JP2003508431A - 抗真菌薬 - Google Patents

抗真菌薬

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JP2003508431A
JP2003508431A JP2001519898A JP2001519898A JP2003508431A JP 2003508431 A JP2003508431 A JP 2003508431A JP 2001519898 A JP2001519898 A JP 2001519898A JP 2001519898 A JP2001519898 A JP 2001519898A JP 2003508431 A JP2003508431 A JP 2003508431A
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シエンカー,ルドルフ
シユタイガー,ロルフ・フランクリン
ライダー,ニール・スチユワート
フロエリツク,オリビエ
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ノバルティス アクチエンゲゼルシャフト
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Abstract

(57)【要約】 本発明は式(I) 【化1】 (式中、Yは完全もしくは部分的にハロゲン化されたC1−6アルキル又は完全もしくは部分的にハロゲン化され酸素原子で中断されたC1−6アルキル又は完全もしくは部分的にハロゲン化されたC2−6アルケニルであり、R、R、R及びRは相互に独立して水素、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6ハロアルキル、C1−6ハロアルコキシであり、Xは水素又はC1−6アルキルであり、Xは水素又はC1−6アルキルである)の化合物の安全で優れた抗真菌作用に関する。本発明は前記化合物の少なくとも1種を活性成分として含有する抗真菌薬と、ヒト又は動物の真菌感染治療における前記化合物及び抗真菌組成物の使用にも関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は以下に定義する式(I)の化合物の安全で優れた抗真菌作用に関する
。本発明は前記化合物の少なくとも1種を活性成分として含有するヒト又は動物
用抗真菌組成物(抗真菌薬)と、ヒト又は動物の真菌感染治療における前記化合
物及び抗真菌組成物又は抗真菌薬の使用にも関する。本発明は前記抗真菌組成物
の製造と、ヒト又は動物の真菌感染予防又は治療における前記化合物及び組成物
の使用にも関する。
【0002】 驚くべきことに、式(I)
【0003】
【化2】 (式中、Yは完全もしくは部分的にハロゲン化されたC1−6アルキル又は完全
もしくは部分的にハロゲン化され酸素原子で中断されたC1−6アルキル又は完
全もしくは部分的にハロゲン化されたC2−6アルケニルであり、R、R
及びRは相互に独立して水素、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6
ロアルキル、C1−6ハロアルコキシであり、Xは水素又はC1−6アルキル
であり、Xは水素又はC1−6アルキルである)の化合物は広範な真菌及び酵
母類に対して安全で優れた抗真菌性を示すのみならず、全身又は局所投与するこ
とができ、更に耐性病原体に対処するために他の抗真菌薬と併用できることが判
明した。
【0004】 Y置換基の典型的な好適例はCF、C、C、C、C 11 、C13、CF(CF、CF(C)(CF)、CF(C )(C)、CFOCF、CFOCF(C、CF CHFCF、CH(CF)CFCF、CH(CF)CF
CH(CH)CFCF、CH(CH)CF、CF=CFCF 、CFCF=CFCF、CF(CF)CF=CFCF、OCF (CF)−O−CF=CFCF、CFCFHOCF、CFCCl 、CFCHCl、CFCHF、CFCFCl、CFCHBr
CFCHClF、CHCHBrCHBr、CFCHBrF及びCClF
CHClFである。CFCHFCF、CH(CF)CFCF、CH(
CF)CF、CH(CH)CFCF、CH(CH)CF、CF=CFCF、CFCF=CFCF、CFCHF及びC
CFHOCFがより好ましい。CFCHFCFが最も好ましい。R 、R、R及びR置換基の典型的な好適例はH、F、Cl、Br、CH
及びCFである。RはH、F、Cl、Br、CH又はCF、R はH、Cl、Br又はCF、RはH、F、Cl、Br又はCH、R
H、Cl又はBrが最も好ましい。X及びX置換基の典型的な好適例はH、
CF及びCであり、Hが最も好ましい。
【0005】 その抗真菌性により、下記1〜4群の化合物が本発明の好適態様である。
【0006】 1)YがCF、C、C、C、C11、C13
CF(CF、CF(C)(CF)、CF(C)(C )、CFOCF、CFOCF(C、CFCHFCF、CH
(CF)CFCF、CH(CF)CF、CH(CH)CF CF、CH(CH)CF、CF=CFCF、CFCF=C
FCF、CF(CF)CF=CFCF、OCF(CF)−O−C
=CFCF、CFCFHOCF、CFCCl、CFCHCl 、CFCHF、CFCFCl、CFCHBr、CFCHClF、
CHCHBrCHBr、CFCHBrF又はCClFCHClFであり、
とXが相互に独立してH、CF又はCであり、R、R、R 及びRが式(I)について定義した通りである式(I)の化合物。この群のう
ちではR、R、R及びRが相互に独立してH、F、Cl、Br、CH 、C又はCFである化合物が最も好ましい。
【0007】 2)YがCFCHFCF、CH(CF)CFCF、CH(CF
CF、CH(CH)CFCF、CH(CH)CF 、CF=CFCF、CFCF=CFCF、CFCHF又はCFCF
HOCFであり、XとXが相互に独立してH、CF又はCであり
、R、R、R及びRがH、F、Cl、Br、CH、C又はCF である式(I)の化合物。
【0008】 3)YがCFCHFCF、CH(CF)CFCF、CH(CF
CF、CH(CH)CFCF、CH(CH)CF 、CF=CFCF、CFCF=CFCF、CFCHF又はCFCF
HOCFであり、XとXが相互に独立してH、CF又はCであり
、RがH、F、Cl、Br、CH又はCFであり、RがH、Cl、Br
又はCFであり、RがH、F、Cl、Br又はCHであり、RがH、C
l又はBrである式(I)の化合物。この群のうちではXとXがHである化
合物が最も好ましい。
【0009】 4)好適な特定例は3−クロロ−4−(1,2,2−トリフルオロ−2−トリ
フルオロメトキシエトキシ)アニリン、2−フルオロ−3,5−ジクロロ−4−
(1−メチル−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)アニリン、3
,5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)
アニリン、3,5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロ
プロポキシ)−N−エチルアニリン、3,5−ジクロロ−4−トランス−(1,
1,2,3,4,4,4−ヘプタフルオロブト−2−エノキシ)アニリン、3,
5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)ア
ニリン及び2,5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロ
プロポキシ)アニリンである。
【0010】 真菌症は主に2種類に分類することができる。第1類は種々の皮膚糸状菌症、
皮膚カンジダ症等に代表される表在性真菌症である。第2類は真菌性髄膜炎、真
菌性呼吸器感染症、真菌血症、尿管真菌症等に代表される深在性真菌症である。
近年、抗癌化学療法剤又は免疫抑制剤の多用とHIV感染の蔓延により、カンジ
ダ症、アスペルギルス症及び他の全身性真菌症の発病率は著しく増加している。
数種の抗真菌剤(例えばアンホテリシンB、クロトリマゾール、ミコナゾール、
フルコナゾール、イトラコナゾール、ケトコナゾール、テルビナフィン及びナイ
スタチン)が現在市販されているが、これらの薬剤は完全に有効ではない。これ
らの薬剤により薬剤耐性菌が生じたり、副作用を生じる場合がある。更に、経口
又は全身投与に適さないものもある。従って、このような疾病の原因である真菌
類に対して有効な新規薬剤が必要であり、特に広範な活性を示し、耐性を抑える
ため又は耐性出現の危険を最小限にするために公知抗真菌剤と併用可能な薬剤が
必要とされている。
【0011】 本発明の化合物及び組成物により有効に防除することが可能な動物疾病の典型
的な例は一般にタムシとして知られる皮膚真菌症ないし白癬であるが、これに限
定されない。タムシないし皮膚真菌症は特定動物宿主に存在する傾向のある所定
種の好獣性真菌類(例えばネコ、イヌ、ウマ及び齧歯類のMicrosporu
m canis、ウシ及びヒツジのTrichophyton verruco
sum又はイヌ、ネコ及び齧歯類のTrichophyton mentagr
ophytes)に起因する毛髪及び毛嚢感染である。真菌は皮膚の最外層に侵
入して薄片化を生じ、毛嚢に侵入して毛髪を皮膚表面で切断する。感染した動物
は殆どの種類のタムシをヒトに伝染する可能性がある。タムシは動物からヒトに
伝達される最も一般的な人畜共通疾患である。タムシは円形脱毛領域を特徴とす
る。動物の皮膚の小領域に症状が現れる場合と、動物の広い領域に感染が生じる
場合がある。タムシに感染したネコやイヌは頭部又は顔面に脱毛を生じることが
多い。身体の他の領域でも脱毛が生じることがある。残った毛は通常は短くまば
らである。発赤や痒みを生じることもある。タムシに感染した動物に目立った病
変はないが、他の動物に感染を伝達する場合もある。他の動物がアレルギー反応
を示し、激しい痒みを伴うこともある。
【0012】 獣医や開業医は多数の方法を使用してタムシを診断することができる。最も信
頼性の高い試験は真菌培養である。この方法は感染動物からの毛又は鱗屑を培養
し、培養物の皮膚糸状菌増殖を観察する。その他、蛍光(ウッドランプ)を使用
して所定真菌を検出する方法や、毛検体を顕微鏡検査する方法もある。
【0013】 従来のタムシ治療は時間がかかり、根気と訓練と多くの衛生設備が必要である
。数カ月もかかることが多い。環境が汚染されると、何年間もの長期的な問題に
なる恐れがある。ネコやイヌのタムシ治療では全身の外皮毛を刈るが、ネコやイ
ヌの全身を刈ると実際にはタムシが全身に広がり易くなることが最近の研究で分
かっている。イリノイ大学、獣医学部の情報専門家であるKimberly M
eenenが1999年8月にインターネットで報告しているように、タムシワ
クチンが現在市販されている。しかし、ウィスコンシン大学の試験によると、ワ
クチンで感染防御は得られないことが分かっている。ワクチンは発赤や他のタム
シ症状を軽減することはできるが、感染を取り除くには他の治療が必要であると
思われる。イヌ、ネコ及びウシ等の動物からタムシが伝染し、ヒトの皮膚、毛髪
及び爪に数種の形態の皮膚糸状菌症が発現することがある。皮膚病変は通常は環
状で赤みを帯び、平坦である。皮膚病変を生じた幼児又は成人は医師の診断と治
療が必要である。タムシは中等度接触伝染性であり、ヒトからヒトに伝染する恐
れがある。
【0014】 従って、タムシを防除又は予防するため及びこの疾病に対する薬剤を製造する
ために式(I)の化合物を使用することが本発明の好適態様である。
【0015】 式(I)の化合物の活性スペクトルは真菌類に限定されず、酵母種にも及ぶ。
出芽中の酵母は糸状菌Ascomycetes、Hemiascomycete
s綱の真正真菌類である。真正酵母は主に1種のSaccharomyceta
les目に分類され、少なくとも10種の科を含む。酵母の分類は属を識別する
ための細胞、子嚢胞子及びコロニー特性と、種を識別するための生理的特性、特
に各糖類の発酵能を使用する専門分野である。
【0016】 酵母は従属栄養性であり、葉緑素をもたず、自然生育場所が広く分散している
ことを特徴とする。酵母は植物の葉と花に常在するが、皮膚表面や温血動物の腸
管にも存在し、共生又は寄生すると思われる。妊娠中や抗生物質投与中の女子で
は、酵母様真菌Candida albicansが膣及び外陰部に感染し易い
【0017】 従って、真菌又は酵母類に起因するヒト及び動物の表層及び全身感染の防除用
活性成分も実際に必要とされている。
【0018】 従って、本発明の主目的は安全性が高く、広範な真菌及び酵母類に対して抗真
菌活性を示す化合物を提供することである。式(I)の化合物の活性スペクトル
は表2に示すヒト及び動物病原性真菌及び酵母類に有効であるが、これに限定さ
れない。式(I)の化合物を主成分として含有する抗真菌組成物は治療的処置と
予防的処置の両者で使用することができる。式(I)の化合物とこのような化合
物を含有する抗真菌組成物はヒトの真菌感染処置のみならず、獣医学用途でも使
用することができる。
【0019】 従って、本発明の別の好適目的はヒト、家畜、食用動物又は愛玩動物における
病原性真菌及び酵母類の防除方法として、少なくとも1種の式(I)の化合物又
は獣医学的に許容可能なその塩を経口、非経口又はインプラントにより宿主動物
に有効用量を投与する方法を提供することである。これは、化合物を軟膏、チン
キ剤、クリーム等の慣用形態で局所又は非経口投与できることを意味する。獣医
学分野での局所投与としては当業者に周知のスプレー、浸液、流し塗り及びスポ
ット塗りが挙げられる。活性物質の濃度は使用する化合物、所望処置及び投与形
態等により当然異なる。しかし、一般には例えば局所投与形態では0.05〜5
、特に0.1〜1重量%の濃度で満足な結果が得られる。要は、組成物に含有さ
れる活性成分を十分な量で吸収できるように本発明の組成物を投与することであ
る。
【0020】 これは種々の投与形態を使用して本発明の組成物で達成され、例えば活性成分
を含有する組成物を経口投与する。この場合の剤形は例えば粉末、錠剤、顆粒剤
、カプセル剤、乳剤、フォーム又はマイクロカプセル等の形態であるが、必ずし
も製剤を患者又は動物に直接投与する必要はなく、飲料に加えてもよいし、食事
に混ぜてもよいし、動物を処置する場合には適宜動物の飼料に混ぜてもよい。当
然のことながら、全経口投与組成物には通常の処方助剤と共に摂取し易くするた
めの添加剤(例えば適当な芳香剤や風味剤)を加えてもよい。簡単に投与できる
という理由から経口投与は本発明の好適目的の1つである。別の投与形態は非経
口経路であり、例えば皮下又は静脈内注射、局所施用、長期移植(デポー)又は
マイクロカプセル注入(所謂マイクロスフェア)が挙げられる。
【0021】 経口投与では例えばビスケット、咀嚼錠、水溶性カプセルもしくは錠剤形態、
飼料に液滴として添加可能な水溶性形態又は動物飼料に混和性の他の形態で活性
成分を予め混ぜておいた動物飼料(例えばドッグ又はキャットフード)として投
与する。インプラントとしては、物質を送達するために動物体内に挿入可能な全
装置が挙げられる。
【0022】 経皮投与形態としては例えば注射剤形の皮下、皮膚、筋肉内及び静脈内投与が
挙げられる。通常の針付き注射器以外に、無針システムが適切な場合もある。
【0023】 適切な剤形の選択により、動物の生体組織への活性成分の透過を助長し、その
利用を維持することが可能である。例えば溶けにくい活性成分を1種以上使用す
る場合には、動物の体液は活性成分を一度に少量しか溶かすことができないので
溶解度を上げる必要があるため、この点は重要である。
【0024】 更に、活性成分をマトリックス製剤とし、その分解を物理的に防ぎ、活性成分
の利用を維持するようにしてもよい。このマトリックス製剤は体内に注入すると
デポーとして体内に残り、活性成分を連続的に放出する。このようなマトリック
ス製剤は当業者に公知である。一般にはロウ様の半固体賦形剤、例えば植物ロウ
や高分子量ポリエチレングリコール又は分解性ポリエステルコポリマーである。
【0025】 上記使用の場合、投与量は使用する化合物、投与方法及び所望処置によって当
然異なる。しかし、一般には1〜100mg/kg動物体重の1日用量で満足な
結果が得られ、1日1回投与してもよいし、1日に2〜4回に分けて投与しても
よいし、徐放形態でもよい。好適用量は全身投与では1〜50mg/kg動物体
重、局所投与では0.1%〜10%である。大型の哺乳動物の場合、対応する1
日用量は70〜2000mgの範囲であり、経口投与に適した剤形では17.5
〜1000mgである。従って、本発明は式(I)の化合物を使用して真菌類に
起因する疾病又は感染を治療する方法にも関する。合計用量は特に動物の体重と
体質によって異なるので、同一活性成分でも動物種間及び動物種内に両者で異な
ることがある。
【0026】 本発明の化合物は遊離塩基形態でも医薬的に許容可能な塩(酸付加塩又はアル
コラート)形態でも製造及び使用することができる。一般に、塩形態は遊離塩基
形態と同一程度の活性を示す。酸付加塩形態を製造するのに使用可能な酸として
は例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、フマル酸及びナフタレン−1,5−ジ
スルホン酸が挙げられる。好適投与方法は局所、経口及び静脈内である。
【0027】 ヒト、家畜、食用動物及び愛玩動物に投与する組成物を製剤化するには、経口
、非経口及びインプラント形態用として医療及び獣医療で公知のアジュバントを
使用することができる。一部の例を以下に挙げるが、これに限定されない。
【0028】 利用可能なキャリヤーは特に充填剤として糖類(例えばラクトース、サッカロ
ース、マンニトール又はソルビトール)、セルロース製剤及び/又はリン酸カル
シウム(例えばリン酸三カルシウム又はリン酸水素カルシウム)、広義での結合
剤として例えばトウモロコシ、コムギ、コメ又はジャガイモ澱粉を使用する澱粉
ペースト、ゼラチン、トラガカントガム、メチルセルロース及び/又は所望によ
り崩壊剤として例えば上記澱粉類、広義でのカルボキシメチル澱粉、架橋ポリビ
ニルピロリドン、寒天、アルギン酸又はその塩(例えばアルギン酸ナトリウム)
が挙げられる。賦形剤は特に流動調節剤及び滑剤であり、例えば珪酸、タルク、
ステアリン酸又はその塩(例えばステアリン酸マグネシウム又はステアリン酸カ
ルシウム)、及び/又はポリエチレングリコールが挙げられる。錠剤コアに適当
な(適宜腸溶性の)コーティングをつけてもよく、特にアラビアガム、タルク、
ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール及び/又は二酸化チタンを加え
てもよい濃厚糖溶液や、適当な有機溶媒又は溶媒混合物に溶かしたコーティング
溶液を使用し、腸溶性コーティングを製造する場合には、フタル酸アセチルセル
ロース又はフタル酸ヒドロキシプロピルメチルセルロース等の適当なセルロース
製剤溶液を使用する。例えば識別の目的又は異なる用量の活性成分を指示するた
めに錠剤又は錠剤コーティングに色素、風味剤又は顔料を加えてもよい。
【0029】 他の経口投与用医薬組成物としてはゼラチンから構成されるハードカプセル剤
、及びゼラチンと可塑剤(例えばグリセロール又はソルビトール)から構成され
るソフトシールカプセル剤が挙げられる。ハードカプセル剤は顆粒形態の活性成
分を例えば充填剤(例えばラクトース)、結合剤(例えば澱粉)及び/又は滑剤
(例えばタルク又はステアリン酸マグネシウム)、及び適宜安定剤と混合して充
填することができる。ソフトカプセル剤では、活性成分を適当な液体(例えば脂
肪油、パラフィン油又は液体ポリエチレングリコール)に溶解又は懸濁すること
が好ましく、同様に安定剤を加えてもよい。他の形態としては、咀嚼することも
丸ごと嚥下することも容易なカプセル剤が好ましい。
【0030】 非経口投与に適した剤形は特に水溶性形態(例えば水溶性塩)の活性成分の水
溶液であるが、広義には活性成分の懸濁液でもよく、例えば適当な親油性溶媒も
しくはビヒクル(例えばゴマ油等の油類、又は例えばオレイン酸エチルやトリグ
リセリド等の合成脂肪酸エステル類)を使用した適当な油性注射用懸濁液又は増
粘剤(例えばナトリウムカルボキシメチルセルロース、ソルビトール及び/又は
デキストラン)と適宜安定剤を加えた水性注射用懸濁液である。
【0031】 本発明の組成物(薬剤)は例えば慣用混合、顆粒化、コーティング、溶解又は
凍結乾燥法により公知方法で製造することができる。経口投与用医薬組成物は例
えば活性成分に固体キャリヤーを加え、得られた混合物を適宜顆粒化し、混合物
又は顆粒を所望又は必要に応じて処理し、適当な賦形剤の添加後に錠剤又は錠剤
コアを形成することにより得られる。
【0032】 従って、本発明は本発明の少なくとも1種の活性成分を含有する(所期目的と
主状況に応じて選択した)乳化性濃厚液、懸濁濃厚液、直接噴霧可能又は希釈可
能な溶液、塗布可能なペースト、希釈エマルション、スプレー粉末、可溶性粉末
、分散性粉末、水和剤、散粉剤、顆粒剤又はカプセル封入ポリマー等の抗真菌組
成物にも関する。
【0033】 これらの組成物では活性成分を純粋形態で例えば特定粒度の固体活性成分とし
て使用してもよいが、例えばエキステンダー(例えば溶媒又は固体キャリヤー)
や表面活性化合物(界面活性剤)等の製剤分野で慣用的に使用されているアジュ
バントの少なくとも1種以上と併用するほうが好ましい。ヒト、家畜、食用動物
及び愛玩動物の真菌防除には当然生理的に許容可能なアジュバントのみを使用す
る。
【0034】 ヒト又は動物用組成物(薬剤)も本発明に含まれる。
【0035】 式(I)の化合物は公知であり、あるいはJ.Org.Chem.29(19
64),1,(その引用文献も参照)に記載されている方法と同様の方法により
、例えば式(II)
【0036】
【化3】 (式中、R、R、R、R及びY置換基は式(I)について定義した通り
である)の適当に置換されたニトロベンゼンを水素化することによりそれ自体公
知の方法で製造することができる。他方、式(I)のアニリンは式(II)のニ
トロ化合物の(例えば塩化Sn(II)/HClによる)化学的還元によっても
得られる(Houben−Weyl,“Methoden d.org.Che
mie”11/1,422参照)。式(II)のニトロ化合物自体は適当に置換
されたニトロフェノールをハロアルキル化することにより製造することができる
。式(I)のアニリンは、対応する方法でハロアルキル化し、適当に置換された
アニリンをアシル化した後、例えば酸加水分解によりアシル基を除去するか、適
当に置換されたアニリンの塩(例えば塩酸塩)でハロアルキル化することにより
製造することもできる。その後、例えば式(I)のアニリンをC1−6クロロア
ルキルと反応させることにより、公知方法と同様の方法によりX及びX置換
基を導入することができる。式(II)の出発材料は公知であり、公知方法と同
様の方法により製造することができる。
【0037】 式(I)の化合物は多数の刊行物に主に各種用途の活性成分の製造のための中
間体又は出発材料として記載されており、WO9825466は3−クロロ−4
−(1,2,2−トリフルオロ−2−トリフルオロメトキシエトキシ)アニリン
、WO9819995は2−フルオロ−3,5−ジクロロ−4−(1−メチル−
2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)アニリン、WO981954
3は3,5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポ
キシ)アニリンと3,5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフ
ルオロプロポキシ)−N−エチルアニリン、EP−179,022は2,5−ジ
クロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)アニリン
、WO98/19994は3,5−ジクロロ−4−トランス−(1,1,2,3
,4,4,4−ヘプタフルオロブト−2−エノキシ)アニリン、WO98195
42は3,5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロ
ポキシ)アニリンを記載しており、EP−127,990及びEP−318,7
81には式(I)の他のアニリン誘導体が出発材料として記載されている。アミ
ノ部分では、トリクロロアルケンオキシ部分をもつアシル化アニリン誘導体がP
iricularia orizae(イネいもち病)に対する植物保護化合物
としてChemical Abstracts,vol.97,no.11(1
982),Abstract no.91203に記載されている。
【0038】 上記記載から当業者は本発明の主要な特徴を容易に理解することができ、発明
の精神と範囲から逸脱することなく、種々の用途と条件に合わせて本発明に種々
の変更と変形を加えることができる。従って、他の態様も請求の範囲に含まれる
【0039】 当業者は本明細書の記載に基づき、本発明を最大限に利用できると容易に考え
られる。従って、以下の実施例は例示に過ぎず、他の開示を限定するものではな
い。本明細書に引用する刊行物参照により本明細書の一部に組込む。
【0040】
【表1】
【0041】 以下のヒト、家畜、食用動物及び愛玩動物用処方例において、「活性成分」な
る用語は式(I)の1種以上の活性成分又はその塩、好ましくは3,5−ジクロ
ロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)アニリンを意
味するものと理解されたい。
【0042】 式(I)の活性成分の1種を含有する錠剤は以下のように製造することができ
る。
【0043】 組成(1000錠) 式(I)の活性成分 25g ラクトース 100.7g コムギ澱粉 6.25g ポリエチレングリコール6000 5.0g タルク 5.0g ステアリン酸マグネシウム 1.8g 脱イオン水 適量。
【0044】 製法:まず全成分をメッシュ寸法0.6mmの篩にかける。次に活性成分、ラ
クトース、タルク及び澱粉の半量を混合する。澱粉の残りの半量を水40mlに
懸濁し、この懸濁液を水100ml中のポリエチレングリコールの沸騰溶液に加
える。得られた澱粉ペーストを混合物に加えた後、適宜水を加えて顆粒化する。
顆粒を35℃で一晩乾燥し、メッシュ寸法1.2mmの篩にかけ、ステアリン酸
マグネシウムと混合し、圧縮し、直径6mmの両面凹状錠剤を形成する。
【0045】 各々合計0.0183gの活性成分を含有する錠剤は以下のように製造する。
【0046】 組成(10,000錠) 式(I)の活性成分 183.00g ラクトース 290.80g ジャガイモ澱粉 274.70g ステアリン酸 10.00g タルク 217.00g ステアリン酸マグネシウム 2.50g コロイドシリカ 32.00g エタノール 適量。
【0047】 活性成分とラクトースとジャガイモ澱粉274.70gの混合物をステアリン
酸のエタノール溶液で湿潤させ、篩で顆粒化する。乾燥後、残りのジャガイモ澱
粉とタルク、ステアリン酸マグネシウム及びコロイドシリカを加え、混合物を圧
縮し、各錠重量0.1gの錠剤を形成し、所望される場合には用量をより細かく
調節できるように刻み目を付けてもよい。
【0048】 各々合計0.022gの活性成分を含有するカプセル剤は以下のように製造す
ることができる。
【0049】 組成(1000カプセル) 式(I)の活性成分 22.00g ラクトース 249.80g ゼラチン 2.00g トウモロコシ澱粉 10.00g タルク 15.00g 水 適量。
【0050】 活性成分をラクトースと混合し、混合物をゼラチンの水溶液で均等に湿潤させ
、メッシュ寸法1.0〜1.5mmの篩で顆粒化する。顆粒を乾燥トウモロコシ
澱粉及びタルクと混合し、300mgずつハードゼラチンカプセル(サイズ1)
に充填する。
【0051】 プレミックス(飼料添加剤) 活性成分0.16重量部と、リン酸第二カルシウム、アルミナ、エーロゲル、
炭酸塩又は炭酸カルシウム4.84重量部を均質になるまで動物飼料95重量部
と混合するか、あるいは活性成分0.41重量部と、エーロゲル/炭酸カルシウ
ム(1:1)5.00重量部を均質になるまで市販飼料94.59重量部と混合
する。
【0052】 ボーラス剤 I 活性成分 33.00% メチルセルロース 0.80% 高度に分散した珪酸 0.80% トウモロコシ澱粉 8.40% II 結晶ラクトース 22.50% トウモロコシ澱粉 17.00% 微結晶セルロース 16.50% ステアリン酸マグネシウム 1.00%。
【0053】 まずメチルセルロースを水に加えて撹拌する。材料が膨潤後、珪酸を加えて撹
拌し、混合物を均質に懸濁させる。活性成分とトウモロコシ澱粉を混合する。水
性懸濁液をこの混合物に加え、ドウ状になるまで混練する。得られた塊を12M
篩で顆粒化し、乾燥する。後段階で全4種のアジュバントを十分に混合する。最
後に、初めの2段階からのプレミックスを混合し、圧縮してボーラス剤を形成す
る。
【0054】 注射剤 A.油性ビヒクル(緩徐放出) 活性成分0.1〜1.0gに落花生油を加えて100mlとするか、又は活性
成分0.1〜1.0gにゴマ油を加えて100mlとする。
【0055】 製法:撹拌下に適宜温和に加熱しながら油の一部に活性成分を溶かした後、所
望容量にし、細孔寸法0.22μmの適当なメンブランフィルターで滅菌濾過す
る。
【0056】 以下、製造例と適用例により本発明を説明するが、これらの実施例の個々の記
載に発明を限定するものではない。
【0057】 (飲料水希釈用)溶液剤: 2,2−ジメチル−4−ヒドロキシメチル−1,3−ジオキソラン中活性成分
15%、 ジエチレングリコールモノエチルエーテル中活性成分10%、 ポリエチレングリコール(分子量300)中活性成分10%、 グリセロール中活性成分5%。
【0058】 可溶性粉末: 活性成分25重量部、 ラウリル硫酸ナトリウム1重量部、 コロイドシリカ3重量部、 尿素71重量部。
【0059】 成分を混合し、混合物を適当な粉砕機で微粉砕する。活性成分に対して不活性
であり、処置する人体又は動物に許容可能な他の殺生物性活性成分もしくは殺生
物剤、又は無機塩又はビタミンを上記組成に加えてもよい。
【0060】 生物学的実施例 方法と材料 病原体:試験した真菌類は主要群の病原性真菌類を代表するように選択した試
験集団である。表2はその要約である。皮膚糸状菌は皮膚及び爪感染の主原因で
あり、CandidaとCryptococcusは特に免疫無防備状態の患者
における酵母型の主要な全身性病原体である。Candidaは粘膜及び性器感
染でも重要である(非常によく発生する)。Aspergillusは糸状病原
菌であり、好中球減少症患者(例えば癌治療、BMT)における最も重大な致命
的感染の1種である。Saccharomycesは有用な生物ツールであるの
で、同時に試験する。
【0061】 表2に示すような3種の酵母と3種の糸状種を含む1組の参照菌種で試験する
。表1の化合物2を式(I)の化合物の典型例として使用する。化合物の純度(
GLP標準により分析)は98.5%である。テルビナフィンHClを抗真菌試
験の参照標準として使用する。
【0062】
【表2】
【0063】 抗真菌試験 NCCLS M27−Aプロトコール(1)を先の報告(2)に詳述したよう
に多少変形したブロスマクロ希釈アッセイでMIC(最小阻害濃度)を測定する
。アッセイ用接種材料は−80℃で凍結したストックから調製し、最終生存可能
細胞数2.5×10CFU(コロニー形成単位)/mlが得られるように増殖
培地で希釈する。各アッセイは二重反復薬剤希釈液系で実施する。要約すると、
MOPS(3−[N−モルホリノ]プロパンスルホン酸)緩衝液でpH7.0ま
で緩衝したRPMI1640(Roswell Park Memorial
Institute)培地でアッセイを行い、35℃で48時間培養する。Cr
yptococcusとAspergillusは培養時間を72時間とする以
外は同一アッセイで試験する。皮膚糸状菌T.mentagrophytesと
M.canisは30℃で7日間培養する。MIC(80%)は未処理対照に比
較して真菌増殖の80%阻害を生じる薬剤の最小濃度として定義する。MIC(
100%)は真菌増殖の完全阻害(目に見える増殖なし)を生じる薬剤の最小濃
度として定義する。最小殺菌濃度(MFC)を測定するために、培養後にアッセ
イ管から試料(0.1ml)を取出す。糸状真菌の場合には、その後、サブロー
2%デキストロース寒天プレートに画線し、30℃で7日間培養して細胞増殖力
を調べる。酵母の場合には、試料を(MICに使用したような)RPMI164
0培地5mlに接種し、35℃で48時間(Cr.neoformansは72
時間)培養する。MFCは目に見える増殖が生じない最小薬剤濃度として定義す
る。
【0064】
【表3】
【0065】 考察 表3に示すように、参照薬剤であるテルビナフィンはこれらの菌種で従来のデ
ータに一致する予想通りの活性を示す。表1の化合物番号2は酵母と糸状真菌の
両者に対して広範な抗真菌活性を示し、殆どの場合に一次殺真菌作用を示した。
最小阻害濃度は0.5〜32μg/mlであった。Cr.neoformans
を除き、化合物は増殖の100%阻害を生じ、一次殺真菌作用を示す。
【0066】 参考資料
【0067】
【表4】
【0068】 本発明による式(I)の化合物は単独で使用してもよいし、他の殺生物剤と併
用してもよい。例えば活性を増すために同一範囲の活性をもつ物質と併用しても
よいし、例えば活性範囲を広げるために別範囲の活性範囲をもつ物質と併用して
もよい。所謂忌避剤を加えてもよい。内部寄生菌まで活性範囲を広げようとする
場合には、所望内部寄生性をもつ物質と式(I)の化合物を併用すると適切であ
る。当然のことながら、抗細菌組成物と併用してもよい。多くの併用では相乗効
果も得られ、即ち活性成分の合計量を減らすことができ、生態的観点から望まし
い。好ましい併用パートナー群と特に好ましい併用パートナーを以下に示すが、
式(I)の化合物以外にこれらのパートナーの1種以上を併用剤に加えてもよい
【0069】 混合物で利用可能なパートナーとしては殺生物剤が挙げられ、例えば古くから
当業者に知られており、種々の活性メカニズムをもつ下記殺虫剤及び殺ダニ剤で
あり、例えばキチン合成阻害剤、成長調節剤、幼若ホルモンとして作用する活性
成分、殺成虫剤として作用する活性成分、広域殺虫剤、広域殺ダニ剤及び殺線虫
剤が挙げられ、更に周知駆虫薬及び昆虫及び/又はダニ防除物質、前記忌避剤又
は分離剤も挙げられる。
【0070】 利用可能な殺虫剤及び殺ダニ剤の非限定的な例を以下に示す。 (I)アルジカルブ、 (II)アジンホス−メチル、 (III)ベンフラカルブ、 (IV)ビフェントリン、 (V)ブプロフェジン、 (VI)カルボフラン、 (VII)ジブチルアミノチオ、 (VIII)カルタップ、 (IX)クロルフルアズロン、 (X)シロマジン、 (XI)シフルトリン、 (XII)ラムダシハロトリン、 (XIII)ラムダシペルメトリン、 (XIV)ゼータシペルメトリン、 (XV)デルタメトリン、 (XVI)ジフルベンズロン、 (XVII)エンドスルファン、 (XVIII)エチオフェンカルブ、 (XIX)フェニトロチオン、 (XX)フェノブカルブ、 (XXI)フェンバレレート、 (XXII)ホルモチオン、 (XXIII)メチオカルブ、 (XXIV)ヘプテノホス、 (XXV)イミダクロプリド、 (XXVI)イソプロカルブ、 (XXVII)メタミドホス、 (XXVIII)メソミル、 (XXIX)メビンホス、 (XXX)パラチオン、 (XXXI)パラチオン−メチル、 (XXXII)ホサロン、 (XXXIII)ピリミカルブ、 (XXXIV)プロポクスル、 (XXXV)テフルベンズロン、 (XXXVI)テルブホス、 (XXXVII)トリアザメート、 (XXXVIII)アバメクチン、 (XXXIX)フェノブカルブ、 (XL)テブフェノジド、 (XLI)フィプロニル、 (XLII)ベータシフルトリン、 (XLIII)シラフルオフェン、 (XLIV)フェンピロキシメート、 (XLV)ピリダベン、 (XLVI)フェナザキン、 (XLVII)ピリプロキシフェン、 (XLVIII)ピリミジフェン、 (XLIX)ニテンピラム、 (L)NI−25,アセタミプリド、 (LI)アベルメクチンB、 (LII)植物からの昆虫活性抽出物、 (LIII)昆虫活性線虫含有製剤、 (LIV)Bacillus subtilisから得られる製剤、 (LV)昆虫活性真菌含有製剤、 (LVI)昆虫活性ウイルス含有製剤、 (LVII)AC303630、 (LVIII)アセフェート、 (LIX)アクリナトリン、 (LX)アラニカルブ、 (LXI)アルファメトリン、 (LXII)アミトラズ、 (LXIII)AZ60541、 (LXIV)アジンホスA、 (LXV)アジンホスM、 (LXVI)アゾシクロチン、 (LXVII)ベンジオカルブ、 (LXVIII)ベンスルタップ、 (LXIX)ベータシフルトリン、 (LXX)BPMC、 (LXXI)ブロフェンプロクス、 (LXXII)ブロモホスA、 (LXXIII)ブフェンカルブ、 (LXXIV)ブトカルボキシン、 (LXXV)ブチルピリダベン、 (LXXVI)カズサホス、 (LXXVII)カルバリル、 (LXXVIII)カルボフェノチオン、 (LXXIX)クロエトカルブ、 (LXXX)クロルエトキシホス、 (LXXXI)クロルメホス、 (LXXXII)シス−レスメトリン、 (LXXXIII)クロシトリン、 (LXXXIV)クロフェンテジン、 (LXXXV)シアノホス、 (LXXXVI)シクロプロトリン、 (LXXXVII)シヘキサチン、 (LXXXVIII)ジメトンM、 (LXXXIX)ジメトンS、 (XC)ジメトン−S−メチル、 (XCI)ジクロロフェンチオン、 (XCII)ジクリホス、 (XCIII)ジエチオン、 (XCIV)ジメトエート、 (XCV)ジメチルビンホス、 (XCVI)ジオキサチオン、 (XCVII)エジフェンホス、 (XCVIII)エマメクチン、 (XCIX)エスフェンバレレート、 (C)エチオン、 (CI)エトフェンプロクス、 (CII)エトプロホス、 (CIII)エトリムホス、 (CIV)フェナミホス、 (CV)フェンブタチノキシド、 (CVI)フェノチオカルブ、 (CVII)フェンプロパトリン、 (CVIII)フェンピラド、 (CIX)フェンチオン、 (CX)フルアジナム、 (CXI)フルシクロクスロン、 (CXII)フルシトリネート、 (CXIII)フルフェノクスロン、 (CXIV)フルフェンプロクス、 (CXV)ホノホス、 (CXVI)ホスチアゼート、 (CXVII)フブフェンプロクス、 (CXVIII)HCH、 (CXIX)ヘキサフルムロン、 (CXX)ヘキシチアゾクス、 (CXXI)イプロベンホス、 (CXXII)イソフェンホス、 (CXXIII)イソキサチオン、 (CXXIV)イベルメクチン、 (CXXV)ラムダシハロトリン、 (CXXVI)メラチオン、 (CXXVII)メカルバム、 (CXXVIII)メスルフェンホス、 (CXXIX)メタルデヒド、 (CXXX)メトルカルブ、 (CXXXI)ミルベメクチン、 (CXXXII)モキシデクチン、 (CXXXIII)ナレッド、 (CXXXIV)NC184、 (CXXXV)オメトエート、 (CXXXVI)オキサミル、 (CXXXVII)オキシジメトンM、 (CXXXVIII)オキシデプロホス、 (CXXXIX)ペルメトリン、 (CXL)フェントエート、 (CXLI)ホレート、 (CXLII)ホスメット、 (CXLIII)ホキシム、 (CXLIV)ピリミホスM、 (CXLV)ピリミホスA、 (CXLVI)プロメカルブ、 (CXLVII)プロパホス、 (CXLVIII)プロチオホス、 (CXLIX)プロトエート、 (CL)ピラクロホス、 (CLI)ピラダフェンチオン、 (CLII)ピレスメトリン、 (CLIII)ピレスラム、 (CLIV)RH5992、 (CLV)サリチオン、 (CLVI)セブホス、 (CLVII)スルホテップ、 (CLVIII)スルプロホス、 (CLIX)テブフェンピラド、 (CLX)テブピリムホス、 (CLXI)テフルトリン、 (CLXII)テメホス、 (CLXIII)テルバム、 (CLXIV)テトラクロルビンホス、 (CLXV)チアフェノクス、 (CLXVI)チオジカルブ、 (CLXVII)チオファノクス、 (CLXVIII)チオナジン、 (CLXIX)ツリンギエンシン、 (CLXX)トラロメトリン、 (CLXXI)トリアーセン、 (CLXXII)トリアゾホス、 (CLXXIII)トリアズロン、 (CLXXIV)トリクロルホン、 (CLXXV)トリフルムロン、 (CLXXVI)トリメタカルブ、 (CLXXVII)バミドチオン、 (CLXXVIII)キシリルカルブ、 (CLXXIX)YI5301/5302、 (CLXXX)ゼータメトリン、 (CLXXXI)DPX−MP062、 (CLXXXII)RH−2485、 (CLXXXIII)D2341、 (CLXXXIV)XMC(3,5−キシリルメチルカルバメート)、 (CLXXXV)ルフェヌロン、 (CLXXXVI)フルアズロン、 (CLXXXVII)メトプレン、 (CLXXXVIII)ヒドロプレン、 (CLXXXIX)フェノキシカルブ、 (CXC)クロルフェナピル、又は (CXCI)スピノサド。
【0071】 利用可能な駆虫薬の非限定的な例を以下に挙げるが、そのうちの少数のものは
駆虫活性以外に殺虫及び殺ダニ活性もあり、その一部は前欄に記載した。 (A1)プラジカンテル=2−シクロヘキシルカルボニル−4−オキソ−1,2
,3,6,7,11b−ヘキサヒドロ−4H−ピラジノ[2,1−α]イソキノ
リン、 (A2)クロサンテル=3,5−ジヨード−N−[5−クロロ−2−メチル−4
−(a−シアノ−4−クロロベンジル)フェニル]サリチルアミド、 (A3)トリクラベンダゾール=5−クロロ−6−(2,3−ジクロロフェノキ
シ)−2−メチルチオ−1H−ベンズイミダゾール、 (A4)レバミソル=L−(−)−2,3,5,6−テトラヒドロ−6−フェニ
ルイミダゾ[2,1b]チアゾール、 (A5)メベンダゾール=(5−ベンゾイル−1H−ベンズイミダゾール−2−
イル)カルバミン酸メチルエステル、 (A6)オムファロチン=WO97/20857に記載されている真菌Omph
alotus oleariusの大環状発酵産物、 (A7)アバメクチン=アベルメクチンB1、 (A8)イベルメクチン=22,23−ジヒドロアベルメクチンB1、 (A9)モキシデクチン=5−O−デメチル−28−デオキシ−25−(1,3
−ジメチル−1−ブテニル)−6,28−エポキシ−23−(メトキシイミノ)
ミルベマイシンB、 (A10)ドラメクチン=25−シクロヘキシル−5−O−デメチル−25−デ
(1−メチルプロピル)アベルメクチンA1a、 (A11)ミルベメクチン=ミルベマイシンA3とミルベマイシンA4の混合物
、 (A12)ミルベミシノキシム=ミルベメクチンの5−オキシム。
【0072】 利用可能な忌避剤及び分離剤の非限定的な例を以下に挙げる。 (R1)DEET(N,N−ジエチル−m−トルアミド)、 (R2)KBR3023=N−ブチル−2−オキシカルボニル−(2−ヒドロキ
シ)ピペリジン、 (R3)シミアゾール=N−2,3−ジヒドロ−3−メチル−1,3−チアゾー
ル−2−イリデン−2,4−キシリデン。
【0073】 混合物中の上記パートナーは本分野の専門家に最もよく知られているものであ
る。大半は各種版のThe Pesticide Manual,The Br
itish Crop Protection Council,London
に記載されており、他のものは各種版のThe Merck Index,Me
rck & Co.,Inc.,Rahway,New Jersy,USA又
は特許文献に記載されている。従って、例示として少数の出典のみを以下に挙げ
る。 (I)The Pesticide Manual,第11版(1997),T
he British Crop Protection Council,L
ondon,26頁に記載の2−メチル−2−(メチルチオ)プロピオンアルデ
ヒド−O−メチルカルバモイルオキシム(アルジカルブ)、 (II)The Pesticide Manual,第11版(1997),
The British Crop Protection Council,
London,67頁に記載のS−(3,4−ジヒドロ−4−オキソベンゾ[d
]−[1,2,3]−トリアジン−3−イルメチル)O,O−ジメチルホスホロ
ジチオエート(アジンホス−メチル)、 (III)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,96頁に記載のエチル−N−[2,3−ジヒドロ−2,2−ジ
メチルベンゾフラン−7−イルオキシカルボニル(メチル)アミノチオ]−N−
イソプロピル−β−アラニネート(ベンフラカルブ)、 (IV)The Pesticide Manual,第11版(1997),
The British Crop Protection Council,
London,118頁に記載の2−メチルビフェニル−3−イルメチル−(Z
)−(1RS)−シス−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプロプ−
1−エニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(ビフェント
リン)、 (V)The Pesticide Manual,第11版(1997),T
he British Crop Protection Council,L
ondon,157頁に記載の2−tert−ブチルイミノ−3−イソプロピル
−5−フェニル−1,3,5−チアジアジアン−4−オン(ブプロフェジン)、 (VI)The Pesticide Manual,第11版(1997),
The British Crop Protection Council,
London,186頁に記載の2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾフ
ラン−7−イルメチルカルバメート(カルボフラン)、 (VII)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,188頁に記載の2,3−ジヒドロ−2,2−ジメチルベンゾ
フラン−7−イル(ジブチルアミノチオ)メチルカルバメート(カルボスルファ
ン)、 (VIII)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,193頁に記載のS,S−(2−ジメチルアミノトリメチレ
ン)−ビス(チオカルバメート)(カルタップ)、 (IX)The Pesticide Manual,第11版(1997),
The British Crop Protection Council,
London,213頁に記載の1−[3,5−ジクロロ−4−(3−クロロ−
5−トリフルオロメチル−2−ピリジルオキシ)フェニル]−3−(2,6−ジ
フルオロベンゾイル)尿素(クロルフルアズロン)、 (X)The Pesticide Manual,第11版(1997),T
he British Crop Protection Council,L
ondon,235頁に記載のO,O−ジエチル−O−3,5,6−トリクロロ
−2−ピリジルホスホロチオエート(クロルピリホス)、 (XI)The Pesticide Manual,第11版(1997),
The British Crop Protection Council,
London,293頁に記載の(RS)−α−シアノ−4−フルオロ−3−フ
ェノキシベンジル−(1RS,3RS;1RS,3RS)−3−(2,2−ジク
ロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(シフルトリ
ン)、 (XII)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,300頁に記載の(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル−(Z)−(1R,3R)−3−(2−クロロ−3,3,3−トリフルオロプ
ロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートと(R)−α−
シアノ−3−フェノキシベンジル−(Z)−(1R,3R)−3−(2−クロロ
−3,3,3−トリフルオロプロペニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカ
ルボキシレートの混合物(ラムダシハロトリン)、 (XIII)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,308頁に記載の(S)−α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル(1R,3R)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシク
ロプロパンカルボキシレートと(R)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル−
(1S,3S)−3−(2,2−ジクロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプ
ロパンカルボキシレートから構成されるラセミ化合物(ラムダシペルメトリン)
、 (XIV)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,314頁に記載の(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジ
ル−(1RS,3RS,1RS,3RS)−3−(2,2−ジクロロビニル)−
2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレートの立体異性体の混合物(ゼー
タシペルメトリン)、 (XV)The Pesticide Manual,第11版(1997),
The British Crop Protection Council,
London,344頁に記載の(S)−α−シアノ−3−フェノキシベンジル
−(1R,3R)−3−(2,2−ジブロモビニル)−2,2−ジメチルシクロ
プロパンカルボキシレート(デルタメトリン)、 (XVI)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,395頁に記載の(4−クロロフェニル)−3−(2,6−ジ
フルオロベンゾイル)尿素(ジフルベンズロン)、 (XVII)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,459頁に記載の(1,4,5,6,7,7−ヘキサクロロ
−8,9,10−トリノルボルン−5−エン−2,3−イルエンビスメチレン)
スルファイト(エンドスルファン)、 (XVIII)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,479頁に記載のα−エチルチオ−o−トリルメチルカル
バメート(エチオフェンカルブ)、 (XIX)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,514頁に記載のO,O−ジメチル−O−4−ニトロ−m−ト
リルホスホロチオエート(フェニトロチオン)、 (XX)The Pesticide Manual,第11版(1997),
The British Crop Protection Council,
London,516頁に記載の2−sec−ブチルフェニルメチルカルバメー
ト(フェノブカルブ)、 (XXI)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,539頁に記載の(RS)−α−シアノ−3−フェノキシベン
ジル−(RS)−2−(4−クロロフェニル)−3−メチルブチレート(フェン
バレレート)、 (XXII)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,625頁に記載のS−[ホルミル(メチル)カルバモイルメ
チル]−O,O−ジメチルホスホロジチオエート(ホルモチオン)、 (XXIII)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,813頁に記載の4−メチルチオ−3,5−キシリルメチ
ルカルバメート(メチオカルブ)、 (XXIV)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,670頁に記載の7−クロルビシクロ[3.2.0]ヘプタ
−2,6−ジエン−6−イルジメチルホスフェート(ヘプテノホス)、 (XXV)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,706頁に記載の1−(6−クロロ−3−ビリジルメチル)−
N−ニトロイミダゾリジン−2−イリデンアミン(イミダクロプリド)、 (XXVI)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,729頁に記載の2−イソプロピルフェニルメチルカルバメ
ート(イソプロカルブ)、 (XXVII)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,808頁に記載のO,S−ジメチルホスホロアミドチオエ
ート(メタミドホス)、 (XXVIII)The Pesticide Manual,第11版(19
97),The British Crop Protection Coun
cil,London,815頁に記載のS−メチル−N−(メチルカルバモイ
ルオキシ)チオアセトイミデート(メソミル)、 (XXIX)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,844頁に記載のメチル−3−(ジメトキシホスフィノイル
オキシ)ブト−2−エノエート(メビンホス)、 (XXX)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,926頁に記載のO,O−ジエチル−O−4−ニトロフェニル
ホスホロチオエート(パラチオン)、 (XXXI)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,928頁に記載のO,O−ジメチル−O−4−ニトロフェニ
ルホスホロチオエート(パラチオン−メチル)、 (XXXII)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,963頁に記載のS−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−2
−オキソ−1,3−ベンゾキサゾール−3−イルメチル−O,O−ジエチルホス
ホロジチオエート(ホサロン)、 (XXXIII)The Pesticide Manual,第11版(19
97),The British Crop Protection Coun
cil,London,985頁に記載の2−ジメチルアミノ−5,6−ジメチ
ルピリミジン−4−イルジメチルカルバメート(ピリミカルブ)、 (XXXIV)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,1036頁に記載の2−イソプロポキシフェニルメチルカ
ルバメート(プロポクスル)、 (XXXV)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,1158頁に記載の1−(3,5−ジクロロ−2,4−ジフ
ルオロフェニル)−3−(2,6−ジフルオロベンゾイル)尿素(テフルベンズ
ロン)、 (XXXVI)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,1165頁に記載のS−tert−ブチルチオメチル−O
,O−ジメチルホスホロジチオエート(テルブホス)、 (XXXVII)The Pesticide Manual,第11版(19
97),The British Crop Protection Coun
cil,London,1224頁に記載のエチル−(3−tert−ブチル−
1−ジメチルカルバモイル−1H−1,2,4−トリアゾール−5−イルチオ)
アセテート(トリアザメート)、 (XXXVIII)The Pesticide Manual,第11版(1
997),The British Crop Protection Cou
ncil,London,3頁に記載のアバメクチン、 (XXXIX)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,516頁に記載の2−sec−ブチルフェニルメチルカル
バモイル(フェノブカルブ)、 (XL)The Pesticide Manual,第11版(1997),
The British Crop Protection Council,
London,1147頁に記載のN−tert−ブチル−N−(4−エチルベ
ンゾイル)−3,5−ジメチルベンゾヒドラジド(テブフェノジド)、 (XLI)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,545頁に記載の(±)−5−アミノ−1−(2,6−ジクロ
ロ−α,α,α−トリフルオロ−p−トリル)−4−トリフルオロメチルスルフ
ィニルピラゾール−3−カルボニトリル(フィプロニル)、 (XLII)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,295頁に記載の(RS)−α−シアノ−4−フルオロ−3
−フェノキシベンジル(1RS,3RS;1RS,3RS)−3−(2,2−ジ
クロロビニル)−2,2−ジメチルシクロプロパンカルボキシレート(ベータシ
フルトリン)、 (XLIII)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,1105頁に記載の(4−エトキシフェニル)−[3−(
4−フルオロ−3−フェノキシフェニル)プロピル](ジメチル)シラン(シラ
フルオフェン)、 (XLIV)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,530頁に記載のtert−ブチル(E)−α−(1,3−
ジメチル−5−フェノキシピラゾール−4−イルメチレンイミノオキシ)−p−
トルエート(フェンピロキシメート)、 (XLV)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,1161頁に記載の2−tert−ブチル−5−(4−ter
t−ブチルベンジルチオ)−4−クロロピリダジン−3(2H)−オン(ピリダ
ベン)、 (XLVI)The Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,507頁に記載の4−[[4−(1,1−ジメチルフェニル
)フェニル]エトキシ]キナゾリン(フェナザキン)、 (XLVII)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,1073頁に記載の4−フェノキシフェニル−(RS)−
2−(ピリジルオキシ)プロピルエーテル(ピリプロキシフェン)、 (XLVIII)The Pesticide Manual,第11版(19
97),The British Crop Protection Coun
cil,London,1070頁に記載の5−クロロ−N−{2−[4−(2
−エトキシエチル)−2,3−ジメチルフェノキシ]エチル}−6−エチルピリ
ミジン−4−アミン(ピリミジフェン)、 (XLVIX)The Pesticide Manual,第11版(199
7),The British Crop Protection Counc
il,London,880頁に記載の(E)−N−(6−クロロ−3−ピリジ
ルメチル)−N−エチル−N−メチル−2−ニトロビニリデンジアミン(ニテン
ピラム)、 (L)The Pesticide Manual,第11版(1997),T
he British Crop Protection Council,L
ondon,9頁に記載の(E)−N−[(6−クロロ−3−ピリジル)メチ
ル]−N−シアノ−N−メチルアセトアミジン(NI−25,アセタミプリ
ド)、 (LI)The Pesticide Manual,第11版(1997),
The British Crop Protection Council,
London,3頁に記載のアベルメクチンB、 (LII)植物からの昆虫活性抽出物、特にThe Pesticide Ma
nual,第11版(1997),The British Crop Pro
tection Council,London,1097頁に記載の(2R,
6aS,12aS)−1,2,6,6a,12,12a−ヘキサヒドロ−2−イ
ソプロペニル−8,9−ジメトキシクロメノ[3,4−b]フロ[2,3−h]
クロメン−6−オン(ロテノン)、及びAzadirachta indica
抽出物、特にThe Pesticide Manual,第11版(1997
),The British Crop Protection Counci
l,London,59頁に記載のアザジラクチン、 (LIII)昆虫活性線虫、好ましくはThe Pesticide Manu
al,第11版(1997),The British Crop Prote
ction Council,London,671頁に記載のHeteror
habditis bacteriophoraとHeterorhabdit
is megidis、The Pesticide Manual,第11版
(1997),The British Crop Protection C
ouncil,London,1115頁に記載のSteinernema f
eltiae、及びThe Pesticide Manual,第11版(1
997),The British Crop Protection Cou
ncil,London,1116頁に記載のSteinernema sca
pterisciを含有する製剤、 (LIV)The Pesticide Manual,第11版(1997)
,The British Crop Protection Council
,London,72頁に記載のBacillus subtilis、又はT
he Pesticide Manual,第11版(1997),The B
ritish Crop Protection Council,Londo
n,73頁に記載のGC91もしくはNCTC1182からの単離化合物を除く
Bacillus thuringiensis株から獲得可能な製剤、 (LV)昆虫活性真菌、好ましくはThe Pesticide Manual
,第11版(1997),The British Crop Protect
ion Council,London,1266頁に記載のVerticil
lium lecanii、The Pesticide Manual,第1
1版(1997),The British Crop Protection
Council,London,85頁に記載のBeauveria bro
gniartii、及びThe Pesticide Manual,第11版
(1997),The British Crop Protection C
ouncil,London,83頁に記載のBeauveria bassi
anaを含有する製剤、 (LVI)昆虫活性ウイルス好ましくはThe Pesticide Manu
al,第11版(1997),The British Crop Prote
ction Council,London,1342頁に記載のNeodip
ridon Sertifer NPV、The Pesticide Man
ual,第11版(1997),The British Crop Prot
ection Council,London,759頁に記載のMamest
ra brassicae、及びThe Pesticide Manual,
第11版(1997),The British Crop Protecti
on Council,London,291頁に記載のCydia pomo
nellaを含有する製剤、 (CLXXXI)The British Crop Protection
Council,London,453頁に記載の7−クロロ−2,3,4a,
5−テトラヒドロ−2−[メトキシカルボニル(4−トリフルオロメトキシフェ
ニル)カルバモイル]インドール[1,2e]オキサゾリン−4a−カルボキシ
レート(DPX−MP062、インドキシカルブ)、 (CLXXXII)The British Crop Protection
Council,London,1094頁に記載のN−tert−ブチル−
N’−(3,5−ジメチルベンゾイル)−3−メトキシ−2−メチルベンゾヒド
ラジド(RH−2485、メトキシフェノジド)、 (CLXXXIII)The British Crop Protectio
n Council,London,487〜493頁に記載の(N’−[4−
メトキシビフェニル−3−イル]−ヒドラジンカルボン酸イソプロピルエステル
(D2341)、 (R2)Books of Abstracts, 212th ACS Na
tional Meeting Orlando,FL,August 25−
29(1996),AGRO−020、American Chemical
Society,Washington,D.C.CONEN:63BFAF。
【0074】 以上の記載から明らかなように、本発明の別の主要な側面は温血動物寄生虫の
防除用併用製剤として、式Iの化合物に加え、同一又は異なる活性範囲をもつ少
なくとも1種の他の活性成分と、少なくとも1種の生理的に許容可能なキャリヤ
ーを含有することを特徴とする併用製剤に関する。本発明は2成分併用剤に限定
されない。
【手続補正書】
【提出日】平成14年3月1日(2002.3.1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【化1】 (式中、Yは完全もしくは部分的にハロゲン化されたC1−6アルキル又は完全
もしくは部分的にハロゲン化され酸素原子で中断されたC1−6アルキル又は完
全もしくは部分的にハロゲン化されたC2−6アルケニルであり、R、R
及びRは相互に独立して水素、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6
ロアルキル、C1−6ハロアルコキシであり、Xは水素又はC1−6アルキル
であり、Xは水素又はC1−6アルキルである)の化合物を活性成分として含
有する抗真菌薬。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 フロエリツク,オリビエ フランス国、エフ−68680・カン、シユマ ン・デ・ペシユール、19 Fターム(参考) 4C084 AA19 MA02 MA52 MA55 MA67 NA14 ZB351 ZB352 ZC611 ZC612 4C206 AA02 FA31 KA01 MA01 MA02 MA04 MA72 MA75 MA87 NA14 ZB35 ZC61 4H006 AA03 AB20 BJ50 BM10 BM30 BM71 BM72 BM73 BP30 BU46

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 (式中、Yは完全もしくは部分的にハロゲン化されたC1−6アルキル又は完全
    もしくは部分的にハロゲン化され酸素原子で中断されたC1−6アルキル又は完
    全もしくは部分的にハロゲン化されたC2−6アルケニルであり、R、R
    及びRは相互に独立して水素、ハロゲン、C1−6アルキル、C1−6
    ロアルキル、C1−6ハロアルコキシであり、Xは水素又はC1−6アルキル
    であり、Xは水素又はC1−6アルキルである)の化合物を活性成分として含
    有する抗真菌薬。
  2. 【請求項2】 YがCF、C、C、C、C11
    13、CF(CF、CF(C)(CF)、CF(C )(C)、CFOCF、CFOCF(C、CFCHF
    CF、CH(CF)CFCF、CH(CF)CF、CH(
    CH)CFCF、CH(CH)CF、CF=CFCF、C
    CF=CFCF、CF(CF)CF=CFCF、OCF(CF )−O−CF=CFCF、CFCFHOCF、CFCCl、CF CHCl、CFCHF、CFCFCl、CFCHBr、CF CHClF、CHCHBrCHBr、CFCHBrF又はCClFCHC
    lFであり、XとXが相互に独立してH、CF又はCであり、R 、R、R及びRが請求項1に定義した通りである式(I)の化合物を活性
    成分として含有する請求項1に記載の抗真菌薬。
  3. 【請求項3】 YがCFCHFCF、CH(CF)CFCF、C
    H(CF)CF、CH(CH)CFCF、CH(CH)C
    、CF=CFCF、CFCF=CFCF、CFCHF
    はCFCFHOCFであり、XとXが相互に独立してH、CF又はC であり、RがH、F、Cl、Br、CH又はCFであり、RがH
    、Cl、Br又はCFであり、RがH、F、Cl、Br又はCHであり、
    がH、Cl又はBrである式(I)の化合物を活性成分として含有する請求
    項1に記載の抗真菌薬。
  4. 【請求項4】 XとXがHである式(I)の化合物を活性成分として含
    有する請求項1から3のいずれか一項に記載の抗真菌薬。
  5. 【請求項5】 3−クロロ−4−(1,2,2−トリフルオロ−2−トリフ
    ルオロメトキシエトキシ)アニリン、2−フルオロ−3,5−ジクロロ−4−(
    1−メチル−2,2,3,3,3−ペンタフルオロプロポキシ)アニリン、3,
    5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)ア
    ニリン、3,5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプ
    ロポキシ)−N−エチルアニリン、3,5−ジクロロ−4−トランス−(1,1
    ,2,3,4,4,4−ヘプタフルオロブト−2−エノキシ)アニリン、3,5
    −ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプロポキシ)アニ
    リン及び2,5−ジクロロ−4−(1,1,2,3,3,3−ヘキサフルオロプ
    ロポキシ)アニリンから構成される群から選択される式(I)の化合物を活性成
    分として含有する請求項1に記載の抗真菌薬。
  6. 【請求項6】 式(I)の化合物と少なくとも1種の他の殺生物剤を活性成
    分として含有する請求項1から5のいずれか一項に記載の抗真菌薬。
  7. 【請求項7】 ヒト又は動物の真菌感染治療における請求項1から6のいず
    れか一項に記載の式(I)の化合物の使用。
  8. 【請求項8】 ヒト又は動物の真菌感染予防又は治療における請求項1から
    6のいずれか一項に記載の抗真菌薬の使用。
  9. 【請求項9】 ヒト、家畜、食用動物又は愛玩動物における病原性真菌及び
    酵母類の防除方法であって、請求項1から6のいずれか一項に記載の少なくとも
    1種の式(I)の化合物又は獣医学的に許容されるその塩を経口、非経口又はイ
    ンプラントにより宿主動物に有効用量を投与する前記方法。
  10. 【請求項10】 防除する疾病が白癬であることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 抗真菌薬の製造に使用する請求項1から6のいずれか一項
    に記載の式(I)の化合物。
  12. 【請求項12】 ヒト又は動物の真菌感染治療方法に使用する請求項1から
    6のいずれか一項に記載の式(I)の化合物。
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