JP2003505204A - カプセルをシールする方法及び装置ならびに前記方法及び装置における使用に適したカプセル - Google Patents

カプセルをシールする方法及び装置ならびに前記方法及び装置における使用に適したカプセル

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JP2003505204A JP2001513364A JP2001513364A JP2003505204A JP 2003505204 A JP2003505204 A JP 2003505204A JP 2001513364 A JP2001513364 A JP 2001513364A JP 2001513364 A JP2001513364 A JP 2001513364A JP 2003505204 A JP2003505204 A JP 2003505204A
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、互いに入れ子的に接合されると重畳し、それにより、カプセルの円周に隙間を形成する同軸本体部分を有するハードシェルカプセルをシールする方法であって、個別に、溶媒を含むシール液を、シールするカプセルの隙間の外縁に均一に適用してカプセルの円周に液リングを形成する工程と、過剰なシール液をカプセルの外面から除去する工程と、カプセルをらせん経路上で穏やかにタンブルさせ、運びながら外部から熱エネルギーを印加することによってカプセルを乾燥させる工程と、を含む方法に関する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、部分的に重畳する同軸本体部分を有する入れ子的に接合されるカプ
セルを、その後の溶媒及び熱エネルギーの適用によってシールする方法及び装置
に関する。本発明はさらに、そのような方法及び装置に特に適したカプセル設計
に関する。
【0002】 本発明を使用することによってシールされるカプセルは、好ましくは、ハード
シェルゼラチンカプセル又は化学的及び物理的性質に関して薬学的に許容しうる
材料もしくは他の組成物から製造される他のカプセルである。
【0003】 他の剤形と比較してそのようなカプセルに関して解決すべき課題は、内容物の
外への漏れ又はその汚染を避けるために、同軸本体部分を十分にシールしなけれ
ばならないということである。さらには、安全性のために、カプセルの内容物又
はカプセルそのものに対する不正操作が明らかになり、外から見えるべきであり
、カプセルをシールする技術は、製造時間及びコストを下げ、製品の欠陥による
むだを減らすため、大規模大量生産に適していなければならない。
【0004】 EP0116743A1及びEP0116744A1は、入れ子的に接合され
ると重畳する同軸のハードシェルキャップ部分及び本体部分を有するようなカプ
セルをシールする同様な方法及び装置をそれぞれ開示している。使用される方法
は、メッシュのバスケットの中でランダムな向きにある、又はキャップ部分が直
立した向きにあるカプセルのバッチを、キャップ部分と本体部分との重畳部内に
毛管作用を生じさせるシール流体に浸漬するか、シール流体又はその蒸気を重畳
部の継ぎ目に吹き付けるかする工程と、エアブロワによってカプセル表面からシ
ール流体を除去する工程と、バスケットを乾燥機に通しながらカプセルに熱エネ
ルギーを印加する工程とを含む。両文献は、広い範囲のシール流体及び特定の温
度ならびに熱エネルギー印加モードの使用を開示している。これらの開示内容を
引用例として本明細書に取り込む。
【0005】 EP−0180543A1もまた、同軸本体部分を有する、入れ子的に接合さ
れるカプセルを、後でシール液をキャップと本体との接合部の重畳領域に適用し
、過剰なシール液を除去し、熱エネルギーを印加して乾燥させることによってシ
ールする方法を開示している。この文献は特に、キャップと本体とを正確に同軸
に位置決めするためのうね型構造をキャップ及び/又は本体の中に有する、その
ような方法に使用するのに適したカプセルの種々の設計を記載している。この文
献の開示内容もまた、引用例として本明細書に取り込む。
【0006】 同軸本体部分を有する入れ子的に接合されるカプセルを、その後の溶媒及び熱
エネルギーの適用によってシールするための従来システムは、シールの質及びシ
ールの質に影響する工程パラメータの制御性に関して部分的に不完全である。
【0007】 本発明は、部分的に重畳する本体部分を有する入れ子的に接合されるカプセル
を、その後の溶媒及び熱エネルギーの適用によってシールする改良された方法及
び装置ならびに当該方法及び装置に特に適した改良されたカプセル設計を提供す
ることを目的とする。
【0008】 この目的に関して、本発明は、請求の範囲に定義される、部分的に重畳する本
体部分を有する入れ子的に接合されるカプセルをシールする方法及び装置ならび
にカプセル設計を提供する。
【0009】 以下、添付図面を参照して、一例として本発明をさらに詳細に説明する。
【0010】 まず、本発明の方法及び装置ならびにカプセルを含むシステムを一般的に列挙
して説明して、その主要な特徴及び態様を強調する。以下のリストは、整然とし
てもいないし包括的でもないが、本発明のシステムを従来方法から区別する態様
を簡潔に述べる。
【0011】 本発明は以下の特徴を提供する。
【0012】 配向されたカプセルを必要とせず、それが操作を簡素化し、方法の信頼性を増
す。
【0013】 シール流体の適用が空間的に制御されて良好なシールのための湿潤区域が最適
化され、最小限の粘着性及び最速の乾燥が得られる。
【0014】 シール流体の温度を制御して、効率的な吸い上げ及び最適な溶解速度を達成す
ることができる。たとえば、ゼラチンカプセルを使用するシステムは周囲温度を
超える温度を要し、HPMC(ヒドロキシプロピルメチルセルロース)システム
は高温の溶媒及び周囲温度乾燥で最高で働くため、これは、加熱系及び冷却系の
両方の使用を暗示する。
【0015】 カプセルの本体部分、すなわちキャップと本体との間の隙間の周囲の空間に適
用されるシール流体の量を調節して、過剰な湿潤を防ぐことができる。
【0016】 シール流体をカプセルの周囲に均一に適用して、必要な全面シールを得る。
【0017】 過剰なシール流体は、エアジェット及び/又は吸気の組み合わせによって除去
する。
【0018】 システムは、カプセルサイズの変更が最小限の部品変更しか要しないように設
計されている。
【0019】 システムは、ゼラチンカプセルの場合、アルコール/水混合物をはじめとする
広範囲のシール流体で働くように設計されており、引用例として取り込むEP0
116743A1及びEP0116744A1に記載のようにアルコール/水混
和物に限定されない。他の材料、たとえばデンプン、HPMCなどでできたカプ
セルの場合、代替溶媒系が必要である。本発明は、シール及び乾燥の臨界的パラ
メータ、たとえば温度、溶媒組成、時間、気流の広範囲の制御を提供して、最適
な方法を使用し、十分に制御することを可能にする。
【0020】 粘着又は表面損傷の危険を減らすため、シール後のカプセルの輸送は、装置の
表面及び互いとの接触を最小限にする方法で達成される。
【0021】 カプセルの乾燥速度を入念に制御して、溶媒が蒸発するとき内側の重畳面が互
いにしっかりと接着するが、流体がカプセル材料の本体の中に拡散する時間はな
いことを保証する。
【0022】 キャップにおける本体への確実な接着は、ゼラチン長鎖分子が絡み合うのに要
する最小時間に匹敵しうる強度で表面が溶着する条件で重畳面どうしが接触する
ことを要する。これが、システムが調節される乾燥速度をセットする。
【0023】 接着される表面の間の接触圧は、カプセルの正確な製造制御から生じる干渉力
と流体吸収によるゼラチンの膨張との組み合わせによって維持される。
【0024】 すべての面を均一な速度で乾燥させることは、ゆがみ又は不十分なシールを回
避するために必要であり、本発明の乾燥バスケット装置のエアブロー式カプセル
タンブル機構によって達成される。
【0025】 乾燥方法の実施態様は、空気流を、カプセルの強力な接着を達成するために必
要な温度、時間、水分プロフィールを達成するように選択される温度、流量及び
湿度を制御しながら使用する。
【0026】 カプセルは、カプセルをやさしくタンブルしながらも輸送速度の制御を提供し
て、すべての面が均一に乾燥し、カプセルどうしが付着しないことを保証する乾
燥バスケット装置の中で乾燥させる。
【0027】 乾燥バスケット装置中のヘリカルスクリューの面、材料及び形状は、運転中に
カプセルが滞留せず、それとの接触による損傷が最小限になることを保証するよ
うに設計されている。
【0028】 乾燥バスケット装置を形成する構造の多孔度は、低い空気抵抗及びカプセル上
の均一な気流を保証するように設計されている。
【0029】 幅及び場所が調節可能な2個以上の並列な高圧エアジェットが、乾燥バスケッ
ト装置の最低地点の線に沿って、表面に付着する傾向を示すカプセルを浮き上が
らせるの十分な速度で上に向けて発される。
【0030】 軸方向並進速度が回転速度の関数であるため、乾燥バスケット装置の回転速度
の制御が乾燥時間の制御を可能にする。
【0031】 乾燥空気パラメータの制御がサーボ制御システムを使用して達成されて、外的
変化の場合でも均一な条件を維持する。
【0032】 完全なシールシステムの実施態様は、カプセル充填ラインの環境での設置に適
合するようにする設置面積の小さな自蔵式ユニットである。
【0033】 したがって、本発明のシステムは、従来のカプセル充填ラインと適合する速度
で、充填直後に液充填カプセルをシールすることができる。
【0034】 本発明の装置は標準のホッパから供給を受けることができるため、充填機の送
り出しを本発明のシール装置の送り込みに綿密に結合する必要はない。これは、
充填機又はシール装置の短時間の停止に備えて、緩衝量を使用して製造流を平滑
にすることができる。
【0035】 従来技術のシールシステムに対する本発明の方法及び装置の基本的な改良点は
、重畳部全長にわたって完全な均一吸い上げを保証するための、カプセルの本体
部分の隙間形状の制御と、隙間を完全に閉じさせ、本体部分どうしが完全に付着
するような方法で溶媒を除去する乾燥工程及びこの工程に適当な装置の設計とに
ある。
【0036】 カプセル設計 本発明のシールシステムにおける使用にもっとも適したカプセル設計は、入れ
子的に接合されると部分的に同心的に重畳する二つの半部分からなる。二つの半
部分の間でシールを実施する基本的な方法は、溶媒又はシール液を重畳領域で二
つの半部分の間の隙間に導入して、溶媒が蒸発するとき、内面が柔らかなうちに
接触し、融合するようにする。
【0037】 この方法によって良好なシールを達成するためには、シール液、すなわち溶媒
が、接着される表面と表面との隙間をすべて満たさなければならない。カプセル
の場合、これは、キャップと本体との間の重畳領域の全長である。接着される二
つの面は、内面どうしが合わされたとき柔らかく粘着性であって接着を形成する
ような溶媒と反応しなければならない。これは、溶媒が蒸発して表面どうしを接
触させる前に溶媒が隙間の中にある温度及び時間を制御することによって達成す
ることができる。最後に、溶媒を除去する操作は、接着させる二つの面に力を加
えて接着が形成する間それらを合わせて保持することを要する。
【0038】 本発明は、カプセルの設計、溶媒の適用及び乾燥の機構においてこれらの課題
を解決する。
【0039】 隙間への溶媒の均一な充填を支持するため、カプセルは、溶媒を隙間に導入す
る間、両表面を所定距離まで均一に離間させる機構を有するように設計されてい
る。隙間が、ある場所では広く、他の場所では存在しないならば、その区域での
溶媒の分布が変動し、カプセルの周囲のいくつかの地点で不十分なシールにつな
がる。隙間は、溶媒が除去されると完全に閉じることができ、接着が形成する。
閉じる力は限られた強さであり、引き合わされる表面に対する抵抗あるとそれが
結合強度を減らすかもしれない。また、カプセル内の製品がカプセル材料の溶媒
ではないとき、それが隙間に浸透するならば、それがシール溶媒の作用を妨害す
るため、カプセル設計は、カプセル内の製品による隙間の汚染が防止されるよう
な設計であることが好ましい。
【0040】 本発明の重要な側面は、カプセル製造の許容差及びパラメータ、たとえば温度
、時間、溶媒量、溶媒位置、シールシステムによる乾燥条件の制御によってこれ
らの要件すべてが達成される際の精度である。
【0041】 カプセルの他のすべての要件、たとえば外観、製造性、飲み込み易さなどを維
持しながらも必要な隙間制御を達成するために、多様なカプセルの設計がある。
多数の適当な設計が引用例としてEP−0180543A1の開示に取り込まれ
ている。一つの好ましい実施態様は、場合によってキャップ中の凹み又は溝に係
合することができる、本体中の少なくとも3個の出っ張りの対称配置を使用する
。これらの機構が軸方向の位置決めを提供し、キャップを本体に対して同心的に
保持して均一な隙間を設ける。正確な実施態様は、一つ以上の変形、たとえば軸
方向の盛り上がった環状物とそれにはまり合う溝、一つ以上の面における均一に
粗化された面、多数の出っ張りと凹み、複数の周方向の溝と凹みならびにらせん
状のうねと凹みを含むことができる。
【0042】 隙間サイズは、吸い上げられる溶媒の量が、表面を改質して柔らかく粘着性に
して、押し合わせると接着させることができるほど十分に隙間の内面に行き渡る
のに十分な量になるように選択される。この量は、材料、温度及び表面を接着さ
せるために適用される力に依存する。通常、隙間は、0.05mm〜0.5mmの範
囲内である。通常、隙間をはじめに充填するために必要な溶媒の量は、5μl〜
20μlである。
【0043】 溶媒が除去されるとき隙間を閉じることができるよう、移動のためのいくらか
の余裕を設けなければならない。これは、多数の設計によって達成することがで
き、共通の特徴は、それらの設計が、隙間が閉じることを防ぐのに十分な剛性を
維持する、隙間の中に延びる機構を有しないということである。離間機構が使用
される場合、溶媒の作用によって軟化するとゆがみを起こして必要な動きを許容
する離間機構の設計が特に有利である。そのような機構の例を図1に示す。
【0044】 この図に示す離間機構の形状は、隙間が閉じるとき出っ張りの材料が流れ込む
ための周辺空間があるような形状である。最小限の流れで収容される付形物の変
形を許す原理に従うならば、他の実施態様の対応する設計が可能である。
【0045】 溶媒が存在する間に製品が隙間領域にしみ込むことを防ぐためには、カプセル
の内部領域に露呈した隙間の端部にシールを設けること、カプセルの外側から内
側へ正の圧力を加えて製品の隙間への流れ込みを防ぐこと及び/又は製品を固定
化して狭い隙間への流れ込みを防ぐことを要する。
【0046】 本発明の方法及び装置で使用されるカプセルの好ましい実施態様は、固定機構
の適切な設計によって隙間の頂上部をシールすることである。
【0047】 溶媒適用 シールの第二の要件は、キャップと本体との間で隙間の内面を改質して、それ
らを引き寄せるとき内面が柔らかく粘着性になるようにすることである。前記の
ように、これは、シール液又は溶媒のタイプ及び量ならびにその温度の制御を要
する。本発明は、この分野に関連するか、引用例として取り込まれる従来の特許
出願で記載されたタイプの、広い範囲の溶媒で概念を具現化する機構を提供する
。内容物からシールされて遮断される十分に制御された隙間を有するカプセルの
使用が、内面を所要量の溶媒で含浸させやすくする。
【0048】 本発明の好ましい実施態様では、溶媒は、隙間の外縁に対し、その円周で均一
に提示される。隙間の空間が均一であるならば、表面張力効果が溶媒を外部から
隙間に均一に引き込む。外面の軟化を防ぐため、過剰な溶媒はできるだけ速やか
に除去する。
【0049】 溶媒を隙間に適用するための多様な技術がある。たとえば、カプセルの周囲の
いくつかの点から隙間の外縁に向けて発射し、適量の溶媒をカプセルに送達する
ように設計された期間だけ継続させるスプレー、スプレーを、適当な溶媒を小出
しする圧電又は熱インクジェットヘッドの配列によって置き換える上記の装置、
接触によって溶媒を必要な位置に移すスポンジ、ブラシ、ウィックなどの構造、
及び蒸気をカプセル上で直接凝縮するために隙間の開放端に向けられる溶媒蒸気
のジェットがある。
【0050】 所要量を隙間入口の周囲で均一に小出しすることに加え、システムは、材料を
軟化させる前に、カプセル表面に付いた過剰な液体溶媒を除去しなければならな
い。これは、液体を吸い取るための吸気、液体を表面から飛ばすためのエアジェ
ット、接触して液体を吸収するための吸い上げ、過剰な液体を飛ばすための遠心
力、過剰な液体を飛ばすための振とう又はこれらの手段の組み合わせを含む種々
の手段によって達成することができる。
【0051】 本発明のシール装置の好ましい実施態様は、重畳隙間の外部開口に向けられた
、円周上で120°離間した3個のスプレーノズルを使用し、過剰な液体をエア
ジェットと吸気との組み合わせによって除去する。溶媒が適用される量及び場所
の正確な制御に加えて、カプセルの温度、溶媒及び雰囲気の温度を所定の限界内
に保持しなければならない。必要な制御の水準は、材料及び環境の可変性に依存
する。装置は、広い範囲の環境で作動するための適切な条件を提供するために適
当な温度制御システムを設けられている。
【0052】 溶媒除去 第三の要件は、表面が乾くときそれらを合わせて保持するための力を発生させ
る方法で隙間中の溶媒を除去することである。究極的な溶媒除去方法は、蒸気と
してであり、その輸送は、適切な温度での気流中への取り込みによって達成され
る。隙間から空気への溶媒の輸送は、いくつかの機構、たとえば露出した液面か
らの蒸発を支持するための隙間に沿っての流動、外面から蒸発させるためのカプ
セルキャップ材料中への拡散、カプセル本体材料中への拡散及び内容物の流体と
の混合又はその中への吸収ならびにキャップ及び本体両方のカプセル材料への拡
散及び結合によって実施される。
【0053】 これらの方法はすべて、空気を導入することなく溶媒を除去する方法で乾燥工
程に関与することができる。これが起こると、大気圧がキャップ表面と本体表面
とを、平方メートルあたり100,000ニュートンまでの圧で押し合わせる。
【0054】 温度を上昇させると、これらの輸送機構すべてが加速する。しかし、過剰な温
度は、良好な接着の形成を妨げる状況、たとえば、表面をゆがませる蒸気泡形成
、空気取り込みを許す液体の過剰な流速、カプセルの内側から隙間を通して空気
を押し退ける内圧上昇、カプセルをゆがませる熱応力又は剛性を増して閉止を妨
げる外面の過度の乾燥につながる。
【0055】 本発明は、上記機構のいずれかによって温度及び気流を最適化して、シールの
質を落とすことなく、工業的に許容しうる速度でカプセルの乾燥を達成する。
【0056】 以下、カプセルをシールするための装置の好ましい実施態様を詳細に説明する
【0057】 一つの好ましい実施態様では、効果的なシールのための要件及び装置のすべて
が自蔵式機で実現される。
【0058】 この実施態様は、いかなる供給源からいからなる速度ででもカプセルを受ける
ことができる入力ホッパを有する。通常、カプセルは、コンベヤ又は空気輸送シ
ステムを使用して送られる。
【0059】 この段階でカプセルは、シールシステムによる機械的輸送の間にカプセルの内
容物が漏れ出すのを防ぐのに十分な部分的シールのために、カプセルのキャップ
及び本体中の機構によって機械的に閉じた状態に保持される。
【0060】 ホッパは、カプセルを、カプセルをシール装置に運び入れる多数の入力管に送
るように設計されている。カプセルは、重力によってホッパから管に送られ、そ
の動きは、0.5cm〜5.0cmの距離の範囲及び滑らかでつまりのない動きを保
証するように設計された速度での入力管の垂直方向往復運動によって支援される
【0061】 場合によっては、ホッパと送り管との間にカプセル配向ステーションを挿入し
て、カプセルが所定の向きで管に入ることを保証してもよい。この機能は、効率
的なシールには不要であるが、使用される溶媒の量を最小限にするか、カプセル
外面の軟化を制限するように設計された減量スプレーパターンヘッドと組み合わ
せて使用してもよい。
【0062】 一つの実施態様では、6個の投入管が使用され、この数は、以下の説明のため
の例とみなされるが、要求される生産量を満たすために、いかなる数の並列経路
を有する実施態様を使用してもよい。
【0063】 投入管中のカプセルは、開放サイクルがシステム制御装置によって制御される
機械的ラッチによって動きを妨げられる。シール機能を具現化するためには、多
数の動作を精密なタイミング及び関係で実施しなければならない。好ましい実施
態様では、これらの動作すべてをプログラム可能論理制御装置(PLC)によっ
て制御して、異なるカプセル設計及び材料に適する範囲の溶媒系の要件を満たす
ようシーケンス及びタイミングを調節することができるようにしている。PLC
が一つの機械が異なる方法、材料及びカプセルサイズとで作動することを可能に
することが本発明の特徴である。
【0064】 制御装置によって要求される動作は、ソレノイド、空気弁及びシリンダ、モー
タならびにカムをはじめとする範囲の作動器の組み合わせによって達成すること
ができる。
【0065】 シールサイクルが開始すると、PLCが、カプセルを制止するラッチを解放し
、各管中の先頭のカプセルを、シールが起こる位置に落とし込む。この地点は、
スプレーバーとして知られている。スプレーバーは、溶媒がカプセルの中央部分
に噴霧される間、カプセルを定位置に保持して、溶媒がキャップと本体との重畳
部の端部の全周囲で均一に接触するようにするための機構を有する。これは、各
カプセルを、多数の小さな孔が中に位置する環状多岐管で包囲することによって
達成される。これらの孔は、それらから出る液体が所望の場所でカプセルに達す
るように位置決めされ、傾斜している。カプセルが配向されていない場合、溶媒
と遭遇するカプセルの区域は、カプセルの配向がどうであろうと、隙間の端部が
溶媒に浸るようなものでなければならない。カプセルが配向される場合、溶媒に
よってカバーされる区域は、隙間の端部の周囲の区域だけに減らすことができる
。所望の範囲をカバーするため、孔は、通常45°傾斜し、カプセルの周囲で均
一に離間している。
【0066】 各スプレーバーは、カプセル送り管それぞれのための孔、通常は6個の孔を有
し、液体は、スプレーバー内の多岐管によってスプレーノズルに送られる。液体
は、ノズルを、制御弁を介して永久的に加圧される供給源に接続することによっ
て加圧することにより、ノズルからカプセルに押し出される。カプセルに送り込
まれる溶媒の形態及び量は、EFD弁制御装置により、弁が開放している時間及
び供給圧を調節することによって制御される。必要とされないときの溶媒送り出
しを防ぐため、さらなるインタロック弁を送り出しラインに含めてもよい。
【0067】 システムは通常、カプセルサイズ及び材料に依存して、カプセルあたり20μ
l〜200μlの範囲の量の液体を1バールゲージ〜5バールゲージの範囲の圧力
及び0.1秒〜1.0秒の範囲のスプレー時間で送り出す。
【0068】 カプセルの周囲の環状空間への溶媒の流れ込みの速度及び量を調節して、キャ
ップと本体との間の隙間への溶媒の均一な浸透を保証するのに望ましい形態を達
成することができる。これは、エアゾールミストを形成するための高い速度、表
面上に液体ジェットを形成するための中庸の速度及びカプセルにちょうど触れる
まで拡大する液リングを形成するための低い速度のような条件を含む。
【0069】 システムは、すべての区域が溶媒を十分に供給されることを保証するため、隙
間に吸収されることができるよりも多くの溶媒をカプセルに供給する。過剰な溶
液は、真空吸引及び/又はエアジェットによってカプセルの周囲から除去する。
この作用はまた、PLCによって制御され、空気/溶媒は、スプレーノズルに隣
接して位置するさらなる孔の配列を介して各カプセルの周囲の区域から除去され
る。これらの孔は、第二の多岐管によってスプレーバーに相互接続され、そこか
ら、真空ポンプ及び溶媒蒸気が凝縮することができる収集容器及び液トラップに
接続される。
【0070】 溶媒スプレー及び過剰分の除去が完了すると、カプセルは、溶媒を隙間中の定
位置に有するが、外面に対する溶媒の作用から、なおも粘着性である。その後、
カプセルは、シールが正しく形成し、カプセルどうしが付着したり、他の面に付
着することによって表面的に損傷したりしないよう、入念に制御された条件の下
で乾燥させなければならない。
【0071】 好ましい実施態様でこれを達成する方法は、スプレーバーを、送り出し管から
離れるように回転させて、カプセルを乾燥バスケットへの入り口と整合させる。
これは、回転することができるシリンダの中にスプレーバーを取り付けることに
よって達成される。スプレーバーからカプセルを取り出すためには、シリンダを
120°回転させ、プッシュロッドとエアジェットとの組み合わせによってカプ
セルをはじき出す。カプセルは、60°傾斜した個々の送り管の中を垂直に落下
して乾燥バスケットの一端に入る。
【0072】 高いスループットを維持するためには、スプレーバーが取り付けられているシ
リンダは、3個のスプレーバーのための固定具を120°間隔で有する。はじき
出すためのこの回転が、次のサイクルの開始に備えて新たなスプリングバーを送
り管の下に配置する。
【0073】 さらなる機構が、PLCによって命令されると、スプレーバーシリンダを反対
方向に回転させて、カプセルを、シリンダではなく別の出口に送り込む別個のシ
ュートに放り込む。これは、診断又は工程の計測を実施するために、シール後、
乾燥の前に機械からカプセルを取り出すことを可能にする。
【0074】 機械が異なるサイズのカプセルとで作動し、しかもカプセル送り及びシール動
作の両方の正確な制御を維持するためには、カプセルサイズの変更を受け入れる
ためにいくらかのハードウェア変更を実施しなければならない。好ましい実施態
様は、これらの変更を少数のアクセスしやすい項目、たとえば送り管アセンブリ
、スプレーバー及び出力ふるいに限定する。
【0075】 加えて、機械が正しく作動することを保証するため、多数のセンサを使用して
、カプセル及び流体が利用可能であり、正しく輸送されたことを保証してもよい
。これらは、カプセルが利用可能であることを決定するための、入力ホッパ中の
光学センサ、管の中、スプレーバーと乾燥シリンダとの間の光ファイバセンサ、
適切な場所の圧力及び真空センサならびに流量センサを含む。
【0076】 充填後にカプセルがはじき出されて入るバスケットは、内部にらせん形のガイ
ドを有する管状のオープンメッシュ構造を含む。シリンダは、内部らせんが、カ
プセルが回転によって持ち上げられたとき側方からその上に落ちるカプセルをシ
リンダの軸に沿って移動させるよう、ゆっくりと回転する。このようにして、カ
プセルは、内部らせんガイドのらせん経路をたどりながらシリンダの周囲で穏や
かに(やさしく)タンブルする。
【0077】 乾燥バスケット機能 溶媒が隙間に導入されたのちカプセルを乾燥させる際の条件は、良好なシール
の達成にとって決定的である。乾燥において達成しなければならない主要機能は
以下である。
【0078】 ―カプセルを乾燥区域に通して輸送して大容量貯蔵容器に入れる。 ―カプセルが大容量貯蔵容器に入るときには十分に乾燥していて互いに付着する
ことがないよう、カプセルが乾燥区域の中にある時間を制御する。 ―空気をすべてカプセル上に流して速やかで均一な乾燥を達成する。 ―カプセル間の接触を最小限にしてカプセルどうしが付着することを防ぐ。 ―カプセルとバスケットとの接触を最小限にして壁への付着を防ぐ。 ―カプセルの機械的衝撃を最小限にして損傷を防ぐ。
【0079】 乾燥バスケット装置は、好ましくは、ステンレススチールメッシュから主に製
造される円筒形構造を含む設計を有する。好ましくは二重らせんガイドである内
側の材料もまた、ステンレススチール材料である。
【0080】 シリンダの寸法は、好ましくは、長さ600〜1,000mm及び直径100mm
〜200mmであり、長さ800mm及び直径160mmが好ましい実施態様である。
長さに対する直径の比率は、機械的性能の態様を制御するように選択され、長さ
は、乾燥区域中で必要な期間の関数であり、直径は、処理されるカプセルの量の
関数である。
【0081】 前記寸法に関するこの実施態様では、長さは、乾燥バスケット中のカプセル滞
留時間が10秒〜100秒になるように選択される。
【0082】 円筒形乾燥バスケットは、その軸を水平にして配向される。好ましい実施態様
では、バスケットは、ローラによって制約されて、水平軸を中心にして自由に回
転することができる。ローラは、ローラの1個を駆動して乾燥バスケットを回転
させるのに十分な機能を提供するように製造することもできるし、一端で継手に
よって直接駆動することもできる。支持及び回転駆動の方法は、バスケット中に
自由な気流を提供し、洗浄及び清潔さを維持するための要件と適合していなけれ
ばならない。
【0083】 一つの実施態様では、内部二重らせんは、バスケットが回転するとき、カプセ
ルを一つの軸方向にタンブルさせる機能を有する。らせんのピッチ及び形は、す
べてのカプセルが軸方向に同じ速度で輸送されることを保証するのに重要である
。この実施態様では、らせんは、中央軸からシリンダのメッシュまで延びる羽根
から製造される。各羽根は、中央軸からシリンダのメッシュワイヤまで延びる、
直径方向に対向する2本のアームからなる。各羽根は、隣接する羽根に対して一
定角だけ回転した状態で軸に取り付けられている。この角度は通常12°である
。羽根は、通常は厚さ0.75mmのステンレススチール板材から打ち抜かれ、場
合によっては、低い表面エネルギーを保証するためにPTFEコーティングされ
ていてもよい。軸及びシリンダへの羽根の取り付けは、その設計に組み込まれる
機械的固定具によって達成される。これを容易にするため、軸は、所望のらせん
ピッチを提供するために選択される間隔で羽根を収容するための円形の溝を有す
る。このピッチは通常、5.993mmであり、118枚の羽根が179.8mmの
らせんピッチで二重らせん構造を形成する。軸は、直径方向に対向する平坦部を
有し、羽根は、羽根を軸にはめてスライドさせ、軸上の所望の溝で回転によって
ロックすることができるよう、その中央の孔に対応するプロフィールを有する。
シリンダへの羽根の取り付けは、円筒形メッシュの内側に取り付けられた軸方向
ワイヤに適合する、羽根の外寄りプロフィール上の溝によって達成される。典型
的な実施態様では、30本のワイヤが、羽根の配置に適合するよう、12°離し
て使用される。バスケットへの羽根の組み付けは、羽根を軸にはめてスライドさ
せ、定位置にロックするまで回転させることによって達成される。外側シリンダ
のメッシュは、良好な気流を許す開放区域を最大限にしながらもカプセルを収容
する機能と、羽根のための取り付け固定具を提供する機能とを組み合わせるよう
に構成される。これを達成するため、直径0.16mmのステンレススチールワイ
ヤの別個のリング134個が、円周で121の増分で配設されたステンレススチ
ールの直径0.2mmの縦方向ワイヤ30本の周囲に溶接されている。縦方向ワイ
ヤは周方向ワイヤの内側にあり、それらが羽根のための取り付け機構として働く
ようになっている。
【0084】 代替態様は、取り外し易さを考慮して、別々のセクションで構成された別々の
バスケットを使用する。この実施態様では、3cmのらせん構造を用いて、各らせ
んが240mmのピッチを有し、バスケットが185mmの内径を有するようにして
いる。バスケットの外側アーム及びらせんアームは、それぞれが中に形成された
3本のアームと、溝付きリムとを有する平坦な打ち抜き材から製造されて、中心
軸を中心に6°のオフセットで積層されると、層どうしは、溝によって約4mm離
間し、必要なピッチの内部らせんを形成する。一端からの駆動が全セクションを
回転させることができるよう、公知の機構がセクションどうしを連結する。
【0085】 前記実施態様における乾燥バスケットの構造は、カプセルが乾燥区域を通過す
るとき必要な輸送条件を達成する手段の例である。また、この概念は、多様な設
計及び構築技術を使用して達成することができる。これは、図2に示すように、
バスケットが回転するとカプセルがバスケット中を一方向に移動するように設け
られた平坦な斜めのバッフルを有する長方形断面のバスケットを含むが、これに
限定されない。
【0086】 長方形断面は、製造コストを有意に下げることができる。
【0087】 さらなる代替態様は、コンベヤベルトが、カプセルの周囲に空気を循環させる
ためのオープンメッシュ構造を有し、場合によっては振動又はエアジェットを使
用してカプセルを互い又はベルトに付着させないようにすることもできるコンベ
ヤベルトシステムであるか、暖気が、カプセルの重さが上昇気流の空力抵抗より
もかろうじて大きくなるように調節される速度で垂直管の底に供給される対向流
落下管である。したがって、気流速度を調節することによってカプセルの下降速
度を調節して、過剰な流体を乾燥させて除くのに十分な通過時間を得ることがで
きる。
【0088】 円筒形乾燥バスケット装置のさらなる好ましい実施態様では、中央の機構が、
らせんが乾燥バスケットの長手に沿って2〜4回の巻きを形成するように斜めに
なった3本の絡み合うらせんを形成する3本のアームを有する。
【0089】 外側シリンダ及びらせんアーム両方のオープンメッシュ性が、空気を乾燥バス
ケットに通してカプセルと自由に混合させる。
【0090】 バスケットを収容するために、バスケットは、空気が出入りするための通気口
を有する中実な(solid)周壁の容器に収容される。空気は、バスケットの底の
2個以上の軸方向スリットを介して入る。スリットは、進入する空気が、カプセ
ルが壁又は互いのいずれにも付着しないことを保証するタンブル動を高めるため
にカプセルをバスケットの内面から持ち上げるのに十分であるような高い速度を
有することを保証する大きさである。空気は、カプセル送りとは反対側端部に位
置する開口を介してチャンバを出る。
【0091】 乾燥バスケットに供給される空気は、多量の空気を高速で供給することができ
るコンプレッサ装置から送られる。空気を所望の温度に調節するため、加熱又は
冷却熱交換機がコンプレッサとスリット入り口点との間に取り付けられている。
部屋からコンプレッサに入る空気は、圧縮によって温度を上げられ、したがって
、さらなる調節なしで、周囲温度と周囲温度よりも30℃高い温度との間で乾燥
機に入る。加熱又は冷却により、範囲は、5℃〜80℃の範囲内に制御すること
ができる。冷却熱交換機は、好ましくは、車に使用されるものと同様な形態の空
水システムである。乾燥バスケットからの排気は、さらなる高容量空気ポンプに
よって引き取られ、このポンプが空気及び溶媒蒸気をダクト構造に通して機械か
ら離す。
【0092】 そして、排気は、部屋の中に通すこともできるし、ダクト及び煙突を介して外
気に通すこともできるし、凝縮器/スクラバに通して溶媒を除去し、排気を放出
に備えて調節することもできる。
【0093】 抽出系の選択は、運用の場所及び使用する溶媒に依存する。
【0094】 大容量空気供給及び抽出ポンプの使用が、バスケット内の圧力を調節すること
を可能にする。周囲空気中への溶媒放出を避ける場合には、乾燥機中のすべての
場所で圧力が室圧未満であることが重要である。PLCが、両ポンプを駆動する
モータを制御することができ、ひいては、圧力及び流量を独立して調節すること
ができる。
【0095】 乾燥バスケット中のらせんの作用は、乾燥バスケット中のカプセルの滞留時間
が単に回転速度によって制御されることを意味する。カプセルは、バスケットの
端に達すると、ふるいに落ち込み、貯蔵容器又は輸送機構の上に落ちる。
【0096】 使用される溶媒が部屋の空気中に放出されるべきではない場合、さらなる機構
をシステムに含めて、すべての溶媒が浄化空気によって除去されることを保証す
ることができる。これらは、区域に放出される蒸気が除去されることを保証する
ための、排気ポンプに接続された実質的に閉じた容積を形成するスプレーバーシ
リンダアセンブリの周囲の保護シールド、オペレータが、シール動作を開始する
前に、機能の目視チェックとして、溶媒を付着させたスプレーバーを見て、気流
を圧力均衡させて溶媒を含有する容積のすべてが大気圧未満に保持されているこ
とを確認することを可能にする、送り管アセンブリの定位置に収まる透明な保護
シールドと、溶媒蒸気を損失することなくカプセルを出すことができる、出口に
設けられた気流構造(極端な場合には、乾燥機を離れるカプセルをシールされた
容器に収容し、この容器に空気を吹き込んで残留溶媒蒸気を除去することができ
る)、気流が残留溶媒蒸気を除去することを許すスプレー後の期間中に機械の液
体供給部品へのアクセスを防ぐための制御インタロック及び/又は長期的劣化が
起こらないことを保証するための、溶媒の液体又は蒸気と接触するすべての材料
の選択を含む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカプセルの重畳するシール部分の細部を拡大して示す。
【図2】 本発明の方法及び装置で使用される乾燥バスケットの概略構造ならびにその作
動中のカプセルの経路を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 カド,ドミニク フランス国、エフ−68000 コルマール、 リュ・デ・アメリカン 11 (72)発明者 プティジャン,フランソワ フランス国、エフ−68650 アシメッテ、 リュ・ドゥ・ラ・マテルネレ 15 (72)発明者 ドフォルシュ,ギー ベルギー国、ベー−8890 ダディゼレ、メ ーンセステーンウェッヒ 196

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに入れ子的に接合されると重畳し、それにより、カプセ
    ルの円周に隙間を形成する同軸本体部分を有するハードシェルカプセルをシール
    する方法であって、 個別に、溶媒を含むシール液を、シールするカプセルの隙間の外縁に均一に適
    用してカプセルの円周に液リングを形成する工程と、 過剰なシール液をカプセルの外面から除去する工程と、 カプセルをらせん経路上で穏やかにタンブルさせ、移動させながら外部から熱
    エネルギーを加えることによってカプセルを乾燥させる工程と、 を含む方法。
  2. 【請求項2】 前記過剰なシール液をエアジェットと吸気との組み合わせに
    よって除去する、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 カプセルにちょうど触れるまで拡大する液リングが形成する
    ようにシール液の適用中の流速を制御する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 互いに入れ子的に接合されると重畳し、それにより、カプセ
    ルの円周に隙間を形成する同軸本体部分を有するハードシェルカプセルをシール
    するための装置であって、 個別に、溶媒を含むシール液を、シールするカプセルの隙間の外縁に均一に適
    用してカプセルの円周に液リングを形成するための手段と、 過剰なシール液をカプセルの外面から除去するための手段と、 カプセルをらせん経路上で穏やかにタンブルさせ、移動させながら外部から熱
    エネルギーを加えることによってカプセルを乾燥させるための手段と、 を含む装置。
  5. 【請求項5】 個別にシール液を適用するための前記手段が、カプセルの円
    周に均一に離間し、重畳隙間の外部開口に向けられた複数のスプレーノズルと、
    シール液、カプセル及び隙間の雰囲気の温度を制御するための手段とを含む、請
    求項4記載の装置。
  6. 【請求項6】 カプセルを乾燥させるための前記手段が回転可能な円筒形乾
    燥バスケット装置を含み、同装置は、シリンダの軸に沿って延び、乾燥バスケッ
    ト装置が回転するとカプセルがタンブルし、らせん経路上で移動されるように配
    設された内部羽根構造を有する、請求項4又は5記載の装置。
  7. 【請求項7】 前記円筒形乾燥バスケット装置が、通気口を備えた中実な壁
    を有する容器によって包囲され、調節された空気を多量に高速で乾燥バスケット
    装置に送るための手段が設けられている、請求項6記載の装置。
  8. 【請求項8】 前記乾燥バスケット装置が、長方形の断面を有し、内部羽根
    構造として、斜めに設けられた平坦なバッフルを有する、請求項6又は7記載の
    装置。
  9. 【請求項9】 互いに入れ子的に接合されると重畳して、重畳領域に適用さ
    れる溶媒の作用によってシールされるハードシェル同軸本体部分を有するカプセ
    ルであって、重畳領域に(均一な)隙間を設けるために離間機構が設けられてお
    り、前記離間機構が、溶媒の作用によって軟化し、それによって隙間が閉じられ
    るように構築されているカプセル。
  10. 【請求項10】 カプセルの内部領域に露呈する隙間の端にシールを設けて
    、内部領域に充填された製品が前記隙間に流れ込むことを防止している、請求項
    9記載のカプセル。
  11. 【請求項11】 内部領域に充填された製品を固定化して、前記隙間に流れ
    込むことを防止している、請求項9又は10記載のカプセル。
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