JP2003506564A - 電解質濃度の減少した界面活性剤粒子を有する顆粒洗剤組成物 - Google Patents

電解質濃度の減少した界面活性剤粒子を有する顆粒洗剤組成物

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JP2003506564A JP2001515794A JP2001515794A JP2003506564A JP 2003506564 A JP2003506564 A JP 2003506564A JP 2001515794 A JP2001515794 A JP 2001515794A JP 2001515794 A JP2001515794 A JP 2001515794A JP 2003506564 A JP2003506564 A JP 2003506564A
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Abstract

(57)【要約】 洗剤の約0.01〜約60重量%が、電解質に富む界面活性剤ゾーンおよび電解質に乏しい界面活性剤ゾーンを有する界面活性剤系である、顆粒洗剤組成物が提供される。電解質に富むゾーンは、電解質およびアルキルサルフェート界面活性剤ではないアニオン性界面活性剤を含有しており、該電解質は電解質に富むゾーンの少くとも約20重量%である。電解質に乏しいゾーンは電解質およびアルキルサルフェート界面活性剤を含有しており、該電解質は電解質に乏しいゾーンの約20重量%以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】
本発明は、電解質濃度の減少した界面活性剤粒子を有する顆粒洗剤組成物、特
にカーボネートレベルの減少した界面活性剤粒子を有する洗剤組成物に関する。
【0002】
【発明の背景】
近年、液体洗剤組成物の人気が上昇している。この人気上昇は、顆粒対照品と
比較して、液体洗剤の分散性および溶解性の優越性に大部分が起因している。こ
れらの溶解性および分散性の利点は、伝統的に顆粒洗剤の溶解性が欠ける冷水条
件下、即ち30℃以下のとき特に明らかである。 液体洗剤組成物の利点にもかかわらず、顆粒製品は多くの利点を留めている。
これらの利点には、性能、処方能力、低コストパッケージングおよび高い製品安
定性がある。製品安定性および処方能力の利点は、他の粒子と混合される前に、
諸成分が個別に安定化されて粒子へ分けられるという、顆粒混合物の性質から大
部分が導かれている。最終洗剤組成物中でこの物理的分離があるために、組成物
中で潜在的に不安定な物質、例えばブリーチ、酵素などを用いうる。
【0003】 一般的に、顆粒洗剤組成物の性能は、洗浄水への顆粒の分散性および個別顆粒
の溶解性の双方に依存している。一般的に、両者の性質間には最良のバランスが
ある。よく溶解する粒子は典型的には分散性に乏しく、一方よく分散する粒子は
溶解が遅い。遅い溶解は洗浄に利用しうるクリーニング剤の量を制限することで
クリーニング性能に影響を与えるが、布帛上の不溶性残留物に関して最も消費者
に気づかれやすい影響を有するものは乏しい溶解性である。
【0004】 理論に拘束されることは望まないが、洗剤の残留は界面活性剤顆粒間でゲル様
物質の架橋に大部分が起因していると考えられる。このゲル様残留物は、高度に
粘稠性な界面活性剤ペーストを形成する界面活性剤の部分的溶解に起因している
。このゲル様物質が隣合う粒子と結合すると、かなり大きな“塊”が形成される
。形成されてしまうと、これらの塊‐ゲルは破壊、分散および溶解が難しい。本
発明によると、界面活性剤粒子中に存在する電解質とアルコールサルフェートを
ベースにした界面活性剤の種類との相互作用が、塊‐ゲル形成のせいで洗剤組成
物で特に問題となることがわかった。他方、アルキルベンゼンスルホネートをベ
ースにした界面活性剤の種類は、電解質と相互作用して塊‐ゲルを形成する傾向
がかなり少ない。
【0005】 これらの電解質‐界面活性剤相互作用を最少に抑える1つの手法は、処方物で
電解質の量を単に減らすことである。しかしながら、典型的なアルカリ電解質、
例えば炭酸ナトリウムのこのような減少は、洗浄水pHの減少、ひいては洗剤組
成物のクリーニング性能の減少をもたらす。したがって、増加させないとしても
、処方物中で電解質のレベルを維持することが望ましい。 したがって、液体洗剤組成物よりも処方フレキシビリティー、特に冷水条件下
での溶解性を維持するために、顆粒洗剤組成物に関する溶解問題を改善するニー
ズが残されている。
【0006】
【発明の要旨】
このニーズは本発明によって満たされ、そこでは電解質レベルの減少した界面
活性剤粒子を有する顆粒洗剤組成物が提供されている。本質的に、本発明は、電
解質に富む界面活性剤ゾーンおよび電解質に乏しい界面活性剤ゾーンを有する界
面活性剤系を含んでなる完全処方洗剤組成物の処方に関する。その組成物は別々
な個別の界面活性剤ゾーンからなる単一粒子の形態でも、または各界面活性剤ゾ
ーンが別々な粒子で形成されている多数粒子の形態でもよい。高度に好ましい態
様において、電解質に乏しいゾーンは凝集洗剤粒子であり、電解質に富むゾーン
はスプレードライ洗剤粒子である。組成物は他の洗剤添加成分も含有している。
【0007】 電解質に乏しい界面活性剤ゾーンは、アルキルサルフェート界面活性剤の種類
から選択される界面活性剤または界面活性剤の混合物と一緒に、約20%以下、
更に好ましくは約10%以下、更に一層好ましくは約2%以下、最も好ましくは
約0%の電解質を含んでなる。一方、電解質に富む界面活性剤ゾーンは、アルキ
ルサルフェート界面活性剤ではないアニオン性界面活性剤、好ましくはアルキル
ベンゼンスルホネートから選択される界面活性剤または界面活性剤の混合物と一
緒に、約20%以上、更に好ましくは約35%以上、最も好ましくは約45%以
上の電解質を含んでなる。そのため、電解質がアルキルサルフェート界面活性剤
の近くから離される本発明のゾーン分離により、塊‐ゲル残留物の形成は最少化
および/または減少されて、本発明の顆粒洗剤で優れた溶解および分散双方の特
性をもたらしている。
【0008】 したがって、液体洗剤と同程度の溶解特性を有する優れた性能の顆粒洗剤組成
物を提供することが、本発明の目的である。電解質およびある界面活性剤成分の
ゾーン分離によりこの溶解性をもたらすことが、本発明の別な目的である。アル
キルサルフェート界面活性剤を有する電解質に乏しいゾーンまたは粒子、および
アルキルサルフェートではなくアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤のよう
なアニオン性界面活性剤を有する電解質に富むゾーンを提供することが、本発明
の別な目的である。本発明のこれらおよび他の目的、特徴および利点は、以下の
説明および添付された請求の範囲を読むことで、当業者に明らかとなるであろう
【0009】
【好ましい態様の詳細な説明】定義 ここで用いられている“粒子”という用語は、全サイズ範囲の洗剤最終製品ま
たは材料、あるいは最終洗剤製品または材料混合物中における全サイズ範囲の個
別粒子、凝集物または顆粒を意味する。特に、それは、サイズフラクションが粒
子の混合物中において個別粒子の100%でないかぎり、これらタイプのうちい
ずれの粒子のサイズフラクション(即ち、全サイズ範囲の100%未満である)
に関するものでもない。混合物中における粒子材料の各タイプについて、そのタ
イプの個別粒子の全サイズ範囲は、その粒子が他の粒子と接触しているかどうか
にかかわらず、同様のまたは実質的に類似した組成を有している。凝集材料の場
合、その凝集物自体が個別粒子とみなされ、各個別粒子はそれより小さな主粒子
および結合剤組成物の複合物から構成されてもよい。ここで用いられている“幾
何平均粒径”という語句は、標準質量ベース粒径測定技術、好ましくはドライシ
ービング(dry sieving)により測定されるような、一群の個別粒子の幾何質量メ
ジアン径を意味する。ここで用いられている粒径分布の“幾何標準偏差”または
“スパン”という語句は、上記粒径データに最も適合する対数正規関数の幾何学
的な巾を意味し、累積分布の50th百分位数の径で割った84.13百分位数の
径の比率(D84.13/D50)により得られる;Gotoh et al.,Powder Technolog
y Handbook,pp.6-11,Meral Dekker,1997参照。
【0010】 ここで用いられている“ビルダー”という語句は、洗浄関係で“ビルダー”性
能を有する無機物質、特に洗浄液から水硬度を除去しうる有機または無機物質を
意味する。ここで用いられている“嵩密度”という用語は、過剰の粉末サンプル
を漏斗から滑らかな金属容器(例えば、500ml容量シリンダー)中に注ぎ、
容器の縁上の盛り上がり部分から過剰分をこすり落とし、粉末の残留質量を測定
して、その質量を容器の容量で割ることにより測定されるような、未圧縮未打粉
末嵩密度に関する。
【0011】 本発明は、互いに近接するとき、顆粒洗剤の分散および溶解時に溶解性の低い
ゲルを形成する傾向が増加した、選択された洗剤成分の分離により、優れた溶解
性を有する顆粒洗剤組成物のデザインに関する。塊‐ゲル残留物を形成する傾向
が高いとして特定された洗剤成分は、アルキルサルフェート界面活性剤および電
解質である。電解質は通常洗剤組成物中に存在してアルカリ性、ビルディングな
どのような効果を発揮し、典型的には炭酸塩、塩化物および硫酸塩のようなアル
カリ金属塩として存在する。炭酸ナトリウムが最も典型的であり、本発明による
最も好ましい電解質である。
【0012】 本発明を利用するために、顆粒洗剤は電解質に乏しいおよび電解質に富むゾー
ンに分けられる。電解質に乏しいゾーンは、電解質に富むゾーンに存在するより
も低いレベルの電解質を含有している。そのため、アルキルサルフェート界面活
性剤は電解質に乏しいゾーンに集中しており、界面活性剤の完全溶解前に電解質
との相互作用を最少に抑えられる。電解質に乏しいゾーンは、粒子の約20重量
%以下の電解質、好ましくは粒子の約10重量%以下、最も好ましくは約2重量
%以下の電解質を含有しており、ほぼ0のレベルが最も好ましい。電解質に乏し
いゾーンは、粒子の少くとも約2重量%、更に好ましくは約5%、最も好ましく
は約10%のアルキルサルフェート界面活性剤も含有している。
【0013】 電解質に富むゾーンは、電解質に乏しいゾーンに存在する場合よりも高いレベ
ルの電解質を含有している。したがって、アルキルサルフェート以外のアニオン
性界面活性剤はこの電解質に富むゾーン中に処方してよい。好ましくは、このゾ
ーンにおけるアニオン性界面活性剤はアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤
である。電解質に富むゾーンは、粒子の約20重量%以上の電解質、好ましくは
粒子の約30重量%以上、更に好ましくは約35重量%以上の電解質を含有して
いる。加えて、電解質に富むゾーンは、粒子の約0重量%以上、更に好ましくは
粒子の約2%以上、最も好ましくは約5%以上のアニオン性界面活性剤を含有し
ている。
【0014】 好ましい態様において、電解質に乏しいゾーンおよび電解質に富むゾーンは、
顆粒洗剤へ処方するとき、異なる組成の個別粒子とされる。粒子は、当業者に周
知のようなスプレードライ、凝集、押出し、ペレット化、圧縮および様々な他の
粒子形成プロセスから選択しうる。好ましい例において、ある粒子はスプレード
ライ粒子であり、他の粒子は凝集されている。好ましくは、電解質に富むゾーン
はスプレードライ粒子であり、好ましい電解質に乏しいゾーンは凝集粒子である
。もちろん、当業者であれば、他の粒子形態も有利に用いうることがわかるであ
ろう。別な態様において、電解質に富むゾーンおよび電解質に乏しいゾーンは同
一粒子の別々で個別のゾーンである。例えば、異なる組成の別々なサブ粒子2種
が一緒に凝集されて、ここで記載されているような個別ゾーンを有する単一粒子
を形成してもよい。
【0015】洗浄界面活性剤 本発明で有用なアニオン性界面活性剤は、本発明によると洗剤組成物で電解質
から分離されるアルキルサルフェート界面活性剤と、どちらの粒子に形成しても
よい残りのアニオン性界面活性剤とに分けられる。本発明の目的にとり、アルキ
ルサルフェートはアルキルサルフェート、アルキルアルコキシサルフェート、ア
ルキルスルホネート、アルキルアルコキシカルボキシレート、アルキルアルコキ
シル化サルフェートとして定義され、残りのアニオン性界面活性剤はアルキルベ
ンゼンスルホネート、α‐オレフィンスルホネート、パラフィンスルホネート、
アルキルエステルスルホネート、サルコシネート、タウリネートおよびそれらの
混合物からなる群より選択される。
【0016】 存在するとき、アニオン性界面活性剤は典型的には全体洗剤組成物中に有効量
で存在する。更に好ましくは、組成物は該組成物の少くとも約0.5重量%、更
に好ましくは少くとも約5%、更に一層好ましくは少くとも約10%でアニオン
性界面活性剤を含有してよい。組成物は、好ましくは該組成物の約90重量%以
下、更に好ましくは約50%以下、更に一層好ましくは約30%以下でアニオン
性界面活性剤を含有してよい。
【0017】 単独で優れた全体的クリーニング能力を発揮し、特にポリヒドロキシ脂肪酸ア
ミド(下記参照)と併用されたときに、全範囲の温度、洗浄濃度および洗浄時間
にわたり良好な脂肪/油クリーニング性を発揮して、アルキルサルフェートの溶
解が得られ、しかも液体洗剤処方物で改善された処方性をもたらすアルキルサル
フェート界面活性剤は、式ROSOMの水溶性塩または酸(Rは好ましくはC 10 ‐C24ヒドロカルビル、好ましくはC10‐C20アルキル部分を有する
アルキルまたはヒドロキシアルキル、更に好ましくはC12‐C18アルキルま
たはヒドロキシアルキルであり、MはHまたはカチオン、例えばアルカリ(IA
族)金属カチオン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)、置換または非
置換アンモニウムカチオン、例えばメチル‐、ジメチル‐およびトリメチルアン
モニウム、および四級アンモニウムカチオン、例えばテトラメチルアンモニウム
およびジメチルピペリジニウムカチオン、およびエタノールアミン、ジエタノー
ルアミン、トリエタノールアミンのようなアルカノールアミンから誘導されるカ
チオン、およびそれらの混合物である。典型的には、C12‐16のアルキル鎖
は低い洗浄温度(例えば約50℃以下)で好ましく、C16‐18アルキル鎖は
高い洗浄温度(例えば約50℃以上)で好ましい。
【0018】 本発明によるもう1つの適切なタイプのアルキルサルフェート界面活性剤は、
二級(2,3)アルキルサルフェートである。これらの界面活性剤は、好ましく
は下記式のものである:
【化1】 上記式中xおよび(y+1)は少くとも約7、好ましくは少くとも約9の整数で
ある。好ましくは、これらの界面活性剤は10〜18の炭素原子を有している。
これらアニオン性界面活性剤の適切な例は1966年2月8日付で発行されたMo
rrisのUS3,234,258、1991年12月24日付で発行されたLutzの
US5,075,041、1994年9月20日付で発行されたLutzらのUS5
,349,101および1995年2月14日付で発行されたPrietoのUS5,
389,277で開示されており、各々が参考のためここに組み込まれる。
【0019】 本発明によるもう1つの適切なタイプのアルキルサルフェート界面活性剤は、
アルキルアルコキシル化サルフェートである。これらの界面活性剤は、典型的に
は式RO(A)SOMの水溶性塩または酸であり、ここでRは非置換C10 ‐C24アルキルまたはC10‐C24アルキル部分を有するヒドロキシアルキ
ル基、好ましくはC12‐C20アルキルまたはヒドロキシアルキル、更に好ま
しくはC12‐C18アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキシ
またはプロポキシ単位であり、mはゼロより大きく、典型的には約0.5〜約6
、更に好ましくは約0.5〜約3であり、MはHまたはカチオン、例えば金属カ
チオン(例えばナトリウム、カリウム、リチウム等)、アンモニウムまたは置換
アンモニウムカチオンである。アルキルエトキシル化サルフェートおよびアルキ
ルプロポキシル化サルフェートがここでは考えられる。置換アンモニウムカチオ
ンの具体例には、メチル、ジメチル、トリメチル‐アンモニウムカチオン、並び
にテトラメチルアンモニウムおよびジメチルピペリジニウムカチオンのような四
級アンモニウムカチオン、並びにアルカノールアミン、例えばモノエタノールア
ミン、ジエタノールアミンおよびトリエタノールアミンから誘導されるカチオン
、それらの混合物がある。例示される界面活性剤は、C12‐C18アルキルポ
リエトキシレート(1.0)サルフェート、C12‐C18アルキルポリエトキ
シレート(2.25)サルフェート、C12‐C18アルキルポリエトキシレー
ト(3.0)サルフェートおよびC12‐C18アルキルポリエトキシレート(
4.0)サルフェートであり、ここでMは便宜上ナトリウムおよびカリウムから
選択される。ここで有用な界面活性剤は、天然または合成アルコール原料から製
造しうる。鎖長は、分岐を含めた平均炭化水素分布を表わす。アニオン性界面活
性剤成分には、慣用的なアルコール源、例えば天然アルコール、合成アルコール
、例えばNEODOLTM、ALFOLTM、LIALTM、LUTENSOLTMなどの商品名で販売されてい
るものから誘導されるアルキルサルフェートおよびアルキルエーテルサルフェー
トもある。アルキルエーテルサルフェートもアルキルポリエトキシレートサルフ
ェートとして知られている。
【0020】 本発明によるもう1つのタイプのアルキルサルフェート界面活性剤は、1種以
上の(好ましくは2種以上の混合物)中間鎖分岐界面活性剤、好ましくは下記式
を有する中間鎖分岐アルキルアルコキシアルコール:
【化2】 下記式を有する中間鎖分岐アルキルサルフェート:
【化3】 および下記式を有する中間鎖分岐アルキルアルコキシサルフェート:
【化4】 である;上記において、これら式の分岐一級アルキル部分における炭素原子の総
数(R、RおよびR分岐は含むが、EO/POアルコキシ部分を構成する炭
素原子は含まない)は14〜20である;更にこの界面活性剤混合物の場合に、
上記式を有した分岐一級アルキル部分における炭素原子の平均総数は14.5よ
り大きく約17.5まで(好ましくは約15〜約17)の範囲内である;R、R およびRは各々独立して水素、C‐Cアルキルおよびそれらの混合物か
ら選択され、好ましくはメチルである;但しR、RおよびRがすべて水素で
あることはなく、zが1であるとき、少くともRまたはRは水素ではない。M
は水溶性カチオンであり、2タイプ以上のカチオン、例えばナトリウムおよびカ
リウムの混合物であってもよい。インデックスwは0〜13の整数である;xは
0〜13の整数である;yは0〜13の整数である;zは少くとも1の整数であ
る;但しw+x+y+zは8〜14である。EOおよびPOは下記式を有するエ
チレンオキシ単位およびプロピレンオキシ単位を各々表わす:
【化5】 しかしながら、他のアルコキシ単位、特に1,3‐プロピレンオキシ、ブトキシ
およびそれらの混合物も、中間鎖分岐アルキル部分に付加されるアルコキシ単位
として適している。
【0021】 中間鎖分岐界面活性剤は、好ましくは界面活性剤系からなる混合物である。し
たがって、界面活性剤系がアルコキシル化界面活性剤を含むとき、インデックス
mは界面活性剤の混合物内における平均アルコキシル化度を示す。このように、
インデックスmは少くとも約0.01、好ましくは約0.1、更に好ましくは約
0.5、最も好ましくは約1〜約30、好ましくは約10、更に好ましくは約5
の範囲内である。アルコキシル化界面活性剤のみを含む中間鎖分岐界面活性剤系
を考えたとき、インデックスmの値はmに相当する平均アルコキシル化度の分布
を表わすか、またはそれは正確にmに相当する単位数でアルコキシル化(例えば
、エトキシル化および/またはプロポキシル化)された単一特定鎖でもよい。
【0022】 本発明の界面活性剤系で使用に適した、本発明の好ましい中間鎖分岐界面活性
剤は、下記式:
【化6】 または下記式:
【化7】 を有している;上記式中a、b、dおよびeは、a+bが10〜16で、d+e
が8〜14となるような整数である;Mはナトリウム、カリウム、マグネシウム
、アンモニウムおよび置換アンモニウム、およびそれらの混合物から選択される
【0023】 中間鎖分岐界面活性剤を含んでなる本発明の界面活性剤系は、好ましくは2つ
の態様で処方される。第一の好ましい態様は、25%以下の中間鎖分岐アルキル
単位を含んだ供給原料から形成される中間鎖分岐界面活性剤を含んでなる。した
がって、いずれか他の慣用的な界面活性剤と混合する前に、中間鎖分岐界面活性
剤成分は非直鎖界面活性剤である界面活性剤分子を25%以下で含んでいる。 第二の好ましい態様は、約25〜約70%の中間鎖分岐アルキル単位を含んだ
供給原料から形成される中間鎖分岐界面活性剤を含んでなる。したがって、いず
れか他の慣用的な界面活性剤と混合する前に、中間鎖分岐界面活性剤成分は、非
直鎖界面活性剤である界面活性剤分子を約25〜約70%で含んでいる。
【0024】 これらの界面活性剤は、1997年10月14日付のUS特許出願60/06
1,971、代理人事件No.6881P;1997年10月14日付の60/
061,975、代理人事件No.6882P;1997年10月14日付の6
0/062,086、代理人事件No.6883P;1997年10月14日付
の60/061,916、代理人事件No.6884P;1997年10月14
日付の60/061,970、代理人事件No.6885P;1997年10月
14日付の60/062,407、代理人事件No.6886Pで更に記載され
ている。他の適切な中間鎖分岐界面活性剤は、US特許出願60/032,03
5(事件No.6401P)、60/031,845(事件No.6402P)
、60/031,916(事件No.6403P)、60/031,917(事
件No.6404P)、60/031,761(事件No.6405P)、60
/031,762(事件No.6406P)および60/031,844(事件
No.6409P)でみられる。これらの分岐界面活性剤と慣用的な直鎖界面活
性剤との混合物も、本組成物で使用に適している。
【0025】 本発明によるアルキルサルフェートに含まれない、本発明によるアニオン性界
面活性剤の中で、利用しうるアニオン性界面活性剤の1タイプとしてアルキルエ
ステルスルホネートがある。それらは再生可能な非石油源から製造しうるため、
これらが望ましい。アルキルエステルスルホネート界面活性剤成分の製造は、技
術文献で開示された公知方法に従い行える。例えば、C‐C20カルボン酸の
直鎖エステルは、"The Journal of the American Oil Chemists Society",52(19
75),pp.323-329に従い気体SOでスルホン化しうる。適切な出発物質には、獣
脂、パームおよびココナツ油などから誘導されるような天然脂肪物質がある。
【0026】 特に洗濯適用向けに好ましいアルキルエステルスルホネート界面活性剤には、
下記構造式のアルキルエステルスルホネート界面活性剤がある:
【化8】 上記式中RはC‐C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれ
らの組合せであり、RはC‐Cヒドロカルビル、好ましくはアルキル、ま
たはそれらの組合せであり、Mは水溶性塩形成カチオンである。適切な塩には、
ナトリウム、カリウムおよびリチウム塩のような金属塩、置換または非置換アン
モニウム塩、例えばメチル‐、ジメチル‐、トリメチル‐および四級アンモニウ
ムカチオン、例えばテトラメチルアンモニウムおよびジメチルピペリジニウム、
並びにアルカノールアミン、例えばモノエタノールアミン、ジエタノールアミン
およびトリエタノールアミンから誘導されるカチオンがある。好ましくは、R はC10‐C16アルキルであり、Rはメチル、エチルまたはイソプロピルで
ある。RがC10‐C16アルキルであるメチルエステルスルホネートが特に
好ましい。
【0027】 利用しうるもう1つのタイプのアニオン性界面活性剤として、アルキルベンゼ
ンスルホネートがある。これらには、様々なHFまたは固体HF、例えばDETAL
(UOP)プロセスのような公知のプロセスにより製造されるか、他のルイス
酸触媒、例えばAlClを用いて製造されるか、酸性シリカ/アルミナを用い
て製造されるか、または塩素化炭化水素から製造される、LASとしても知られ
る、ハード(ABS、TPBS)、直鎖タイプ、例えばC‐C20直鎖アルキ
ルベンゼンスルホネート、特にナトリウム直鎖アルキルC10‐C15ベンゼン
スルホネートがある。これらの界面活性剤は、典型的には式RASOMの水溶
性塩または酸であり、ここでRは分岐または直鎖C10‐C24アルキル基、好
ましくはC10‐C20アルキル、更に好ましくはC10‐C18アルキルであ
り、Aはアリール基、好ましくはベンゼンまたはトルエン、更に好ましくはベン
ゼン単位であり、MはHまたはカチオン、例えば金属カチオン(例えばナトリウ
ム、カリウム、リチウム等)、アンモニウムまたは置換アンモニウムカチオンで
ある。
【0028】 本発明の洗濯洗剤組成物の界面活性剤系は、界面活性剤系の約0.001重量
%、好ましくは約1%、更に好ましくは約5%、最も好ましくは約10%〜約1
00%、好ましくは約60%、更に好ましくは約30%の1種以上(好ましくは
2種以上の混合物)の修飾アルキルアリールスルホネート界面活性剤、即ちML
AS、好ましくはアリール単位が下記式を有するベンゼン環である界面活性剤も
含有してよい:
【化9】 上記式中Lは6〜18の炭素原子を有する非環式ヒドロカルビル部分である;R 、RおよびRは各々独立して水素またはC‐Cアルキルであるが、但
しRおよびRはL単位の末端に結合されていない;Mは電荷qを有する水溶
性カチオンであって、aおよびbは電荷中性を満たすように一緒に選択される。
【0029】 これらおよび他の適切なMLAS界面活性剤は、1997年7月21日付で出
願された同時係属US特許出願60/053,319、代理人事件No.676
6P;1997年7月21日付で出願された60/053,318、代理人事件
No.6767P;1997年7月21日付で出願された60/053,321
、代理人事件No.6768P;1997年7月21日付で出願された60/0
53,209、代理人事件No.6769P;1997年7月21日付で出願さ
れた60/053,328、代理人事件No.6770P;1997年7月21
日付で出願された60/053,186、代理人事件No.6771P;199
8年10月20日付で出願された60/105,017、代理人事件No.73
03P;1998年10月20日付で出願された60/104,962、代理人
事件No.7304P;1998年10月20日付で出願された60/104,
962、代理人事件No.7304P;および1999年7月19日付で出願さ
れた60/144,519、代理人事件No.7663Pで更に記載されている
。ここで記載されたもののような、これらの修飾界面活性剤と慣用的な界面活性
剤および/または分岐界面活性剤との混合物も、本組成物で使用に適している。
【0030】 適切なアニオン性界面活性剤の例は、"Surface Active Agents and Detergent
s"(Vol.IおよびII by Schwartz,Perry and Berch)で示されている。様々なこの
ような界面活性剤は、1975年12月30日付でLaughlinらに発行されたUS
特許3,929,678の第23欄58行目〜第29欄23行目でも一般的に開
示されている。
【0031】 洗浄目的に有用な他のアニオン性界面活性剤も、本組成物中に含有させてよい
。これらには、石鹸の塩(例えば、ナトリウム、カリウム、アンモニウムおよび
置換アンモニウム塩、例えばモノ、ジおよびトリエタノールアミン塩を含む)、
‐C22一級または二級アルカンスルホネート、C‐C24オレフィンス
ルホネート、例えば英国特許明細書第1,082,179号で記載されたように
、アルカリ土類金属シトレートの熱分解産物のスルホン化により製造されるスル
ホン化ポリカルボン酸、アルキルグリセロールスルホネート、脂肪アシルグリセ
ロールスルホネート、脂肪オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノ
ールエチレンオキシドエーテルサルフェート、パラフィンスルホネート、アルキ
ルホスフェート、アシルイセチオネートのようなイセチオネート、N‐アシルタ
ウレート、メチルタウリドの脂肪酸アミド、アルキルサクシナメートおよびスル
ホサクシネート、スルホサクシネートのモノエステル(特に飽和および不飽和C 12 ‐C18モノエステル)、スルホサクシネートのジエステル(特に飽和およ
び不飽和C‐C14ジエステル)、N‐アシルサルコシネート、アルキルポリ
グルコシドのサルフェートのようなアルキル多糖のサルフェート(ノニオン性非
サルフェート化合物が以下で記載されている)、分岐一級アルキルサルフェート
、式RO(CHCHO)CHCOO(RはC‐C22アルキル
であり、kは1〜10の整数であり、Mは可溶性塩形成カチオンである)のよう
なアルキルポリエトキシカルボキシレート、イセチオン酸でエステル化されて水
酸化ナトリウムで中和された脂肪酸がある。トール油中に存在するか、またはそ
れから誘導される、ロジン、水素化ロジン、樹脂酸および水素化樹脂酸のような
、樹脂酸および水素化樹脂酸も適切である。別な例は、"Surface Active Agents
and Detergents"(Vol.IおよびII by Schwartz,Perry and Berch)で示されてい
る。様々なこのような界面活性剤は、1975年12月30日付でLaughlinらに
発行されたUS特許3,929,678の第23欄58行目〜第29欄23行目
でも一般的に開示されている。
【0032】 もう1つのタイプの有用なアニオン性界面活性剤はいわゆるジアニオン系であ
る。これらは界面活性剤分子に少くとも2つのアニオン基を存在させた界面活性
剤である。一部の適切なジアニオン性界面活性剤は、すべて1996年6月28
日付で出願された同時係属USSN60/020,503(事件No.6160
P)、60/020,772(事件No.6161P)、60/020,928
(事件No.6158P)、60/020,832(事件No.6159P)お
よび60/020,773(事件No.6162P)、並びに1996年8月8
日付で出願された60/023,539(事件No.6192P)、60/02
3,493(事件No.6194P)、60/023,540(事件No.61
93P)および60/023,527(事件No.6195P)で更に記載され
ており、それらの開示は参考のためここに組み込まれる。
【0033】洗剤成分 洗剤組成物は洗剤ビルダーを含有することができ、好ましくは含有する。ビル
ダーは、通常、様々な水溶性アルカリ金属、アンモニウムまたは置換アンモニウ
ムのホスフェート、ポリホスフェート、ホスホネート、ポリホスホネート、カー
ボネート、シリケート、ボレート、ポリヒドロキシスルホネート、ポリアセテー
ト、カルボキシレートおよびポリカルボキシレートから選択される。上記のアル
カリ金属、特にナトリウム塩が好ましい。ここで使用上好ましいものは、ホスフ
ェート、カーボネート、シリケート、C10-18脂肪酸、ポリカルボキシレートお
よびそれらの混合物である。更に好ましいものは、ナトリウムトリポリホスフェ
ート、テトラナトリウムピロホスフェート、シトレート、タートレートモノおよ
びジサクシネート、ナトリウムシリケートおよびそれらの混合物である(下記参
照)。
【0034】 無機リン酸ビルダーの具体例は、ナトリウムおよびカリウムトリポリホスフェ
ート、ピロホスフェート、約6〜21の重合度を有するポリマーメタホスフェー
ト、およびオルトホスフェートである。ポリホスホネートビルダーの例は、エチ
レンジホスホン酸のナトリウムおよびカリウム塩、エタン1‐ヒドロキシ‐1,
1‐ジホスホン酸のナトリウムおよびカリウム塩、並びにエタン1,1,2‐ト
リホスホン酸のナトリウムおよびカリウム塩である。他のリンビルダー化合物は
US特許3,159,581、3,213,030、3,422,021、3,
422,137、3,400,176および3,400,148で開示されてお
り、それらすべてが参考のためここに組み込まれる。
【0035】 非リン無機ビルダーの例は、ナトリウムおよびカリウムカーボネート、ビカー
ボネート、セスキカーボネート、テトラボレート十水物、および約0.5〜約4
.0、好ましくは約1.0〜約2.4のSiO対アルカリ金属酸化物の重量比
を有するシリケートである。ここで有用な水溶性非リン有機ビルダーには、様々
なアルカリ金属、アンモニウムおよび置換アンモニウムのポリアセテート、カル
ボキシレート、ポリカルボキシレートおよびポリヒドロキシスルホネートがある
。ポリアセテートおよびポリカルボキシレートビルダーの例は、エチレンジアミ
ン四酢酸、ニトリロ三酢酸、オキシジコハク酸、メリット酸、ベンゼンポリカル
ボン酸およびクエン酸のナトリウム、カリウム、リチウム、アンモニウムおよび
置換アンモニウム塩である。
【0036】 ポリマーポリカルボキシレートビルダーは、1967年3月7日付で発行され
たDiehlのUS特許3,308,067で記載されており、その開示は参考のた
めここに組み込まれる。このような物質には、脂肪族カルボン酸、例えばマレイ
ン酸、イタコン酸、メサコン酸、フマル酸、アコニチン酸、シトラコン酸および
メチレンマロン酸のホモおよびコポリマーの水溶性塩がある。これら物質の一部
は後記のような水溶性アニオン性ポリマーとして有用であるが、但し非石鹸アニ
オン性界面活性剤との完全混合物のときのみである。
【0037】 ここで使用に適した他のポリカルボキシレートは、1979年3月13日付で
発行されたCrutchfieldらのUS特許4,144,226および1979年3月
27日付で発行されたCrutchfieldらのUS特許4,246,495で記載され
たポリアセタールカルボキシレートであり、その双方とも参考のためここに組み
込まれる。これらのポリアセタールカルボキシレートは、グリオキシル酸のエス
テルおよび重合開始剤を重合条件下で一緒にすると製造しうる。次いで、得られ
たポリアセタールカルボキシレートエステルは、アルカリ溶液中で急速な解重合
に対してポリアセタールカルボキシレートを安定化させるために、化学的に安定
な末端基に結合されて、対応する塩に変換されてから、洗剤組成物へ加えられる
。特に好ましいポリカルボキシレートビルダーは、1987年5月5日付で発行
されたBushらのUS特許4,663,071で記載されたタートレートモノサク
シネートおよびタートレートジサクシネートの組合せからなるエーテルカルボキ
シレートビルダー組成物であり、その開示は参考のためここに組み込まれる。
【0038】 式SiO・MO(Mはアルカリ金属である)で表わされ、約0.5〜約4
.0のSiO:MO重量比を有する固形水溶性シリケートは、無水重量ベー
スで約2〜約15%、好ましくは約3〜約8%のレベルで、本発明の洗剤顆粒に
有用な塩である。無水または水和粒状シリケートも利用しうる。
【0039】 何種類もの追加成分を顆粒洗剤組成物中の成分として含有させてもよい。これ
らには、他の洗浄ビルダー、ブリーチ、ブリーチアクチベーター、起泡増強剤ま
たは起泡抑制剤、さび防止および腐食防止剤、汚れ懸濁剤、汚れ放出剤、殺菌剤
、pH調整剤、非ビルダーアルカリ源、キレート化剤、スメクタイトクレー、酵
素、酵素安定剤および香料がある。参考のためここに組み込まれる、1976年
2月3日付で発行されたBaskerville,Jr.らのUS特許3,936,537参照
【0040】 漂白剤およびアクチベーターは、1983年11月1日付で発行されたChung
らのUS特許4,412,934および1984年11月20日付で発行された
HartmanのUS特許4,483,781で記載されており、その双方とも参考の
ためここに組み込まれる。キレート化剤も、参考のためここに組み込まれる、Bu
shらのUS特許4,663,071明細書、第17欄54行目〜第18欄68行
目で記載されている。泡調整剤も任意成分であり、1976年1月20日付で発
行されたBartolettaらのUS特許3,933,672および1979年1月23
日付で発行されたGaultらの4,136,045で記載されており、双方とも参
考のためここに組み込まれる。
【0041】 ここで使用に適したスメクタイトクレーは、参考のためここに組み込まれる、
1988年8月9日付で発行されたTuckerらのUS特許4,762,645明細
書、第6欄3行目〜第7欄24行目で記載されている。ここで使用に適した追加
洗浄ビルダーは、Baskerville特許明細書、第13欄54行目〜第16欄16行
目、および1987年5月5日付で発行されたBushらのUS特許4,663,0
71で列挙されており、双方とも参考のためここに組み込まれる。
【0042】 下記例は説明目的のみで示されており、添付された請求の範囲を何らかで制限
するものとみなすべきではない。
【0043】例中で用いられている略号 洗剤組成物において、略記された成分表示は以下の意味を有している: LAS :ナトリウム直鎖C11-13アルキルベンゼンスルホネート TAS :ナトリウムタローアルキルサルフェート C45AS :ナトリウムC14‐C15アルキルサルフェート C45E3S:3モルのエチレンオキシドと縮合された ナトリウムC14‐C15アルキルサルフェート QAS :R(CH)(COH)(R=C12‐C14) 石鹸 :獣脂およびココナツ脂肪酸の80/20混合物から得られる ナトリウム直鎖アルキルカルボキシレート ゼオライトA:0.1〜10μm範囲の主粒径を有する 式Na12(AlOSiO)12・27HOの水和ナトリウ ムアルミノシリケート(無水ベースで表示された重量)NaSKS ‐6:式δ‐NaSiの結晶積層シリケート クエン酸 :無水クエン酸 炭酸塩 :200〜900μmの粒径を有する無水炭酸ナトリウム 重炭酸塩 :400〜1200μmの粒径分布を有する無水重炭酸ナトリウム シリケート :非晶質ケイ酸ナトリウム(SiO:NaO=2.0:1) サルフェート:無水硫酸ナトリウム 硫酸Mg :無水硫酸マグネシウム シトレート :425〜850μmの粒径分布を有する 活性86.4%のクエン酸三ナトリウム二水物 MA/AA :1:4マレイン/アクリル酸のコポリマー、 平均分子量約70,000 AA :平均分子量4500のナトリウムポリアクリレートポリマー CMC :ナトリウムカルボキシメチルセルロース プロテアーゼ:WO95/10591に記載されて、Genencor Int.Inc.から 販売されている、4重量%の活性酵素を有したタンパク質分解酵素 セルラーゼ :商品名CarezymeでNOVO Industries A/Sから販売されている 0.23重量%の活性酵素を有したセルロース分解酵素 アミラーゼ :商品名Termamyl 120TでNOVO Industries A/Sから 販売されている1.6重量%の活性酵素を有したデンプン分解酵素 リパーゼ :商品名LipolaseでNOVO Industries A/Sから販売されている 2.0重量%の活性酵素を有した脂肪分解酵素 ペルボレート:過ホウ酸ナトリウム ペルカーボネート:過炭酸ナトリウム NOBS :ナトリウム塩形のノナノイルオキシベンゼンスルホネート NAC‐OBS:(6‐ノナミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート TAED :テトラアセチルエチレンジアミン DTPA :ジエチレントリアミン五酢酸 EDDS :ナトリウム塩形のエチレンジアミン‐N,N′‐二コハク酸, (S,S)異性体 光活性化ブリーチ:デキストリン可溶性ポリマー中に封入された スルホン化亜鉛フタロシアニン 増白剤 :4,4′‐ビス〔(4‐アニリノ‐6‐モルホリノ‐1,3,5 ‐トリアジン‐2‐イル)アミノ〕スチルベン‐2,2′‐ ジスルホン酸二ナトリウム HEDP :1,1‐ヒドロキシエタンジホスホン酸 PEGx :分子量x(典型的には4000)のポリエチレングリコール QEA :ビス〔(CO)(CO)〕(CH)‐N‐ C12‐N‐(CH) ビス〔(CO)‐(CO)〕(n=20〜30) SRP :ジエトキシル化ポリ(1,2‐プロピレンテレフタレート) 短ブロックポリマー シリコーン消泡剤:10:1〜100:1の泡調整剤:分散剤の比率を有する、 分散剤としてシロキサン‐オキシアルキレンコポリマーを含んだ ポリジメチルシロキサン泡調整剤 下記例において、すべてのレベルは組成物の重量%として示されている:
【0044】例I 下記組成物は本発明による。 A B C D E F G H Iスプレードライ顆粒 LAS 10.0 10.0 15.0 5.0 5.0 10.0 ‐ ‐ ‐ QAS ‐ ‐ 1.0 1.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ DTPA、HEDPおよび/またはEDDS 0.3 0.3 0.5 0.3 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ MgSO 0.5 0.5 0.1 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ クエン酸ナトリウム ‐ ‐ ‐ 3.0 5.0 ‐ ‐ ‐ ‐ 炭酸ナトリウム 10.0 10 15 10 7 10 ‐ ‐ ‐ 硫酸ナトリウム 5.0 5.0 ‐ ‐ 5.0 3.0 ‐ ‐ ‐ ケイ酸ナトリウム1.6R ‐ ‐ ‐ ‐ 2.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ゼオライトA 16.0 18.0 20.0 20.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ SKS‐6 ‐ ‐ ‐ 3.0 5.0 ‐ ‐ ‐ ‐ MA/AAまたはAA 1.0 2.0 11.0 ‐ ‐ 2.0 ‐ ‐ ‐ PEG4000 ‐ 2.0 ‐ 1.0 ‐ 1.0 ‐ ‐ ‐ QEA 1.0 ‐ ‐ ‐ 1.0 ‐ ‐ ‐ ‐ 増白剤 0.05 0.05 0.05 ‐ 0.05 ‐ ‐ ‐ ‐ シリコーン油 0.01 0.01 0.01 ‐ ‐ 0.01 ‐ ‐ ‐凝集物 LAS ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 0.2 0.2 0.01 C45AS ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 2.0 ‐ 1.0 AE ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 1.0 0.5 炭酸塩 ‐ ‐ ‐ ‐ 4.0 1.0 1.0 1.0 ‐ クエン酸ナトリウム ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 5.0 CFAA ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ クエン酸 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 4.0 ‐ 1.0 1.0 QEA ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 2.0 2.0 1.0 ‐ SRP ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 1.0 1.0 0.2 ‐ ゼオライトA ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 15.0 26.0 15.0 16.0 ケイ酸ナトリウム ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ PEG ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 4.0 ‐ ‐ビルダー凝集物 SKS‐6 6.0 ‐ ‐ ‐ 6.0 3.0 ‐ 7.0 10.0 LAS 4.0 5.0 ‐ ‐ 5.0 3.0 ‐ 10.0 12.0ドライ添加粒状成分 リンゴ酸/炭酸塩/重炭酸塩(40:20:40) 8.0 ‐ 10.0 4.0 ‐ 8.0 ‐ ‐ 4.0 QEA ‐ ‐ ‐ 0.2 0.5 ‐ ‐ ‐ ‐ NACAOBS 3.0 ‐ ‐ 1.5 ‐ ‐ ‐ 2.5 ‐ NOBS ‐ 3.0 3.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 5.0 TAED 2.5 ‐ ‐ 1.5 2.5 6.5 ‐ 1.5 ‐ LAS(フレーク) 10.0 10.0 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 8.0 ‐スプレーオン 増白剤 0.2 0.2 0.3 0.1 0.2 0.1 ‐ 0.6 ‐ 染料 ‐ ‐ ‐ 0.3 0.05 0.1 ‐ ‐ ‐ AE7 ‐ ‐ ‐ ‐ ‐ 0.5 ‐ 0.7 ‐ 香料 ‐ ‐ ‐ 0.8 ‐ 0.5 ‐ 0.5 ‐ドライ添加 シトレート ‐ ‐ 20.0 4.0 ‐ 5.0 15.0 ‐ 5.0 ペルカーボネート 15.0 3.0 6.0 10.0 ‐ ‐ ‐ 18.0 5.0 ペルボレート ‐ ‐ ‐ ‐ 6.0 18.0 ‐ ‐ ‐ フォトブリーチ 0.02 0.02 0.02 0.1 0.05 ‐ 0.3 ‐ 0.03 酵素(セルラーゼ、アミラーゼ、プロテアーゼ、リパーゼ) 1.3 0.3 0.5 0.5 0.8 2.0 0.5 0.16 0.2 炭酸塩 0.0 10.0 ‐ ‐ ‐ 5.0 8.0 10.0 5.0 香料(封入) 0.6 0.5 0.5 ‐ 0.3 0.5 0.2 0.1 0.6 起泡抑制剤 1.0 0.6 0.3 ‐ 0.10 0.5 1.0 0.3 1.2 石鹸 0.5 0.2 0.3 3.0 0.5 ‐ ‐ 0.3 ‐ クエン酸 ‐ ‐ ‐ 6.0 6.0 ‐ ‐ ‐ 5.0 着色炭酸塩(青色、緑色)0.5 0.5 1.0 2.0 ‐ 0.5 0.5 0.5 1.0 SKS‐6 ‐ ‐ ‐ 4.0 ‐ ‐ ‐ 6.0 ‐ フィラー100%まで 上記組成物は約1.2の幾何標準偏差で約850ミクロンの幾何平均粒径を有
する粒子を少くとも90重量%有している。意外にも、その組成物は改善された
美観性、流動性および溶解性を有している。 このように本発明を詳細に記載してきたが、様々な変更が発明の範囲から逸脱
せずに行えて、発明が明細書で記載されたものに限定されるものでないことは、
当業者に明らかであろう。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW (72)発明者 ポール、アール.モート、ザ、サード アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 コンプトン、ロード、510 (72)発明者 デイビッド、スコット、ボーレン アメリカ合衆国オハイオ州、ウェスト、チ ェスター、ハードレイ、ドライブ、9420 (72)発明者 シャロン、アン、グレイブス アメリカ合衆国インジアナ州、ローレンス バーグ、パー、ドライブ、19188 (72)発明者 レスター、ジョン、ホリハン アメリカ合衆国ケンタッキー州、アレキサ ンドリア、バース、ブランチ、ロード、 419 Fターム(参考) 4H003 AB19 AB26 AC08 AE06 BA09 BA10 CA20 CA21 EA12 EA15 EA16 EA24 EA28 EB08 EB16 EB30 EB36 EB37 EC01 EE03 FA09 FA12 FA16 FA26 FA32

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 i)組成物の0.01〜60重量%の、電解質に富む界面活性剤ゾーンおよび
    電解質に乏しい界面活性剤ゾーンを有する界面活性剤系、但し、上記電解質に富
    むゾーンが、電解質およびアルキルサルフェート界面活性剤ではないアニオン性
    界面活性剤で特徴づけられ、該電解質が上記電解質に富むゾーンの少くとも20
    重量%で特徴づけられ、上記電解質に乏しいゾーンが電解質およびアルキルサル
    フェート界面活性剤で特徴づけられ、該電解質が上記電解質に乏しいゾーンの2
    0重量%未満で特徴づけられる、および ii)洗剤添加成分で特徴づけられる残部 により特徴づけられる顆粒洗剤組成物。
  2. 【請求項2】 電解質に富むゾーンおよび電解質に乏しいゾーンが、洗剤粒子内の個別のゾー
    ンである、請求項1に記載の洗剤組成物。
  3. 【請求項3】 電解質に富むゾーンおよび電解質に乏しいゾーンが、洗剤組成物内で別々の個
    別の粒子である、請求項1または2に記載の洗剤組成物。
  4. 【請求項4】 電解質に富むゾーン中の電解質が、該ゾーンの少くとも35重量%で特徴づけ
    られる、請求項1〜3のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
  5. 【請求項5】 電解質に乏しいゾーン中の電解質が、該ゾーンの10重量%未満、好ましくは
    該ゾーンの2重量%未満で特徴づけられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載
    の洗剤組成物。
  6. 【請求項6】 アルキルサルフェート界面活性剤が、C14‐C15アルキルサルフェート混
    合物から選択される、請求項1〜5のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
  7. 【請求項7】 電解質に富むゾーンが、少くとも2重量%のアルキルベンゼンスルホネート界
    面活性剤で特徴づけられる、請求項1〜6のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
  8. 【請求項8】 電解質に乏しいゾーンが、少くとも2重量%のアルキルサルフェート界面活性
    剤で特徴づけられる、請求項1〜7のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
  9. 【請求項9】 アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤が、C11‐C13アルキルベンゼ
    ンスルホネート界面活性剤から選択される、請求項1〜8のいずれか一項に記載
    の洗剤組成物。
  10. 【請求項10】 電解質が、アルカリ金属塩である、請求項1〜9のいずれか一項に記載の洗剤
    組成物。
  11. 【請求項11】 電解質が、炭酸アルカリ金属塩である、請求項1〜10のいずれか一項に記載
    の洗剤組成物。
  12. 【請求項12】 i)粒子が該粒子の少くとも2重量%のアルキルベンゼンスルホネート界面活
    性剤および該粒子の少くとも20重量%の電解質で特徴づけられる、スプレー乾
    燥された界面活性剤粒子;および ii)粒子が該粒子の少くとも2重量%のアルキルサルフェート界面活性剤およ
    び該粒子の10重量%未満の電解質で特徴づけられる、凝集界面活性剤粒子 により特徴づけられる、少くとも450g/Lの平均嵩密度を有した顆粒洗剤組
    成物。
  13. 【請求項13】 アルキルサルフェート界面活性剤が、C14‐C15アルキルサルフェートか
    ら選択される、請求項1〜12のいずれか一項に記載の洗剤組成物。
  14. 【請求項14】 アルキルベンゼンスルホネート界面活性剤が、C11‐C13アルキルベンゼ
    ンスルホネート界面活性剤から選択される、請求項1〜13のいずれか一項に記
    載の洗剤組成物。
  15. 【請求項15】 電解質が、アルカリ金属塩である、請求項1〜14のいずれか一項に記載の洗
    剤組成物。
  16. 【請求項16】 電解質が、炭酸アルカリ金属塩である、請求項1〜15のいずれか一項に記載
    の洗剤組成物。
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