は、SPIE, Vol. 329, Opti
cal Disk Technology(1982)202頁に記載されている。スポットの反射率が周囲
のスパイクフィールド反射率の2倍を上回っていれば、コントラスト比が最低で
も2対1となり、これは読取のコントラストとして十分である。
【0031】 データストリップ17は、データ記録の提供を意図しており、デジタル情報表
示を備える。デジタル機械によって読取可能なデータは、スポットパターン19
によって示すように長手方向に延在する個々のトラックに書込まれ、通常は透過
ではなく反射で読取られる。情報密度は、スポットパターンの各スポットの直径
がおよそ0.6から3ミクロンであり典型的なスポット間隔が約0.6から3ミ
クロンのため、高い。スポットは通常のやり方でレーザによって記録される。例
として、Bowldin他への米国特許第4,278,756号に示されている。
【0032】 図2を参照して、カード基板70は、任意の第2の基板72を支えており、こ
の第2の基板は、レーザ記録材料74を支えている僅か厚み数ミルの薄い可撓性
材料である。第2の基板72は、接着剤または粘着性物質によって第1の基板7
0に接着される。レーザ記録材料は先に説明したもののいずれでもよい。保護コ
ーティング76がレーザ記録材料全体に与えられる。
【0033】 図3にはレーザ書込装置が示されており、この図3は図1の媒体の長さ方向の
寸法の側面を示している。この媒体は、カード上の、デジタル情報を有するデー
タストリップが微小データスポット情報と組合わされたものからなる。通常はこ
の媒体のデータストリップ部41を可動ホルダ42が支えており、可動ホルダ4
2はこのストリップをレーザビームの軌跡に入れる。レーザ光源43、好ましく
は近赤外線または赤色波長のパルス半導体レーザがビーム45を発生し、このビ
ームはコリメートおよびフォーカス光学47を通過する。このビームは、ビーム
スプリッタ49によりサンプリングされ、スプリッタ49は、このビームの一部
をフォーカスレンズ51を通して光検出器53に送る。検出器53はレーザ書込
を確認する。次に、このビームは、第1のサーボ制御ミラー55に導かれる。こ
のミラーは、矢印Bで示す方向に軸57に沿って回転するように取付けられてい
る。ミラー55は、粗動作モードにおいてデータストリップの横のエッジを発見
し、次に、精密動作モードにおいて、このエッジから予め定められた距離にある
データ経路またはサイトを識別することを目的とする。
【0034】 ビームはミラー55からミラー61に導かれる。このミラーは、ピボット63
で回転するように取付けられている。ミラー55の目的は、データストリップの
長さに沿うビームの動きを微調整することである。ビームに関してデータストリ
ップの長さ方向の部分を粗制御することは、可動ホルダ42を移動させることに
よってなされる。ホルダの位置は、線形モータによって確立でき、磁気ディスク
装置で用いられるようなタイプの閉ループ位置サーボシステムによって使用され
る。反射データトラック形態の基準位置情報は、カードに予め記録されるまたは
予めフォーマットされ、位置エラー信号を発生しモータ制御におけるフィードバ
ックとして用いることができる。1つのデータ経路を読取ると、ミラー55は僅
かに回転する。モータはホルダ42を長さ方向に移動させて、この経路を再び読
取ることができるようにする。
【0035】 微小データスポットの書込のためには、ミラー55を、エッジから予め定めら
れた距離にあるサイトを識別するのに用いる。ミラー57は、走査ビームを長さ
方向にサイトからサイトへと移動させる。1列のサイトを読取ると、ミラー55
はわずかに回転する。サイト内で、ミラー55および57は協力してビームをジ
グザグパターンまたはラスタ状パターンいずれかで動かす。レーザデータスポッ
トは、データトラック内の指定された場所に書込まれる。1つのサイトが書込ま
れると、ミラー55および57はビームを次のサイトに動かす。
【0036】 光は、散乱し、レーザ記録材料のデータスポットから反射するので、入射ビー
ムから反射する光の割合は、スポットのない周囲の材料に関連して変化する。入
射レーザビームは、データ書込モードにおいて記録材料の表面に十分なレーザエ
ネルギを与えて微小データスポットを発生させなければならないが、表面に大き
な妨害を引起して低ビーム出力データ読取モードを困難にしてはならない。レー
ザの波長は、この目的を達成するためには記録材料と両立するものでなければな
らない。読取モードでは、出力は、記録または書込出力のおよそ5%から10%
である。
【0037】 データスポットとこれを囲む材料との間の反射率の差は、周知の方法で検出さ
れる。
【0038】 最も一般的な市販の光メモリカードでは、記録されたデータスポットの直径は
約2.5ミクロンであり、反射率の高いトラックの幅は10ミクロンであり、反
射率の低い幅2ミクロンの帯によって分離される。記録トラックの反射率は40
%から50%の範囲にあり、分離帯およびデータスポットの反射率は約10%で
ある。
【0039】 図4は、微小レーザ記録データスポットをグループ化し、CCDアレイといっ
た光検出器アレイを用いて読取可能な大きなデータ画素を形成する方法を示す。
10ミクロン幅の3つの反射トラック74を用いて、微小データスポット71を
記録する。2ミクロン幅の低反射率帯75が、10ミクロン幅反射データトラッ
クを分離している。低反射率の大きなデータ画素72は、分離帯を含む全トラッ
ク幅にほぼ等しいトラック長さ部分で15の微小スポットを記録してバイナリ「
1」を形成する方法を示している。1列中の5つのデータスポットからなるグル
ープは、データバーと呼ばれる。高反射率の大きなデータ画素73は、バイナリ
「0」がいかにして形成されるかを示している。データ画素72およびデータ画
素73間のコントラスト比は、1.5:1から2:1の範囲である。データスポ
ットの直径は約2.5ミクロンで1列にスポットが5つあるため、データ画素の
寸法は12.5ミクロン×12ミクロンである。
【0040】 図5は図4と同様であるが、大きなデータ画素の寸法は25ミクロン×24ミ
クロンであり、これは丁度線形的には2倍であるが図4のデータ画素の面積の4
倍である。なお、これらデータ画素は2つのトラックにまたがっているが、図4
のデータ画素は1つのトラックを占めている。データ画素82はバイナリ「1」
を表わし、データ画素83はバイナリ「0」を表わす。
【0041】 図6は、バイナリ「1」および「0」を含む光メモリカード91を示し、この
カードのパターンは、Drexler Technology Corporationに譲渡された米国特許第
4,634,850号および4,786,790号に記載された4倍密度データ
フォーマット95と呼ぶことができる。基板93は光メモリストリップ97を支
えている。本発明のデータ画素の寸法は、これら2つの特許の好ましい線形寸法
の高いほうの範囲内、すなわち10ミクロンから35ミクロンの範囲内にある。
このような4倍密度パターンを線形CCDアレイを用いて読取る方法は、これら
2つの特許において詳細に説明されている。重要なのは、誤りを最小にするには
、光検出器またはCCDアレイの少なくとも2つの感光性検出器が各データ画素
を調べる必要があることである。したがって、実際には、このような光検出器を
少なくとも3つ用いる必要がある。データ画素を線形光検出器またはCCDアレ
イを用いて読取るには、カードおよびその4倍密度パターンが、先の2つの4倍
密度関連の特許で説明されているように、光検出器を横切るように線形的に移動
しなければならない。また、選択されたシステム設計条件下では、CCDアレイ
といった2次元光検出器アレイを用いて、米国特許第4,745,484号およ
び4,864,630号に記載された技術によって符号化された静止光メモリカ
ードを読取ることができる。また、本発明の4倍密度フォーマットパターンは、
最低画素サイズが約150ミクロンのように見える同様のPDF−417二次元
バーコードパターンのものより、約1オーダ小さいデータ画素サイズを用いる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデータカードの平面図である。
【図2】 図1のデータカードの側面図である。
【図3】 図1のデータカードの読取および書込のためのシステムの図であ
る。
【図4】 図1に示したデータカードの拡大平面図である。
【図5】 図1に示したデータカードの別の拡大平面図である。
【図6】 図1に示したデータカードを拡大して目で読むことができるよう
にしたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 23/38 G06K 19/00 E Fターム(参考) 5B035 BA01 BB01 BB03 BB12 5B072 CC21 CC24 DD01 DD21 LL07 LL12 LL19 5D029 TA06 TA21 TB10 WA17 WA20 WA26 WB11 5D090 AA03 AA04 BB03 CC02 CC04 CC14 DD01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 財布サイズのカードを含む、CCDアレイなどの光検出器ア
    レイを用いて読取可能な、更新可能光メモリカードであって、光コントラストが
    予めフォーマットされたDRAWレーザ記録材料のストリップがカード上に設け
    られ、レーザにより書込まれた複数の微小データスポットが、前記ストリップに
    記録される複数のデータバーを形成し、各トラック上の前記データバーのうち少
    なくとも2つのデータバーのトラック幅はデータバーの幅の少なくとも3倍であ
    り、前記データバーが記録された少なくとも2つの隣接するトラックの組合せが
    、多数のデータ画素中の1データ画素をある領域として形成し、この領域は、最
    小寸法が少なくとも7ミクロンで、少なくとも2nのデータバーを含み、これら
    データバーの長さはおよそnから2nトラック幅であり、含まれているnのトラ
    ックの部分は少なくとも2nの前記データバーを含み、前記データ画素はCCD
    アレイなどの光検出器アレイを用いて読取可能である、更新可能光メモリカード
  2. 【請求項2】 トラックの数nは1から10の範囲である、請求項1に記載
    の更新可能光メモリカード。
  3. 【請求項3】 データ画素の線形サイズ寸法はおよそ1トラック幅からトラ
    ック幅の10倍の範囲である、請求項1に記載の更新可能光メモリカード。
  4. 【請求項4】 前記カードは、多数の一続きの微小データスポットの書込お
    よび読取、ならびに、同じカードまたは異なるカードにおける多数の一続きのデ
    ータ画素の書込および読取双方において、更新可能である、請求項1に記載の更
    新可能光メモリカード。
  5. 【請求項5】 前記カード上で微小データスポットに記録されたデータのい
    くつかはまた、前記微小データスポットの少なくとも2倍の大きさのデータ画素
    を用いて、同じカードに冗長記録される、請求項1に記載の更新可能光メモリカ
    ード。
  6. 【請求項6】 文書および製品に添付するための光メモリラベルテープまた
    は個々のラベルであって、テープ形態の単一または複数のラベルの形態の光コン
    トラストが予めフォーマットされたDRAWレーザ記録材料のストリップを含み
    、レーザにより書込まれた複数の微小データスポットが前記ストリップに記録さ
    れる複数のデータバーを形成し、各トラック上の前記データバーのうち少なくと
    も2つのデータバーのトラック幅はデータバーの幅の少なくとも3倍であり、前
    記データバーが記録された少なくとも2つの隣接するトラックの組合せが多数の
    データ画素中の1データ画素をある領域として形成し、この領域は、最小寸法が
    少なくとも7ミクロンであり、少なくとも2nのデータバーを含み、このデータ
    バーの長さはおよそnから2nトラック幅であり、含まれているnのトラックの
    部分は少なくとも2nの前記データバーを含み、前記データ画素はCCDアレイ
    などの光検出器アレイを用いて読取可能である、光メモリラベルテープまたは個
    々のラベル。
  7. 【請求項7】 トラックの数nの範囲は1から10である、請求項6に記載
    の光メモリラベル。
  8. 【請求項8】 データ画素の線形サイズ寸法は、およそ1トラック幅からト
    ラック幅の10倍の範囲である、請求項6に記載の光メモリラベル。
  9. 【請求項9】 前記文書または製品の認証、確認、許可または識別に用いら
    れる、請求項6に記載の光メモリラベルテープまたは個々のラベル。
  10. 【請求項10】 テープを含むラベルまたは個々のラベルは、あるラベルを
    別のラベルから区別する通し番号またはその他の特徴を備える、請求項6に記載
    の光メモリラベルテープまたは個々のラベル。
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