JP2003508981A - 拡張可能符号化 - Google Patents

拡張可能符号化

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JP2003508981A JP2001521082A JP2001521082A JP2003508981A JP 2003508981 A JP2003508981 A JP 2003508981A JP 2001521082 A JP2001521082 A JP 2001521082A JP 2001521082 A JP2001521082 A JP 2001521082A JP 2003508981 A JP2003508981 A JP 2003508981A
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デル フリューテン,レナトゥス イェー ファン
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、信号を符号化し、拡張可能ビットストリーム(O)を得るための方法及び装置を提案する。この信号(S)は、値のブロックを有する。各ブロックは、ビットプレーン・シーケンスとして表されており(20)、その値は、ビットプレーンの重要性が下がる順にスキャンされ、送信される(21、23)。各ビットプレーンに対して、スキャン及び送信(21、23)は、ブロックの角(通常は左上角)から始まる四角いスキャン・ゾーン(RMAX/CMAX)において実行される。スキャン及び送信(21、23)は、各ブロックについて個別に実行されることが好ましい。生成されたビットストリーム(O)は、ビットストリーム(O)を所望の位置で単に切り捨てる(3)ことによって、所望のビットレートに量子化される。最初、すべての値は、重要でないとマークされる(22)。各ビットプレーンに対して、ビットは重要な値(SC)、即ち前のビットプレーンにおいて新たに重要となった値(NSC)、それぞれについて送信される。重要な値(SC)に加え、いずれの重要でない値が現在のビットプレーンにおいて新たに重要な値(NSC)となったかを示す表示が送信される。四角いスキャン・ゾーン(RMAX/CMAX)の寸法が選択され、現在のビットプレーンにおける新たに重要となった値(NSC)について送信される。これに、スキャン・ゾーン内部のいずれの前に重要でなかった値が新たに重要となった値(NSC)となった否かを示す表示と、各新たに重要となった値(NSC)についてのサイン・ビットとが続く。その後、次のビットプレーンが処理される。値は、変換係数であってもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、拡張可能符号化方法及び装置に関する。
【0002】 本発明は、更に、エンコーダ、カメラ・システム、デコーディング方法、拡張
可能デコーダ、受信機、拡張可能ビットストリーム、及び記録媒体に関する。
【0003】 WO 99/16250は、埋め込まれたDCTによる静止画像符号化アルゴ
リズムについて開示している。埋め込みビットストリームは、エンコーダによっ
て生成される。デコーダは、ビットストリームを任意の地点で切ることができる
ため、より低ビットレートの画像を再現することができる。埋め込みビットスト
リームは、該ビットストリームの先頭に埋め込まれたすべてのより低いビットレ
ートを含むため、各ビットに対し、最も重要なものから最も重要でないものまで
順番を付ける。埋め込みたコードを用いることによって、エンコーディングは、
単に、ビット・カウントとしてのトリガ・パラメータが一致した時に停止する。
同様に、埋め込まれたビットストリームにつき、デコーダは、任意の地点でデコ
ーディングを終えることが可能であり、すべてのより低いビットレート・エンコ
ーディングに対応する再現が可能である。このより低いビットレートでの再現画
質は、その画像がそのビットレートで直接符号化されたのと同じである。
【0004】 DCTは直交であり、エネルギーを保存していることを意味する。特定の振幅
の変換画像における誤りは、原画像において同じ大きさの誤りを生成する。これ
は、最大の大きさを有する係数は、最大の情報内容を有するため、最初に送信さ
れるべきであることを意味する。これは、情報は更に、その2進数表示に応じて
、ランク付けされることができ、最も重要なビットは最初に送信されるべきであ
ることを意味する。
【0005】 符号化は、ビットプレーン毎に行われる。DCT係数は、スキャンされ、左上
角から始まる(DCT係数に対応した)順序で送信され、各DCTブロックの右
下角で終了する。即ち、最も低い周波数の係数から始まり、最も高い周波数の係
数で終わる。ブロック内部において、DCT係数は、対角線方向の順に、ビット
プレーン毎に、スキャンされる。各対角線方向のスキャン後、残ブロックに新し
い重要な係数があるか否かを告げるフラグが送信される。
【0006】 本発明の目的は、特に、より効率的なエンコーディング方法を提供することで
ある。この結果、本発明は、独立クレームに定義された、信号を符号化する方法
及び装置、エンコーダ、カメラ・システム、デコーディング方法、拡張可能デコ
ーダ、受信機、拡張可能ビットストリーム、及び記録媒体を提供する。有益な実
施形態は、従属クレームに定義される。
【0007】 本発明の第一の態様によれば、値のブロックを有する信号が、各ブロックをビ
ットプレーン・シーケンスとして表すことによって拡張可能ビットストリームを
得るために、該値のうち最も重要なビットが最重要ビットプレーンを形成し、該
値のうち重要でないビットそれぞれが重要でないビットプレーンを形成するよう
に符号化される。ここで、該値はビットプレーンの重要度が下がる順序でスキャ
ンされ、送信され、各ビットプレーンに対し、スキャンし、送信する工程は、該
ブロックの角から始まる四角いスキャン・ゾーンにおいて実行される。該角の位
置は、係数の順序付けの方法に拠る。通常、該スキャン・ゾーンは、該ブロック
の左上から開始する。本発明は、各ブロックに対するデータは、水平方向若しく
は垂直方向のいずれかに偏りを有し得るという洞察に基づく。これは、特に該値
が変換係数である場合に顕著であるが、他の値についても当てはまり得る。よっ
て、角から始まる四角いスキャン・ゾーンは、該ブロックの該値のより効率的な
エンコーディングを産む。画像に対して、本発明は、映像/画像エンコーダ、デ
コーダ、及び画像/映像データのチャネルに沿った送信における必要な画像メモ
リを最小限にする。該スキャン・ゾーン内でのスキャンは、該エンコーダ及び該
デコーダがこのスキャンと同期している限り、いかなる方法で行われてもよい。
本発明は、特に、低コストなハードウェア映像圧縮の分野において適用し得る。
【0008】 本発明の第二の実施形態は、符号化は各ブロックにおいて個別に実行されるこ
とを特徴とする。四角いスキャン・ゾーンを用いることは、個別のブロックを処
理するのに適する。個別のブロックを処理する利点は、信号の全ブロックを集め
再配列する必要無く、受信された各ブロックについて「処理中に」作業すること
を可能にすることである。これは、実行メモリ量を低減する。ブロックは独立し
て符号化されるため、それは、並行して処理され得る。
【0009】 本発明の更に別の実施形態において、スキャンし、送信する工程は、全ての値
を重要でないと最初にマークする工程と、各ビットプレーンに対して、現在のビ
ットプレーンにおいて重要な値のそれぞれに対して、ビットを送信する工程、い
ずれの重要でない値が現在のビットプレーンにおいて新たに重要となったかを示
す表示を送信する工程、及び現在のビットプレーンにおいて新たに重要となった
値に対して、前記四角いスキャン・ゾーンの寸法を選択し、送信し、次いで該ス
キャン・ゾーン内で前な重要でなかった値のそれぞれに対して該値が新たに重要
となった否かを示す表示と各新たに重要となった値についてのサイン・ビットと
を送信する工程、を停止条件に一致するまで実行する工程とを有する。この実施
形態における工程の順序は、本発明の範囲を逸脱することなく、変更され得る。
新たに重要となった値は、次のビットプレーンに対してそれらが重要とみなされ
るようにマークされる。前のビットプレーンにおいて新たに重要となった値が無
い限り、重要な値は存在しない。そのようなビットプレーンに対しては、重要な
値についてビットは送信されない。これは、例えば最重要ビットプレーンの場合
、である。
【0010】 本発明の一実施形態において、上記装置がハイブリッド・エンコーダにおいて
用いられ、該ハイブリッド・エンコーダは更に、所定のビットレートにおける出
力信号を得るために拡張可能ビットストリームを切り捨てる切り捨て器を有する
【0011】 有益な実施形態において、上記装置は、前のフレームを保存するメモリに拡張
可能ビットストリームを供給するために、エンコーダにおいて用いられる。これ
は、必要なメモリを最小限にし、ハイブリッド符号化器を単一のチップ上でメモ
リと一体化することをより実現可能にする。ハイブリッド・エンコーダは、例え
ば2次元データ変換及び動き補償によって、空間的且つ一時的に符号化するエン
コーダである。
【0012】 本発明の上記述べた態様及び他の態様を、以下に説明する実施形態を参照して
明らかにする。
【0013】 各図面は、本発明を理解するために必要な要素のみを示す。
【0014】 切り捨てられることが可能なビットストリームを生成するために、最も重要な
情報は最初に送信され、続けて改良情報が送信される。本発明に対して好ましい
スキームである離散コサイン変換(DCT)符号化スキームの場合、画像は、例
えば8×8ピクセルの四角ブロックに分けられる。各ブロックは、個別に、2次
元DCTによって変換される。得られたDCT係数は量子化され、最も重要な情
報が最初に送信されるように、順番に送信若しくは保存される。これは、符号化
留数が段階的に減少する継続的な量子化によって為され得る。変換後、画像のエ
ネルギーのほとんどは、低い周波数係数にまとめられ、残りの係数はとても小さ
い値を有する。これは、最も重要なビットプレーンには多くのゼロが存在するこ
とを意味する。
【0015】 ビットプレーン(BP)は、所定の重要度を有する送信係数ビットを有する平
面(プレーン)である。このようなビットプレーンの一例を図1に示す。このビ
ットプレーンBPは、所定の重要度を有する各変換係数(8×8)に対するビッ
トを有する。全変換係数の中で最も重要なビットを有するビットプレーンは、最
重要ビットプレーン(BPMSB)と呼ばれる。更に、より重要度の低いビット
は、それぞれより重要でないビットプレーンを形成する。図1は、更に、RMA =3及びCMAX=4となる寸法を有する長方形のスキャン・ゾーンを示す。
ここで、RMAXは、最大行番号であり、CMAXは、最大列番号である。位置
(0,0)は、DC係数ビットを表すことに注意。
【0016】 図2は、以下に説明される本発明に係る符号化方法の図解を提示している。本
実施形態において、DC係数は、ビットストリームの先頭において、その全体に
つき送信される。他のDCT係数は、エンコードされ、最重要ビットプレーンB
MAXから、ビットプレーン毎に送信される(サイン・プレーンは数えない)
。これは、例えばハイブリッド・エンコーダに対して好ましい実施形態であるが
、DC係数を、例えばビットプレーン毎などのように他のDCT係数と同じ方法
でエンコードすることも可能である。各ビットプレーンをエンコードすると共に
、重要な係数と重要でない係数との区別が為される。重要な係数(SC)は、(
より重要なビットプレーンにおいて)既に送信された1以上のビットに対する係
数である。重要でない係数は、未だ送信されていないビットに対する係数である
。これは、従前のビットプレーンにおける全ビットがゼロであった場合である。
係数がゼロである限り、重要でないとみなされる。
【0017】 重要な係数及び重要でない係数は、異なる確率分布を有する。重要な係数の現
在のビットプレーンにおけるビットが有するゼロ若しくは1となる確率はほぼ等
しい。よって、ビットをより効率的に送信しようとすることによって得られるも
のはそれほど多くない。しかし、重要でない係数におけるビットは、ゼロである
確率がとても高い。よって、DCT(及び通常の画像)の特定のために、重要な
係数及び重要でない係数は、クラスタ化される傾向を有する。これは、ゾーン分
け技術によって多くの「重要でないゼロ」を効率的に送信することを可能にする
【0018】 最初に、すべての係数を重要でないとマークする。次いで、最重要ビットプレ
ーンBPMAXから、エンコードが開始される。現在のビットプレーンにおいて
は重要でないが重要となったビットが発見されたか否かを示す表示(例えば、1
つのビットは、図2に示すように、0若しくは1)が、即ち前は重要でなかった
係数が非ゼロ・ビットを有する時、送信される。これらいわゆる新たに重要とな
った係数(NSC)が見つかると、それらの位置は、図1において示されるよう
に、四角いスキャン・ゾーンの助けを得て、送信される。新たに重要となった係
数の位置の後、それらのサイン・ビットが送信される。NSCの位置の送信方法
を以下に示す。新たに重要となった係数に対するビットは、送信される必要はな
い。なぜなら、それは常に1であるからである。その一方で、係数は重要でない
状態のままである。上記述べた手順は、所定の停止条件に一致するまで、各ビッ
トプレーン(BPMSB・・・BPLSB)に対して繰り返される。上記停止条
件とは、例えば、所定のビットレート若しくは質に一致するまで、又は単にすべ
てのビットプレーンがビットストリーム内へ入れられるまで、などである。
【0019】 所定のビットプレーンに対して、重要な係数のビット(ゼロ及び非ゼロ)は、
現在のビットプレーンにおいて新たに重要となった係数が存在するか否かを示す
表示が送信される前に、自動的に送信される。手順の最初にすべての係数が重要
でないとマークされるため、最重要ビットプレーンBPMAXに対して、重要な
係数は存在せず、新たに重要となったビットのみが送信される。次いで、これら
新たに重要となった係数は、重要とマークされる。これは、次のビットプレーン
が処理される時、これら係数は重要であり、それらビットは自動的に送信される
ことを意味する。新たに重要となった係数が見つからない場合、表示(例えば0
ビット)は送信され、符号化は次のビットプレーンに進む。
【0020】 上記述べたように、新たに重要となった係数の位置をエンコードするために、
四角いスキャン・ゾーンが用いられる。このスキャン・ゾーンは、新たに重要と
なった係数が見つかったエリアを示す。スキャン・ゾーンの寸法は、新たに重要
となった係数の最も外側の位置によって決定される。図1を参照すると、RMA は、新たに重要となった係数が見つかった最大行番号(ここでは3)を示し、
新たに重要となった係数が見つかったCMAXは、最大列番号(ここでは4)を
示す。ここで、スキャン・ゾーンは新たに重要となった係数が見つかった最大エ
リアを示すのみであるため、正確な位置は依然として送信される必要がある。こ
れは、係数が重要となったか否かを示すスキャン・ゾーン内の新たに重要となっ
た係数それぞれについてシグナル・ビットを送信することによって為される。既
に重要である係数について(この係数が既に送信されている合のDC係数につい
ても)、ビットを送信する必要はないため、この位置の符号化はとても効率的で
ある。
【0021】 エンコードは、係数の大きさが大きくなるほどより低い水平方向若しくは垂直
方向の周波数に接近する傾向を有することを観測することに基づく。よって、従
来技術においては、ジグザグ若しくは対角線方向のスキャン順が採用されていた
。これらのスキャン順は、信号から独立したものであり、データは変換後のブロ
ックの左上の三角形のゾーンに集められていると過程するものである。この仮定
は平均的には正しいものの、本発明は、個別のDCTブロックはしばしば水平方
向若しくは垂直方向に偏りを有するという洞察に基づく。よって、上記述べた信
号に依存した四角いスキャン・ゾーン(及び左上角即ちより低い周波数から開始
すること)は、より効率的な係数のエンコードを産む。このゾーンのスキャンは
、エンコーダ及び対応するデコーダがこのスキャンについて同期している限り、
いかなる方法によって為されてもよい。考えられるスキャン順は、例えば、対角
線方向、ジグザグ、垂直方向、若しくは水平方向である。
【0022】 四角いスキャン・ゾーンは、ブロック毎に異なり得るだけでなく、同じブロッ
ク内で一ビットプレーン毎に異なってもよい。新たに重要となった係数が所定の
ビットプレーンに対するブロック内に見つからなかった時、スキャン・ゾーンは
定義されない。この場合、新たに重要となった係数は見つからなかったことを表
示するビットのみが送信される。
【0023】 上記述べた実施形態において、現在のビットプレーンの重要な係数は、ゾーン
分け情報及び同じビットプレーンに対して新たに重要となった係数の前に、ビッ
トストリームに挿入される。この順序は、本発明の範囲を逸脱することなく、変
更し得る。重要な係数は、例えば、新たに重要となった係数に関する情報の後に
、ビットストリームに挿入され得る。
【0024】 符号化の実施の増加は、新たに重要となった係数を示すビットストリームの一
部がエントロピ符号化、例えば演算符号化される場合、複雑さが増すという代償
の下に実現され得る。ゾーン分け情報は、例えば、ハフマン・コーディングであ
ってもよい。
【0025】 図3は、DCT変換器1、拡張可能コーダ2、及び切り捨て器T3を有する本
発明に係る例示的実施形態を示す。拡張可能コーダ2は、ビットプレーン切替で
コーダ(BPS)20、スキャン・ユニット(RMAX/CMAX)21、重要
係数インデックス(ISO)22、及び出力マルチプレクサ23を有する。ディ
ジタル化された画像を表す入力信号は、DCT1においてDCT変換され、信号
Sとなる。拡張可能コーダ2において、DC係数は、出力マルチプレクサ23に
供給される。DC係数がマルチプレクサ23に供給された後、ISC22におい
てインデックスが付けられた重要な係数SCは、BPS20において検知された
現在のビットプレーンへ向けて転送される。スキャン・ユニット21において、
四角いスキャン・ゾーンは、最重要ビットプレーンBPMAXから最も重要でな
いBPMAXまで、あらゆる新たに重要となった係数に対して選択される。新た
に重要となった係数が存在する場合、RMAX及びCMAXに対する値が決定さ
れ、マルチプレクサ23に供給され、次いで新たに重要となった係数NSCに対
するビットが決定され、マルチプレクサ23に供給される。これらのビットは、
既に述べたように、NSCの位置及びサイン・ビットを有する。この処理は、B
PS20において検知された各次のビットプレーンに対して繰り返される。NS
Cは、ISC22においてインデックスが付けられ、次のビットプレーンにおい
て重要とみなされる。次いで、生成された拡張可能ビットストリームOは、切り
捨て器3において、所望の位置においてビットストリームを単に切り捨てること
によって、所望のビットレートとなるように切り捨てられることが可能である。
【0026】 (DCT)ブロックから成る画像全体は、全DCTブロックを個別に符号化し
、スキャン時にそれらを結び付けることによって符号化され得る。別の画像全体
の符号化方法を図4に示す。画像は、個別のDCTブロック(DCT_1〜DC
T_N)を結び付ける(所望されれば切り捨てる)ことによってではなく、符号
化されたDCTブロックを周期的にスキャンし、個別のブロックDCT_i(こ
こで、i=1〜N)を符号化された変換係数(P1,P2,・・・)の一部、例
えば1若しくは数ビット、のみを送信することによって、拡張可能に送信される
。次いで、次のスキャン・パスは、DCTブロックの符号化された変換係数の次
の部分を得る。選択された部分のビット数は、各ブロック若しくは各スキャン・
パス毎に、例えば図4のP3に示すように、符号化された変換係数の一部の重要
度に応じて、異なり得る。異なるブロックについて異なるビット数によって表さ
れる所定の重要度若しくは所定の係数のデータを表すビットを選択することが可
能である。所定のDCTブロックが、スキャン・パスにおいて要求される所定の
重要度の符号化された部分を有しない場合、その特定DCTブロックはスキップ
され得る。符号化された変換係数をそれ以上持たない(即ちコードが使い果たさ
れた)ためにブロックDCT_2が第三のスキャン・パス(P3)においてスキ
ップされる様子を図4に示す。所定のスキャン・パスにおいて、重要度が要求よ
り低かったことのみのためにブロックをスキップすることも可能である。この様
子をDCT_4についての第四のスキャン・パスに示す。このブロックDCT_
4の符号化された変換係数の次の部分を次のスキャン・パスにおいて選択するこ
とも依然として可能である。この方法において、画像全体の拡張可能符号化は、
全DCTブロックを個別に符号化し、スキャン時に結び付ける時と同様に、ブロ
ック毎に拡張可能に符号化することによって実現される。
【0027】 MPEG2やH.263などのハイブリッド映像圧縮スキームは、動き補償符
号化用の画像メモリを用いる。大規模集積回路での実施において、この画像は、
通常、その大きいサイズのために、外部RAMに保存される。システム全体のコ
ストを削減するために、画像は、保存前に4〜5倍に圧縮されることが提案され
ており、それはエンコーダICそのものの上に画像メモリを埋め込むことを可能
にする。DCT領域エンコーダにおいて、入力信号は、エンコーディング・ルー
プの外側で、直接的にDCTを受ける(図5及び6参照)。これは、動きの推定
及び補償はDCT領域において実行される必要があることを意味している。ロー
カルでのデコードは、逆量子化(IQ)及び逆動き補償(IMC)も実行する。
(IQ後に依然として存在する)量子化(Q)後の多くのゼロである係数を利用
すると、(図3に示した拡張可能コーダ2と同様の)本発明に係る拡張可能符号
化(LLC)が保存前に用いられる。拡張可能符号化方法は、元々、損失無く、
必要であればビットストリームから量子化されることが可能である。動き補償に
対するメモリからの抽出(MEM)は、拡張可能デコーダによって実行される(
LLD)。従来の非DCT領域エンコーダは限定された一部のみがDCT領域に
置かれたのに対し、ここでは、エンコーダの要素のほとんど全部がDCT領域に
置かれていることに注意。
【0028】 実際の保存を制御し、保証するために、拡張可能圧縮が上記述べたように用い
られる。
【0029】 図5は、本発明に係る第一のDCT領域ハイブリッド・エンコーダを有するカ
メラ・システムを示す。このハイブリッド・エンコーダは、この場合、I(内側
)及びP(中間)フレームを交互にエンコードする、いわゆる「PIPI」エン
コーダである。このカメラ・システムは、カメラ4、及びハイブリッド・エンコ
ーダ5を有する。カメラ4によって生成された信号は、まずDCT50において
DCT変換される。その後、変換された信号は、ME51において動き推定を受
け、MC52において動き補償を受ける。動き補償信号は、Q53において量子
化される。量子化された信号は、ジグザグ・スキャナ(ZZ)58、ランレング
ス・エンコーダ(RLE)59、及び可変長エンコーダ(VLE)60によって
更に処理され、例えばMPEGエンコードされた信号、を得る。量子化された信
号は、更に、LLC54において、拡張可能符号化され、その後、メモリ55へ
供給される。メモリ55の要求されるサイズは、エンコーダ5そのもののバッフ
ァ/レート制御機構によって保証され得る。これは、結局、内側フレームIの係
数のみがメモリ55に保存される。保存を実施する場合などの、エンコーダのコ
スト及び編集能力が圧縮比よりも重要な実例に対して、これは適したエンコーダ
である。ループ・メモリ55は、(LLC54を経由して)量子化器53の直後
に配置され、本発明のエンコーダの試みのほとんど完全な利益を得る。動き推定
器51において用いられ得る再現フレームを得るために、エンコーダは、拡張可
能デコーダLLD56及び逆量子化器IQ57を更に有し、それらは両者共メモ
リ55に接続されている。拡張可能デコーダLLD56は、拡張可能符号化器L
LC54の逆の作業を実行する。
【0030】 より高い圧縮比において、より低いビットレートが要求されると、連続的なP
フレームが用いられなければならない。多Pフレーム・エンコーダ7を有するカ
メラ・システムのアーキテクチャを図6に示す。図5と同様に、エンコーダ7は
、DCT70、ME71、MC72、Q73、ZZ80、RLE81、及びVL
E82を有する。Q73は、再現信号を得るために、IQ74を経由して、逆動
き補償器(IMC)75と接続されている。ここで、中間の符号化されたフレー
ムPの間において、不定数の非ゼロ係数は、Q73を迂回し、IMC機構75を
通過して直接ループ・メモリ78へ行き得る。保存要求をアクティブに制御する
方法は、ループ・メモリ78に向かう信号を量子化することである。量子化の量
は、エンコーダの目標出力質より(大幅に)高い画質が維持され、Pフレームの
連続数が制限されている限り許される。この量子化は、拡張可能符号化原理に基
づいて、各DCTブロックに対してビットストリームの所定割合を単に取ること
によって実行される。個別のバッファ制御機構は、画像コンテンツの輪郭を描き
、上記割合を処理中に調整することが可能である。量子化情報は、LLD79に
おいて実行されたデコード段階に対しては必要ない。追加の量子化は、LLC7
6によって生成された拡張可能ビットストリームに対して、切り捨て器T77に
よって実行される。非ゼロ係数の数が受け入れられる数より多い場合に内部ブロ
ックに切り替えることによるバックアップ機構を設けることも可能である。図5
及び6において示した実施形態は、標準MPEG若しくは同様のエンコードされ
たビットストリームを生成する。このビットストリームは、標準的なデコーダに
よってデコードされ得る。
【0031】 上記述べた実施形態において、拡張可能符号化は、エンコーダ内において、即
ち、ループ・メモリへ拡張可能ビットストリームを供給するために、用いられる
が、拡張可能符号化は、拡張可能ビットストリームをリモート・デコーダへ送信
するためにも用いられ得る。その際、受信機は、拡張可能ビットストリームをデ
コードする手段が必要となる。図7は、カメラ4及びハイブリッド・エンコーダ
9を有するカメラ・システムを示す。ハイブリッド・エンコーダ9は、動き推定
器(ME)90、動き補償器(MC)91、DCT変換器92、拡張可能符号化
器(LLC)93(図3参照)、エントロピ符号化器(EC)94(オプション
)、及び切り取り器(T)95を有する。このエンコーダは更に、エントロピ・
デコーダ(ED)96(オプション)、拡張可能デコーダ(LLD)97、逆D
CT変換器(IDCT)98、逆動き補償器(IMC)99、及びメモリ(ME
M)100を有する。標準的なジグザグなスキャン、ランレングス符号化、及び
可変長符号化の代わりに、拡張可能符号化器LLC93は、拡張可能ビットスト
リームをハイブリッド符号化器9へ供給するために用いられる。拡張可能ビット
ストリームは、EC94において、例えば演算若しくはハフマン符号化であるエ
ントロピ符号化される。図7に係る実施形態は、所望のビットレートを有する出
力ビットストリームBSを得るために、拡張可能ビットストリームを出力パスに
おいて切り捨てる切り捨て器(T)95を有する。この実施形態は、量子化器を
適用するためにフィードバック・ループを用いる実施形態より速く且つ良好にビ
ットレートを適合させる複雑さが少ないビットレート制御を提供する。図7に示
す実施形態と図5及び6に示す実施形態との組み合わせは、実現可能である。動
き補償が要求されない場合、主にDCT92、拡張可能符号化器LLC93、及
び切り捨て器T95を有する実施形態が(図3と同様に)用いられ得る。
【0032】 図7に係る実施形態の出力が標準MPEG−2出力でないため、ビットストリ
ームBSをデコードするために非MPEG−2規格デコーダが要求される。拡張
可能デコーダ11を有する受信機を図8に示す。拡張可能ビットストリームBS
は、デコーダ11、特にエントロピ・デコーダ111、において受信される。ビ
ットストリームBSの発信源は、記録媒体10であってもよいが、何らかの媒体
をわたる送信であってもよい。エントロピ・デコード後、ビットストリームBS
は、LLD112において、拡張可能デコードされる。デコーダの更に別の要素
は、それらの対であるエンコーダ9における場合と同様に、逆DCT変換器(I
DCT)113、逆動き補償器(IMC)114、及びメモリ(MEM)115
である。切り捨てによって影響を受ける係数のビットは、デコーダ11によって
、ゼロ、期待値、若しくはランダムな値に設定され得る。デコードされたビット
ストリームは、ディスプレイD12上に表示され得る。エンコーダの複雑さに応
じて、ED111若しくはIMC114とMEM115とは除外され得る。
【0033】 まとめると、本発明は、信号を符号化し、拡張可能ビットストリームを得るた
めの方法及び装置を提案する。この信号は、値のブロックを有する。各ブロック
は、ビットプレーン・シーケンスとして表されており、その値は、ビットプレー
ンの重要性が下がる順にスキャンされ、送信される。各ビットプレーンに対して
、スキャン及び送信は、ブロックの角(通常は左上角)から始まる四角いスキャ
ン・ゾーンにおいて実行される。スキャン及び送信は、各ブロックについて個別
に実行されることが好ましい。生成されたビットストリームは、ビットストリー
ムを所望の位置で単に切り捨てることによって、所望のビットレートに量子化さ
れる。最初、すべての値は、重要でないとマークされる。各ビットプレーンに対
して、ビットは重要な値、即ち前のビットプレーンにおいて新たに重要となった
値、それぞれについて送信される。重要な値に加え、いずれの重要でない値が現
在のビットプレーンにおいて新たに重要な値となったかを示す表示が送信される
。四角いスキャン・ゾーンの寸法が選択され、現在のビットプレーンにおける新
たに重要となった値について送信される。これに、スキャン・ゾーン内部のいず
れの前に重要でなかった値が新たに重要となった値となった否かを示す表示と、
新たに重要となった値それぞれについてのサイン・ビットとが続く。その後、次
のビットプレーンが処理される。値は、変換係数であってもよい。
【0034】 上記述べた実施形態は、本発明を制限するものではなく、説明するためのもの
であること、及び当業者には添付の請求項の範囲を逸脱することなく多くの代替
実施形態を設計し得ることに注意。本発明が画像ではなく、サブ画像に対して適
用されるのであれば、画像は、サブ画像に分けられてもよい。請求項において、
括弧内に配置された符番は、請求項を制限するように解釈されてはならない。「
有する」という語は、請求項に列挙された要素若しくは工程以外の要素若しくは
工程を排除しない。本発明は、いつくかの明確な手段を有するハードウェア、及
び適切にプログラムされたコンピュータを用いることによって実施され得る。い
くつかの手段を列挙した装置クレームにおいて、これら手段のいくつかは、1つ
のハードウェア、及び同じハードウェア・アイテムによって実現され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る四角いスキャン・ゾーンを有する例示的ビットプレーンを示す図
である。
【図2】 本発明に係る符号化技術の図解を示す図である。
【図3】 本発明に係る例示的実施形態を示す図である。
【図4】 本発明に係る拡張可能画像符号化方法の例を示す図である。
【図5】 メモリに拡張可能ビットストリームを供給するために拡張可能符号化器を用い
る、カメラ・システムに適用された本発明に係るハイブリッド・エンコーダを示
す図である。
【図6】 メモリに拡張可能ビットストリームを供給するために拡張可能符号化器を用い
る、カメラ・システムに適用された本発明に係るハイブリッド・エンコーダを示
す図である。
【図7】 ハイブリッド・エンコーダの出力に拡張可能ビットストリームを供給するため
に拡張可能符号化器を用いる、本発明に係る別のハイブリッド・エンコーダを有
するカメラ・システムを示す図である。
【図8】 図7のハイブリッド・エンコーダによって生成された拡張可能なビットストリ
ームをデコードするデコーダを示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 00201037.9 (32)優先日 平成12年3月23日(2000.3.23) (33)優先権主張国 欧州特許庁(EP) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,S E,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT ,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA, ZW (72)発明者 ファン デル フリューテン,レナトゥス イェー オランダ国,5656 アーアー アインドー フェン,プロフ・ホルストラーン 6 Fターム(参考) 5C022 AA13 AC69 AC79 5C053 FA08 GB23 GB26 GB28 GB29 LA01 5C059 KK00 MA05 MA23 MA35 MC01 MC11 MC32 MC34 MC38 ME02 NN01 NN21 PP01 PP04 RB12 RB17 RC11 RE07 SS14 SS15 SS20 TA36 TA42 TB08 TB17 TC18 TD11 UA02 UA05 UA33 5C078 AA04 BA57 CA01 CA34 DA01 5J064 AA02 AA04 BA09 BA16 BC01 BD03 【要約の続き】 な値(NSC)となったかを示す表示が送信される。四 角いスキャン・ゾーン(RMAX/CMAX)の寸法が 選択され、現在のビットプレーンにおける新たに重要と なった値(NSC)について送信される。これに、スキ ャン・ゾーン内部のいずれの前に重要でなかった値が新 たに重要となった値(NSC)となった否かを示す表示 と、各新たに重要となった値(NSC)についてのサイ ン・ビットとが続く。その後、次のビットプレーンが処 理される。値は、変換係数であってもよい。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡張可能ビットストリームを得るために値のブロックを有す
    る信号を符号化する方法であって、 該値のうち最も重要なビットが最重要ビットプレーンを形成し、該値のうち重
    要でないビットそれぞれが重要でないビットプレーンを形成するように、各ブロ
    ックをビットプレーン・シーケンスとして表す工程と、 該ビットプレーンの重要度が下がる順序で該値をスキャンし、送信する工程と
    を有し、 各ビットプレーンに対して、前記スキャンし、送信する工程は、前記ブロック
    の角から始まる四角いスキャン・ゾーンにおいて実行される方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法であって、 前記値は変換係数であることを特徴とする方法。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法であって、 前記符号化は、個別のブロックそれぞれについて個別の拡張可能ビットストリ
    ームを得るために、各ブロックについて個別に実行されることを特徴とする方法
  4. 【請求項4】 請求項1記載の方法であって、 前記スキャンし、送信する工程は、 全ての値を重要でないと最初にマークする工程と、 各ビットプレーンに対して 現在のビットプレーンにおいて重要な値のそれぞれに対してビットを送信す
    る工程と、 いずれの重要でない値が現在のビットプレーンにおいて新たに重要となった
    かを示す表示を送信する工程と、 現在のビットプレーンにおける新たに重要となった値に対して前記四角いス
    キャン・ゾーンの寸法を選択し、送信し、次いで該スキャン・ゾーン内で前の重
    要でなかった値のそれぞれに対して該値が新たに重要となった否かを示す表示及
    び各新たに重要となった値についてサイン・ビットを送信する工程と、 を停止条件に一致するまで実行する工程とを有することを特徴とする方法。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の方法であって、 前記新たに重要となった値を表す前記ビットストリームの各部はエントロピ符
    号化されることを特徴とする方法。
  6. 【請求項6】 請求項3記載の方法であって、 拡張可能ビットストリームは、個別ブロックそれぞれの各拡張可能ビットスト
    リームの選択された部分を周期的且つ連続的にスキャンすることによって得られ
    ることを特徴とする方法。
  7. 【請求項7】 拡張可能ビットストリームを得るために値のブロックを有す
    る信号を符号化する装置であって、 該値のうち最も重要なビットが最重要ビットプレーンを形成し、該値のうち重
    要でないビットそれぞれが重要でないビットプレーンを形成するように、各ブロ
    ックをビットプレーン・シーケンスとして表す手段と、 該ビットプレーンの重要度が下がる順序で該値をスキャンし、送信する手段と
    を有し、 各ビットプレーンに対して、前記スキャンし、送信する工程は、前記ブロック
    の角から始まる四角いスキャン・ゾーンにおい実行される装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の装置と、 所定のビットレートにおいて前記拡張可能ビットストリームを切り捨てる切り
    捨て器とを有するエンコーダ。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の装置と、 前のフレームを保存するメモリと、 前記メモリに前記拡張可能ビットストリームを供給するように設定された装置
    とを有するエンコーダ。
  10. 【請求項10】 カメラと、 請求項8又は9記載のエンコーダとを有するカメラ・システム。
  11. 【請求項11】 値のブロックを有する拡張可能ビットストリームを受信し
    、 前記拡張可能ビットストリームからの前記値のブロックを再現し、 前記値のブロックをデコードするデコード方法であって、 各ブロックに対する前記値は、ビットプレーンの重要度が下がる順に使用可能
    となり、各ビットプレーンに対する前記値は前記ブロックの左上から始まる四角
    いスキャン・ゾーンにおいてスキャンされる方法。
  12. 【請求項12】 値のブロックを有する拡張可能ビットストリームを受信す
    る手段と、 前記拡張可能ビットストリームからの前記値のブロックを再現する手段と、 前記値のブロックをデコードする手段とを有し、 各ブロックに対する前記値は、ビットプレーンの重要度が下がる順に使用可能
    となり、各ビットプレーンに対する前記値は前記ブロックの左上から始まる四角
    いスキャン・ゾーンにおいてスキャンされる拡張可能デコーダ。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の拡張可能でコーダと、 デコードされた値を出力する手段とを有する受信機。
  14. 【請求項14】 値のブロックを有する拡張可能ビットストリームであって
    、 各ブロックに対する前記値は、ビットプレーンの重要度が下がる順に使用可能
    となり、各ビットプレーンに対する前記値は前記ブロックの左上から始まる四角
    いスキャン・ゾーンにおいてスキャンされる拡張可能ビットストリーム。
  15. 【請求項15】 請求項14記載の拡張可能ビットストリームが記録された
    ことを特徴とする記録媒体。
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