JP2003507957A - 移動体通信システムにおける基地局の同期方法 - Google Patents
移動体通信システムにおける基地局の同期方法Info
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W64/00—Locating users or terminals or network equipment for network management purposes, e.g. mobility management
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- G—PHYSICS
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- H04B7/00—Radio transmission systems, i.e. using radiation field
- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
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- H04B7/2662—Arrangements for Wireless System Synchronisation
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Abstract
(57)【要約】
各セル(320)にランダムアクセスチャンネルを用意することより、通信システムの複数の基地局(300)間の同期をとる方法。基地局(300)は、そのセルのランダムアクセスチャンネルを用いて隣接する基地局へ同期信号を送る。各基地局では、隣接する基地局から受信した同期信号と、それ自身の同期信号との間の時間差を算定する。各組の時間差によりその基地局を自律的に同期させるか、または無線ネットワークコントローラが各組の時間差を用いて1組の補正量を算定し基地局へ送る。
Description
本発明は、移動体通信システムの改良に関し、さらに詳細には、通信システム
内の基地局の同期に関する。
内の基地局の同期に関する。
【0001】
UMTS地上無線アクセス時分割デュプレックス(UTRA TDD)モード
は、符号分割多重アクセス(CDMA)と、ハイブリッド時分割多重アクセス(
TDMA)とを結合したものである。UMTSは、当業者であれば分かるように
ユニバーサル移動体通信システムの略語である。
は、符号分割多重アクセス(CDMA)と、ハイブリッド時分割多重アクセス(
TDMA)とを結合したものである。UMTSは、当業者であれば分かるように
ユニバーサル移動体通信システムの略語である。
【0002】
TD−CDMA結合多重アクセス方式のUTRA TDDモードで高信頼度の
動作を実現するには、しなやかな通信システム内の基地局間で同期をとる必要が
ある。さらに、このモードでは、各基地局に連携する移動体端末の位置情報を提
供する必要がある。基地局間の同期は、システムの容量を最大にするためにも望
ましい。これらの目的のために、基地局間の同期を、タイムスロット、フレーム
及びマルチフレーム(マルチフレームは多数のフレームが繰り返し現れるサイク
ルである)のレベルでとる必要がある。
動作を実現するには、しなやかな通信システム内の基地局間で同期をとる必要が
ある。さらに、このモードでは、各基地局に連携する移動体端末の位置情報を提
供する必要がある。基地局間の同期は、システムの容量を最大にするためにも望
ましい。これらの目的のために、基地局間の同期を、タイムスロット、フレーム
及びマルチフレーム(マルチフレームは多数のフレームが繰り返し現れるサイク
ルである)のレベルでとる必要がある。
【0003】
基地局間の同期をとる公知の方法の1つとして、各基地局に地球測位システム
(GPS)受信機を設置する方法がある。しかしながら、この方法は常に、適切
または可能と言う訳ではない。例えば、展開領域が高い建物によりGPS衛星の
傘の影になることがある。この理由または他の理由により、基地局間の同期をと
る別の方法が必要である。
(GPS)受信機を設置する方法がある。しかしながら、この方法は常に、適切
または可能と言う訳ではない。例えば、展開領域が高い建物によりGPS衛星の
傘の影になることがある。この理由または他の理由により、基地局間の同期をと
る別の方法が必要である。
【0004】
別の方法として、基地局を、迂回ネットワーク、即ち基地局が移動体との通信
を公衆電話網またはインターネットへ切換えることのできるネットワークを介し
て同期させるものがある。しかしながら、この方法をパケットプロトコル(例え
ば、インターネットプロトコル(IP)または非同期転送モード(ATM))に
従って実現する場合、同期は可能であるが精度が粗くなる。
を公衆電話網またはインターネットへ切換えることのできるネットワークを介し
て同期させるものがある。しかしながら、この方法をパケットプロトコル(例え
ば、インターネットプロトコル(IP)または非同期転送モード(ATM))に
従って実現する場合、同期は可能であるが精度が粗くなる。
【0005】
従って、本発明の目的は、基地局を同期させる問題を解消または少なくとも軽
減することにある。
減することにある。
【0006】
本発明の第1の局面によると、複数のセルの各々が1つの基地局と、少なくと
も1つの移動体端末を有する通信システムにおける複数の基地局間で同期をとる
方法であって、複数のセル内で使用する少なくとも1つのチャンネルを用意する
ステップと、少なくとも1つのチャンネルの内の所与のもので、通信システムの
第1の基地局から送信範囲内の残りの基地局へ同期信号を送信するステップと、
第1の基地局からのクロックパルスと、送信範囲内の他の基地局により送信され
るクロックパルスとの間の時間差を計算する第1の計算ステップよりなる同期方
法が提供される。
も1つの移動体端末を有する通信システムにおける複数の基地局間で同期をとる
方法であって、複数のセル内で使用する少なくとも1つのチャンネルを用意する
ステップと、少なくとも1つのチャンネルの内の所与のもので、通信システムの
第1の基地局から送信範囲内の残りの基地局へ同期信号を送信するステップと、
第1の基地局からのクロックパルスと、送信範囲内の他の基地局により送信され
るクロックパルスとの間の時間差を計算する第1の計算ステップよりなる同期方
法が提供される。
【0007】
この方法は、好ましくは、複数の基地局の各々について、時間差計算ステップ
で計算した時間差を無線ネットワークコントローラへ報告する報告ステップと、
報告された時間差に基づき計算された各基地局に対応する同期調整量を計算する
第2の計算ステップと、対応の同期調整量を各基地局に通報して、対応同期調整
量に応じて各基地局のクロックパルスを調整する調整ステップをさらに含む。
で計算した時間差を無線ネットワークコントローラへ報告する報告ステップと、
報告された時間差に基づき計算された各基地局に対応する同期調整量を計算する
第2の計算ステップと、対応の同期調整量を各基地局に通報して、対応同期調整
量に応じて各基地局のクロックパルスを調整する調整ステップをさらに含む。
【0008】
有利なことに、複数の基地局の各々は、残りの基地局から受信した情報に対し
て自律的に作用して、その基地局のクロックパルスのタイミングを調整する。
て自律的に作用して、その基地局のクロックパルスのタイミングを調整する。
【0009】
同期信号の送信に使用されるチャンネルは、好ましくは、移動体端末との通信
用として設けられた、周波数帯内の1つの周波数で送信されるランダムアクセス
チャンネルである。ランダムアクセスチャンネルは、1つのTDMAフレームに
ついて1つのタイムスロットよりなるのが有利である。ランダムアクセスチャン
ネルは、通信を始動させるためにアプリンクの通信に割り当てられている。通信
は、アプリンク用にリソースユニットをリクエストすることにより始動するのが
有利である。
用として設けられた、周波数帯内の1つの周波数で送信されるランダムアクセス
チャンネルである。ランダムアクセスチャンネルは、1つのTDMAフレームに
ついて1つのタイムスロットよりなるのが有利である。ランダムアクセスチャン
ネルは、通信を始動させるためにアプリンクの通信に割り当てられている。通信
は、アプリンク用にリソースユニットをリクエストすることにより始動するのが
有利である。
【0010】
この方法は、好ましくは、各ランダムアクセスチャンネルのタイムスロットを
スケジュールに従って基地局の同期に割り当てるスケジューリングステップをさ
らに含む。
スケジュールに従って基地局の同期に割り当てるスケジューリングステップをさ
らに含む。
【0011】
この方法は、さらに好ましくは、少なくとも1つのチャンネルの第2のものを
用いてランダムアクセスチャンネルのタイムスロットでのアプリンクの通信を沈
黙させることにより、第1の基地局から他の基地局へ同期信号の送信ができるよ
うにする沈黙化ステップをさらに含む。第2のチャンネルは、放送制御チャンネ
ルであるのが最も好ましい。
用いてランダムアクセスチャンネルのタイムスロットでのアプリンクの通信を沈
黙させることにより、第1の基地局から他の基地局へ同期信号の送信ができるよ
うにする沈黙化ステップをさらに含む。第2のチャンネルは、放送制御チャンネ
ルであるのが最も好ましい。
【0012】
本発明の第2の局面によると、基地局と、少なくとも1つの移動体端末とを有
する通信システムの一部を形成する通信セル内において移動体端末の位置を測定
する方法であって、少なくとも3つの基地局の位置を求め、ランダムアクセスチ
ャンネルを用いて各基地局につき同期測定のスケジューリングを行い、移動体端
末から信号を送信し、3つの基地局の各々において送信信号を受信し、各基地局
において受信信号をタイミング信号と比較し、各基地局においてその比較の結果
に基づき移動体端末の位置を求めるステップよりなる位置測定方法が提供される
。
する通信システムの一部を形成する通信セル内において移動体端末の位置を測定
する方法であって、少なくとも3つの基地局の位置を求め、ランダムアクセスチ
ャンネルを用いて各基地局につき同期測定のスケジューリングを行い、移動体端
末から信号を送信し、3つの基地局の各々において送信信号を受信し、各基地局
において受信信号をタイミング信号と比較し、各基地局においてその比較の結果
に基づき移動体端末の位置を求めるステップよりなる位置測定方法が提供される
。
【0013】
本発明をさらによく理解するために、添付図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0014】
図1は、UTRA TDTモードを示す。情報は、周波数、時間(フレーム1
02内)及び符号のある特定の組み合わせによりバーストで送信される。フレー
ム102は複数のタイムスロット104に分割され、各タイムスロットは単一バ
ーストの情報にちょうど充分な長さを有する。情報の送信は、直交符号により多
重化される(CDMA)。特定のタイムスロット内で送信される情報はこれらの
符号に従って分割されるため、各バーストは、リソースユニット106と呼ばれ
る、タイムスロットと符号の独立した組合わせを複数個含む。
02内)及び符号のある特定の組み合わせによりバーストで送信される。フレー
ム102は複数のタイムスロット104に分割され、各タイムスロットは単一バ
ーストの情報にちょうど充分な長さを有する。情報の送信は、直交符号により多
重化される(CDMA)。特定のタイムスロット内で送信される情報はこれらの
符号に従って分割されるため、各バーストは、リソースユニット106と呼ばれ
る、タイムスロットと符号の独立した組合わせを複数個含む。
【0015】
UTRA TDDモードは、時分割−符号分割多重アクセス(TD−CDMA
)と呼ぶ方式を利用する。この方式には、ランダムアクセスチャンネル(RAC
H)が設けられるが、このチャンネルは1つのTDMAフレーム102につき1
つのタイムスロット104より成る。RACHは、通常はアプリンクに用いるリ
ソースユニット106をリクエストすることにより、通信を始動するための移動
体端末からの通信に割り当てられる。RACHは、基地局間の同期と、移動体端
末の位置測定の両方に利用することができる。
)と呼ぶ方式を利用する。この方式には、ランダムアクセスチャンネル(RAC
H)が設けられるが、このチャンネルは1つのTDMAフレーム102につき1
つのタイムスロット104より成る。RACHは、通常はアプリンクに用いるリ
ソースユニット106をリクエストすることにより、通信を始動するための移動
体端末からの通信に割り当てられる。RACHは、基地局間の同期と、移動体端
末の位置測定の両方に利用することができる。
【0016】
図2は、TDMAフレームを示す。各TDMAフレーム200は、複数のタイ
ムスロット210を含む。図示の例では、TDDモードで15個のタイムスロッ
トを含むことが明らかである。
ムスロット210を含む。図示の例では、TDDモードで15個のタイムスロッ
トを含むことが明らかである。
【0017】
図3は、典型的なセルラーの展開態様を示す。各基地局300は、1つのセル
322に対応している。隣接する基地局300間の距離は、任意の基地局からそ
のセルの境界の移動体端末310までの距離のほぼ2倍である。このため、都市
における利用例では通常、隣の基地局300までの伝搬路損失が、セル境界の移
動体端末310までの伝搬路損失よりも12dBのオーダー大きくなる。1つに
は、基地局300は同一場所でも移動体端末300に対して高所にあるという利
点があるであろう。また、基地局のアンテナは通常、セル間の干渉を減少させる
ために下向きに傾斜している。これらの相反する効果は同じ大きさであるが、相
殺される傾向があるため、伝搬路損失増加の合理的な予測値は12dBとなる。
322に対応している。隣接する基地局300間の距離は、任意の基地局からそ
のセルの境界の移動体端末310までの距離のほぼ2倍である。このため、都市
における利用例では通常、隣の基地局300までの伝搬路損失が、セル境界の移
動体端末310までの伝搬路損失よりも12dBのオーダー大きくなる。1つに
は、基地局300は同一場所でも移動体端末300に対して高所にあるという利
点があるであろう。また、基地局のアンテナは通常、セル間の干渉を減少させる
ために下向きに傾斜している。これらの相反する効果は同じ大きさであるが、相
殺される傾向があるため、伝搬路損失増加の合理的な予測値は12dBとなる。
【0018】
図4は、同期信号から如何にして、基地局aと、隣接する基地局b、cとの間
の時間差di,jを得るかを示している。斜線のタイムスロットは、同期信号を運
ぶことのできるRACHを表わす。上方の点線で囲む領域は、基地局aにおける
時間差を表わすが、上方から下方へ、これらの線は、(a)その基地局自身の信
号、(b)基地局bからの遅延した信号、及び(c)基地局cからの遅延した信
号を示す。同様に、下方の点線で囲む領域は、基地局bにおける時間差を表わす
。基地局cに対応する線が存在しないが、これは基地局cが基地局bからの信号
の到達範囲外にある場合であろう。
の時間差di,jを得るかを示している。斜線のタイムスロットは、同期信号を運
ぶことのできるRACHを表わす。上方の点線で囲む領域は、基地局aにおける
時間差を表わすが、上方から下方へ、これらの線は、(a)その基地局自身の信
号、(b)基地局bからの遅延した信号、及び(c)基地局cからの遅延した信
号を示す。同様に、下方の点線で囲む領域は、基地局bにおける時間差を表わす
。基地局cに対応する線が存在しないが、これは基地局cが基地局bからの信号
の到達範囲外にある場合であろう。
【0019】
本発明の第1の実施例によると、基地局はUTRA TTDモードに従う。こ
の基地局は、RACHを利用して送信範囲内にある他の基地局との同期を行う。
基地局は、適当な時点において他の基地局と通信するためにRACHタイムスロ
ットを「借用」するように構成されている。この説明において、同じタイムスロ
ットは、全てのセルにおいてRACH動作に使用されると想定されている。この
想定は有利なことであるが、本発明の動作にとって本質的ではない。基地局がR
ACHタイムスロットを借用すべき時間は、以下に述べる基準に従って決定する
ことができる。
の基地局は、RACHを利用して送信範囲内にある他の基地局との同期を行う。
基地局は、適当な時点において他の基地局と通信するためにRACHタイムスロ
ットを「借用」するように構成されている。この説明において、同じタイムスロ
ットは、全てのセルにおいてRACH動作に使用されると想定されている。この
想定は有利なことであるが、本発明の動作にとって本質的ではない。基地局がR
ACHタイムスロットを借用すべき時間は、以下に述べる基準に従って決定する
ことができる。
【0020】
第1に、隣接する基地局は、同じフレームのRACHタイムスロットを借用し
てはならない。
てはならない。
【0021】
第2に、RACHタイムスロットの借用は、ネットワーク全体に亘る基地局の
同期を必要な精度に維持するに充分に頻繁に行わなければならない。
同期を必要な精度に維持するに充分に頻繁に行わなければならない。
【0022】
最後に、RACHタイムスロットの借用スケジュールは、無線ネットワークコ
ントローラ(RNC)により中央で決定するか、または基地局に設けられるシー
ケンス発生器に従って行うことができる。後者の場合、シーケンス発生器は、R
ACHの借用スケジュールが隣接するセルのものと同じにならないように構成さ
れる。RNCを用いる場合、スケジュールはこの基準に従って確立することがで
きる。スケジュールは、規則的インターバル、擬似ランダムなインターバルまた
は制約のあるランダムなインターバルで実行される。
ントローラ(RNC)により中央で決定するか、または基地局に設けられるシー
ケンス発生器に従って行うことができる。後者の場合、シーケンス発生器は、R
ACHの借用スケジュールが隣接するセルのものと同じにならないように構成さ
れる。RNCを用いる場合、スケジュールはこの基準に従って確立することがで
きる。スケジュールは、規則的インターバル、擬似ランダムなインターバルまた
は制約のあるランダムなインターバルで実行される。
【0023】
基地局のスケジュールによって近い将来RACHを借用する場合、その基地局
は、適当な時点で、(好ましくはその放送制御チャンネルBCCH上において)
その基地局に連携する全ての移動体端末に対して、同報通信により、今度借用計
画のあるRACHタイムスロットは移動体端末の通信には利用できない旨の指示
を出す。これにより、借用されるRACHタイムスロットはセル間の同期に使用
するものとしてクリアされる。
は、適当な時点で、(好ましくはその放送制御チャンネルBCCH上において)
その基地局に連携する全ての移動体端末に対して、同報通信により、今度借用計
画のあるRACHタイムスロットは移動体端末の通信には利用できない旨の指示
を出す。これにより、借用されるRACHタイムスロットはセル間の同期に使用
するものとしてクリアされる。
【0024】
RACHが借用される時、借用する基地局が連携する移動体端末を沈黙させる
ように手配するため、そのRACHチャンネル上での不要な衝突が防止される。
しかしながら、これまで説明したように、隣接する基地局では、それらが連携す
る移動体端末に対してRACHタイムスロットで通信を行わないように沈黙させ
る指示を行わない。これらのRACHタイムスロットの通信は電力制御され、隣
接する基地局はRACHタイムスロットを借用する基地局からの通信信号を受信
し、また、それらが連携する移動体端末からのRACHタイムスロットの通信信
号を受信できるはずである。しかしながら、借用されるRACHタイムスロット
がRNCのスケジュールによる場合は、オプションとして、RACHタイムスロ
ットの借用について上述したと同じ手順により、隣接する基地局がそれらの移動
体端末からのRACHタイムスロットの通信を沈黙させることが可能である。
ように手配するため、そのRACHチャンネル上での不要な衝突が防止される。
しかしながら、これまで説明したように、隣接する基地局では、それらが連携す
る移動体端末に対してRACHタイムスロットで通信を行わないように沈黙させ
る指示を行わない。これらのRACHタイムスロットの通信は電力制御され、隣
接する基地局はRACHタイムスロットを借用する基地局からの通信信号を受信
し、また、それらが連携する移動体端末からのRACHタイムスロットの通信信
号を受信できるはずである。しかしながら、借用されるRACHタイムスロット
がRNCのスケジュールによる場合は、オプションとして、RACHタイムスロ
ットの借用について上述したと同じ手順により、隣接する基地局がそれらの移動
体端末からのRACHタイムスロットの通信を沈黙させることが可能である。
【0025】
このようにして、遠隔の局からの同期信号は別として、同期信号の干渉を実質
的になくすことができる。このオプションを利用しない場合、RACHタイムス
ロットにおける同期信号の受信は干渉を受けるため、その受信が阻止されるかも
しれない。しかしながら、RACHのトラフィックの統計を考慮すると、かかる
測定値の大部分は受信されるはずである。
的になくすことができる。このオプションを利用しない場合、RACHタイムス
ロットにおける同期信号の受信は干渉を受けるため、その受信が阻止されるかも
しれない。しかしながら、RACHのトラフィックの統計を考慮すると、かかる
測定値の大部分は受信されるはずである。
【0026】
本発明の第2の実施例では、同期のためのRACHタイムスロットの借用とは
別のアプローチが採用されている。このアプローチによると、RACHタイムス
ロットは、基地局のネットワーク全体に亘り、規則的固定インターバルで、同期
用として割り当てられる。このように割り当てられたRACHタイムスロットの
間は、いずれの移動体端末もRACH送信は行わない。移動体端末は、独力でか
かる時間を判定できるため、移動体端末に対してRACH送信をしないように命
令する必要がない。しかしながら、基地局は、この動作モードの適用を示すため
に単純な二進信号を周期的に送信するが、全ての基地局がGPS受信機を備えて
いるネットワークでは、かかる信号の送信は不要であろう。従って、割り当てら
れたRACHタイムスロットでは、全ての基地局が同期信号を受信するか送信す
る状態にある。同期信号を送信するひとかたまりの基地局は、1つの選択された
RACHタイムスロットから次のタイムスロットへ移行する。任意所与の選択さ
れたRACHタイムスロットにおいてただ1つの有力な同期信号が任意所与の基
地局で受信されるように、送信が拡散されるようにする必要がある。これらひと
かたまりの基地局のスケジュールの作成は、動的チャンネル割り当て(DCA)
に似た方式に従って手動でまたは自動的に行うことができる。
別のアプローチが採用されている。このアプローチによると、RACHタイムス
ロットは、基地局のネットワーク全体に亘り、規則的固定インターバルで、同期
用として割り当てられる。このように割り当てられたRACHタイムスロットの
間は、いずれの移動体端末もRACH送信は行わない。移動体端末は、独力でか
かる時間を判定できるため、移動体端末に対してRACH送信をしないように命
令する必要がない。しかしながら、基地局は、この動作モードの適用を示すため
に単純な二進信号を周期的に送信するが、全ての基地局がGPS受信機を備えて
いるネットワークでは、かかる信号の送信は不要であろう。従って、割り当てら
れたRACHタイムスロットでは、全ての基地局が同期信号を受信するか送信す
る状態にある。同期信号を送信するひとかたまりの基地局は、1つの選択された
RACHタイムスロットから次のタイムスロットへ移行する。任意所与の選択さ
れたRACHタイムスロットにおいてただ1つの有力な同期信号が任意所与の基
地局で受信されるように、送信が拡散されるようにする必要がある。これらひと
かたまりの基地局のスケジュールの作成は、動的チャンネル割り当て(DCA)
に似た方式に従って手動でまたは自動的に行うことができる。
【0027】
UTRA TDD内では、バーストはタイムスロット内で送信され、各バース
トは2560個の小片に再分割される。これらの小片は、2つのデータフィール
ド、即ち1つのミッドアンブルフィールドと、1つのガード期間の領域に分けら
れる。ミッドアンブルフィールドは、トレーニングシーケンスを含む。基地局は
不動であり正確な周波数基準を有するため、そのタイムスロット全体に亘って相
関を行うことができる。相関はトレーニングシーケンスを使用するため、同期バ
ーストは、ガード期間を除き、データフィールドを持たないように構成され、事
実上、全てミッドアンブルフィールドとなる。タイムスロット全体の相関により
、約34dBの処理利得が得られる。この高い処理利得は、隣接するセルに対す
る大きな伝搬路損失を補償する作用がある。
トは2560個の小片に再分割される。これらの小片は、2つのデータフィール
ド、即ち1つのミッドアンブルフィールドと、1つのガード期間の領域に分けら
れる。ミッドアンブルフィールドは、トレーニングシーケンスを含む。基地局は
不動であり正確な周波数基準を有するため、そのタイムスロット全体に亘って相
関を行うことができる。相関はトレーニングシーケンスを使用するため、同期バ
ーストは、ガード期間を除き、データフィールドを持たないように構成され、事
実上、全てミッドアンブルフィールドとなる。タイムスロット全体の相関により
、約34dBの処理利得が得られる。この高い処理利得は、隣接するセルに対す
る大きな伝搬路損失を補償する作用がある。
【0028】
全ての基地局がその隣接の基地局に対して同期バースト信号を送信し、またそ
れらの基地局から同期バースト信号を受信すると仮定した場合、ネットワーク全
体の同期に必要な全ての情報を1つにまとめることができる。これは、2つの異
なる方法、即ち分散方式と、集中方式のうちの1つで使用することができる。
れらの基地局から同期バースト信号を受信すると仮定した場合、ネットワーク全
体の同期に必要な全ての情報を1つにまとめることができる。これは、2つの異
なる方法、即ち分散方式と、集中方式のうちの1つで使用することができる。
【0029】
本発明の第1及び第2の実施例は、RACHタイムスロットにアクセスする方
法に関するものである。各実施例は、分散または集中方式のいずれかにより実現
可能である。
法に関するものである。各実施例は、分散または集中方式のいずれかにより実現
可能である。
【0030】
分散方式では、各基地局は、受信した情報に基づいて自律的に動作することに
より、他の全ての基地局が同様な動作をすることを想定して、それらも同期され
るようにクロックタイミングを調整する。
より、他の全ての基地局が同様な動作をすることを想定して、それらも同期され
るようにクロックタイミングを調整する。
【0031】
集中方式では、全ての基地局はそれらの結果をRNCは報告し、RNCは、1
組の調整量を算定し、これらの調整量を関連の基地局へ個々に送信する。本質的
に、各基地局は、それ自身のタイミングとの関連で、受信した同期バースト信号
のタイミングを測定する。これは、送信する時間に対する受信バーストのタイミ
ングと見ることができる。各基地局には、同期符号に整合された整合フィルタが
設けられている。バーストが受信される場合、それには通常、いくつかの異なる
伝搬路が存在する。タイミング信号を得るために最も早い有意な伝搬路が選択さ
れるが、その理由は、これは、もし存在するとすれば、見通し線に対応する可能
性が最も高いからである。以下の説明は、粗いレベルの同期に従う集中同期方式
に関するものである。
組の調整量を算定し、これらの調整量を関連の基地局へ個々に送信する。本質的
に、各基地局は、それ自身のタイミングとの関連で、受信した同期バースト信号
のタイミングを測定する。これは、送信する時間に対する受信バーストのタイミ
ングと見ることができる。各基地局には、同期符号に整合された整合フィルタが
設けられている。バーストが受信される場合、それには通常、いくつかの異なる
伝搬路が存在する。タイミング信号を得るために最も早い有意な伝搬路が選択さ
れるが、その理由は、これは、もし存在するとすれば、見通し線に対応する可能
性が最も高いからである。以下の説明は、粗いレベルの同期に従う集中同期方式
に関するものである。
【0032】
N個の基地局が存在すると仮定する。変数L(i,j)=L(j,i)が互い
に同期信号を送受信できる基地局を指すとすると、基地局iが基地局jの信号を
受信でき、基地局jが基地局iの信号を受信できる場合、L(i,j)=L(j
,i)=1である。あるいは、L(i,j)=L(j,i)=0である。すべて
のiについて、L(i,i)=0であることに注意されたい。全ての相対的タイ
ミング信号はRNCでまとめられる。基地局iが基地局jの信号を遅延時間di, j で受信し、基地局jが基地局iの信号を遅延時間dj,iで受信する場合、RNC
は下式により時間差を計算する。
に同期信号を送受信できる基地局を指すとすると、基地局iが基地局jの信号を
受信でき、基地局jが基地局iの信号を受信できる場合、L(i,j)=L(j
,i)=1である。あるいは、L(i,j)=L(j,i)=0である。すべて
のiについて、L(i,i)=0であることに注意されたい。全ての相対的タイ
ミング信号はRNCでまとめられる。基地局iが基地局jの信号を遅延時間di, j で受信し、基地局jが基地局iの信号を遅延時間dj,iで受信する場合、RNC
は下式により時間差を計算する。
【0033】
【数1】
【0034】
再び図4を参照すると、L(a,b)=L(b.a)=1、及びL(a,c)
=L(c.a)=1,であるがL(b,c)=L(c,b)=0であることが明
らかである。図4はまた、時間差di,jを求める方法を示す。従って、δi,jは、
基地局iのタイミングが基地局jのタイミングに対して進んだ時間を示し、その
間の距離による遅延時間は含まれない。
=L(c.a)=1,であるがL(b,c)=L(c,b)=0であることが明
らかである。図4はまた、時間差di,jを求める方法を示す。従って、δi,jは、
基地局iのタイミングが基地局jのタイミングに対して進んだ時間を示し、その
間の距離による遅延時間は含まれない。
【0035】
基地局iが、これから計算する補償量Ciだけ遅れていると仮定する。かかる
補償量に従うと、基地局iと基地局jの間の新しい時間差が下式で与えられる。
補償量に従うと、基地局iと基地局jの間の新しい時間差が下式で与えられる。
【0036】
【数2】
【0037】
全ての測定値が完全に正確で一貫性のあるものと仮定すると、これらの式を、
すべてのi及びjについて
すべてのi及びjについて
【数3】となるように解くだけでよい。
【0038】
しかしながら、測定誤差があるとすると、最小誤差平方和、即ち、
【0039】
【数4】
【0040】
が最小になるように解けばよい。この式を展開すると、下式になる。
【0041】
【数5】
【0042】
【数6】が、その同期信号を基地局iが受信できるか、また基地局iの同期信
【0043】
号
も受信できる基地局の数と仮定する。その場合、誤差平方和は、下式にように表
すことができる。
すことができる。
【0044】
【数7】
【0045】
そして、Ciについて微分し、0に等しくすると、下式が得られる。
【0046】
【数8】
【0047】
これをマトリックス表示すると,
(diag(M)−L).C=D
上式において,diag(M)は、対角線に沿う要素が
【数9】である対角行列
【0048】
である。
【0049】
Lは、要素L(i,j)を有する行列、
Cは、要素Ciを有するベクトル、
Dは、下記の要素を有するベクトルである。
【0050】
【数10】
【0051】
上式において、
【数11】は、基地局iとの間で同期信号を送受信できる基地局
【0052】
指数セットである。
【0053】
A=(diag(M)−L)と仮定する。
【0054】
この行列は特異である、即ち逆元を有さない。これは、誤差平方和に影響を与
えないで、全ての補償値Ciに任意の共通な値を加算できるからである。これら
の補償値に適用される合理的な制約は、全体のドリフトを最小限に抑えるように
それらの和を0にすべきであるということである。従って、さらに別の下式が得
られる。
えないで、全ての補償値Ciに任意の共通な値を加算できるからである。これら
の補償値に適用される合理的な制約は、全体のドリフトを最小限に抑えるように
それらの和を0にすべきであるということである。従って、さらに別の下式が得
られる。
【0055】
【数12】
【0056】
これは、行列式において、Aの任意の行に1の行を加えてA′を形成すること
により反映できる。
により反映できる。
【0057】
この式を解くと、補償値を得ることができる。しかしながら、A(そしてA′
)は、基地局の接続性の関数に過ぎないため、非常に急速に変化しないことが分
かる。従って、更新の必要がめったにないA′の逆元を計算するほうがより効率
的であろう。従って、下式を得る。
)は、基地局の接続性の関数に過ぎないため、非常に急速に変化しないことが分
かる。従って、更新の必要がめったにないA′の逆元を計算するほうがより効率
的であろう。従って、下式を得る。
【0058】
C=(A′)-1.D
これらの補償値Ciがあると、通信システムの各基地局は,他の全ての基地局
と同期することができる。同期をとることは,UTRA TDDモードの条件を
満たすだけでなく、移動体端末の位置を測定する上で重要である。
と同期することができる。同期をとることは,UTRA TDDモードの条件を
満たすだけでなく、移動体端末の位置を測定する上で重要である。
【0059】
移動体端末は、特にユーザが緊急電話をする場合,或いはただ、隣のセルへ移
動する際スムースなハンドオーバーを行うために、そのセル内の位置を測定する
必要がある。位置の測定は、遅延時間の測定値に基づき行うことができる。この
測定において、明確な位置を得るためには、最小で3つの基地局の関与が必要で
ある。その理由は、空間と時間の2つの次元が必要となるからである。かかる位
置測定を行うには、関与する基地局が同期状態にあるか、または少なくともそれ
らの相互時間差を高い精度で知らなければならない。上述したように周期的に更
新するのでは、位置測定を行うのに充分正確な同期は得られない場合がある。
動する際スムースなハンドオーバーを行うために、そのセル内の位置を測定する
必要がある。位置の測定は、遅延時間の測定値に基づき行うことができる。この
測定において、明確な位置を得るためには、最小で3つの基地局の関与が必要で
ある。その理由は、空間と時間の2つの次元が必要となるからである。かかる位
置測定を行うには、関与する基地局が同期状態にあるか、または少なくともそれ
らの相互時間差を高い精度で知らなければならない。上述したように周期的に更
新するのでは、位置測定を行うのに充分正確な同期は得られない場合がある。
【0060】
本発明の第3の実施例によると、移動体端末の位置をリクエストすると、関与
する基地局の間の1組の同期信号の測定が開始される。これを行うことのできる
前提として、いずれの基地局が関与するかをチェックしなければならない。この
1組の測定をチェックする最も簡単であるが効率は最も低い方法は、移動体端末
が連携する基地局と、その基地局に隣接する基地局が全て関与していると想定す
ることである。
する基地局の間の1組の同期信号の測定が開始される。これを行うことのできる
前提として、いずれの基地局が関与するかをチェックしなければならない。この
1組の測定をチェックする最も簡単であるが効率は最も低い方法は、移動体端末
が連携する基地局と、その基地局に隣接する基地局が全て関与していると想定す
ることである。
【0061】
さらに効率のよい方法は、移動体端末に、隣接する基地局のBCCHチャンネ
ルの信号強度をモニターさせて、最も高い強度の信号を送信する2つの(または
それ以上の)基地局のアドレスを報告させることであろう。或いは、たた、移動
体端末にBCCH信号の実際の強度を報告させ、受信側の基地局またはRNCに
関与すべき基地局を決定させればよい。BCCH信号強度は、適当なトレーニン
グシーケンスに対して相関を行うことにより測定できる。これらの測定は、ハン
ドオーバーの決定プロセスをサポートするためにいずれにしても行われることが
分かる。
ルの信号強度をモニターさせて、最も高い強度の信号を送信する2つの(または
それ以上の)基地局のアドレスを報告させることであろう。或いは、たた、移動
体端末にBCCH信号の実際の強度を報告させ、受信側の基地局またはRNCに
関与すべき基地局を決定させればよい。BCCH信号強度は、適当なトレーニン
グシーケンスに対して相関を行うことにより測定できる。これらの測定は、ハン
ドオーバーの決定プロセスをサポートするためにいずれにしても行われることが
分かる。
【0062】
関与する基地局の組のチェックが終わると、同期信号の送信スケジュールを基
地局毎に決定することができる。この方法は、上述した通常の同期方法と同じで
ある。移動体端末もまた、好ましくは、基地局間の通信について述べたと同じバ
ースト構造を利用して、適当な時に、RACHタイムスロットで全出力による送
信を行うように命令される。この送信の時間は、クロックのドリフトの影響を最
小限に抑えるために、基地局間の同期信号の送信時間に近いものでなければなら
ない。しかしながら、移動体端末による送信は、基地局間の同期信号の送信の前
または後、若しくはそれらと混在させてもよい。好ましい実施例において、RN
Cは、移動体端末が送信を行うスケジュールを選択する。これは、移動体端末に
対して、連携する基地局から、適当な信号送信チャンネルにより送られる。他の
スケジュール決定手段の使用を排除しない。RNCはまた、関与する基地局に対
して、好ましくはそれらのBCCHチャンネルにより、それらの連携移動体端末
へ、その特定のRACHタイムスロットはランダムアクセス送信に利用できない
ことを通知するように命令する。
地局毎に決定することができる。この方法は、上述した通常の同期方法と同じで
ある。移動体端末もまた、好ましくは、基地局間の通信について述べたと同じバ
ースト構造を利用して、適当な時に、RACHタイムスロットで全出力による送
信を行うように命令される。この送信の時間は、クロックのドリフトの影響を最
小限に抑えるために、基地局間の同期信号の送信時間に近いものでなければなら
ない。しかしながら、移動体端末による送信は、基地局間の同期信号の送信の前
または後、若しくはそれらと混在させてもよい。好ましい実施例において、RN
Cは、移動体端末が送信を行うスケジュールを選択する。これは、移動体端末に
対して、連携する基地局から、適当な信号送信チャンネルにより送られる。他の
スケジュール決定手段の使用を排除しない。RNCはまた、関与する基地局に対
して、好ましくはそれらのBCCHチャンネルにより、それらの連携移動体端末
へ、その特定のRACHタイムスロットはランダムアクセス送信に利用できない
ことを通知するように命令する。
【0063】
別の方法として、このRNCの命令を、移動体端末が連携する基地局だけに限
定することもできる。この限定の理由は、移動体端末が全出力で送信するため、
連携セルの中心の基地局がそのRACH送信信号を充分な電力で容易に受信でき
るからである。しかしながら、他の基地局への距離は通常、それら他の基地局の
セル内のRACH送信しようとする任意の移動体端末からの距離に比べると大き
い。これらのセルは出力制御を行うため、種々のトレーニングシーケンス間の処
理利得が同時受信を容易にする可能性がある。
定することもできる。この限定の理由は、移動体端末が全出力で送信するため、
連携セルの中心の基地局がそのRACH送信信号を充分な電力で容易に受信でき
るからである。しかしながら、他の基地局への距離は通常、それら他の基地局の
セル内のRACH送信しようとする任意の移動体端末からの距離に比べると大き
い。これらのセルは出力制御を行うため、種々のトレーニングシーケンス間の処
理利得が同時受信を容易にする可能性がある。
【0064】
3つ(またはそれ以上の)基地局はそれぞれ、その移動体端末からの信号を受
信し、その受信時間をそれら自身のタイミングと比較する。基地局の位置は既知
であるため、これにより移動体端末の位置測定に必要な全ての情報が得られる。
信し、その受信時間をそれら自身のタイミングと比較する。基地局の位置は既知
であるため、これにより移動体端末の位置測定に必要な全ての情報が得られる。
【0065】
位置測定をサポートするに必要な種々の信号の任意のものによると、基地局間
の同期信号の送信または移動体端末からの信号が適切に受信されなかったことが
わかる場合がある。RNCは、位置の計算を容易にするかまたはその精度を上げ
るために、必要に応じてその送信を繰り返すようにスケジュールをたてることが
できる。
の同期信号の送信または移動体端末からの信号が適切に受信されなかったことが
わかる場合がある。RNCは、位置の計算を容易にするかまたはその精度を上げ
るために、必要に応じてその送信を繰り返すようにスケジュールをたてることが
できる。
【0066】
ここまで、粗い同期をとった後の精密な同期をとることについてのみ述べた。
【0067】
RNCにより制御される場合、最初の粗い同期は簡単にとることができる。ネ
ットワークが可動状態にされる場合、基地局は人間が介在するか、またはRNC
の制御下で、次々に作動される。最初に作動される基地局は一時的にタイミング
マスターとなり、そのRACHチャンネルで同期バースト信号を周期的に送信す
る。続いて作動される他の基地局は、同期バースト信号を受信した後にのみ送信
を許容される。このようにして、ネットワーク全体が同期状態になる。個々の基
地局が、例えば故障または修理の後に再同期を必要とする場合、その基地局は、
少なくとも他の1つの基地局からRACH同期バースト信号を受信するまでは送
信を許容されない。最初のバーストに基づいてタイミングを粗く更新した後、そ
れ自身のRACHバースト信号を送信する。
ットワークが可動状態にされる場合、基地局は人間が介在するか、またはRNC
の制御下で、次々に作動される。最初に作動される基地局は一時的にタイミング
マスターとなり、そのRACHチャンネルで同期バースト信号を周期的に送信す
る。続いて作動される他の基地局は、同期バースト信号を受信した後にのみ送信
を許容される。このようにして、ネットワーク全体が同期状態になる。個々の基
地局が、例えば故障または修理の後に再同期を必要とする場合、その基地局は、
少なくとも他の1つの基地局からRACH同期バースト信号を受信するまでは送
信を許容されない。最初のバーストに基づいてタイミングを粗く更新した後、そ
れ自身のRACHバースト信号を送信する。
【0068】
RACHタイムスロットはフレーム内の固定位置にあるため、上記の方法によ
りスロットとフレームの同期が得られる。マルチフレームの同期は、多数の手段
により実行可能である。最も簡単で好ましい方法は、同期のために「借用」する
RACHタイムスロットが、マルチフレーム内の第1フレームまたは任意の番号
の任意の固定フレーム内に常に含まれるようにすることである。
りスロットとフレームの同期が得られる。マルチフレームの同期は、多数の手段
により実行可能である。最も簡単で好ましい方法は、同期のために「借用」する
RACHタイムスロットが、マルチフレーム内の第1フレームまたは任意の番号
の任意の固定フレーム内に常に含まれるようにすることである。
【0069】
上記説明は、GPS受信機を装備した基地局を組み込むことを排除するもので
はない。この場合、それらの基地局の補償値Ciは0に等しい値に設定され、補
償値の和が0であるという制約が外される。このように、この同期方式によると
、関与する全ての基地局がGPSに対して直接的または間接的に同期された状態
となる。
はない。この場合、それらの基地局の補償値Ciは0に等しい値に設定され、補
償値の和が0であるという制約が外される。このように、この同期方式によると
、関与する全ての基地局がGPSに対して直接的または間接的に同期された状態
となる。
【図1】
図1は、UTRA TDDモードの概略図である。
【図2】
図2は、1つのTDMAフレームの概略図である。
【図3】
図3は、通信セルのネットワークを示す概略図である。
【図4】
図4は、基地局からの信号間の時間差を示す概略図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年11月19日(2001.11.19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),CA,CN,J
P,US
(72)発明者 ホールズ,ジェフリー,アラン
イギリス国 エスオウ51 7アールジェイ
ハンプシャー ロムジー ブランブル・
ロード 7
(72)発明者 コーエン,ラインハード,ウォルター
ドイツ国 ディー−14197 ベルリン ホ
ンバーガー・ストラーセ 21
Fターム(参考) 5K028 BB06 CC02 CC05 HH00 KK12
NN02
5K047 AA18 BB01 CC01 HH02 LL06
5K067 AA41 CC04 DD25 EE10 EE59
GG03 HH21
Claims (12)
- 【請求項1】 複数のセルの各々が1つの基地局と、少なくとも1つの移動
体端末を有する通信システムにおける複数の基地局間で同期をとる方法であって
、 a)複数のセル内で使用する少なくとも1つのチャンネルを用意し、 b)少なくとも1つのチャンネルの内の所与のもので、通信システムの第1の
基地局から送信範囲内の残りの基地局へ同期信号を送信し、 c)第1の基地局からのクロックパルスと、送信範囲内の他の基地局により送
信されるクロックパルスとの間の時間差を計算するステップよりなる同期方法。 - 【請求項2】 d)複数の基地局の各々について、ステップc)で計算した
時間差を無線ネットワークコントローラへ報告し、 e)報告された時間差に基づき計算された各基地局に対応する同期調整量を計
算し、 f)ステップe)で計算した対応の同期調整量を各基地局に通報し、 g)対応する同期調整量に応じて各基地局のクロックパルスを調整するステッ
プをさらに含む請求項1の方法。 - 【請求項3】 h)第1の基地局が、ステップc)で計算した時間差に対し
て自律的に作用して、そのクロックパルスを時間差が最小となるように調整する
ようにするステップをさらに含む請求項1の方法。 - 【請求項4】 所与のチャンネルは、移動体端末との通信に設けられた、周
波数帯内の1つの周波数で送信されるランダムアクセスチャンネルである請求項
1、2または3の方法。 - 【請求項5】 ランダムアクセスチャンネルは、1つのTDMAフレームに
ついて1つのタイムスロットよりなる請求項4の方法。 - 【請求項6】 ランダムアクセスチャンネルは、通信を始動させるためにア
プリンクの通信に割り当てられている請求項5の方法。 - 【請求項7】 通信は、アプリンク用にリソースユニットをリクエストする
ことにより始動される請求項6の方法。 - 【請求項8】 i)各ランダムアクセスチャンネルのタイムスロットをスケ
ジュールに従って基地局の同期に割り当てるステップをさらに含む請求項5、6
または7の方法。 - 【請求項9】 j)少なくとも1つのチャンネルの第2のものを用いてラン
ダムアクセスチャンネルのタイムスロットでのアプリンクの通信を沈黙させるこ
とにより、第1の基地局から他の基地局へ同期信号の送信ができるようにするス
テップをさらに含む請求項5、6または7のうち任意の請求項の方法。 - 【請求項10】 第2のチャンネルは、放送制御チャンネルである請求項9
の方法。 - 【請求項11】 使用するランダムアクセスチャンネルのタイムスロットは
、複数の基地局を複数のフレームに亘って同期させるために複数のマルチフレー
ム内の固定番号のフレーム内に常に含まれている請求項4乃至10のうち任意の
請求項の方法。 - 【請求項12】 基地局と、少なくとも1つの移動体端末とを有する通信シ
ステムの一部を形成する通信セル内において移動体端末の位置を測定する方法で
あって、 少なくとも3つの基地局の位置を求め、 ランダムアクセスチャンネルを用いて各基地局につき同期測定のスケジューリ
ングを行い、 移動体端末から信号を送信し、 3つの基地局の各々において送信信号を受信し、 各基地局において受信信号をタイミング信号と比較し、 各基地局においてその比較の結果に基づき移動体端末の位置を求めるステップ
よりなる位置測定方法。
Applications Claiming Priority (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9919973.9A GB9919973D0 (en) | 1999-08-24 | 1999-08-24 | Improvements in or relating to mobile telecommunications systems |
GB9919973.9 | 1999-08-24 | ||
GB0007143.1 | 2000-03-24 | ||
GB0007143A GB2353671B (en) | 1999-08-24 | 2000-03-24 | Improvements in or relating to mobile telecommunications systems |
PCT/GB2000/003111 WO2001015340A1 (en) | 1999-08-24 | 2000-08-11 | Method for synchronizing base stations in a mobile communication system |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003507957A true JP2003507957A (ja) | 2003-02-25 |
Family
ID=26243952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001518948A Pending JP2003507957A (ja) | 1999-08-24 | 2000-08-11 | 移動体通信システムにおける基地局の同期方法 |
Country Status (8)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US7110781B1 (ja) |
EP (1) | EP1206849B1 (ja) |
JP (1) | JP2003507957A (ja) |
CN (1) | CN1210894C (ja) |
DE (1) | DE60024276D1 (ja) |
ES (1) | ES2250168T3 (ja) |
GB (1) | GB2386801B (ja) |
WO (1) | WO2001015340A1 (ja) |
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