JP2003505304A - 回転運動を用いて流体の流れの接続および接続を断つコネクタアセンブリ - Google Patents

回転運動を用いて流体の流れの接続および接続を断つコネクタアセンブリ

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JP2003505304A
JP2003505304A JP2001512422A JP2001512422A JP2003505304A JP 2003505304 A JP2003505304 A JP 2003505304A JP 2001512422 A JP2001512422 A JP 2001512422A JP 2001512422 A JP2001512422 A JP 2001512422A JP 2003505304 A JP2003505304 A JP 2003505304A
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チェスター サヴェイジ,
マーク アンダーソン,
シルヴィオ サンドヴォス,
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スコーレ コーポレイション
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    • B67D7/0294Combined with valves

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  • Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 二部型コネクタ構造(22、32)が、雄コネクタ部(32)および雌コネクタ部(22)を含む。上記雄コネクタ部(32)および雌コネクタ部(22)は、上記コネクタ部(22、32)間での流体連通を開放するように、互いに係合可能である。例えば、上記コネクタ部(22、32)を用いて、入れもの(12)と導管(14)との間に流体連通を確立することができる。上記コネクタ部(22、32)は、両者の間での流体連通を切断し、また環境と上記入れものおよび上記導管の各々との間の連通を閉鎖するように、互いに分離可能である。上記雄コネクタ部(32)は、上記雌コネクタ部(32)上での支持のための取り付け構造(32a)を含み、また、上記雄コネクタ部(32)の雄プローブ部(36)を上記雌コネクタ部(22)と係合させるためのガイド構造(44)も含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の背景) (発明の分野) 本発明は、流体の流れの接続および接続を断つために用いられるコネクタアセ
ンブリの分野に関する。これらのコネクタアセンブリは、一般に、「ドライブレ
ーク(dry break)」タイプのものとして特徴づけられる。より詳細に
は、本発明は、第1の(または雄)部、および第2の(または雌)部を備えるコ
ネクタアセンブリに関する。雄部および雌部は、それらが相互に接続されると、
コネクタ部間で流体流動の連絡を行う。コネクタ部が取り外されると、雄コネク
タ部または雌コネクタ部のいずれかから流体が失われないように、相互に再度封
止される。さらに、本発明は、それらのコネクタ部の一方で脱着可能に支持し、
一方のコネクタ部と相互的な係合および解放のために他方のコネクタ部をガイド
するガイド構造をさらに有するコネクタ部に関する。
【0002】 またさらに、本発明は、コネクタ部の接続および取り外しを行うために、回転
ハンドナット(rotary handnut)を利用することにより、コネク
タ部を利用するために要する手の力のレベルを低減するコネクタに関する。
【0003】 (関連技術) 従来のコネクタは、1999年2月4日に公開されたWIPO出願WO99/
05446により公知である。この出願は、雄部および雌部が相互に係合したと
きに、2つの間で流体が流れるように協働するコネクタを開示していると考えら
れる。コネクタ部が互いに取り外されると、それらのコネクタ部のうちの1つ(
雌部)は、流体がその雌コネクタ部から失われないように再封止し得る。このコ
ネクタの実施形態は、コネクタ部の接続および取り外しを行うために、軸力を手
動により加える必要がある。このコネクタの他の実施形態は、コネクタ部の接続
および取り外しを行うために、雌コネクタ部を保持するベース部分に対して手動
で回転される相対的回転部分を提供する。しかしながら、これらの実施形態は、
コネクタ部が取り外されたときに雄パーツは再度封止されない。よって、雌コネ
クタ部のベース部分から雄部を引き抜くと、雄コネクタ部から流体が失われる。
【0004】 さらなる従来のコネクタ構造は、1983年12月20日にCurtis J
.Bondらに発行された米国特許第4,421,146号(’146特許)に
よって知られている。’146特許によるコネクタ構造は、流体で満たされた容
器(例えば、ダンボール箱内に保持されるバッグ)に取付けられ、かつそれと流
体連通する管状吐出口(spout)を含む。この吐出口部分は、容器と吐出口
部材の外側部分との間で流体連通を封鎖する第1の位置と、この流体連通を開放
する第2の位置との間で軸方向に移動可能であるプラグ部材を含む。プラグ部材
の第2の位置において、プラグ部材の内側部分における一対の側方開口部が、容
器と吐出口の外部との間で流体連通を可能にするように吐出口の内側に移動する
【0005】 Bondの’146特許の供給部材(すなわち、雄コネクタ部)は、吐出口を
クランプし、吐出口を封止するように軸方向にスライドさせて係合させるための
供給部材をガイドするガイド構造にある。供給部材は導管との連通を提供し、供
給部材が吐出口から切断されると導管と周囲との間の連通を閉鎖するバルブ部材
を含む。供給部材(吐出口と係合している)はまた、その2つの位置間でそれを
動かすためのプラグ部材と係合可能であり、供給部材とプラグ部材との間の係合
により供給部材中のバルブが開く。従って、供給部材が吐出口へと係合すると、
容器と導管との間の連通が確立される。さらに、Bondの’146特許のプラ
グ部材は供給部材(雄コネクタ部)のバルブ部材と接触する軸突起部を保持し、
そしてこのバルブ部材を開放する。
【0006】 Bond’146号特許によるコネクタの供給部材および吐出口部材が、軸方
向に相互に分離されると、少量の流体が、バルブ部材および吐出口の外側に保持
される。供給部材が半球形の端面を規定し、プラグ部材がバルブ部材に密接に適
合する一致輪郭形状端壁(matching contoured end w
all)を有するため、この保持された流体は少量である。プラグ部材の側方ポ
ート自体の容量が少なく、プラグ部材に繋がる流路が短く、この部材が閉位置に
移動された場合、そのプラグバルブ部材自体により大部分が占められる。
【0007】 Bond’146号特許に示されるような結合部品の使用者は、吐出口との係
合を行うために、供給部材、もしくはそれに装着されたホースまたは導管を単純
に押す傾向がある。使用者が激しく押すことにより、入れものに大きな力がかか
り、入れものの所望の位置から吐出口が取りはずされ得る。さらに、Bond’
146号特許の供給部材は、その内部の封止部材のクリーニング、検査、または
取り替えのために都合よく開けることができない。供給部材が手動で分解できず
、この供給部材が多くの部品を有しており、供給部材が食品を運ぶために用いら
れた後、その分解が手間のいる作業であることも事実である。その結果、Oリン
グシールの単純なクリーニングまたは取替えにより継続して使用できる場合でも
、これらの従来の供給部材は、時折、破棄される。また、Bond’146号特
許による供給部材が都合よくクリーニングできないか、または新たなOリングに
適合できないため、多くの使用者は、単純に、その結合部品を捨てて、新品を購
入する。
【0008】 他の従来のコネクタ(これは雌雄性の構成であると考えられ得る)は、198
8年12月7日に発行された欧州特許出願番号0 294 095 A1(’0
95特許)から公知である。’095特許によれば、「雄」および「雌」コネク
タ部は、ガイドハウジング上にあるヨークによって調整および並置される。雄コ
ネクタ部は、雌コネクタ部中に保持される環状バルブ部材と係合するようにガイ
ドハウジング上のハンドルによって軸方向に移動可能である管状部材として構成
される。雄コネクタ部および雌コネクタ部が互いに連結すると(すなわち、ガイ
ドハウジングに対して雄コネクタ部を雌コネクタ部に、伸張させることによる)
、内部の液体抽出流路は雌コネクタの環状バルブ部材により外気流入(すなわち
、圧縮ガス送達)流路から分離される。雄および雌コネクタの連結状態において
、雌コネクタ部の環状バルブ部材はまた、封止部材としても機能する。雄コネク
タ部がバネを装填した内部ディスクバルブ部材を保持するこのコネクタのバージ
ョンもまた公知である。バネを装填した内部ディスクバルブ部材は、雄コネクタ
部および雌コネクタ部が互いに連結しない場合に雄コネクタ部の液体抽出流路を
閉じる。
【0009】 さらに、1998年10月6日に発行され、本願の同一譲渡人に譲渡された米
国特許第5,816,298号によって公知の従来のコネクタにおいても、この
コネクタ構造では、雌フィッティングのプラグを引き離し、雄スリーブを介して
流体の流れを可能にするために雌部中に雄部のスリーブを押し込む2つのハンド
が必要であった。’298特許では、コネクタは一対の対向するイヤーを使用し
ている。このイヤーは雄コネクタ部材のガイド部分の両側から突出している。こ
れらのイヤーの目的は、コネクタのユーザが、両方のコネクタ部を開にし、係合
されたコネクタ部を介する流体の流れを可能にするために雌コネクタ部中へ軸方
向に雄コネクタ部のスリーブを手動で押さえることを可能にすることである。
【0010】 (発明の要旨) 関連技術の不十分さを鑑みて、手動での使用の容易さ、およびコネクタ部の係
合および取り外しを行う際に、使用者が必要とする手の力の大きさの全体的な低
減を提供するコネクタアセンブリに対する要望が存在する。
【0011】 さらに、関連技術の不十分さを鑑みて、雄コネクタ部が雌コネクタ部に装着さ
れていることを必要とせずに、雄コネクタ部が検査、クリーニング、および供給
のために開けること可能であるコネクタアセンブリに対する要望の存在が見受け
られる。
【0012】 従って、本発明は、1つの局面に従って、流体の流れの接続を形成するために
、雌コネクタ部とともに用いられる雄コネクタ部を提供し、雌コネクタ部および
雌コネクタ部の各々が、それぞれの軸方向に延びる流体流路を規定し、それぞれ
の流体流路と連絡するために相互に脱着可能に係合され、雌コネクタ部は、雌コ
ネクタ部の流体流路を閉じる閉状態の第1の位置と、第1の位置から軸方向にず
れた開状態の第2の位置とを有する一体バルブ素子を備え、このバルブ素子は、
流体流路と相互に連絡するために、コネクタ部の相互の係合に応じて、第2の位
置に移動し、その第1および第2の位置の両方で雌コネクタ部と一体接続を維持
し、雄コネクタ部は、雄コネクタ部の残りの部分に対して軸方向に往復移動可能
である雄プローブ部と、雌コネクタ部との支持的および解放可能な係合のための
支持手段を備えたガイド部分であって、その相対的回転により、雄プローブ部と
雌コネクタ部との接続および取り外しのそれぞれのために、第1の部分と第2の
部分との間で、雄プローブ部の往復運動を行う回転可能アクチュエータ部材を保
持する構造を備えたガイド部分とを備え、アクチュエータ部材および雄プローブ
部分は、アクチュエータ部材の相対的な回転に応じて、第1の位置と第2の位置
との間で雄プローブ部分を軸方向に往復運動させる共同構造体を規定し、雄プロ
ーブ部分は、第2の位置への往復運動に応じて、バルブ部材をそれぞれの第2の
位置に移動させる。
【0013】 本発明の1つの利点は、雌コネクタ部のプラグ部材がこの雌コネクタ部から取
り外しできないことである。よって、プラグ部材は、雌コネクタ部が取り付けら
れる容器または入れものの内側で失われ得ない。
【0014】 さらに、本発明の1つの利点は、検査およびクリーニングのために、雄コネク
タ部を分解する能力にある。雄コネクタ部は、雌コネクタ部と接続されていない
ときでも、検査のために伸ばすことができ、さらに、必要であれば、クリーニン
グ、およびOリングタイプのシールの取り替え等の修理のために完全に分解する
ことができる。
【0015】 本発明のこれらおよびさらなる目的ならびに利点が、添付の図面とともに、本
発明の例示的な好適な実施形態の以下の詳細な説明を読むことにより明らかとな
る。これらを以下に詳細に説明する。
【0016】 (発明の2つの実施形態の詳細な説明) バッグインボックス(bag−in−box)構成の流体分配システム10を
図1に示す。一般に、この流体分配システム10は、導管14により分配ポンプ
(図示せず)に接続され得る流体で満たされた容器または入れもの12を備える
。入れもの12は、任意の所望される構造であり得るが、例示する入れものは、
外部形状保持ボックス16(例示される実施形態ではダンボールで形成されてい
る)、および内部可撓性バッグ18(その一部のみが図1で見られる)を備えた
バッグインボックス構成である。好ましくは、バッグ18はプラスティクシート
から作成される。
【0017】 互いを照らし合わせながら図1〜6を参照し、特に、まず図2を参照すると、
図2は、箱16の横壁16aが鍵穴型のカットアウト(cutout)20を規
定していることを示す。カットアウト20によって、雌コネクタ部22がカット
アウト20を抜けて部分的に外方に延びることが可能となる。雌コネクタ部22
は、バッグ18に装着されて、バッグ18の内部空間と連通する。雌コネクタ部
22が一度箱16内からカットアウト20を抜けて部分的に外方に延びると、雌
コネクタ部は、コネクタ部22上で軸方向に配置された1対のフランジ22aお
よび22bの協動によってカットアウト20の下方部分に保持される(図5に最
良に見られる)。これらの間隔を開いて配置されたフランジ22aおよび22b
は、カットアウト20の各横側および底周辺において、フランジ22aと22b
との間に箱16の壁16aの1部を捕らえる。雌コネクタ部22はそれ自体、箱
壁16aの鍵穴型の部分20a周辺の、カットアウト20の下方部分にはめられ
る(図1および図2を参照)。さらに図1および図2において最良に理解される
ように、鍵穴型の部分20aは、箱16の壁16aの上方部分にヒンジを用いて
取り付けられる。この結果、ヒンジで固定された鍵穴型の部分20aが、通路か
らヒンジを手動で排除し得る。このとき、雌コネクタ部22がこのカットアウト
の下方部分内に導入され、そしてカットアウト20に沿って下方に滑らされる。
雌コネクタ部22がカットアウト20の下方部分にある場合、図1および図2に
示す位置に鍵穴型の部分20aを手動で戻すことにより、壁16aのカットアウ
ト20内に雌コネクタ部22が保持される。
【0018】 図5にさらに見られるように、雌コネクタ部22は、内部フランジ24を有す
る。内部フランジ24に対し、バッグ18の壁18aは密閉して固定される(す
なわち、このバッグの開口部)。この結果、雌コネクタ部22は、バッグ18お
よび入れもの12の内部容量へのアクセスを提供する。すなわち、バッグ18の
液体内容は、雌コネクタ部22と連通し、そしてこのコネクタ部を介して外方に
流れ得る。雌コネクタ部22が(図5に見られる)移動可能プラグ部材26を備
えることが理解される。雌コネクタ部22を介して、流動通路または経路28を
解放可能に閉鎖させるプラグ部材26を図5に示す。この遠位端(すなわち、箱
16から最も離れたところ)において、雌コネクタ部22は、ラジアル方向に、
外方に延びる装着フランジ30を含む。この装着フランジ30は、雄コネクタ部
32の雌コネクタ部22への装着を提供する。 すなわち、見られるとおり、雄
コネクタ部32は、雌コネクタ部に対して側方に移動されるため、雄コネクタ部
の溝付きスターラップ(grooved stirrup)32aがフランジ3
0を引っ掛けて捉える。よって、雄コネクタ部および雌コネクタ部は、相互に、
軸方向アライメントで互いを保持し、これらのコネクタ部の相対的軸方向運動が
妨げられる。雄コネクタ部を雌コネクタ部に取り付けるこの方式は、上記で参照
した’298号特許より一般に知られている。それゆえ、雄コネクタ部を雌コネ
クタ部に装着する例示および記載のモードは、例示であるのみであり、本発明を
限定するものではないことが理解される。
【0019】 図3、図4、図5および図6は、互いに、入れもの12のバッグ18内の液体
と流体フロー連通にある導管14と接続するために、雌コネクタ部22に装着さ
れる、本発明を具体化する雄コネクタ部32の1実施形態を例示する。これはま
た、図1にも示す。図3において、雌コネクタ部32は、図1と同様の視点から
示され、この雌コネクタ部の回転式手動アクチュエータまたはハンドナット部3
4の図をよく示す。図3において、ハンドナット部分34に隣接したダブルヘッ
ドの回転矢印34aが示すように、このハンドナット部分34は、雌コネクタ部
32の残りの部分に対して回転可能であり、(以下において説明するように)雄
コネクタ部32の残りの部分に対するハンドナット部34の回転方向に依存して
、雄型のプローブ部36の前方端部(図5および図6において最良に見られる)
を雌コネクタ部22内に挿入し、そして雄コネクタ部32の雄型のプローブ部3
6を雌コネクタ部22から出すのに効果的である。
【0020】 図5および図6に見られるように、雄プローブパーツ36は、参照番号36’
で示す流体通路を規定する。雄プローブ部分36のエルボーおよびホースバーブ
部材38およびナット部材40の一部分を図3に示す。ナット部材40の一部分
は、複数の弾力性フィンガー40aを有し、雄プローブ部分36の周囲溝42(
図4に最もはっきりと見られる)にこれらのフィンガーの近位端で係合する。こ
のナット部材40は、下記で説明するように、ハンドナット部材34(リコーリ
ングアロー(recalling arrow)34a)の回転に応じて、雄プ
ローブ部分36を軸方向に(すなわち、雌コネクタパーツ22に対して)移動さ
せる。エルボーおよびホースバーブ部材38は、雄プローブ部分36と導管14
との接続を提供し、アクチュエータ34が、見られるように、コネクタパーツ2
2、32の接続および取り外しを行うために回転されるとき、この雄プローブ部
分の回転に抵抗する導管を提供する。
【0021】 図4、図5および図6に見られるように(特に図4を参照すると)、手動で回
転するアクチュエータの部分34(すなわち、ハンドナット34)および雄コネ
クタ部36の双方が、雄雄コネクタ部32のガイド部分44上で移動可能に備わ
っている。このガイド部分44は、相対的回転のためにアクチュエータ部材34
を回転しながら支え、相対的軸方向運動のために、雄プローブパーツ36を支え
る。その前方面44aで、ガイド部分44は、雌コネクタパーツ22への取り付
けのためのスターラップ32aを規定する。上記で指摘したとおり、このスター
ラップ32aは、雄コネクタパーツ32および雌コネクタパーツ22の同軸アラ
イメントを提供し、これらのコネクタパーツの相対的軸方向固定(relati
ve axial immobilization)を提供する。換言すれば、
スターラップ32aはフランジ30を捉え、コネクタパーツ22、32を軸方向
アライメントで保持し、コネクタパーツ22、32の相対的軸方向運動を制限す
る一方で、雄プローブ部分が雌コネクタパーツに入り、引き抜かれる。
【0022】 例示された実施形態では、ガイド部分44が、表面44aを規定し、三日月型
スターラップ32aを支える前方壁部分44bを備える。このスターラップ32
aは、雌コネクタパーツ22の取り付けフランジ30を側方に受ける半径方向内
側開口溝44cを規定する。雄コネクタパーツを雌コネクタパーツに取り付け、
相対的に軸方向に固定するこの特定の取り付け構造は、上記の’298号特許か
ら知られるが、本発明はそれに限定されない。図4を参照して、ガイド部分44
は、雌コネクタパーツ22と係合するために雄プローブパーツ36の前方部分3
6aが通る前方中心位置開口部44dを規定するに留意されたい。
【0023】 雄型コネクタ部32はまた、ハンドナット34の相対的回転運動を、雄型のプ
ローブ部分36の相対的軸運動に変換する機構も含む。ガイド部分44上にハン
ドナット34の相対的回転を提供するために、このガイド部分は、内側に放射状
に配置された円周溝48を規定するカラー部品46を規定する。ハンドナット3
4の前方部分34bは、外側に放射状に配置された円周リブ50を規定する。リ
ブ50は、溝48において、回転的に捕らえられ、アクチュエータ34が、ガイ
ド部分44で回転的に支えられている。ナット部材40は、環状部分40bを含
み、そこから、複数のフィンガー40aが軸方向に延び、角のある、ねじ部52
の正反対の対が、外側に放射状に延びる。
【0024】 アクチュエータ部材34は、ガイド部材44によって回転的に支えられ、内側
に放射的に配置された二重開始(double−start)雌ねじ54を規定
する。ナット部材40のねじ部52は、アクチュエータ34のねじ54にねじで
はめられるようになっている。図面から明らかなように、アクチュエータ34に
は、好ましくは、アクチュエータ34をより効率的に手で把持するための表面形
状(例えば、リブ、溝、スチップリング(stippling)、隆起したダイ
ヤモンドパターン、きざみつけなど)が設けられる。
【0025】 図5から分かるように、雄型コネクタ部32は、雌型端子部22に取り付けら
れ得、そしてアクチュエータ部材34はガイド部分44に対して手で回転される
ので、(すなわち、二重開始雌ねじ54におけるねじ部52の作用によって)、
雄型プローブ部分36は、図5に示す第1の位置から、その後、図6に示す第2
の位置まで、軸方向に移動する。従って、ナット部材40は、フィンガー40a
が軸方向の力を雄型プローブ部分36に伝えながら、雄型端子部分の軸方向に移
動する。結果として、雄型プローブ部分36が、ガイド部分44(および雌型コ
ネクタ部22)に対して軸方向に、図5に示す位置から図6に示す位置に移動す
る。
【0026】 図6から、雄型プローブ部分36によって支えられる密封スリーブ58が、外
側に延びるフランジ部分58aを含むことが分かる。このフランジ部分58aは
、ガイド部分44の壁部分44bにぶつかり、従って、雄型プローブ部分36が
雌型コネクタ部22内を進むにつれてのさらなる前方への軸方向運動が止められ
る。結果として、雄型プローブ部分36の流体フローポート60は、遮蔽されな
い。雄型プローブ部分36が、雌型コネクタ部内に進み続けるにつれて(図5か
ら図6への構成部分の相対的な位置の変化を考慮する)、雄型プローブ部分36
のヘッド部分62は、プラグ部材26において規定されるリセス64にぶつかり
、受け取られる。ヘッド部分62は、リセス64に「スナップ」ばめされ、プラ
グ部材26は、保持されるように、かつ、可動的にヘッド部分62に取り付けら
れる。図5および図6から分かるように、プラグ部材26は、フィッティング部
材30aと一体に形成され、フランジを一体に規定し、端部エッジ22cおよび
通路28をも規定する。従って、プラグ部材26が、フィッティング部材30a
と一体であり、フィッティング部材30aに一体に接続されていることが理解さ
れなければならない。すなわち、フィッティング部材30aは、正反対のブリッ
ジ部分30bを含み、それぞれが、バットレス部分30cで、フィッティング部
材に接合されている。バットレス部分30cは、それぞれ、関節アーム30dに
よって、プラグ部材26の正反対の端部に接合される。関節アーム30dのそれ
ぞれが、一対の一体型に「存在する(living)」ヒンジ形状を含み、これ
らを矢印が付けられた参照符号30eで示す。
【0027】 従って、図6からわかるように、雄型プローブ部分36が、完全に前方に移動
して、雌型コネクタ部22に完全に挿入され、ポート60が完全に遮蔽されなく
なり、プラグ部材26が、通路28から動かされても、プラグ部材26は、それ
にも関わらず、フィッティング30aに一体型に取り付けられ、入れもの12内
で失われない。さらに、雄型端子部分32の開口部が、雌型コネクタ部22に係
合する雄型端子部分に依存しないことが留意されなければならない。従って、ア
クチュエータ34は、雄型端子部分32が、雌型コネクタ部に接続されていなく
ても、適切な方向に手動で回転され得、その結果、雄型プローブ部分36が、ガ
イド部材の前方に延ばされる。雄型プローブ部分36のこの部分において、ポー
ト60は、これらのポートを遮蔽しないような密封スリーブ58の後方へのスラ
イドによって、遮蔽されていない。
【0028】 しかし、図6に示すように、雄型端子部分32が、雌型コネクタ部に取り付け
られ、ハンドナット34が、雄型プローブ部分36を進めるように相対的に回転
する場合、この雄型プローブ部分は、そのヘッド形状70で、雌型コネクタ部の
プラグ部材26に係合する。ヘッド形状のこの係合は、雄型プローブ部分36の
さらなる前方運動(すなわち、ハンドナット34の相対的回転が継続するので)
と共に、効果的であり、プラグ部材26をバック18の内側に送り、それに従っ
て、流体通路28の開口部に送る。
【0029】 一体型で、ブリッジ部分部材30bの(軸方向に)正反対の対が、常にプラグ
部材26、および雌型コネクタ部22(すなわち、この雌型コネクタ部22のフ
ィッティング部分30a)を接続することが留意されなければならない。再度、
プラグ部材26が、雌型コネクタ部22の一体型の一部であり、この雌型コネク
タ部は、プラグ部材が、雌型コネクタ部22と(図5に示しているように)密封
可能に係合しているか、または、(図6に示しているように)分離しているどう
かに関わらず、常に接続されたままであることを思いださなければならない。ブ
リッジ部分30bは、それぞれ、プローブ部分36と共に、図5に示す位置と図
6に示す位置との間で、プラグ部材26が軸方向に動くにつれて、ブリッジ部分
30bを制御可能に曲げることを可能にする、一体型に存在するヒンジ部分(矢
印が付けられた参照符号30eで示す)を一対含む。重要なことに、ブリッジ部
分30bによってフィッティング部分30aに接続されているので、プラグ部材
26は、雌型コネクタ部22から切断され、入れもの12内で失われることが決
してない。
【0030】 アクチュエータ34の反対方向への相対的な回転が、雄型コネクタ部および雌
型コネクタ部を、図6に示す位置から、図5の相対的な位置に戻す効果があるこ
とが理解される。雄型プローブ部分36は、雌型コネクタ部22から引き抜かれ
、ばね58bは、ポート60にわたってスリーブ58を再度動かす効果があり、
雄型プローブ部分36内のフロー経路36’を閉める。雄型プローブ部分36が
雌型コネクタ部22内から引き抜かれた後、雄型コネクタ部32は、フランジ3
0で雌型コネクタ部から取り出されるように、横向きに移動し得る(すなわち、
図4についての上記の記載のように、クレセントスターラップ(crescen
t stirrup)32a内から取り付けフランジ30を取り除く)。
【0031】 図7および図8は、本発明の第2の実施形態を図示する。この本発明の別の実
施形態を記載する際に使用する参照符号を提供するために、上に図示および記載
された形状部と同じ(または構造もしくは機能において同様の)形状部は、図7
および8において上で使用した参照符号と同じもので、かつ百(100)だけ増
加した参照符号で参照される。図7および図8から分かるように、本実施の形態
では、ロータリーハンドナット134は、第1の実施形態におけるアクチュエー
タハンドナット34と同様に、手動で回転される間は、雄型コネクタ部のガイド
部材上で、軸方向に相対的に動き得ない。むしろ、このハンドナット134が回
転するにつれ、ハンドナット134はまた、ガイド部分144に沿って軸方向に
前後に(すなわち、相対的回転の方向に依存して)、動く。ハンドナット134
が回転しそして軸方向に移動するにつれ、ハンドナット134は、外側に放射状
に配置された1対の鍵66を規定するカップ部材140と協働することによって
、カップ部材140と雄型プローブ部分136とを同時に軸方向に動かす。ハン
ドナット134は、内部遠位端で、軸方向に配置されたスラスト表面68aを規
定する内部管状部分68を含む。図7および図8から分かるように、このスラス
ト表面68aは、カップ部材を係合して、ハンドナット134の軸方向の右側へ
の移動に応答して、この部材を軸方向の右側に移動させる。カップ部材140と
アクチュエータ134の内部管状部分68との関係は、カップ部材はアクチュエ
ータが手動で回転されるにつれて回転せず、雄型プローブ部分136に軸方向の
力を伝える関係である。反対に、ハンドナット134が、反対方向に手動で回転
され、ガイド部材144に沿って軸方向に反対に移動する場合、ハンドナットは
、反対の軸方向の力を、軸方向に配置されたスラスト表面134cを介して雄型
プローブ部分に加える。このスラスト表面134cは、エルボーおよびホース鉤
部材138に載っており、ガイド部材144に対して、反対の軸方向に、雄型プ
ローブ部材136を移動させる。
【0032】 この実施形態において、ガイド部分144は、外側に放射状に配置されたねじ
70を有する管状延長部分144aを含む。アクチュエータ部分134は、ねじ
70にねじが合うように係合する、適合する雌ねじ72を規定する。また、この
実施形態において、管状延長部分144aは、ステップボア74を規定し、わず
かにより大きい直径のボア部分(矢印が付いた参照符号74aで示す)を有する
。密封スリーブ158には、外側に放射状に延びた、ある程度フレキシブルなウ
ェブ部品158c(すなわち、フランジ158aの外側部分)が設けられ、ウェ
ブ部品は、充分にフレキシブルなので、ボア74のより直径が小さい部分を、ボ
ア部分74aまで通過する。そこで、より直径が大きいボア部分74aにおいて
、ある程度フレキシブルなウェブ部品158cは、このボア部分から、軸方向に
引き抜かれることに抵抗する。従って、アクチュエータ134が、図8に示す位
置から図7に示す位置に向かって、手動で回転される場合、ユーザは、ウェブ部
品158cが、ボア部分74aの端部で提示される軸方向に配置されたステップ
74bに係合するときに、アクチュエータの自由な動きにおいて「停止」を経験
する。
【0033】 当然、ユーザがコネクタ部132の取り外しを望む場合、同じ方向(すなわち
、図8の位置から図7の位置に向かって、ハンドナット部材を移動させるために
必要な方向)へのアクチュエータ134の継続される強制的な回転が、フレキシ
ブルなウェブ158cに、このステップ74bを通過させ、アクチュエータ13
4が、ガイド部分から完全にはずされることを可能にする。アクチュエータ13
4が、ガイド部分144からはずされる場合、雄型プローブ部分136は、検査
およびクリーニングのために、ガイド部分内から、手動で引き抜かれ得る。
【0034】 本発明の代替的な実施形態が、廃棄ボックス内バッグ入れもの12または他の
タイプの使い捨て入れものと共に捨てられ得るこのようなコストの低い雌型コネ
クタ部を作るという利点を提供する。あるいは、リサイクル可能な入れもの、例
えば、ガラスまたは耐久プラスチック製の入れものと共に用いられる場合、入れ
ものは、クリーニングされ、雌型コネクタ部22は、処分され、新たな雌型コネ
クタ部がその代わりに挿入され得る。雄型コネクタ部32、132は、クリーニ
ングのため、取り外され、従って、連続する入れもの12上でいくつかの異なる
雌型コネクタ部22とともに、ある程度の期間にわたって、耐久し、再利用可能
である。
【0035】 本発明は、2つの例示的、かつ、特に好適な本発明の実施形態を参照しながら
、表され、説明され、規定されてきたが、このような参照は、本発明に対する限
定を含まず、このような限定は、推測されてはならない。本発明は、形態および
機能において、当該技術の当業者が想到し得る、多くの改変例、変更例、および
均等物の余地がある。例えば、本発明のコネクタ部は、食品以外の流体と共に用
いられ得る。これらの本発明のコネクタ部は、様々な液体、例えば、化学物質と
共に用いられ得る。写真用の化学物質は、本発明のコネクタ部が用いられ得る、
食品以外の液体の一例である。また、本発明によるコネクタ部は、本明細書中で
、特に表され、説明され、言及された容器および入れものに加えて、他のタイプ
の容器および入れものと共に用いられ得る。例えば、バッグタイプの容器が、バ
ッグがボックス内に配置されなくても、本発明のコネクタ部と共に用いられ得る
。本発明のコネクタ部は、横向きの相対的な移動に応答し、小さい加えられる力
で、雄型および雌型コネクタ部が互いに係合し得るので、このような使用におい
て、特別の利点を有する。それに従って、雄型および雌型コネクタ部の端子は、
多少低いレベルの手動の回転力を要求する。すなわち、多少手の力が弱い人間で
も、本発明の雄型コネクタ部に充分な相対ねじれ力を加えることができるので、
この雄型コネクタ部の係合および分離が容易に達成され得る。結果として、これ
まで達成不可能であった、雄型および雌型コネクタ部の使用の容易さが、本発明
によって提供される。また、本発明のコネクタ部は、例えば、表されているよう
に、容器と導管との間だけではなく、一対の導管または一対の容器の間の流体連
通をもたらす。従って、表され、記載された本発明の好適な実施形態は、本発明
の範囲を例示したに過ぎず、網羅するものではないことが理解される。結果とし
て、本発明は、全ての局面において均等物の完全な認識を与える、添付の特許請
求の範囲の精神および範囲によってのみ限定されるように意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明を組み込んだコネクタアセンブリを介して流体導管に接続する
流体で満たされたバッグを備える流体分配システム(説明の明瞭さのためにダン
ボール箱の一部が切り取られている)の透視および概略図である。
【図2】 図2は、図1に示す入れものに運搬される雌コネクタ部の1断片の斜視図(部
分的には断面図)を提供する。
【図3】 図3は、図1に示す雄コネクタ部の斜視図を、分かり易く図示するため、拡大
して提示する。
【図4】 図4は、本発明を具現する雄コネクタ部の分解図を提供する。
【図5】 図5は、雌コネクタ部材が閉位置にある場合の、雌コネクタ部材に装着される
が係合はしない雄コネクタ部材の長手方向の断面図である。
【図6】 図6は、雄コネクタ部が雌コネクタ部に装着、かつ係合され、これにより、雄
型および雌コネクタ部の双方が開き、流体がこれらのコネクタ部の間を流れるよ
うになっている状態を示す1断片の断面図を提供する。
【図7】 図7は、図5に類似し、雌コネクタ部に装着されるが係合はしない雄コネクタ
部の別の実施形態を示す。
【図8】 図8は、図6に類似し、雄コネクタ部が雌コネクタ部に連結され、これにより
、雄型および雌コネクタ部の双方が開き、流体がこれらのコネクタ部の間を流れ
るようになっている状態を示す別の実施形態を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GD,G E,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS ,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK, LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,M N,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU ,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM, TR,TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,Z A,ZW (72)発明者 サンドヴォス, シルヴィオ アメリカ合衆国 カリフォルニア 92562, マリエタ, ベンディング オーク コ ート 23481 Fターム(参考) 3E082 AA01 BB01 CC01 FF05 3J106 BA03 BC04 BC12 BD03 EB08 GA02 GA04 GA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 雌コネクタ部と共に用いて流体の流れの接続を形成する雄コ
    ネクタ部であって、該雄コネクタ部および該雌コネクタ部の各々が、それぞれの
    軸方向に延びる流体流路を規定し、且つ、互いに脱着可能に係合されて該流体流
    路のそれぞれに連絡し、該雌コネクタ部が、該雌コネクタ部の該流体流路を閉じ
    る閉状態である第1の位置と、該第1の位置から軸方向にずらされた開状態であ
    る第2の位置とを有する一体型バルブエレメントを含み、該バルブエレメントが
    、該コネクタ部のお互いの係合に応じて該第2の位置へと移動して、該流体流路
    を互いに連絡させ、且つ、該第1および第2の位置の両方において、該雌コネク
    タ部と一体的に接続された状態に維持され、該雄コネクタ部は、 該雄コネクタ部の残りの部分に対して、軸方向に往復移動可能な雄プローブ部
    分と、 該雌コネクタ部に支持するように且つ取り外し可能なように係合された支持手
    段を含むガイド部分であって、該ガイド部分が、回転可能アクチュエータ部材を
    保持する構造体を含み、該回転可能アクチュエータ部材の相対的な回転が、該第
    1の位置と該第2の位置との間の該雄プローブ部分の往復移動に作用して、それ
    ぞれ、該雄プローブ部分を該雌コネクタ部に接続し、該雄プローブ部分を該雌コ
    ネクタ部から取り外す、ガイド部分とを備え、 該アクチュエータ部材と該雄プローブ部分とは、該アクチュエータ部材の相対
    的な回転に応じて、該雄プローブ部分を該第1の位置と該第2の位置との間で軸
    方向に往復移動させる共同構造体を規定し、 該雄プローブ部分は、該第2の位置への往復移動に応じて、該バルブ部材をそ
    れぞれの第2の位置へと移動する、雄コネクタ部。
  2. 【請求項2】 前記ガイド部分が管状部分を含む、請求項1に記載の雄コネ
    クタ部。
  3. 【請求項3】 前記管状部分が段差のついたボアを規定し、該段差のついた
    ボアは、該ボアに対して軸方向に設けられた、より大きな直径部分を有する、請
    求項2に記載の雄コネクタ部。
  4. 【請求項4】 前記アクチュエータ部分が、放射状に外側に向かって延びる
    突出部を保持し、前記ガイド部分が、放射状に内側に向かって延びる屈曲可能捕
    捉突出部を保持し、前記雄プローブ部材の前記第2の位置において、該捕捉突出
    部が、該アクチュエータ部分の該突出部を捕捉して、前記雄コネクタ部の不慮の
    閉鎖を防止する、請求項2に記載の雄コネクタ部。
  5. 【請求項5】 前記雄プローブ部分と共に往復移動するシーリングスリーブ
    部材を保持する前記雄プローブ部分をさらに含み、該シーリングスリーブ部材が
    、 前記より大きな直径ボア部分内へと放射状に外側に向かって延びる放射状の外部
    半可撓性ウェブ部分を有して放射状に延びるフランジを含み、該ウェブ部分が、
    該雄プローブ部分が該管状部分から引っ込むのを実質的に防止する、請求項2に
    記載の雄コネクタ部。
  6. 【請求項6】 前記アクチュエータおよび前記雄プローブ部分から構成され
    た前記共同構造体が、前記雄プローブ部分に合わせて往復移動するナット部材を
    保持する該雄プローブ部分を含み、該アクチュエータ部材が、該ナット部材のネ
    ジ部分にネジで係合し、放射状に内側に向かって配置されたネジ部分を配置する
    、請求項1に記載の雄コネクタ部。
  7. 【請求項7】 前記ナット部材が、1対の遮断された正反対の突出部を含み
    、該1対の突出部の各々が、1対の遮断された正反対の雄ネジ部分のそれぞれを
    規定し、前記アクチュエータ部材が、該一対の遮断された正反対のネジ部分の各
    々に係合する二重開始ネジを含む、請求項6に記載の雄コネクタ部。
  8. 【請求項8】 前記ガイド部分および前記アクチュエータ部材が、軸方向の
    相対的な移動を防ぎつつ、該アクチュエータ部材の相対的回転を可能にする共同
    構造体をさらに規定する、請求項1に記載の雄コネクタ部。
  9. 【請求項9】 前記ガイド部分および前記アクチュエータから構成された前
    記共同構造体が、放射状に且つ円周方向に延びる溝を規定する該ガイド部分を含
    み、該アクチュエータが、回転的に該溝内に受け取られ、該ガイド部分の上の該
    アクチュエータの軸方向の相対的な移動を防ぐ、放射状に且つ円周方向に延びる
    リブを含む、請求項8に記載の雄コネクタ部。
  10. 【請求項10】 前記ガイド部分は、該ガイド部分の残りの部分と協働して
    、放射状に内側に向かって開放され且つ周方向に延びる溝を規定するカラー部分
    を含み、前記アクチュエータ部材リブが、該カラー部分の該周方向に延びる溝内
    に移動可能に受け取られる、請求項9に記載の雄コネクタ部。
  11. 【請求項11】 前記雄コネクタ部が、それぞれのバルブエレメントを含み
    、該それぞれのバルブエレメントが、前記雄プローブ部分上にスライド可能に保
    持されたシーリングスリーブ部材を含み、前記雄プローブ部分が、その上で前記
    軸方向に延びる流体流路から横方向に且つ外側に向かって開口したアパーチャを
    規定し、閉状態である第1の位置にある該シーリングスリーブ部材が、該アパー
    チャを覆って該アパーチャを閉じ、該シーリングスリーブ部材が、放射状に且つ
    外側に向かって延びるエレメントを含み、該放射状に且つ外側に向かって延びる
    エレメントは、前記雄プローブ部分が前方へ往復移動した場合に、前記雌結合部
    分と係合して、該シーリングスリーブ部材のさらなる前方への移動を止めて、前
    記雄プローブ部分が前記雌コネクタ部に向かって該雌コネクタ部内へと前進し続
    け、該アパーチャを開放することができる、請求項1に記載の雄コネクタ部。
  12. 【請求項12】 1対の流路の間の流体連通に作用し且つ制御し、互いに連
    絡していない場合に該流路を周囲から分離する方法であって、該方法は、 軸方向に延びる流体流路を有する雌コネクタ部と、閉状態である第1の位置に
    あって、該流路を覆って該流路を閉じる一体型プラグ部材とを提供し、該雌コネ
    クタ部との一体性を維持しつつ、開状態である第2の位置へと軸方向に移動する
    該プラグ部材を提供するステップと、 軸方向に延びる流体流路を有する雄コネクタ部を提供し、該雄コネクタ部を、
    該雌コネクタ部の、軸方向にアライメントされた該流体流路と係合させるステッ
    プと、 該雌コネクタ部への横方向の相対的な移動に応じて該軸方向にアライメントさ
    れた軸方向に延びる流体流路と係合できるガイド部材を該雄コネクタ部に提供す
    るステップと、 該雄コネクタ部の該流体流路を規定し、且つ、該ガイド部分に対して往復移動
    可能な雄プローブ部分を提供し、該雄プローブ部分上の該流路から横方向に開放
    するポートを形成し、該ポートを覆って該ポートを閉じて、周囲との連絡を閉じ
    る第1の位置と、該管状バルブ部材を利用して、該ポートを開放し、該係合され
    たコネクタ構造体の該流体流路の間の連絡を開放するように、該第1の位置から
    ずらされた第2の位置とに、それぞれの軸方向に移動可能な管状バルブ部材を配
    置するステップと、 該ガイド部材上に回転可能に保持されたアクチュエータを提供し、該ガイド部
    材に対する該アクチュエータの回転に応じて該第1の位置と該第2の位置との間
    で該雄プローブ部分を往復移動させる共同構造体を、該アクチュエータと該雄プ
    ローブ部分との間に共同的に規定するステップと、 該雄コネクタ部と該雌コネクタ部とを係合し、該アクチュエータを相対的に回
    転させて、該流体流路の連絡が開放および閉鎖されるように、該雄プローブ部分
    の往復移動に作用するステップと、 を包含する方法。
  13. 【請求項13】 二部型流体コネクタ構造体であって、容器との流体連通の
    ための雌コネクタ部と、導管との流体連通のための雄コネクタ部とを含む、流体
    コネクタ構造体であって、該コネクタ部は、該容器と該導管との間の流体連通に
    作用するように相互に係合可能であり、該流体連通を遮断し、且つ、周囲と該容
    器および該導管の各々との間の流体連通を相互に閉鎖するように取り外し可能で
    あり、該二部型流体コネクタ構造体は、 該雌コネクタ部を含み、該雌コネクタ部は、 周囲と該容器との間を連絡する、軸方向に延びる通路を規定する雌キャップ
    部材であって、該キャップ部材が、該通路の周囲の、軸方向に配置された端部エ
    ッジ表面を規定する、雌キャップ部材と、 該キャップ部材と一体的に形成され、閉状態である第1の位置にある場合に
    、該キャップ部材の該通路を覆って該通路を閉じるプラグ部材であって、該プラ
    グ部材は、開状態である第2の位置へと軸方向に移動可能であり、該キャップ部
    材との一体性を維持しつつ、該容器に該通路を開放することができ、該プラグ部
    材は、該通路の外側に向かって配置された軸方向に延びるリセスを規定する、プ
    ラグ部材と、 を含み、該雄コネクタ部は、 伸長プローブ部材であって、該導管との流体連通のためのブラインドの軸方
    向の通路と、該プローブ部材の前方端部に隣接し、該プローブ部材の上の該軸方
    向の通路から外側に向かって開いた側部アパーチャと、該プラグ部材の該リセス
    に係合するための該プローブ部材の前方端部に隣接するヘッド部とを規定する、
    伸長プローブ部材と、 該側部アパーチャを亘り該側部アパーチャを閉鎖する第1の位置と、該側部
    アパーチャの該開口部の少なくとも部分的に後方の第2の位置との間で、該プロ
    ーブ部材上にスライド可能に保持するスリーブバルブ部材であって、該スリーブ
    バルブは、該プローブ部材と共に往復移動し、且つ、その後方端部に、放射状に
    且つ外側に向かって延びるフランジ部分を有し、該フランジ部分は、該プローブ
    部材が該キャップ部材への往復移動を継続する場合、該スリーブバルブ部材の前
    方への往復移動を止めて、該スリーブバルブ部材が該第2の位置へと相対的に移
    動するように、該キャップ部材の該端部エッジ表面と係合可能である、スリーブ
    バルブ部材と、 該プローブ部材と該スリーブ部材とを往復移動可能に保持するガイド構造で
    あって、該ガイド構造は、内部に中央開口部を有する前方フランジ部と、該キャ
    ップ部材の通路とアライメントされる該中央開口部で該キャップ部材を支持的に
    係合し、該雌コネクタ部の該通路に、および、該雌コネクタ部の該通路から該中
    央開口部を介して往復移動を可能にするために該プローブ部材と該スリーブバル
    ブ部材とのガイド方向を規定する手段とを含む、ガイド構造と、 該ガイド部材に回転可能に保持され、該ガイド部材に対する該アクチュエー
    タの回転に応じて該第1の位置と該第2の位置との間に該ガイド部材に対して該
    雄プローブ部分を往復移動させるための該雄プローブ部材共同構造体を規定する
    アクチュエータと を含む、二部型流体コネクタ構造体。
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