JP2003505271A - タイヤ踏み面の直接再生 - Google Patents
タイヤ踏み面の直接再生Info
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/52—Unvulcanised treads, e.g. on used tyres; Retreading
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- B29D30/62—Applying bands of rubber treads, i.e. applying camel backs by extrusion or injection of the tread on carcass
-
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- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
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- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
本発明は、物品の表面に、流動可能な材料から成形物を形成する装置および方法に関し、更に具体的には、タイヤの外包の上に踏み面を直接再生する装置および方法に関する。
Description
【0001】
本発明は、物品の表面に、流動可能な材料から成形物を形成する装置および方
法に関し、特に、タイヤの外包に直接踏み面を再生する装置および方法に関する
。
法に関し、特に、タイヤの外包に直接踏み面を再生する装置および方法に関する
。
【0002】
タイヤの踏み面を再生する様々な方法が知られている。2つの特に広く使用さ
れる技術は、コールドキャッピングとホットキャッピングである。コールドキャ
ッピングでは、表面パターンを有するプリキュア(予備硬化)された(すなわち
、加硫された)踏み面が、準備されたタイヤの外包(すなわち、所定のサイズに
機械加工されて、凹凸、例えば穴や窪みが修理された)に適用されるが、その場
合、2つを分離するキュアされないクッション用のゴムの層が使用される。次に
、タイヤプレスの中に保持されたタイヤ踏み面、ゴムクッション、およびタイヤ
外包の配列がオートクレーブへ入れられ、クッション用ゴムがキュアされ(すな
わち、加硫/架橋され)、タイヤ外包と踏み面が接着される。ホットキャッピン
グでは、踏み面(表面パターンを有しない)が、押し出され(すなわち、キュア
されないで)、準備されたタイヤ外包へ適用される。次に、タイヤ外包および踏
み面は、踏み面パターンを形成して踏み面をキュアするため加熱されたタイヤプ
レスの中で成形され、踏み面がタイヤ外包へ接着される。
れる技術は、コールドキャッピングとホットキャッピングである。コールドキャ
ッピングでは、表面パターンを有するプリキュア(予備硬化)された(すなわち
、加硫された)踏み面が、準備されたタイヤの外包(すなわち、所定のサイズに
機械加工されて、凹凸、例えば穴や窪みが修理された)に適用されるが、その場
合、2つを分離するキュアされないクッション用のゴムの層が使用される。次に
、タイヤプレスの中に保持されたタイヤ踏み面、ゴムクッション、およびタイヤ
外包の配列がオートクレーブへ入れられ、クッション用ゴムがキュアされ(すな
わち、加硫/架橋され)、タイヤ外包と踏み面が接着される。ホットキャッピン
グでは、踏み面(表面パターンを有しない)が、押し出され(すなわち、キュア
されないで)、準備されたタイヤ外包へ適用される。次に、タイヤ外包および踏
み面は、踏み面パターンを形成して踏み面をキュアするため加熱されたタイヤプ
レスの中で成形され、踏み面がタイヤ外包へ接着される。
【0003】
それぞれの技術は利点と欠点を有する。コールドキャッピングを使用すれば、
踏み面再生業者は、プリキュアされた踏み面を供給業者から購入することによっ
て投資を最小にすることができる。ホットキャッピングは、より大きな投資を必
要とするが、プリキュアされた踏み面の購入を必要としないので、消耗品のコス
トを引き下げることができる。
踏み面再生業者は、プリキュアされた踏み面を供給業者から購入することによっ
て投資を最小にすることができる。ホットキャッピングは、より大きな投資を必
要とするが、プリキュアされた踏み面の購入を必要としないので、消耗品のコス
トを引き下げることができる。
【0004】
双方の場合において、プロセスの主要なコストは、キュアリングを実行するた
めゴムをタイヤプレスの中で加熱する時間である。この時間は、1時間で1つの
タイヤプレスで踏み面を再生することのできるタイヤの数を有効に決定する。約
20mmの厚さのゴム層を加熱して160℃まで温度を上げなければならない(
典型的には80℃より低い温度から)。これは遅いプロセスである。なぜなら、
ゴムは非常に良好な絶縁体だからである。
めゴムをタイヤプレスの中で加熱する時間である。この時間は、1時間で1つの
タイヤプレスで踏み面を再生することのできるタイヤの数を有効に決定する。約
20mmの厚さのゴム層を加熱して160℃まで温度を上げなければならない(
典型的には80℃より低い温度から)。これは遅いプロセスである。なぜなら、
ゴムは非常に良好な絶縁体だからである。
【0005】
これは、典型的なキュアリング時間が、(いずれのプロセスにおいても)60
〜90分であることを意味する。
〜90分であることを意味する。
【0006】
タイヤの表面へ直接成形することによって踏み面を再生する技術は、米国特許
4583928および米国特許4139592から知られる。これら特許のいず
れも商業的に開発されたようには見えない。これら特許の各々は、タイヤ踏み面
の金型の頂上(すなわち、赤道面)で、別々の射出点を使用しなければならない
。金型の頂上で射出することは困難であって、経費のかかる機械加工を必要とす
るかも知れない。そのような方法は、例えば、各々の射出点へ順次に射出する(
同時に射出するのではなく)ことによって達成されるかも知れない。しかし、こ
れは、典型的には、可能性として時間のかかるタイヤの割り出し(indexi
ng)を必要とするであろう。割り出しの目的は、射出機械のノズルへ射出点を
順次に与えるためである。更に、これは、別々に射出されたゴム容量の間に弱い
界面を形成する可能を与える。頂上射出点から金型の中へゴムを同時に射出する
機械加工は、実現および操作の点で特に費用がかかるかも知れない。具体的には
、米国特許4583928は、タイヤ外包の一連のアーチ形セクションが、それ
らの上で次から次へと成形物を形成され、各々の成形物がキュアされた後に次の
成形物がキュアされることを必要とする。これは特に遅いプロセスであり、可能
性として一連の弱い溶接ラインを作り出す。米国特許4139592は、成形キ
ャビティの赤道面を横断して置かれた一連の射出ポートを同時に使用し、タイヤ
外包に踏み面を形成することができる。射出ポートの特別の位置決め(赤道面に
おける)、および射出ポートの相対的位置は、弱い溶接ラインの形成を防止する
発明の必須の要素を形成する。タイヤが射出金型の中に存在する間にキュアリン
グが有利に起こる(第6欄第20行〜第27行)。
4583928および米国特許4139592から知られる。これら特許のいず
れも商業的に開発されたようには見えない。これら特許の各々は、タイヤ踏み面
の金型の頂上(すなわち、赤道面)で、別々の射出点を使用しなければならない
。金型の頂上で射出することは困難であって、経費のかかる機械加工を必要とす
るかも知れない。そのような方法は、例えば、各々の射出点へ順次に射出する(
同時に射出するのではなく)ことによって達成されるかも知れない。しかし、こ
れは、典型的には、可能性として時間のかかるタイヤの割り出し(indexi
ng)を必要とするであろう。割り出しの目的は、射出機械のノズルへ射出点を
順次に与えるためである。更に、これは、別々に射出されたゴム容量の間に弱い
界面を形成する可能を与える。頂上射出点から金型の中へゴムを同時に射出する
機械加工は、実現および操作の点で特に費用がかかるかも知れない。具体的には
、米国特許4583928は、タイヤ外包の一連のアーチ形セクションが、それ
らの上で次から次へと成形物を形成され、各々の成形物がキュアされた後に次の
成形物がキュアされることを必要とする。これは特に遅いプロセスであり、可能
性として一連の弱い溶接ラインを作り出す。米国特許4139592は、成形キ
ャビティの赤道面を横断して置かれた一連の射出ポートを同時に使用し、タイヤ
外包に踏み面を形成することができる。射出ポートの特別の位置決め(赤道面に
おける)、および射出ポートの相対的位置は、弱い溶接ラインの形成を防止する
発明の必須の要素を形成する。タイヤが射出金型の中に存在する間にキュアリン
グが有利に起こる(第6欄第20行〜第27行)。
【0007】
本発明は、従来技術の欠点を克服して、タイヤ外包に踏み面を直接形成するこ
とを可能にし、タイヤ外包を準備するために必要な労力を減少させ、キュアリン
グに必要な時間を減少させる。有利なことは、キュアリングは踏み面形成装置か
ら独立して起こることができ(後述)、踏み面形成装置の最適使用が可能となり
、1時間当たりに踏み面を再生されるタイヤの1個当たりの投資が減少する。踏
み面をタイヤ外包に直接形成すること、および踏み面を金型アセンブリの上に形
成することが可能であり、これはキュアリング・ステップを切り離す利点を実現
する(前述)。踏み面は後で金型アセンブリから取り外されて、コールドキャッ
ピング又はホットキャッピングで使用されることができる。
とを可能にし、タイヤ外包を準備するために必要な労力を減少させ、キュアリン
グに必要な時間を減少させる。有利なことは、キュアリングは踏み面形成装置か
ら独立して起こることができ(後述)、踏み面形成装置の最適使用が可能となり
、1時間当たりに踏み面を再生されるタイヤの1個当たりの投資が減少する。踏
み面をタイヤ外包に直接形成すること、および踏み面を金型アセンブリの上に形
成することが可能であり、これはキュアリング・ステップを切り離す利点を実現
する(前述)。踏み面は後で金型アセンブリから取り外されて、コールドキャッ
ピング又はホットキャッピングで使用されることができる。
【0008】
本発明に従えば、物品の表面に、流動可能な材料から成形物を形成する方法が
提供される。この方法は、次のステップを含む。
提供される。この方法は、次のステップを含む。
【0009】
(i)移動成形マトリックスおよび少なくとも1つの注入チャネルを有する(
すなわち、規定する)材料インレットを表面に接触させて第1の容量を規定する
成形キャビティを形成し、表面および移動成形マトリックスに対して材料インレ
ットを転置可能にするステップ。
すなわち、規定する)材料インレットを表面に接触させて第1の容量を規定する
成形キャビティを形成し、表面および移動成形マトリックスに対して材料インレ
ットを転置可能にするステップ。
【0010】
(ii)材料インレットの少なくとも1つの注入チャネルを介して、流動可能
な材料で成形キャビティを充填するステップ。
な材料で成形キャビティを充填するステップ。
【0011】
(iii)充填を停止し、移動成形マトリックスおよび表面に対して材料イン
レットを転置し、露出された流動可能な材料を放置し、材料インレットから成形
キャビティへの材料のフローを切断するステップ。
レットを転置し、露出された流動可能な材料を放置し、材料インレットから成形
キャビティへの材料のフローを切断するステップ。
【0012】
(iv)露出された流動可能な材料、移動成形マトリックス、および表面を形
成部材と接触させ、第2の容量を規定する成形キャビティを形成するステップ。
成部材と接触させ、第2の容量を規定する成形キャビティを形成するステップ。
【0013】
(v)流動可能な材料をキュアして成形物を完成するステップ。
【0014】
材料インレットおよび形成部材は、成形キャビティの側壁を規定してもよい。
シリンダ状又はトロイダル状の物品の場合、これは赤道面、例えばタイヤの表面
ではないであろう。
シリンダ状又はトロイダル状の物品の場合、これは赤道面、例えばタイヤの表面
ではないであろう。
【0015】
ステップ(ii)の成形キャビティの充填は、物品の周辺(すなわち、周囲)
で同時に行われてよい。同時の射出は、弱い界面の形成の可能性を最小にする。
フォーミングはステップ(iv)で完了する。後述する本発明の実施形態におい
て、成形キャビティ内の圧力は最大で8MPa(80バール)に達すると予想さ
れ、従って、成形キャビティを規定する装置の強固な支持構造体、好ましくは、
取り外しを容易にするため区分された構造体が必要である。
で同時に行われてよい。同時の射出は、弱い界面の形成の可能性を最小にする。
フォーミングはステップ(iv)で完了する。後述する本発明の実施形態におい
て、成形キャビティ内の圧力は最大で8MPa(80バール)に達すると予想さ
れ、従って、成形キャビティを規定する装置の強固な支持構造体、好ましくは、
取り外しを容易にするため区分された構造体が必要である。
【0016】
前述したように、流動可能な材料、例えばゴムのキュアリングは、遅くて時間
のかかるプロセスになる可能性がある。これは、製造プロセスの経済性に著しく
影響する。移動成形マトリックスおよび表面から材料インレットを転置し、それ
を形成部材で置換することによって、材料インレット(および流動可能な材料を
、それに供給するシステム)は、キュアリングが起こる間に他の成形プロセスで
自由に使用される。材料インレット、およびそれに接続された材料供給システム
は、典型的には、成形プロセスで使用される装置の最も高価な部分を含むから、
これは、1時間当たりに作り出される1つの成形物につき、要求される装置のコ
ストをかなり減少させる結果となる。更に、それは、成形キャビティが充填され
て材料インレットが形成部材によって置換されたとき、直ちに流動可能な材料が
キュアされて、不必要な冷却が避けられることを意味する。
のかかるプロセスになる可能性がある。これは、製造プロセスの経済性に著しく
影響する。移動成形マトリックスおよび表面から材料インレットを転置し、それ
を形成部材で置換することによって、材料インレット(および流動可能な材料を
、それに供給するシステム)は、キュアリングが起こる間に他の成形プロセスで
自由に使用される。材料インレット、およびそれに接続された材料供給システム
は、典型的には、成形プロセスで使用される装置の最も高価な部分を含むから、
これは、1時間当たりに作り出される1つの成形物につき、要求される装置のコ
ストをかなり減少させる結果となる。更に、それは、成形キャビティが充填され
て材料インレットが形成部材によって置換されたとき、直ちに流動可能な材料が
キュアされて、不必要な冷却が避けられることを意味する。
【0017】
移動成形マトリックスに対して材料インレットを転置すると、それらを結合す
る流動可能な材料の切断を生じる。これは、切断ツールを使用することによって
助けられてよい。ステップ(iii)における露出された流動可能な材料は、そ
れに形成部材を接触させる前に操作されてよい。例えば、露出されたゴムは、タ
イヤ外包の露出された表面と接触するように移動されてよい。
る流動可能な材料の切断を生じる。これは、切断ツールを使用することによって
助けられてよい。ステップ(iii)における露出された流動可能な材料は、そ
れに形成部材を接触させる前に操作されてよい。例えば、露出されたゴムは、タ
イヤ外包の露出された表面と接触するように移動されてよい。
【0018】
成形物が表面に形成される物品は任意所望の形状であってよい。同様に、移動
成形マトリックス、材料インレット、および形成部材は、適当な形状であってよ
い。
成形マトリックス、材料インレット、および形成部材は、適当な形状であってよ
い。
【0019】
しかし、本発明は、トロイダル状又はシリンダ状コアの上に環状層のような成
形物を形成する場合に特に有用である。具体的には、本発明は、タイヤ外包にタ
イヤ踏み面を成形するために使用されてよい。
形物を形成する場合に特に有用である。具体的には、本発明は、タイヤ外包にタ
イヤ踏み面を成形するために使用されてよい。
【0020】
流動可能な材料は、成形キャビティの中へ流動するように作ることのできる任
意の材料であってよい。例えば、ゴム、溶融状態の熱可塑性プラスチック、溶融
状態のポリウレタンのような熱硬化性樹脂、又は流動することのできる粒子状物
質であってよい。明らかに、材料インレットが転置されるとき、インレットにお
ける流動可能な材料は、その脱出を防止するため十分な粘性状態になければなら
ない。
意の材料であってよい。例えば、ゴム、溶融状態の熱可塑性プラスチック、溶融
状態のポリウレタンのような熱硬化性樹脂、又は流動することのできる粒子状物
質であってよい。明らかに、材料インレットが転置されるとき、インレットにお
ける流動可能な材料は、その脱出を防止するため十分な粘性状態になければなら
ない。
【0021】
成形物を別々に作り出して、それをキュアリングによって物品の表面へ取り付
けるのではなく(例えば、ホットキャッピング又はコールドキャッピング)、成
形物を物品(例えば、タイヤ外包)の表面に直接形成することによって、全体の
プロセス時間を著しく減少させることができる。もちろん、必要であれば、後続
のキャッピング・ステップが使用されてよい。成形ステップからキュアリング・
ステップを切り離すことは、多数の成形物を同時にキュアできることを意味する
。
けるのではなく(例えば、ホットキャッピング又はコールドキャッピング)、成
形物を物品(例えば、タイヤ外包)の表面に直接形成することによって、全体の
プロセス時間を著しく減少させることができる。もちろん、必要であれば、後続
のキャッピング・ステップが使用されてよい。成形ステップからキュアリング・
ステップを切り離すことは、多数の成形物を同時にキュアできることを意味する
。
【0022】
材料インレットの少なくとも1つの注入チャネルは、材料が成形キャビティへ
入る地点で、断面が縮小するような形状であってよい。これは、単位区域当たり
のフローレートを、材料インレットの残余部分におけるよりも大きくし、圧力を
一時的に増大させ、変形エネルギーを生成し、流動可能な材料が成形キャビティ
へ入るとき、それを加熱する。注入チャネルの縮小断面区域の前では、圧力降下
および温度増加は小さく、時期尚早な架橋の危険性は最小となり、装置の掃除を
必要とすることなく製造の休止が可能である。これは、本発明の更なる様相を形
成する。従って、本発明によれば、流動可能で固定可能な材料の射出成形装置が
提供される。この装置において、流動可能な材料の上で行われた作業は、その温
度を十分に上昇させて、それを固定する(すなわち、キュアする)。流動可能な
材料の上で行われる作業は、フロー抵抗に対抗する射出力によるものであってよ
い。
入る地点で、断面が縮小するような形状であってよい。これは、単位区域当たり
のフローレートを、材料インレットの残余部分におけるよりも大きくし、圧力を
一時的に増大させ、変形エネルギーを生成し、流動可能な材料が成形キャビティ
へ入るとき、それを加熱する。注入チャネルの縮小断面区域の前では、圧力降下
および温度増加は小さく、時期尚早な架橋の危険性は最小となり、装置の掃除を
必要とすることなく製造の休止が可能である。これは、本発明の更なる様相を形
成する。従って、本発明によれば、流動可能で固定可能な材料の射出成形装置が
提供される。この装置において、流動可能な材料の上で行われた作業は、その温
度を十分に上昇させて、それを固定する(すなわち、キュアする)。流動可能な
材料の上で行われる作業は、フロー抵抗に対抗する射出力によるものであってよ
い。
【0023】
材料インレットは、放射状に配置された複数の注入チャネルを含んでよい。代
替的に、それは、前記材料インレットの全体の周りで実質的に連続した注入チャ
ネルを規定する少なくとも1つの注入チャネルを含んでよい。例えば、材料イン
レットの全体について単一の連続した注入チャネルが存在してよい。この単一注
入チャネルの存在は、実質的に従来技術の装置よりも多数の利点を提供する。具
体的には、それは次のような利点を提供する。
替的に、それは、前記材料インレットの全体の周りで実質的に連続した注入チャ
ネルを規定する少なくとも1つの注入チャネルを含んでよい。例えば、材料イン
レットの全体について単一の連続した注入チャネルが存在してよい。この単一注
入チャネルの存在は、実質的に従来技術の装置よりも多数の利点を提供する。具
体的には、それは次のような利点を提供する。
【0024】
(i)金型へ充填するための流路を短くする。
【0025】
(ii)空気の混入を避けて、単一の掃引で充填する。
【0026】
(iii)例えば、幾つかの射出点および長い流路が使用されるときに起こる
かも知れない弱いフロー界面を完全に排除する。
かも知れない弱いフロー界面を完全に排除する。
【0027】
(iv)充填中に、外包上で放射方向の力を均衡させ、ゆがみの問題を最小に
する。
する。
【0028】
キュアリング・プロセスの開始時に、流動可能な材料の温度を上げることは、
キュアリングのプロセス時間を短くする結果を生じ、更にパフォーマンスと成形
物(例えば、タイヤ踏み面)の耐用年数を改善する。すなわち、高温は酸化的劣
化を導く。従って、成形物の表面層が高温に維持される時間が長くなれば、それ
だけ多くの酸化的劣化が起こるであろう。その逆も真である。
キュアリングのプロセス時間を短くする結果を生じ、更にパフォーマンスと成形
物(例えば、タイヤ踏み面)の耐用年数を改善する。すなわち、高温は酸化的劣
化を導く。従って、成形物の表面層が高温に維持される時間が長くなれば、それ
だけ多くの酸化的劣化が起こるであろう。その逆も真である。
【0029】
材料インレットを通る材料のフローレートは、成形キャビティが充填されるに
つれて変動してよい。例えば、それは、最後の材料が成形キャビティの中へ入る
とき減少されてよい。これは、特にサイクルの間に、材料インレットに残存する
材料が過度に加熱およびキュアされる(架橋される)のを防止するために使用さ
れることができる。
つれて変動してよい。例えば、それは、最後の材料が成形キャビティの中へ入る
とき減少されてよい。これは、特にサイクルの間に、材料インレットに残存する
材料が過度に加熱およびキュアされる(架橋される)のを防止するために使用さ
れることができる。
【0030】
材料の測定された容量を成形キャビティの中へ導入する代わりに、圧力センサ
(例えば、トランスデューサ)又は圧力スイッチを使用して、流動可能な材料に
加えられる圧力を決定し、所定レベルの圧力に達したとき、成形キャビティへの
充填を停止してよい。これは、特に有用である。なぜなら、それは、可変容量の
材料を成形キャビティへ導入して、それを充填してよいことを意味するからであ
る。タイヤ外包の場合には、これは、タイヤ外包の表面が均一でなくてもよいこ
と、そして、例えば穴又は窪みがあってもよいことを意味する。タイヤ外包の表
面におけるこの欠陥公差は、踏み面を再生する場合にタイヤ外包の準備コストを
減少させることができ、更に、表面が変形しているため、既存のテクニック、例
えばホットキャッピング又はコールドキャッピングが適していない場合に、タイ
ヤ外包の踏み面を再生することができるであろう。
(例えば、トランスデューサ)又は圧力スイッチを使用して、流動可能な材料に
加えられる圧力を決定し、所定レベルの圧力に達したとき、成形キャビティへの
充填を停止してよい。これは、特に有用である。なぜなら、それは、可変容量の
材料を成形キャビティへ導入して、それを充填してよいことを意味するからであ
る。タイヤ外包の場合には、これは、タイヤ外包の表面が均一でなくてもよいこ
と、そして、例えば穴又は窪みがあってもよいことを意味する。タイヤ外包の表
面におけるこの欠陥公差は、踏み面を再生する場合にタイヤ外包の準備コストを
減少させることができ、更に、表面が変形しているため、既存のテクニック、例
えばホットキャッピング又はコールドキャッピングが適していない場合に、タイ
ヤ外包の踏み面を再生することができるであろう。
【0031】
材料インレットは成形キャビティの側面を形成してよい。物品がタイヤ外包の
場合、材料インレットは成形キャビティのタイヤエッジ側を形成してよい。
場合、材料インレットは成形キャビティのタイヤエッジ側を形成してよい。
【0032】
従って、材料インレットは、例えば、全体として放射形状を有し、タイヤ外包
のような物品の全ての周囲から充填できるものであってよい。タイヤ踏み面は、
パターン化された外側(周辺)表面を有するから、これは、材料インレットの転
置が、形成されつつあるパターン化表面に影響を与えないという利点を提供する
。
のような物品の全ての周囲から充填できるものであってよい。タイヤ踏み面は、
パターン化された外側(周辺)表面を有するから、これは、材料インレットの転
置が、形成されつつあるパターン化表面に影響を与えないという利点を提供する
。
【0033】
更に、本発明に従えば、物品の表面に、流動可能な材料から成形物を形成する
装置が提供される。この装置は、移動成形マトリックス、材料インレット、およ
び形成部材を含み、材料インレットは移動成形マトリックスおよび物品に対して
転置可能である。
装置が提供される。この装置は、移動成形マトリックス、材料インレット、およ
び形成部材を含み、材料インレットは移動成形マトリックスおよび物品に対して
転置可能である。
【0034】
装置は、更に、物品のために少なくとも1つの支持部材を含んでよい。タイヤ
外包の上に踏み面を形成する場合、成形物を形成するために必要な圧力は、タイ
ヤ外包の変形を生じるであろう。従って、支持部材の設置は、変形が生じるのを
防止する。
外包の上に踏み面を形成する場合、成形物を形成するために必要な圧力は、タイ
ヤ外包の変形を生じるであろう。従って、支持部材の設置は、変形が生じるのを
防止する。
【0035】
更に、材料インレットは、例えばスクリュ予備可塑化ユニットを有する材料射
出システムを含んでよい。固形状態の流動可能な材料はスクリュ予備可塑化ユニ
ットの中へ送られ、可塑化された流動可能な材料は射出シリンダの中へ強制され
、射出シリンダの中では、油圧射出ラム・アクチュエータが流動可能な材料の上
に力を加え、流動可能な材料が成形キャビティを充填するようにする。射出シリ
ンダは加熱されてよい。
出システムを含んでよい。固形状態の流動可能な材料はスクリュ予備可塑化ユニ
ットの中へ送られ、可塑化された流動可能な材料は射出シリンダの中へ強制され
、射出シリンダの中では、油圧射出ラム・アクチュエータが流動可能な材料の上
に力を加え、流動可能な材料が成形キャビティを充填するようにする。射出シリ
ンダは加熱されてよい。
【0036】
或る範囲の移動成形マトリックスおよび材料インレットを使用して、或る範囲
の成形物、例えば異なったサイズのタイヤ外包の上の異なったタイヤ踏み面を形
成するため、材料射出システムを使用することが望まれるかも知れない。従って
、材料インレットは、材料射出システムへ取り外し可能に取り付けられてよい。
の成形物、例えば異なったサイズのタイヤ外包の上の異なったタイヤ踏み面を形
成するため、材料射出システムを使用することが望まれるかも知れない。従って
、材料インレットは、材料射出システムへ取り外し可能に取り付けられてよい。
【0037】
流動可能な材料で成形キャビティを充填して成形物を形成するために必要な力
は、かなりの大きさであるかも知れない。ゴムを使用してタイヤ外包に踏み面を
再生する場合、最大で約12MPaの力、および平均で約4.5MPaの力が、
材料の上に加えられなければならない。従って、移動成形マトリックスは、その
ような力に耐えることが可能でなければならない。タイヤ外包の上にタイヤ踏み
面を形成する場合、4.4MPaの圧力を加えるために使用される移動成形マト
リックスおよび形成部材の各々の象限は、その上に約98トンの開放圧力を加え
られなければならないであろう。
は、かなりの大きさであるかも知れない。ゴムを使用してタイヤ外包に踏み面を
再生する場合、最大で約12MPaの力、および平均で約4.5MPaの力が、
材料の上に加えられなければならない。従って、移動成形マトリックスは、その
ような力に耐えることが可能でなければならない。タイヤ外包の上にタイヤ踏み
面を形成する場合、4.4MPaの圧力を加えるために使用される移動成形マト
リックスおよび形成部材の各々の象限は、その上に約98トンの開放圧力を加え
られなければならないであろう。
【0038】
移動成形マトリックスは区分化された金型を含んでよい。区分化された金型は
、一緒に組み合わせられて、移動成形マトリックスの内部形状を規定する。すな
わち、それは成形キャビティを規定するであろう。区分化された金型の周りに保
持リングが置かれ、その操作を可能とするカムが取り付けられてよい。更に、移
動成形マトリックスの機械的サポートを提供するために、特に、エッジ形成部材
を定位置に保持して十分な力をそれに加えるために、支持アセンブリが使用され
てよい。
、一緒に組み合わせられて、移動成形マトリックスの内部形状を規定する。すな
わち、それは成形キャビティを規定するであろう。区分化された金型の周りに保
持リングが置かれ、その操作を可能とするカムが取り付けられてよい。更に、移
動成形マトリックスの機械的サポートを提供するために、特に、エッジ形成部材
を定位置に保持して十分な力をそれに加えるために、支持アセンブリが使用され
てよい。
【0039】
タイヤ外包について規定される成形キャビティを成功裏に充填するためには成
形キャビティの赤道面からゴムを射出しなければならないことを記述する従来技
術、例えば米国特許4139582の教示にも拘わらず、本発明の発明者は、今
や驚くべきことに、タイヤ外包又は他のシリンダ状又はトロイダル状成形キャビ
ティへ流動可能な材料を射出する場合、成形キャビティの側面から実行してよい
ことを発見した。発明者は、それによって弱い溶接ラインが形成されず、従って
、そのような成形作業の製品は、機械的に健全であることを発見した。
形キャビティの赤道面からゴムを射出しなければならないことを記述する従来技
術、例えば米国特許4139582の教示にも拘わらず、本発明の発明者は、今
や驚くべきことに、タイヤ外包又は他のシリンダ状又はトロイダル状成形キャビ
ティへ流動可能な材料を射出する場合、成形キャビティの側面から実行してよい
ことを発見した。発明者は、それによって弱い溶接ラインが形成されず、従って
、そのような成形作業の製品は、機械的に健全であることを発見した。
【0040】
従って、本発明は、更に、少なくとも1つの側壁を有するトロイダル状又はシ
リンダ状物品の表面に、流動可能な材料から成形物を形成する方法を提供する。
この方法は次のステップを含む。
リンダ状物品の表面に、流動可能な材料から成形物を形成する方法を提供する。
この方法は次のステップを含む。
【0041】
(i)側壁の上に1つの連続したインレットを有するか側壁の長手方向に沿っ
て複数の不連続なインレットを有する移動成形マトリックスを表面に接触させ、
同時に射出ポート、移動成形マトリックス、および複数の射出ポートをインレッ
トに接触させて、成形キャビティを規定するステップ。
て複数の不連続なインレットを有する移動成形マトリックスを表面に接触させ、
同時に射出ポート、移動成形マトリックス、および複数の射出ポートをインレッ
トに接触させて、成形キャビティを規定するステップ。
【0042】
(ii)インレットを介して、流動可能な材料で成形キャビティを充填するス
テップ。
テップ。
【0043】
(iii)充填を停止し、移動成形マトリックスおよび表面に対して射出ポー
トを転置し、露出された流動可能な材料を放置して、射出ポートから成形キャビ
ティへの材料のフローを切断するステップ。
トを転置し、露出された流動可能な材料を放置して、射出ポートから成形キャビ
ティへの材料のフローを切断するステップ。
【0044】
(iv)インレットを密封するステップ。
【0045】
(v)流動可能な材料をキュアして成形物を完成するステップ。
【0046】
そのようなトロイダル状又はシリンダ状物品はタイヤの外包であってよい。側
壁への射出点は、側壁上の任意の場所であってよい。
壁への射出点は、側壁上の任意の場所であってよい。
【0047】
本発明は、添付の図面を参照する次の説明から、更に明らかになるであろう。
これらの図面は、単なる例として、タイヤの踏み面を再生する装置の1つの形式
を示す。
これらの図面は、単なる例として、タイヤの踏み面を再生する装置の1つの形式
を示す。
【0048】
例1
第1の実施形態(図1〜図4)において、タイヤ外包20の外面にゴム11か
ら成形物を形成する成形装置10は、タイヤ外包20のための支持部材30、3
1、32、33(図面では「A」の標識を有する)、および40、41、42、
43(図面では「B」の標識を有する)を含む。支持部材30〜33および40
〜43は、ロック/取り付けリング50(図面では「C」の標識を有する)によ
って定位置に保持される。移動成形マトリックス60は、加熱素子80、81、
82、83および保持リング90(図面では「E」の標識を有する)を有する区
分化された金型70を含む。保持リング90は区分化された金型70を保持する
。カム100および101(図面では「F」の標識を有する)は、区分化された
金型70を操作するため、そこへ取り付けられる。材料インレット110は、制
御リング120および周辺インレット130を含む。周辺インレット130は注
入チャネル131を有する。移動成形マトリックス60、外包20、および材料
インレット110は、一緒になって第1の容量を有する成形キャビティ140を
規定する。同様に、移動成形マトリックス60および加熱された形成部材230
は、一緒になって第2の容量を有する成形キャビティ140を規定する。注入チ
ャネル131は、ゴム11が成形キャビティ140へ入る地点で、縮小断面区域
を有する。成形キャビティ140の第1および第2の容量は等しい。
ら成形物を形成する成形装置10は、タイヤ外包20のための支持部材30、3
1、32、33(図面では「A」の標識を有する)、および40、41、42、
43(図面では「B」の標識を有する)を含む。支持部材30〜33および40
〜43は、ロック/取り付けリング50(図面では「C」の標識を有する)によ
って定位置に保持される。移動成形マトリックス60は、加熱素子80、81、
82、83および保持リング90(図面では「E」の標識を有する)を有する区
分化された金型70を含む。保持リング90は区分化された金型70を保持する
。カム100および101(図面では「F」の標識を有する)は、区分化された
金型70を操作するため、そこへ取り付けられる。材料インレット110は、制
御リング120および周辺インレット130を含む。周辺インレット130は注
入チャネル131を有する。移動成形マトリックス60、外包20、および材料
インレット110は、一緒になって第1の容量を有する成形キャビティ140を
規定する。同様に、移動成形マトリックス60および加熱された形成部材230
は、一緒になって第2の容量を有する成形キャビティ140を規定する。注入チ
ャネル131は、ゴム11が成形キャビティ140へ入る地点で、縮小断面区域
を有する。成形キャビティ140の第1および第2の容量は等しい。
【0049】
周辺インレット130は、材料射出システム150へ取り外し可能に取り付け
られる。材料射出システム150は、圧力トランスデューサ151および152
、ヒータ161を有する射出シリンダ160、スクリュ予備可塑化ユニット17
0、および油圧射出ラム・アクチュエータ180を含む。
られる。材料射出システム150は、圧力トランスデューサ151および152
、ヒータ161を有する射出シリンダ160、スクリュ予備可塑化ユニット17
0、および油圧射出ラム・アクチュエータ180を含む。
【0050】
支持プレート190は、全体としての装置の基準面として働き、材料インレッ
ト110および移動成形マトリックス60の正確な位置決めを確実にする。制御
リング120がアクチュエータ200へ取り付けられる。形成部材230(図面
では「D」の標識を有する)は、移動成形マトリックス60と接触し、加熱素子
220および221を有する。
ト110および移動成形マトリックス60の正確な位置決めを確実にする。制御
リング120がアクチュエータ200へ取り付けられる。形成部材230(図面
では「D」の標識を有する)は、移動成形マトリックス60と接触し、加熱素子
220および221を有する。
【0051】
使用中、タイヤの外包20は、支持部材30〜33を挿入し、次に支持部材4
0〜43を挿入することによって、踏み面を再生するために準備される。支持部
材30〜33は、半径が増大するにつれて広くなり、支持部材40〜43は、半
径が増大するにつれて狭くなり、それらの間に先細の接合を与える。次に、ロッ
ク/取り付けリング50が、支持部材30〜33および40〜43によって規定
されたオリフィスの中に置かれ、それらを定位置にロックし、続いてタイヤの外
包20を取り付ける手段を提供する。図2aおよび図2bから分かるように、支
持部材30〜33および40〜43並びにロック/取り付けリング50は、放射
状に作用する力を周辺方向へ再分配するように配列される。図4から分かるよう
に、支持部材30〜34および40〜43は、大きな力が加えられる材料インレ
ット110の側面へ、主として力を再分配するように配列される。次に、タイヤ
の外包20は、移動成形マトリックス60によって接触される。移動成形マトリ
ックス60は、カム100および101を使用し、ロック/取り付けリング50
を基準にして位置決めされる。移動成形マトリックス60および材料射出システ
ム150を一緒に結合するカム100および101の使用は、注入チャネル13
0のエッジを外包20へ接触させ、加えられた力が外包20を横切って伝達され
、金型70のエッジを外包20に押し付けるようにする。従って、充填動作の他
の局面に影響を与えることなく、確実動作の密封力がゴム圧力に対して加えられ
る。
0〜43を挿入することによって、踏み面を再生するために準備される。支持部
材30〜33は、半径が増大するにつれて広くなり、支持部材40〜43は、半
径が増大するにつれて狭くなり、それらの間に先細の接合を与える。次に、ロッ
ク/取り付けリング50が、支持部材30〜33および40〜43によって規定
されたオリフィスの中に置かれ、それらを定位置にロックし、続いてタイヤの外
包20を取り付ける手段を提供する。図2aおよび図2bから分かるように、支
持部材30〜33および40〜43並びにロック/取り付けリング50は、放射
状に作用する力を周辺方向へ再分配するように配列される。図4から分かるよう
に、支持部材30〜34および40〜43は、大きな力が加えられる材料インレ
ット110の側面へ、主として力を再分配するように配列される。次に、タイヤ
の外包20は、移動成形マトリックス60によって接触される。移動成形マトリ
ックス60は、カム100および101を使用し、ロック/取り付けリング50
を基準にして位置決めされる。移動成形マトリックス60および材料射出システ
ム150を一緒に結合するカム100および101の使用は、注入チャネル13
0のエッジを外包20へ接触させ、加えられた力が外包20を横切って伝達され
、金型70のエッジを外包20に押し付けるようにする。従って、充填動作の他
の局面に影響を与えることなく、確実動作の密封力がゴム圧力に対して加えられ
る。
【0052】
これが行われている間、材料射出システム150および注入チャネル131は
ゴム11を装填される。ゴム11は、成形キャビティ140が形成されたとき、
そこへ供給される準備を完了されている。アクチュエータ200は、ゴム11の
脱出を防止するため制御リング120を注入チャネル131の上に位置決めし、
予備可塑化ユニット170が作動され、固形状態のゴム11がその中へ送られる
。固形ゴム11の上に加えられた変形エネルギーは熱へ変換される。この熱はゴ
ム11を塑性/溶融状態へ変化させるのに十分である。材料射出システム150
および注入チャネル131がゴム11で充填されるにつれて、空気が排気され、
射出ラム・アクチュエータ180は、小さな背圧を加え、ゴム11によって後方
への力を加えられる(すなわち、収縮される)。一度、ラム・アクチュエータ1
80が完全に収縮され、トランスデューサ151および152によって検出され
た圧力が所定のレベルに達すると、材料射出システム150および材料インレッ
ト131が装填され、成形キャビティ140を充填する準備が整えられる。ゴム
11はヒータ161によって塑性/溶融状態に保たれる。
ゴム11を装填される。ゴム11は、成形キャビティ140が形成されたとき、
そこへ供給される準備を完了されている。アクチュエータ200は、ゴム11の
脱出を防止するため制御リング120を注入チャネル131の上に位置決めし、
予備可塑化ユニット170が作動され、固形状態のゴム11がその中へ送られる
。固形ゴム11の上に加えられた変形エネルギーは熱へ変換される。この熱はゴ
ム11を塑性/溶融状態へ変化させるのに十分である。材料射出システム150
および注入チャネル131がゴム11で充填されるにつれて、空気が排気され、
射出ラム・アクチュエータ180は、小さな背圧を加え、ゴム11によって後方
への力を加えられる(すなわち、収縮される)。一度、ラム・アクチュエータ1
80が完全に収縮され、トランスデューサ151および152によって検出され
た圧力が所定のレベルに達すると、材料射出システム150および材料インレッ
ト131が装填され、成形キャビティ140を充填する準備が整えられる。ゴム
11はヒータ161によって塑性/溶融状態に保たれる。
【0053】
次に、タイヤ外包20および移動成形マトリックス60のアセンブリが材料イ
ンレット110に接触し、制御リング120は、アクチュエータ200によって
収縮され、同時に注入チャネル131を開き、従って、成形キャビティ140が
規定される。材料インレット110は材料射出システム150へ接続される。更
に、材料射出システム150は、材料インレット110に対するタイヤ外包20
および移動成形マトリックス60の正しい位置決めを確実にするため、ロック/
取り付けリング50へ接触する。
ンレット110に接触し、制御リング120は、アクチュエータ200によって
収縮され、同時に注入チャネル131を開き、従って、成形キャビティ140が
規定される。材料インレット110は材料射出システム150へ接続される。更
に、材料射出システム150は、材料インレット110に対するタイヤ外包20
および移動成形マトリックス60の正しい位置決めを確実にするため、ロック/
取り付けリング50へ接触する。
【0054】
次に、ラム・アクチュエータ180は、ゴム11を、材料射出システム150
から注入チャネル131を介して成形キャビティ140の中へ押し出す。注入チ
ャネル131の縮小断面部分によって生じたフロー抵抗は、変形エネルギーを生
成し、ゴム11が成形キャビティ140へ入るにつれて、それを加熱する。ヒー
タ80、81、82、83は、移動成形マトリックス60および成形キャビティ
140を加熱する。一度、ラム・アクチュエータ180が、充填を完了するため
に約0.5リットルのゴムが必要であることを意味する少なくとも第1の所定の
量だけ伸張されると、ラム・アクチュエータ180の伸張レートは減少する。そ
れは、成形キャビティ140へ入る最終的なゴム11の加熱を減少させるためで
ある。一度、ラム・アクチュエータ180が、少なくとも第2の所定量だけ伸張
され、トランスデューサ151および152が少なくとも所定量の圧力を検出す
ると、成形キャビティ140はゴム11を充填されている。次に、アクチュエー
タ200が伸張される。これによって、制御リング120は、移動成形マトリッ
クス60を周辺インレット130から上昇させ、同時に注入チャネル131を閉
じ、材料インレット110(すなわち、周辺インレット130)から成形キャビ
ティ140へのゴムのフローを切断する。次に、カム100および101は、移
動成形マトリックス60およびタイヤ外包20の外面に対して材料インレット1
10を転置し、露出されたゴム11を放置する。
から注入チャネル131を介して成形キャビティ140の中へ押し出す。注入チ
ャネル131の縮小断面部分によって生じたフロー抵抗は、変形エネルギーを生
成し、ゴム11が成形キャビティ140へ入るにつれて、それを加熱する。ヒー
タ80、81、82、83は、移動成形マトリックス60および成形キャビティ
140を加熱する。一度、ラム・アクチュエータ180が、充填を完了するため
に約0.5リットルのゴムが必要であることを意味する少なくとも第1の所定の
量だけ伸張されると、ラム・アクチュエータ180の伸張レートは減少する。そ
れは、成形キャビティ140へ入る最終的なゴム11の加熱を減少させるためで
ある。一度、ラム・アクチュエータ180が、少なくとも第2の所定量だけ伸張
され、トランスデューサ151および152が少なくとも所定量の圧力を検出す
ると、成形キャビティ140はゴム11を充填されている。次に、アクチュエー
タ200が伸張される。これによって、制御リング120は、移動成形マトリッ
クス60を周辺インレット130から上昇させ、同時に注入チャネル131を閉
じ、材料インレット110(すなわち、周辺インレット130)から成形キャビ
ティ140へのゴムのフローを切断する。次に、カム100および101は、移
動成形マトリックス60およびタイヤ外包20の外面に対して材料インレット1
10を転置し、露出されたゴム11を放置する。
【0055】
注入チャネル131および材料射出システム150は、再びゴム11を装填さ
れてよい。
れてよい。
【0056】
次に、移動成形マトリックス60およびタイヤ外包20の外面は、形成部材2
30と接触し、第2の容量を規定する成形キャビティ140を形成し、露出され
たゴム11をタイヤ外包20の外面と接触させる。
30と接触し、第2の容量を規定する成形キャビティ140を形成し、露出され
たゴム11をタイヤ外包20の外面と接触させる。
【0057】
次に、ゴム11は、ヒータ231、232、80〜83を使用して加熱される
ことによってキュアされる。フォーミング(シェイピング)は既に完了している
。
ことによってキュアされる。フォーミング(シェイピング)は既に完了している
。
【0058】
例2
第2の実施形態(図5A〜図5C、図7)では、更に頑丈で機械的に簡単な装
置が提供される。装置の使用方法は、前述した実施形態と非常に類似している。
注意すべきは、制御リング120、支持プレート190、およびアクチュエータ
200は、第2の実施形態の一部分を形成しないことである。制御リング120
は、伸張した周辺インレット130によって置換される。周辺インレット130
は、高温熱可塑性シール300を追加として含む。ヒータ161およびトランス
デューサ151および152は図示されていない。
置が提供される。装置の使用方法は、前述した実施形態と非常に類似している。
注意すべきは、制御リング120、支持プレート190、およびアクチュエータ
200は、第2の実施形態の一部分を形成しないことである。制御リング120
は、伸張した周辺インレット130によって置換される。周辺インレット130
は、高温熱可塑性シール300を追加として含む。ヒータ161およびトランス
デューサ151および152は図示されていない。
【0059】
使用中、タイヤの外包20は、前と同じように、支持部材30〜33および4
0〜43並びにロック/取り付けリング50を使用して、踏み面を再生するため
に準備される。移動成形マトリックス60は外包20の周りに置かれる。インレ
ット装置は、図1のインレット装置とは著しく異なり、制御リング120および
関連した作動および支持手段を有しない。これは装置を非常に単純化する。イン
レット130はサイズを伸張され、制御リング120の必要を除いている。更に
、インレット130は高温熱可塑性シール300を設けられる。シール300は
、少しだけ変形可能であり(形成されるタイヤ踏み面の表面に影響を与えること
なく)、成形キャビティ140の密封を確実にし、同時に密封を機械的公差の大
きいプロセスにしている。準備されたタイヤ外包のショルダ領域の寸法は変動し
、この実施形態のシール配列は、そのような寸法変動が存在する場合の密封成形
キャビティ140の生成を可能にする。材料インレット110および移動成形マ
トリックス60は、成形キャビティ140を規定するためタイヤ外包20に取り
付けられる。次に、成形キャビティ140は、前と同じように、周辺注入チャネ
ル131を介してゴム11で充填される。次に、材料インレット110は、露出
された流動可能な材料を放置するため外包20および移動成形マトリックス60
に対して転置され、タイヤ外包20に付着した流動可能な材料および注入チャネ
ル131内の流動可能な材料に接続されたゴム11は、引っ張られるので簡単に
破断される。
0〜43並びにロック/取り付けリング50を使用して、踏み面を再生するため
に準備される。移動成形マトリックス60は外包20の周りに置かれる。インレ
ット装置は、図1のインレット装置とは著しく異なり、制御リング120および
関連した作動および支持手段を有しない。これは装置を非常に単純化する。イン
レット130はサイズを伸張され、制御リング120の必要を除いている。更に
、インレット130は高温熱可塑性シール300を設けられる。シール300は
、少しだけ変形可能であり(形成されるタイヤ踏み面の表面に影響を与えること
なく)、成形キャビティ140の密封を確実にし、同時に密封を機械的公差の大
きいプロセスにしている。準備されたタイヤ外包のショルダ領域の寸法は変動し
、この実施形態のシール配列は、そのような寸法変動が存在する場合の密封成形
キャビティ140の生成を可能にする。材料インレット110および移動成形マ
トリックス60は、成形キャビティ140を規定するためタイヤ外包20に取り
付けられる。次に、成形キャビティ140は、前と同じように、周辺注入チャネ
ル131を介してゴム11で充填される。次に、材料インレット110は、露出
された流動可能な材料を放置するため外包20および移動成形マトリックス60
に対して転置され、タイヤ外包20に付着した流動可能な材料および注入チャネ
ル131内の流動可能な材料に接続されたゴム11は、引っ張られるので簡単に
破断される。
【0060】
次に、移動成形マトリックス60およびタイヤ外包20の外面は、第2の容量
を規定する成形キャビティ140を形成するため形成部材230と接触させられ
る。ゴム11内の揮発性物質の膨張から生じるゴム11の変形を防止するため、
これは材料インレット110の取り外しから2分(好ましくは、それよりも短い
時間)内で行われなければならない。次に、ゴム11は、ヒータ231、232
、80〜83を使用して加熱することによってキュアされる。フォーミング(シ
ェイピング)は既に完了している。この形成およびキュアリング・ステップの間
、異なったタイヤ外包20および移動成形マトリックス60を使用して、後続の
踏み面再生プロセスで材料インレット110を使用することができる。
を規定する成形キャビティ140を形成するため形成部材230と接触させられ
る。ゴム11内の揮発性物質の膨張から生じるゴム11の変形を防止するため、
これは材料インレット110の取り外しから2分(好ましくは、それよりも短い
時間)内で行われなければならない。次に、ゴム11は、ヒータ231、232
、80〜83を使用して加熱することによってキュアされる。フォーミング(シ
ェイピング)は既に完了している。この形成およびキュアリング・ステップの間
、異なったタイヤ外包20および移動成形マトリックス60を使用して、後続の
踏み面再生プロセスで材料インレット110を使用することができる。
【0061】
例3
第3の実施形態(図6A〜図6B)では、周辺注入チャネル131を使用する
代わりに、12個の一連の射出ポート401〜412が使用され、インレット4
21〜432を介してゴム11が成形キャビティ140の中へ同時に射出される
。操作方法は、例2と殆ど同じであるが、移動成形マトリックス60のインレッ
ト421〜432から射出ポート401〜412が取り除かれたとき、インレッ
ト421〜432が密封プラグ441〜452で充填される点が異なる。次に、
ゴム11がキュアされる。
代わりに、12個の一連の射出ポート401〜412が使用され、インレット4
21〜432を介してゴム11が成形キャビティ140の中へ同時に射出される
。操作方法は、例2と殆ど同じであるが、移動成形マトリックス60のインレッ
ト421〜432から射出ポート401〜412が取り除かれたとき、インレッ
ト421〜432が密封プラグ441〜452で充填される点が異なる。次に、
ゴム11がキュアされる。
【0062】
注入チャネル131は、実際には円形分配チャネル460を含む。ゴム11は
、放射状給送チャネル461〜464によって、射出シリンダ100から円形分
配チャネル460へ送られる。
、放射状給送チャネル461〜464によって、射出シリンダ100から円形分
配チャネル460へ送られる。
【0063】
セクション471、472、473、474は、停滞領域の発生を防止する円
形分配チャネル460のブロックされたセクションである。
形分配チャネル460のブロックされたセクションである。
【0064】
位置480は、粘性加熱が実質的に均一な収束フロー領域である。
【0065】
代替の実施形態において、隣接した射出ポートはペアにされ、各々のペアは6
個の放射状給送チャネル490の1つによって給送される。
個の放射状給送チャネル490の1つによって給送される。
【0066】
前述した例のみへ本発明を限定することは意図されず、添付のクレイムによっ
て定義される本発明の範囲から逸脱することなく、多くの変形、例えば当業者に
明らかな変形が可能であることは理解されるであろう。
て定義される本発明の範囲から逸脱することなく、多くの変形、例えば当業者に
明らかな変形が可能であることは理解されるであろう。
【図1】
成形キャビティが充填されているとき(「充填ステップ」)(図1a)および
材料インレットが転置されて、成形キャビティとの接続が切断されたとき(「切
り取りステップ」)(図1b)の移動成形マトリックス、材料インレット、およ
び物品(タイヤ外包)の断面図を示す。陰影を付けられた区域(図4および図7
も同じ)は、円形注入チャネル131の断面を示す。
材料インレットが転置されて、成形キャビティとの接続が切断されたとき(「切
り取りステップ」)(図1b)の移動成形マトリックス、材料インレット、およ
び物品(タイヤ外包)の断面図を示す。陰影を付けられた区域(図4および図7
も同じ)は、円形注入チャネル131の断面を示す。
【図2】
タイヤ外包の支持アセンブリを形成する支持部材を示す(図2aおよび図2b
)。
)。
【図3】
図2のタイヤ外包支持アセンブリを示す。タイヤ外包は、エッジ形成部材およ
び移動成形マトリックスによって接触されている。
び移動成形マトリックスによって接触されている。
【図4】
図3の配列、材料射出システム、装置の基準面/サポート、および充填を制御
し材料インレットを転置するアクチュエータを示す。
し材料インレットを転置するアクチュエータを示す。
【図5】
使用中の代替材料インレット配列を示す(図5A〜図5C)。
【図6】
材料射出ポートを有する他の代替材料インレット配列を示す(図6Aおよび図
6B)。
6B)。
【図7】
使用中の図5A〜図5Cの実施形態を示す。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY,
DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I
T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ
,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML,
MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K
E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG
,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,
RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT,
AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C
A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM
,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,
GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K
E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS
,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,
MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R
U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM
,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN,
YU,ZA,ZW
(72)発明者 ロートン・ブライアン
イギリス スタフォードシア エスティー
5 3ピーダヴリュ ニューキャッスル−
アンダー−ライム シーブリッジ オルダ
ーネイ クローズ 3
Fターム(参考) 4F206 AA45 AD05 AD12 AG03 AG13
AG26 AH20 JA07 JB12 JF01
JF05 JL02 JM04 JN11 JQ81
4F212 AA45 AH20 VA17 VD05 VL31
VL33
Claims (17)
- 【請求項1】 物品の表面に、流動可能な材料から成形物を形成する方法であ
って、 (i)移動成形マトリックスおよび少なくとも1つの注入チャネルを有する材
料インレットを表面に接触させて第1の容量を規定する成形キャビティを形成し
、表面および移動成形マトリックスに対して材料インレットを転置可能にし、 (ii)材料インレットの少なくとも1つの注入チャネルを介して、流動可能
な材料で成形キャビティを充填し、 (iii)充填を停止し、移動成形マトリックスおよび表面に対して材料イン
レットを転置して、露出された流動可能な材料を放置し、材料インレットから成
形キャビティへの材料のフローを切断し、 (iv)露出された流動可能な材料、移動成形マトリックス、および表面を形
成部材と接触させて、第2の容量を規定する成形キャビティを形成し、 (v)流動可能な材料をキュアして成形物を完成する ステップを含む方法。 - 【請求項2】 物品の表面がシリンダ形状又はトロイダル形状を有する、請求
項1に記載の方法。 - 【請求項3】 物品がタイヤの外包である、請求項1又は2に記載の方法。
- 【請求項4】 流動可能な材料が、溶融状態のゴム又は熱可塑性プラスチック
又は溶融状態の熱硬化性樹脂又は粒子状物質である、請求項1から3のいずれか
1項に記載の方法。 - 【請求項5】 少なくとも1つの注入チャネルは、材料が成形キャビティへ入
る地点で縮小断面を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項6】 前記材料インレットが、複数の放射状に配置された注入チャネ
ルを含む、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 前記材料インレットが、前記材料インレットの全体の周りで実
質的に連続した注入チャネルを規定する少なくとも1つの注入チャネルを有する
、請求項1から5のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項8】 前記材料インレットの全体について単一の連続した注入チャネ
ルを有する、請求項7に記載の方法。 - 【請求項9】 成形キャビティの中へ入る材料のフローレートが変動する、請
求項1から8のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項10】 成形キャビティの中へ入る材料のフローレートが、充填の停
止前に減少する、請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 流動可能な材料の上の圧力レベルが所定のレベルに達したと
き充填が停止する、請求項1から10のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項12】 材料インレットが成形キャビティの側面を形成する、請求項
1から11のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項13】 物品がタイヤの外包であり、材料インレットが成形物のタイ
ヤエッジ側を形成する、請求項12に記載の方法。 - 【請求項14】 物品の表面に流動可能な材料から成形物を形成する装置であ
って、移動成形マトリックス、材料インレット、および形成部材を含み、材料イ
ンレットは移動成形マトリックスおよび物品に対して転置可能である装置。 - 【請求項15】 更に、物品のために少なくとも1つの支持部材を含む、請求
項14に記載の装置。 - 【請求項16】 更に、材料インレットが材料射出システムを含む、請求項1
4又は15に記載の装置。 - 【請求項17】 少なくとも1つの側壁を有するトロイダル状又はシリンダ状
物品の表面に、流動可能な材料から成形物を形成する方法であって、 (i)移動成形マトリックス、および側壁の上に1つの連続した注入チャネル
を有するか側壁の長手方向に沿って複数の不連続な注入チャネルを有する材料イ
ンレットを表面に接触させ、同時に注入チャネルを射出ポート、移動成形マトリ
ックス、複数の射出ポートに接触させて成形キャビティを規定し、 (ii)インレットを介して、流動可能な材料で成形キャビティを充填し、 (iii)充填を停止し、移動成形マトリックスおよび表面に対して射出ポー
トを転置し、露出された流動可能な材料を放置して、射出ポートから成形キャビ
ティへ入る材料のフローを切断し、 (iv)インレットを密封し、 (v)流動可能な材料をキュアして成形物を完成する ステップを含む方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB9917364.3A GB9917364D0 (en) | 1999-07-24 | 1999-07-24 | Direct tyre retreading |
GB9917364.3 | 1999-07-24 | ||
PCT/GB2000/002828 WO2001007243A1 (en) | 1999-07-24 | 2000-07-21 | Direct tyre retreading |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003505271A true JP2003505271A (ja) | 2003-02-12 |
Family
ID=10857851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001512096A Withdrawn JP2003505271A (ja) | 1999-07-24 | 2000-07-21 | タイヤ踏み面の直接再生 |
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Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2003505271A (ja) |
AU (1) | AU6007000A (ja) |
GB (1) | GB9917364D0 (ja) |
WO (1) | WO2001007243A1 (ja) |
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---|---|---|---|---|
FR2879956B1 (fr) * | 2004-12-24 | 2007-03-02 | Michelin Soc Tech | Methode de fabrication d'une bande de roulement pour pneumatique |
US20080149260A1 (en) * | 2004-12-24 | 2008-06-26 | Thierry Orsat | Method For Making A Running Tread For A Tire |
CN100418751C (zh) * | 2005-08-08 | 2008-09-17 | 王彩霞 | 冷翻胎面胶制造方法 |
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---|---|---|---|---|
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US2744290A (en) * | 1951-04-09 | 1956-05-08 | William G Corson | Apparatus for applying tread rubber to tire carcasses |
US3134137A (en) * | 1961-11-13 | 1964-05-26 | Ralph C Immel | Molding and curing machines |
DE2058109A1 (de) * | 1970-05-11 | 1971-11-25 | Fuerstenwalde Reifen Veb K | Verfahren und Vorrichtung zur automatisierten Herstellung von gespritzten Fahrzeugluftreifen |
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1999
- 1999-07-24 GB GBGB9917364.3A patent/GB9917364D0/en not_active Ceased
-
2000
- 2000-07-21 JP JP2001512096A patent/JP2003505271A/ja not_active Withdrawn
- 2000-07-21 AU AU60070/00A patent/AU6007000A/en not_active Abandoned
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-
2002
- 2002-01-23 ZA ZA200200583A patent/ZA200200583B/xx unknown
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A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
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