JP2003505125A - 可搬式座席およびそのロック装置 - Google Patents

可搬式座席およびそのロック装置

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JP2003505125A
JP2003505125A JP2001511793A JP2001511793A JP2003505125A JP 2003505125 A JP2003505125 A JP 2003505125A JP 2001511793 A JP2001511793 A JP 2001511793A JP 2001511793 A JP2001511793 A JP 2001511793A JP 2003505125 A JP2003505125 A JP 2003505125A
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deck
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seat
retainer
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ローリン ディー. ボッツ
トーマス ジェイ. ルーク
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サイコ インコーポレーテッド
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    • E04BUILDING
    • E04HBUILDINGS OR LIKE STRUCTURES FOR PARTICULAR PURPOSES; SWIMMING OR SPLASH BATHS OR POOLS; MASTS; FENCING; TENTS OR CANOPIES, IN GENERAL
    • E04H3/00Buildings or groups of buildings for public or similar purposes; Institutions, e.g. infirmaries or prisons
    • E04H3/10Buildings or groups of buildings for public or similar purposes; Institutions, e.g. infirmaries or prisons for meetings, entertainments, or sports
    • E04H3/12Tribunes, grandstands or terraces for spectators
    • E04H3/126Foldable, retractable or tiltable tribunes
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/12Theatre, auditorium, or similar chairs
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47CCHAIRS; SOFAS; BEDS
    • A47C1/00Chairs adapted for special purposes
    • A47C1/12Theatre, auditorium, or similar chairs
    • A47C1/126Theatre, auditorium, or similar chairs stowable in floor or wall

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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
  • Special Chairs (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 可搬式階段状座席システムは、デッキと支持フレームとを含む複数の階段状架台を含む。デッキおよびフレームはいくつかの異なる高さ水準を提供し、順次高くなる階段状に配置できる。可搬式の劇場型座席はデッキに設置することができ、劇場型座席を動かして床に固定できるように、フレームに設置可能なロックおよび支持体を含む。ロックは支持体およびリンケージを含み、該リンケージは自動的に床デッキ後部の後方に伸び、劇場型座席の取付用プレートがロックに挿入されたときに自動的にロックされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は可搬式階段状座席システムに関するものであり、より詳しくは、可搬
式の劇場型座席を支持デッキに固定するためのロック装置を有するシステムに関
する。
【0002】
【技術背景】
アリーナ、スタジアム、公会堂などの多用途会場施設は異なる座席配置を要す
る多種類のイベントに用いられる。このような施設は通常、恒久的に設置された
劇場型の座席を有しており、この座席は固定された背もたれと跳ね上げ式の座面
部、および肘掛けを有する。イベントの入場券価格が非常に高い場合、入場者に
最高の価値を提供する高品質の座席を備えることが望ましく、折り畳み椅子やベ
ンチのような座り心地の悪いものは望ましくない。
【0003】 これまで、可搬式の座席はベンチや折り畳み椅子のようなものしかなかった。
劇場型の座席は固定的設置に限られており、この場合、座席はスタジアムや公会
堂の階段状座席の各段の恒久的な垂直壁に取り付けられていた。可搬式座席が必
要とされる一般的な分野は、ホッケー試合、バスケットボール試合、およびコン
サートなどの多種類のイベントを行うことができるアリーナである。ホッケー用
に配置された大きなホッケーリンクの占める区域の一部は、他のイベントにおい
ては座席として用いられることがある。このような座席は、階段状架台上に、ま
た一般的にはステージやコートに近いところに置かれる。このような場所はステ
ージやコートに近いので、普通は希望者が多くて高い値段がつけられる。それに
もかかわらず使用できる座席は通常、ベンチや折り畳み椅子のようなものしかな
い。したがって購入者は高い代価を払ったのに座り心地が悪く、階段状配置でも
なかったり、見晴らしが悪かったりする席に座らされることがある。
【0004】 劇場型の座席は一般に後部の垂直面に装着するように設計されているので、可
搬式の座席を可搬式の階段型架台形式の床またはデッキに取り付けることは、設
計上の難問題である。通路により大きなスペースを割き、より小さなスペースに
より多くの座席を設置し、なおかつ観客の快適さを維持するために、劇場型の座
席は一般に折り畳み椅子の前脚のような、前方に伸びる支持体を有していない。
劇場型の座席を可搬式の床や階段状架台に支持することは、座席を固定する上で
スペース的な限界と障碍を生じさせる。可搬式の階段状架台にロック装置を設け
ることは困難である。なぜならばデッキの表面上に恒久的に付属物が突き出るこ
とによって可搬式床の有用性が低下するからである。これに加えて安全上の理由
から、座席は床の後部から落ちることがないように固定されなければならない。
これは標準的な折り畳み椅子の後脚において起こり得ることである。したがって
、座席は定位置にロックされなければならない。
【0005】 可搬式の床にロック機構を設けることは、床の後部に座席を固定する上で、い
くつかのスペース的な障害を生じさせる。可搬式床の一部の背後には、壁が立ち
上がっていることが多い。一般に、スペースを節約するために床を壁に近づける
と同時に、座席列の前側に通路を設けるために座席を各床デッキの後側に寄せる
ことが好ましい。しかしながらロック機構をデッキの後方に位置させることには
スペース上の制約がある。これに加えて、階段型配置においては各段を密着させ
て設置する必要がある。したがって、ある段の後ろ側と次の段の前側との間には
、通常は全く、あるいは殆どスペースがない。デッキの高さの差による開口部が
あるとは言え、その隙間は非常に限られているので、これもまたロック装置の設
計に制約を与える。
【0006】 他の問題は、このような座席および座席配置の可搬式設計から生じる。デッキ
および床は容易に移動したり、収納のために折り畳んだりすることができ、また
高さを調節できるようになっていなければならない。このようなシステムにおい
ては、床を他の目的に使用することができるように、ロック装置は床から完全に
取り外し可能であることが好ましい。ロックおよび固定は、観客が座席上で快適
に感じられるように、十分な安定性を提供しなければならない。ロック装置はま
た容易に挿入および取り外しができなくてはならない。さらに、接近性が制限さ
れるデッキの後方でロックさせる場合は、ロック装置は実質的に自己誘導性であ
り、また作動および取り外しが容易でなくてはならない。またロック装置は、座
席が定位置に来たときに自動的に床にロックし、座席が固定されて偶発的な解放
が不可能になるようになっていなければならない。
【0007】 ロックは通常、可搬式床に属するデッキまたはフレームの下側で行われること
から、階段状配置のスペース制限の下でロックを位置決めすることは困難である
。デッキの下面で係合するようにリテーナを位置決めすることは、遠隔で行わな
ければならないので困難である。これに加えて、一旦このような係合が達成され
た後、階段状配置のスペース制限の下で係合解除し、ロック装置を引き出して取
り外すこともまた設計上の難問題である。もしロック装置が取り外しの途中で引
っかかったならば、そこに近づいて問題を解決し、ロック装置を引き出して取り
外すことは困難であろう。
【0008】 このように、新しい改良された可搬式座席システムが要望されていることが理
解されよう。このシステムは、階段型配置において劇場型座席を支持するように
なっていなくてはならない。このシステムは、座席のみならずロックおよび支持
システムを、階段状の可搬式床から完全に取り外せるようになっていなくてはな
らない。このシステムは容易に作動して、座席の確実な取り付けと支持を提供し
なければならない。ロックおよび支持システムは階段状配置に伴うスペース制限
の下で容易に操作可能でなければならない。本発明は高品質の可搬式座席を提供
することに関連した、上記およびその他の問題を解決することを意図したもので
ある。
【0009】
【発明の開示】
本発明は可搬式座席および階段状架台システムに指向されたものであり、特に
脱着可能の劇場型座席を支持する階段状架台システムに指向されたものである。
可搬式座席は、恒久的な劇場型座席が使用できないが、高価な入場券に見合う快
適な座席が要求される場所において使用される。
【0010】 本発明のシステムは階段型配置を有し、隣接する可搬式床が順次高さが高くな
るような形状に置かれ、したがって前側の座席は後側の座席よりも低くなってい
る。可搬式床は好ましくは不使用時には収納用の形状に折り畳まれ、収納容積を
節約する。床はまた、支持フレームを有する床の間に架け渡される形状の架橋デ
ッキを支持する。架橋デッキはその両端でそれぞれ床によって支持される。架橋
デッキの下には骨組みが省略されるので、システムはより軽量小型になる。
【0011】 座席は劇場型座席を具備し、該座席は両側のフレーム部材と固定された背もた
れを有する。典型的な詰め物入りの座面部は、通路を通り易くするために使用位
置と跳ね上げ位置の間で回動する。座席は通常、後部の垂直壁に設置するように
設計され、前方へ延在ないし伸びる支持脚を要しない。後部の垂直壁に設置する
にあたっては、いくつかの設計上の障碍がある。可搬式床は水平のデッキを提供
するが、垂直の設置面を提供しない。さらに、床がデッキ面から上方へ延在する
垂直面を具備するならば、可搬式床の有用性が割り引かれる。そこで座席を床に
、床デッキの後縁部において脱着可能の形状に設置するための可搬式ロックシス
テムが用いられる。
【0012】 ロックシステムは劇場型座席から延在する取付用プレートまたはバーを受け入
れる垂直のスロットを形成するベースを含む。劇場型座席は単独の座席を連結し
て設置してもよく、また連結された複数の座席のユニットを設置してもよい。ロ
ックは好ましくは座席ユニットから後方へ延在するフレームの最外側の脚部にあ
る。
【0013】 ロックの第1の実施例は、床のデッキおよびフレームの後部かつ下部に延在す
るリンケージに設けられたリテーナを含む。リテーナ部材はフレームの底面の下
で留まり、ロックを可搬式床に固定する。リンケージはベースから前方へ延在す
るアクチュエータ(作動部材)を含み、該アクチュエータは中間リンクに連結し
、この中間リンクは下方へ延在してリテーナと連結される。アクチュエータは二
カ所の曲がりを含み、その後部は下方へ曲がっていて、デッキの後縁部の周りを
回動可能である。リテーナはまたカバーに対して回動可能に設置されており、該
カバーは上方に延在してベースの後部に回動可能に連結されている。ロックを後
方へ押し込むとロックはデッキの後縁部を僅かに越えて延在し、後部の小さな隙
間にはまりこむので、作業者はロックを作動させたり固定するために下方へ手を
伸ばす必要がない。リンケージの重量と形状とによって、リンケージが後方へ押
し込まれてベース後方の回動軸がデッキの後縁部を僅かに越えて伸びると、リテ
ーナ部材が下方へ伸びてフレームの下方に達し、フックが前方へ伸びてフレーム
前縁部の前方に達する。劇場型座席の取付プレートがベースのスロットに挿入さ
れると、アクチュエータ部材が下方へ押されてその後部が上方へ回動し、かくし
てリテーナへの連結リンクを持上げ、リテーナ部材を上方へ引き上げてフレーム
に固定させる。ロックは自動的であり、工具を要しない。
【0014】 ロックを解除するには、劇場型座席をベースから上方へ引き抜いて、ベースか
ら外すだけで良い。リンケージの重量によってリテーナはフレームを離れて下方
へ移動し、係合解除の位置に来るが、依然としてフレームの下方に延在している
。ロックを前方へ引き出すとリンケージは僅かに後方へ伸び、かくしてリンケー
ジのフック部はフレームの底部に引っかからなくなる。アクチュエータを下方へ
押し込むことによってフック部材が引き上げられ、かくしてフック部材は引っか
かることなくデッキの後縁部を越えて引き出される。このようにしてフレームや
デッキの縁部に引っかかることなく、工具を用いずして容易な挿入と取り外しが
可能になる。
【0015】 座席ロックの第2の実施例は、座席ロックの下のフレームに対してではなく、
隣接する高い方の床のデッキに対して係合する。第2のロックはベースと、この
ベースに対して垂直に摺動可能に取り付けられた第2の部材を含む。フックがベ
ースの後方から延在しており、ロックの後方の隣接する高い方の床デッキのフレ
ームまたは後部手すりの下方に延在しこれと係合するような形状になっている。
フックはベースの周りを回動し、第2の部材の上下動につれて上下動する。第2
の部材が持上げられると、フックは下降してフックのリップが隣接する床フレー
ムの下方に伸びる。第2の部材が降ろされるとフックは上方へ回動して、フレー
ムと係合する位置に来る。
【0016】 第2の座席ロックはまた第2の部材に設けられたストップ(停止部材)を含み
、このストップは係合時にベースと係合する。ストップは第2の部材が持上げら
れるのを防ぎ、したがってフックがフレームから係合解除されるのを防ぐ。第2
のロックは第2の部材を持上げるための作動用の工具を有する。この持上げ工具
は第2の部材の前部の切欠きと係合し、機械的な利点を利用して第2の部材を容
易に持上げ、これによってフックを下降させて、ロックをフレームの下方に押し
込んだり、引き出したりするのを可能にする。ベースは垂直方向に間隔を置いた
複数の取付穴を有する。フックは床デッキの蹴上げに対応するどれか一つの穴に
取り付けることができる。このような設計によって、異なる蹴上げに対応してフ
ックの間隔を調整することが可能になる。
【0017】 本発明を特徴づけるいろいろな新規な特徴および利点は、本明細書に付属し、
その一部をなす請求範囲に具体的に指摘されている。しかしながら本発明とその
利点、およびその使用によって得られる目的をより良く理解するには、発明の好
ましい実施例を図示説明する添付の図面および付属する説明を参照されたい。
【0018】 ここで図面を参照すると、類似の参照符号および数字はいくつかの図面を通じ
て対応する構造を示している。
【0019】
【発明の実施の形態】
ここで図面を参照すると、特に図1および図11に可搬式階段状座席システム
が全体的に符号20で示されている。システム20は高さの異なる可搬式床22
、24、26、および28を含み、これらは劇場型座席30を支持する階段状架
台システムを形成している。可搬式床22、24、26、および28と脱着可能
な座席30は可搬式システム20を形成し、これは劇場型座席30の階段型の列
を提供して見晴らしと座り心地を改善している。説明の便宜上、床22のみにつ
いて説明するが、高さの異なる床24、26、および28も同様の構造を有する
。床22は、骨組み52に支持された上面デッキ50を含んでおり、この骨組み
は当業界でよく知られているように収納のために折り畳むことができる。収納状
態においては、脚54は折り畳み式の骨組みによって作動されてデッキ50の下
面に折り畳まれる。高さの異なる床22、24、26、および28は図9におい
て架橋デッキについて示されているように、連結部材64および66によって隣
接する床に固定することができる。
【0020】 システム20は融通性があり、いろいろな幅およびいろいろな列数に対応して
変更することができる。代表的な配置が図10に示されている。床、すなわち折
り畳み式階段状架台の間に一つ置きに、架橋デッキが支持されている。各座席へ
の接近を容易にするために、座席は通路を開けて配列される。
【0021】 ここで図2を参照すると、階段状座席システム20はまた架橋デッキ60を含
み、これはフレーム62に支持されて広幅の階段状架台をなしている。架橋デッ
キ60の両端は独立の床22に密着関係に取り付けられており、これにより、延
長された床面が形成されている。図9を参照すると、デッキ60は連結部材64
および66によって固定されている。このような配置にすれば、それぞれの架橋
デッキ60の下部に脚54を要することなく、延長された床面を形成することが
できる。このシステムは費用を節約し、より軽量で扱いやすく、収納スペースが
より少なくて済む。
【0022】 再度図1および図2を参照すれば、劇場型座席30は通常、いくつかの座席を
つなげて一つのユニットとして床に設置される。スタジアムやアリーナでは、永
久的な劇場型座席が劇場型座席の背後の垂直の壁に取り付けられることが多い。
座席ユニットはフレーム32を含み、該フレームが詰め物入りであってもよい跳
ね上げ式の座面34と背もたれ36を支持している。肘掛け38が座面34およ
び背もたれ36の両側に延在しており、これは隣接する座席と共用であってもよ
い。座面34は通常、ばねの力がかかっているか、または重量によって僅かに上
方に傾いており、使用位置にするには押し下げて回動軸の周りで回転させなけれ
ばならない。座面34は通常、使用者の重量によって使用位置に保持される。脚
42はフレーム32から下方かつ後方に伸びており、取付用バーまたは取付用プ
レートを有している。これらは垂直に伸びていて、後述するように第1の実施例
においては自動的にロックを作動させる。
【0023】 図8に示されるように、取付用プレート44は位置決め具またはリテーナを含
んでもよい。例えば球状の移動止め46が座席支持体に形成された凹部48と係
合して、取付用プレート44を低い位置、または高い位置に保持する。劇場型座
席30を一般的に説明したが、他の形状もまた本発明の原理内で可能である。
【0024】 図1および図3−7を参照すれば、座席ロック100の第1の実施例は座席3
0を支持してこれを床22に設置するように設計されている。ロック100は座
席の脚42に、あるいは摺動式アクチュエータまたは別個のアクチュエータを有
する取付用バーに永久的に取り付けられていてもよい。ロック100はベース1
02と座席支持体104とを含み、該支持体は取付用プレート44を受け入れる
スロット106を形成している。取付用プレートはロック100を作動させて、
床22に対して自動的に固定させる。好ましい実施例においては座席支持体10
4は座席支持体104のスロット106の側面に形成された複数の凹部または孔
48を有し、これは移動止め46と係合して取付用プレート44を特定の高さに
保持する。一般的に符号108で示されるリンケージが作動すると床22の後縁
部のフレーム52へのロックが起こる。
【0025】 ロック100のリンケージ108はアクチュエータ部材110を含み、該部材
の第1の部分112はロック100の前方から手が届き、容易に掴んで作動させ
ることができるような角度で上方へ延在ないし伸びている。第1の部分112は
中間部分114につながっており、これは後方へ伸びて第3の部分116につな
がっている。第3の部分116は回動軸150に中間リンク120の位置で蝶番
式に結合されている。中間リンク120はわずかな曲がりを有し、デッキ50お
よびフレーム52の後方で下方へ伸びて、第2の回動軸152でリテーナ140
に蝶番式に結合されている。リテーナ140はリップ部分142を有し、床フレ
ーム52の下部を受け入れるのに適した形状の受入部を形成している。リテーナ
140は第3の回動軸154でカバー部材130にも結合されている。カバー部
材130はカーブした係合面132を有し、該係合面はロックがロック位置に来
たり、解除のために作動されたりするときに自動的にロックおよびロック解除が
行われるように、リンケージの位置取りを助け、かつ保持するような形状になっ
ている。上端部において直角の部分134が前方に伸びており、これはベース1
02の後部に蝶番式に連結される第4の回動軸156を含んでいる。
【0026】 階段状座席システム20を組み立てるには、階段状の床22、24、26、お
よび28の折り畳みを開いて立ち上げ、図1に示されるように順次高くなるよう
に配列する。座席に対する要求に応じて、図2に示されるように架橋デッキ60
が加えられてもよい。二つの床22と架橋デッキ60だけが示されているが、図
10に示されるように追加の架橋デッキ60および床22を加えて、拡大延長さ
れた階段状座席システムを形成してもよい。隣接する床22、24、26、およ
び28を互いに結合して、階段状架台ユニットを形成してもよい。床が立ち上げ
られたならば、各床にロック100を置き、座席30の取付用プレート44を受
け入れるような間隔に並べる。ロック100が脚42の一部として、あるいは取
付用バー160上に、永久的に取り付けられている場合は、座席ユニット30を
並べて取り付けられたロック100が図4の状態にあるようにする。座席30は
複数の座席を有する座席ユニットとして配列されてもよく、この場合は各々の座
席ユニットが2個の座席ロック100を有する。ロック100を並べるときは、
図4に示されるような状態に、ベースをデッキ50の上に置く。この位置に置か
れた後、ロック100は、リンケージ108が下方に伸びる位置まで後方へ押し
込まれる。ここで、リンケージ108は下方へ伸びて、リテーナ要素140は図
5に示されるような位置に、おのずから整合する。再び図4を参照すれば、ロッ
ク100はリンケージが後方へ伸びるように置かれており、アクチュエータ11
0は自重によってその前部が持ち上がるような位置にある。中間リンク120は
リテーナ140のリップ142を押し下げている。
【0027】 ロック100が後方へ押し込まれて図5に示される位置に来ると、中間リンク
120とカバー130は下方かつ僅かに後方へ伸びる。中間リンク120と係合
面132の曲がりによって、リンケージ108を働かせるのに、デッキ50と次
の床24の垂直壁との間には2インチをわずかに越える隙間が必要であるに過ぎ
ない。リンケージ108の重量と形状とによって、リンケージが十分に後方へ押
し込まれたとき、リテーナ140は下方へ伸び、そのリップはフレーム52の前
縁部を越えて突出する。第1の回動軸150は床デッキ50の後方に位置するの
で、アクチュエータ110はその第3の部分116でデッキ50の後縁部に係止
する。これによってアクチュエータ110は上方へ伸び、その中間部分114は
ロックベース102から離れている。
【0028】 図5に示される位置にあるときに、ロック100は座席30の取付用プレート
44を受け入れて、座席を自動的にフレーム52に固定することができる。図6
に示されるように、取付用プレート44がスロット106中で下降すると、プレ
ート44はアクチュエータ110の上面と係合し、プレート44の下端部はスロ
ット106の下端部に係止する。この動きはアクチュエータリンク110をデッ
キ50の後縁部の周りで回動させ、これによって第1の回動軸150が引き上げ
られる。引き上げられた回動軸150は中間リンク120を上方へ引っ張り、こ
れによって第2の回動軸152が上方へ引っ張られてリテーナ140を引き上げ
、その結果リップ142がフレーム部材52をかわしてその前側に伸び、かくし
てロックが床22と係合する。図6に示されるように、この位置ではリンケージ
108はロックされた位置に固定されて、ロック100を取り外すことは不可能
である。座席30は座席使用者と座席の重心がロックベース102の前側にある
ような位置にある。しかしながらロック100が後部で固定されているので、前
向きのトルクはリテーナ140がフレーム52に固定されたリンケージ108に
よって打ち消される。座席30とロック100の係合は簡単に達成される。なぜ
ならば取付用プレート44をスロット106中に下向きに挿入して、アクチュエ
ータ110の上面と係合させるだけで自動的に係合が起こるので、工具を必要と
しないからである。
【0029】 座席30とロック100とを取り外すときは、座席30を直接上方へ引っ張っ
て取付用プレート44をスロット106から外すことによって、座席ユニット3
0が容易にロックから引き抜かれる。タブ46がアクチュエータ110の上面を
係合解除すると、ロック100とリンケージ108は自重によって図5の位置に
戻る。この位置において、リテーナ140はフレーム部材52の前面から係合解
除される。ロック100全体を単に前方へ引っ張ることによって、リンケージ1
08は係合面132でデッキ50の上面後部の隅角上を回動し、カバーの係合面
132がカバー130の底部およびリテーナ140を上方かつ後方へ移動させる
。しかしながらリップ142が下方へ伸びているので、ロックを前方へ引き出し
続けるとリップ142がデッキ50の後部に引っかかる。この引っかかりを避け
るには、リテーナ140がフレーム52の後方で部分的に持上げられたときにア
クチュエータ110を前方へ引くと、中間リンク120がリテーナ140の前部
を前方かつ上方へ引き上げる。これによってリップ142は図7に示されるよう
に係合面132の後方で上方へ伸びるので、ロック100をさらに前方へ移動さ
せるとリンケージ108は係合面132上に重なる一方、リテーナ140は引き
上げられてカバー130と係合しているので、デッキ50の後縁部をかわすこと
ができる。
【0030】 ロック100は単に前方へ引き出すか、引き上げればよい。ロック100は数
秒で座席30を受け入れる位置に置くことができ、同様に数秒で、工具を用いる
ことなく床22の後部から引き出すことができる。ロック100は階段状架台シ
ステムのデッキ50間の蹴上げがいろいろに異なっても、同じようにデッキに取
り付け可能である。つけ加えれば、立ち上がった床を配置することによって通常
、壁、または床の後部に隣接して置かれる次の床が、デッキ50の上方に伸びる
ことになる。これによって接近性が失なわれ、作業者が床の後部で手を下に伸ば
して、なんらかの形式の固定装置に手を届かせることが不可能となる可能性があ
る。しかしながら、本発明においてはこのような接近は不要である。本発明にお
いては作業者は完全に露出して容易に手が届くアクチュエータ110の前部を掴
むことによってリンケージを操作することができる。さらに、ロック100の係
合は座席30をロック100に挿入することによって自動的に行われる。またロ
ック100は後方の隙間をほとんど必要とせず、非常に狭いスペースでの操作に
対応している。
【0031】 さて図11を参照すると、階段状座席システム20が示されており、座席30
はロック200の第2の実施例に取り付けられている。ロック200はロック1
00と類似しており、座席30の前方のデッキ50上にロックされて座席30を
支持する。しかしながらロック200は座席30の下方のデッキ50のフレーム
52にロックされるのではなく、座席30のすぐ後ろのデッキ50のフレーム5
2にロックされる。図1と図11を比較されたい。ロック200は後方でロック
されるので、図22に示されるように、最高段のデッキ28の最後列の座席30
をロックさせるために、安全手すり170がフレーム部材を含む。このような階
段状架台は通常、警備および安全上の理由から安全手すり170を含んでいる。
したがってロック200に対応するための追加の改造や費用は生じない。
【0032】 ここで図12を参照すると、ロック200はベース202を含み、該ベースは
床デッキ50の後部に係止していると同時に次の床デッキ50に押し付けられ、
隣接する高い方のデッキ50のフレーム52と係合している。ベース202は上
方かつ後方に向かってわずかに折曲された(角度が付けられた)、前方に延在す
る低い部分と、後部の高くなった部分を有する。滑り止め表面を有することが多
い床デッキ50の表面で滑りを良くするために、ベース202の下面に低摩擦パ
ッド250が設けられてもよい。フック部材204がベース202の後部から伸
びており、これは蝶番または回動軸212の周りを回動可能に、ベースに取り付
けられている。後述するように、フック204の垂直方向の位置は床のデッキ5
0間の異なる蹴上げに対応して調整可能である。第2の可動リンク206がベー
ス202に摺動可能に取り付けられており、図12に示される下降位置と、図1
4および図15に示される上昇位置の間を移動する。第2の部材206を持上げ
、フック204の上部の曲がりのついた面をベース202から離れる方向に回動
させることによってフックを作動させるために、工具300が用いられる。図1
2、13、および20に示されるように、第2の部材206はストップ208に
よって定位置にロックされる。ストップ208は第2の部材206に取り付けら
れた回動軸242の周りを回動し、またL型の部分240を含み、これは下方に
伸びてリテーナ246に達する。リテーナ246は下方に伸びて、ストップとし
て働くボルトまたはその他の突起244と係合する。後述するように、ストップ
208は持上げ工具300によって作動されない限り重力によって係合位置に来
るように重量を持たせてある。
【0033】 図14および15を参照すれば、第2の摺動可能に設けられた部材206はリ
ップ238を有する切欠き210を含み、持上げ工具300の係合ロッド312
を受け入れるようになっている。第2の部材206はベース202に対して垂直
に移動するためのスロット230を含み、ボルトまたはネジ232上を滑りなが
ら上昇位置と下降位置の間で摺動する。第2のリンク206の後部で下部係合面
236がフック204と関わっており、これを作動させて係合位置および係合解
除位置をとらせる。後述するように、下部係合面236は異なる蹴上げ高さに対
する異なる垂直フック取り付け高さに対応するために、スペーサブロック248
にあってもよい。フック204は第2の部材206の面236と関わる上部係合
面216を含む。フック204はフレーム部材52を受け入れる溝220を形成
するリップ218を含む。
【0034】 さて図21を参照すると、持上げ工具300はフレームの立っている部分の頂
部に実質的に水平に伸びるハンドル302を含む。クロスメンバー308が補強
を与える。持上げ工具300は回動軸部分304を含み、これは車輪310を取
り付ける車軸として働いてもよい。係合ロッド312は実質的に水平に伸びてお
り、ロック200の第2の実施例の切欠き210にはまり込むような形状になっ
ている。係合ロッド312は二つの劇場型座席を含む座席ユニットのための、間
隔を置いて離れた二つのロック200に対して同時に係合できるような幅に伸び
ており、一人の作業者がロックの挿入および取り外しを行うことができる。
【0035】 さて図20を参照すれば、座席30は単独の座席として、あるいは二席または
それ以上のユニットとして取り付けられてよく、取付用バー160を有し、該バ
ーは通常、ロック200の第2の実施例のベース202に設けられる。バー16
0はまた座席ロック100の第1の実施例の取付用プレート44を受け入れるの
に用いられてもよい。取付用バー160は劇場型座席30の脚42を受け入れる
。劇場型座席の製造者はそれぞれ異なった設置方法を提供するかもしれないこと
は理解されるであろう。取付用バー160は種々の設置方法に適応することがで
きる。例えばバーにUボルトを受け入れさせてもよく、脚部をバー160の面に
直接ボルト止めしてもよく、またバー160の上面からはめこんでもよい。取付
用バー160は両端まで伸びて隣接する取付用バーに係合するような形状になっ
ていてもよく、このようにして図10に示されるように座席30が所定の間隔に
保持される。
【0036】 ここで図16−19を参照すれば、本発明はデッキ50間の異なる蹴上げに適
応するようになっている。座席システム20を必要とするアリーナの形状に応じ
て、いろいろなサイトラインが得られるいろいろな蹴上げが要求される。代表的
な蹴上げは5インチ、6インチ、7インチ、及び8インチ蹴上げである。これら
は図16−19にそれぞれ図示されている。本発明の実施例100および200
はいずれも異なる高さに適応できるようになっている。ロック100の第1の実
施例においては、蹴上げが変わってもリンケージ108を形状変更する必要がな
い。なぜならば床デッキ50およびベース102から下方のフレーム部材52ま
での距離は一定に保たれるからである。フレーム52から隣接する低い方のデッ
キ50までの間隔はロック100の形状に影響しない。
【0037】 図16−19に図示される第2の実施例200においては、座席30を受け入
れるデッキと、座席30の背後の隣接する高い方のデッキとの蹴上げが変化する
ときは、フック204の位置はこの高さの変化に対応することができなくてはな
らない。このような変更を可能にするために、ベース202の後部の取付穴21
4は垂直方向の間隔を置いてある。孔214は標準的な蹴上げに対応する増加幅
を置いて垂直方向に並んでいる。回動軸212を移動させることによってフック
204の位置は垂直方向に移動する。すなわち、図16に示されるように、蹴上
げAに対してフック204は最も低い取付穴214に取り付けられている。図1
7においては6インチの蹴上げBに対応して孔は中間の孔214に移されている
。図18に示される7インチの蹴上げC、または図19に示される8インチの蹴
上げDに対しては、回動軸212は最上部の取付穴214に移されなければなら
ない。これに加えて8インチ蹴上げに対してはフック204にスペーサ部材22
2が、ボルトまたはその他の締結具223で取り付けられている。スペーサ部材
222はフレーム部材52を受け入れるために、フック204と類似の形状のリ
ップおよび溝を有している。
【0038】 フック204の位置に加えて係合面236も、フック頂部表面216と係合す
るように保持される必要がある。図14および15に示されるように、ロック2
00が下部の二つの孔214のいずれかに対応する5インチまたは6インチの蹴
上げに対してセットされる場合は、係合面はスペーサブロック248の下方に位
置しなければならない。これらの低い蹴上げにおいては、フック204の表面2
16と係合させるために、スペーサブロック248を入れることによって係合面
236を下方へ移動させなければならない。図14及び15に示されるように、
孔214の標準の間隔に対応する1インチまたはその他の高さのブロックが挿入
される。床20が図16に示される構成に対応する最低の蹴上げで設計される場
合は、最上部と最下部の取付穴214間の距離に相当するより高いスペーサ24
8、多くは2インチのスペーサが挿入される。
【0039】 床20が図18に示されるようなより大きな蹴上げで組まれる場合は、係合面
236は摺動部材206の後部底面にあるので、スペーサ部材は必要ではない。
最大の蹴上げにおいては、フック204がスペーサ222で修正されているので
、フック204と摺動部材206の相対的な位置関係は、図18および19で示
されるように7インチ蹴上げの場合と同様である。したがって7インチ蹴上げと
8インチ蹴上げの間の変化に対応するために摺動部材206を変更する必要はな
い。1インチ飛びの場合について説明したが、異なるスペーサ248および/ま
たは異なる取付穴214間の異なる間隔を用いれば他の増加幅を用いることもで
きることは自明である。
【0040】 さて図22を参照すれば、座席システム20の側部および後部に伸びる座席安
全手すり170の好ましい設置方法が示されている。セットスクリュー172が
、床に設けられた外部チューブ178に取り付けられた取付用プレート176上
の内ねじスリーブ174にねじ込まれており、さらに手すり170の取付用脚1
80のプレート184の孔182にもセットスクリューがねじ込まれており、か
くして手すり170が外れるのを防いでいる。セットスクリューまたはボルト1
72は取付用脚180と外部チューブの間のロックとして働いているので、セッ
トスクリューまたはボルト172を外さない限り手すり170を上方へ引き抜く
ことはできない。
【0041】 ロック200を挿入して係合させるには、図15に示されるように、工具30
0をベース202上に置き、回動軸部分304がベース202の上面にある状態
で係合ロッド312を切り欠き210と係合させる。切り欠き210中に挿入さ
れたロッド312はストップ208を押して突起244との係合を解除させる。
この動きによって第2の部材206が持上げ可能になる。次いで工具300を回
動させると係合ロッド312と第2の部材206が持上げられる。持上げられた
第2の部材206はフック204を下方へ回動させる。フック204が下がった
ならば、工具300を回動させて第2の部材206を持上げたまま、ロック20
0を後方へ押し込む。図14に示されるように、フック204はフレーム52の
下を通過することができ、リップ218がフレーム52の後方に来る。フック2
04が定位置にきたならば係合ロッド312を下ろし、これによって第2の部材
を下げ、フック204を上方へ回動させてフレーム52と係合させる。工具30
0を第2の部材206から係合解除させると、図13に示されるように、フレー
ム52の底部は溝220中に伸び、フック218はフレームの後方に伸びて、ロ
ック200が引き出されるのを防止する。工具300を取り外すと、図12に示
されるようにロック200は座席30を安定に保持し、座席が前方に回動して倒
れるのを防止する。
【0042】 ロック200を取り外すには係合ロッド312を切り欠き210に挿入し、回
動して第2の部材206を持上げる。図14に示されるように、この動きはフッ
ク204を下方へ回動させ、これによってリップ218はフレーム52の底部よ
り低くなる。次いで図15に示されるように、第2の部材206が持上げられ、
フック204が下がっている状態でロック200を前方へ引き出す。ロック20
0が移動してフック204がフレーム52の前方に来たならば係合ロッド312
を下げる。ロック200は係合解除され、座席30とロック200をシステム2
0から取り外すことができる。
【0043】 上述の説明において本発明の特徴および利点を、本発明の詳細な構造および機
能と併せて説明したが、開示は説明的なものに過ぎず、特に部品の形状、寸法、
および配置は本発明の原理の範囲にある限り全面的に変更可能であり、その範囲
は添付した請求範囲を表現する用語の広範かつ一般的な意味によって示される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理に基づく可搬式階段状座席システムの端面図である。
【図2】 図1の階段状座席システムの正面図である。
【図3】 劇場型座席を図1に示されるシステムの可搬式床に設置するためのロック装置
の後面図である。
【図4】 図3に示されるロック装置が床の上面で取り付け前の状態にあるところを示す
側面図である。
【図5】 図3に示されるロック装置が取り付け中の位置にあり、リテーナ部材が床フレ
ームに整合しているところを示す側面図である。
【図6】 図3に示されるロック装置がロック位置にあり、床に取り付けられて劇場型座
席を支持しているところを示す側面図である。
【図7】 図3に示されるロック装置がロック装置を取り外すための解除位置にあるとこ
ろを示す側面図である。
【図8】 座席設置用プレートの立面図である。
【図9】 隣接する床に支持された架橋デッキの詳細図である。
【図10】 本発明の原理に基づく代表的な階段状座席配置の上面図である。
【図11】 本発明の原理に基づく階段状座席および座席ロック装置の第2の実施例の側面
図である。
【図12】 本発明の原理に基づく座席ロック装置の第2の実施例の側面図であり、持上げ
工具が外されてロック装置が床と係合している。
【図13】 図12に示される座席ロック装置の側面図であり、持上げ工具が降ろされてロ
ック装置が床と係合している。
【図14】 図12に示される座席ロック装置の一部を除去した側面図であり、持上げ工具
が作動してロック装置が床と係合およびロックしようとする位置にある。
【図15】 図12に示される座席ロック装置の一部を除去した側面図であり、ロック装置
を床と係合させる前に挿入のために持上げ工具を作動させている。
【図16】 図12に示される座席ロック装置の側面図であり、床デッキ間の第1の蹴上げ
を有する階段状架台に対して調整されている。
【図17】 図12に示される座席ロック装置の側面図であり、第1の蹴上げより大きい床
デッキ間の第2の蹴上げを有する階段状架台に対して調整されている。
【図18】 図12に示される座席ロック装置の側面図であり、第2の蹴上げより大きい床
デッキ間の第3の蹴上げを有する階段状架台に対して調整されている。
【図19】 図12に示される座席ロック装置の側面図であり、第3の蹴上げより大きい床
デッキ間の第4の蹴上げを有する階段状架台に対して調整されている。
【図20】 図11に示される劇場型座席のための座席設置用バーの上面図である。
【図21】 図12に示される座席ロック装置のための持上げ工具の斜視図である。
【図22】 図10に示される階段状座席配置のための安全手すり台座の、一部を除去した
斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第19条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成12年12月5日(2000.12.5)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項16】 階段状構造に座席をロックする方法であって、階段状構造
はデッキおよびデッキの上方かつ後部のフレーム部材を有し、前記方法は、 座席を係合するのに適合したロックを備えるステップを有してなり、該ロック
はベースと、ロックの後部に回動可能に設けられたフックと、ベース上で実質的
に垂直に摺動してフックと係合するリンクとを有し、 第2の部材の一部の下方に挿入するのに適合した持上げロッドを有する持上げ
工具を提供するステップを有してなり、 ロックをフレーム部材の前方のデッキ上に置くステップを有してなり、 持上げ工具をリンクの一部の下方に挿入するステップを有してなり、 持上げ工具を回動させて持上げロッドとリンクを持上げ、これによってフック
を下降させるステップを有してなり、 フックがフレーム部材の下方に伸びるまでロックを後方へ摺動させるステップ
を有してなり、 持上げ工具を回動させて持上げロッドとリンクを下降させ、これによってフッ
クを持上げてフレーム部材と係合させるステップを有してなる、方法。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年9月17日(2001.9.17)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU, ZA,ZW Fターム(参考) 3B084 JC00 3B099 FA04 FA07 FA10

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平のデッキ部分を支持するフレームを含む支持構造と、 下部後部部分に支持手段を有する可搬式の劇場型座席と、 支持構造に取り付けられフレームに上から下部を締め付ける脱着可能の台座と
    を備え、該台座は支持手段に対して脱着可能に取り付けられるものである、可搬
    式座席装置。
  2. 【請求項2】 台座は、劇場型座席の支持手段の相補部分を受け入れるよう
    に形作られたハウジングを含む、請求項1記載の可搬式座席装置。
  3. 【請求項3】 台座は、係合部を遠隔に作動させるアクチュエータリンケー
    ジを含む、請求項1記載の可搬式座席装置。
  4. 【請求項4】 アクチュエータはハンドル部を含む、請求項3記載の可搬式
    座席装置。
  5. 【請求項5】 台座は、フレームの下側と係合するリテーナを含む、請求項
    1記載の可搬式座席装置。
  6. 【請求項6】 物体をデッキに支持するためのロック装置であって、デッキ
    はデッキの下にフレームを有し、ロック装置は、 固定すべき物体と合致するのに適合した脱着可能の受入部と、 フレームと係合して受入部をデッキに固定するのに適合したリテーナ部材と、 フック部材に取り付けられており、フック部材を動かして係合位置に入れたり
    、係合位置から外したりするリンケージと、 リンケージを作動させるアクチュエータハンドルと、を有するロック装置。
  7. 【請求項7】 受入部は、相補部材を受け入れるのに適合したスロットを画
    定する、請求項6記載のロック装置。
  8. 【請求項8】 挿入された相補部材がハンドルに係合してリテーナ部材をロ
    ックし、受入部をデッキにロックして物体を支持する、請求項7記載のロック装
    置。
  9. 【請求項9】 相補部材はプレートからなる、請求項8記載のロック装置。
  10. 【請求項10】 フレームの外縁部にロックするためのロック装置であって
    、 フレーム上の第1の表面に設けられたベースと、 ベースに回動可能に設けられて、フレームの外縁部を越えて延在するカバーと
    、 カバーに回動可能に設けられてフレームの下側と係合するリテーナと、 リテーナに回動可能に設けられた第1のリンクと、 第1のリンクに回動可能に設けられて、第1の表面の上方に延在するアクチュ
    エータと、を有するロック装置。
  11. 【請求項11】 カバーがフレームの外縁部を越えて下方に延在するように
    ベースが位置している、請求項10記載のロック装置。
  12. 【請求項12】 リテーナは、フレームの下方に延在するような位置および
    形状とされるている、請求項11記載のロック装置。
  13. 【請求項13】 リテーナは、フレームの内縁部の近傍で上方へ延在するフ
    ィンガー部を含む、請求項12記載のロック装置。
  14. 【請求項14】 アクチュエータは、折曲された第1の端部を有し、該端部
    は第1のリンクに向かって下方へ伸びる、請求項10記載のロック装置。
  15. 【請求項15】 アクチュエータは、上方へ延在する折曲された第2の端部
    を含む、請求項14記載のロック装置。
  16. 【請求項16】 アクチュエータは、ベース中に形成された経路を通って延
    在する、請求項10記載のロック装置。
  17. 【請求項17】 第1の部材をフレームを有するデッキに対してロックする
    ための支持装置であって、 受入部を含む支持体ハウジングと、 第1の部材に設けられて、受入部と係合して受入部に支持される相補部材と、 フレームの下側と係合するのに適合し、かつフレームに対してロックするのに
    適合したリテーナと、 リテーナに連結され、リテーナを作動させてフレームの下側と係合させるリン
    ケージとを有し、 付属部材が受入部に挿入されたときにリンケージと係合してリンケージを自動
    的に作動させ、 スロットがリンケージの上方に位置し、スロットに挿入された付属部材がアク
    チュエータと係合し、アクチュエータの第1の端部を引き上げ、これにより第1
    のリンクおよびリテーナを引き上げる、支持装置。
  18. 【請求項18】 複数の高さを有して順次高くなるように配列される、デッ
    キと支持フレームからなる複数の階段状架台床と、 複数の可搬式の劇場型座席と、 フレームに装着可能で、劇場型座席を階段状架台床に脱着可能に支持する複数
    のロックと、を有する可搬式の階段状座席システム。
  19. 【請求項19】 さらに架橋デッキを有し、該デッキは両端で同じ高さの階
    段状架台床に支持されて延長された床面を形成する、請求項18記載の階段状座
    席システム。
  20. 【請求項20】 さらに階段状架台床を互いに結合する手段を有する、請求
    項18記載の階段状座席システム。
  21. 【請求項21】 ロックは支持フレームの下側に脱着可能に係合する、請求
    項18記載の階段状座席システム。
  22. 【請求項22】 座席をロックに係合させたときにロックは自動的に床に固
    定される、請求項18記載の階段状座席システム。
  23. 【請求項23】 デッキの後部にフレーム部材を有するデッキシステムに座
    席脚部をロックするためのロックシステムであって、 座席脚部を支持するように形作られたベース部材と、 ベース部材に垂直に摺動可能に取り付けられ、後部に係合部を有する第2の部
    材と、 ベース部材の後部に回動可能に取り付けられ、第2の部材の係合部と係合する
    相補部分を有するリテーナ部材と、 を有し、第2の部材を下降させるとリテーナ部材が上方へ回動され、第2の部材
    を上昇させるとリテーナ部材が下方へ回動される、ロックシステム。
  24. 【請求項24】 ロックはさらに、第2の部材をベースに対して上昇させる
    ための作動工具を有する、請求項23記載のロックシステム。
  25. 【請求項25】 リテーナ部材は、溝を画定するフック部を有する、請求項
    23記載のロックシステム。
  26. 【請求項26】 ベース部材が複数の取り付け位置を画定し、リテーナはベ
    ース部材に対して複数の異なる高さに取り付け可能である、請求項23記載のロ
    ックシステム。
  27. 【請求項27】 第2の部材は、第2の部材とリテーナ部材との間隔を保つ
    ための脱着可能のスペーサを有する、請求項26記載のロックシステム。
  28. 【請求項28】 第2の部材は、作動工具を受け入れるための切り欠きを画
    定する、請求項24記載のロックシステム。
  29. 【請求項29】 階段状構造に座席をロックする方法であって、階段状構造
    はデッキおよびデッキの上方かつ後部のフレーム部材を有し、前記方法は、 座席と係合するのに適合したロックを提供するステップを有してなり、該ロッ
    クは、ベースと、ロックの後部に回動可能に設けられたフックと、ベース上で実
    質的に垂直に摺動してフックと係合するリンクとを有し、 第2の部材の一部の下方に挿入するのに適合した持上げロッドを有する持上げ
    工具を備えるステップを有してなり、 ロックをフレーム部材の前方のデッキ上に置くステップを有してなり、 持上げ工具をリンクの一部の下方に挿入するステップを有してなり、 持上げ工具を回動させて持上げロッドとリンクを持上げ、これによってフック
    を下降させるステップを有してなり、 ロックがフレーム部材の下方に伸びるまでロックを後方へ押し込むステップを
    有してなり、 持上げ工具を回動させて持上げロッドとリンクを下降させ、これによってフッ
    クを持上げてフレーム部材と係合させるステップを有してなる、方法。
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