JP2001520271A - 中鎖分岐界面活性剤を含む高密度顆粒状洗剤組成物の製造方法 - Google Patents

中鎖分岐界面活性剤を含む高密度顆粒状洗剤組成物の製造方法

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JP2001520271A JP2000516007A JP2000516007A JP2001520271A JP 2001520271 A JP2001520271 A JP 2001520271A JP 2000516007 A JP2000516007 A JP 2000516007A JP 2000516007 A JP2000516007 A JP 2000516007A JP 2001520271 A JP2001520271 A JP 2001520271A
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マイケル、クリス、ジェンセン
福 次 海老原
野 晃 紹 龍
谷 靖 彦 渋
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Abstract

(57)【要約】 中鎖分岐界面活性剤および他の出発洗剤成分からコンパクト顆粒状洗剤組成物を直接製造する方法を開示する。中鎖分岐界面活性剤は、平均炭素数が14.5を超える、中鎖分岐第1級アルキルサルフェート界面活性剤および中鎖分岐第1級アルキルアルコキシル化サルフェート界面活性剤である。本製法では、界面活性剤ペーストおよび乾燥洗剤成分の混合、得られたスラリーの噴霧乾燥、噴霧乾燥した顆粒の圧縮、顆粒の粉砕および被覆を行ない、最終的な洗剤製品を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の分野 本発明は、一般的には顆粒状洗剤組成物の製造方法に関する。より詳しくは、
本発明は、中鎖分岐界面活性剤を1成分とする出発洗剤材料から高密度洗剤組成
物を製造する製法に関する。中鎖分岐界面活性剤は、平均炭素数が14.5を超
える中鎖分岐第1級アルキルサルフェート界面活性剤および中鎖分岐第1級アル
キルアルコキシル化サルフェート界面活性剤である。本製法は、最新のコンパク
ト洗剤製品として販売できる自由流動性の顆粒状洗剤組成物を製造する。
【0002】 発明の背景 近年、洗剤業界では、「コンパクト」であり、従って使用量が小さい洗濯用洗
剤に対する関心が著しく高くなっている。これらのいわゆる低使用量洗剤を効率
的に製造するために、高かさ密度、例えば密度が600 g/l以上、の洗剤を製造
するための多くの試みがなされている。低使用量洗剤は、資源を保護し、消費者
にとってより都合の良い小形包装で販売できるので、現在需要が高い。
【0003】 一般的に、洗剤顆粒または粉末を製造できる2種類の主要製法がある。第一の
種類の製法では、水性洗剤スラリーを噴霧乾燥塔で噴霧乾燥し、非常に多孔質な
洗剤顆粒を製造する。第二の種類の製法では、様々な洗剤成分を乾燥混合した後
、結合剤、例えば非イオン系または陰イオン系界面活性剤、で凝集させる。どち
らの製法でも、得られる洗剤顆粒の密度を支配する最も重要なファクターは、各
種出発材料の密度、気孔率および表面積、およびそれらの個々の化学組成である
。 この分野では、洗剤顆粒または粉末の密度を増加する製法に関心が集まって
いる。噴霧乾燥した顆粒を、塔後の処理により、緻密化することが特に注目され
ている。例えば、一つの試みでは、バッチ製法で、トリポリリン酸ナトリウムお
よびナトリウムサルフェートを含む噴霧乾燥した、または造粒した洗剤粉末をMa
rumerizer (商品名)中で緻密化し、球形にしている。この装置は、実質的に垂
直で平滑な壁を有するシリンダー中の底部に配置された、実質的に水平で粗面化
された、回転可能なテーブルを含んでなる。しかし、この製法は、実質的にバッ
チ製法であり、従って、洗剤粉末の大規模生産にはあまり適していない。より最
近では、「塔後の」または噴霧乾燥した洗剤顆粒の密度を増加するための他の製
法が開発されている。典型的には、その様な製法は、顆粒を粉末化または粉砕す
る第一装置および粉末化された顆粒の密度を凝集により増加する第二装置を必要
とする。これらの製法は、「塔後の」または噴霧乾燥した顆粒を処理または緻密
化することにより、所望の密度増加を達成する。しかし、典型的な「塔後の」製
法は、妥当な流動特性および一定の粒子径を有する顆粒状洗剤製品の製造にはま
ったく適していない。そのため、妥当な流動および粒子径特性(すなわちより狭
い粒子径分布)を有するコンパクト顆粒状洗剤製品を製造する方法が求められて
いる。
【0004】 さらに、洗剤処方者にとって洗剤組成物中に界面活性剤およびそれらの組合せ
を使用することは長年にわたって実際に行なわれて来たことである。例えば、各
種の陰イオン系界面活性剤、特にアルキルベンゼンスルホネート、アルキルサル
フェート、アルキルアルコキシサルフェート、および各種の非イオン系界面活性
剤、例えばアルキルエトキシレートおよびアルキルフェノールエトキシレート、
が洗剤組成物に一般的に使用されている。界面活性剤は、非常に様々な汚れや染
を除去できる洗剤成分として使用されている。しかし、新規な改良された界面活
性剤を提供することにより、洗剤組成物の洗浄特性を改良する努力が洗剤製造業
者により常になされている。陰イオン系界面活性剤に通常関連する一つの問題は
、冷水および/または硬水に対する弱点である。特に低温洗浄水条件下で、およ
び/または硬水中で使用する顆粒状洗剤組成物に関して、現在の標準を超える、
改良された洗浄性能を達成することは困難である。そのため、非常に様々な汚れ
や染に対して改良された洗浄性能を示す洗剤組成物の製造方法が望まれている。
【0005】 従って、この分野では、妥当な流動および粒子径特性(すなわちより狭い粒子
径分布)を有するコンパクト顆粒状洗剤製品を製造する方法が求められている。
この分野では、非常に様々な汚れや染に対して改良された洗浄性能を示す界面活
性剤を包含する、その様な製法も求められている。また、低使用量またはコンパ
クト洗剤の大規模製造を達成するのに、より効率的で経済的な製法も必要とされ
ている。
【0006】 背景技術 下記の文献は噴霧乾燥顆粒の緻密化に関する。Appel et al.、米国特許第5,
133,924号明細書(Lever) 、Bortolotti et al. 、米国特許第5,160
,657号明細書(Lever) 、Johnson et al.、英国特許第1,517,713号
明細書(Unilever)、およびCurtis、ヨーロッパ特許出願第451,894号明細
書。下記の文献は凝集による洗剤製造に関する。Beerse et al. 米国特許第5,
108,646号明細書(Procter & Gamble)、Hollingsworth et al.、ヨーロッ
パ特許出願第351,937号明細書(Unilever)、Swatling et al. 、米国特許
第5,205,958号明細書、およびCapeci et al. 米国特許第5,366,
652号明細書(Procter & Gamble)。de Witt, et al. への米国特許第3,48
0,556号明細書、1969年11月25日、ヨーロッパ特許第439,31
6号明細書、Lever により1991年7月31日公開、およびヨーロッパ特許第
684,300号明細書、Lever により1995年11月29日公開、はベータ
分岐アルキルサルフェートを記載している。ヨーロッパ特許第439,316号
明細書は、特殊な市販C14/C15分岐第1級アルキルサルフェート、すなわちLI
AL 145サルフェート、を含む特定の洗濯用洗剤組成物を記載している。これは、
61%の分岐を2位置に有し、この30%が、炭素数が4以上である炭化水素鎖
を含む分岐が関与していると考えられる。米国特許第3,480,556号明細
書は、10〜90部の直鎖第1級アルキルサルフェートおよび90〜10部の、
下記の式を有するベータ分岐(2位置分岐)第1級アルコールサルフェートの混
合物を開示している。
【0007】
【化2】 式中、炭素原子の総数は12〜20であり、R1は炭素数が9〜17である直鎖
アルキル基であり、R2は炭素数が1〜9である直鎖アルキル基である(67%
2−メチルおよび33%2−エチル分岐が例示されている)。
【0008】 上記の様に、R.G. Laughlin は「The Aqueous Phase Behavior of Sufactants」
、Academic Press, N.Y.(1994)p.347 で、分岐が2−アルキル位置からアルキル
疎水性材料の中心に向かって移動するにつれて、クラフト温度の低下があるとい
う観察を記載している。Finger et al., 「Detergent alcohols-the effect of a
lcohol structure and molecular weight on surfactant properties」, J. Amer
. Oil Chemist's Society, Vol. 44, p.525(1967) およびTechnical Bulletin,
Shell Chemical Co., SC; 364-80も参照。
【0009】 ヨーロッパ特許第342,917A号明細書、Unilever、1989年11月2
3日公開、は、主要陰イオン系界面活性剤が、「広い範囲」のアルキル鎖長(実
験からココナッツおよびタロウ鎖長界面活性剤の混合を含むと思われる)を有す
ると主張されるアルキルサルフェートである界面活性剤系を含む洗濯用洗剤を開
示している。
【0010】 米国特許第4,102,823号明細書および英国特許第1,399,966
号明細書は、従来のアルキルサルフェートを含む他の洗濯用組成物を記載してい
る。
【0011】 英国特許第1,299,966号明細書、Matheson et al. 、1975年7月
2日公開、は、界面活性剤系が、ナトリウムタロウアルキルサルフェートおよび
非イオン系界面活性剤の混合物を含んでなる洗剤組成物を記載している。
【0012】 メチル置換されたサルフェートは公知の「イソステアリル」サルフェートを包
含し、これらの材料は典型的には炭素総数が18である異性体サルフェートの混
合物である。例えば、ヨーロッパ特許第401,462A号明細書、Henkelに譲
渡、1990年12月12日公開、は、特定のイソステアリルアルコールおよび
エトキシル化イソステアリルアルコールおよびそれらの硫酸化により対応するア
ルキルサルフェート、例えばナトリウムイソステアリルサルフェート、を製造す
る方法を開示している。K.R. WormuthおよびS. Zushma, Langmuir, Vol. 7, (19
91), pp2048-2053(多くの分岐アルキルサルフェート、特に「分岐ゲルベ」型、
の技術的研究)、Varadaraj et al., J. Phys. Chem., Vol. 95, (1991), pp167
1-1676(これは、アルキルサルフェートを包含する各種の「線状ゲルベ」および
「分岐ゲルベ」型界面活性剤の表面張力を記載している)、Varadaraj et al.、
J. Colloid and Interface Sci., Vol. 140,(1990), pp31-34 (それぞれ3およ
び4個のメチル分岐を含むC12およびC13アルキルサルフェートを包含する界面
活性剤の発泡性データに関する)、およびVaradaraj et al., Langmuir, Vol. 6
(1990), pp1376-1378 (分岐アルキルサルフェートを包含する界面活性剤のミセ
ル水溶液の微小極性を説明する)も参照。
【0013】 「線状ゲルベ」アルコールはHenkelから例えばEUTANOL G-16として市販されて
いる。
【0014】 プロピレンまたはn−ブチレンオリゴマーに対するオキソ反応により製造され
るアルコールから誘導される第1級アルキルサルフェートは、米国特許第5,2
45,072号明細書、Mobil Corp. に譲渡、に記載されている。米国特許第5
,284,989号明細書、Mobil Oil Corp. に譲渡(拘束された中間細孔ケイ
酸ゼオライトを使用し、低級オレフィンを高温でオリゴマー化することにより実
質的に線状の炭化水素を製造する方法)、およびどちらもMobil Oil Corp. に譲
渡された米国特許第5,026,933号明細書および第4,870,038号
明細書(ケイ酸ZSM-23ゼオライトを使用し、低級オレフィンを高温でオリゴマー
化することにより実質的に線状の炭化水素を製造する方法)、も参照。
【0015】 Surfactant Science Series, Marcel Dekker, N.Y.(幾つかの巻が「Anionic S
urfactants」 および「Surfactant Biodegradation」 と題する巻を包含するが、後
者はR.D. Swisher著、第2版、1987年に第18巻として出版、特にp.20-24
の「Hydrophobic groups and their sources」、pp28-29 の「Alcohols」 、pp34-35
の「Primary Alkyl Sulfates」 およびpp35-36の「Secondary Alkyl Sulfates」 参 照)、およびアルキルサルフェートの典型的な原料である「高級」または「洗剤
」アルコールに関する文献、CEH Marketing Research Report 「Detergent Alcoh
ols」、R.F. Modler et al., Chemical Economics Handbook, 1993, 609.5000-60
9.5002; Kirk Othmer's Encyclopedia of Chemical Technology, 4th Edition,
Wiley, N.Y., 1991, 「Alcohols, Higher Aliphatic」 in Vol. 1, pp865-913およ
び引用文献、も参照。
【0016】 発明の概要 本発明は、中鎖分岐界面活性剤および他の出発洗剤成分からコンパクト顆粒状
洗剤組成物を直接的に製造する方法を提供することにより、この分野における上
記の要求に応える。中鎖分岐界面活性剤は、平均炭素数が14.5を超える中鎖
分岐第1級アルキルサルフェート界面活性剤および中鎖分岐第1級アルキルアル
コキシル化サルフェート界面活性剤である。本製法では、界面活性剤ペーストの
混合および洗剤成分の乾燥、得られたスラリーの噴霧乾燥、噴霧乾燥した顆粒の
圧縮、顆粒の粉砕および被覆による最終的な洗剤製品の形成を行なう。本発明の
製法により得られる洗剤組成物は、妥当な流動特性、狭い粒子径分布を有し、水
の硬度が比較的高く、洗浄水の温度が低い条件下でも、非常に様々な染および/
または汚れに対して優れた洗浄性能を発揮する。
【0017】 他に指示がない限り、ここで使用する百分率および比はすべて重量百分率(無
水状態における)で表す。文献はすべてここに参考として含める。ここに記載す
る粘度はすべて70℃(±5℃)でせん断速度約10〜100 sec−1で測定す
る。 本発明の一態様により、砕け易い、自由流動性の高密度洗剤組成物の製造
方法を提供する。本製法は、(A)洗剤界面活性剤ペーストおよび乾燥出発洗剤
材料をミキサー中に連続的に混合しながら入れ、スラリーを形成する工程[界面
活性剤ペーストは、式 A−X−B (式中、(a)Aは、その部分の炭素総数がC9 〜C22、好ましくは約C12〜
約C18である疎水性中鎖分岐アルキル部分であり、(1)炭素数が8〜21であ
る最も長い炭素直鎖が−X−B部分に付加しており、(2)この最も長い炭素直
鎖から1個以上のC〜Cアルキル部分が分岐しており、(3)分岐アルキル
部分の少なくとも1個は、−X−B部分に付加している炭素#1から数えて2位
置の炭素から、末端炭素から2個の炭素を引いた位置ω−2の炭素までの範囲内
の位置で、最も長い炭素直鎖の炭素に直接付加しており、(4)界面活性剤組成
物は、上記式中のA−X部分の炭素の平均総数が14.5を超え、約18まで
、好ましくは約15〜約17まであり、(b)Bは、サルフェート、スルホネー
ト、アミンオキシド、ポリオキシアルキレン、アルコキシル化サルフェート、ポ
リヒドロキシ部分、リン酸エステル、グリセロールスルホネート、ポリグルコネ
ート、ポリリン酸エステル、ホスホネート、スルホスクシネート、スルホサッカ
ミネート(sulfosuccaminates) 、ポリアルコキシル化カルボキシレート、グルカ
ミド、タウリネート(taurinates)、サルコシネート、グリシネート、イセチオネ
ート、ジアルカノールアミド、モノアルカノールアミド、モノアルカノールアミ
ドサルフェート、ジグリコールアミド、ジグリコールアミドサルフェート、グリ
セロールエステル、グリセロールエステルサルフェート、グリセロールエーテル
、グリセロールエーテルサルフェート、ポリグリセロールエーテル、ポリグリセ
ロールエーテルサルフェート、ソルビタンエステル、ポリアルコキシル化ソルビ
タンエステル、アンモニオアルカンスルホネート、アミドプロピルベタイン、ア
ルキル化第4級物質(quats) 、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化第4級物
質、アルキル化第4級物質、アルキル化/ポリヒドロキシル化オキシプロピル第
4級物質、イミダゾリン、2−イル−スクシネート、スルホン化アルキルエステ
ル、およびスルホン化脂肪酸から選択された親水性部分であり、(c)Xは−C
−である) を有する中鎖分岐界面活性剤化合物を含む]、(B)スラリーを噴霧乾燥させ、
噴霧乾燥した顆粒を形成する工程、(C)噴霧乾燥した顆粒をコンパクター中で
圧縮し、圧縮された顆粒を形成する工程、(D)圧縮された顆粒を粉砕し、粉砕
された洗剤粒子を形成する工程、および(E)洗剤粒子を被覆剤で被覆し、それ
によって高密度洗剤組成物を形成する工程を含んでなる。
【0018】 そこで、本発明の目的は、妥当な流動および粒子径特性(すなわちより狭い粒
子径分布)を有するコンパクト顆粒状洗剤製品を製造する方法を提供することで
ある。非常に様々な汚れや染に対して改良された洗浄性能を示す界面活性剤を包
含する、その様な製法を提供することも本発明の目的である。また、低使用量ま
たはコンパクト洗剤の大規模製造がより効率的に、経済的になる製法を提供する
ことも本発明の目的である。本発明のこれらの、および他の目的、特徴および利
点は、下記の好ましい実施態様の詳細な説明および付随する請求項を読むことに
より、当業者には明らかである。
【0019】 好ましい実施態様の詳細な説明 本製法は、中鎖分岐界面活性剤を包含する出発洗剤成分を使用し、噴霧乾燥工
程に加えて「塔後の」工程を包含する一連の処理工程による、コンパクト顆粒状
洗剤組成物の製造に使用する。「塔後の」洗剤顆粒とは、従来の噴霧乾燥塔また
は類似の装置を通して処理した顆粒を意味する。
【0020】 ここで、本製法およびその様々な実施態様を示すフローチャートを表す図1を
参照する。本製法の第一工程では、中鎖分岐界面活性剤を包含する界面活性剤ペ
ーストおよび乾燥出発洗剤材料を包含する、出発洗剤成分をミキサーまたはクラ
ッチャーの中に連続的に混合し、スラリー10を形成する。界面活性剤ペースト
は、完成した洗剤製品に対して、好ましくは水、および約25%〜約75%、好
ましくは約35%〜約65%、最も好ましくは約38%〜約55%の界面活性剤
を含んでなり、それらの界面活性剤の1種は、以下に詳細に説明する中鎖分岐界
面活性剤である。好ましくは、乾燥出発洗剤材料は、約10%〜約50%、好ま
しくは約15%〜約45%、最も好ましくは約20%〜約40%のアルミノケイ
酸塩またはゼオライトビルダー、および約10%〜約40%、好ましくは約15
%〜約30%、最も好ましくは約15%〜約25%の炭酸ナトリウムを含んでな
る。無論、追加の出発洗剤成分(その中の幾つかは以下に説明する)は、本発明
の範囲から離れることなく、ミキサーまたはクラッチャーの中に混合することが
できる。
【0021】 本製法の次の工程では、スラリー10を噴霧乾燥塔または同等の装置で噴霧乾
燥12し、噴霧乾燥した顆粒14を形成する。噴霧乾燥した顆粒14は、噴霧乾
燥工程12から出る時の密度が約350 g/l〜約550 g/lである。1基以上の
噴霧乾燥塔を使用し、密度が約500 g/l以下であることが多い顆粒状洗濯洗剤
を製造することができる。この方法では、最終的な洗剤組成物中の各種の熱的に
安定した成分の水性スラリーを、通常の技術を使用し、約175℃〜約225℃
の温度で噴霧乾燥塔に通すことにより、均質な顆粒を形成する。
【0022】 その後、噴霧乾燥した顆粒14を圧縮装置に送り、本製法の圧縮工程16を行
なう。この工程では、噴霧乾燥した顆粒を圧縮し、密度が約1000 g/l〜約1
700 g/lである、圧縮された顆粒18を形成する。圧縮された顆粒18は粉砕
装置に送られ、本製法の粉砕工程20を行なう。ここでは、公知の通常の、どの
様な圧縮および粉砕装置でも使用できる。粉砕工程20では、粉砕された洗剤粒
子22が形成される。所望により、典型的には平均粒子径が約1150ミクロン
を超える、オーバーサイズの粉砕された粒子24は粉砕工程20に再循環させ、
所望の粒子径にさらに粉砕することができる。
【0023】 本製法の次の工程は、粉砕された洗剤粒子径22を被覆剤で被覆する被覆工程
26である。被覆剤は、アルミノケイ酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩およびそれらの混
合物からなる群から選択するのが好ましい。被覆剤は、使用の際に洗剤を容易に
すくい上げることができることから消費者に好まれる、洗剤組成物の自由流動性
を高めるだけではない。被覆工程は、中速度ミキサー、例えばLoedige KM(Ploug
hshare) ミキサー、Drais (商品名)K-T 160 ミキサーまたは類似品質のミキサ
ー中で行なうのが好ましい。中央で回転する主軸の速度は約30〜約160 rpm
、より好ましくは約50〜約100 rpmである。中速度ミキサー中の平均滞留時
間は、好ましくは約0.1〜約10分間、最も好ましくは滞留時間は約0.5〜
約6分間である。この平均滞留時間は、定常状態におけるミキサー/緻密化装置
の引裂き重量(tear weight)を処理量(例えばkg/hr)で割ることにより、都合良
く、正確に測定することができる。
【0024】 所望により、液体、例えば非イオン系界面活性剤、を中速度ミキサー中に投入
することができる。結合剤は好ましくは、水、陰イオン系界面活性剤、非イオン
系界面活性剤、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリアクリレ
ート、クエン酸およびそれらの混合物からなる群から選択する。ここに挙げる材
料を包含する他の好適な結合材料は、Beerse et al. の米国特許第5,108,
646号明細書(Procter & Gamble Co.)に記載されている。液体配分は、一般的
に回転シャフトよりも小さい、好ましくは約3600 rpmで回転するカッターに
より達成される。最も好ましくは、被覆工程26は、1基以上、好ましくは4基
の、上記の様に直列に配置されたミキサーで行なう。被覆工程26から出て来る
高密度洗剤組成物28は、密度が約650 g/l〜約950 g/l、より好ましくは
約700 g/l〜約900 g/lである。
【0025】 所望により、本製法の最終工程として、補助洗剤成分を高密度洗剤組成物28
に混合する混合工程30を行なうことができる。好ましくは、補助洗剤成分は、
酵素、洗剤ビルダー、漂白剤、漂白活性剤、染料、汚れ遊離剤、およびそれらの
混合物からなる群から選択される。上記の補助成分を包含することにより、十分
に処方された、即市販できる高密度洗剤組成物32が得られる。
【0026】 界面活性剤ペースト 界面活性剤ペーストは、上記の様に中鎖分岐界面活性剤化合物を含んでなる界
面活性剤混合を包含する。その様な組成物では、特定の分岐点(例えば、上記式
中の鎖に沿ったR、Rおよび/またはR部分の位置)が、界面活性剤の骨格
に沿った他の分岐点よりも好ましい。下記の式は、本発明で有用なモノ−メチル
分岐したアルキルA部分に対する中鎖分岐範囲(すなわち、分岐が起こる地点
)、好ましい中鎖分岐範囲、およびより好ましい中鎖分岐範囲を示す。
【0027】
【化3】 無論、モノ−メチル置換された界面活性剤に関しては、これらの範囲は鎖の2
個の末端炭素原子および−X−B基に隣接する炭素原子を除外する。
【0028】 下記の式は、本発明で有用なジ−メチル置換されたアルキルA部分に対する
中鎖分岐範囲、好ましい中鎖分岐範囲、およびより好ましい中鎖分岐範囲を示す
【化4】 本発明の洗浄組成物に有用な好ましい分岐界面活性剤組成物を以下により詳細
に説明する。
【0029】 (1)中鎖分岐第1級アルキルサルフェート界面活性剤 本発明の分岐界面活性剤組成物は、2種以上の、下記の式を有する中鎖分岐第
1級アルキルサルフェート界面活性剤を含むことができる。
【0030】
【化5】 本発明の界面活性剤混合物は、線状第1級アルキルサルフェート鎖骨格(すな
わち硫酸化炭素原子を含む最長炭素直鎖)を有する分子を含んでなる。これらの
アルキル鎖骨格は炭素数が12〜19であり、さらにこれらの分子は、炭素総数
が少なくとも14であるが、20以下である分岐第1級アルキル部分を含む。さ
らに、界面活性剤混合物は、分岐第1級アルキル部分に対する炭素原子の平均総
数が14.5を超え、約17.5までの範囲内にある。そのため、本発明の混合
物は、炭素数が12以上または19を超える最長炭素直鎖を有する、少なくとも
1種の分岐第1級アルキルサルフェート界面活性剤化合物を含んでなり、分岐を
含む炭素原子の総数は少なくとも14でなければならず、さらに分岐第1級アル
キル鎖の炭素原子の平均総数は14.5を超え、約17.5までの範囲内にある
【0031】 例えば、骨格中に13個の炭素原子を有する、炭素総数C16の第1級アルキル
サルフェート界面活性剤は、1、2、または3個の分岐単位(すなわちR、R および/またはR)を有していなければならず、その際、分子中の炭素原子の
総数は少なくとも16である。この例では、C16炭素総数の必要条件は、例えば
1個のプロピル分岐単位または3個のメチル分岐単位を有することにより、同様
に満たされる。
【0032】 R、RおよびRは、それぞれ独立して、水素およびC〜Cアルキル(
好ましくは水素またはC〜Cアルキル、より好ましくは水素またはメチル、
最も好ましくはメチル)から選択されるが、ただしR、RおよびRのすべて
が水素であることはない。さらに、zが1である場合、少なくともRまたはR は水素ではない。
【0033】 本発明の界面活性剤組成物の目的には、上記式は、単位R、RおよびR
すべて水素である分子(すなわち、線状非分岐第1級アルキルサルフェート)は
含まないが、無論、界面活性剤組成物は、ある量の線状非分岐第1級アルキルサ
ルフェートをさらに含むこともできる。さらに、この線状非分岐第1級アルキル
サルフェート界面活性剤は、本発明で必要な1種以上の中鎖分岐第1級アルキル
サルフェートを有する界面活性剤混合物の製造に使用する製法の結果として存在
してもよく、あるいは、洗剤組成物の処方目的に、ある量の線状非分岐第1級ア
ルキルサルフェートを最終的な製品組成物中に混合することもできる。 さらに同様に、硫酸化されていない中鎖分岐アルコールが、本発明の組成物の
ある量を構成できることも明らかである。その様な材料は、アルキルサルフェー
ト界面活性剤の製造に使用するアルコールの不完全硫酸化の結果として存在して
もよいし、あるいはこれらのアルコールを、本発明の中鎖分岐アルキルサルフェ
ート界面活性剤と共に、本発明の洗剤組成物に加えることもできる。
【0034】 Mは、合成方法により、水素であるか、または塩形成陽イオンである。塩形成
陽イオンの例としては、リチウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネ
シウム、下記の式を有する第4級アルキルアミンである。
【0035】
【化6】 式中、R、R、RおよびRは、独立して水素、C〜C22アルキレン
、C〜C22分岐アルキレン、C〜Cアルカノール、C〜C22アルケ
ニレン、C〜C22分岐アルケニレン、およびそれらの混合物である。好まし
い陽イオンはアンモニウム(R、R、RおよびRが水素である)、ナト
リウム、カリウム、モノ−、ジ−、およびトリアルカノールアンモニウム、およ
びそれらの混合物である。本発明のモノアルカノールアンモニウム化合物は、R がC〜Cアルカノールであり、R、RおよびRが水素であり、本発
明のジアルカノールアンモニウム化合物は、RおよびRがC〜Cアルカ
ノールであり、RおよびRが水素であり、本発明のトリアルカノールアンモ
ニウム化合物は、R、RおよびRがC〜Cアルカノールであり、R が水素である。本発明の好ましいアルカノールアンモニウム塩は、下記の式を有
するモノ−、ジ−およびトリ−第4級アンモニウム化合物である。
【0036】 HCHCHOH、H(CHCHOH)、 HN(CHCHOH) 好ましいMは、ナトリウム、カリウムおよび上記のCアルカノールアンモニ
ウム塩、最も好ましくはナトリウムである。
【0037】 さらに上記の式に関して、wは0〜13の整数であり、xは0〜13の整数で
あり、yは0〜13の整数であり、zは少なくとも1の整数であり、w+x+y
+zは8〜14の整数である。
【0038】 本発明の好ましい界面活性剤混合物は、混合物の少なくとも0.001重量%
、より好ましくは少なくとも5重量%、最も好ましくは少なくとも20重量%の
、下記の式を有する1種以上の分岐第1級アルキルサルフェートを含む。
【0039】
【化7】 式中、分岐を含む炭素原子の総数は15〜18であり、さらにこの界面活性剤混
合物に関して、上記の式を有する分岐第1級アルキル部分の炭素原子の平均総数
は14.5を超え、約17.5までの範囲内であり、RおよびRは、それぞ
れ独立して、水素またはC〜Cアルキルであり、Mは水溶性陽イオンであり
、xは0〜11であり、yは0〜11であり、zは少なくとも2であり、x+y
+zは9〜13であるが、ただし、RおよびRの両方が水素であることはな
い。より好ましいのは、混合物の少なくとも5%の、x+yが9であり、zが少
なくとも2である1種以上の中鎖分岐第1級アルキルサルフェートを含んでなる
組成物である。
【0040】 好ましくは、界面活性剤の混合物は、少なくとも5%の、RおよびRが独
立して水素、メチルであるが、ただしRおよびRの両方が水素であることは
なく、x+yが8、9または10に等しく、zが少なくとも2である中鎖分岐第
1級アルキルサルフェートを含んでなる。より好ましくは、界面活性剤の混合物
は、少なくとも20%の、RおよびRが独立して水素、メチルであるが、た
だしRおよびRの両方が水素であることはなく、x+yが8、9または10
に等しく、zが少なくとも2である中鎖分岐第1級アルキルサルフェートを含ん
でなる。
【0041】 本発明の好ましい洗剤組成物、例えば布地の洗濯に効果的な洗剤組成物、は、
約0.001%〜約99%の中鎖分岐第1級アルキルサルフェート界面活性剤の
混合物を含んでなり、該混合物は、少なくとも約5重量%の、下記の式を有する
2種類以上の中鎖分岐アルキルサルフェート、またはそれらの混合物を含んでな
る。
【0042】
【化8】 式中、Mは1種以上の陽イオンであり、a、b、d、およびeは整数であり、a
+bは10〜16であり、d+eは8〜14であり、さらに a+b=10の場合、aは2〜9の整数であり、bは1〜8の整数であり、 a+b=11の場合、aは2〜10の整数であり、bは1〜9の整数であり、 a+b=12の場合、aは2〜11の整数であり、bは1〜10の整数であり、 a+b=13の場合、aは2〜12の整数であり、bは1〜11の整数であり、 a+b=14の場合、aは2〜13の整数であり、bは1〜12の整数であり、 a+b=15の場合、aは2〜14の整数であり、bは1〜13の整数であり、 a+b=16の場合、aは2〜15の整数であり、bは1〜14の整数であり、 d+e=8の場合、dは2〜7の整数であり、eは1〜6の整数であり、 d+e=9の場合、dは2〜8の整数であり、eは1〜7の整数であり、 d+e=10の場合、dは2〜9の整数であり、eは1〜8の整数であり、 d+e=11の場合、dは2〜10の整数であり、eは1〜9の整数であり、 d+e=12の場合、dは2〜11の整数であり、eは1〜10の整数であり、 d+e=13の場合、dは2〜12の整数であり、eは1〜11の整数であり、 d+e=14の場合、dは2〜13の整数であり、eは1〜12の整数であり、 さらにこの界面活性剤混合物に関して、上記の式を有する分岐第1級アルキル部
分の炭素原子の平均総数は14.5を超え、約17.5までの範囲内にある。
【0043】 さらに、本発明の界面活性剤組成物は、下記の式を有する分岐第1級アルキル
サルフェートの混合物を含むことができる。
【0044】
【化9】 式中、分岐を含む分子1個あたりの炭素原子の総数は、14〜20であり、さら
にこの界面活性剤混合物に関して、上記の式を有する分岐第1級アルキル部分の
炭素原子の平均総数は14.5を超え、約17.5までの範囲内であり、R、 RおよびRは、それぞれ独立して、水素およびC〜Cアルキルから選択
されるが、ただしR、RおよびRのすべてが水素であることはなく、Mは水
溶性の陽イオンであり、wは0〜13の整数であり、xは0〜13の整数であり
、yは0〜13の整数であり、zは少なくとも1の整数であり、w+x+y+z
は8〜14であるが、ただし、RがC〜Cアルキルである場合、zが1で
ある界面活性剤と、zが2以上である界面活性剤との比は少なくとも約1:1で
あり、好ましくは少なくとも約1:5であり、より好ましくは少なくとも約1:
10であり、最も好ましくは少なくとも約1:100である。また、RがC 〜Cアルキルである場合、約20%未満、好ましくは10%未満、より好まし
くは5%未満、最も好ましくは1%未満の、上記式を有し、zが1である分岐第
1級アルキルサルフェートを含んでなる界面活性剤組成物も好ましい。
【0045】 好ましいモノ−メチル分岐第1級アルキルサルフェートは、3−メチルペンタ
デカノールサルフェート、4−メチルペンタデカノールサルフェート、5−メチ
ルペンタデカノールサルフェート、6−メチルペンタデカノールサルフェート、
7−メチルペンタデカノールサルフェート、8−メチルペンタデカノールサルフ
ェート、9−メチルペンタデカノールサルフェート、10−メチルペンタデカノ
ールサルフェート、11−メチルペンタデカノールサルフェート、12−メチル
ペンタデカノールサルフェート、13−メチルペンタデカノールサルフェート、
3−メチルヘキサデカノールサルフェート、4−メチルヘキサデカノールサルフ
ェート、5−メチルヘキサデカノールサルフェート、6−メチルヘキサデカノー
ルサルフェート、7−メチルヘキサデカノールサルフェート、8−メチルヘキサ
デカノールサルフェート、9−メチルヘキサデカノールサルフェート、10−メ
チルヘキサデカノールサルフェート、11−メチルヘキサデカノールサルフェー
ト、12−メチルヘキサデカノールサルフェート、13−メチルヘキサデカノー
ルサルフェート、14−メチルヘキサデカノールサルフェート、およびそれらの
混合物からなる群から選択される。
【0046】 好ましいジ−メチル分岐第1級アルキルサルフェートは、2,3−メチルテト
ラデカノールサルフェート、2,4−メチルテトラデカノールサルフェート、2
,5−メチルテトラデカノールサルフェート、2,6−メチルテトラデカノール
サルフェート、2,7−メチルテトラデカノールサルフェート、2,8−メチル
テトラデカノールサルフェート、2,9−メチルテトラデカノールサルフェート
、2,10−メチルテトラデカノールサルフェート、2,11−メチルテトラデ
カノールサルフェート、2,12−メチルテトラデカノールサルフェート、2,
3−メチルペンタデカノールサルフェート、2,4−メチルペンタデカノールサ
ルフェート、2,5−メチルペンタデカノールサルフェート、2,6−メチルペ
ンタデカノールサルフェート、2,7−メチルペンタデカノールサルフェート、
2,8−メチルペンタデカノールサルフェート、2,9−メチルペンタデカノー
ルサルフェート、2,10−メチルペンタデカノールサルフェート、2,11−
メチルペンタデカノールサルフェート、2,12−メチルペンタデカノールサル
フェート、2,13−メチルペンタデカノールサルフェート、およびそれらの混
合物からなる群から選択される。
【0047】 下記の、炭素数が16であり、1個の分岐単位を有する分岐第1級アルキルサ
ルフェートは、本発明の組成物で有用な好ましい分岐界面活性剤の例である。
【0048】
【化10】 下記の、炭素数が17であり、2個の分岐単位を有する分岐第1級アルキルサ
ルフェートは、本発明の好ましい分岐界面活性剤の例である。
【0049】
【化11】 (2)中鎖分岐第1級アルキルポリオキシアルキレン界面活性剤 本発明の分岐界面活性剤組成物は、1種以上の下記の式を有する中鎖分岐第1
級アルキルポリオキシアルキレン界面活性剤を含むことができる。
【0050】
【化12】 本発明の界面活性剤混合物は、線状第1級ポリオキシアルキレン鎖骨格(すな
わちアルコキシル化炭素原子を含む最長炭素直鎖)を有する分子を含んでなる。
これらのアルキル鎖骨格は炭素数が12〜19であり、さらにこれらの分子は、
炭素総数が少なくとも14であるが、20以下である分岐第1級アルキル部分を
含む。さらに、界面活性剤混合物は、分岐第1級アルキル部分に対する炭素原子
の平均総数が14.5を超え、約17.5までの範囲内にある。そのため、本発
明の混合物は、炭素数が12以上または19を超える最長炭素直鎖を有する、少
なくとも1種のポリオキシアルキレン化合物を含んでなり、分岐を含む炭素原子
の総数は少なくとも14でなければならず、さらに分岐第1級アルキル鎖の炭素
原子の平均総数は14.5を超え、約17.5までの範囲内にある。
【0051】 例えば、骨格中に15個の炭素原子を有する、炭素総数C16(アルキル鎖中)
の第1級ポリオキシアルキレン界面活性剤は、1個のメチル分岐単位を有してい
なければならず(R、RまたはRのいずれかがメチルである)、その際、分
子中の炭素原子の総数は16である。
【0052】 R、RおよびRは、それぞれ独立して、水素およびC〜Cアルキル(
好ましくは水素またはC〜Cアルキル、より好ましくは水素またはメチル、
最も好ましくはメチル)から選択されるが、ただしR、RおよびRのすべて
が水素であることはない。さらに、zが1である場合、少なくともRまたはR は水素ではない。
【0053】 本発明の界面活性剤組成物の目的には、上記式は、単位R、RおよびR
すべて水素である分子(すなわち、線状の分岐していない第1級ポリオキシアル
キレン)は含まないが、無論、本発明の組成物は、ある量の線状の分岐していな
い第1級ポリオキシアルキレンをさらに含むこともできる。さらに、この線状の
分岐していない第1級ポリオキシアルキレン界面活性剤は、本発明で必要な中鎖
分岐第1級ポリオキシアルキレンを有する界面活性剤混合物の製造に使用する製
法の結果として存在してもよく、あるいは、洗剤組成物の処方目的に、ある量の
線状の分岐していない第1級ポリオキシアルキレンを最終製品組成物中に混合す
ることもできる。
【0054】 さらに同様に、非アルコキシル化中鎖分岐アルコールは、本発明のポリオキシ
アルキレン含有組成物のある量を構成することもできる。その様な材料は、ポリ
オキシアルキレン界面活性剤の製造に使用するアルコールの不完全アルコキシル
化の結果として存在し得るか、あるいは、これらのアルコールを、本発明の中鎖
分岐ポリオキシアルキレン界面活性剤と共に、本発明の洗剤組成物に加えること
もできる。
【0055】 さらに上記の式に関して、wは0〜13の整数であり、xは0〜13の整数で
あり、yは0〜13の整数であり、zは少なくとも1の整数であり、w+x+y
+zは8〜14の整数である。
【0056】 EO/POはアルコキシ部分であり、好ましくはエトキシ、プロポキシ、およ
び混合エトキシ/プロポキシ基から選択され、より好ましくはエトキシであり、
mは少なくとも約1、好ましくは約3〜約30、より好ましくは約5〜約20、
最も好ましくは約5〜約15の範囲内である。(EO/PO)部分は平均アル
コキシル化(例えばエトキシル化および/またはプロポキシル化)度がmに相当
する分布であるか、またはアルコキシル化(例えばエトキシル化および/または
プロポキシル化)の単位数が正確にmに相当する単一の特定鎖でよい。
【0057】 本発明の好ましい界面活性剤混合物は、混合物の少なくとも0.001重量%
、より好ましくは少なくとも5重量%、最も好ましくは少なくとも20重量%の
、下記の式を有する1種以上の中鎖分岐第1級アルキルポリオキシアルキレンを
含む。
【0058】
【化13】 式中、分岐を含む炭素原子の総数は15〜18であり、さらにこの界面活性剤混
合物に関して、上記の式を有する分岐第1級アルキル部分の炭素原子の平均総数
は14.5を超え、約17.5までの範囲内であり、RおよびRは、それぞ
れ独立して、水素またはC〜Cアルキルであり、xは0〜11であり、yは
0〜11であり、zは少なくとも2であり、x+y+zは9〜13であるが、た
だしRおよびRの両方が水素であることはなく、EO/POは、エトキシ、
プロポキシ、および混合エトキシ/プロポキシ基から選択されたアルコキシ部分
であり、より好ましくはエトキシであり、mは少なくとも約1、好ましくは約3
〜約30、より好ましくは約5〜約20、最も好ましくは約5〜約15の範囲内
である。少なくとも5%の、zが少なくとも2である1種以上の中鎖分岐第1級
ポリオキシアルキレンを含んでなる混合物を有する組成物がより好ましい。
【0059】 好ましくは、界面活性剤の混合物は、少なくとも5%の、好ましくは少なくと
も約20%の、RおよびRが独立して水素またはメチルであるが、ただし RおよびRの両方が水素であることはなく、x+yが8、9または10に等
しく、zが少なくとも2である中鎖分岐第1級アルキルポリオキシアルキレンを
含んでなる。
【0060】 本発明の好ましい洗剤組成物、例えば布地の洗濯に効果的な洗剤組成物、は、
約0.001%〜約99%の中鎖分岐第1級アルキルポリオキシアルキレン界面
活性剤の混合物を含んでなり、該混合物は、少なくとも約5重量%の、1種以上
の、下記の式を有する中鎖分岐アルキルポリオキシアルキレン、またはそれらの
混合物を含んでなる。
【0061】
【化14】 式中、a、b、d、およびeは整数であり、a+bは10〜16であり、d+e
は8〜14であり、さらに a+b=10の場合、aは2〜9の整数であり、bは1〜8の整数であり、 a+b=11の場合、aは2〜10の整数であり、bは1〜9の整数であり、 a+b=12の場合、aは2〜11の整数であり、bは1〜10の整数であり、 a+b=13の場合、aは2〜12の整数であり、bは1〜11の整数であり、 a+b=14の場合、aは2〜13の整数であり、bは1〜12の整数であり、 a+b=15の場合、aは2〜14の整数であり、bは1〜13の整数であり、 a+b=16の場合、aは2〜15の整数であり、bは1〜14の整数であり、 d+e=8の場合、dは2〜7の整数であり、eは1〜6の整数であり、 d+e=9の場合、dは2〜8の整数であり、eは1〜7の整数であり、 d+e=10の場合、dは2〜9の整数であり、eは1〜8の整数であり、 d+e=11の場合、dは2〜10の整数であり、eは1〜9の整数であり、 d+e=12の場合、dは2〜11の整数であり、eは1〜10の整数であり、 d+e=13の場合、dは2〜12の整数であり、eは1〜11の整数であり、 d+e=14の場合、dは2〜13の整数であり、eは1〜12の整数であり、 さらにこの界面活性剤混合物に関して、上記の式を有する分岐第1級アルキル部
分の炭素原子の平均総数は14.5を超え、約17.5までの範囲内にあり、E
O/POは、エトキシ、プロポキシ、および混合エトキシ/プロポキシ基から選
択されたアルコキシ部分であり、mは少なくとも約1、好ましくは約3〜約30
、より好ましくは約5〜約20、最も好ましくは約5〜約15の範囲内である。
【0062】 さらに、界面活性剤組成物は、下記の式を有する分岐第1級アルキルポリオキ
シアルキレンの混合物を含むことができる。
【0063】
【化15】 式中、分岐を含む分子1個あたりの炭素原子の総数は、14〜20であり、さら
にこの界面活性剤混合物に関して、上記の式を有する分岐第1級アルキル部分の
炭素原子の平均総数は14.5を超え、約17.5までの範囲内であり、R、 RおよびRは、それぞれ独立して、水素およびC〜Cアルキルから選択
されるが、ただしR、RおよびRのすべてが水素であることはなく、wは0
〜13の整数であり、xは0〜13の整数であり、yは0〜13の整数であり、
zは少なくとも1の整数であり、w+x+y+zは8〜14であり、EO/PO
は、アルコキシ部分であり、好ましくはエトキシ、プロポキシ、および混合エト
キシ/プロポキシ基から選択され、mは少なくとも約1、好ましくは約3〜約3
0、より好ましくは約5〜約20、最も好ましくは約5〜約15の範囲内である
が、ただし、RがC〜Cアルキルである場合、zが2以上である界面活性
剤と、zが1である界面活性剤との比は少なくとも約1:1であり、好ましくは
少なくとも約1.5:1であり、より好ましくは少なくとも約3:1であり、最
も好ましくは少なくとも約4:1である。また、RがC〜Cアルキルであ
る場合、約50%未満、好ましくは約40%未満、より好ましくは約25%未満
、最も好ましくは約20%未満の、上記式を有し、zが1である分岐第1級アル
キルポリオキシアルキレンを含んでなる界面活性剤組成物も好ましい。
【0064】 好ましいモノ−メチル分岐第1級アルキルエトキシレートは、3−メチルペン
タデカノールエトキシレート、4−メチルペンタデカノールエトキシレート、5
−メチルペンタデカノールエトキシレート、6−メチルペンタデカノールエトキ
シレート、7−メチルペンタデカノールエトキシレート、8−メチルペンタデカ
ノールエトキシレート、9−メチルペンタデカノールエトキシレート、10−メ
チルペンタデカノールエトキシレート、11−メチルペンタデカノールエトキシ
レート、12−メチルペンタデカノールエトキシレート、13−メチルペンタデ
カノールエトキシレート、3−メチルヘキサデカノールエトキシレート、4−メ
チルヘキサデカノールエトキシレート、5−メチルヘキサデカノールエトキシレ
ート、6−メチルヘキサデカノールエトキシレート、7−メチルヘキサデカノー
ルエトキシレート、8−メチルヘキサデカノールエトキシレート、9−メチルヘ
キサデカノールエトキシレート、10−メチルヘキサデカノールエトキシレート
、11−メチルヘキサデカノールエトキシレート、12−メチルヘキサデカノー
ルエトキシレート、13−メチルヘキサデカノールエトキシレート、14−メチ
ルヘキサデカノールエトキシレート、およびそれらの混合物からなる群から選択
され、その際、これらの化合物は平均エトキシル化度約5〜約15でエトキシル
化されている。
【0065】 好ましいジ−メチル分岐第1級アルキルエトキシレートは、2,3−メチルテ
トラデカノールエトキシレート、2,4−メチルテトラデカノールエトキシレー
ト、2,5−メチルテトラデカノールエトキシレート、2,6−メチルテトラデ
カノールエトキシレート、2,7−メチルテトラデカノールエトキシレート、2
,8−メチルテトラデカノールエトキシレート、2,9−メチルテトラデカノー
ルエトキシレート、2,10−メチルテトラデカノールエトキシレート、2,1
1−メチルテトラデカノールエトキシレート、2,12−メチルテトラデカノー
ルエトキシレート、2,3−メチルペンタデカノールエトキシレート、2,4−
メチルペンタデカノールエトキシレート、2,5−メチルペンタデカノールエト
キシレート、2,6−メチルペンタデカノールエトキシレート、2,7−メチル
ペンタデカノールエトキシレート、2,8−メチルペンタデカノールエトキシレ
ート、2,9−メチルペンタデカノールエトキシレート、2,10−メチルペン
タデカノールエトキシレート、2,11−メチルペンタデカノールエトキシレー
ト、2,12−メチルペンタデカノールエトキシレート、2,13−メチルペン
タデカノールエトキシレート、およびそれらの混合物からなる群から選択され、
その際、これらの化合物は平均エトキシル化度約5〜約15でエトキシル化され
ている。
【0066】 (3)中鎖分岐第1級アルキルアルコキシル化サルフェート界面活性剤 本発明の分岐界面活性剤組成物は、1種以上の(好ましくは2種以上の混合物
)、下記の式を有する中鎖分岐第1級アルキルアルコキシル化サルフェートを含
むことができる。
【0067】
【化16】 本発明の界面活性剤混合物は、線状第1級アルコキシル化サルフェート鎖骨格
(すなわちアルコキシ硫酸化炭素原子を含む最長炭素直鎖)を有する分子を含ん
でなる。これらのアルキル鎖骨格は炭素数が12〜19であり、さらにこれらの
分子は、炭素総数が少なくとも14であるが、20以下である分岐第1級アルキ
ル部分を含む。さらに、界面活性剤混合物は、分岐第1級アルキル部分に対する
炭素原子の平均総数が14.5を超え、約17.5までの範囲内にある。そのた
め、本発明の混合物は、炭素数が12以上または19を超える最長炭素直鎖を有
する、少なくとも1種のアルコキシル化サルフェート化合物を含んでなり、分岐
を含む炭素原子の総数は少なくとも14でなければならず、さらに分岐第1級ア
ルキル鎖の炭素原子の平均総数は14.5を超え、約17.5までの範囲内にあ
る。
【0068】 例えば、骨格中に15個の炭素原子を有する、炭素総数C16(アルキル鎖中)
の第1級アルキルアルコキシル化サルフェート界面活性剤は、1個のメチル分岐
単位を有していなければならず(R、RまたはRのいずれかがメチルである
)、その際、分子の第1級アルキル部分中の炭素原子の総数は16である。
【0069】 R、RおよびRは、それぞれ独立して、水素およびC〜Cアルキル(
好ましくは水素またはC〜Cアルキル、より好ましくは水素またはメチル、
最も好ましくはメチル)から選択されるが、ただしR、RおよびRのすべて
が水素であることはない。さらに、zが1である場合、少なくともRまたはR は水素ではない。
【0070】 本発明の界面活性剤組成物の目的には、上記式は、単位R、RおよびR
すべて水素である分子(すなわち、線状の分岐していない第1級アルコキシル化
サルフェート)は含まないが、無論、本発明の組成物は、ある量の直鎖の分岐し
ていない第1級アルコキシル化サルフェートをさらに含むこともできる。さらに
、この線状の分岐していない第1級アルコキシル化サルフェート界面活性剤は、
本発明で必要な中鎖分岐第1級アルコキシル化サルフェートを有する界面活性剤
混合物の製造に使用する製法の結果として存在してもよく、あるいは、洗剤組成
物の処方目的に、ある量の直鎖の分岐していない第1級アルコキシル化サルフェ
ートを最終製品組成物中に混合することもできる。
【0071】 また、組成物中にある量の中鎖分岐アルキルサルフェートも存在し得る。これ
は一般的に、ここで有用なアルコキシル化サルフェートの製造に使用する中鎖分
岐アルコールの不完全アルコキシル化の後に残るアルコキシル化されていないア
ルコールが硫酸化される結果である。しかし無論、その様な中鎖分岐アルキルサ
ルフェートを別に加えることも、本発明の組成物では考えられる。
【0072】 さらに同様に、硫酸化されていない中鎖分岐アルコール(ポリオキシアルキレ
ンアルコールを含む)は、本発明のアルコキシル化サルフェート含有組成物のあ
る量を構成することもできる。その様な材料は、アルコキシル化サルフェート界
面活性剤の製造に使用するアルコール(アルコキシル化された、またはアルコキ
シル化されていない)の不完全硫酸化の結果として存在し得るか、あるいは、こ
れらのアルコールを、本発明の中鎖分岐アルコキシル化サルフェート界面活性剤
と共に、本発明の洗剤組成物に加えることもできる。
【0073】 Mは上記の通りである。
【0074】 さらに上記の式に関して、wは0〜13の整数であり、xは0〜13の整数で
あり、yは0〜13の整数であり、zは少なくとも1の整数であり、w+x+y
+zは8〜14の整数である。
【0075】 EO/POはアルコキシ部分であり、好ましくはエトキシ、プロポキシ、およ
び混合エトキシ/プロポキシ基から選択され、mは少なくとも約0.01、好ま
しくは約0.1〜約30、より好ましくは約0.5〜約10、最も好ましくは約
1〜約5の範囲内である。(EO/PO)部分は平均アルコキシル化(例えばエ トキシル化および/またはプロポキシル化)度がmに相当する分布であるか、ま
たはアルコキシル化(例えばエトキシル化および/またはプロポキシル化)の単
位数が正確にmに相当する単一の特定鎖である。
【0076】 本発明の好ましい界面活性剤混合物は、混合物の少なくとも0.001重量%
、より好ましくは少なくとも5重量%、最も好ましくは少なくとも20重量%の
、下記の式を有する1種以上の中鎖分岐第1級アルキルアルコキシル化サルフェ
ートを含む。
【0077】
【化17】 式中、分枝鎖を含む炭素原子の総数は15〜18であり、さらにこの界面活性剤
混合物に関して、上記の式を有する分岐第1級アルキル部分の炭素原子の平均総
数は14.5を超え、約17.5までの範囲内であり、RおよびRは、それ
ぞれ独立して、水素またはC〜Cアルキルであり、Mは水溶性の陽イオンで
あり、xは0〜11であり、yは0〜11であり、zは少なくとも2であり、x
+y+zは9〜13であるが、ただしR およびR の両方が水素であること
はなく、EO/POは、エトキシ、プロポキシ、および混合エトキシ/プロポキ
シ基から選択されたアルコキシ部分であり、mは少なくとも約0.01、好まし
くは約0.1〜約30、より好ましくは約0.5〜約10、最も好ましくは約1
〜約5の範囲内である。より好ましいのは、少なくとも5%の、zが少なくとも
2である1種以上の中鎖分岐第1級アルコキシル化サルフェートを含んでなる混
合物を有する組成物である。
【0078】 好ましくは、界面活性剤の混合物は、少なくとも5%の、好ましくは少なくと
も約20%の、RおよびRが独立して水素またはメチルであるが、ただし RおよびRの両方が水素であることはなく、x+yが8、9または10に等
しく、zが少なくとも2である中鎖分岐第1級アルキルアルコキシル化サルフェ
ートを含んでなる。
【0079】 本発明の好ましい洗剤組成物、例えば布地の洗濯に効果的な洗剤組成物、は、
約0.001%〜約99%の中鎖分岐第1級アルキルアルコキシル化サルフェー
ト界面活性剤の混合物を含んでなり、該混合物は、少なくとも約5重量%の、1
種以上の、下記の式を有する中鎖分岐アルキルアルコキシル化サルフェート、ま
たはそれらの混合物を含んでなる。
【0080】
【化18】 式中、Mは1種以上の陽イオンを表し、a、b、d、およびeは整数であり、a
+bは10〜16であり、d+eは8〜14であり、さらに a+b=10の場合、aは2〜9の整数であり、bは1〜8の整数であり、 a+b=11の場合、aは2〜10の整数であり、bは1〜9の整数であり、 a+b=12の場合、aは2〜11の整数であり、bは1〜10の整数であり、 a+b=13の場合、aは2〜12の整数であり、bは1〜11の整数であり、 a+b=14の場合、aは2〜13の整数であり、bは1〜12の整数であり、 a+b=15の場合、aは2〜14の整数であり、bは1〜13の整数であり、 a+b=16の場合、aは2〜15の整数であり、bは1〜14の整数であり、 d+e=8の場合、dは2〜7の整数であり、eは1〜6の整数であり、 d+e=9の場合、dは2〜8の整数であり、eは1〜7の整数であり、 d+e=10の場合、dは2〜9の整数であり、eは1〜8の整数であり、 d+e=11の場合、dは2〜10の整数であり、eは1〜9の整数であり、 d+e=12の場合、dは2〜11の整数であり、eは1〜10の整数であり、 d+e=13の場合、dは2〜12の整数であり、eは1〜11の整数であり、 d+e=14の場合、dは2〜13の整数であり、eは1〜12の整数であり、 さらにこの界面活性剤混合物に関して、上記の式を有する分岐第1級アルキル部
分の炭素原子の平均総数は14.5を超え、約17.5までの範囲内にあり、E
O/POは、エトキシ、プロポキシ、および混合エトキシ/プロポキシ基から選
択されたアルコキシ部分であり、mは少なくとも約0.01、好ましくは約0.
1〜約30、より好ましくは約0.5〜約10、最も好ましくは約1〜約5の範
囲内である。
【0081】 さらに、本発明の界面活性剤組成物は、下記の式を有する分岐第1級アルキル
アルコキシル化サルフェートの混合物を含むことができる。
【0082】
【化19】 式中、分岐を含む分子1個あたりの炭素原子の総数は、14〜20であり、さら
にこの界面活性剤混合物に関して、上記の式を有する分岐第1級アルキル部分の
炭素原子の平均総数は14.5を超え、約17.5までの範囲内であり、R、 RおよびRは、それぞれ独立して、水素およびC〜Cアルキルから選択
されるが、ただしR、RおよびRのすべてが水素であることはなく、Mは水
溶性の陽イオンであり、wは0〜13の整数であり、xは0〜13の整数であり
、yは0〜13の整数であり、zは少なくとも1の整数であり、w+x+y+z
は8〜14であり、EO/POは、アルコキシ部分であり、好ましくはエトキシ
、プロポキシ、および混合エトキシ/プロポキシ基から選択され、mは少なくと
も約0.01、好ましくは約0.1〜約30、より好ましくは約0.5〜約10
、最も好ましくは約1〜約5の範囲内であるが、ただし、RがC〜Cアル
キルである場合、zが2以上である界面活性剤と、zが1である界面活性剤との
比は少なくとも約1:1であり、好ましくは少なくとも約1.5:1であり、よ
り好ましくは少なくとも約3:1であり、最も好ましくは少なくとも約4:1で
ある。また、RがC〜Cアルキルである場合、約50%未満、好ましくは
約40%未満、より好ましくは約25%未満、最も好ましくは約20%未満の、
zが1である分岐第1級アルキルアルコキシル化サルフェートを含んでなる界面
活性剤組成物も好ましい。
【0083】 好ましいモノ−メチル分岐第1級アルキルエトキシル化サルフェートは、3−
メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェート、4−メチルペンタデカノー
ルエトキシル化サルフェート、5−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフ
ェート、6−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェート、7−メチルペ
ンタデカノールエトキシル化サルフェート、8−メチルペンタデカノールエトキ
シル化サルフェート、9−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェート、
10−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェート、11−メチルペンタ
デカノールエトキシル化サルフェート、12−メチルペンタデカノールエトキシ
ル化サルフェート、13−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェート、
3−メチルヘキサデカノールエトキシル化サルフェート、4−メチルヘキサデカ
ノールエトキシル化サルフェート、5−メチルヘキサデカノールエトキシル化サ
ルフェート、6−メチルヘキサデカノールエトキシル化サルフェート、7−メチ
ルヘキサデカノールエトキシル化サルフェート、8−メチルヘキサデカノールエ
トキシル化サルフェート、9−メチルヘキサデカノールエトキシル化サルフェー
ト、10−メチルヘキサデカノールエトキシル化サルフェート、11−メチルヘ
キサデカノールエトキシル化サルフェート、12−メチルヘキサデカノールエト
キシル化サルフェート、13−メチルヘキサデカノールエトキシル化サルフェー
ト、14−メチルヘキサデカノールエトキシル化サルフェート、およびそれらの
混合物からなる群から選択され、その際、これらの化合物は平均エトキシル化度
約0.1〜約10でエトキシル化されている。
【0084】 好ましいジ−メチル分岐第1級アルキルエトキシル化サルフェートは、2,3
−メチルテトラデカノールエトキシル化サルフェート、2,4−メチルテトラデ
カノールエトキシル化サルフェート、2,5−メチルテトラデカノールエトキシ
ル化サルフェート、2,6−メチルテトラデカノールエトキシル化サルフェート
、2,7−メチルテトラデカノールエトキシル化サルフェート、2,8−メチル
テトラデカノールエトキシル化サルフェート、2,9−メチルテトラデカノール
エトキシル化サルフェート、2,10−メチルテトラデカノールエトキシル化サ
ルフェート、2,11−メチルテトラデカノールエトキシレート、2,12−メ
チルテトラデカノールエトキシル化サルフェート、2,3−メチルペンタデカノ
ールエトキシル化サルフェート、2,4−メチルペンタデカノールエトキシル化
サルフェート、2,5−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェート、2
,6−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェート、2,7−メチルペン
タデカノールエトキシル化サルフェート、2,8−メチルペンタデカノールエト
キシル化サルフェート、2,9−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェ
ート、2,10−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェート、2,11
−メチルペンタデカノールエトキシル化サルフェート、2,12−メチルペンタ
デカノールエトキシル化サルフェート、2,13−メチルペンタデカノールエト
キシル化サルフェート、およびそれらの混合物からなる群から選択され、その際
、これらの化合物は平均エトキシル化度約0.1〜約10でエトキシル化されて
いる。
【0085】 ペーストは、補助界面活性剤、例えばBAS以外の陰イオン系物質、非イオン
系、双生イオン系、両性(ampholytic)および陽イオン系界面活性剤およびそれら
の相容性がある混合から選択された界面活性剤、を包含することができる。ここ
で有用な洗剤界面活性剤は、どちらもここに参考として含める米国特許第3,6
64,961号明細書、Norris、1972年5月23日公布、および米国特許第
3,919,678号明細書、Laughlin et al. 、1975年12月30日公布
、に記載されている。有用な陽イオン系界面活性剤は、どちらもここに参考とし
て含める米国特許第4,222,905号明細書、Cockrell、1980年9月1
6日公布、および米国特許第4,239,659号明細書、Murphy、1980年
12月16日公布、にに記載されている界面活性剤も包含する。
【0086】 本界面活性剤ペーストに有用な補助洗剤界面活性剤の代表的な例を以下に挙げ
る。高級脂肪酸の水溶性塩、すなわち「セッケン」は、本組成物で有用な陰イオ
ン系界面活性剤である。セッケンは、アルカリ金属セッケン、例えば炭素数が約
8〜約24、好ましくは約12〜約18である高級脂肪酸のナトリウム、カリウ
ム、アンモニウム、およびアルキロールアンモニウム塩、を包含する。セッケン
は、油脂の直接けん化により、または遊離脂肪酸の中和により製造することがで
きる。ココナッツ油およびタロウに由来する脂肪酸混合物のナトリウムおよびカ
リウム塩、すなわちタロウおよびココナッツのナトリウムまたはカリウムセッケ
ン、が特に有用である。
【0087】 ここで有用な他の陰イオン系界面活性剤は、分子構造中に炭素数が約10〜約
20である直鎖アルキル基およびスルホン酸または硫酸エステル基を有する、有
機硫酸反応生成物の水溶性塩、好ましくはアルカリ金属、アンモニウムおよびア
ルキロールアンモニウム塩を包含する。(用語「アルキル」は、アシル基のアル
キル部分も包含する)この群の合成界面活性剤の例は、ナトリウムおよびカリウ
ムアルキルサルフェート、特に高級アルコール(炭素数C8−18)を硫酸化す
ることにより得られる界面活性剤、例えばタロウまたはココナッツ油のグリセリ
ドを還元することにより製造される界面活性剤、およびアルキル基の炭素数が直
鎖中約9〜約15であるナトリウムおよびカリウムアルキルベンゼンスルホネー
ト、例えば米国特許第2,220,099号明細書および第2,477,383
号明細書に記載されている型の物質である。アルキル基中の平均炭素数が約11
〜13である直鎖アルキルベンゼンスルホネート、略してC11−13LAS、
が特に有用である。
【0088】 ここで有用な他の陰イオン系界面活性剤は、ナトリウムアルキルグリセリルエ
ーテルスルホネート、特にタロウおよびココナッツ油に由来する高級アルコール
のエーテル、ナトリウムココナッツ油脂肪酸モノグリセリドスルホネートおよび
サルフェート、分子1個あたりエチレンオキシドおよびアルキル基の炭素数が約
8〜約12であるナトリウムまたはカリウム、および分子1個あたり約1〜約1
0単位のエチレンオキシドを含み、アルキル基の炭素数が約10〜約20である
アルキルエチレンオキシドエーテルサルフェートのナトリウムまたはカリウム塩
である。
【0089】 さらに、好適な陰イオン系界面活性剤には、脂肪酸基の炭素数が約6〜20で
あり、エステル基の炭素数が約1〜10であるアルファ−スルホン化脂肪酸のエ
ステルの水溶性塩、アシル基の炭素数が約2〜9であり、アルカン部分の炭素数
が約9〜23である2−アシルオキシアルカン−1−スルホン酸のエステルの水
溶性塩、アルキル基の炭素数が約10〜20であり、約1〜30モルのエチレン
オキシドを含むアルキルエーテルサルフェート、炭素数が約12〜20であるオ
レフィンおよびパラフィンスルホネートの水溶性塩、およびアルキル基の炭素数
が約1〜3であり、アルカン部分の炭素数が約8〜20であるベータ−アルキル
オキシアルカンスルホネートが挙げられる。
【0090】 好ましい補助陰イオン系界面活性剤はC10−18 線状アルキルベンゼンス ルホネートおよびC10−18 アルキルサルフェートである。所望により、低 水分(水分約25%未満)アルキルサルフェートペーストが界面活性剤ペースト
中の唯一の成分でもよい。線状または分岐した、第1級、第2級または第3級の
いずれかのC10−18 アルキルサルフェートが最も好ましい。本発明の好ま しい実施態様では、界面活性剤ペーストが、約20%〜40%の、ナトリウムC 10−13 線状アルキルベンゼンスルホネートおよびナトリウムC12−16
ルキルサルフェートを約2:1〜1:2の重量比で含む混合物を含んでなる。洗
剤組成物の別の好ましい実施態様は、C10−18アルキルサルフェートおよび
10−18アルキルエトキシサルフェートの、重量比約80:20の混合物を
包含する。
【0091】 本発明では、水溶性非イオン系界面活性剤も有用である。その様な非イオン系
材料は、アルキレンオキシド(本来親水性)と、本来脂肪族またはアルキル芳香
族でよい有機疎水性化合物との縮合により製造される化合物を包含する。いずれ
かの特定の疎水性基と縮合するポリオキシアルキレン基の長さは、望ましい程度
の親水性部分と疎水性部分のバランスを有する水溶性の化合物が得られる様に、
容易に調節することができる。
【0092】 好適な非イオン系界面活性剤は、アルキルフェノールのポリエチレンオキシド
縮合物、例えば直鎖または分岐鎖構造中の炭素数が約6〜15であるアルキル基
を有するアルキルフェノールと、アルキルフェノール1モルあたり約3〜12モ
ルのエチレンオキシドとの縮合生成物、を包含する。直鎖または分岐鎖構造中の
炭素数が8〜22である脂肪族アルコールと、アルコール1モルあたり3〜12
モルのエチレンオキシドとの、水溶性および水分散性縮合生成物が包含される。 ここで使用するのに好適な別の群の非イオン系材料は、半極性非イオン系界面
活性剤であり、炭素数が約10〜18である1個のアルキル部分、および炭素数
が約1〜約3であるアルキルおよびヒドロキシアルキル部分の群から選択された
2個の部分を含む水溶性アミンオキシド、炭素数が約10〜18である1個のア
ルキル部分、および炭素数が約1〜約3であるアルキル基およびヒドロキシアル
キル基からなる群から選択された2個の部分を含む水溶性ホスフィンオキシド、
および炭素数が約10〜約18であるアルキル部分、および炭素数が約1〜約3
であるアルキルおよびヒドロキシアルキル部分からなる群から選択された部分を
含む水溶性スルホキシドが挙げられる。
【0093】 好ましい非イオン系界面活性は、式R(OCOHの界面活性剤で
あり、式中、RはC10〜C16アルキル基またはC〜C12アルキルフェ
ニル基であり、nは3〜約80である。特に好ましい物質は、C12〜C15
ルコールと、アルコール1モルあたり約5〜約20モルのエチレンオキシドの縮
合生成物、例えばC12〜C13アルコールと、アルコール1モルあたり約6.
5モルのエチレンオキシドの縮合生成物、である。
【0094】 別の好適な非イオン系界面活性剤は、ポリヒドロキシ脂肪酸アミドを包含する
。例はN−メチルN−1−デオキシグルシチルココアミドおよびN−メチルN−
1−デオキシグルシチルオレアミドである。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製造
方法は、公知であり、Wilsonの米国特許第2,965,576号明細書およびSc
hwartzの米国特許第2,703,798号明細書に記載されており、それらの開
示をここに参考として含める。
【0095】 両性(ampholytic)界面活性剤は、脂肪族の誘導体または複素環式第2級および
第3級アミンの脂肪族誘導体を包含するが、その際、脂肪族部分は線状でも分岐
していてもよく、脂肪族置換基の一つは炭素数が約8〜18であり、脂肪族置換
基の少なくとも一つは陰イオン系水溶性付与基を含む。
【0096】 双生イオン系界面活性剤は、脂肪族、第4級、アンモニウム、ホスホニウム、
およびスルホニウム化合物の誘導体を包含し、脂肪族置換基の一つは炭素数が約
8〜18である。
【0097】 本発明は陽イオン系界面活性剤も包含することができる。陽イオン系界面活性
剤は、陽イオン中の1個以上の有機疎水性基、および一般的に酸基に伴う第4級
窒素を特徴とする広範囲な化合物を含んでなる。5価窒素環化合物も第4級窒素
化合物と考えられる。好適な陰イオンはメチルサルフェートおよび水酸化物であ
る。第3級アミンは、約8.5未満の洗浄溶液pH値で陽イオン系界面活性剤と
類似の特性を有することができる。ここで有用なこれらの、および他の陽イオン
系界面活性剤は、ここに参考として含める米国特許第4,228,044号明細
書、Cambre、1980年10月14日公布、により詳細に開示されている。
【0098】 陽イオン系界面活性剤は、布地の柔軟性付与および/または帯電防止特性を与
えるために洗剤組成物に使用することが多い。ある程度の軟化特性を与える、こ
こで好ましい帯電防止剤は、ここにその開示を参考として含める米国特許第3,
936,537号明細書、Baskerville, Jr. et al. 、1976年2月3日公布
、に記載されている第4級アンモニウム塩である。
【0099】 乾燥出発洗剤成分 本発明の組成物は、ビルダー材料との相容性がある限り、あらゆる種類の有機
水溶性洗剤用化合物を含むことができる。洗剤組成物は、洗剤用界面活性剤に加
えて、少なくとも1種の好適な補助洗剤成分を包含するのが好ましい。補助洗剤
成分は、ビルダー、酵素、漂白剤、漂白活性剤、発泡抑制剤、汚れ遊離剤、ブラ
イトナー、香料、ヒドロトロピー剤、染料、顔料、重合体状分散剤、pH調整剤
、キレート化剤、処理助剤、結晶化助剤、およびそれらの混合物からなる群から
選択するのが好ましい。以下に挙げる、本組成物に使用できる洗剤成分およびそ
れらの混合物は、洗剤成分の代表的なものであり、これらに限定するものではな
い。 1種以上のビルダーをここに記載するビルダー材料と組み合わせて使用し
、ここに記載する組成物の性能をさらに改良することができる。例えばビルダー
は、アルミノケイ酸塩、結晶性層状ケイ酸塩、MAPゼオライト、クエン酸塩、
無定形ケイ酸塩、ポリカルボキシレート、炭酸ナトリウムおよびそれらの混合物
からなる群から選択することができる。炭酸ナトリウム成分は、中鎖分岐界面活
性剤の液体酸前駆物質を使用する場合、無機アルカリ性材料として作用すること
ができる。他の好適な補助ビルダーは以下に記載する。
【0100】 好ましいビルダーは、アルミノケイ酸塩イオン交換材料および炭酸ナトリウム
を包含する。ここで洗剤ビルダーとして使用するアルミノケイ酸塩イオン交換材
料は、高いカルシウムイオン交換容量および高いイオン交換速度の両方を有する
のが好ましい。理論に捕らわれたくはないが、その様な高いカルシウムイオン交
換速度および容量は、アルミノケイ酸塩イオン交換材料が製造される方法に由来
する、幾つかの相関するファクターにより得られると考えられる。これに関して
、アルミノケイ酸塩イオン交換材料は好ましくは、ここにその開示を参考として
含めるCorkill et al.の米国特許第4,605,509号明細書(Procter & Gam
ble)により製造される。
【0101】 アルミノケイ酸塩イオン交換材料は、本アルミノケイ酸塩のカリウムおよび水
素形態がナトリウム形態程高い交換速度および容量を示さないので、「ナトリウ
ム」形態であるのが好ましい。さらに、ここに記載する様な砕け易い洗剤凝集物
を製造し易くするために、アルミノケイ酸塩イオン交換材料は過剰に乾燥するの
が好ましい。ここで使用するアルミノケイ酸塩イオン交換材料は、それらの洗剤
ビルダーとしての有効性を最適化する粒子直径を有するのが好ましい。ここで使
用する用語「粒子直径」は、通常の分析技術、例えば顕微鏡測定および走査電子
顕微鏡(SEM)、により測定した、特定アルミノケイ酸塩イオン交換材料の平
均粒子直径を表す。アルミノケイ酸塩の好ましい粒子直径は、約0.1ミクロン
〜約10ミクロン、より好ましくは約0.5ミクロン〜約9ミクロンである。最
も好ましくは、粒子直径は、約1ミクロン〜約8ミクロンである。
【0102】 好ましくは、アルミノケイ酸塩イオン交換材料は、下記の式を有する。
【0103】 Na[(AlO(SiO].xHO 式中、zおよびyは少なくとも6の整数であり、zとyのモル比は約1〜約5で
あり、xは約10〜264である。より好ましくは、アルミノケイ酸塩は下記の
式を有する。
【0104】 Na12[AlO12(SiO12].xHO 式中、xは約20〜約30、好ましくは約27である。これらの好ましいアルミ
ノケイ酸塩は、例えばゼオライトA、ゼオライトBおよびゼオライトXの名称で
市販されている。あるいは、ここで使用するのに好適な天然または合成アルミノ
ケイ酸塩イオン交換材料は、ここにその開示を参考として含めるKrummel et al.
の米国特許第3,985,669号明細書に記載されている様にして製造するこ
とができる。
【0105】 ここで使用するアルミノケイ酸塩は、無水状態で計算して、少なくとも約20
0mg当量のCaCO硬度/グラム、好ましくは300〜352mg当量のCaC
硬度/グラム、のイオン交換容量を有するのが特徴である。さらに、本アル
ミノケイ酸塩イオン交換材料は、それらのカルシウムイオン交換材料速度が少な
くとも約2グレンCa++/ガロン/分/−グラム/ガロン、より好ましくは約
2グレンCa++/ガロン/分/−グラム/ガロン〜約6グレンCa++/ガロ
ン/分/−グラム/ガロンであるのも特徴である。
【0106】
【実施例】
下記の例により本発明をさらに説明するが、これらの例は説明のためであり、
本発明の範囲を制限するものではない。
【0107】 例 この例は、自由流動性で砕け易い高密度洗剤組成物を製造する本発明の製法を
例示する。中鎖分岐界面活性剤および水を含む界面活性剤ペーストを包含する流
れ、およびアルミノケイ酸塩および炭酸ナトリウムを含む出発乾燥洗剤材料を含
む別の流れを包含する、各種洗剤出発成分の2つの流れをクラッチャーに供給し
て連続的に混合し、スラリーを形成する。このスラリーを通常の噴霧乾燥工程に
供給し、向流熱風(200〜300℃)を有する噴霧乾燥塔に通し、密度約25
0 g/lの多孔質噴霧乾燥顆粒を形成する。噴霧乾燥顆粒をコンパクター(Sahut
Company から市販)に送り、密度約1300 g/lの圧縮された顆粒を形成する。
続いて、圧縮された顆粒を粉砕装置に連続的に送り、密度約700 g/lの粉砕さ
れた洗剤粒子を形成する。粉砕された洗剤粒子(オーバーサイズの粉砕粒子は除
去し、粉砕装置に再循環させる)を、4基の直列に配置した中速度ミキサーの最
初のミキサーに供給する。各中速度ミキサーはLoedige KM-600であり、その中に
アルミノケイ酸塩を加えて粉砕された洗剤粒子を被覆し、密度800 g/lを有す
る高密度洗剤組成物を得る。この高密度洗剤組成物が垂直ミキサー、例えばFuka
e ミキサー、を通過する時に混合成分を加える。本製法により製造される高密度
洗剤組成物の最終組成を以下に示す。
【0108】 基本顆粒 重量%16.5アルキルサルフェート(中鎖分岐)、Na 14.1 アルミノケイ酸塩 2.8 炭酸ナトリウム 16.6 C12−13 線状アルキルベンゼンスルホネート、Na 4.2 C14−15 アルキルサルフェート、Na 9.9 ケイ酸ナトリウム 12.0 ブライトナー 49 0.2 ブライトナー 0.1 マレイン酸とアクリル酸の共重合体 7.0 被覆12−15アルキルエトキシレート(EO=7) 3.3 アルミノケイ酸塩 6.7 ケイ酸ナトリウム 0.3 シリカ 0.2 Meltose 0.3 香料 0.1 混合 香料 0.3 汚れ遊離重合体 0.3 プロテアーゼ(40mg/g) 0.2 NOBS 3.8 過ホウ酸ナトリウム 3.5 ポリジメチルシロキサン 2.0 結晶性層状ケイ酸塩 7.6 その他(水、等) 残り 合計 100.0
【0109】 Ciba-Geigyから購入 米国特許第5,415,807号明細書、1995年5月16日、Gosselink
et al.に公布、により製造 Genecor から購入 ノナノイルオキシベンゼンスルホネート、Na 以上、本発明を詳細に説明したが、当業者には明らかな様に、本発明の範囲か
ら離れることなく、様々な変形が可能であり、本発明は、明細書に記載された内
容により制限されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明により、様々な処理工程が直列に配置されている、好ましい製
法のフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 ONE PROCTER & GANBL E PLAZA,CINCINNATI, OHIO,UNITED STATES OF AMERICA (72)発明者 マイケル、クリス、ジェンセン アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナチ、 ドレイクウッド、ドライブ、3811 (72)発明者 海老原 福 次 兵庫県神戸市西区桜が丘東町6−3−8 (72)発明者 龍 野 晃 紹 大阪府豊中市東寺内町8−18−207 (72)発明者 渋 谷 靖 彦 兵庫県芦屋市業平町4−12−203 Fターム(参考) 4H003 AB19 AB27 AC08 BA10 CA20 DA01 EA15 EA16 EA25 EA28 EB22 EB32 EB37 EC02 ED02 EE05

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高密度洗剤組成物の連続的に製造する方法であって、 (A)洗剤界面活性剤ペーストと乾燥出発洗剤材料とをミキサー中で連続的に混
    合して、スラリーを形成する工程と、 ここで、前記界面活性剤ペーストは、下記式を有する中鎖分岐界面活性剤化合
    物を含んでなるものであり、 A−X−B [上記式中、 (a)Aは、疎水性中鎖分岐アルキル部分であって、その部分の炭素総数が
    C9 〜C22、好ましくはC12〜C18であり、 (1)炭素数が8〜21である最も長い炭素直鎖が−X−B部分に付加して
    なり、 (2)この最も長い炭素直鎖から1個以上のC〜Cアルキル部分が分岐
    してなり、 (3)分岐アルキル部分の少なくとも1個は、−X−B部分に付加している
    炭素#1から数えて2位置の炭素から、末端炭素から2個の炭素を引いた位置ω
    −2の炭素までの範囲内の位置で、最も長い炭素直鎖の炭素に直接付加してなり
    、 (4)界面活性剤組成物は、上記式中のA−X部分の炭素の平均総数が1
    4.5超過18までであり、 (b)Bは、サルフェート、スルホネート、アミンオキシド、ポリオキシアル
    キレン、アルコキシル化サルフェート、ポリヒドロキシ部分、リン酸エステル、
    グリセロールスルホネート、ポリグルコネート、ポリリン酸エステル、ホスホネ
    ート、スルホスクシネート、スルホサッカミネート 、ポリアルコキシル化カル ボキシレート、グルカミド、タウリネート、サルコシネート、グリシネート、イ
    セチオネート、ジアルカノールアミド、モノアルカノールアミド、モノアルカノ
    ールアミドサルフェート、ジグリコールアミド、ジグリコールアミドサルフェー
    ト、グリセロールエステル、グリセロールエステルサルフェート、グリセロール
    エーテル、グリセロールエーテルサルフェート、ポリグリセロールエーテル、ポ
    リグリセロールエーテルサルフェート、ソルビタンエステル、ポリアルコキシル
    化ソルビタンエステル、アンモニオアルカンスルホネート、アミドプロピルベタ
    イン、アルキル化第4級物質、アルキル化/ポリヒドロキシアルキル化第4級物
    質、アルキル化第4級物質、アルキル化/ポリヒドロキシル化オキシプロピル第
    4級物質、イミダゾリン、2−イル−スクシネート、スルホン化アルキルエステ
    ル、およびスルホン化脂肪酸から選択された親水性部分であり、 (c)Xは−CH−である] (B)前記スラリーを噴霧乾燥して、噴霧乾燥された顆粒を形成する工程と、 (C)前記噴霧乾燥された顆粒をコンパクター中で圧縮して、圧縮された顆粒を
    形成する工程と、 (D)前記圧縮された顆粒を粉砕して、粉砕された洗剤粒子を形成する工程と、
    そして (E)前記洗剤粒子を被覆剤で被覆し、それによって前記高密度洗剤組成物を形
    成する工程とを含んでなる、製造方法。
  2. 【請求項2】 A部分が、下記式を有する分岐第1級アルキル部分である、請求項1に記載
    の製造方法。 【化1】 [上記式中、 R、RおよびR分岐を包含する分岐第1級アルキル部分中の炭素総数は1
    3〜19であり、 R、RおよびRは、それぞれ独立して、水素およびC〜Cアルキル、
    好ましくはメチルから選択されるものであるが、但しR、RおよびRのすべ
    てが水素ではなく、zが0である場合、少なくともRまたはRは水素ではなく
    、 wは0〜13の整数であり、 xは0〜13の整数であり、 yは0〜13の整数であり、 zは0〜13の整数であり、 w+x+y+zは7〜13である]
  3. 【請求項3】 前記被覆工程が4基の直列に配置されたミキサー中で行なわれる、請求項1に
    記載の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記乾燥出発洗剤材料が、アルミノケイ酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩およびそれら
    の混合物からなる群から選択される、請求項1に記載の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記界面活性剤ペーストが、線状アルキルベンゼンスルホネートと線状アルキ
    ルサルフェート界面活性剤とをさらに含んでなる、請求項1に記載の製造方法。
  6. 【請求項6】 平均粒子径が少なくとも1150ミクロンである、オーバーサイズの粉砕粒子
    を前記粉砕工程に再循環させる工程をさらに含んでなる、請求項1に記載の製造
    方法。
  7. 【請求項7】 前記被覆剤が、アルミノケイ酸塩、炭酸塩、ケイ酸塩、およびそれらの混合物
    からなる群から選択される、請求項1に記載の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記被覆工程の後に、補助洗剤成分を前記高密度洗剤組成物に混合する工程を
    さらに含んでなる、請求項1に記載の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記補助洗剤成分が、酵素、洗剤ビルダー、漂白剤、漂白活性剤、染料、汚れ
    遊離剤、およびそれらの混合物からなる群から選択される、請求項8に記載の製
    造方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の製造方法によって製造された、高密度洗剤製品。
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