JPH03125587A - 符号化装置 - Google Patents
符号化装置Info
- Publication number
- JPH03125587A JPH03125587A JP1264402A JP26440289A JPH03125587A JP H03125587 A JPH03125587 A JP H03125587A JP 1264402 A JP1264402 A JP 1264402A JP 26440289 A JP26440289 A JP 26440289A JP H03125587 A JPH03125587 A JP H03125587A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- data
- maximum
- limiter
- area
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000009466 transformation Effects 0.000 claims description 7
- 230000001934 delay Effects 0.000 claims description 6
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 230000003111 delayed effect Effects 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は画像信号等を高能率符号化する場合に用いられ
る符号化装置に関するものである。
る符号化装置に関するものである。
従来の技術
従来の符号化装置のブロック図を第7図に示す。
1は入力信号、2は最大H検出器(前記入力信号1の水
平方向の0でない値を持つ画素範囲を検出する検出器を
いう。)、3ば前記最大H検出器の出力信号、4は最大
V検出器(前記入力信号1の垂直方向の0でない値を持
つ画素範囲を検出する検出器をいう。)、5は前記最大
■検出器の出力信号、6は前記出力信号3及び前記出力
信号5を符号化する領域符号化器、7は前記領域符号化
器符号化出力信号、8ば前記出力信号3及び前記出力信
号5から水平垂直ともOでないデータを含む画素範囲に
あるかどうかを判定する画素選択器、9は前記画素選択
器8の出力である画素選択信号、10は前記入力信号1
を遅延する遅延器、11は前記遅延器10の遅延出力、
12は前記画素選択信号によって前記遅延出力11を符
号化するかどうか切り換える切り換え器、】3は前記切
り換え器12で選ばれた信号を符号化する画素符号化装
置、14は前記画素符号化装置符号化信号である。
平方向の0でない値を持つ画素範囲を検出する検出器を
いう。)、3ば前記最大H検出器の出力信号、4は最大
V検出器(前記入力信号1の垂直方向の0でない値を持
つ画素範囲を検出する検出器をいう。)、5は前記最大
■検出器の出力信号、6は前記出力信号3及び前記出力
信号5を符号化する領域符号化器、7は前記領域符号化
器符号化出力信号、8ば前記出力信号3及び前記出力信
号5から水平垂直ともOでないデータを含む画素範囲に
あるかどうかを判定する画素選択器、9は前記画素選択
器8の出力である画素選択信号、10は前記入力信号1
を遅延する遅延器、11は前記遅延器10の遅延出力、
12は前記画素選択信号によって前記遅延出力11を符
号化するかどうか切り換える切り換え器、】3は前記切
り換え器12で選ばれた信号を符号化する画素符号化装
置、14は前記画素符号化装置符号化信号である。
以上のように構成された従来の画像符号化装置において
、その動作を以下説明する。入力信号は画像信号とし、
直交変換等により周波数変換され、周波数の高さの順番
にブロック化されて並んでいるものとする。最大)1検
出器2及び最大■検出器4では、最低周波数成分を1つ
の頂点とし入力信号1からOでない値を含む矩形領域を
抽出し、その領域を領域符号化器6で符号化し、その領
域内のデータ値を画素符号化器13で符号化する。従っ
て、0の値は前記Oでない値を含む領域内になければ符
号化されず、データ量の削減を行なうことができる。こ
のデータ量削減の効果は、Oでないデータ数が少なく且
つ位置が集中する場合に大きい。
、その動作を以下説明する。入力信号は画像信号とし、
直交変換等により周波数変換され、周波数の高さの順番
にブロック化されて並んでいるものとする。最大)1検
出器2及び最大■検出器4では、最低周波数成分を1つ
の頂点とし入力信号1からOでない値を含む矩形領域を
抽出し、その領域を領域符号化器6で符号化し、その領
域内のデータ値を画素符号化器13で符号化する。従っ
て、0の値は前記Oでない値を含む領域内になければ符
号化されず、データ量の削減を行なうことができる。こ
のデータ量削減の効果は、Oでないデータ数が少なく且
つ位置が集中する場合に大きい。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記のような構成では、0でない小さな値
が全体に敗らばっている場合には、0でない値を含む領
域が大きくなり、データ量の削減が困難となる。
が全体に敗らばっている場合には、0でない値を含む領
域が大きくなり、データ量の削減が困難となる。
本発明はかかる点に鑑み、0でない小さな値を持つデー
タが多く存在する場合にも大幅なデータ量の削減を回る
ことができる符号化装置を提供することを目的とする。
タが多く存在する場合にも大幅なデータ量の削減を回る
ことができる符号化装置を提供することを目的とする。
課題を解決するだめの手段
第1の発明は、ブロック化された入力信号のある閾値以
下のデータをOとするリミッタと、前記リミッタ出力の
水平方向のO以外のデータを全て含む領域の最小値を検
出する最大H検出器と、前記リミッタ出力の垂直方向の
0以外のデータを全て含む領域の最小値を検出する最大
■検出器と、前記最大H検出器と前記最大■検出器で示
される領域(位置)を符号化する領域符号化器と、前記
画像入力信号を一定時間遅延する遅延器と、前記遅延器
出力のデータが前記最大H検出器と最大■検出器で示さ
れる領域に含まれるかどうかを判定する画素選択器と、
前記画素選択器で前記最大H検出器と最大V検出器で示
される領域に含まれると判断されたデータ値を符号化す
る画素符号化器を備えたことを特徴とする符号化装置で
あり、第2の発明は2次元直交変換後のデータを水平・
垂直とも周波数の低い順番に並べた信号を入力信号とし
、前記入力信号のある閾値以下のデータを0とするリミ
ッタと、前記リミッタ出力の水平方向がO以外のデータ
となる最高周波数位置を検出する最大H検出器と、前記
リミッタ出力の垂直方向がO以外のデータとなる最高周
波数位置を検出する最大■検出器と、前記最大H検出器
で検出した水平位置と前記最大V検出器で検出した垂直
位置を符号化する領域符号化器と、前記入力信号を一定
時間遅延する遅延器と、前記遅延器出力のデータが前記
最大工]検出器で検出した位置以下で且つ前記最大■検
出器で検出した位置以下となるかを判定する画素選択器
と、前記画素選択器でデータ位置が前記最大H検出器で
検出した位置以下で且つ前記最大■検出器で検出した位
置以下となるブタ値を符号化する画素符号化器を備えた
ことを特徴とする符号化装置である。
下のデータをOとするリミッタと、前記リミッタ出力の
水平方向のO以外のデータを全て含む領域の最小値を検
出する最大H検出器と、前記リミッタ出力の垂直方向の
0以外のデータを全て含む領域の最小値を検出する最大
■検出器と、前記最大H検出器と前記最大■検出器で示
される領域(位置)を符号化する領域符号化器と、前記
画像入力信号を一定時間遅延する遅延器と、前記遅延器
出力のデータが前記最大H検出器と最大■検出器で示さ
れる領域に含まれるかどうかを判定する画素選択器と、
前記画素選択器で前記最大H検出器と最大V検出器で示
される領域に含まれると判断されたデータ値を符号化す
る画素符号化器を備えたことを特徴とする符号化装置で
あり、第2の発明は2次元直交変換後のデータを水平・
垂直とも周波数の低い順番に並べた信号を入力信号とし
、前記入力信号のある閾値以下のデータを0とするリミ
ッタと、前記リミッタ出力の水平方向がO以外のデータ
となる最高周波数位置を検出する最大H検出器と、前記
リミッタ出力の垂直方向がO以外のデータとなる最高周
波数位置を検出する最大■検出器と、前記最大H検出器
で検出した水平位置と前記最大V検出器で検出した垂直
位置を符号化する領域符号化器と、前記入力信号を一定
時間遅延する遅延器と、前記遅延器出力のデータが前記
最大工]検出器で検出した位置以下で且つ前記最大■検
出器で検出した位置以下となるかを判定する画素選択器
と、前記画素選択器でデータ位置が前記最大H検出器で
検出した位置以下で且つ前記最大■検出器で検出した位
置以下となるブタ値を符号化する画素符号化器を備えた
ことを特徴とする符号化装置である。
作用
第1の発明は前記した構成により、人力信号で値が0に
近いデータをリミッタで0にし、最大H検出器及び最大
V検出器でOでない値を含む領域を抽出し、その領域を
領域符号化器で符号化し、その領域内のデータ値を画素
符号化器で符号化する。従って、0の値は前記Oでない
値を含む領域内になければ符号化されず、データ量の削
減を行なうことができる。このデータ量削減の効果は、
0でないデータ数が少なく且つ位置が集中する場合に大
きいので、予め前述のリミッタによってOでない位置を
含む領域から離れた位置のOに近い値を0にすることは
データ量削減に多大な効果を与える。
近いデータをリミッタで0にし、最大H検出器及び最大
V検出器でOでない値を含む領域を抽出し、その領域を
領域符号化器で符号化し、その領域内のデータ値を画素
符号化器で符号化する。従って、0の値は前記Oでない
値を含む領域内になければ符号化されず、データ量の削
減を行なうことができる。このデータ量削減の効果は、
0でないデータ数が少なく且つ位置が集中する場合に大
きいので、予め前述のリミッタによってOでない位置を
含む領域から離れた位置のOに近い値を0にすることは
データ量削減に多大な効果を与える。
第2の発明は、第1の発明の人力信号が2次元直交変換
されて、周波数の高さの順番に並んでいる場合に、最低
周波数成分を1つの頂点とする矩形領域を符号化領域と
することにより、領域の位置を符号化する情報量の削減
を計っている。
されて、周波数の高さの順番に並んでいる場合に、最低
周波数成分を1つの頂点とする矩形領域を符号化領域と
することにより、領域の位置を符号化する情報量の削減
を計っている。
実施例
第1図は第1の発明の実施例における画像符号化装置の
ブロック図である。第F図において、1は入力信号、1
5は前記入力、信号1のデータ値の絶対値が閾値以下の
場合に0にするリミッタ、16は前記リミッタ出力、1
7は前記リミッタ出力16のOでない値を持つ画素範囲
を検出する領域検出器、3は前記領域検出器17の出力
信号、6は前記出力信号3を符号化する領域符号化器、
7は前記領域符号化器符号化出力信号、8は前記出力信
号3が前記画素範囲にあるかどうかを判定する画素選択
器、9は前記画素選択器8の出力である画素選択信号、
10は前記入力信号lを遅延する遅延器、11は前記遅
延器10の遅延出力、12は前記画素選択信号によって
前記遅延出力11を符号化するかどうか切り換える切り
換え器、13は前記切り換え器12で選ばれた信号を符
号化する画素符号化装置、14は前記画素符号化装置符
号化信号である。
ブロック図である。第F図において、1は入力信号、1
5は前記入力、信号1のデータ値の絶対値が閾値以下の
場合に0にするリミッタ、16は前記リミッタ出力、1
7は前記リミッタ出力16のOでない値を持つ画素範囲
を検出する領域検出器、3は前記領域検出器17の出力
信号、6は前記出力信号3を符号化する領域符号化器、
7は前記領域符号化器符号化出力信号、8は前記出力信
号3が前記画素範囲にあるかどうかを判定する画素選択
器、9は前記画素選択器8の出力である画素選択信号、
10は前記入力信号lを遅延する遅延器、11は前記遅
延器10の遅延出力、12は前記画素選択信号によって
前記遅延出力11を符号化するかどうか切り換える切り
換え器、13は前記切り換え器12で選ばれた信号を符
号化する画素符号化装置、14は前記画素符号化装置符
号化信号である。
以上本実施例の符号化装置については、以下その動作を
説明する。ブロック化された入力信号1はリミッタ15
によってデータ値が閾値以下のデータをOに丸める。領
域検出器17は、このようにして丸められたリミッタ出
力16の0以外のデータ値を全て含む最小データ傾城を
検出し、その領域位置を示す信号を領域符号化器6で符
号化して伝送し、領域内の各データ値は画素符号化器1
3で符号化して伝送する。画素選択器8は領域検出器1
7の領域内に含まれるデータ値を画素符号化器13で符
号化するために、切り替え器12で人力信号1を切り換
える制御信号を出力する。
説明する。ブロック化された入力信号1はリミッタ15
によってデータ値が閾値以下のデータをOに丸める。領
域検出器17は、このようにして丸められたリミッタ出
力16の0以外のデータ値を全て含む最小データ傾城を
検出し、その領域位置を示す信号を領域符号化器6で符
号化して伝送し、領域内の各データ値は画素符号化器1
3で符号化して伝送する。画素選択器8は領域検出器1
7の領域内に含まれるデータ値を画素符号化器13で符
号化するために、切り替え器12で人力信号1を切り換
える制御信号を出力する。
リミッタ15と領域検出器17によって、絶対値が閾値
以下のデータ値となるデータは、領域内部は画素符号化
器13で符号化されるが領域外部はデータ値が0となる
。従って、若干の情報がリミッタ15によって損なわれ
ることになるが、高次の小さな値を持つデータ値は多少
歪んでも視覚的に目立ちにくく、0に丸めることによる
データ量圧縮効果の方が大きいので、平均的には画質が
向上する。
以下のデータ値となるデータは、領域内部は画素符号化
器13で符号化されるが領域外部はデータ値が0となる
。従って、若干の情報がリミッタ15によって損なわれ
ることになるが、高次の小さな値を持つデータ値は多少
歪んでも視覚的に目立ちにくく、0に丸めることによる
データ量圧縮効果の方が大きいので、平均的には画質が
向上する。
以上のように本実施例によれば、リミッタと領域検出器
で孤立する小さな値をもつデータを除去して符号化する
ことにより、平均的に画質を向上させることができる。
で孤立する小さな値をもつデータを除去して符号化する
ことにより、平均的に画質を向上させることができる。
第2図は第2の発明の実施例における画像符号化装置の
ブロック図である。第2図において、1は入力信号、1
5は前記入力信号1のデータ値の絶対値が閾値以下の場
合に○にするリミッタ、16は前記リミッタ出力、2は
前記リミッタ出力16の水平方向のOでない値を持つ画
素範囲を検出する最大H検出器、3は前記最大H検出器
の出力信号、4は前記リミッタ出力16の垂直方向の0
でない値を持つ画素範囲を検出する最大V検出器、5は
前記最大■検出器の出力信号、6は前記出力信号3及び
前記出力信号5を符号化する領域符号化器、7は前記領
域符号化器符号化出力信号、8は前記出力信号3及び前
記出力信号5から水平垂直とも0でないデータを含む画
素範囲にあるかどうかを判定する画素選択器、9は前記
画素選択器8の出力である画素選択信号、10は前記入
力信号1を遅延する遅延器、11は前記遅延器10の遅
延出力、12は前記画素選択信号によって前記遅延出力
11を符号化するかどうか切り換える切り換え器、13
は前記切り換え器12で選ばれた信号を符号化する画素
符号化装置、14は前記画素符号化装置符号化信号であ
る。
ブロック図である。第2図において、1は入力信号、1
5は前記入力信号1のデータ値の絶対値が閾値以下の場
合に○にするリミッタ、16は前記リミッタ出力、2は
前記リミッタ出力16の水平方向のOでない値を持つ画
素範囲を検出する最大H検出器、3は前記最大H検出器
の出力信号、4は前記リミッタ出力16の垂直方向の0
でない値を持つ画素範囲を検出する最大V検出器、5は
前記最大■検出器の出力信号、6は前記出力信号3及び
前記出力信号5を符号化する領域符号化器、7は前記領
域符号化器符号化出力信号、8は前記出力信号3及び前
記出力信号5から水平垂直とも0でないデータを含む画
素範囲にあるかどうかを判定する画素選択器、9は前記
画素選択器8の出力である画素選択信号、10は前記入
力信号1を遅延する遅延器、11は前記遅延器10の遅
延出力、12は前記画素選択信号によって前記遅延出力
11を符号化するかどうか切り換える切り換え器、13
は前記切り換え器12で選ばれた信号を符号化する画素
符号化装置、14は前記画素符号化装置符号化信号であ
る。
以上のように構成された本実施例の符号化装置について
、以下その動作を説明する。一般に画像データの信号工
翠ルキーは低周波成分の方が高周波成分よりも大きい。
、以下その動作を説明する。一般に画像データの信号工
翠ルキーは低周波成分の方が高周波成分よりも大きい。
従って、ディスクリートコサイン変換等の直交変換によ
り2次元周波数変1 換されたデータを垂直、水平方向とも周波数の低い順番
に並べると、各成分のもつ平均エネルギーは最低周波成
分を頂点とし、最高周波成分をOとする第3図に示すよ
うな分布になる。第3回で棒の高さは平均エネルギーの
大きさを示している。
り2次元周波数変1 換されたデータを垂直、水平方向とも周波数の低い順番
に並べると、各成分のもつ平均エネルギーは最低周波成
分を頂点とし、最高周波成分をOとする第3図に示すよ
うな分布になる。第3回で棒の高さは平均エネルギーの
大きさを示している。
従って、データ値が0となる確率は高周波成分はど高く
なり、0以外のデータを全て含む最小矩形領域を決定す
る場合に、最低周波数を1つの頂点とする矩形を取るこ
とが妥当である。例えば各成分が第4図に示すような値
をもつ入力データを考えると、同図で斜線部が従来の符
号化装置(リミッタなし)で符号化される矩形領域であ
る。本実施例により符号化される領域を第5図に斜線で
示す。閾値は1とし、データ値の絶対値が1を超えるデ
ータで矩形領域を決定している。符号化は矩形領域内部
では絶対値が1以下となるデータもその値のまま符号化
される。このようにして閾値を超えるデータによって符
号化する矩形領域を決定することにより、若干符号化歪
(0に丸めることによる歪)が増加するが、データ量を
大幅に削減2 することができるので、平均的には符号化歪は小さくな
る。また、丸めは高次の小さな値の成分であり、視覚的
には目立ちにくい長所もある。しかしながら、最低周波
数近傍の小さな値を持つデータをOに丸めた場合には、
視覚的に歪が目立つことがある。従って第6図に示すよ
うに最低周波数近傍の領域に丸めを行わない領域を設定
し、この領域の内部にあるデータはリミッタ15で0に
丸めないようにする事によって、視覚的に目立つ歪を最
小限に抑えることができる。なお、第4図に示した例に
対しては第6図の領域を設定しても第5図の結果となる
。
なり、0以外のデータを全て含む最小矩形領域を決定す
る場合に、最低周波数を1つの頂点とする矩形を取るこ
とが妥当である。例えば各成分が第4図に示すような値
をもつ入力データを考えると、同図で斜線部が従来の符
号化装置(リミッタなし)で符号化される矩形領域であ
る。本実施例により符号化される領域を第5図に斜線で
示す。閾値は1とし、データ値の絶対値が1を超えるデ
ータで矩形領域を決定している。符号化は矩形領域内部
では絶対値が1以下となるデータもその値のまま符号化
される。このようにして閾値を超えるデータによって符
号化する矩形領域を決定することにより、若干符号化歪
(0に丸めることによる歪)が増加するが、データ量を
大幅に削減2 することができるので、平均的には符号化歪は小さくな
る。また、丸めは高次の小さな値の成分であり、視覚的
には目立ちにくい長所もある。しかしながら、最低周波
数近傍の小さな値を持つデータをOに丸めた場合には、
視覚的に歪が目立つことがある。従って第6図に示すよ
うに最低周波数近傍の領域に丸めを行わない領域を設定
し、この領域の内部にあるデータはリミッタ15で0に
丸めないようにする事によって、視覚的に目立つ歪を最
小限に抑えることができる。なお、第4図に示した例に
対しては第6図の領域を設定しても第5図の結果となる
。
以上のように本実施例によれば、リミッタと最大H検出
器と最大■検出器で孤立する小さな値をもつデータを除
去して符号化することにより、平均的に画質を向上させ
ることができる。
器と最大■検出器で孤立する小さな値をもつデータを除
去して符号化することにより、平均的に画質を向上させ
ることができる。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、Oでない小さな値
を持つデータが多く存在する場合にも大幅なデータ量の
削減を図る事ができる画像符号化装置を提供することが
でき、その実用的効果は大きい。
を持つデータが多く存在する場合にも大幅なデータ量の
削減を図る事ができる画像符号化装置を提供することが
でき、その実用的効果は大きい。
第1図は本発明における第1の発明の符号化装置の一実
施例のブロック図、第2図は本発明における第2の発明
の符号化装置の一実施例のブロック図、第3図、第4図
、第5図及び第6図は第2の発明の詳細な説明図、第7
図は従来の符号化装置のブロック図である。 リミッタ、13・・・・・・画素符号化器。
施例のブロック図、第2図は本発明における第2の発明
の符号化装置の一実施例のブロック図、第3図、第4図
、第5図及び第6図は第2の発明の詳細な説明図、第7
図は従来の符号化装置のブロック図である。 リミッタ、13・・・・・・画素符号化器。
Claims (5)
- (1)ブロック化された入力信号のある閾値以下のデー
タを0とするリミッタと、前記リミッタ出力の水平方向
の0以外のデータを全て含む領域の最小値を検出する最
大H検出器と、前記リミッタ出力の垂直方向の0以外の
データを全て含む領域の最小値を検出する最大V検出器
と、前記最大H検出器と前記最大V検出器で示される領
域(位置)を符号化する領域符号化器と、前記画像入力
信号を一定時間遅延する遅延器と、前記遅延器出力のデ
ータが前記最大H検出器と最大V検出器で示される領域
に含まれるかどうかを判定する画素選択器と、前記画素
選択器で前記最大H検出器と最大V検出器で示される領
域に含まれると判断されたデータ値を符号化する画素符
号化器を備えたことを特徴とする符号化装置。 - (2)画像入力信号のある閾値以下でかつある特定の領
域に位置するデータを0とするリミッタを備えたことを
特徴とする請求項(1)記載の符号化装置。 - (3)直交変換された画像信号を入力信号とする請求項
(1)又は(2)記載の符号化装置。 - (4)2次元直交変換後のデータを水平、垂直とも周波
数の低い順番に並べた信号を入力信号とし、前記入力信
号のある閾値以下のデータを0とするリミッタと、前記
リミッタ出力の水平方向が0以外のデータとなる最高周
波数位置を検出する最大H検出器と、前記リミッタ出力
の垂直方向が0以外のデータとなる最高周波数位置を検
出する最大V検出器と、前記最大H検出器で検出した水
平位置と前記最大V検出器で検出した垂直位置を符号化
する領域符号化器と、前記入力信号を一定時間遅延する
遅延器と、前記遅延器出力のデータが前記最大H検出器
で検出した位置以下で且つ前記最大V検出器で検出した
位置以下となるかを判定する画素選択器と、前記画素選
択器でデータ位置が前記最大H検出器で検出した位置以
下で且つ前記最大V検出器で検出した位置以下となるデ
ータ値を符号化する画素符号化器を備えたことを特徴と
する符号化装置。 - (5)画像入力信号のある閾値以下でかつある特定の領
域に位置するデータを0とするリミッタを備えたことを
特徴とする請求項(2)記載の符号化装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1264402A JPH03125587A (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 符号化装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1264402A JPH03125587A (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 符号化装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03125587A true JPH03125587A (ja) | 1991-05-28 |
Family
ID=17402665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1264402A Pending JPH03125587A (ja) | 1989-10-11 | 1989-10-11 | 符号化装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03125587A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010051013A (ja) * | 1999-08-27 | 2010-03-04 | Koninkl Philips Electronics Nv | 符号化方法、符号化装置、デコード方法及びデコーダ |
US7841318B2 (en) | 2007-08-29 | 2010-11-30 | Keihin Corporation | Control apparatus for internal combustion engine |
JP4768728B2 (ja) * | 2004-05-13 | 2011-09-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 値のブロックをエンコードする方法および装置 |
-
1989
- 1989-10-11 JP JP1264402A patent/JPH03125587A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010051013A (ja) * | 1999-08-27 | 2010-03-04 | Koninkl Philips Electronics Nv | 符号化方法、符号化装置、デコード方法及びデコーダ |
JP4768728B2 (ja) * | 2004-05-13 | 2011-09-07 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 値のブロックをエンコードする方法および装置 |
US7841318B2 (en) | 2007-08-29 | 2010-11-30 | Keihin Corporation | Control apparatus for internal combustion engine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3590421B2 (ja) | イントラ−ブロックdc変換係数量子化方法 | |
AU735938B2 (en) | Adaptive rate control for digital video compression | |
US7646809B2 (en) | System and method of providing directional information for direct prediction | |
AU784084B2 (en) | Quality based image compression | |
CN100518295C (zh) | 应用Golomb-Rice编码法的DCT压缩法 | |
EP0370823A3 (en) | Method and apparatus for encoding images | |
KR930009420A (ko) | 직교변환부호화장치 | |
CN1124041C (zh) | 对解码视频图象的量化误差进行补偿的方法及装置 | |
JPH03125587A (ja) | 符号化装置 | |
EP1465431B1 (en) | Video coder providing implicit coefficient prediction and scan adaption for image coding and intra coding of video | |
JPH02264585A (ja) | 画像信号の符号化方式 | |
JPH06350992A (ja) | データ圧縮回路 | |
JPS56123174A (en) | Encoding system for half-tone picture | |
JPH07255054A (ja) | 画像符号化装置 | |
JPS63227271A (ja) | 静止画の階層的伝送方式 | |
JPH06350991A (ja) | データ圧縮回路 | |
JPH06105297A (ja) | 符号化装置 | |
JP2603290B2 (ja) | カラービデオ信号処理方法 | |
JPH06178287A (ja) | 画像符号化装置 | |
JPH0377476A (ja) | 可変長符号化方法及びその装置 | |
JPH0421274A (ja) | 画像処理方式 | |
JPS5947912B2 (ja) | カラ−画像符号化処理方式 | |
JP2789586B2 (ja) | 高能率符号化装置 | |
JPH02237284A (ja) | 圧縮符号化装置の情報量制御方式 | |
JPH0766978A (ja) | 画像符号化装置 |