JP2003505214A - 振動換気装置内のバイアスフローを低減する装置および方法 - Google Patents

振動換気装置内のバイアスフローを低減する装置および方法

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ファーマン,ブラッドリー,ピー.
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Abstract

(57)【要約】 現存の振動換気装置と比較して、バイアスフローをより低減する、患者の換気装置および換気方法を提供する。本装置は、オシレータ(11)と、このオシレータと密閉連結する第一末端を有する振動ライン(14)を備える。振動ラインにガス供給ライン(8)が連結され、振動ラインの第二末端に患者ライン(25)が連結される。アウトレットバルブ(52)は、患者ラインと空気連絡状態にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (発明の属する技術分野) 本発明は、主に動物の呼吸を補助する換気装置に関する。特に、本発明は、換気
の装置および方法を提供する。
【0002】 (関連技術の説明) 動物患者の正常呼吸に障害があって、外部手段による支援が必要な状況が多く存
在する。この状況で呼吸を促進するために、振動換気装置が用いられている。振
動換気装置の形式のうち、高周波振動換気装置が有効である。米国特許第471
9910号には、高周波振動換気装置が記載されている。ガス源から高周波オシ
レータへとガスの流れが導かれる。この高周波オシレータは、磁石を有する箱体
の中にピストンが空気漏れのないように仕切り板状に取付けられている箱体、こ
の箱体内の仕切り板の第一サイドの空間を、ガス導入手段に接続する引き込み口
、および仕切り板の第一サイドに取付けられたコイルを備える。コイル内の電流
の流れの極性を反転させることが可能な回路構成要素が設けられ、それにより、
仕切り板が囲い内で往復運動するようになっている。仕切り板の第二サイドの空
間を、ガス源と患者の気道に接続するチューブが設けられている。
【0003】 先行技術において、吸気ガスは、仕切り板の運動により、U字型チューブを経由
して患者の内外へと移動する。先行技術を説明する目的に関し、このU字型チュ
ーブは、一端が遠位にある第一枝部と、一端が遠位にある第二枝部と、これらの
枝部の間のチューブとからなると説明される。枝部の間のチューブには別のチュ
ーブ(「患者ライン」)が連結され、U字型チューブから患者にガスを送り、か
つ、患者からU字型チューブへとガスを送る。患者ラインは気道内チューブを経
由して患者に連結されてもよい。第一枝部の遠位の末端は、仕切り板に密閉連結
され、これによりU字型チューブ内のガスは、仕切り板の往復運動に従って振動
する。吸気作用に適当なガス(吸気ガス)は、U字型チューブ上の、仕切り板と
患者ラインの間の位置において供給される。
【0004】 吸気ガスは、U字型チューブの第一枝部を通り、吐出ガスはU字型チューブの第
二枝部を通り、第二枝部の遠位の末端から周囲に放出される。呼吸の呼気相の間
に、呼気ガスが第一枝部内に引き戻されるのを防止するには、呼気ガスを第二枝
部内へと移動するために、患者が必要とするよりも大量の吸気ガスが供給される
。患者の必要量を超えて供給される吸気ガスは、本願で「バイアスフロー」と称
する。
【0005】 吸気ガスをU字型チューブの第二枝部へと移動させるには、子供の換気の場合で
、1分当たり約20リットルの吸気ガス流量が用いられ、年長の子供や大人の換
気の場合で、1分当たり60〜80リットルもの吸気ガス流量が用いられる。こ
のように大量の吸気ガスでは、大抵の運搬や救急車からの得られる供給を早く使
い果たしてしまう。さらに、このような先行技術の装置は、時には吸気ガスと混
合して用いられる治療用ガス(例えば気化性麻酔薬、酸化窒素、揮発性ペルフル
オロカーボン、ヘリウム/酸素混合物など)を大量に必要とするので高くつく。
結局のところ、患者に必要な吸気ガスの量と換気装置に供給される吸気ガスの大
量な容量を鑑みれば、このような先行技術の装置は非効率である。
【0006】 (本発明の簡単な説明) 本発明の目的は、換気装置と換気方法を提供することにある。この目的は、振動
板などのオシレータと、このオシレータに第一末端が密閉的に繋がる振動ライン
を有する換気装置により達成される。振動ラインには、ガス供給ラインが連結し
、振動ラインの第二末端に患者ラインが連結する。アウトレットラインは患者ラ
インと空気連絡し、アウトレットラインの患者ラインから遠い末端に、アウトレ
ットバルブが連結する。アウトレットバルブは、吸入の間にアウトレットライン
からガスを放出し、吐出の間にアウトレットラインからガスが逃げないようにす
る。
【0007】 本発明による方法において、上記で説明したような換気装置が提供される。患者
ラインを介して空気連絡状態にある患者が準備され、振動ラインへガスが供給さ
れる。オシレータは振動ラインに近づけられ、アウトレットバルブが開放される
。次いで、オシレータは振動ラインから遠ざけられ、アウトレットバルブが閉鎖
される。
【0008】 本発明の目的および本質をさらに理解するために、添付の図面に関連する以下の
説明が参照される。
【0009】 (本発明の詳細な説明) 本願において用いられる言葉の「ガス」は、純粋な気体または複数の気体の混合
物を意味する。したがって、「ガス」という言葉は、O2 とN2 の混合物を意味
してもよいし、さらに治療用のガス類を意味してもよい。
【0010】 本発明の装置10は、例えば米国特許第4719910号及び同第530779
4号に記載された振動板などのオシレータを有する振動発生器に接続されてもよ
い。図1に示したように、吸気ガス源5が、供給ライン8を通じて本発明の装置
10に接続されている。装置10内への吸気ガスの流れは、供給ライン8に接続
するフロー調節器9によって制御することができる。供給ライン8からの吸気ガ
スの流れと、連結ライン18内への吸気ガスの流れは、本質的には一定流量であ
ることが好ましい。連結ライン18は振動ライン14に接続されている。
【0011】 図1の実施例で示すように、流入チェックバルブ20は振動ライン14内にある
。流入チェックバルブ20の下流の振動ライン14の一部は、ここにおいて流入
ライン15と呼ぶ。チェックバルブ20は、矢印21の方向にガスが流れるのを
許容し、反対方向にガスが流れるのを阻止する。流入チェックバルブ20の上流
側の圧力が、流入チェックバルブ20の下流側の圧力より高い場合、流入チェッ
クバルブ20は開放し、矢印21の方向にガスが流れるようにする。流入チェッ
クバルブ20の上流側の圧力が、流入チェックバルブ20の下流側の圧力より低
い場合、流入チェックバルブ20は閉鎖し、流入ライン15を通ってガスが流れ
るのを効果的に阻止する。
【0012】 流入チェックバルブ20のさらに下流、例えば流入ライン15に沿って、そこに
おけるガスの質を検知するためのO2 センサ24およびCO2 センサ22が位置
してもよい。例えば加湿器、噴霧器などのさらなる変更器や検知器が設置されて
もよい。流入ライン15は、もう一方で気管内チューブ(図1に図示しない)に
連結した患者ライン25に連結して、患者の気道、最終的には患者の肺へガスを
送る。
【0013】 流入ライン15は、吐出ライン30にも連結している。吐出ライン30には、ポ
ート28を通ってマノメータなどの圧力検知装置が設置されていてもよい。吐出
ライン30は洗浄ライン36を含み、再循環ライン34に接続する。再循環ライ
ン34は、振動ライン14に連結する。再循環ライン34と洗浄ライン36の連
結部には、双ポジションバルブ32が備わり、ガスの流れを再循環ライン34へ
、或いは洗浄ライン36へ向ける。双ポジションバルブ32は、通常はガスを洗
浄ライン36へ流すように設定されている。この双ポジションバルブ32は、ガ
スが再循環ライン34を通って流れないように正常に調節されることが望ましい
【0014】 吐出ライン30内には、洗浄キャニスタ38、流出ライン40、及び放出ライン
16が備わる。さらに第2洗浄器68が含まれてもよく、これは洗浄キャニスタ
38が使用されていない場合、例えば洗浄キャニスタ38を外したり、再充填(
例えば分離のガスの流れ(図示しない)を用いてCO2 を除去する)する際に使
用される。スクラババルブ70A及び70Bは、洗浄キャニスタ38または第2
洗浄器68のいずれか一方が作動するように、一緒に作動することが好ましい。
好ましい態様として、スクラババルブ70A及び70Bは、2つの分離したバル
ブではなく、スライド型のバルブで、医療分野で通常に使用されるシリンダ状の
外容器と可動式の内シリンダを有し、それぞれに貫通穴を有するものであって、
洗浄キャニスタ38または第2洗浄器68のいずれか一方が動作可能にするもの
が挙げられる。
【0015】 流出ライン40には、流出チェックバルブ42が備わり、これは矢印43の方向
にガスが流れるのを許容し、反対方向にガスが流れるのを防止する。流出チェッ
クバルブ42の下流は、封鎖バルブ44を内包する放出ライン16である。この
封鎖バルブ44は、通常は開放位置に設定されている。この封鎖バルブ44が開
放位置にある場合、ガスの流れを許容し、閉鎖位置にある場合、ガスの流れを阻
止する。放出ライン16は振動ライン14に連結する。
【0016】 振動ライン14の一方の端は患者ライン25に連結し、もう一方の端はガス漏れ
のないようにオシレータ11と密閉連結する。このオシレータ11は、高周波振
動発生装置の振動板であることが好ましい。振動ライン14に、アウトレットラ
イン50が連結し、この反対端にアウトレットバルブ52が連結する。アウトレ
ットバルブ52は、制御ライン54を介して供給されるコントロール圧力に反応
して開いたり閉じたりすることができる。アウトレットバルブ52の閉鎖位置と
開放位置を、図2aおよび図2bにそれぞれ示す。外部のコントロール圧力は、
オシレータ11を制御する振動発生装置により、制御ライン54に供給されても
よい。本発明の一つの実施形態において、ライン54より供給されるコントロー
ル圧力は実質上安定なものであり、振動板11の動作で発生するライン14内の
振動圧は、アウトレットバルブ52を開放させ、閉鎖させる。さらに別の形態と
して、アウトレットバルブ52の操作は、例えばソレノイドのような他の手段に
より行われてもよい。
【0017】 オシレータ11の高周波振動は、患者の気道に出入りするガスの動きを促進する
。このようにして、オシレータ11が振動ライン14に接近する場合の吸気相に
おいて、加圧的な循環が発生し、オシレータ11が振動ライン14から遠ざかる
場合の呼気相において、減圧的な循環が発生する。加圧的な循環の間、流入チェ
ックバルブ20の上流側にかかる圧力は上昇し、バルブを開放させ、ガスが矢印
21の方向に流れるのを許容し、患者ライン25を経由して最終的に患者の肺の
中へとガスが流れる。同時に、オシレータ11が装置10に接近することに起因
して、流出チェックバルブ42の下流側にかかる圧力が、その上流側よりも高く
なり、その結果、流出チェックバルブ42の閉鎖を強いることとなり、この際、
放出ライン16から洗浄キャニスタ38へのガスの流れを防止する。
【0018】 呼気相の間(或いは循環の減圧の際)、オシレータ11は振動ライン14から遠
ざかり、流入チェックバルブ20の両側の圧力の差異に起因して、流入チェック
バルブ20を閉鎖する。吐出ガスが、患者の肺により吐出ライン30内へ押し出
され、CO2 洗浄キャニスタ38に送られる。同時に、流出チェックバルブ42
の両側の圧力の差異に起因して、流出チェックバルブ42を開放する。このよう
にしてCO2 洗浄されたガスは、通常開いている封鎖バルブ44を通過し、振動
ライン14に戻される。放出ライン16を経由して振動ライン14に戻るガスは
、振動ライン14内のガスと混合する。振動ライン14内のガスは、流入チェッ
クバルブ20がオシレータ11の動作により閉鎖している場合、アウトレットバ
ルブ52に向かって流れる。図2a及び2bで、アウトレットバルブ52の空気
バージョンの開放位置および閉鎖位置を図示した。制御ライン54により供給さ
れたコントロール圧力が振動ライン14内の圧力を超える場合(図2a)、アウ
トレットバルブ52は閉鎖位置にあり、振動ライン14からのガスが装置10か
ら漏れるのを防止する。制御ライン54により供給されたコントロール圧力が振
動ライン14内の圧力より低い場合(図2b)、アウトレットバルブ52は開放
位置にあり、振動ライン14からのガスが装置10から漏れる。図1〜5で示す
実施例において、アウトレットバルブ52は、呼気相(すなわち、オシレータ1
1が装置10から遠ざかる動作に起因して振動ライン14内の圧力が減少する場
合)でほとんど閉鎖することがなく、また吸気相(すなわち、オシレータ11が
装置10から接近する動作に起因して振動ライン14内の圧力が上昇する場合)
でほとんど開くことがないのが好ましい。
【0019】 本発明の装置10内のCO2 洗浄キャニスタ38は、他の位置で用いられてもよ
い。例えば、図3a及び3bで示すように、洗浄キャニスタ38は患者ライン2
5の末端で流入ライン15から遠い位置に配置されてもよく、患者ライン25と
気管内チューブ60の間に配置されるのが好ましい。図3aで示すように、適当
なチェックバルブ20、42および返還ライン67が一体に組み込まれ、洗浄キ
ャニスタ38を通過する流れが確実に一方向となるようにしてもよい。図3a及
び3bで示すように、洗浄キャニスタ38の置き換えの便宜を図るためのバイパ
スライン66を設けてもよい。本発明の好適な実施形態において、第2洗浄キャ
ニスタ68がバイパスライン66に設けられる。第2洗浄キャニスタ68は、洗
浄キャニスタ38を有する本願のいずれの実施形態中に組み込まれてもよい。で
きる。図3a及び3bで示された装置は、現行のベンチレータ循環器と共に用い
られてもよい。
【0020】 洗浄キャニスタ38は、CO2 等の不要なガスを除去する物質を含有する。例え
ば、洗浄キャニスタ38は水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化バリウ
ムを含有することができる。水酸化ナトリウムと水酸化カルシウムをシリカと混
合したものは、Soda lime(商標)として市販されている。他の市販の
CO2 洗浄剤として、水酸化バリウムと水酸化カルシウムを含有するBaral
yme(商標)がある。洗浄キャニスタ38のCO2 洗浄性能が一旦低下した場
合は交換することができる。洗浄キャニスタ38を交換するには、双ポジション
バルブ32を吐出ライン30からのガスを再循環ライン34へと導くように設定
し、この際封鎖バルブ44は閉鎖位置に設定する。洗浄キャニスタ38の交換後
に、双ポジションバルブ32および封鎖バルブ44を元の通常位置に再設定する
【0021】 図4a及び4bは、本発明のさらに別の二つの実施形態を示す。図4aに示すよ
うに、洗浄キャニスタ38は、振動ライン14内のCO2 とO2 センサ(22、
24)の上流に配置されてもよいし、或いは図4bで示すように、センサ22、
24の下流に配置されてもよい。図4a及び4bで示す実施例において、吸気ガ
スの流れを患者ライン25へ導くため、或いは呼気ガスの流れを洗浄キャニスタ
38に導くために、チェックバルブ類を必要としない。通常、ガスは洗浄キャニ
スタ38内を両方向に通過して移動する。洗浄キャニスタ38を交換するために
、二つのブロックバルブ62、64を一時的に調節して、ガスがバイパスライン
66を通るようにしてもよい。
【0022】 図5は、本発明の他の実施例を示し、ここでは振動ライン14内に洗浄器が位置
し、ガスが洗浄キャニスタ38を通って患者ライン25へ流れるようになってい
る。患者ライン25からの流れは吐出ライン30を通過し振動ライン14へと移
動する。チェックバルブ42は、バイパスライン66に位置し、前記の流れが吐
出ライン30を確実に一方向で通過するようにしている。洗浄キャニスタ38を
通る流れが確実に一方向となるために、追加のチェックバルブ20が振動ライン
14内に含まれてもよい。
【0023】 図6で示す本発明の他の実施例において、吐出ガスからCO2 を除去する代わり
に、吐出ガスが装置100から単に逃げられるようにしてもよい。装置100は
、連結ライン18を通って吸気ガス源5に連結される。吸気ガスは振動ライン1
4に進入し、流入バルブ20を経由して矢印21の向きで患者ライン25に向か
って移動する。CO2 センサ22およびO2 センサ24、ならびに圧力検知ポー
ト28は、患者ライン25の付近に位置してもよい。吐出ガスは吐出ライン30
により、別のタイプのアルトレットバルブ52に導かれる。図6、図7aおよび
図7bに示したアルトレットバルブ52は、振動ライン14と吐出ライン30の
間の圧力差異に基づいて作動する。この加圧サイクルの間、振動ライン14内の
圧力が上昇することにより、アルトレットバルブ52は吐出ライン30の末端1
32を閉鎖する。しかしながら、減圧相の間では、アウトレットライン50内の
圧力により、アルトレットバルブ52は末端132を開き、ガスを周囲に逃がす
。加圧サイクルの最小部分でアルトレットバルブ52は閉鎖し、吐出ライン30
と周囲空気の繋がりはなくて、減圧サイクルの最小部分でアルトレットバルブ5
2は開放し、吐出ライン30と周囲空気の繋がりが生じることが好ましい。
【0024】 図7a及び図7bは、図6で示したアウトレットバルブ52の好適な実施形態を
示す。図7a及び図7bのアウトレットバルブ52は、振動ライン14内に露出
した第一可撓性膜300と、アウトレットライン50の末端132を選択的に閉
鎖するために位置する第二可撓性膜303を有する。これらの可撓性膜300及
び303は、圧力連絡ライン306で連結している。圧力連絡ライン306は、
ガス又は液体で満たされている。圧力連絡ライン306内の圧力がアウトレット
ライン50の圧力を超える場合、アウトレットライン50の末端132は第二可
撓性膜303により閉鎖される。アウトレットライン50内の圧力が圧力連絡ラ
イン306内の圧力を超える場合、アウトレットライン50の末端132からガ
スを逃がす。第一可撓性膜300に起因して、振動ライン14内の圧力が圧力連
絡ライン306内の圧力を変動させることが認識されるであろう。
【0025】 好ましい実施形態において、制御圧力ライン309が圧力連絡ライン306に連
結している。制御圧力ライン309が設けられた場合、圧力連絡ライン306内
の圧力は変動され、したがって、アウトレットライン50の末端132を開放す
るのに必要なアウトレットライン50内の圧力が変動することとなる。
【0026】 本発明の概念を説明するために、図1における装置10に関して、数学的関係を
発展させた。下記の表1〜10で、これらの数学的関係に対応するデータを列挙
した。
【0027】 表中、 VO2 は、患者により消費された酸素の流量、 VIは、装置10に供給された吸気ガスの流量、 FiO2 は、吸気ガス中の酸素モル比率、 FmO2 は、流入チェックバルブ20を通過する混合ガス中の酸素モル比率、 FiO2 =1−FiN2 、ここで、FiN2 は吸気ガス中の窒素モル比率、 FmO2 =1−FmN2 、ここで、FmN2 はアウトレットバルブ52から逃げ
る混合ガス中の窒素のモル比率、 VI=K+VO2 、ここで、Kはアウトレットバルブ52からの流出量、 VI×FiN2 =K×FmN2 、 VI(1−FiO2 )=K(1−FmO2 )、 (VI÷K)(1−FiO2 )=1−FmO2 、 FmO2 =1−((VI÷K)(1−FiO2 ))、 となる。
【0028】
【表1】
【0029】
【表2】
【0030】
【表3】
【0031】
【表4】
【0032】
【表5】
【0033】
【表6】
【0034】
【表7】
【0035】
【表8】
【0036】
【表9】
【0037】
【表10】
【0038】 表1〜9は、酸素消費率5ml/kg/minを呈する種々の吸気ガス流量(V
I)におけるFmO2 を示す。VI/VO2 列中のアステリスク印は、FmO2
に対応するFiO2 の10%の範囲内にFmO2 が達するのに必要な吸気ガスの
最小流量を意味する。表1に対応する吸気ガスは、空気(21%酸素)である。
表1で示されるように、吸気ガス流量が50ml/kg/minの場合、混合ガ
ス(吸気ガスと洗浄された吐出ガスの混合物)中のO2 比率が、約0.12とな
る。従って、FiO2 に対するFmO2 の比率は、約0.58となる。混合ガス
(FmO2 )中の酸素比率が、FiO2 の約10%の範囲内となるには、吸気ガ
ス流量が200ml/kg/minであることが必要である。
【0039】 表2〜9では、0.3(30%酸素)から1.0(純粋酸素)までのFiO2
に必要な吸気ガス流量を説明する。吸気ガス中の酸素パーセントが高くなると、
同じFmO2 /FiO2 比率に達するのに必要な吸気ガス流量は低くなる。例え
ば、FiO2 の10%の範囲内のFmO2 値に到達するには、21%酸素(空気
)を含有するガスの場合で、200ml/minの吸気ガス流量が必要であるが
、80%酸素を含有する吸気ガスの場合では、その10分の1の吸気ガス流量(
20ml/kg/min)でよい(表7)。表10では、吸気ガス中の種々の酸
素濃度において、FiO2 の10%の範囲内(10%許容レベル)のFmO2
に達する時の吸気ガス流量の構成を示す。表10で示されるように、望ましい濃
度の酸素を患者ライン25へ送るには、FiO2 を一定に維持しながら吸気ガス
の流れを調節するか、或いは吸気ガス流量を一定に維持しながらFiO2 を調節
すればよい。
【0040】 上記の表の中のデータは、本発明の装置を用いることにより、吸気ガス流量を6
〜200ml/kg/minまで減らすことが可能となることを説明する。この
ことは、一般に入手可能な高周波振動換気装置が約1000〜2000ml/k
g/minの吸気ガス流量を必要とするのと対照的である。
【0041】 図8は、本発明による方法の工程を示す。この方法において、上記で説明した装
置10のような換気装置を準備する(ステップ200)。さらに、患者ラインに
連結した患者を提供し(ステップ203)、ガス供給ラインを通して振動ライン
にガスを供給する(ステップ206)。オシレータを振動ラインに接近させ、ア
ウトレットバルブを開放する(ステップ209)。引き続いて、オシレータを振
動ラインから遠ざけて、アウトレットバルブを閉鎖する(ステップ212)。振
動ラインに供給されるガスは、一定の流速で供給されることが好ましい。
【0042】 本発明の装置および方法は、一般に入手可能な高周波振動換気装置と比べて、よ
り有効である。なぜなら、本発明は、バイアスフローの必要性を実質的に低減す
るからである。バイアスフローを減らすことにより、より小さな換気システムの
実現が可能となる。今ここで、本発明の装置および方法により、安全な換気に必
要なバイアスフローの容量を減らせられることが明白となった。本発明の装置を
用いることにより、換気装置に送る吸気ガスの体積を、20000〜80000
ml/minから、たった20〜800ml/minまで低減できることが考え
られる。
【0043】 本発明についての別の効果は、長引く振動換気に関連して、平均肺体積が失われ
るのを押し止められることにある。このことは、このような機械的換気の形態が
有すると考えられる問題である。吸気ガスの流れを減らすことで、この問題が増
強する可能性があると、広く一般的に考えられている。この問題に対する一つの
方策は、平均肺体積の損失傾向を押し止め、そして肺の拡張を保護することであ
り、これは、吸気ガスの一部または全部の流れを、気管内チューブに適用した小
さなチャネルに向け直して、バイアスフローの一部または全部を気管に直接送る
ことができるようにすることに関与する。(現行の)高い吸気ガス流量は潜在的
に危険であるが、本発明で意図されるような低い吸気ガス流量では安全と考えら
れている。さらに、吸気ガスの流れの一部又は全部を、(肺寄りの)遠位の気管
に向け直すことは、慣例的な高さの吸気ガス流量を用いて振動を実行する場合に
おいても、大きな効果があると認識されている。吸気ガスの一部又は全部を気管
へ向け直すと、サイクルの吸気相の間に吸気ガスを肺内に留めて、さらに呼気相
の間の低い圧力において、装置10にこのガスを放出する。このことは、拡張不
全肺又は回復不十分の肺の拡張を支援するのに用いられるであろう。
【0044】 本発明の好適な実施例を本願中に記載し図で示したが、本発明は上記の好適な実
施例に限られない。本発明は、本発明の本質と範囲から逸脱することなく種々の
変更が可能であり、前述の記載は限定された意味で解釈されることなく、一例と
して解釈されることを意図する。さらに、本発明は請求の範囲にのみ規定される
ことを意図する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の装置の一実施例の模式断面図であり、本装置の主要な構成要素
とCO2 洗浄器を利用する態様を説明するものである。
【図2a】 図2aは本発明のアウトレットバルブの閉鎖状態を表した模式断面図である。
【図2b】 図2bは本発明のアウトレットバルブの開放状態を表した模式断面図である。
【図3a】 図3aは、本発明の他の実施例の模式断面図である。
【図3b】 図3bは、本発明の他の実施例の模式断面図である。
【図4a】 図4aは、CO2 洗浄器を有する本発明のさらに別の実施例の模式断面図である
【図4b】 図4bは、CO2 洗浄器を有する本発明のさらに別の実施例の模式断面図である
【図5】 図5は、本発明のさらに別の実施例の模式断面図である。
【図6】 図6は、CO2 洗浄器を有しない本発明のさらに別の実施例の模式断面図である
【図7a】 図7aは、本発明の別のアウトレットバルブの閉鎖状態を示す模式断面図である
【図7b】 図7bは、本発明の別のアウトレットバルブの開放状態を示す模式断面図である
【図8】 図8は、本発明の方法の工程を表したフローチャートである。
【手続補正書】
【提出日】平成14年4月22日(2002.4.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW (72)発明者 ダウィー,マーク,エス. アメリカ合衆国、ニューヨーク州 14222、 バッファロー、ウエスト フェリー スト リート 725

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オシレータ、 該オシレータに第一末端が密閉連結された、第一末端と第二末端を有する振動ラ
    イン、 該振動ラインに第一箇所で連結され、さらにガス供給源に連結されたガス供給ラ
    イン、 前記振動ラインの前記第二末端に連結された患者ライン、 該患者ラインと空気連絡するアウトレットバルブ、並びに 前記患者ラインと空気連絡するCO2 洗浄器、 を備える換気装置。
  2. 【請求項2】 前記振動ライン内の、前記第一箇所と振動ラインの前記第二末端
    の間の位置にチェックバルブをさらに備える、請求項1に記載の装置。
  3. 【請求項3】 前記患者ラインに連結された入口を有する吐出ラインをさらに備
    える、請求項1に記載の装置。
  4. 【請求項4】 前記振動ライン内の、前記第一箇所と振動ラインの前記第二末端
    の間の位置に第一チェックバルブを、 前記吐出ライン内に第二チェックバルブをさらに備え、 この際に前記吐出ラインの出口が、前記オシレータと前記第一箇所の間で前記振
    動ラインに連結されている、請求項3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 前記アウトレットバルブが前記振動ラインに連結された、請求項
    1に記載の装置。
  6. 【請求項6】 前記アウトレットバルブが、前記オシレータと前記第一箇所の間
    で前記振動ラインに連結された、請求項5に記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記アウトレットバルブが、前記オシレータと前記吐出ラインの
    出口の間で前記振動ラインに連結された、請求項5に記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記CO2 洗浄器が前記振動ラインの第二末端に連結された、請
    求項1に記載の装置。
  9. 【請求項9】 前記CO2 洗浄器が前記患者ラインにさらに連結された、請求項
    8に記載の装置。
  10. 【請求項10】 前記アウトレットバルブが患者ラインに連結された、請求項8
    に記載の装置。
  11. 【請求項11】 前記アウトレットバルブが前記振動ラインに連結された、請求
    項8に記載の装置。
  12. 【請求項12】 前記アウトレットバルブが、前記CO2 洗浄器と前記第一箇所
    の間で前記振動ラインに連結された、請求項11に記載の装置。
  13. 【請求項13】 前記オシレータが前記振動ラインに接近すると、前記アウトレ
    ットバルブがガスを暫くの間放出するようにした、請求項1に記載の装置。
  14. 【請求項14】 前記オシレータが前記振動ラインから遠ざかると、前記アウト
    レットバルブを暫くの間閉鎖するようにした、請求項1に記載の装置。
  15. 【請求項15】 前記CO2 洗浄器の入口に連結されたバイパスラインをさらに
    備える、請求項1に記載の装置。
  16. 【請求項16】 前記バイパスラインが前記CO2 洗浄器の出口にさらに連結さ
    れた、請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 前記バイパスラインが前記振動ラインにさらに連結された、請
    求項15に記載の装置。
  18. 【請求項18】 オシレータ、 該オシレータに第一末端が密閉連結された、第一末端と第二末端を有する振動ラ
    イン、 該振動ラインに第一箇所で連結され、さらにガス供給源に連結されたガス供給ラ
    イン、 前記振動ラインの前記第二末端に連結された患者ライン、 該患者ラインに連結された吐出ライン、並びに 該吐出ライン内に位置し、呼気期間にガスを前記吐出ラインから放出できて、さ
    らに吸気期間に閉鎖できるアウトレットバルブを備える換気装置。
  19. 【請求項19】 前記振動ライン内の、前記第一箇所と振動ラインの前記第二末
    端の間の位置にチェックバルブをさらに備える、請求項18に記載の装置。
  20. 【請求項20】 前記アウトレットバルブが、前記振動ライン内に露出する第一
    可撓性膜、前記吐出ラインの端を選択的に閉鎖するように位置付けられた第二可
    撓性膜、ならびに該第一可撓性膜と該第二可撓性膜の間の圧力連絡ラインを有す
    る作動器を備える、請求項18に記載の装置。
  21. 【請求項21】 前記圧力連絡ラインに連結された圧力制御ラインをさらに備え
    る、請求項20に記載の装置。
  22. 【請求項22】 オシレータ、該オシレータに第一末端が密閉連結された、第一
    末端と第二末端を有する振動ラインであって、該振動ラインの第一箇所に連結さ
    れ、ガス供給源に連結されたガス供給ラインをさらに有する振動ライン、該振動
    ラインの前記第二末端に連結された患者ライン、該患者ラインと空気連絡するア
    ウトレットバルブ、ならびにCO2 洗浄器を有する換気装置を準備し、 前記患者ラインに患者を位置させ、 前記ガス供給ラインを用いて前記振動ラインにガスを供給し、 前記オシレータを前記振動ラインに接近させ、さらに 前記アウトレットバルブを開放することを特徴とする換気方法。
  23. 【請求項23】 前記オシレータを前記振動ラインから遠ざけて、前記アウトレ
    ットバルブを閉鎖することをさらに含む、請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 前記振動ラインにほぼ一定流量のガスが供給される、請求項2
    2に記載の方法。
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