JP2003507104A - 厚い厚さ、低密度、および吸収性の層を持つ複数プライ・ティシュ - Google Patents

厚い厚さ、低密度、および吸収性の層を持つ複数プライ・ティシュ

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Abstract

(57)【要約】 厚い厚さで低密度の吸収性内層を有するティシュ製品が提供される。厚い厚さで低密度の吸収性内層は受動的に結合したまたは能動的に結合した、親水性繊維を含む。受動的に結合した親水性繊維は、天然繊維たとえば綿とエア・ブローされたパルプまたは合成繊維を含む。能動的に結合した親水性繊維は湿式のセルロースまたは不織布を含む。内層は約0.00254乃至約0.0762cm(0.0010乃至0.030in)の範囲の厚さと約0.11g/cm3未満の見掛け密度とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明はティシュ製品に関し、更に詳細には厚い厚さ、低密度、および吸収性
の内層を持つティシュ製品に関する。
【0002】 発明の背景 セルロース繊維の構造体たとえば紙ウェブは当該技術において公知である。こ
のような紙ウェブはフェイシャル・ティシュ、手洗いティシュ、紙タオル、およ
びナプキンに使用することができ、これらの各々が今日広く使用されている。こ
れらの製品がその意図される課題を実現し、かつ広く受け入れられるようになる
場合には、セルロース繊維の構造体は吸収性、嵩、強さおよび柔軟性の項目におい
て適切な特性を発揮しなければならない。
【0003】 さらに、使用の間に一定の流体がウェブを通過しない、優れた能力を持つよう
な紙ウェブを製造する願望がある。たとえばフェイシャル・ティシュでは、くし
ゃみ、せき、鼻かみ、および類似行為の間に身体上の流体の通過が止められるこ
とが望まれる。これらの身体上の流体は、細菌、病原菌、または他の病原体の存在
による危険を健康に提供する。一旦、粘液、唾液または身体上の流体の別の小液滴
により運ばれる病原体は、フェイシャル・ティシュを通過すると、病原体が使用
者の手に留まることができ、これによって病原菌、そして病気、の伝播の手段を
提供する。病原体の人から人への転移は、手から手への接触により起きることが
多いことが知られる。また、普通の風邪を含むウイルス性疾患に対する唯一の防
御は流行の防止である。
【0004】 使用の間に流体がティシュを通過することを防止するために、使用者は種々の
埋合わせ行為を行う。たとえば、多くの消費者は、流体が手を濡らすことを防止
する、優れた障壁を提供するのみならず吸収性と強さを高めるために、使用直前
にティシュを半分に折畳んだり、いくつかのティシュを選択することを知ってい
る。そのような慣行は、使用の間に手の湿潤を防止することに適切であるが、製
品の消費量を大きく増加する。
【0005】 病原菌、細菌、および別の病原体のまん延を防止するために、ティシュ製品に障
壁層を備える試みがなされてきた。たとえば、ティシュの1枚以上のプライが流
体の小液滴を捕捉して保持するように意図された物質で処理される。しかしなが
ら、そのような物質は流体の通過に対して完全な障壁を形成しない。このことは
、特にティシュ・ペーパーを容易に“染み透る”ことができる小液滴、または急
速に全域に吸収される液体の通過に対して云える。それ故、このように処理され
たティシュは使用者の手の汚染を防止することができない。
【0006】 有効な障壁層を提供する別の試みには、フェイシャル・ティシュの複数層の間
に柔軟な防水性プラスティック材料の1枚以上のプライの組入れが含まれる。た
とえば、ベック(Beck)の米国特許第5,196,244号明細書はティシュの複
数層の間に組入れられ、かつエンボス加工により適当な場所に保持される極めて
薄く柔軟な材料(たとえばポリエチレン)を開示する。しかしながら、プラスチ
ック・フィルムは使用中にティシュの騒音を増加するのみならず可とう性を減少
する。さらに、安全性の理由(たとえば窒息死の阻止)のために、ティシュがあ
る程度空気または蒸気の透過性を残すことが重要である。
【0007】 ロイド(Lloyd)外の米国特許第4,885,202号明細書は湿潤強さのため
に2枚の外側のティシュ・プライの間に密接に全体として熱的に結合された熔融
ブロー繊維の使用を教示している。しかしながら、必要とされる熱的結合により
、製造費用が増加するのみならずティシュ製品のドレープ性と柔軟性に悪影響す
るこわさが付加される。
【0008】 吸収された流体を分配し、分配剤として働く等の吸収性のふわふわした構造体
を提供する試みが使い捨ての吸収性巻き布の技術において成されてきた。使い捨
ての吸収性巻き布は典型的に赤子用オムツ、成人用失禁製品および衛生ナプキン
を含み、これらは身体上の流体の反復、かつかなり量の負荷を受ける。この技術
における1つのそのような試みが1979年2月27日発行の米国特許第4,1
41,772号明細書と1980年8月12日発行の米国特許第4,217,0
78号明細書に示され、これらのいずれもビュエル(Buell)に発行され、本明細書
に参照により取り込んでいる。ビュエル‘772とビュエル‘078は、2枚の
エアフェルト・プライ、2枚のティシュ・プライおよび中心の補強用プライを持
つ5枚プライ積層体からなる乾式ウェブを教示する。そのような構造体は、吸収
性巻き布と流体の分配とには適するが、本発明には実行不可能である。ビュエル
構造体は補強用プライにより分離された2つの異なるエア・フェルト層を示す。
この構成によって、使い捨ての吸収性巻き布用は可能であるが、フェイシャル・テ
ィシュまたは手洗い用ティシュ等には厚すぎて、かつ剛すぎる製品が与えられる
。さらに、フェイシャル・ティシュの意義は、次の負荷に適応するためにそのよ
うな身体上の流体を製品の全域に分配するよりもむしろ身体上の流体の広がりを
捕捉して防止することである。
【0009】 従って、十分な吸収性と柔軟性を備える、ティシュ製品と消費者が埋合わせる
行為を行う必要なしの手の保護とを提供することが切望されている。
【0010】 発明の概要 ここに開示されているものは、セルロース性の2枚の外側プライと1枚の内層
とからなるティシュ製品である。内層は、厚い厚さ、低密度、および吸収性の層を
形成する、受動的に結合し、または能動的に結合した親水性繊維から構成される
。受動的に結合された親水性繊維は綿のような天然繊維、とエア・ブローされた
パルプまたは合成繊維を含む。能動的に結合した親水性繊維は湿式のセルロース
性のまたは合成繊維の不織布を含む。内層は、約0.0254cm(0.010
in)乃至約0.0762cm(0.030in)の範囲の厚さと約0.11g
/cm3未満の見掛け密度を有する。
【0011】 ティシュ製品は、約0.0660cm(0.026in)乃至約0.1118
cm(0.044in)の範囲の全体的厚さ、約15乃至約30g/gの範囲の
吸収性、20乃至99%の範囲の圧縮性および約30乃至約99%の範囲のパー
セント弾性反発を有する。
【0012】 発明の詳細な説明 定義 本明細書に使用される下記の用語は下記の意味を有する。
【0013】 “坪量”はg/m2(lb/3000ft2)で報告される試料の単位面積当た
りの重量である。
【0014】 “厚さ”は後述のように測定される試料の巨視的厚さである。
【0015】 “見掛け密度”は、適切な単位換算が組み込まれて、厚さにより割られた試料
の坪量である。本明細書で使用される見掛け密度はg/cm3の単位を持つ。
【0016】 “抄紙方向”は、MDで明示され、繊維構造体が製品製造装置を通る流れに平
行な方向である。
【0017】 “横方向”は、CDで明示され、ティシュ製品の同一面において抄紙方向に直角
な方向である。
【0018】 “吸収性”は、毛細管、浸透圧、溶媒または化学的作用を含む種々の手段によ
り流体を吸収してそのような流体を保持する、物質の能力である。
【0019】 “可とう性”は、破断されずに、かつ以前の形状に回復するかまたは回復せず
の、所定の負荷のもとにおける変形の尺度である。
【0020】 “繊維”は、2つの直角軸に比較して極めて長い主軸を有しかつ少なくとも4
/1好ましくは10/1の縦横比を持つ細長い物体である。
【0021】 “親水性”は、水を誘引するまたは吸収することに関して親和性を持つ材料を
称する。
【0022】 “紙ウェブ”または“セルロース性紙ウェブ”は、受動的に結合した親水性繊
維を含む少なくとも1つの構成層を含む、本発明のウェブを称する。たとえば、
本発明のウェブは、セルロース性紙層の間に受動的に結合した親水性繊維を含む
【0023】 用語“プライ”は、本発明の複数プライを形成する他のプライと共に実質的に
隣接する対面関係にて配置される個別のウェブ構成要素を意味する。1枚のウェ
ブ構成要素は、たとえばそれ自体の上に折畳むことにより2枚の“プライ”を効
率的に形成することができる。それゆえ、それ自体の上に折畳まれた1枚のセル
ロース性層は、2つに折畳まれた部分の間に挿入された1枚の受動的に結合され
た親水性繊維層と共に、本発明の3枚プライ・ウェブを効率的に形成する。同様
に、折畳まれた部分の間にいかなる付加プライも挿入されずに、それ自体の上に
折りたたまれた1枚の構成要素プライは効率的に2枚プライ・ウェブを形成する
【0024】 用語“液体”は身体上の流体たとえば水、粘液、唾液、血液および他の身体から
の流体を主として含むが、他の液体をも含む。“液体”は、気体または蒸気流体
に対して、液体状流体を称する。ある種の身体上の流体たとえば粘液はきわめて
高い粘度を持つが、本発明の目的のためにはなお液体とみなされる。
【0025】 本明細書で使用のように、繊維間結合を称するとき“受動的結合”により、何
かの外的媒介たとえば水素分子結合または接着結合が存在せずに、外力により妨
害されたときに繊維が相互に滑ることができる結合を意味する。この定義によっ
て、受動的に結合した繊維を含む層の引張り強さは典型的に約130g未満であ
る。受動的結合は、一般に極めて軽く、かつ一旦相互に接触された場合接触状態
を維持する、材料の自然な親和性を表す。たとえば、受動的結合は固有の静電荷
または接着性凝集力による。受動的結合は、材料の2枚のプライが相互に接触す
るようになるときに起きる結合を称し、その結果材料は密着して相互に付着する
【0026】 本明細書で使用したように、繊維間結合を称するとき“能動的結合”により、
外的媒介たとえば水素結合、または薬剤たとえば接着剤またはラテックスによる
接着結合による結合を意味する。この定義により、能動的に結合された繊維を含
む層の引張り強さは典型的に約130gを超えている。能動的結合は、プライ間
結合を称するとき、熱的接着または超音波接着、エンボス加工、ニードル加工およ
び他の機械的絡み合い手段のみならず接着結合も含む。
【0027】 図1に関し、本発明は好ましい実施例ではファイシャル・ティシュであるティ
シュ製品10からなる。ティシュ製品10は、少なくとも2枚の外側のセルロー
ス性紙ウェブ30の間に、かつ隣接して配置される、厚い厚さで低密度の1枚の
吸収性内層20を有する。厚い厚さで低密度の吸収性内層20は受動的に結合し
たまたは能動的に結合した親水性繊維を含む。受動的に結合した親水性繊維は、
親水性のために界面活性剤で処理されたポリエチレンとポリプロピレンから構成
される2つの成分の合成繊維のみならず天然繊維たとえば綿とエア・ブローされ
たパルプを含む。能動的に結合した繊維は湿式セルロース性または合成の不織布
を含む。
【0028】 説明された実施例は3枚のプライからなるが、そのような実施例に限定されな
い。実際、セルロース性紙ウェブの間に、かつ隣接して配置される厚い厚さで、低
密度の吸収性プライの種々の組み合わせからなる複数プライ・ティシュを形成す
ることが望まれる。そのような種々の組み合わせがまた、本発明の範囲内である
ように意図され、かつ考慮される。
【0029】 本発明の効果は、手を濡らさずに、かつ埋め合わせ行為たとえば折畳むことま
たは複数枚ティシュの必要なしに、消費者がティシュ製品を使用することができ
る、内層による吸収容量を持つティシュ製品を供給することを含む。結果として
、本発明のティシュ製品を、減少したサイズであるが標準フル・サイズの商品の性
能を持って、提供することができる。たとえば、フェイシャル・ティシュとして
標準商品サイズは約468.4cm2(72.6in2)である。本発明のティシ
ュ製品のサイズは約96.8cm2(15in2)または約258.1cm2(4
0in2)の下限から約1290.3cm2(200in2)または約387.1
cm2(60in2)の上限までの範囲にすることができる。1つの実施例ではテ
ィシュ製品のサイズは約319.4cm2(49.5in2)である。
【0030】 本発明の効果はフェイシャル・ティシュの実施例に限定されない。たとえば、
手洗い用ティシュはまた、通常トイレット・ペーパーと云われるが、厚い厚さで
低密度の吸収性内層の寄与により効果を得る。柔軟で、可とう性で、吸収性の手
洗い用ティシュを有することにより、使用中のまたは使用後の濡れた指または手
の不愉快な経験から開放することができる。さらに、本発明の紙ウェブは紙タオ
ル、ナプキン、および類似品として有用である。
【0031】 ティシュ製品10は、セルロース性紙ウェブに使用される紙の種類によって、フ
ェイシャル・ティシュ、ナプキン、紙タオル、または手洗い用ティシュとして使用
される1枚のシートとして調製される。複数枚の紙ウェブ10もまた、個々のウ
ェブ区分を定めるミシン目を有する巻取りとして提供される。ここで、各区分は
使用のために切り離し可能であり、これは手洗い用ティシュ(たとえばトイレッ
ト・ペーパー)に通常使用される。手洗い用ティシュとして調製される場合、巻
取りの分配が好ましい使用方法であり、CHARMIN(登録商標)ブランド・ティシュ・
ペーパーに見られるような紙がセルロース性紙層として使用することができる。
しかしながら、好ましい実施例では、複数枚の紙ウェブ10は、切断され、折畳ま
れ、かつ場合によって容器たとえば箱または槽から分配するのに適するフェイシ
ャル・ティシュの積重ね体の中に差し込まれる。この実施例では、PUFFS(登録商
標) ブランド・ティシュに見られるような紙がセルロース性紙層として使用する
ことができる。CHARMIN(登録商標)ティシュ・ペーパーとPUFFS(登録商標)フェイ
シャル・ティシュはいずれもザ・プロクター・アンド・ギャンブル社(The Proc
ter & Gamble Co., オハイオ州、シンシナチ)により市販されている。
【0032】 セルロース性紙ウェブ セルロース性紙ウェブ30は、本質的にセルロース性製紙用繊維からなりクレ
ープ加工された紙ウェブでもよい。紙ウェブは、範囲の下限が1枚のプライにつ
き約10g/m2、約13g/m2、または約15g/m2である坪量範囲を有す
ることができる。坪量範囲の上限は、1枚のプライにつき約100g/m2、約4
0g/m2、または約25g/m2である坪量範囲を有することができる。セルロ
ース性紙ウェブ30は、フェイシャル・ティシュまたは景品のフェイシャル・テ
ィシュとして使用に適する、クレープ加工された、クレープ加工されない、また
は湿潤微小短縮された、ティシュ・ウェブである。一般的には、同一の紙ウェブ
30が使用される、すなわち坪量、厚さ、構成および他の特性において実質的に同
一である。しかしながら、特定の効果が、異なる特性をもつ紙ウェブを使用する
ことにより実現されることが意図される。たとえば、構成要素の紙ウェブ30は
坪量、厚さ、構成要素、または他の特性において異なり、紙ウェブの相対的に平滑な
面を持つ片面と相対的に粗な面を持つ片面とを提供する。
【0033】 本発明のセルロース性紙ウェブ30は、フェイシャル・ティシュ、トイレット
・ティシュ、紙タオル、またはナプキンとして有用なティシュ・ペーパーを製造す
るための当該技術に知られる普通の方法により製造してよい。しかしながら、本
発明のセルロース性紙ウェブ30は模様付き樹脂の製紙用ベルトを使用して通気
空気乾燥方法により製造することができる。模様付き樹脂の製紙用ベルトは2つ
の主要な構成要素、すなわち枠組と補強用構造体からなる。枠組は硬化された高
分子感光性樹脂からなることができる。
【0034】 模様付き樹脂の製紙用ベルトの1つの面は、その上に担持されるセルロース紙
ウェブ30の1つの面たとえば第1面31に接触する。製紙の間に、模様付き樹
脂の製紙用ベルトのこの表面が、セルロース性紙ウェブ30の第1面31の上に
枠組の模様に対応して模様を刻印してよい。
【0035】 本発明の好ましい実施例を行うために適した模様付き樹脂の製紙用ベルトは以
下の番号の米国特許明細書のいずれかに従って製造されてよい。すなわち、19
85年4月30日発行のジョンソン外(Johnson et al)の第4,514,34
5号、1985年7月9日発行のトロクハン(Trokhan)の第4,528,23
9号、1992年3月24日発行の第5,098,522号、1993年11月
9日発行のスマルコスキ外(Smurkoski et al)の第5,260,171号、1
994年1月4日発行のトロクハン(Trokhan)の第5,275,700号、1
994年7月12日発行のラシュ外(Rasch et al)の第5,328,565号
、1994年8月2日発行のトロクハン外(Trokhan et al)の第5,334,
289号、1995年7月11日発行のラシュ外(Rasch et al)の第5,43
1,786号、1996年3月5日発行のステリエス外(Stelljes, Jr. et al
)の第5,496,624号、1996年3月19日発行のトロクハン外(Trok
han et al)の第5,500,277号、1996年5月7日発行のトロクハン
外(Trokhan et al)の第5,514,523号、1996年9月10日発行の
トロクハン外(Trokhan et al)の第5,554,467号、1996年10月
22日発行のトロクハン外(Trokhan et al)の第5,566,724号、19
97年4月29日発行のトロクハン外(Trokhan et al)の第5,624,79
0号、および1997年5月13日発行のエイヤース外(Ayers et al)の第5,
628,876号であり、これらの開示事項は本明細書に参照により取り込んで
いる。
【0036】 本発明のセルロース性紙ウェブ30は2つの主要な区域を有する。第1区域は
、模様付き樹脂の製紙用ベルトの枠組に対して押付けて刻印される刻印区域から
なる。刻印区域は好ましくは本質的連続網状組織からなる。セルロース性紙ウェ
ブ30の第1区域の連続網状組織は、模様付き樹脂の製紙用ベルトの本質的連続
枠組の上で製造され、幾何学的にそれに概ね対応し、かつ製紙の間に位置的にそ
れに極めて密接して配置される。
【0037】 セルロース性紙ウェブ30の第2区域は刻印網状区域の全域に分散される複数
の半球状部からなる。半球状部は幾何学的に、かつ製紙の間には位置的に、模様
付き樹脂の製紙用ベルトの偏向用導路に概ね対応する。半球状部は、製紙の間に
偏向用導路に従うことにより、紙の本質的連続網状組織区域から外側に突出てい
る。製紙の間に偏向用導路に従うことにより、半球状部の繊維は、枠組の紙に面
する面と補強用構造体の紙に面する面との間でZ方向に偏向される。好ましくは
、半球状部は隔離される。
【0038】 本発明によるセルロース性紙ウェブ30は以下のいずれかの番号の米国特許明
細書に従って製造されてよい。すなわち、1985年7月16日発行のトロクハ
ン(Trokhan)の第4,529,480号、1987年1月20日発行のトロク
ハン(Trokhan)の第4,637,859号、1994年11月15日発行のス
マルコスキ(Smukoski)の第5,364,504号、および1996年6月25
日発行のトロクハン外(Trokhan et al)の第5,529,664号である。セ
ルロース性紙ウェブには、以下の番号の米国特許明細書のいずれかに従い、所定
のローション剤または皮膚軟化剤が添加されてよい。すなわち、1984年11
月6日発行のアレン(Allen)の第4,481,243号および1985年4月
23日発行のラバシュ(Lavash)の第4,513,051号である。上述の全特
許の開示事項は本明細書に参照により取り込んでいる。
【0039】 所望の場合、セルロース性紙ウェブ30は、模様付き枠組を有しない通気空気
乾燥用ベルト上で乾燥され製造されてよい。そのようなセルロース性紙ウェブ3
0は、隔離された高密度区域と本質的に連続した低密度区域とを有してよい。乾
燥中にまたは乾燥後に、セルロース性紙ウェブ30は、真空差圧を受けてその厚
さを増加し、かつ選択区域を低密度化してよい。そのような紙と関連ベルトは、
以下の番号の米国特許明細書に従い製造されてよい。すなわち、1967年1月
31日発行のサンフォード外(Sanford et al)の第3,301,746号、1
975年9月16日発行のエイヤース(Ayers)の第3,905,863号、1
976年8月10日発行のエイヤース(Ayers)の第3,974,025号、1
980年3月46日発行のトロクハン(Trokhan)の第4,191,609号、
1980年12月16日発行のトロクハン(Trokhan)の第4,239,065
号、1994年11月22日発行のソウダイ(Sawdai)の第5,366,785
号、および1996年5月28日発行のソウダイ(Sawdai)の第5,520,7
78号であり、これらの開示事項は本明細書に参照により取り込んでいる。
【0040】 補強用構造体はフェルトでよく、また通気空気乾燥せずに普通の製紙に用いら
れると同じプレス・フェルトのように差し向けられてよい。模様付き樹脂の製紙
用ベルトの枠組は以下の番号の米国特許明細書により教示されるフェルト補強用
構造体に適用してよい。すなわち、1996年9月17日発行のトロクハン外(
Trokhan et al)の第5,556,509号、1996年12月3日発行のアン
プルスキ外(Ampulski)の第5,580,423号、1997年3月11日発行
のファン(Phan)の第5,609,725号、1997年5月13日発行のトロ
クハン外(Trokhan et al)の第5,629,052号、1997年6月10日
発行のアンプルスキ外(Ampulski)の第5,637,194号、および1997
年10月7日発行のマクファーランド(McFarland)の第5,674,663号
であり、これらの開示事項は本明細書に参照により取り込んでいる。
【0041】 本発明のセルロース性紙ウェブ30は、場合によっては、当該技術に知られる
ように短縮されてよい。この短縮は、セルロース性紙ウェブ30を硬い表面から
、好ましくはシリンダーから、クレープ加工することにより実施することができ
る。ヤンキー乾燥ドラムがこの目的に通常使用される。クレープ加工は当該技術
に公知のドクター・ブレードを用いて行う。クレープ加工は1992年4月24
日発行のソーダイ(Sawdai)の米国特許第4,919,756号明細書に従って
行ってよい。この開示事項は本明細書に参照により取り込んでいる。代わりにま
たは付加的に、短縮は1984年4月3日発行のウエルス外(Wells et al)の
米国特許第4,440,597号明細書に教示されるように湿潤微小縮小により
実施してよい。この開示事項は本明細書に参照により取り込んでいる。
【0042】 厚い厚さで、低密度で、吸収性の内層 空気で運ばれる流体小液滴の広がりを単純に防止することに加えて、本発明の
紙ウェブは、くしゃみをすること、鼻をかむことおよび同様なことに関する行為
の間に使用者の手を乾いた状態に維持するためにまた有用である。たとえば、く
しゃみまたは鼻かみの後に、拭うことと清掃することは使用者の手または指を濡
れたままにすることが多い。結果として、使用者は1枚のティシュを半分に折畳
むことが多い、または濡れることから保護するために1度に数枚のティシュを使
用する。本発明の厚い厚さで、低密度で、吸収性の内層によって、使用者が、折
畳む必要がなくまたは1度に複数枚のティシュを使用することなく、そのような
望ましくない濡れを体験しないように防止することができる。厚い厚さで、低密
度で、吸収性の内層20は受動的に結合されたまたは能動的に結合された親水性
繊維からなることができる。
【0043】 受動的に結合された親水性繊維は不織布ウェブに形成される綿バットを含む。
その結果、ウェブを製紙工程に使用するために巻取り原反として貯蔵することが
できる。代わりに、受動的に結合された親水性繊維は、天然繊維たとえば綿繊維
またはエア・ブローされたパルプ、または合成繊維たとえば親水性を与えるため
に界面活性剤で処理されたポリエチレンとポリプロピレンから構成される2成分
繊維からなることができる。そのような天然のまたは合成の繊維はエア成形法に
より外側セルロース性プライの間に導入することができる。エア成形法では、第
1紙ウェブは通気性の形成用ワイヤの上に置かれる。形成用ワイヤとウェブは減
圧部を通過し、ここで乾燥綿またはパルプ繊維が移動するエア・システム中に供
給され、かつ第1紙ウェブ上で減圧される。形成用ワイヤ、第1紙ウェブおよび
乾燥繊維の層が減圧部を出て、次ぎに第2紙ウェブで覆われる。
【0044】 能動的に結合された親水性繊維は湿式のセルロース性ウェブと不織布を含む。
厚い厚さで、低密度の吸収性内層を提供する湿式セルロース性ウェブは、模様付
き樹脂の製紙用ベルトを用いる記述の通気空気乾燥方法により製造することがで
きる。厚い厚さで、低密度の吸収性内層を提供する湿式ウェブは、単一薄層のま
たは複数薄層のセルロース性構造体からなることができ、各薄層は示強特性によ
り相互に区別される3つ以上の同一視できる区域を有し、これは1998年12
月1日に発行のファン外(Phan)の米国特許第5,843,279号に教示され
、この特許は本明細書に参照により取り込んでいる。繊維構造体の異なる区域を
認定して区別すために使用される示強特性は坪量、厚さ、密度および投影された
平均孔径である。
【0045】 厚い厚さで、低密度の吸収性内層20は、綿バット、セルロース性のウェブま
たは不織布からなり、内層20は図2に示す接合装置200によりティシュ製品
10に加工することができる。示される構成では、セルロース性ウェブ30は巻
取り230から引出され、厚い厚さで、低密度の吸収性内層20は巻取り240
から引出される。内層20とセルロース性ウェブ・プライ30は、構成要素のプ
ライを密接接触させる接合ローラー250を通して引くことにより接合し本発明
のウェブ10とする。接合ローラーにより構成要素のプライが圧縮されプライの
間に受動的結合をつくる。
【0046】 複数プライ・ティシュ製品 本発明の複数プライ・ティシュ製品のセルロース性外側プライは、厚い厚さで
低密度の内層の両面に対してセルロース性外側プライを受動的にまたは能動的に
結合することにより形成することができる。受動的結合は比較的小さな結合強さ
をプライの間に提供し、普通の使用のためにプライを一緒に保持する。コアに巻
かれたティシュのみならず折畳まれたおよび積重ねられたティシュとして使用さ
れるとき、本発明のティシュ製品10は十分なプライ間結合を発揮し、意図しな
いプライ剥がれを防止する。理論に拘束されずに、プライの受動的結合は、材料
に存在する静電荷により、かつ他の因子たとえばプライ構成要素の相対湿度水準
により幾分変化すると信じられる。また、軽い能動的結合は、内層20の露出繊
維のセルロース性ウェブ30の接触繊維に対する機械的結合により発生する。機
械的結合は“フックとループ”ファスナーに類似であり、ここで結合は構成要素
のオス形部とメス形部の絡み合いにより容易になる。
【0047】 本発明のティシュ製品10のプライは図2に示す装置に関して先に開示された
方法により受動的に結合することができる。しかしながら、所望の場合、所定量
の接着剤または他の能動的結合手段を加えて、さらなる接着を構成要素プライの
一部に提供することができる。たとえば、ニードル加工、エンボス加工、または
他の熱的または機械的結合手段が紙ウェブ30の端部の一部または全部の近くで
紙ウェブ30を能動的に結合するために使用することができ、それによって構成
要素プライの望まれない剥離に対する抵抗が増加する。
【0048】 接合は、また、1990年4月24日発行のボール外(Ball et al)の米国特
許第4,919,738号明細書に開示されるように超音波結合または自己加熱
結合により、または当該技術に公知の他の結合方法により行う。たとえば、1枚
または複数枚の内層の端部が外側プライの端部と共に広がっている場合は、接着
結合が能動的結合を提供せず、使用される接着剤と内層の表面エネルギ特性に依
る。この場合、機械的結合はより望ましく、たとえば複数プライ・ウェブの形成
後に機械的結合部での機械的結合による。図2は機械的結合部270を示し、機
械的結合部はエンボス加工・ローラー、超音波結合手段、ニードル加工手段また
は他の非接着剤結合方法である。
【0049】 図3に示すように、本発明のティシュ製品10は、先に明示したように、2枚
のセルロース性外側プライ30と、綿バット、綿繊維またはエア・ブローされた
パルプからなる厚い厚さで低密度の吸収性内層20とからなり、ここで内層はセ
ルロース性外層の幅寸法W2より小さな幅寸法W1を有する。2枚の外側プライの
間に小さな幅寸法W1を持つ内層を入れることにより、接着剤の細片によるよう
に、2枚のセルロース性外側プライは結合区域25の端部で接合する。接合また
結合は、接着剤の連続細片、不連続細片たとえば接着剤のスポットにより、また
はギブンス(Givens)の米国特許第5,143,776号明細書、の教示により
行われる。この特許の開示事項は本明細書に参照により取り込んでいる。1つの
実施例では、接着剤は図2に示す転写アプリケーター260により抄紙方向に対
向する縦方向の端部に沿って付与することができる。転写アプリケーター260
は回転するアプリケーターたとえばグラビア・ローラーまたはスプレー・アプリ
ケーターまたは当該技術に知られる他の接着剤アプリケーターでよい。
【0050】 代わりに、厚い厚さで、低密度の吸収性内側プライは、2枚の外側プライより
小さな表面積を持ち、その結果2枚の外側プライは内側層を取囲む周囲を形成す
る端部に沿って接合することができる。差し当たり、周囲はティシュ製品の全表
面積の30%未満を占めることができる。好ましくは周囲は全表面積の20%未
満を占めることができる。更に好ましくは、周囲は全表面積の10%未満を占め
ることができる。
【0051】 図3は外側層より小さい幅を有する厚い厚さで、低密度の吸収性内層を示すが
、外側層が所定の部分たとえば1つ以上の端部で接合するという限定のみで、他
の寸法構成が可能であることが理解される。加工の経済性では、好ましい構成は
、示される通り、すなわち幅寸法(幅方向に対応する)を小さくすることである
。この方法では、能動的結合(たとえば接着剤、機械的、自己加熱等の結合)が、
連続的ウェブ加工の間に縦寸法(抄紙方向に対応する)において連続的になされ
る。
【0052】 材料特性 ティシュ製品たとえば使い捨てタオル、手洗い用ティシュ、フェイシャル・テ
ィシュ、および湿潤ワイパーは、いずれも既に定義された坪量と見掛け密度を含
む種々の物理的特性を明らかにする。坪量と見掛け密度は、埋め合わせ行為の必
要なしに、手が使用後に乾燥したままであるという消費者の信頼性を提供するテ
ィシュ製品の嵩に関連している。本発明では、全ティシュ製品が約33g/m2
(20lb/3000ft2)乃至約130g/m2(80lb/3000ft2
)の範囲の坪量を有することができる一方、厚い厚さで、低密度の吸収性内層の
坪量は約13g/m2(8lb/3000ft2)乃至約26g/m2(16lb
/3000ft2)の範囲にあることができる。更に好ましくは、ティシュ製品
は約49g/m2(30lb/3000ft2)の坪量を持つことができる一方、
厚い厚さで、低密度の吸収性内層は約20g/m2(12lb/3000ft2
の坪量を持つことができる。さらに、本発明のティシュ製品は約0.04g/c
3または約0.06g/cm3の下限を持つ見掛け密度を有することができる。
同様に、見かけ密度範囲は約0.12g/cm3または約0.08g/cm3の上
限を持つことができる。1つの実施例では、本発明のティシュ製品は約0.07
g/cm3の見掛け密度を有する。さらに、ティシュ製品の厚い厚さで、低密度
の吸収性内層は約0.11g/cm3未満または0.06g/cm3未満の見掛け
密度を有することができる。
【0053】 本発明では、ティシュ製品は約0.0660cm(0.026in)乃至約0
.1118cm(0.044in)の範囲の厚さを有することができ、この範囲
は、製品全体としての厚さの50または66%を占める厚い厚さで、低密度の吸
収性内層に大きく依存している。厚い厚さで、低密度の吸収性内層の厚さは約0
.0254cm(0.010in)または約0.0356cm(0.014in
)の下限の範囲を持つことができる。さらに、内層の厚さ範囲は約0.0762
cm(0.030in)または約0.0610cm(0.024in)の上限を
持つことができる。
【0054】 柔軟性は専門家のあるいは非専門家のパネル評価により一般的に測定される生
理学的に知覚される特性として記述されてきた。知覚される柔軟性は2つの構成
要素すなわち容積柔軟性と表面柔軟性に分解される。表面柔軟性は、表面の非平
坦性と平滑性に関連する一方、容積柔軟性は機械的特性たとえば可とう性のみな
らず圧縮性と弾力性に関連している。圧縮性は製品の、圧力の付与による容積減
少能力の尺度である。弾力性は製品の、その大きさを回復して次の変形を起こす
能力である。可とう性はシート剛さに関連する。
【0055】 本発明のティシュ製品は下限が約20%であり、または下限が約40%である
、以下に記述するように測定された、圧縮性を持つことができる。圧縮性の範囲
の上限は約99%、約70%または約43%であることができる。
【0056】 本発明のティシュ製品の弾力性は圧縮された状態から回復する能力という項目
で測定される。ティシュ製品の回復の測定に用いる方法は以下に記述するように
パーセント弾性反発の項目で測定される。本発明では、ティシュ製品は約30%
または約65%の下限を持つパーセント弾性反発範囲を有する。パーセント弾性
反発範囲の上限は約99%または約85%である。
【0057】 高い柔軟性は可とう性を必要とする。可とう性は材料の曲げこわさの尺度であ
る剛さの関数である。本発明では、ティシュ製品の剛さはCDとMDで測定する。剛
さの測定に用いる方法は以下に記述される。本発明では、ティシュ製品は、約0
.018乃至約0.373gf*cm2/cmの範囲のCD剛さと約0.008乃至
約0.235gf*cm2/cmの範囲のMD剛さを有することができる。
【0058】 製品たとえば使い捨てタオル、手洗い用ティシュ、フェイシャル・タオル、ナ
プキン、および湿潤ワイパーは所定の水準の吸収性を必要とする。ここでは、吸
収性は、構造体により吸収され、かつ保持される蒸留水の測定値である、吸収容
量を意味する。本発明の厚い厚さで、低密度の吸収性内層の親水性繊維は、ティ
シュ製品の毛細管作用とそれに対応する吸収性とを促進する。ティシュ製品の吸
収性測定に用いる方法は以下に記述される。本発明では、ティシュ製品は約15
g水/g乾燥構造体または約19g水/g乾燥構造体の下限を持つ吸収性を有す
る。吸収性範囲の上限は約30g水/g乾燥構造体または約25g水/g乾燥構
造体であることができる。
【0059】 分析方法 (a)試料の調湿と調製 試験に先立ち、試料を、48乃至50%の相対湿度で、かつ22乃至24℃の
温度範囲内で、TGA(熱重量分析)により測定して約5乃至約16%の水分が
得られるまで調湿する。熱重量分析のために、TAインスツルメンツのHi-res.
TGA2950熱重量分析計を使用する。約20mgの試料を秤量してTGA皿
の中に入れる。測定器メーカーの説明書に従って、試料と皿を装置の中に挿入し
て、温度を10℃/1分間の速度で250℃まで上げる。試料のパーセント水分
は重量損失と初期重量を用いて次式のように決定する。
【0060】
【数1】
【0061】 ここで全重量がmg単位である。
【0062】 (b)坪量 8プライからなる1つの積重ね体が事前に調湿された試料からつくられる。8
プライからなる積重ね体は10.16×10.16cm平方(4×4インチ平方
)に断裁される。この断裁を行うためにアクメ・スチール・ルール・ダイ社(Ac
me Steel Rule Die Co.,コネチカット州、ウオーターベリ)の定形打ち抜き型を
使用する。
【0063】 試料重量の実測定のために、感量0.01gの頂部負荷天秤を使用する。8プ
ライからなる積重ね体を頂部負荷天秤の皿の上に載せる。ドラフト・シールドを
用いて、天秤を空気ドラフトと他の外乱要因から保護する。天秤の読みが安定し
たときに重量を記録する。重量はg単位で測定する。
【0064】 重量の読み値を試験したプライの数で割る。重量の読み値はまた通常0.01
03m2(16平方インチ)である試料面積で割る。
【0065】 本明細書で使用の坪量に対する測定単位はg/m2である。これは上述の0.
0103m2を用いて計算する。
【0066】 (c)厚さ 事前調湿した試料を厚さの測定に使用する脚状台の寸法より大きい寸法に断裁
する。使用する脚状台は20.26cm2(3.14in2)の面積の円形である
【0067】 試料を水平な平坦面上に置き、平坦面と水平な荷重面を持つ荷重用脚状台との
間に閉じ込める。ここで、荷重用脚状台の荷重面は約20.26cm2(3.1
4in2)の円形面積を有し、約1448Pa(0.21psi)の閉じ込め圧
力を試料に加える。厚さは、平坦面と荷重用脚上荷重面との間の、結果として得
られる、間隙である。そのような測定は、スウィング―アルバート社(Thwing-A
lbert、ペンシルバニア州、フィラデルフィア)から入手できるVIR電子厚さ
計モデルII上にて得ることができる。厚さ測定は反復して行い、少なくとも5回
記録する。結果はミリメートル単位で報告する。
【0068】 厚さ試験から記録された値の合計は記録された値の数で割る。結果はミリメー
トル単位で報告する。
【0069】 (d)圧縮性 圧縮性は、ティシュ製品の8試料の積重ね体を所定の圧力の影響下に置き、次
ぎに可動面が試料の積重ね体により平行面から置換される直線的間隔を観察する
ことにより測定される。本発明のティシュ製品の8試料の積重ね体に関しては、
置換される直線的間隔は少なくとも約0.2032cm(0.080in)であ
る。圧縮性は次式の表現によりパーセント圧縮性の項目で測定される。
【0070】
【数2】
【0071】 ここで、 T1=ティシュ製品の8試料の元の厚さ(@345Pa(0.05psi)
) T2=ティシュ製品の8試料の圧縮されたの厚さ(@6895Pa(1ps
i)) および
【0072】
【数3】
【0073】 (e)弾力性 本発明では、ティシュ製品の弾力性が、圧縮された状態から弾性反発するまた
は回復するその能力の項目で測定される。平均の圧縮性と弾性反発は、可動面が
、特定の加圧下に置かれているティシュ製品により平行面から置換される直線的
間隔と加圧が排除される特定の時間間隔の後に回復する直線的間隔とを観察する
ことにより測定する。パーセント回復は次式の表現により測定する。
【0074】
【数4】
【0075】 ここで、 T1=ティシュ製品の8試料の元の厚さ(@345Pa(0.05psi)
) T3=ティシュ製品の8試料の回復した厚さ(@345Pa(0.05ps
i))
【0076】 パーセント圧縮性とパーセント弾性反発の循環試験 試料を10.16×10.16cm(4×4in)に断裁する。8試料の積重ね
体を各試験に用いる。試料を平坦面に置く。積重ね体の最初の高さをディジタル
直線計を用いて測定する。ディジタル計器の上の脚状台は3.962cm(1.
56in)の直径を持ち、40gの重さを持ち、積重ね体に345Pa(0.0
5psi)の加圧を付与する。空気圧の台上に863g重の荷重が加えられ、試
料上に加えられる時には6895Pa(1psi)の加圧を与える。試料の高さ
を荷重せずに測定し、荷重を1秒間加え次ぎに排除する。積重ね体の高さを試験
中を通して測定する。測定した積重ね体の高さを基礎にして、%圧縮性と%弾性
反発を上に提示した式表現を用いて計算することができる。
【0077】 (f)剛さ 剛さ測定用装置 ティシュ製品の剛さを純曲げ試験機を用いて測定し、KES−FB2純曲げ試
験機を用いて曲げこわさを決定する。純曲げ試験機はカワバタ評価システムのK
ES−FBシリーズの機器である。装置は、ファブリック、不織布、紙および他
のフィルム状材料の基本的機械特性を測定するように設計されており、加藤鉄工
社(日本、京都)から入手できる。
【0078】 曲げ特性は、補強構造体の評価に重要であり、こわさを決定する重要な方法の
1つである。片持ちばり方法は過去に曲げ特性の測定に用いられてきた。KES
−FB2試験機は純曲げ試験に用いる機器である。片持ちばり方法と異なり、こ
の機器は特別な特徴を有する。全体的ティシュ製品試料が一定半径の円弧に正確
に曲げられ、湾曲の角度が連続的に変更される。
【0079】 剛さ測定の方法 ティシュ製品試料を、それぞれ抄紙方向と幅方向に約15.2×20.3cm
に裁断する。各試料を順番にKES−FB2に挿入すると、試料は、始めに、第
1面が張力を受け、かつ第2面が圧縮力を受けて曲げられる。KES−FB2の
配置では、第1面が右を向き、第2面が左を向いている。前側移動ジョーと後側静
止ジョーとの間の間隔は1cmである。試料を機器内に以下のように固定する。
【0080】 始めに前側移動チャックと後側静止チャックを開いて試料を収容する。試料を
ジョーの頂部と低部の間の途中に挿入する。次に、上部と低部のつまみねじを均
一に締め付けることにより後側静止チャックを閉じて、試料を緩みがないが緊張
し過ぎないように取付ける。次ぎに前側静止チャックのジョーを同様にして閉じ
る。試料をチャックの整然性につき調整し、次ぎに前側ジョーを締付け、試料が確
実に保持されるようにする。前側チャックと後側チャックの間隔(d)は1cmで
ある。
【0081】 機器の出力は、ロード・セル電圧(Vy)と湾曲電圧(Vx)である。ロード
セル電圧は次式のように試料幅に付き標準化された曲げモーメント(M)に変換
される。
【0082】 モーメント(M,gf*cm2/cm)=(Vy*Sy*d)/W ここでVyはロード・セル電圧であり、 Syはgf*cm/V単位の機器の感度であり、 dはチャック間間隔であり、および Wはcm単位の試料幅である。
【0083】 機器の感度スイッチを5×1に設定する。この設定を用いて、機器を2つの5
0g錘を用いて検定する。各錘を糸で釣る。糸を、後側静止チャックの底端部上
のバーの周りに巻き、軸の中央の前と後から伸びているピンに掛ける。1つの錘
糸を、軸の前側を巻いて後側ピンに掛ける。他の錘糸を軸の後側に巻き、前側ピ
ンに掛ける。2つのプーリーを機器の右側と左側に固定する。プーリーの頂部は
中央ピンと水平である。2つの錘を次に同時にプーリー上にかける(1つは左手
に、かつ1つは右手に)。フル・スケール電圧を10Vに設定する。中央軸の直
径は0.5cmである。それ故、モーメント軸の得られるフル・スケール感度(
Sy)は100gf*0.5cm/10V(5gf*cm/V)である。
【0084】 湾曲軸の出力は、支持ダイアルが1.0cm-1に到達したとき測定モーターを
始動する、かつ手動で移動チャックを停止することにより検定される。湾曲軸の
得られる感度(Sx)は2/(ボルト*cm)である。湾曲(K)は次式のよう
に得られる。
【0085】 湾曲(K,cm-1)=Sx*Vx ここでSxは湾曲軸の感度であり、 Vxは出力電圧である。
【0086】 曲げこわさを測定するため移動チャックを0cm-1の湾曲から+1cm-1の、
−1cm-1の、0cm-1の湾曲へと0.5cm-1/sec.の速度で周期的に移
動する。各試料を、4つの完全周期を得るまで連続的に周期移動する。機器の出
力電圧をパーソナル・コンピューターを用いてディジタル・フォーマットにて記
録する。曲げこわさの典型的出力を図4に示す。試験の開始時には試料に張力は
存在しない。試験が開始されると、試料が曲げられるに従いロード・セルが負荷
を検知しはじめる。最初の移動順は、機器の頂部から見て時計回りである。
【0087】 前進曲げではファブリックの第1面は張力下にあり、かつ第2面は圧縮力下に
あると記述される。負荷は、曲げの湾曲が約+1cm-1に到達するまで増加しつ
づけた(これが図4に示すように前進曲げ(FB)である)。約+1cm-1にて
、移動順の向きが逆になる。戻りの間にロード・セルの表示値は減少する。これ
が前進曲げの戻り(FR)である。回転チャックが0を通過するとき、湾曲が逆
向きに始まる、すなわちシート面が今や圧縮され、いかなるシート面も伸張され
ない。後退曲げ(BB)が約−1cm-1まで続き、ここで移動順の向きが逆にな
り、後退曲げの戻り(BR)が得られる。
【0088】 図5に関し、データが以下のように分析される。線形回帰線が、前進曲げ(F
B)と前進曲げの戻り(FR)につき約0.2と0.7cm-1の間に得られる。
線形回帰線が、後退曲げ(BB)と後退曲げの戻り(BR)につき約−0.2と
−0.7cm-1の間に得られる。この線の勾配が曲げこわさ(B)である。それ
はgf*cm2/cmの単位を持つ。
【0089】 これは4つの区分の各々に対する4つのサイクルの各々にgf*cm2/cmの
単位を持つ。前進曲げの曲げこわさはBFBとして記す。4つのサイクルの各区
分の値は平均して、平均のBFB、BFR、BBF、BBRとして報告する。M
DとCDの2つの個別試料を試験する。2つの試料の値を共に平均する。MDと
CDの値を個別に報告する。値を表1に示す。
【0090】
【表1】
【0091】 パフSS−パフ・ソフトとパフ・ストロングとして目下市販中 パフAES−パフ・アドバーンスト・エクストラ・ストレングスとして目下市
販中 コード10−@2.758×106Pa(400psi)でカレンダー掛けさ
れたセルロース性内層を有する、通気空気乾燥方法を使用して製造された2枚の
セルロース性外側プライ コード13−通気空気乾燥方法を用いて製造された4枚のセルロース性プライ 乾式パルプ−中層として乾式乾燥パルプを有する、普通の方法を用いて製造さ
れた2枚のセルロース性外側プライ コットン−中層として綿バットを有する、普通の方法を用いて製造された2枚
のセルロース性外側プライ
【0092】 (g)吸収性 ティシュ製品の吸収性は、ティシュ製品の吸水性(すなわち、速度と容量)を
測定するために特別に設計されたシステムを用いて決定する。ティシュ製品の試
料への水の吸上げは経時獲得(重量)として測定する。
【0093】 この試験は紙製品、特に紙タオル、フェイシャル・ティシュ、手洗い用ティシ
ュおよびナプキン製品の吸収の速度と容量を測定する。直径7.62cm(3i
n)の円を試験用製品の中心部から裁断する。次ぎに、試験用試料を頂部負荷天
秤から吊るした開口織成ネット上に置く。試験用試料の中央部を水源に接触させ
、続いて水を試料中に吸込ませる。水の吸込みを事前設定時間まで継続する。試
料により吸収された水(重量獲得)を時間が終わるまで測定する。試験からg/s
ec単位での試料の吸収速度と流体g/試料gの単位での試料の吸収容量とが得
られる。
【0094】 データ点(すなわち重量と時間)を集積し、コンピュータ・プログラムにより
解析する。各データ点につき、以下の計算を行う(全単位がgである)。
【0095】
【数5】
【0096】 コンピュータ−・プログラムは各データ点につき計算を繰り返す。各データ点を
一緒に平均して、g水/g乾燥構造体として報告する(水のグラム/試料乾燥重
量のグラム)。
【0097】 本発明の特定の実施例が説明され、記述されているが、種々の他の変更と修正が
、本発明の精神と範囲を逸脱せずに為され得ることは等業者に明らかである。本
発明の範囲内であるそのような全ての変更と修正を付属の特許請求の範囲に含め
るように意図されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明による液体不透過性で通気性の障壁層を持つ紙ウェブの断面図
である。
【図2】 図2は、本発明による障壁層を持つ液体不透過性で通気性の紙ウェブを製造す
る装置の模式的側面図である。
【図3】 図3は、少なくとも2つの端部に沿って接着結合を示す、本発明の紙ウェブの、
部分的切取り図で示される、代わりの実施例の平面図である。
【図4】 図4は、曲げこわさ試験に対する典型的出力のプロット図である。
【図5】 図5は、図4の曲げこわさ試験出力の線形回帰分析図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ノーブルス・ケヴィン・ウェンデル アメリカ合衆国 オハイオ州,シンシナ チ,ノースビュー・アベニュー #1, 1530 (72)発明者 ダガス・マイケル・ベルナード アメリカ合衆国 オハイオ州,ワイオミン グ,バーニー・アベニュー,727 (72)発明者 シュタインハード・マーク・ジョン アメリカ合衆国 オハイオ州,シンシナ チ,チェスニー・レーン,8387 (72)発明者 バードン・リー・ミシェル アメリカ合衆国 オハイオ州,メーソン, プラシド・レーク・ドライブ #207, 7435 (72)発明者 ボイル・クリスティン・アン アメリカ合衆国 ケンタッキー州,フッ ト.・トーマス,オハイオ・アベニュー, 5 (72)発明者 ヤング・テリル・アラン アメリカ合衆国 オハイオ州,シンシナ チ,マウント・エアリー・アベニュー, 2607 Fターム(参考) 2D034 AB00 4L047 AA08 AA28 AB02 AB06 BA03 BA09 BB01 BB09 CA07 CA19 CA20 CB01 CB07 CC03 4L055 AA08 AJ01 AJ06 BE14 GA29

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚のセルロース性外側プライと、前記2枚の外側プライの
    間に挿入され、受動的に結合した親水性繊維を含む内層とを有するティシュ製品
  2. 【請求項2】 前記2枚のセルロース性外側プライと、前記2枚の外側プラ
    イの間に挿入され、綿を含む内層とを有するティシュ製品。
  3. 【請求項3】 前記2枚のセルロース性外側プライと、0.11g/cm3
    未満の見掛け密度および0.0432乃至0.0711cmの範囲の厚さを有し
    、前記受動的に結合した親水性繊維を含む内層とを有するティシュ製品。
  4. 【請求項4】 前記2枚のセルロース性外側プライと、0.11g/cm3
    未満の見掛け密度および0.0432乃至0.0711cmの範囲の厚さを有し
    、能動的に結合した親水性繊維を含む内層とを有し、20乃至99%の範囲の圧
    縮性を有するティシュ製品。
  5. 【請求項5】 前記圧縮性が20乃至99%の範囲にある請求項1に記載の
    ティシュ製品。
  6. 【請求項6】 30乃至99%の範囲のパーセント弾性反発を有する請求項
    1に記載のティシュ製品。
  7. 【請求項7】 表面積が451.6cm2未満である請求項1に記載のティ
    シュ製品。
  8. 【請求項8】 全厚さが0.0660乃至0.1118cmの範囲にある全
    厚さを有する請求項1に記載のティシュ製品。
  9. 【請求項9】 前記圧縮性が20乃至99%の範囲にある請求項3に記載の
    ティシュ製品。
  10. 【請求項10】 前記パーセント弾性反発が30乃至99%の範囲にある請
    求項4に記載のティシュ製品。
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