JP2001526509A - ベースステーション同期方法及びセルラーシステム - Google Patents
ベースステーション同期方法及びセルラーシステムInfo
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- H04B7/24—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
- H04B7/26—Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
- H04B7/2662—Arrangements for Wireless System Synchronisation
- H04B7/2671—Arrangements for Wireless Time-Division Multiple Access [TDMA] System Synchronisation
- H04B7/2678—Time synchronisation
- H04B7/2684—Synchronisation of a mobile station with more than one base station
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W56/00—Synchronisation arrangements
- H04W56/0055—Synchronisation arrangements determining timing error of reception due to propagation delay
- H04W56/0065—Synchronisation arrangements determining timing error of reception due to propagation delay using measurement of signal travel time
Abstract
(57)【要約】
本発明は、ベースステーションを同期する方法に係ると共に、少なくとも1つのベースステーション(204,206)及び多数のターミナル(214,216)を各セルに備えたセルラー無線システムに係る。ベースステーションは、基準信号を送信し、そしてターミナルは、1つ以上のベースステーションと同時に通信できると共に、1つ以上のベースステーションから基準信号を同時に受信することができる。ベースステーションを容易に同期させるために、ターミナルは、それと通信していないベースステーションにより送信された基準信号と、それと通信しているベースステーションから送信された1つ以上の基準信号との間のタイミング差を測定する。ターミナルは、その測定された差を、ターミナルと通信している1つ以上のベースステーションに報告する。その測定されたタイミング差に基づいて、1つ以上のベースステーションは、それらがターミナルに送信する信号のタイミングを互いに調整するように構成される。
Description
【0001】
本発明は、少なくとも1つのベースステーション及び多数のターミナルを各セ
ルに備えたセルラー無線システムにおいてベースステーションの同期をとる方法
であって、ベースステーションは基準信号を送信し、ターミナルは1つ以上のベ
ースステーションと同時に通信することができそして1つ以上のベースステーシ
ョンから基準信号を同時に受信することができ、ベースステーション及びターミ
ナルは通信のためにTDD方法を使用し、そしてベースステーションとターミナ
ルとの間の通信が共通チャンネル及び専用チャンネルを含むような方法に係る。
ルに備えたセルラー無線システムにおいてベースステーションの同期をとる方法
であって、ベースステーションは基準信号を送信し、ターミナルは1つ以上のベ
ースステーションと同時に通信することができそして1つ以上のベースステーシ
ョンから基準信号を同時に受信することができ、ベースステーション及びターミ
ナルは通信のためにTDD方法を使用し、そしてベースステーションとターミナ
ルとの間の通信が共通チャンネル及び専用チャンネルを含むような方法に係る。
【0002】
一般的に、セルラー無線システムのベースステーションは、そのシステムに基
づいて互いに同期するか又は非同期である。換言すれば、ベースステーションの
信号は、互いに同期するか又は非同期である。ターミナルが1つ以上のベースス
テーションと同時に通信することができるシステム、即ちマクロダイバーシティ
を適用できるシステムでは、多数のベースステーションから到来する信号をター
ミナルにおいて容易に受信できるようにするためにベースステーションを互いに
同期させるのが好ましい。CDMA多重アクセス方法を適用するシステムは、マ
クロダイバーシティを効果的に適用するシステムの一例である。
づいて互いに同期するか又は非同期である。換言すれば、ベースステーションの
信号は、互いに同期するか又は非同期である。ターミナルが1つ以上のベースス
テーションと同時に通信することができるシステム、即ちマクロダイバーシティ
を適用できるシステムでは、多数のベースステーションから到来する信号をター
ミナルにおいて容易に受信できるようにするためにベースステーションを互いに
同期させるのが好ましい。CDMA多重アクセス方法を適用するシステムは、マ
クロダイバーシティを効果的に適用するシステムの一例である。
【0003】 CDMA方法では、ユーザの狭帯域データ信号が、そのデータ信号より著しく
広い帯域を有する拡散コードで比較的広い帯域へと乗算される。既知のテストシ
ステムは、1.25MHz、10MHz及び25MHzといった帯域巾を使用し
ている。乗算に関しては、データ信号が全使用帯域にわたって拡散する。全ての
ユーザは、同じ周波数帯域を同時に使用することにより送信する。ベースステー
ションと移動ステーションとの間の各接続に特定の拡散コードが使用され、そし
てユーザ特有の拡散コードに基づいて受信器において異なるユーザの信号を互い
に区別することができる。その目的は、拡散コードが互いに直交し、即ち互いに
相関しないように拡散コードを選択することである。
広い帯域を有する拡散コードで比較的広い帯域へと乗算される。既知のテストシ
ステムは、1.25MHz、10MHz及び25MHzといった帯域巾を使用し
ている。乗算に関しては、データ信号が全使用帯域にわたって拡散する。全ての
ユーザは、同じ周波数帯域を同時に使用することにより送信する。ベースステー
ションと移動ステーションとの間の各接続に特定の拡散コードが使用され、そし
てユーザ特有の拡散コードに基づいて受信器において異なるユーザの信号を互い
に区別することができる。その目的は、拡散コードが互いに直交し、即ち互いに
相関しないように拡散コードを選択することである。
【0004】 従来実施されているCDMA受信器の相関装置は、拡散コードに基づいて確認
される所望の信号と同期される。受信器において、データ信号は、送信段と同じ
拡散コードを再び乗算することにより元の帯域へと回復される。理想的なケース
では、他の拡散コードを乗算した信号は、相関せず、狭帯域へ回復しない。従っ
て、所望の信号という観点からそれらはノイズとして現われる。従って、多数の
干渉する信号のグループから所望のユーザの信号を検出することが目的となる。
実際には、拡散コードは相関し、他のユーザの信号は、受信信号を非直線的に歪
ませることにより所望信号の検出を困難にする。異なるユーザにより互いに生じ
るこのような干渉は、多重アクセス干渉と称される。
される所望の信号と同期される。受信器において、データ信号は、送信段と同じ
拡散コードを再び乗算することにより元の帯域へと回復される。理想的なケース
では、他の拡散コードを乗算した信号は、相関せず、狭帯域へ回復しない。従っ
て、所望の信号という観点からそれらはノイズとして現われる。従って、多数の
干渉する信号のグループから所望のユーザの信号を検出することが目的となる。
実際には、拡散コードは相関し、他のユーザの信号は、受信信号を非直線的に歪
ませることにより所望信号の検出を困難にする。異なるユーザにより互いに生じ
るこのような干渉は、多重アクセス干渉と称される。
【0005】 CDMAシステムでは、ベースステーションは、通常、基準信号を送信し、こ
れにより、ターミナルは、ベースステーションの送信を確認する。この基準信号
又はパイロット信号は、通常、既知の拡散コードが乗算されたデータ非変調信号
である。 マイクロダイバーシティは、CDMA技術により容易に実施される。従って、
例えば、2つのベースステーションが1つのターミナルに信号を送信する。ター
ミナルは、2つの信号を受信して利用することができる。対応的に、他の送信方
向においては、2つ以上のベースステーションが同じターミナルの送信を受け取
ることができる。CDMA技術に関しては、マクロダイバーシティは、ソフトハ
ンドオーバーとも称される。第1ベースステーションと通信するターミナルは、
セルの境界に接近し、そして隣接セルのベースステーションからの信号を徐々に
受信し始める。セルの周辺では、ターミナルが2つのベースステーションと同時
に通信することができ、第2のベースステーションのエリアへより深く移動した
ときに、ターミナルは、第1ベースステーションへの接続を徐々に切断すること
ができる。ユーザの観点から、ベースステーション間のハンドオーバーは、通知
なしに行われ、信号のクオリティは、常に良好に保たれる。
れにより、ターミナルは、ベースステーションの送信を確認する。この基準信号
又はパイロット信号は、通常、既知の拡散コードが乗算されたデータ非変調信号
である。 マイクロダイバーシティは、CDMA技術により容易に実施される。従って、
例えば、2つのベースステーションが1つのターミナルに信号を送信する。ター
ミナルは、2つの信号を受信して利用することができる。対応的に、他の送信方
向においては、2つ以上のベースステーションが同じターミナルの送信を受け取
ることができる。CDMA技術に関しては、マクロダイバーシティは、ソフトハ
ンドオーバーとも称される。第1ベースステーションと通信するターミナルは、
セルの境界に接近し、そして隣接セルのベースステーションからの信号を徐々に
受信し始める。セルの周辺では、ターミナルが2つのベースステーションと同時
に通信することができ、第2のベースステーションのエリアへより深く移動した
ときに、ターミナルは、第1ベースステーションへの接続を徐々に切断すること
ができる。ユーザの観点から、ベースステーション間のハンドオーバーは、通知
なしに行われ、信号のクオリティは、常に良好に保たれる。
【0006】 更に、TDD−CDMAと称する技術を適用するシステムは、ベースステーシ
ョンの送信が互いに同期されることを必要とする。異なる送信方向が異なる周波
数においてそれら自身のフレームで送信されるFDD(周波数分割デュープレッ
クス)方法とは逆に、TDD(時分割デュープレックス)方法は、送信器と受信
器との間に信号を送信する送信フレームを、異なる送信方向に使用される2つの
部分に分割する。実現可能なTDDフレームを一例として示す図1を参照して、
TDD技術を説明する。フレームは、短い保護時間104により分離された2つ
の部分100、102に分割される。フレームの第1部分100は、例えば、ベ
ースステーションからターミナルへの送信方向に使用される。フレームの第2部
分102は、ターミナルからベースステーションへの送信方向に使用される。こ
れら2つの部分間には比較的短い保護時間があり、その間には送信が生じない。
この保護時間が必要とされるのは、異なる送信方向の送信を重畳させないために
伝播遅延があるためである。
ョンの送信が互いに同期されることを必要とする。異なる送信方向が異なる周波
数においてそれら自身のフレームで送信されるFDD(周波数分割デュープレッ
クス)方法とは逆に、TDD(時分割デュープレックス)方法は、送信器と受信
器との間に信号を送信する送信フレームを、異なる送信方向に使用される2つの
部分に分割する。実現可能なTDDフレームを一例として示す図1を参照して、
TDD技術を説明する。フレームは、短い保護時間104により分離された2つ
の部分100、102に分割される。フレームの第1部分100は、例えば、ベ
ースステーションからターミナルへの送信方向に使用される。フレームの第2部
分102は、ターミナルからベースステーションへの送信方向に使用される。こ
れら2つの部分間には比較的短い保護時間があり、その間には送信が生じない。
この保護時間が必要とされるのは、異なる送信方向の送信を重畳させないために
伝播遅延があるためである。
【0007】 TDD−CDMAシステムでは、ターミナルが2つ以上のベースステーション
と同時に通信する状態において信号の同期が重要となる。異なるベースステーシ
ョンから到来する信号が互いに同期せず、それ故、TDDフレームの異なる部分
が重畳しない場合には、異なる送信方向間に干渉が生じる。 公知の解決策では、ベースステーションは、主として2つの異なる方法で互い
に同期される。第1に、全てのベースステーションに共通のクロック信号を割り
当てることにより同期を得ることができる。これは、全てのベースステーション
に別々のケーブルを必要とし、同期の実施が高価で且つ困難なものとなる。第2
に、衛星により送信されるクロック信号を受信するGPS受信器をベースステー
ションに設けることができる。これは、ベースステーションのコストを増加し、
ベースステーションが屋内に配置される場合には実施が困難となる。
と同時に通信する状態において信号の同期が重要となる。異なるベースステーシ
ョンから到来する信号が互いに同期せず、それ故、TDDフレームの異なる部分
が重畳しない場合には、異なる送信方向間に干渉が生じる。 公知の解決策では、ベースステーションは、主として2つの異なる方法で互い
に同期される。第1に、全てのベースステーションに共通のクロック信号を割り
当てることにより同期を得ることができる。これは、全てのベースステーション
に別々のケーブルを必要とし、同期の実施が高価で且つ困難なものとなる。第2
に、衛星により送信されるクロック信号を受信するGPS受信器をベースステー
ションに設けることができる。これは、ベースステーションのコストを増加し、
ベースステーションが屋内に配置される場合には実施が困難となる。
【0008】
本発明の目的は、上記問題を解消する方法、及びこの方法を実施するセルラー
無線システムを提供することである。これは、冒頭で述べた方法において、ター
ミナルが、異なるベースステーションから受信した基準信号のタイミング差を測
定して、それを1つ以上のベースステーションに報告し、そしてその測定された
タイミング差に基づいて、1つ以上のベースステーションは、それらがターミナ
ルへ送信する共通及び専用チャンネルのタイミングを調整することを特徴とする
方法により達成される。
無線システムを提供することである。これは、冒頭で述べた方法において、ター
ミナルが、異なるベースステーションから受信した基準信号のタイミング差を測
定して、それを1つ以上のベースステーションに報告し、そしてその測定された
タイミング差に基づいて、1つ以上のベースステーションは、それらがターミナ
ルへ送信する共通及び専用チャンネルのタイミングを調整することを特徴とする
方法により達成される。
【0009】 又、本発明は、少なくとも1つのベースステーション及び多数のターミナルを
各セルに備えたセルラー無線システムにおいてベースステーションの同期をとる
方法であって、ベースステーションは基準信号を送信し、ターミナルは1つ以上
のベースステーションと同時に通信することができそして1つ以上のベースステ
ーションから基準信号を同時に受信することができ、更に、ベースステーション
及びターミナルは通信のためにTDD方法を使用するような方法にも係る。本発
明の方法は、ターミナルが、それと通信していないベースステーションから基準
信号を受信したときに、それと通信しているベースステーションからの1つ以上
の基準信号に対するその検出された基準信号のタイミング差を測定し、そしてそ
の測定された差を、そのターミナルと通信している1つ以上のベースステーショ
ンへ報告し、そしてその測定されたタイミング差に基づいて、1つ以上のベース
ステーションが、それらがターミナルへ送信する信号のタイミングを互いに調整
することを特徴とする。
各セルに備えたセルラー無線システムにおいてベースステーションの同期をとる
方法であって、ベースステーションは基準信号を送信し、ターミナルは1つ以上
のベースステーションと同時に通信することができそして1つ以上のベースステ
ーションから基準信号を同時に受信することができ、更に、ベースステーション
及びターミナルは通信のためにTDD方法を使用するような方法にも係る。本発
明の方法は、ターミナルが、それと通信していないベースステーションから基準
信号を受信したときに、それと通信しているベースステーションからの1つ以上
の基準信号に対するその検出された基準信号のタイミング差を測定し、そしてそ
の測定された差を、そのターミナルと通信している1つ以上のベースステーショ
ンへ報告し、そしてその測定されたタイミング差に基づいて、1つ以上のベース
ステーションが、それらがターミナルへ送信する信号のタイミングを互いに調整
することを特徴とする。
【0010】 更に、本発明は、少なくとも1つのベースステーション及び多数のターミナル
を各セルに備えたセルラー無線システムであって、ベースステーションが基準信
号を送信するように構成され、ターミナルは、TDD方法を使用することにより
1つ以上のベースステーションと同時に通信しそして1つ以上のベースステーシ
ョンから基準信号を同時に受信するように構成されたセルラー無線システムにも
係る。本発明のシステムは、ターミナルが、それと通信していないベースステー
ションにより送信された基準信号と、それと通信しているベースステーションに
より送信された1つ以上の基準信号との間のタイミング差を測定する手段と、そ
の測定された差を、そのターミナルと通信している1つ以上のベースステーショ
ンへ報告する手段とを備え、そしてその測定されたタイミング差に基づいて、1
つ以上のベースステーションが、それらがターミナルへ送信する信号のタイミン
グを互いに調整するように構成されたことを特徴とする。
を各セルに備えたセルラー無線システムであって、ベースステーションが基準信
号を送信するように構成され、ターミナルは、TDD方法を使用することにより
1つ以上のベースステーションと同時に通信しそして1つ以上のベースステーシ
ョンから基準信号を同時に受信するように構成されたセルラー無線システムにも
係る。本発明のシステムは、ターミナルが、それと通信していないベースステー
ションにより送信された基準信号と、それと通信しているベースステーションに
より送信された1つ以上の基準信号との間のタイミング差を測定する手段と、そ
の測定された差を、そのターミナルと通信している1つ以上のベースステーショ
ンへ報告する手段とを備え、そしてその測定されたタイミング差に基づいて、1
つ以上のベースステーションが、それらがターミナルへ送信する信号のタイミン
グを互いに調整するように構成されたことを特徴とする。
【0011】 本発明の好ましい実施形態は、従属請求項に記載する。 本発明の方法及びシステムは多数の効果を発揮する。本発明によれば、ベース
ステーションは、ソフトハンドオーバーに関連して必要とされる付加的な装置や
構成体をもたずに、効果的に同期することができる。同期は、ハンドオーバーの
場合に常に実行することができ、そしてハンドオーバーがある時間中行なわれず
且つベースステーションが共通の同期を失う危険がある場合には、ベースステー
ションのパイロット信号間のタイミング差を測定するように1つのターミナルに
指令することができる。
ステーションは、ソフトハンドオーバーに関連して必要とされる付加的な装置や
構成体をもたずに、効果的に同期することができる。同期は、ハンドオーバーの
場合に常に実行することができ、そしてハンドオーバーがある時間中行なわれず
且つベースステーションが共通の同期を失う危険がある場合には、ベースステー
ションのパイロット信号間のタイミング差を測定するように1つのターミナルに
指令することができる。
【0012】
以下、添付図面を参照して、本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。 本発明は、ベースステーションがそれに対応するパイロット信号又は基準信号
を送信するいかなるセルラー無線システムにも適用することができる。本発明の
説明では、TDD−CDMA方法を使用するセルラー無線システムを一例として
使用するが、本発明の本質的な特徴は、使用する多重アクセス方法とは独立した
ものである。図2は、本発明を適用できるセルラー無線システムの一例を示す。
無線システムの2つの隣接セル200、202が図示され、各セルは、セル特有
のベースステーション204、206によりサービスされる。これらベースステ
ーションは、ベースステーションコントローラ208と通信し、該コントローラ
は、移動サービス交換センター210を経て電話ネットワークの多部分と通信す
る。
を送信するいかなるセルラー無線システムにも適用することができる。本発明の
説明では、TDD−CDMA方法を使用するセルラー無線システムを一例として
使用するが、本発明の本質的な特徴は、使用する多重アクセス方法とは独立した
ものである。図2は、本発明を適用できるセルラー無線システムの一例を示す。
無線システムの2つの隣接セル200、202が図示され、各セルは、セル特有
のベースステーション204、206によりサービスされる。これらベースステ
ーションは、ベースステーションコントローラ208と通信し、該コントローラ
は、移動サービス交換センター210を経て電話ネットワークの多部分と通信す
る。
【0013】 図2は、2つの加入者ターミナル214、216も示す。第1ターミナル21
4は、第1ベースステーション204と通信し、そして第2ターミナルは、第2
ベースステーション206と通信する。換言すれば、この例の接続は、両送信方
向が同じ周波数帯域にあるTDD技術と、各接続が特定の拡散コードを使用する
CDMA多重アクセス方法とによって実施される。2つのセル200、202は
同じ周波数帯域を使用する。ここで、ベースステーションの送信が同期していな
い場合には、異なるベースステーションにおける異なる送信方向の送信がおそら
く時間的に重畳する。この場合に、例えば、第1ターミナル214が第1ベース
ステーション204からの送信を受け取るように試みたときに、第2ターミナル
216が第2ベースステーション206に信号を同時に送信することがあり、こ
のような場合には、第1ターミナル214の受信が失敗となる。
4は、第1ベースステーション204と通信し、そして第2ターミナルは、第2
ベースステーション206と通信する。換言すれば、この例の接続は、両送信方
向が同じ周波数帯域にあるTDD技術と、各接続が特定の拡散コードを使用する
CDMA多重アクセス方法とによって実施される。2つのセル200、202は
同じ周波数帯域を使用する。ここで、ベースステーションの送信が同期していな
い場合には、異なるベースステーションにおける異なる送信方向の送信がおそら
く時間的に重畳する。この場合に、例えば、第1ターミナル214が第1ベース
ステーション204からの送信を受け取るように試みたときに、第2ターミナル
216が第2ベースステーション206に信号を同時に送信することがあり、こ
のような場合には、第1ターミナル214の受信が失敗となる。
【0014】 ベースステーションとターミナルとの間の接続は、専用チャンネル及び共通チ
ャンネルを含む。専用チャンネルは、例えば、それに関連したスピーチチャンネ
ル又は制御チャンネルのような接続特有のチャンネルである。ベースステーショ
ンにより送信される共通チャンネルは、多数のターミナルにより受信することが
できる。 本発明のシステムでは、ベースステーションが基準信号又はパイロット信号を
送信し、これは、CDMAシステムではデータ非変調信号である。換言すれば、
図2の例では、第1及び第2のベースステーション204、206各々がパイロ
ット信号を送信し、そしてターミナルは、これらの信号を互いに分離することが
できる。パイロット信号は、ベースステーションのカバレージエリア全体にわた
って受信することができる。ターミナルは、特にセルの周囲において隣接セルの
ベースステーションのパイロット信号を検出する。ターミナルは、やがて行なわ
れるハンドオーバーのためにパイロット信号の強度を測定し始める。ここで、第
1ターミナル214が、第2ベースステーション206により送信されたパイロ
ット信号を検出したと仮定する。ターミナルは、第1ベースステーション204
及び第2ベースステーション206から受信したパイロット信号のタイミング差
を測定し、そしてその測定結果を、ターミナルと通信する第1ベースステーショ
ン204へ報告する。第1ベースステーション204は、ターミナル214によ
り測定されたタイミング差を、例えば、ベースステーションコントローラ208
を経て第2ベースステーション206へ報告する。この情報に基づいて、第2ベ
ースステーション206は、そのタイミングを第1ベースステーション204に
一致するように調整することができる。或いは又、ベースステーション204が
そのタイミングをベースステーション206に一致するように調整することもで
きる。
ャンネルを含む。専用チャンネルは、例えば、それに関連したスピーチチャンネ
ル又は制御チャンネルのような接続特有のチャンネルである。ベースステーショ
ンにより送信される共通チャンネルは、多数のターミナルにより受信することが
できる。 本発明のシステムでは、ベースステーションが基準信号又はパイロット信号を
送信し、これは、CDMAシステムではデータ非変調信号である。換言すれば、
図2の例では、第1及び第2のベースステーション204、206各々がパイロ
ット信号を送信し、そしてターミナルは、これらの信号を互いに分離することが
できる。パイロット信号は、ベースステーションのカバレージエリア全体にわた
って受信することができる。ターミナルは、特にセルの周囲において隣接セルの
ベースステーションのパイロット信号を検出する。ターミナルは、やがて行なわ
れるハンドオーバーのためにパイロット信号の強度を測定し始める。ここで、第
1ターミナル214が、第2ベースステーション206により送信されたパイロ
ット信号を検出したと仮定する。ターミナルは、第1ベースステーション204
及び第2ベースステーション206から受信したパイロット信号のタイミング差
を測定し、そしてその測定結果を、ターミナルと通信する第1ベースステーショ
ン204へ報告する。第1ベースステーション204は、ターミナル214によ
り測定されたタイミング差を、例えば、ベースステーションコントローラ208
を経て第2ベースステーション206へ報告する。この情報に基づいて、第2ベ
ースステーション206は、そのタイミングを第1ベースステーション204に
一致するように調整することができる。或いは又、ベースステーション204が
そのタイミングをベースステーション206に一致するように調整することもで
きる。
【0015】 ベースステーションエリアは、一般に、その中を移動して2つ以上のベースス
テーションのパイロット信号を同時に受信しそしてベースステーション間のハン
ドオーバーを準備又は実行する多数のターミナルを含む。同期の調整には、従来
のソフトハンドオーバーの僅かな変更しか必要とされず、従って、本発明の同期
動作は、ターミナルの通常の動作を妨げない。同期調整動作は、ベースステーシ
ョンのクロックが共通の同期を失わないよう確保する連続的なプロセスである。
ハンドオーバーを実行するターミナルが所与の時間に存在しない場合には、ベー
スステーションは、タイミング測定を実行するように1つのターミナルに指令す
ることができる。
テーションのパイロット信号を同時に受信しそしてベースステーション間のハン
ドオーバーを準備又は実行する多数のターミナルを含む。同期の調整には、従来
のソフトハンドオーバーの僅かな変更しか必要とされず、従って、本発明の同期
動作は、ターミナルの通常の動作を妨げない。同期調整動作は、ベースステーシ
ョンのクロックが共通の同期を失わないよう確保する連続的なプロセスである。
ハンドオーバーを実行するターミナルが所与の時間に存在しない場合には、ベー
スステーションは、タイミング測定を実行するように1つのターミナルに指令す
ることができる。
【0016】 特に、TTD−CDMAシステムでは、ベースステーションは、異なる送信方
向からの信号がフレームの長さの一部分以上重畳するのを防止する精度で同期さ
れねばならない。例えば、フレームの長さが10msであると仮定すれば、充分
な同期精度は、100ないし200μsの範囲内である。この説明では、無線信
号の伝播遅延を無視することができる。というのは、例えば、5kmの距離は、
17μsの伝播遅延にしか対応しないからである。 ベースステーションコントローラは、そのエリア内のベースステーションをあ
る種のハイアラーキーに構成することができ、これに基づいてベースステーショ
ンが互いに同期する。これは、所与の時間にどのベースステーションがその同期
を変更しなければならないか知る上でベースステーションの助けとなる。
向からの信号がフレームの長さの一部分以上重畳するのを防止する精度で同期さ
れねばならない。例えば、フレームの長さが10msであると仮定すれば、充分
な同期精度は、100ないし200μsの範囲内である。この説明では、無線信
号の伝播遅延を無視することができる。というのは、例えば、5kmの距離は、
17μsの伝播遅延にしか対応しないからである。 ベースステーションコントローラは、そのエリア内のベースステーションをあ
る種のハイアラーキーに構成することができ、これに基づいてベースステーショ
ンが互いに同期する。これは、所与の時間にどのベースステーションがその同期
を変更しなければならないか知る上でベースステーションの助けとなる。
【0017】 本発明システムのターミナルの実現可能な構造を示すブロック図である図3に
ついて説明する。ターミナルは、アンテナ300を備え、これにより、受信信号
がフィルタ302を経て高周波部分304へ送られ、信号が中間周波に変換され
る。高周波部分304から、信号はマルチプライヤ306へ送られ、所望の拡散
コード308で信号が乗算される。マルチプライヤから信号はデコード手段31
0へ送られ、そして更に受信器の他の部分322へ送られる。送信方向に送信さ
れるべき信号324は、チャンネルエンコード又は対応するエンコード動作を行
うエンコーダ312へ送られ、そして更に、マルチプライヤ314へ送られて、
接続特有の拡散コード316が信号に乗算される。乗算された信号は、高周波部
分318及びフィルタ302を経てアンテナ300へ送られる。更に、ターミナ
ルは、装置の他の部分の動作を制御する制御手段320も備えている。この制御
手段は、その目的に適したプロセッサ及びソフトウェアで実施されるのが好まし
い。図3は、ターミナルの重要な部分しか示していない。当然、装置は、当業者
に明らかなように、フィルタ、増幅器、エンコード手段及びデコード手段を含む
他の手段も備えている。更に、装置の構造の細部は、例えば、使用する多重アク
セス方法に基づいて上記説明から逸脱してもよい。例えば、TDMAシステムで
は、送信されるべき信号が拡散コードで乗算されない。
ついて説明する。ターミナルは、アンテナ300を備え、これにより、受信信号
がフィルタ302を経て高周波部分304へ送られ、信号が中間周波に変換され
る。高周波部分304から、信号はマルチプライヤ306へ送られ、所望の拡散
コード308で信号が乗算される。マルチプライヤから信号はデコード手段31
0へ送られ、そして更に受信器の他の部分322へ送られる。送信方向に送信さ
れるべき信号324は、チャンネルエンコード又は対応するエンコード動作を行
うエンコーダ312へ送られ、そして更に、マルチプライヤ314へ送られて、
接続特有の拡散コード316が信号に乗算される。乗算された信号は、高周波部
分318及びフィルタ302を経てアンテナ300へ送られる。更に、ターミナ
ルは、装置の他の部分の動作を制御する制御手段320も備えている。この制御
手段は、その目的に適したプロセッサ及びソフトウェアで実施されるのが好まし
い。図3は、ターミナルの重要な部分しか示していない。当然、装置は、当業者
に明らかなように、フィルタ、増幅器、エンコード手段及びデコード手段を含む
他の手段も備えている。更に、装置の構造の細部は、例えば、使用する多重アク
セス方法に基づいて上記説明から逸脱してもよい。例えば、TDMAシステムで
は、送信されるべき信号が拡散コードで乗算されない。
【0018】 本発明のシステムでは、ターミナルは、2つ以上のベースステーションからパ
イロット信号を受信することができる。この場合に、受信信号は、所望のベース
ステーションによって使用される拡散コードが乗算される。次いで、パイロット
信号は、受信された全信号から検出される。 本発明のシステムでは、ターミナルは、それと通信していないベースステーシ
ョンにより送信されたパイロット信号と、それと通信しているベースステーショ
ンから送信された1つ以上の基準信号との間のタイミング差を測定する手段32
0を備えている。ターミナルは、測定された差を、ターミナルと通信している1
つ以上のベースステーションに報告するための手段320、312‐318も備
えている。システムのベースステーションは、タイミング差の測定に基づいてそ
れらのタイミングを調整するように構成される。本発明の動作は、システムのベ
ースステーションにおいてソフトウェアで実施されるのが好ましい。 以上、添付図面を参照して好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、請求の範囲に記載した本発明の考え方の範囲内で種々の
変更がなされ得ることが明らかであろう。
イロット信号を受信することができる。この場合に、受信信号は、所望のベース
ステーションによって使用される拡散コードが乗算される。次いで、パイロット
信号は、受信された全信号から検出される。 本発明のシステムでは、ターミナルは、それと通信していないベースステーシ
ョンにより送信されたパイロット信号と、それと通信しているベースステーショ
ンから送信された1つ以上の基準信号との間のタイミング差を測定する手段32
0を備えている。ターミナルは、測定された差を、ターミナルと通信している1
つ以上のベースステーションに報告するための手段320、312‐318も備
えている。システムのベースステーションは、タイミング差の測定に基づいてそ
れらのタイミングを調整するように構成される。本発明の動作は、システムのベ
ースステーションにおいてソフトウェアで実施されるのが好ましい。 以上、添付図面を参照して好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれに限
定されるものではなく、請求の範囲に記載した本発明の考え方の範囲内で種々の
変更がなされ得ることが明らかであろう。
【図1】 TDDフレームの一例を示す図である。
【図2】 本発明を適用できるセルラー無線システムの一例を示す図である。
【図3】 本発明のシステムのターミナルの構造を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM ,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM) ,AL,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG, BR,BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,D K,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM ,HR,HU,ID,IL,IS,JP,KE,KG, KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT,L U,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,NO ,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG, SI,SK,SL,TJ,TM,TR,TT,UA,U G,US,UZ,VN,YU,ZW Fターム(参考) 5K067 AA03 BB04 CC10 DD25 EE02 EE10 EE16 HH02 JJ52
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも1つのベースステーション(204,206)と、多数の ターミナル(214,216)とを各セルに備えたセルラー無線システムにおいてベース ステーションの同期をとる方法であって、ベースステーションは基準信号を送信
し、ターミナルは1つ以上のベースステーションと同時に通信することができそ
して1つ以上のベースステーションから基準信号を同時に受信することができ、
ベースステーション及びターミナルは通信のためにTDD方法を使用し、そして
ベースステーションとターミナルとの間の通信が共通チャンネル及び専用チャン
ネルを含むような方法において、ターミナルは、異なるベースステーションから
受信した基準信号のタイミング差を測定して、それを1つ以上のベースステーシ
ョンに報告し、そしてその測定されたタイミング差に基づいて、1つ以上のベー
スステーションは、それらがターミナルへ送信する共通及び専用チャンネルのタ
イミングを調整することを特徴とする方法。 - 【請求項2】 少なくとも1つのベースステーション(204,206)と、多数の ターミナル(214,216)とを各セルに備えたセルラー無線システムにおいてベース ステーションの同期をとる方法であって、ベースステーションは基準信号を送信
し、ターミナルは1つ以上のベースステーションと同時に通信することができそ
して1つ以上のベースステーションから基準信号を同時に受信することができ、
更に、ベースステーション及びターミナルは通信のためにTDD方法を使用する
ような方法において、ターミナルは、それと通信していないベースステーション
から基準信号を受信したときに、それと通信しているベースステーションからの
1つ以上の基準信号に対するその検出された基準信号のタイミング差を測定し、
そしてその測定された差を、そのターミナルと通信している1つ以上のベースス
テーションへ報告し、そしてその測定されたタイミング差に基づいて、1つ以上
のベースステーションは、それらがターミナルへ送信する信号のタイミングを互
いに調整することを特徴とする方法。 - 【請求項3】 ターミナルと通信していないベースステーションは、測定さ
れたタイミング差に基づいて、それがターミナルへ送信する信号のタイミングを
調整する請求項2に記載の方法。 - 【請求項4】 ターミナルは、ベースステーションの要求があった際に基準
信号のタイミング差を測定する請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項5】 ベースステーション及びターミナルは、通信のためにCDM
A多重アクセス方法を使用する請求項1又は2に記載の方法。 - 【請求項6】 ターミナルと通信する1つ以上のベースステーションは、タ
ーミナルが基準信号のタイミングを測定したところのベースステーションへタイ
ミング差に関する情報を送信する請求項2に記載の方法。 - 【請求項7】 少なくとも1つのベースステーション(204,206)及び多数の ターミナル(214,216)を各セルに備えたセルラー無線システムであって、ベース ステーションは基準信号を送信するように構成され、ターミナルは、TDD方法
を使用することにより1つ以上のベースステーションと同時に通信しそして1つ
以上のベースステーションから基準信号を同時に受信するように構成されたセル
ラー無線システムにおいて、ターミナルは、それと通信していないベースステー
ションにより送信された基準信号と、それと通信しているベースステーションに
より送信された1つ以上の基準信号との間のタイミング差を測定する手段(320) と、その測定された差を、そのターミナルと通信している1つ以上のベースステ
ーションへ報告する手段(320,312-318)とを備え、そしてその測定されたタイミ ング差に基づいて、1つ以上のベースステーションは、それらがターミナルへ送
信する信号のタイミングを互いに調整するように構成されたことを特徴とするセ
ルラー無線システム。 - 【請求項8】 ターミナルと通信する1つ以上のベースステーションは、タ
ーミナルが基準信号のタイミングを測定したところのベースステーションへタイ
ミング差に関する情報を送信するように構成された請求項7に記載のセルラー無
線システム。 - 【請求項9】 ターミナルと通信していないベースステーションは、測定さ
れたタイミング差に基づいて、それがターミナルへ送信する信号のタイミングを
調整するように構成された請求項7に記載のセルラー無線システム。 - 【請求項10】 1つ以上のベースステーションは、測定されたタイミング
差に基づいて、それらがターミナルへ送信する共通及び専用チャンネルのタイミ
ングを互いに調整するよう構成された請求項7に記載のセルラー無線システム。
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- 1998-11-23 JP JP2000524946A patent/JP2001526509A/ja active Pending
- 1998-11-23 AU AU12395/99A patent/AU1239599A/en not_active Abandoned
- 1998-11-23 CN CN 98811494 patent/CN1279867A/zh active Pending
-
2000
- 2000-05-23 NO NO20002640A patent/NO20002640D0/no not_active Application Discontinuation
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