JP2003505815A - ビット線ソフト・プログラミング(blisp)のための方法及び集積回路 - Google Patents

ビット線ソフト・プログラミング(blisp)のための方法及び集積回路

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Abstract

(57)【要約】 【課題】BLISP方法を含む、連続した主題のビット線に適用して、ビット線上の過剰消去された浮遊ゲート・メモリセルの効率的な収束を与える集積回路(105)のためのソフト・プログラム方法を提供する。BLISP方法は、バルク・ソフト・プログラミング方法と比較して低電流消費に適応されている。 【解決手段】ソフト・プログラムは適合した選択されたビット線及び欠陥ビット線を置換える冗長ビット線に適用される。第1メモリ配列(110)内の欠陥ビット線は、ソフト・プログラムの際、使用不可にされて、第2メモリ配列(170)内に配置された対応する冗長ビット線により置換えられて、ソフト・プログラムが欠陥ビット線へ適用されないようする。欠陥ビット線へのソフト・プログラムの適用を防止することにより、BLISP方法は、欠陥ビット線上に配置された低しきい値電圧メモリセルによりそうでなければ消費されるであろう過剰電流消費を防止する。過剰な電流はソフト・プログラム方法を大変に非効率的にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フラッシュ・メモリなどの浮遊ゲート・メモリ装置に関し、より詳
細には、過剰に消去された浮遊ゲート・メモリセルを修復するための方法及び回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】
集積回路技術に基づいた不揮発性メモリ設計は拡大する分野を表している。不
揮発性メモリのいくつかの人気のあるクラスは、電気的に消去及びプログラム可
能な浮遊ゲート・メモリ・トランジスタの配列に基づいている。
【0003】 浮遊ゲート・メモリ・トランジスタのメモリ配列をプログラミングする動作の
1つの人気のあるアプローチは、アドレスされたセルの浮遊ゲートに電子を注入
し、浮遊ゲート内に負電荷の蓄積を発生して、メモリセルをオンにするしきい値
を増大させることである。従って、プログラムされる時、そのセルは導通せず、
すなわち、制御ゲートに加えられた読取り電位でアドレスされる時、不導通にと
どまる。負に荷電された浮遊ゲートを有するセルを消去する動作は、しきい値を
低下するために浮遊ゲートから電子を除去することを含む。このより低いしきい
値を持つセルは制御ゲートへ読取り電位でアドレスされる時、導通状態へとオン
にされる。反対極性の配列に対しては、プログラミングはアドレスされたセルの
浮遊ゲートから、電子を選択的に除去することを含む。
【0004】 浮遊ゲート・メモリセルは、特に、消去が電子を浮遊ゲートから除去して、し
きい値を低下することを含む時、過剰な消去の問題を生ずる。消去ステップ中に
、もし浮遊ゲートから多すぎる電子が除去されると、僅かに正電荷になり、過剰
な消去が発生する。正電荷は、メモリセルを僅かにオンにバイアスして、メモリ
がアドレスされない時、小さな電流がメモリを通って漏れる。あるデータ線に沿
ったいくつかの過剰に消去されたセルは、誤った読取りを生ずるのに十分な漏洩
電流の蓄積を生ずる。
【0005】 誤った読取りを発生することに加えて、浮遊ゲート・セルが過剰に消去される
時、特に集積回路内に埋め込まれたアルゴリズムでもってセルをホット電子プロ
グラミングを使用して、セルを成功的に再プログラミングすることを困難にする
。この困難性は、直列抵抗に起因してプログラム電流が大きく、セルを横断する
有効VDSが低下し、そして電子注入効率が減少するために発生する。
【0006】 さらに、消去及びプログラム操作は単一の配列中の異なるセルに対して異なる
影響を与えるため、浮遊ゲート・メモリ設計はしばしば消去及びプログラミング
・ステップの成功を確証するための回路を含む。例えば、米国特許第4,875
,118号、発明者ユングロース、発明の名称「フラッシュ・メモリのための電
圧マージニング回路」を参照。もし、配列が消去確証に合格しなければ、配列全
体は普通、再消去される。この再消去プロセスは、配列中の過剰に消去されたセ
ルをさらに悪化させる。
【0007】 消去確証プロセスに関連した過剰消去問題への1つの解決が、1995年5月
9日にリン等に付与された米国特許第5,414,644号、発明の名称「過剰
消去保護のためのブロック消去フラグを有するフラッシュ・メモリ」に開示され
ていて、消去確証操作に失敗したブロックのみが再消去される装置及び方法が開
示されている。この結果、各確証操作後の全体配列の再消去は必要とされない。
これは過剰消去の現象を緩和する。しかし、それを完全には解決しない。
【0008】 従って、過剰に消去されたセルを修正するために修復プロセスが開発されてい
る。オング等に付与された、米国特許第5,233,562号、発明の名称「電
気的消去可能及び電気的プログラム可能なメモリ装置内の電界効果型セルの修復
方法」は、いわゆるドレイン撹乱、ソース撹乱、又はゲート撹乱技術を使用した
このような修復のプロセスを開示している。オング特許では、各修復後に、時間
を要する全体配列の修復確証操作が提供される。さらなる背景技術についてはシ
ュライバスタバへの米国特許第5,416,738号を参照のこと。
【0009】 過剰消去問題の解決の別の試みが、フー等に付与された米国特許第5,546
,340号、発明の名称「過剰消去修正を有する不揮発性メモリ配列」に開示さ
れている。フーは負にバイアスされた基板を開示している。フーは、配列内の過
剰に消去された装置のバルク修正を開示している。フーは、より高い浮遊ゲート
注入電流を使用する収束技術で実行されるような過剰消去装置の配列のバルク修
正を開示している。
【0010】 キーニー等に付与された米国特許第5,487,033号、発明の名称「フラ
ッシュEEPROMの低電流プログラミングのための方法及び構造」に、フラッ
シュEEPROMのプログラミングの低電流方法が開示されている。キーニーは
、ピーク・チャンネル電流がさらに減少されて、そしてフラッシュ・セルしきい
値電圧が正確な値に置くことができる様に、多レベル・フラッシュEEPROM
セル・応用のために、制御ゲート電圧が最小値から最大値へステップされ又はラ
ンプされる。
【0011】 フラッシュEEPROMの過剰消去の修正の技術のさらなる議論については、
カヤ等に付与された米国特許第5,467,306号、発明の名称「フラッシュ
EPROMの過剰消去を修正するため及び/又はしきい値電圧を上昇させるため
にソース・バイアスを使用する方法」を参照のこと。
【0012】 従来技術における多くの修復プロセスについて、ソフト・プログラムが同時に
、特定のメモリ内の全ての消去されたセルへ適用されるバルク操作として実行さ
れる。このようなバルク操作ソフト・プログラムは低電力アプリケーションに対
して過剰な電流を消費する。
【0013】 ソフト・プログラム・サイクルが同時に、特定のビット線が欠陥状態へと過剰
消去された1つ又は複数のセルを有するか否かにかかわらず、全ての消去された
セルに適用されるため、消去サイクル後の修復(又はソフト・プログラム)処理
中に、別の問題が発生する。欠陥的に過剰消去されたセルは、いくつかの消去サ
イクル後に極端に低いしきい値電圧を有する。このように低いしきい値電圧セル
を含むビット線は、ソフト・プログラミング中に、極端に高い電流を消費するた
めに、欠陥とみなされる。ポンピング回路がソフト・プログラム・サイクル中に
データ線電圧を提供するために使用される。このようなポンピング回路の制限さ
れた電流能力のために、データ線電圧がポンピング回路により提供される時、電
流の損失により発生された過剰消去されたセルへの非効率さをさらに悪化させる
【0014】 いずれの場合も、修復及び修復確証プロセスは時間を要する。従って、フラッ
シュ・メモリ及び他の浮遊ゲート・メモリ内で過剰に消去されたセルをより早く
且つ効率的に修復する装置及び方法が必要とされる。
【0015】
【発明の開示】
本発明の1つの観点は、浮遊ゲート・メモリセル配列を有する集積回路内の連
続したビット線をソフト・プログラミングするための方法を提供する。このソフ
ト・プログラミング方法は、過剰消去されたセルを早く且つ効率的に修復するよ
うに構成されている。このソフト・プログラミングは、集積回路フラッシュ・メ
モリ装置に対して及び集積回路内に配置された他の浮遊ゲート・メモリに対して
、埋め込まれた消去アルゴリズム又はその他の消去シーケンス内で使用するのに
適している。本発明によれば、ソフト・プログラム電圧が、ビット線ベースで、
集積回路メモリ配列内の連続した主題のビット線へ印加される。このビット線ソ
フト・プログラミング方法はまた、ここではBLISP方法とも呼ばれる。
【0016】 BLISP方法は、浮遊ゲート集積回路内で達成される。集積回路は、複数の
ビット線を有する第1メモリ配列を含む。ビット線は浮遊ゲート・メモリセルに
対応している。メモリセルは、プログラム及び消去されるように構成されている
。各セルは、ドレイン、ソース及び制御ゲートを有する。このセルの制御ゲート
はワード線と通信する。
【0017】 BLISP方法は、ワード線を所定のワード線電圧レベルに維持することを含
む。この方法はまた、ソフト・プログラミング電圧レベルを有するソフト・プロ
グラミング・パルスを発生し、選択されたビット線を選択し、そして、維持の際
に、選択されたビット線に対応した主題のビット線上に配置されたセルへソフト
・プログラミング電圧レベルを印加することを含む。この基本的なBLISP方
法は、典型的に、ゼロ欠陥ビット線を持つメモリ配列に対して使用され、この場
合、主題のビット線は選択されたビット線を含む。
【0018】 いくつかの実施の形態においては、第1メモリ配列は適合したビット線及び欠
陥ビット線を含み、そして、BLISP方法は欠陥ビット線を論理的に置換える
ように構成されている。選択は、選択されたビット線に対応するビット線タイプ
を表示することを含む。集積回路は、第2メモリ配列と処理資源を含んだ冗長シ
ステムを含む。第2メモリ配列は冗長ビット線を有する。処理資源は表示を実行
するように構成されている。ビット線タイプは、適合ビット線タイプ及び欠陥ビ
ット線タイプを含む。適合ビット線タイプの表示に応答して、主題のビット線は
選択されたビット線を含む。欠陥ビット線タイプの表示に応答して、主題のビッ
ト線は主題の冗長ビット線を含む。この主題の冗長ビット線は論理的に選択され
たビット線を置換える。
【0019】 欠陥ビット線を論理的に置換えるように構成されたBLISP方法について、
第1メモリ配列は複数のブロックを含むことができる。各ブロックは少なくとも
1つのビット線を有する。ソフト・プログラミング前に、この方法は、組消去フ
ラグを有するブロック内に配置された適合ビット線上に配置されたセルを消去し
、そして組消去フラグを有するブロック内に配置された欠陥ビット線を論理的に
置換える主題の冗長ビット線上に配置されたセルを消去することを含む。
【0020】 欠陥ビット線を論理的に置換えるように構成されたBLISP方法について、
ソフト・プログラミング電圧レベルが選択されたビット線上に配置されたセルに
印加されないように、印加は、欠陥ビット線タイプの表示に応答して、選択され
たビット線をオフに切換える冗長システムを含むことができる。ソフト・プログ
ラミング電圧レベルが主題の冗長ビット線上に配置されたセルに印可されるよう
に、印加は、主題の冗長ビット線をオンに切換える冗長システムを含む。
【0021】 欠陥ビット線を論理的に置換えるように構成されたBLISP方法について、
第1メモリ配列内のビット線はアドレスを有することができる。冗長システム処
理資源は、第1組のセル及び論理配列を有する冗長ビット線デコーデイング・シ
ステムを含むことができる。第1組の各セルは、所定のビット線アドレスに対応
したビット線タイプ表示を記憶することができる。この表示は、選択されたビッ
ト線に対応したビット線アドレス入力を受取るデコーデイング・システムを含む
ことができる。表示はまた、ビット線アドレス入力をアドレス入力に対応したビ
ット線のビット線タイプ表示と比較する論理配列を含むことができる。印加は、
全ての第1メモリ配列セルに対して、ソフト・プログラミング・パルスをオフに
切換えるための信号を発生することにより、欠陥ビット線タイプの表示に応答す
ることを含むことができる。この信号はまた、主題の冗長ビット線に対するソフ
ト・プログラミング・パルスをオンに切換えることができる。印加はまた、選択
されたビット線へのソフト・プログラミング・パルスをオンに切換えるための信
号を発生することにより適合ビット線タイプの表示に応答することを含む。
【0022】 セルの第1組を有するいくつかの実施の形態について、冗長ビット線デコーデ
イング・システムは、ビット線アドレス入力に結合された排他的NORゲート及
び対応するビット線タイプ表示を含むことができる。印加は、欠陥ビット線タイ
プの表示に応答して、結合された冗長ビット線可能化信号で切り換わる対応した
排他的NORゲートを含むことができる。
【0023】 いくつかの実施の形態において、選択されたビット線は対応するソフト・プロ
グラミング・フラグを有する。この方法は、維持の前に、選択されたビット線に
対してソフト・プログラム・フラグを設定することを含む。ソフト・プログラミ
ング・フラグを有するいくつかの実施の形態について、第1メモリ配列内のビッ
ト線はアドレスを有する。印加の後、この方法は選択されたビット線アドレスが
最後のアドレスに対応するがどうかを決定することを含む。最後のアドレスに対
応した選択されたビット線アドレスに応答して、選択されたビット線に対するソ
フト・プログラミング・フラグがリセットされる。最後のアドレスに対応しない
選択されたビット線アドレスに応答して、ビット線アドレスが増加されて、そし
て、維持、生成、選択、及び、印加のステップが、増加されたアドレスに対応し
た次のビット線に対して繰返される。
【0024】 本発明の第2の観点は、不揮発性メモリ配列内の過剰消去状態を修正する方法
を提供する。この方法は、集積回路内に第1不揮発性メモリ配列を提供すること
を含む。配列は複数のメモリセルを有する。各メモリセルは、ソース及びドレイ
ン領域間の中間に配置されたチャンネル領域上に離間された浮遊及び制御ゲート
の積層された対を含む。メモリセルは、ビット線上に配列される。この方法は、
選択されたビット線を選択することを含む。この方法はまた、選択されたビット
線へ対応した主題のビット線上に配置されたメモリセルの制御ゲートへ第1電圧
を、ソース領域へ能動電流リミッターを、チャンネル領域へ非正電圧を、そして
ドレイン領域へ正の第2電圧を印加することを含む。
【0025】 第2の観点のいくつかの実施の形態において、主題のビット線は選択されたビ
ット線を含む。いくつかの実施の形態において、第1電圧はマイナス1ボルト乃
至6ボルトの間である。
【0026】 第2の観点のいくつかの実施の形態において、第1不揮発性メモリ配列が適合
ビット線及び欠陥ビット線を含む。選択は、選択されたビット線に対応するビッ
ト線タイプを表示することを含む。集積回路は、複数のメモリセルと処理資源を
有する第2不揮発性メモリ配列を含む冗長システムを含む。第2不揮発性メモリ
配列は、冗長ビット線を含む。処理資源は表示を実行するように構成されている
。ビット線タイプは、適合ビット線タイプ及び欠陥ビット線タイプを含む。適合
ビット線タイプの表示に応答して、主題のビット線は選択されたビット線を含む
。欠陥ビット線タイプの表示に応答して、第2電圧が選択されたビット線に印加
されず、そして、主題のビット線は選択されたビット線を論理的に置換える主題
の冗長ビット線を含む。
【0027】 本発明の第3の観点は、BLISP方法を実現することが可能な集積回路を提
供することである。集積回路は、第1メモリ配列と、処理資源と、ワード線と、
制御回路とを含む。第1メモリ配列は、ビット線上に配置された浮遊ゲート・メ
モリセルを有する。第1メモリ配列内の各セルは、ドレイン、ソース、浮遊ゲー
ト、及び制御ゲートを有する。処理資源は、ソフト・プログラミングのために選
択されたビット線を選択するように構成されている。ワード線は制御ゲートと交
信する。制御回路は、選択されたビット線に対応した主題のビット線上に配置さ
れた浮遊ゲート・メモリセルへソフト・プログラムを印加するための処理資源と
結合されている。
【0028】 集積回路のいくつかの実施の形態において、主題のビット線は選択されたビッ
ト線を含む。いくつかの実施の形態において、選択されたビット線は、対応する
ソフト・プログラミング・フラグを有し、そして、制御回路は維持の前に選択さ
れたビット線のためにソフト・プログラム・フラグを設定するように構成されて
いる。
【0029】 いくつかの実施の形態において、集積回路は状態マシン回路を含む。第1メモ
リ配列はメモリセルのブロック内に配列されている。各ブロックは、少なくとも
1つのビット線、及びそのブロックに対応したブロック消去フラグを有する。状
態マシン回路及び処理資源は、組消去フラグを有するブロック内に配置された主
題のビット線上に配置されたセルを、ソフト・プログラミングの前に、消去する
ために結合される。状態マシン回路は、選択されたビット線アドレスが印加の後
に最後のアドレスに対応するどうかを決定するように構成されている。最後のア
ドレスに対応した選択されたビット線アドレスに応答して、状態マシン回路はソ
フト・プログラミング・フラグをリセットする。これらの実施の形態のいくつか
に対して、集積回路はアドレス・カウンターを含む。最後のアドレスに対応しな
い選択されたビット線アドレスに応答して、アドレス・カウンターはビット線ア
ドレスを増加して、集積回路が増加されたアドレスに対応する次のビット線に対
してソフト・プログラムを繰返すようにする。
【0030】 集積回路のいくつかの実施の形態において、制御回路はワード線を所定の電圧
レベルに維持するように構成されている。ワード線上に設定された電圧レベルは
おおよそ接地と0.5ボルトの間である。印加は、ワード線電圧を維持しながら
、主題のビット線へソフト・プログラム・パルスを印加することを含む。いくつ
かの実施の形態では、過剰消去されたセルが前に印加された修復確証操作無しに
再プログラムできるように、ソフト・プログラミング・パルスは過剰消去された
セルを修復する。
【0031】 集積回路のいくつかの実施の形態において、第1メモリ配列は、行と列に配列
された複数のブロックを含む。各ブロックは、ビット線、ワード線、及びソース
線を含む。制御回路は、ビット線、ソース線、及びワード線に結合される。制御
回路は、選択されたブロック内のセルのしきい値電圧を低しきい値電圧に設定す
るように構成されている。制御回路は、各選択されたブロック内のセルのしきい
値電圧を低下させるための電圧シーケンスを供給するための電圧供給回路を含む
。電圧シーケンスは、セルの第1グループがしきい値電圧のための選択された限
界より下のしきい値電圧を有するような結果を生ずる。電圧供給回路は、ソース
線及びビット線を横断するソフト・プログラミング時間間隔中に、ワード線上の
電圧を選択された限界以下のレベルに設定しながら、ソフト・プログラミング・
パルスを各選択されたブロック内に配置された選択されたビット線へ供給する。
【0032】 集積回路のいくつかの実施の形態において、第1メモリ配列は行と列に配列さ
れている。集積回路は、第1メモリ配列内のセルのそれぞれの行のウエルに結合
されたウエル線を含む。制御回路は、選択されたビット線に対応するウエル線上
にウエル電圧を供給するための電圧供給回路を含む。制御回路は、選択されたビ
ット線に対応するソース線へ能動電流リミッターを結合する。いくつかの実施の
形態では、処理資源はソフト・プログラム修復状態マシンとアドレス・カウンタ
ーとを含む。
【0033】 集積回路のいくつかの実施の形態において、第1メモリ配列ビット線は欠陥ビ
ット線及び適合ビット線を含む。集積回路は、冗長ビット線上に配置された浮遊
ゲート・メモリセルの第2配列と処理資源とを有する冗長システムを含む。第2
メモリ配列内の各セルは、ドレイン、ソース及び制御ゲートを有する。冗長ビッ
ト線は、欠陥ビット線を論理的に置換える。第1メモリ配列内の選択されたビッ
ト線のビット線タイプを表示するように構成された処理資源は、冗長システム内
に配置される。主題のビット線は、選択された適合ビット線と選択された欠陥ビ
ット線を論理的に置換える主題の冗長ビット線とを含む。制御回路は、欠陥ビッ
ト線上に配置された浮遊ゲート・メモリセルへのソフト・プログラムの印加を防
止するために冗長システムと共同するように構成されている。
【0034】 冗長システムを有する集積回路のいくつかの実施の形態に対して、印加はソフ
ト・プログラム・パルスを印可することを含む。第1メモリ配列内のビット線は
アドレスを有する。冗長システム処理資源は、冗長ビット線デコーデイング・シ
ステムを含む。冗長ビット線デコーデイング・システムは、セルの第1組と、論
理配列と、処理資源を含む。セルの第1組内の各セルは、所定のビット線アドレ
スに対応したビット線タイプ表示を記憶する。論理配列は、アドレス入力に対応
したビット線タイプ表示を各ビット線アドレス入力と比較するように構成されて
いる。処理資源は、選択されたビット線に対応したビット線アドレス入力を受取
るように構成されている。処理資源は、第1メモリ配列ビット線に対してソフト
・プログラミング・パルスをオフに切換える信号を発生することにより、欠陥ビ
ット線タイプ表示に応答する。処理資源は、選択されたビット線に対してソフト
・プログラミング・パルスをオンに切換える信号を発生することにより、適合ビ
ット線タイプ表示に応答する。
【0035】 冗長システムを有する集積回路のいくつかの実施の形態に対して、印加はソフ
ト・プログラム・パルスを印加することを含む。適合ビット線タイプの表示に応
答して、冗長システム処理資源は、選択されたビット線へのソフト・プログラム
・パルスの印加を可能にするように構成されている。欠陥ビット線タイプの表示
に応答して、処理資源は選択されたビット線へのソフト・プログラム・パルスの
印加を使用不能にし、そして選択されたビット線を論理的に置換える主題の冗長
ビット線へのソフト・プログラム・パルスの印加を可能にするように構成されて
いる。
【0036】 冗長システムを有する集積回路のいくつかの実施の形態について、第1メモリ
配列はメモリセルのブロックに配列されている。各ブロックは、少なくとも1つ
のビット線と、そのブロックに対応したブロック消去フラグを有する。制御回路
と冗長システム処理資源は、ソフト・プログラミングの前に、組消去フラグを有
するブロック内に配置された選択された適合ビット線上に配置されたセルを消去
するために結合される。制御回路と冗長システム処理資源はまた、ソフト・プロ
グラミングの前に、組消去フラグを有するブロック内に配置された欠陥ビット線
を論理的に置換える主題の冗長ビット線上に配置されたセルを消去するために結
合される。
【0037】 冗長システムを有する集積回路のいくつかの実施の形態に対して、第1メモリ
配列及び第2メモリ配列は行及び列に配列されている。集積回路は、第1メモリ
配列内のセルのそれぞれの行のウエルに結合され、そして第2メモリ配列内のセ
ルのそれぞれの行に結合されたウエル線を含む。制御回路電圧供給回路は、選択
されたビット線に対応するウエル線上にウエル電圧を供給する。制御回路は、選
択されたビット線に対応するソース線へ能動電流リミッターを結合する。
【0038】 冗長システムを有する集積回路のいくつかの実施の形態に対して、印加はソフ
ト・プログラム・パルスを印加する。冗長システム処理資源は、セルの第1組を
有する冗長ビット線デコーデイング・システムを含む。第1組内の各セルは、所
定のビット線アドレスに対応したビット線タイプ表示を記憶する。冗長ビット線
デコーデイング・システムはまた論理配列を有する。論理配列は、アドレス入力
に対応したビット線タイプ表示と各ビット線アドレス入力とを比較するように構
成されている。冗長ビット線デコーデイング・システムはまた、選択されたビッ
ト線に対応するビット線アドレス入力を受取るように構成された処理資源を有す
る。
【0039】 冗長ビット線デコーデイング・システム処理資源は、第1メモリ配列ビット線
に対するソフト・プログラミング・パルスをオフに切換え、そして、主題の冗長
ビット線に対するソフト・プログラミング・パルスをオンに切換えるための信号
を生成することにより、欠陥ビット線タイプ表示に応答するように構成されてい
る。冗長ビット線デコーデイング・システム処理資源は、選択されたビット線へ
のソフト・プログラミング・パルスをオンに切換えるための信号を生成すること
により、適合ビット線タイプ表示に応答するように構成されている。冗長ビット
線デコーデイング・システムは、ビット線アドレス入力と対応するビット線タイ
プ表示とに結合された排他的NORゲートを含むことができる。欠陥選択された
ビット線タイプ表示に応答して、排他的NORゲートは結合された冗長ビット線
可能化信号をオンに切換えるように構成されている。
【0040】 本発明の第4の観点は、浮遊ゲート・セル、第1回路、及び第2回路を含んだ
浮遊ゲート・メモリを提供する。浮遊ゲート・セルは、ドレイン、制御ゲート、
浮遊ゲート、ウエル、及びソースを有する。浮遊ゲート・セルは、第1メモリ配
列内のビット線上に配置される。第1回路は、選択されたビット線を選択するよ
うに構成されている。第2回路は、主題のビット線上の浮遊ゲート・セルをソフ
ト・プログラムするように構成されている。主題のビット線は選択されたビット
線に対応する。第2回路はまた、主題のビット線上の浮遊ゲート・セルの制御ゲ
ートへゲート電圧を、ドレインへ能動電流リミッターを、ウエルへウエル電圧を
、そしてソースへソース電圧を供給するように構成されている。
【0041】 いくつかの実施の形態に対して、メモリは、ドレイン、制御ゲート、浮遊ゲー
ト、ウエル、及びソースを有する浮遊ゲート・セルを含む。浮遊ゲート セルは、第2メモリ配列内のビット線上に配置されている。第2回路は、第2メ
モリ配列内の制御ゲートへゲート電圧を、ドレインへ能動電流リミッターを、ウ
エルヘウエル電圧を、ソースへソース電圧を供給するように構成されている。主
題の浮遊ゲート・セルはまた、冗長ビット線上に配置されている。冗長ビット線
は第2メモリ配列内に配置されている。冗長ビット線は第1メモリ配列内の欠陥
ビット線を論理的に置換える。
【0042】
【詳細な説明】
添付図面を参照して、本発明の好適な実施の形態の詳細な説明が提供される。
本発明のソフト・プログラムは、ブロックに配列されたセルの配列を含んだ装置
のような、浮遊ゲート・メモリセル装置の埋め込まれた消去順序の一部であって
よい。ソフト・プログラムは、プロセス中に発生される電流量を制限しながら、
ビット線ベースで過剰に消去されたセルを素早く修復するためのパルスを発生す
る。欠陥メモリセルを有しないメモリ配列に対しては、本発明は、ソフト・プロ
グラム・パルスの同時的に印加される消去されたセルの数がビット線単位の方法
に対してずっと低いため、バルク操作と比較して低電流で動作可能な効率的な修
復方法を提供する。
【0043】 いくつかのメモリ配列について、ある欠陥はその中のいくつかのビット線を使
用不可能又は「欠陥」とする。欠陥ビット線の数は、高密度メモリ配列について
は特に問題となる。使用可能なビット線は、ここでは「適合」と呼ぶ。
【0044】 ビット線欠陥は、ビット線内の欠陥メモリ・セル、ビット線対ビット線金属短
絡、ビット線金属開放、ビット線漏れ、及びその他の電気的な欠陥を含む製造プ
ロセスの結果である。セル状態に関係無く、このような欠陥ビット線は使用不可
能にとどまるため、浮遊ゲート充電に関する欠陥以外の欠陥を有するビット線に
消去、プログラム及びソフト・プログラム・サイクルを受けさせるための明白な
利益はない。また、このようなビット線の欠陥は、ビット線内に配置されたセル
上にこれらの意図された効果を有するための消去、プログラム、及びソフト・プ
ログラム・サイクルを不可能にするであろう。
【0045】 過剰に消去されたセルは、ソフト・プログラム・サイクル中に、より大きな電
子注入とより高いドレイン電流を必要とする。実質的に過剰に消去されたセルを
有するビット線に対するより高いソフト・プログラミング・ドレイン電流要求は
、ソフト・プログラミング効率を制限する。過剰消去されたセルに対する高いド
レイン電流は、ソフト・プログラミング中に電圧スパイクを発生し得る。電圧ス
パイクは、十分に高いデータ線電圧を維持することを集積回路ができないことに
より生ずる。より高いドレイン電流はまた、欠陥メモリセルが適当なしきい値電
圧範囲内に収束できない理由から生ずる。欠陥ビット線内の低いしきい値電圧セ
ルに対するより大きな電子注入要求は、(1)欠陥ビット線に対するより大きな
ソフト・プログラム・サイクル時間、(2)もしソフト・プログラム・アルゴリ
ズムがタイム・アウト基準を受けるならば、より多くのタイム・アウトとサイク
ルが繰返され、及び/又は(3)ソフト・プログラミング中のより高いドレイン
線電流要求を発生する。低VCC電圧でのVT収束のための基板電流誘導ホット電子注入 (SCIHE)手法 ソフト・プログラミング中、ゲート電圧が制御ゲートへ供給され、ドレイン電
圧がドレインに供給され、ウエル電圧がウエルに供給され、そして、能動電流リ
ミッターがソースに結合される。本発明の実施の形態は、電流源から流出する使
用可能な電子はより低いVTを有するセルへと流れ、ここでセルのコンダクタン
スはずっと高く、ソフト・プログラム効率を増大させる。SCIHE発明は、1
997年9月10日に出願された米国特許出願番号08/926,554、発明
の名称「低VCC電圧でのVT収束のための基板電流誘導ホット電子注入(SCI
HE)手法のための方法及び回路」に記載されている。
【0046】 ソースに結合された能動電流リミッターの使用は、ソースに結合された接地又
は定電圧源を使用する手法又はダイオード接続を使用する手法よりも有利である
。能動電流リミッターはまた、ソース・バイアスがダイオード接続、直列抵抗、
又はフラッシュ・セルのドレイン及びゲートを監視するフイードバック回路によ
り設定される手法よりも有利である。さまざまな従来手法とは異なり、能動電流
リミッターを使用することは電子の流れを一定にすることに役立つ利点を有する
【0047】 図1Aは、SCIHE発明の実施の形態を組み込んだ浮遊ゲート・メモリセル
集積回路の基本構造を示す。SCIHE集積回路100は、複数のブロック(図
中、32ブロック)に分割された、一般に110で示される第1メモリ配列を含
む。各ブロックは、読取り、プログラミング、予備プログラミング、消去、及び
ソフト・プログラミング処理のために独特のアドレスを有する。第1メモリ配列
110の分断された構成は、本発明の修復パルスをメモリセルのブロックへ個別
に印加することを可能にし、従って、過剰に消去されたセルのブロック単位の修
復を可能にする。第1メモリ配列110の構成は、SCIHE手法200Aのた
めの分断された配列構成を説明する図2Aを参照して以下に詳細に説明する。S
CIHE手法200Aの分断された配列構成は、第1メモリ配列110の一部を
含む浮遊ゲートメモリ回路のドレイン・ソース・ドレイン構成に示されている。
図1Bの説明は、以下のビット線ソフト・プログラミング方法において与えられ
る。
【0048】 図1Aをさらに参照すると、第1メモリ配列110は、一般に160で示され
る電圧バイアス/能動電流リミッター及び一般に120で示される読取り/プロ
グラム制御/ブロック消去/消去確証/修復回路と結合している。電圧バイアス
/能動電流リミッター160は、ソフト・プログラミング中に増強された効率を
与える。読取り/プログラム制御/ブロック消去/消去確証/修復回路120は
、ブロック消去フラグ130と結合している。アドレス・カウンター140は、
消去/消去確証/修復シーケンスの間にメモリ・セル、ブロック、ビット線又は
全体配列を通して増加するために含まれる。修復はここではまた、「ソフト・プ
ログラム」と呼ばれる。
【0049】 チップは、出力可能化及びチップ可能化信号などのアドレス、データ、及びそ
の他の制御線に結合された命令論理150を含む。命令論理150は、電圧バイ
アス/能動電流リミッター160及び読取り/プログラム制御/ブロック消去/
消去確証/修復回路120のための操作モードを設定するために入力を解釈する
【0050】 制御論理150は、本発明のセル、ブロック、ビット線又は配列消去のための
追加の命令と共に、米国カリフォルニア州サニーベールのアドバンスド・マイク
ロ・デバイセズ社により製造されたAm28F020フラッシュ・メモリメチッ
プなどの標準の浮遊ゲートメモリ集積回路内のように実現できる。命令論理15
0により出される命令に応答して、埋込まれた消去操作が読取り/プログラム制
御/ブロック消去/消去確証/修復回路120内の状態マシンにより実行される
。ホストCPU又はその他を介して、ユーザは操作の好ましいモードを指示する
ためにアドレス及びデータ信号を命令論理150へ供給する。読取り/プログラ
ム制御/ブロック消去/消去確証/修復回路120により実行されるモードは、
第1メモリ配列110内の全てのブロックが消去されるチップ消去モード及び第
1メモリ配列110内の選択されたブロックを消去するブロック消去モードを含
む。ユーザ入力に応答して、消去されるべきブロックはチップ上に記憶されたブ
ロック又はセクター消去フラグ130により識別される。
【0051】 図2Aは、1995年3月21日に付与された米国特許第5,399,891
号、発明の名称「不揮発性メモリセル及び配列構成」に開示されるような、本発
明が実現できる浮遊ゲート・メモリ回路のドレイン・ソース・ドレイン構成の分
断された配列構成の詳細を示す。他の配列の構成も同様に使用できる。
【0052】 回路は、埋め込み拡散導体により実現される第1ローカル・ビット線203及
び第2ローカル・ビット線206を含む。また、埋め込み拡散導体により実現さ
れる共通ソース接続線209が含まれる。複数の浮遊ゲート・トランジスタは、
ローカル・ビット線203、206及び共通ソース接続線209に結合されたド
レイン及びソースを有する。1つのブロック内のこれらの浮遊ゲート・トランジ
スタのいかなる数も、上記した消去ステップの結果として、変化する度合いにお
いて、過剰消去をこうむる。
【0053】 一般に212で示されるトランジスタの第1列のドレインは、第1ローカル・
ビット線203に結合され、そして、一般に215で示されるトランジスタの第
2列のドレインは第2ローカル・ビット線206に結合される。浮遊ゲート・ト
ランジスタのゲートはワード線WL0乃至WLNへ結合される。ここで、各ワード
線(例えば、WL1)は、第1ローカル・ビット線203内のトランジスタ(例
えば、トランジスタ218)のゲート及び第2ローカル・ビット線206内のト
ランジスタ(例えば、トランジスタ221)に結合される。トランジスタ218
及び221は、共有ソース拡散を有する2つのトランジスタ・セルとみなすこと
ができる。
【0054】 浮遊ゲートを充電する行為は、浮遊ゲート・メモリセルのプログラミング・ス
テップと呼ばれる。これは、ゲートとソースの間に12ボルトなどの大きな正電
圧を、そしてドレインとソースの間に6ボルトなどの正電圧を設定することによ
るホット電子注入を介してバイト単位で達成される。
【0055】 浮遊ゲートを放電する行為は、浮遊ゲート・メモリセルの消去ステップと呼ば
れる。これは浮遊ゲートとソースの間(ソース消去)又は浮遊ゲートと基板の間
(チャンネル消去)のF−N(フアウラーノルデハイム)トンネリング機構を通
じて達成される。ソース消去はソースに正バイアス、例えば、12ボルト又は7
ボルト、を印加し、一方、ゲートを接地又は負バイアス、例えば、マイナス7ボ
ルト、を印加することにより実行される。ブロック・ベースのチャンネル消去は
、負バイアスをゲートに及び/又は正バイアスを基板に印加することにより実行
される。
【0056】 セルの個別のブロックは、選択信号、すなわち、トップ・セレクト信号TBS
ELA及びTBSELB及び底ブロック選択信号BBSELA及びBBSELB、に
より制御される。ブロックの個別制御は、選択されたローカル・ビット線203
及び206へ修復パルスを印加する能力を与える。
【0057】 図2Aをさらに参照すると、第1グローバル・ビット線224及び第2グロー
バル・ビット線227が各ドレイン・ソース・ドレイン・ブロックと関連付けら
れている。第1グローバル・ビット線224は、金属拡散接点269を介してト
ップ・ブロック選択トランジスタ230のソースに結合している。同様に、第2
グローバル・ビット線227は、金属拡散接点272を介してトップ・ブロック
選択トランジスタ233のソースに結合している。トップ・ブロック選択トラン
ジスタ230、233のドレインは、それぞれ、第1及び第2ローカル・ビット
線203及び206に結合されている。従って、トップ・ブロック選択トランジ
スタ230、233のゲートは、線236上のトップ・ブロック選択信号TBS
ELAにより制御される。
【0058】 同様に、トランジスタ285のゲートは、線242を横断する底ブロック選択
信号BBSELAにより制御される。ローカル共通ソース接続線209は、トラ
ンジスタ285を介してターミナル横断導体263に結合されている。トランジ
スタ285のドレインは共通ソース接続線209に結合されている。トランジス
タ285のソースは、導体263に結合されている。この構成では、導体263
は、配列を通して水平に移動された位置の金属拡散接点281へ延びた埋め込み
拡散導体である。金属拡散接点281は垂直金属バス239への接点を与える。
【0059】 構造中のセンス増幅器及びプログラム・データに対して、データ線245は配
列を介してそれぞれの列(又はグローバル・ビット線)選択トランジスタ293
、294へ垂直に延びたグローバル・ビット線224及び227に結合している
。従って、列選択トランジスタ293のソースは、グローバル・ビット線224
に結合されていて、列選択トランジスタ293のゲートは列(又はグローバル・
ビット線)デコーダ信号Yn0に結合されていて、そして、列選択トランジスタ2
93のドレインはデータ線導体245に結合されている。
【0060】 図1A及び図1Bに示される浮遊ゲート・メモリセルのブロックは、より大き
な集積回路内の2つのサブ配列を示す図2A内に示されている複数のサブ配列内
に構成される。サブ配列は、メモリ配列の物理的配列部分を表す。サブ配列は、
一般に、点線248に沿って分割されて、一般的に線248上のサブ配列251
と一般的に線248の下のサブ配列254とを含む。セルの第1グループ257
は、与えられたビット線対(例えば、224、227)に沿ったセルの第2グル
ープ260の鏡像として展開されている。ビット線対を上に進むと、メモリ・サ
ブ配列は、導体263、266(埋め込み拡散)及び金属対金属拡散接点269
、272、275、278を共有するために、フリップされている。導体263
、266は、金属拡散接点281、284を介して配列を横断して垂直金属線2
39へ水平に延びている。サブ配列は、隣接するサブ配列が金属バス239を共
有するために金属バス239の反対側に繰返される。金属バス239は、配列接
地及び消去高電圧回路に結合される。従って、サブ配列の配列は、グローバル・
ビット線のために2つのトランジスタ・セルの列当りに2つの金属接点ピッチ及
び金属バス239のために1つの金属接点ピッチを必要とする。
【0061】 浮遊ゲート・メモリセルは、ウエル296A−296Lを含む。ウエル線29
5A−295Cが図2に示されている。ウエル線295A−295Cは、ウエル
296A−296Lにバイアス電圧を印可するためのものである。ウエル線29
5Aはウエル296A乃至296Dに結合されている。ウエル線295Bはウエ
ル296E乃至296Hに結合されている。ウエル線295Cはウエル296I
乃至296Lに結合されている。
【0062】 ソフト・プログラム・パルス中、ゲート電圧がワード線(WL0-n)を介して
浮遊ゲート・セルのゲートに印加され、ドレイン電圧がビット線224及び22
7を介して印加され、ウエル・バイアスがウエル線295A−295Cを介して
印加され、能動電流リミッターがソースへトランジスタ285−288及び電流
ミラーを形成する図5に示す追加の回路を含む構造を介して印加される。このよ
うな構造において、図2Aのトランジスタ285−288の各々は、図5に示す
ような例えばトランジスタ516などのトランジスタに対応する。BBSELA
及びBBSELBの各々は、トランジスタ516のゲートに結合される図5に示
す線VCSに対応する。図2Aに示されていないのは、図2Aに示されるその他の
浮遊ゲートのための追加のウエル線である。しかし、追加のウエル線は他のウエ
ルにウエル・バイアス電圧を印加するのに使用される。トランジスタ285、2
86、287及び288はまた、選択デコード・トランジスタである。これらの
トランジスタはそれらのソース側で、操作モードに依存して、ゼロ・ボルト又は
正電圧を支持するための生成器に接続されている。
【0063】 この手法において、ソースを接地するよりも能動電流リミッターを使用すると
、ポンプ回路の電力は過剰消去されたセルをプログラムするためにより良く使用
でき、そして、大部分のセルからの漏洩電流の大きさを格段に減少できる。代替
的なシステムにおいて、ゲート電圧は過剰消去されたセルからの電流の寄与を減
少するためにステップすることができる。
【0064】 図2Aの回路により提供されるセクター・デコード能力は、約4ボルトをロー
カル・ドレイン線へ印加することにより配列の選択された部分のみにドレイン撹
乱スタイル・ソフト・プログラム・パルスを印加し、一方、ソースを能動電流リ
ミッターへ結合する回路を実現できる。
【0065】 また、代替的なシステムは、ソフト・プログラムされている装置のソース端子
を介して、約4ボルト又は回路パラメータに依存してより大きいソフト・プログ
ラム・パルスを印加し、一方、ビット線又はドレイン端子を能動電流リミッター
へ結合する。同じ、ブロック単位デコーデイング及びワード線ドライバーがこの
ソース撹乱手法において使用できる。
【0066】 図2Bは、SCIHE手法が実現でき200B、そして図2Aに類似した、共
通ウエル線297及び能動電流リミッター299を含んだ分断された配列構成を
示す回路図である。共通ウエル線297は、複数のセルにウエル電圧を印加する
ことを可能にする。トランジスタ285−288の代りに、図2Bはスイッチ2
98及び能動電流リミッター299を含む。能動電流リミッター299は、スイ
ッチ298を経由して金属バス239へ結合している。能動電流リミッター29
9は、配列中の複数のセルへ共通なシンクを提供する。以下の図2Cのビット線
ソフト・プログラム方法の部分を参照。
【0067】 図3Aを参照すると、SCIHE発明の実施の形態のソフト・プログラム・ス
テップを含む、チップ又はブロック消去プロセスの全体のフロー・チャートを示
す。図3Bは、能動電流リミッターなどのSCIHE発明の特徴又は図4を参照
して以下に説明されるウエル・スイッチを必要としない図3B内のソフト・プロ
グラムを除いて、図3Aと同じフロー・チャートを示す。ビット線毎のソフト・
プログラム方法は、図3A又は図3Bのいずれかに示されるようなソフト・プロ
グラム設定と共に使用できる。消去操作(ステップ305)の開始後、予備プロ
グラミングが、ホストCPU又はそうでなければ命令論理150(ステップ31
0)を介して、消去のために選択されたチップ又はブロックに対して開始される
。ステップ315において、予備プログラム回復期間が生じ、予備プログラミン
グ後に電圧が安定することを可能にする。ステップ320において、予備プログ
ラム確証プロセスが生ずる。そして、システムはチップ、ブロック又はビット線
内の最後のアドレスが予備プログラムされたかどうかを検査する(ステップ32
5)。もし、されていなければ、予備プログラミング・ステップ310で開始す
るプロセスが、チップ、ブロック又はビット線内の全てのセルを予備プログラム
するまで、繰返される。
【0068】 予備プログラミング後に、ステップ330において消去操作が実行される。消
去ステップには、消去電圧が消滅できるように、消去回復期間335が続く。次
に、消去確証操作が実行される。そして、システムはステップ345において、
消去プロセスが完了したかを検査する。もしそうでなければ、消去操作が完了す
るまで、消去操作330を実行するために戻る。
【0069】 消去操作が完了した時、図3Aにおいて示されるSCIHEプロセスに従い、
ステップ350でSCIHEソフト・プログラムが開始される。ここで、ソフト
・プログラム・パルスは、平行に消去操作を受けたビット線、又はブロック、又
は全チップ内の全てのセルに印加される。ソフト・プログラム・ステップ350
は、ゲート電圧をゲートへ、ドレイン電圧をドレインへ、ウエル電圧をウエルへ
、及び定ソース電流をソースへ印加することを含む。
【0070】 図3Bに、一般化されたソフト・プログラム・ステップ352が与えられる。
一般化されたソフト・プログラム352は、例えば、能動電流リミッター又はウ
エル・スイッチなどのSCIHE特徴を必ずしも含まない。両ソフト・プログラ
ムに対して、ソフト・プログラム回復がステップ355で発生する。プロセスが
ステップ360で終わる。
【0071】 図4は、SCIHE発明の実施の形態によるソフト・プログラミングのため構
成された浮遊ゲート・メモリセルを示す。浮遊ゲート・メモリセル400は、制
御ゲート401、制御ゲート下の浮遊ゲート402、ソース403、ウエル40
4、及びドレイン405を含む。浮遊ゲート・メモリセル400は、誘電体層が
中間に介在する積重ねられた一対のポリシリコン層から形成された制御ゲート4
01及び浮遊ゲート402を含む。ゲート・スイッチ410は、制御ゲート40
1に結合されていて、約2ボルトの制御ゲート電圧を与える。ソース・スイッチ
411は、ソース403に結合されていて、ソース403へ能動電流リミッター
420を与える。ウエル・スイッチ412は、ウエル404に結合されていて、
ウエル404へ約2ボルトのウエル・バイアス電圧を与える。ドレイン・スイッ
チ413はドレイン405に結合されていて、そしてドレイン405へ約4ボル
トのドレイン電圧を与える。
【0072】 図4に示される構成は、浮遊ゲート・メモリセル400のソフト・プログラミ
ングを可能にする。ソフト・プログラミングは浮遊ゲート上に電子のホット電子
注入を生ずる。本発明の1つの実施の形態において、セルの長さ(Lmask)
は、0.6マイクロメートルであり、幅(Wmask)は、0.4マイクロメー
トルである。トンネル酸化物は、10ナノメートルであり、酸化物窒化物酸化物
(ONO)層は約14ナノメートルである。浮遊ゲート・メモリセル400は、
nチャンネル・トランジスタである。
【0073】 3重ウエル構成がセルのために使用されている。3重ウエル構造は深いNウエ
ル、Pウエル、及び、Nウエルを含む。もし、Pウエルが接地され続けていると
、二重ウエル構造が使用できる。Pウエルはチャンネル・ウエルとして働き、深
いNウエルは隔離ウエルとして働く。ソフト・プログラミング中に、チャンネル
・ウエルは非正電圧へバイアスでき、一方、隔離ウエルはVccと等しく、又は
、より高く維持される。
【0074】 能動電流リミッターの使用の利点は、ソースから流れる使用可能な電子はより
低いVTビットへ流れて、セルのコンダクタンスはずっと高い。従って、ソフト
・プログラムの効率はずっと大きい。コンダクタンス変調は荷電ソース電圧を通
じてであり、log10{−[VSGT(VSB)]/110mV}に比例する。
ここで、Gはゲート結合比である。能動電流リミッター420は、ソースに負の
定電流を印加する。示された構成は、ドレイン電流が電荷ポンピング回路から利
用可能な電流よりも大きいVcc=5ボルトから直接に供給できるという追加の
利点を有する。もし、Vccが低下されると、相対的電圧が従って変化する。負
ウエル・バイアスの使用は、別のポンピング回路を必要とする。もし、正ポンプ
回路がドレイン電圧のために使用されると、負ポンプ回路は必要とされない。ド
レイン電圧とウエル・バイアス電圧の差が、重要である。
【0075】 高速なVT収束が望ましい。ソフト・プログラム時間がより長いと、VT収束は
よりきつい。上限は、全セクター電気消去時間である。初期ビット(セル)は、
より広いVT分布を有し、初期のソース電圧は高い。選択的に、ステップの又は
ランプされたワード線電圧(ゲート電圧)がドレイン対ソース電圧マージンを変
化するのに使用できる。ゲートとソースの間の電圧は、収束されたVTの飽和値
に影響を与える。
【0076】 ソフト・プログラム電流は、VT(VSB)を介して本体効果からも抑制されて
、基板のより高い不純物濃度が役立つ。基板の高い不純物濃度は短チャンネル効
果及びそれに関連した漏洩を抑制する。漏洩に影響を与えるドレイン結合比も減
少される。ドレイン結合は、N+浮遊ゲート重なり合いからの容量結合効果であ
る。
【0077】 浮遊ゲート・ソフト・プログラミング方法に関するより詳細な説明が、199
8年4月28日に発行された米国特許第5,745,410号、発明の名称「ソ
フト・プログラミング・アルゴリズムのための方法及びシステム」に開示されて
いる。
【0078】 図5は、本SCIHE発明の実施の形態によるメモリセル及び能動電流リミッ
ターの図である。電流リミッター回路500は、図4の能動電流リミッター42
0に対応する。電流リミッター・スイッチは、Vcc及びVloadに結合されたト
ランジスタ510、抵抗512、トランジスタ514、及びトランジスタ516
を含む。Ioutはソース・スイッチ411に結合される。Vloadは、Ioutからの
電流を制御するのに使用される。Ioutは、メモリセル522を含むメモリセ
ルのソースに結合された配列VSS520に結合される。図5にはまた、ワード線
526、配列ウエル524、及びドレイン線528が示されている。図5に示さ
れる構成では、電流はメモリセルの配列内のメモリセルのソースから制限される
【0079】 メモリセルのブロックは、同時的にプログラムできる。512Kセルのブロッ
クを同時的にプログラムするために、電流リミッター回路500は電流リミッタ
ー回路500を介して全電流がブロックに対して約2ミリアンペアを生ずるよう
に構成される。代替的な実施の形態において、512Kセル・ブロックのための
電流は10ミリ・アンペア(mA)よりも小さい。
【0080】 図6を参照すると、SCIHE発明の別の実施の形態が示されている。ここに
示されるように、選択的に、修復パルスは2つの連続的ステップに印加できる。
第1ステップにおいて、ワード線電圧は接地の近くの第1レベルに維持され、そ
して、第2ステップにおいて、ワード線電圧は接地の近くの第2レベルに維持さ
れる。図6は、ステップ607から610中に、ワード線電圧が2つの異なるレ
ベルに維持され、一方、修復パルスがビット線に印加されることを示す。
【0081】 第1に、ステップ607は、ある時間、例えば、100ミリ秒の間、接地より
も上の、例えば、0.1ボルトと0.2ボルトの間に、維持されるワード線電圧
を提供する。修復パルスの第1段階は、ステップ608中、維持される。第1ソ
フト・プログラム・ステップ607及び608中に、最初により低いワード線バ
イアスを印加することにより、「過剰消去された」セルの電流はより高いワード
線電圧でもって発生するよりも少なく、過剰消去されたセルの大部分は「通常の
セル」の方へ押される(すなわち、これらはしきい値電圧をより良い値へ回復す
る)。従って、第1ソフト・プログラム・ステップ607及び608後、いくつ
かの過剰消去セルは回復されて、そして、第2ステップを印加できる。第2ステ
ップ609及び610は、ワード線電圧を、修復パルスが印加されている間、追
加の時間、例えば、約100ミリ秒、の間、印加される約0.6ボルトに設定す
ることを含む。
【0082】 従って、修復パルスの間、ワード線電圧が2段階で駆動される。第1段階は、
100ミリ秒の間生じ、その間、ワード線電圧が約0.1ボルトと0.2ボルト
の間に維持される。第2段階は、100ミリ秒の間生じ、その間、ワード線電圧
は約0.6ボルトに維持される。この2ステップ・プロセスは、より少ない動作
電流とより良い動作効率でもっと過剰消去されたセルのソフト・プログラミング
を増強する。
【0083】 以下の表は、2ステップ・ソフト・プログラミング・プロセスの代替的な値を
示す。3V技術
【0084】5V技術
【0085】 以下は、ソフト・プログラミングに対する電圧及び電流範囲を示す。
【0086】 従って、低いVcc電圧において、VT収束のための基板電流誘導ホットe注
入のための回路及び方法が提供される。この方法及び回路は、フラッシュ・メモ
リにおいて過剰消去されたセルのより速くて且つより効率的な修復を与える。
【0087】 図7は、プログラミング順序の1つの実施の形態のタイミング図を示す。トレ
ース700により示されるようにドレインへ電圧が印加される。変化する電圧が
トレース702に示すようにプログラミング中にワード線へ印加される。ドレイ
ン及びゲート電圧は各ステップにおいて同時的に印加されるか、又は、ゲート電
圧が最初に印加される。
【0088】ビット線ソフト・プログラミング方法 本発明の1つの観点は、浮遊ゲート・メモリセル配列を有する集積回路内の連
続するビット線のソフト・プログラミングの方法である。この方法は、図1Aに
示すSCIHE集積回路100に類似した集積回路、又は、ビット線選択能力を
提供するどんな浮遊ゲート・メモリ集積回路において、実施できる。
【0089】 集積回路は、複数のビット線を有する第1メモリ配列110を含む。ビット線
は浮遊ゲート・メモリセルに対応する。メモリセルは、プログラム及び消去され
るように構成されている。各セルは、ドレイン、ソース、及び制御ゲートを有す
る。セルの制御ゲートは、ワード線と通信する。欠陥の無いビット線を持つメモ
リ配列に対して、図8Aに示されて、以下に説明されるビット線ソフト・プログ
ラム(BLISP)方法800が使用される。
【0090】 図2A、2B及び2Cは、BLISP方法800が実現できるドレイン・ソー
ス・ドレイン構成の分断された配列構成の詳細を示す。これらの構成は第1メモ
リ配列110の異なる実施の形態を示す。図2Cは、BLISP方法800が実
現できる一般化された分断された配列構成200Cを示す。BLISP方法80
0が実現できる一般化された分断された配列構成200Cは、SCIHE発明ソ
フト・プログラム特徴を組み込んでいない。BLISP方法800は、各ビット
線に対応する列(又はビット線)デコード信号(Yn0からYnMなど)を提供する
どんな浮遊ゲート・メモリ配列内で実現できる。ビット線ソフト・プログラム方
法800は、図2A、2B及び2Cに示すブロック分断化構成を必要としない。
【0091】 図2Cに示すように、第1メモリ配列110は、第1ローカル・ビット線20
3及び第2ローカル・ビット線206を含む複数のビット線を含む。図2Cに示
すように、第1ローカル・ビット線203及び第2ローカル・ビット線206な
どのローカル・ビット線は、第1メモリ配列110内の浮遊ゲート・メモリセル
のドレイン端子に結合される。浮遊ゲート・メモリセルの各々は、ドレイン、ソ
ース、及び制御ゲートを有する。セルの制御ゲートは、図2Cにおいてワード線
WL0乃至WLNとして示されるワード線と通信する。
【0092】 図8Aに示すように、浮遊ゲート・メモリセルに対するビット線ソフト・プロ
グラミング(BLISP)方法800は、ワード線を所定のワード線電圧レベル
に設定及び維持すること807を含む。いくつかの実施の形態では、予め定めら
れたワード船電圧レベルは、おおよそ接地上と0.5ボルトの間である。
【0093】 BLISP方法は、ソフト・プログラミング電圧レベルを有するソフト・プロ
グラミング・パルスを発生し809、選択されたビット線を選択し811、そし
て主題のビット線へソフト・プログラミング電圧レベル又はパルスを印加する8
13、ことにより、続く。主題のビット線は選択されたビット線に対応する。ソ
フト・プログラミング電圧レベルは主題のビット線上に配置されたセルに印加さ
れる。
【0094】 BLISP方法は、ソフト・プログラム・パルスを主題のビット線へ印加した
813後に、典型的に直接的に生ずるソフト・プログラム回復815を含む。ソ
フト・プログラム回復は、本発明のいくつかの実施の形態において、約ゼロ・ボ
ルトの通常待機電圧状態にソフト・プログラム電圧(本発明のいくつかの実施の
形態において約5乃至6ボルトである)から回復するために選択されたビット線
が必要な時間を与える。ソフト・プログラム回復はまた、ワード線が2ステップ
電圧適用からゼロ・ボルトへ戻るのに必要な時間を与える。従って、ソフト・プ
ログラム回復815の後、ワード線及びビット線はそれらのそれぞれの通常の待
機状態に戻る。
【0095】 BLISP方法800は、ソフト・プログラム・パルスが同時的に印可される
消去されたセルの数がビット線ごとの方法に対してずっと低いため、従来技術の
バルク動作よりも実質的に少ない電力と電流を消費するように構成されている。
いくつかの実施の形態では、主題のビット線は、選択されたビット線を含む。
【0096】 典型的に、ソフト・プログラム方法のバルク動作を実行する回路は、必要な高
電流、例えば、10乃至90ミリ・アンペアの電流駆動能力を供給するために、
電源線の直接の印加を必要とする。一方、低電力応用に対して、10ミリ・アン
ペアを超える電流消費は許されない。低電力応用は典型的に、低電圧を有し、そ
して、電圧の直接印加はバルク・ソフト・プログラミングのために必要な電流レ
ベルを与えない。従って、ポンピング発生器が高電圧を与えるために必要とされ
る。しかし、ポンプ発生器は通常は単に数ミリ・アンペアを供給する本質的な制
限により特徴付けられる。
【0097】 BLISP方法800のいくつかの実施の形態において、第1メモリ配列11
0は、図1A及び図1Bに示されるような複数のブロックを含む。各ブロックは
、少なくとも1つのビット線を有する。ソフト・プログラミングの前に、方法は
消去フラグを設定したブロック内に配置されたビット線上に配置されたセルを消
去することを含む。いくつかの実施の形態において、ソフト・プログラミング・
パルスは、過剰消去されたセルが前に適用された修復の確証操作無しに再プログ
ラムされるように、過剰消去されたセルを修復する。修復確証操作は、過剰消去
されたセルが、例えば、前の試験と評価でよく特徴付けられている時、省略でき
る。
【0098】 いくつかの実施の形態では、第1メモリ配列110内のビット線はアドレスを
有する。集積回路は、図9Bに示されるビット線アドレス・デコーデイング・シ
ステム915のような、冗長ビット線デコーデイング・システムを含む処理資源
を含む。選択は、選択されたビット線に対応するビット線アドレス入力を受取る
冗長ビット線デコーデイング・システム915を含む。印加は、選択されたビッ
ト線へソフト・プログラム・パルスをスイッチ・オンにするための信号を提供す
る処理資源を含む。1つの実施の形態では、ビット線アドレス・デコーデイング
・システム910の出力は冗長ビット線デコーデイング950に対する第2入力
信号と論理的に結合されて、主題のビット線へのソフト・プログラム・パルスを
スイッチ・オンにするために、第1メモリ配列内のゼロ・ビット線に対するYn0 信号960−0などの適当なビット線デコード信号を発生する。
【0099】 メモリ配列内の欠陥ビット線からの顕著な生産性の減少を有する高密度メモリ
製品に対して、冗長システム170は生産性を上昇するために使用できる。欠陥
ビット線は使用できず、そして上記したような製造プロセスの結果である。図9
B及び図9Cにその詳細が示されるような冗長システム170は、第2メモリ配
列905(図9Cを参照)及び処理資源を含む。第2メモリ配列905内のビッ
ト線は、第1メモリ配列110内の欠陥ビット線を論理的に置換える。
【0100】 集積回路内の冗長システム170の包含は、高い生産性と冗長システムに起因
するダイの大きさの拡大との間の交換に基づく。例えば、冗長システム170の
ためのダイの大きさの拡大が相対的に小さくて、冗長システムの使用により与え
られる生産性の改善がとても重要な時、適当な製品戦略は冗長システム170を
集積回路内に組み込むことである。
【0101】 この交換が、メモリ配列内の欠陥ビット線を論理的に置換えるための追加処理
資源を持たない集積回路を好む状況に対しては、冗長システム170は含まれず
、図8Aに示される「基本」BLISP方法800が使用される。例えば、欠陥
ビット線を持たない第1メモリ配列110は、冗長システム170を必要としな
い。同様に、大変低い数の欠陥ビット線を持つ第1メモリ配列110を有するあ
る集積回路に対しては、集積回路の処理資源は、冗長システムを包含することな
く、欠陥ビット線が浮遊ゲート配列が十分な機能を与えることを妨げないことを
保証できる。例えば、集積回路は、メモリが限定された数の欠陥ビット線をバイ
パスして、従って、このような欠陥ビット線の存在にもかかわらず効率的に動作
することを可能にするアドレス・カウンタと制御ユニットとを含む処理資源を有
することができる。このような集積回路に対する第1メモリ配列110は、欠陥
ビット線の置換えを可能にするための余剰ビット線を有するか、又は、第1メモ
リ配列により実行される操作は少数の欠陥ビット線が存在しても実行できる。
【0102】 大変少数の欠陥ビット線以上を持たない集積回路と欠陥ビット線105をバイ
パスするように構成された集積回路との間の主な違いは、後者が図1B内の欠陥
ビット線をバイパスするように構成された集積回路の1つの実施の形態として示
されるような冗長システム170を有することである。図1Bに示される実施の
形態とSCIHE手法100による集積回路と間の別の違いは、図1Bに示され
る実施の形態が、それらの機能を結合した読取り/プログラム制御/ブロック消
去/消去確証/ソフト・プログラム回路120を有する代りに、ブロック消去/
消去確証/ソフト・プログラム回路125から分離された読取り及びプログラム
制御回路を有することである。読取り及びプログラム制御回路はまた、ここで、
制御回路165として呼ばれる。第3の違いは、SCIHE集積回路100が電
圧バイアス及び能動電流リミッター160を有することである。これらの要素は
欠陥ビット線105を論理的に置換えるように構成された集積回路には必要とさ
れない。
【0103】 欠陥ビット線105を論理的に置換えるように構成された集積回路に対して、
第1メモリ配列110は、読取り及びプログラム制御回路165とブロック消去
/消去確証/ソフト・プログラム回路125とに結合されている。冗長システム
170はまた、読取り及びプログラム制御回路165とブロック消去/消去確証
/ソフト・プログラム回路125と結合している。
【0104】 より大きな数の欠陥ビット線を有する集積回路に対して、冗長システム170
が、図8Bに示されるように、欠陥ビット線801を論理的に置換えるように構
成されたBLISP方法により使用される。第2メモリ配列905は冗長ビット
線を有する。このような集積回路に対して、欠陥ビット線801を論理的に置換
えるように構成されたBLISP方法は、冗長システム170を提供すること8
22を含む。欠陥ビット線801を論理的に置換えるように構成されたBLIS
P方法はまた、ワード線を所定のワード線電圧レベルに維持すること807、ソ
フト・プログラミング電圧レベルを有するソフト・プログラミング・パルスを発
生すること809、選択されたビット線を選択すること811、そして、ソフト
・プログラミング電圧レベルを主題のビット線へ印加すること813、を含む。
【0105】 欠陥ビット線801を論理的に置換えるように構成されたBLISP方法に対
して、第1メモリ配列110は2つのタイプのビット線を含む。欠陥ビット線と
適合ビット線である。いくつかの実施の形態において、第1の数のプログラミン
グ・サイクル後に、各欠陥ビット線上に配置された少なくとも1つのセルは目標
のしきい値電圧レベル以下に留まる。従って、欠陥ビット線は使用不可となる。
例えば、図2A乃至図2Cを参照すると、もし、第1の数のプログラミング・サ
イクルの後にトランジスタ215の第2列内に配置された第2トランジスタ22
1が目標のしきい値電圧以下に留まると、第2グローバル・ビット線227は欠
陥ビット線と見なされる。欠陥ビット線内のセルの目標値以下のしきい値電圧は
、そのセルが繰返してプログラミング、消去、及びソフト・プログラミング・サ
イクルを受ける時にその過剰消去に寄与する。幾つかの実施の形態において、プ
ログラミング・サイクルの第1の数は2よりも大きい。
【0106】 第2メモリ配列905は、プログラム及び消去するように構成された浮遊ゲー
ト・メモリセルを有する冗長ビット線を有する。冗長システム170は、処理資
源を含み、ビット線選択能力を提供する。第2メモリ配列905は、ビット線ア
ドレシング及び選択を提供するために、アドレス・カウンタ140と制御回路(
図1B及び本明細書中以降で参照番号165、そして図1Aで参照番号120)
とに結合できる。選択されたビット線の選択811は、選択されたビット線に対
応するビット線タイプを指示することを含む。冗長システム170内に配置され
た処理資源は指示を行なうように構成されている。ビット線タイプは、適合ビッ
ト線タイプと欠陥ビット線タイプを含む。適合ビット線タイプの指示に応答して
、主題のビット線タイプは選択されたビット線を含む。欠陥ビット線タイプの指
示に応答して、主題のビット線タイプは主題の冗長ビット線を含む。主題の冗長
ビット線は論理的に選択されたビット線を置換える。
【0107】 上述された例において、第2グローバル・ビット線227が欠陥ビット線であ
る場合、選択されたビット線が第2グローバル・ビット線である時、選択された
ビット線の選択811は、選択されたビット線が欠陥ビット線であることを指示
する冗長システム170処理資源を含むことができる。主題のビット線は、第2
グローバル・ビット線227を論理的に置換える第2メモリ配列905内の冗長
ビット線である。
【0108】 一方、第1グローバル・ビット線224は、適合ビット線であることもできる
。選択されたビット線が適合第1グローバル・ビット線224である時、選択さ
れたビット線の選択811は、選択されたビット線が適合ビット線であることを
指示する冗長システム170処理資源を含むことができる。主題のビット線は第
1グローバル・ビット線224である。
【0109】 ソフト・プログラミング電圧レベルの印加813は、主題のビット線上に配置
されたセルへである。適合の選択されたビット線の指示に応答して、ソフト・プ
ログラム・パルスが第1メモリ配列110内の選択されたビット線へ印加される
。ソフト・プログラミング電圧レベルの印加813は、ワード線電圧が維持され
る間807、生ずる。
【0110】 いくつかの実施の形態において、少なくとも1つの欠陥ビット線は過剰消去状
態に打ち勝つために、適合ビット線の各々よりもより大きな電荷注入をソフト・
プログラミング・パルスから必要とする。これらの実施の形態のいくつかに対し
て、各欠陥ビット線上に配置された少なくとも1つのセルは、第1の数のプログ
ラミング・サイクルの後、目標のしきい値電圧レベルより下に留まる。プログラ
ミング・サイクルの第1の数は2つよりも大きい。
【0111】 冗長ビット線は、ソフト・プログラム・パルスの欠陥ビット線への印加を防ぐ
ことができるように、欠陥ビット線801を論理的に置換えるように構成された
BLISP方法の際に、第1メモリ配列110内の選択された欠陥ビット線を論
理的に置換える。欠陥の選択されたビット線の指示に応答して、ソフト・プログ
ラム・パルスが選択された欠陥ビット線を論理的に置換える主題の冗長ビット線
へ印加される。
【0112】 これらの実施の形態のいくつかにおいて、冗長ビット線はまた、予備プログラ
ミング、消去及びプログラミング・サイクル・パルスの印加の際に、第1メモリ
セル配列内の欠陥ビット線を論理的に置換えて、欠陥ビット線へのこれらのパル
スの印加も防止できるようにする。いくつかの実施の形態において、冗長ビット
線及び欠陥ビット線の両方が予備プログラミング、消去及びプログラミング・サ
イクル・パルスを受ける。
【0113】 いくつかの実施の形態において、BLISP方法は欠陥ビット線801を論理
的に置換えるように構成されていて、もし冗長システム170がビット線の欠陥
を指示すると、ソフト・プログラム・パルスの印加813は、ソフト・プログラ
ミング電圧レベルが欠陥ビット線上に配置されたセルへ印加されないように、冗
長システムが選択された欠陥ビット線をオフに切換えることを含む。この実施の
形態に対するソフト・プログラム・パルスの印加813はまた、ソフト・プログ
ラミング電圧レベルが主題の冗長ビット線上に配置されたセルに印加されるよう
に、冗長システムが主題の冗長ビット線をオンに切換えることを含む。
【0114】 冗長システム170は、選択されたビット線に対応するビット線タイプを指示
できる。いくつかの実施の形態において、第1メモリ配列内110のビット線は
アドレスを有する。ビット線アドレス(A0−Apとして、図2A乃至図2C及び
図9A及び図9Bに示される)は、制御論理150から与えられて、そして、ア
ドレス・カウンタ140により数えられることができる。
【0115】 ビット線がアドレスを有するいくつかの実施の形態において、冗長システム1
70処理資源は、冗長ビット線デコーデイング・システム915を含むことがで
きる。図9Bに示される冗長ビット線デコーデイング・システム915は、セル
925の第1組と論理配列とを含むことができる。セル925の第1組内の各セ
ルは、第1メモリ配列110内の所定のビット線アドレスに対応したビット線タ
イプ指示を記憶する。
【0116】 選択されたビット線の選択811は、選択されたビット線に対応するビット線
アドレスなどのビット線選択入力を受取るデコーデイング・システム910を含
むことができる。論理配列は、各ビット線アドレス入力をアドレス入力に対応す
るビット線のビット線タイプ指示と比較できる。
【0117】 ソフト・プログラム・パルスの印加813は、図9Aに示すようなビット線デ
コーデイングに対して第2入力信号950などの信号を発生することを含む。第
2入力信号950は、選択されたビット線に対する欠陥ビット線タイプ指示に応
答して、全ての第1メモリ配列110セルに対するソフト・プログラミング・パ
ルスをオフに切換えることができる。第2入力信号950は、図9BにおいてY
DIS信号として示される、ビット線デコーデイングのための使用不可線入力信
号950Aを含むことができる。ビット線デコーデイングのための使用不可線入
力950Aは、欠陥組ビット線に対する第1メモリ配列110内の組ビット線を
使用不可にするように構成されている。図9CのEn0信号970−0など、主題
の冗長ビット線に対するソフト・プログラミング・パルスをオンに切換えるため
の使用可能信号はまた、欠陥ビット線タイプ指示に応答して生成できる。
【0118】 例えば、図9A−図9Cに示されるように、第1メモリセル配列ビット線アド
レスがA0−Apから変化する時、冗長システム処理資源はアドレス情報入力をセ
ル925の第1組内に記憶された予め定義された欠陥ビット線アドレスと比較す
る。もし、アドレスがセル925の第1組内に記憶されたアドレス情報の1組と
同じならば、冗長使用可能信号En0−Enxの1つ、例えば、ゼロ冗長性ビット線
に対するEn0940、又は、x番目の冗長ビット線に対するEnx945、がオン
に切り換わる。オンに切換えられた冗長使用可能化信号は、信号をYDIS使用
不可線950Aに与えることにより、Yn0−Ynmビット線デコード信号をオフに
切換える。これにより、ソフト・プログラミング・パルスの第1メモリセル配列
内の欠陥ビット線への印加を防止する。オンに切換えられた冗長使用可能化信号
はまた、第2メモリセル配列内の対応する冗長ビット線経路をオンに切換える。
【0119】 例えば、もし、欠陥ビット線の第1指示が第1メモリ配列110内の第3ビッ
ト線(図2A−図2Cに図示されない)に対応する場合、第3ビット線が選択さ
れる時、ゼロ冗長ビット線はオンに切換えられる。ゼロ冗長ビット線内に配置さ
れたメモリセルはソフト修理パルスを受取る。Yn0−Ynmデコード信号の全てが
、Yn2デコード信号が欠陥第3ビット線上のメモリセルを使用可能にしてソフ
ト修理パルスを受信することを防ぐため、オフに切換えられる。もし、欠陥ビッ
ト線の第2指示が第1メモリ配列110内の第7ビット線(図2A−図2Cでは
図示しない)に対応すると、第1冗長ビット線は第7ビット線が選択された時に
オンに切換えられる。第1冗長ビット線上に配置されたメモリセルがソフト修理
パルスを受信する。Yn0−Ynmデコード信号の全てがYn6デコード信号が欠陥第
7ビット線上のメモリセルを使用可能にしてソフト修理パルスを受信することを
防止するためにオフに切換えられる。
【0120】 図9bに示すように、冗長システム910A内に配置された冗長ビット線デコ
ーデイング・システムは、ビット線アドレス入力に結合された排他的NORゲー
ト935及びセル925の第1組内に記憶された対応する選択ビット線タイプ指
示を含むことができる。ソフト・プログラム・パルスの印加813は、欠陥の選
択されたビット線指示に応答して、結合された冗長ビット線可能化信号で切り換
わる排他的NORゲート935を含むことができる。
【0121】 ソフト・プログラム・パルスの印加813はまた、ソフト・プログラミング・
パルスを選択されたビット線へオンに切換えるために、図9Cに示されるような
n0信号960−0などの信号を発生することにより、適合ビット線タイプの指
示に応答することを含む。
【0122】 上述したように、欠陥ビット線801を論理的に置換えるように構成されたB
LISP方法は、ソフト・プログラミング電圧レベルを印加する時813、各欠
陥ビット線を冗長ビット線に論理的に置換える。このような置換えが無い時、欠
陥ビット線上の大変低いしきい値電圧セル又はその他のタイプの欠陥の存在が、
ソフト修理パルスを欠陥ビット線へ印加する際により大きい電流要求を発生する
。増大された電流要求は電圧レベルにスパイクを発生するのに十分である。従っ
て、ソフト・プログラミング電圧レベルを置換冗長ビット線のみに印加813す
ることは、高い電流消費を回避し、そしてもしソフト・プログラム・パルスが欠
陥ビット線へ印加される場合に発生する電圧スパイクを回避する。従って、ソフ
ト・プログラムはより効率的に実行できる。
【0123】 欠陥ビット線のソフト・プログラミングに対して発生する別の問題は、データ
線導体245上の電圧が効率的なソフト・プログラミングのために十分に高いレ
ベルに維持できないことである。この問題は、欠陥(大変低いしきい値電圧)ビ
ット線セルを介しての電流損失により生じ、ポンピング回路が限定された電流供
給能力により特徴付けられるため、データ線導体245電圧がポンピング回路か
ら供給される時にさらに悪化する。
【0124】 BLISP方法はまた、図8Cに示すように、ブロック消去プロセスにおいて
も実行できる。第1メモリ配列110はブロック分断化構成において複数のブロ
ックを含むことができる。ブロック分断化構成は、図2A−図2Cのいずれ、又
は、その他のブロック分断化メモリ配列構成において示されている。各ブロック
は少なくとも1つのビット線を有する。ソフト・プログラミングの前に、組消去
フラグを有するブロック内に配置された適合ビット線内に配置されたセルが消去
される。組消去フラグを有するブロック内に配置された欠陥ビット線に対応する
冗長ビット線内に配置されたセルも、ソフト・プログラミング前に消去できる。
同じ消去プロセスが、欠陥ビット線801を論理的に置換えるように構成された
BLISP方法に提供できる。
【0125】 BLISP方法のいくつかの実施の形態において、予備プログラム・サイクル
が消去及びソフト・プログラム・サイクルと共に主題のビット線に適用される。
このような実施の形態が、図3Bに一般化したソフト・プログラムが示され、図
3AにSCIHEソフト・プログラムが示され、図8Cにブロック消去及びビッ
ト線ソフト・プログラム方法802の詳細が示されている。ブロック消去及びB
LISP方法802は、BLISP800に対して上述されたステップを含む。
冗長システムを与える822ステップは、このステップが実際の処理が生ずる前
に、すなわち、開始ステップ825前に、実行されるため、図8B中のみに示さ
れている。ブロック消去ステップ825乃至872は、1998年4月28日に
付与された米国特許第5,745,410号の図4に示されるようなものである
。以下に、図8内の参照番号825乃至872に対応する米国特許第5,745
,410号の図4の参照番号を与える表を示す。
【0126】
【0127】 BLISP方法800は、図3Aに示される、SCIHEソフト・プログラム
300方法の消去と共に使用できる。これは、SCIHEソフト・プログラム3
50及びソフト・プログラム回復355ステップを、BLISP方法ステップと
ビット線アドレス設定805からソフト・プログラム・フラグ・リセット820
まで置換えることにより、達成される。同様に、BLISP方法800は、一般
化されたソフト・プログラム301方法と共に消去の一部として実現できる。こ
れは、一般化されたソフト・プログラム352とソフト・プログラム回復355
ステップをBLISP方法ステップとビット線アドレス設定805からソフト・
プログラム・フラグ・リセット820まで置換えることにより、達成される。上
述したように、図8Aに示すようにその他のBLISPステップは、ワード線電
圧の維持807、ソフト・プログラム・パルスの生成809、選択されたビット
線の選択811、及び、主題のビット線へのソフト・プログラム・パルスの印加
813を含む。BLISP方法はまた、ソフト・プログラム回復815、選択さ
れたビット線アドレスが最後のビット線かどうかの決定817を含む。以下に、
ソフト・プログラム・フラグのリセット820を説明する。
【0128】 図8Cに示される部分消去及びソフト・プログラム方法802は、埋め込まれ
た消去及びソフト・プログラミングのためのアルゴリズムを含む。命令論理15
0は、読取り及びプログラム制御回路165に対して動作モードを設定するため
に入力を解釈する。従って、制御回路165は一般にアルゴリズム、又は動作モ
ードを実行する。第1メモリ配列110が複数のブロックを含む実施の形態に対
して、方法はメモリセルのいくつかを消去することを含むことができる。例えば
、消去フラグを有するブロック内の選択された適合ビット線内に配置されたセル
が消去できる。また、欠陥ビット線を論理的に置換える主題の冗長ビット線内に
配置されたセルが消去でき、ここで、置換された欠陥ビット線は組消去フラグを
有するブロック内に配置される。
【0129】 あるブロックが予備プログラム、消去、及びソフト・プログラムの内の1つ又
は複数の組合せを受けないように、ブロック分断化構成が実現できる。例えば、
もし、ブロックが特定の処理に対してリセット・フラグを持つ場合、その処理と
関連するパルスはブロック内のセルに適用されない。その代りに、リセット・ブ
ロックを持つブロックは、パルスの適用が無く通過される。
【0130】 選択されたビット線がソフト・プログラミング・フラグを有するいくつかの実
施の形態では、BLISP方法800及び欠陥ビット線801を論理的に置換す
るように構成されたBLISP方法は、選択されたビット線に対するソフト・プ
ログラミング・フラグを設定することを含むことができる。ビット線がアドレス
を有する場合、BLISP方法は設定されたビット線アドレスが最後のアドレス
に対応するかどうかを決定する817ことを含むことができる。
【0131】 例えば、ソフト・プログラム・パルスの印加813の前に、アドレス・カウン
タ140は選択されたビット線アドレスを000に設定できる。000ビット線
は、組プログラミング・フラグを有する第1ブロックのY00信号に接続されたビ
ット線に対応する。各主題ビット線に対するソフト・プログラム・パルスの印加
813の後、BLISP方法800はブロック消去、消去確証、及び選択された
ビット線アドレスが最後のアドレスに対応するかどうかを決定817するソフト
・プログラム修理状態マシン125を含むことができる。この決定は典型的に、
ソフト・プログラム修理状態マシン125内のアドレス・カウンタを使用してな
される。同じタイプの決定が、欠陥ビット線801を論理的に置換えるように構
成されたBLISP方法に対して行なうこてができる。
【0132】 もし、選択されたビット線アドレスが最後のアドレスに対応すると、BLIS
P方法は、選択されたビット線に対応するソフト・プログラミング・フラグをリ
セット820することを含むことができる。ソフト・プログラミング・フラグの
リセット820は典型的に、ブロック消去、消去確証、及びソフト・プログラム
修理状態マシン125により実行される。もし、選択されたビット線アドレスが
最後のアドレスに対応しなければ、BLISP方法はビット線アドレスを増加8
19することを含む。そして、ワード線電圧を維持し807、選択されたビット
線を選択し811、及び、ソフト・プログラム・パルスを印加する813、ステ
ップが増加されたアドレスに対応する次の主題のビット線に対して実行される。
【0133】 本発明の第2の観点は、不揮発性メモリ配列内の過剰消去状態を修正する方法
を提供する。この方法は、図1A及び図1B中の第1メモリ配列110など、集
積回路において、第1不揮発性メモリ配列を提供することを含む。この配列は複
数の浮遊ゲート・メモリセル400を有する。図4に示され、そして、SCIH
Eの部分で上述されたように、各浮遊ゲート・メモリセル400は、制御ゲート
401及び浮遊ゲート402を含んだゲートの積重ねられた対を含む。ゲートは
、チャンネル領域又はウエル404上に離間され、そしてソース403及びドレ
イン405領域の間に介在する。メモリセルはビット線上に配列される。方法は
、選択されたビット線を選択する811ことを含む。過剰消去状態の修正方法は
また、第1電圧を制御ゲート401へ加え、ソース403領域へ能動電流リミッ
ター(又はシンク420)へ加え、非正電圧をチャンネル領域へ加え、そして、
選択されたビット線に対応した主題のビット線上に配置されたメモリセルのドレ
イン405領域へ正の第2電圧を加えることを含む。第1電圧の印加は、ワード
線電圧を維持する807ことに対応し、そして、第2電圧の印加はソフト・プロ
グラム・パルスの印加813に対応する。
【0134】 過剰消去状態の修正方法のいくつかの実施の形態において、主題のビット線は
選択されたビット線を含む。いくつかの実施の形態では、第1電圧はマイナス1
ボルトと6ボルトの間である。
【0135】 過剰状態の修正方法のいくつかの実施の形態において、第1不揮発性メモリ配
列は適合ビット線と欠陥ビット線とを含む。選択は、選択されたビット線に対応
したビット線タイプを指示することを含む。集積回路は、図9Cに示されるよう
な第2メモリ配列905などの複数のメモリセルと処理資源を有する第2不揮発
性メモリ配列を含んだ冗長システム170を含む。第2配列内の各メモリセルは
、第1配列メモリセルに対して上述したのと同じ特徴を有する。第2メモリ配列
メモリセルは、冗長ビット線として配列される。処理資源は指示を実行するよう
に構成される。ビット線タイプは、適合ビット線タイプと欠陥ビット線タイプと
を含む。適合ビット線タイプの指示に応答して、主題のビット線は選択されたビ
ット線を含む。欠陥ビット線タイプの指示に応答して、第2電圧が選択されたビ
ット線へ加えられず、そして、主題のビット線は選択されたビット線を論理的に
置換える主題の冗長ビット線を含む。
【0136】ビット線ソフト・プログラミングのための集積回路 本発明の第3の観点は、ビット線ソフト・プログラミング(BLISP)方法
を実行可能な集積回路を提供する。この集積回路は、第1メモリ配列110と、
処理資源と、ワード線(図2A乃至図2Cのワード線WL0乃至WLNなど)と、
制御回路165とを含む。第1メモリ配列110は、第1ローカル・ビット線2
03及び第2ローカル・ビット線206などのビット線上に配置された浮遊ゲー
ト・メモリセル400を有する。ビット線選択の目的に対して、処理資源は典型
的にこのようなローカル・ビット線をアドレスするが、図2A乃至図2Cに示さ
れる構成に対して、アドレス・ビット線は第1グローバル・ビット線224と第
2グローバル・ビット線227を含む。第1メモリ配列内の各浮遊ゲート・メモ
リセル400は、制御ゲート401、浮遊ゲート402、ソース403、及びド
レイン405を有する。処理資源は、ソフト・プログラミングのために選択され
たビット線を選択811するように構成されている。ワード線は制御ゲート40
1と通信する。制御回路165は、主題のビット線上に配置された浮遊ゲート・
メモリセル400へソフト・プログラム・パルスを印加813するために処理資
源と結合されている。主題のビット線は選択されたビット線に対応している。
【0137】 集積回路のいくつかの実施の形態において、主題のビット線は選択されたビッ
ト線を含む。いくつかの実施の形態において、選択されたビット線は対応するソ
フト・プログラミング・フラグを有し、そして、制御回路165は維持する前に
選択されたビット線のためにソフト・プログラム・フラグを設定するように構成
されている。
【0138】 集積回路のいくつかの実施の形態において、第1メモリ配列110がメモリセ
ルのブロックに配列されている。各ブロックは、少なくとも1つのビット線とそ
のブロックに対応したブロック消去フラグとを有する。ブロック消去/消去確証
/ソフト・プログラム回路125は、ここで別に、「状態マシン回路」と呼ばれ
る。そして、処理資源が消去フラグを設定したブロック内に配置された主題のビ
ット線上のセルをソフト・プログラミングの前に消去するために結合される。
【0139】 第1メモリ配列110が、メモリセルのブロック内に配置されたいくつかの実
施の形態に対して、ビット線がアドレスを有する。ブロック消去/消去確証/ソ
フト・プログラム回路125は、印加後に選択されたビット線アドレスが最後の
アドレスに対応するかどうかを決定するように構成されている。最後のアドレス
に対応する選択されたビット線アドレスに応答して、ブロック消去/消去確証/
ソフト・プログラム回路125は、ソフト・プログラミング・フラグをリセット
する。最後のアドレスに対応しない選択されたビット線アドレスに応答して、ア
ドレス・カウンタ140はビット線アドレスを増加して、集積回路が増加された
アドレスに対応する次のビット線に対してソフト・プログラムを繰返すようにす
る。
【0140】 集積回路のいくつかの実施の形態において、制御回路165はワード線を所定
の電圧レベルに維持するように構成されている。ワード線上に設定された電圧レ
ベルは、おおよそ接地電位上と0.5ボルトとの間である。印加は、主題のビッ
ト線へソフト・プログラム・パルスを印加813することを含み、一方、ワード
線電圧を維持807する。いくつかの実施の形態では、ソフト・プログラミング
・パルスは、過剰消去されたセルが前に加えられた修復確証操作無しに再プログ
ラムできるように、過剰消去されたセルを修理する。
【0141】 集積回路のいくつかの実施の形態において、第1メモリ配列110は行と列に
配列された、複数のブロックを含む。各ブロックはビット線、ワード線、及びソ
ース線を含む。制御回路165は、ビット線、ソース線、及びワード線に結合さ
れている。制御回路165は、選択されたブロックにおいてセルのしきい値電圧
を低いしきい値電圧に設定するように構成されている。制御回路165は、各選
択されたブロック内のセルのしきい値電圧を下げるために電圧シーケンスを供給
する電圧供給回路を含む。電圧シーケンスは、しきい値電圧に対して選択された
限界以下に下げられたしきい値電圧を有するセルの第1グループを発生する。電
圧供給回路は、ソフト・プログラミング・パルスをソフト・プログラミング時間
間隔中に各選択されたブロック内に配置された主題のビット線へ、ソース線およ
びビット線を横断して供給し、一方、ワード線上の電圧は選択された限界以下の
レベルに設定される。ソフト・プログラミング中の回路の電流消費は固定される
。より高いしきい値電圧ビット、すなわち、非過剰消去セルは過剰消去セルより
もより少ない電流を消費し、そして、より高いしきい値セルの論理状態はソフト
・プログラムにより影響を受けない。
【0142】 第3の観点のいくつかの実施の形態において、第1メモリ配列は行及び列に配
列されている。集積回路は第1メモリ配列110内のセルのそれぞれの行のウエ
ルに結合されたウエル線を含む。制御回路165は、選択されたビット線に対応
するウエル線上にウエル電圧を供給するために電圧供給回路を含む。制御回路1
65は、電流リミッター回路500を選択されたビット線に対応するソース線へ
結合する。いくつかの実施の形態において、処理資源はソフト・プログラム修理
状態マシン及びアドレス・カウンタ140を含む。
【0143】 集積回路のいくつかの実施の形態において、第1メモリ配列110ビット線は
、欠陥ビット線及び適合ビット線を含む。集積回路は、冗長ビット線上に配置さ
れた浮遊ゲート・メモリセル400の第2配列と処理資源を有する冗長システム
170を含む。第2メモリ配列950内の浮遊ゲート・メモリセル400の各々
は、制御ゲート401、浮遊ゲート402、ソース403、及びドレイン405
を有する。冗長ビット線は欠陥ビット線を論理的に置換える。第1メモリ配列内
の選択されたビット線のビット線タイプを示すように構成された処理資源が、冗
長システム170内に配置される。主題のビット線は選択された適合ビット線と
選択された欠陥ビット線を論理的に置換える主題の冗長ビット線とを含む。制御
回路165は、ソフト・プログラムを欠陥ビット線上に配置される浮遊ゲート・
メモリセル400に印加することを防止するために冗長システム170と共同す
るように構成される。
【0144】 冗長システム170を有する集積回路のいくつかの実施の形態に対して、印加
はソフト・プログラム・パルスを印加する813することを含む。第1メモリ配
列110内のビット線はアドレスを有する。冗長システム170処理資源は、こ
こで冗長ビット線デコーデイング・システム915と呼ばれる冗長ビット線アド
レス・デコーデイング・システムを含む。冗長ビット線デコーデイング・システ
ム915は、セルの第1組925、論理配列、及び処理資源を含む。セルの第1
組925内の各セルは、所定のビット線アドレスに対応したビット線タイプ指示
を記憶する。論理配列は、各ビット線アドレス入力をアドレス入力に対応したビ
ット線タイプ指示と比較するように構成されている。処理資源は、選択されたビ
ット線に対応するビット線アドレス入力を受信するように構成されている。処理
資源は、第1メモリ配列ビット線に対するソフト・プログラミング・パルスをオ
フに切換えるための信号を発生することにより、欠陥ビット線タイプ指示に応答
する。処理資源は、選択されたビット線に対するソフト・プログラミング・パル
スをオンに切換えるための信号を発生することにより、適合ビット線タイプ指示
に応答する。
【0145】 冗長システム170を有する集積回路のいくつかの実施の形態に対して、印加
はソフト・プログラム・パルスを加える813ことを含む。適合ビット線タイプ
指示に応答して、冗長システム170処理資源は選択されたビット線へソフト・
プログラム・パルスを印加する813ことを可能にするように構成されている。
欠陥ビット線タイプの指示に応答して、処理資源は選択されたビット線へのソフ
ト・プログラム・パルスの印加813を不可にして、選択されたビット線を論理
的に置換える主題の冗長ビット線へのソフト・プログラム・パルスの印加を可能
にするように構成されている。
【0146】 冗長システム170を有する集積回路のいくつかの実施の形態に対して、第1
メモリ配列110はメモリセルのブロックに配列されている。各ブロックは、少
なくとも1つのビット線及びブロックに対応するブロック消去フラグを有する。
制御回路165及び冗長システム170処理資源は、ソフト・プログラミング前
に、組消去フラグを有するブロック内に配置された選択された適合ビット線上に
配置されたセルを消去するために結合される。また、制御回路165及び冗長シ
ステム170処理資源は、ソフト・プログラミング前に、組消去フラグを有する
ブロック内に配置された欠陥ビット線を論理的に置換える主題の冗長ビット線上
に配置されたセルを消去するために結合される。
【0147】 冗長システム170を有する集積回路のいくつかの実施の形態に対して、第1
メモリ配列110及び第2メモリ配列905内のセルは、行及び列に配列されて
いる。集積回路は第1メモリ配列110内のセルのそれぞれの行のウエル404
に結合され、そして、第2メモリ配列905内のセルのそれぞれの行に結合され
たウエル線を含む。制御回路165は、選択されたビット線に対応するウエル線
上にウエル電圧を供給する電圧供給回路を含む。制御回路165は、選択された
ビット線に対応するソース線へ能動電流リミッター回路500を結合する。
【0148】 冗長システム170を有する集積回路のいくつかの実施の形態に対して、印加
はソフト・プログラム・パルスを加えること813を含む。第1メモリ配列11
0内のビット線はアドレスを有する。冗長システム170処理資源は、セルの第
1組925を有する冗長ビット線デコーデイング・システム915を含む。第1
組925内の各セルは、所定のビット線アドレスに対応するビット線タイプ指示
を記憶する。冗長ビット線デコーデイング・システム915はまた論理配列を有
する。論理配列は、各ビット線アドレス入力をアドレス入力に対応したビット線
タイプ指示と比較するように構成されている。デコーデイング・システム910
は、選択されたビット線に対応するビット線アドレス入力を受信するように構成
されている。
【0149】 冗長ビット線デコーデイング・システム915の処理資源は、第1メモリ配列
110ビット線に対するソフト・プログラミング・パルスをオフに切換え、そし
て、主題の冗長ビット線に対するソフト・プログラミング・パルスをオンに切換
えるための信号を生成することにより、欠陥ビット線タイプ指示に応答するよう
に構成されている。冗長ビット線デコーデイング・システム915の処理資源は
、選択されたビット線へソフト・プログラミング・パルスをオンに切換えるため
の信号を生成することにより、適合ビット線タイプ指示に応答するように構成さ
れている。デコーデイング・システム910は、対応するビット線タイプ指示及
びビット線アドレス入力に結合された排他的NORゲート935を含むことがで
きる。選択された欠陥ビット線タイプ指示に応答して、排他的NORゲート93
5は結合された冗長ビット線可能化信号を切換えるように構成されている。
【0150】 本発明の第4の観点は、浮遊ゲート・メモリセル400、第1回路、及び第2
回路を含む浮遊ゲート・メモリを提供する。第1回路は、図9Aに示すようなビ
ット線デコーダ・システム910を含むことができる。第2回路は、図4に示す
ように、ゲート・スイッチ410、ソース・スイッチ411、ウエル・スイッチ
412、及び、ドレイン・スイッチ413を含むことができる。浮遊ゲート・メ
モリセル400の各々は、制御ゲート401、浮遊ゲート402、ソース403
、及び、ドレイン405を有する。浮遊ゲート・メモリセル400は、第1メモ
リ配列内のビット線上に配置されている。第1回路は、選択されたビット線を選
択するように構成されている。第2回路は、主題のビット線上にソフト・プログ
ラム・浮遊ゲート・セルに適応されている。主題のビット線は選択されたビット
線に対応する。第2回路は、ゲート電圧を制御ゲート401に、電流リミッター
回路500をドレイン405に、ウエル電圧をウエル404に、そして、ソース
電圧を主題のビット線上に配置された浮遊ゲート・メモリセル400のソース4
03に供給するように構成されている。図5に示される電流リミッター回路50
0は、能動電流リミッターを含むことに注意する。
【0151】 いくつかの実施の形態に対して、メモリはドレイン405、制御ゲート401
、浮遊ゲート402、ウエル404、及びソース403を有する浮遊ゲート・メ
モリセルを含む。浮遊ゲート・セルは、第2メモリ配列905内のビット線上に
配置される。第2回路は、ゲート電圧を制御ゲート401に、能動電流リミッタ
ーをドレイン405に、ウエル電圧をウエル404に、そしてソース電圧を第2
メモリ配列905内のセルのソース403に供給するように構成されている。主
題の浮遊ゲート・セルはまた、冗長ビット線上に配置されている。冗長ビット線
は、第2メモリ配列905内に配列されている。冗長ビット線は論理的に第1メ
モリ配列110内の欠陥ビット線を置換える。
【0152】 集積回路のいくつかの異なる実施の形態の詳細は、BLISP方法800部分
において上述した詳細と対応する。
【0153】 本発明の上述した実施の形態の詳細は、説明の目的のために提供された。本発
明を開示された正確な形に限定する意図はない。明らかに、当業者には多くの修
正及び変形が容易である。本発明の範囲は特許の請求の範囲の記載とその均等物
により定義される。
【図面の簡単な説明】
【図1A】低VCC電圧でのしきい値電圧収束の基板電流誘導ホット電子注入
(SCIHE)手法のための本発明による集積回路の実施の形態の概観を示すブ
ロック図。
【図1B】欠陥ビット線を論理的に置換えるように構成された集積回路の実
施の形態の概観を示すブロック図。
【図2A】SCIHE手法が実現される浮遊ゲート・メモリセル装置のため
の分断された配列構成を示す回路図。
【図2B】SCIHE手法が実現される共通ウエル線、及び、電流リミッタ
ーを含んだ分断された配列構成を示す回路図。
【図2C】BLISP方法が実現される一般化された分断された配列構成を
示す回路図。
【図3A】SCIHE手法によるソフト・プログラミング・ステップを有す
るチップ、ブロック、又は、ビット線消去プロセスのための方法を示すフロー・
チャート。
【図3B】一般のソフト・プログラミング・ステップを有するチップ、ブロ
ック、又は、ビット線消去プロセスのための方法を示すフロー・チャート。
【図4】バイアス電圧及び電流シンクを有する浮遊ゲート・メモリセルの回
路図。
【図5】浮遊ゲート・メモリセル及び電流リミッターの回路図。
【図6】2ステージ・ソフト・プログラミング方法を示すフロー・チャート
【図7】プログラミング順序のタイミング図。
【図8A】ビット線ソフト・プログラム(BLISP)方法を説明するフロ
ー・チャート。
【図8B】欠陥ビット線を論理的に置換えるように構成されたビット線ソフ
ト・プログラム(BLISP)方法を説明するフロー・チャート。
【図8C】BLISP方法を含むブロック消去プロセスのフロー・チャート
【図9A】アドレス入力に接続されたビット線アドレス・デコーデイング・
システムを説明する概略的な回路図。
【図9B】冗長システム内に配置された冗長ビット線アドレス・デコーデイ
ング回路を説明する概略的な回路図。
【図9C】第1セル配列及び第2メモリ配列へのビット線デコード信号の接
続を示す概略的な回路図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 チェン ハン スン 台湾 200 キールン アイ−チウ ロー ド 29 (72)発明者 リン ユ−シェン 台湾 104 タイペイ チュン−ヤン ロ ード ナンバー26−4 4エフ (72)発明者 ル ウェン−ピン 台湾 260 イ−ラン タイ−シャン ロ ード レーン 86 アリー 8 ナンバー 86 (72)発明者 チャン ツォ−ミン 台湾 220 タイペイ カウンティー パ ン−チアオ グイ−シン ロード ナンバ ー21 5エフ Fターム(参考) 5B025 AA01 AC01 AD01 AD03 AD08 AD13 AE06 5L106 AA10 CC05 CC13 CC17 CC21 CC32 GG05

Claims (43)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プログラム及び消去されるように構成された浮遊ゲート・メモ
    リセルに対応する複数のビット線を含んだ第1メモリ配列を有する浮遊ゲート集
    積回路であって、各セルがドレイン、ソース及び制御ゲートを有し、前記セルの
    前記制御ゲートがワード線と通信するものにおいて、浮遊ゲート・メモリセルを
    ソフト・プログラミングする方法において、 ワード線を所定のワード線電圧レベルに維持し、 ソフト・プログラミング電圧レベルを有するソフト・プログラミング・パルス
    を生成し、 選択されたビット線を選択し、 選択されたビット線に対応する主題のビット線上に配置されたセルへソフト・
    プログラミング電圧レベルを印加する、 各ステップを有するソフト・プログラミング方法。
  2. 【請求項2】主題のビット線が、選択されたビット線を含む請求項1に記載
    のソフト・プログラミング方法。
  3. 【請求項3】前記第1メモリ配列が適合ビット線及び欠陥ビット線を含み、 前記選択するステップが選択されたビット線に対応したビット線タイプを指示
    するステップを含み、前記集積回路が冗長ビット線を有する第2メモリ配列及び
    前記指示するステップを実行するように構成された処理資源を含み、前記ビット
    線タイプが適合ビット線タイプと欠陥ビット線タイプとを含み、 適合ビット線タイプの指示に応答して、主題のビット線が選択されたビット線
    を含み、 欠陥ビット線タイプの指示に応答して、主題のビット線が選択されたビット線
    を論理的に置換えた主題の冗長ビット線を含む、 各ステップを含む請求項1に記載のソフト・プログラミング方法。
  4. 【請求項4】前記選択されたビット線は対応するソフト・プログラミング・
    フラグを有し、 前記維持するステップの前に、前記選択されたビット線のためにソフト・プロ
    グラム・フラグを設定するステップを含む、請求項1に記載のソフト・プログラ
    ミング方法。
  5. 【請求項5】前記第1メモリ配列が少なくとも1つのビット線を各々が有す
    るブロックの複数を含み、前記ソフト・プログラミングの前に、組消去フラグを
    有するブロック内に配置されたビット線上に配置されたセルを消去することを含
    む、請求項1に記載のソフト・プログラミング方法。
  6. 【請求項6】前記所定のワード線電圧レベルが、おおよそ接地レベル上と0
    .5ボルトの間である請求項1に記載のソフト・プログラミング方法。
  7. 【請求項7】前記ソフト・プログラミング・パルスが、過剰消去されたセル
    を過剰消去されたセルが前に印加された修理確証操作無しに再プログラムできる
    ように修理する、請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記第1メモリ配列内のビット線がアドレスを有し、前記集積
    回路が冗長ビット線デコーデイング・システムを含む処理資源を含み、 前記選択するステップが、前記選択されたビット線に対応するビット線アドレ
    ス入力を前記デコーデイング・システムが受信することを含み、 前記印加するステップが、主題のビット線へソフト・プログラム・パルスをオ
    ンに切換えるための信号を前記処理資源が与えることを含む請求項1に記載のソ
    フト・プログラミング方法。
  9. 【請求項9】少なくとも1つの前記欠陥ビット線が、過剰消去状態を解決す
    るために各適合ビット線よりもより大きい電荷注入をソフト・プログラミング・
    パルスから必要とする請求項3に記載のソフト・プログラミング方法。
  10. 【請求項10】前記第1メモリ配列が、各々が少なくとも1つのビット線を
    有する複数のブロックを含み、前記ソフト・プログラミングの前に、 組消去フラグを有するブロック内に配置された適合ビット線上に配置されたセ
    ルを消去し、 組消去フラグを有するブロック内に配置された欠陥ビット線を論理的に置換え
    る主題の冗長ビット線上に配置されたセルを消去することを含む請求項3に記載
    のソフト・プログラミング方法。
  11. 【請求項11】前記欠陥ビット線タイプの指示に応答して、前記印加するス
    テップが、 ソフト・プログラミング電圧レベルが選択されたビット線上に配置されたセル
    に印加されないように、冗長システムが前記選択されたビット線をオフにし、 ソフト・プログラミング電圧レベルが主題の冗長ビット線上に配置されたセル
    に印加されるように、冗長システムが前記主題の冗長ビット線をオフにする、 各ステップを含む請求項3に記載のソフト・プログラミング方法。
  12. 【請求項12】前記第1メモリ配列内のビット線がアドレスを有し、前記処
    理資源がセルの第1組と論理配列とを有する冗長ビット線デコーデイング・シス
    テムを含み、前記第1組内の各セルが所定のビット線アドレスに対応したビット
    線タイプ指示を記憶し、 前記指示するステップが、 選択されたビット線に対応するビット線アドレス入力を受信する冗長ビット
    線デコーデイング・システムと、 前記ビット線アドレス入力を前記アドレス入力に対応するビット線のビット
    船タイプ指示と比較する論理配列と、を含み、 前記印加するステップが、 前記欠陥ビット線タイプの前記指示に応答して、前記第1メモリ配列セルの
    全てに対するソフト・プログラミング・パルスをオフに切換え、そして、前記主
    題の冗長ビット線に対するソフト・プログラミング・パルスをオンに切換えるた
    めの信号を発生し、 前記適合ビット線タイプの前記指示に応答して、前記選択されたビット線へ
    のソフト・プログラミング・パルスをオンに切換える信号を発生することを含む
    請求項3に記載のソフト・プログラミング方法。
  13. 【請求項13】前記第1メモリ配列内のビット線がアドレスを有し、前記印
    加するステップの後に、 前記選択されたビット線アドレスが最後のアドレスに対応するかどうかを決定
    し、 前記最後のアドレスに対応する前記選択されたビット線アドレスに応答して、
    前記選択されたビット線に対する前記ソフト・プログラミング・フラグをリセッ
    トし、 前記最後のアドレスに対応しない前記選択されたビット線アドレスに応答して
    、ビット線アドレスを増加し、そして、増加されたアドレスに対応した次のビッ
    ト線に対して、前記維持、生成、選択及び印加のステップを繰り返す、 ことを含む請求項4に記載のソフト・プログラミング方法。
  14. 【請求項14】各欠陥ビット線上に配置された少なくとも1つのセルが、プ
    ログラミング・サイクルの第1の数の後、目標のしきい値電圧以下に留まる請求
    項8に記載のソフト・プログラミング方法。
  15. 【請求項15】前記冗長ビット線デコーデイング・システムが、ビット線ア
    ドレス入力に結合された排他的NORゲート及び対応するビット線タイプ指示を
    含み、 前記印可するステップが、前記欠陥ビット線タイプの指示に応答して、前記対
    応した排他的NORが結合された冗長ビット線可能化信号を切換えることを含む
    請求項12に記載のソフト・プログラミング方法。
  16. 【請求項16】前記プログラミング・サイクルの第1の数が、2よりも大き
    い請求項14に記載のソフト・プログラミング方法。
  17. 【請求項17】不揮発性メモリ配列内の過剰消去状態を修正するための方法
    において、 各々がソース及びドレイン領域の間に介在するチャンネル領域の上に離間され
    た浮遊及び制御ゲートの積重ねられた対を含み且つビット線上に配置されたメモ
    リセルを複数有する第1不揮発性メモリ配列を集積回路内に設け、 選択されたビット線を選択し、 選択されたビット線に対応した主題のビット線上に配置されたメモリセルの制
    御ゲートへ第1電圧を、ソース領域へ能動電流リミッターを、チャンネル領域へ
    非正電圧を、そしてドレイン領域へ正の第2電圧を印加する、 各ステップを含む過剰消去状態を修正する方法。
  18. 【請求項18】前記主題のビット線が前記選択されたビット線を含む請求項
    17に記載の過剰状態を修正する方法。
  19. 【請求項19】前記第1不揮発性メモリ配列が適合ビット線及び欠陥ビット
    線を含み、 前記選択するステップが選択されたヒット線に対応するビット線タイプを指示
    することを含み、前記集積回路がソース及びドレイン領域の間に介在するチャン
    ネル領域の上に離間された浮遊及び制御ゲートの積重ねられた対を各々が含み且
    つ冗長ビット線上に配置されたメモリセルを複数有する第2不揮発性メモリ配列
    と処理資源とを含んだ冗長システムを含み、前記処理資源は前記指示を実行する
    ように構成されていて、前記ビット線タイプは適合ビット線タイプと欠陥ビット
    線タイプを含み、 前記適合ビット線タイプの指示に応答して、前記主題のビット線は前記選択さ
    れたビット線を含み、 前記欠陥ビット線タイプの指示に応答して、前記第2電圧が前記選択されたビ
    ット線に印加されず、前記主題のビット線は前記選択されたビット線を論理的に
    置換える主題の冗長ビット線を含む請求項17に記載の過剰状態を修正する方法
  20. 【請求項20】前記第1電圧はマイナス1ボルトと6ボルトの間である請求
    項17に記載の過剰消去状態を修正する方法。
  21. 【請求項21】ビット線上に配置されて、制御ゲート、浮遊ゲート、ソース
    及びドレインを各々が有する浮遊ゲート・メモリセルの第1メモリ配列と、 ソフト・プログラミングのために選択されたビット線を選択するように構成さ
    れた処理資源と、 前記制御ゲートと通信するワード線と、 選択されたビット線に対応する主題のビット線上に配置された浮遊ゲート・メ
    モリセルへソフト・プログラムを印加するために処理資源と結合された制御回路
    と、 を含む集積回路。
  22. 【請求項22】前記主題のビット線が前記選択されたビット線を含む請求項
    21に記載の集積回路。
  23. 【請求項23】前記第1メモリ配列ビット線が欠陥ビット線と適合ビット線
    とを含み、 前記集積回路が冗長システムを含み、この冗長システムが、 前記欠陥ビット線を論理的に置換える冗長ビット線上に配置されて且つ各々
    が制御ゲート、ソース及びドレインを有する浮遊ゲート・メモリセルの第2メモ
    リ配列と、 前記第1メモリ配列内の前記選択されたビット線のビット線タイプを指示す
    るように構成された処理資源とを含み、 前記主題のビット線が選択された適合ビット線及び選択された欠陥ビット線を
    論理的に置換える主題の冗長ビット線を含み、 前記制御回路が欠陥ビット線上に配置された浮遊ゲート・メモリセルへのソフ
    ト・プログラムの印加を防止するために前記冗長システムと協働するように構成
    されている請求項21に記載の集積回路。
  24. 【請求項24】前記選択されたビット線が、対応するソフト・プログラミン
    グ・フラグを有し、 前記制御回路が、維持の前に前記選択されたビット線に対する前記ソフト・
    プログラム・フラグを設定するように構成されている請求項21に記載の集積回
    路。
  25. 【請求項25】状態マシン回路を含み、前記第1メモリ配列がメモリセルの
    ブロックに配列されていて、各ブロックが、 少なくとも1つのビット線と、 前記ブロックに対応したブロック消去フラグと、を含み、 前記ソフト・プログラミング前に、組消去フラグを有するブロック内に位置す
    る前記主題のビット線上に配置されたセルを消去するために、前記状態マシン回
    路と前記処理資源とが結合される、請求項21に記載の集積回路。
  26. 【請求項26】前記制御回路が、前記ワード線をおおよそ接地よりも上と0
    .5ボルトとの間の所定の電圧レベルに維持するように構成されていて、 前記印加が、前記ワード線電圧が維持されている間、前記主題のビット線へソ
    フト・プログラム・パルスを印加することを含む請求項21に記載の集積回路。
  27. 【請求項27】過剰消去セルが前に適用される修理確証操作無しに再プログ
    ラムできるように、前記ソフト・プログラミング・パルスが過剰消去セルを修理
    する請求項21に記載の集積回路。
  28. 【請求項28】前記第1メモリ配列が、行及び列に配列された複数のブロッ
    クを含み、各ブロックはビット線、ワード線及びソース線を含み、 前記制御回路が、複数のブロック内のビット線、ソース線及びワード線と結合
    されて、選択されたブロック内のセルのしきい値電圧を低いしきい値電圧に設定
    するように構成されていて、前記制御回路は供給のために電圧供給回路を含み、 各選択されたブロック内のセルのしきい値電圧を下げるための電圧シーケンス
    であり、この電圧シーケンスはしきい値電圧の選択された限界よりも下のしきい
    値電圧を有するセルの第1グループを生じ、 前記ワード線上の電圧を前記選択された限界よりも下のレベルに設定しながら
    、ソフト・プログラミング時間間隔の間、前記ソース線とビット線を横断して、
    各選択されたブロック内に配置された主題のビット線に対するソフト・プログラ
    ミング・パルスとを含む請求項21に記載の集積回路。
  29. 【請求項29】前記第1メモリ配列内のセルが行及び列に配列され、 前記集積回路が前記第1メモリ配列内のそれぞれのセルの行のウエルに結合さ
    れたウエル線を含み、 前記制御回路が前記選択されたビット線に対応する前記ウエル線上にウエル電
    圧を供給するための電圧供給回路を含み、 前記制御回路が前記選択されたビット線に対応する前記ソース線へ能動電流リ
    ミッターを結合する、 請求項21に記載の集積回路。
  30. 【請求項30】前記処理資源がソフト・プログラム修理状態マシンとアドレ
    ス・カウンタとを含む請求項21に記載の集積回路。
  31. 【請求項31】少なくとも1つの前記欠陥ビット線が、過剰消去状態を解消
    するために前記各適合ビット線よりもより大きな電荷注入を前記ソフト・プログ
    ラミング・パルスから必要とする請求項23に記載の集積回路。
  32. 【請求項32】前記印加がソフト・プログラム・パルスを印加することを含
    み、 前記第1メモリ配列内の前記ビット線がアドレスを有し、 前記冗長システムの処理資源が冗長ビット線デコーデイング・システムを含み
    、このデコーデイング・システムが、 所定のビット線アドレスに対応したビット線タイプ指示を記憶したセルの第
    1組と、 各ビット線アドレス入力を前記アドレス入力と対応する前記ビット線タイプ
    指示と比較するように構成された論理配列と、 処理資源とを含み、この処理資源が、 前記選択されたビット線に対応したビット線アドレス入力を受信し、 前記第1メモリ配列ビット線に対してソフト・プログラミング・パルスを
    オフに切換えるための信号を発生することにより、欠陥ビット線タイプ指示に応
    答し、 前記選択されたビット線に対してソフト・プログラミング・パルスをオン
    に切換えるための信号を発生することにより、適合ビット線タイプ指示に応答す
    ることを含む請求項23に記載の集積回路。
  33. 【請求項33】前記印加がソフト・プログラム・パルスを印加することを含
    み、 適合ビット線タイプの指示に応答して、前記冗長システムの処理資源が前記選
    択されたビット線への前記ソフト・プログラム・パルスの印加を可能にするよう
    に構成されていて、 欠陥ビット線タイプの指示に応答して、前記処理資源が前記選択されたビット
    線への前記ソフト・プログラム・パルスの印加を不可能にして、そして、前記選
    択されたビット線を論理的に置換える主題の冗長ビット線への前記ソフト・プロ
    グラム・パルスの印加を可能にするように構成されている請求項23に記載の集
    積回路。
  34. 【請求項34】前記第1メモリ配列がメモリセルのブロックに配列されてい
    て、各ブロックが、 少なくとも1つのビット線と、 前記ブロックに対応するブロック消去フラグとを含み、 前記制御回路と前記冗長システムの処理資源とが結合して、 前記ソフト・プログラミング前に、組消去フラグを有するブロック内に配置
    された選択された適合ビット線上に配置されたセルを消去し、 前記ソフト・プログラミング前に、組消去フラグを有するブロック内に配置
    された欠陥ビット線を論理的に置換える主題の冗長ビット線上に配置されたセル
    を消去することを含む請求項23に記載の集積回路。
  35. 【請求項35】前記印加がソフト・プログラム・パルスを印加することを含
    み、 前記第1メモリ配列内のビット線がアドレスを有し、 前記冗長システムの処理資源が冗長ビット線デコーデイング・システムを含み
    、このデコーデイング・システムは、 所定のビット線アドレスに対応したビット線タイプ指示を各々が記憶するセ
    ルの第1組と、 各ビット線アドレス入力を前記アドレス入力に対応した前記ビット線タイプ
    指示と比較するように構成された論理配列と、 処理資源と、を有し、この処理資源は、 前記選択されたビット線に対応したビット線アドレス入力を受信し、 前記第1メモリ配列ビット線に対してソフト・プログラミング・パルスを
    オフに切換えて、主題の冗長ビット線に対してソフト・プログラミング・パルス
    をオンに切換える信号を発生することにより、欠陥ビット線タイプ指示に応答し
    、 前記選択されたビット線への前記ソフト・プログラミング・パルスをオン
    に切換える信号を発生することにより、適合ビット線タイプ指示に応答するよう
    に構成されている請求項23に記載の集積回路。
  36. 【請求項36】前記第1メモリ配列と前記第2メモリ配列とが行と列に配列
    されていて、 前記集積回路が前記第1メモリ配列内のセルのそれぞれの行のウエル及び前記
    第2メモリ配列内のセルのそれぞれの行に結合されたウエル線を含み、 前記制御回路電圧供給回路が前記選択されたビット線に対応した前記ウエル線
    上にウエル電圧を供給し、 前記制御回路が前記選択されたビット線に対応した前記ソース線に能動電流リ
    ミッターを結合する請求項23に記載の集積回路。
  37. 【請求項37】前記ビット線がアドレスを有し、そして、前記印加後に、前
    記状態マシン回路が、 前記選択されたビット線アドレスが最後のアドレスに対応するかどうかを決定
    し、最後のアドレスに対応する主題のビット線アドレスに前記ソフト・プログラ
    ミング・フラグをリセットすることにより応答するように構成されている請求項
    25に記載の集積回路。
  38. 【請求項38】各欠陥ビット線上に配置された少なくとも1つのセルが、第
    1の数のプログラミング・サイクル後、目標のしきい値電圧レベルの下に留まる
    請求項31に記載の集積回路。
  39. 【請求項39】前記デコーデイング・システムが前記ビット線アドレス入力
    へ結合された排他的NORゲート及び前記対応するビット線タイプ指示を含み、
    そして欠陥の選択されたビット線タイプ指示に応答して、前記排他的NORゲー
    トが前記結合された冗長ビット線可能化信号をオンに切換えるように構成されて
    いる請求項35に記載の集積回路。
  40. 【請求項40】最後のアドレスに対応しない前記選択されたビット線アドレ
    スにビット線アドレスを増加することにより応答するように構成されたアドレス
    ・カウンタを含み、そして、前記集積回路が増加されたアドレスに対応した次の
    ビット線に対して前記ソフト・プログラムを繰返す請求項37に記載の集積回路
  41. 【請求項41】前記プログラミング・サイクルの第1の数が2よりも大きい
    請求項38に記載の集積回路。
  42. 【請求項42】ドレイン、制御ゲート、浮遊ゲート、ウエル、及びソースを
    有し、第1メモリ配列内のビット線上に配置された浮遊ゲート・セルと、 選択されたビット線を選択するように構成された第1回路と、 前記選択されたビット線に対応する主題のビット線内の浮遊ゲート・セルをソ
    フト・プログラムするように構成され、前記主題のビット線内の前記浮遊ゲート
    ・セルの前記制御ゲートにゲート電圧を、前記ドレインに能動電流リミッターを
    、前記ウエルにウエル電圧を、そして前記ソースにソース電圧を供給するように
    構成された第2回路と、 を含む浮遊ゲート・メモリ。
  43. 【請求項43】前記メモリが、ドレイン、制御ゲート、浮遊ゲート、ウエル
    、及びソースを有し、第2メモリ配列内のビット線上に配置された浮遊ゲート・
    セルを含み、 前記第2回路が、前記第1メモリ配列内の欠陥ビット線を論理的に置換えた前
    記第2メモリ配列内に配置された冗長ビット線上に配置された主題の浮遊ゲート
    ・セルの前記制御ゲートにゲート電圧を、前記ドレインに能動電流リミッターを
    、前記ウエルにウエル電圧を、前記ソースにソース電圧を供給するように構成さ
    れている請求項42に記載の浮遊ゲート・メモリ。
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